JP6418792B2 - 情報処理方法、情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description
本実施例の情報処理装置を示す回路構成について、図1のブロック図を参照して説明する。本実施例においては、本構成は単一のコンピュータ装置で実現してもよいし、必要に応じた複数のコンピュータ装置に各機能を分散して実現するようにしてもよい。複数のコンピュータ装置で構成される場合は、例えば、図2のように、図1に示す構成にネットワークインタフェース201を追加し、互いに通信可能なようにLocal Area Network(LAN)等で接続するものとする。
実施例1では、第一作業処理部301や第二作業処理部308が過去の症例を検索する機能を有しており、第一ユーザ、第二ユーザがそれぞれ参照する場合について述べたが、これに限らない。再度、読影医が読影作業を求められるケースでは、第二ユーザが第一ユーザと同じであるケースもありうる。なお、ここで「同じ」とした意図として、同一人物であることに限定しているわけではなく、少なくとも読影医、担当医といった役割が同一であることを意図している。この場合は、主に、過去に当該役割の観点で行ったことのある作業を、再度行わないようにすることを目的とする。すなわち、過去に読影を行った画像を見ながら、過去の症例を参照した場合、同一の症例を参照した時には、当該症例はすでに過去の読影時に着目したが却下した情報である旨を表示する。もちろん、ログに作業者の情報を記録しておくようにし、却下情報の中に却下した作業者の情報を記録しておくことで、第一のユーザが第二のユーザと同一人物の場合の作業を区別できるようにしても構わない。自分が作業したものや、それ以外の作業に絞って表示するといったこともできるようになる。
実施例1では、図10に示したように、ある一つの読影対象の画像について、読影医が専門的な観点で他の可能性を確認する例で述べたが、これに限るものではない。扱う画像は複数であっても構わない。このような場合は、読影対象の画像そのものが、着目情報や却下情報となりうる。例えば、参照する検査データ/画像313はそれらの画像であり、着目した画像がわかるように第一作業記録部302で作業ログを記録するようにする。具体的には、CTによる検査画像を読影する際は、読影医が多くのスライス画像をスクロールしながら連続表示して、気になる画像で一時的に停止して読影を行う。このような、スライス画像の識別情報とその表示時間のログを記録しておくことで、着目していたスライス画像を特定できる。レポートには問題のあるスライス画像へのリンク情報が張られることから、着目したスライス画像の付近の画像がレポートで参照されているか否かで、却下されたか否かを判定する。着目したが、レポートに参照されなかったスライス画像は却下情報314としてデータ管理システム304に保存する。その後、確定診断に至るワークフロー中の後の作業で当該スライス画像の付近を参照した場合には、該スライス画像は、すでに読影医が問題無い画像としてチェック済みである旨を表示する。
着目対象を推定する際、単純にログ上の参照時間から閾値で判定するだけでは、たまたま手が止まった可能性もあるため、他の情報を利用したり、あるいは併用したりして確度を上げても構わない。例えば、第一作業処理部301で処理している時の第一ユーザの顔向きや視線を利用する。この場合は、情報表示を行っていた出力デバイスの近くに低解像度のカメラデバイスを設置する等して、利用者の顔向きや視線の方向を判定する。この方向が、出力デバイスに向いているものか否かで、表示していた情報に着目していたかどうかを判定する。顔向きや視線の判定処理は、既知の画像認識技術を利用して良い。例えば、症例がモニタ等の出力デバイスに表示され且つ利用者の視線方向が出力デバイスに向いている時間に基づいて利用者が着目している情報を判断することとしても良い。
実施例1においては、第一作業解析部305が独立して存在する構成で述べたが、これに限るものではない。例えば、第一作業処理部301の中にあって、第一作業記録部302のログを直接受け取って解析するような構成にしても構わない。あるいは、第二作業処理部308の中にあって、実際に症例の参照作業が行われた際に呼び出されて却下対象であるかを評価するようにしても構わない。図3に記載した各部の組合せは、図4、図5の処理フローで述べたような関係で情報を授受するため、それが可能な構成であれば、どのような組み合わせであっても構わない。
実施例1では、第一ユーザである読影医が読影した画像が特定できるようにログが残る例について述べた。この場合は、当該画像全体を読影したというコンテキストのもとで、却下した症例を記録している。すなわち、ここで却下した症例は、読影依頼した領域以外の部分の異常の可能性を全て含んだ上で、読影医として却下した症例として扱われる。しかし、読影時に着目した箇所を指定するシステムを利用している場合は、細かい領域の情報をログとして記録しても構わない。例えば、図13の1301のように、表示した画像中のx-y座標と半径rの情報を記録する。これは、主に、画像の特徴領域を指定して、過去の類似画像を含む症例を検索するような場合に行われる作業等を通じて得られる情報である。このような細かい領域についての情報が得られると、より詳細に着目済みか否かの情報を提示可能となる。
実施例1では、作業ログには、読影対象や読影時に参照した情報のログしかない場合について述べたが、第一ユーザが、作業時に明示的に着目しないようにした症例を指示できるようにしても良い。つまり、第一ユーザが、読影作業中に、参照した症例に対して却下することを指示するボタンを配置して置き、当該ボタンを押す入力を検出した場合には、該症例は却下情報として扱うようにしても良い。
本発明の目的は前述の実施例の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードによっても達成される。該プログラムを記録した記録媒体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
303 作業管理部
304 データ管理システム
305 第一作業解析部
306 着目対象推定部
307 却下対象推定部
308 第二作業処理部
Claims (15)
- プロセッサによって、確定診断に至るまでに行われる複数の作業のうちの第一の作業の内容を作業記録として記録する第一作業記録工程と、
前記プロセッサによって、該記録された作業記録から該第一の作業において着目された情報を推定する推定工程と、
前記プロセッサによって、該推定された情報のうち前記第一の作業の結果に含まれない情報を決定する決定工程と、
前記プロセッサによって、前記第一の作業より後に行われる第二の作業において、該第二の作業の対象について参照している情報が、前記決定工程により決定された情報か否かを判定する判定工程と、
を備えることを特徴とする情報処理方法。 - 前記プロセッサによって、該複数の作業を患者毎に区別して管理し、かつ各作業を順序関係を識別可能に管理する作業管理工程をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理方法。
- 前記プロセッサによって、該記録された作業記録と該第一の作業の結果を管理するデータ管理工程をさらに備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の情報処理方法。
- 前記推定工程は、該着目された情報を、該作業記録から作業の対象と作業内容に関する情報を抽出することにより推定することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理方法。
- 前記判定工程の結果に沿って、モニタによって、前記決定工程により決定された情報を識別可能に表示する表示工程をさらに備えることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理方法。
- 前記推定工程では、前記作業記録の間に、ユーザがあらかじめ定めた一定時間以上参照していた情報を見つけた場合に、当該情報を着目情報として推定することを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理方法。
- 前記推定工程では、顔向きまたは視線を利用することで、作業を持続していたことを推定することを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理方法。
- 前記第一の作業が、レントゲンの画像に対する読影作業であり、当該作業の間に、読影医が疑った疾患を含む症例を参照し、該症例が着目情報や却下情報として扱われるようにしたことを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理方法。
- 前記第一の作業が、CTの画像に対する読影作業であり、当該作業に間にスライス画像を参照し、該スライス画像が着目情報や却下情報として扱われるようにしたことを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理方法。
- 前記第二の作業が、前記第一の作業と同じ作業であり、確定診断に至るワークフローの中で該第二の作業が後に行われることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理方法。
- 前記第一の作業は読影作業である、請求項1乃至7、及び請求項10のいずれか1項に記載の情報処理方法。
- 確定診断に至るまでに行われる複数の作業のうちの第一の作業の内容を作業記録として記録する第一作業記録手段と、
前記第一作業記録手段により記録された作業記録から、該第一の作業において着目された情報を推定する推定手段と、
前記推定手段によって推定された情報のうち、前記第一の作業の結果に含まれない情報を決定する決定手段と、
前記第一の作業より後に行われる第二の作業において、該第二の作業の対象について参照している情報が、前記決定手段により決定された情報か否かを判定する判定手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項13に記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
- 確定診断に至るまでに行われる複数の作業のうちの第一の作業の内容を作業記録として記録する第一作業記録手段と、
前記第一作業記録手段により記録された作業記録から、該第一の作業において着目された情報を推定する推定手段と、
前記推定手段によって推定された情報のうち、前記第一の作業の結果に含まれない情報を決定する決定手段と、
前記第一の作業より後に行われる第二の作業において、モニタに、前記決定手段により決定された情報を識別可能に表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
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