JP6412956B2 - 生体光計測装置、解析装置、及び方法 - Google Patents

生体光計測装置、解析装置、及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、生体光計測装置において、脳血液動態変化などの生体内部情報を精度良く測定・解析する技術に関する。
近赤外分光法(Near Infra- Red Spectroscopy:NIRS)を用いた脳機能計測装置は、医療用および研究用機器として、あるいは教育効果・リハビリ効果の確認、家庭における健康管理、商品モニタ等の市場調査に用いることができる。また、同様の手法により組織酸素飽和度計測や筋肉の酸素代謝計測に用いることができる。さらに、果実の糖度計測を始め、光散乱体を測定対象とした一般の吸収分光装置にも用いることができる。
従来のNIRSを用いた脳機能計測では、ヒトの脳の表層付近の局所的血液動態変化を無侵襲的に観測するために、可視から赤外領域に属する波長の光を被検体に照射し、光照射位置から数cm離れた位置で被検体内部を通過した光量を測定し、修正ランバートベール式を用いてヘモグロビン濃度と光路長の積の変化量(以下、ΔCLと略す)を計測する。つまり、NIRS計測では、生体を透過して検出された光量変化が直接測定量であり、ΔCLが間接測定量である。臨床現場においてこの方法を用いて、言語機能や視覚機能などの計測が行われている。これらの技術に関する先行技術としては、以下の特許文献1−3がある。
特表2005−533609号公報 特開昭59−207131号公報 WO2012/005303号
上述のNIRS計測ける光路長Lは、光照射位置・光検出位置間距離(以下、SD距離と略す)に依存するため、ΔCLもSD距離に依存する。そのため、SD距離の異なる装置間で測定量が異なるという問題があった。逆に言えば、測定データを比較するためには、SD距離が同じになるように光照射位置・光検出位置を配置する必要があった。そのため、頭部形状や頭部寸法が異なる被験者間では脳の測定位置がずれるという課題があった。
更に、光を頭皮上から照射するために、頭皮における皮膚血液動態変動の影響を受ける可能性があり、このような皮膚血流の成分を抽出・除去する方法が研究されている。例えば、特許文献1、2においては、複数のSD距離で測定を実施し、長SD距離における計測信号から短SD距離における計測信号に適当な係数を乗じた値を引くことで、皮膚血液動態由来信号を除去している。また、特許文献3では、皮膚血液動態信号振幅と深部血液動態信号振幅のSD距離依存性が異なることを利用してこれらを分離し、深部血液動態変化に由来する信号を得ている。いずれの方式においても、間接測定量はΔCLであり、信号振幅はSD距離に依存するという課題は解決されていない。
本発明の目的は、SD距離によらず深部血液動態変化に比例する値、すなわち生体内の吸収体濃度変化に対応する値を得ることが可能な生体光計測装置、解析装置並びにその方法を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明においては、生体上の光照射位置に光を照射するための1つまたは複数の光照射器と、生体内を伝播してきた光を生体上の光検出位置において検出するための1つまたは複数の光検出器と、1つまたは複数の光検出器で得られる検出信号を解析するための解析部とを有し、解析部は、検出信号に基づき、生体組織表面上に、距離d1、及び距離d2離れて配置した光照射位置と光検出位置の組により測定された受光強度の対数値の変化量の差分値の、光照射位置・光検出位置間距離に対する傾き値を用いて、生体内部の吸収体濃度変化に対応する値を求める生体光計測装置を提供する。
また、上記の目的を達成するため、本発明においては、生体上の光照射位置から照射した光が生体内を伝播してきた光を、生体上の光検出位置において検出した検出信号を解析するための解析部を有し、解析部は、検出信号に基づき、生体上に、距離d1、及び距離d2離れて配置した光照射位置と光検出位置の組により測定された受光強度の対数値の変化量の差分値の、光照射位置・光検出位置間距離に対する傾き値を用いて、生体内部の吸収体濃度変化に対応する値を求める解析装置を提供する。
更に、上記の目的を達成するため、本発明においては、生体上の光照射位置から照射した光が生体内を伝播してきた光を、生体上の光検出位置において検出した検出信号を解析する解析部よる解析方法であって、検出信号に基づき、生体上に、距離d1、及び距離d2離れて配置した光照射位置と光検出位置の組により測定された受光強度の対数値の変化量の差分値の、光照射位置・光検出位置間距離に対する傾き値を用いて、生体内部の吸収体濃度変化に対応する値を求める解析方法を提供する。
本発明によれば、SD距離によらずに深部の血液動態変化に比例した測定信号を得ることができる。
各実施例に係る部分光路長とSD距離の関係の一例を示す図である。 第1の実施例に係る、光照射位置と光検出位置の組の配置例の図である。 第1の実施例に係る、光照射位置と光検出位置の組の配置例の図である。 第1の実施例に係る、光照射位置と光検出位置の組の配置例の図である。 第1の実施例に係る、生体光計測装置の構成例を示す図である。 第3の実施例に係る、ΔCdeep[t]・L0を求めるための補助説明図である。 第3の実施例に係る、ΔCdeep[t]・L0を求めるための補助説明図である。 第4の実施例に係る、光照射位置と光検出位置と計測点の関係を示す図である。 第5の実施例に係る、ヒト計測のための光照射位置と光検出位置配置例を示す図である。
以下、各種の実施例を図面に従い順次説明する前に、本発明の原理を詳述する。図1は、ヒト頭部を模擬して灰色質(深部)の部分光路長3(Ldeep)と頭皮の部分光路長4(Lscalp)のSD距離依存性を計算した一例を示す図である。同図の横軸はSD距離d(mm)を、縦軸は部分光路長を示す。
同図から明らかなように、深部の部分光路長3(Ldeep)は、X切片d0、傾きL0を持って線形に増加すると近似できるSD距離の範囲1が存在する。また、頭皮の部分光路長4(Lscalp)は変化しないと近似できるSD距離の範囲2が存在する。よって、SD距離の範囲1とSD距離の範囲2が重なるSD距離の範囲においては、SD距離dで測定された受光強度の時間変化をI[d,t]とおくと、時刻0を基点とした吸光度変化、即ち検出器の受光強度の対数値の変化量ΔA[d,t]は、修正ランバートベール式により数1のように書ける。
尚、ここでは本発明の原理の説明を簡単にするために、下記の数1は等吸収点波長を用いて総ヘモグロビンを計測する場合を例にした。2波長以上の光を用いて、酸素化ヘモグロビンおよび脱酸素化ヘモグロビンを分光計測する場合については、実施例2にて説明する。
Figure 0006412956
ここで、εは当該波長における総ヘモグロビンの分子吸光係数、ΔCdeep、ΔCscalpは、それぞれ深部および頭皮における総ヘモグロビン濃度変化を表す。
続いて、SD距離d1で測定したΔA[d1,t]とSD距離d2で測定したΔA[d2,t]の差分値をとり、この差分値をSD距離の差で割ると数2が得られる。
Figure 0006412956
数2の右辺は、2つのSD距離において、ある時刻における検出光量の対数値を基点として、各時刻における検出光量の対数値の変化量を測定し、長SD距離の計測によって得られた変化量から短SD距離の計測によって得られた計測量の差分SD距離に対する傾き値、すなわち生体内部の吸収体濃度変化に比例した値であるΔAdiff/Δdをεで割ったものを示す。この新たな測定量は、深部ヘモグロビン濃度変化ΔCdeepとL0の積に比例し、皮膚血流の影響(ΔCscalp・Lscalp)は除去されている。また、L0はでLdeepのdに対する傾きであり、一定であると見なせるため、SD距離dには依存しない値である。但し、頭部の解剖学的構造と光学特性の分布に依存した光学的構造に依存する。なお、生体内部の吸収体濃度変化に比例した値は、生体内部の吸収体濃度変化に対応する値と呼ぶことができる。
本発明の特徴は、ΔCdeepとL0の積を間接測定量とすることにある。ΔCdeepは濃度の次元を有するが、L0は傾きであり無次元量であるため、本測定量は濃度の次元を有する。また、数1において、ΔCdeep・L0をCdeepとL0の積の変化Δ(Cdeep・L0)と置き換えることができる。つまり、仮に頭部の光学的構造が変化した場合でも、それを含んだ量を間接測定量と考えるということである。
Ldeepが灰白質であるとした場合には、図1よりSD距離の範囲1とSD距離の範囲2が重なるSD距離の範囲は、約10mm以上約40mm以下とすればよいことがわかる。但し、40mmを50mmとしても直線性が大きく損なわれるわけではないので、測定の許容精度によっては50mm以下またはそれ以上とすることも可能である。ただ、SD距離を長くすると空間分解能や直接測定量の信号対雑音比が低下する。よって、実際の測定では、目的に応じてSD距離を選択すればよく、略10mm〜50mmが好ましいといえる。尚、数1では、ある1点の時刻0における検出光量の対数値を基準としたが、複数の時刻における検出光量の対数値の平均値を基準としてもよい。
以上説明した本発明の原理に基づく、本発明の生体光計測装置の好適な態様は下記の構成となる。すなわち、本発明の生体光計測装置は、被検体に光を照射するための1つまたは複数の光照射器と、1つまたは複数の光照射器から被検体上の光照射位置に照射され、被検体内を伝播してきた光を被検体上の光検出位置において検出するための1つまたは複数の光検出器と、1つまたは複数の光検出器で得られる信号を解析するための解析部とを有し、光照射器と光検出器の各々は被検体上に配置され、照射位置と検出位置間の距離として定義されるSD距離が少なくとも短長2種以上であって、かつ、これらのSD距離は、深部における部分光路長がSD距離に対して線形増加すると近似できる範囲の値を有し、解析部は、長SD距離の光照射器と光検出器を用いて検出した信号の対数値と、短SD距離の光照射器と光検出器を用いて検出した信号の対数値の差分をとり、長SD距離と短SD距離の差で除する処理を行い、SD距離dに対する傾き値(ΔAdiff/Δd)を計算し、得られた傾き値を用いて、深部血液動態変化に比例した間接測定信号(ΔCdeep・L0[t])を求める。そして、この間接測定信号を時間波形や画像として表示部に表示し、更には記憶部に保存する。
以下、図面に従い、上述した本発明の種々の実施形態を順次説明する。
実施例1は、生体上の光照射位置に光を照射するための1つまたは複数の光照射器と、生体内を伝播してきた光を生体上の光検出位置において検出するための1つまたは複数の光検出器と、1つまたは複数の光検出器で得られる検出信号を解析するための解析部とを有し、解析部は、検出信号に基づき、生体組織表面上に、距離d1、及び距離d2離れて配置した光照射位置と光検出位置の組により測定された受光強度の対数値の変化量の差分値の、SD距離に対する傾き値を用いて、生体内部の吸収体濃度変化に対応する値として、生体内部の吸収体濃度変化に比例した値を求める生体計測装置、解析装置、及び方法の実施例である。
まず、図2から図4に、実施例1に係る生体光計測装置の光照射器と光検出器を使って、生体内部の吸収体濃度変化に対応する値であるΔAdiff/Δdを計算するために組として用いる光照射位置と光検出位置の配置例を示す。図2では、第1の光照射位置12と光1の光検出位置13がSD距離d1で配置されて対を形成しており、第2の光照射位置16と光1の光検出位置14がSD距離d2で配置されて対を形成している。
図3では、光照射位置12は第1の光検出位置13と第2の光検出位置14の両方と対を形成している。つまり、光照射位置12から照射された光は第1の光検出位置13と第2の光検出位置14の両方で検出される。逆に、図4では、第1の光照射位置12と第2の光照射位置16から別々に照射された光が1個の光検出位置13で検出されている。
図2から図4で示したように、光照射位置と光検出位置が直線に配置されることが望ましいが、血液動態変化がほぼ一定とみなせる領域では、異なる方向に配置されたSD距離の異なる光検出位置を用いることもできる。
図5に、実施例1の生体光計測装置の全体構成の一例を示す。光を生体に入射し、生体内を散乱・吸収され伝播して出てきた光を検出する生体光計測装置において、装置本体20に含まれる1つまたは複数の光照射器である光源101から照射される光30を、導波路40を介して、生体、すなわち被検者10に入射させる。光30は、光照射位置12から被検者10内に入射し、被検者10内を透過、伝播した後は、光照射位置12と離れた位置にある光検出位置13および14から導波路40を介して、別々の光検出器102で検出される。光照射位置12と光検出位置13間の距離をd1および光照射位置12と光検出位置14間の距離をd2とする。図5では光検出位置が2つの場合を図示しているが、光検出位置は3個以上あってもよい。
ここで、1つまたは複数の光源101は半導体レーザ(LD)や発光ダイオード(LED)等であり、1つまたは複数の光検出器102はアバランシェフォトダイオード(APD)やフォトダイオード(PD)、光電子増倍管(PMT)等であれば良い。また、導波路40は光ファイバ、ガラス、ライトガイド等であれば良い。光源101は、光源駆動装置103により駆動され、1つまたは複数の光検出器出力は増幅器104により増幅後、アナログ−デジタル変換器105でアナログ−デジタル変換され、その値を用いて解析部110で処理された結果が表示部109で表示されるとともに、記憶部108に保存される。制御部106は、入力部107からの条件等の入力や記憶部108のデータに基づき、光源駆動装置103の制御を行なう。
図5に示した生体光計測装置の制御部106、入力部107、記憶部108、表示部109、解析部110は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等の通常の計算機構成で実現できることは言うまでない。特に、制御部106や解析部110は、PCの中央処理部(CPU)におけるプログラム実行で構成でき、記憶部108には、計測或いは算出された各種のデータが記憶されると共に、制御部106、解析部110の機能を実現する各種のプログラムを記憶することができる。
さて、CPU等で実現可能な解析部110では、光検出器102で検出された信号に基づき解析を実行する。具体的には、アナログ−デジタル変換器105で変換して得られたデジタル信号を受け当該デジタル信号をもとに、以下の演算により、深部の酸素化ヘモグロビンと深部の脱酸素化ヘモグロビンについて、それぞれ、(ΔCoxyL0)deepと(ΔCdeoxyL0)deepを求める。光源101の出力として、2つの波長λ1とλ2を用いた場合、数2は以下のように表すことができる。
Figure 0006412956
ここでそれぞれのパラメータの下付のoxy、deoxyは、酸素化ヘモグロビンおよび脱酸素化ヘモグロビンに相当するパラメータであることを表し、εの上付のλ1、λ2はそれぞれの波長におけるヘモグロビン分子吸光係数を表す。数3をΔCdeepL0について解くと、数4が得られる。
Figure 0006412956
数4の右辺の右側の行列が、2波長計測の場合に用いられるべきΔAdiff/Δdを要素とする行列である。数4は、上述した等吸収点波長を用いた場合の数2に対応する式である。
ここでは、制御部106は光源101の駆動、光検出器102のゲイン制御、アナログ−デジタル変換器105からの信号処理を全て行うことを想定して記述したが、それぞれ別個の制御部を有し、さらにそれらを統合する手段を有することでも同機能を実現できる。また、また、ここでは、デジタル変換した後に演算を行ったが、対数増幅器や差動増幅器を用いてアナログ的に演算してもよい。また、ここでは光源101および光検出器102と被験者10の間は光導波路40を用いて光を伝播させたが、光源や検出器を直接、生体に接触させる構成としてもよい。
本実施例では、2波長の光源を用いた場合について説明したが、1波長の場合、3波長以上の場合についても同様な演算が可能である。また、本実施例は一つの組についての説明であったが、従来の装置と同様に、複数の組について測定を実施し、画像化してもよい。また、本実施例では、1個の光照射器に対して複数の光検出器がある場合について説明したが、1個の光検出器に対して複数の光照射器を用いる構成としても良い。また、組の間で光照射器と光検出器を共有することなく、SD距離が異なる複数の組を用いても構わない。但し、組間で光照射器と光検出器を共有することにより、部品数の低減が可能となる。
光照射器の出力光量が時間変化する場合、それをI0[t]とし、従来の間接測定量ΔCLを用いて数1を記述すると以下の式が得られる。
Figure 0006412956
光照射器の出力光量が時間変化する場合は、数5の右辺第1項と第2項が存在するために、ΔCLの変化として計測されてしまうことがわかる。よって、従来装置では、光源の出力光量を安定化させるための制御手段、つまり、出力光量の一部を検出して負帰還制御をかける回路などが必要であった。本実施例で特に一つの光照射器に対して複数の光検出器を用いる構成とした場合には、例え数5のように照射光量変化があっても、ΔA[d1,t]とΔA[d2,t]の差をとることにより、照射光量の項(I0[0]およびI0[t])が消えて、数2が得られる。これは、本実施例の特徴である、間接測定量ΔCdeep・L0は照射光強度が変動してもその影響を受けないことを意味する。よって、一つの光照射器に対して複数の光検出器を用いる構成とすることにより、光源出力の雑音や揺らぎを打ち消すことができ、計測精度が向上する上、従来必要であった光源の出力光量を安定化する制御手段が不要となり、装置の小型化、低コスト化が可能になるという効果がある。
本実施例によれば、SD距離によらずに深部の血液動態変化に比例した測定信号を得ることができるため、光照射手段や光検出手段として通常使用される光ファイバや光学素子を厳密な距離で配置する必要がなくなり、また、配置の自由度が高くなる。よって、被験者の頭部寸法や頭部形状によらず、計測すべき脳の位置にあわせた配置を提供することができる。さらに、SD距離の異なる装置または測定条件間で測定結果を比較することができるという効果もある。
次に、実施例2として、3種類以上のSD距離において測定した検出信号を用いる生体光計測装置について実施例について説明する。実施例1では、異なる2つのSD距離d1およびd2において測定した検出信号を用いた。本実施例では、3種類以上のSD距離の場合でも同様に配置することができることを示す。
3つのSD距離d1、d2、d3を組として用いた場合の演算について述べる。一つの光照射器につきSD距離d1、d2、d3の位置に光検出器を3個配置する。これらの3個の光検出器のうち2個の組み合わせは、d1-d2、d2−d3、d1−d3の3種類であるので、それぞれの副次的組について、3つのΔAdiff[t]/Δdが得られる。これら3つの平均値を、当該組の測定値ΔCdeep[t]・L0とする。これにより、測定誤差を減らすことができる。ここでは、3つのSD距離について説明したが、4つ以上のSD距離を組として用いた場合でも同様に計算することができる。ここで、それぞれの副次的組のΔdは同じ値でもよいし、異なる値でもよい。また、複数の組がある場合、それぞれの組のΔdは同じ値でもよいし、異なる値でもよい。
本実施例では、3個のSD距離d1、d2、d3を組として用いた場合の別の演算について述べる。図6に示すようにそれぞれの時刻tごとに、dを横軸とし、ΔAdiffを縦軸としたグラフ上に3つのSD距離における測定値をプロットして、線形回帰によりその傾き(ΔAdiff/Δd)を求め、これをεで除した値を当該組の測定値ΔCdeep[t]・L0とする。この場合も、実施例と同様に測定誤差を低減する効果がある。図6では、d1、d2、d3が異なる場合が描かれているが、図7に示すようにその一部が同じ値(d2=d3)を有しても構わない。また、4つ以上のSD距離を組として用いた場合でも同様に計算することができる。
実施例4として、生体光計測装置において、解析部等で計測された測定値を好適に画像化する方法の実施例を説明する。図8は、上述したΔCdeep・L0の測定値を画像化する方法について説明するための図である。同図において、光照射器12からSD距離d1、d2、d3だけ離れた位置に光検出器13、14、15が配置され、破線で囲まれた4個の組を形成している。図8は、光検出器14を他の光検出器と同じ直線上に配置せず、異なる光照射器からの距離が同じになるようにして組間で共有することにより、光検出器の数を減らしている例である。組内の光照射位置と光検出位置の間の領域では、皮膚血液動態も脳血液動態もそれぞれ均一であるとしているため、ΔAdiffは光照射位置とそこから最も遠い光検出位置の間の情報を反映しているとみなせる。
そこで、組内でSD距離の最も長い光検出位置と光照射位置との略中点を、当該組の計測点401として代表させることができる。このようにして組毎に得られた計測点(+の交差点)における測定値ΔCdeep・L0を、図5で示したCPU等で実現される解析部110のプログラム処理において、必要に応じて計測点間を補間して、従来と同様に画像表示する。ここで、計測点401と光検出器14の位置が重なっているが、これは光検出器15が光照射器12と光検出器13の中点に配置された場合について図示したためであり、光検出器15は必ずしも当該中点に配置される必要はなく、その場合には計測点401と光検出器15の位置は一致しない。
実施例5として、生体光計測装置の光照射器と光検出器の好適な配置に関する実施例を説明する。なお、生体光計測装置本体の構成は、上述した他の実施例と同じ構成であるので、ここでは説明を省略する。
図9に示すように、本実施例の光照射器12と光検出器13,14は伸縮性のある機構または部材でできた保持部501で結合されており、被験者の頭部形状に応じて保持部501が伸縮することにより、SD距離が伸縮して配置される。そして、保持部501に取り付けられたマーカ502を被験者の鼻根に位置あわせし、後頭結節に図示を省略した、同じく保持部501に取り付けられた別のマーカを合わせることにより、被験者の頭部形状に沿って頭周を分割した位置に光照射位置と光検出位置を配置することができる。外的指標としては、一般に鼻根や後頭結節の他に、耳朶や正中中心部などが用いられる。
従来の装置では、SD距離を一定とするために光照射位置と光検出器位置は距離が変わらないように伸縮性のない部材で結合されていた。そのため、頭部の大きさや形状が異なる被験者では、計測位置がずれることにより計測される脳領野がずれるので、光照射位置と光検出位置と被験者頭部の外的指標の相対的位置関係を別に測定して、計測される脳領野を推定するという追加作業がなされることがあった。
それに対し、本実施例の装置ではSD距離を一定とする必要がないため、被験者頭部形状に対して相対的位置に光照射位置や光検出器位置を配置することができる。脳の領野の位置は、被験者頭部の外的指標との相対的位置で推定できるため、本実施例の構成によれば、計測位置が脳のどの領野に相当するかを容易に推定できるという効果がある。更に、外的指標を基にして計測位置を標準化することにより、被験者の頭部形状によらず同じ相対位置で得られた測定データを比較、演算することができるという効果もある。
また、脳波との同時計測において、脳波は外的指標を基準にした相対位置に計測位置を配置するのに対し、NIRSの光プローブはSD距離を固定した絶対位置への配置が必要となるため、脳波電極と光プローブの配置位置が干渉して配置が困難になる上、被験者毎に脳波とNIRSの計測位置の位置関係がずれるという問題があった。光照射位置や光検出器位置の配置を、脳波電極配置に一般的に使用される国際10-20法などと同じ、またはこれらに準拠することにより、前記干渉を防ぐことができ、脳波とNIRSの同時計測が容易になるという効果がある。本実施例では頭部を一周する光照射位置や光検出器位置の配置について説明したが、頭部全体、或いは頭部の部分的な計測においても同様に光照射位置や光検出器位置の配置を構成することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明のより良い理解のために詳細に説明したのであり、必ずしも説明の全ての構成を備えるものに限定されものではない。
また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることが可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
更に、上述した各構成、機能、処理部等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良いし、それらの一部又は全部を実現するプログラムを作成することによりソフトウェアで実現しても良いことは言うまでもない。また、本明細書では、まず、異なるSD距離において計測した吸光度の差を計算した後に、修正ランバートベール式を用いてΔCdeep・L0を求めているが、まず、それぞれのSD距離において計測した吸光度から修正ランバートベール式を用いてΔC・Lを求めた後に、それらの差を演算することによりΔCdeep・L0を求めてもよい。例えば、SD距離がd1とd2の場合には、
数6のように表される。
Figure 0006412956
1 灰白質の部分光路長が線形の範囲
2 頭皮の部分光路長が一定の範囲
3 灰白質の部分光路長
4 頭皮の部分光路長
10 被検者
12、16 光照射位置
13、14、15:光検出位置
20 装置本体
30 光
40 光導波路
50 光照射器
60、102 光検出器
101 光源
103 光源駆動装置
104 増幅器
105 アナログ−デジタル変換器
106 制御部
107 入力部
108 記憶部
109 表示部
110 解析部
401 計測点
501 保持部
502 マーカ

Claims (10)

  1. 生体上の光照射位置に光を照射するための1つまたは複数の光照射器と、
    生体内を伝播してきた光を生体上の光検出位置において検出するための1つまたは複数の光検出器と、
    1つまたは複数の前記光検出器で得られる検出信号に基づき、生体組織表面上に、距離d1、及び距離d2離れて配置した光照射位置と光検出位置の組により測定された受光強度を解析するための解析部とを有し、
    前記解析部は、
    前記受光強度を使って、深部酸素化ヘモグロビン濃度変化と、深い部分における部分光路長の、光照射位置・光検出位置間距離に対する傾きとの積、及び深部脱酸素化ヘモグロビン濃度変化と、前記傾きとの積を求める、
    ことを特徴とする生体光計測装置。
  2. 請求項1に記載の生体光計測装置であって、
    前記距離d1と前記距離d2が、前記生体の浅い部分における部分光路長が同じとみなすことができ、かつ、前記深い部分における部分光路長が前記光照射位置光検出位置間距離に比例する範囲にある、
    ことを特徴とする生体光計測装置。
  3. 請求項1に記載の生体光計測装置であって、
    前記距離d1と前記距離d2は10mm〜50mmである、
    ことを特徴とする生体光計測装置。
  4. 請求項1に記載の生体光計測装置であって、
    前記光照射位置と光検出位置の組が、一つの前記光照射器と、当該光照射器からそれぞれ前記距離d1、前記距離d2だけ離して配置された前記光検出器で構成される、
    ことを特徴とする生体光計測装置。
  5. 生体上の光照射位置から照射した光が生体内を伝播してきた光を、生体上の光検出位置において検出した検出信号に基づき、生体組織表面上に、距離d1、及び距離d2離れて配置した光照射位置と光検出位置の組により測定された受光強度を解析するための解析部を有し、
    前記解析部は、
    前記受光強度を使って、深部酸素化ヘモグロビン濃度変化と、深い部分における部分光路長の、光照射位置・光検出位置間距離に対する傾きとの積、及び深部脱酸素化ヘモグロビン濃度変化と、前記傾きとの積を求める、
    ことを特徴とする解析装置。
  6. 請求項に記載の解析装置であって、
    前記距離d1と前記距離d2が、前記生体の浅い部分における部分光路長が同じとみなすことができ、かつ、前記深い部分における部分光路長が前記光照射位置光検出位置間距離に比例する範囲にある、
    ことを特徴とする解析装置。
  7. 請求項に記載の解析装置であって、
    前記距離d1と前記距離d2は10mm〜50mmである、
    ことを特徴とする解析装置。
  8. 生体上の光照射位置から照射した光が生体内を伝播してきた光を、生体上の光検出位置において検出した検出信号に基づき、生体組織表面上に、距離d1、及び距離d2離れて配置した光照射位置と光検出位置の組により測定された受光強度を解析する解析部よる解析方法であって、
    前記受光強度を使って、深部酸素化ヘモグロビン濃度変化と、深い部分における部分光路長の、光照射位置・光検出位置間距離に対する傾きとの積、及び深部脱酸素化ヘモグロビン濃度変化と、前記傾きとの積を求める、
    ことを特徴とする解析方法。
  9. 請求項に記載の解析方法であって、
    前記距離d1と前記距離d2が、前記生体の浅い部分における部分光路長が同じとみなすことができ、かつ、前記深い部分における部分光路長が前記光照射位置光検出位置間距離に比例する範囲にある、
    ことを特徴とする解析方法。
  10. 請求項に記載の解析方法であって、
    前記距離d1と前記距離d2は10mm〜50mmである、
    ことを特徴とする解析方法。
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