JP6426830B2 - 振動吸収体およびこれを有する作業機 - Google Patents

振動吸収体およびこれを有する作業機 Download PDF

Info

Publication number
JP6426830B2
JP6426830B2 JP2017508525A JP2017508525A JP6426830B2 JP 6426830 B2 JP6426830 B2 JP 6426830B2 JP 2017508525 A JP2017508525 A JP 2017508525A JP 2017508525 A JP2017508525 A JP 2017508525A JP 6426830 B2 JP6426830 B2 JP 6426830B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission shaft
input
output
bushing
coil spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017508525A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017526357A (ja
Inventor
小林 正典
正典 小林
敬幸 木村
敬幸 木村
Original Assignee
フスクバルナ アクティエボラーグ
フスクバルナ アクティエボラーグ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フスクバルナ アクティエボラーグ, フスクバルナ アクティエボラーグ filed Critical フスクバルナ アクティエボラーグ
Publication of JP2017526357A publication Critical patent/JP2017526357A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6426830B2 publication Critical patent/JP6426830B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D34/00Mowers; Mowing apparatus of harvesters
    • A01D34/835Mowers; Mowing apparatus of harvesters specially adapted for particular purposes
    • A01D34/90Mowers; Mowing apparatus of harvesters specially adapted for particular purposes for carrying by the operator
    • A01D34/905Vibration dampening means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/02Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions
    • F16D3/10Couplings with means for varying the angular relationship of two coaxial shafts during motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/02Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions
    • F16D3/12Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions specially adapted for accumulation of energy to absorb shocks or vibration
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/50Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
    • F16D3/72Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members with axially-spaced attachments to the coupling parts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/121Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
    • F16F15/1216Torsional springs, e.g. torsion bar or torsionally-loaded coil springs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

本発明は、振動吸収体およびこの振動吸収体を有する作業機に関する。
携帯型刈払機などの作業機では、駆動源の加減速時におけるトルク変動、回転数変動、またはカッター刃に加わる負荷の変動により、エンジンおよびカッター刃を連結するシャフトにねじり振動が発生することが短所である。ねじり振動を低減するために、エンジンの駆動軸とシャフトとの間に、ねじりコイルばねを有する振動吸収体を取り付けて、ねじりコイルばねによりねじり振動を吸収することが知られている(例えば、特許文献1)。振動吸収体には、ねじりコイルばねが所定角度以上ねじられようにする回転規制部が含まれている。
別の一般的な振動吸収体には、ねじりコイルばねと嵌合する嵌合段部が含まれている。この嵌合段部の存在により、所定方向のねじれが発生すると、ねじりコイルばねは、拡径側に(すなわち、元の状態から拡張するばねの径の方向に)変形し、これによってねじり振動が吸収される(例えば、特許文献2)。特許文献2に開示されている振動吸収体は、所定方向とは反対の方向にねじれが発生すると、ねじりコイルばねが嵌合段部との嵌合から外れるように構成されている。
特開2007−061029号公報(JP-A-2007-061029) 国際公開第2011/048697号パンフレット(WO 2011/048697)
しかしながら、特許文献1に開示されている振動吸収体では、拡径方向と縮径方向でともにねじりコイルばねの変形が発生するため、ねじりコイルばねの単振動が発生し、その結果、ねじり振動は容易に収束しない。
特許文献2に開示されている振動吸収体では、拡径範囲(すなわち、拡径側の範囲)でのみ、ねじりコイルばねの変形が発生するため、ねじりコイルばねの靱性は急激に低下し、これによって耐久性が不十分になる。
本発明の目的は、ねじり振動を確実に吸収することができ耐久性に優れた振動吸収体と、この振動吸収体を備えた作業機を提供することである。
本発明の一態様に係る振動吸収体は、駆動源から被駆動体への回転駆動力の伝達路に設けられ、振動吸収体は、駆動源から回転駆動力を受け入れるように構成された入力側伝動軸と、入力側伝動軸と同軸に配置され、被駆動体に回転駆動力を出力するように入力側伝動軸に対して回転可能な出力側伝動軸と、入力側伝動軸および出力側伝動軸と同軸に配置され、入力側伝動軸および出力側伝動軸に対して回転可能なブシュと、入力側伝動軸および出力側伝動軸と同軸に配置されたねじりコイルばねであって、その第1の端部がブシュに取り付けられ、その第2の端部が入力側伝動軸および出力側伝動軸の一方に取り付けられたねじりコイルばねと、回転駆動力を伝達可能にするのと同時にねじりコイルばねが縮径範囲内で変形する第1の状態とねじりコイルばねを介して回転駆動力の伝達を制限する第2の状態との間で、入力側伝動軸および出力側伝動軸の他方とブシュとの間の回転駆動力の伝達状態を切り替えるように構成された動力伝達切替部と、を含む。
本発明の上述の態様によれば、回転駆動力が入力側伝動軸から出力側伝動軸に伝達されると、動力伝達切替部は回転駆動力の伝達状態を第1の状態に切り替え、その結果、ねじりコイルばねが縮径範囲(すなわち、ねじりコイルばねの径が元の状態から減少する範囲)内で変形する。したがって、駆動源の加減速時におけるトルク変動、回転数変動、または被駆動体に加わる負荷の変動による、回転駆動力の伝達時に発生するねじり振動は、縮径範囲内のねじりコイルばねの変形によって吸収され得る。さらに、出力側伝動軸の回転数が入力側伝動軸の回転数よりも大きくなり、このため、出力側伝動軸が入力側伝動軸に回転力を加える傾向がある場合、動力伝達切替部は、回転駆動力の伝達状態を第2の状態に切り替え、その結果、回転駆動力は、所定の回転範囲内では、入力側伝動軸および出力側伝動軸の他方とブシュとの間に伝達されない。したがって、伝動軸間の回転数の差によって発生するねじり振動は、入力側伝動軸および出力側伝動軸の他方とブシュとの間で確実に吸収することができる。さらに、上述した第2の状態では、ブシュに取り付けられたねじりコイルばねに回転駆動力は伝達されないため、ねじりコイルばねが拡径側に変形しないようにされる。換言すると、ねじりコイルばねは縮径範囲内で変形するにすぎず、その結果、ねじりコイルばねの耐久性、したがって振動吸収性を高めることができる。
本発明の上述の態様に係る振動吸収体において、動力伝達切替部は、入力側伝動軸および出力側伝動軸の他方に設けられた第1の接触部と、ブシュに設けられた第2の接触部と、を含むことが好ましく、また、動力伝達切替部は、第1の接触部と第2の接触部が互いに接触するまで、回転範囲内で、入力側伝動軸および出力側伝動軸の他方とブシュとの間に回転駆動力が伝達するのを制限する。
上述の構成によれば、入力側伝動軸および出力側伝動軸の他方に設けられた第1の接触部が、ブシュに設けられた第2の接触部と接触しない場合、入力側伝動軸および出力側伝動軸は独立して別々に回転可能であるのと同時に、入力側伝動軸と出力側伝動軸との間に回転駆動力は送達されず、これによって確実に第2の状態に達する。
本発明の上述の態様に係る振動吸収体は、入力側伝動軸および出力側伝動軸の一方とブシュの相互回転範囲を制限し、ねじりコイルばねの変形が縮径範囲内でのみ発生するように構成された回転規制部を含むことが好ましい。
上述の構成によれば、ねじりコイルばねが縮径範囲内に変形するように、入力側伝動軸および出力側伝動軸の一方に対するブシュの回転範囲は、回転規制部よって制限される。したがって、ねじりコイルばねが拡径範囲内で確実に変形しないようにされ、これによって、さらに、振動吸収体の耐久性が確実に向上する。
本発明の上述の態様に係る振動吸収体において、回転規制部は、ブシュに設けられた第3の接触部と、入力側伝動軸および出力側伝動軸の一方に設けられた第4の接触部と、を含むことが好ましく、第3の接触部と第4の接触部は、互いに接触して入力側伝動軸および出力側伝動軸の一方とブシュの回転範囲を規定するように構成される。
上述の構成によれば、ブシュに設けられた第3の接触部と、入力側伝動軸および出力側伝動軸の一方に設けられた第4の接触部との間の相互接触の単純な構成によって、拡径側にねじりコイルばねが変形するのを更に確実に防止することができる。
本発明の別の態様に係る作業機には、上述の振動吸収体が含まれる。
本発明の上述の態様によれば、作業機には上述の振動吸収体が含まれるため、ねじり振動を確実に吸収することができ、作業機の耐久性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る刈払機を示す全体図である。 刈払機の関連部分を示す断面図である。 振動吸収体を示す分解斜視図である。 振動吸収体を示す断面側面図である。 図4のV−V線に沿った断面図である。 図4のVI−VI線に沿った断面図である。
構成要素の説明
図1〜6を参照し、例示的な実施形態に係る振動吸収体10、および刈払機1の形態の振動吸収体10を備えた作業機を以下に説明する。刈払機1には、外側パイプ2と、外側パイプ2の第1の端部に設けられた電源部3と、外側パイプ2の第2の端部に設けられ、電源部3によって回転するように構成されたカッター刃4(被駆動体)と、が含まれている。
電源部3には、エンジン3A(駆動源)が含まれている。外側パイプ2を支持するハウジング5は、電源部3に固定されている。図2に示されているように、エンジン3Aの駆動軸は、遠心クラッチ3B、およびハウジング5内に収容された振動吸収体10を介して、外側パイプ2内に回転可能に挿入されたシャフト6の第1の端部に連結されている。この例示的な実施形態において、エンジン3Aの駆動軸は、シャフト6が取り付けられた側から見て反時計回りに回転する。カッター刃4は、シャフト6の第2の端部に取り付けられている。
図3は、振動吸収体10の分解斜視図である。図4は、振動吸収体10の断面側面図である。振動吸収体10には、エンジン3Aの回転駆動力が伝達される入力側伝動軸11と、入力側伝動軸11に対して回転可能であり、カッター刃4に回転駆動力を伝達するように構成された出力側伝動軸12と、入力側伝動軸11および出力側伝動軸12に対して回転可能なブシュ13と、左巻きねじりコイルばね14と、が含まれている。
これらの構成要素は共通の軸線AX上に配置され、それぞれ軸線AXの周りを回転する。入力側伝動軸11、出力側伝動軸12およびブシュ13は、十分な硬度および強度を有する鋼材(例えば、クロムモリブデン鋼)から製造される。ねじりコイルばね14は、ピアノ線などの材料から製造される。以下の説明において、軸線AX上のエンジン3Aに近い側をそれぞれの構成要素の「近位側」と称し、また、軸線AX上のカッター刃4に近い側をそれぞれの構成要素の「遠位側」と称することに留意すべきである。
入力側伝動軸11は、ロッドであって、軸線AXに沿って延び、軸線AXに沿って実質的にロッドの中間にある大きな径の第1のフランジ111を一体的に備えたロッドの形態で実質的に規定されている。第1のフランジ111の外径は、ねじりコイルばね14の外径と実質的に等しい。第1のフランジ111に対する入力側伝動軸11の近位側は、遠心クラッチ3Bと連結するときに用いられるスプライン溝を備えたコネクタ部112を規定し、第1のフランジ111に対する入力側伝動軸11の遠位側は、出力側伝動軸12内に挿入されるように構成された挿入部113を規定している。
挿入部113の外径は出力側伝動軸12の内径と実質的に等しく、その結果、入力側伝動軸11は出力側伝動軸12に対して滑らかに回転可能である。サークリップ15が取り付け可能な溝114は、挿入部113上に設けられる(図4を参照)。サークリップ15は、出力側伝動軸12の内周に設けられた溝125と嵌合する(図4を参照)。このようにして、挿入部113は、出力側伝動軸12から外れないようにされる。
1組の第1の突起部115(第1の接触部)は、遠位側に面する第1のフランジ111の面から突出している(図5を参照)。図5に示されているように、第1の突起部115は点対称に配置され、軸線AXが通る点の周りに扇形にそれぞれ規定されている。第1の突起部115それぞれの中心角αは特定の値に限定されないが、例示的な実施形態では32度である。
図3および4に示されているように、出力側伝動軸12は、軸線AXの方向に延びる実質的に円筒状の部材である。出力側伝動軸12には、その遠心端付近に第2のフランジ121が一体的に含まれている。第2のフランジ121の外径は、第1のフランジおよびねじりコイルばね14の外径と実質的に等しい。図4に示されているように、第1の嵌合溝122は、その近位側から第2のフランジ121に設けられている。ねじりコイルばね14の嵌合部141のうちの一方(遠位側の一方)は、第1の嵌合溝122と嵌合されている。
出力側伝動軸12は、出力側伝動軸12の近位側からねじりコイルばね14内に挿入される。第2のフランジ121に対して近位側に近い出力側伝動軸12の一部の外径は、ねじりコイルばね14の内径よりもわずかに小さい。このようにして、出力側伝動軸12の外周とねじりコイルばね14との間にクリアランスが設けられる。クリアランスおよび後述する回転規制部30は、出力側伝動軸12の縮径変形が発生する場合に、ねじりコイルばね14を出力側伝動軸12の外周と接触させないようにする。
シャフト6と連結するときに用いられるスプライン歯の形態のコネクタ部123(図4を参照)は、出力側伝動軸12の中間部の内周から突出している。出力側伝動軸12の近位端の外周部は、第4の接触部として機能する1組の爪部124(図3を参照)を規定するように、軸線AXの方向に突出している。図6に示されているように、爪部124は、軸線AXが通る点の周りに点対称に配置されている。爪部124それぞれの中心角βは特定の値に限定されないが、例示的な実施形態では77度である。
ブシュ13は、上述した第1のフランジ111および第2のフランジ121と実質的に同じ外径を有する円筒状の部材であり、また、ブシュには、その中心において、軸線AXの方向に貫通する穴131が含まれている(図3を参照)。入力側伝動軸11の遠心端の挿入部113は、ブシュ13の近位側から穴131内に挿入される。穴131の内径は入力側伝動軸11の外径と実質的に等しく、その結果、ブシュ13は入力側伝動軸11に対して滑らかに回転可能である。
第2の接触部として機能する1組の第2の突起部132は、近位側に面するブシュ13の面から突出している(図3および5を参照)。図5に示されているように、第2の突起部132は点対称に配置され、軸線AXが通る点の周りに扇形にそれぞれ規定されている。第2の突起部132それぞれの中心角γは特定の値に限定されないが、例示的な実施形態では38度である。
第3の接触部として機能する1組の第3の突起部134は、遠位側に面するブシュ13の面から突出している(図3および6を参照)。図6に示されているように、第3の突起部134は点対称に配置され、軸線AXが通る点の周りに扇形にそれぞれ規定されている。第3の突起部134それぞれの中心角δは特定の値に限定されないが、例示的な実施形態では63度である。
さらに、第2の嵌合溝133は、遠位側から、第3の突起部134と重ならない位置において、ブシュ13の遠位側に面する面に設けられている(図4および6参照)。ねじりコイルばね14の嵌合部141の他方(近位側の一方)は、第2の嵌合溝133と嵌合されている。
ねじりコイルばね14の両端部は、軸線AXに実質的に平行に延びている(図3および4を参照)。延長部は、上述の嵌合部141を規定している。ねじりコイルばね14は、振動吸収体10にトルクが加えられない場合にわずかに変形してその径を減少するように、第1の嵌合溝122および第2の嵌合溝133と嵌合されている。さらに、図6を参照して以下に説明するように、出力側伝動軸12に設けられた爪部124それぞれの反時計回り面124B(すなわち、図中の反時計回り方向に面する面)は、ブシュ13に設けられた第3の突起部134それぞれの時計回り面134A(すなわち、図中の時計回り方向に面する面)と接している。
図5は、図4のV−V線に沿った振動吸収体10の断面図であり、振動吸収体10にはトルクが加えられていない。入力側伝動軸11の第1の突起部115は、ブシュ13の1組の第2の突起部132間のクリアランス136内に位置している。図5では、第1の突起部115それぞれの時計回り面115Aが、第2の突起部132それぞれの反時計回り面132Bと接しているように示されているが、振動吸収体10には、第1の突起部115の元の位置を決定する機構が含まれていないため、図5に示されている第1の突起部115は必ずしも配置されないことに留意すべきである。例えば、第1の突起部115は、第2の突起部132から離れていてもよい。
第1の突起部115が、第2の突起部132と接することなくクリアランス136内で回転すると、入力側伝動軸11は、ブシュ13および出力側伝動軸12に対して自由に回転するにすぎず、これは、ねじりコイルばね14を変形させない。一方、第1の突起部115のそれぞれの反時計回り面115Bが、第2の突起部132のそれぞれの時計回り面132Aと接している場合は、入力側伝動軸11は、ブシュ13および出力側伝動軸12ととともに回転し、これによって、ねじりコイルばね14が、縮径範囲(すなわち、ねじりコイルばね14の径が減少する範囲)内で変形する。
上述したように、入力側伝動軸11の第1の突起部115、およびブシュ13の第2の突起部132は、(i)回転駆動力を伝達可能にするのと同時にねじりコイルばね14が縮径範囲内で変形する第1の状態と、(ii)回転駆動力の伝達を制限する第2の状態との間で、入力側伝動軸11とブシュ13との間の回転駆動力の伝達状態を切り替える動力伝達切替部20を規定している。
図6は、図4のVI−VI線に沿った振動吸収体の断面図であり、振動吸収体10にはトルクが加えられていない。出力側伝動軸12それぞれの爪部124は、ブシュ13の第3の突起部134間に規定されたクリアランス135内に配置されている。図6において、出力側伝動軸12は、縮径方向においてわずかに変形するように配置されたねじりコイルばね14の付勢力によって、反時計回りに片寄っている。したがって、爪部124それぞれの反時計回り面124Bは、第2の突起部132それぞれの時計回り面134Aを押し出す。
ブシュ13に対する出力側伝動軸12の回転範囲は、ブシュ13の第3の突起部134、および出力側伝動軸12の爪部124によって制限される。上述したように、ブシュ13の第2の突起部134、および出力側伝動軸12の爪部124は、出力側伝動軸12とブシュ13の相互回転範囲を制限する回転規制部30を規定している。回転範囲内では、縮径範囲内でのみ、ねじりコイルばね14の変形が発生する。
振動吸収動作の説明
図5および6を参照し、振動吸収体10による振動吸収動作を説明する。
最初に、エンジン3Aが起動すると、遠心クラッチ3Bが、図5の反時計回り方向に振動吸収体10の入力側伝動軸11の回転を開始するように連結され、これによって、入力側伝動軸11とブシュ13との間に相対変位が生じる。
具体的には、入力側伝動軸11の第1の突起部115は、図5の反時計回り(矢AR1によって示されている。)に回転し、その結果、第1の突起部115それぞれの時計回り面115Aは、ブシュ13の第2の突起部132それぞれの反時計回り面132Bから離れる。そして、第1の突起部115それぞれの反時計回り面115Bは、第2の突起部132それぞれの時計回り面132Aと接する。このようにして、入力側伝動軸11は、ブシュ13と一体的に回転し始める。
この状態において、エンジン3Aの駆動軸の回転数は、カッター刃4の回転数と実質的に等しくなる。
カッター刃4に加わる負荷が非常に小さい場合の実際の動作時では(例えば、少量の草しか刈られないか、または草が容易に刈ることができる種類である。)、ねじりコイルばね14は、その径を減少するように(すなわち、縮径側に)ほとんど変形しない。その結果、エンジン3Aの回転駆動力は振動吸収体10を介してカッター刃4に伝達され、これによって草刈り動作が行われる。
カッター刃4に加わる負荷が徐々に増加する場合(例えば、刈られる草の量が増加する場合)、ブシュ13と出力側伝動軸12との間に相対変位が生じる。具体的には、ブシュ13の第3の突起部134それぞれの反時計回り面134Bは、出力側伝動軸12に設けられた爪部124それぞれの時計回り面124Aに接近し、これによって、面124Aと面134Bとの間の距離が減少する。このとき、ねじりコイルばね14は、その径を減少するように変形するのと同時に、ねじり振動を吸収する。
カッター刃4に加わる負荷が所定のレベルを超える場合、ブシュ13の第3の突起部134それぞれの反時計回り面134Bは、出力側伝動軸12に設けられた爪部124それぞれの時計回り面124Aと接する。このとき、縮径側へのねじりコイルばね14の変形は最大になる。第3の突起部134が爪部124と接している場合、入力側伝動軸11、出力側伝動軸12、ブシュ13、およびねじりコイルばね14は直接連結され、その結果、エンジン3Aの回転駆動力はカッター刃4に直接伝達される。
対照的に、カッター刃4に加わる負荷が徐々に減少する(すなわち、大きな負荷から小さな負荷に減少する)場合、爪部124それぞれの時計回り面124Aは、第3の突起部134それぞれの反時計回り面134Bから離れ、その結果、ねじりコイルばね14は、ねじれない(すなわち、その縮径の程度を減少する)のと同時に、負荷変動などによりねじり振動を吸収する。この状態において、ねじりコイルばね14は、出力側伝動軸12にエンジン3Aの回転駆動力を伝達する。負荷変動が発生する場合(例えば、負荷が再び増加する場合)、上述の動作が繰り返される。
一方、カッター刃4が所定の回転数で回転した場合からエンジン3Aが減速する場合、出力側伝動軸12の回転数は入力側伝動軸11の回転数よりも高くなるのと同時に、回転駆動力がエンジン3Aから振動吸収体10に伝達されない。このとき、ねじりコイルばね14の復元力によって、瞬時に、爪部124それぞれの反時計回り面124Bが、第3の突起部134それぞれの時計回り面134Aと接し、これによって、図6に示されている配置が復元する。
そして、ねじりコイルばね14は更にねじれないが、出力側伝動軸12およびブシュ13は、入力側伝動軸11の回転数よりも高い回転数で一体的に回転し、その結果、第2の突起部132それぞれの時計回り面132Aは、第1の突起部115それぞれの反時計回り面115Bから離れる。この分離は、ねじりコイルばね14が拡径側に変形することなく、出力側伝動軸12が入力側伝動軸11の回転数よりも高い回転数で回転する場合に発生するねじり振動を吸収する。
変形例
本発明の範囲は上述の例示的な実施形態に限定されないが、本発明の範囲には、本発明の目的を達成することができる限り、変更、改良などが含まれることに留意すべきである。
例えば、上述した例示的な実施形態では、ブシュ13は入力側伝動軸11付近に配置され、ねじりコイルばね14は出力側伝動軸12付近に配置され、そして、ブシュ13および出力側伝動軸12は、ねじりコイルばね14によって連結されるが、ブシュ13は出力側伝動軸12付近に配置されてもよく、ねじりコイルばね14は入力側伝動軸11付近に配置されてもよく、また、入力側伝動軸11およびブシュ13は、ねじりコイルばね14によって連結されてもよい。
上述の例示的な実施形態において、第1の接触部、第2の接触部および第3の接触部をそれぞれ規定する、第1の突起部115、第2の突起部132および第3の突起部134は、扇形で設けられる。ただし、その代わりに、第1の突起部115、第2の突起部132および第3の突起部134は、爪の形態で設けられてもよい。さらに、第4の接触部を規定する爪部124はそれぞれ、扇形で設けられてもよい。
上述した例示的な実施形態の作業機は刈払機1であるが、作業機は、代わりに、ハンドヘルドエッジャー(handheld edger)、ロングリーチトリマー(long reach trimmer)、ショートリーチトリマー(short reach trimmer)、ポールソー(pole saw)などであってもよい。本発明の被駆動体は、作業機の種類に応じて適切に選択することができる。
本発明の駆動源はエンジンに限定されないが、代わりに電動モータであってもよい。
1 刈払機(作業機)
3A エンジン(駆動源)
4 カッター刃(被駆動体)
10 振動吸収体
11 入力側伝動軸
12 出力側伝動軸
13 ブシュ
14 ねじりコイルばね
20 動力伝達切替部
30 回転規制部
115 第1の突起部(第1の接触部)
124 爪部(第4の接触部)
132 第2の突起部(第2の接触部)
134 第3の突起部(第3の接触部)
AX 軸線

Claims (9)

  1. 駆動源(3A)から被駆動体(4)への回転駆動力の伝達路を有する、作業機用の振動吸収体(10)であって、
    前記駆動源(3A)から前記回転駆動力を受け入れるように構成され入力側伝動軸(11)と、
    前記入力側伝動軸(11)と同軸に配置され、前記被駆動体(4)に前記回転駆動力を出力するように前記入力側伝動軸(11)に対して回転可能な出力側伝動軸(12)と、 第1の端部および第2の端部を有し、前記入力側伝動軸(11)および前記出力側伝動軸(12)と同軸に配置されたねじりコイルばね(14)と、
    を備え、
    前記振動吸収体(10)が、さらに、前記入力側伝動軸(11)および前記出力側伝動軸(12)と同軸に配置されたブシュ(13)を備え、
    該ブシュ(13)が前記伝動軸(11、12)に対して回転可能であり、
    前記ねじりコイルばね(14)の前記第1の端部が前記ブシュ(13)に取り付けられ、前記ねじりコイルばね(14)の前記第2の端部が前記入力側伝動軸(11)および前記出力側伝動軸(12)の一方に取り付けられ、
    前記入力側伝動軸(11)および前記出力側伝動軸(12)の他方が第1の接触部(115)を有し、
    前記ブシュ(13)が第2の接触部(132)を有し、前記入力側伝動軸(11)および前記出力側伝動軸(12)の前記他方の前記第1の接触部(115)、および前記ブシュ(13)の前記第2の接触部(132)が動力伝達切替部(20)を構成し、該動力伝達切替部が、前記回転駆動力を伝達可能にするのと同時に前記ねじりコイルばね(14)が縮径範囲内で変形する第1の状態と、前記ねじりコイルばね(14)を介して前記回転駆動力の伝達を制限する第2の状態との間で、前記入力側伝動軸(11)および前記出力側伝動軸(12)の前記他方と、前記ブシュ(13)との間の前記回転駆動力の伝達状態を切り替えるように構成される
    ことを特徴とす振動吸収体(10)。
  2. 前記動力伝達切替部(20)が、前記第1の接触部(115)と前記第2の接触部(132)が互いに接触するまで、回転範囲内で、前記入力側伝動軸(11)および前記出力側伝動軸(12)の前記他方と、前記ブシュ(13)との間に前記回転駆動力が伝達するのを制限する、
    請求項1に記載された振動吸収体(10)。
  3. 前記入力側伝動軸(11)および前記出力側伝動軸(12)の一方と前記ブシュ(13)の相互回転範囲を制限し、前記ねじりコイルばね(14)の変形が前記縮径範囲内でのみ発生するように構成された回転規制部(30)
    をさらに備える、請求項1または2に記載された振動吸収体(10)。
  4. 前記回転規制部(30)は、前記ブシュ(13)に設けられた第3の接触部(134)と、前記入力側伝動軸(11)および前記出力側伝動軸(12)の一方に設けられた第4の接触部(124)と、を含み、前記第3の接触部(134)と前記第4の接触部(124)が、互いに接触して前記入力側伝動軸(11)および前記出力側伝動軸(12)の一方と前記ブシュ(13)の回転範囲を規定するように構成される、
    請求項3に記載された振動吸収体(10)。
  5. 前記ブシュ(13)が、十分な硬度および強度を有する鋼材から製造される、請求項1〜4のいずれか1項に記載された振動吸収体(10)。
  6. 前記ブシュ(13)がクロムモリブデン鋼から製造される、請求項5に記載された振動吸収体(10)。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載された振動吸収体(10)を備える作業機(1)。
  8. 刈払機、ハンドヘルドエッジャー、ロングリーチトリマー、ショートリーチトリマー、ポールソーなどのうちの1つである、請求項7に記載された作業機(1)。
  9. エンジンおよび電動モータのうちの1つによって駆動する、請求項7または8に記載された作業機(1)。
JP2017508525A 2014-08-18 2014-08-18 振動吸収体およびこれを有する作業機 Active JP6426830B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/SE2014/050946 WO2016028196A1 (en) 2014-08-18 2014-08-18 Vibration absorber and work equipment having the same

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017526357A JP2017526357A (ja) 2017-09-14
JP6426830B2 true JP6426830B2 (ja) 2018-11-21

Family

ID=55351028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017508525A Active JP6426830B2 (ja) 2014-08-18 2014-08-18 振動吸収体およびこれを有する作業機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6426830B2 (ja)
WO (1) WO2016028196A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3085452B1 (fr) * 2018-08-31 2021-12-24 Faurecia Systemes Dechappement Accouplement en rotation
FR3085451B1 (fr) * 2018-08-31 2020-11-27 Faurecia Systemes Dechappement Accouplement en rotation
CA3132380C (en) * 2019-03-07 2024-01-02 Magna Exteriors Inc. Active aerodynamics non-backdriveable clutch device

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007061031A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Kioritz Corp 振動吸収継手及びそれを備えた携帯型刈払機
JP4167679B2 (ja) * 2005-09-01 2008-10-15 株式会社共立 振動吸収継手及びそれを備えた携帯型刈払機
US8042526B2 (en) * 2007-09-04 2011-10-25 Eaton Corporation Torsion damping mechanism for a supercharger
JP5265958B2 (ja) * 2008-04-25 2013-08-14 株式会社やまびこ 振動吸収継手及びそれを備えた携帯型刈払機
JP5180806B2 (ja) * 2008-12-24 2013-04-10 株式会社Ihiシバウラ 携帯型作業機の振動吸収継手
CN102595871A (zh) * 2009-10-23 2012-07-18 富世华智诺株式会社 振动吸收机构以及安装有这种振动吸收机构的工作机器
JP2012067794A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Yamada Kikai Kogyo Kk 捩じり振動吸収装置、およびこれを備えた携帯型動力刈払機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017526357A (ja) 2017-09-14
WO2016028196A1 (en) 2016-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4167679B2 (ja) 振動吸収継手及びそれを備えた携帯型刈払機
JP6426830B2 (ja) 振動吸収体およびこれを有する作業機
WO2011048697A1 (ja) 振動吸収機構およびこれを備えた作業機
JP5130147B2 (ja) 操作棹が汎用性を有する刈払機
JP2017036767A (ja) 軸連結構造および電動パワーステアリング装置
US20160242365A1 (en) Gardening tool and hedge trimmer
EP2599592B1 (en) Electric tools
US20130220659A1 (en) Oscillating rotary electric power tool
JP2005168339A (ja) 携帯型作業機
JP5180806B2 (ja) 携帯型作業機の振動吸収継手
JP5742089B2 (ja) 動力工具
JP5265958B2 (ja) 振動吸収継手及びそれを備えた携帯型刈払機
JP2007061031A (ja) 振動吸収継手及びそれを備えた携帯型刈払機
JP2010011775A (ja) 振動吸収継手及びそれを備えた携帯型刈払機
JP2002264031A (ja) 電動工具
JP2016036341A (ja) 刈払機の駆動軸およびそれを備えた刈払機
JP2010148484A (ja) エンジン刈払機
JP4921402B2 (ja) 動力伝達装置
JP7178255B2 (ja) 刈払機の回転力伝達装置および刈払機
JP5016013B2 (ja) 動力作業機
JP5250083B2 (ja) 携帯型刈払機
JP5740917B2 (ja) 刈払機
JP2020049635A (ja) 作業機
JP2010004778A (ja) 携帯型作業機
TW201946524A (zh) 電動園藝工具機之驅動頭結構

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180925

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181025

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6426830

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250