JP6418989B2 - 保護リレー装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1にかかる保護リレー装置10の構成を示すブロック図である。図1に示す保護リレー装置10は、交流電源20からモータ30へ供給される電流を検出する電流検出器11と、電流検出器11によって検出される電流を半波整流する整流回路12と、整流回路12によって整流された電流を電圧に変換する電流電圧変換回路13と、保護リレー19の動作を制御するマイクロコンピュータ14と、保護リレー装置10の動作モードを設定するためのモード端子15と、保護リレー装置10の動作の状態を表示する状態表示器16と、整定電流を設定するための電圧値S170を発生させる分圧回路17と、保護リレー装置10の動作をリセットするリセット信号S181を生成するためのリセットボタン181と、過電流保護をテストするテスト信号S182を生成するためのテストボタン182と、ON状態又はOFF状態になって交流電源20からモータ30へ流れる電流を供給または遮断するための保護リレー19とを備える。
マイクロコンピュータ14は、保護リレー装置10の各部を制御する制御部140と、信号の入力および出力を行う入出力部148と、制御部140の動作に必要なプログラム150およびデータを記憶する記憶部149とを備える。
保護リレー装置10は、モード端子15の設定によって動作モードが通常モードとなる。通常モードを示す図2において、電流電圧変換回路13が出力する電圧S130は、AD変換部141に入力される。AD変換部141ではアナログ出力である電圧値S141をデジタルデータに変換する。AD変換部141で電圧値S141をデジタルデータに変換することによってマイクロコンピュータ14は演算を行うことができる。
整定電流値=電流値変換係数×(AD変換データ×α+β) …(1)
保護対象であるモータは、動作する範囲が過電流保護曲線によって定められている。図4は、本発明の実施の形態1にかかる保護リレー装置における、過電流保護曲線の例を示す図である。図4において、横軸は整定電流倍率、縦軸は動作時間(秒)である。図4では、動作時間上限値Uを一点鎖線で示し、動作時間下限値Dを二点鎖線で示す。
図5は、本発明の実施の形態1にかかる保護リレー装置のマイクロコンピュータ14の動作を示すフローチャートである。図5において、ステップS1では、マイクロコンピュータ14は、電流電圧変換回路13から出力されるアナログ電圧をデジタルデータに変換する。ステップS2では、マイクロコンピュータ14は、変換されたデジタルデータを整定電流値に変換し、整定電流値X1を算出する。ステップS3では、マイクロコンピュータ14は、分圧回路17によって生成されるアナログ電圧をデジタルデータに変換する。ステップS4では、マイクロコンピュータ14は、変換されたデジタルデータを整定電流値に変換し、モータ電流値Y1を算出する。
補正係数の算出は、モータ30の保護動作を行う通常モードではなく、図3に示す構成による補正モードで実行する。補正モードにおいて、補正部145によって補正係数を算出するには、図3に示すように交流電源からの電流値を制御する負荷装置40が接続された構成を用いる。負荷装置40へ流れる電流値を制御し、既知の電流値とすることで、実際に流れる電流を模擬し、保護動作点を定めることができる。
図7および図8は、本発明の実施の形態1にかかる保護リレー装置のモード端子15の実装位置を示す概略図である。図9は、本発明の実施の形態1にかかる保護リレー装置のモード端子15によって短絡する前の筐体を示す斜視図である。図10は、本発明の実施の形態1にかかる保護リレー装置のモード端子15によって短絡した状態の筐体を示す斜視図である。図11は、本発明の実施の形態1にかかる保護リレー装置において、ラベル37を貼付した筐体を示す斜視図である。
図12は、本発明の実施の形態1にかかる保護リレー装置の補正モードにおいて補正係数Kを求めるときの補正係数算出処理を示すフローチャートである。補正係数算出処理は、既知の電流を流した構成で、保護リレー装置を補正モードに設定し、かつ、リセットボタン181を操作して補正係数算出トリガを与えた時に実行する。
先述したように、整定電流を与える分圧回路17は、可変抵抗器などにより構成されている。このため、分圧回路17の可変抵抗器によって与えられる電流整定値は、補正係数Kを算出した目盛以外の点に設定することができる。補正係数Kを算出した目盛以外の点の補正係数を求めることができれば、AD変換部143によるAD変換の分解能の範囲で連続的に整定電流の精度を、可変抵抗値の直線からの誤差より小さくすることができる。実施の形態2では、補正係数を補間して求める。
先述したように、保護リレー装置10に備えられている操作パネル1においては、状態表示器16の表示灯161、162、163および164の表示内容により、どの種類の保護のためにモータ30を停止させたのかを示す。すなわち、「PWR」の表記の近くの表示灯161の点灯による表示は電源が入力されていることを表す。「OC」の表記の近くの表示灯162の点灯による表示は過電流を検出していることを表し、「PF」の表記の近くの表示灯163の点灯による表示は欠相を検出していることを表し、「REV」の表記の近くの表示灯164の点灯による表示は反相を検出していることを表す。表示灯161、162、163および164の表示内容によって、保護リレー装置10がどの保護状態であるかを、使用者が判断することができる。
なお、上記は保護対象である被保護装置がモータである場合について説明したが、モータ以外の被保護装置についても実施の形態1から3の保護リレー装置によって保護することができる。
Claims (6)
- 自装置の動作モードが通常モードであるときに、保護の対象である被保護回路へ供給される電流を遮断して前記被保護回路を保護する保護リレーと、前記被保護回路へ供給される供給電流を検出する電流検出器と、可変抵抗器の操作によって抵抗値が調整される抵抗分割により、整定電流を設定するための電圧を発生させる分圧回路と、自装置の動作モードが補正係数を算出するための補正モードであるときに、前記補正係数を算出する補正部と、前記補正部によって算出された補正係数を用いて補正された整定電流と前記電流検出器が検出する電流とを比較する保護検出部とを含み、前記保護検出部による比較の結果に基づいて前記保護リレーを制御する保護リレー装置であって、
自装置の筐体内に設けられた一対のモード端子と、前記一対のモード端子へ接続される短絡コネクタが通過可能な、前記筐体に設けられた孔部とをさらに含み、
前記短絡コネクタは、前記孔部を介して前記一対のモード端子への接続が可能であり、
前記一対のモード端子への前記短絡コネクタの接続有無によって、自装置の動作モードが前記通常モードまたは補正モードに設定される
ことを特徴とする保護リレー装置。 - 自装置の動作モードが通常モードであるときに、保護の対象である被保護回路へ供給される電流を遮断して前記被保護回路を保護する保護リレーと、前記被保護回路へ供給される供給電流を検出する電流検出器と、可変抵抗器の操作によって抵抗値が調整される抵抗分割により、整定電流を設定するための電圧を発生させる分圧回路と、自装置の動作モードが補正係数を算出するための補正モードであるときに、前記補正係数を算出する補正部と、前記補正部によって算出された補正係数を用いて補正された整定電流と前記電流検出器が検出する電流とを比較する保護検出部とを含み、前記保護検出部による比較の結果に基づいて前記保護リレーを制御する保護リレー装置であって、
表示器をさらに含み、
前記通常モードでは、
前記被保護回路の保護の状態を前記表示器によって表示し、
前記補正モードでは、
前記補正係数の算出が完了したことを前記表示器によって表示する
ことを特徴とする保護リレー装置。 - 自装置の動作モードが通常モードであるときに、保護の対象である被保護回路へ供給される電流を遮断して前記被保護回路を保護する保護リレーと、前記被保護回路へ供給される供給電流を検出する電流検出器と、可変抵抗器の操作によって抵抗値が調整される抵抗分割により、整定電流を設定するための電圧を発生させる分圧回路と、自装置の動作モードが補正係数を算出するための補正モードであるときに、前記補正係数を算出する補正部と、前記補正部によって算出された補正係数を用いて補正された整定電流と前記電流検出器が検出する電流とを比較する保護検出部とを含み、前記保護検出部による比較の結果に基づいて前記保護リレーを制御する保護リレー装置であって、
前記補正モードでは、
第1の整定電流値について算出した第1の補正係数と、第2の整定電流値について算出した第2の補正係数と、を補間して、他の整定電流値について補正係数を求める
ことを特徴とする保護リレー装置。 - 前記補正モードでは、
前記補正係数で補正された整定電流値と前記供給電流とを比較し、前記補正係数で補正された整定電流値が前記供給電流の値以上の値になるまで前記補正係数を増加させて前記補正係数を算出し、
前記通常モードでは、
算出された補正係数を用いて前記整定電流値を補正することを特徴とする
請求項1から3のいずれか1つに記載の保護リレー装置。 - 前記表示器は、複数の表示灯を含み、
前記補正モードにおいて前記補正係数を複数算出する場合、
前記補正係数の1つの算出が完了すると前記複数の表示灯を1つ点灯し、
すべての補正係数の算出が完了すると、前記複数の表示灯を点滅させることを特徴とする
請求項2に記載の保護リレー装置。 - 前記筐体に貼付した状態で前記孔部を塞ぐラベルをさらに含み、前記通常モードでは前記ラベルが前記筐体に貼付されることを特徴とする
請求項1に記載の保護リレー装置。
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