JP6428269B2 - カフ圧制御装置、カフ付き気管チューブおよび人工呼吸器 - Google Patents
カフ圧制御装置、カフ付き気管チューブおよび人工呼吸器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6428269B2 JP6428269B2 JP2015001445A JP2015001445A JP6428269B2 JP 6428269 B2 JP6428269 B2 JP 6428269B2 JP 2015001445 A JP2015001445 A JP 2015001445A JP 2015001445 A JP2015001445 A JP 2015001445A JP 6428269 B2 JP6428269 B2 JP 6428269B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- cuff
- internal
- control device
- pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
Description
前記カフ内に気体を供給するポンプと、
前記ポンプと前記カフとを接続するための内部配管と、
前記カフ内の気体を前記内部配管を介して排出するための排気バルブと、
前記内部配管の内圧を測定する圧力センサと、
前記圧力センサで測定された前記内部配管の内圧に応じて、前記ポンプまたは前記排気バルブを動作させることにより、前記カフの内圧を制御する制御部とを備え、
前記内部配管は、前記カフ圧制御装置が使用されていないときには、前記カフと分離可能であり、
前記制御部は、さらに、前記内部配管が前記カフと分離され、大気に開放されている大気開放状態にあることを検知した時に、自動的に前記圧力センサの出力値のゼロ点調整を行うことを特徴とする、カフ圧制御装置。
前記カフ圧制御装置の電源が入れられた後、前記ポンプを駆動させる前において、前記圧力センサによって測定された前記内部配管の内圧である第1圧力を取得し、
前記第1圧力を取得した後、前記ポンプを所定時間駆動させ、
前記ポンプが駆動を開始してから停止するまでの所定時点において、前記圧力センサによって測定された前記内部配管の内圧である第2圧力を取得し、
前記第1圧力に対する前記第2圧力の増加量が予め定めた第1の閾値以下である第1の条件を満たすことを少なくとも1つの指標として、前記大気開放状態を検知する、[1]に記載のカフ圧制御装置。
さらに、前記ポンプが停止してから所定時間が経過した時点において、前記圧力センサによって測定された前記内部配管の内圧である第3圧力を取得し、
さらに、前記第1圧力に対する前記第3圧力の増加量が予め定めた第3の閾値以下である第3の条件を満たすことを指標として、前記大気開放状態を検知する、[2]〜[4]のいずれかに記載のカフ圧制御装置。
気管内に気体を供給するための主流路を有する気管チューブと
前記カフとを備える、カフ付き気管チューブ。
まず、本実施形態のカフ圧制御装置の特徴であるゼロ点調整機能について説明する前に、本実施形態のカフ圧制御装置およびカフ付き気管チューブの一般的な機能および構成について説明する。
本実施形態において、制御部3は、上記のカフ圧制御のための機能に加えて、圧力センサのゼロ点調整機能を有している。
本実施形態においては、カフ圧制御装置1の制御部3が、上記第1の条件に加え、第1圧力が予め定めた第2の閾値以下である第2の条件を満たすことを指標として、大気開放状態を検知する。この点で、本実施形態は実施形態1とは異なる。それ以外の点は、実施形態1と同様であるため、重複する説明は省略する。
本実施形態においては、カフ圧制御装置1の制御部3が、さらに、ポンプ4が停止してから所定時間が経過した時点において、圧力センサ5によって測定された内部配管20の内圧である第3圧力を取得する。そして、上記第1の条件および第2の条件に加え、第1圧力に対する第3圧力の増加量が予め定めた第3の閾値以下である第3の条件を満たすことを指標として、大気開放状態を検知する。これらの点で、本実施形態は実施形態2とは異なる。それ以外の点は、実施形態2と同様であるため、重複する説明は省略する。
なお、第3の閾値を0に設定し、第1圧力と第3圧力との差がなければ、内部配管20に何も接続されていないと判断してもよいが、圧力センサの測定誤差を考慮して、第3の閾値は、0よりもある程度高い値に設定することが好ましい。
Claims (7)
- カフの内圧を適切に維持するために用いられるカフ圧制御装置であって、
前記カフ内に気体を供給するポンプと、
前記ポンプと前記カフとを接続するための内部配管と、
前記カフ内の気体を前記内部配管を介して排出するための排気バルブと、
前記内部配管の内圧を測定する圧力センサと、
前記圧力センサで測定された前記内部配管の内圧に応じて、前記ポンプまたは前記排気バルブを動作させることにより、前記カフの内圧を制御する制御部とを備え、
前記内部配管は、前記カフ圧制御装置が使用されていないときには、前記カフと分離可能であり、
前記制御部は、さらに、前記内部配管が前記カフと分離され、大気に開放されている大気開放状態にあることを前記圧力センサの出力値をもとに検知した時にのみ、前記圧力センサの出力値のゼロ点調整を行うことを特徴とする、カフ圧制御装置。 - 前記制御部は、
前記カフ圧制御装置の電源が入れられた後、前記ポンプを駆動させる前において、前記圧力センサによって測定された前記内部配管の内圧である第1圧力を取得し、
前記第1圧力を取得した後、前記ポンプを所定時間駆動させ、
前記ポンプが駆動を開始して停止するまでの所定時点において、前記圧力センサによって測定された前記内部配管の内圧である第2圧力を取得し、
前記第1圧力に対する前記第2圧力の増加量が予め定めた第1の閾値以下である第1の条件を満たすことを少なくとも1つの指標として、前記大気開放状態を検知する、請求項1に記載のカフ圧制御装置。 - 前記第1の閾値は、前記大気開放状態において前記ポンプが駆動しているときの前記内部配管の両端間で生じる圧力損失の値以上である、請求項2に記載のカフ圧制御装置。
- 前記制御部は、さらに、前記第1圧力が予め定めた第2の閾値以下である第2の条件を満たすことを指標として、前記大気開放状態を検知する、請求項2または3に記載のカフ圧制御装置。
- 前記制御部は、
さらに、前記ポンプが停止してから所定時間が経過した時点において、前記圧力センサによって測定された前記内部配管の内圧である第3圧力を取得し、
さらに、前記第1圧力に対する前記第3圧力の増加量が予め定めた第3の閾値以下である第3の条件を満たすことを指標として、前記大気開放状態を検知する、請求項2〜4のいずれか1項に記載のカフ圧制御装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のカフ圧制御装置と、
気管内に気体を供給するための主流路を有する気管チューブと
前記カフとを備える、カフ付き気管チューブ。 - 請求項6に記載のカフ付き気管チューブを備える人工呼吸器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015001445A JP6428269B2 (ja) | 2015-01-07 | 2015-01-07 | カフ圧制御装置、カフ付き気管チューブおよび人工呼吸器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015001445A JP6428269B2 (ja) | 2015-01-07 | 2015-01-07 | カフ圧制御装置、カフ付き気管チューブおよび人工呼吸器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016123777A JP2016123777A (ja) | 2016-07-11 |
JP6428269B2 true JP6428269B2 (ja) | 2018-11-28 |
Family
ID=56358355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015001445A Active JP6428269B2 (ja) | 2015-01-07 | 2015-01-07 | カフ圧制御装置、カフ付き気管チューブおよび人工呼吸器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6428269B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
HUE055716T2 (hu) * | 2016-12-22 | 2021-12-28 | Dentsply Ih Ab | Motorizált katéter rendszer javított felfújás-szabályozással |
CN107961425A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-04-27 | 广州维力医疗器械股份有限公司 | 一种具有自稳压的套囊气管插管装置 |
CN114849003B (zh) * | 2022-06-13 | 2023-12-01 | 四川大学华西医院 | 一种呼吸机用人工气道气囊压力调节系统及其使用方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3558259B2 (ja) * | 1998-10-08 | 2004-08-25 | 大和製罐株式会社 | 空缶等の漏洩検査方法 |
US8931478B2 (en) * | 2007-11-19 | 2015-01-13 | Carefusion 2200, Inc. | Patient interface assembly for respiratory therapy |
-
2015
- 2015-01-07 JP JP2015001445A patent/JP6428269B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016123777A (ja) | 2016-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6354902B2 (ja) | カフ圧制御装置、カフ付き気管チューブおよび人工呼吸器 | |
TWI516295B (zh) | 用於監測氣道裝置充氣式密封壓力的方法、電腦可讀媒體及裝置 | |
US20220370744A1 (en) | Method and apparatus for evaluating an airway status | |
JP4783796B2 (ja) | 経腸フィードカテーテルを制御するためのコンピューターシステムおよびコンピュータプログラム | |
EP2397074A1 (en) | A system and method for determination of transpulmonary pressure in a patient connected to a breathing apparatus | |
US10716913B2 (en) | Cuff-pressure control device, cuffed tracheal tube, respirator, and obstruction detection method | |
WO2011002608A1 (en) | Tracheal tube with lumen for tracheal pressure measurement and technique for using the same | |
JP5753700B2 (ja) | カフ圧制御装置及びカフ圧制御方法 | |
US20120167882A1 (en) | Temperature monitoring and control devices for tracheal tubes | |
JP6428269B2 (ja) | カフ圧制御装置、カフ付き気管チューブおよび人工呼吸器 | |
US10179219B2 (en) | Intubation device with variable backflow pressure | |
US20230226294A1 (en) | Method and apparatus of smartly controlled endotracheal tube | |
US20200397325A1 (en) | Intrathoracic pressure sensor | |
JP5437401B2 (ja) | 人工呼吸システム | |
AU2013201464B2 (en) | Apparatus and method for monitoring an airway device such as an endotracheal tube | |
JP6323218B2 (ja) | カフ圧制御装置、カフ付き気管チューブおよび人工呼吸器 | |
AU2014262286B2 (en) | Apparatus and method for monitoring an airway device such as an endotracheal tube |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171011 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180703 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180822 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181002 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181015 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6428269 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |