JP6419592B2 - 噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管の製造方法並びにその方法により製造される補助管 - Google Patents

噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管の製造方法並びにその方法により製造される補助管 Download PDF

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Description

本発明は、噴出ノズル管の挿入を補助する補助管に関し、詳しくは、噴出ノズル管の噴出口を備える先端を中空に浮かせた状態に保持するための補助管に関するものである。
スプレー・エアゾールといったものの構造において、スプレー缶・エアゾール缶には内容物のほか該内容物を噴出するためのLPG・ブタン等液化ガスや窒素・炭酸・空気等のガスが封入され、缶の上方に設けられた噴出ノズルや、あるいは、該噴出ノズルに更にノズル管を取り付けて該ノズル管の先端部に設けた開口を噴出口として、缶内の内容物が噴出される構造となっている。
後者、すなわちノズル管を取り付けて内容物を噴出する場合において、該ノズル管の問題として、内容物の噴出先が狭いスペースであったり、その先端部を所定管内等に挿入して噴出を行うような場合に、ノズル管先端が噴出先壁面等の対象物に接触した状態で噴出が行われてしまうことがあった。すなわち、スプレー缶等の内容物を噴出先に満遍なく行き渡らせるためには、該内容物とガスとが混合状態のまま噴出される必要があるが、ノズル管先端が噴出先対象物に接触状態である場合、噴出口から噴出された内容物とガスとの混合物が噴出先壁面等に当たることで液化され、結果として内容物が噴出先壁面等に付着した状態となって、噴出先に満遍なく行き渡らせることができないという問題があった。
かかる問題の具体例として、現在生産され使用されている自動車の吸入系から燃焼室に付着したカーボン汚れを除去する場合が挙げられる。すなわち、かかる吸入系には、ブローバイガスとともに運ばれてきたカーボンおよびスラッジが吸入管内部に付着してアイドリングの不調現象が発生したり、また、燃焼室内部には、ピストンヘッドをはじめピストンリングや吸入排気バルブおよびシリンダーヘッドなどにカーボン汚れが付着することで、噴射された燃料を前記カーボン汚れが吸着してしまい、燃焼遅れや不完全燃焼が発生することは、周知の事実である。したがって、前記カーボン汚れを除去することが機能・性能の回復に非常に有効となるため、従来より種々の方法にて該カーボン汚れを除去する試みが行われているが、その中でも一般的主流の方法としてはカーボン汚れを除去する洗浄液を吸入系から噴射する方法であり、その具体的方法はノズル管を吸入系に挿入して洗浄液を噴射するというものである。しかしながら、当該方法によると、上記した問題があるため、洗浄液が満遍なく行き渡ることなく、偏った部分にだけ効果を発揮するのみであった。
かかる問題を解決するためには、ノズルの先端(噴出口)を吸入管内面などの噴出先壁面等から浮かせること(センタリング)が必要であるものの、それを簡易に実現するノズル管は存在せず、従来においては、吸入管やエアクリーナーダクトなどを取り外してセンタリングセットツールを取り付けることで、ノズルのセンタリングが行われているのみであった。しかしながら、かかるセンタリングセットツールを取り付ける方法は、分解・復元作業が必要であって時間と手間が掛かり、取り付けに際しても熟練が必要であって、普及するには至っていないのが現状である。
そこで、本出願人は、熱可塑性を有する合成樹脂素材により製造されたノズル管本体からセンタリング機能を備える噴出ノズル管を製造すべく、ノズル管本体の長さ方向に複数の切り込みを入れてできた切片を加熱し若しくは折り返して夫々ノズル管本体の外径より外側に膨らんだ状態で冷却・固定化する工程からなる「噴出ノズル管の製造方法並びにその方法により製造される噴出ノズル管」(特許文献1)を開発し、技術提案を行っている。
かかる「噴出ノズル管の製造方法並びにその方法により製造される噴出ノズル管」の技術提案は、ノズル管本体の外径より外側へ膨らんで噴出口のセンタリング位置決めを行うセンタリング機構が備えられた噴出ノズル管を提供するものであって、上記した問題の解決に充分に寄与するものとして、優れた効果があった。
しかしながら、該技術提案は噴出ノズル管自体にセンタリング機構を備えさせるものであるため、スプレー缶やエアゾール缶一つにつき夫々一つの噴出ノズル管が付属されている現状に鑑みると、使用済みスプレー缶・エアゾール缶と共に廃棄されてしまうこととなり、不経済であった。
本出願人は、上記従来の噴出ノズル管の問題点に着目し、噴出ノズル管を直接加工せずとも該噴出ノズル管の噴出口を備える先端を中空に浮かせた状態に保持できる方法はないものかとの着想のもと、噴出ノズル管を挿入可能であって当該センタリング機構を備えさせた繰り返し使用可能な補助管を開発し、本発明における「噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管の製造方法並びにその方法により製造される補助管」の提案に至るものである。
特開2012−254436号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、繰り返し使用可能であって、且つ、噴出ノズル管の噴出口を備える先端を中空に浮かせた状態に保持可能な補助管を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明は、噴出ノズル管の噴出口を備える先端を中空に浮かせた状態に保持するための補助管を製造するための方法であって、所要長さを有し且つ噴出ノズル管を挿入可能な径を有して合成樹脂素材により製造されて成る補助管本体の先端から長さ方向に所定長さの切り込みを複数入れる工程と、切り込みにより補助管本体の先端部位が分割されてできた切片を夫々補助管本体の外径より外側に膨らんだ状態に折り返しつつ各切片の先端部を補助管本体の外周面に当接させた状態で接合する工程と、から構成されている。
また、本発明は、前記補助管本体が、熱可塑性を備える合成樹脂素材により製造されて成る構成を採用し得る。
さらに、本発明は、切り込みにより補助管本体の先端部位が分割されてできた切片の数が、少なくとも三以上である構成を採用し得る。
またさらに、本発明は、各切片の先端部を補助管本体の外周面に当接させた状態で、該当接箇所に所定長さの熱収縮チューブを嵌合して加熱することで該熱収縮チューブを収縮させ、その後加熱された箇所を冷却して固化することで、各切片の先端部と補助管本体の外周面とが接合されて成る構成とすることも可能である。
そしてまた、本発明は、前記製造方法により製造される噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管であって、補助管本体の先端部位に、挿入された噴出ノズル管の噴出口を備える先端を中空に浮かせた状態に保持するための、該補助管本体の外径より外側へ膨らんだセンタリング機構が備えられている構成となっている。
本発明にかかる噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管の製造方法によれば、補助管本体に切り込みを入れて折り返して接合するという簡易な工程で、噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管を製造することが可能であり、また、各スプレー缶・エアゾール缶ごとに使用される噴出ノズル管に対して、本発明の一の補助管を繰り返し使用することが可能であって、コストパフォーマンス性に優れた効果を発揮するものである。
また、本発明にかかる噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管によれば、挿入された噴出ノズル管の噴出口を備える先端を中空に浮かせた状態に保持するための、補助管本体の外径より外側へ膨らんだセンタリング機構が備えられていることで、噴出ノズル管の先端が噴出先の壁面等対象物に接触することを避けることができるため、スプレー缶等の内容物をガスとの混合状態を保ちつつ噴出口から噴出先へ噴出することが可能となり、よって内容物を噴出先に満遍なく行き渡らせることが可能となる、といった優れた効果を奏するものである。
本発明にかかる噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管の製造方法の実施形態を示すフロー図である。 本発明にかかる噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管の使用態様を示す説明図である。 本発明にかかる噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管の他の使用態様を示す説明図である。
本発明は、補助管本体10の先端部位13に、挿入された噴出ノズル管40の噴出口41を備える先端を中空に浮かせた状態に保持するための、該補助管本体10の外径より外側へ膨らんだセンタリング機構30が備えられていることを最大の特徴とする。
以下、本発明にかかる噴出ノズル管40のセンタリング機能付き補助管1の製造方法並びにその方法により製造される補助管1の実施形態を、図面に基づき説明する。
なお、本発明は、下記の実施形態に示した構成に特に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の要旨に逸脱しない範囲で任意に変更することができるものである。
図1は、本発明にかかる噴出ノズル管40のセンタリング機能付き補助管1の製造方法の実施形態を示すフロー図である。
すなわち本発明は、補助管本体10を以下の工程で順次加工することにより、噴出ノズル管40のセンタリング機能付き補助管1を製造するものである。
なお、本実施例で使用する補助管本体10は、所要長さを有し且つ噴出ノズル管40を挿入可能な径を有して、熱可塑性を有する合成樹脂素材、例えばLDPE(低密度ポリエチレン)等により製造されている。
まず初めに、補助管本体10に挿入路15まで貫通する切り込み31を入れる。切り込み31を入れる位置については、補助管本体10おける先端部位13であり、補助管本体10の先端14から所定長さだけ切り込み31が入れられる。すなわち、切り込み31を入れる方向は、補助管本体10の長さ方向となる。
このとき、入れられる切り込み31の長さについては、特に限定はなく、該切り込み31によりできる切片32を補助管本体10の外径より外側へどの程度膨らませるか、すなわち、噴出ノズル管40の噴出口41と噴出先壁面等対象物との距離などを考慮して、任意に決定される。
切り込み31は、一の補助管本体10に対し複数入れられることとなる。該切り込み31の数については、複数であれば特に限定するものではないが、挿入された噴出ノズル管40が噴出先のどの方向位置にあってもセンタリング機能を果たせるよう、少なくとも三以上の切り込み31を入れることが望ましく、これにより三以上の切片32が設けられることとなる
なお、かかる複数の切り込み31は、補助管本体10外周に対し均等間隔で入れられることが望ましい。これにより、設けられる切片32の幅は夫々均等となる。
次に、上記切り込み31により補助管本体10の先端部位が分割されてできた切片32を、夫々補助管本体10の外径より外側に膨らんだ状態に折り返す。折り返す際には、夫々の先端部33が補助管本体10の外周面に当接する状態まで折り返す。そして、該先端部33が補助管本体10の外周面に当接された状態において、両者は接合されることとなる。
切片32の先端部33と補助管本体10の外周面との接合方法については、特に限定するものではないが、例えば接着剤による接着や融着、溶着、粘着テープ等による巻着などが考え得る。
このとき、かかる接合方法について、熱収縮チューブ12による接合態様が考え得る。
かかる熱収縮チューブ12による接合方法を採用した場合の接合態様は、以下の通りとなる。すなわち、補助管本体10の外周面に当接された先端部33の全てが覆い被されるように、該当接箇所に所定長さの熱収縮チューブ12を嵌合する。このとき、嵌合すべき熱収縮チューブ12の長さについて、切片32の先端33が補助管本体10の外周面に当接された状態で固定可能であれば、特に限定するものではない。
次いで、かかる熱収縮チューブ12が嵌合された箇所を加熱する。加熱方法については特に限定はなく、また、熱収縮チューブ12の加熱温度については、該熱収縮チューブ12の収縮温度を考慮して、適宜決定される。熱収縮チューブ12は、加熱されると収縮する作用を有しているため、加熱により径が小さくなる。この作用を利用して、熱収縮チューブ12が切片32の先端33に覆い被さった状態で加熱により収縮されることで、該先端33は熱収縮チューブ12により保持されることとなる。
なお、加熱による熱収縮チューブ12の収縮程度については、特に限定はないが、例えば、熱収縮チューブ12の外径が補助管本体10の外径に一致する程度に収縮させる態様が考え得る。
また、熱収縮チューブ12の加熱の際、補助管本体10も同時に軟化することで挿入路15が閉鎖されてしまわないよう、補助管本体10の挿入路15内に所定径幅を有する針材を差込み配置することが望ましい。かかる針材の径幅については特に限定はない。なお、針材を差し込んだ場合に、該針材を冷却することで、必要に応じて加熱による補助管本体10の軟化を防止する態様も考え得る。かかる針材の冷却方法としては、例えば該針材としてパイプ状のものを用いて、その中空内に冷却水などの冷却剤を通す態様などが考え得る。
その後、加熱された箇所を冷却する。冷却する方法は、自然冷却と強制冷却とを問わず、任意である。冷却することにより、熱収縮チューブ12は、補助管本体10を外周側から押し込んで締め付けた状態で固化されるとともに、切片32の先端33を補助管本体10の外周面に当接された状態で保持しつつ固定することとなり、その結果として切片32は、補助管本体10の外径より外側へ膨らんだ状態となる。
以上の工程を経ることにより、本発明にかかる噴出ノズル管40のセンタリング機能付き補助管1が完成する。本発明にかかる製造方法により製造された補助管1によれば、補助管本体10の先端部位13において、切り込み31によりできた切片32の先端33がノズル管本体10の外周面に当接された状態で接合されることで、該切片32が補助管本体10の外径より外側へ膨らんだ状態となっている。これにより、その膨らんだ部分が挿入された噴出ノズル管40の噴出口41を備える先端を中空に浮かせた状態に保持すべく作用し、全体として噴出ノズル管40のセンタリング機構30を備えた補助管1となる。
図2は、本発明にかかる噴出ノズル管40のセンタリング機能付き補助管1の使用態様を示す説明図である。すなわち、該補助管1の使用態様は、以下の通りである。
本発明にかかる補助管1を噴出先に挿入する場合、外側へ膨らんだ切片32を内側へ押し込んだ状態で挿入する。このとき、切片32は曲線状に折り返されているため、挿入の邪魔になることなしに抵抗なくスムーズに挿入が可能である。該補助管1の先端部位13が目的箇所に到着すると、切片32が解放されて外側へ膨らんだ状態となってセンタリング機構30として機能する。
かかる状態を維持しつつ、補助管1の他端から挿入路15内へ噴出ノズル管40を挿入し、最終的に噴出ノズル管40の噴出口41が備えられた先端を補助管10の先端部位13から突出させる。これにより、噴出ノズル管40の噴出口41を備える先端が、補助管1のセンタリング機構30によって中空に浮いた状態で保持されることとなる。
なお、本発明にかかる補助管1を噴出先から取り出す場合については、上記挿入する場合の逆を行えばよい。すなわち、噴出ノズル管40を引き抜き、次いで補助管1を噴出先から引き抜けばよい。
図3は、本発明にかかる噴出ノズル管40のセンタリング機能付き補助管1の他の使用態様を示す説明図である。すなわち、該補助管1の使用態様は、以下の通りである。
本発明にかかる補助管1を噴出先に挿入する場合、外側へ膨らんだ切片32が挿入の邪魔にならないよう、補助管本体10の外径よりひと回り大きいガイド管50を用意し、補助管1の先端部位に装着する。これにより、切片32はガイド管50内に収まって、それ以上外側へ膨らんだ状態とはならない。該ガイド管50が装着された状態のまま補助管1を噴出先に挿入し、その先端部位13が目的箇所に到着した段階で、補助管1についてはその位置を保ちつつ、ガイド管50を手前側に引き下げるようにスライドさせる。すると補助管1の先端部位13がガイド管50からむき出しとなり、該ガイド管50内に収まっていた切片32が解放されて外側へ膨らんだ状態となって、センタリング機構30として機能する。
かかる状態を維持しつつ、補助管1の他端から挿入路15内へ噴出ノズル管40を挿入し、最終的に噴出ノズル管40の噴出口41が備えられた先端を補助管10の先端部位13から突出させる。これにより、噴出ノズル管40の噴出口41を備える先端が、補助管1のセンタリング機構30によって中空に浮いた状態で保持されることとなる。
なお、本発明にかかる補助管1を噴出先から取り出す場合については、上記挿入する場合の逆を行えばよい。すなわち、噴出ノズル管40を引き抜き、次いでガイド管50を補助管1の先端部位13側へスライドさせ、その状態のまま噴出先から引き抜けばよい。
以上の通り、本発明にかかる噴出ノズル管40のセンタリング機能付き補助管1は、外側へ膨らんだ切片32が噴出先の壁面等対象物に接触することで、逆にノズル管本体40の先端が該壁面等対象物に接触することを避けることができ、これによりノズル管本体40の噴出口41を噴出先の中空に浮かせた状態に保持することが可能となる。これにより、スプレー缶等の内容物をガスとの混合状態を保ちつつ噴出口41から噴出先へ噴出することが可能となり、よって内容物を噴出先に満遍なく行き渡らせることが可能となる。
本発明は、簡易な製造方法により、優れた効果を奏する噴出ノズル管40のセンタリング機能付き補助管1を提供するものであり、その製造された補助管1によれば、繰り返し使用できると共に安定かつ一定の噴出を実現可能であって、本発明の産業上の利用可能性は非常に高いものと思料する。
1 補助管
10 補助管本体
12 熱収縮チューブ
13 先端部位
14 先端
15 挿入路
30 センタリング機構
31 切り込み
32 切片
33 先端部
40 噴出ノズル管
41 噴出口
50 ガイド管

Claims (5)

  1. 噴出ノズル管の噴出口を備える先端を中空に浮かせた状態に保持するための補助管を製造するための方法であって、
    所要長さを有し且つ噴出ノズル管を挿入可能な径を有して合成樹脂素材により製造されて成る補助管本体の先端から長さ方向に所定長さの切り込みを複数入れる工程と、
    切り込みにより補助管本体の先端部位が分割されてできた切片を夫々補助管本体の外径より外側に膨らんだ状態に折り返しつつ各切片の先端部を補助管本体の外周面に当接させた状態で接合する工程と、
    から成ることを特徴とする噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管の製造方法。
  2. 前記噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管の製造方法において、前記補助管本体が、熱可塑性を備える合成樹脂素材により製造されて成ることを特徴とする請求項1に記載の噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管の製造方法。
  3. 前記噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管の製造方法において、切り込みにより補助管本体の先端部位が分割されてできた切片の数が、少なくとも三以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管の製造方法。
  4. 前記噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管の製造方法において、各切片の先端部を補助管本体の外周面に当接させた状態で、該当接箇所に所定長さの熱収縮チューブを嵌合して加熱することで該熱収縮チューブを収縮させ、その後加熱された箇所を冷却して固化することで、各切片の先端部と補助管本体の外周面とが接合されて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管の製造方法。
  5. 前記請求項1乃至請求項4に記載の方法により製造される噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管であって、
    補助管本体の先端部位に、挿入された噴出ノズル管の噴出口を備える先端を中空に浮かせた状態に保持するための、該補助管本体の外径より外側へ膨らんだセンタリング機構が備えられていることを特徴とする噴出ノズル管のセンタリング機能付き補助管。
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