JP6415636B2 - プラズマエッチング方法及びプラズマエッチング装置 - Google Patents

プラズマエッチング方法及びプラズマエッチング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6415636B2
JP6415636B2 JP2017103425A JP2017103425A JP6415636B2 JP 6415636 B2 JP6415636 B2 JP 6415636B2 JP 2017103425 A JP2017103425 A JP 2017103425A JP 2017103425 A JP2017103425 A JP 2017103425A JP 6415636 B2 JP6415636 B2 JP 6415636B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
gas
plasma
plasma etching
etching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017103425A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017195381A (ja
Inventor
圭二 北垣内
圭二 北垣内
史弥 小林
史弥 小林
幕樹 戸村
幕樹 戸村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2017103425A priority Critical patent/JP6415636B2/ja
Publication of JP2017195381A publication Critical patent/JP2017195381A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6415636B2 publication Critical patent/JP6415636B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Plasma Technology (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Description

本発明は、プラズマエッチング方法及びプラズマエッチング装置に関する。
近年、半導体デバイスの高集積化に伴って、半導体デバイスの製造過程に要求される配線や分離幅等の回路パターンは、微細化されてきている。一般的に、回路パターンは、パターン形成されたマスクを使用して、処理対象膜をエッチングすることで形成される。
微細な回路パターンを形成するためには、マスクパターンの最小寸法を小さくすると共に、小さい寸法の開口部を処理対象膜に正確に転写する必要がある。
しかしながら、例えばアモルファスカーボン層膜(以下、ACL膜と呼ぶ)等から形成される有機系マスクをエッチングする際には、アモルファスカーボン層膜における断面の一部が広がるボーイングが発生することがある。ボーイングが発生すると、エッチングされているACL膜が倒れて開口部が塞がれ、結果として処理対象膜をエッチングすることができなくなる等の問題が発生することがある。
特許文献1には、処理ガスとして酸素ガス(O)及び硫化カルボニル(COS)ガスを使用して、ボーイングを抑制する技術が開示されている。
特開2011−204999号公報
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、ボーイングを抑制することはできるものの、依然として上述した問題点が解決されていなかった。
上記課題に対して、良好なエッチング形状が得られる、プラズマエッチング方法を提供する。
一の様態では、酸化膜と、前記酸化膜の上に形成されたアモルファスカーボン層膜とを含むエッチング対象膜、及び前記エッチング対象膜の上に形成され所定のパターンにパターニングされた無機膜のマスクを含む被処理体をプラズマエッチングするプラズマエッチング方法であって、
前記マスクを用いて前記エッチング対象膜をプラズマエッチングする、第1の工程と、
前記第1の工程によって前記エッチング対象膜の開口部の一部の幅が前記無機膜のマスクの開口部の幅よりも大きくなるようにエッチングされた前記エッチング対象膜の側壁部に対して、前記エッチング対象膜の開口部が垂直形状になるように、もしくは、前記エッチング対象膜の開口部の一部の幅が前記無機膜のマスクの開口部の幅と同じサイズになるように、エッチングされた前記エッチング対象膜の側壁部の少なくとも一部に、シリコン含有ガスのプラズマによってシリコン含有膜を堆積させる、第2の工程と、
を有する、プラズマエッチング方法が提供される。
良好なエッチング形状が得られる、プラズマエッチング方法を提供できる。
本実施形態に係るプラズマエッチング装置の一例の概略構成図である。 本実施形態に係るプラズマエッチング方法の一例のフロー図である。 本実施形態のプラズマエッチング方法の一例を説明するための概略図である。 本実施形態に係るプラズマエッチング方法の効果の一例を説明するためのSEM画像である。 本実施形態に係るプラズマエッチング方法の効果の他の例を説明するためのSEM画像である。 本実施形態に係るプラズマエッチング方法の効果の他の例を説明するためのSEM画像である。 本実施形態に係るプラズマエッチング方法の効果の他の例を説明するためのSEM画像である。 本実施形態に係るプラズマエッチング方法の効果の他の例を説明するためのSEM画像である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する。
(プラズマエッチング装置)
先ず、後述する本実施形態に係るプラズマエッチング方法を実施することが可能な、プラズマエッチング装置の全体構成について説明する。なお、本明細書では、チャンバ内に上部電極と下部電極(サセプタ)を対向配置し、上部電極から処理ガスをチャンバ内に供給する平行平板型のプラズマエッチング装置を例に挙げて説明する。
図1に、本実施形態に係るプラズマエッチング装置の一例の概略構成図を示す。
プラズマエッチング装置1は、例えばアルミニウム等の導電性材料からなるチャンバ10と、このチャンバ10内に処理ガスを供給するガス供給源15とを有する。処理ガスは、マスクの種類、処理対象膜(エッチング対象膜)の種類等に応じて、適宜選択される。
チャンバ10は電気的に接地されており、チャンバ10内には下部電極20と、これに対向して平行に配置された上部電極25とが設けられている。
下部電極20は、被処理体である、単層膜又は積層膜等が形成された半導体ウエハW(以下、ウエハWと呼ぶ)を載置する載置台としても機能する。
下部電極20には、2周波重畳電力を供給する電力供給装置30が接続されている。電力供給装置30は、第1周波数の第1高周波電力(プラズマ生起用高周波電力)を供給する第1高周波電源32と、第1周波数よりも低い第2周波数の第2高周波電力(バイアス電圧発生用高周波電力)を供給する第2高周波電源34を備える。第1高周波電源32は、第1整合器33を介して下部電極20に電気的に接続される。第2高周波電源34は、第2整合器35を介して下部電極20に電気的に接続される。
第1整合器33及び第2整合器35は、各々、第1高周波電源32及び第2高周波電源34の内部(または出力)インピーダンスに負荷インピーダンスを整合させるためのものである。チャンバ10内にプラズマが生成されているときには、第1高周波電源32及び第2高周波電源34の各々について、内部インピーダンスと負荷インピーダンスとが見かけ上一致するように機能する。
上部電極25は、その周縁部を被覆するシールドリング40を介してチャンバ10の天井部に取り付けられている。上部電極25は、図1に示すように電気的に接地されていても良い。あるいは、上部電極25を図示しない可変直流電源と接続して、所定の直流(DC)電圧が印加されるように構成しても良い。
上部電極25には、ガス供給源15からガスを導入するためのガス導入口45が形成されている。また、上部電極25の内部にはガス導入口45から導入されたガスを拡散する拡散室50が設けられている。また、上部電極25には、この拡散室50からのガスをチャンバ10内に供給する多数のガス供給孔55が形成されている。ガス供給孔55によって、下部電極20に載置されたウエハWと上部電極25との間に、処理ガスが供給される。即ち、ガス供給源15からの処理ガスは、先ず、ガス導入口45を介して拡散室50に供給される。そして、処理ガスは、拡散室50内で各々のガス供給孔55に分配され、このガス供給孔55から下部電極20に向けて吐出される。以上から、かかる構成の上部電極25は、ガスを供給するガスシャワーヘッドとしても機能する。
チャンバ10の底面には排気口60が形成されており、排気口60に接続された排気装置65によって排気が行われることによって、チャンバ10内を所定の真空度に維持することができる。
チャンバ10の側壁には、ゲートバルブGが設けられている。ゲートバルブGは、チャンバ10からウエハWの搬入及び搬出を行う際に搬出入口を開閉する。
プラズマエッチング装置1には、装置全体の動作を制御する制御部100が設けられている。制御部100は、CPU(Central Processing Unit)105と、ROM(Read Only Memory)110及びRAM(Random Access Memory)115の記録領域とを有している。
CPU105は、これらの記憶領域に格納された各種レシピに従ってプラズマエッチング処理を実行する。レシピにはプロセス条件に対する装置の制御情報であるプロセス時間、圧力(ガスの排気)、高周波電力や電圧、各種プロセスガス流量、チャンバ内温度(例えば、上部電極温度、チャンバの側壁温度、ESC温度)等が記載されている。なお、これらのプログラムや処理条件を示すレシピは、ハードディスクや半導体メモリに記憶されていても良いし、CD−ROM、DVD等の可搬性のコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体に収容された状態で、記憶領域の所定位置にセットするように構成されていても良い。
一例として説明した本実施形態に係るプラズマエッチング装置1によって、後述するプラズマエッチング方法が実施される。その場合、先ず、ゲートバルブGを開き、所定の処理対象膜が形成されたウエハWを、図示しない搬送アームなどでチャンバ10に搬入し、下部電極20上に載置する。次いで、制御部100にて各部を制御することで所望のプラズマが生成される。生成されたプラズマの作用により所望のプラズマエッチングが実行されることにより、後述するプラズマエッチング方法を実施することができる。以上、本実施形態に係るプラズマエッチング装置1の全体構成について説明した。
(プラズマエッチング方法)
図2に、本実施形態に係るプラズマエッチング方法の一例のフロー図を示す。
本実施形態に係るプラズマエッチング方法は、エッチング対象膜及びパターニングされたマスクを含む被処理体をプラズマエッチングするプラズマエッチング方法であって、図2に示すように、
前記マスクを用いて前記エッチング対象膜をプラズマエッチングする、第1の工程(S1000)と、
前記第1の工程によってエッチングされた前記エッチング対象膜の側壁部の少なくとも一部に、シリコン含有ガスのプラズマによってシリコン含有膜を堆積させる、第2の工程(S2000)と、を有する。
各々の工程について、図3を用いて、より詳細に説明する。
図3に、本実施形態のプラズマエッチング方法の一例を説明するための概略図を示す。
図3においては、シリコン基材150の表面に、酸化膜155、ACL膜160、シリコン窒化酸化膜(SiON膜)165、反射防止膜170(BARC膜170)及びフォトレジスト膜175が順次積層された半導体ウエハWに対して、プラズマエッチング処理を実施する場合について説明する。この半導体ウエハWの層構造について、簡単に説明する。
シリコン基材は150には、シリコンから形成される円盤状の薄板であり、例えば熱酸化処理等が施されて、表面に酸化膜(SiO膜)155が形成される。また、酸化膜155上には、マスク層であり、下層レジスト膜として機能するACL膜160が形成される。ACL膜160上には、例えばCVD処理又はPVD処理によって、表面にSiON膜165が形成される。このSiON膜165上には、例えば塗布処理によってBARC膜170が形成され、さらに、例えばスピンコータ等によってフォトレジスト膜175が形成される。BARC膜170は、特定の波長の光、例えばフォトレジスト膜175に向けて照射されるArFエキシマレーザ光を吸収する色素を含む高分子樹脂を含んで形成される。このBARC膜170は、フォトレジスト膜175を透過したArFエキシマレーザ光がSiON膜165又はACL膜160によって反射されて再びフォトレジスト膜175に到達することを防止する役割を果たす。フォトレジスト膜175は、例えばポジ型の感光性樹脂を含み、ArFエキシマレーザ光に照射されるとアルカリ可溶性に変質する。
このような半導体ウエハWに対して、先ず、図3(a)に示すように、フォトレジスト膜175をパターニングする。フォトレジスト膜175のパターニングは、公知のフォトリソグラフィ技術を利用して実施することができる。
次に、図3(b)に示すように、パターニングされたフォトレジスト膜175をマスクとして、プラズマエッチング処理により、BARC膜170及びSiON膜165をエッチングする。
BARC膜170及びSiON膜165のエッチング時の処理ガスとしては、特に制限はないが、BARC膜170及びSiON膜165を、高アスペクト比、高エッチングレートでエッチングする観点から、四フッ化炭素(CF)等のフルオロカーボン(CF)系ガス及び酸素(O)ガスの混合ガスを使用することが好ましい。
次に、図3(c)に示すように、SiON膜165をマスクとして、プラズマエッチング処理により、ACL膜160をエッチングする(S1000)。
エッチング時の処理ガスとしては特に制限はないが、ボーイングの発生を抑制して所望の形状の開口部(ホール又はトレンチ)を形成する観点から、酸素ガス(O)及び硫化カルボニル(COS)ガスの混合ガスを使用することが好ましい。
ACL膜160のエッチング時には、ACL膜160の厚さ方向に垂直な方向で切断した断面が、SiON膜165の断面に対して広くなる、ボーイングの発生が課題となっている。より具体的な例としては、図3(c)に示すように、SiON膜165に関する開口部の幅H1よりも、ACL膜160に関する開口部の幅H2(図3では開口部の幅が一番大きくなる箇所の幅をH2としている)が大きくなる。
ボーイングが発生する理由について、簡単に説明する。エッチングにおいては、処理ガスが高周波電力によってプラズマになってイオン(及びラジカル)が発生し、これが処理対象物と衝突することによって進行する。イオンは、主として、図3における鉛直方向下方向に入射されるが、プラズマ中の分子の衝突によるイオン散乱等によって、前述の鉛直方向下方向に対して入射角を有して入射される。即ち、イオンが、ACL膜160の側壁部180に衝突してボーイングが発生する。一般的には、図3(c)に示すように、ボーイングによって、ACL膜160の前述の断面の形状は、マスクであるSiON膜165に近い側が大きくなる。即ち、ACL膜160におけるボトム部の断面形状よりも、トップ部の断面形状が大きくなる傾向にある。
半導体デバイスにおける近年の小型化要求を満たすためには、僅かなボーイングであっても、その発生を抑制することが好ましい。ボーイングの発生により、ACL膜160における、隣り合う開口部間の隔壁の幅が不足し、ACL膜160が破損するマスクブレイク等の問題が発生する。
そこで、本実施形態においては、図3(d)に示すように、第2の工程として、少なくともエッチング対象膜(図3の例ではACL膜160)の側壁部180の少なくとも一部に、シリコン含有ガスのプラズマによってシリコン含有膜185を堆積させる(S2000)。
シリコン含有ガスとしては、このシリコン含有ガスを用いたプラズマCVD(化学気相成長)によって、エッチング対象膜(図3の例ではACL膜160)の側壁部180の少なくとも一部に、シリコン含有膜を堆積できるものであれば特に制限されない。本実施形態においては、一例として、四塩化ケイ素(SiCl)、四フッ化ケイ素(SiF)等のシリコン含有ガスと、水素(H)等の還元性ガスと、窒素(N)、希ガス(例えばヘリウム(He))等の不活性ガスを含む希釈ガスと、の混合ガスを使用した。これにより、ALC膜160の側壁部180に、シリコン、酸化シリコン(SiO、SiO等)及び/又は窒化シリコン(Si等)等を含むシリコン含有膜185が堆積される。
この第2の工程においては、シリコン含有ガスを含む処理ガスが高周波電力によってプラズマになってイオンやラジカルが発生し、これらが堆積物として寄与する。前述したように、イオンは、プラズマ中の分子の衝突によるイオン散乱等によって、図3(c)の鉛直方向下方向に対して入射角を有して入射される。そのため、ACL膜160の側壁部180における、ボトム部よりもトップ部にシリコン含有膜が堆積しやすいという傾向を有する。つまり、本実施形態の第2の工程は、ボーイング形状の改善に効果的なプロセスであると言え、第2の工程によって、良好な垂直加工形状の開口部を形成することができる。また、ボトム部の線幅(CD:Critical Dimension)を維持可能である。さらに、SiON膜165上へのシリコン含有膜の堆積量と比して、ボトム部へのシリコン含有膜の堆積量が小さいため、マスクの残存量を大きくすることができ、高アスペクト比を有する開口部を形成することができる。
次に、図3(e)に示すように、このシリコン含有膜185、SiON膜165及びACL膜160等の酸化膜155上の膜構造をマスクとして、酸化膜155をエッチングする。第2の工程によって、良好な垂直加工形状の開口部が形成されているため、酸化膜155のエッチング時においても、ボーイングが抑制された垂直加工形状の開口部を形成することができる。
なお、図3(c)で示される例では、第1の工程におけるACL膜160のエッチングよって、下層である酸化膜155が露出してから、第2の工程が実施される例を示した。しかしながら、本実施形態はこの点において限定されず、第1の工程と第2の工程とを繰り返しながら、ACL膜160のエッチングを進行させて酸化膜155を露出させるプロセスであっても良い。一般化すると、例えば、第1の工程の途中でボーイングが発生した所定の時点で第2の工程を実施してボーイング形状の側壁部形状を改善し、再び第1の工程(更にはその後の第2の工程)を実施しても良い。この場合、第2の工程を開始するタイミングとしては、第1の工程におけるボーイングによって開口部の幅が大きくなり、隣り合う開口部間の隔壁の幅が不足する前であれば、特に限定されない。また、第1の工程及び第2の工程は、繰り返し実施されても良い。
また、図3の例では、エッチング対象膜として、ACL膜160を選択し、このエッチング時にボーイングが発生して第2の工程でボーイングを改善する実施例について説明したが、本発明はこの点において限定されず、他の膜をエッチング対象膜として使用しても良い。例えば、図3(e)の酸化膜155のエッチング時においてボーイングが発生した場合においても、第2の工程によって、この酸化膜155の側壁部の少なくとも一部にシリコン含有膜を堆積させて、ボーイングを改善しても良い。
次に、具体的な本実施形態を挙げて、本実施形態のプラズマエッチング方法について、更に詳細に説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態においては、本実施形態のプラズマエッチング方法がボーイングを改善できることを実証した本実施形態例について、説明する。
本実施形態においては、予めシリコン基材150の表面に、酸化膜155と、ACL膜160、SiON膜165、反射防止膜170(BARC膜170)及びフォトレジスト膜175が順次積層された半導体ウエハWを使用した。また、本実施形態のプラズマエッチング方法に先立って、フォトレジスト膜175を所定のパターンにパターニングし、このフォトレジスト膜175をマスクとして反射防止膜170及びSiON膜165をエッチング(パターニング)した。
この半導体ウエハWに対して、第1の工程のプラズマエッチング工程及び第2の工程のシリコン含有膜堆積工程を施した。
第1の工程及び第2の工程のプロセス条件としては、
(第1の工程のプロセス条件)
圧力 :10mT(1.33Pa)
パワー :第1高周波電力/1000W、
上部電極の電位 :0V
ガス流量 :Oガス/COSガス 200/17sccm
エッチング時間 :120秒
(第2の工程のプロセス条件)
圧力 :300mT(40Pa)
パワー :第1高周波電力/250W、第2高周波電力/300W
ガス流量 :SiClガス/Heガス/Hガス 50/600/150sccm
堆積時間 :60秒
とした。
図4に、本実施形態に係るプラズマエッチング方法の効果の一例を説明するためのSEM画像を示す。より具体的には、図4(a)は、第1の工程後で第2の工程前のSEM画像であり、図4(b)は第2の工程後のSEM画像である。
図4(a)と図4(b)とのSEM画像の比較から明らかであるように、第2の工程を実施することによって、垂直加工形状が良好な開口部(ホール)が得られる。
また、図4(a)及び図4(b)の半導体ウエハWについて、「ボーイングCD」及び「ボトムCD」を求めた。なお、本明細書において、「ボーイングCD」及び「ボトムCD」は、各々、隣り合うACL膜160のパターン間の幅に関して、最も広い幅を「ボーイングCD」と定義し、開口部の下端の幅を「ボトムCD」と定義した。
図4(a)における「ボーイングCD」は130nmであり、「ボトムCD」は86nmであった。一方、図4(b)における「ボーイングCD」は110nmであり、「ボトムCD」は76nmであった。これらの結果から、第2の工程によって、ボーイングを改善可能であることが確認された。また、シリコン含有膜は、ボーイング形状部分に堆積しやすい傾向にあり、ボトム部のCDを維持することが可能であることが確認された。
[第1の実施形態の変形例]
第1の実施形態の変形例として、更にACL膜160をマスクとして酸化膜155をエッチングした本実施形態例について、説明する。
本実施形態においては、予めシリコン基材150の表面に、酸化膜155と、ACL膜160、SiON膜165、反射防止膜170(BARC膜170)及びフォトレジスト膜175が順次積層された半導体ウエハWを使用した。また、本実施形態のプラズマエッチング方法に先立って、フォトレジスト膜175を所定のパターンにパターニングし、このフォトレジスト膜175をマスクとして反射防止膜170及びSiON膜165をパターニングした。
この半導体ウエハWに対して、第1の工程のプラズマエッチング工程及び第2の工程のシリコン含有膜堆積工程を施した。
第1の工程及び第2の工程のプロセス条件としては、
(第1の工程のプロセス条件)
圧力 :10mT(1.33Pa)
パワー :第1高周波電力/1000W、
上部電極の電位 :0V
ガス流量 :Oガス/COSガス 200/17sccm
エッチング時間 :2分
(第2の工程のプロセス条件)
圧力 :300mT(40Pa)
パワー :第1高周波電力/250W、第2高周波電力/300W
ガス流量 :SiClガス/Heガス/Hガス 50/600/150sccm
堆積時間 :15秒
とした。
得られた半導体ウエハWに対して、ACL膜160をマスクとしたプラズマエッチング方法により、酸化膜155をエッチングした。
エッチング条件としては、
圧力 :40mT(5.33Pa)
パワー :第1高周波電力/1200W、第2高周波電力/3000W
上部電極の電位 :300V
ガス流量 :Cガス/CFガス/Arガス/Oガス 32/24/600/40sccm
エッチング時間 :150秒
とした。
図5に、本実施形態に係るプラズマエッチング方法の効果の他の例を説明するためのSEM画像を示す。より具体的には、図5(a)は、第2の工程後のSEM画像であり、図5(b)は、図5(a)の半導体ウエハWの酸化膜155をエッチングした後のSEM画像である。また、比較例として、図5(c)に、第1の工程直後SEM画像を示し、図5(d)に、第1の工程後、第2の工程を経ずに酸化膜155をエッチングした後のSEM画像を示す。
図5(b)と図5(d)との比較から、第2の工程を実施した図5(b)に示される本実施形態では、ボーイング及びネッキング等が改善され、垂直加工形状が良好なホールが得られる。
図5(b)におけるマスク残存量は506nmであり、酸化膜155の上端における開口幅(以下、Top CDと呼ぶ)は87nmであった。また、図5(d)におけるマスク残存量は446nmであり、酸化膜155のTop CDは100nmであり、ボーイングCDは100nmであった。
以上、第1の実施形態及び第1の実施形態の変形例から、本実施形態のプラズマエッチング方法は、微細孔、高アスペクト比のホールを、略垂直でネッキング及びボーイングの少ない形状で形成することができることがわかった。
(第2の実施形態)
第2の実施形態においては、第2の工程における、シリコン含有ガスの流量と、シリコン含有膜の成膜量との間の関係について確認した本実施形態例について、説明する。
本実施形態においては、予めシリコン基材150の表面に、酸化膜155と、ACL膜160、SiON膜165、反射防止膜170(BARC膜170)及びフォトレジスト膜175が順次積層された半導体ウエハWを使用した。また、本実施形態のプラズマエッチング方法に先立って、フォトレジスト膜175を所定のパターンにパターニングし、このフォトレジスト膜175をマスクとして反射防止膜170及びSiON膜165をパターニングした。
この半導体ウエハWに対して、第1の工程のプラズマエッチング工程及び第2の工程のシリコン含有膜堆積工程を施した。
第1の工程及び第2の工程のプロセス条件としては、
(第1の工程のプロセス条件)
圧力 :10mT(1.33Pa)
パワー :第1高周波電力/1000W、
上部電極の電位 :0V
ガス流量 :Oガス/COSガス 200/17sccm
エッチング時間 :120秒
(第2の工程のプロセス条件)
圧力 :300mT(40Pa)
パワー :第1高周波電力/250W、第2高周波電力/300W
ガス流量 :SiClガス/Heガス/Hガス 可変(10、30又は50sccm)/600/150sccm
堆積時間 :20秒
とした。
図6に、本実施形態に係るプラズマエッチング方法の効果の他の例を説明するためのSEM画像を示す。より具体的には、図6(a)は、第2の工程時のSiClガスの流量が10sccmである本実施形態のSEM画像であり、図6(b)は、SiClガスの流量が30sccmである本実施形態のSEM画像であり、図6(c)は、SiClガスの流量が50sccmである本実施形態のSEM画像である。また、図6(d)に、比較の本実施形態として、第2の工程を実施していない本実施形態のSEM画像を示した。
図6(a)〜図6(d)における「ボーイングCD」は、各々、120nm、117nm、117nm、124nmであった。また、図6(a)〜図6(d)における「ボトムCD」は、各々、80nm、76nm、76nm、84nmであった。これらの結果から、シリコン含有ガスのガス流量を増加させることにより、堆積されるシリコン含有膜185のデポレートが増大することがわかった。しかしながら、図6(c)に示すように、開口部がシリコン含有膜185によって閉塞されると共に、ホール内部のデポレートが低下することがわかった。
以上、第2の実施形態から、本実施形態のプラズマエッチング方法の第2の工程において、シリコン含有ガスの流量を大きくすることにより、シリコン含有膜のデポレートが増大することがわかった。
(第3の実施形態)
第3の実施形態においては、エッチング対象膜として、酸化膜155を選択した実施形態について、説明する。
本実施形態においては、予めシリコン基材150の表面に、酸化膜155と、ACL膜160、SiON膜165、反射防止膜170(BARC膜170)及びフォトレジスト膜175が順次積層された半導体ウエハWを使用した。また、本実施形態のプラズマエッチング方法に先立って、フォトレジスト膜175を所定のパターンにパターニングし、このフォトレジスト膜175をマスクとして反射防止膜170及びSiON膜165をパターニングした。
この半導体ウエハWに対して、第1の工程としてACL膜160のプラズマエッチング工程と、第2の工程としてACL膜160の側壁部へのシリコン含有膜堆積工程を施し、更に第1'の工程として酸化膜155のプラズマエッチング工程と、第2'の工程としてACL膜160及び酸化膜155の側壁部へのシリコン含有膜堆積工程を施した。
各々の工程のプロセス条件としては、
(第1の工程のプロセス条件)
圧力 :10mT(1.33Pa)
パワー :第1高周波電力/1000W、
上部電極の電位 :0V
ガス流量 :Oガス/COSガス 200/17sccm
エッチング時間 :120秒
(第2の工程のプロセス条件)
圧力 :300mT(40Pa)
パワー :第1高周波電力/250W、第2高周波電力/300W
ガス流量 :SiClガス/Heガス/Hガス 50/600/150sccm
堆積時間 :15秒
(第1'の工程のプロセス条件)
圧力 :40mT(5.33Pa)
パワー :第1高周波電力/1200W、第2高周波電力/3000W
上部電極の電位 :300V
ガス流量 :Cガス/CFガス/Arガス/Oガス 32/24/600/40sccm
エッチング時間 :160秒
(第2'の工程のプロセス条件)
圧力 :300mT(40Pa)
パワー :第1高周波電力/250W、第2高周波電力/300W
ガス流量 :SiClガス/Heガス/Hガス 50/600/150sccm
堆積時間 :20秒
とした。
得られた半導体ウエハWに対して、酸化膜155をプラズマエッチングした。
エッチング条件としては、
圧力 :40mT(5.33Pa)
パワー :第1高周波電力/1200W、第2高周波電力/3000W
上部電極の電位 :300V
ガス流量 :Cガス/CFガス/Arガス/Oガス 32/24/600/40sccm
エッチング時間 :50秒
とした。
図7に、本実施形態に係るプラズマエッチング方法の効果の他の例を説明するためのSEM画像を示す。より具体的には、図7(a)は、第2'の工程後に、上述の酸化膜155に関するプラズマエッチング処理を施した後のSEM画像であり、図7(b)は、参考例としての、第2'の工程を施さなかった場合のSEM画像である。
図7(a)における隣り合うパターン間の最大幅は97nmであり、マスク残存量は414nmであった。一方、図7(b)における隣り合うパターン間の最大幅は107nmであり、マスク残存量は410nmであった。
以上、第3の実施形態から、エッチング対象膜として、ACL膜以外の膜をエッチングした場合であっても、第2の工程によって開口部の側壁部にシリコン含有膜を堆積させることで、ボーイング形状を改善できることがわかった。
(第4の実施形態)
第4の実施形態においては、1つのエッチング対象膜に対して、複数の第1の工程及び第2の工程を実施する実施形態について、説明する。
第3の実施形態で得られた半導体ウエハWに対して、第1''の工程(特許請求の範囲における、第3の工程に対応)として酸化膜155のプラズマエッチング工程と、第2''の工程(特許請求の範囲における、第4の工程に対応)としてACL膜160及び酸化膜155の側壁部へのシリコン含有膜堆積工程とを施した。
プロセス条件としては、
(第1''の工程のプロセス条件)
得られた半導体ウエハWに対して、酸化膜155をプラズマエッチングした。
エッチング条件としては、
圧力 :40mT(5.33Pa)
パワー :第1高周波電力/1200W、第2高周波電力/3000W
上部電極の電位 :300V
ガス流量 :Cガス/CFガス/Arガス/Oガス 32/24/600/40sccm
エッチング時間 :50秒
(第2''の工程のプロセス条件)
圧力 :300mT(40Pa)
パワー :第1高周波電力/250W、第2高周波電力/300W
ガス流量 :SiClガス/Heガス/Hガス 可変(10、30又は50sccm)/600/150sccm
堆積時間 :20秒
とした。
また、第2''の工程の後の半導体ウエハWに対して、酸化膜155をプラズマエッチングした。
エッチング条件としては、
圧力 :40mT(5.33Pa)
パワー :第1高周波電力/1200W、第2高周波電力/3000W
上部電極の電位 :300V
ガス流量 :Cガス/CFガス/Arガス/Oガス 32/24/600/40sccm
エッチング時間 :50秒
とした。
図8に、本実施形態に係るプラズマエッチング方法の効果の他の例を説明するためのSEM画像を示す。より具体的には、図8(a)は、第2''の工程後に、上述の酸化膜155に関するプラズマエッチング処理を施した後のSEM画像であり、図8(b)は、参考例としての、第2''の工程を施さなかった場合のSEM画像である。
図8(a)における隣り合うパターン間の最大幅は103nmであった。一方、図8(b)における隣り合うパターン間の最大幅は117nmであった。
以上、第4の実施形態から、第1の工程及び第2の工程を繰り返すことにより、ボーイング形状を改善しながら、プラズマエッチングを進行させることが可能であることがわかった。
なお、上記本実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 プラズマエッチング装置
10 チャンバ
15 ガス供給源
20 下部電極
25 上部電極
30 電力供給装置
32 第1高周波電源
33 第1整合器
34 第2高周波電源
35 第2整合器
40 シールドリング
45 ガス導入口
50 拡散室
55 ガス供給孔
60 排気口
65 排気装置
100 制御部
105 CPU
110 RAM
150 シリコン基材
155 酸化膜
160 ACL膜
165 SiON膜
170 反射防止膜
175 フォトレジスト膜
180 側壁部
185 シリコン含有膜
G ゲートバルブ
W ウエハ

Claims (11)

  1. 酸化膜と、前記酸化膜の上に形成されたアモルファスカーボン層膜とを含むエッチング対象膜、及び前記エッチング対象膜の上に形成され所定のパターンにパターニングされた無機膜のマスクを含む被処理体をプラズマエッチングするプラズマエッチング方法であって、
    前記マスクを用いて前記エッチング対象膜をプラズマエッチングする、第1の工程と、
    前記第1の工程によって前記エッチング対象膜の開口部の一部の幅が前記無機膜のマスクの開口部の幅よりも大きくなるようにエッチングされた前記エッチング対象膜の側壁部に対して、前記エッチング対象膜の開口部が垂直形状になるように、もしくは、前記エッチング対象膜の開口部の一部の幅が前記無機膜のマスクの開口部の幅と同じサイズになるように、エッチングされた前記エッチング対象膜の側壁部の少なくとも一部に、シリコン含有ガスのプラズマによってシリコン含有膜を堆積させる、第2の工程と、
    を有する
    プラズマエッチング方法。
  2. 前記第2の工程は、前記酸化膜が露出してから実行される、
    請求項1に記載のプラズマエッチング方法。
  3. 前記シリコン含有ガスは、四塩化ケイ素又は四フッ化ケイ素と、還元性ガスと、を含む、
    請求項1又は2に記載のプラズマエッチング方法。
  4. 前記第1の工程は、酸素ガス及び硫化カルボニルガスを含む処理ガスのプラズマによって、前記無機膜を含む前記マスクを用いて前記アモルファスカーボン層膜をエッチングする工程を含む、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプラズマエッチング方法。
  5. 前記アモルファスカーボン層膜を含むマスクを用いて前記酸化膜をプラズマエッチングする第3の工程と、
    前記第3の工程によってエッチングされた前記酸化膜の側壁部の少なくとも一部に、シリコン含有ガスのプラズマによってシリコン含有膜を堆積させる、第4の工程と、
    を更に有する、請求項1乃至のいずれか一項に記載のプラズマエッチング方法。
  6. 前記第3の工程は、フルオロカーボン系ガスを含む処理ガスのプラズマを用いてプラズマエッチングする、
    請求項に記載のプラズマエッチング方法。
  7. 前記第3の工程及び前記第4の工程は、繰り返される、
    請求項又はに記載のプラズマエッチング方法。
  8. 前記被処理体は、前記無機膜の前記アモルファスカーボン層膜の反対側の面に反射防止膜と、所定のパターンにパターニングされたレジスト膜と、が順次形成されており、
    前記第1の工程の前に、フルオロカーボン系ガスを含む処理ガスのプラズマによって、前記レジスト膜をマスクとして、前記反射防止膜及び前記無機膜をエッチングする工程を含む、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のプラズマエッチング方法。
  9. 前記第2の工程は、さらに被処理体に向かう鉛直方向下方向に対して入射角を有して入射されるイオンを有するシリコン含有ガスのプラズマによってシリコン含有膜を堆積させる、
    請求項1乃至8のいずれか一項に記載のプラズマエッチング方法。
  10. 酸化膜と、前記酸化膜の上に形成されたアモルファスカーボン層膜とを含むエッチング対象膜、及び前記エッチング対象膜の上に形成され所定のパターンにパターニングされた無機膜のマスクを含む被処理体をプラズマエッチングするプラズマエッチング装置であって、
    処理容器と、
    前記処理容器内に設けられた、被処理体を保持する保持部と、
    前記処理容器内に設けられた、前記保持部と対向する電極板と、
    前記保持部と前記電極板とに挟まれた空間に処理ガスを供給するガス供給部と、
    前記保持部又は前記電極板の少なくとも一方に第1周波数の第1高周波電力を供給することによって、前記ガス供給部により前記空間に供給された前記処理ガスをプラズマ化する第1高周波電源と、
    前記プラズマエッチング装置を制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記エッチング対象膜を前記酸化膜が露出するまでプラズマエッチングさせた後、前記プラズマエッチングによって前記エッチング対象膜の開口部の一部の幅が前記無機膜のマスクの開口部の幅よりも大きくなるようにエッチングされた前記エッチング対象膜の側壁部に対して、前記エッチング対象膜の開口部が垂直形状になるように、もしくは、前記エッチング対象膜の開口部の一部の幅が前記無機膜のマスクの開口部の幅と同じサイズになるように、エッチングされた前記エッチング対象膜の側壁部の少なくとも一部に、シリコン含有ガスのプラズマによってシリコン含有膜を堆積させる、
    プラズマエッチング装置。
  11. 前記保持部に前記第1周波数よりも低い第2周波数の第2高周波電力を供給することによって、前記被処理体を保持する前記保持部にバイアス電圧を発生させる第2高周波電源を有し、
    前記制御部は、シリコン含有膜を堆積させる間、前記第2高周波電力を供給する、
    請求項10に記載されるプラズマエッチング装置。
JP2017103425A 2017-05-25 2017-05-25 プラズマエッチング方法及びプラズマエッチング装置 Active JP6415636B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017103425A JP6415636B2 (ja) 2017-05-25 2017-05-25 プラズマエッチング方法及びプラズマエッチング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017103425A JP6415636B2 (ja) 2017-05-25 2017-05-25 プラズマエッチング方法及びプラズマエッチング装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013102969A Division JP2014225501A (ja) 2013-05-15 2013-05-15 プラズマエッチング方法及びプラズマエッチング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017195381A JP2017195381A (ja) 2017-10-26
JP6415636B2 true JP6415636B2 (ja) 2018-10-31

Family

ID=60155051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017103425A Active JP6415636B2 (ja) 2017-05-25 2017-05-25 プラズマエッチング方法及びプラズマエッチング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6415636B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11257678B2 (en) * 2019-04-19 2022-02-22 Hitachi High-Tech Corporation Plasma processing method

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MY148830A (en) * 2006-08-22 2013-06-14 Lam Res Corp Method for plasma etching performance enhancement
JP2009076661A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Elpida Memory Inc 半導体装置の製造方法
JP5563860B2 (ja) * 2010-03-26 2014-07-30 東京エレクトロン株式会社 基板処理方法
JP5642001B2 (ja) * 2011-03-25 2014-12-17 東京エレクトロン株式会社 プラズマエッチング方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017195381A (ja) 2017-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11355352B2 (en) Plasma etching method and plasma etching apparatus
US9922839B2 (en) Low roughness EUV lithography
US20130344702A1 (en) Method of etching silicon nitride films
TW201705428A (zh) 在先進圖案化製程中用於間隔物沉積與選擇性移除的設備與方法
US20220051904A1 (en) Etching method
US9330935B2 (en) Plasma etching method and plasma etching apparatus
KR20120022582A (ko) 플라즈마 처리 방법 및 플라즈마 처리 장치
US20100216314A1 (en) Substrate processing method
US8177990B2 (en) Etching method, plasma processing system and storage medium
JP2007194284A (ja) プラズマ処理方法、プラズマ処理装置、及び記憶媒体
KR20090080499A (ko) 기판 처리 방법
TWI692809B (zh) 蝕刻方法
TW589403B (en) Mechanism for bow reduction and critical dimension control in etching silicon dioxide using hydrogen-containing additive gases in fluorocarbon gas chemistry
TWI722187B (zh) 蝕刻方法
TWI713486B (zh) 蝕刻方法(二)
JP4351806B2 (ja) フォトレジストマスクを使用してエッチングするための改良技術
US20200168468A1 (en) Etching method and substrate processing apparatus
JP7418632B2 (ja) プラズマ処理装置
JP6415636B2 (ja) プラズマエッチング方法及びプラズマエッチング装置
US20220199410A1 (en) Conformal amorphous carbon layer etch with side-wall passivation
JP2005072352A (ja) 層間絶縁膜のドライエッチング方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6415636

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250