JP6422662B2 - 断層撮影装置用の送信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トモグラフもしくは断層撮影装置(Tomograph)用の送信装置であって、少なくとも1つの第1のアンテナエレメントを備えた少なくとも1つの第1の範囲と、少なくとも1つの第2のアンテナエレメントを備えた少なくとも1つの第2の範囲とを有する送信装置に関する。本発明は、たとえば核磁気共鳴断層撮影法(Magnetresonanztomographie)において使用され、特にローカルコイルシステムへのワイヤレス式のエネルギ供給のためにも使用され得る。
断層撮影装置における検査のためには、典型的に、患者が、断層撮影装置の円筒状の測定室内で寝台上に横臥した状態で位置決めされる。測定室内には、強力な磁場が印加される。この磁場は多数のグラジエントコイル(傾斜磁場コイル)の制御に基づき、勾配もしくは傾斜を有する。この勾配磁場により、原子の核スピンが方向付けられる。断層撮影装置の内部には、原子を励起させるために磁気共鳴高周波パルスを送出するための送信アンテナ装置、たいていはホールボディ(全身)型の送信アンテナ装置、たとえばバードケージアンテナが設けられている。原子を励起させるためには、バードケージアンテナが、MR励起周波数によって作動される。
原子から磁気共鳴信号(MR信号)を受信するために、磁気共鳴検査では、たいていローカルコイルが使用される。これにより、核スピンの緩和の際のパルスが受信される。種々異なる物質は種々異なる緩和特性を有する、つまり物質に応じて緩和特性は種々異なるので、緩和特性に基づいて、患者の身体の内部を推量することができる。ローカルコイルはしばしば構成アッセンブリ(以下において「ローカルコイルシステム」と呼ぶ)の形にまとめられており、そしてそれぞれ、たいては導体ループの形の受信アンテナエレメントを有している。受信されたMR信号は、一般になおローカルコイル内で前段増幅され、磁気共鳴設備の中央の範囲においてケーブルを介して導出されて、MR信号処理装置のシールドされた受信器に供給される。次いで、このMR信号処理装置において、受信されたデータはデジタル化されて、引き続き処理される。多くの検査においては、既にこのようなローカルコイルが多数、患者に配置され、これにより患者の身体の全体範囲がカバーされる。
磁気共鳴システムの機能様式は、当業者には一般に知られており、たとえば「Imaging Systems for Medical Diagnostics」(Arnulf Oppelt著、Publicis Corporate Publishing, ISBN 3-89578- 226-2)に記載されている。
ローカルコイルシステムにおいてMR信号を前処理するために、たとえばMR信号を前段増幅し、かつ場合によってはデジタル化しかつコード化するためには、エネルギが必要とされる。このエネルギの供給は、たとえばケーブルによって行うことができる。しかし、このことは望ましくない。なぜならば、ケーブルは患者テーブルから評価装置にまで簡単に案内され得ず、オペレータや患者によって邪魔だと感じられ、そして患者テーブルが患者およびローカルコイルマットと一緒に運動されるので、ケーブルがルーズに案内されなければならないからである。
しかし、エネルギ供給は、ワイヤレス式に無線を介して、寝台に設けられた線状に磁化されたエネルギ送信アンテナと、電子回路にカップリングされたエネルギ受信アンテナとによって行うこともできる。しかし、このためには、手間をかけて形成された寝台が準備されなければならない。さらに、このようなアンテナはエネルギ受信アンテナの1つの位置でしか最大出力を提供しない。
また、エネルギ供給を、無線を介して、磁気共鳴断層撮影装置用の付加的なプラグインユニットであるエネルギ送信アンテナと、電子回路にカップリングされた適合するエネルギ受信アンテナとによって実施することも知られている。しかし、このような配置は、磁気共鳴断層撮影装置の内側半径を小さくしてしまうので不都合である。
たとえば、ドイツ連邦共和国特許出願公開第102011076918号明細書には、ローカルコイルシステム、送信装置、磁気共鳴システム、ローカルコイルシステムへのワイヤレス式のエネルギ伝送のための方法が開示されている。ローカルコイルシステムは、磁気共鳴システムのために、エネルギ受信アンテナを用いてMR信号を検出するために設けられていて、しかも時間的に変化する磁場からローカルコイルシステムのためのエネルギを誘導式に受信するために設けられている。この場合、エネルギ受信アンテナは、検出したいMR信号のMR励起周波数またはラモーア周波数よりも低く、かつ約20kHzよりも高く形成されているエネルギ伝送周波数に合わせて同調可能であるか、または同調されている。送信装置は磁気共鳴システムのために設けられていて、かつエネルギをローカルコイルシステムに送信するために形成されている。この場合、エネルギは、予め規定されたエネルギ伝送周波数を有する、時間的に変化する磁場を送出するエネルギ送信アンテナと、発振器装置とを用いて送信される。この発振器装置はエネルギ送信アンテナとカップリングされていて、エネルギ送信アンテナを制御するための信号を発生させる。この信号は、ローカルコイルシステムによって検出したいMR信号のラモーア周波数よりも低く、かつ約20kHzよりも高く形成されているエネルギ伝送周波数を有する。エネルギ送信アンテナは、ホールボディコイル(全身コイル)と一体に形成されているか、またはホールボディコイルを取り囲むように形成されていてよい。この場合に不都合となるのは、送信装置が比較的嵩張ってしまうか、または手間のかかる励起回路を必要とすることである。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第102011076918号明細書
「Imaging Systems for Medical Diagnostics」(Arnulf Oppelt著、Publicis Corporate Publishing, ISBN 3-89578- 226-2)
本発明の課題は、前で挙げた不都合を回避し、特に断層撮影装置の内側半径の減少なしに断層撮影装置の測定室内にワイヤレス式にエネルギを供給するための改善された手段、特にローカルコイルシステムをワイヤレス式に作動させるための改善された手段を提供することである。特に、エネルギ伝送信号の発生と、MR励起信号の発生とが相互に影響し合わないか、または僅かにしか影響し合わないような、断層撮影装置の測定室内にワイヤレス式にエネルギを伝送するためのコンパクトな手段を提供することが目標とされる。
この課題を解決するために、本発明の構成では、断層撮影装置用の送信装置であって、少なくとも1つの第1のアンテナエレメントを備えた少なくとも1つの第1の範囲と、少なくとも1つの第2のアンテナエレメントを備えた少なくとも1つの第2の範囲とを有する送信装置において、前記少なくとも1つの第1の範囲と、前記少なくとも1つの第2の範囲とが、少なくとも1つの除波回路もしくはウェーブトラップ(Sperrkreis)を介して互いに接続されているようにした。
本発明の有利な実施態様は、特に請求項2以下に記載されている。
本発明による送信装置には、次のような利点がある。すなわち、少なくとも1つの第1の範囲と、少なくとも1つの第2の範囲とが機械的につながっていてよいので、これにより送信装置の構造がコンパクトに形成可能となる。少なくとも1つのウェーブトラップにより、励起された範囲の少なくとも1種の作動周波数が、このためには設けられていない別の範囲を励起させてしまうことが阻止されるので有利である。すなわち、エネルギ伝送信号の発生と、MR励起信号の発生とが影響し合うことが抑制されることが保証されている。
1改良形では、断層撮影装置が、磁気共鳴断層撮影装置または核スピン断層撮影装置である。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、断層撮影装置は、たとえば陽電子放出断層撮影装置(Positronen-Emissions-Tomograph)であってもよい。
さらに別の改良形では、アンテナエレメントが、細長いアンテナ長手方向エレメントまたはロッド形のアンテナ長手方向エレメントである。このようなアンテナ長手方向エレメントは、円筒状の測定室内に均一な磁場を提供するために特に好適である。
さらに別の改良形では、ウェーブトラップが、並列共振回路として形成されている。
さらに別の改良形では、ウェーブトラップが、第1の範囲(特にMRアンテナとして働く)に位置する離調回路(特に各離調回路)を橋絡するために設けられている。このためには、ウェーブトラップが、特に第1の範囲のための並列共振回路として、かつ第2の範囲のための直列回路として形成されていてよい。
離調回路を橋絡するためのウェーブトラップは、たとえばインダクタンスとキャパシタンスとから成る並列回路として形成されている。この場合、この並列回路に対してキャパシタンスが直列に接続されている。キャパシタンスは、少なくとも1つのコンデンサであることが好ましく、インダクタンスはコイル、たとえばチョークであることが好ましい。
離調回路は、特に同調装置に相当していてよい。
さらに別の構成では、第1の範囲は、第1の作動周波数によって作動させられるように設けられており、第2の範囲は、第2の作動周波数によって作動させられるように設けられており、ウェーブトラップは第1の作動周波数のためのウェーブトラップである。これにより、特に、第2の範囲が第1の作動周波数によって励起させられるか、または妨害される恐れが阻止され得る。
第1の作動周波数は、たとえば核スピンを励起させるための励起周波数であってよい(以下、一般性を制限することなしに「MR励起周波数」と呼ぶ)。このMR励起周波数は、たとえば50MHzよりも高く設定されていてよい。その場合、前記少なくとも1つの第1の範囲は、MR励起アンテナとみなすこともできる。
前記範囲を分離するためのウェーブトラップは、たとえばインダクタンスとキャパシタンスとから成る並列回路として形成されている。キャパシタンスは、少なくとも1つのコンデンサであることが好ましく、インダクタンスはコイル、たとえばチョークであることが好ましい。
第2の作動周波数は、たとえば、特にローカルコイルシステムにエネルギを供給するためのエネルギ供給周波数であってよい。エネルギ供給周波数は、たとえば1MHz〜10MHz、有利には4〜6MHzであってよい。その場合、前記少なくとも1つの第2の範囲は、エネルギ供給周波数アンテナの少なくとも一部を成していてよい。
さらに別の改良形では、前記少なくとも1つの第1の範囲と、前記少なくとも1つの第2の範囲とが、第1の作動周波数のためだけの少なくとも1つのウェーブトラップを介して互いに接続されている。これにより、第2の作動周波数のためのウェーブトラップを節約することができる。その場合、第1の範囲と第2の範囲との間の移行部は、第2の作動周波数を通過させるようになっている。このことは、たとえば第1の作動周波数による第2の範囲の励起可能性が小さく、特に事実上無視し得る程度である場合に有利になり得る。別の利点は、第1の範囲の少なくとも一部も、前記少なくとも1つの第2の範囲と一緒に、第2の作動周波数のためのアンテナとして(たとえばエネルギ供給周波数アンテナとして)使用可能であることから得られる。
さらに別の改良形では、第1の範囲の離調回路(Verstimmschaltung)が、第1の作動周波数を遮断しかつ第2の作動周波数を通過させるウェーブトラップ(特に各ウェーブトラップ)によって橋絡される。
さらに別の構成では、第1の範囲が複数の第1のアンテナエレメントを有していて、該第1のアンテナエレメントが同調装置を介して互いに接続されており、前記同調装置が第2の作動周波数に対して高抵抗を有しており、第1の範囲の両側に、それぞれ1つの第2の範囲が続いており、両第2の範囲の第2のアンテナエレメントが、第1の範囲のそれぞれ1つの第1のアンテナエレメントを介して互いに接続されており、前記ウェーブトラップは第2の作動周波数を通過させるようになっている。同調装置は、第1の範囲を同調させるために使用される。この構成には、次のような利点がある。すなわち、両第2の範囲は、第2の作動周波数のために、両第2の範囲に接続された第1のアンテナエレメントを介してつながっていて、これらのエレメントが、唯一つのアンテナを形成し得る。この唯一つのアンテナは、第2の作動周波数によって励起される。これにより、アンテナの励起、ひいては両第2の範囲の励起が、両第2の範囲のうちの一方の第2の範囲のみへの第2の作動周波数の供給時でも可能となる。さらに、選択された第1のアンテナエレメントをこのアンテナに関係付けることにより、両側に配置された両第2の範囲の間でも、特に均一な円形の磁場が形成され得る。しかし、第2の作動周波数に対して高抵抗を有する同調装置により、その他の第1のアンテナエレメントも第1の励起周波数によって励起されることが阻止される。すなわち、第1の励起周波数による第1のアンテナエレメントへの影響付与を小さく保持することができる。同じく、第2の作動周波数のための専用のウェーブトラップを不要にすることができる。
さらに別の改良形では、第1の作動周波数が、常時、第2の作動周波数よりも大きく形成されている。その場合、特に同調装置は高域フィルタとしても動作することができる。
同調装置は、たとえば微調整用可変コンデンサ(Abgleichkondensator)または同調コンデンサもしくはバラクタダイオードまたはキャパシタンスダイオードを有していてよい。
択一的な別の改良形では、複数の第1のアンテナエレメントの間の同調装置が、第2の作動周波数に対して高抵抗を有するのではなく、低抵抗を有している。その場合、第2の作動周波数により全ての第1のアンテナエレメントが励起されることを阻止するために、少なくとも、第2のアンテナエレメントに接続されている第1のアンテナエレメントと、この第1のアンテナエレメントに隣接した別の第1のアンテナエレメントとの間に、第2の作動周波数のための少なくとも1つのウェーブトラップが設けられていると有利である。
さらに別の構成では、前記少なくとも1つの第1の範囲が、平行に配置された複数の第1のアンテナエレメントを備えた1つの第1のボディコイルアッセンブリとして形成されていて、隣接し合った前記第1のアンテナエレメントは、それぞれ少なくとも2つの同調装置により互いに接続されており、前記少なくとも1つの第2の範囲は、それぞれ平行に配置された複数の第2のアンテナエレメントを備えた2つの第2のボディコイルアッセンブリとして形成されており、1つの第2の範囲の隣接し合った第2のアンテナエレメントは、一方では接続エレメントによって互いに接続されており、他方では前記第1の範囲の少なくとも2つの第1のアンテナエレメントを介して互いに接続されている。このことは、次のような利点をもたらす。すなわち、第2の範囲は、第2の励起エネルギのために、第1の作動周波数のための第1の範囲よりも大きな視野FOV(「Field of View」)を容易に提供する。たとえば、第1の作動周波数がMR励起周波数であり、第2の作動周波数がエネルギ供給周波数である場合には、MR励起フィールドの狭い視野を達成することができる。このことは、たとえばグラジエントアンビギュイティ(Gradientenmehrdeutigkeit)および比吸収率(SAR)を小さく保持する。その場合、特に両第2の範囲ならびにこれらの第2の範囲を接続する第1のアンテナエレメントを機能的に含む、エネルギ励起のために使用されるアンテナの、より大きな視野に基づき、MR励起フィールドの視野の縁部に位置決めされたローカルコイルによっても、十分なエネルギ供給を確保することができる。
「ボディコイルアッセンブリ」とは、特にアンテナエレメントがリング形に配置されているような配置を有するアッセンブリを意味し得る。アンテナエレメントがアンテナ長手方向エレメントである場合には、これらのアンテナエレメントは特に円筒形に配置されていてよく、たとえば中心の長手方向軸線に対して平行にかつ等間隔に配置されている。これらのアンテナエレメントは、特に隣接し合ったアンテナエレメントと等間隔を成して、互いに対して平行でかつ円筒体の外周面に位置しているとみなすこともできる。
さらに別の改良形では、第1の範囲および第2の範囲が、同じ直径を有する円筒状の基本形状を有していてよい。その場合、送信装置全体も同じく円筒状の基本形状を有していてよい。
さらに別の構成では、送信装置が、円筒状の基本形状を有しており、この場合、両第2の範囲は端面側で第1の範囲に続いている。これにより、互いに異なる大きさの視野を有する二重共鳴式の送信アンテナを特に簡単に提供することができる。
さらに別の改良形では、接続エレメントが、少なくとも第2の作動周波数を少なくとも部分的に導くために調整されている。接続エレメントは、たとえばボディコイルアンテナのロッドであってよい。
第2の範囲において第1の作動周波数を一層強力に抑制するために好適となる構成では、接続エレメントが、第1の作動周波数のためのウェーブトラップを介して第2のアンテナエレメントに接続されている。
また、第2の範囲において第1の作動周波数を一層強力に抑制するために好適となる別の構成では、接続エレメントが、隣接し合った第2のアンテナエレメントの間に、第1の作動周波数のためのウェーブトラップを有している。
さらに別の構成では、当該送信装置が複数の供給点を有しており、該供給点は少なくとも:第2の範囲に設けられた第1の供給点と、第1の範囲に設けられた第2の供給点と、第2の範囲に設けられた第3の供給点と、第1の範囲に設けられた第4の供給点と、を有しており、第1および第2の各範囲に設けられた前記供給点は互いに対して90°だけずらされており、すなわち第1の供給点と第の供給点とが、互いに対して90°だけずらされており、かつ第の供給点と第4の供給点とが、互いに対して90°だけずらされている。
「ずらされた配置」とは、特に長手方向延在方向周りに周方向で角度をずらされた配置を意味し得る。
さらに別の構成では、第1の供給点と第3の供給点とが、第2の範囲の少なくとも1つの第2のアンテナエレメント、特に2つの第2のアンテナエレメントの間に位置している。
さらに別の改良形では、第2の供給点と第4の供給点とが、第1の範囲の少なくとも1つの第1のアンテナエレメント、特に2つの第1のアンテナエレメント、特にアンテナ長手方向エレメントの間に位置している。
さらに別の改良形では、第2の供給点および第4の供給点が、第1の供給点もしくは第3の供給点に向かい合って位置しており、互いに対して角度をずらされていない。
さらに別の改良形では、第2の供給点および第4の供給点が、第1の供給点もしくは第3の供給点に向かい合って位置しておらず、つまり互いに対して角度をずらされている。
さらに別の構成では、第2の範囲に設けられた、平行に配置された第2のアンテナエレメントの数が、第1の範囲に設けられた、平行に配置された第1のアンテナエレメントの数よりも少ない。しかし、基本的には、両アンテナエレメントの数は等しく設定されていてもよい。さらに、第2の範囲に設けられた、平行に配置された第2のアンテナエレメントの数が、第1の範囲に設けられた、平行に配置された第1のアンテナエレメントの数よりも大きく形成されていてもよい。
本発明の課題は、少なくとも1つのこのような送信装置を備えた断層撮影装置、特に磁気共鳴断層撮影装置によっても解決される。
本発明の、上で説明した特性、特徴および利点ならびに本発明を達成するための形態は、以下に図面につき詳しく説明する発明の実施形態から一層明らかとなる。
磁気共鳴断層撮影装置に用いられる本発明による送信装置の1実施形態を示す概略図である。
以下に、本発明を実施するための形態を図面につき詳しく説明する。図面を分かり易くするために、同じ構成要素または同一作用を有する構成要素は同じ符号で示されている。
図1には、磁気共鳴断層撮影装置(磁気共鳴トモグラフ)Tに用いられる送信装置101が図示されている。この送信装置101は、「送信アンテナ」と呼ぶこともできる。送信装置101は3つの範囲、すなわち円筒状の基本形状を備えた真ん中の第1の範囲102と、この第1の範囲102に端面側で続いて、第2の範囲103と第2の範囲104とを有する。両第2の範囲103,104はやはり円筒状の基本形状を有していて、第1の範囲102と同じ直径を有している。これにより、送信装置101全体も円筒形状を有し、この円筒形状の長手方向軸線はこの場合、z軸線に相当する。両第2の範囲103,104はさらに、長手方向軸線zに対して鏡像対称的な基本構造を有する。
第1の範囲102は、32個の線形またはロッド形のアンテナエレメントを有する。これらのアンテナエレメントを、以下において「第1のアンテナ長手方向エレメント105」と呼ぶ。これらの第1のアンテナ長手方向エレメント105は、互いに対して平行にかつ長手方向軸線zに対して平行に向けられている。第1のアンテナ長手方向エレメント105はこの場合、特に長手方向軸線z周りに周方向において等間隔で角度をずらされており、したがって長手方向軸線zに対して等しい間隔を有している。第1のアンテナ長手方向エレメント105のこのような配置は、「ボディコイル配置」または「バードケージ配置」とも呼ぶことができる。
第1のアンテナ長手方向エレメント105は、さらに両端部において、拡幅された接続範囲106を有する。隣接し合った第1のアンテナ長手方向エレメント105は、その接続範囲106のところで、たとえば同調コンデンサ107の形の同調装置を介して互いに接続されている。
両第2の範囲103,104は、それぞれ8個の線形またはロッド形のアンテナエレメントを有する。これらのアンテナエレメントを、以下において「第2のアンテナ長手方向エレメント108」と呼ぶ。第2のアンテナ長手方向エレメント108も、互いに対して平行でかつ長手方向軸線zに対して平行に向けられている。第2のアンテナ長手方向エレメント108は、同じく長手方向軸線z周りに周方向において等間隔で角度をずらされており、したがって長手方向軸線zに対して等しい間隔を有している。その場合、第1の範囲102と第2の範囲103と第2の範囲104とが等しい直径を有していることは、第1のアンテナ長手方向エレメント105と第2のアンテナ長手方向エレメント108とが、長手方向軸線zから等しい間隔を有していることを意味する。第2のアンテナ長手方向エレメント108のこのような配置は、同じく「ボディコイル配置」または「バードケージ配置」に相当する。
特に、第2の範囲103,104の、長手方向軸線zに沿って互いに向かい合って位置している第2のアンテナ長手方向エレメント108同士(つまり長手方向軸線zに対して平行な同一の軸線に沿って位置している第2のアンテナ長手方向エレメント108同士)は、それぞれ1つの第1のアンテナ長手方向エレメント105,105aによって互いに接続されている。この接続は直接的に行われるのではなく、第2のアンテナ長手方向エレメント108と、この第2のアンテナ長手方向エレメント108に接続された第1のアンテナ長手方向エレメント105,105aとの間に設けられた各遮断回路もしくは各ウェーブトラップ109を介して行われる。
第2の範囲103,104の第2のアンテナ長手方向エレメント108は、第1のアンテナ長手方向エレメント105,105aとは反対の側の端部において、各端リング110を介して互いに結合されている。
同調コンデンサ107は、この同調コンデンサ107が、第2の範囲103,104の第2の作動周波数(以下において「エネルギ供給周波数」と呼ぶ)に対して高抵抗を有するように設計されている。同調コンデンサ107はこれによって、第2のアンテナ長手方向エレメント108に接続されていない第1のアンテナ長手方向エレメント105,105bへのエネルギ供給周波数の供給を阻止するか、または少なくとも事実上小さな程度または無視し得る程度にまで供給を減少させる。
それに対して、ウェーブトラップ109は第1の範囲102の第1の作動周波数(以下において「MR励起周波数」と呼ぶ)を遮断するので、このMR励起周波数は第2のアンテナ長手方向エレメント108へ供給されないか、または事実上無視し得る程度でしか供給されない。ウェーブトラップ109は特に並列共振回路として形成されている。ウェーブトラップ109は特に第1の範囲(102)における(特にそれぞれの)離調回路(図示しない)を橋絡するために設けられていてよい。
すなわち、全体的には、ボディコイル配置における2重共鳴式の送信装置が得られる。第1の範囲102は、たとえばMR周波数を用いて作動させることができ、これにより、たとえば第1の範囲102に位置する身体を励起させて核スピン共鳴を生ぜしめることができる。それに対して、第2の範囲103,104には、第1の範囲102のMR励起作動によって影響が与えられないか、またはそれほど与えられない。
それに対して、ローカルコイルまたはローカルコイルシステム(たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第102011076918号明細書に記載されているような)におけるワイヤレス式のエネルギ供給のためには、第1のアンテナ長手方向エレメント105,105aを介して互いに接続された第2の範囲103,104が使用される。すなわち、第2の範囲103,104は第1のアンテナ長手方向エレメント105aと共に、エネルギ供給周波数において作動可能となるボディコイル型またはバードケージ型のエネルギ供給アンテナ103,104,105aを形成することができる。エネルギ供給周波数は、MR励起周波数よりも小さく形成されていて、この場合1MHz〜10MHzである。それに対して、MR周波数は50MHzよりも大きく形成されている。
エネルギ供給アンテナ103,104,105aに対するMR励起周波数の妨害作用をさらに一層減少させるためには、たとえば第2の範囲103,104の端リング110が、MR励起周波数のための付加的なウェーブトラップ114を介して、所属の第2のアンテナ長手方向エレメント108に接続されていてよい。
端リング110はこの場合、複数のリングセクタ状の区分115を有している。これらのリングセクタ状の区分115は、MR励起周波数用のウェーブトラップ116によって互いに接続されており、この場合、隣接し合った第2のアンテナ長手方向エレメント108はこのようなウェーブトラップ116を介して互いに接続されている。その場合、端リング110は隣接し合った第2のアンテナ長手方向エレメント108の間に、MR励起周波数用のそれぞれ1つのウェーブトラップ116を有している。
このエネルギ供給アンテナ103,104,105aは、とりわけ次のような利点を持っている。すなわち、エネルギ供給周波数を、第2の範囲103,104のうちのいずれか一方の第2の範囲103または104において供給するだけで済むようになる。このことは、第2の範囲103の端リング110に設けられた第1の供給点111と第3の供給点113とにより例示的に示されている。第3の供給点113は、第1の供給点111に対して、長手方向軸線z周りに90°だけ角度をずらされて位置している。これにより、第1の供給点111と第3の供給点113とは、共通の端リング110の2つのリングセクタ状の区分115によって互いに分離されている。エネルギ供給アンテナ103,104,105aは、第1の供給点111と第3の供給点113とにエネルギ供給周波数を印加することによって作動させることができる。
第1の範囲102のそれぞれ2つの第1のアンテナ長手方向エレメント105bの間には、長手方向軸線zに関して第1の供給点111もしくは第3の供給点113に対して向かい合って位置するように、第2の供給点112と第4の供給点117とが位置している。すなわち、第2の供給点112と第4の供給点117とは、同じく長手方向軸線z周りに90°だけ角度をずらされている。MRアンテナとして働く第1の範囲102は、第2の供給点112と第4の供給点117とにMR励起周波数を印加することにより作動させることができる。
MR励起周波数用のウェーブトラップ109は、エネルギ供給周波数に対しては遮断作用を有しないように設計されているので、相応する励起電流は第1のアンテナ長手方向エレメント105aと、反対の側に位置する第2の範囲104とを通っても流れる。しかし、他方では、同調コンデンサ107はエネルギ供給周波数に対して高抵抗を有するように設計されているので、その他の第1のアンテナ長手方向エレメント105bはエネルギ供給周波数によって励起されないか、またはそれほど著しく励起されない。すなわち、第1の範囲102は、専用のウェーブトラップが必要となることなしに、エネルギ供給周波数とは事実上、分離されている。したがって、第1の範囲102は実際にエネルギ供給周波数による妨害なしに、核スピン励起を生ぜしめるための励起信号を送信するためのMRアンテナとして働くことができる。
送信装置101には、次のような利点もある。すなわち、MRアンテナとして働く第1の範囲102が、比較的狭い視野(「Field of View」、FOVとも呼ばれる)を有しており、このことは信号多義性(たとえばグラディエントに関する)およびSARを小さく保持する。それに対して、エネルギ供給アンテナ103,104,105aは、より広い視野を有し、これにより第1の範囲102の視野の縁部に位置決めされたローカルコイルにも、確実にエネルギが供給され得る。特にこのような縁側に位置決めされたローカルコイルをも、均一に存在するエネルギ供給磁場によって作動させることができる。
以上、本発明を図示の少なくとも1つの実施形態により詳しく説明したが、本発明は図示の実施形態に制限されるものではなく、当業者であれば、本発明の枠から逸脱することなしに別の変化形を引き出すことができる。
T 磁気共鳴断層撮影装置
101 送信装置
102 第1の範囲
103,104 第2の範囲
105,105a,105b 第1のアンテナ長手方向エレメント
106 接続範囲
107 同調コンデンサ
108 第2のアンテナ長手方向エレメント
109 ウェーブトラップ
110 端リング
111 第1の供給点
112 第2の供給点
113 第3の供給点
114 ウェーブトラップ
115 区分
116 ウェーブトラップ
117 第4の供給点
z 長手方向軸線

Claims (11)

  1. 断層撮影装置(T)用の送信装置(101)であって、
    − 少なくとも1つの第1のアンテナエレメント(105)を備えた少なくとも1つの第1の範囲(102)と、
    − 少なくとも1つの第2のアンテナエレメント(108)を備えた少なくとも1つの第2の範囲(103,104)と
    を有する送信装置において、
    − 前記少なくとも1つの第1の範囲(102)と、前記少なくとも1つの第2の範囲(103,104)とが、少なくとも1つのウェーブトラップ(109)を介して互いに接続されており、前記第1の範囲(102)と前記第2の範囲(103,104)は、円筒状の基本形状を有し、前記第2の範囲(103,104)は端面側で前記第1の範囲(102)に続いており、当該送信装置(101)が複数の供給点(111,112,113)を有しており、該供給点は少なくとも:
    − 前記第2の範囲(103)に設けられた第1の供給点(111)と、
    − 前記第1の範囲(102)に設けられた第2の供給点(112)と、
    − 前記第2の範囲(103)に設けられた第3の供給点(113)と、
    − 前記第1の範囲(102)に設けられた第4の供給点(117)と、
    を有しており、
    − 前記第1の範囲(102)に設けられた前記第2の供給点(112)と前記第4の供給点(117)は、前記円筒状の基本形状の長手方向軸線(z)回りに互いに90°だけ角度をずらされて位置しており、前記第2の範囲(103,104)に設けられた前記第1の供給点(111)と前記第3の供給点(113)も、前記円筒状の基本形状の長手方向軸線(z)回りに互いに90°だけ角度をずらされて位置しており、
    前記第1の供給点(111)と前記第2の供給点(112)とが前記長手方向軸線(z)の方向で互いに向かい合って位置しており、前記第3の供給点(113)と前記第4の供給点(117)とが前記長手方向軸線(z)の方向で互いに向かい合って位置している、ことを特徴とする、断層撮影装置用の送信装置。
  2. − 前記第1の範囲(102)は、第1の作動周波数によって作動させられるように設けられており、
    − 前記第2の範囲(103,104)は、第2の作動周波数によって作動させられるように設けられており、
    − 前記ウェーブトラップ(109)は、前記第1の作動周波数のためのウェーブトラップである、
    請求項1記載の送信装置。
  3. 前記第1の作動周波数は、核スピンを励起させるための励起周波数である、請求項2記載の送信装置。
  4. 前記第2の作動周波数は、ローカルコイルシステムにエネルギを供給するためのエネルギ供給周波数である、請求項2記載の送信装置。
  5. − 前記第1の範囲(102)は複数の第1のアンテナエレメント(105,105a,105b)を有していて、該第1のアンテナエレメント(105,105a,105b)は同調装置(107)を介して互いに接続されており、
    − 前記同調装置(107)は前記第2の作動周波数に対して高抵抗を有しており、
    − 前記第1の範囲(102)の両側に、それぞれ1つの第2の範囲(103,104)が続いており、
    − 前記両第2の範囲(103,104)の第2のアンテナエレメント(108)は、前記第1の範囲(102)のそれぞれ1つの第1のアンテナエレメント(105a)を介して互いに接続されており、
    − 前記ウェーブトラップ(109)は前記第2の作動周波数を通過させるようになっている、
    請求項2から4までのいずれか1項記載の送信装置。
  6. − 前記少なくとも1つの第1の範囲(102)は、平行に配置された複数の第1のアンテナエレメント(105)を備えた1つの第1のボディコイルアッセンブリとして形成されていて、隣接し合った前記第1のアンテナエレメント(105)は、それぞれ少なくとも2つの同調装置(107)により互いに接続されており、
    − 前記少なくとも1つの第2の範囲(103,104)は、それぞれ平行に配置された複数の第2のアンテナエレメント(108)を備えた2つの第2のボディコイルアッセンブリとして形成されており、
    − 1つの第2の範囲(103,104)の隣接し合った第2のアンテナエレメント(108)は、一方では接続エレメント(110)によって互いに接続されており、他方では前記第1の範囲(102)の少なくとも2つの第1のアンテナエレメント(105)を介して互いに接続されている、
    請求項5記載の送信装置。
  7. 前記接続エレメント(110)は、前記第1の作動周波数のためのウェーブトラップ(114)を介して前記第2のアンテナエレメント(108)に接続されている、請求項記載の送信装置。
  8. 前記接続エレメント(110)は、隣接し合った前記第2のアンテナエレメント(108)の間に、前記第1の作動周波数のためのウェーブトラップ(116)を有している、請求項6または7記載の送信装置。
  9. 第2の範囲(103,104)に設けられた、平行に配置された前記第2のアンテナエレメント(108)の数は、第1の範囲(102)に設けられた、平行に配置された前記第1のアンテナエレメント(105)の数よりも少ない、請求項1からまでのいずれか1項記載の送信装置。
  10. 前記ウェーブトラップ(109)は、並列共振回路として形成されている、請求項1からまでのいずれか1項記載の送信装置。
  11. 前記ウェーブトラップは、前記第1の範囲(102)における離調回路を橋絡するために設けられている、請求項10記載の送信装置。
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