JP6417550B2 - 感震器 - Google Patents

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本発明は、地震動の発生前に電気機器を停止させ、電気出火事故を未然に防ぐことができる感震器に関するものである。
大地震の発生後には火災等の二次災害が発生することが多く、その原因としては、電気ストーブ等の転倒や、大電流を使用するIHヒータ等からの漏電により、可燃物に引火することが挙げられる。
このような電気機器に起因する電気出火事故を防止するために、特許文献1のように、所定値以上の地震動を検出した際には、主幹ブレーカと分岐ブレーカとを遮断できるものとし、さらにそれらを異なるタイミングで各々遮断できるようにした分電盤に関する技術が開示されている。
しかしながら、前述した電気ストーブ等や、大電流を使用するIHヒータ等の電気機器は、安全性を確保するためにも、地震動が発生する前に停止させることが理想的である。
そこで、地震動の発生前に電気機器を停止させるには、最大震度5以上と予測した際に、震度4以上が見込まれる地域に対して、政府が発信する地震情報としての緊急地震速報を受けた後に、人が手動で停止させる方法があるが、全ての電気機器を停止させることは非常に困難であり、非現実的である。
特開平9−233623号公報
本発明の目的は前記した従来の問題点を解決し、地震動の発生前に電気機器を停止させ、電気出火事故を未然に防ぐことができる感震器を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明は、地震動の発生前に発信される地震情報を受信するための受信部と、地震動を検出するための感震センサと、前記受信部からの入力により、第1出力部を介して分岐ブレーカを遮断する制御信号を出力するとともに、前記感震センサからの入力により、所定値以上の地震動と判定したとき、第2出力部を介して主幹ブレーカを遮断する制御信号を出力する判定部と、を備えたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の感震器において、前記判定部は、前記第1出力部を介して制御信号を出力した後において、所定値以上の地震動が所定時間未検出であるとき、第3出力部を介して再投入信号を出力することを特徴とするものである。
本発明に係る感震器は、地震動の発生前に発信される地震情報を受信するための受信部と、地震動を検出するための感震センサと、受信部からの入力により、第1出力部を介して分岐ブレーカを遮断する制御信号を出力するとともに、感震センサからの入力により、所定値以上の地震動と判定したとき、第2出力部を介して主幹ブレーカを遮断する制御信号を出力する判定部とを備えるものとした。これにより、地震情報である緊急地震速報の受信時には、第1出力部を介して分岐ブレーカを遮断することができ、地震動の発生前に電気ストーブやIHヒータ等の電気機器を停止させることが可能となり、電気出火事故を未然に防ぐことができる。また、実際に所定値以上の地震動が発生した際には、第2出力部を介して主幹ブレーカを遮断することができ、全ての配線からの電気出火事故を防止することが可能となる。
請求項2に係る発明によれば、判定部は、第1出力部を介して制御信号を出力した後において、所定値以上の地震動が所定時間未検出であるとき、第3出力部を介して再投入信号を出力するものとした。このような構成により、第1出力部を介して分岐ブレーカを遮断した後に、所定値以上の地震動が所定時間未検出であったとき、即ち、例えば緊急地震速報が誤報であった場合には、第3出力部を介して分岐ブレーカを再投入することにより、自動的に回路を復旧させることが可能となる。
本実施形態を示すブロック図である。 本実施形態における感震器を示す斜視図である。 本実施形態を示す正面図である。 第2の実施形態を示すブロック図である。 第2の実施形態における漏電発生部の詳細を示すブロック図である。 第2の実施形態における感震器を示す斜視図である。 第3の実施形態を示すブロック図である。 第3の実施形態における分岐ブレーカを示す正面図である。 第3の実施形態における分岐ブレーカを示す斜視図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。図1のように、感震器1はその内部に、地震動の発生前に発信される地震情報としての緊急地震速報を受信するための受信部2と、実際の地震動を検出するための感震センサ4とを備えている。この受信部2には、受信アンテナ3が接続されており、政府が最大震度5以上と予測した際に、震度4以上が見込まれる地域に対し、携帯電話網を利用して発信する緊急地震速報を受信することができる。また、感震センサ4は、実際の地震動を加速度(gal)等の計測情報として検出するものである。
受信部2が受信した緊急地震速報、及び感震センサ4により計測された計測情報は、感震器1内の判定部5へとそれぞれ入力される。
判定部5は、受信部2からの緊急地震速報の入力直後に、分岐ブレーカ8の外部信号線に接続された第1出力部6を介して、分岐ブレーカ8を遮断する制御信号を出力するものとした。さらに、感震センサ4から入力された計測情報が所定値以上(例えば震度5以上)であると判定部5が判定したときには、所定時間の経過後(例えば3分後)に、判定部5が、主幹ブレーカ9の外部信号線に接続された第2出力部7を介して、主幹ブレーカ9を遮断する制御信号を出力するものとした。また、分岐ブレーカ8は外部電圧引き外し機能を備えるものとした。なお、前記所定時間は判定部5内のタイマ10により計測される。
以上の構成により、緊急地震速報の受信時には、第1出力部6を介して分岐ブレーカ8を遮断することができ、地震動の発生前に電気ストーブやIHヒータ等の電気機器を停止させることが可能となり、電気出火事故を未然に防ぐことができる。
また、実際に所定値以上の地震動が発生した際には、第2出力部7を介して主幹ブレーカ9を遮断することができ、全ての配線からの電気出火事故を防止することが可能となる。
感震器1は、図2及び図3のように、分岐ブレーカ8と略同一形状であり、分岐ブレーカ8と同一の取付具によって、分電盤11内の分岐ブレーカ8接続位置に設置される。また、感震器1の幅は、分岐ブレーカ8の整数倍とし、本実施形態では2倍の幅を有するものとした。さらに、感震器1は、母線バーから感震器1の内部素子に電源を供給するための上部2段のプラグ端子を備えるものとした。なお、感震器1の設置位置は、例えば母線バーの端部や分電盤11外部であっても差し支えない。
なお、本実施形態においては、受信部2を感震器1内部に備えるものとしたが、感震器1外部に備えるものとしても良い。
また、本実施形態では、第1出力部6は1つの分岐ブレーカ8に接続されるものとしたが、第1出力部6を複数設け、複数の分岐ブレーカ8に対応させることもできる。
感震器1は記憶部12を備えており、この記憶部12は、感震センサ4から入力された計測情報が所定値以上(例えば震度5以上)であると判定部5が判定したときから主幹ブレーカ9を遮断するまでの3分間に停電が発生した場合に、計測情報を記憶して、復電時に主幹ブレーカ9を遮断する制御信号を出力するものである。また、第1出力部6が分岐ブレーカ8に対して制御信号を出力する動作を無効化するためのリセットボタン13が設けられており、構造物の安全が確認できた場合で前記3分間にリセットボタン13が押下された場合には、主幹ブレーカ9の遮断を回避することができる。
第2の実施形態として図4乃至図6に示すように、感震器1はその筐体端部のうち、電源端子14に対して対極となる位置に、接地端子15を備えるものとした。
さらに、判定部5に接続された漏電発生部16を備えるものとし、上記実施形態と同様に分岐ブレーカ8に接続される第1出力部6を備えると共に、電源端子14及び接地端子15が第2出力部7に相当する構成とした。
このような構成により、判定部5が所定値以上の地震動と判定したときには信号を出力し、漏電発生部16で擬似漏電を発生させることにより、主幹ブレーカ9の漏電検出機能を作動させて、主幹ブレーカ9を遮断することが可能となる。
なお、感震器1は、図3に示すアース端子台19に対して同一直線上に設置することが好ましい。
また、感震センサ4から入力された計測情報が所定値(例えば震度5)であると判定部5が判定したときには、所定時間の経過後(例えば3分後)に、擬似漏電を発生させるものとしたり、または計測情報が所定値以上(例えば震度6以上)であると判定部5が判定したときには、直後に擬似漏電を発生させるものとしても良い。
第3の実施形態として図7乃至図9に示すように、第1出力部6を、分岐ブレーカ8に隣接した自動投入装置17に接続して、機械的に自動投入装置17により分岐ブレーカ8を遮断するものとした。さらに、判定部5は、第1出力部6を介して分岐ブレーカ8を遮断した後において、所定値以上(例えば震度4以上)の地震動が所定時間(例えば3分間)未検出であるとき、第3出力部18を介して分岐ブレーカ8の再投入信号を出力するものとした。なお、第3出力部18は、自動投入装置17に接続するものとした。このような構成により、分岐ブレーカ8を遮断した後に、所定値以上の地震動が所定時間未検出であったとき、即ち、例えば緊急地震速報が誤報であった場合には、第3出力部18を介して分岐ブレーカ8を機械的に再投入することにより、自動的に回路を復旧させることが可能となる。なお、第1出力部6と第3出力部18とを同一端子により構成し、異なる種類の制御信号を判定部5が出力するものとしても良い。
1 感震器
2 受信部
3 受信アンテナ
4 感震センサ
5 判定部
6 第1出力部
7 第2出力部
8 分岐ブレーカ
9 主幹ブレーカ
10 タイマ
11 分電盤
12 記憶部
13 リセットボタン
14 電源端子
15 接地端子
16 漏電発生部
17 自動投入装置
18 第3出力部
19 アース端子台

Claims (2)

  1. 地震動の発生前に発信される地震情報を受信するための受信部と、
    地震動を検出するための感震センサと、
    前記受信部からの入力により、第1出力部を介して分岐ブレーカを遮断する制御信号を出力するとともに、
    前記感震センサからの入力により、所定値以上の地震動と判定したとき、第2出力部を介して主幹ブレーカを遮断する制御信号を出力する判定部と、を備えたことを特徴とする感震器。
  2. 前記判定部は、
    前記第1出力部を介して制御信号を出力した後において、
    所定値以上の地震動が所定時間未検出であるとき、
    第3出力部を介して再投入信号を出力することを特徴とする請求項1記載の感震器。
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