JP6417981B2 - 測距装置 - Google Patents
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Description
[1.構成]
図1に示すレーダ装置1は、車両に搭載され、歩行者や他車両を含む障害物等の物標に向けてレーザ光を照射し、この反射光を受光するタイミングに基づいて物標までの距離、相対速度等を測定する装置である。本実施形態では一例として、図2に示すように、レーダ装置1は、車両の前方右側面に設置され、車両の前進方向及び前進方向に対して直交する右方向を含む所定角度範囲を探査範囲ALとする。以下では、探査範囲ALのうち、前進方向を含む所定角度範囲を前方範囲ALfといい、右方向を含む所定角度範囲を右側方範囲ALrといい、前方範囲ALfと右側方範囲ALrとの間の角度範囲を遷移範囲ALtという。
レーダ装置1は、発光部10と、受光部20と、スキャナ駆動部30と、スキャナ機構部40と、照射制御部50と、距離測定部60と、を備える。なお、レーダ装置1は、CPU、ROM、RAM等を有する周知のマイクロコンピュータ(マイコン)を備えており、照射制御部50及び距離測定部60は、このマイコンが実行する処理によって実現される。但し、照射制御部50及び距離測定部60をソフトウェアによって実現することはあくまでも一例であり、その全体及び一部を例えばロジック回路等のハードウェアによって実現してもよい。
次に、照射制御部50として機能するマイコンが実行する照射処理について、図8フローチャートを用いて説明する。本処理は、レーダ装置1に電源が供給されている間、測定周期Tc毎に、繰り返し実行される。なお、以下の説明において主語が省略されている文については、照射制御部50を主語とする。
次にS115では、ポリゴンミラー42の回転位置(位相)が開始方位Sとなるように、スキャナ駆動部30へスキャン制御指令CSを出力する。本実施形態では、探査範囲AL内の右側方範囲ALrと探査範囲ALの外側との境界線によって示される方位を開始方位S(図3(b)参照)とする。
次にS125では、S120にて取得した回転位置信号POが表す回転位置に対応する発光設定を取得する。発光設定は、照射制御部50として機能するマイコンが備えるROMに記録されている。一例として図9に示すテーブルのようにして、ポリゴンミラー42の位相に応じた強度制御指令CPの値と増幅率制御指令CGの値とが発光設定として記録されている。ここで、強度制御指令CPの値は、一例として図10に示すような特性のレーザ出力を実現するように設定される。すなわち、強度制御指令CPの値は、右側方範囲ALrへのレーザ出力が前方範囲ALfへのレーザ出力よりも小さくなるように、具体的には1/2倍となるように、設定される。遷移範囲ALtへのレーザ出力は、右側方範囲ALrへのレーザ出力から前方範囲ALfへのレーザ出力となるまで、段階的に変化するように設定される。一方、増幅率制御指令CGの値は、一例として図11に示す特性の増幅率を実現するように設定される。すなわち、増幅率制御指令CGの値は、前方範囲ALfについての受光信号に対する増幅率が右側方範囲ALrについての受光信号に対する増幅率よりも大きくなるように、具体的には15倍となるように、設定される。遷移範囲に対する受光信号の増幅率は、右側方範囲に対する受光信号の増幅率から前方範囲に対する受光信号の増幅率となるまで、段階的に変化するように設定される。
次にS135では、S125にて取得した発光設定に従って、増幅率制御指令CGを出力する。
次にS145では、照射タイミングTSを出力する。
続くS150では、カウンタCの値を1つ増加させる。
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
[3A]車両に搭載された測距装置では、車両の進行方向においては、概ね、車両から比較的遠距離に存在する車両や人等の物標からの比較的弱い反射光に基づいて該物標までの距離を検出する。一方、車両の側方においては、概ね、車両から比較的近距離に存在する隣接車線の車両やガードレールに設置された反射板等の物標からの比較的強い反射光に基づいて該物標までの距離を検出する。本実施形態のレーダ装置1によれば、窓部80、LD駆動部12、PD増幅器22及び照射制御部50によって、前方範囲ALfからの比較的弱い反射光及び右側方範囲ALrからの比較的強い反射光の両方が距離測定部60にて検出されるように調整されるため、距離測定部60による物標までの距離の検出精度の低下を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
Claims (4)
- 車両に搭載され、前記車両の進行方向及び側方を含む予め定められた探索範囲に存在する物標との距離を測定する測距装置(1)であって、
光を発生する発光素子(11)と、
前記発光素子にて発生した光が前記探索範囲に存在する物標にて反射された反射光を検出する受光素子(21)と、
前記受光素子の出力に基づいて前記物標までの距離を検出する距離検出部(60)と、
前記進行方向を含む予め定められた進行方向範囲からの前記反射光及び前記側方を含む予め定められた側方範囲からの前記反射光の両方が前記距離検出部にて検出可能となるように、前記進行方向範囲及び前記側方範囲のうち少なくとも一方からの前記反射光に対する前記受光素子の出力を調整する出力調整部(12、22、50、80)と、
を備え、
前記出力調整部は、
光を透過させる材料で形成され、前記側方範囲へ光の透過する部分に誘電体多層膜を蒸着することによって該側方範囲へ光の透過する部分の透過率が前記進行方向範囲へ光の透過する部分の透過率よりも小さくなるように形成された照射窓部(80)、
を備え、
前記発光素子にて発生した光は、前記照射窓部を介して前記探索範囲に照射される
ことを特徴とする測距装置。 - 請求項1に記載の測距装置であって、
前記出力調整部は、
光を透過させる材料で形成され、前記側方範囲からの光の透過する部分の透過率が前記進行方向範囲からの光の透過する部分の透過率よりも小さくなるように形成された受光窓部(80)
を備え、
前記反射光は前記受光窓部を介して前記受光素子に入力される
ことを特徴とする測距装置。 - 請求項1または請求項2に記載の測距装置であって、
前記出力調整部は、
前記受光素子の出力を増幅する受光増幅部(22、50)
を備え、
前記受光増幅部における前記進行方向範囲からの前記反射光に対する増幅率は、前記側方範囲からの前記反射光に対する増幅率よりも大きい
ことを特徴とする測距装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の測距装置であって、
前記出力調整部は、
前記発光素子にて発生させる光量の制御を行う照射増幅部(12、50)
を備え、
前記照射増幅部は、前記進行方向範囲へ照射される光量が前記側方範囲へ照射される光量よりも大きくなるように光量の制御を行う
ことを特徴とする測距装置。
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