JP6426281B2 - ゲイン調整方法、装置、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

ゲイン調整方法、装置、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)技術に関し、特にゲイン調整方法及び装置に関する。
LTEシステム(時分割デュプレクス(TDD:Time Division Duplexing)モード及び周波数分割デュプレクス(FDD:Frequency Division Duplexing)モードを含む)において、eNodeB(イボルブドノードB、即ち、LTE基地局)は無線アクセス部分に属する。eNodeBセルの送信パワーは、基地局のカバレッジを決定しており、カバーの問題又は干渉などを避ける問題を解決するためには、能動又は自動的にeNodeBセルのパワーを調整することが要求される。
LTEシステムにおいて、eNodeBはベースバンドモジュール及びRF(Radio Frequency)モジュールを含む。フルサービスである場合、RFアンテナポートから送信されるパワーとセル設定パワーとは一致する。LTEシステムにおいて、セルの実際の送信パワーの計算は、無線フレームのフレーム構造によって完成される。LTEシステムの各無線フレームの長さは全て10ミリ秒(ms)であり、各サブフレームの長さは1msである。FDDモードの場合、10つのサブフレームが下りリンク伝送に用いられるが、TDDモードの場合、異なる「上下リンクサブフレーム切替ポイント設定」に対応する下りサブフレームが異なり、一般的に、0番のサブフレーム、5番のサブフレームが下りサブフレームとして固定される。下りサブフレームのIQ値を読み取ることで、現在のセルの実際の送信パワーを取得することができる。
従来技術におけるゲイン調整方法は、概して、以下のステップを含む。
校正用線源がRFモジュールにテスト信号を送信し、現在のRFゲインを受信されたテスト信号のパワーと校正用線源パワーとの差分値に確定し、現在のRFゲインと目標RFゲインとの差分値が所定値以上であれば、現在のRFゲインを目標RFゲインに調整し、現在のRFゲインと目標RFゲインとの差分値が所定値より小さいと、現在のRFゲインをそのまま保持する。調整後のRFゲインに基づいて、ベースバンドゲインはセル設定パワーの低下に従って低下する。
ここで、校正用線源は、パワーが一定のベースバンド校正用線源又はRFモジュール構造のパワーが一定の校正用線源であってもよく、目標RFゲインはRFモジュールのメーカーにより確定される。
従来技術のゲイン調整方法において、調整の過程で、RFゲインはセル設定パワーと関係がなく、ベースバンドモジュールがデータのビット幅を表すには制限があり、即ち、ベースバンドゲインの範囲には一定の制限があるので、セル設定パワーが低下すると、ベースバンドゲインもそれに従って低下され、ベースバンドゲインがある程度まで低下される場合、ベースバンド信号の精度もそれに従って低下されるので、RFから送信される信号の品質が劣化される。したがって、セル設定パワーをたいへん低く設定することができず、即ち、セル設定パワーの範囲を縮小することがある。
本発明は、セル設定パワーの範囲を拡大することができるゲイン調整方法装置、プロ グラム、及び記録媒体を提案する。
ゲイン調整方法は、
各チャネルに対して、チャネル定格フルパワーとチャネル設定パワーとの差分値を算出するステップと、
算出された差分値によって目標ベースバンドゲイン及び目標RFゲインを調整するステップと、
現在のベースバンドゲインを目標ベースバンドゲインに調整し、現在のRFゲインを目標RFゲインに調整するステップと
を含む。
選択的に、前記算出された差分値によって目標ベースバンドゲイン及び目標RFゲインを調整するステップは、
前記算出された差分値が前記ベースバンドゲインの最大値と前記ベースバンドゲインの最小値との差以下であると判断した場合、前記目標ベースバンドゲインをy1に調整し、前記目標RFゲインをCに調整するステップを含み、
ここで、y1=Pc−M−N−Cであり、
ただし、Pcは前記チャネル設定パワーであり、Mは前記ベースバンド信号パワーが0フルスケール相対レベルdBFSである場合に対応するRFパワーであり、Nはベースバンド信号のマキシマムパワーであり、Cは前記RFゲインの最大値である。
選択的に、前記算出された差分値が前記ベースバンドゲインの最大値と前記ベースバンドゲインの最小値との差より大きいと判断した場合、前記算出された差分値によって目標ベースバンドゲイン及び目標RFゲインを調整するステップは、
前記目標ベースバンドゲインをAに調整し、前記目標RFゲインをy2に調整するステップをさらに含み、
ここで、y2=Pc−M−N−Aであり、
ただし、Aは前記ベースバンドゲインの最小値である。
選択的に、前記算出された差分値によって目標ベースバンドゲイン及び目標RFゲインを調整するステップは、
前記算出された差分値が前記RFゲインの最大値と前記RFゲインの最小値との差以下であると判断した場合、前記目標ベースバンドゲインをDに調整し、前記目標RFゲインをy3に調整するステップを含み、
ここで、y3=Pc−M−N−Dであり、
ただし、Dは前記ベースバンドゲインの最大値であり、Pcは前記チャネル設定パワーであり、Mは前記ベースバンド信号パワーが0フルスケール相対レベルdBFSである場合に対応するRFパワーであり、Nはベースバンド信号のマキシマムパワーである。
選択的に、前記算出された差分値が前記RFゲインの最大値と前記RFゲインの最小値との差より大きいと判断した場合、前記算出された差分値によって目標ベースバンドゲイン及び目標RFゲインを調整するステップは、
前記目標RFゲインをBに調整し、前記目標ベースバンドゲインをy4に調整するステップをさらに含み、
ここで、y4=Pc−M−N−Bであり、
ただし、Bは前記RFゲインの最小値である。
選択的に、前記現在のRFゲインを目標RFゲインに調整するステップは、
同じ位置にあるベースバンド信号の下りサブフレーム及びアンテナ給電信号の下りサブフレームのパワーによって、現在のRFゲインを算出し、算出された現在のRFゲインと目標RFゲインとの差の絶対値が所定値以下であると判断した場合、前記現在のRFゲインをそのまま保持するステップを含む。
選択的に、算出された現在のRFゲインと目標RFゲインとの差の絶対値が所定値より大きいと判断した場合、前記現在のRFゲインを目標RFゲインに調整するステップは、
前記現在のRFゲインを目標RFゲインに調整するステップをさらに含む。
また、ゲイン調整装置は、
各チャネルに対して、チャネル定格フルパワーとチャネル設定パワーとの差分値を算出し、算出された差分値によって目標ベースバンドゲイン及び目標RFゲインを調整するサービスモジュールと、
現在のベースバンドゲインを目標ベースバンドゲインに調整するベースバンドモジュールと、
現在のRFゲインを目標RFゲインに調整するRFモジュールと
を備える。
選択的に、前記サービスモジュールは、
各チャネルに対して、チャネル定格フルパワーとチャネル設定パワーとの差分値を算出し、前記算出された差分値が前記ベースバンドゲインの最大値と前記ベースバンドゲインの最小値との差以下であると判断した場合、前記目標ベースバンドゲインをy1に調整し、前記目標RFゲインをCに調整し、
ここで、y1=Pc−M−N−Cであり、
ただし、Pcは前記チャネル設定パワーであり、Mは前記ベースバンド信号パワーが0フルスケール相対レベルdBFSである場合に対応するRFパワーであり、Nはベースバンド信号のマキシマムパワーであり、Cは前記RFゲインの最大値である。
選択的に、前記サービスモジュールは、
前記算出された差分値が前記ベースバンドゲインの最大値と前記ベースバンドゲインの最小値との差より大きいと判断した場合、前記目標ベースバンドゲインをAに調整し、前記目標RFゲインをy2に調整し、
ここで、y2=Pc−M−N−Aであり、
ただし、Aは前記ベースバンドゲインの最小値である。
選択的に、前記サービスモジュールは、
前記算出された差分値が前記RFゲインの最大値と前記RFゲインの最小値との差以下であると判断した場合、前記目標ベースバンドゲインをDに調整し、前記目標RFゲインをy3に調整し、
ここで、y3=Pc−M−N−Dであり、
ただし、Dは前記ベースバンドゲインの最大値であり、Pcは前記チャネル設定パワーであり、Mは前記ベースバンド信号パワーが0フルスケール相対レベルdBFSである場合に対応するRFパワーであり、Nはベースバンド信号のマキシマムパワーである。
選択的に、前記サービスモジュールは、
前記算出された差分値が前記RFゲインの最大値と前記RFゲインの最小値との差より大きいと判断した場合、前記目標RFゲインをBに調整し、前記目標ベースバンドゲインをy4に調整し、
ここで、y4=Pc−M−N−Bであり、
ただし、Bは前記RFゲインの最小値である。
選択的に、前記RFモジュールは、
同じ位置にあるベースバンド信号の下りサブフレーム及びアンテナ給電信号の下りサブフレームのパワーによって、現在のRFゲインを算出し、算出された現在のRFゲインと目標RFゲインとの差の絶対値が所定値以下であると判断した場合、前記現在のRFゲインをそのまま保持する。
選択的に、前記RFモジュールは、
算出された現在のRFゲインと目標RFゲインとの差の絶対値が所定値より大きいと判断した場合、前記現在のRFゲインを目標RFゲインに調整する。
また、プロセッサーに実行されることにより上記方法を実現するプログラムが提供され る。
また、上記プログラムが記録された記録媒体が提供される。
本発明の技術的案によれば、チャネル定格フルパワーとチャネル設定パワーとの差分値によって、現在のベースバンドゲイン及び現在のRFゲインを同時に調整して、セル設定パワーを拡大することができる。
さらに、同じ位置にあるベースバンド信号の下りサブフレーム及びアンテナ給電信号の下りサブフレームのパワーによって、現在のRFゲインを算出して、算出された現在のRFゲインの信頼性を確保することができる。
本発明の実施例のゲイン調整方法のフローチャートである。 本発明の実施例のゲイン調整装置の構造を示す図である。
以下、図面を併せて本発明の実施形態を説明する。なお、本発明の実施例及び実施例における様々な方法は衝突しない場合に互いに組み合わせてもよい。
図1を参照すると、本発明の実施例によれば、ゲイン調整方法が提案され、下記のステップを含む。
ステップ100:各チャネルに対して、チャネル定格フルパワー(channel rated full power)とチャネル設定パワー(channel configuration power)との差分値を算出する。
本ステップにおいて、チャネル設定パワー=セル設定パワー−10lg(チャネル数)である。
例えば、チャネル定格フルパワーが37dBm、且つチャネル設定パワーが10dBmである場合、算出された差分値は27dBmである。
ステップ101:算出された差分値によって目標ベースバンドゲイン及び目標RFゲインを調整する。
本ステップにおいて、算出された差分値によって目標ベースバンドゲイン及び目標RFゲインを調整するステップは、以下のステップを含む。
算出された差分値がベースバンドゲインの最大値Dとベースバンドゲインの最小値Aとの差以下であると判断した場合には、目標ベースバンドゲインをy1に調整し、目標RFゲインをCに調整する。ここで、y1=Pc−M−N−Cであり、ただし、Pcはチャネル設定パワーであり、Mはベースバンド信号パワーが0フルスケール相対レベル(dBFS:dB Full Scale)である場合に対応するRFパワーであり、Nはベースバンド信号のマキシマムパワーであり、CはRFゲインの最大値である。
算出された差分値がベースバンドゲインの最大値Dとベースバンドゲインの最小値Aとの差より大きいと判断した場合には、目標ベースバンドゲインをAに調整し、目標RFゲインをy2に調整する。ここで、y2=Pc−M−N−Aであり、ただし、Aは前記ベースバンドゲインの最小値である。
例えば、Aが−10dB、Dが0dB、Pcが30dBm、Mが0dBm、Nが−13dBFS、且つCが50dBである場合、算出された差分値(7dBm)が(D−A)の差分値(10dB)より小さいため、目標ベースバンドゲインをPc−M−N−C=30dBm−0dBm−(−13dBFS)−50dB=−7dBに調整し、目標RFゲインを50dBに調整する。
Pcが20dBmである場合、算出された差分値(17dB)が(D−A)(10dBm)より大きいため、目標ベースバンドゲインを−10dBに調整し、目標RFゲインをPc−M−N−A=20dBm−0dBm−(−13dBFS)−(−10dBm)=43dBに調整する。
あるいは、算出された差分値によって目標ベースバンドゲイン及び目標RFゲインを調整するステップは、以下のステップを含む。
算出された差分値がRFゲインの最大値CとRFゲインの最小値Bとの差以下であると判断した場合には、目標ベースバンドゲインをDに調整し、目標RFゲインをy3に調整する。ここで、y3=Pc−M−N−Dである。
算出された差分値がRFゲインの最大値CとRFゲインの最小値Bとの差より大きいと判断した場合には、目標RFゲインをBに調整し、目標ベースバンドゲインをy4に調整する。ここで、y4=Pc−M−N−Bであり、ただし、BはRFゲインの最小値である。
例えば、Pcが10dBm、且つBが20dBである場合、算出された差分値(27dB)が(C−B)(30dB)より小さいため、目標ベースバンドゲインを0dBに調整し、目標RFゲインをPc−M−N−D=10dBm−0dBm−(−13dBFS)−0dB=23dBに調整する。
Pcが6dBmである場合、算出された差分値(31dB)が(C−B)(30dB)より大きいため、目標RFゲインを20dBに調整し、目標ベースバンドゲインをPc−M−N−B=6dBm−0dBm−(−13dBFS)−20dB=−1dBに調整する。
ステップ102:現在のベースバンドゲインを目標ベースバンドゲインに調整し、現在のRFゲインを目標RFゲインに調整する。
本ステップにおいて、現在のRFゲインを周期的に目標RFゲインに調整することができる。
本ステップにおいて、現在のRFゲインを目標RFゲインに調整するステップは、同じ位置にあるベースバンド信号の下りサブフレーム及びアンテナ給電信号の下りサブフレームのパワーによって、現在のRFゲインを算出し、算出された現在のRFゲインと目標RFゲインとの差の絶対値が所定値以下であると判断した場合、現在のRFゲインをそのまま保持し、算出された現在のRFゲインと目標RFゲインとの差の絶対値が所定値より大きいと判断した場合、現在のRFゲインを目標RFゲインに調整するステップを含む。
ここで、現在のRFゲインは、アンテナ給電信号の下りサブフレームのパワーからベースバンド信号の下りサブフレームのパワーとMとの和を引いて得られた差分値である。
ここで、ベースバンド信号の下りサブフレームは1つ又は複数であってもよく、アンテナ給電信号の下りサブフレームは1つ又は複数であってもよい。複数である場合、ベースバンド信号の下りサブフレームのパワーは各下りサブフレームのパワーの平均値であり、アンテナ給電信号の下りサブフレームのパワーは各下りサブフレームのパワーの平均値である。
ここで、所定値は0.2デシベル(dB)であってもよい。
図2を参照すると、本発明の実施例によればゲイン調整装置がさらに提案され、少なくとも
各チャネルに対して、チャネル定格フルパワーとチャネル設定パワーとの差分値を算出し、算出された差分値によって目標ベースバンドゲイン及び目標RFゲインを調整するサービスモジュール21と、
現在のベースバンドゲインを目標ベースバンドゲインに調整するベースバンドモジュール22と、
現在のRFゲインを目標RFゲインに調整するRFモジュール23と、を備える。
本発明の実施例の装置において、サービスモジュール21は、
各チャネルに対して、チャネル定格フルパワーとチャネル設定パワーとの差分値を算出し、算出された差分値がベースバンドゲインの最大値とベースバンドゲインの最小値との差以下であると判断した場合、目標ベースバンドゲインをy1に調整し、目標RFゲインをCに調整するように構成され、
ここで、y1=Pc−M−N−Cであり、
ただし、Pcはチャネル設定パワーであり、Mはベースバンド信号パワーが0フルスケール相対レベルdBFSである場合に対応するRFパワーであり、Nはベースバンド信号のマキシマムパワーであり、CはRFゲインの最大値である。
本発明の実施例の装置において、サービスモジュール21は、
算出された差分値がベースバンドゲインの最大値とベースバンドゲインの最小値との差より大きいと判断した場合、目標ベースバンドゲインをAに調整し、目標RFゲインをy2に調整するように構成され、
ここで、y2=Pc−M−N−Aであり、
ただし、Aはベースバンドゲインの最小値である。
本発明の実施例の装置において、サービスモジュール21は、
算出された差分値がRFゲインの最大値とRFゲインの最小値との差以下であると判断した場合、目標ベースバンドゲインをDに調整し、目標RFゲインをy3に調整するように構成され、
ここで、y3=Pc−M−N−Dであり、
ただし、Dはベースバンドゲインの最大値であり、Pcはチャネル設定パワーであり、Mはベースバンド信号パワーが0フルスケール相対レベルdBFSである場合に対応するRFパワーであり、Nはベースバンド信号のマキシマムパワーである。
本発明の実施例の装置において、サービスモジュール21は、
算出された差分値がRFゲインの最大値とRFゲインの最小値との差より大きいと判断した場合、目標RFゲインをBに調整し、ベースバンドRFゲインをy4に調整するように構成され、
ここで、y4=Pc−M−N−Bであり、
ただし、Bは前記RFゲインの最小値である。
本発明の実施例の装置において、RFモジュール23は、同じ位置にあるベースバンド信号の下りサブフレーム及びアンテナ給電信号の下りサブフレームのパワーによって、現在のRFゲインを算出し、算出された現在のRFゲインと目標RFゲインとの差の絶対値が所定値以下であると判断した場合、現在のRFゲインをそのまま保持するように構成される。
本発明の実施例の装置において、RFモジュールは、算出された現在のRFゲインと目標RFゲインとの差の絶対値が所定値より大きいと判断した場合、現在のRFゲインを目標RFゲインに調整するように構成される。
当業者であれば、上記実施例の全部又は一部のステップが、コンピュータプログラムプロセスにより実現されることができ、前記コンピュータプログラムが1つのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されることができ、前記コンピュータプログラムが相応のハードウェアプラットフォーム上(例えばシステム、設備、装置、部品等)で実行し、実行する時に方法の実施例のステップ中の1つ又はその組み合わせを含むことは理解できる。
選択的に、上記実施例の全部又は一部のステップは、集積回路を用いて実現することもでき、これらのステップは、それぞれの集積回路モジュールに製造されて、又はそれらのうちの複数のモジュール又はステップを単一の集積回路モジュールに製造して実現することができる。
上記実施例における装置/機能モジュール/機能ユニットは、汎用の計算装置を用いて実現されることができ、それらは単一の計算装置に集中されてもよく、複数の計算装置により構成されたネットワークに分散されてもよい。
上記実施例における装置/機能モジュール/機能ユニットがソフトウェア機能モジュールにより実現され、且つ独立した製品として販売又は使用される場合には、1つのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されることができる。上述で言及されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気ディスク又は光ディスク等であってもよい。
本発明の技術的案によれば、チャネル定格フルパワーとチャネル設定パワーとの差分値によって、現在のベースバンドゲイン及び現在のRFゲインを同時に調整して、セル設定パワーの範囲を拡大することができる。また、同じ位置にあるベースバンド信号の下りサブフレーム及びアンテナ給電信号の下りサブフレームのパワーによって、現在のRFゲインを算出して、算出された現在のRFゲインの信頼性を確保することができる。

Claims (8)

  1. 各チャネルに対して、チャネル定格フルパワーとチャネル設定パワーとの差分値を算出するステップと、
    セル設定パワーの範囲が拡大されるように、算出された差分値によって目標ベースバンドゲイン及び目標RFゲインを調整するステップと、
    現在のベースバンドゲインを目標ベースバンドゲインに調整し、現在のRFゲインを目標RFゲインに調整するステップと
    を含み、
    前記算出された差分値によって目標ベースバンドゲイン及び目標RFゲインを調整するステップは、
    前記算出された差分値が前記ベースバンドゲインの最大値と前記ベースバンドゲインの最小値との差以下であると判断した場合、前記目標ベースバンドゲインをy1に調整し、前記目標RFゲインをCに調整するステップ、または、
    前記算出された差分値が前記RFゲインの最大値と前記RFゲインの最小値との差以下であると判断した場合、前記目標ベースバンドゲインをDに調整し、前記目標RFゲインをy3に調整するステップ
    を含み、
    ここで、y1=Pc−M−N−Cであり、y3=Pc−M−N−Dであり、
    ただし、Pcは前記チャネル設定パワーであり、Mはベースバンド信号パワーが0フルスケール相対レベルdBFSである場合に対応するRFパワーであり、Nはベースバンド信号のマキシマムパワーであり、Cは前記RFゲインの最大値であり、Dは前記ベースバンドゲインの最大値である
    ゲイン調整方法。
  2. 前記算出された差分値が前記ベースバンドゲインの最大値と前記ベースバンドゲインの最小値との差より大きいと判断した場合、前記算出された差分値によって目標ベースバンドゲイン及び目標RFゲインを調整するステップは、
    前記目標ベースバンドゲインをAに調整し、前記目標RFゲインをy2に調整するステップをさらに含み、
    ここで、y2=Pc−M−N−Aであり、
    ただし、Aは前記ベースバンドゲインの最小値である
    請求項に記載のゲイン調整方法。
  3. 前記算出された差分値が前記RFゲインの最大値と前記RFゲインの最小値との差より大きいと判断した場合、前記算出された差分値によって目標ベースバンドゲイン及び目標RFゲインを調整するステップは、
    前記目標RFゲインをBに調整し、前記目標ベースバンドゲインをy4に調整するステップをさらに含み、
    ここで、y4=Pc−M−N−Bであり、
    ただし、Bは前記RFゲインの最小値である
    請求項に記載のゲイン調整方法。
  4. 各チャネルに対して、チャネル定格フルパワーとチャネル設定パワーとの差分値を算出し、セル設定パワーの範囲が拡大されるように、算出された差分値によって目標ベースバンドゲイン及び目標RFゲインを調整するサービスモジュールと、
    現在のベースバンドゲインを目標ベースバンドゲインに調整するベースバンドモジュールと、
    現在のRFゲインを目標RFゲインに調整するRFモジュールと
    を備え
    前記サービスモジュールは、
    各チャネルに対して、チャネル定格フルパワーとチャネル設定パワーとの差分値を算出し、前記算出された差分値が前記ベースバンドゲインの最大値と前記ベースバンドゲインの最小値との差以下であると判断した場合、前記目標ベースバンドゲインをy1に調整し、前記目標RFゲインをCに調整するように構成され、または
    前記算出された差分値が前記RFゲインの最大値と前記RFゲインの最小値との差以下であると判断した場合、前記目標ベースバンドゲインをDに調整し、前記目標RFゲインをy3に調整するように構成され、
    ここで、y1=Pc−M−N−Cであり、y3=Pc−M−N−Dであり、
    ただし、Pcは前記チャネル設定パワーであり、Mはベースバンド信号パワーが0フルスケール相対レベルdBFSである場合に対応するRFパワーであり、Nはベースバンド信号のマキシマムパワーであり、Cは前記RFゲインの最大値であり、Dは前記ベースバンドゲインの最大値であ
    ゲイン調整装置。
  5. 前記サービスモジュールは、
    前記算出された差分値が前記ベースバンドゲインの最大値と前記ベースバンドゲインの最小値との差より大きいと判断した場合、前記目標ベースバンドゲインをAに調整し、前記目標RFゲインをy2に調整するように構成され、
    ここで、y2=Pc−M−N−Aであり、
    ただし、Aは前記ベースバンドゲインの最小値である
    請求項に記載のゲイン調整装置。
  6. 前記サービスモジュールは、
    前記算出された差分値が前記RFゲインの最大値と前記RFゲインの最小値との差より大きいと判断した場合、前記目標RFゲインをBに調整し、前記目標ベースバンドゲインをy4に調整するように構成され、
    ここで、y4=Pc−M−N−Bであり、
    ただし、Bは前記RFゲインの最小値である
    請求項に記載のゲイン調整装置。
  7. プロセッサーに実行されることにより請求項1〜のいずれか1項に記載のゲイン調整方法を実現するプログラム。
  8. 請求項に記載のプログラムが記憶された記録媒体。
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