JP6420548B2 - さく孔機 - Google Patents
さく孔機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6420548B2 JP6420548B2 JP2014017447A JP2014017447A JP6420548B2 JP 6420548 B2 JP6420548 B2 JP 6420548B2 JP 2014017447 A JP2014017447 A JP 2014017447A JP 2014017447 A JP2014017447 A JP 2014017447A JP 6420548 B2 JP6420548 B2 JP 6420548B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust collector
- guide shell
- hose
- power unit
- suction hose
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Description
特許文献1のさく孔機は、トラックフレームを備えた走行台車の車両前方においてブームが旋回及び起伏自在に設けられており、そのブームの先端部にさく岩機を搭載したガイドシェルが回動自在に装着されている。
ガイドシェルの先端部のサクションキャップにはダストコレクタ装置のサクションホースの一端部が接続され、車両後方の走行台車側に敷設されているとともに、サクションホースの他端部は、走行台車に搭載した集塵機に接続されている。そして、穿孔する岩盤にサクションキャップを押しつけ、さく岩機の打撃機構で発生した衝撃波を穿孔ロッドのビットを介して岩盤に伝えて岩盤を破砕し、さく岩機の回転機構により打撃機構で発生した衝撃波の位相を変化させることで穿孔を形成していく。また、さく岩機内部から先端のビットに向かってフラッシング空気駆動部がフラッシング空気を吐出すると、さく岩機のビットの先端部で生じた繰粉が、穿孔内からフラッシング空気によって岩盤の表面へと排出され、サクションキャップ内の繰粉がダストコレクタ装置の集塵機で回収されるようになっている。
また、サクションホースは、パワーユニット部の集塵機からガイドシェルの先端部までの敷設途中に、ガイドシェルの回動によるホース長変化に対応可能となるように垂れ下がった状態でホース垂下部を設けているが、さく孔機が走行する際にはホース垂下部がトラックフレームに接触するおそれがある。そこで、さく孔機の走行時には、ホース垂下部を形成していたサクイションホースをブームに仮固定しているのが現状である。
図1は、本発明に係る一実施形態のさく孔機15を示すものであり、トラックフレーム16を備えた走行台車17の車両前方にブーム18が旋回自在に設けられており、ブーム18の先端部に、さく岩機19を搭載したガイドシェル20が回動自在に支持されている。さく岩機19は、穿孔ロッド(不図示)の先端に岩盤を打撃して破砕するビット(不図示)が設けられている。
図2に示すように、走行台車17の車両前方側にはオペレータキャビン23が搭載されているとともに、車両前方側で旋回するガイドシェル20との重量バランスをとるために、走行台車17の車両後方側のカウンタウェイトとしてパワーユニット部24が搭載されている。
ダストコレクタ装置26は、図1及び図2に示すように、サクションキャップ22及び集塵機27の間で接続されているサクションホース29と、サクションキャップ22に近い位置のサクションホース29に介装されているプレクリーナ30と、サクションキャップ22から集塵機27までの経路に吸引力を付与する吸引ファン(不図示)とを備えている。
また、一端がパワーユニット部24の最上面の高さと略同一高さで集塵機側ホース27に接続し、他端がガイドシェル20の先端部まで延在しているサクションホース29は、図2に示すように、ブーム18の旋回及び起伏、ガイドシェル20の回動によるホース長変化に対応可能となるように垂れ下がったホース垂下部29aを設けている。
なお、本発明に係る駆動制御装置が油圧制御部25に相当し、本発明に係るパワーユニット部内で集塵機に接続したサクションホースが集塵機側ホース27aに相当している。
本実施形態は、パワーユニット部24の内部の集塵機27に接続する集塵機側ホース27aが、車両前方に向けて上り傾斜を付けて配置されている。
そして、集塵機27に対向する側である油圧制御部25の車両後方にバルブ類などの操作部が存在する場合、集塵機側ホース27aが、油圧制御部25の上方に延在しながら、車両前方に向けて上り傾斜を付けて配置されていると、油圧制御部25の車両後方に操作部を操作するためのメンテナンススペース(図2で示す符号S1)が確保される。
さらに、油圧制御部25の側部(車幅方向)に操作部が存在する場合、集塵機側ホース27aが、油圧制御部25の側部からずれた位置の上方に延在しながら、車両前方に向けて上り傾斜を付けて配置されていると、油圧制御部25の側部にメンテナンススペース(不図示)が確保される。
そして、図1で示したガイドシェル20の格納姿勢のときに、サクションホース29のホース垂下部29aが最も下方に位置しているが、この最も下方に位置するホース垂下部29aは、トラックフレーム16に接触することがないトラックフレーム16に対して上方に十分に離間した位置とされているので、ホース垂下部29aをブーム18に仮固定する必要性が低減するとともに、サクションホース29をトラックフレーム16に接触させずに安全にさく孔機15を走行させることができる。
Claims (2)
- トラックフレームを備えた走行台車と、この走行台車の前方において任意方向に旋回自在なブームと、さく岩機を搭載して前記ブームの先端に回動自在に装着されたガイドシェルと、前記走行台車に搭載されているパワーユニット部と、穿孔中に前記ガイドシェルの先端側で発生した操粉を集塵機に回収するダストコレクタ装置と、を備え、
前記ダストコレクタ装置は、前記ガイドシェルの先端側及び前記集塵機の間で接続されているサクションホースと、前記ガイドシェルの先端側の前記サクションホースに介装されているプレクリーナと、前記サクションホース内に前記集塵機に向けて吸引力を付与する吸引ファンと、を備えており、
前記パワーユニット部に、前記ブーム及び前記さく岩機の駆動制御を行う駆動制御装置と、この駆動制御装置の車両後方位置に前記集塵機とが収納されており、
前記サクションホースの前記パワーユニット部の内部にて前記集塵機に接続する部分は、前記駆動制御装置の上方に延在しながら車両前方に向けて上り傾斜を付けて配置されていることを特徴とするさく孔機。 - 前記パワーユニットから前記ガイドシェルの先端に向けて敷設されている前記サクションホースは、垂れ下がったホース垂下部を設けており、
前記ガイドシェルの回動により最も下方に移動した前記ホース垂下部が、前記トラックフレームに対して上方位置となるように、前記集塵機に接続した前記サクションホースの上り傾斜の角度を設定してなることを特徴とする請求項1記載のさく孔機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014017447A JP6420548B2 (ja) | 2014-01-31 | 2014-01-31 | さく孔機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014017447A JP6420548B2 (ja) | 2014-01-31 | 2014-01-31 | さく孔機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015143447A JP2015143447A (ja) | 2015-08-06 |
JP6420548B2 true JP6420548B2 (ja) | 2018-11-07 |
Family
ID=53888656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014017447A Active JP6420548B2 (ja) | 2014-01-31 | 2014-01-31 | さく孔機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6420548B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6577313B2 (ja) * | 2015-09-25 | 2019-09-18 | 古河ロックドリル株式会社 | くり粉サンプリング装置およびこれを備える穿孔機械 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6346552Y2 (ja) * | 1984-12-22 | 1988-12-02 | ||
US5518299A (en) * | 1994-12-08 | 1996-05-21 | Joy Mm Delaware, Inc. | Dust control apparatus for longwall mining machinery |
JP3783799B2 (ja) * | 1996-07-26 | 2006-06-07 | 古河機械金属株式会社 | 穿孔装置のプレクリーナ |
JP3970485B2 (ja) * | 1999-09-17 | 2007-09-05 | 松下エコシステムズ株式会社 | トンネル掘削工事用電気集塵機 |
-
2014
- 2014-01-31 JP JP2014017447A patent/JP6420548B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015143447A (ja) | 2015-08-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6332308B1 (en) | Air filtration device for use with roof drill | |
CN102206997B (zh) | 掘进机 | |
JP5932958B2 (ja) | 穴明け工具支持体及びカラーリング方法 | |
CN102409974B (zh) | 振动挤压式钻孔机 | |
JP6085484B2 (ja) | 杭打ち機 | |
JP5973268B2 (ja) | ファンカットドリル | |
JP6420548B2 (ja) | さく孔機 | |
JP5547020B2 (ja) | 穿孔機械のサクションキャップ装置 | |
JP2011196140A (ja) | 自走式土壌削孔採取装置 | |
JP6339373B2 (ja) | さく孔機 | |
CN110454174A (zh) | 一种用于高瓦斯矿井的隔离式掘进机及隔离式抽采方法 | |
JP6639869B2 (ja) | ボーリングロボット | |
JP5022489B2 (ja) | 寸法石の切出し方法および列掘削装置 | |
JP4413312B2 (ja) | クローラドリルのブーム装置 | |
RU2008110870A (ru) | Комбайн для выемки пластовых полезных ископаемых и способ их выемки | |
JP6629135B2 (ja) | 斫り・粉塵吸引システム | |
JP6621671B2 (ja) | 排土用アダプタ、削孔装置及び排土回収システム | |
CN209163804U (zh) | 一种适用于硬岩地层的低净空立井掘进设备 | |
CN110284832B (zh) | 一种隧道凿岩钻机 | |
CN210685860U (zh) | 一种用于山体施工的打孔钻机装置 | |
JP5940904B2 (ja) | さく孔機 | |
CN210919037U (zh) | 一种具有支撑装置的采矿机 | |
JP6317121B2 (ja) | さく孔機のサクションキャップスライド機構 | |
JP2596411B2 (ja) | 道床プロファイラー | |
CN221119820U (zh) | 一种硬岩隧道光面爆破辅助装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20161206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171017 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171018 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180313 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181009 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181012 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6420548 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |