JP6415029B2 - 電磁誘導装置 - Google Patents

電磁誘導装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6415029B2
JP6415029B2 JP2013156207A JP2013156207A JP6415029B2 JP 6415029 B2 JP6415029 B2 JP 6415029B2 JP 2013156207 A JP2013156207 A JP 2013156207A JP 2013156207 A JP2013156207 A JP 2013156207A JP 6415029 B2 JP6415029 B2 JP 6415029B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
gap
magnet row
permanent
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013156207A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015027208A (ja
Inventor
修一 横山
修一 横山
明平 森下
明平 森下
拓也 芦田
拓也 芦田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atec Corp
Original Assignee
Atec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Atec Corp filed Critical Atec Corp
Priority to JP2013156207A priority Critical patent/JP6415029B2/ja
Publication of JP2015027208A publication Critical patent/JP2015027208A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6415029B2 publication Critical patent/JP6415029B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は電磁誘導装置に関し、特に、電動機または発電機として使用される電磁誘導装置に関する。
電動機(モータ)または発電機の磁場を高めるのに、ハルバッハ配列という永久磁石の配列方法がある。永久磁石をN極とS極とが交互になるように配置した構造だと、磁場が磁石配列の表側と裏側の両方に発生してしまい、磁場を有効に利用できない。これに対して、ハルバッハ配列では、永久磁石の磁極を90°ずつ回転させながら配列しているので、磁石配列の一方の側の磁場が弱まり、その磁石配列の他方の側では、その分磁場が強くなって、永久磁石の配列の片側に強い磁場を発生させることができる。それぞれハルバッハ配列された2列の永久磁石配列(デュアルハルバッハ配列)の間に電機子コイルを配置した永久磁石回転電機(特許文献1参照)やリニア電動機(特許文献2参照)が提案されている。
特開2009−201343号公報 特開2010−154688号公報
永久磁石デュアルハルバッハ配列界磁を用いたコアレスモータやコアレス発電機では、電機子コイルに鎖交する磁束数をできるだけ大きくすることが望ましいが、従来の構造では、鎖交磁束数が最適化されておらず、さらに大きくすることが望まれている。
本発明の主な目的は、電機子コイルに鎖交する磁束数を大きくできる電磁誘導装置を提供することにある。
本発明によれば、
互いに対向して配置された第1の永久磁石列と第2の永久磁石列であって、前記第1の永久磁石列は、所定の方向に2πの整数等分ずつ磁極の方向が変化し、前記第2の永久磁石列側の磁場が強めあい前記第2の永久磁石列側と反対側の磁場が弱めあうように前記所定の方向に配列された複数の第1の永久磁石を有し、前記第2の永久磁石列は、前記所定の方向に2πの整数等分ずつ磁極の方向が変化し、前記第1の永久磁石列側の磁場が強めあい前記第1の永久磁石列側と反対側の磁場が弱めあうように前記所定の方向に配列された複数の第2の永久磁石を有する前記第1の永久磁石列と第2の永久磁石列と、
対向する前記第1の永久磁石列と前記第2の永久磁石列との間の界磁空隙中に配置された電機子コイルと、を備え、
前記第1の永久磁石および前記第2の永久磁石の着磁方向に平行な面内において、前記界磁空隙の中心線と前記第1の永久磁石列との間の空隙断面積と前記界磁空隙の中心線と前記第2の永久磁石列との間の空隙断面積との比が前記第1の永久磁石列の断面積と前記第2の永久磁石列の断面積の比と略等しい関係を有する電磁誘導装置が提供される。
本発明によれば、電機子コイルに鎖交する磁束数を大きくできる電磁誘導装置が提供される。
図1は、等価磁気回路法を適用するデュアルハルバッハ配列界磁の断面図である。 図2は、図1の等価磁気回路を説明するための図である。 図3は、デュアルハルバッハ配列界磁の断面図である。 図4は、ギャップ長と鎖交磁束数との関係を示す図である。 図5は、ギャップ長と鎖交磁束数との関係を示す図である。 図6は、本発明の好ましい第1の実施の形態の円筒型3相リニア同期モータ100を説明するための概略斜視図である。 図7は、図6のA−A線断面図である。 図8は、図6のB−B線断面図である。 図9は、図6のC−C線断面図である。 図10は、本発明の好ましい第2の実施の形態の三相同期発電機200を説明するための概略斜視図である。 図11(A)は、着磁方向に平行な面内における三相同期発電機200の概略断面図であり、図11(B)は、電機子コイルの配線を示す図である。 図12は、図11(A)のV−V線断面図であって、単層界磁を具備する発電機を示す図である。 図13は、図10〜図12に示す発電機の変形例であって、多層界磁を具備する発電機を例示する図である。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態を説明する。
本発明者達は、磁極を90度ずつ回転して構成されるデュアルハルバッハ界磁について、磁極間ギャップ中央部の平均磁束密度を等価磁気回路を用いて求めた。デュアルハルバッハ配列界磁では永久磁石列の外側で磁束密度が極端に低くなる。また、永久磁石の比透磁率はほぼ空気と同じである。鉄などの強磁性材料を使用しなければ、磁束集中による磁気飽和も発生しない。このため、等価磁気回路で必要な磁束密度を得ることができる。
図1は、等価磁気回路法を適用するデュアルハルバッハ配列界磁10の断面図である。デュアルハルバッハ配列界磁10は、永久磁石13の磁極を第1の直線方向に90度ずつ回転してハルバッハ配列された永久磁石配列12と、永久磁石17の磁極を第1の直線と平行な第2の直線方向に90度ずつ回転してハルバッハ配列された永久磁石配列16とを備えている。
永久磁石配列12では、永久磁石配列16側の磁場が強めあい、永久磁石配列16側と反対側の磁場が弱めあうように永久磁石13が配列されている。永久磁石配列16では、永久磁石配列12側の磁場が強めあい、永久磁石配列12側と反対側の磁場が弱めあうように永久磁石17が配列されている。
図1は、永久磁石13、17の着磁方向に平行な面での断面図である。永久磁石13、17は、永久磁石13、17の着磁方向に平行な面(紙面に平行な面)内において、共に正方形の形状を有し、同じ断面積を有している。
永久磁石13、17の着磁方向に平行な面(紙面に平行な面)内における永久磁石13、17の断面積の平方根を1として規格化する。断面積の平方根が1なので、永久磁石13、17の断面積も1である。また、永久磁石13、17は、永久磁石13、17の着磁方向に平行な面内において、共に正方形の形状を有しているので、永久磁石13、17の一辺の長さも1となる。永久磁石配列12と永久磁石配列16との間14の間隔(ギャップ長)をaとする。
図1に示す閉曲線は磁束線である。磁束線の形状から極ピッチ毎に同一の磁束経路が存在することがわかる。この磁束経路を点線で示している。
図1に示すデュアルハルバッハ界磁の等価磁気回路の主磁束は図1の磁束経路を通る。また、磁気回路は磁極中心線XXについて対称に存在するので、一つの経路に係る磁気回路は磁極ごとに線対称に連続する。今、一つの磁気回路を図2のように定義する。図2中、Rは永久磁石13、17の磁気抵抗であり、磁極に垂直な永久磁石の断面積をS、永久磁石の磁極方向の長さをl、真空の透磁率をμとして次式で表される。
ここで、永久磁石の比透磁率は1に近似されている。また、図2中、γは磁石の磁極面から縦方向経路までの距離、δは磁極面からギャップ中の最寄りの横方向経路までの距離のギャップ長に対する比率である。縦方向経路の断面積S、ギャップ中の横方向経路の断面積Sは、
となるから、3つの閉回路主磁束φ、φ、φは次の回路方程式を満足する。
(2)式よりαを
として、
となる。
したがって、ギャップ中心線YY上のNS磁極間の平均磁束密度Bavは次式となる。
ここで、Bは永久磁石の残留磁束密度である。
図3は、等価磁気回路法を適用する他のデュアルハルバッハ配列界磁20の断面図である。デュアルハルバッハ配列界磁20は、永久磁石23の磁極を周方向に略90度ずつ回転してハルバッハ配列された永久磁石配列22と、永久磁石27の磁極を周方向に略90度ずつ回転してハルバッハ配列された永久磁石配列26とを備えている。
永久磁石配列22では、永久磁石配列26側の磁場が強めあい、永久磁石配列26側と反対側の磁場が弱めあうように永久磁石23が配列されている。永久磁石配列26では、永久磁石配列22側の磁場が強めあい、永久磁石配列22側と反対側の磁場が弱めあうように永久磁石27が配列されている。
図3は、永久磁石23、27の着磁方向に平行な面での断面図である。永久磁石23、27は、永久磁石23、27の着磁方向に平行な面(紙面に平行な面)内において、共に台形である。永久磁石23の数と永久磁石27の数は同じである。永久磁石23の数および永久磁石27の数が、例えば、64個であると、隣り合う永久磁石23同士、または隣り合う永久磁石27同士は、180度に近い略174度の角度で接合することになる。従って、永久磁石23と、永久磁石27は略正方形であるとみなすことができる。
そこで、図1の場合と同様に、永久磁石23、27の着磁方向に平行な面(紙面に平行な面)内における永久磁石23、27の断面積の平方根を1として規格化する。断面積の平方根が1なので、永久磁石23、27の断面積も1である。また、永久磁石23、27は、永久磁石23、27の着磁方向に平行な面内において、共に略正方形の形状を有しているとみなすことができるので、永久磁石23、27の一辺の長さも1と近似することができる。永久磁石配列22と永久磁石配列26との間の間隔(ギャップ長)をaとする。
このように、図3に示すように、永久磁石23、27の磁極を周方向に略90度ずつそれぞれ回転してリング状にハルバッハ配列した永久磁石配列22、26を使用した場合も、近似的に図2の等価磁気回路となり、上述の議論をそのまま当てはめることも可能ではある。(ただし後述するように、図1に基づいて図3の電磁誘導装置を論ずる場合、外側と内側の永久磁石配列22,26のそれぞれの永久磁石量を、界磁空隙24の中心線IIの外側と内側の空隙の体積比と一致させるのが望ましい。)
ギャップ長aを0.25、0.5、1.0、1.5、2.0とした場合の直線YY上のy方向磁束密度Bの磁極間平均値B、γおよびδをパラメータとして(4)式より得られたBavの値を表1に示す。
表1中、γ=0.25、δ=0.25は幾何学的な中心を磁気回路の経路として選択した場合である。また、γ=0.10、δ=0.25はBとBavの誤差を最小にする値、Bτは2次元有限要素法磁界解析による解析値でBの極ピッチ間平均値である。ここで、極ピッチ間の磁束密度が正弦波状に分布していると仮定すると、その磁束密度平均値BavτはBavの1/√2倍である。BτとBavτの誤差はγ=0.20、δ=0.22で最小となる。
図1に示すように、永久磁石13の磁極を第1の直線方向に90度ずつ回転してハルバッハ配列された永久磁石配列12と、永久磁石17の磁極を第1の直線と平行な第2の直線方向に90度ずつ回転してハルバッハ配列された永久磁石配列16とを備え、永久磁石13と永久磁石17は正方形の形状を有し、同じ断面積を有しているデュアルハルバッハ配列界磁10および、図3に示すように、永久磁石23の磁極を周方向に90度ずつ回転してハルバッハ配列された永久磁石配列22と、永久磁石27の磁極を周方向に90度ずつ回転してハルバッハ配列された永久磁石配列26とを備え、永久磁石23と永久磁石27は略正方形の形状を有し、同じ断面積を有しているデュアルハルバッハ配列界磁20では、上述のように、ギャップ中心線YY上のNS極ピッチ間の平均磁束密度Bavτは、
となる。ここで、Bは永久磁石の残留磁束密度であり、αは
である。
デュアルハルバッハ界磁のギャップ中に配置される電機子コイルの鎖交磁束数Φは極ピッチあたりの磁路断面積をS、コイル巻回数をNとすれば
となる。
ギャップ中に配置される電機子コイルは極ピッチの幅でギャップを満たすように製作すると最大の巻回数が得られるので、着磁方向に平行な面内における永久磁石の断面の面積の平方根を1とし、永久磁石が正方形の場合には、正方形の一辺の長さを1とし、永久磁石が略正方形であり、正方形であると近似できる場合には、近似した正方形の一辺の長さを1とした場合、Sは界磁の奥行(正方形断面に直行する方向の永久磁石の長さ)lに比例し、Nはギャップ長aに比例する。今、比例定数をkとして、
とすれば、
であるから、式(7)、式(8)を式(6)に代入して鎖交磁束数Φは次式で表せる。
一方、上述のように、式(5)中、γ=0.20、δ=0.22のとき、式(4)のBavτは実際の磁極ピッチ間平均磁束密度を表す計算式となる。したがって、実際の鎖交磁束は、γ=0.20、δ=0.22としたときの式(9)で計算できる。ここで、同式中のkとlは所定の定数であるから、
で定義される関数f(a)が最大となるギャップ長aの値が存在すれば、そのギャップ長でデュアルハルバッハ配列界磁を構成すると最大の鎖交磁束数を得ることができる。
f(a)をグラフ化すると図4のようになる。最大値が存在するので、
よりaを求めると、a=1.2となる。すなわち、着磁方向に平行な面内における永久磁石の断面の面積の平方根の1.2倍、永久磁石が正方形の場合には、正方形の一辺の長さの1.2倍、永久磁石が略正方形であり、正方形であると近似できる場合には、近似した正方形の一辺の長さの1.2倍、のギャップ長とすれば、所定の巻回数に対して最大の鎖交磁束を得ることができる。
ハルバッハ配列界磁と電機子コイルは互いに相対運動するので、界磁の永久磁石と電機子コイルが接触しないよう、実際に電機子コイルを界磁ギャップ中に配置する場合にはある程度の隙間を必要とする。また、電機子コイルは電線をボビンに装巻したり、装巻した電線をモールドにより固着して形成される。このため、コイルの厚みのすべてが導体で占められることはなく、永久磁石の正方形断面の一辺の長さを1cmとすれば、界磁とコイル導体間には界磁と対向する面で1mm程度の非導電体が存在することになる。
この場合、着磁方向に平行な面内における永久磁石の断面の面積の平方根を1とし、永久磁石が正方形の場合には、正方形の一辺の長さを1とし、永久磁石が略正方形であり、正方形であると近似できる場合には、近似した正方形の一辺の長さを1とした場合、界磁のギャップ中に配置される電機子コイルの巻回数Nは、式(7)の場合と同様にして、
で表せる。したがって、鎖交磁束を最大にするギャップ長は
で定義される関数g(a)を最大にするギャップ長となる。
g(a)をグラフ化すると図5のようになる。最大値が存在するので、
よりaを求めると、a=1.5となる。すなわち、着磁方向に平行な面内における永久磁石の断面の面積の平方根の1.5倍、永久磁石が正方形の場合には、正方形の一辺の長さの1.5倍、永久磁石が略正方形であり、正方形であると近似できる場合には、近似した正方形の一辺の長さの1.5倍、のギャップ長とすれば、所定の巻回数に対して最大の鎖交磁束を得ることができる。
このように、デュアルハルバッハ配列界磁のギャップ長を、着磁方向に平行な面内における永久磁石の断面の面積の平方根の1.2〜1.5倍、永久磁石が正方形の場合には、正方形の一辺の長さの1.2〜1.5倍、永久磁石が略正方形であり、正方形であると近似できる場合には、近似した正方形の一辺の長さの1.2〜1.5倍に設定すると、電機子コイルにおいて大きな鎖交磁束数を得ることができる。
さらに、図1の空隙が直線状であるのに対し、界磁空隙24は湾曲しており、当該空隙に外形が直方体のコイルを挿入して電機子を形成する場合、コイルの角が界磁20に接触してはならず、また、仮に接触させた場合でもコイルと当該界磁間に隙間が発生する。
このため、デュアルハルバッハ配列界磁のギャップ長を、着磁方向に平行な面内における永久磁石の断面の面積の平方根の1.2〜2.0倍、永久磁石が正方形の場合には、正方形の一辺の長さの1.2〜2.0倍、永久磁石が略正方形であり、正方形であると近似できる場合には、近似した正方形の一辺の長さの1.2〜2.0倍に設定すると、電機子コイルにおいて大きな鎖交磁束数を得ることができる。
しかし、図3にも示されているように円形の永久磁石列を用いると、リング状の界磁空隙24の中心線IIより外側の空隙と内側の空隙では、外側の空隙のほうが、断面積(奥行きを考えれば体積)が大きくなる。一方、図1では空隙の中心線YYより上半分の空隙と下半分の空隙の断面積は等しくなる。したがって、図1に基づいて図3の電磁誘導装置を論ずる場合、外側と内側の永久磁石列22,26のそれぞれの永久磁石量を、界磁空隙24の中心線IIの外側と内側の空隙の体積比と一致させることが望ましい。
具体的には本発明の電磁誘導装置では、図3に示すような永久磁石23,27の着磁方向に平行な面(紙面に平行な面)内において、
界磁空隙24の中心線IIと永久磁石列22との間の空隙断面積aと界磁空隙24の中心線IIと永久磁石列26との間の空隙断面積aとの比が、
永久磁石列22の断面積Aと永久磁石列26の断面積Aの比と略等しい関係を有する。
この場合、界磁空隙24の断面積(a+a)が、永久磁石列22の断面積Aと永久磁石列26の断面積Aの平均値の1.2倍以上2.0倍以下であることが望ましい。
(第1の実施の形態)
本発明の好適な第1の実施の形態は、円筒型3相リニア同期モータである。図6は、本発明の好ましい第1の実施の形態の円筒型3相リニア同期モータ100を説明するための概略斜視図である。図7は、図6のA−A線断面図であり、図8は、図6のB−B線断面図であり、図9は、図6のC−C線断面図である。
円筒型3相リニア同期モータ100は、円筒状の固定子105と、固定子105の軸方向に可動し、切欠き部を有する円筒状の可動子107と、可動子107に外部の電源108からの電力を供給する駆動装置109とを備えている。
固定子105は、リング状の永久磁石112の磁極がその中心軸を含む断面において略90度ずつ回転するように永久磁石112を隣接させて構成される第1の永久磁石列としての外側永久磁石列111と、リング状の永久磁石116の磁極がその中心軸を含む断面において略90度ずつ回転するように永久磁石116を隣接させて構成される第2の永久磁石列としての内側永久磁石列115と、内側内面に第1の永久磁石列111が固定される第1の円環状固定部材としての外側パイプ113と、外側面に内側永久磁石列115が固定される第2の円環状固定部材としての内側パイプ117と、可動子107と干渉しないように切欠きが設けられ外側パイプ113と内側パイプ117を固定する固定板123とを備えている。
さらに、固定子105では、外側パイプ113の外側上部および外側下部に、ガイド棒121がガイド棒支持部材211、213を介して取り付けられている。ガイド棒121の表面にはガイド棒支持部材211側の端部から当該ガイド棒支持部材211までの範囲で上下に2分割された電極203、205、207、209が固着されており、各電極からの引出し線141は束ねられてガイド棒支持部材211に設けられた導出路143を経由して駆動装置109に導入されている。
可動子107は、三相コイル131が巻装された巻装環133と、巻装環133の両端に固定され切欠き部を有する出力環137と、出力環137の切欠き部を固定する切欠き固定板139と、出力環137の端部に取付けられ巻装環133をガイド棒121に沿って案内するリニアブッシュ135とを備えている。リニアブッシュ135はガイド棒121の表面に設けられた電極203、205、207、209のそれぞれに接触する摺動電極201を具備しており、片端が三相コイル131に接続された引出し線141が出力環137およびリニアブッシュ135に設けられた導出路143を介して摺動電極201に接続されている。これにより、三相コイル131は固定子105側の各電極203、205、207、209を介して駆動装置109と電気的に接続される。ここで、各電極203、205、207、209のそれぞれには、駆動装置109の発生する三相交流電圧に応じた三相交流電流のU相,V相,W相および中性点電流が流れ、三相コイル131が励磁されて所定の推力で可動子107が軸方向に移動する。
外側永久磁石配列111の永久磁石112の数と内側永久磁石配列115の永久磁石116の数は同じである、外側永久磁石配列111の永久磁石112のうち径方向に着磁した永久磁石112の磁極方向と、永久磁石配列115の永久磁石116のうち径方向に着磁した永久磁石116の磁極方向は、同じ半径上に配置されているもの同士は同じである。外側永久磁石配列111の永久磁石112のうち軸方向に着磁した永久磁石112の磁極方向と、内側永久磁石配列115の永久磁石116のうち軸方向に着磁した永久磁石116の磁極方向は、同じ半径上に配置されているもの同士は反対である。
外側永久磁石配列111では、永久磁石112の磁極を軸方向に略90度ずつ回転させながら配列しているので、配列の一方の側(本実施の形態では外側)の磁場が弱まり、その配列の他方の側(本実施の形態では内側、内側永久磁石配列115側)では、その分磁場が強くなって、外側永久磁石配列111の片側(本実施の形態では内側)に強い磁場を発生させることができる。また、内側永久磁石配列115では、永久磁石116の磁極を軸方向に略90度ずつ回転させながら配列しているので、配列の一方の側(本実施の形態では内側)の磁場が弱まり、その配列の他方の側(本実施の形態では外側、外側永久磁石配列111側)では、その分磁場が強くなって、内側永久磁石配列115の片側(本実施の形態では外側)に強い磁場を発生させることができる。
このように外側磁石配列111と内側永久磁石配列115とを構成しているので、外側永久磁石配列111と内側永久磁石配列115との間の空間の磁場は強くなり、その一方では、外側永久磁石配列111の外側と内側永久磁石配列115の内側には、磁場は殆ど漏れなくなる。そして、外側永久磁石列111と内側永久磁石列115との間の空隙中に半径方向の磁束が極めて多く分布するようになる。半径方向の磁束が極めて多く分布するこの空隙中に三相コイル131が配置されており、磁束の大部分が三相コイル131と直角に鎖交するので、駆動装置109から供給される電力を効率よく推力に変換できる。このように、三相コイル131が配置される領域の磁場が強くなるので、三相コイル131に鉄心を使用しなくても、三相コイル131が強く励磁され、大きい推力で可動子107を軸方向に移動することができる。そして、鉄心を使用しないので、コギングをなくすかまたは小さくできる。
外側永久磁石配列111は、半径方向と厚み方向に着磁された断面が略正方形のリング状永久磁石112を積み重ねて構成されている。また、内側永久磁石配列115は、半径方向と厚み方向に着磁された断面が略正方形のリング状永久磁石116を積み重ねて構成されている。外側永久磁石配列111で構成される外側円筒界磁と、内側永久磁石配列115で構成される内側円筒界磁でデュアルハルバッハ界磁が構成されている。外側円筒界磁と内側円筒界磁、それぞれの円筒界磁の中心軸は重なっている。外側円筒界磁の内面と前記内側円筒界磁の外面との間は界磁空隙となっている。そして、永久磁石112,116の着磁方向に平行な面(C−C断面に平行な面)内において、前記界磁空隙の中心線と外側永久磁石配列111との間の空隙断面積と界磁空隙の中心線と内側永久磁石配列115との間の空隙断面積との比が、外側永久磁石配列111の断面積と内側永久磁石配列115の断面積の比と略等しい関係を有している。この面積比の関係は、図3を引用して前述した関係と同様である。なお、界磁空隙の断面積は、外側永久磁石配列111の断面積と内側永久磁石配列115の断面積の平均値の1.2倍以上〜2.0倍以下であることが望ましい。
上述の実施の形態では、三相コイル131が、半径方向の磁束が極めて多く分布する空隙中に配置されるので磁束の大部分が三相コイル131と直角に鎖交し、より少ない電流で大きな推力が発生する。外側永久磁石配列111では、永久磁石112の磁極を軸方向に略90度ずつ回転させながら配列して、外側永久磁石配列111の外側の磁場が弱まり、外側永久磁石配列111の内側では、その分磁場が強くなって、外側永久磁石配列111の内側に強い磁場を発生させ、また、内側永久磁石配列115では、永久磁石116の磁極を軸方向に略90度ずつ回転させながら配列して、内側永久磁石配列115の内側の磁場が弱まり、内側永久磁石配列115の外側では、その分磁場が強くなって、内側永久磁石配列115の外側に強い磁場を発生させたが、磁極を軸方向に90度ずつ回転させなくても、例えば、45度ずつ回転させてもよく、軸方向に2πの整数等分ずつ磁極の方向が変化するように複数の第1の永久磁石を軸方向に配列して、第1の永久磁石の配列の内側の磁場が強めあい、外側の磁場が弱めあうようにし、軸方向に2πの整数等分ずつ磁極の方向が第1の永久磁石の配列とは反対方向に変化するように複数の第2の永久磁石を軸方向に配列して、第1の永久磁石の配列の内側に配置し、第2の永久磁石の配列の外側の磁場が強めあい、内側の磁場が弱めあうように配置してもよい。
(第2の実施の形態)
本発明の好適な第2の実施の形態は、三相同期発電機である。図10は、本発明の好ましい第2の実施の形態の三相同期発電機200を説明するための概略斜視図である。図11(A)は、着磁方向に平行な面内における断面図であり、図11(B)は、電機子コイルの配線を示す図である。
本実施の形態の発電機200は、回転子250と固定子260とを備えている。回転子250にシャフト240を取り付け、シャフト240を回転させるようにすれば、発電機を構成することができる。回転子250は、永久磁石配列210、220を備えている。固定子260は、コイル配列230を備えている。永久磁石配列210、220はそれぞれリング状に構成され、コイル配列230もそれぞれリング状に構成されている。永久磁石配列210、220およびコイル配列230は同心円状に配置されている。永久磁石配列220は、永久磁石配列20の内側に設けられている。
永久磁石配列210、220は、図3に示す態様と同様に、それぞれ永久磁石211、221の磁極を略90°ずつ回転させながら配列したハルバッハ配列となっている。
永久磁石配列210の永久磁石211の数と永久磁石配列220の永久磁石221の数は同じである、永久磁石配列210の永久磁石211のうち径方向に着磁した永久磁石211の磁極方向と、永久磁石配列220の永久磁石221のうち径方向に着磁した永久磁石221の磁極方向は、同じ半径上に配置されているもの同士は同じである。永久磁石配列210の永久磁石211のうち周方向に着磁した永久磁石211の磁極方向と、永久磁石配列220の永久磁石221のうち周方向に着磁した永久磁石221の磁極方向は、同じ半径上に配置されているもの同士は反対である。
永久磁石配列210では、永久磁石211の磁極を周方向に略90°ずつ回転させながら配列しているので、配列の一方の側(本実施の形態では外側)の磁場が弱まり、その配列の他方の側(本実施の形態では内側)では、その分磁場が強くなって、永久磁石211の配列210の片側(本実施の形態では内側)に強い磁場を発生させることができる。また、永久磁石配列220では、永久磁石221の磁極を周方向に略90°ずつ回転させながら配列しているので、配列の一方の側(本実施の形態では内側)の磁場が弱まり、その配列の他方の側(本実施の形態で外側)では、その分磁場が強くなって、永久磁石221の配列220の片側(本実施例では外側)に強い磁場を発生させることができる。
このように永久磁石配列210と永久磁石配列220とを構成しているので、永久磁石配列210と永久磁石配列220との間の空間の磁場は強くなり、その一方では、永久磁石配列210の外側と永久磁石配列220の内側には、磁場は殆ど漏れなくなる。そして、この永久磁石配列210と永久磁石配列220との間にコイル配列230を配置しているので、高い電圧を発生することができる。このように、コイル配列230が配置される領域の磁場が強くなるので、コイル配列230を構成するコイル231に鉄心を使用しなくても、高い電圧を発生することができるようになる。そして、鉄心を使用しないので、コギングをなくすかまたは小さくできる。なお、図11(B)に示すように、コイル配列230は複数のコイル231がU相−V相−W相の順に巻かれてY結線しており、3相交流を発生する。
本実施の形態では、回転軸240の周囲に永久磁石211、221をハルバッハ配列にして構成される内、外の2組の磁石列201、220でデュアルハルバッハ配列界磁が構成されている。個々の永久磁石211、221は半径方向断面(着磁方向に平行な面内における断面)でその面積が略等しく、外側磁石列210を構成する永久磁石211の内面と内側磁石列220を構成する永久磁石221の外面は互いに対向している。外側磁石列210を構成する永久磁石211および内側磁石列220を構成する永久磁石221の個々の半径方向断面がともに台形であり、それぞれ64個でデュアルハルバッハ配列界磁を構成している。電機子コイル231はデュアルハルバッハ配列界磁のギャップ中に配置されるが、外側磁石列210と内側磁石列220はともに64角形であり、隣り合う永久磁石211、221同士のギャップ面には接続角度が存在する。本実施の形態の三相同期発電機200では、電機子コイル231の半径方向断面は外形が長方形であり、その幅が回転軸中心から永久磁石211、221の2つを見込む角度である。また、電機子コイル231は絶縁被膜丸銅線を鍔付ボビンに巻装して構成されている。外側磁石列210を構成する永久磁石211の内面と内側磁石列220を構成する永久磁石221の外面との間は界磁空隙となっている。そして、永久磁石211,221の着磁方向に平行な面内において、前記界磁空隙の中心線と外側磁石列210との間の空隙断面積と界磁空隙の中心線と内側磁石列220との間の空隙断面積との比が、外側磁石列210の断面積と内側磁石列220の断面積の比と略等しい関係を有している。この面積比の関係は、図3を引用して前述した関係と同様である。なお、界磁空隙の断面積は、外側磁石列210の断面積と内側磁石列220の断面積の平均値の1.2倍以上〜2.0倍以下であることが望ましい。
上述の実施の形態では、発電機200の永久磁石配列210では、永久磁石211の磁極を周方向に略90°ずつ回転させながら配列して、配列の外側の磁場が弱まり、その配列の内側では、その分磁場が強くなって、永久磁石211の配列210の内側に強い磁場を発生させ、また、永久磁石配列220では、永久磁石221の磁極を周方向に略90°ずつ回転させながら配列して、配列の内側の磁場が弱まり、その配列の外側では、その分磁場が強くなって、永久磁石221の配列220の外側に強い磁場を発生させたが、磁極を周方向に略90°ずつ回転させなくても、例えば、略45°ずつ回転させてもよく、周方向に2πの整数等分ずつ磁極の方向が変化するように複数の第1の永久磁石を周方向に配列して、第1の永久磁石の配列の内側の磁場が強めあい、外側の磁場が弱めあうようにし、周方向に2πの整数等分ずつ磁極の方向が第1の永久磁石とは反対方向に変化するように複数の第2の永久磁石を周方向に配列して、第1の永久磁石の配列の内側に配置し、第2の永久磁石の配列の外側の磁場が強めあい、内側の磁場が弱めあうように配置してもよい。
また上述の実施の形態では、発電機200を、図12の断面図(図11(A)のV−V線断面図)に示すように一層の界磁を具備するものとして構成したが、図13に示すような多層界磁を具備する発電機として構成し、それぞれの界磁に対して本発明を適用してもよい。また、図12に示すような単層界磁または図13に示すような多層界磁を上下方向に複数段具備する、多段式界磁の発電機にも本発明を適用可能である。
以上説明したように、円形の永久磁石列を具備する電磁誘導装置を製造する場合、第1の永久磁石および第2の永久磁石の着磁方向に平行な面内において、界磁空隙の中心線と前記第1の永久磁石列との間の空隙断面積と前記界磁空隙の中心線と前記第2の永久磁石列との間の空隙断面積との比が、前記第1の永久磁石列の断面積と前記第2の永久磁石列の断面積の比と等しくなるようにすることで、電機子コイルにおいて大きな鎖交磁束数を得ることができる。その結果、発電機の場合、最小の磁石量で最大の電圧を発生する。また、モータでは最小の磁石量で最大のトルクが発生する。また、デュアルハルバッハ配列界磁の永久磁石量を最小化できるので装置の低コスト化および省資源化に貢献できる。
以上、本発明の種々の典型的な実施の形態を説明してきたが、本発明はそれらの実施の形態に限定されない。従って、本発明の範囲は、次の特許請求の範囲によってのみ限定されるものである。
112 永久磁石
111 永久磁石配列
116 永久磁石
115 永久磁石配列
131 電機子コイル

Claims (6)

  1. 互いに対向して配置されたリング状の第1の永久磁石列とリング状の第2の永久磁石列であって前記第1の永久磁石列の個々の断面積が等しくかつ前記第2の永久磁石列の個々の断面積が等しく、前記第1の永久磁石列は、所定の方向に2πの整数等分ずつ磁極の方向が変化し、前記第2の永久磁石列側の磁場が強めあい前記第2の永久磁石列側と反対側の磁場が弱めあうように前記所定の方向に配列された複数の第1の永久磁石を有し、前記第2の永久磁石列は、前記所定の方向に2πの整数等分ずつ磁極の方向が変化し、前記第1の永久磁石列側の磁場が強めあい前記第1の永久磁石列側と反対側の磁場が弱めあうように前記所定の方向に配列された複数の第2の永久磁石を有する前記第1の永久磁石列と第2の永久磁石列と、
    対向する前記第1の永久磁石列と前記第2の永久磁石列との間の界磁空隙中に配置された電機子コイルと、を備え、
    前記第1の永久磁石および前記第2の永久磁石の着磁方向に平行な面内において、前記界磁空隙の中心線と前記第1の永久磁石列との間の空隙断面積と前記界磁空隙の中心線と前記第2の永久磁石列との間の空隙断面積との比が前記第1の永久磁石列の断面積と前記第2の永久磁石列の断面積の比と略等しい関係を有する電磁誘導装置。
  2. 前記空隙断面積が、前記第1の永久磁石列と前記第2の永久磁石列の断面積の平均値の1.2倍以上2.0倍以下である請求項1記載の電磁誘導装置。
  3. 前記複数の第1の永久磁石の磁極の方向が前記所定の方向に略90度ずつ回転するように前記複数の第1の永久磁石が前記所定の方向に配列され、
    前記複数の第2の永久磁石の磁極の方向が前記所定の方向に略90度ずつ回転するように前記複数の第2の永久磁石が前記所定の方向に配列され、
    前記複数の第1の永久磁石の磁極の方向と前記複数の第2の永久磁石の磁極の方向が、前記所定の方向と垂直な方向については同じ方向であり、前記所定の方向の磁極の方向については反対方向である請求項1記載の電磁誘導装置。
  4. 前記所定の方向が直線方向である請求項1または3記載の電磁誘導装置。
  5. 前記所定の方向が周方向である請求項1または3記載の電磁誘導装置。
  6. 前記電磁誘導装置が電動機または発電機である請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電磁誘導装置。
JP2013156207A 2013-07-27 2013-07-27 電磁誘導装置 Active JP6415029B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013156207A JP6415029B2 (ja) 2013-07-27 2013-07-27 電磁誘導装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013156207A JP6415029B2 (ja) 2013-07-27 2013-07-27 電磁誘導装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015027208A JP2015027208A (ja) 2015-02-05
JP6415029B2 true JP6415029B2 (ja) 2018-10-31

Family

ID=52491457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013156207A Active JP6415029B2 (ja) 2013-07-27 2013-07-27 電磁誘導装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6415029B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11239715B2 (en) 2017-08-30 2022-02-01 Kogakuin University Electromagnetic device
JP2022182315A (ja) 2021-05-28 2022-12-08 トヨタ自動車株式会社 ハルバッハ磁石配列体を製造する方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006246570A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Canon Inc リニアモータ及びリニアモータを利用した露光装置
JP5240543B2 (ja) * 2007-03-28 2013-07-17 日立金属株式会社 可動コイル型リニアモータの組立方法
AU2009296688A1 (en) * 2008-09-23 2010-04-01 Aerovironment, Inc. Flux concentrator for ironless motor
JP2012175755A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Toshiba Corp 永久磁石回転電機
JP2013215021A (ja) * 2012-03-30 2013-10-17 Kogakuin Univ 電磁誘導装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015027208A (ja) 2015-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013215021A (ja) 電磁誘導装置
JP6781489B2 (ja) 電磁装置
JP5491484B2 (ja) スイッチドリラクタンスモータ
JP5549567B2 (ja) 電動機装置
KR101255960B1 (ko) 스위치드 릴럭턴스 모터
TW201334371A (zh) 電動機械
JP2013005683A (ja) ステータ及びモータ
JP2015154582A (ja) 三相回転電機のステータ
KR20130021210A (ko) 스위치드 릴럭턴스 모터
JP2014155373A (ja) マルチギャップ型回転電機
KR20200010493A (ko) 회전 전기 기계 및 직동 전동기
JP2006520179A (ja) リニア・モータの固定子鉄心
Dehez et al. Analysis and comparison of classical and flex-PCB slotless windings in BLDC motors
JP2010041786A (ja) 固定子巻線及び回転電機
JP6415029B2 (ja) 電磁誘導装置
JP5698715B2 (ja) アキシャルギャップ型ブラシレスモータ
KR20160091057A (ko) 전자 유도 장치
JP2015512241A (ja) 電気機械
JP2015510751A (ja) 電動機
JP6990014B2 (ja) 回転電機
JP2018108007A (ja) 磁力抵抗を減少させた発電機
KR101348636B1 (ko) 원주방향 다상 분포를 가지는 횡자속 전기기기의 고정자
JP5740250B2 (ja) 永久磁石式回転電機
JP6682881B2 (ja) 回転電機
JP2013153609A (ja) 回転電機

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20140529

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160727

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170509

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170901

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180606

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180911

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6415029

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350