JP6423860B2 - フィルタ検出に基づく空気清浄システム - Google Patents

フィルタ検出に基づく空気清浄システム Download PDF

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Description

本発明は、内部に設置された粒子除去フィルタの状態を判定する空気清浄システムに関し、特に、システム内に設置されたフィルタの有用寿命および交換状態を検出する、フィルタ検出に基づく空気清浄システムに関する。
空気清浄システムは、家屋、ビル、クリーンルーム等の建造物内部の汚染された空気を清浄化するのに用いられる。このようなシステムは、いくつかの具体的な機能を果たすフィルタを何セットか有している。また、ユーザがその清浄システムを管理し、フィルタを交換する際の補助をする目的で、ユーザの簡単のために、単一の複合フィルタのみを有するシステムもある。
最も一般的に用いられているフィルタとしては、前置フィルタ、発泡体フィルタ、粒子除去フィルタおよびガス吸着フィルタが挙げられる。PP繊維メッシュを有する前置フィルタは、大きめの汚れ、埃の粒子、毛髪が、清浄システム内の他の清掃できないフィルタにかみ込むのを防止する。PP繊維メッシュフィルタは、一般には、清掃可能・洗浄可能なものとされる。
粒子除去フィルタは、市販されているHEPA(High efficiency particulate absorption(高効率粒子吸収))材料からなり、そのうちの一部のフィルタは、真のHEPA材料からなる。ガス吸着フィルタは、トルエン、ホルムアルデヒド、ベンゼン等の有毒ガスに対して有効な活性炭フィルタである。あるいは、粒子除去フィルタとガス吸着活性炭フィルタとを別々に設ける代わりに、単一の複合フィルタを用いる場合もある。
従来の技術には、それぞれ異なる着想によりユーザにフィルタ交換を促す通知をするものがある。そのうち最も普及しているものは、そのフィルタを通過すべき所定量の空気を閾値として用いるものである。フィルタを通過する空気の量は、システムにおいて用いられるファンまたは送風機の回転数(RPM)、およびシステムの運転時間の関数である。したがって、フィルタの寿命を知らせる通知は、システムの運転時間およびシステム運転時の各種速度設定値の直接の関数である。
また、別の従来技術には、モータまたはファンの速度をあらかじめ設定された速度と比較することにより、フィルタを交換すべきかどうかを判定するものもある。これらの従来技術のほぼすべてには限界がある。自らを通過する空気の流れに対するフィルタの抵抗は、フィルタごとにばらつく。これはモータのRPMに直接の影響を及ぼす。モータ自身には、RPMの仕様値に対して±10パーセントの許容誤差が与えられることも既知の事実である。このようにフィルタごとにばらつきがあり、さらにモータのパラメータにも変動があるので、従来技術による精度は低い。また、モータの速度を測定する電子機器のコストも無視できない。
Woo Mu Seonらを譲受人とするEP20090164084は、空気清浄器内に設けられたフィルタを交換するシステムおよび方法を教示している。この方法は、ファンを回転させることにより、空気をフィルタに向けて送り、その中に導入するモータの回転速度を測定することを含む。次に、このようにして測定された速度は、回転速度のあらかじめ設定された値と比較される。また、そのモータが特定の回転速度で回転している時間がさらに測定され、モータがその速度で回転すべきあらかじめ設定された時間と比較される。さらに、内部であらかじめ定められたそれらの値を検出し、比較することによって、空気清浄器のフィルタを交換する時期を決定することができる。
Kang Pengjuらを譲受人とするUS20040840758は、空気処理システムに用いられる空気フィルタのコンディションを検出し、予測する方法およびシステムを開示している。したがって、その発明において空気フィルタのコンディションを検出し、予測する技術によれば、システムの抵抗を確認するために、検出統計データ(statistic)を用いる。さらに、その空気フィルタの残りの使用可能寿命もそこで予測され得る。システムの抵抗は、その空気処理システムのおおよその予想される動作を判定する手段を用いて決定される。この概算値がさらに実際の値と比較されることにより、差分が得られる。次に、その差分は、あらかじめ定められた閾値とさらに比較されることにより、差分が閾値を超えている場合には、アラームが鳴り、空気の流れに対する抵抗があることが示される。したがって、空気の流れに対する抵抗があるため、空気フィルタを交換することが必要になるであろうことが、このやり方により予測され得る。
まず空気清浄システム内に粒子除去フィルタが設置されているかどうかを判定してその結果を示し、次にフィルタを設置する前に、フィルタの上の保護カバーが取り外されているかどうかを判定してその結果を示す、フィルタ検出に基づく空気清浄システムが必要とされている。また、システム内の粒子除去フィルタが使用期限切れであるかどうかを判定してその結果を示し、かつ古いフィルタが新しい同種のフィルタに交換されているかどうかを判定してその結果を示す、フィルタ検出に基づく空気清浄システムも必要とされている。
システムにおけるフィルタの状態を表示する、フィルタ検出に基づく空気清浄システムは、マイクロプロセッサと、少なくとも四つのあらかじめ定められた動作モードと、電力消費に基づいてフィルタの状態を表示する少なくとも三つのインジケータを含む制御パネルと、を備える。上記マイクロプロセッサは、好適には、電力消費を監視し、上記電力消費を所定の標準値および基準値と比較することにより、前置フィルタの状態または複合フィルタの状態を判定するように構成される。ある好ましい実施の形態において、上記複合フィルタは少なくとも一つの粒子除去フィルタを含む。上記四つのあらかじめ定められた動作モードは、セルフチェックモードである第1のモード、較正モードである第2のモード、通常モードである第3のモード、およびリセットモードである第4のモードを含む。上記制御パネルは、上記電力消費および上記動作モードに基づいて、上記前置フィルタの状態または上記複合フィルタの状態を表示する、少なくとも三つのインジケータを有する。好ましくは、上記三つのインジケータは、それぞれ、所定の点滅状態または点灯状態で動作可能である。第1のインジケータは、上記較正モードである第2のモードにおける上記システムの動作を表示する。第2のインジケータは、好ましくは、少なくとも二つの状態で動作可能であり、たとえば、点滅状態である第1の状態は、上記複合フィルタが無いことを示し、点灯状態である第2の状態は、設置時に前記複合フィルタ上のカバーが外されていないことを示す。第3のインジケータは少なくとも二つの状態で動作可能であり、たとえば点滅状態である第1の状態は、上記前置フィルタの有用寿命または上記複合フィルタの有用寿命が間もなく切れることを前もって警告し、点灯状態である第2の状態は上記複合フィルタの有用寿命が既に切れていることを示す。前記通常モードでは、好ましくは、現在の電力消費は基準値「R」と比べて通常モードの限界内にある。上記較正モードである第2のモードは、上記基準値「R」が上記セルフチェックモードである第1のモードでゼロ値である場合に立ち上がる。前記較正モードである第2のモードは、上記現在の電力消費「P」を上記標準値「S」と比較することによって、上記複合フィルタのコンディションを判定する。上記第3のインジケータは、上記現在の電力消費「P」が上記基準値のX%を超え、X1%未満の量低下した(ここでXは所定の定数である)場合に、点滅状態である第1の状態となる。上記第3のインジケータは、上記現在の電力消費「P」が上記基準値のX1%を超える量低下した(ここでX1はXよりも大きい所定の定数である)場合に、上記点灯状態である第2の状態となる。上記モータは、上記第3のインジケータが上記点灯状態である第2の状態である場合、停止させられる。上記リセットモードである第4のモードは、上記現在の電力消費が(PM1の±Y%)または(PM2の±Y%)を超えるか、またはその範囲外である時に上記較正モードである第2のモードを立ち上げることを含む。なお、PM1は上記第3のインジケータが点滅状態に入る瞬間の電力消費であり、PM2は上記第3のインジケータが点灯状態となる瞬間の電力消費である。上記第2のインジケータは、現在の電力消費PがSのX2%を超える(ここでX2は所定の定数であり、Sは標準値である)場合に、上記点滅状態である第1の状態となる。上記第2のインジケータは、上記現在の電力消費Pが上記標準値SのX3%未満である場合に、上記点灯状態である第2の状態となる。なおX3はX2と等しいか、または等しくない。上記較正モードにおいて、上記現在の電力消費PがSのX2%よりも大きくはなく、かつSのX3%よりも小さい場合、上記現在の電力消費は基準値Rに設定される。
本発明の上に述べた特徴、局面および効果、ならびにその他の特徴、局面および効果については、以下の説明、添付の請求の範囲および添付の図面を参照すれば、よりよく理解できるであろう。なお以下に記す数枚の図面の全体において、同じ参照番号は、同様の要素を指す。
図1Aは、本発明の好ましい実施の形態によるフィルタ検出に基づく空気清浄システムを示す斜視図である。 図1Bは、図1Aのフィルタ検出に基づく空気清浄システムの好ましい実施の形態を示す側断面図である。 図1Cは、図1Aのフィルタ検出に基づく空気清浄システムの分解図である。 図2は、図1Aのフィルタ検出に基づく空気清浄システムの制御ユニットを示す上面斜視図である。 図3Aは、図1Aのフィルタ検出に基づく空気清浄システムの動作サイクルを実行する際の各工程を示す図である。 図3Bは、図1Aのフィルタ検出に基づく空気清浄システムの動作サイクルを実行する際の各工程を示す図である。 図3Cは、図1Aのフィルタ検出に基づく空気清浄システムの動作サイクルを実行する際の各工程を示す図である。
本発明は、異なる多数の形の実施の形態で実現可能ではあるが、そのうちのある好ましい実施の形態のみを添付の図面に示し、以下の詳細な説明で述べることにする。しかしながら、本開示は本発明の原理の単なる一例を示すものと見なされるべきであり、本発明の広い局面を以下に説明する特定の実施の形態に限定することを意図するものでないことは理解されたい。
以下に、特許請求の範囲の主題を添付の図面を参照しながら説明する。図面全体において、同一の参照番号は同様の構成要素を指すのに用いられる。以下の説明においては、特許請求の範囲の主題を完全に理解可能とすることを目的として、あくまで説明のために、多数の具体的な細目を述べるが、そのような主題が、それらの具体的な細目なしでも実施され得ることは自明であろう。また別の例では、本発明の説明を容易にすることを目的として、公知の構造および装置がブロック図のかたちで示されることもある。
図1A、図1Bおよび図1Cを参照して、本発明の好ましい実施の形態によるフィルタ検出に基づく空気清浄システム100を説明する。このフィルタ検出に基づく空気清浄システム100は、正面カバー102と、フィルタ収納部104と、前置フィルタ106と、複合フィルタ108と、送風機収納部110と、送風機112と、モータ114と、複数の吹き出し口116と、制御パネル118と、制御ユニット120と、を備える。本発明によれば、前置フィルタ106および複合フィルタ108は、それらの使用可能性について監視される。また本発明によれば、前置フィルタ106は、好ましくは、再利用可能および/または清掃可能なフィルタであり、複合フィルタ108は、好ましくは、使い捨てのフィルタである。
このフィルタ検出に基づく空気清浄システム100は、あらかじめ定められた速度で稼働し、そのあらかじめ定められた速度での稼働中に、システム100が電力消費を監視し、その電力消費を所定のデータと比較できるようにする。本発明によるフィルタ検出に基づく空気清浄システム100は、たとえばセルフチェックモードである第1のモード、較正モードである第2のモード、通常モードである第3のモード、およびリセットモードである第4のモードのような、四つのあらかじめ定められたモードのいずれにおいても動作可能である。
本発明によれば、セルフチェックモードである第1のモードは、システム100が電源オンされるたびに実行される。セルフチェックモードにおいては、システム100は、電力消費の基準値「R」がゼロであるかどうかをチェックする。「R」がゼロである場合には、較正モードである第2のモードが立ち上がる。そうでない場合には、システム100は、通常稼働モードである第3のモードで稼働する。システム100は、ほとんどの時間は、第3のモードで稼働する。較正モードである第2のモードでは、マイクロコントローラ(不図示)が、電力消費値をシステム100の基準値「R」としてシステム100の各種速度設定値で格納し、将来参照することができるようにする。通常モードである第3のモードは、システム100がセルフチェックモードである第1のモードでも、較正モードである第2のモードでも動作していない時に実行される。またシステム100は、リセットモードである第4のモードで動作することにより、システム100がセルフチェックを行って、システム100の電力消費を、マイクロコントローラ(不図示)のメモリに記憶された電力消費のPM1値およびPM2値と比較して、さらにどのようなコースをたどって動作するべきかを決定する。
システム100は、好適には、複数のインジケータを用いて、システム内の複合フィルタ108の状態をユーザに表示し、かつ複合フィルタ108の有用寿命が切れたかどうかも表示する。これにより空気の流れが低減される。本発明においては、流量をXとすると、その空気の流れがXのたとえば50%低下した時には、複合フィルタ108の有用寿命は切れたとみなされる。しかしながら、フィルタの寿命は、あらかじめ別の値に設定してもよいし、フィルタの寿命切れを決定する電力消費の限界をその値に従って設定してもよい。
システム100は、清浄化の動作不良を避けるために、自らの手で動作を停止する能力を有する。なお、本発明によるシステム100は、システム100の設計仕様に準拠した電力消費である、電力消費標準値「S」と、上記較正モード時にシステムにより消費される電力である基準値「R」と、与えられたいずれかの時点においてシステムにより現在消費されている電力である測定値「P」と、を考慮する。しかしながら、基準値「R」は、この技術分野においては公知である標準に従った値の許容可能な限界内にあればよいことは理解されたい。
次に図2に示すように、制御ユニット120は、電源オン/オフスイッチ200と、速度制御スイッチ202と、リセットスイッチ204と、マイクロプロセッサ206と、入力電源208と、複数のLEDインジケータと、を備える。電源オン/オフスイッチ200は、システム100を起動し、停止させるのに用いる。速度制御スイッチ202は、ユーザが二つの所定速度(たとえば、比較的低い第1の速度と、比較的高い第2の速度と)の間でシステム100を自在に切り替え可能とする。リセットスイッチ204は、好ましくは、所定のイベント(たとえばフィルタカバーの取り外しや、既存フィルタと新しいフィルタとの交換など)の後に押下される。
上記複数のLEDインジケータは、好ましくは、電源インジケータ212、低速インジケータ214、高速インジケータ216、ならびに第1、第2および第3のインジケータ218、220、222を含む。この好ましい実施の形態において、第1のインジケータ218は、好ましくは、システム100が較正モードで動作していることを示す較正インジケータであり、第2のインジケータ220は、好ましくは、システム100におけるフィルタ108の状態を表示するフィルタインジケータであり、第3のインジケータ222は、好ましくは、フィルタ108の有用寿命が切れる以前に前もって警告を発するか、またはフィルタ108の有用寿命が既に切れたことを示す、フィルタ寿命切れインジケータである。
これらのインジケータ212〜222は、システム100のマイクロプロセッサ206のあらかじめ定められた構成に従って、点滅状態になるか、または点灯状態になる。たとえば、フィルタインジケータ220は、所定のメッセージをユーザに伝えるために、点滅し、点灯する。このシステム100は、少なくとも二つの速度設定値を有しており、それによってモータ114が、速度制御スイッチ202を押下することにより達成可能な二つの所定速度で回転できるようにする。速度制御スイッチ202と連動して、低速インジケータ214はモータの第1の所定速度を表示し、高速インジケータ216はモータの第2の所定速度を表示する。
マイクロプロセッサ206は、セルフチェックモードである第1のモードおよび較正モードである第2のモードに従って、電力消費値を格納するように構成されている。これらのモードは、好ましくは、また好適には、第1に電力消費の基準値に基づいて、第2に、フィルタ108の有用寿命が切れたときのシステム100による電力消費に基づいて動作する。なお、システム100による電力消費は、複合フィルタ108のコンディションにも依存して変動する。本発明によれば、それらの基準値は、好ましくは、また好適には、較正モード時の所定速度での電力消費を監視することにより、生成される。たとえば、所定速度が二つある場合、二つの基準値がそれぞれシステム100により考慮される。
マイクロコントローラ206は、好ましくは、それぞれの速度での電力消費基準値を格納する。本発明によれば、基準電力消費に関するデータが、セルフチェックモードである第1のモードにおいて生成される。通常モードである第3のモード時において、マイクロプロセッサ206は、システム100の電力消費を連続的に監視し、かつそれぞれの速度での電力消費を基準値「R」と比較する。
第1のインジケータ218は、較正モードが動作している場合は点灯し、そうでない場合には、較正インジケータ218は「オフ」状態となる。第2のインジケータ220は、点滅または点灯することにより、表示機能を選択的に実行する。たとえば、フィルタ108がシステム100に設置されていない場合、第2のインジケータ218は点滅し、フィルタ108の上のカバーが外されていない場合、第2のインジケータ220は点灯する。
第3のインジケータ222は、所定の周波数において選択的に点滅するか、または点灯して、システム100内のフィルタ106および108の状態に関する所定のコンディションを表示する。オフに切り替えられた状態のフィルタ寿命切れインジケータ222は、好ましくは、フィルタ106、108のフィルタ寿命状態の観点からすると、システム100が通常の清浄化機能を果たしていることを示すインジケータである。第3のインジケータ222は、前置フィルタ106または複合フィルタ108が寿命切れに近づいているときに点滅し、フィルタが有用寿命切れになる以前に、たとえば埃の粒子がそれぞれのフィルタ106、108にかみこんでいる使用時に、前もって警告を表示する。
次に図3A〜図3Cを参照して、このフィルタ検出に基づく空気清浄システム100の動作サイクルに伴う各工程を説明する。第1の工程400において、電源のスイッチがオンされる。第2の工程402において、電源の基準値「R」がチェックされる。なお、この基準値は、好ましくは較正モード時にシステム100により消費される電力であり、かつ好ましくは、この技術において確立された規格に準拠した標準値の許容可能な限界内に入る値である。次に工程404では、基準値「R」がゼロである場合、制御は次の工程406に進み、較正モードが開始される。しかしながら、工程404において、基準電力値がゼロでない場合、制御は次の工程408に進む。
工程408では、較正インジケータ218はオフに切り替えられ、較正モードが動作していないことを示す。次に工程410において、電力消費が連続的に監視される。本発明によれば、工程410におけるシステム100の動作は、システムが通常動作を行う第3のモードである。次に工程412では、(PはRから10〜12%減か)=Yである場合、制御は次の工程416に進む。一方、工程412において、(PはRから10〜12%減か)=Nである場合、制御は工程414に戻った後、工程410に進む。工程414では、システムは、フィルタ108が通常モード中常に存在しているかどうかをチェックする。
工程416では、第3のインジケータ222が点滅し始める。第3のインジケータ222の点滅は、前置フィルタ106または複合フィルタ108に注意が必要であること、たとえば前置フィルタ106の清掃が必要であることを示す。したがって、ユーザには、まず前置フィルタ106を清掃するという選択肢がある。しかしながら、前置フィルタ106の清掃後も、システム100の次の動作サイクルにおいて、第3のインジケータ222が依然として点滅し続けている場合、その点滅している第3のインジケータ222は、複合フィルタ108の有用寿命が切れたことを示しており、複合フィルタ108を交換するべき時期であるということになる。工程418において、現在の電力消費値がPM1として格納される。なお各速度におけるPM1値も格納されており、好ましくはそれぞれの速度で異なる値となる。
次の工程420において、リセットボタン204の状態がチェックされる。リセットボタン204がアクティブであるか押下されている場合、システム100はリセットモードである第4のモードで動作し、制御は次の工程422に進む。工程422では、システム100により引かれている電力がチェックされる。工程424において、現在の電力が各速度についてPM1またはPM2の±2%以内である場合、フィルタ寿命切れインジケータ222が次の工程426において点灯し始める。点灯している第3のインジケータ222は、この場合も複合フィルタ108を交換すべきであることを示す。ユーザは、複合フィルタ108を交換した後で初めてリセットボタン204を押下することになっている。なお、ユーザが複合フィルタ108を交換することなくリセットボタン204を押下した場合、第3のインジケータ222が点灯し始め、複合フィルタ108の交換が必要であることを示す。工程428において、モータが停止させられる。工程424において、現在の電力が各速度についてPM1またはPM2の±2%以内でない場合、制御は工程450に進み、較正モードに移行する。
ここで、工程420において、フィルタリセットボタン204がアクティブでない場合、制御は次の工程430に進む。工程430において、(「P」は「R」の12%を超える量低下した)が「イエス」である場合、制御は工程440に進む。工程440では、第3のインジケータ222が点灯し始め、複合フィルタ108が寿命切れになったため、複合フィルタ108の交換が必要であることを示す。工程442では、現在の電力消費値がPM2としてすべての速度設定値についてマイクロプロセッサ206のメモリに格納され、次の工程444においてモータが停止する。工程430において、(「P」は「R」の12%を超える量低下した)が「ノー」である場合、制御は工程410に進み、本発明による通常動作を行う第3のモードに従ってシステム100を動作させる。
ここで工程450において、第1のインジケータ218が点滅し始める。この工程では、較正モードが開始される。点滅状態の第1のインジケータ218は、ユーザに対して、現在較正モードである第2のモードが動作中であることを示す。次の工程452において、(「P」は「S」の20%を超える)が「イエス」である場合、工程454においてフィルタインジケータ220が点滅し始める。次の工程456において、モータが停止させられる。工程454において第2のインジケータ220が点滅状態にあるということは、複合フィルタ108を設置する必要があることを意味している。
一方、工程452において、(「P」は「S」の20%を超える)が「ノー」である場合、制御は工程458に移行する。工程458では、(「P」は「S」の20%未満である)が「イエス」である場合、制御は工程460に進み、フィルタインジケータ220が点灯し始める。その後、制御は工程456に移行する。ここで、「S」は、システム100の設計仕様値である標準値である。点灯状態にあるフィルタインジケータ220は、複合フィルタ108上の保護カバーが外されていないことを示す。
工程458において、(「P」は「S」の20%未満である)が「ノー」である場合、制御は工程462に進み、電力「P」が「R」に設定される。ここで、「P」はこの工程において測定される現在の電力値であり、「R」は較正モード時にシステム100により消費される電力であって、好ましくは標準値の許容可能な限界内に入る値である。工程462の後、制御は工程408に進む。本発明によれば、較正モード中、各速度設定値について安定した電力消費検出値が得られ、マイクロコントローラ206のメモリに記録されるまで、システム100は可能なすべての速度設定値で稼働する。
次に図1A〜図3Cに示すように、動作中、正面カバー102はフィルタ収納部104に結合されるが、正面カバー102は取り外し可能となっている。正面カバー102は、前置フィルタ106の清掃中には取り外す必要があるし、また、既存の複合フィルタ108をそれとほぼ同様の新しいものと交換する際にも取り外す必要がある。好適には、正面カバー102は、吸入された空気を前置フィルタ106へと導く。吸入された空気は次に複合フィルタ媒体108を通過する。前置フィルタ106および複合フィルタ108は、フィルタ収納部104内に収納される。中心軸Xは、送風機112の面に対して垂直な法線である。
大気は、好ましくは、正面カバー102により規定されたダクトを通して流入する。ダクトは、X軸に沿って前置フィルタ106および複合フィルタ媒体108内で支持される。フィルタ媒体を通過した後、空気はX軸に沿って送風機112内に吸入される。その後、空気は、送風機112に対する接線方向に沿って送風機112から流出する。最後に、清浄化された空気が、吹き出し口116を介してシステムから流出する。なお、空気は中心軸Xに沿ってシステム100に流入し、前置フィルタ106および複合フィルタ108において受け取られた空気は、送風機112に対する接線方向に沿って、吹き出し口116から流出する。
なお、このフィルタ検出に基づく空気清浄システム100は、システム100内にあらかじめ設置され、保護カバーで覆われている複合フィルタ108を設けた形でユーザに提供されるのが好ましい。複合フィルタ108上の保護カバーは、フィルタ108をフィルタ収納部104に戻す前に、取り外す必要がある。ユーザは、システム100に付属する設置マニュアルに述べられた取扱い説明の手順に従う。ユーザマニュアルの取り扱い説明に従ってシステム100が準備完了となると、ユーザは、電源コードの差し込みプラグを電源コンセントに接続する。差し込みプラグを電源コンセントに接続する前に、ユーザは、この空気清浄システム100のユーザマニュアルに述べられた入力電源電圧および周波数が、電源コンセントの電圧・周波数に合っているかどうか確かめる。
次に、ユーザは、セルフチェックモードである第1のモードで稼働しているシステム100を稼働させようとする。したがって、初回の使用時には基準電力消費はゼロであるので、本発明によれば、システム100は較正モードである第2のモードで稼働する。較正モードである第2のモードは、マイクロコントローラ206がシステム100の電力消費値「R」をシステム100の各種速度設定値で格納し、将来参照することができるように動作する。しかしながら、較正モードである第2のモードでは、システム100は、各速度設定値について安定した電力消費値が得られ、マイクロコントローラ206により記録されるまで、可能なすべての速度設定値で稼働する。この実施の形態では、速度設定値は二つある。較正モードである第2のモードでは、第2のインジケータ220は点滅状態であり、システム100の動作モードは較正モードであることを示す。
ユーザは、オン/オフスイッチ200を押下することにより、本発明によるフィルタ検出に基づく空気清浄システム100の動作を開始させる。電源インジケータ212は、システム100が立ち上がるやいなや、点灯する。システム100は、第1の速度であるデフォルトの速度で動作し始める。なお、ユーザは、速度制御スイッチ202を押下することによって、そのデフォルトの速度を第2の速度に変更してもよいことは理解されたい。その同じ速度制御スイッチ202をもう一度押下することによって、第2の速度を第1の速度に再度変更することも可能である。第1の速度インジケータ214は、システム100のモータ114の低速すなわち第1の速度を表示し、高速インジケータ216は、システム100のモータ114の高速すなわち第2の速度を表示する。
システム100がオンに切り替えられると直ちに、マイクロプロセッサ206は、マイクロプロセッサ206のメモリに格納された電力の基準値「R」をチェックする。しかしながら、システム100が初回の使用時でオンに切り替えられたときには、システム100は、そのような基準値Rが生成されるセルフ較正モードを実行したことがないので、マイクロプロセッサ206は、電力消費の基準値「R」を特定することができない。
次に本発明によれば、本発明によるフィルタ検出に基づく空気清浄システム100は、そのような場合、セルフ較正モードによる動作を開始する。したがって、第1のインジケータ218は、較正モードの動作時に点滅を開始する。較正モードでは、システム100は、好適には、マイクロプロセッサ206が各速度設定値について安定した電力消費値を決定するまでの間、上記二つの速度設定値の両方で稼働する。安定した検出値が決定されれば、電力消費の値は基準値としてマイクロプロセッサ206に格納される。較正が終了すれば、第1のインジケータ218はオフに切り替えられ、較正モードでの動作は終了する。
較正モード時において、マイクロプロセッサ206は、基準値「R」と、マイクロプロセッサ206のメモリに格納されている標準値「S」とを比較する。標準データは、システム100の設計仕様を表す値であって、マイクロプロセッサ206のメモリに永久的に格納される値である。ある好ましい実施の形態において、システム100では、新しいセットの積層フィルタを用いる場合、第1および第2の速度における電力消費の設計仕様値はそれぞれ20ワットおよび30ワットとなる。しかしながら、本発明は、これらの仕様値に限定されるわけではなく、さらなる改変も可能である。
基準値Rが標準値Sの指定された高いほうの限界値よりも高い場合(たとえば本実施の形態によるシステム100の場合、第1および第2の速度についてそれぞれ+15%、+20%である場合)、複合フィルタ108がシステム100内に設置されていないことが示されていることになる。較正モード時にこのようなチェックを行うために、システム100は、好ましくは、最も高い速度設定値を用いる。したがって、第2のインジケータ220が点滅し始め、複合フィルタ108がシステム100内に全く設置されていないことを示す。複合フィルタ108が設置されていない場合、極めて多量の空気がシステム100を流れることになる。これにより、送風機112には高い負荷が与えられることになり、モータ114はより多くの電力を引き出すことになる。その結果、システム100の電力消費は全体として高くなる。
一方、基準値が標準値の指定された限界値(たとえば本実施の形態によるシステム100では、第1および第2の速度についてそれぞれ−15%、−20%である)よりも低い場合、複合フィルタ108が、梱包材を取り除かずにシステム100内に設置されていることが示される。また、このようなチェックは、好ましくは、最も高い速度設定値に対してもなされる。
なお、そのような保護梱包材が複合フィルタ108から取り除かれない場合、空気がこのシステム100を流れることができなくなる。システム100は、送風機収納部内の空気を撹拌し続ける。言い換えれば、システム100は、送風機112に全く負荷を与えなくても稼働する。したがって、極めて低い電力がモータ114により引き出される結果、システム100の電力消費は全体として低くなる。第2のインジケータ220は点灯を開始し、ユーザが梱包材を取り除かずに複合フィルタ108をシステム100内に設置したことを示す。
基準値が、システム100のマイクロプロセッサ206のメモリ内に格納された標準値「S」以内である場合、基準値Rはマイクロプロセッサ206のメモリに格納される。これにより、本発明による較正処理を完了する。較正が終了すると、第2のインジケータ218がオフに切り替わる。すると、このフィルタ検出に基づく空気清浄システム100は、セルフチェックモードでも、較正モードでもない、通常モードで動作し始める。なお、それらの基準値は、マイクロプロセッサ206内に永久的に格納されるわけではなく、リセットボタンが押下されるたびにリセットされる。
第3のモードである通常モード時には、マイクロプロセッサ206は、各速度についてのシステム100の電力消費を、バックグラウンドで基準値「R」と比較する。どのような例でも、測定値がたとえば各速度での指定された限界値(本実施の形態では、二つの速度値についてそれぞれ基準値の−5%および−10%である)を下回る場合には、フィルタ寿命切れインジケータ222が点滅し始める。マイクロプロセッサ206は、システム100の瞬間的電力消費(PM1)の値を格納する。この値は、好適には、複合フィルタ108が新しい同等の複合フィルタ108と交換されたのか、あるいは同一の複合フィルタ108が再度設置されたのか確かめることを目的として、将来チェックを行うために用いられる。
フィルタ寿命切れインジケータ222の点滅は、前置フィルタ106の有用寿命または複合フィルタ108の有用寿命が終わろうとしていることの事前警告を意味する。したがって、ユーザは正面カバー102を取り外し、前置フィルタ106が詰まっているか汚れている場合には、さらに前置フィルタ106も外して、前置フィルタ106を清掃すればよい。その後、正面カバー102は再び取り付けられ、システムはオンに切り替えられる。システム100が動作し始めると、マイクロプロセッサ206は、各速度についてシステム100の瞬間的電力消費を基準値PM1またはPM2と比較する。ここで瞬間的電力消費が各速度についてPM1またはPM2の±2%以内でない場合には、システム100は通常モードに切り替わる。第3のインジケータ222がオフに切り替えられ、システム100が通常モードである第3のモードで動作していることが示される。なおここで、システム100が複合フィルタ108は交換されていないことを示すのなら、ユーザはフィルタリセットボタン204を押してはいけないことになる。
しかしながら、システム100の電力消費が依然として、第1および第2の速度についてそれぞれ、基準値「R」の−5%や−10%以内でない場合には、第3のインジケータ222は依然として点滅し続け、複合フィルタ108を同種のフィルタと交換する必要があることを示す。この場合、ユーザは、既存の複合フィルタ108を同種の新しい複合フィルタ108と交換した後、フィルタリセットボタン204を押下して、リセットモードである第4のモードを立ち上げる必要がある。これに応じて、マイクロプロセッサ206は、ユーザが本当に既存の複合フィルタ108を同種のフィルタ108と交換したかをチェックする。マイクロプロセッサ206は、点滅する信号を第3のインジケータ222に送り始めたときに、システム100の現在の電力消費が、それぞれの速度値についてマイクロプロセッサ206のメモリに格納されたPM1値またはPM2値の±2%以内であるかをチェックする。チェックの結果がイエスである場合、第3のインジケータ222は継続的に点灯し、複合フィルタ108をほぼ同種の新しい複合フィルタ108と交換することが必要であることを示す。新しい複合フィルタ108がシステム100内に設置されるまでのあいだ、モータ114はマイクロプロセッサ206により停止させられ、システム100は動作を休止する。
第3のインジケータ222が連続的に点滅し始めた後も、ユーザがこのシステム100を使い続ける場合、複合フィルタ108を通る空気の流れに対する抵抗がさらに増大し、送風機112への負荷のさらなる低下と、システム100のモータ114による電力消費の低下を招く。電力消費が、第1および第2の速度についてそれぞれ基準値の6%および12%未満に低下した場合、第3のインジケータ222は継続的に点灯し始める。モータ114は、マイクロプロセッサ206により停止させられる。ユーザは、既存の複合フィルタ108を同等の新しい複合フィルタ108と交換する必要がある。
フィルタ108を交換した後、ユーザはリセットボタン204を押下して、リセットモードである第4のモードを立ち上げる必要がある。マイクロプロセッサ206は、モータ114を停止させる信号を送り始める際に、システム100の改定された電力消費値を、各速度についてマイクロプロセッサ206内に以前に格納された値PM2と比較することにより、フィルタ108が交換されたかどうか確かめる。改定された値が、第2のインジケータ220が点灯し始めた際に、各速度についてマイクロプロセッサ206のメモリに以前格納された値PM2の±2%以内である場合、フィルタインジケータは連続的に点灯し始め、モータ114はマイクロプロセッサ206により停止させられる。これにより、複合フィルタ108の交換が指示される。実用上、ユーザが新しい複合フィルタ108を設置せず、既存の複合フィルタ108を再び使用しようと試みた場合、このような事態は起こり得る。
チェックの結果が「ノー」であるのなら、ユーザが既存の複合フィルタ108を新しい互換性のある複合フィルタ108と交換したということになる。その場合、システム100はセルフチェックモードを実行する。これは、システム100内の新しい互換性のある複合フィルタ108に対するセルフ較正モードである。較正モード時において、システム100は、複合フィルタ108が設置されているかどうか、さらには、フィルタをシステム100内に設置する以前に、保護梱包材を複合フィルタ108から取り除いたどうかをもう一度チェックする。
次に新しい電力消費値が、マイクロプロセッサ206のメモリに格納された以前の基準値を消去する、または更新する新しい基準値として格納される。低速における電力消費の変動が小さすぎて、フィルタ寿命の状態を検出できない場合には、最も高い速度設定値における電力消費の変動を用いてもよい。この場合、システム100がオンに切り替えられるたびに、システム100は、通常動作に移行する以前に最も高い速度設定値でシステムを稼働させることにより、フィルタの状態チェックを行う。しかしながら、このようなチェックの頻度は、オン/オフサイクルが交替するたびに変更してもよい。
以上の教示を参考として、本発明に対してさまざまな改変・変形を加えることができることは自明である。以上、本発明の好ましい実施の形態を示し、説明したが、当業者はその他の変更を容易に思いつくことであろう。したがって、本発明の範囲は、添付の請求の範囲によってのみ限定されるものである。

Claims (16)

  1. フィルタの状態を表示する、フィルタ検出に基づく空気清浄システムであって、
    電力消費を監視し、前記電力消費を所定の標準値および基準値と比較することにより、前置フィルタの状態および複合フィルタの状態を判定するように構成された、マイクロプロセッサと、
    セルフチェックモードである第1のモード、較正モードである第2のモード、通常モードである第3のモード、およびリセットモードである第4のモードを含む、少なくとも四つの動作モードと、
    前記電力消費および前記動作モードに基づいて、前記前置フィルタの状態または前記複合フィルタの状態を表示する、少なくとも三つのインジケータを有する制御パネルであって、前記三つのインジケータは、それぞれ、所定の点滅状態または点灯状態で動作可能である、制御パネルと、
    を備え
    前記較正モードである第2のモードは、前記基準値「R」が前記セルフチェックモードである第1のモードでゼロ値である場合に立ち上がる、空気清浄システム。
  2. 第1のインジケータは前記較正モードである第2のモードにおける動作を表示する、請求項1に記載のフィルタ検出に基づく空気清浄システム。
  3. 第2のインジケータは少なくとも二つの状態で動作可能であり、点滅状態である第1の状態は、前記複合フィルタが無いことを示し、点灯状態である第2の状態は、設置時に前記複合フィルタ上のカバーが外されていないことを示す、請求項1に記載のフィルタ検出に基づく空気清浄システム。
  4. 第3のインジケータは少なくとも二つの状態で動作可能であり、点滅状態である第1の状態は、前記前置フィルタの有用寿命または前記複合フィルタの有用寿命が間もなく切れることを前もって警告し、点灯状態である第2の状態は、前記複合フィルタの有用寿命が切れていることを示す、請求項1に記載のフィルタ検出に基づく空気清浄システム。
  5. 前記通常モードは、現在の電力消費が基準値「R」と比べて通常モードの限界内にあることを含む、請求項1に記載のフィルタ検出に基づく空気清浄システム。
  6. 前記較正モードである第2のモードは、前記現在の電力消費「P」を前記標準値「S」と比較することによって、前記複合フィルタのコンディションを判定する、請求項1に記載のフィルタ検出に基づく空気清浄システム。
  7. 前記第3のインジケータは、前記現在の電力消費「P」が前記基準値のX%を超え、X1%未満の量低下した(ここでXは所定の定数である)場合に、点滅状態である第1の状態となる、請求項1に記載のフィルタ検出に基づく空気清浄システム。
  8. 前記第3のインジケータは、前記現在の電力消費「P」が前記基準値のX1%を超える量低下した(ここでX1はXよりも大きい所定の定数である)場合に、前記点灯状態である第2の状態となる、請求項1に記載のフィルタ検出に基づく空気清浄システム。
  9. 前記モータは、前記第3のインジケータが前記点灯状態である第2の状態である場合、停止させられる、請求項8に記載のフィルタ検出に基づく空気清浄システム。
  10. 前記リセットモードである第4のモードは、前記現在の電力消費が(PM1の±Y%)または(PM2の±Y%)を超えるか、またはその範囲外である時に前記較正モードである第2のモードを立ち上げることを含む、請求項9に記載のフィルタ検出に基づく空気清浄システム。
  11. PM1は前記第3のインジケータが点滅を開始する瞬間の電力消費であり、PM2は前記第3のインジケータが点灯を開始する瞬間の電力消費である、請求項9に記載のフィルタ検出に基づく空気清浄システム。
  12. 前記第2のインジケータは、現在の電力消費「P」が「S」のX2%を超える(ここでX2は所定の定数であり「S」は標準値である)場合に、前記点滅状態である第1の状態となる、請求項6に記載のフィルタ検出に基づく空気清浄システム。
  13. 前記第2のインジケータは、前記現在の電力消費「P」が前記標準値「S」のX3%未満である場合に、前記点灯状態である第2の状態となる、請求項12に記載のフィルタ検出に基づく空気清浄システム。
  14. X3はX2と等しいか、または等しくない、請求項13に記載のフィルタ検出に基づく空気清浄システム。
  15. 前記現在の電力消費「P」が「S」のX2%よりも大きくはなく、かつ「S」のX3%よりも小さい場合、前記現在の電力消費は基準値「R」に設定される、請求項13に記載のフィルタ検出に基づく空気清浄システム。
  16. 前記複合フィルタは少なくとも一つの粒子除去フィルタを含む、請求項1に記載のフィルタ検出に基づく空気清浄システム。
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