JP6419308B2 - ビジネスモデル開発支援装置及びビジネスモデル開発支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ビジネスモデル開発支援装置及びビジネスモデル開発支援方法に関する。
企業が新規ビジネスモデルを開発するに際して、企業の構成員が一堂に会してアイデアを出し合い、ブレーンストーミングを行うことがよくある。そのとき、まず、将来のビジネス環境においてどのような価値(製品、サービス)が評価されるかが分析される。そして、自らの経営資源をどのように有機的に結合し、顧客、協力者を含む利害関係者の誰に対してどのように働きかけるべきかが議論される。このようなブレーンストーミングを有意義かつ効率的なものにするために、議論に参加する者の発想を促進し、前提及び方向性を統一できるようなツールが世に出ている。
例えば、特許文献1の発想支援システムは、テーブル状の入出力装置上にビジネスマップを表示し、ビジネスマップ上に配置される立体オブジェクトをカメラで撮影する。立体オブジェクトは、例えば、利害関係者、道具、流通対象等を表す。議論の参加者は、ビジネスマップ上で立体オブジェクトを自由にチェスの駒のように動かす。そして、参加者がある道具の立体オブジェクトをある利害関係者の立体オブジェクトの周りの領域に配置すると、発想支援システムは、当該道具が当該利害関係者に関連付けられたものと判断する。
特許第5174563号明細書(図1等)
議論の参加者はそれぞれ異なる業務背景を有している。よって、普段意識することが稀な視点を含む多角的な視点で新規ビジネスモデルをシミュレーションすることが好ましい。そして、議論の結果、ある前提が変化した場合、その変化が各視点に直ちに反映されることが望ましい。さらに、合意形成過程を参加者間で共有できることが望ましい。しかしながら、特許文献1の発想支援システムは、立体オブジェクト同士の関連付けに重点が置かれており、視点を切り替え、前提の変化をスムーズに反映し、合意形成過程を共有するためには、別途方策が必要であった。
そこで、本発明は、視点の切り替え、前提の変化のスムーズな反映及び合意形成過程の共有を行うことを目的とする。
本発明のビジネスモデル開発支援装置は、利害関係者及び利害関係者の間の取引対象を、取引についての異なる視点を有する複数の画面上において表示するための情報が記憶される表示データ関連情報を格納している記憶部と、表示データ関連情報に基づいて、取引対象及び利害関係者の少なくとも一部を複数の画面に表示し、ユーザが表示データ関連情報を更新するのを受け付け、更新後の表示データ関連情報に基づいて、取引対象及び利害関係者の少なくとも一部を複数の画面に表示する制御部と、を備え、制御部は、表示した個々の画面を、画面を表示した入出力装置の種類、及び、画面を選択したユーザを特定する情報に関連付けて時系列で記憶部に記憶しておき、ユーザからの画面表示履歴要求を受け付けると、画面を選択したユーザ及び画面を表示した入出力装置の種類を、表示した個々の画面に関連付けて任意の入出力装置に時系列で再生表示する。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、視点の切り替え、前提の変化のスムーズな反映及び合意形成過程の共有を行うことが可能になる。
ビジネスモデル開発支援装置の構成を説明する図である。 ビジネスモデル開発支援装置が使用される環境を説明する図である。 表示データ関連情報の一例を示す図である。 利害関係者属性情報の一例を示す図である。 利害関係者シナリオ情報の一例を示す図である。 処理手順のフローチャートである。 ビジネス折り紙画面の一例を示す図である。 ビジネスモデルキャンバス画面の一例を示す図である。 利害関係者属性画面の一例を示す図である。 利害関係者ストーリ画面の一例を示す図である。 利害関係者配役画面の一例を示す図である。 収入概観画面の一例を示す図である。
以降、本発明を実施するための形態(“本実施形態”という)を、図等を参照しながら詳細に説明する。本実施形態は、持続可能な節電方法を提案する例である。もちろん、本発明を他の例に適用することも可能である。以降の説明の大まかな流れは、“各画面の説明→ビジネスモデル開発支援装置の構成→当該装置が使用される環境の説明→当該装置が記憶するデータ構成の説明→処理手順の説明”である。
(ビジネス折り紙画面)
説明の都合上、図1〜図6を飛ばして、まず図7に沿って、ビジネス折り紙画面51を説明する。本来、“ビジネス折り紙”(“Business Origami”は登録商標)とは、ビジネスマップ上に配置される、利害関係者等を表す紙製の立体オブジェクトそのものである。本実施形態のビジネス折り紙画面51では、立体オブジェクトは、図形、アイコン、文字列等の電子データとして平面的に表示される。オフィスビル201にテナント会社202が入居している。ビル管理会社203がオフィスビル201及びテナント会社202を管理している。テナント会社202は、自身が消費した電力等に係る光熱費204を、ビル管理会社203を介して電力会社205に対して支払う。節電管理者206は、テナント会社202に属し、テナント会社202が支払う光熱費204を削減しようとしている。
アグリゲータ207は、節電管理者206に対して新たな節電手法を提案する。アグリゲータという語は、多数の利害関係者を有機的に統合し(aggregate)、それぞれの利害関係者が長期的に利益を享受できるような“Win-Win”型のビジネスモデルを提案することに由来する。アグリゲータ207は、前記以外の利害関係者として、電力会社205及びショッピングモール208を想定している。アグリゲータ207は、テナント会社202の従業員が休み時間にショッピングモール208に買い物にでかけることによって、テナント会社202内の消灯が促進され、光熱費204が削減されるのを期待している。
電力会社205にとって、発電量の平準化は死活問題である。昼間のピーク時電力消費量を削減することができれば、たとえ収入は減少しても、発電所209の新設が不要になれば、発電所209の保守等でより大きな維持費210の削減が見込める。よって、電力会社205は、削減された維持費210の一部を報奨金211としてアグリゲータ207に支払ってもよいと考えている。アグリゲータ207は、節電管理者206に当該ビジネスモデルを提案し、それが採用された見返りとして、電力会社205から報奨金211を受け取ることを期待している。
図7において、利害関係者は、建物形、人間形等のアイコンで表される。利害関係者が使用するコンピュータシステム等のリソース(モノ)は、パソコン形のアイコンであらわされる。光熱費等の金銭は、“¥”を“○”で囲んだアイコンで表され、金銭の流れは、ある利害関係者を起点とし他の利害関係者を終点とする有向線分で表される。ビルの節電目標等の情報(データ)は、“i”を“○”で囲んだアイコンで表され、情報の流れは、同様の有向線分で表される。つまり、 “情報(データ)”及び“金銭”は、より広くは、利害関係者間の取引対象と言うことができる。そしてより広義には、取引対象は、取引に使用されるリソースを含んでもよい。これら以外に、利害関係者(この例では節電管理者)について留意すべき点を表すアイコン“実績把握”212、“V”213、“R”214等(詳細後記)が表示される。議論の参加者は、例えば画面上を指で触れることによって、各種のアイコン及び有向線分を描画する。
(ビジネスモデルキャンバス画面)
図8に沿って、ビジネスモデルキャンバス画面52を説明する。“ビジネスモデルキャンバス”は、新たなビジネスモデルを議論する際に使用される公知のツールである。ビジネスモデルキャンバス画面52は、あたかもキャンバス(画材)のようなビジネスモデルキャンバス欄221及び主体欄222を有する。ビジネスモデルキャンバス欄221は、以下のように名付けられた9個の領域を有する。
“Key Partners(KP)”は、“キーパートナ”を意味し、“主体”(後記)にとっての共同事業者である。“Key Activities(KA)”は、“主要活動”を意味し、主体が行う主たる経済活動である。“Key Resources(KR)”は、“経営資源”を意味し、ビジネスに必要な資産である。“Value Propositions(VP)”は、“価値提案”を意味し、主体が提供する製品又はサービスである。“Customer Relationships(CR)”は、“顧客との関係”を意味する。“Channels(CH)”は、“チャネル”を意味し、製品又はサービスの販売経路である。“Customer Segments(CS)”は、“顧客セグメント”を意味し、主体がターゲットとする特定の顧客である。“Cost Structure(C$)”は、“コスト構造”を意味し、主体がコストを負担して作成しなければならない情報等である。“Revenue Streams(RS)”は、“収益の流れ”を意味する。“主体”は、製品又はサービスの提供者である。“主体”を含む10個の欄又は領域に、アイコンが表示され得る。
(利害関係者属性画面)
図9に沿って、利害関係者属性画面53を説明する。利害関係者属性画面53は、“主体”欄231、並びに、“基本属性”232、“価値観”233及び“リソース”234という大項目を有する。“主体”欄231には、利害関係者(例えば節電管理者)のアイコンが表示される。大項目“基本属性”232は複数の小項目“性別”235、“年齢” 236等を有し、それぞれの小項目には、利害関係者の属性を記述するデータが表示される。大項目“価値観”233も複数の小項目を有し、それぞれの小項目には、利害関係者の考え方を記述するデータが表示される。大項目“リソース”234も複数の小項目を有し、それぞれの小項目には、利害関係者が有するリソースを記述するデータが表示される。
(利害関係者ストーリ画面)
図10に沿って、利害関係者ストーリ画面54を説明する。ストーリとは、利害関係者ごとに定義された、新たなビジネスの時系列の発展段階である。ストーリは、時点の早い順に、大きく見て“問題のある状態”241、“現状の克服”242及び“変化が定着した状態”243の3個の大段階を有する。さらに、大段階“問題のある状態”241は、時点の早い順に、“Period 1”244及び“Period 2”245という小段階を有する。同様に、大段階“現状の克服”242は、時点の早い順に、“Period 3”246及び“Period 4”247 という小段階を有する。大段階“変化が定着した状態”243は、時点の早い順に、“Period 5”248及び“Period 6”249という小段階を有する。各“Period”は、“シナリオ”欄250、“困難”欄251及び“アイデア”欄252を有する。“シナリオ”欄250には、主体が当該“Period”において行う具体的な活動等が記述される。“困難”欄251には、主体が当該“Period”において遭遇する困難が記述される。“アイデア”欄252には、主体が当該“Period”において困難を解決するための方策が記述される。
(利害関係者配役画面)
図11に沿って、利害関係者配役画面55を説明する。利害関係者配役画面55の横軸は、利害関係者ストーリ画面54(図10)の小段階と同じである。各小段階は、モノ欄261、企業/人欄262、及び、利害関係者欄263を有する。いま、モノ欄261に注目すると、“Period 2”以降に、“ホームエネルギー管理システム”264及び“実績把握”265が表示されている。このことは、主体である利害関係者(日立太郎)は、“Period 2”以降に、“ホームエネルギー管理システム”264及びそれに関連付けられた“実績把握”265を認識しなければならないことを示す。また、“Period 1”以降に、“テナント会社”266が表示されている。このことは、主体である利害関係者は、“Period 1”以降に、“テナント会社”266を認識しなければならないことを示す。
次に、企業/人欄262に注目すると、“Period 1”以降に、“ビル管理者”267及び“ビル実績把握”268が表示されている。このことは、主体である利害関係者は、“Period 1”以降に、“ビル管理者”267及びそれに関連付けられた“ビル実績把握”268を認識しなければならないことを示す。
最後に、利害関係者欄263に注目すると、“Period 1”以降に、“アグリゲータ”269、“実績管理”270、“ビルの節電目標”271、“節電報告”272、“電力会社”273及び“大節電目標”274が表示されている。このことは、主体である利害関係者は、“Period 1”以降に、“アグリゲータ”269、“実績管理”270、“ビルの節電目標”271、“節電報告”272、“電力会社”273及び“大節電目標”274を認識しなければならないことを示す。このうち、“実績管理”270、“ビルの節電目標”271及び“節電報告”272は、“アグリゲータ”269に関連付けられている。“大節電目標”274は、“電力会社”273に関連付けられている。
さらに、“Period 4”以降に、“セール要請”275、“ショッピングモール”276及び“セール案内”277が表示されている。このことは、主体である利害関係者は、“Period 4”以降に、“セール要請”275、“ショッピングモール”276及び“セール案内”277を認識しなければならないことを示す。このうち、“セール要請”275は、“アグリゲータ”269に関連付けられている。“セール案内”277は、“ショッピングモール”276に関連付けられている。
(収入概観画面)
図12に沿って、収入概観画面56を説明する。収入概観画面56は、上下に配置された4個の層を有する。資金の流れが、各層からすぐ下の層に向かう五角形(ホームベース形)として表示されている。
最も上の第1層に注目すると以下のことがわかる。
・テナント会社281の勘定科目は、変動費282、賃料283、光熱費284及び給与の一部285からなる。
・このうち、賃料283及び光熱費284は、ビル管理会社286に支払われ、給与の一部285は、ショッピングモール287に支払われる。従業員がショッピングモール287に対して小額支払いを高頻度で行う手間を省くため、テナント会社281は、プリペイドカードを従業員に渡している。
第2層に注目すると以下のことがわかる。
・ビル管理会社286の勘定科目は、一般費288、光熱費289及び利益290からなる。
・このうち、 光熱費289は、電力会社291に支払われる。
第3層に注目すると以下のことがわかる。
・電力会社291の勘定科目は、一般費292、ベース電源費293、火力電源費294、報奨金295及び利益296からなる。電力会社291は、太陽熱等のクリーンエネルギを主力とし、二酸化炭素を発生する火力を従としている。
・このうち、報奨金295は、アグリゲータ297に支払われる。
第4層に注目すると以下のことがわかる。
・アグリゲータ297の勘定科目は、一般費298、開発費299、原価300、キャッシュバック301及び利益302からなる。
・このうち、 キャッシュバック301は、ビル管理会社303(符号286と同じ)に支払われる。
(各画面の用途)
ビジネス折り紙画面51(第1の画面:図7)は、利害関係者間の関係を一覧するのに適している。ビジネスモデルキャンバス画面52(第2の画面:図8)は、利害関係者、情報、資金等が主体から見てどのような役割を果たすのかを一覧するのに適している。利害関係者属性画面53(図9)は、価値観及びリソースを含む利害関係者の属性を一覧するのに適している。利害関係者ストーリ画面54(図10)は、利害関係者ごとの各段階(Period)の意味を一覧するのに適している。利害関係者配役画面55(第3の画面:図11)は、主体がどのような時間的段階(Period)において、どのようなモノ、どのような企業/人、及び、どのような利害関係者を認識し始めなければならないかを一覧するのに適している。
収入概観画面56(第4の画面:図12)は、支払われる資金の、流れ(支払い元及び支払い先)、大小関係、階層構造等を一覧するのに適している。つまり、各画面は、それぞれ取引についての異なる視点を有していると言える。
(ビジネスモデル開発支援システム)
図1に戻って、ビジネスモデル開発支援システム1の構成を説明する。ビジネスモデル開発支援システム1は、ビジネスモデル開発支援装置2、テーブル型入出力装置3、衝立型入出力装置4、タブレット型入出力装置5を有する。これらは、有線(実線)又は無線(破線)の通信技術によって相互に接続されている。
ビジネスモデル開発支援装置2は、一般的なコンピュータであり、中央制御装置11、主記憶装置12、補助記憶装置13及び通信装置14を有する。これらは、バスによって相互に接続されている。補助記憶装置13は、表示データ関連情報31、利害関係者属性情報32、及び、利害関係者シナリオ情報33を記憶している。主記憶装置12における、表示統合部21はプログラムである。以降、“表示統合部21は”と主体を記した場合は、中央制御装置11が、補助記憶装置13から表示統合部21を読み出し、主記憶装置12にロードしたうえで、表示統合部21の機能(詳細後記)を実現するものとする。
テーブル型入出力装置3は、例えば、薄型の液晶ディスプレイを天版状に水平に配置した入出力装置である。衝立型入出力装置4は、例えば薄型の液晶ディスプレイを衝立状に垂直に配置した入出力装置である。タブレット型入出力装置5は、例えば、液晶ディスプレイを有する携帯型の入出力装置である。これらの入出力装置3〜5は、タッチパネルを備えている。テーブル型入出力装置3及び衝立型入出力装置4は、複数のユーザが同時に視認し得る据え置き型の入出力装置である。なお、タブレット型入出力装置5は、ファシリテータ(詳細後記)及び参加者の数だけ存在することが望ましい。衝立型入出力装置4も、複数存在することが望ましく、さらに、参加者の数に一致する数だけ存在することがより望ましい。
(環境)
図2に沿って、ビジネスモデル開発支援装置2が使用される環境を説明する。一般的に、ビジネスモデル開発支援システム1のユーザは、前記の複数の参加者7の他に、1名のファシリテータ6を含む。参加者7は、テーブル型入出力装置3上に表示された各画面を見ながら、新たなビジネスモデルを開発しようとする者である。参加者7は、自身のタブレット型入出力装置5を携帯したうえで、テーブル型入出力装置3を囲み議論を行う。ファシリテータ6は、議論を好ましい方向に誘導する者である。ファシリテータ6は、参加者同士の議論の要所において参加者に問いかけ、議論を活性化させ収束させる。ファシリテータ6も、タブレット型入出力装置5を携帯したうえで、テーブル型入出力装置3が見え衝立型出力装置4をポインティングしやすい場所に位置する。
なお、参加者7は、テーブル型入出力装置3のタッチパネルに触れることに替えて、携帯しているタブレット型入出力装置5から様々なデータを入力することができる。
ビジネスモデル開発支援システム1はあたかも1つの部屋のようになっている。ファシリテータ6及び参加者7は、この部屋に集合して議論を行う。個々のファシリテータ6又は参加者7は、議論の終了後等において、自身の端末装置(パーソナルコンピュータ等、図示せず)をビジネスモデル支援装置2に接続し、当該端末装置の出力装置で各画面を含む様々な画面を閲覧することもできる。
(表示データ関連情報)
図3に沿って、表示データ関連情報31を説明する。表示データ関連情報31においては、データID欄101に記憶されたデータIDに関連付けて、位置欄102には位置が、データ欄103にはデータが、ビジネス折り紙画面描画情報欄104にはビジネス折り紙画面描画情報が、ビジネスモデルキャンバス画面描画情報欄105にはビジネスモデルキャンバス画面描画情報が、利害関係者配役画面描画情報欄106には利害関係者配役画面描画情報が、利害関係者属性画面描画情報欄107には利害関係者属性画面描画情報が、収入概観画面描画情報欄108には収入概観画面描画情報が記憶されている。
データID欄101のデータIDは、データを一意に特定する識別子である。データとは、各画面上に表示される、図形、文字列、アイコンを含む情報を意味する。
位置欄102の位置は、ビジネス折り紙画面51上のデータの座標値である。データ自身は、例えば長方形という形状を有する。その場合、位置とは、その形状の重心の位置を意味する。図3では、すべてのデータの位置を“(x,y)”としているが、実際にはx及びyの値はデータごとに異なる。
データ欄103のデータは、前記したように、各画面上に表示される、図形、文字列、アイコンを含む情報である。本実施形態では、アイコンに文字列を付してひとまとまりのデータとすることが多い。当該欄には、簡略的にその文字列のみが記憶されている。
図3のデータ欄103においては、“テナント会社光熱費”及び“ビル管理会社光熱費”のように、“光熱費”の支払元が区別されている。一方、図12においてこれらに対応するものは、それぞれ光熱費284及び光熱費289である。図12においては、階層に応じて支払元が区別されるので、いずれも単に“光熱費”と記載している。
ビジネス折り紙画面描画情報欄104のビジネス折り紙画面描画情報は、ビジネス折り紙画面51(図7)における当該データと他のデータとの間の関係を示す。当該欄104を上の行から順に注目すると、例えば以下のことがわかる。なお、同様の意味を有する行についての説明は省略する。
(D01の行)“inテナント会社”は、“節電管理者”が、“テナント会社”の長方形の内部に表示されることを意味する。
(D06の行)“キーパートナfor アグリゲータ”は、“電力会社”が“アグリゲータ”にとってのキーパートナ(Key Partners)であることを意味する。
(D08の行)“used by アグリゲータ”は、“アグリゲーションシステム”が、“アグリゲータ”に使用されるモノとして“アグリゲータ”の長方形の内部に表示されることを意味する。
(D10の行)“mission of アグリゲータ”は、“実績管理”が、“アグリゲータ”の業務として“アグリゲータ”の長方形の近辺に表示されることを意味する。
(D12の行)“value of 節電管理者”は、 “節電管理者”の価値観として注目すべきものが存在することを示すアイコンとして“V”が、“節電管理者”の長方形の近辺に表示されることを意味する。
(D13の行)“resource of 節電管理者”は、 “節電管理者”のリソース(モノ)として注目すべきものが存在することを示すアイコンとして“R”が、“節電管理者”の長方形の近辺に表示されることを意味する。
(D15の行)“fromテナント会社toビル管理会社”は、“テナント会社光熱費”が、“テナント会社”から“ビル管理会社”へ支払われることを意味する。
(D19の行)“fromアグリゲータto電力会社”は、“節電報告”が、“アグリゲータ”から“電力会社”へ送信されることを意味する。
ビジネスモデルキャンバス画面描画情報欄105のビジネスモデルキャンバス画面描画情報は、ビジネスモデルキャンバス画面52(図8)において、当該データが表示される欄又は領域を示す。当該欄105を上の行から順に注目すると、例えば以下のことがわかる。
(D01の行)“CS”は、“節電管理者”が、領域“CS”に表示されることを意味する。
(D02の行)“主体”は、“アグリゲータ”が、“主体”欄222に表示されることを意味する。
利害関係者配役画面描画情報欄106の利害関係者配役画面描画情報は、利害関係者配役画面55(図11)において、当該データがどの欄に表示されるか、又は、縦軸上のどの欄の横軸上のどのPeriod以降に連続表示されるかを示す。当該欄106を上の行から順に注目すると、例えば以下のことがわかる。
(D01の行)“主体”は、“節電管理者”が、“主体”欄(当該画面中の左上の隅)に表示されることを意味する。
(D02の行)“利害関係者:Period1以降”は、“アグリゲータ”が、縦軸上の“利害関係者”欄263の横軸上の“Period1”以降に連続表示されることを意味する。
利害関係者属性画面描画情報欄107の利害関係者属性画面描画情報は、利害関係者属性画面53(図9)において、当該データが表示される欄を示す。当該欄107を上の行から順に注目すると、例えば以下のことがわかる。
(D01の行)“主体”は、“節電管理者”が、“主体”欄231(当該画面中の左上の隅)に表示されることを意味する。
(D11の行)“基本属性:やるべき仕事”は、“節電管理者”が“主体” 欄231に表示されている場合において、“実績把握”が 大項目“基本属性”232の小項目“やるべき仕事”に表示されることを意味する。
(D12の行)“価値観:変化定着後のユーザの気持ち”は、“節電管理者”が“主体”欄231に表示されている場合において、大項目“価値観”233の小項目“変化定着後のユーザの気持ち”に表示されるべき具体的な価値観が存在することを意味する。
(D13の行)“リソース:もともともっているもの”は、“節電管理者”が“主体”欄231に表示されている場合において、大項目“リソース”234の小項目“もともともっているもの”に表示されるべき具体的なリソースが存在することを意味する。
収入概観画面描画情報欄108の収入概観画面描画情報は、収入概観画面56(図12)において当該データが表示される際の階層関係及び図形の大きさを示す。当該欄108を上の行から順に注目すると、例えば以下のことがわかる。
(D15の行)“数値=zzz”は、“テナント会社光熱費”が“zzz”という数値を大きさ(ホームベースの幅)として有する図形として表示されることを意味する。
(D16の行)“a part of テナント会社光熱費+賃料”は、“ビル管理会社光熱費”が、“テナント会社光熱費”及び“賃料”の和の一部として表示されることを意味する。“数値=xxx”は、“ビル管理会社光熱費”が“xxx”という数値を大きさとして有する図形として表示されることを意味する。
(D17の行)“a part of ビル管理会社光熱費”は、“報奨金”が、“ビル管理会社光熱費”の一部として表示されることを意味する。“数値=vvv”は、“報奨金”が“vvv”という数値を大きさとして有する図形として表示されることを意味する。
(D18の行)“a part of 報奨金”は、“キャッシュバック”が、“報奨金”の一部として表示されることを意味する。“数値=yyy”は、“キャッシュバック”が“yyy”という数値を大きさとして有する図形として表示されることを意味する。
(D15の行〜D18の行)これらの行のデータは、階層関係において、“テナント会社光熱費”、“ビル管理会社光熱費”、“報奨金”及び“キャッシュバック”が、この順で上から下に表示されることを意味する。
なお、表示データ関連情報31(図3)は、紙面の制約上、例えばビジネス折り紙画面51(図7)に表示されているすべてのアイコンに対応する行を表現していない。
(利害関係者属性情報)
図4に沿って、利害関係者属性情報32を説明する。利害関係者属性情報32においては、利害関係者ID欄111に記憶された利害関係者IDに関連付けて、主体氏名欄112には主体氏名が、大項目欄113には大項目が、小項目欄114には小項目が、属性欄115には利害関係者の属性を示す文字列が記憶されている。図4及び図9を参照すれば明らかなように、利害関係者属性情報32(図4)は、利害関係者属性画面53(図9)を表示するために必要なデータである。なお、図4及び図9の“利害関係者”は、典型的には、“節電管理者”である個人であるが、それに限定されない。
(利害関係者シナリオ情報)
図5に沿って、利害関係者シナリオ情報33を説明する。利害関係者シナリオ情報33においては、利害関係者ID欄121に記憶された利害関係者IDに関連付けて、主体氏名欄122には主体氏名が、大段階欄123には大段階が、大段階説明欄124には大段階を説明する文字列が、小段階欄125には小段階が、シナリオ欄126には具体的なシナリオが、困難欄127には具体的な困難が、アイデア欄128には具体的なアイデアが記憶されている。図5及び図10を参照すれば明らかなように、利害関係者シナリオ情報33(図5)は、利害関係者シナリオ画面54(図10)を表示するために必要なデータである。
(画面間の遷移)
ビジネスモデル開発支援装置2の表示統合部21は、ユーザから受け付けた指示に応じて、前記したすべての画面のうち少なくとも1つを、テーブル型入出力装置3、衝立型入出力装置4及びタブレット型入出力装置5のうちの少なくとも1つに表示する。例えば、最初に、表示統合部21は、ビジネス折り紙画面51(図7)を、テーブル型入出力装置3及びタブレット型入出力装置5に表示する。
次に、あるユーザ(参加者7)が自身のタブレット型入出力装置5に対して、例えばビジネスモデルキャンバス画面52(図8)に遷移する旨の指示を入力する(画面上のある領域を軽く叩く)。すると、表示統合部21は、テーブル型入出力装置3及びタブレット型入出力装置5の表示対象を、ビジネス折り紙画面51からビジネスモデルキャンバス画面52に切り替える。又は、表示統合部21は、テーブル型入出力装置3に引き続きビジネス折り紙画面51を表示したうえで、タブレット型入出力装置5の表示対象を、ビジネス折り紙画面51からビジネスモデルキャンバス画面52に切り替える。
その次に、あるユーザ(参加者7)が自身のタブレット型入出力装置5に対して、例えばビジネス折り紙画面51(図7)、ビジネスモデルキャンバス画面52(図8)及び収入概観画面56(図12)を同時に視認したい旨の指示を入力する。すると、表示統合部21は、テーブル型入出力装置3にビジネス折り紙画面51を表示し、衝立型入出力装置4にビジネスモデルキャンバス画面52を表示し、タブレット型入出力装置5に収入概観画面56を表示する。つまり、表示統合部21は、その時点で最新の状態に維持されている表示データ関連情報31、利害関係者属性情報32、及び、利害関係者シナリオ情報33に基づいて、任意の画面を任意の入出力装置に表示することができる。
(処理手順)
図6に沿って、処理手順のフローチャートを説明する。
ステップS401において、ビジネスモデル開発支援装置2の表示統合部21は、表示データ関連情報31(図3)を受け付け、記憶する。具体的には、第1に、表示統合部21は、テーブル型入出力装置3にビジネス折り紙画面51(図7、アイコン等が全く表示されていない状態)を表示する。
第2に、表示統合部21は、表示データ関連情報31の行を作成し、補助記憶装置13に記憶する。当該処理の例をいくつか以降に示す。
第1の例として、ユーザは、表示データ関連情報31のD01の行を作成したいとする。この場合のユーザの操作(Graphical User Interfaceによる操作)は以下の通りである。
(1)ビジネス折り紙画面51の任意の位置に“テナント会社”のアイコンを置く(アイコンのサンプルに指で触れてその後直ちに表示希望の位置を指で触れる)。
(2)“テナント会社”の長方形のアイコンの中に、“節電管理者”のアイコンを置く。
(3)自身のタブレット型入出力装置5にビジネスモデルキャンバス画面52(図8)を表示し、当該画面の領域“CS”に指で触れる。
(4)自身のタブレット型入出力装置5に利害関係者配役画面55(図11)を表示し、当該画面の“主体”欄に指で触れる。
(5)自身のタブレット型入出力装置5に利害関係者属性画面53(図9)を表示し、当該画面の“主体”欄231に指で触れる。
すると、表示統合部21は、表示データ関連情報31のD01の行を作成し記憶する。
第2の例として、ユーザは、表示データ関連情報31のD02の行を作成したいとする。この場合のユーザの操作は以下の通りである。
(1)ビジネス折り紙画面51の任意の位置に“アグリゲータ”のアイコンを置く。
(2)自身のタブレット型入出力装置5にビジネスモデルキャンバス画面52(図8)を表示し、当該画面の“主体”欄222に指で触れる。
(3)自身のタブレット型入出力装置5に利害関係者配役画面55(図11)を表示し、当該画面の縦軸“利害関係者”263と横軸“Period1”との交点に指で触れる。
すると、表示統合部21は、表示データ関連情報31のD02の行を作成し記憶する。
第3の例として、ユーザは、表示データ関連情報31のD06の行を作成したいとする。この場合のユーザの操作は以下の通りである。
(1)ビジネス折り紙画面51の任意の位置に“電力会社”のアイコンを置く。
(2)ビジネス折り紙画面51の“アグリゲータ”のアイコンを指で触れる。
(3)自身のタブレット型入出力装置5にビジネスモデルキャンバス画面52(図8)を表示し、当該画面の領域“KP”に指で触れる。
(4)自身のタブレット型入出力装置5に利害関係者配役画面55(図11)を表示し、当該画面の縦軸“利害関係者”263と横軸“Period1”との交点に指で触れる。
すると、表示統合部21は、表示データ関連情報31のD06の行を作成し記憶する。
第4の例として、ユーザは、表示データ関連情報31のD10の行を作成したいとする。この場合のユーザの操作は以下の通りである。
(1)ビジネス折り紙画面51の任意の位置に“実績管理”のアイコンを置く。
(2)ビジネス折り紙画面51の“アグリゲータ”のアイコンを指で触れる。
(3)自身のタブレット型入出力装置5に利害関係者属性画面53(図9)を表示し、当該画面の大項目“基本属性”232の小項目“やるべき仕事”に指で触れる。
すると、表示統合部21は、表示データ関連情報31のD10の行を作成し記憶する。
なお、第3の例及び第4の例では、いずれもユーザは“アグリゲータ”のアイコンに触れている。しかしながら、表示統合部21は、「前者においては“電力会社”は“アグリゲータ”にとってのキーパートナである」こと及び「後者においては“実績管理”は“アグリゲータ”の仕事である」ことを区別している。なぜならば、ユーザは、前者においては“KP”に触れており、後者においては、“基本属性:やるべき仕事”に触れているからである。
第5の例として、ユーザは、表示データ関連情報31のD15の行を作成したいとする。この場合のユーザの操作は以下の通りである。
(1)ビジネス折り紙画面51の任意の位置に“テナント会社光熱費”のアイコンを置く。
(2)ビジネス折り紙画面51の“テナント会社”のアイコンに指で触れ、そのまま指を離さずに、“ビル管理会社”のアイコンまで指を滑らせる(“テナント会社光熱費”の支払元及び支払先を指定している)。
(3)自身のタブレット型入出力装置5に収入概観画面56(図12)を表示し、当該画面の任意の位置に指で触れる(“テナント会社”を配置すべき位置を指定している)。
(4)自身のタブレット型入出力装置5に、外部のデータベースから予め設定されている数値又は数式“zzz”を呼び出した上で表示し、その数値又は数式に指で触れる。
すると、表示統合部21は、表示データ関連情報31のD15の行を作成し記憶する。
第6の例として、ユーザは、表示データ関連情報31のD16の行を作成したいとする。この場合のユーザの操作は以下の通りである。
(1)ビジネス折り紙画面51の任意の位置に“ビル管理会社光熱費”のアイコンを置く。
(2)ビジネス折り紙画面51の“ビル管理会社”のアイコンに指で触れ、そのまま指を離さずに、“電力会社”のアイコンまで指を滑らせる(“ビル管理会社光熱費”の支払元及び支払先を指定している)。
(3)自身のタブレット型入出力装置5に収入概観画面56(図12)を表示し、“テナント会社光熱費”の図形及び“賃料”の図形に指で触れる(“ビル管理会社光熱費”の資金源を指定している)。その後、当該画面の任意の位置に指で触れる(“ビル管理会社” を配置すべき位置を指定している)。
(4)自身のタブレット型入出力装置5に、外部のデータベースから予め設定されている数値又は数式“xxx”を呼び出した上で表示し、その数値又は数式に指で触れる。
すると、表示統合部21は、表示データ関連情報31のD16の行を作成し記憶する。
前記では、表示統合部21がユーザの画面上の操作を活用して表示データ関連情報31の行を作成する例を説明した。しかしながら、表示統合部21は、いずれかの入出力装置に表示データ関連情報31(各欄が空欄である状態)を表示し、ユーザが各欄にデータを文字入力するのを受け付けてもよい。
ステップS402において、表示統合部21は、画面の選択を受け付ける。具体的には、表示統合部21は、あるユーザ(参加者7)が自身のタブレット型入出力装置5に対して、任意の画面を選択する旨の指示を入力するのを受け付ける。ここでは例として、ビジネス折り紙画面51(図7)を選択する旨の指示を受け付けたとする。
ステップS403において、表示統合部21は、選択された画面を表示する。具体的には、表示統合部21は、テーブル型入出力装置3及びタブレット型入出力装置5に対して、ビジネス折り紙画面51(図7)を表示する。このとき表示されるビジネス折り紙画面51は、作成済の表示データ関連情報31(図3)を反映している。つまり、ビジネス折り紙画面51は、図7の通りの内容を有している。
例えば、表示統合部21は、図3のD01の行に基づきテナント会社202の中に節電管理者206を表示し、D11の行に基づき実績把握212を節電管理者206の近辺に表示する。同様に、表示統合部21は、D17の行に基づき電力会社205を起点としアグリゲータ207を終点とする有向線分を表示し、当該向線分の近辺に報奨金211を表示する。
ステップS404において、表示統合部21は、遷移指示を受け付けたか否かを判断する。あるユーザ(参加者7)は、自身のタブレット型入出力装置5に対して、他の画面(ここではビジネス折り紙画面51以外の画面)に遷移する(切り替える)旨の指示を入力することができる。表示統合部21は、当該指示を受け付けた場合(ステップS404“Yes”)、ステップS405に進む。当該指示を受け付けていない場合(ステップS404“No”)、表示統合部21は、そのまま待機する。ここでは例として、ビジネスモデルキャンバス画面52(図8)を選択する旨の指示を受け付けたとして以降の説明を続ける。
ステップS405において、表示統合部21は、画面を遷移する。具体的には、表示統合部21は、テーブル型入出力装置3及びタブレット型入出力装置5に対して、ビジネスモデルキャンバス画面52(図8)を表示する。このとき表示されるビジネスモデルキャンバス画面52は、作成済の表示データ関連情報31を反映している。つまり、ビジネスモデルキャンバス画面52は、図8の通りの内容を有している。例えば、表示統合部21は、図3のD01の行に基づき領域“CS”に“節電管理者”を表示し、D02の行に基づき“主体”欄222に“アグリゲータ”を表示し、D04の行に基づき領域“CH”に“ビル管理会社”を表示する。
同様に、表示統合部21が、作成済の表示データ関連情報31を反映して、利害関係者配役画面55(図11)を表示している場合、当該画面は、図11の通りの内容を表示することになる。例えば、表示統合部21は、図3のD02の行に基づき縦軸の“利害関係者”欄263の横軸の“Period 1”以降に“アグリゲータ”を連続表示し、D07の行に基づき縦軸の“モノ”欄261の横軸の“Period 2”以降に“ホームエネルギー管理システム”を連続表示する。”
同様に、表示統合部21が、作成済の表示データ関連情報31を反映して、利害関係者属性画面53(図9)を表示している場合、当該画面は、図9の通りの内容を表示することになる。例えば、表示統合部21は、図3のD01の行に基づき主体欄231に“節電管理者(日立太郎)”を表示し、D11の行に基づき大項目“基本属性”232の小項目“やるべき仕事”に、“実績把握”を表示する。
同様に、表示統合部21が、作成済の表示データ関連情報31を反映して、収入概観画面56(図12)を表示している場合、当該画面は、図12の通りの内容を表示することになる。例えば、表示統合部21は、図3のD17の行に基づき、ビル管理会社286の光熱費289の一部を原資とする報奨金295がアグリゲータ297に支払われる様子をホームベース形の図形で表示する。
ステップS406において、表示統合部21は、編集指示を受け付けたか否かを判断する。あるユーザ(参加者7)は、自身のタブレット型入出力装置5に対して、表示データ関連情報31を更新する旨の指示を入力することができる。表示統合部21は、当該指示を受け付けた場合(ステップS406“Yes”)、ステップS407に進む。当該指示を受け付けていない場合(ステップS406“No”)、表示統合部21は、そのまま待機する。
ステップS407において、表示統合部21は、編集入力を受け付け、記憶する。具体的には、第1に、表示統合部21は、テーブル型入出力装置3にビジネス折り紙画面51(その時点での表示データ関連情報31に基づくアイコン等が表示されている状態)を表示する。
第2に、表示統合部21は、ユーザからの編集入力に基づき、表示データ関連情報31の行を更新し、補助記憶装置13に記憶する。当該処理の具体的な内容は、前記のステップS401の例に準じる。
なお、表示統合部21は、“第1”及び“第2”の処理を実行することなく、当該ユーザのタブレット型入出力装置5に表示データ関連情報31を表示し、当該ユーザが表示データ関連情報31の各欄の文字列等を直接更新するのを受け付けてもよい。
ここで、ステップS407において、ユーザからの編集入力の意図が、“節電管理者がテナント会社ではなくビル管理会社に属している場合、及び、アグリゲータが電力会社だけでなくシッピングモールからも報奨金を受け取る場合を議論したい”であるとする。つまり、表示データ関連情報31の更新内容が以下の通りであったとする。
(D01の行の更新)
・ビジネス折り紙画面描画情報欄104のデータが“inビル管理会社”に更新される。
・ビジネスモデルキャンバス画面描画情報欄105のデータが“CH”に更新される。
・利害関係者配役画面描画情報欄106のデータが“利害関係者:Period 2”に更新される。
(D23の行の追加)
・D23として新たな行が追加される(図3には図示せず)。
・データ欄103には、“ショッピングモール報奨金”が記憶される。
・ビジネス折り紙画面描画情報欄104には、“from シッピングモール to アグリゲータ”が追加される。
・ビジネスモデルキャンバス画面描画情報欄105には、“RS”が記憶される。
・収入概観画面描画情報欄108には、“数値=ttt”が記憶される。
(D18の行の更新)
・収入概観画面描画情報欄108のデータが“a part of 電力会社報奨金+ショッピングモール報奨金,数値=sss”に更新される。
ステップS408において、表示統合部21は、属性表示指示を受け付けたか否かを判断する。あるユーザ(参加者7)は、自身のタブレット型入出力装置5に対して、任意の利害関係者のアイコンを選択したうえで当該利害関係者の属性を閲覧する旨の指示を入力することができる。表示統合部21は、当該指示を受け付けた場合(ステップS408“Yes”)ステップS409に進む。当該指示を受け付けていない場合(ステップS408“No”)、表示統合部21は、そのまま待機する。
ステップS409において、表示統合部21は、属性を表示する。具体的には、表示統合部21は、ステップS408においてユーザが選択した利害関係者を主体として有する利害関係者属性画面53(図9)及び利害関係者ストーリ画面54(図10)を、テーブル型入出力装置3及びタブレット型入出力装置5に表示する。
ステップS410において、表示統合部21は、終了指示を受け付けたか否かを判断する。あるユーザ(参加者7)は、自身のタブレット型入出力装置5に対して、画面の閲覧を終了する旨の指示を入力することができる。表示統合部21は、当該指示を受け付けた場合(ステップS410“Yes”)、処理を終了する。当該指示を受け付けていない場合(ステップS410“No”)、表示統合部21は、ステップS402に戻り、画面の選択を受け付ける。
(編集入力の反映)
なお、2回目以降の繰り返し処理でのステップS403において表示される各画面は、以下のように、直前のステップS407の編集入力を反映している(図示せず)。
・ビジネス折り紙画面51(図7)においては、節電管理者206が、ビル管理会社203の中に表示されている。
・ビジネスモデルキャンバス画面52(図8)においては、領域“CH”に“節電管理者”が表示されている。
・利害関係者配役画面55(図11)においては、“節電管理者”が、縦軸“利害関係者”263の横軸“Period 2”以降に表示されている。
・収入概観画面56(図12)においては、ショッピングモール287からもアグリゲータ297に対して“報奨金”の図形(ホームベース形)が伸びている。
(ビジネス折り紙画面とビジネスモデルキャンバス画面の連携)
多くの利害関係者のうち、ビジネスモデルを開発する際に最も重要であるのは“ビジネス主体”(単に“主体”とも言う)及び“顧客”である。そこで、表示統合部21は、ユーザがビジネス折り紙画面51(図7)において描画した利害関係者のうち任意のものを“主体”として選択し、さらに別の任意のものを“顧客”として選択するのを受け付ける。その後、表示統合部21は、以下のルールに従って、選択された利害関係者を、ビジネスモデルキャンバス画面52(図8)の特定の領域に表示する。
(ルール)
・ビジネス折り画面51において主体と直接接続している利害関係者のうち、顧客と接続している利害関係者を除いたものを、ビジネスモデルキャンバス画面52おける領域“KP”に表示する。
・ビジネス折り画面51において主体が保有するモノ、主体に属する人及び主体が属する企業を、ビジネスモデルキャンバス画面52おける領域“KR”に表示する。
・ビジネス折り画面51において主体の内部の活動及び主体が他の利害関係者に提供する活動を、ビジネスモデルキャンバス画面52における領域“KA”に表示する。
・ビジネス折り画面51における主体の価値観及び顧客の価値観を、ビジネスモデルキャンバス画面52における領域“VP”に表示する。
・ビジネス折り画面51において主体と顧客を接続している利害関係者を、ビジネスモデルキャンバス画面52における領域“CH”に表示する。
・ビジネス折り画面51において主体と顧客の間で定義された関係性を、ビジネスモデルキャンバス画面52における領域“CR”に表示する。
・ビジネス折り画面51において顧客として定義された利害関係者を、ビジネスモデルキャンバス画面52における領域“CS”に表示する。
・ビジネス折り画面51において主体が他の利害関係者提供する情報、モノ、活動及び資金を、ビジネスモデルキャンバス画面52における領域“C$”に表示する。
・ビジネス折り画面51において主体が得る資金を、ビジネスモデルキャンバス画面52における領域“RS”に表示する。
なお、表示統合部21は、利害関係者配役画面描画情報106(図3)又は利害関係者配役画面55(図11)を参照することによって、小段階(“Period 1” 、“Period 2”、・・・)ごとに、ビジネス折り画面51及びビジネスモデルキャンバス画面52を作成してもよい。
(画面表示及び編集入力の履歴)
ビジネスモデル開発支援装置2の表示統合部21は、任意の入出力装置に対して画面を表示する都度、表示した画面を画像として補助記憶装置13に時系列で記憶する。表示統合部21は、個々の画像に対し、画面の種類(“ビジネスモデルキャンバス画面”等)、表示を開始した時刻、画面を表示した入出力装置の種類、及び、当該画面を選択したユーザを特定する情報を付すものとする。さらに、表示統合部21は、表示データ関連情報31(図3)の更新履歴を補助記憶装置13に記憶する。
処理手順実行中、又は、処理手順終了後の任意の時点において、表示統合部21は、ユーザからの画面表示履歴要求を受け付けると、補助記憶装置13に記憶されている画像を、時系列で任意の入出力装置に再生表示する(スライド方式)。このとき、表示統合部21は、当該画面を選択したユーザ及び当該画面を表示した入出力装置の種類を、画像に関連付けて表示する。さらに、処理手順実行中、又は、処理手順終了後の任意の時点において、表示統合部21は、ユーザからの編集入力履歴要求を受け付けると、表示データ関連情報31の更新履歴を、任意の入出力装置に表示する。
(実施形態の効果)
本実施形態のビジネスモデル開発支援装置2は、以下の効果を奏する。
(1)異なる業務背景を有するユーザが多角的な視点で議論できる。利害関係者間の関係等の前提の変化を、素早くユーザが理解できる。
(2)ユーザは、視点の異なる任意の画面に切り替えることを選択できる。
(3)ユーザは、合意形成過程を事後的に確認することができる。
(4)ユーザは、利害関係者の属性を確認しながらビジネスモデルを開発できる。
(5)ユーザは、金銭、データ及びリソースという具体的な取引対象を視認できる。
(6)ユーザは、利害関係者等の関係、役割、認識される段階、金銭の流れというビジネスモデル開発の重要な要素を外さずに議論できる。
(7)ユーザは、マンマシンインターフェースを使用して、容易にデータを入力することができる。
(8)ユーザは、会議型式で議論をすることができる。
(9)ユーザは、金銭の流れを、階層的かつ金銭の大小関係がわかるように視認できる。
なお、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施例は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、前記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウエアで実現してもよい。また、前記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウエアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆どすべての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1 ビジネスモデル開発支援システム
2 ビジネスモデル開発支援装置
3 テーブル型入出力装置
4 衝立型入出力装置
5 タブレット型入出力装置
11 中央制御装置(制御部)
12 主記憶装置(記憶部)
13 補助記憶装置(記憶部)
14 通信装置
21 表示統合部
31 表示データ関連情報
32 利害関係者属性情報
33 利害関係者シナリオ情報
51 ビジネス折り紙画面
52 ビジネスモデルキャンバス画面
53 利害関係者属性画面
54 利害関係者ストーリ画面
55 利害関係者配役画面
56 収入概観画面

Claims (9)

  1. 利害関係者及び前記利害関係者の間の取引対象を、取引についての異なる視点を有する複数の画面上において表示するための情報が記憶される表示データ関連情報を格納している記憶部と、
    前記表示データ関連情報に基づいて、前記取引対象及び前記利害関係者の少なくとも一部を前記複数の画面に表示し、
    ユーザが前記表示データ関連情報を更新するのを受け付け、
    更新後の前記表示データ関連情報に基づいて、前記取引対象及び前記利害関係者の少なくとも一部を前記複数の画面に表示する制御部と
    を備え
    前記制御部は、
    表示した個々の画面を、画面を表示した入出力装置の種類、及び、画面を選択したユーザを特定する情報に関連付けて時系列で前記記憶部に記憶しておき、
    ユーザからの画面表示履歴要求を受け付けると、前記画面を選択したユーザ及び前記画面を表示した入出力装置の種類を、前記表示した個々の画面に関連付けて任意の入出力装置に時系列で再生表示すること、
    特徴とするビジネスモデル開発支援装置。
  2. 前記制御部は、
    前記ユーザからの指示に基づき、前記異なる視点を有する複数の画面を切り替えて表示すること、
    を特徴とする請求項1に記載のビジネスモデル開発支援装置。
  3. 前記記憶部は、
    前記利害関係者の属性が記憶される利害関係者属性情報を格納しており、
    前記制御部は、
    前記利害関係者属性情報に基づき、前記ユーザが選択した前記利害関係者の属性を表示すること、
    を特徴とする請求項に記載のビジネスモデル開発支援装置。
  4. 前記取引対象は、
    金銭の取引、データの取引、及び、前記利害関係者によるリソースの使用を含むこと、
    を特徴とする請求項に記載のビジネスモデル開発支援装置。
  5. 前記異なる視点を有する複数の画面は、
    前記利害関係者間の関係を表す第1の画面、
    前記取引対象及び前記利害関係者の役割を表す第2の画面、
    前記取引対象及び前記利害関係者が認識される時間的段階を表す第3の画面、及び、
    前記金銭の流れを表す第4の画面のうちの少なくとも2つを含むこと、
    を特徴とする請求項に記載のビジネスモデル開発支援装置。
  6. 前記制御部は、
    前記異なる視点を有する複数の画面上での前記ユーザによる操作を受け付けることによって、前記表示データ関連情報を作成し又は更新すること、
    を特徴とする請求項に記載のビジネスモデル開発支援装置。
  7. 前記制御部は、
    携帯型の複数の入出力装置、及び、複数の前記ユーザが同時に視認できる据え置き型入出力装置に対して、前記異なる視点を有する複数の画面を表示すること、
    を特徴とする請求項に記載のビジネスモデル開発支援装置。
  8. 前記第4の画面は、
    複数の前記利害関係者間の前記金銭の流れを、階層的に、かつ、前記金銭の大小関係が視認できる態様で表示すること、
    を特徴とする請求項に記載のビジネスモデル開発支援装置。
  9. ビジネスモデル開発支援装置が行うビジネスモデル開発支援方法であって、
    前記ビジネスモデル開発支援装置の記憶部は、
    利害関係者及び前記利害関係者の間の取引対象を、取引についての異なる視点を有する複数の画面上において表示するための情報が記憶される表示データ関連情報を格納しており、
    前記ビジネスモデル開発支援装置の制御部は、
    前記表示データ関連情報に基づいて、前記取引対象及び前記利害関係者の少なくとも一部を前記複数の画面に表示し、
    ユーザが前記表示データ関連情報を更新するのを受け付け、
    更新後の前記表示データ関連情報に基づいて、前記取引対象及び前記利害関係者の少なくとも一部を前記複数の画面に表示し、
    表示した個々の画面を、画面を表示した入出力装置の種類、及び、画面を選択したユーザを特定する情報に関連付けて時系列で前記記憶部に記憶しておき、
    ユーザからの画面表示履歴要求を受け付けると、前記画面を選択したユーザ及び前記画面を表示した入出力装置の種類を、前記表示した個々の画面に関連付けて任意の入出力装置に時系列で再生表示すること、
    を特徴とするビジネスモデル開発支援方法。
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