JP6420359B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ファイバスキャナ、照明装置および観察装置に関するものである。
従来、圧電素子を振動させて光ファイバの先端をスパイラル走査しながら照明光を出射させることにより、被写体上で照明光を走査させる光ファイバスキャナが知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。特許文献1に記載の光ファイバスキャナは、略円筒形状の圧電素子ユニットに光ファイバが挿入されて、光ファイバの先端よりも基端側が圧電素子ユニットの先端に対して接着剤により支持された構造を有している。また、特許文献2に記載の光ファイバスキャナは、円環状の介在コンポーネント、リング型プラグまたは接着剤のビードといった支持部材により光ファイバの先端よりも基端側が嵌合状態に支持された構造を有している。
特開2011−217835号公報 特表2010−523198号公報
しかしながら、接着剤は形状が不均一になり易いため、特許文献1に記載の光ファイバスキャナのように、光ファイバが圧電素子ユニットに対して接着剤により支持された構成では、弾性部の内部で生成されるスパイラル走査の基となる直交する2方向の屈曲振動が不安定になる可能性が高いという問題がある。光ファイバが接着剤のビードにより支持された特許文献2に記載の光ファイバスキャナにおいても同様である。
また、介在コンポーネントやリング型プラグのような円環状の支持部材により光ファイバが支持された特許文献2に記載の光ファイバスキャナにおいては、これら円環状の支持部材により光ファイバが支持された部分と光ファイバが露出した部分とで断面積変化が大きいので、急激な応力変化による光ファイバの破損が懸念される。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、光ファイバを安定して屈曲振動させることができる内視鏡装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の参考例としての発明の第1参考態様は、光を導光して先端から出射する光ファイバと、該光ファイバの前記先端よりも基端側を嵌合して該光ファイバに振動を伝達可能な振動伝達体と、該振動伝達体に固定され、前記光ファイバの径方向に分極し、該分極方向に交番電圧が印加されることにより前記振動伝達体を介して前記光ファイバを振動させる複数の圧電素子と、前記振動伝達体における前記圧電素子に対して基端側に間隔をあけた位置を嵌合する嵌合孔を有し、該嵌合孔に嵌合させた前記振動伝達体を介して前記光ファイバを片持ち梁状に支持可能な支持部とを備え、前記振動伝達体が、前記光ファイバを挿入可能な貫通孔を有し側面に前記複数の圧電素子が貼り付けられた弾性材料からなる中空の柱状部と、該柱状部の先端に配置されて前記光ファイバを嵌合状態に支持し、該光ファイバの先端に向かって径方向の断面積が徐々に縮小する回転体形状の先端部とを有する光ファイバスキャナである。
本態様によれば、圧電素子に対してその分極方向に交番電圧を印加すると、圧電素子が分極方向に直交する方向、すなわち、光ファイバの長手方向に伸縮することによって振動が発生し、圧電素子の振動が振動伝達体を介して光ファイバに伝達される。また、支持部により振動伝達体を介して光ファイバを片持ち梁状に支持することで、圧電素子において発生した振動が光ファイバの基端側に逃げてしまうのが抑制される。これにより、光ファイバの先端を安定して振動させて、光ファイバの先端から出射される光を光ファイバの振動に応じて精度よく走査させることができる。
この場合において、振動伝達体における光ファイバを嵌合状態に支持する先端部が、柱状部から光ファイバの先端に向かって径方向の断面積が徐々に縮小する回転体形状を有することで、この先端部により光ファイバが勘合されている部分から光ファイバの先端が露出する部分にかけて断面積変化が徐々に小さくなっていく。これにより、振動伝達体から光ファイバに伝達される振動によって生じる応力が光ファイバの先端付近の一点に集中するのを防ぎ、急激な応力変化による光ファイバの破損を防止することができる。したがって、圧電素子において発生した振動を振動伝達体により光ファイバにスムーズに伝達して、光ファイバを安定して振動させることができる。
上記態様においては、前記先端部が前記柱状部に別体に形成されていることとしてもよい。
このように構成することで、振動伝達体を構成する先端部と柱状部とを別材料で形成したり、これら先端部と柱状部とで光ファイバを挿入する貫通孔を異なる大きさにしたりすることができる。
上記態様においては、前記先端部が前記柱状部と一体成型されてなることとしてもよい。
このように構成することで、振動伝達体において、先端部と柱状部との加工精度のばらつきの影響によるガタ等が生じることがない。したがって、圧電素子の振動をよりスムーズに光ファイバに伝達することができる。
本発明の参考例としての発明の第2参考態様は、上記いずれかの光ファイバスキャナと、前記光ファイバにより導光する前記光を発生する光源と、前記光ファイバから出射された光を集光する集光レンズと、該集光レンズおよび前記光ファイバスキャナを保持する外筒とを備える照明装置である。
本態様によれば、光ファイバを安定して屈曲振動させることができる光ファイバスキャナにより、被写体の所望の位置を精度よく照明することができる。
本発明の参考例としての発明の第3参考態様は、上記の照明装置と、該照明装置によって被写体に光が照射されることにより、該被写体から戻る戻り光を検出する光検出部とを備える観察装置である。
本態様によれば、照明装置により被写体の所望の位置で光が精度よく走査されることにより被写体から戻る戻り光が光検出部により検出される。したがって、光検出部により検出された戻り光の強度信号に基づいて得られる被写体の所望の観察範囲の画像情報に基づき、正確な観察を実現することができる。
本発明の一態様は、基端から入射された照明光を先端から被写体に照射する光ファイバと、前記光ファイバを固定する固定部と、前記固定部よりも前記光ファイバの前記先端側に配置され、印加される交番信号に応じて前記光ファイバを振動させる圧電素子と、前記照明光が照射された前記被写体からの戻り光を検出する光検出器と、前記固定部よりも前記光ファイバの前記基端側に配置され、前記光ファイバを被覆するジャケットと、前記光ファイバの長手方向に沿って配置され、前記固定部および前記ジャケットに固定される折れ防止パイプとを備える内視鏡装置である。
上記態様においては、前記折れ防止パイプが筒形状を有することとしてもよい。
上記態様においては、前記固定部が、貫通孔を有する柱状に形成され前記圧電素子が貼り付けられる振動伝達体と、前記該振動伝達体を嵌合する嵌合孔を有し、前記振動伝達体を介して前記光ファイバを支持する支持部とを備え、前記光ファイバが前記貫通孔に配置され、前記振動伝達体が前記嵌合孔に固定され、前記折れ防止パイプが、前記振動伝達体の基端部および前記ジャケットの先端部に固定されることとしてもよい。
上記態様においては、前記折れ防止パイプが、前記固定部に隣接して配置され、前記振動伝達体の前記基端部および前記ジャケットの前記先端部を嵌合して、嵌合する面がこれら振動伝達体およびジャケットに接着剤で固定されていることとしてもよい。
上記態様においては、前記ジャケットが、前記振動伝達体の外形寸法と同一の外形寸法を有することとしてもよい。
本発明によれば、光ファイバを安定した屈曲振動させることができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る内視鏡装置を照明用光ファイバの径方向に切断した断面図である。 図1の光ファイバスキャナの断面図である。 図2の振動伝達体および固定部を照明用光ファイバの径方向に切断した断面図である。 図2の振動伝達体の柱状部の側面図である。 図2の振動伝達体の柱状部を中心軸に沿って切断した断面図である。 図2の振動伝達体の柱状部を中心軸に沿う方向に見た平面図である。 図2の振動伝達体の先端部を中心軸に沿って切断した断面図である。 図2の振動伝達体の先端部を中心軸に沿う方向に見た平面図である。 本発明の一実施形態の第1変形例に係る光ファイバスキャナを照明用光ファイバの径方向に切断した構成図である。 図6の振動伝達体の柱状部の側面図である。 図6の振動伝達体の柱状部を中心軸に沿って切断した断面図である。 図6の振動伝達体の柱状部を中心軸に沿う方向に見た平面図である。 本発明の一実施形態の第2変形例に係る光ファイバスキャナを照明用光ファイバの径方向に切断した構成図である。 本発明の一実施形態の第3変形例に係る光ファイバスキャナを照明用光ファイバの径方向に切断した構成図である。
本発明の一実施形態に係る光ファイバスキャナ、照明装置および観察装置について図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る内視鏡装置(観察装置)100は、図1に示すように、照明光を発生させる光源1と、被写体(図示略)に照明光を照射する照明装置3と、照明光が照射されることにより被写体から戻る反射光や蛍光等の戻り光を検出するフォトダイオードのような光検出器(光検出部)5と、これら照明装置3および光検出器5の制御等を行う制御装置7とを備えている。以下、内視鏡装置100の長手方向をZ軸方向、内視鏡装置100の長手方向に直交し、かつ、互いに直交する2方向をそれぞれX軸方向、Y軸方向とする。
照明装置3は、光源1から発せられた照明光を導光して先端から出射する照明用光ファイバ11を有する光ファイバスキャナ10と、照明用光ファイバ11から出射された照明光を集光する集光レンズ13と、これらの光ファイバスキャナ10および集光レンズ13を収納する細長い筒状の外筒15と、外筒15の外周面を被覆する被覆部17と、外筒15と被覆部17との間に配され、被写体からの戻り光を光検出器5に導光する複数の検出用光ファイバ19とを備えている。
光源1および光検出器5は、光ファイバスキャナ10の基端側に配置されている。
制御装置7は、照明装置3および光検出器5を制御するCPU(図示略)と、このCPUを作動するプログラムと、CPUに入力する各種信号等を記憶するメモリとを備えている。
光ファイバスキャナ10は、図2および図3に示すように、マルチモードファイバまたはシングルモードファイバのような照明用光ファイバ(光ファイバ)11と、照明用光ファイバ11の先端よりも基端側を嵌合して照明用光ファイバ11に振動を伝達可能な振動伝達体21と、振動伝達体21に固定された4枚の圧電素子23と、振動伝達体21を介して照明用光ファイバ11を支持する固定部(支持部)25と、駆動用のリード線(GND)27Gおよび4本のリード線27A,27Bとを備えている。
また、光ファイバスキャナ10は、照明用光ファイバ11における振動伝達体21よりも基端側を被覆するジャケット29と、照明用光ファイバ11の基端側を保護する折れ防止パイプ31とを備えている。
照明用光ファイバ11は、コアと呼ばれる芯材と、芯材の外側を覆うクラッドと呼ばれる鞘材とにより構成されている。これらコアおよびクラッドは、互いに屈折率が異なり、それぞれ石英もしくはプラスチック材料によって形成されている。また、照明用光ファイバ11は、図1に示すように、外筒15の長手方向に沿って配されており、一端が外筒15の基端側の外部まで延びて光源1に接続され、他端が外筒15の内部の集光レンズ13の焦点位置近傍に配されている。
振動伝達体21は、図2に示すように、側面に圧電素子23が貼り付けられた弾性材料からなる中空の柱状部33と、柱状部33の先端に取り付けられ、照明用光ファイバ11を嵌合状態に支持する先端部35とを有している。これら柱状部33と先端部35は、共にニッケルまたは銅素材により形成されている。
柱状部33は、図4A,図4Bおよび図4Cに示すように、照明用光ファイバ11が挿入される貫通孔33aを有している。貫通孔33aの基端部は、図2に示すように、照明用光ファイバ11の外周面に塗布したエポキシ系接着剤Sにより、挿入した照明用光ファイバ11が接着されるようになっている。
また、柱状部33は、長手方向の一端に貫通孔33aの開口面積が半径方向外方に広がる段付き形状の開口部33bを有している。この開口部33bは、先端部35を嵌合状態に保持することができるようになっている。また、柱状部33は、図3に示すように、略四角柱状の外形を有し、4つの各側面にそれぞれ圧電素子23がエポキシ系接着剤によって貼り付けられている。
先端部35は、図5Aおよび図5Bに示すように、柱状部33の開口部33bに嵌合状態に取り付けられる円筒形状の取付け部35aと、取付け部35aが柱状部33に取り付けられた状態で柱状部33の長手方向に突出する突出部35bとにより構成されている。突出部35bは、取付け部35aから半径方向外方に広がり、取付け部35aとは反対側に向かって径方向の断面積が円錐状に徐々に縮小する回転体形状を有している。
また、先端部35は、取付け部35aおよび突出部35bを貫通して照明用光ファイバ11を嵌合する嵌合孔35cを有している。嵌合孔35cには、図2に示すように、照明用光ファイバ11の外周面に塗布したエポキシ系接着剤Sにより、嵌合した照明用光ファイバ11が接着されている。
固定部25は、図2および図3に示すように、ステンレス等の金属材料からなり、円環状に形成されている。この固定部25は、エポキシ系接着剤により、外周面が外筒15の内壁に接着されている。また、固定部25は、振動伝達体21の柱状部33を嵌合する嵌合孔25aを有しており、嵌合孔25aに振動伝達体21を勘合させたときに隙間が形成される部分に導電性のエポキシ系接着剤を充填させることにより、振動伝達体21を強固に固定している。
この固定部25は、嵌合孔25aにより、振動伝達体21における圧電素子23に対して基端側に間隔をあけた位置を嵌合して、照明用光ファイバ11を片持ち梁状に支持するようになっている。これにより、固定部25は、照明用光ファイバ11のこの位置において発生する径方向の振動を抑制するようになっている。また、仮に圧電素子23から照明用光ファイバ11の基端側に振動が逃げたとしても、その振動が何らかの影響を受けて形状が変化して戻ってくるのを抑制するようになっている。したがって、固定部25により、圧電素子23の振動形状および照明用光ファイバ11の振動が不安定になるのを防止することができる。
また、固定部25は、4枚の圧電素子23の裏面の電極と振動伝達体21を介して電気的に接合しており、圧電素子23を駆動する際の共通GNDとして機能するようになっている。また、固定部25は、リード線27A,27Bを通す貫通孔25bを4つ有している。貫通孔25bは、それぞれ固定部25の中心軸に平行に形成することが望ましい。このようにすることで、リード線25A,25Bの圧電素子23に対する位置を決め易くし、リード線25A,25Bを無駄に長くすることなく圧電素子23に接続することができる。
ジャケット29は、図2に示すように、振動伝達体21に対して隙間を空けて照明用光ファイバ11を被覆している。このジャケット29は、振動伝達体21の柱状部33の外形寸法とほぼ同一の外形寸法を有している。
折れ防止パイプ31は、筒形状を有し、照明用光ファイバ11の長手方向に沿って固定部25に隣接して配置されている。この折れ防止パイプ31は、固定部25から照明用光ファイバ11の基端側に突出する振動伝達体21の後端部とジャケット29の先端部とを嵌合し、接合する面を接着剤を使用して固定している。これらジャケット29および折れ防止パイプ31により、照明用光ファイバ11における振動伝達体21よりも基端側が折れるのを防止することができる。
圧電素子23は、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)などの圧電セラミックス材料からなり、細長い板状に形成されている。また、圧電素子23は、表面に+の電極処理が施されているとともに、裏面に−の電極処理が施されており、+極から−極に向かう方向、すなわち、板厚方向に分極している。
これら4枚の圧電素子23は、図2に示すように、振動伝達体21の柱状部33の各側面において、それぞれ照明用光ファイバ11の長手方向の同位置に配されている。圧電素子23と固定部25との隙間は、少なくとも圧電素子23における分極方向に交差する方向の伸縮が妨げられない程度に離すことが望ましい。このようにすることで、圧電素子23による照明用光ファイバ11の長手方向への伸縮を固定部25によって妨げることがない。
また、図3において分極の向きを矢印で示すように、照明用光ファイバ11の径方向に対向する各一対の圧電素子23どうしは、それぞれ分極の向きを同一方向に向けて配されている。また、導電性のエポキシ系接着剤により、一方の一対の圧電素子23の電極面にはA相を構成するリード線27Aが接合されており、他方の一対の圧電素子23の電極面にはB相を構成するリード線27Bが接合されている。
これらの圧電素子23は、リード線27A,27Bにより、分極方向に交番電圧が印加されると、分極方向に対して直交する方向に伸縮する振動(横効果)を発生するようになっている。また、一対の圧電素子23の内の一方が縮むと同時に他方が伸びるように伸縮するようになっている。これにより、各一対の圧電素子23は、振動伝達体21を介してその振動を照明用光ファイバ11に伝達し、照明用光ファイバ11の先端を長手方向に交差する方向に振動させることができるようになっている。
リード線27Gは、図2に示すように、導電性のエポキシ系接着剤により一端が固定部25に接合されている。リード線27A,27Bは、固定部25の貫通孔25bを通って圧電素子23に接続され、エポキシ系接着剤により貫通孔25bに固定されている。
検出用光ファイバ19は、図1に示すように、細長いガラス材からなり、外筒15の外周面に長手方向に沿って配されている。これらの検出用光ファイバ19は、外筒15の周方向に互いに間隔をあけて配されている。また、検出用光ファイバ19は、一端が外筒15の先端に配され、他端が光検出器5に接続されている。
制御装置7は、照明装置3および光検出器5の制御の他、光検出器5により検出された戻り光の強度信号と光ファイバスキャナ10による照明光の走査位置に関する情報(走査位置情報)とを対応付けて、画像情報を生成することができるようになっている。
このように構成された光ファイバスキャナ10、照明装置3および内視鏡装置100の作用について説明する。
本実施形態に係る光ファイバスキャナ10、照明装置3および内視鏡装置100を用いて被写体を観察するには、まず、外筒15の先端を被写体に向けて配置し、光源1から照明光を発生させる。光源1から発せられた照明光は、照明用光ファイバ11により導光されて先端から出射され、集光レンズ13により被写体に照射される。
照明光が照射されることにより被写体において反射光や蛍光等の戻り光が発生すると、その戻り光は検出用光ファイバ19により導光されて、光検出器5により検出される。そして、制御装置7により、光検出器5から出力される戻り光の強度信号と光ファイバスキャナ10の走査位置情報とが対応付けられて画像情報に変換される。これにより、照明光が照射された被写体の画像を生成することができる。
次に、光ファイバスキャナ10による照明光の走査について説明する。
光ファイバスキャナ10により照明光を走査させるには、まず、固定部25における軸方向の中央付近が節で照明用光ファイバ11の先端部が腹となるような照明用光ファイバ11の屈曲共振周波数を励起させる。
一方の一対の圧電素子23(以下、A相の圧電素子23とする。)に屈曲共振周波数に対応する交番電圧を印加すると、これらA相の圧電素子23に振動が発生する。そして、A相の圧電素子23に発生した振動が振動伝達体21を介して照明用光ファイバ11に伝達され、照明用光ファイバ11の先端部分が長手方向に交差する一方向(例えば、図1〜図3においてX軸(A相)方向)に振動する。
同様に、他方の一対の圧電素子23(以下、B相の圧電素子23とする。)に屈曲共振周波数に対応する交番電圧を印加すると、これらB相の圧電素子23に振動が発生する。そして、B相の圧電素子23に発生した振動が振動伝達体21を介して照明用光ファイバ11に伝達され、照明用光ファイバ11の先端部分がX軸方向に直交する一方向(例えば、図1〜図3においてY軸(B相)方向)に振動する。
A相の圧電素子23によるX軸方向の振動とB相の圧電素子23によるY軸方向の振動とを同時に発生させて、これらA相の圧電素子23およびB相の圧電素子23に印加する交番信号の位相をπ/2ずらすと、照明用光ファイバ11の先端部の振動が円軌跡を描く。この状態でA相の圧電素子23およびB相の圧電素子23に印加する交番電圧の大きさを徐々に増減(電圧変調)させると、照明用光ファイバ11の先端がスパイラル状に振動する。これにより、照明用光ファイバ11の先端から出射する照明光を被写体上でスパイラル走査させることができる。
この場合において、本実施形態に係る光ファイバスキャナ10によれば、振動伝達体21における照明用光ファイバ11を嵌合状態に支持する先端部35が、柱状部33から照明用光ファイバ11の先端に向かって径方向の断面積が徐々に縮小する回転体形状を有することで、この先端部35により照明用光ファイバ11が勘合されている部分から照明用光ファイバ11の先端が露出する部分にかけて断面積変化が徐々に小さくなっていく。
これにより、振動伝達体21から照明用光ファイバ11に伝達される振動によって生じる応力が照明用光ファイバ11の先端付近の一点に集中するのを防ぎ、急激な応力変化による照明用光ファイバ11の破損を防止することができる。したがって、圧電素子23において発生した振動を振動伝達体21により照明用光ファイバ11にスムーズに伝達して、照明用光ファイバ11を安定して振動させることができる。
また、振動伝達体21の柱状部33と先端部35とを別体に形成することで、例えば、柱状部33と先端部35とを別材料で形成したり、これら柱状部33の貫通孔33aと先端部35の嵌合孔35cとを容易に異なる大きさにしたりすることができる。
また、本実施形態に係る照明装置3によれば、このような光ファイバスキャナ10により、被写体の所望の位置を精度よく照明することができる。さらに、本実施形態に係る内視鏡装置100によれば、光検出器5により検出された戻り光の強度信号に基づいて得られる被写体の所望の観察範囲の画像情報に基づき、正確な観察を実現することができる。
本実施形態は以下のように変形することができる。
本実施形態においては、振動伝達体として、柱状部33と先端部35とが別体に形成されている振動伝達体21を例示して説明した。第1変形例としては、これに代えて、図6、図7A,図7Bおよび図7Cに示すように、柱状部33と先端部35とが一体成型されてなる振動伝達体41を採用することとしてもよい。
このようにすることで、振動伝達体41は、先端部35と柱状部33との加工精度のばらつきの影響によるガタ等が生じることがない。したがって、照明用光ファイバ11に対して、圧電素子23の振動を振動伝達体41を介してよりスムーズに伝達することができる。
第2変形例としては、振動伝達体として、例えば、図8に示すように、先端部35と同一形状の後端部45を有する振動伝達体43を採用することとしてもよい。この場合、柱状部33が、長手方向の両端に貫通孔33aの開口面積が半径方向外方に広がる段付き形状の開口部33bを有し、各開口部33bにより先端部35および後端部45を嵌合状態に保持することとすればよい。
本変形例によれば、振動伝達体43は、先端部35および後端部45のどちらを照明用光ファイバ11の先端側に向けて配置しても利用することもできる。また、振動伝達体43は微小な部品なので、製造時において振動伝達体43の向きを考慮する必要がなく煩雑さを緩和することができる。また、柱状部33と先端部35および後端部45とを別体に形成することで、これらを別材料で形成したり、柱状部33の貫通孔33aと先端部35および後端部45の嵌合孔35cとを容易に異なる大きさにしたりすることができる。
本変形例においては、柱状部33と先端部35および後端部45とが別体に形成されている振動伝達体43を例示して説明した。第3変形例としては、これに代えて、図9に示すように、柱状部33と先端部35および後端部45とが一体成型されてなる振動伝達体47を採用することとしてもよい。
このようにすることで、振動伝達体47は、先端部35および後端部45の両方と柱状部33との加工精度のばらつきの影響によるガタ等が生じることがない。したがって、照明用光ファイバ11に対して、圧電素子23の振動を振動伝達体47を介してよりスムーズに伝達することができる。
以上、本発明の一実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、本発明を上記の一実施形態およびその変形例に適用したものに限定されることなく、これらの実施形態およびその変形例を適宜組み合わせた実施形態に適用してもよく、特に限定されるものではない。
1 光源
3 照明装置
5 光検出器(光検出部)
10 光ファイバスキャナ
11 照明用光ファイバ(光ファイバ)
13 集光レンズ
15 外筒
21,41,43,47 振動伝達体
23 圧電素子
25 固定部(支持部)
25a 嵌合孔
33 柱状部
33a 貫通孔
35 先端部
100 内視鏡装置(観察装置)

Claims (5)

  1. 基端から入射された照明光を先端から被写体に照射する光ファイバと、
    前記光ファイバを固定する固定部と、
    前記固定部よりも前記光ファイバの前記先端側に配置され、印加される交番信号に応じて前記光ファイバを振動させる圧電素子と、
    前記照明光が照射された前記被写体からの戻り光を検出する光検出器と、
    前記固定部よりも前記光ファイバの前記基端側に配置され、前記光ファイバを被覆するジャケットと、
    前記光ファイバの長手方向に沿って配置され、前記固定部および前記ジャケットに固定される折れ防止パイプとを備える内視鏡装置。
  2. 前記折れ防止パイプが筒形状を有する請求項に係る内視鏡装置。
  3. 前記固定部が、貫通孔を有する柱状に形成され前記圧電素子が貼り付けられる振動伝達体と、前記該振動伝達体を嵌合する嵌合孔を有し、前記振動伝達体を介して前記光ファイバを支持する支持部とを備え、
    前記光ファイバが前記貫通孔に配置され、
    前記振動伝達体が前記嵌合孔に固定され、
    前記折れ防止パイプが、前記振動伝達体の基端部および前記ジャケットの先端部に固定される請求項に係る内視鏡装置。
  4. 前記折れ防止パイプが、前記固定部に隣接して配置され、前記振動伝達体の前記基端部および前記ジャケットの前記先端部を嵌合して、嵌合する面がこれら振動伝達体およびジャケットに接着剤で固定されている請求項に係る内視鏡装置。
  5. 前記ジャケットが、前記振動伝達体の外形寸法と同一の外形寸法を有する請求項に係る内視鏡装置。
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