JP6430916B2 - 排気状態検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関から排出される排ガスの状態を検出する排気状態検出装置に関する。
内燃機関から排出される排ガスの状態を判断するため、排気流路に排ガスの成分を検出する排気センサを設けた排気状態検出装置が知られている。ところで、内燃機関から排出される排ガスは、例えば内燃機関における気筒間の燃焼状態のばらつきなどにより、排気流路において一様でなくばらついている。また、各気筒から排出された排ガスの排気流路を形成する複数の枝管を通過する排ガスのうち、排気センサによって検出されるのは、排気センサの近くに開口する枝管を通過した排ガスが多く、排気センサから離れた位置に開口する枝管を通過した排ガスは、排気センサによって検出されずに流れやすい。その結果、排ガスにおける排気センサによって検出される条件のばらつきが大きくなり、排気センサに基づく排ガスの成分の判断を正確に行えないという問題があった。
このような問題を解決するために、各気筒から流出した排ガスが合流する合流流路に開口する複数の枝管における下流側端部と、排気センサとの間に、筒状の誘導部材を設けた排気浄化装置が提案されている(特許文献1参照)。誘導部材は、各枝管から流出した排ガスを、誘導部材の筒部に設けられた複数の貫通孔及び誘導部材の端部から誘導部材の内部へ流入させ、排気センサへ誘導する。このような誘導部材が設けられた排気浄化装置では、各枝管から流出した排ガスの排気センサによって検出される条件を近づけ、排ガスを排気センサに当てることができる。
特開2000−73748号公報
しかしながら、前述した特許文献1に記載の排気浄化装置では、誘導部材の貫通孔が枝管の開口部に対応付けられて形成されていない、枝管と誘導部材との位置関係が存在する。そうすると、枝管から流出した排ガスの流れが誘導部材の外面により妨げられ、排ガスが排気センサに届くまで時間を要し、排ガスの適切な検出性能が保たれない恐れがあった。
本発明は、複数の排気流路から流出した排ガスが排気センサによって検出される条件をそれぞれ近づけ、かつ排ガスの流れの勢いを妨げにくい排気状態検出装置の提供を目的としている。
本発明の一側面は、排気状態検出装置であって、排気管と、排気センサと、カバーと、を備える。排気管は、複数の排気流路を1つの排気流路に合流させる合流流路を有する。排気センサは、合流流路において排ガスの状態を検出するセンサである。カバーは、合流流路において排気センサを覆うことにより、排気センサが収容された空間である収容空間を有する。具体的には、カバーの外面における合流流路の上流側に面する部分である上流面には、収容空間に排ガスを流入させるための貫通孔である少なくとも1つの入口孔が、複数の排気流路のそれぞれに対応する位置に設けられている。また、カバーの外面における上流面以外の部分には、収容空間から排ガスを流出させるための貫通孔である少なくとも1つの出口孔が、排気センサの近傍の位置に設けられている。
このような構成によれば、排気センサを覆うカバーによって、複数の排気流路から合流流路へ流入した排ガスが排気センサによって検出される条件をそれぞれ近づけることができ、かつ排ガスの流れの勢いを妨げにくい排気状態検出装置の提供が可能となる。
上記構成において、複数の排気流路のそれぞれに対応する入口孔の合計面積はそれぞれ、出口孔の合計面積よりも小さくてもよい。仮に、出口孔の合計面積が当該入口孔の合計面積よりも小さいとする。そうすると、当該入口孔の合計面積を大きくしたとしても、当該入口孔の合計面積が収容空間に流入する排ガスの流入量に与える影響は小さい。これに対し、複数の排気流路のそれぞれに対応する入口孔の合計面積がそれぞれ出口孔の合計面積よりも小さいと、当該入口孔の合計面積が収容空間に流入する排ガスの流入量に与える影響を大きくすることができる。
上記構成において、収容空間は、入口孔及び出口孔のみによって収容空間の外部と連通されていてもよい。このような構成によれば、入口孔から流入し出口孔から流出する排ガスの流れのみが収容空間内に発生しやすくなる。これにより、カバーに入口孔及び出口孔以外の孔が設けられている場合と比較して、排気センサ付近を通過する排ガスの量を増やすことができる。
上記構成において、出口孔は、カバーの外面における上流面以外の部分において、排気センサと対向する位置に設けられていてもよい。このような構成によれば、入口孔から収容空間へ流入した排ガスが、排気センサ付近を通過してから流出しやすくなる。これにより、排気センサの近傍にない入口孔から収容空間に排ガスも、排気センサに検出されやすくなる。その結果、入口孔から収容空間へ流入した排ガスが排気センサによって検出される条件をそれぞれ近づけることができる。
本実施形態の排気システムの外観図である。 図1のII−II断面図である。 図3(A)はカバーの斜視図、図3(B)はある方向から見たカバーの図、図3(C)は図3(B)の方向と反対側の方向から見たカバーの図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
[1.構成]
図1及び図2に示す排気システム100は、車両の内燃機関の各気筒(図示せず)から排出された排ガスを車両の外へ導くための排気流路の一部を形成する。排気システム100は、エキゾーストマニホールド1と、コーン2と、排気センサ3と、カバー4と、触媒ケース5と、コーン6と、を備える。
エキゾーストマニホールド1は、複数(この例では4つ)の気筒のそれぞれから排出された排ガスを合流させて、後述するコーン2の内部へと導く排気流路を形成する。エキゾーストマニホールド1は、概略Y字状に形成された2つの枝管である、枝管11及び枝管12を有する。図1に示すように、枝管11の上流部(Y字状のVを形成する部分)である管部11A及び管部11Bは、管部11A及び管部11Bのそれぞれに対応する気筒から排出された排ガスの排気流路を形成する。枝管11の下流部(Y字状のIを形成する部分)である管部11Cは、管部11A及び管部11Bの排気流路が合流しコーン2へとつながる流路を形成する。枝管11と同様、枝管12の上流部(Y字状のVを形成する部分)である管部12A及び管部12Bは、管部12A及び管部12Bのそれぞれに対応する気筒から排出された排ガスの排気流路を形成する。枝管12の下流部(Y字状のIを形成する部分)である管部12Cは、管部12A及び管部12Bの排気流路が合流しコーン2へとつながる流路を形成する。また、図2に示すように、管部11Cの下流側端部及び管部12Cの下流側端部は、コーン2の内部に開口している。
コーン2は、エキゾーストマニホールド1の下流側に設けられている。コーン2は、枝管11及び枝管12とともに、複数の気筒から流出した排ガスを合流させ触媒ケース5へ導く排気流路である合流流路を形成する。コーン2には、後述する排気センサ3及びカバー4を配設するための貫通孔2Aが形成されている。
排気センサ3は、排ガスの状態(本実施形態では酸素濃度)を検出するためのセンサである。排気センサ3は、合流流路における合流後の部分に、言い換えればコーン2の内部に設けられている。具体的には、排気センサ3は、コーン2により形成される排気流路に、排ガスの状態、より詳しくは排ガスの酸素濃度の検出部分であるセンサ部が突出するように、貫通孔2Aを介して配設される。
カバー4は、図3(A)、図3(B)及び図3(C)に示すように、つば部41と、一端が閉塞し、断面が真円である円筒状の突出部42とを有する部材である。つば部41及び突出部42は、絞り加工によって形成される。図2に示すように、突出部42の内部には、排気センサ3を覆うための収容空間43が形成されている。
突出部42には、突出部42の外面における合流流路の上流側に面する部分である上流面(図2でいうカバー4の上側)に、2つの入口孔である、入口孔4A及び入口孔4Bが設けられている。入口孔4A及び入口孔4Bは、収容空間43に排ガスを流入させるための真円状の貫通孔である。図2に示すように、入口孔4Aは管部11Cに対応する位置、具体的には、管部11Cにおける下流側端部の投影面の範囲内に存在する。また、入口孔4Bは管部12Cに対応する位置、具体的には、管部12Cにおける下流側端部の投影面の範囲内に存在する。より詳しくは、入口孔4Aは、枝管11を通る排ガスの流れである流れF1がカバー4を通過しやすい場所に設けられている。入口孔4Bも、枝管12を通る排ガスの流れである流れF2がカバー4を通過しやすい場所に設けられている。なお、本実施形態では、管部11Cの下流側端部における中心軸は入口孔4Aの中心を通り、管部12Cの下流側端部における中心軸は入口孔4Bの中心を通る位置関係にある。
また、カバー4(具体的には突出部42)には、突出部42の外面における上流面以外の部分、より詳しくは突出部42の外面における合流流路の下流側に面する部分である下流面(この例では、図2でいうカバー4の下側)に、1つの出口孔である、出口孔4Cが設けられている。出口孔4Cは、収容空間43から排ガスを流出させるための真円状の貫通孔である。図2に示すように、出口孔4Cは、下流面において排気センサ3と対向する位置(この例では、図2でいう排気センサ3の真下)に存在する。排気センサ3及びカバー4は、カバー4の内面を基準とする、入口孔4Aの中心と出口孔4Cの中心とを結んだ直線及び入口孔4Bの中心と出口孔4Cの中心とを結んだ直線を引いた場合、どちらの直線も排気センサによって遮られる位置関係にある。
収容空間43は、入口孔4A、入口孔4B及び出口孔4Cによって、収容空間43の外部の排気流路と連通されている。換言すれば、カバー4には、入口孔4A、入口孔4B及び出口孔4C以外の貫通孔は設けられていない。なお、入口孔4Aの面積と入口孔4Bの面積とは等しく、それぞれ出口孔4Cの面積よりも小さい。
図2に示すように、カバー4は、コーン2の外側から突出部42が貫通孔2Aに挿入された状態で、コーン2の外面に当接したつば部41が溶接されることにより、コーン2に配設されている。また、排気センサ3は、センサ部が収容空間43に挿入された状態で固定される。つまり、突出部42は、排気センサ3を覆うように、コーン2の内面よりも内側(排気流路)に突出する。
触媒ケース5は、コーン2の下流側で排気流路を形成し、排ガスを浄化するための触媒(図示せず)を収容する。
コーン6は、触媒ケース5の下流側で、触媒ケース5に収容されている触媒によって浄化され流出した排ガスの排気流路を形成する。
[2.作用]
次に、本実施形態の排気システム100の作用について説明する。
複数の気筒から排出された排ガスは、各気筒に対応する管部11A、管部11B、管部12A及び管部12Bに流入する。具体的には、管部11A及び管部11Bに流入した排ガスは管部11Cを通り、コーン2に流入する。管部12A及び管部12Bに流入した排ガスは管部12Cを通り、コーン2に流入する。つまり、枝管11及び枝管12を通過した排ガスは、コーン2の内部にて合流する。
図2の流れF1に示すように、枝管11からコーン2に流入した排ガスの一部は、排ガスの流れの下流方向に入口孔4Aが設けられているため、排ガスの流れの勢いが妨げられにくいまま、入口孔4Aから収容空間43に流入する。入口孔4Aから収容空間43へ流入した排ガスは、入口孔4Aよりも下流側に設けられている出口孔4Cの方向へ導かれる。入口孔4A及び出口孔4Cは共に、排気センサ3の近傍の位置に設けられている。このため、入口孔4Aから収容空間43へ流入した排ガスは、そのまま排気センサ3を横切る方向(この例では、図2でいう入口孔4Aから真下の方向)へ導かれる。よって、入口孔4Aから収容空間43へ流入した排ガスは、排気センサ3付近を通過した後、出口孔4Cから収容空間43の外へ流出する。
一方、流れF2に示すように、枝管12からコーン2に流入した排ガスの一部は、排ガスの流れの下流方向に入口孔4Bが設けられているため、流れの勢いが妨げられにくいまま、入口孔4Bから収容空間43に流入する。入口孔4Bから収容空間43へ流入した排ガスは、入口孔4Bよりも下流側に設けられている出口孔4Cの方向へ導かれる。入口孔4Bは、排気センサ3から離れた位置に設けられているが、出口孔4Cは排気センサ3の近傍の位置に設けられている。このため、入口孔4Bから収容空間43へ流入した排ガスは、排気センサ3が設けられた方向(この例では、図2でいう入口孔4Bから斜め右下の方向)へ導かれる。よって、入口孔4Bから収容空間43へ流入した排ガスは、排気センサ3付近を通過した後、出口孔4Cから収容空間43の外へ流出する。
出口孔4Cから収容空間43の外へ流出した排ガスは、触媒ケース5へ導かれ、触媒ケース5に収容されている触媒によって浄化される。浄化された排ガスは、触媒ケースからコーン6へ流出した後、さらに下流の管へ導かれる。
[3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)カバー4の外面における上流面には、枝管11における下流側端部の投影面の範囲内及び枝管12における下流側端部の投影面の範囲内に入口孔4A及び入口孔4Bが存在する。また、カバー4の外面における下流面の部分には、排気センサ3と対向する位置に出口孔4Cが設けられている。
このような構成によれば、コーン2に流入した排ガスの一部は、カバー4に設けられた入口孔4A及び入口孔4Bから収容空間43に流入する。収容空間43に流入した排ガスは、出口孔4Cの方向へ導かれ、排気センサ3付近を通過し出口孔4Cから収容空間43の外部へ流出する。つまり、入口孔4A及び入口孔4Bから収容空間43に流入した排ガスはいずれも、排気センサ3付近を通過するように出口孔4Cへ導かれる。したがって、本実施形態によれば、枝管11及び枝管12のそれぞれからコーン2へ流入した排ガスが排気センサ3によって検出される条件をそれぞれ近づけることができ、かつ排ガスの流れの勢いを妨げにくくすることができる。
(1b)入口孔4Aの面積及び入口孔4Bの面積はそれぞれ、出口孔4Cの面積よりも小さい。仮に、出口孔4Cの面積が入口孔4Aの面積及び入口孔4Bの面積のそれぞれよりも小さいとすると、入口孔4Aの面積及び入口孔4Bの面積が収容空間43に流入する排ガスの流入量に与える影響は小さい。これに対し、本実施形態のように、入口孔4Aの面積及び入口孔4Bの面積がそれぞれ出口孔4Cの面積よりも小さいと、入口孔4Aの面積及び入口孔4Bの面積が収容空間43に流入する排ガスの流入量に与える影響を大きくすることができる。その結果、排気センサ3から離れた位置に設けられた入口孔4Bの面積を入口孔4Aの面積よりも大きくして、収容空間43に流入する排ガスの流入量を増やすといったように、入口孔4A及び入口孔4Bから収容空間43に流入する排ガスの流入量を調整しやすくすることができる。
(1c)収容空間43は、入口孔4A、入口孔4B及び出口孔4Cのみによって排気流路と連通されている。このような構成によれば、入口孔4A及び入口孔4Bから流入し出口孔4Cから流出する排ガスの流れのみが収容空間43内に発生しやすくなる。これにより、カバー4に入口孔4A、入口孔4B及び出口孔4C以外の孔が設けられている場合と比較して、排気センサ3付近を通過する排ガスの量を増やすことができる。
(1d)出口孔4Cは、突出部42の外面における下流面において、排気センサ3と対向する位置に設けられている。このような構成によれば、入口孔4A及び入口孔4Bから収容空間43へ流入した排ガスが、排気センサ3付近を通過してから流出しやすくなる。これにより、排気センサ3の近傍にない入口孔4Bから収容空間43に流入した排ガスも、排気センサ3に検出されやすくなる。その結果、入口孔4A及び入口孔4Bから収容空間43へ流入した排ガスが排気センサ3によって検出される条件をそれぞれ近づけることができる。
なお、本実施形態では、排気システム100におけるエキゾーストマニホールド1、コーン2、排気センサ3及びカバー4を備える部分が排気状態検出装置の一例に相当する。また、枝管11、枝管12、コーン2が排気管の一例に相当する。
[4.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2a)上記実施形態では、Y字状の枝管11及び枝管12によって、4つの気筒のそれぞれから排出された排ガスをコーン2へと導く排気流路を形成するエキゾーストマニホールド1を例示した。しかし、各気筒及びエキゾーストマニホールドの構成は、これに限定されるものではない。例えば、4つの気筒に対応する枝管が、Y字状の分岐した2つの枝管ではなく、I字状の分岐していない4つの枝管によって構成されてもよい。また例えば、気筒の数及び各気筒に対応する枝管の数は、4つ以外でもよい。
(2b)上記実施形態では、排ガスに含まれる酸素濃度を排ガスの状態として検出する酸素センサを、排気センサ3として例示したが、排気センサの構成はこれに限定されるものではない。例えば、排気センサとして、排ガスに含まれるNOxを排ガスの状態として検出するNOxセンサ、排ガスの空燃比の状態を排ガスの状態として検出する空燃比センサ又は排ガスの温度を排ガスの状態として検出する温度センサが用いられてもよい。
(2c)上記実施形態では、断面が真円状のカバー4がコーン2に配設されている構成を例示したが、カバーの形状はこれに限定されるものではない。例えば、カバーは断面が楕円状や四角形状でもよい。
(2d)上記実施形態では、カバー4が絞り加工によって形成される構成を例示したが、カバーの形成方法はこれに限定されるものではない。例えば、カバーは、パイプ部材を用いて形成されてもよく、また他の方法によって形成されてもよい。
(2e)上記実施形態では、カバー4が溶接によりコーン2に配設される構成を例示したが、カバー4に対するコーン2の配設方法はこれに限定されるものではない。例えば、カバー4はろう付けによってコーン2に配設されてもよい。また、カバー4は、螺合によってコーン2に配設されてもよい。
(2f)上記実施形態では、カバー4に、入口孔4A、入口孔4B及び出口孔4Cが設けられている構成を例示したが、カバーに設けられる孔の数及び形状はこれに限定されるものではない。例えば、カバーには、3つ以上の入口孔又は2つ以上の出口孔が設けられてもよい。具体的には、例えば枝管11又は枝管12に対応する入口孔はそれぞれ2つ以上でもよい。また例えば、入口孔及び出口孔の形状は、真円状ではなく、楕円状など、他の形状でもよい。
(2g)上記実施形態では、入口孔4Aの面積及び入口孔4Bの面積がそれぞれ出口孔4Cの面積よりも小さい構成を例示したが、入口孔の構成はこれに限定されるものではない。例えば、複数の枝管のそれぞれに対応する位置に少なくとも1つずつ設けられた入口孔のうち、少なくとも1つの枝管に対応する入口孔の合計面積が、少なくとも1つ設けられた出口孔の合計面積よりも大きくてもよい。
(2h)上記実施形態では、入口孔4Aの面積と入口孔4Bの面積とが等しい構成を例示したが、複数の入口孔の構成はこれに限定されるものではない。例えば、複数の枝管のそれぞれに対応する位置に少なくとも1つずつ設けられた入口孔の各合計面積が異なる値に設定されていてもよい。具体的には、複数の枝管のそれぞれに対応する位置に設けられた入口孔のうち、排気センサから遠い入口孔から流入する排ガスは、排気センサに近い入口孔から流入する排ガスと比較して、排気センサによって検出されにくい場合も生じ得る。そこで、排気センサから遠い入口孔の合計面積を排気センサに近い入口孔の合計面積よりも大きくしてもよい。こうすることにより、異なる位置の入口孔から流入した排ガスが排気センサによって検出される条件を一層近づけることができる。
(2i)上記実施形態では、出口孔4Cが、排気センサ3と対向する位置、具体的には図2でいう排気センサ3の真下に設けられている構成を例示したが、出口孔の位置はこれに限定されない。出口孔は、排気センサ3と対向する他の位置、例えば、図2でいう排気センサ3の斜め下方向の位置に設けられていてもよい。また例えば、出口孔は、排気センサ3の先端部よりも排気センサ3から離れた位置など、排気センサ3と対向する位置ではないが、排気センサ3の近傍の位置に設けられていてもよい。
(2j)上記実施形態では、入口孔4Aが管部11Cにおける下流側端部の投影面の範囲内に存在し、入口孔4Bが管部12Cにおける下流側端部の投影面の範囲内に存在する構成を例示した。しかし、入口孔4A及び入口孔4Bの位置はこれに限定されるものではない。入口孔4Aは管部11Cにおける下流側端部の投影面の少なくとも一部、入口孔4Bは管部12Cにおける下流側端部の投影面の少なくとも一部、と重なる位置に存在してもよい。また例えば、入口孔4Aは、管部11Cにおける下流側端部の中心軸が入口孔4Aに入る位置、入口孔4Bは、管部12Cにおける下流側端部の中心軸が入口孔4Bに入る位置、に存在してもよい。
(2k)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
1…エキゾーストマニホールド、2…コーン、2A…貫通孔、3…排気センサ、4…カバー、4A,4B…入口孔、4C…出口孔、5…触媒ケース、6…コーン、11,12…枝管、41…つば部、42…突出部、43…収容空間、100…排気システム。

Claims (6)

  1. 複数の排気流路を1つの排気流路に合流させる合流流路を有する排気管と、
    前記合流流路において排ガスの状態を検出するセンサである排気センサと、
    前記合流流路において前記排気センサを覆うことにより、前記排気センサが収容された空間である収容空間を有するカバーと、
    を備え、
    前記カバーの外面における前記合流流路の上流側に面する部分である上流面には、前記収容空間に排ガスを流入させるための貫通孔である少なくとも1つの入口孔が、前記複数の排気流路のそれぞれに対応する位置に設けられており、
    前記カバーの前記外面における前記上流面以外の部分には、前記収容空間から排ガスを流出させるための貫通孔である少なくとも1つの出口孔が、前記排気センサの近傍の位置に設けられており、
    前記カバーは、前記排気管と別部品である、排気状態検出装置。
  2. 複数の排気流路を1つの排気流路に合流させる合流流路を有する排気管と、
    前記合流流路において排ガスの状態を検出するセンサである排気センサと、
    前記合流流路において前記排気センサを覆うことにより、前記排気センサが収容された空間である収容空間を有するカバーと、
    を備え、
    前記カバーの外面における前記合流流路の上流側に面する部分である上流面には、前記収容空間に排ガスを流入させるための貫通孔である少なくとも1つの入口孔が、前記複数の排気流路のそれぞれに対応する位置に設けられており、
    前記カバーの前記外面における前記上流面以外の部分には、前記収容空間から排ガスを流出させるための貫通孔である少なくとも1つの出口孔が、前記排気センサの近傍の位置に設けられており、
    前記カバーは、一端が閉塞した円筒状の突出部を有し、
    前記突出部の内部には、前記収容空間が形成されており、
    前記カバーは、つば部を有し、
    前記排気管には、前記排気センサ及び前記カバーを配設するための貫通孔が設けられており、
    前記突出部は、前記排気管の外側から前記貫通孔に挿入された状態で、前記排気管の外面に当接した前記つば部が溶接されることにより、前記排気管に配設されている、排気状態検出装置。
  3. 複数の排気流路を1つの排気流路に合流させる合流流路を有する排気管と、
    前記合流流路において排ガスの状態を検出するセンサである排気センサと、
    前記合流流路において前記排気センサを覆うことにより、前記排気センサが収容された空間である収容空間を有するカバーと、
    を備え、
    前記カバーの外面における前記合流流路の上流側に面する部分である上流面には、前記収容空間に排ガスを流入させるための貫通孔である少なくとも1つの入口孔が、前記複数の排気流路のそれぞれに対応する位置に設けられており、
    前記カバーの前記外面における前記上流面以外の部分には、前記収容空間から排ガスを流出させるための貫通孔である少なくとも1つの出口孔が、前記排気センサの近傍の位置に設けられており、
    前記排気センサ及び前記カバーは、前記カバーの内面を基準とする、前記複数の排気流路のそれぞれに対応する位置ごとに設けられた前記少なくとも1つの入口孔のそれぞれの中心と前記出口孔の中心とを結んだ、複数の直線を引いた場合、前記複数の直線がいずれも前記排気センサによって遮られる位置関係にある、排気状態検出装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の排気状態検出装置であって、
    前記複数の排気流路のそれぞれに対応する前記入口孔の合計面積はそれぞれ、前記出口孔の合計面積よりも小さい、排気状態検出装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の排気状態検出装置であって、
    前記収容空間は、前記入口孔及び前記出口孔のみによって前記収容空間の外部と連通されている、排気状態検出装置。
  6. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の排気状態検出装置であって、
    前記出口孔は、前記カバーの前記外面における前記上流面以外の部分において、前記排気センサと対向する位置に設けられている、排気状態検出装置。
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