JP6416064B2 - 系統電圧制御装置 - Google Patents

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Description

本開示は、電力系統における電圧変動を抑制するための系統電圧制御装置に関する。
近年、地球環境保護等の観点から環境とエネルギーに対する関心が高まり、太陽光発電、風力発電、燃料電池等の分散型電源の導入が進められている。一方、配電線に連系された分散型電源からの逆潮流により系統電圧が上昇し、電圧が適正範囲から逸脱する可能性が指摘されている。系統電圧が適正範囲に維持されないと負荷機器の動作や寿命への影響、送電損失の増加が懸念される。そこで、系統電圧の変動を抑制するために分散型電源の無効電力を制御することが行われている。
たとえば、特開2005−160260号公報(特許文献1)は、電力系統に接続された分散型電源制御システムを開示している。この分散型電源制御システムは、系統設備データベースと、情報収集装置と、運転力率演算指令装置と、電源制御装置と分散型電源とを備える。系統設備データベースは、電力系統の設備情報を格納する。情報収集装置は、電力系統の運用状況や系統設備データベース情報をもとに、電力系統の制御目標地点における分散型電源の電圧感度を出力する。運転力率演算指令装置は、情報収集装置の出力する電圧感度をもとに、分散型電源の運転力率を演算・出力する。電源制御装置は、運転力率演算指令装置の出力した電源運転力率をもとに、分散型電源の出力を制御する。
特開2005−160260号公報
しかしながら、特許文献1に係るシステムでは、電力系統内に設定した任意の制御目標地点における分散型電源の電圧感度を用いて、電圧変動を抑制することのできる運転力率を算出している。このことから、複数の分散型電源の各々について電圧感度をその制御目標地点ごとに算出する必要があると考えられる。そのため、制御対象となる分散型電源が増加するにつれて、計算量が膨大となりシステムが複雑化するという課題がある。
本開示は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、ある局面における目的は、複数の分散型電源が設けられる電力系統において、より簡易な構成で、これらの分散型電源の出力による系統電圧の変動を抑制することが可能な系統電圧制御装置を提供することである。
ある実施の形態に従うと、電力系統における電圧変動を抑制するための系統電圧制御装置が提供される。系統電圧制御装置は、電力系統の電気量の入力を受け付ける入力部と、電気量に基づいて、系統電圧制御装置が監視対象とする母線の通過有効電力を算出する電力算出部と、電力系統に設けられた複数の分散型電源と母線との間の線路リアクタンスと、通過有効電力と、電気量とに少なくとも基づいて、分散型電源の運転力率を算出する力率算出部と、力率算出部により算出された運転力率を出力する出力部とを備える。
本開示によると、複数の分散型電源が設けられる電力系統において、より簡易な構成で、これらの分散型電源の出力による系統電圧の変動を抑制することが可能となる。
本実施の形態に従う系統制御システムの全体構成の一例を示す図である。 本実施の形態に従う運転力率の算出方式を説明するための図である。 本実施の形態に従う系統電圧制御装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本実施の形態に従う系統電圧制御装置に係る機能構成を示す模式図である。 本実施の形態に従う系統電圧制御装置の処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態の変形例に従う系統制御システムの全体構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。また、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。
<系統制御システム>
本実施の形態に従う系統制御システムは、電力系統に設けられた複数の分散型電源(例えば、太陽光発電、燃料電池発電、風力発電等)の出力を制御することにより、当該電力系統における電圧変動を抑制する。
図1は、本実施の形態に従う系統制御システムの全体構成の一例を示す図である。図1を参照して、系統制御システム1000は、主に、系統電圧制御装置10と、複数の分散型電源20A〜20Dと、複数の電源制御装置30A〜30Dとから構成される。以下では、分散型電源20A〜20Dの各々に共通の構成や機能を説明する際には、それらを「分散型電源20」と総称する。また、電源制御装置30A〜30Dの各々に共通の構成や機能を説明する際には、それらを「電源制御装置30」と総称する。
系統電圧制御装置10と電源制御装置30とは、通信回線(図示しない)を介して接続される。なお、通信回線については、予め定められた通信要求が満たされる回線であれば専用回線である必要はなく、公衆回線などを利用してもよい。
系統電圧制御装置10は、例えば、154kv〜275kVの電圧階級の送電用変電所(高圧変電所)に設けられる。また、この高圧変電所には、母線11Aと母線13Aとの間に接続される変圧器TR1が配置される。なお、典型的には、母線11Aに接続される送電線2Aは、この高圧変電所よりも電圧階級の高い送電用変電所に接続される。
変圧器TR1は、1次側(母線11A側)の電圧(例えば、154kV)を降圧して(例えば、66kVまで降圧)、2次側(母線13A側)に出力する。母線13Aには、送電線4A,4B,4Cが接続されている。送電線4Aは母線15Aに接続され、母線15Aと母線17Aとの間には変圧器TR2が接続される。変圧器TR2は、需要家に電力を供給する配電用変電所(例えば、66kVの電圧階級の変電所)に配置される。典型的には、配電用変電所は、需要地に設置され、送電線から送られてきた高電圧を低電圧に変圧し、変圧後の電圧を、配電線を介して需要家に供給する。
変圧器TR2は、1次側(母線15A側)の電圧(例えば、66kV)を降圧して(例えば、6.6kVまで降圧)、2次側(母線17A側)に出力する。母線17Aと母線19Aとの間には送電線6Aが接続され、母線19Aには柱上変圧器(図示しない)等を介して分散型電源20Aが接続される。
送電線4Bは母線15Bに接続され、母線15Bと母線17Bとの間には変圧器TR3が接続される。変圧器TR3は、変圧器TR2と同様に配電用変電所に配置される。母線17Bには、送電線6B,6Cが接続されている。送電線6Bは母線19Bに接続され、母線19Bには分散型電源20Bが接続される。また、送電線6Cには分散型電源20Cが接続される。送電線4Cは母線15Dに接続され、母線15Dと母線17Dとの間には変圧器TR4が接続される。変圧器TR4は、変圧器TR2,TR3と同様に配電用変電所に配置される。母線17Dには送電線6Dが接続され、送電線6Dには分散型電源20Dが接続される。
変圧器TR1〜TR4は、例えば、二次巻線に設けられた複数のタップを切り換え、変圧比操作により電圧を調整するタップ付き変圧器である。なお、タップ付き変圧器としては、負荷時タップ切換変圧器(LRT:Load Ratio Control Transformer)、ステップ式自動電圧調整器(SVR:Step Voltage Regulator)等が用いられる。
系統電圧制御装置10は、上記のように、配電用変電所よりも上位の電圧階級の高圧変電所に設けられており、電力系統における電圧変動を抑制するために当該電力系統の電気量(電圧値および電流値)を取り込む。本実施の形態では、系統電圧制御装置10は、母線11Aを監視対象としており、電圧値を取り込むためのセンサである変成器VT1から母線11Aの母線電圧値を収集するとともに、電流値を取り込むためのセンサである変流器CT1から変圧器TR1の1次側の線路の電流値を収集する。
詳細は後述するが、系統電圧制御装置10は、このように収集した電気量を用いて、電力系統における電圧変動を抑制するために有効な分散型電源20の運転力率を算出し、その運転力率を電源制御装置30に出力する。なお、系統電圧制御装置10は、変流器CT2および変成器VT2を用いて、それぞれ母線13Aの母線電圧値および変圧器TR1の2次側の線路の電流値を収集してもよい。
電源制御装置30A〜30Dは、それぞれ対応する分散型電源20A〜20Dの出力を制御する。具体的には、電源制御装置30は、系統電圧制御装置10から出力された運転力率に基づいて分散型電源20の出力を制御する。
<運転力率の算出方式>
次に、本実施の形態に従う分散型電源20の運転力率の算出方式について説明する。この算出方式は、分散型電源の短周期(例えば、10秒など)での出力変動に起因する短周期の系統電圧変動に着目したものである。
典型的には、予め想定される比較的長周期(例えば、1日の朝、昼、晩など)の負荷変動による電圧変動は、電力系統に設けられたタップ付き変圧器、電力用コンデンサ(SC)や分路リアクトル(ShR)等の調相設備および静止型無効電力補償装置(SVC)などにより抑制されている。これらの装置は、系統電圧の変動周期によって制御分担を行なうことで協調を図っている。
ただし、太陽光発電、風力発電等の分散型電源の出力は、天気の影響を大きく受けるため、短時間で急激に出力が変動する可能性がある。これは、短周期で急激に系統電圧が変動する可能性があることを意味し、電力系統に導入される分散型電源が多いほどこの変動は顕著になる。このような分散型電源による短周期の電圧変動に対しても、比較的長周期の電圧変動の抑制対策として用いられてきたタップ付き変圧器や調相設備を利用する場合、装置(例えば、タップ付き変圧器など)の機械的劣化が促進される。また、装置容量を増大しなければならず、高コスト化を招く可能性もある。
そこで、本実施の形態では、以下のような算出方式に基づいて分散型電源の運転力率を算出し、算出した運転力率に基づいて分散型電源の出力を制御することにより、分散型電源の出力変動に起因する短周期の系統電圧変動を抑制する。
図2は、本実施の形態に従う運転力率の算出方式を説明するための図である。なお、図2では、説明の容易化のため、図1に示した系統制御システムを等価的に示している。また、系統電圧制御装置10および電源制御装置30については図示していない。
図2(a)を参照して、母線11Aの電圧値はVであり、母線11Aの通過有効電力はP(以下、単に「有効電力P」と称する。)であり、母線11Aの通過無効電力はQ(以下、単に「無効電力Q」と称する。)であるとする。なお、有効電力Pおよび無効電力Qは、収集された電気量(母線11Aの母線電圧値、および変圧器TR1の1次側の線路の電流値)から算出される。また、分散型電源20は、当該分散型電源20が接続される負荷母線(例えば、図1の例では、母線19A,19Bなど)に対して有効電力Pdgおよび無効電力Qdgを出力している。また、負荷母線からは、負荷(図示しない)に対して有効電力Pおよび無効電力Qが供給されている。ここで、矢印AR1に示すように、分散型電源20の有効電力PdgがΔPdgだけ増加したとする。
次に、図2(b)を参照して、分散型電源20の有効電力Pdgの増加に伴い、母線11Aの有効電力P,無効電力Qは、それぞれΔP,ΔQだけ変動(減少)する(矢印AR2参照)。このように、分散型電源20の出力変動に伴い、上位系統(ここでは、母線11A)から流入する電力(有効電力Pおよび無効電力Q)も変動することになる。特に、電力系統の系統電圧は無効電力との関係が非常に密接であることから、この無効電力Qの変動は、系統電圧の変動に大きな影響を与える。すなわち、無効電力Qにおける短周期の変動ΔQを小さくすれば、系統電圧の短周期の変動ΔVも小さくすることができる。
上述したように、ここでは、短周期の出力変動に着目するため、予め想定される負荷変動などによる比較的長周期の出力変動を無視する。この場合、無効電力Qの変動分ΔQは、母線11Aよりも下位系統(分散型電源20側)全体における無効電力損失Qlоssの変動分ΔQlоssとみなすことができる(すなわち、ΔQ=ΔQloss)。ここで、無効電力損失Qlоssは、母線11Aの電圧値Vと、母線11Aの有効電力Pと、線路リアクタンスxとを用いて、以下の式(1)のように表わされる。線路リアクタンスxは、母線11Aよりも下位系統の線路リアクタンス(母線11Aと複数の分散型電源20との間の線路リアクタンス)を等価的に示したものである。
そして、無効電力損失の変動分ΔQlоssを分散型電源20が吸収することにより、系統電圧の変動を抑制することができる。具体的には、変動分ΔQlоssと、分散型電源20の無効電力の吸収分ΔQdgとが等しくなる以下の式(2)が成立するときに、短周期の系統電圧変動が最も抑制される。
換言すると、式(2)は、短周期における、母線11Aの無効電力の変動分ΔQと、分散型電源20により吸収される無効電力の変動分ΔQdgとが等しいとみなすことにより導出される。
続いて、母線11Aの有効電力の変動分ΔPと、分散型電源20の有効電力の変動分ΔPdgとは、ΔP=−ΔPdgの関係が成立するため、以下の式(3)が導出される。
そして、三角関数の公式を用いると、分散型電源20の運転力率(cosθdg)は、式(4)のように表わされる。
上記のように、系統電圧制御装置10は、分散型電源20の有効電力の出力変動に起因する短周期電圧変動の抑制に有効な分散型電源20の運転力率を、監視対象とする母線11Aの通過有効電力および電圧を用いて、比較的簡易な計算方法によって算出することができる。したがって、装置構成を簡略化することができるとともに、短周期電圧変動の抑制を対象とするため、長周期電圧変動を対象とした電力系統における電圧制御(例えば、変圧器タップ制御、調相制御)への干渉が生じず、協調を図ることもできる。
<ハードウェア構成>
(系統電圧制御装置)
図3は、本実施の形態に従う系統電圧制御装置10のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3には、典型例として、プロセッサがプログラムを実行することで系統電圧制御装置10を実現する構成を示すが、その全部または一部を専用のハードワイヤード回路やロジック回路を用いて実装してもよい。
系統電圧制御装置10は、そのコンポーネントとして、プロセッサ102と、主記憶装置104と、二次記憶装置106と、インターフェイス108と、入力装置110と、出力装置112とを含む。これらのコンポーネントは、内部バス114を介して互いに通信可能に接続されている。
プロセッサ102は、典型的には、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Multi Processing Unit)といった演算処理部であり、二次記憶装置106に格納されているプログラムを読出して、主記憶装置104に展開しつつ実行する。
主記憶装置104は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性記憶媒体であり、プロセッサ102によって実行されるプログラムのコードの他、プログラムの実行に必要な各種のワークデータを保持する。二次記憶装置106は、ハードディスクやSSD(Solid State Drive)などの不揮発性記憶媒体であり、プログラムの他、各種設定値などを保持する。
インターフェイス108は、各種センサ(変成器,変流器など)から電気量の計測値を示すデータを受付けるとともに、制御動作に係る指令信号などを出力する。インターフェイス108としては、汎用的な通信規約に準拠したコンポーネントを採用することもできるし、専用の通信規約に従うコンポーネントを採用することもできる。
入力装置110は、典型的には、キーボードやマウスなどからなり、ユーザからの各種設定や操作を受付ける。出力装置112は、典型的には、ディスプレイやプリンタなどからなり、プロセッサ102による計算結果などを外部へ出力する。
(電源制御装置)
電源制御装置30は、系統電圧制御装置10から出力される運転力率に基づいて分散型電源20の出力を制御できるものであればよく、そのハードウェア構成については公知のものを採用することができる。電源制御装置30は、例えば、パワーコンディショナなどが想定される。
<機能構成>
図4は、本実施の形態に従う系統電圧制御装置10に係る機能構成を示す模式図である。図4を参照して、系統電圧制御装置10は、その機能構成として、入力部150と、電力算出部152と、力率算出部154と、出力部156とを含む。典型的には、これらの構成は、プロセッサ102が二次記憶装置106に格納されたプログラムを実行することによって実現される。
入力部150は、電力系統の電気量の入力を受け付ける。具体的には、入力部150は、系統電圧制御装置10が監視対象とする母線11Aの電圧値の入力を変成器VT1から受け付け、変圧器TR1の1次側の線路の電流値の入力を変流器CT1から受け付ける。
電力算出部152は、入力部150により受け付けられた電気量(母線11Aの電圧値および変圧器TR1の1次側の線路の電流値)に基づいて、母線11Aの通過有効電力を算出する。
力率算出部154は、電力算出部152により算出された通過有効電力と、入力部150により受け付けられた電気量(電圧値)と、電力系統に設けられた複数の分散型電源20と母線11Aとの間の線路リアクタンスとに基づいて、分散型電源20の運転力率を算出する。具体的には、力率算出部154は、上記の式(3)に線路リアクタンス、母線11Aの通過有効電力および電圧値を代入して、式(4)を用いることにより、分散型電源20の運転力率を算出する。
より詳細には、式(3)および式(4)を用いて算出される運転力率は、系統電圧制御装置10の指令により、電力系統に設けられた複数の分散型電源20A〜20Dすべての運転力率を制御できる場合(すなわち、複数の分散型電源20A〜20Dが系統電圧制御装置10の制御対象となる場合)における、各分散型電源20に共通の運転力率である。典型的には、線路リアクタンスは、母線11Aから複数の分散型電源20見た場合の系統モデル(例えば、図1)から、予めシミュレーションなどで算出された上で系統電圧制御装置10に入力されている。例えば、線路リアクタンスは、二次記憶装置106に予め記憶されている。
出力部156は、力率算出部154により算出された運転力率を出力する。具体的には、出力部156は、インターフェイス108を介して、複数の分散型電源20A〜20Dに対応する電源制御装置30A〜30Dに対して、当該運転力率を送信する。換言すると、出力部156は、当該運転力率で分散型電源20の出力を制御するように、電源制御装置30に指示を行なう。
なお、このように、出力部156は、電源制御装置30に対して直接運転力率を出力してもよいが、当該構成に限られない。例えば、出力部156は、電源制御装置30と送受信可能な外部装置に対して、当該運転力率を出力してもよい。この場合、電源制御装置30は、外部装置から受信した運転力率に基づいて、分散型電源20の出力を制御する。または、外部装置がWebサーバである場合には、電源制御装置30のユーザは、Webブラウザなどを用いてこのWebサーバにアクセスして運転力率を確認する。そして、電源制御装置30は、ユーザにより確認された運転力率に基づいて分散型電源20の出力を制御してもよい。
<処理手順>
図5は、本実施の形態に従う系統電圧制御装置10の処理手順を示すフローチャートである。典型的には、図5に示す各ステップは、系統電圧制御装置10のプロセッサ102によって実行される。以下の各ステップは、予め定められた演算周期ごとに実行される。
図5を参照して、系統電圧制御装置10は、電力系統の電気量(母線11Aの電圧値および変圧器TR1の1次側電流)を取得する(ステップS10)。続いて、系統電圧制御装置10は、取得した電気量に基づいて、母線11Aの通過有効電力を算出する(ステップS12)。
次に、系統電圧制御装置10は、母線11Aから分散型電源20A〜20Dを見た際の予め整定した線路リアクタンスと、母線11Aの電圧値および通過有効電力と、式(3)および式(4)とに基づいて、分散型電源20A〜20Dの運転力率を算出する(ステップS14)。
次に、系統電圧制御装置10は、分散型電源20A〜20Dの現在の運転力率と、ステップS14において算出した運転力率(算出運転力率)との差分が予め定められた範囲内(例えば、±1%以内)か否かを判断する(ステップS16)。上述したように、図5に示す各ステップは、予め定められた演算周期ごとに実行されている。そのため、前回の演算周期において後述するステップS18において出力された運転力率が、現在の運転力率に相当する。
当該差分が予め定められた範囲外である場合には(ステップS16においてYES)、系統電圧制御装置10(出力部156)は、算出運転力率を分散型電源20A〜20Dに対応する電源制御装置30A〜30Dに出力して(ステップS18)、処理を終了する。これに対して、当該差分が予め定められた範囲内に収まっている場合には(ステップS16においてNO)、系統電圧制御装置10は処理を終了する。すなわち、系統電圧制御装置10は、今回の演算周期においては算出運転力率を出力しない。
上記のステップS16の処理を設けることにより、現在の運転力率と算出運転力率との差分が小さく、電力系統の電圧変動が安定していると考えられる場合には、算出運転力率は出力されない。これにより、系統電圧安定時において分散型電源20の運転力率が変動することを防止できるため、運転力率の状態をより安定的にすることができる。また、運転力率の出力に伴う各装置の処理負荷(系統電圧制御装置10、分散型電源20、電源制御装置30の処理負荷)を低減することもできる。
<変形例>
上述した実施の形態では、系統電圧制御装置10は、複数の分散型電源20A〜20Dのすべてを制御対象として、これらに共通の運転力率を算出する構成について説明した。しかしながら、分散型電源20を所有する需要家に協力してもらえない場合や、分散型電源20側の設備が制御非対応である場合(例えば、対応する電源制御装置30が系統電圧制御装置10から出力される運転力率を取得できる構成でない場合)などにより、系統電圧制御装置10は、電力系統に設けられた分散型電源20のすべてを制御対象とできない場合も考えられる。
そこで、本実施の形態の変形例では、系統電圧制御装置10が、複数の分散型電源20A〜20Dのうちの一部の分散型電源装置を制御対象として、これらの運転力率を算出する構成について説明する。
(系統制御システム)
本実施の形態の変形例では、系統電圧制御装置10が複数の分散型電源20A〜20Dのうちの分散型電源20A,20Cを制御対象とする例について考える。なお、制御対象とする分散型電源20の数は、2つでなくてもよく1以上であればよい。
図6は、本実施の形態の変形例に従う系統制御システムの全体構成の一例を示す図である。図6に示す系統制御システムは、系統電圧制御装置10が分散型電源20A,20Cを制御対象とする点以外は、図1に示す系統制御システムと同じであるため、その詳細な説明は繰り返さない。
(運転力率の算出方式)
電力系統に設けられた複数の分散型電源のすべてを制御対象としない場合には、制御対象外である分散型電源の出力変動に起因する系統電圧変動分を考慮して、制御対象である分散型電源に無効電力を吸収させる必要があるため、運転力率の算出方式が上述した算出方式とは若干異なる。以下、具体的に説明する。
まず、制御対象である分散型電源20の無効電力の吸収分ΔQdgcは、上記の式(2)を利用して、以下の式(5)ように表わすことができる。
続いて、上述したように、制御対象である分散型電源20の無効電力の吸収分ΔQdgcは、制御対象外である分散型電源20の出力変動に起因する電圧変動分を考慮した値としなければならない。そこで、電力系統に設けられたすべての分散型電源20の各々の設備容量を合計した値Kall(ここでは、分散型電源20A〜20Dの設備容量の合計値)と、制御対象となる分散型電源20の各々の設備容量を合計した値K(ここでは、分散型電源20Aおよび20Cの設備容量の合計値)とを用いると、母線11Aの通過有効電力の変動分ΔPと、制御対象である分散型電源20の有効電力の変動分ΔPdgcとは、ΔP=−ΔPdgc×(Kall/K)の関係が成立する。そのため、以下の式(6)が導出される。なお、典型的には、分散型電源20の設備容量とは最大公称電力であり、分散型電源20の実際の出力電力は、一般的に最大公称電力の70%〜80%である。
そして、三角関数の公式を用いると、制御対象である分散型電源20の運転力率(cosθdgc)は、式(7)のように表わされる。
上記のように、系統電圧制御装置10は、電力系統に設けられたすべての分散型電源20を制御対象とすることができない場合であっても、制御対象外の分散型電源20の電圧変動をも考慮して、制御対象の分散型電源20の運転力率を算出することができる。そのため、分散型電源20の出力変動に起因する短周期電圧変動の抑制に対して、より柔軟性のある制御を提供することができる。
分散型電源20の設備容量は、当該分散型電源20が電力系統に設けられる際に取得可能な既知の情報である。そのため、系統電圧制御装置10は、各分散型電源20の設備容量情報を二次記憶装置106に予め記憶しているものとする。系統電圧制御装置10(力率算出部154:図4参照)は、二次記憶装置106を参照することにより、電力系統に設けられたすべての分散型電源20の各々の設備容量の合計値Kallと、制御対象とする分散型電源20の各々の設備容量の合計値Kとを把握することができる。そして、系統電圧制御装置10(力率算出部154)は、母線11Aの通過有効電力および電気量(電圧値)と、合計値Kに対する合計値Kallの比率とを、式(6)および式(7)に用いることにより、制御対象とする分散型電源20の運転力率を算出する。
なお、本実施の形態の変形例に従う系統電圧制御装置10の処理手順は、図5のフローチャートのステップS14の運転力率算出処理を、上記算出方式を用いた運転力率算出処理に置き換えたものに相当する。
<利点>
本実施の形態によると、出力変動の激しい分散型電源に起因する短周期の系統電圧変動を抑制することができる。また、系統電圧制御装置は、当該抑制に有効となる分散型電源の運転力率を、各分散型電源からの情報を用いることなく監視対象とする母線の通過有効電力および電圧を用いて、比較的簡易な計算方法によって算出することができる。そのため、装置構成を簡略化できることから低コスト化が期待される。
本実施の形態によると、短周期電圧変動の抑制を主な対象とするため、長周期電圧変動を対象とした電圧制御(変圧器タップ制御、調相制御)との協調を図ることができる。これにより、タップ付き変圧器などの機械的劣化を軽減することもできる。
[その他の実施の形態]
上述した実施の形態では、系統電圧制御装置10が監視対象とする母線として、配電用変電所よりも上位の電圧階級の高圧変電所に設けられる母線11Aを対象としていたが、当該構成に限られない。例えば、同じ高圧変電所に設けられる母線13Aを対象とする場合であってもよい。この場合、系統電圧制御装置10は、母線13Aの電気量(電圧値)と、母線13Aの通過有効電力と、母線13Aよりも下位系統の線路リアクタンスを用いて分散型電源20の運転力率を算出する。
また、系統電圧制御装置10は、配電用変電所に設けられる母線(例えば、母線15A)を監視対象とする構成であってもよい。系統電圧制御装置10は、母線15Aの電気量(電圧値)と、母線15Aの通過有効電力と、母線15Aよりも下位系統の線路リアクタンスを用いて分散型電源20の運転力率を算出する。この場合には、母線11Aを監視対象とするよりも制御対象とすることが可能な分散型電源の数が少なくなるものの、監視対象母線と分散型電源との距離が短くなるため、より精度よく運転力率を算出することが期待される。
上述の実施の形態として例示した構成は、本発明の構成の一例であり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能である。
また、上述した実施の形態において、その他の実施の形態で説明した処理や構成を適宜採用して実施する場合であってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2A,4A〜4C,6A〜6D 送電線、10 系統電圧制御装置、11A,13A,15A,15B,15D,17A,17B,17D,19A,19B 母線、20 分散型電源、30 電源制御装置、102 プロセッサ、104 主記憶装置、106 二次記憶装置、108 インターフェイス、110 入力装置、112 出力装置、114 内部バス、150 入力部、152 電力算出部、154 力率算出部、156 出力部、1000 系統制御システム、CT1,CT2 変流器、TR1〜TR4 変圧器、VT1,VT2 変成器。

Claims (5)

  1. 電力系統における電圧変動を抑制するための系統電圧制御装置であって、
    前記電力系統の電気量の入力を受け付ける入力部と、
    前記電気量に基づいて、前記系統電圧制御装置が監視対象とする母線の通過有効電力を算出する電力算出部と、
    前記電力系統に設けられた複数の分散型電源と前記母線との間の線路リアクタンスと、前記通過有効電力と、前記電気量とに少なくとも基づいて、前記分散型電源の運転力率を算出する力率算出部と、
    前記力率算出部により算出された運転力率を出力する出力部とを備える、系統電圧制御装置。
  2. 前記複数の分散型電源の各々の設備容量を合計した第1の値と、前記複数の分散型電源のうち、前記系統電圧制御装置が制御対象とする1以上の分散型電源の各々の設備容量を合計した第2の値とを記憶する記憶部をさらに備え、
    前記力率算出部は、前記線路リアクタンスと、前記通過有効電力と、前記電気量と、前記第2の値に対する前記第1の値の比率とに基づいて、前記1以上の分散型電源の運転力率を算出する、請求項1に記載の系統電圧制御装置。
  3. 前記分散型電源の現在の運転力率と、前記力率算出部により算出された運転力率との差分が予め定められた範囲外である場合に、前記出力部は、当該算出された運転力率を出力する、請求項1または請求項2に記載の系統電圧制御装置。
  4. 前記出力部は、前記分散型電源の出力を制御するための電源制御装置、または前記電源制御装置と通信可能な外部装置に対して、前記運転力率を出力する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の系統電圧制御装置。
  5. 前記母線は、配電用変電所よりも上位電圧階級の変電所の母線を含む、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の系統電圧制御装置。
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