JP6431804B2 - 配電用自動開閉器の操作装置 - Google Patents

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本発明は配電線の区分点や分岐点に挿入される配電用自動開閉器を操作する操作装置に関するものである。
特許文献1に示されているように、配電線の区分点や分岐点に挿入される開閉器として、電磁石を駆動源とした電磁操作機構により操作されて投入動作及び投入保持動作(投入状態を保持する動作)と開路動作とを行う自動開閉器が用いられている。この種の開閉器は、真空開閉器等からなっていて配電線に対して直列に接続される主スイッチと、該主スイッチを操作する操作機構とをケース内に収容することにより構成した開閉器本体と、電力会社の営業所等に設けられた親局との間で通信を行う機能を有する子局とを備えていて、子局内及び開閉器本体内に構成要素が設けられた操作装置により開閉操作される。
一般に、配電用自動開閉器の操作装置は、配電線からトランスを通して取り入れた交流電圧を整流し、波形整形して操作電圧を発生させる制御電源部と、操作電圧を入力として開閉器の電磁操作機構を制御する開閉器制御部とを備えている。開閉器制御部は、自動開閉器の設置点の電源側及び負荷側の系統電圧の有無や、親局から与えられる遮断指令等に応じて電磁操作機構を制御することにより、開閉器の開閉操作(主スイッチの開閉操作)を行う。
電磁石により駆動される配電用自動開閉器においては、投入する際に大きな電磁力を必要とするが、投入が完了した後、その投入状態を保持する際には、投入時より電磁力を弱めても支障を来さない。そのため、この種の自動開閉器では、特許文献1に示されているように、電磁石の駆動コイルを、インピーダンスが小さい投入コイルと、該投入コイルよりも大きなインピーダンスを有して投入コイルに対して直列に接続された保持コイルとにより構成して、開閉器を投入する際には投入コイルのみに操作電圧を印加して該投入コイルに十分大きな投入電流を流し、開閉器の投入動作が完了した後は、投入コイルと保持コイルとの直列回路の両端に操作電圧を印加して、両コイルに制限された保持電流を流すことにより、主スイッチを投入状態に保持するようにしている。
一般に配電用自動開閉器は、地絡電流を遮断することはできるが、短絡電流を遮断することはできない仕様になっている。そのため、この種の開閉器においては、短絡事故発生時に系統電圧が喪失して操作電圧が喪失したときに、直ちに開路動作を行わせるのではなく、操作電圧が喪失した後、一定の遅れ時間が経過した後に(系統の保護リレーが働いて変電所が遮断器を開いた後に)開路動作を行わせるようにして、開閉器で短絡電流を遮断する状態が生じることがないようにしておく必要がある。本明細書では、このように、操作電圧が喪失した後、一定の遅れ時間が経過した後に開閉器を開路させる動作を、「遅延開放動作」と呼ぶ。
また、電力会社は、地絡事故発生時に停電する区間を極力少なくするために、変電所の遮断器を遮断する前に、親局から、系統の事故点を含む区間の両端に設置された自動開閉器の子局に遮断指令を与えて、該自動開閉器を直ちに開路させることがある。
更に、特許文献2に示されているように、零相電圧及び零相電流を検出する検出部と、この検出部の出力から系統で地絡事故が発生しているか否かを判定する地絡判定部とを自動開閉器内に設けて、自動開閉器内の地絡判定部が系統で地絡事故が発生していると判定したときに、操作装置に遮断指令を与えて、開閉器を直ちに開路させることも知られている。本明細書では、このように、遮断指令が与えられたときに、開閉器を直ちに開路させる動作を,「高速開放動作」と呼ぶ。
配電用自動開閉器に汎用性を持たせるためには、遅延開放動作を行う機能と、高速開放動作を行う機能との双方の機能を持たせておくことが好ましい。
特許文献1に示された自動開閉器の操作装置においては、遅延開放動作を行う機能と、高速開放動作を行う機能との双方の機能を持たせるために、操作電圧が入力されるプラス側及びマイナス側の操作電圧入力端の間に遅延開放用ダイオードを接続するとともに、この遅延開放用ダイオードと投入コイル及び保持コイルの直列回路との間に、短絡事故発生時に電力会社からの指令で開く常閉スイッチ(高速開放用スイッチ)を挿入している。また投入動作時に保持コイルを短絡しておくために、開閉器が開路状態にあるときにオン状態を保持し、開閉器が閉路状態になったときにオフ状態になる投入動作検出スイッチを保持コイルの両端に並列に接続するとともに、リレーの励磁コイルを投入コイル及び保持コイルの直列回路の両端に接続して、このリレーに設けられた常閉接点を保持コイルの両端に並列に接続している。
この操作装置においては、操作電圧入力端子間に操作電圧が印加された時にリレーを励磁してその常閉接点をオフ状態にするとともに、保持コイルの両端に並列接続された投入検出動作スイッチを通して投入コイルに操作電圧を印加することにより、該投入コイルに大きな電流を流し、開閉器を投入する。開閉器の投入動作が完了した後は、投入検出用スイッチをオフ状態にして、操作電圧を投入コイル及び保持コイルの直列回路の両端に印加することにより、保持コイルの大きなインピーダンスにより大きさが制限された保持電流を投入コイル及び保持コイルに流して、開閉器を投入状態に保持する。
また系統で短絡事故が生じて操作電圧が喪失したときには、保持コイルと、リレーが消磁されることによりオン状態に復帰した常閉接点とを通して循環電流を流すと同時に、投入コイルと遅延開放用ダイオードとリレーの常閉接点とを通して循環電流を流すことにより開閉器の開路動作を遅らせて、遅延開放動作を行わせる。
電力会社からの指令により高速開放動作を行わせる場合には、高速開放用スイッチをオフ状態にして、投入コイル及び保持コイルを、遅延開放用ダイオードと制御電源部から切り離すことにより投入コイル及び保持コイルを流れる電流を遮断して開閉器を高速開放する。
また特許文献2に示された操作装置は、投入コイルと保持コイルとの直列回路と、投入時に保持コイルを短絡するスイッチとを有して、開閉器の投入及び保持動作と高速開放動作とを行わせる操作回路と、該操作回路に接続された際に開閉器を遅延開放させることを可能にする遅延開放回路と、遅延開放回路を操作回路に接続したり、操作回路から切り離したりする常開接点を有する第1の動作特性切換リレーと、操作電圧を発生する制御電源部を操作回路に接続したり、操作回路から切り離したりする接点を有する第2の動作特性切換リレーとを備えて、第1及び第2の動作特性切換リレーの接点を同時にオン状態にすることにより遅延開放回路と制御電源部とを操作回路に接続して開閉器の遅延開放動作を可能にし、第1及び第2の動作特性切換リレーの接点を同時にオフ状態にして遅延開放回路及び制御電源部を操作回路から切り離すことにより、開閉器の高速開放を可能にするように構成されている。
特開2014−56657号公報 特開2008−181843号公報
特許文献1に記載された操作装置によった場合には、遅延開放動作を可能にするために設けられたリレーが、操作電圧が印加されている定常状態で常時励磁された状態に置かれるため、該リレーの寿命が短くなるのを避けられない。そのため、リレーを比較的短期間で交換することが必要になって、装置のメンテナンスに要するコストが高くなるという問題があった。
また特許文献1に記載された操作装置によった場合には、遅延開放動作時に、保持コイルを流れる循環電流はリレーの常閉接点を通してのみ流れ、保持コイルを流れる循環電流を投入コイルに流すことができないため、投入コイルに大きな循環電流を流すことが難しかった。そのため、遅延開放動作の遅延時間を十分に長くとることができなくなって、配電系統の保護リレーとの協調をとることが難しくなることがあった。
また特許文献2に示された操作装置によった場合には、開閉器を高速開放する際に、2つの動作特性切換リレーの接点を同時に開くように協調動作させる必要があるため、2つの動作特性切換リレーの動作特性を揃えるために、2つのリレーとして動作特性が揃ったものを用いる必要がある。そのため、一般に市販されているリレーをそのまま動作特性切換リレーとして用いて操作装置を構成することができず、操作装置のコストが高くなるのを避けられなかった。また特許文献2に示された操作装置によった場合には、2つのリレーの動作特性を揃える必要があるため、リレーの品質管理が難しいという問題もあった。
本発明の目的は、協調動作が必要な複数のリレーや、常時励磁しておく必要があるリレーを用いることなく、十分に長い遅れ時間を持たせた遅延開放動作と、高速開放動作とを行わせることができるようにして、系統の保護リレーとの協調の容易化と、コストの低減と、寿命の延長とを図ることができるようにした配電用自動開閉器の操作装置を提供することにある。
本発明は、投入コイルと該投入コイルに対して直列に接続された保持コイルとにより駆動コイルが構成された電磁石により開閉動作が行われる配電用自動開閉器を操作する操作装置を対象とする。
本発明に係る操作装置は、操作電圧が入力される一対の操作電圧入力端子と、電磁石の駆動コイルと操作電圧入力端子との間に設けられて、開閉器を高速開放させる際にオフ状態にされて操作電圧が駆動コイルに印加されるのを阻止する常閉型の高速開放用スイッチと、保持コイルに対して並列に接続されて開閉器が開路しているときにオン状態を保持し、開閉器の投入が完了したときにオフ状態になる投入検出用スイッチと、操作電圧により逆バイアスされる向きに向けた状態で、高速開放用スイッチを介して投入コイルと保持コイルとの直列回路に対して並列に接続された遅延開放用ダイオードと、励磁コイルが電磁石の駆動コイルの両端にコンデンサを介して並列に接続されたリレーとを備えている。リレーは、常閉接点を備えていて、該常閉接点が開閉器の投入時に投入コイルの両端に現れる電圧により逆バイアスされる向きの逆流阻止用ダイオードを介して投入コイルの両端に並列に接続されている。
上記リレーとしては、励磁コイルに所定レベル以上の電圧が印加された時に直ちに接点が動作し、電圧が所定レベル未満になった時に直ちに接点が復帰する通常のリレーを用いてもよく、励磁コイルに所定レベル以上の電圧が印加されたときに一定の遅延時間が経過するのを待ってから接点が動作し、電圧が所定レベル未満になったときに直ちに接点が復帰するタイマリレーを用いてもよい。
上記のように、投入コイルの両端にリレーの常閉接点を逆流阻止用ダイオードを通して接続しておくと、遅延開放動作時に、保持コイル及び投入コイルと遅延開放用ダイオードとにより構成される閉回路に循環電流を流すと同時に、投入コイルと逆流阻止用ダイオードとリレーの常閉接点とにより構成される閉回路にも循環電流を流すことができるため、遅延開放動作時の遅延時間を長くして、配電系統の保護リレーとの協調を容易にとることができる。
また上記のように構成すると、変電所からの指令などにより高速開放用スイッチがオフ状態にされたときに、保持コイル及び投入コイルへの操作電圧の印加を停止するとともに、リレーの励磁コイルに直列に接続されたコンデンサに蓄積された電荷をリレーの励磁コイルと保持コイルと投入コイルとを通して放電させてリレーを励磁することにより、リレーの常閉接点を開いて、投入コイルとリレーの常閉接点と逆流阻止用ダイオードとにより閉回路が構成されるのを阻止することができるため、保持コイル及び投入コイルを流れていた電流を速やかに消滅させて高速開放動作を行わせることができる。
上記のように構成すると、協調動作が必要な複数のリレーを用いることなく、一つのリレーのみを用いて、遅延開放動作と高速開放動作とを行わせることができるため、汎用のリレーを用いて開閉器の操作装置を構成することができ、操作装置のコストの低減を図ることができる。
また上記リレーは、その励磁コイルに対して直列に接続されたコンデンサが充放電を行うごく短時間の間だけ励磁され、常時は励磁されることがないため、その寿命を長くすることができ、開閉器の操作装置の長寿命化を図ることができる。
本発明の好ましい態様では、リレーの励磁コイルを通してコンデンに操作電圧が印加されたときに逆バイアスされる向きの逆充電阻止用ダイオーが前記コンデンサの両端に並列に接続される。
このように構成した場合には、高速開放動作時に、リレーの励磁コイルと、保持コイル及び投入コイルと、リレーの励磁コイルに直列に接続されたコンデンサとにより構成される閉回路に振動電流が流れるのを防ぐことができるため、リレーの接点がチャタリングを起こすおそれをなくして、高速開放動作の安定化を図ることができる。
本発明によれば、操作電圧によりコンデンサを通して励磁されるリレーの常閉接点を、開閉器の投入時に投入コイルの両端に現れる電圧により逆バイアスされる向きの逆流防止用ダイオードを通して投入コイルの両端に並列接続したことにより、遅延開放動作時に、保持コイル及び投入コイルと遅延開放用ダイオードとにより構成される閉回路に循環電流を流すと同時に、投入コイルと逆流防止用ダイオードとリレーの常閉接点とにより構成される閉回路にも循環電流を流して投入コイルに流す循環電流を増やすことができるため、遅延開放動作時の遅延時間を長くして、開閉器の操作装置と配電系統の保護リレーとの協調を容易にとることができる。
また本発明によれば、互いに協調動作が必要な複数のリレーを用いることなく、一つのリレーのみを用いて遅延開放動作と高速開放動作とを行わせることができるため、汎用のリレーを用いて操作装置を構成して、操作装置のコストの低減を図ることができる。
また本発明で用いるリレーは、その励磁コイルに対して直列に接続されたコンデンサが充放電を行うごく短時間の間だけ励磁され、常時は励磁されることがないため、その寿命を長くすることができ、操作装置の長寿命化を図ることができる。
また請求項2に記載された発明によれば、高速開放動作時に、リレーの励磁コイルと、保持コイル及び投入コイルと、リレーの励磁コイルに直列に接続されたコンデンサとにより構成される閉回路に振動電流が流れるのを防ぐことができるため、リレーの接点がチャタリングを起こすおそれをなくして、高速開放動作の安定化を図ることができる。
本発明の第1の実施形態の構成を示した回路図である。 図1に示した実施形態の操作器が開閉器を投入する際の動作を説明するための回路図(動作説明図)である。 図1に示した実施形態の操作器が開閉器を投入する際の動作を説明するための他の回路図である。 図1に示した実施形態の操作器が開閉器を保持する際の動作を説明するための回路図である。 図1に示した実施形態の操作器が遅延開放動作を行う際の動作を説明するための回路図である。 図1に示した実施形態の操作器が遅延開放動作を行う際の動作を説明するための他の回路図である。 図1に示した実施形態の操作器が高速開放動作を行う際の動作を説明するための回路図である。 図1に示した実施形態の操作器が高速開放動作を行う際の動作を説明するための他の回路図である。 図1に示した実施形態の操作器が遅延開放動作を行う際の各部の電圧波形とリレーの接点のオンオフ動作と高速開放用スイッチのオンオフ動作とを示したタイムチャートである。 図1に示した実施形態の操作器が高速開放動作を行う際の各部の電圧波形とリレーの接点のオンオフ動作と高速開放用スイッチのオンオフ動作とを示したタイムチャートである。 本発明の第2の実施形態の構成を示した回路図である。 図11に示した実施形態の操作器が遅延開放動作を行う際の各部の電圧波形とリレーの接点のオンオフ動作と高速開放用スイッチのオンオフ動作とを示したタイムチャートである。 図11に示した実施形態の操作器が高速開放動作を行う際の各部の電圧波形とリレーの接点のオンオフ動作と高速開放用スイッチのオンオフ動作とを示したタイムチャートである。
以下図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る操作装置の第1の実施形態の要部の構成を示したもので、同図において1は配電用自動開閉器の開閉器本体、2は開閉器本体1に付属させて設けられた配電用自動開閉器の子局である。開閉器本体1及び子局2内に設けられた所定の構成要素により開閉器の操作装置が構成される。
開閉器本体1は、配電線を複数の区間に区分する等の目的で配電線に直列に挿入される真空バルブ等からなる主スイッチ(図示せず。)と、駆動コイルLsを有する電磁石と、該電磁石を駆動源として主スイッチをオンオフ操作する操作機構(図示せず。)と、主スイッチのオンオフを制御するために電磁石の駆動コイルLsへの通電を制御する制御回路CCTと、主スイッチを手動操作する手動操作機構(図示せず。)と、これらを収容したケース101とにより構成されている。ケース101には、開閉器本体1と子局2との間を接続するケーブルの芯線3a、3b の一端が接続されるコネクタ102が取り付けられている。電磁石の駆動コイルLsは、インピーダンスが小さく,大きい電流を流すことができる投入コイルCCと、該投入コイルに対して直列に接続されたインピーダンスが高い保持コイルHCとからなっている。
子局2は、電力会社の営業所等に設けられた制御指令所に設置された親局との間で通信を行う手段(図示せず。)と、配電線からトランスを通して取り出した交流電圧を整流し、波形整形して矩形波状の操作電圧Voを発生する制御電源部(図示せず。)と、操作電圧Voが入力されるプラス側操作電圧入力端子a及マイナス側操作電圧入力端子bと、プラス側操作電圧入力端子aに一端が接続された常開形の起動スイッチSW1と、スイッチSW1の他端に一端が接続された常閉形のスイッチSW2と、操作電圧Voにより逆バイアスされる向きに向け、かつスイッチSW2よりも操作電圧入力端子a,b側に位置させて、操作電圧入力端子a,b間に接続された遅延開放用ダイオードDとをケース201内に収容したものである。子局のケース201には、開閉器本体1と子局2との間を接続するケーブルの芯線3a、3bの他端が接続されるコネクタ202が取り付けられている。スイッチSW1及びSW2は、親局から子局2に与えられる指令により制御されるリレーの接点からなっている。起動スイッチSW1は開閉器を投入する際にオン状態にされるスイッチであり、スイッチSW2は、親局から子局2に遮断指令が与えられたときにオフ状態にされ、親局から子局2に投入指令が与えられたときにオン状態に復帰する高速開放用スイッチである。
開閉器本体1内に設けられた制御回路CCTは、保持コイルHCに対して並列に接続されて開閉器が開路しているときに(開閉器の主スイッチが開路しているときに)オン状態を保持し、開閉器の投入が完了した時にオフ状態になる投入検出用スイッチ42bと、励磁コイルが電磁石の駆動コイルの両端にコンデンサCを介して並列に接続されたリレーRyとを備えており、リレーRyに設けられた常閉接点Ry/bが、開閉器の投入時に投入コイルCCの両端に現れる電圧により逆バイアスされる向きの逆流阻止用ダイオードD1を介して投入コイルの両端に並列に接続されている。またコンデンサCの両端には、リレーRyの励磁コイルを通してコンデンサCに操作電圧Voが印加されたときに逆バイアスされる向きの逆充電阻止用ダイオードD2が並列に接続されている。
図示の例では、リレーRyの励磁コイルの一端が高速開放用スイッチSW2と起動スイッチSW1とを通してプラス側の操作電圧入力端子aに接続され、リレーRyの励磁コイルの他端がコンデンサCを通してマイナス側の操作電圧入力端子bに接続されている。またリレーの常閉接点Ry/bは、その一端を保持コイルHCと投入コイルCCとの接続点に接続した状態で設けられ、常閉接点Ry/bの他端及び操作電圧入力端子bにそれぞれ逆流阻止ダイオードD1のカソード及びアノードが接続されている。リレーRyの励磁コイルの両端、投入コイルCCの両端及び保持コイルHCの両端にはバリスタ等の過電圧保護素子ZD1が接続されている。
なおリレーRyの励磁コイルと、コンデンサC及びダイオードD1の並列回路はそれぞれの位置を入れ換えてもよく、常閉接点Ry/bと逆流阻止用ダイオードD1の位置を入れ換えてもよい。また高速開放用スイッチSW2を、マイナス側入力端子bと投入コイルCCの保持コイルHCと反対側の端子との間にも設けて、高速開放時に操作電圧入力端子a,bの双方を制御回路CCTから切り離すように構成することもできる。
ここで、図2ないし図8の動作説明図と、図9及び図10のタイムチャートとを用いて、図1の実施形態の動作を説明する。図2ないし図8の動作説明図は、操作装置の種々の動作過程での回路の状態を示したもので、以下の説明では、図2ないし図8に示した回路の状態をそれぞれ「状態A」ないし「状態G」とする。図9(A)ないし(G)は投入動作が行われた後、遅延開放動作時が行われた場合の動作を示したタイムチャートで、同図(A)ないし(G)はそれぞれ、開閉器の主回路の状態、操作電流の波形、操作電圧の波形、コンデンサCの両端の電圧波形、リレーRyの両端の電圧波形、常閉接点Ry/bの状態、及び高速開放用スイッチSW2の状態を時間tに対して示している。図9の横軸にAないしEの符号で示された期間は、回路の状態がそれぞれ「状態A」ないし「状態G」になっている期間を示している。
また図10のタイムチャートは、投入動作が行われた後、高速開放動作が行われた場合の動作を示したもので、図10(A)ないし(G)はそれぞれ開閉器の主回路の状態、操作電流の波形、操作電圧の波形、コンデンサCの両端の電圧波形、リレーRyの両端の電圧波形、常閉接点Ry/bの状態、及び高速開放用スイッチSW2の状態を時間tに対して示している。また図10の横軸にA,B,C,F及びGで示された期間は、回路の状態がそれぞれ「状態A」、「状態B」、「状態C」、「状態F」及び[状態G]になっている期間を示している。
<投入時の動作>
上記の操作装置において、起動スイッチSW1が開かれていて、操作電圧Voが与えられていないときには、開閉器が開かれているため、保持コイルHCに並列に接続された投入検出用スイッチ42bが閉じており、保持コイルHCが短絡されている。この状態で図2に示すように起動スイッチSW1が閉じられて、制御電源部から操作電圧入力端子a,b間に操作電圧Voが印加されると、常時はオン状態にある高速開放用スイッチSW2と投入検出用スイッチ42bとを通して投入コイル(CC)に操作電圧Voが印加されるため、投入コイルCCに図9(B)に示すように大きな操作電流(投入電流)Isが流れる。この時の状態を「状態A」とする。また操作電圧VoがリレーRyの励磁コイルとコンデンサCの直列回路の両端に印加されるため、図3に示すように、リレーRyの励磁コイルとコンデンサCとを通して励磁電流Icが流れ、その常閉接点Ry/bが開く。この励磁電流によりコンデンサCが充電され、その両端の電圧Vcが上昇していく。この状態を「状態B」とする。
投入コイルCCに操作電流Isが流れることにより開閉器が投入されると、図4に示すように、投入検出用スイッチ42bが開くため、操作電圧Voが保持コイルHCと投入コイルCCの直列回路の両端に印加されるようになり、保持コイルHCと投入コイルCCとを通して、図9(B)に示したように、保持コイルHCの大きなインピーダンスにより制限された大きさの保持電流Ihが流れるようになる。この保持電流により開閉器が投入状態に保持される。またコンデンサCが操作電圧Voまで充電されると、リレーRyの励磁コイルの両端の電圧がほぼ0になるため、図4に示すようにリレーRyに励磁電流が流れなくなってリレーRyが消磁され、その常閉接点Ry/bはオン状態に復帰する。図4に示す状態を「状態C」とする。
<遅延開放動作>
図9に示した時刻t1で配電系統で短絡事故が発生して操作電圧(Vo)が喪失すると、駆動コイル(投入コイル及び保持コイル)に蓄積されているエネルギが遅延開放用ダイオードD及び高速開放用スイッチSW2を通して放出されるため、図5に示すように、駆動コイル(HC,CC)−遅延開放用ダイオードD−高速開放用スイッチSW2−駆動コイル(HC,CC)の第1の閉回路を循環電流I1が流れる。また、駆動コイル(HC,CC)に蓄積されているエネルギによりコンデンサCが逆充電されて、リレーRyに瞬時的に立ち上がる励磁電流Ic′(図9E)が流れ、その常閉接点が開いて一時的に図6に示す「状態E」になる。コンデンサCが逆充電されると、コンデンサCの両端の電圧は急速に低下していき、リレーの励磁電流Ic′が急速に減衰していく。励磁電流Ic′がリレーを動作させるレベル未満になると常閉接点Ry/bが閉状態に復帰して図5に示した「状態D」に戻る。従って、図5に示すように、投入コイルCCに蓄積されているエネルギが逆流阻止ダイオードD1とリレーの常閉接点Ry/bとを通して放出され、投入コイルCC−逆流阻止ダイオードD1−リレーの常閉接点Ry/b−投入コイルCCの第2の閉回路にも循環電流I2が流れる。上記第1及び第2の閉回路を循環電流I1,I2が流れることにより開閉器の開放が遅れる(遅延開放動作が行われる)。これにより変電所の遮断器が開く前に開閉器が開いて事故電流を遮断する事態が生じるのを防ぐことができる。時刻t1で操作電圧が喪失した後、時刻t2で投入コイルを流れる電流I1+I2が開閉器を投入状態に保持しておくために必要なレベル未満になるまでの時間が遅延開放時間(図9参照)となる。
上記のように、本実施形態では、系統で短絡事故が発生して操作電圧Voが喪失したときに、駆動コイル(HC,CC)−遅延開放用ダイオードD−高速開放用スイッチSW2−駆動コイル(HC,CC)の第1の閉回路に循環電流を流すだけでなく、投入コイルCC−逆流阻止ダイオードD1−リレーの常閉接点Ry/b−投入コイルCCの第2の閉回路にも循環電流を流して、投入コイルCCに流す電流を大きくすることにより遅延開放動作を行わせるため、第1の閉回路のみに電流を流すことにより遅延開放動作を行わせる場合に比べて、開放動作時の遅延時間を長く設定することができる。従って、本実施形態によれば、短絡事故が発生したときに十分に長い遅延時間を持たせて遅延開放動作を行わせて、配電系統に設けられている保護リレーとの協調を容易にとることができる。
<高速開放動作>
図10に示した時刻t3で、変電所からの指令で高速開放用スイッチSW2が開かれたとする。このとき、駆動コイル(HC,CC)−遅延開放用ダイオードD−高速開放用スイッチSW2−駆動コイル(HC,CC)の閉回路が成立しなくなるため、保持コイルHCを流れていた電流が遮断され、投入コイルCC及び保持コイルHCの直列回路の両端に生じる逆起電力Vo′(図10C参照)が、コンデンサC及びダイオードD2の並列回路とリレーRyの励磁コイルとの直列回路の両端に印加される。これにより、リレーRyに急峻に立ち上がる励磁電流Ic′が流れる。この励磁電流が所定の大きさに達するまでの間は、リレーRyの常閉接点Ry/bは閉じたままであるため、図7に示すように、投入コイルCC−ダイオードD1−常閉接点Ry/b−投入コイルCCの閉回路を循環電流が流れる。
リレーRyの励磁電流が所定の大きさに達すると、図8に示すように、常閉接点Ry/bが開くため、投入コイルCCからダイオードD1と常閉接点Ry/bとを通して流れていた循環電流が流れなくなり、投入コイルCC及び保持コイルHCを流れていた電流が遮断される。コンデンサCの放電が完了すると、保持コイル及び投入コイルの逆起電力によりダイオードD2を通してリレーRyに励磁電流が流れるようになり、図10(C)に示すように、逆起電力Vo′は減衰していく。コンデンサCの放電が完了した後、ダイオードD2を通して励磁電流が流れ、コンデンサCが逆方向に充電されることはないため、コンデンサCの両端の電圧Vcが反転することはない。投入コイルCC−ダイオードD1−常閉接点Ry/b−投入コイルCCの閉回路を循環電流が流れる時間は短いため、高速開放用スイッチSW2が開かれたときには、投入コイルCC及び保持コイルHCを流れる電流が速やかに遮断されて高速開放動作が行われる。図10の時刻t3で高速開放用スイッチSW2が開かれた後、時刻t4で開閉器が開くまでの時間が高速開放時間となる。
本実施形態のように、コンデンサCの両端にダイオードD2を接続しておくと、リレーRyのコイルと、投入コイルCC及び保持コイルHCとコンデンサCとからなる閉回路が形成されるのを防いで、この閉回路に振動電流が流れるのを防ぐことができるため、リレーRyの接点がチャタリングを起こすのを防いで、高速開放動作を安定に行わせることができる。
図11を参照すると、本発明の第2の実施形態の構成が示されている。図11に示した実施形態では、図1に示した実施形態においてコンデンサCの両端に接続されていたダイオードD2が省略されている。その他の点は、図1に示した実施形態と同様である。
図11に示した実施形態の投入時及び遅延開放動作時の動作を示すタイムチャートは図12に示す通りであり、投入時及び高速開放時の動作を示すタイムチャートは図13に示す通りである。
図11に示した実施形態の動作は図1に示した実施形態の動作とほぼ同様であるが、図11に示した実施形態では、ダイオードD2が設けられていないため、時刻t3で高速開放用スイッチSW2が開かれた後、コンデンサCが逆方向に充電される。従って、図13(D)に示すようにコンデンサCの両端の電圧Vcが反転し、図13(E)に示したようにリレーの励磁電流Ic′も反転する。この場合、励磁電流Ic′の反転した後のレベルがリレーを動作させるレベルに達すると、その常閉接点Ry/bが開くため、接点Ry/bがチャタリングを起こし、高速開放動作が不安定になるおそれがある。従って、図11に示すように、コンデンサCの両端にダイオードを接続しない構成をとる場合には、高速開放動作時にリレーRyを流れる励磁電流Ic′が反転した後、接点Ry/bを動作させるレベルに達することがないように、回路定数を設定しておくことが望ましい。
図11に示すように、高速開放用スイッチSW2の両端にバリスタZDが接続されている場合には、例えば、時刻t3 で高速開放用スイッチSW2が開かれた後、操作電圧Voにより、バリスタZDを通してリレーRyの励磁コイルにある程度の電流を流して、この電流により上記励磁電流Ic′の増大を抑制するように回路定数を設定しておくことにより、上記励磁電流Ic′がリレーを動作させるレベルに達して常閉接点Ry/bが開くのを防ぐことができる。
上記の実施形態では、リレーRyとして、励磁コイルに所定レベル以上の電圧が印加された時に直ちに接点が動作し、電圧が所定レベル未満になった時に直ちに接点が復帰する通常のリレーを用いてもよく、励磁コイルに所定レベル以上の電圧が印加されたときに一定の遅延時間が経過するのを待ってから接点が動作し、電圧が所定レベル未満になったときに直ちに接点が復帰するタイマリレーを用いてもよい。
上記の実施形態では、高速開放用スイッチSW2の両端に過電圧保護素子ZDを接続し、リレーRyの励磁コイルの両端、投入コイルCCの両端及び保持コイルHCの両端に過電圧保護素子ZD1を接続しているが、これらの過電圧保護素子は必須ではない。
CC 投入コイル
HC 保持コイル
42b 投入検出用スイッチ
Ry リレー
Ry/b リレーの常閉接点
D1 逆流阻止ダイオード
D2 逆充電阻止用ダイオード

Claims (2)

  1. 投入コイルと該投入コイルに対して直列に接続された保持コイルとにより駆動コイルが構成された電磁石により開閉動作が行われる配電用自動開閉器を操作する操作装置であって、
    操作電圧が入力される一対の操作電圧入力端子と、
    前記電磁石の駆動コイルと前記操作電圧入力端子との間に設けられて、前記開閉器を高速開放させる際にオフ状態にされて操作電圧が前記駆動コイルに印加されるのを阻止する常閉型の高速開放用スイッチと、
    前記保持コイルに対して並列に接続されて前記開閉器が開路しているときにオン状態を保持し、前記開閉器の投入が完了したときにオフ状態になる投入検出用スイッチと、
    前記操作電圧により逆バイアスされる向きに向けた状態で、前記高速開放用スイッチを介して前記投入コイルと保持コイルとの直列回路に対して並列に接続された遅延開放用ダイオードと、
    励磁コイルが前記電磁石の駆動コイルの両端にコンデンサを介して並列に接続されたリレーと、
    を具備し、
    前記リレーに設けられた常閉接点が、前記開閉器の投入時に前記投入コイルの両端に現れる電圧により逆バイアスされる向きの逆流阻止用ダイオードを介して前記投入コイルの両端に並列に接続されていること、
    を特徴とする配電用自動開閉器の操作装置。
  2. 前記リレーの励磁コイルを通して前記コンデンサに操作電圧が印加されたときに逆バイアスされる向きの逆充電阻止用ダイオードが前記コンデンサの両端に並列に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の配電用自動開閉器の操作装置。
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