JP6429475B2 - 情報処理装置、プロジェクタの出力制御方法、コンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、プロジェクタの出力制御方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、プロジェクタの出力制御を行う技術に関する。
スクリーン等の投写面に画像を投写するプロジェクタには、天井や壁に固定して用いるタイプや机上に据え置くタイプの他に、小型で携帯可能なタイプがある。小型で携帯可能なプロジェクタには、例えば、プロジェクタ機能を有する携帯電話のように、携帯型の情報処理装置に組み込まれるものもある。小型で携帯可能なプロジェクタは、容易に使用できる反面、投写方向がユーザの意図しない方向(例えば、人がいる方向)に簡単にずれてしまう。
ユーザの意図しない方向に投写方向が向くことを回避する技術に、特許文献1に開示されるプロジェクタの機能を有する携帯型電子機器がある。この携帯型電子機器は、所定値よりも大きく移動したときに、投写面までの距離を計測し、計測した距離が所定の距離よりも大きいときにプロジェクタの出力を低下又は停止させる。
特開2009−2381号公報
携帯型の情報処理装置にプロジェクタを組み込む場合、情報処理装置の状態に応じてプロジェクタの出力を制御することが好ましい。例えば情報処理装置(プロジェクタ)が移動する状態に応じてプロジェクタの出力を制御する。ユーザが投写方向を変更するためにプロジェクタを動かす場合、ユーザは、プロジェクタを慎重に動かすために投写方向がユーザの意図しない方向へ向く可能性は低い。この場合、プロジェクタの出力を低下させて停止はしない方がよい。プロジェクタの出力が低下して弱い光が出力され、プロジェクタの投写方向が明確になるために、投写方向の変更が容易になるからである。しかし、情報処理装置が携帯電話であり、プロジェクタによる投写中にユーザが通話する必要がある場合、投写方向がユーザの意図しない方向へ向く可能性がある。この場合、プロジェクタの出力を停止する方がよい。
このように情報処理装置(プロジェクタ)の移動する状態によりユーザの意図しない方向へ投写方向が向く可能性の度合いが異なり、この度合いに応じて、出力を制御することが望ましい。しかし従来は、プロジェクタの移動する状態を考慮した出力制御は行われておらず、適切に出力制御を行う技術への要求が高い。
本発明は、上記の問題を解決するために、プロジェクタの状態に応じて出力制御を行うことを主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明の情報処理装置は、画像を投射するプロジェクタを有する情報処理装置であって、前記情報処理装置の状態を検出する状態検出手段と、外部機器と通信を行う通信手段と、前記状態検出手段により検出された前記情報処理装置の状態に応じて、前記プロジェクタの出力を、所定のレベルの出力とするか、前記所定のレベルより低下させるか、あるいは停止させるかを制御する出力制御手段と、を備え、前記出力制御手段は、前記通信手段が前記外部機器からメッセージを着信すると、前記プロジェクタの出力を前記所定のレベルより低下させ、前記状態検出手段は、前記メッセージの着信時に前記プロジェクタで画像を投射していた前記情報処理装置の位置、姿勢、及び投射面からの距離を所定の保存手段に保存するとともに、さらに前記プロジェクタが出力のレベルを低下させた後に前記情報処理装置の位置、姿勢、及び投写面からの距離を検出し、前記出力制御手段は、前記プロジェクタが出力のレベルを低下させた後に検出された前記位置、前記姿勢、及び前記距離が、前記保存手段に保存された前記位置、前記姿勢、及び前記距離と同じであれば、前記プロジェクタの出力を前記所定のレベルに回復させることを特徴とする。
本発明によれば、本体の状態に応じて、プロジェクタの出力を制御することが可能となる。
(a)は情報処理装置のハードウェア構成図、(b)は情報処理装置の外観図。 情報処理装置の機能ブロック図。 (a)はロール角及びピッチ角の説明図、(b)はヨー角の説明図。 プロジェクタの出力制御処理を表すフローチャート。 プロジェクタの出力制御処理を表すフローチャート。 出力回復処理を表すフローチャート。 プロジェクタの出力制御処理を表すフローチャート。 プロジェクタの出力制御処理を表すフローチャート。 プロジェクタの出力制御処理を表すフローチャート。
以下、図面を参照して実施形態を詳細に説明する。ただし、本実施形態に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<全体構成>
図1は、本実施形態のプロジェクタ機能を有する情報処理装置の構成図であり、図1(a)はハードウェア構成を、図1(b)は外観を表す。この情報処理装置100は、小型で携帯可能であり、例えばプロジェクタ機能を有する携帯電話である。なお、情報処理装置100は移動が可能であれば、据え置きタイプのプロジェクタであってもよい。
情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103を備える。CPU101は、ROM103に格納されるコンピュータプログラムを読み込み、RAM102を作業領域に用いて実行することで、情報処理装置100全体の動作を制御する。情報処理装置100は、この他に、プロジェクタモジュール104、センサ群105、及びネットワークモジュール106を備える。これらの各構成要素は、CPU101により動作が制御される。
プロジェクタモジュール104は、情報処理装置100のプロジェクタ機能を実現する。プロジェクタモジュール104は、情報処理装置100の本体108上部に設けられる。センサ群105は、加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、距離センサ、タッチセンサ107等であり、情報処理装置100の本体108の挙動、状態を検出する。タッチセンサ107は、例えば、本体108の一面に設けられる。例えば、タッチセンサ107は、情報処理装置100が備えるディスプレイの上面に設けられて、タッチパネルを形成してユーザのタッチ操作を受け付ける。ネットワークモジュール106は、電話や電子メール等による通信を外部機器と行うための通信インタフェースである。
図2は、情報処理装置100に形成される機能を表す機能ブロック図である。各機能ブロックは、CPU101がROM103からコンピュータプログラムを読み込んで実行することにより形成される。情報処理装置100には、本体状態検出部200、着信検出部205、着信通知検出部215、応答検出部216、タッチシーケンス検出部217、及び出力制御部218が形成される。なお、各機能ブロックは、ハードウェアとして実現されてもよい。
本体状態検出部200は、センサ群105の検出結果により、本体108の挙動、状態を検出する。そのために本体状態検出部200は、動き検出部201、位置検出部202、姿勢検出部203、及び距離計測部204を備える。
動き検出部201は、加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ等の検出結果から本体108の動きを定量的に表す動き量を検出する。動き量は、例えば加速度や回転速度である。動き検出部201は、動き量により本体108の動きを検出して、本体108の「静止」、「小さい動き」、「大きい動き」、「動き」の4つの状態を判断する。
動き検出部201は、例えば、加速度に対する所定の第1閾値A1及び第2閾値A2(A1<A2)により、本体108の状態を判断する。本体108の加速度が第2閾値A2以上であれば、動き検出部201は、本体108の状態が「大きい動き」であると判断する。本体108の加速度が第1閾値A1以上、第2閾値A2未満であれば、動き検出部201は、本体108の状態が「小さい動き」であると判断する。本体108の加速度が第1閾値A1未満であれば、動き検出部201は、本体108の状態が「静止」であると判断する。動き検出部201は、本体108の加速度が第1閾値A1以上であれば、本体108の状態が「動き」であると判断する。
動き検出部201は、本体108の回転速度をジャイロセンサにより取得できる。動き検出部201は、加速度から本体108の状態を判断する処理と同様の処理で、回転速度から本体108の状態を判断する。
位置検出部202は、加速度センサの検出結果から本体108の位置を検出する。位置検出部202は、加速度センサから取得した加速度を2階積分することで本体108の移動距離を算出する。例えば、原点(0,0,0)から、現在の本体108の位置(x、y、z)までの距離が、位置検出部202により算出される移動距離である。なお、原点(0,0,0)は、本体108の位置が初期化されることで設定される。
姿勢検出部203は、本体108のオイラー角(ロール角、ピッチ角、ヨー角)を用いて姿勢を検出する。オイラー角は、ジャイロセンサ、磁気センサ等の検出結果により検出される。図3(a)、(b)は、ロール角、ピッチ角、及びヨー角の説明図である。本体108の表面が鉛直上向きの状態のロール角及びピッチ角を「0°」とする。本体108の表面が真北向きの状態のヨー角を「0°」とする。
距離計測部204は、距離センサの検出結果により、本体108からスクリーン等の投写面までの距離を計測する。
着信検出部205は、ネットワークモジュール106を介して外部機器(例えば携帯電話)からの音声や電子メール等のメッセージの着信を受け付けて着信の状態を検出する。着信検出部205は、着信の状態として「着信有り」、「着信中」、「着信終了」の3つの状態を検出する。着信検出部205は、新着のメッセージがあると「着信有り」を検出してから「着信中」を検出する。一定時間経過すると、着信検出部205は、「着信終了」を検出する。
着信通知検出部215は、着信検出部205が受け付けたメッセージに応じて着信処理を行う。着信通知検出部215は、着信処理により、着信通知の状態である「着信通知の開始」、「着信通知中」、「着信通知の終了」を検出する。そのために着信通知検出部215は、着信通知部206及び着信通知終了部207を備える。着信通知部206は、新着のメッセージがあることをユーザに通知する。着信通知部206は、ユーザへの通知を音、発光、バイブレーション等により行う。着信通知終了部207は、着信通知部206によるユーザへの通知を終了する。着信通知終了部207は、ユーザへの音、発光、バイブレーション等による新着の通知を終了する。
応答検出部216は、ユーザがメッセージに対する応答を終了したかを検出する。応答検出部216は、ユーザの応答状態である「応答開始」、「応答中」、「応答終了」を検出する。そのために応答検出部216は、応答開始検出部208及び応答終了検出部209を備える。
応答開始検出部208は、ユーザが着信したメッセージに対して応答操作を行い、応答を開始したこと(応答開始)を検出する。「応答開始」は、メッセージが電話である場合には、ユーザが通話開始ボタンを押下することで検出される。メッセージが電子メールである場合には、ユーザが電子メールアプリケーションを起動することで検出される。通話開始ボタンの押下や電子メールアプリケーションの起動が応答操作である。ユーザが応答を開始すると、応答検出部216は、「応答中」を検出する。
応答終了検出部209は、ユーザが応答中のメッセージに対して応答を終了したこと(応答終了)を検出する。「応答終了」は、メッセージが電話である場合には、ユーザが通話終了ボタンを押下することで検出される。メッセージが電子メールである場合には、ユーザが電子メールアプリケーションを閉じることで検出される。
タッチシーケンス検出部217は、開始検出部210及び終了検出部211を備える。タッチシーケンスは、指がタッチセンサ107に触れてから離れるまでの一連のタッチ操作からなる。タッチシーケンスにより、ピンチやフリック等のジェスチャが認識される。開始検出部210は、指がタッチセンサ107に触れたときにタッチシーケンスの開始を検出する。終了検出部211は、指がタッチセンサ107から離れることでタッチシーケンスの終了を検出する。
以上説明した本体状態検出部200、着信検出部205、着信通知検出部215、応答検出部216、及びタッチシーケンス検出部217は、情報処理装置100の本体108の状態を検出する状態検出部219を構成する。
出力制御部218は、状態検出部219により検出された情報処理装置100の本体108の状態に応じて、プロジェクタモジュール104の動作を制御し、出力される光量を調整する。出力制御部218は、出力低下部212、出力停止部213、及び出力回復部214を備える。
出力低下部212は、状態検出部219の検出結果に応じて、プロジェクタモジュール104の出力を低下させる。例えば出力低下部212は、出力中の光量を通常値から低下させる。出力低下部212は、状態検出部219の検出の結果、プロジェクタモジュール104の投写方向(出力される光の方向)がユーザの意図しない方向に向く可能性が生じる場合に、プロジェクタモジュール104の出力を低下させる。
出力停止部213は、状態検出部219の検出結果に応じて、プロジェクタモジュール104の出力を停止させる。出力停止部213は、状態検出部219の検出の結果、プロジェクタモジュール104の投写方向がユーザの意図しない方向に向く可能性が高まる場合に、プロジェクタモジュール104の出力を停止させる。
出力回復部214は、状態検出部219の検出結果に応じて、プロジェクタモジュール104の出力を通常値に戻す。出力回復部214は、状態検出部219の検出の結果、プロジェクタモジュール104の投写方向がユーザの意図しない方向に向く可能性が無い場合に、プロジェクタモジュール104の出力を通常値に戻し、通常の投写を再開する。
このような情報処理装置100により、以下の各実施形態で説明する処理を行うことで、プロジェクタモジュール104の出力制御を行う。
<第1実施形態>
情報処理装置100のプロジェクタ機能を使用しつつ投写方向を調整する場合、ユーザは、情報処理装置100の本体108を移動させ、且つ本体108の姿勢を変化させる。図4は、このような投写方向の調整時のプロジェクタモジュール104の出力制御処理を表すフローチャートである。
情報処理装置100は、動き検出部201により、本体108の動きを検出する(S401)。本体108の動きは、ユーザが本体108を移動させ、姿勢を変化させることで生じ、センサ群105により検出される。動き検出部201は、本体108の動きを加速度や回転速度として検出する。ここでは、動き検出部201が本体108の動きを加速度として検出する例を説明する。
出力制御部218は、動き検出部201の検出結果に応じてプロジェクタモジュール104の投写方向がユーザの意図しない方向に向く可能性を判断する。そのために動き検出部201は、検出した本体108の加速度が第1閾値A1以上であるか否かを確認する(S402)。プロジェクタモジュール104の投写方向を調整する場合、ユーザは、周囲の人に光が当たらないように本体108を低速で動かす。本体108の動きにより投写方向が変化するために、低速で本体108を動かす場合でも投写方向がユーザの意図しない方向に向く可能性がある。しかし、低速で本体108を動かす場合に光の出力を停止すると、正確な投写方向の調整ができなくなる。そのために、第1閾値A1より低速な場合(S402:N)、出力制御部218は、プロジェクタモジュール104の投写方向がユーザの意図しない方向に向く可能性が低いと判断する。この場合、出力制御部218はプロジェクタモジュール104の出力を変化させない。動き検出部201は、引き続き本体108の動きを検出する。
本体108の加速度が第1閾値A1以上である場合(S402:Y)、出力制御部218は、プロジェクタモジュール104の投写方向がユーザの意図しない方向に向く可能性があると判断する。この場合、出力制御部218は、出力低下部212により、プロジェクタモジュール104の出力を低下させて光量を低減する(S403)。
プロジェクタモジュール104の出力を低下させた後に情報処理装置100は、再度、本体108の動きを動き検出部201により検出する(S404)。出力制御部218は、動き検出部201の検出結果により、再度、プロジェクタモジュール104の投写方向がユーザの意図しない方向に向く可能性を確認する。そのために動き検出部201は、検出した本体108の加速度が第2閾値A2以上であるか否かを確認する(S405)。ステップS403の処理でプロジェクタモジュール104の出力を低下させたが、投写は継続されているために、ユーザは投写された画像を見ながら投写方向を調整することができる。ユーザが投写方向の調整中に滑る等の意図しない動きがあると、投写方向が急激に変化することがある。投写方向の急激な変化は、プロジェクタモジュール104の投写方向がユーザの意図しない方向に向く可能性を高くする。投写方向が急激に変化すると、本体108の加速度や回転速度が大きくなる。そのために、投写方向の急激な変化を検出するために、第2閾値A2は、第1閾値A1よりも大きい値に設定される。
本体108の加速度が第2閾値A2以上である場合(S405:Y)、出力制御部218は、プロジェクタモジュール104の投写方向がユーザの意図しない方向に向く可能性が高いと判断する。この場合、出力制御部218は、出力停止部213によりプロジェクタモジュール104の出力を停止させて光量をゼロにする(S406)。出力を停止させた後に情報処理装置100は、再度、本体108の動きを動き検出部201により検出する(S407)。動き検出部201は、検出した本体108の加速度が第1閾値A1未満になるまで、繰り返し本体108の動きを検出する(S408)。この間、出力が停止しているために、ユーザの意図しない方向に光が投射されることはない。本体108の加速度が第1閾値A1未満になると(S408:Y)、出力制御部218は、出力回復部214により、プロジェクタモジュール104の出力を元に戻して通常の光量とする(S409)。本体108の加速度が第1閾値A1未満になると、投写方向の調整を終え、本体108を新しい位置に置いたと判断する。そこで、出力を元に戻し、通常の投写を再開する。
本体108の加速度が第2閾値A2未満である場合(S405:N)、動き検出部201は、ステップS404で検出した本体108の加速度が第1閾値A1未満であるか否かを確認する(S410)。本体108の加速度が第1閾値A1以上である場合(S410:N)、ステップS404に戻り、動き検出部201が、再度、本体108の動きを検出する。動き検出部201は、検出した本体108の加速度が第1閾値A1未満になるまで、繰り返し本体108の動きを検出する。この間、出力が低下しているために、ユーザの意図しない方向に光が投射されても、周囲の人への影響は少ない。本体108の加速度が第1閾値A1未満になると(S410:Y)、出力制御部218は、出力回復部214により、プロジェクタモジュール104の出力を元に戻して通常の光量とする(S409)。
このように情報処理装置100の本体108の動きを検出し、その動きの状態に応じて投写する光量を調整する。これにより、ユーザが本体108を移動させるときにユーザの意図しない方向に光が投写されて、周囲の人に光の影響が及ぶことを防止することができる。
<第2実施形態>
プロジェクタ機能を使用中に新しいメッセージの着信がある場合、ユーザは応答のために情報処理装置100の本体108を動かすことになる。図5は、このような着信があったときのプロジェクタモジュール104の出力制御処理を表すフローチャートである。
情報処理装置100は、プロジェクタモジュール104が投写中に、ネットワークモジュール106が新しいメッセージを着信したかを、着信検出部205により検出する(S501)。着信があると(S502:Y)、位置検出部202は、その時点の本体108の位置を原点(0,0,0)に初期化する(S503)。初期化後に情報処理装置100は、姿勢検出部203により、オイラー角を用いてその時点の本体108の姿勢(R0,Y0,P0)を検出する(S504)。また、距離計測部204は、その時点の本体108から投写面までの距離を計測する(S505)。計測値を「d0」とする。初期化した位置、検出した本体108の姿勢、距離の計測値「d0」は、RAM102に保存される。
ユーザは、新しいメッセージの着信があると、本体108を移動させることになる。例えば、電話の着信の場合、ユーザは応答するために本体108を自身の耳に近づける。本体108を耳に近づけることで、投写方向がユーザの意図しない方向に向く可能性がある。メッセージを着信した時点では、ユーザが、該メッセージに応答するか否かが不明である。そこで出力制御部218は、出力低下部212により、プロジェクタモジュール104の出力を低下させて光量を低減する(S506)。
プロジェクタモジュール104の出力を低減させた後に、情報処理装置100は、動き検出部201により、本体108の動きを検出する(S507)。本体108の動きの検出処理は、第1実施形態と同様である(図4のS401参照)。出力制御部218は、動き検出部201の検出結果により、プロジェクタモジュール104の投写方向がユーザの意図しない方向に向く可能性を確認する。そのために動き検出部201は、検出した本体108の加速度が第1閾値A1以上であるか否かを確認する(S508)。
本体108の加速度が第1閾値A1以上である場合(S508:Y)、出力制御部218は、プロジェクタモジュール104の投写方向がユーザの意図しない方向に向く可能性が高いと判断する。この場合、出力制御部218は、出力停止部213によりプロジェクタモジュール104の出力を停止させて光量をゼロにする(S509)。本体108の加速度が第1閾値A1以上である場合、ユーザがメッセージに応答すると推測される。ユーザの応答が終了すると、情報処理装置100は、後述の出力回復処理を行い、プロジェクタモジュール104の出力を元に戻して処理を終了する(S510)。
本体108の加速度が第1閾値A1未満である場合(S508:N)、着信検出部205は、メッセージの着信状態を検出する(S511)。着信検出部205が着信の終了を検出すると(S512:Y)、出力制御部218は、出力回復部214により、プロジェクタモジュール104の出力を元に戻して通常の光量とする(S513)。着信検出部205が着信の終了を検出しない場合(S512:N)、情報処理装置100は、ステップS507以降の処理を繰り返す。
このように情報処理装置100は、プロジェクタ機能の使用中に新しいメッセージの着信があると、投写する光量を低減させ、ユーザがこのメッセージに対して応答する際には光量をゼロにする。これにより、メッセージの着信に応じてユーザが本体108を移動させることで、意図しない方向への光の投写により周囲の人に光の影響が及ぶことを防止することができる。
図6は、ステップS510の出力回復処理を表すフローチャートである。
出力回復処理が始まると情報処理装置100は、動き検出部201により、本体108の動きを検出する(S601)。本体の動きの検出方法は、第1実施形態と同様である(図4のS401参照)。出力制御部218は、動き検出部201の検出結果により、プロジェクタモジュール104の投写方向がユーザの意図しない方向に向く可能性を確認する。そのために動き検出部201は、検出した本体108の加速度が第1閾値A1未満であるか否かを確認する(S602)。本体108の加速度が第1閾値A1以上である場合(S602:N)、出力制御部218は、プロジェクタモジュール104の投写方向がユーザの意図しない方向に向く可能性があると判断する。この場合、出力回復処理を行うことができないために、情報処理装置100は、再度、動き検出部201により本体108の動きを検出する。
本体108の加速度が第1閾値A1未満である場合(S602:Y)、位置検出部202は、その時点の本体108の位置(x1,y1,z1)を検出する。また、姿勢検出部203は、オイラー角を用いて本体108の姿勢(R1,P1,Y1)を検出する(S603)。
出力制御部218の出力回復部214は、本体108の位置(x1,y1,z1)及び姿勢(R1,P1,Y1)に応じて、本体108が着信時の元の位置に戻ったか否かの判断を行う(S604)。出力回復部214は、ステップS603で検出した本体108の位置(x1,y1,z1)及び姿勢(R1,P1,Y1)と、図5のステップS503、S504で検出した本体108の位置(0,0,0)及び姿勢(R0,P0,Y0)とを比較する。比較の結果、本体108の位置及び姿勢が同じであれば、出力回復部214は、本体108が元の位置に戻ったと判断する(S604:Y)。なお、本体108の位置や姿勢等を検出するためのセンサ群105は、精度にばらつきがある。そのために、本体108の位置や姿勢を比較する場合、「同じ」であるとは、センサ群105の精度を考慮した範囲で略同じである場合を含む。本体108の位置が元に戻っていない場合(S604:N)、出力回復処理は終了する。
本体108が元の位置に戻った場合、距離計測部204は、本体108から投写面までの距離d1を計測する(S605)。出力回復部214は、距離d1と図5のステップS505で計測した距離d0とを比較する(S606)。これにより情報処理装置100は、本体108と投写面との関係が、着信時の元の関係に戻っているかを確認する。距離d1と距離d0とが同じであれば(S606:Y)、出力回復部214は、本体108と投写面との関係が元に戻っていると判断して、プロジェクタモジュール104の出力を元に戻して通常の光量とする(S607)。距離d1と距離d0との比較の場合にも、位置や姿勢と同様に、センサ群105の精度を考慮した範囲で略同じである場合を含む。距離d1と距離d0とが同じでなければ(S606:N)、本体108と投写面との関係が元に戻っていないと判断され、出力回復処理は終了する。
ユーザがメッセージに対する応答を終了すると、本体108を元の位置及び姿勢に戻す。元の位置及び姿勢に戻すことで、プロジェクタモジュール104の投写方向に人がいる可能性は低い。そのために、元の位置及び姿勢に本体108を戻すことで、プロジェクタモジュール104の投写方向がユーザの意図しない方向に向く可能性がなくなったと判断できる。また、スクリーン等の移動可能な投写面に投写する場合、ユーザがメッセージに応答している間に、投写面が移動する可能性がある。スクリーンの移動を確認するために本体108から投写面までの距離d1を計測して、元の距離d0と比較する。このように、メッセージに応答する前の元の状態に本体108が戻ったことが確認された場合に、情報処理装置100は、プロジェクタモジュール104の出力を元に戻すことになる。
<第3実施形態>
第2実施形態では、新しいメッセージの着信があると、本体108の動きを検出することでプロジェクタモジュール104の出力制御を行っている。これに対して第3実施形態では、着信後に、ユーザが応答開始したかを検出し、これによりプロジェクタモジュール104の出力制御を行う。図7は、このようなプロジェクタモジュール104の出力制御処理を表すフローチャートである。
着信の確認からプロジェクタモジュール104の出力を低下させるまでの処理は、第2実施形態と同様の処理であるので説明を省略する(S501〜S506)。プロジェクタモジュール104の出力を低下させると、応答検出部216は、応答開始検出部208により、着信したメッセージにユーザが応答を開始したかを検出する(S701)。応答開始検出部208は、例えばユーザによる通話開始ボタン等の押下を確認して、応答の開始を検出する。
ユーザが応答を開始した場合(S702:Y)、出力制御部218は、出力停止部213により、プロジェクタモジュール104の出力を停止させて光量をゼロにする(S703)。ユーザが応答を開始すると、本体108を移動させることは確実であり、ユーザの意図しない方向に投写方向が向く可能性が高まる。そのために出力制御部218は、プロジェクタモジュール104の出力を停止させる。
応答終了検出部209は、ユーザが応答を終了したことを検出する(S704、S705:Y)。出力制御部218は、応答の終了に応じて出力回復処理を行い(S510)、処理を終了する。なお、ユーザが応答を開始しない場合(S702:N)、第2実施形態のステップS511〜S513の同様の処理を行い、処理を終了する。
このように情報処理装置100は、プロジェクタ機能の使用中に新しいメッセージの着信があると、投写する光量を低減させ、ユーザがこのメッセージに対して応答する際には光量をゼロにする。これにより、メッセージの着信に応じてユーザが本体108を移動することで意図しない方向へ光が投写され、周囲の人に光の影響が及ぶことを防止することができる。
<第4実施形態>
図8は、新しいメッセージの着信を、バイブレーション機能によりユーザに通知する際のプロジェクタモジュール104の出力制御処理を表すフローチャートである。
情報処理装置100は、プロジェクタモジュール104が投写中に、ネットワークモジュール106が新しいメッセージを着信したかを、着信検出部205により検出する(S801)。着信があると(S802:Y)、姿勢検出部203は、オイラー角を用いて、その時点の本体108の姿勢(R0,Y0,P0)を検出する(S803)。検出した本体108の姿勢は、RAM102に保存される。
本体108の姿勢の検出後、出力制御部218は、出力停止部213によりプロジェクタモジュール104の出力を停止させて光量をゼロにする(S804)。プロジェクタモジュール104の出力を停止させてから、情報処理装置100は、バイブレーション機能によりユーザにメッセージの着信を通知する(S805)。バイブレーションによる通知は、ユーザがバイブレーションを停止させるまで、或いは所定時間の経過により終了する(S806:Y)。バイブレーションを開始すると、本体108が振動することで姿勢が変化し、投写方向が変わる可能性が高く、ユーザの意図しない方向へ投写方向が向く可能性が高まる。そのために、バイブレーションを開始する前にプロジェクタモジュール104の出力を停止する。
バイブレーションの終了後に姿勢検出部203は、その時点の本体108の姿勢(R1,Y1,P1)を検出する(S807)。出力回復部214は、バイブレーションを行う前後の本体108の姿勢を比較し、同じであれば(S808:Y)、プロジェクタモジュール104の出力を元に戻して処理を終了する(S809)。同じでなければ(S808:N)、プロジェクタモジュール104の出力を元に戻さずに処理を終了する。
バイブレーション終了後に、本体108の姿勢がバイブレーションの前と同じであれば、投写方向が変わらず、ユーザの意図しない方向へ投写方向が向く可能性がなくなったと予測できる。そのために、プロジェクタモジュール104の出力を元の出力に戻して、投写を再開する。
このように情報処理装置100は、メッセージの着信をバイブレーションにより通知する場合には、投写する光量をゼロにして、ユーザの意図しない方向への光の投写により周囲の人に光の影響が及ぶことを防止することができる。
<第5実施形態>
図9は、プロジェクタ機能を使用中にユーザがタッチセンサ107をタッチ操作する場合のプロジェクタモジュール104の出力制御処理を表すフローチャートである。
情報処理装置100は、プロジェクタモジュール104が投写中にタッチセンサ107のタッチ操作があると、タッチシーケンス検出部217の開始検出部210でタッチシーケンスの開始を検出する(S901、S902:Y)。タッチシーケンスの開始を検出した情報処理装置100は、図6のステップS503以降の処理により、プロジェクタモジュール104の出力制御を行う。
タッチセンサ107は、本体108に設けられる。そのために、タッチセンサ107のタッチ操作を行うと、本体108が移動して投写方向が変わる可能性がある。よって、出力制御部218は、意図しない方向へ投写面が向く可能性が生じたと予測して、プロジェクタモジュール104の出力制御を行う。
なお、ステップS508で本体108の動きが第1閾値A1未満であれば(S508:N)、タッチシーケンス検出部217は、終了検出部211によりタッチシーケンスの終了を検出する(S903、S904:Y)。タッチシーケンスが終了する場合、出力回復部214は、プロジェクタモジュール104の出力を元に戻して処理を終了する(S905)。
このように情報処理装置100は、タッチ操作が行われる場合であっても、投写する光量を制御して、ユーザの意図しない方向への光の投写により周囲の人に光の影響が及ぶことを防止することができる。
<第6実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又はコンピュータ読み取り可能な各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPU、MPU等)は、プログラムを読み出して実行することで上述した実施形態の機能を実現する。
100…情報処理装置、200…本体状態検出部、201…動き検出部、202…位置検出部、203…姿勢検出部、204…距離計測部、205…着信検出部、206…着信通知部、207…着信通知終了部、208…応答開始検出部、209…応答終了検出部、210…開始検出部、211…終了検出部、212…出力低下部、213…出力停止部、214…出力回復部、215…着信通知検出部、216…応答検出部、217…タッチシーケンス検出部、218…出力制御部、219…状態検出部、104…プロジェクタモジュール

Claims (11)

  1. 画像を投射するプロジェクタを有する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置の状態を検出する状態検出手段と、
    外部機器と通信を行う通信手段と、
    前記状態検出手段により検出された前記情報処理装置の状態に応じて、前記プロジェクタの出力を、所定のレベルの出力とするか、前記所定のレベルより低下させるか、あるいは停止させるかを制御する出力制御手段と、を備え、
    前記出力制御手段は、前記通信手段が前記外部機器からメッセージを着信すると、前記プロジェクタの出力を前記所定のレベルより低下させ、
    前記状態検出手段は、前記メッセージの着信時に前記プロジェクタで画像を投射していた前記情報処理装置の位置、姿勢、及び投射面からの距離を所定の保存手段に保存するとともに、さらに前記プロジェクタが出力のレベルを低下させた後に前記情報処理装置の位置、姿勢、及び投写面からの距離を検出し、
    前記出力制御手段は、前記プロジェクタが出力のレベルを低下させた後に検出された前記位置、前記姿勢、及び前記距離が、前記保存手段に保存された前記位置、前記姿勢、及び前記距離と同じであれば、前記プロジェクタの出力を前記所定のレベルに回復させることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記状態検出手段は、前記情報処理装置の動きを定量的に表す動き量を検出し、
    前記出力制御手段は、検出された前記動き量に応じて、前記プロジェクタの出力を、前記所定のレベルより低下させるか、あるいは停止させるかを制御することを特徴とする、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記出力制御手段は、検出された前記動き量が、所定の第1閾値以上、且つ前記第1閾値よりも大きい第2閾値未満であれば前記プロジェクタの出力を前記所定のレベルより低下させ、前記第2閾値以上であれば前記プロジェクタの出力を停止させることを特徴とする、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記出力制御手段は、前記プロジェクタの出力を低下又は停止させた後に、前記動き量が前記第1閾値未満になれば、前記プロジェクタの出力を前記所定のレベルに回復させることを特徴とする、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記状態検出手段は、前記プロジェクタの出力が低下した後に前記情報処理装置の動きを定量的に表す動き量をさらに検出し、
    前記出力制御手段は、検出された前記動き量が、所定の第1閾値以上であれば前記プロジェクタの出力を停止させることを特徴とする、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記通信手段が前記外部機器からメッセージを着信したことに応じて前記情報処理装置を振動させる着信通知手段と、をさらに備え、
    前記状態検出手段は、前記着信通知手段が前記情報処理装置を振動させる前の前記情報処理装置の姿勢を所定の保存手段に保存するとともに、前記プロジェクタが出力を停止して前記振動が終了した後の前記情報処理装置の姿勢を検出し、
    前記出力制御手段は、前記プロジェクタが出力を停止した後に検出された前記姿勢が、前記保存手段に保存された前記姿勢と同じであれば、前記プロジェクタの出力を前記所定のレベルに回復させることを特徴とする、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記状態検出手段は、所定のタッチセンサの出力に基づいて前記情報処理装置に入力されたタッチ操作を検出し、
    前記出力制御手段は、前記状態検出手段が前記タッチ操作を検出すると、前記プロジェクタの出力を前記所定のレベルより低下させることを特徴とする、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記状態検出手段は、前記情報処理装置の動きを定量的に表す動き量をさらに検出し、
    前記出力制御手段は、検出された前記動き量が、所定の第1閾値以上であれば前記プロジェクタの出力を停止させることを特徴とする、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記状態検出手段は、前記タッチ操作がされると前記情報処理装置の位置、姿勢、及び投写面からの距離を所定の保存手段に保存するとともに、前記プロジェクタが出力を停止した後に前記情報処理装置の位置、姿勢、及び投写面からの距離を検出し、
    前記出力制御手段は、前記プロジェクタが出力を停止した後に検出された前記位置、前記姿勢、及び前記距離が、前記保存手段に保存された前記位置、前記姿勢、及び前記距離と同じであれば、前記プロジェクタの出力を前記所定のレベルに回復させることを特徴とする、
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 画像を投射するプロジェクタを有し、外部機器と通信を行う通信手段を備える情報処理装置により実行される方法であって、
    前記情報処理装置の状態を検出し、検出された前記情報処理装置の状態に応じて、前記プロジェクタの出力を、所定のレベルの出力とするか、前記所定のレベルより低下させるか、あるいは停止させるかを制御し、
    前記通信手段が前記外部機器からメッセージを着信すると、前記プロジェクタの出力を前記所定のレベルより低下させ、
    前記メッセージの着信時に前記プロジェクタで画像を投射していた前記情報処理装置の位置、姿勢、及び投射面からの距離を所定の保存手段に保存するとともに、さらに前記プロジェクタが出力のレベルを低下させた後に前記情報処理装置の位置、姿勢、及び投写面からの距離を検出し、
    前記プロジェクタが出力のレベルを低下させた後に検出された前記位置、前記姿勢、及び前記距離が、前記保存手段に保存された前記位置、前記姿勢、及び前記距離と同じであれば、前記プロジェクタの出力を前記所定のレベルに回復させることを特徴とする、
    プロジェクタの出力制御方法。
  11. 画像を投射するプロジェクタを本体に有するコンピュータを、
    前記本体の状態を検出する状態検出手段、
    外部機器と通信を行う通信手段、
    前記状態検出手段により検出された前記本体の状態に応じて、前記プロジェクタの出力を、所定のレベルの出力とするか、前記所定のレベルより低下させるか、あるいは停止させるかを制御する出力制御手段、として機能させ、
    前記出力制御手段は、前記通信手段が前記外部機器からメッセージを着信すると、前記プロジェクタの出力を前記所定のレベルより低下させ、
    前記状態検出手段は、前記メッセージの着信時に前記プロジェクタで画像を投射していた前記本体の位置、姿勢、及び投射面からの距離を所定の保存手段に保存するとともに、さらに前記プロジェクタが出力のレベルを低下させた後に前記本体の位置、姿勢、及び投写面からの距離を検出し、
    前記出力制御手段は、前記プロジェクタが出力のレベルを低下させた後に検出された前記位置、前記姿勢、及び前記距離が、前記保存手段に保存された前記位置、前記姿勢、及び前記距離と同じであれば、前記プロジェクタの出力を前記所定のレベルに回復させる、
    コンピュータプログラム。
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