JP6438608B1 - マンホール柵 - Google Patents

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Abstract

【目的】簡易・迅速に組み立て可能なマンホール柵を提供すること。
【構成】請求項1に記載のマンホール柵は、方形のフレームを連結して形成されるマンホール用柵において、連結される一方フレームは軸体及び孔部を備え、他方フレームは前記軸体を嵌入可能な孔部及び前記孔部に嵌入可能な軸体を備え、これら一方フレームの軸体と他方フレームの軸体の長さを異なるものと構成した。請求項2に記載のマンホール柵は、方形のフレームを連結して形成されるマンホール用柵において、連結される一方フレームは長さの異なる複数の軸体を備え、他方フレームは前記軸体を嵌入可能な複数の孔部を備えて構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マンホール柵に関するものであり、より詳しくはマンホールの周囲に設置して作業員や通行人の転落を防止するために用いられるマンホール柵に関する。
建築物の地下受水槽や地中埋設管等へ作業者が出入りするための立坑であるマンホールには、その内周に作業員が昇降するための多数のタラップが取り付けられると共に、地上開口部には金属製のマンホール蓋が嵌脱可能に嵌め込まれている。
この種のマンホールは、作業者が出入りする際のみならず、内部での作業中にもマンホール蓋を外して開放したままの状態を維持することが多い。
ところが、通常マンホールは路面等に設けられているため、その上を第三者が通行する場合もあり、マンホール蓋を開放したままでは、歩行者が過って墜落したり、資材等を過って落下させてしまう恐れがある。
したがって従来は、このような危険を回避するため、マンホール蓋を取り外してマンホールを開放する際には、その地上開口部の周囲に墜落防止用の柵を仮設している。
特許文献1には、本体下部に突出した係止脚をマンホール開口部内に挿入してマンホールの周囲を覆った状態に固定した、マンホール用安全柵が開示されている。
実開平6−63648号公報
従来の一般的な墜落防止柵は、方形の金属製フレームに金網や適宜の注意表示を施した表示板を固定し、これを4組用意して相互間を適宜のブラケットで連結し、マンホールの開口部を囲むように立設されている。
ところが、かかる従来の防止柵の設置・組立作業は手間である。そこで本発明は簡易・迅速に組み立て可能なマンホール柵を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本考案の構成は以下の通りである。
(1) 請求項1に記載のマンホール柵は、方形のフレームを連結して形成されるマンホール用柵において、連結される一方フレームは軸体及び孔部を備え、他方フレームは前記軸体を嵌入可能な孔部及び前記孔部に嵌入可能な軸体を備え、これら一方フレームの軸体と他方フレームの軸体の長さを異なるものと構成した。
(2) 請求項2に記載のマンホール柵は、方形のフレームを連結して形成されるマンホール用柵において、連結される一方フレームは長さの異なる複数の軸体を備え、他方フレームは前記軸体を嵌入可能な複数の孔部を備えて構成した。
(3) 請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のマンホール柵において、フレームの下部に揺動可能な幅木を取り付け構成した。
(4) 請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3いずれかに記載のマンホール柵において、上部において略水平方向に延設された腕材を備えたポールを、フレームに取り付け構成した。
(5) 請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求4いずれかに記載のマンホール柵において、フレーム間にわたって枠材を掛け渡して、送風機支持枠を構成した。
(6) 請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5いずれかに記載のマンホール柵において、フレーム下端にアジャスターを取り付け構成した。
(7) 請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6いずれかに記載のマンホール柵において、フレームの下部に網体を取り付け構成した。
(8) 請求項8に記載の発明は、請求項1乃至請求項6いずれかに記載のマンホール柵において、フレームの下部に複数の通気孔を備えた樹脂板を取り付け構成した。
上記のように構成される本発明が、如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら概説する。なお、各図におけるUとは上方を、Dは下方を、Rは右方向を、Lは左方向を意味するものである。
図15は請求項1に記載の発明の、フレーム同士を連結する過程を示す説明図である。一方フレーム10の軸体11は、他方フレーム20の軸体21よりも図中上下方向長さが短く形成してある。また、フレーム10を構成するパイプ体12は内部が空洞であり。この空洞部が孔部となるものである。同じく、フレーム20を構成するパイプ体22は内部が空洞であり、この空洞部が孔部となるものである。
具体的な連結・組立工程は、まず図15Aに示すようにフレーム10とフレーム20を近づける。次いで図15Bに示すようにフレーム10を持ち上げ、軸体11をパイプ体22の上方に、パイプ体12を軸体21の上方にもってくる。次いで図15Cに示すように、フレーム10を下方に降ろすことで、パイプ体12,22の中にそれぞれ軸体21,11を嵌入するものである。
この際、軸体21の長さが軸体11の長さより長いことから、軸体21がパイプ体12内に嵌入される開始時点では、未だ軸体11はパイプ体22への嵌入過程には入っていない。それゆえ、軸体21のパイプ体12への嵌入過程が、軸体11のパイプ体22への嵌入過程のガイドとなり、スムーズな嵌入が可能となるのである。
これに対し、仮に軸体11と軸体21の長さが同一であれば、軸体11の下端とパイプ体22の孔部上端面を合わせると同時に、軸体21の上端とパイプ体12の孔部下端面を合わせ、しかも上下・左右・前後方向の角度を一致させたうえで嵌入工程を行う必要がある。かかる作業は、重量のあるフレームを手で持ちながら行うには難易度の高いものである。しかるに、上述の通り本発明のように軸体11と軸体21の長さを異なるものとすれば、まずは長い軸体21の上端面にパイプ体12の孔部下端面を位置決めし、そのまま嵌入過程を行えば、上下・左右・前後方向の角度は、この嵌入過程がガイドとなり、自動的に好適な角度となり、軸体11のパイプ体22へのスムーズな嵌入、しいては容易な組立が可能となるのである。
図16は請求項2に記載の発明の、フレーム同士を連結する過程を示す説明図である。一方フレーム30には上下方向の長さの異なる二個の軸体31,32が設けてある。他方のフレーム40には円筒形を呈する孔部41,42が設けてある。
具体的な連結・組立工程は、まず図16Aに示すようにフレーム30とフレーム40を近づける。次いで図16Bに示すようにフレーム40を持ち上げ、孔部41を軸体31の上方に、孔部42を軸体32の上方にもってくる。次いで図16Cに示すように、フレーム40を下方に降ろすことで、孔部41,42の中にそれぞれ軸体31,32を嵌入するものである。
この際、軸体32の長さが軸体31の長さより長いことから、軸体32が孔部42内に嵌入される開始時点では、未だ軸体31は孔部41への嵌入過程には入っていない。それゆえ、軸体32の孔部42への嵌入過程が、軸体31の孔部41への嵌入過程のガイドとなり、スムーズな嵌入が可能となるのである。
これに対し、仮に軸体31と軸体32の長さが同一であれば、軸体31の上端と孔部41の下端面を合わせると同時に、軸体32の上端と孔部42の下端面を合わせ、しかも上下・左右・前後方向の角度を一致させたうえで嵌入工程を行う必要がある。かかる作業は、重量のあるフレームを手で持ちながら行うには難易度の高いものである。しかるに、上述の通り本発明のように軸体31と軸体32の長さを異なるものとすれば、まずは長い軸体32の上端面に孔部42の下端面を位置決めし、そのまま嵌入過程を行えば、上下・左右・前後方向の角度は、この嵌入過程がガイドとなり、自動的に好適な角度となり、軸体31の孔部41へのスムーズな嵌入、しいては容易な組立が可能となるのである。
請求項3に記載の発明では、図2に示すようにフレームの下部に板状の幅木70を、パイプ43に対して揺動可能に取り付けてある。揺動可能に構成してあることから、幅木70を上方に回転させ、マンホールの蓋をマンホール柵の外部に出せるという効果を生むことが可能となる。なお、図2においては幅木70はパイプ63に対してのみ取り付けた状態を作図してあるが、通常は他のフレームの下端のパイプ53,93,113にも取付られるものである。
請求項4に記載の発明では、図1に示すように、上部において略水平方向に延設された腕材73を備えたポール72をフレームに取り付けてある。このポール72は安全帯を取り付けるための安全ブロックとして使用するものであり、マンホール内への昇降作業を安全に行うことが可能となるものである。なお、図1においてはポール72をフレーム50に取り付けているが、フレーム60、フレーム90、フレーム110にも取り付け可能なものである。
請求項5に記載の発明では、図2に示すようにフレーム間にわたって枠材を掛け渡して送風機支持枠74を形成してある。この支持枠74に、マンホール内への送風を行う際に汎用のリング型送風機を嵌め込み使用するものである。ここにリング型送風機とは、マンホールの円形を呈する開口部に合わせた、一部が開放された円形の支持体に、無翼型送風機を複数係止した送風機である。かかる構造とすることで、マンホール内での酸欠事故の抑止を図るものである。
請求項6に記載の発明では、図1に示すようにフレーム下端にアジャスター80を取り付け構成してある。かかる構造とすることで、道路の凹凸に対する調整が可能となり、マンホール柵の傾きを抑制することが可能となる。
請求項7に記載の発明では、図8に示すようにフレームの下部に網体82を取り付けて構成してある。網体82を取り付けることで、人や動物の侵入を防ぐことが可能となると共に、通風性を確保し、風圧によるマンホール柵の揺れや移動を抑制することが可能となる。なお、図8においては一つのフレームにのみ網体82を取り付けた状態を作図してあるが、通常は他の三面にも網体82を取り付けるものである。
請求項8に記載の発明では、フレームの下部に網体82に代え、図10に示される樹脂板83を取り付けて構成してある。かかる構造とすることで人や動物の侵入を防ぐことが可能となるともに、樹脂板83に複数の通気孔84・・を設けることで、通風性を確保し、風圧によるマンホール柵の揺れや移動を抑制することが可能となる。
マンホール柵の斜視図 幅木を取り付けた状態のマンホール柵の斜視図 要部拡大説明図 送風機支持枠を取り付けた状態のマンホール柵の斜視図 A 送風機支持枠の正面図 B 同、平面図 C 同、右側面図 送風機支持枠の斜視図 A アジャスターの正面図 B 同、斜視図 網体を取り付けた状態のマンホール柵の斜視図 網体の正面図 樹脂板の正面図 A フレームの正面図 B 同、平面図 A フレームの正面図 B 同、平面図 C 同、底面図 D 同、左側面図 A フレームの正面図 B 同、平面図 C 同、底面図 A フレームの正面図 B 同、平面図 C 同、底面図 連結工程を示す説明図 連結工程を示す説明図
以下、好ましい本発明の構成要素の実施形態につき、図面を参照しながら概説する。なお、本発明構成要素の実施形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
本発明に係るマンホール柵は、方形のフレームを連結して形成されるものである。例えば図1においては、4つのフレーム50,60,90,110を連結してマンホール柵100を形成している。以下、当該4つのフレームについて詳述する。
図11はフレーム50を示すものである。フレーム50は上下に三本のパイプ51,52,53が水平方向に並置され、その左右端にパイプ54,55が取り付けられるものである。なお、幅木70をパイプ53に取り付ける場合には、パイプ53は円筒形状のものを使用する必要がある。
パイプ54,55の下端にはアジャスター80が取り付けられており、該アジャスター80の平板80aに軸体56が設けられている。軸体56は必ずしもアジャスタ80に設ける必要はなく、パイプ54,55の下端に板材を取り付け、該板材に設けるようにしても構わない。また、パイプ54,55の上端は開放されており、それぞれ孔部54a,55aが形成されている。
パイプ52,53,54,55で囲まれる四角形の空間の四隅には、網体82或いは樹脂板83を取り付けるための三角形状の板材57が取り付けられている。この板材57には孔部57aが設けられており、網体82に設けた孔部82c或いは樹脂板83に設けた孔部83bに位置決めし、ビスなどで網体82或いは樹脂板83を固定するものである。
また、パイプ51,53には、ポール72を取り付けるための板材58が取り付けられている。板材58にはビス孔58aが設けられており、ビスでポール72を固定するものである。
パイプ54及びパイプ55の下部には、幅木70を固定する際に使用する、方形の板材である固定板59が取り付けられている。該固定板59に設けられた孔部59aと、幅木70の両端に設けられた孔部(不図示)を合わせた状態で蝶ねじを嵌め、固定するものである。
図12はフレーム60を示すものである。フレーム60は上下に三本のパイプ61,62,63が水平方向に並置され、その左右端にパイプ64,65が取り付けられるものである。そして、右側のパイプ65の下端には、アジャスター80が取り付けられている。なお、幅木70をパイプ63に取り付ける場合には、パイプ63は円筒形状のものを使用する必要がある。
左側のパイプ64の上端には、方形の板材66が取り付けられている。この板材66には軸体67が下方に向けて設けられており、フレーム50の孔部55aに嵌入されるものである。一方パイプ64の下端は開放されており、孔部64aが形成されている。この孔部64aには、パネル50の軸体56が嵌入されるものである。そして、軸体56は軸体67よりも長尺に形成されている。かように構成することで請求項1に記載のマンホール柵を実施するものである。なお、板材66には、下方に延設される二枚の支持板66aが設けられている。この二枚の支持板66a,66aでパネル50のパイプ51を挟み込み、組立時のがたつきや、パネルが軸体を回転軸として回転することを抑制するものである。
パイプ62,63,64,65で囲まれる四角形の空間の四隅には、網体82或いは樹脂板83を取り付けるための三角形状の板材68が取り付けられている。この板材68には孔部68aが設けられており、網体82に設けた孔部82c或いは樹脂板83に設けた孔部83bに位置決めし、ビスなどで網体82或いは樹脂板83を固定するものである。
また、パイプ61,63には、ポール72を取り付けるための板材61a、63aがそれぞれ取り付けられている。板材61a,63aにはビス孔61b,63bがそれぞれ設けられており、ビスでポール72を固定するものである。
パイプ64及びパイプ65の下部には、幅木70を固定する際に使用する、方形の板材である固定板69が取り付けられている。該固定板69に設けられた孔部69aと、幅木70の両端に設けられた孔部(不図示)を合わせた状態で蝶ねじを嵌め、固定するものである。
図13はフレーム90を示すものである。フレーム90は上下に三本のパイプ91,92,93が水平方向に並置され、その左右端にパイプ94,95が取り付けられるものである。そして、左側のパイプ94の下端には、アジャスター80が取り付けられている。なお、幅木70をパイプ93に取り付ける場合には、パイプ93は円筒形状のものを使用する必要がある。
右側のパイプ95の上端には、方形の板材96が取り付けられている。この板材96には軸体97が下方に向けて設けられており、フレーム50の孔部54aに嵌入されるものである。一方パイプ95の下端は開放されており、孔部95aが形成されている。この孔部95aには、パネル50の軸体56が嵌入されるものである。そして、軸体56は軸体97よりも長尺に形成されている。かように構成することで請求項1に記載のマンホール柵を実施するものである。なお、板材96には、下方に延設される二枚の支持板96aが設けられている。この二枚の支持板96a,96aでパネル50のパイプ51を挟み込み、組立時のがたつきや、パネルが軸体を回転軸として回転することを抑制するものである。
パイプ92,93,94,95で囲まれる四角形の空間の四隅には、網体82或いは樹脂板83を取り付けるための三角形状の板材98が取り付けられている。この板材98には孔部98aが設けられており、網体82に設けた孔部82c或いは樹脂板83に設けた孔部83bに位置決めし、ビスなどで網体82或いは樹脂板83を固定するものである。
また、パイプ91,93には、ポール72を取り付けるための板材91a、93aがそれぞれ取り付けられている。板材91a、93aにはビス孔91b,93bがそれぞれ設けられており、ビスでポール72を固定するものである。
パイプ94及びパイプ95の下部には、幅木70を固定する際に使用する、方形の板材である固定板99が取り付けられている。該固定板99に設けられた孔部99aと、幅木70の両端に設けられた孔部(不図示)を合わせた状態で蝶ねじを嵌め、固定するものである。
パイプ94の左方には、軸体101及び軸体102が上方に向けて設けられている。この軸体101,102は、フレーム110のパイプ115に設けられた孔部115a,115bにそれぞれ嵌入されるものである。軸体101は軸体102よりも、上下方向長さが短く形成されている。かかる構造ゆえに、フレーム90とフレーム110の接続構造は、請求項2に記載のマンホール柵を実施するものである。
図14はフレーム110を示すものである。フレーム110は上下に三本のパイプ111,112,113が水平方向に並置され、その左右端にパイプ114,115が取り付けられるものである。なお、幅木70をパイプ113に取り付ける場合には、パイプ113は円筒形状のものを使用する必要がある。
パイプ115には右方には円筒形状の孔部115a,115bが設けられている。軸体101,102を円筒形状に形成し、孔部115a,115bに嵌入すれば、パネル110は軸体101,102を回転軸として回転可能となり、つまりはパネル110はマンホール柵100の開閉扉となりうるものである。
パイプ114には左方に延出する形態で、板状の留め材116が設けられている。この板材116はパネル110を扉として使用する際に、パネル60に当接することでパネル110が過度にマンホール側に回転することを抑制するものである。
パイプ112,113,114,115で囲まれる四角形の空間の四隅には、網体82或いは樹脂板83を取り付けるための三角形状の板材117が取り付けられている。この板材117には孔部117aが設けられており、網体82に設けた孔部82c或いは樹脂板83に設けた孔部83bに位置決めし、ビスなどで網体82或いは樹脂板83を固定するものである。
また、パイプ111,113には、ポール72を取り付けるための板材118,118がそれぞれ取り付けられている。板材118にはビス孔118aが設けられており、ビスでポール72を固定することが可能なものである。
パイプ114及びパイプ115の下部には、幅木70を固定する際に使用する、方形の板材である固定板119が取り付けられている。該固定板119に設けられた孔部119aと、幅木70の両端に設けられた孔部(不図示)を合わせた状態で蝶ねじを嵌め、固定するものである。
以上のように構成されるフレーム50,60,90,110を用いて、図1や図4、図8などに示されるマンホール柵100を連結し組み立てるものである。この際パネル50とパネル90の連結、パネル50とパネル60の連結は、請求項1に記載の方法による。すなわち、一方フレームは軸体及び孔部を備え、他方フレームは前記軸体を嵌入可能な孔部及び前記孔部に嵌入可能な軸体を備え、これら一方フレームの軸体と他方フレームの軸体の長さを異なるものと構成してある。
これに対し、フレーム90とフレーム110の連結は、請求項2に記載の方法による。すなわち、連結される一方フレームは長さの異なる複数の軸体を備え、他方フレームは前記軸体を嵌入可能な複数の孔部を備えて構成してある。
むろんこれは一例であり、すべてのフレームを請求項1に記載の手段のみ、あるいは請求項2に記載の手段のみで連結してもよい。また、図示されたように4枚のパネルで、上方から見て四角形状に構成するものに限定されるわけではなく、軸体を孔部に対して回動可能に嵌め込み、板材66,96や支持板66a、96aの取り付け角度を変えることで6枚のパネルを上方から見て六角形状に形成したり、その他任意の形状に連結組み立てることも可能である。
図2はマンホール柵100に幅木70を取り付けた状態を示しており、図3は幅木の取り付け場所付近を示している。幅木70は方形の板材であり、図3に示されるように円筒形のパイプ63に、取り付け部材71を介して回動自在に取り付けられている。取り付け部材71は円筒形部71aと板材部71bを備えるものである。円筒形部71a内には、パイプ63を円筒形部材71aが回動可能な状態で挿入してある。板材部71bには幅木70をビス等で固定してある。板材部71bに設けた孔部71cは、ビス等を挿入するためのものである。なお、幅木70はパイプ53,93,113にも取り付けられるものである。また、幅木70は固定板59,69,99,119に蝶ねじ1で固定することで、揺動を止めることが可能なものである。
ポール72は、図1に示すように、上方に伸びる板材72aの上部において、板材72aに対して垂直方向に延設された腕材73を備えて構成されるものである。腕材73は板材72aに取り付けられた二本の板材73a,73aと、板材73a,73a間に掛け渡される二本の板材73b,73bとにより成るものである。
送風機支持枠74は、図4に示すようにフレーム間にわたって掛け渡して取り付けられるものである。図5や図6に示されるように送風機支持枠74は、平行位置に存する二本の板材75,75間に板材78を介在させて構成してある。板材75と板材78との間には、斜め方向に二本の板材77,77が介在させてある。板材75,75の一方端部には直角方向にそれぞれ板材76,76が取り付けてある。板材75の他方端部には、下方に伸びる二本の板材75a,75aが設けられている。板材76の端部には、下方に伸びる二本の板材76a,76aが設けられている。これら板材75a,75a、板材76a,76aは、該板材間に形成される空間をパイプに嵌め込み、送風機支持枠74を固定するためのものである。75aが取り付けられた端部と逆側の板材75の端部には、略90度屈曲された板材79が取り付けられている。この板材79,79を両端とした、板材75,77,78,77,75で囲まれた空間に、リング型送風機を嵌め込み使用するものである。
図7はアジャスター80を示すものである。アジャスター80は二か所で直角に屈曲された板材、すなわち板材80aと、板材80aから上方に向け90度屈曲した板材80bと、板材80bから水平方向に向けて90度屈曲した板材80cを構成要素とするものである。板材80cには、下端に平板81cを取り付けたボルト81aが、回動自在に嵌め込まれており、ナット81b,81bと合わせて高さ調整を行うものである。
図9は網体82を示すものである。網体82は方形の枠材82aに金網82bを張設したものである。枠材82aの四隅には孔部82cが設けられており、図8においては板材68の孔部68aと重ねたうえでビス等で固着し、フレーム60に取り付けてある。フレーム50,90,110に対しても、それぞれ板材57,98,117に固定することで取り付け可能なものである。
図10は樹脂板83を示すものである。樹脂板83は方形の枠材83aに、樹脂製の方形を呈する板材85を嵌め込んで成るものである。板材85には複数の通気孔84が設けてある。枠材83aの四隅には孔部83bが設けられており、網体82の場合と同様に、板材57,68,98,117に取り付けることで、フレームに取り付け可能なものである。
50・・フレーム
54a,55a・・孔部
56・・軸体
60・・フレーム
64a・・孔部
67・・軸体
70・・幅木
72・・ポール
73・・腕木
74・・送風機支持枠
80・・アジャスター
82・・網体
83・・樹脂板
84・・通気孔
90・・フレーム
95a・・孔部
97・・軸体
101,102・・軸体
110・・フレーム
115a,115b・・孔部

Claims (7)

  1. 方形のフレームを連結して形成されるマンホール用柵であって、連結される一方フレームは軸体及び孔部を備え、他方フレームは前記軸体を嵌入可能な孔部及び前記一方フレームに設けた孔部に嵌入可能な軸体を備え、これら一方フレームの軸体と他方フレームの軸体の長さを異なるものとしたマンホール柵。
  2. フレームの下部に揺動可能な幅木を取り付けた請求項1に記載のマンホール柵。
  3. 上部において略水平方向に延設された腕材を備えたポールを、フレームに取り付けた
    請求項1又は請求項2に記載のマンホール柵。
  4. フレーム間にわたって枠材を掛け渡して、送風機支持枠を形成した請求項1乃至請求
    項3いずれかに記載のマンホール柵。
  5. フレーム下端にアジャスターを取り付けた請求項1乃至請求項4いずれかに記載のマ
    ンホール柵。
  6. フレームの下部に網体を取り付けた請求項1乃至請求項5いずれかに記載のマンホー
    ル柵。
  7. フレームの下部に複数の通気孔を備えた樹脂板を取り付けた請求項1乃至請求項5い
    ずれかに記載のマンホール柵。
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Citations (6)

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