JP6438572B2 - スピーカ性能を改善するための方法及び端末デバイス - Google Patents

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Description

本発明の実施例は、電気音響技術に関し、特にスピーカ性能を改善するための方法及び端末デバイスに関する。
技術の絶え間ない開発によって、端末デバイスの交換及びアップグレードがより速くなり、端末デバイスの重要な性能指標として使用されるオーディオ性能は、技術開発及び更新における重要な分野である。スマートパワーアンプ(Smart Power Amplifier、Smart PA)とスピーカ(Speaker、SPK)との組み合わせは、業界における主な開発方向であり、外部オーディオの音量及び音質のような端末デバイスの一連の性能を効果的に改善することができる。SPKの特性の変化は、周波数/インピーダンス曲線に関係付けられ、Smart PAは、出力される電圧及び電流をリアルタイムで測定することができ、これにより、計算によってSPKの周波数/インピーダンス曲線を取得する。Smart PAは、予め確立されたアルゴリズム及び予め設定されたアルゴリズムパラメータに従って、計算によってスピーカの現在の振幅及び温度のような状態を取得することができ、入力信号を計算することによりスピーカの将来の振幅を更に予測することができる。したがって、SPKの性能は効果的に調整されることができ、例えば、音量を増加させ、音質を改善し、温度を制御することができる。Smart PAによるSPKの調整及び制御は、予め設定されたアルゴリズムパラメータに依存する。Smart PAがSPKのリアルタイム出力を正確に制御し、最善の効果に到達することを可能にするために、オーディオエンジニアは、予め設定されたアルゴリズムパラメータを決定するために、SPKの元の性能に従ってデバッグを繰り返し実行する必要がある。
実際には、異なる供給元により供給されるSPKは、異なるモデルを有し、すなわち、異なる供給元により供給されるSPKは、物理性能において異なる。Smart PAが異なるモデルのSPKコンポーネントを駆動する必要がある場合、既存の技術的解決策では、Smart PAは、固有の予め設定されたアルゴリズムパラメータを使用することによりリアルタイムでSPKを調整及び制御する。Smart PAによるSPKの調整及び制御の性能はSPKの元の性能に大きく依存するため、固有の予め設定されたアルゴリズムパラメータは、全てのモデルのSPKに合致することができず、Smart PAは、最も適切な方式で全てのモデルのSPKを調整及び制御することができない。したがって、SPKの性能が実質的に低減され、実際の要件を満たすことができないことすらある。
本発明の実施例は、スピーカ性能を改善するための方法及び端末デバイスを提供し、これにより、スピーカの性能が調整されている場合、スピーカモデルの違いのため調整及び制御性能が低減されるという問題を解決し、スピーカの性能を効果的に改善することができる。
第1の態様によれば、本発明の実施例は、スピーカ性能を改善するための方法を提供し、この方法は、スピーカのアイデンティティを取得するステップであり、アイデンティティは、スピーカを識別するために使用されるステップと、スピーカのアイデンティティに従って予め設定されたアルゴリズムパラメータライブラリからスピーカに対応するアルゴリズムパラメータを取得するステップであり、予め設定されたアルゴリズムパラメータライブラリは、少なくとも2つのモデルのスピーカのアルゴリズムパラメータを含むステップと、スピーカに対応するアルゴリズムパラメータをスマートスピーカパワーアンプモジュールに送信し、これにより、スマートスピーカパワーアンプモジュールが、スピーカに対応するアルゴリズムパラメータに従ってスピーカを駆動するステップとを含む。
第1の態様を参照して、第1の可能な実現方式では、スピーカのアイデンティティを取得するステップは、スピーカのアイデンティティを取得するためにスピーカに予め配置された識別モジュールを読み取るステップを含む。
第1の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第2の可能な実現方式では、識別モジュールは、スピーカに予め配置された第1のピン及び第2のピンを含み、スピーカ上の第1のピン及び第2のピンの間のショート接続又はスピーカ上の第1のピン及び第2のピンの間の切断が、スピーカのアイデンティティとして使用される。
第1の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第3の可能な実現方式では、識別モジュールは、スピーカに予め配置された第1のピン、第2のピン及び抵抗を含み、抵抗は、第1のピンと第2のピンとの間に接続され、抵抗の抵抗値は、スピーカのアイデンティティとして使用される。
第1の態様の第2又は第3の可能な実現方式を参照して、第4の可能な実現方式では、スピーカのスピーカボックスが金属筐体を有する場合、スピーカボックスの金属筐体は、第1のピン又は第2のピンとして使用される。
第2の態様によれば、本発明の実施例は、端末デバイスを提供し、端末デバイスは、スピーカのアイデンティティを取得するように構成された第1の取得ユニットであり、アイデンティティは、スピーカを識別するために使用される第1の取得ユニットと、スピーカのアイデンティティに従って予め設定されたアルゴリズムパラメータライブラリからスピーカに対応するアルゴリズムパラメータを取得するように構成された第2の取得ユニットであり、予め設定されたアルゴリズムパラメータライブラリは、少なくとも2つのモデルのスピーカのアルゴリズムパラメータを含む第2の取得ユニットと、スピーカに対応するアルゴリズムパラメータをスマートスピーカパワーアンプモジュールに送信するように構成され、これにより、スマートスピーカパワーアンプモジュールが、スピーカに対応するアルゴリズムパラメータに従ってスピーカを駆動する送信ユニットとを含む。
第2の態様を参照して、第1の可能な実現方式では、第1の取得ユニットは、スピーカのアイデンティティを取得するためにスピーカに予め配置された識別モジュールを読み取るように具体的に構成される。
第2の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第2の可能な実現方式では、識別モジュールは、スピーカに予め配置された第1のピン及び第2のピンを含み、スピーカ上の第1のピン及び第2のピンの間のショート接続又はスピーカ上の第1のピン及び第2のピンの間の切断が、スピーカのアイデンティティとして使用される。
第2の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第3の可能な実現方式では、識別モジュールは、スピーカに予め配置された第1のピン、第2のピン及び抵抗を含み、抵抗は、第1のピンと第2のピンとの間に接続され、抵抗の抵抗値は、スピーカのアイデンティティとして使用される。
第2の態様の第2又は第3の可能な実現方式を参照して、第4の可能な実現方式では、スピーカのスピーカボックスが金属筐体を有する場合、スピーカボックスの金属筐体は、第1のピン又は第2のピンとして使用される。
第3の態様によれば、本発明の実施例は、端末デバイスを提供し、端末デバイスは、スマートスピーカパワーアンプモジュールと、アプリケーションプロセッサと、スピーカとを含み、識別モジュールは、スピーカに予め配置され、識別モジュールは、スピーカを識別するように構成され、端末デバイスは、少なくとも2つのモデルのスピーカのアルゴリズムパラメータを記憶するように構成されたメモリを更に含み、アプリケーションプロセッサは、スピーカのアイデンティティを取得するために識別モジュールについての情報を読み取り、アイデンティティに従って、メモリからスピーカに対応するアルゴリズムパラメータを取得し、対応するアルゴリズムパラメータをスマートスピーカパワーアンプモジュールに送信するように構成され、スマートスピーカパワーアンプモジュールは、アプリケーションプロセッサにより送信されたアルゴリズムパラメータに従ってスピーカを駆動するように構成される。
第3の態様を参照して、第1の可能な実現方式では、識別モジュールは、スピーカに予め配置された第1のピン及び第2のピンを含み、スピーカ上の第1のピン及び第2のピンの間のショート接続又はスピーカ上の第1のピン及び第2のピンの間の切断が、スピーカのアイデンティティとして使用される。
第3の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第2の可能な実現方式では、識別モジュールは、スピーカに予め配置された第1のピン、第2のピン及び抵抗を含み、抵抗は、第1のピンと第2のピンとの間に接続され、抵抗の抵抗値は、スピーカのアイデンティティとして使用される。
第2の態様の第1又は第2の可能な実現方式を参照して、第3の可能な実現方式では、スピーカのスピーカボックスが金属筐体を有する場合、スピーカボックスの金属筐体は、第1のピン又は第2のピンとして使用される。
本発明の実施例において提供されるスピーカ性能を改善するための方法及び端末デバイスによれば、スピーカのアイデンティティがまず取得され、アイデンティティは、スピーカを識別するために使用され、次に、スピーカに対応するアルゴリズムパラメータがスピーカのアイデンティティに従って予め設定されたアルゴリズムパラメータライブラリから取得され、予め設定されたアルゴリズムパラメータライブラリは、少なくとも2つのモデルのスピーカのアルゴリズムパラメータを含み、スピーカに対応するアルゴリズムパラメータがスマートスピーカパワーアンプモジュールに送信され、これにより、スマートスピーカパワーアンプモジュールが、スピーカに対応するアルゴリズムパラメータに従ってスピーカを駆動する。異なるモデルのスピーカのために最も適切なアルゴリズムパラメータがデバッグによって事前に取得され、これにより、スピーカが駆動されている場合、スピーカに合致するアルゴリズムパラメータが選択され、スピーカモデルの違いのため調整及び制御性能が低減されるという問題を解決し、スピーカの性能を効果的に改善することができる。
本発明の実施例又は従来技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下に、実施例又は従来技術を説明するために必要な添付図面について簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は、本発明のいくつかの実施例を示しており、当業者は、創造的取り組みを行うことなく、依然としてこれらの添付図面から他の図面を導き得る。
本発明の実施例によるスピーカ性能を改善するための方法の概略フローチャートである。 本発明の実施例による端末デバイスの第1の概略構成図である。 本発明の実施例による端末デバイスの第2の概略構成図である。 本発明の実施例による端末デバイスの内部動作処理の第1の概略図である。 本発明の実施例による端末デバイスの内部動作処理の第2の概略図である。 本発明の実施例による端末デバイスの内部動作処理の第3の概略図である。
本発明の実施例の目的、技術的解決策及び利点をより明確にするために、以下に、本発明の実施例における添付図面を参照して本発明の実施例における技術的解決策を明確且つ完全に説明する。明らかに、説明する実施例は本発明の実施例の一部であり、全部ではない。創造的取り組みを行うことなく本発明の実施例に基づいて当業者により取得される全ての他の実施例は、本発明の保護範囲内に入るものとする。
本発明の実施例は、スピーカ性能を改善するための方法、すなわち、スピーカに対応するパラメータを取得するための方法を提供する。図1に示すように、この方法は以下のステップを含む。
S101.スピーカのアイデンティティを取得し、アイデンティティは、スピーカを識別するために使用される。
スマートスピーカパワーアンプモジュールの駆動アルゴリズムにおいて、異なるモデルのスピーカは、異なるアルゴリズムパラメータに対応しており、スマートスピーカパワーアンプモジュールは、スマートパワーアンプチップ、すなわち、Smart PAでもよい。
本発明のこの実施例における技術的解決策において、モデルを区別するために使用されるアイデンティティは、様々な供給元により供給される異なるモデルのスピーカに設定され、統一した基準がアイデンティティを設定するために形成される必要があり、これにより、スピーカを購入する端末製造者による管理を容易にする点に留意すべきである。
具体的には、端末デバイスの処理チップは、スピーカのアイデンティティを取得するために、スピーカに予め配置された識別モジュールを読み取ってもよい。
スピーカの2つのみのモデルが存在する場合、供給元によりスピーカに予め配置された識別モジュールは、スピーカの電源に必要な2つのピン(又はピンと呼ばれる)以外に、スピーカに更に追加される2つのピン(第1のピン及び第2のピン)を含んでもよい。
第1のピンと第2のピンとの間のショート接続(すなわち、ショート状態)は、第1のモデルのスピーカの第1のアイデンティティとして使用される。第1のピンと第2のピンとの間の切断は、第2のモデルのスピーカの第2のアイデンティティとして使用される。
スピーカの少なくとも2つのモデルが存在する場合、供給元によりスピーカに予め配置された識別モジュールは、スピーカに更に追加される2つのピン(第1のピン及び第2のピン)及び抵抗を含んでもよい。
抵抗は、第1のピンと第2のピンとの間に接続され、抵抗の抵抗値は、スピーカのアイデンティティとして使用される。
さらに、スピーカのスピーカボックスが金属筐体を有する場合、スピーカボックスの金属筐体は、第1のピン又は第2のピンとして使用されてもよいことは注目に値する。1つのピンの減少は、端末デバイスの内部回路空間の占有を低減することができる。
対応して、スピーカの2つのみのモデルが存在する場合、スピーカのアイデンティティは、端末デバイスの処理チップが第1のピンと第2のピンとの間のショート接続を読み取った場合に第1のアイデンティティとして決定され、或いは、スピーカのアイデンティティは、端末デバイスの処理チップが第1のピンと第2のピンとの間の切断を読み取った場合に第2のアイデンティティとして決定される。
或いは、スピーカの少なくとも2つのモデルが存在する場合、端末デバイスの処理チップは、第1のピンと第2のピンとの間に接続された抵抗の読み取った抵抗値に従ってスピーカのアイデンティティを取得する。
具体的には、前述の識別モジュールの実現方式は、例示的な説明のための単なる例であり、識別モジュールの機能は、他の実現方式を使用することにより更に実現されてもよいことに、ここで更に留意すべきである。例えば、アイデンティティ識別チップ(IDカード内のアイデンティティ識別チップと同様のもの)がスピーカに配置され、次に、端末デバイスは、チップについての情報を読み取ることにより、スピーカのアイデンティティを取得することができる。具体的な実現方式はここでは1つずつ列挙されず、当業者は、要件に従って実際に適切な実現方式を選択してもよい。
S102.スピーカのアイデンティティに従って予め設定されたアルゴリズムパラメータライブラリからスピーカに対応するアルゴリズムパラメータを取得し、予め設定されたアルゴリズムパラメータライブラリは、少なくとも2つのモデルのスピーカのアルゴリズムパラメータを含む。
本発明のこの実施例において提供される技術的解決策において、様々な供給元の異なるモデルのスピーカについて、オーディオエンジニアは、デバッグによって全てのモデルのスピーカに対応するアルゴリズムパラメータを事前に取得しており、アルゴリズムパラメータを分類し、分類されたアルゴリズムパラメータをアルゴリズムパラメータライブラリに記憶する点に留意すべきである。
具体的には、処理チップのような端末デバイスの処理モジュールは、スピーカのアイデンティティに従ってスピーカのモデルを決定し、予め設定されたアルゴリズムパラメータライブラリからモデルのスピーカに対応するアルゴリズムパラメータを取得する。
S103.スピーカに対応するアルゴリズムパラメータをスマートスピーカパワーアンプモジュールに送信し、これにより、スマートスピーカパワーアンプモジュールが、スピーカに対応するアルゴリズムパラメータに従ってスピーカを駆動する。
具体的には、端末デバイスの処理チップは、スピーカのアルゴリズムパラメータをSmart PAに送信し、Smart PAは、アルゴリズムパラメータ及び駆動アルゴリズムに従ってスピーカを駆動する。
本発明のこの実施例において提供される技術的解決策において、異なるモデルのスピーカに合致するアルゴリズムパラメータは、デバッグによって異なるモデルのスピーカについて事前に取得され、アルゴリズムパラメータライブラリに記憶され、端末デバイスの処理チップは、スピーカのモデルを決定するためにスピーカのアイデンティティを識別し、次に、記憶されたアルゴリズムパラメータライブラリからスピーカに合致するアルゴリズムパラメータを選択し、スマートパワーアンプは、アルゴリズムパラメータを使用することによりスピーカを駆動することによってスピーカの最大性能を利用することができる点に更に留意すべきである。オーディオエンジニアが最大限にバランスよく異なるモデルのスピーカの性能を利用することを考慮する必要があるため、オーディオエンジニアがバランスのよいアルゴリズムパラメータの1つのセットのみを与えることができる従来技術に比べて、本発明のこの実施例における技術的解決策は、異なるモデルのスピーカにうまく適合し、実現が容易であり、スピーカの性能を効果的に改善することができる。
本発明のこの実施例において提供されるスピーカ性能を改善するための方法によれば、端末デバイスは、まずスピーカのアイデンティティを取得し、アイデンティティは、スピーカを識別するために使用され、次に、スピーカのアイデンティティに従って予め設定されたアルゴリズムパラメータライブラリからスピーカに対応するアルゴリズムパラメータを取得し、予め設定されたアルゴリズムパラメータライブラリは、少なくとも2つのモデルのスピーカのアルゴリズムパラメータを含み、最後に、スピーカに対応するアルゴリズムパラメータをスマートスピーカパワーアンプモジュールに送信し、これにより、スマートスピーカパワーアンプモジュールが、スピーカに対応するアルゴリズムパラメータに従ってスピーカを駆動する。異なるモデルのスピーカのために最も適切なアルゴリズムパラメータがデバッグによって事前に取得され、これにより、スピーカが駆動されている場合、スピーカに合致するアルゴリズムパラメータが選択され、スピーカモデルの違いのため調整及び制御性能が低減されるという問題を解決し、スピーカの性能を効果的に改善することができる。
本発明の実施例は、端末デバイス00を提供する。図2に示すように、端末デバイス00は、スピーカのアイデンティティを取得するように構成された第1の取得ユニット10であり、アイデンティティは、スピーカを識別するために使用される第1の取得ユニット10と、スピーカのアイデンティティに従って予め設定されたアルゴリズムパラメータライブラリからスピーカに対応するアルゴリズムパラメータを取得するように構成された第2の取得ユニット20であり、予め設定されたアルゴリズムパラメータライブラリは、少なくとも2つのモデルのスピーカのアルゴリズムパラメータを含む第2の取得ユニット20と、スピーカに対応するアルゴリズムパラメータをスマートスピーカパワーアンプモジュールに送信するように構成され、これにより、スマートスピーカパワーアンプモジュールが、スピーカに対応するアルゴリズムパラメータに従ってスピーカを駆動する送信ユニット30とを含む。
任意選択で、第1の取得ユニットは、スピーカのアイデンティティを取得するためにスピーカに予め配置された識別モジュールを読み取るように具体的に構成されてもよい。
任意選択で、識別モジュールは、スピーカに予め配置された第1のピン及び第2のピンを含む。
スピーカ上の第1のピン及び第2のピンの間のショート接続又はスピーカ上の第1のピン及び第2のピンの間の切断が、スピーカのアイデンティティとして使用される。
任意選択で、識別モジュールは、スピーカに予め配置された第1のピン、第2のピン及び抵抗を含む。
抵抗は、第1のピンと第2のピンとの間に接続され、抵抗の抵抗値は、スピーカのアイデンティティとして使用される。
好ましくは、スピーカのスピーカボックスが金属筐体を有する場合、スピーカボックスの金属筐体は、第1のピン又は第2のピンとして使用される。
この実施例は、前述の方法の実施例を実現するために使用される。この実施例におけるユニットの動作処理及び動作原理について、前述の方法の実施例における説明に参照が行われ、詳細はここでは再び説明しない。
本発明のこの実施例において提供される端末デバイス00において、第1の取得ユニット10、第2の取得ユニット20及び送信ユニット30は、個別に配置されたプロセッサに統合されてもよく、或いは端末デバイスのプロセッサに統合されることにより実現されてもよく、更に、プログラムコードの形式で端末デバイスのメモリに記憶されてもよく、端末デバイスのプロセッサがプログラムコードを呼び出して前述のユニットの機能を実行する点に留意すべきである。ここでのプロセッサは、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)又は特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)でもよく、或いは本発明のこの実施例を実現するための1つ以上の集積回路として構成される。
本発明のこの実施例において提供される端末デバイスは、まずスピーカのアイデンティティを取得し、アイデンティティは、スピーカを識別するために使用され、次に、スピーカのアイデンティティに従って予め設定されたアルゴリズムパラメータライブラリからスピーカに対応するアルゴリズムパラメータを取得し、予め設定されたアルゴリズムパラメータライブラリは、少なくとも2つのモデルのスピーカのアルゴリズムパラメータを含み、最後に、スピーカに対応するアルゴリズムパラメータをスマートスピーカパワーアンプモジュールに送信し、これにより、スマートスピーカパワーアンプモジュールが、スピーカに対応するアルゴリズムパラメータに従ってスピーカを駆動する。異なるモデルのスピーカのために最も適切なアルゴリズムパラメータがデバッグによって事前に取得され、これにより、スピーカが駆動されている場合、スピーカに合致するアルゴリズムパラメータが選択され、スピーカモデルの違いのため調整及び制御性能が低減されるという問題を解決し、スピーカの性能を効果的に改善することができる。
本発明の実施例は、端末デバイス40を更に提供する。図3に示すように、端末デバイス40は、スマートスピーカパワーアンプモジュール41と、アプリケーションプロセッサ(Application Processor、AP)42と、スピーカ43を含み、メモリ44を更に含む。
識別モジュールは、スピーカ43に配置され、識別モジュールは、スピーカを識別するように構成される。
スマートスピーカパワーアンプモジュール41の駆動アルゴリズムにおいて、異なるモデルのスピーカは、異なるアルゴリズムパラメータに対応しており、スマートスピーカパワーアンプモジュール41は、スマートパワーアンプチップ、すなわち、Smart PAでもよい。
メモリ44は、少なくとも2つのモデルのスピーカのアルゴリズムパラメータを記憶するように構成される。
アプリケーションプロセッサ42は、スピーカのアイデンティティを取得するためにスピーカ43上の識別モジュールについての情報を読み取り、アイデンティティに従って、メモリ44からスピーカに対応するアルゴリズムパラメータを取得し、対応するアルゴリズムパラメータをスマートスピーカパワーアンプモジュール41に送信するように構成される。
スマートスピーカパワーアンプモジュール41は、アプリケーションプロセッサ42により送信されたアルゴリズムパラメータに従ってスピーカ43を駆動するように構成される。
任意選択で、スピーカ43上の識別モジュールは、スピーカ43に予め配置された第1のピン及び第2のピンを含む。
スピーカ43上の第1のピン及び第2のピンの間のショート接続又はスピーカ43上の第1のピン及び第2のピンの間の切断が、スピーカ43のアイデンティティとして使用される。
任意選択で、スピーカ43上の識別モジュールは、スピーカ43に予め配置された第1のピン、第2のピン及び抵抗を含む。
抵抗は、第1のピンと第2のピンとの間に接続され、抵抗の抵抗値は、スピーカ43のアイデンティティとして使用される。
具体的には、スピーカのスピーカボックスが金属筐体を有する場合、スピーカボックスの金属筐体は、第1のピン又は第2のピンとして使用される。
実際の実現において、メモリ44及びアプリケーションプロセッサ42又は端末デバイスの他のコンポーネントは、一緒に統合されてもよく、或いは、メモリ44が個別に配置されてもよい点に留意すべきである。メモリ44は、単に駆動アルゴリズムのアルゴリズムパラメータを記憶するように構成される。メモリ44を配置及び実現する方式は、本発明のこの実施例において限定されない。
本発明のこの実施例において提供される端末デバイスは、複数のモデルのスピーカに合致し、スピーカが駆動されているときにスピーカに合致するアルゴリズムパラメータを選択することができ、このことは、スピーカモデルの違いのため調整及び制御性能を低減することを回避し、スピーカの性能を効果的に改善することができる。
本発明のこの実施例において提供される技術的解決策を当業者により明確に理解させるために、以下に、具体的な実施例を使用することにより技術的解決策を詳細に説明する。スマートパワーアンプチップSmart PAは、スマートスピーカパワーアンプモジュールの例として使用される。
本発明のこの実施例における技術的解決策に従って、図4に示すように、端末デバイスの全体設計の間に、端末デバイスが内部のSPKコンポーネントの異なるモデルを自動的に識別することを可能にし、これにより、異なるアルゴリズムパラメータをSmart PAに割り当てるために、オーディオエンジニアは、アイデンティティを対応する供給元に対応付けるためにSPK供給元と交渉し、図4におけるID特性A、ID特性B及びID特性Cのような異なるアイデンティティ(Identity、ID)は、異なるモデル(図4におけるモデルA、モデルB及びモデルC等)のSPKコンポーネントに予め埋め込まれ、対応する番号がSmart PAの駆動アルゴリズムに与えられる。動作中に、端末デバイスは、ハードウェア上のID識別回路を使用することにより、SPKコンポーネントのIDを読み取り、IDは、主に異なる入力抵抗値として表され、抵抗値に従って異なる番号を識別し、番号に従って、デバッグによって事前にオーディオエンジニアにより取得されたアルゴリズムパラメータライブラリからSPKに対応するアルゴリズムパラメータのセットを呼び出し、これにより、Smart PAが高い合致度でSPKを制御する。
実際の実現において、IDの埋め込みは、SPKの電源に必要な2つのピン以外の2つの更なるIDピンを駆動することでもよい。異なるモデルのSPKについて、2つのIDピンの間で予め設定された異なる回路接続方式は、SPKのIDとして使用され、IDの外部特性は、異なる抵抗として表され、抵抗は、ハードウェア回路が接続された後に読み取られ、これにより、SPKのモデルを決定する。
さらに、IDの埋め込み及びIDの識別は、SPKのスピーカボックス筐体が金属材料を有するか否かに従って2つのタイプに分類される。各タイプは2つの解決策、すなわち、SPKの2つのモデル及びSPKの少なくとも2つのモデルを含む。
I.SPKのスピーカボックス筐体が非金属筐体である。
1.SPKコンポーネントの2つのモデルが存在し、IDの埋め込み及びIDの識別が図5に例示的に示されている。
具体的には、SPKコンポーネントの2つのモデルが存在する場合、2つのIDピンの間の接続として使用されるショート接続及び切断は、それぞれモデルA及びモデルBを識別するために使用され、実際の回路の実現において、一方のIDピンが接地され、他方が1.8Vの電圧に接続される。この場合、端末デバイスは、汎用入出力(General Purpose Input/Output、GPIO)ポートを使用することにより2つのIDピンの間のレベルを読み取ってもよく、2つのIDピンが切断されている場合に高レベルが読み取られ、2つのIDピンがショート接続にある場合に低レベルが読み取られ、このことは、モデルBのSPKからモデルAのSPKを効果的に区別する。
2.SPKコンポーネントの少なくとも2つのモデルが存在し、IDの埋め込み及びIDの識別が図6に例示的に示されている。
具体的には、SPKコンポーネントの2つのモデルが存在する場合に比べて、SPKコンポーネントの少なくとも2つのモデルが存在する場合、違いは、ショート接続又は切断である2つの方式が単に2つのIDピンの間で再び使用されず、その代わりに、ID識別抵抗が接続され、SPKの異なるモデルが接続されたID識別抵抗の抵抗値に従って区別される点である。実際の実現において、一方のIDピンが接地され、他方が1.8Vの電圧に接続される。この場合、端末デバイスは、アナログ・デジタル変換器(A/D変換器、ADC)ポートを使用することにより異なるレベルを読み取り、これにより、複数のモデルのSPKを分類する。
SPKコンポーネントの2つのモデルが存在する場合、2つのモデルは、2つのIDピンの間のショート接続及び切断の方式を使用することにより区別され、この実現方式において、安定性が最高であり、利用可能なGPIOポートリソースが豊富であることは注目に値する。SPKコンポーネントの少なくとも2つのモデルが存在する場合、様々なモデルは、2つのIDピンの間に識別抵抗を接続する方式を使用することにより区別され、この実現方式は容易に実現され、この実現方式において、識別機能は強力であり、識別の複雑性は最小化され、ADCポートを制御する効果は高い。
図5及び図6を参照して、端末デバイスの回路の動作処理について例示的に説明する。
1.全体の端末デバイスが開始した後に、メインチップAPは、GPIOポートを使用することによりSPK上の2つのIDピンの間のレベルを読み取る。
2.APに記憶されたソフトウェアプログラムは、読み取ったレベルに従ってSPKのモデルを決定し、SPKのモデルに従って予め記憶されたスタンバイパラメータの複数のセットからモデルのSPKに対応するアルゴリズムパラメータのセットを呼び出す。
3.APは、I2C(Inter-Integrated Circuit、Philips Ltd.により開発された2ラインのシリアルバス)制御ポートを使用することにより、呼び出されたアルゴリズムパラメータをコーダ・デコーダ(Coder-Decoder、CODEC)に記憶されたSmart PAアルゴリズムプログラムに配信し、これにより、アルゴリズムプログラムは、アルゴリズムを開始するためにパラメータをロードし、APは、Smart PAの動作状態を監視する。
本発明のこの実施例において、Smart PAの駆動アルゴリズムは、CODECに記憶され、アルゴリズムパラメータは、メインチップAPに記憶され、このことはここでは単なる例である点に留意すべきである。実際の実現において、当業者は、実際の要件に従って駆動アルゴリズム及びアルゴリズムパラメータを記憶するために適切なチップを選択し得る。
4.アルゴリズムパラメータに従って駆動アルゴリズムを開始した後に、CODECは、I2S(Inter-IC Sound、デジタルオーディオデバイスの間のオーディオデータ送信のためのPhilips Ltd.により策定されたバス標準)データポートを使用することにより、駆動アルゴリズムを使用することにより処理されたオーディオ信号をSmart PAに転送する。
5.最後に、Smart PAは、受信したオーディオ信号を使用することにより、音を出すためにSPKを駆動する。
II.SPKのスピーカボックス筐体が金属筐体である。
全体の端末デバイスの開発傾向がより薄くなっており、SPKのスピーカボックスがより薄くなるように設計される傾向にあるため、SPKカプセル化技術において、筐体の厚みを低減するために鋼板材料がスピーカボックスに一般的に使用され、スピーカボックスの音量を効果的に増加させ、性能を改善することができる。SPKのスピーカボックスは金属筐体を有するため、金属筐体は接地され、接地される前述の2つのIDピンのうちの1つのピンを置換する。したがって、1つのみのピンがSPKの回路基板に追加される必要があり、より多くのリソースが節約される。一般的に、金属筐体は、導電性発泡樹脂のような金属を使用することにより、端末デバイス内部の金属支持部に接触することにより接地されてもよい。
端末デバイスの回路の動作処理は、図5及び図6に示す前述の処理と同じであり、詳細はここでは再び説明しない点に留意すべきである。
最後に、前述のIDピンは、スプリングプレート、ゼロ挿入力(Zero Insertion Force、ZIF)ソケット及びボード・ツー・ボードコネクタ(Board To Board Connector、BTB)のような複数の方式を使用することによりSPKの内部又は外部に実現されてもよく、小さい空間が占有され、回路設計が簡単であり、構造要件が低く、より適切な設計がSPKのモデルに従って実際に実現される点に更に留意すべきである。
本発明の実施例において提供される技術的解決策の前述の詳細な説明から、本発明の実施例において提供される技術的解決策が以下の有利な効果をもたらし得ることが見出され得る。
(1)端末デバイスの全体設計が簡略化される。SPK性能要件の範囲内で、複数の供給元の異なるモデルのSPKが受け入れられることができ、これは、端末デバイス設計のベンダ制御コストに役立つ。
(2)端末デバイスのデバッグが簡略化される。デバッグは、最も適切なアルゴリズムパラメータを取得するために様々なモデルのSPKについて別々に独立して実行される必要があるだけであり、アルゴリズムパラメータの複数のセットが複数のモデルのSPKに合致し、これにより、SPKの最適な性能を利用する。
(3)リスク制御が有効である。単一の供給元により供給される1つのモデルのSPKに問題が生じた場合、SPKのアルゴリズムパラメータは、他の供給元からの製品の性能に影響を与えることなく独立して調整され得る。
(4)端末デバイスの維持管理が簡略化される。SPKコンポーネントが修理又は交換される必要がある場合、SPKは、供給元からのいずれかの製品により交換されることができ、端末デバイスのシステムは、アルゴリズムパラメータを手動で調整することなく、SPKのモデルを自動的に識別することができる。
(5)全体の端末デバイスの性能の信頼性及び性能の一貫性が改善され、最適な性能に到達する。
本発明の実施例において提供される前述の技術的解決策における端末デバイスは、移動電話と、タブレットコンピュータと、パーソナルコンピュータと、オーディオ及びビデオ再生機能を備えた様々な端末とを含む。
本発明において提供される複数の実施例において、開示の装置及び方法は、他の方式で実現されてもよいことが理解されるべきである。例えば、記載の装置の実施例は単なる例である。例えば、ユニットの分割は、単に論理的な機能分割であり、実際の実現では他の分割でもよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは結合されてもよく、或いは他のシステムに統合されてもよく、或いはいくつかの機能が無視されてもよく或いは実行されなくてもよい。さらに、表示又は説明した相互結合若しくは直接結合又は通信接続は、いくつかのインタフェースを使用することにより実現されてもよい。装置又はユニットの間の間接結合又は通信接続は、電気的、機械的又は他の形式で実現されてもよい。
別々の部分として記載したユニットは、物理的に別々でもよく或いは別々でなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、物理的なユニットでもよく或いは物理的なユニットでなくてもよく、或いは1つの位置に存在してもよく、或いは複数のネットワークユニットに分散されてもよい。ユニットの一部又は全部は、実施例の解決策の目的を達成するために、実際のニーズに従って選択されてもよい。
さらに、本発明の実施例における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、或いはユニットのそれぞれが物理的に単独で存在してもよく、或いは2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形式で実現されてもよく、或いはソフトウェア機能ユニットに加えてハードウェアの形式で実現されてもよい。
前述の統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形式で実現される場合、統合されたユニットは、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されてもよい。ソフトウェア機能ユニットは、記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワークデバイスでもよい)又はプロセッサ(processor)に対して本発明の実施例に記載の方法のステップのいくつかを実行するように命令する複数の命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、取り外し可能ハードディスク、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、又はランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクのようなプログラムコードを記憶することができるいずれかの媒体を含む。
便宜で簡潔な説明の目的で、前述の機能モジュールの分割は、例示のための例として受け取られることが当業者により明確に理解され得る。実際の適用では、前述の機能は、異なる機能モジュールに割り当てられ、要件に従って実現されることができ、すなわち、前述の機能の全部又は一部を実現するために装置の内部構造が異なる機能モジュールに分割される。前述の装置の詳細な動作処理について、前述の方法の実施例における対応する処理に参照が行われてもよく、詳細はここでは再び説明しない。
当業者は、方法の実施例のステップの全部又は一部が関連するハードウェアに命令するプログラムにより実現されてもよいことを理解し得る。プログラムは、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されてもよい。プログラムが実行する場合、方法の実施例のステップが実行される。前述の記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク又は光ディスクのようにプログラムコードを記憶することができるいずれかの媒体を含む。
最後に、前述の実施例は、単に本発明の技術的解決策を説明することを意図するものに過ぎず、本発明を限定することを意図するものではないことに留意すべきである。本発明について前述の実施例を参照して詳細に説明したが、当業者は、本発明の実施例の技術的解決策の範囲を逸脱することなく、依然として前述の実施例において説明した技術的解決策に変更を行ってもよく、或いはその一部又は全部の技術的特徴に等価置換を行ってもよいことを理解すべきである。

Claims (8)

  1. スピーカ性能を改善するための方法であって、
    スピーカ上の識別モジュールを読み取ることにより、前記スピーカのアイデンティティを取得するステップであり、前記識別モジュールは、前記スピーカ上の第1のピン及び前記スピーカ上の第2のピンを含み、前記第1のピンは接地され、前記スピーカは、前記スピーカを収容する金属スピーカボックス筐体を含み、前記金属スピーカボックス筐体は、前記第1のピンとして使用され、前記第1のピンと前記第2のピンとの間のショート接続が前記スピーカの前記アイデンティティを取得するために使用されるステップと、
    前記スピーカの前記アイデンティティに従って予め設定されたアルゴリズムパラメータライブラリから前記スピーカに対応するアルゴリズムパラメータを取得するステップであり、前記予め設定されたアルゴリズムパラメータライブラリは、少なくとも2つのモデルのスピーカのアルゴリズムパラメータを含むステップと、
    前記スピーカに対応する前記アルゴリズムパラメータをスマートスピーカパワーアンプモジュールに送信し、これにより、前記スマートスピーカパワーアンプモジュールが、前記スピーカに対応する前記アルゴリズムパラメータに従って前記スピーカを駆動するステップと
    を含む方法。
  2. 前記第2のピンは、1.8ボルトの電圧に接続される、請求項1に記載の方法。
  3. スマートスピーカパワーアンプモジュールと、アプリケーションプロセッサと、スピーカとを含む端末デバイスであって、
    識別モジュールは、前記スピーカに予め配置され、前記識別モジュールは、前記スピーカを識別するように構成され、前記識別モジュールは、前記スピーカ上の第1のピン及び前記スピーカ上の第2のピンを含み、前記第1のピンは接地され、前記スピーカは、前記スピーカを収容する金属スピーカボックス筐体を含み、前記金属スピーカボックス筐体は、前記第1のピンとして使用され、前記第1のピンと前記第2のピンとの間のショート接続が前記スピーカのアイデンティティを取得するために使用され、
    前記端末デバイスは、少なくとも2つのモデルのスピーカのアルゴリズムパラメータを記憶するように構成されたメモリを更に含み、
    前記アプリケーションプロセッサは、前記スピーカのアイデンティティを取得するために前記識別モジュールについての情報を読み取り、前記アイデンティティに従って、前記メモリから前記スピーカに対応するアルゴリズムパラメータを取得し、対応するアルゴリズムパラメータを前記スマートスピーカパワーアンプモジュールに送信するように構成され、
    前記スマートスピーカパワーアンプモジュールは、前記アプリケーションプロセッサにより送信された前記アルゴリズムパラメータに従って前記スピーカを駆動するように構成される端末デバイス。
  4. 前記第2のピンは、1.8ボルトの電圧に接続される、請求項3に記載の端末デバイス。
  5. 前記端末デバイスは、移動電話である、請求項3に記載の端末デバイス。
  6. スマートスピーカパワーアンプと、
    アプリケーションプロセッサと、
    前記アプリケーションプロセッサに結合されたメモリと、
    前記スマートスピーカパワーアンプに結合されたスピーカであり、前記スピーカは、前記スピーカを収容する金属スピーカボックス筐体を含むスピーカと、
    前記スピーカ上に配置されたピンと、
    前記スピーカ上に配置され、前記金属スピーカボックス筐体及び前記ピンに電気的に接続された抵抗と
    を含み、
    前記金属スピーカボックス筐体は接地され、
    前記メモリは、少なくとも2つのモデルのスピーカのアルゴリズムパラメータを記憶するように構成され、
    前記アプリケーションプロセッサは、
    前記ピン及び前記金属スピーカボックス筐体を使用して前記抵抗の抵抗値を決定することにより、前記スピーカのアイデンティティを決定し、
    前記メモリから、前記アイデンティティに従って、前記スピーカに対応するアルゴリズムパラメータを取得し、
    前記アルゴリズムパラメータを前記スマートスピーカパワーアンプに送信するように構成され、
    前記スマートスピーカパワーアンプは、前記アプリケーションプロセッサにより送信された前記アルゴリズムパラメータに従って前記スピーカを駆動するように構成される端末デバイス。
  7. 前記端末デバイス内の金属支持部と、導電性発泡樹脂とを更に含み、
    前記金属スピーカボックス筐体は、前記導電性発泡樹脂を介して前記金属支持部に接続され、前記金属スピーカボックス筐体は、前記金属支持部への接続により接地される、請求項6に記載の端末デバイス。
  8. 前記金属スピーカボックス筐体は、鋼板材料で形成される、請求項6に記載の端末デバイス。
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