JP6432553B2 - 文書読解支援システム - Google Patents

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この発明は、文書読解支援システムに関するものである。
従来から、印刷用紙の消費量削減の目的や、印刷枚数を所望の枚数内に収める目的のために、画像形成装置においては集約印刷などの技術が利用されている。集約印刷では、例えば1ページの用紙内に、複数ページの原稿の画像が配置されて印刷される。このような集約印刷は、Nin1集約印刷とも呼ばれる。Nは1枚の用紙に印刷される原ページの画像の数を表す。例えば2in1集約印刷という場合、1枚の用紙に2頁分の画像が印刷されることを意味する。
また特許文献1には、Nin1集約印刷により印刷された印刷物の可読性・判読性向上を目的とした技術が開示されている。特許文献1には、複数のNin1モードを設定可能な情報処理装置であって、各Nin1モードに基づく異なるレイアウト結果を同一ページ内に複数出力する試し出力モードを設定する設定手段と、その設定に基づき、各Nin1モードに基づくレイアウト結果を同一ページに複数レイアウトして画像形成装置に出力する制御手段とを有する情報処理装置が開示されている。
特開2005−348205号公報
しかしながら、文書のデータに基づき集約印刷を行うと、原画像に比べて画像が縮小されて印刷されるため、その文書に含まれる文字のサイズが小さくなってしまい、その結果、印刷物の可読性や判読性が問題となる。例えば4in1集約印刷により印刷物を得たものの、文字が小さ過ぎる、文字が不鮮明であるなどの理由により文字が判読できない場合がある。この場合、1枚の用紙内に印刷されるページ数がより少ない2in1集約印刷、あるいは1枚の用紙に1ページを印刷する通常印刷による再印刷を行うことができるが、再印刷は用紙の消費量が増大するために好ましくない。
特許文献1は、複数のNin1モードに基づくレイアウト結果を試し出力して確認することにより、最適なモードを選択する技術である。しかしながら、この技術ではあくまで複数のNin1レイアウトから最適なモードを選択するための技術であって、出力された印刷物に形成された文字の判読性や可読性の向上については言及していない。
この発明の目的は、既に印刷された印刷物の可読性や判読性を、ウェアラブル端末装置を用いて補償することにより、文字の判読を補助する文書読解支援システムを提供することである。
この発明は、印刷物上の文字の判読を補助する文書読解支援システムに関する。この文書読解支援システムは、画像形成装置と、頭部装着型端末装置とを備える。画像形成装置は、文書データに基づいて用紙上に画像を形成し、印刷物として出力する。頭部装着型端末装置は、ユーザーの頭部に装着され、その印刷物を閲覧するための透過型の頭部装着型端末装置である。
また画像形成装置は、画像形成要求受け付け部と、文書データ取得部と、画像形成部と、文書データ送信部とを備える。画像形成要求受け付け部は、画像形成の要求を受け付ける。文書データ取得部は、文書データを取得する。画像形成部は、画像形成要求受け付け部により画像形成の要求が受け付けられると、文書データ取得部により取得された文書データに基づき、用紙上に画像を形成し、印刷物として出力する。文書データ送信部は、文書データ取得部により取得された文書データを頭部装着型端末装置に送信する。
頭部装着型端末装置は、文書データ受信部と、データ格納部と、表示部と、撮像部と、注視画像検出部と、文字サイズ判定部と、表示制御部とを備える。文書データ受信部は、文書データ送信部から送信された文書データを受信する。データ格納部は、文書データ受信部により受信された文書データを格納する。表示部は、ユーザーが視認可能な電子表示を表示すると共に、外景を透過しうる光学透過式の表示部である。撮像部は、外景を撮像する。注視画像検出部は、頭部装着型端末装置を装着したユーザーにより印刷物が閲覧された状態において、外景として撮像部により撮像されたその印刷物の像に基づいて、ユーザーが注視している注視画像を検出する。文字サイズ判定部は、撮像部によって撮像された印刷物の像における、注視画像検出部によって検出された注視画像内の文字の大きさが所定の閾値未満か否かを判定する。表示制御部は、文字サイズ判定部により文字の大きさが閾値未満であると判定されると、データ格納部に格納された文書データに基づき、ユーザーが視認可能な注視画像の拡大像を、電子表示として表示部に表示させる。
この発明は、ユーザーが、頭部装着型端末装置を装着した状態で文書、特に集約印刷された文書の印刷物を閲覧する際に、印刷物上の文字の判読を補助する。具体的には、ユーザーによって視認される文字の大きさが所定の閾値未満の場合、頭部装着型端末装置の表示部に、ユーザーが注視している注視画像の拡大像が表示される。その結果、既に印刷された印刷物にサイズが小さすぎて判読が難しい文字が存在する場合であっても、拡大像として表示された内容を読み取ることで、印刷された文書の読解がより容易になる。
この発明の一実施形態に係る文書読解支援システムの全体像を示す概略図である。 この発明の一実施形態に係る文書読解支援システム全体の構成を示すブロック図である。 画像形成装置としての複合機の制御部の構成を示すブロック図である。 頭部装着型端末装置の制御部の構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態に係る文書読解支援システムにおいて、画像形成装置において画像が形成される際の処理の流れを示すフローチャートである。 この発明の一実施形態に係る文書読解支援システムにおいて、頭部装着型端末装置を頭部に装着したユーザーが、印刷された文書を閲覧した際の処理の流れを示すフローチャートである。 6in1のレイアウトを有する集約印刷物を、頭部装着型端末装置を装着したユーザーが閲覧している状態を示す概略図である。 表示部に表示される拡大像の表示様式の一例を示す図である。 表示部に表示される拡大像の表示様式の一例を示す図である。 表示部に表示される拡大像の表示様式の一例を示す図である。 表示部に表示される拡大像の表示様式の一例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る文書読解支援システムの全体像を示す概略図である。図2は、この発明の一実施形態に係る文書読解支援システム全体の構成を示すブロック図である。
図1および図2を参照して、この発明の一実施形態に係る文書読解支援システム1は、画像形成装置としての複合機11と、頭部装着型端末装置としてのメガネ型ウェアラブル端末40とを備える。図1および図2に示す通り、メガネ型ウェアラブル端末40は、光学透過式の表示部41を備えている。印刷物10は、複合機11から排出トレイ30に出力された文書の印刷物である。ユーザーは、メガネ型ウェアラブル端末40を装着した状態で、この文書の印刷物10を閲覧する。
画像形成装置としての複合機11は、制御部12と、表示操作部13と、画像読み取り部14と、画像形成部15と、ハードディスク16と、ネットワーク5と接続するためのネットワークインターフェース部18とを備える。
制御部12は、複合機11全体の制御を行う。制御部12は、例えば、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置などにより実現できる。
表示操作部13は、複合機11側から発信する情報やユーザーの入力内容を表示する表示画面21を含む。表示操作部13は、例えば印刷部数や階調性等の画像形成の条件や電源のオンまたはオフを入力させるキー入力操作装置を含む。
画像読み取り部14は、スキャナーなどの読取り装置と共に、セットされた原稿を自動的に読み取り位置へ搬送する自動原稿搬送装置(ADF(Auto Document Feeder))22とを含む。画像読み取り部14は、ADF22によって搬送された原稿の画像や載置台上に載置された原稿の画像を読み取る。
画像形成部15は、トナーを用いて現像を行う現像装置23を含む。画像形成部15は、後述する画像形成要求受け付け部により画像形成の要求が受け付けられると、後述する文書データ取得部により取得された文書データに基づき、用紙上に画像を形成する。画像形成部15により画像を形成された用紙は、印刷物10として複合機11の排出トレイ30(図1)に出力される。
ハードディスク16は、送信された画像データや入力された画像処理条件等の格納を行う。また、後述する文書データ取得部32により取得された文書データを記憶する。
なお、複合機11は、画像データの書き出しや読み出しを行うDRAM(Dynamic Random Access Memory)や現像剤によって形成された可視化像を転写する用紙を搬送する用紙搬送部等を備えるが、これらについては、図示および説明を省略する。また、図2中の矢印は、制御信号や制御、画像に関するデータの流れを示している。
複合機11は、画像読み取り部14により読み取られた原稿を用いて画像形成部15において画像を形成し、用紙に印刷することにより、複写機として作動する。また、複合機11は、ネットワークインターフェース部18を通じて、ネットワーク5経由で送信された画像データを用いて、画像形成部15において画像を形成し、用紙に印刷することにより、プリンターとして作動する。すなわち、複合機11は、画像処理に関し、複写機能、プリンター機能等の複数の機能を有する。さらに、各機能に対しても、詳細に設定可能な機能を有する。
頭部装着型端末装置(メガネ型ウェアラブル端末)40は、光学透過式の表示部41と、制御部42と、撮像部としての撮像センサー45と、データ格納部としての半導体メモリ46と、ネットワークインターフェース部48とを備える。
表示部41は、ユーザーが視認可能な電子表示を表示すると共に、外景を透過しうる光学透過式の表示部である。すなわち、メガネやゴーグルのレンズなどと同様に、ユーザーは、この表示部41を通して外景の像(例えば用紙に印刷された画像など)を視認することができる。一方、メガネやゴーグルのレンズなどとは異なり、この表示部41には、ユーザーが視認できる状態で電子表示が表示される。この電子表示が表示された状態においては、ユーザーは、外景と電子表示の両方を同時に視認することができる。これにより、ユーザーは、外景の像を視認しながら、補足情報として表示される電子表示を参照することができる。表示部41の例としては、ガラス製やプラスチック製のレンズであって、電子表示の表示機能を有するレンズを含む表示部などが挙げられる。
制御部42は、メガネ型ウェアラブル端末40全体の制御を行う。制御部42は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置などにより実現できる。
撮像部としての撮像センサー45は、上記外景を撮像する。撮像センサー45は、通常メガネ型ウェアラブル端末40を装着したユーザーの視野範囲が撮像できる位置、すなわち、装着時におけるユーザーの頭部の前方側に設けられる。撮像センサー45による撮像は、連続的に行ってもよく、一定の時間間隔を経て断続的に行ってもよい。
半導体メモリ46は、データ格納部として機能する。データ格納部としての半導体メモリ46は、画像形成装置からネットワーク5を通じて送信され、ネットワークインターフェース部48を通して後述する文書データ受信部により受信された文書データを格納する。加えて、ユーザーにより指定された画像処理条件等の格納を行う。
図3は、画像形成装置としての複合機11の制御部12の構成を示すブロック図である。制御部12は、画像形成要求受け付け部31と、文書データ取得部32と、文書データ送信部33とを備える。
画像形成要求受け付け部31は、複合機11の表示操作部13のキー操作や、ネットワーク5に接続されたコンピュータなどの端末からの指示によって行われた画像形成の要求を受け付ける。
文書データ取得部32は、文字を含む文書データを取得する。文書データは、画像読み取り部14が文書を読み取るか、コンピュータなどの端末からネットワーク5を介して複合機11に送信された文書データを受け取ることにより取得される。
文書データ送信部33は、文書データ取得部32により取得された文書データを、ネットワーク5を通して、メガネ型ウェアラブル端末40に送信する。
図4は、メガネ型ウェアラブル端末40の制御部42の構成を示すブロック図である。メガネ型ウェアラブル端末40の制御部42は、文書データ受信部51と、注視画像検出部53と、文字サイズ判定部55と、表示制御部57と、エッジ検出部63とを備える。
文書データ受信部51は、複合機11の文書データ送信部33から送信された文書データを受信する。文書データは、ネットワーク5を介して複合機11の文書データ送信部33から直接受信されるか、途中にサーバーを介して受信される。文書データ受信部51により受信された文書データは、半導体メモリ46に格納される。
注視画像検出部53は、メガネ型ウェアラブル端末40を装着したユーザーにより印刷物10が閲覧された状態において、外景として撮像センサー45により撮像された印刷物10の像に基づいて、ユーザーが注視している注視画像を検出する。注視画像を検出する装置および方法は公知であり、既存の装置や方法を用いて注視画像を検出する。一例としては、印刷物10の画像に注視画像を特定する標識の画像(例えば、バーコードや二次元コードなど)を形成しておき、注視画像検出部53がその標識を読み取ることにより注視画像が特定されるようにしてもよい。
文字サイズ判定部55は、撮像センサー45によって撮像された印刷物10の像における、注視画像検出部53によって検出された注視画像内の文字の大きさが、所定の閾値未満か否かを判定する。このときの判定対象となる文字の大きさとは、用紙に印刷された文字の大きさではなく、撮像センサー45により撮像された像に含まれる文字の大きさである。したがって、判定対象の文字の大きさは可変であり、印刷物10と撮像センサー45の距離に依存する。これは、実際にユーザーが印刷物を視認した際に、目を印刷物に近づけると文字が読みやすくなり、逆に目を印刷物から離すと、印刷物上の文字が読みにくくなることを反映している。すなわち、メガネ型ウェアラブル端末40をユーザーが装着した状態において、撮像センサー45と印刷物10の間の距離が近くなると、判定対象の文字サイズは大きくなり、その逆に、撮像センサー45と印刷物10の間の距離が遠くなると判定対象の文字サイズは小さくなる。そのため、初期状態では文字の大きさが閾値未満であっても、表示部41を印刷物10に近づけるに連れて閾値を超えることがある。
文字サイズ判定部55により文字の大きさが閾値未満であると判定されると、表示制御部57は、半導体メモリ46に格納された文書データに基づき、ユーザーが視認可能な注視画像の拡大像を、電子表示として表示部41に表示させる。通常、拡大像は、メガネ型ウェアラブル端末40を装着した状態で印刷物10をユーザーが視認した状態において、その印刷物10の実像と重畳しないように表示される。
また、表示部41を印刷物に近づけることにより、注視画像検出部53によって検出された注視画像内の文字の大きさが閾値を超えた場合には、拡大像の表示は停止される。
また表示制御部57は、タイマー部61を有していてもよい。タイマー部61は、表示部41の電子表示を、所定の時間のみ表示するよう制御する。表示開始後、所定の時間が経過すると、電子表示の表示は停止される。
エッジ検出部63は、印刷物10の端部を検出する。メガネ型ウェアラブル端末40がエッジ検出部63を備える場合において、エッジ検出部63が印刷物10の端部を検出すると、表示制御部57は、メガネ型ウェアラブル端末40を装着したユーザーにより印刷物10が閲覧された状態において、エッジ検出部63により検出された印刷物10の端部の外側近傍に拡大像が視認されるように、表示部41に拡大像の電子表示を表示する。
次に、この文書読解支援システム1を用いて、画像を形成する場合、および形成された文書を閲覧する場合の処理について、図面を参照しながら説明する。図5は、画像形成装置としての複合機11を用いて、用紙上に文字の画像を形成する場合の処理の流れを示すフローチャートである(図5における、ステップS11〜S14(以下、「ステップ」を省略する)。
ユーザーは、まず、複合機(MFP:Multi Function Peripheral)11にて、画像形成の要求を行う。複合機11の画像形成要求受け付け部31は、その要求を受け付け、文書データ取得部32は、画像形成の基礎となる文書データを取得する(S11)。
画像形成要求受け付け部31により画像形成の要求が受け付けられると、画像形成部15は、文書データ取得部32により取得された文書データに基づき、用紙上に画像を形成する(S12)。画像が形成された用紙は、排出トレイ30(図1)上に印刷物(例えば、集約印刷物100)として出力される。
また文書データ取得部32により取得された文書データは、文書データ送信部33により、ネットワークインターフェース部18およびネットワーク5を通じて、メガネ型ウェアラブル端末40に送信される(S13)。メガネ型ウェアラブル端末40においては、その文書データを、ネットワークインターフェース部48を介して、文書データ受信部51が受信する。文書データ受信部51により受信された文書データは、半導体メモリ46に格納される(S14)。これにより、文書データと、印刷物上の画像とが関連付けられる。
次に、この文書読解支援システム1において、複合機11により上述のように出力された文書の印刷物を、メガネ型ウェアラブル端末40を装着したユーザーが閲覧する場合の処理について、図面を参照しながら説明する。
図6は、頭部装着型端末装置としてのメガネ型ウェアラブル端末40を装着したユーザーが、印刷された文書を閲覧した際の処理の流れを示すフローチャートである(図6における、S21〜S30)。また図7は、上述のようにして得られた集約印刷物100(この場合、6in1のレイアウトを有する集約印刷物)を、メガネ型ウェアラブル端末40を装着したユーザーが閲覧している状態を示す概略図である。
まず、ユーザーは、メガネ型ウェアラブル端末40を装着し(S21)、集約印刷物100を閲覧する(S22)。表示部41は光学透過式、いわゆるシースルー型の表示部であり、外景を透過しうる。そのため、ユーザーは、その表示部41を通して集約印刷物100の文字を視認できる。この状態で、撮像センサー45は、外景の像として集約印刷物100の像を撮像する。
次に注視画像検出部53は、撮像センサー45により撮像された集約印刷物100の像に基づいて、ユーザーが注視している注視画像を検出する(S23)。図7においては、ユーザーの注視点107を含むページE(105)が注視画像である。このとき、表示制御部57は、集約印刷物100に含まれる6つの原画像のページのうち、注視画像を含むページ、すなわちページE(105)を「アクティブページ」に設定する(S24)。「アクティブページ」とは、後述する所定の条件を満たす場合に、そのページの一部または全部の拡大像が電子表示として表示部41に表示され得るページである。
このようにしてアクティブページが設定された後、文字サイズ判定部55は、撮像センサー45によって撮像された集約印刷物100の像における、注視画像検出部53によって検出されたページE(105)内の文字の大きさが、所定の閾値未満か否かを判定する(S25)。例えば文字のサイズの閾値が10ポイントである場合に、撮像センサー45によって撮像された集約印刷物100の像におけるページE(105)内の文字の大きさが12ポイントである場合(S26における「NO」の場合)、表示部41には拡大像は表示されない。一方、撮像センサー45によって撮像された集約印刷物100の像におけるページE(105)内の文字の大きさが8ポイントである場合(S26における「YES」の場合)、ユーザーによる文字の判読が困難なおそれがあることから、ページE(105)の一部または全部の拡大像が表示部41に表示される(S27)。この状態でメガネ型ウェアラブル端末40を装着したユーザーが集約印刷物100を閲覧すると、集約印刷物100の像と、注視点107周辺の拡大像の両方が視認できる。
表示部41に電子表示が表示された状態で、メガネ型ウェアラブル端末40を装着したユーザーが集約印刷物100を閲覧した状態の、表示部41に表示される拡大像の表示例を図8〜11に示す。図8においては、集約印刷物100の右端部より外側に吹き出し形式の拡大像120が表示されている。この表示に際し、エッジ検出部63は、集約印刷物100の端部を検出し、表示制御部57は、ユーザーによって視認される拡大像120の像が集約印刷物100の像と重畳しないように吹き出しの位置を制御する。この状態で、メガネ型ウェアラブル端末40を装着したユーザーが集約印刷物100を閲覧すると、図8に示すような拡大像120が視認できる。拡大像120は、集約印刷物100上の画像に関連付けられた状態で半導体メモリ46に格納されている文書データに基づき、表示される像である。拡大像120では、文字121が拡大されて表示されており、注視画像であるページE(105)を含む画像に含まれる文字の判読、および文書の内容の読解が容易にできるようユーザーによる文書の読解を支援する。
なお、図8においては、集約印刷物100の6in1のレイアウトに含まれる6つのページのうち、ページE(105)を除くページA〜DおよびF(101、102、103、104、106)はアクティブページではない。そのため、仮にページE以外のページA〜DおよびFにサイズが小さい文字が含まれていても、それらのページの拡大像は表示されないように、表示制御部57によって制御される。
拡大像120が表示部41に表示された後、表示制御部57のタイマー部61は、表示時間を管理し、所定の時間のみ表示するように制御する。表示後、所定の時間が過ぎると、拡大像120の表示が停止される。
図9は、別の実施形態による拡大像の表示例を示している。図8に示す実施形態と同様に、注視点107を含むページE(105)の像に文字サイズが閾値未満の文字121が含まれる場合、注視点107の周辺のページE(105)の一部の拡大像120が吹き出し形式で表示される。併せて、同じアクティブページであるページE(105)内に、集約印刷物100の紙面上での文字サイズが文字121と同じか、それ以下の文字123を含む場合、文字123周辺の拡大像122も表示される。拡大像122は、集約印刷物100上の画像に関連付けられた状態で半導体メモリ46に格納されている文書データに基づき、表示される像である。このとき、拡大像122は、集約印刷物100の像および拡大像120と重畳しない状態で表示されるよう、表示制御部57により制御されている。
図10は、さらに別の実施形態による拡大像の表示例を示している。アクティブページE(105)の一部のみを拡大した図8および図9に示す実施形態とは異なり、図10に示す実施形態においては、ページE(105)の像に文字サイズが閾値未満の文字125が含まれる場合、注視点107を含むページE(105)全体の拡大像124が吹き出し形式で表示される。拡大像124は、集約印刷物100上の画像に関連付けられた状態で半導体メモリ46に格納されている文書データに基づき、表示される像である。
図11は、さらに別の実施形態による拡大像の表示例を示している。図11は、メガネ型ウェアラブル端末40を装着したユーザーが、最初にページE(105)を注視した後、注視位置が、ページF(106)の注視点108に移動した直後の状態を示す。注視位置の移動により、アクティブページは、最初の注視画像であるページE(105)から、次の注視画像であるページF(106)へと移行される。このとき、文字サイズ判定部55により、ページF(106)に閾値未満の文字127が含まれると判断されると、ページF(106)の一部の拡大像126が吹き出し形式で表示される。拡大像126は、集約印刷物100上の画像に関連付けられた状態で半導体メモリ46に格納されている文書データに基づき、表示される像である。
このとき、ページE(105)の拡大像124の表示は直ちに停止されるのではなく。拡大画像124の表示後、タイマー部61によって管理される所定の時間が経過するまでは拡大画像124の表示が継続される。そのため、図11においては、ページF(106)の一部の拡大像126と、ページE(105)の拡大像124の両方が表示されている。その後、所定の期間が経過すると、ページE(105)の拡大像124の表示は停止され、ページF(106)の一部の拡大像126のみの表示が継続される。なお、図11に示すように、拡大像126は、集約印刷物100の像および拡大像124と重畳しないように表示されるよう、表示制御部57により制御されている。
このようにして拡大像120、122、124、および126が表示され、タイマー部61により所定の表示期間が経過したと判断されるまでそれぞれの拡大像の表示が継続される(S28およびS29)。表示期間が満了すると、拡大像120、122、124、および126の表示が停止される(S30)。
以上が一連の流れである。なお上記実施形態においては、頭部装着型端末装置がメガネ型ウェアラブル端末40である場合について説明したが、頭部装着型端末装置はメガネ型ウェアラブル端末のみに限定されない。この発明において使用できる他の頭部装着型端末装置の例としては、片眼型端末や、ゴーグル型端末、ヘルメット型端末などが挙げられる。但し、装着のし易さや装着時の安定性、視認性の高さなどから片眼型端末やメガネ型ウェアラブル端末が好ましい。頭部装着型端末装置の装着部は、ユーザーの頭部に装着可能にする部材からなり、その構造は限定されないが、装着部の例としては、メガネのフレーム、ヘルメット、バンド、ゴーグル、片耳を利用して観察者の頭部に装着されるフレーム、またはそれらの類似構造物の、ユーザーが頭部に装着するために必要な構造を有する部材が挙げられる。また装着部の構成材料については適宜選択可能である。
撮像部は撮像センサーに限定されず、撮像用のカメラなどであってもよい。
上記実施形態においては、印刷物100がNin1集約印刷である例について説明したが、通常の印刷物(1枚の用紙に1ページを印刷する1in1レイアウトによる印刷物)にも適用できる。
またタイマー部61は省略が可能である。例えば、タイマー部61を設けずに、撮像センサー45が撮像する像がアクティブページの像と一致しなくなった時点で直ちに拡大像の表示を停止するように設定してもよい。
また表示制御部57による拡大像の表示の制御様式にも限定はなく、例えばエッジ検出部63についても省略が可能である。
上記実施形態においては、データ格納部として半導体メモリ46の例を説明したが、データ格納部は半導体メモリ46に限定されない。例えば、ハードディスク等の他の記憶手段であってもよい。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明にかかる文書読解支援システムは、頭部装着型端末装置を通じて印刷物を閲覧することにより、既に印刷された印刷物の可読性や判読性を補償できるため、Nin1集約印刷などにより得られる、一枚の用紙に印刷される文字が小さい印刷物が利用される場において、特に好適に利用される。
1 文書読解支援システム、5 ネットワーク、10 文書、11 複合機、12 制御部、13 表示操作部、14 画像読み取り部、15 画像形成部、16 ハードディスク、18 ネットワークインターフェース部、21 表示画面、22 ADF、23 現像装置、30 排出トレイ、31 画像形成要求受け付け部、32 文書データ取得部、33 文書データ送信部、40 頭部装着型端末装置(メガネ型ウェアラブル端末)、41 表示部、42 制御部、45 撮像センサー、46 半導体メモリ、48 ネットワークインターフェース部、51 文書データ受信部、53 注視画像検出部、55 文字サイズ判定部、57 表示制御部、61 タイマー部、63 エッジ検出部、100 集約印刷物、101 1枚目のページ(ページA)、102 2枚目のページ(ページB)、103 3枚目のページ(ページC)、104 4枚目のページ(ページD)、105 5枚目のページ(ページE)、106 6枚目のページ(ページF)、107 注視点、108 注視点、120 拡大像、121 拡大された文字、122 拡大像、123 拡大された文字、124 拡大像、125 拡大された文字、126 拡大像、127 拡大された文字。

Claims (7)

  1. 文書データに基づいて用紙上に画像を形成し、印刷物として出力する画像形成装置と、
    ユーザーの頭部に装着され、前記印刷物を閲覧するための透過型の頭部装着型端末装置とを備えた、前記印刷物上の文字の判読を補助する文書読解支援システムであって、
    前記画像形成装置は、
    画像形成の要求を受け付ける画像形成要求受け付け部と
    前記文書データを取得する文書データ取得部と、
    前記画像形成要求受け付け部により前記画像形成の要求が受け付けられると、前記文書データ取得部により取得された前記文書データに基づき、前記用紙上に画像を形成し、印刷物として出力する画像形成部と、
    前記文書データ取得部により取得された前記文書データを前記頭部装着型端末装置に送信する文書データ送信部とを備え、
    前記頭部装着型端末装置は、
    前記文書データ送信部から送信された前記文書データを受信する文書データ受信部と、
    前記文書データ受信部により受信された前記文書データを格納するデータ格納部と、
    ユーザーが視認可能な電子表示を表示すると共に、外景を透過しうる光学透過式の表示部と、
    前記外景を撮像する撮像部と、
    前記頭部装着型端末装置を装着したユーザーにより前記印刷物が閲覧された状態において、前記外景として前記撮像部により撮像された前記印刷物の像に基づいて、前記ユーザーが注視している注視画像を検出する注視画像検出部と、
    前記撮像部によって撮像された前記印刷物の像における、前記注視画像検出部によって検出された前記注視画像内の文字の大きさが、所定の閾値未満か否かを判定する文字サイズ判定部と、
    前記文字サイズ判定部により、前記文字の大きさが閾値未満であると判定されると、前記データ格納部に格納された前記文書データに基づき、前記ユーザーが視認可能な前記注視画像の拡大像を、電子表示として前記表示部に表示させる表示制御部とを備え、
    前記文書データは、複数のページに区分された原画像を含み、
    前記印刷物は、複数のページに区分された前記原画像を1枚の用紙上に集約した集約印刷により得られる集約印刷物である、
    文書読解支援システム。
  2. 前記表示部に表示される前記拡大像は、前記原画像の各ページの一部または全体の拡大像である、請求項に記載の文書読解支援システム。
  3. 前記表示制御部は、前記原画像の前記複数のページのうち、前記注視画像検出部により検出された前記注視画像が含まれるページを、前記拡大像が表示されるアクティブページに設定し、
    前記文字サイズ判定部により、前記文字の大きさが所定の閾値未満であると判断されると、前記表示制御部は、前記アクティブページの一部または全部の拡大像を電子表示として前記表示部に表示し、前記アクティブページ以外のページは拡大像を表示しないように制御する、請求項に記載の文書読解支援システム。
  4. 前記表示制御部は、前記電子表示を所定の時間のみ表示するよう制御する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の文書読解支援システム。
  5. 文書データに基づいて用紙上に画像を形成し、印刷物として出力する画像形成装置と、
    ユーザーの頭部に装着され、前記印刷物を閲覧するための透過型の頭部装着型端末装置とを備えた、前記印刷物上の文字の判読を補助する文書読解支援システムであって、
    前記画像形成装置は、
    画像形成の要求を受け付ける画像形成要求受け付け部と
    前記文書データを取得する文書データ取得部と、
    前記画像形成要求受け付け部により前記画像形成の要求が受け付けられると、前記文書データ取得部により取得された前記文書データに基づき、前記用紙上に画像を形成し、印刷物として出力する画像形成部と、
    前記文書データ取得部により取得された前記文書データを前記頭部装着型端末装置に送信する文書データ送信部とを備え、
    前記頭部装着型端末装置は、
    前記文書データ送信部から送信された前記文書データを受信する文書データ受信部と、
    前記文書データ受信部により受信された前記文書データを格納するデータ格納部と、
    ユーザーが視認可能な電子表示を表示すると共に、外景を透過しうる光学透過式の表示部と、
    前記外景を撮像する撮像部と、
    前記頭部装着型端末装置を装着したユーザーにより前記印刷物が閲覧された状態において、前記外景として前記撮像部により撮像された前記印刷物の像に基づいて、前記ユーザーが注視している注視画像を検出する注視画像検出部と、
    前記撮像部によって撮像された前記印刷物の像における、前記注視画像検出部によって検出された前記注視画像内の文字の大きさが、所定の閾値未満か否かを判定する文字サイズ判定部と、
    前記文字サイズ判定部により、前記文字の大きさが閾値未満であると判定されると、前記データ格納部に格納された前記文書データに基づき、前記ユーザーが視認可能な前記注視画像の拡大像を、電子表示として前記表示部に表示させる表示制御部とを備え、
    前記頭部装着型端末装置は、さらに、前記印刷物の端部を検出するエッジ検出部を備え、
    前記表示制御部は、前記頭部装着型端末装置を装着した前記ユーザーにより前記印刷物が閲覧された状態において、前記エッジ検出部により検出された前記印刷物の端部の外側近傍に、前記ユーザーに前記注視画像が拡大された状態で視認されるように、前記表示部に前記電子表示を表示する、文書読解支援システム。
  6. 前記拡大像は、吹き出し形式で表示される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の文書読解支援システム。
  7. 前記画像形成部は、前記注視画像を特定する標識の画像を、前記文書データに基づく前記画像と共に形成し、
    前記注視画像検出部は、前記標識の画像を読み取ることにより前記注視画像を特定する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の文書読解支援システム。
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