JP6411544B2 - 微細時間測定を使用したワイヤレスドッキング/ドッキング解除 - Google Patents

微細時間測定を使用したワイヤレスドッキング/ドッキング解除 Download PDF

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相互参照
[0001]本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、2015年3月30日に出願された、「Wireless Docking/Undocking Using Fine Time Measurement」と題する、Huangらによる米国特許出願第14/673,399号、および2014年4月9日に出願された、「Wireless Docking/Undocking Using Fine Time Measurement」と題する、Huangらによる米国仮特許出願第61/977,374号の優先権を主張する。
[0002]以下は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、電子デバイスのためのワイヤレスドッキングセンターに関する。
[0003]ドッキングステーション、ワイヤレスドッキングステーション、またはドックとも呼ばれる、ワイヤレスドッキングセンター(WDC:wireless docking center)は、コンピュータなどの電子デバイスを、モニタ、キーボード、マウス、プリンタ、スキャナ、カメラなどを含む様々な周辺デバイスにワイヤレスに接続するために使用され得る。WDCを介して周辺デバイスと接続される電子デバイスとしては、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、ネットブック、タブレット、スマートフォン、PDA、および他の同様の電子デバイスがあり得る。これらの電子デバイスは、WDCと「ドッキング」することが可能であり、したがって、ワイヤレスドッキー(WD:wireless dockee)とも呼ばれる。
[0004]場合によっては、WDおよび/またはWDCは、近傍度ベースのドッキング/ドッキング解除をサポートし、それらの近接度に基づいてワイヤレスドッキングセッションを自動的に実行し得る。いくつかの従来の技法によれば、WD/WDCは、信号強度(たとえば、受信信号強度指示(RSSI:received signal strength indication))を測定することによって、それらの近接度を決定し得る。WDおよび/またはWDCが互いに近づくことにより信号強度が改善すると、一方のデバイスが、ドッキング接続を構築するためにドッキングセッションを開始し得る。同様に、WDおよび/またはWDCが互いから離れることにより信号強度が劣化すると、一方のデバイスが、他方のデバイスがもはや周辺機器へのアクセスを必要としないと決定し、ドッキング接続をティアダウン(tear down)するためにドッキングセッションを開始し得る。しかしながら、信号ベースの近接度検出は、グラニュラリティの問題(granularity concerns)という欠点があり得、たとえば、近傍度ベースの自動ドッキング/ドッキング解除のために必要な所望の正確度内での近接度検出を行わないことがある。
[0005]説明する特徴は、一般に、ワイヤレスドッキー(WD)および/またはワイヤレスドッキングセンター(WDC)が、微細タイミング測定(a fine timing measurement)を使用してワイヤレスドッキングセッションを自動的に実行することを可能にするための方法、システム、および/装置に関する。自動的な、タイミングベースのドッキングセッションは、WD開始型(WD initiated)および/またはWDC開始型であり得る。ワイヤレスデバイス(たとえば、WDCまたはWD)を用いて微細タイミング測定プロシージャが実行され得る。微細タイミング測定プロシージャ中に交換されたタイミング情報に基づいて、伝搬時間(たとえば、ラウンドトリップ時間)が決定され得る。伝搬時間は、次いで、ワイヤレスデバイスへの近接度を決定するために使用され得る。近接度が十分に近い場合、ワイヤレスデバイスを用いてワイヤレスドッキングセッションが実行され得る。
[0006]例示的な例の第1のセットによれば、ワイヤレス通信のための方法は、ワイヤレスデバイスと交換された信号についての伝搬時間を決定するために、ワイヤレスデバイスを用いた微細タイミング測定プロシージャを実行することを含み得、伝搬時間は、微細タイミング測定プロシージャ中に交換されたタイミング情報に少なくとも部分的に基づく。本方法はまた、伝搬時間に基づいてワイヤレスデバイスへの近接度を決定することを含み得る。本方法は、微細タイミング測定プロシージャを使用して決定された近接度に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスデバイスとのワイヤレスドッキングセッションを実行することをさらに含み得る。
[0007]いくつかの例では、本方法は、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャをサポートすると決定することと、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することとを含み得る。本方法はまた、事前関連付け発見の後に、微細タイミング測定プロシージャを開始するためにワイヤレスデバイスに微細タイミング測定要求フレームを送ることを含み得る。本方法はワイヤレスドッキングセンターによって実行され得、ワイヤレスデバイスはワイヤレスドッキーを備え得る。ワイヤレスドッキーがワイヤレスドッキングセンターとワイヤレスにドッキングさせられた後に、微細タイミング測定プロシージャを開始するためにワイヤレスドッキーに微細タイミング測定要求フレームが送られ得る。事前関連付け発見の後に、微細タイミング測定プロシージャを開始するためにワイヤレスドッキーに微細タイミング測定要求フレームが送られ得る。
[0008]他の例では、本方法はワイヤレスドッキーによって実行され、ワイヤレスデバイスはワイヤレスドッキングセンターを備える。ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、事前関連付け発見中に、ワイヤレスデバイスから、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャをサポートすることを示す拡張能力情報要素(extended capabilities information element)を受信することと、事前関連付け発見中に、ワイヤレスデバイスがワイヤレスドッキングセッションをサポートすることを示すサービス情報フィールドを受信することとを含み得る。拡張能力情報要素は、ビーコン、プローブ要求メッセージ、プローブ応答メッセージ、関連付け要求メッセージ、または関連付け応答メッセージのうちの少なくとも1つ中で受信され得る。
[0009]また他の例では、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、事後発見中に、ワイヤレスデバイスがタイミングプロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすることを示すユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP:universal plug-n-play)引数フィールドを受信することを含み得る。ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、事後発見中に、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすることを示すUPnPアクション応答を受信することを含み得る。
[0010]いくつかの例では、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートするという指示を受信するために、近隣認識ネットワーキング(NAN:neighborhood awareness networking)プロシージャに参加することを含み得る。ワイヤレスドッキングセッションは、ワイヤレスデバイスとのドッキングまたはワイヤレスデバイスとのドッキング解除のうちの少なくとも1つを含み得る。
[0011]例示的な例の第2のセットによれば、ワイヤレス通信のための装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、ドッキングマネージャとを含み得る。ドッキングマネージャは、ワイヤレスデバイスと交換された信号についての伝搬時間を決定するために、ワイヤレスデバイスを用いた微細タイミング測定プロシージャを実行し得、伝搬時間は、微細タイミング測定プロシージャ中に交換されたタイミング情報に少なくとも部分的に基づく。ドッキングマネージャはまた、伝搬時間に基づいてワイヤレスデバイスへの近接度を決定し、微細タイミング測定プロシージャを使用して決定された近接度に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスデバイスとのワイヤレスドッキングセッションを実行し得る。
[0012]いくつかの例では、ドッキングマネージャはさらに、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャをサポートすると決定し、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定し得る。ドッキングマネージャは、事前関連付け発見の後に、微細タイミング測定プロシージャを開始するためにワイヤレスデバイスに微細タイミング測定要求フレームを送り得る。本装置はワイヤレスドッキーであり得、ワイヤレス通信デバイスはワイヤレスドッキングセンターであり得る。場合によっては、本装置はワイヤレスドッキングセンターであり得、ワイヤレスデバイスはワイヤレスドッキーであり得る。これらの場合、ドッキングセンター中のドッキングマネージャは、ワイヤレスドッキーがワイヤレスドッキングセンターとワイヤレスにドッキングさせられた後に、微細タイミング測定プロシージャを開始するためにワイヤレスドッキーに微細タイミング測定要求フレームを送り得る。代替的に、ドッキングマネージャは、事前関連付け発見の後に、微細タイミング測定プロシージャを開始するためにワイヤレスドッキーに微細タイミング測定要求フレームを送り得る。
[0013]ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、事前関連付け発見中に、ワイヤレスデバイスから、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャをサポートすることを示す拡張能力情報要素を受信することと、事前関連付け発見中に、ワイヤレスデバイスがワイヤレスドッキングセッションをサポートすることを示すサービス情報フィールドを受信することとを含み得る。拡張能力情報要素は、ビーコン、プローブ要求メッセージ、プローブ応答メッセージ、関連付け要求メッセージ、または関連付け応答メッセージのうちの少なくとも1つ中で受信され得る。
[0014]いくつかの例では、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、事後発見中に、ワイヤレスデバイスがタイミングプロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすることを示すUPnP引数フィールドを受信することを含み得る。ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、事後発見中に、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすることを示すUPnPアクション応答を受信することを含み得る。
[0015]いくつかの例では、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートするという指示を受信するために、NANプロシージャに参加することを含み得る。ワイヤレスドッキングセッションは、ワイヤレスデバイスとのドッキングまたはワイヤレスデバイスとのドッキング解除のうちの少なくとも1つを含み得る。
[0016]例示的な例の第3のセットによれば、ワイヤレス通信のための装置は、ワイヤレスデバイスと交換された信号についての伝搬時間を決定するために、ワイヤレスデバイスを用いた微細タイミング測定プロシージャを実行するための手段を含み得、伝搬時間は、微細タイミング測定プロシージャ中に交換されたタイミング情報に少なくとも部分的に基づく。本装置はまた、伝搬時間に基づいてワイヤレスデバイスへの近接度を決定するための手段と、微細タイミング測定プロシージャを使用して決定された近接度に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスデバイスとのワイヤレスドッキングセッションを実行するための手段とを含み得る。
[0017]いくつかの例では、ワイヤレスドッキングセッションを実行するための手段はさらに、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャをサポートすると決定し、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定し得る。微細タイミング測定プロシージャを実行するための手段はさらに、事前関連付け発見の後に、微細タイミング測定プロシージャを開始するためにワイヤレスデバイスに微細タイミング測定要求フレームを送り得る。いくつかの例では、本装置はワイヤレスドッキングセンターであり得、ワイヤレスデバイスはワイヤレスドッキーを備え得る。これらの場合、ワイヤレスドッキングセンターにおいて微細タイミング測定を実行するための手段は、事前関連付け発見の後に、微細タイミング測定プロシージャを開始するためにワイヤレスドッキーに微細タイミング測定要求フレームを送り得る。ワイヤレスドッキーがワイヤレスドッキングセンターとワイヤレスにドッキングさせられた後に、微細タイミング測定プロシージャを開始するためにワイヤレスドッキーに微細タイミング測定要求フレームが送られ得る。
[0018]他の例では、ワイヤレスドッキングセッションを実行するための手段はさらに、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャをサポートすると決定し、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定し得る。ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、事前関連付け発見中に、ワイヤレスデバイスから、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャをサポートすることを示す拡張能力情報要素を受信することと、事前関連付け発見中に、ワイヤレスデバイスがワイヤレスドッキングセッションをサポートすることを示すサービス情報フィールドを受信することとを含み得る。拡張能力情報要素は、ビーコン、プローブ要求メッセージ、プローブ応答メッセージ、関連付け要求メッセージ、または関連付け応答メッセージのうちの少なくとも1つ中で受信され得る。
[0019]また他の例では、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、事後発見中に、ワイヤレスデバイスがタイミングプロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすることを示すUPnP引数フィールドを受信することを含み得る。ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、事後発見中に、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすることを示すUPnPアクション応答を受信することを含み得る。
[0020]いくつかの例では、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートするという指示を受信するために、NANプロシージャに参加することを含み得る。ワイヤレスドッキングセッションは、ワイヤレスデバイスとのドッキングまたはワイヤレスデバイスとのドッキング解除のうちの少なくとも1つを含み得る。
[0021]例示的な例の第4のセットによれば、ワイヤレス通信装置によるワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレス通信装置に、ワイヤレスデバイスと交換された信号についての伝搬時間を決定するためにワイヤレスデバイスを用いた微細タイミング測定プロシージャを実行することと、伝搬時間は、微細タイミング測定プロシージャ中に交換されたタイミング情報に少なくとも部分的に基づく、伝搬時間に基づいてワイヤレスデバイスへの近接度を決定することと、微細タイミング測定プロシージャを使用して決定された近接度に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスデバイスとのワイヤレスドッキングセッションを実行することとを行わせるために、プロセッサによって実行可能なコードを含み得る。いくつかの例では、コードはまた、ワイヤレス通信装置に、例示的な例の第1のセットに関して上で説明したワイヤレス通信のための方法の態様を実装させるために、プロセッサによって実行可能であり得る。
[0022]説明する方法および装置の適用性のさらなる範囲は、以下の発明を実施するための形態、特許請求の範囲、および図面から明らかになろう。当業者には発明を実施するための形態の範囲内の様々な変更および改変が明らかになるので、発明を実施するための形態および特定の例は、例示として与えられるものにすぎない。
[0023]以下の図面を参照することにより、本発明の性質および利点のさらなる理解が得られ得る。添付の図において、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素同士を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のうちのいずれか1つに適用可能である。
[0024]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムの図。 [0025]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムのコールフロー図。 [0026]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムにおける通信を示すコールフロー図。 [0027]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムにおける通信を示すコールフロー図。 [0028]本開示の様々な態様による、ワイヤレスネットワークにおける通信のために構成されたデバイスのブロック図。 [0029]本開示の様々な態様による、ワイヤレスネットワークにおける通信のために構成されたデバイスのブロック図。 [0030]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムのブロック図。 [0031]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法のフローチャート。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法のフローチャート。
[0032]ワイヤレスドッキーおよび/またはワイヤレスドッキングセンターが微細タイミング測定に基づいてそれらの近接度を決定することを可能にするための方法、システム、および装置について説明する。微細タイミング測定は、デバイスの近接度を決定するために使用され得る、デバイス間で交換された信号についての伝搬時間(またはラウンドトリップ時間)に関連付けられた情報を与え得る。デバイス間の近接度が十分に近い場合、デバイスは、ピアツーピア(P2P)ドッキング接続を構築するためにワイヤレスドッキングセッションを開始し得る。同様に、P2Pドッキング接続をすでに有するデバイスは、一方のデバイスが他方のデバイスから離れるときを決定するために微細タイミング測定を使用し、必要なときに、P2Pドッキング接続をティアダウンし得る。説明するタイミングベースの近接度検出技法は、ワイヤレスドッキー開始型および/またはワイヤレスドッキングセンター開始型であり得る。
[0033]ワイヤレスドッキーまたはワイヤレスドッキングセンターが、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)またはワイヤレスフィデリティ(Wi−Fi(登録商標))ネットワークに関するタイミングベースの自動ドッキングセッションを実行するための様々な技法について本明細書で説明した。WLANまたはWi−Fiネットワークは、たとえば、様々なIEEE802.11規格(たとえば、IEEE802.11a/g、802.11n、802.11ac、802.11ad、802.11ahなど)に記載されているプロトコルに基づくネットワークを指すことがある。ただし、同じまたは同様の技法が、任意のワイヤレスネットワーク(たとえば、セルラーネットワーク)においても使用され得る。たとえば、同じまたは同様の技法は、セルラーワイヤレスシステム、ピアツーピアワイヤレス通信、アドホックネットワーク、衛星通信システム、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。これらのワイヤレス通信システムは、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)、および/または他の無線技術など、様々な無線通信技術を採用し得る。概して、ワイヤレス通信は、無線アクセス技術(RAT)と呼ばれる無線通信技術の規格化された実装形態に従って行われる。無線アクセス技術を実装するワイヤレス通信システムまたはネットワークは、無線アクセスネットワーク(RAN)と呼ばれることがある。
[0034]したがって、以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用可能性、または構成を限定するものではない。本明細書で開示する概念から逸脱することなく、説明する要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な実施形態は、適宜に様々なプロシージャまたは構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実行され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの実施形態に関して説明する特徴は、他の実施形態において組み合わせられ得る。
[0035]最初に図1を参照すると、図は、様々な例による、ワイヤレス通信システム100を示している。ワイヤレス通信システム100は、ワイヤレスドッキングセンター105と、周辺デバイス110と、ワイヤレスドッキー115とを含む。周辺デバイス110は、それぞれ少なくとも1つの周辺機器特徴を有する電子デバイスであり得る。たとえば、周辺デバイス110−aは、グラフィカルユーザインターフェースを表示する周辺機器特徴をもつモニタであり得る。いくつかの例では、周辺デバイス110−bは、ユーザ入力の周辺機器特徴をもつキーボードである。周辺デバイス110−cは、たとえば、ネットワークへのアクセスを与える周辺機器特徴をもつ、ワイヤレスアクセスポイントであり得る。追加または代替として、ワイヤレスドッキングセンター105は、周辺デバイス110−dなど、組込み周辺機器を含み得る。周辺デバイス110の一部または全部は、ワイヤードまたはワイヤレス接続によって、ワイヤレスドッキングセンター105に接続されるか、および/またはそれと通信していることがある。
[0036]ワイヤレスドッキングセンター105は、様々な知られているおよび/または一般的な周辺機能プロトコル(PFP:peripheral function protocol)をサポートし得る。たとえば、ワイヤレスドッキングセンター105は、Miracast、ユニバーサルシリアルバス(USB)、IEEE802.11ad(「WiGig」)、ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)、および/またはWi−Fi Direct(登録商標)サービスアプリケーションサービスプラットフォーム(WFDS ASP)をサポートし得る。周辺デバイス110のうちのいくつかは、そのような知られているPFPを採用し得、したがって、ワイヤレスドッキングセンター105は、これらの周辺デバイス110に関係する発見情報をワイヤレスドッキー115に容易に送信し得る。
[0037]ワイヤレスドッキー115は、たとえば、Wi−Fiを利用して、ワイヤレスドッキングセンター105にワイヤレスに接続し得る。ワイヤレスドッキー115は、ワイヤレスドッキングセンター105を介して利用可能な周辺機器特徴に基づいて、ワイヤレスドッキングセンター105を探し出すか、またはそれに接続し得る。したがって、ワイヤレスドッキングセンター105は、ワイヤレスドッキー115にとって利用可能な周辺機器特徴と、したがって周辺デバイスとを広告し得る。ワイヤレスドッキングセンター105にに接続される(たとえば、ドッキングさせられる)と、ワイヤレスドッキー115は、ワイヤレスドッキングセンター105を通して利用可能な周辺機器特徴を活用し得る。
[0038]ワイヤレスドッキー115およびワイヤレスドッキングセンター105は、接続されたとき、たとえば、Wi−Fi P2Pリンクを形成し得る。ワイヤレスドッキー115およびワイヤレスドッキングセンター105は、それぞれ、ドッキングセッション(発見から、ドッキング、PFを使用すること、ドッキング解除まで)を管理するために、ドッキングマネージャプロトコルを実装するドッキングマネージャシステムを含み得る。ワイヤレスドッキングセンター105において、ドッキングマネージャシステムは、ワイヤレスドッキングセンター105が、それが管理する周辺機器特徴(PF:peripheral feature)とそれのPFを利用するために必要とされる能力とを含む、ドッキングサービスを広告することを可能にし、ワイヤレスドッキー115がワイヤレスドッキングセンター105に接続することを可能にすることを可能にし得る。ワイヤレスドッキー115において、ドッキングマネージャシステムは、ワイヤレスドッキー115が、ワイヤレスドッキングセンター105が管理するPFとPFを利用するために必要とされる能力とを含む、ワイヤレスドッキングセンター105におけるドッキングサービスを探すこと、ならびにワイヤレスドッキングセンター105にワイヤレス接続することを可能にする。ワイヤレスドッキングセンター105およびワイヤレスドッキー115は、自動ドッキング/ドッキング解除、すなわち、P2Pリンクをセットアップまたはティアダウンするためにユーザ介入を必要とすることのない、をサポートするように構成され得る。
[0039]ドッキングセッションは、事前関連付け発見フェーズと、事後関連付け発見フェーズと、ドッキングセッションセットアップフェーズと、ドッキング管理動作フェーズと、PFサービスセッションセットアップフェーズと、ドッキングセッションティアダウンフェーズとを含み得る。ワイヤレスドッキー115およびワイヤレスドッキングセンター105は、それぞれ、他方が、微細タイミング測定プロシージャをサポートし、自動ドッキングセッションプロシージャをもサポートするように構成されているかどうかを決定し得る。これは、事前関連付け発見および/または事後関連付け発見中に決定され得る。両方のデバイスがそのように構成されている場合、一方のデバイスが、微細タイミング測定プロシージャを開始し、微細タイミング測定プロシージャに関連付けられた伝搬遅延に基づいて、他方のデバイスへのそれの近接度を決定し得る。デバイスが互いに近い場合、それらは、P2Pリンクを確立するためにドッキングプロシージャを自動的に実行し得る。
[0040]いくつかの例では、微細タイミング測定プロシージャと自動ドッキングセッションとのサポートの決定は、近隣認識ネットワーキング(NAN)プロシージャの構成要素であり得る。概して、NANプロシージャは、ワイヤレスドッキー115および/またはワイヤレスドッキングセンター105が、それが提供するサービスの態様を事前関連付けまで広告しないことがある、低電力消費モードであり得る。タイミングベースの自動ドッキング技法の追加の詳細について、図3〜図9に関して以下で説明する。
[0041]図2は、様々な例による、ワイヤレス通信システムにおける通信を示すコールフロー図200である。図200は、図1を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100の態様を示し得る。図200は、ワイヤレスドッキー115−aと、ワイヤレスドッキングセンター105−aとを含む。これらのうちの各々は、ワイヤレス通信システム100の対応するデバイスの例であり得る。概して、図200は、微細タイミング測定プロシージャを使用した近接度決定に基づくワイヤレスドッキー115−a開始型ドッキングセッションを示している。
[0042]ワイヤレスドッキングセンター105−aはビーコン205をワイヤレスドッキー115−aに送り得る。ビーコンは、ワイヤレスドッキングセンター105−aがドッキングサービスをサポートすることを広告し得る。場合によっては、ビーコン205は、ワイヤレスドッキングセンター105−aが微細タイミング測定プロシージャをサポートすることを示す情報要素、たとえば、拡張能力情報要素を含み得る。ワイヤレスドッキー115−aは、プローブ要求210をワイヤレスドッキングセンター105−aに送ることによって応答し得る。ワイヤレスドッキー115−aは、それが微細タイミング測定プロシージャをサポートすることを示す情報要素、たとえば、サービス情報フィールド情報要素を含め得る。ワイヤレスドッキングセンター105−aは、プローブ応答215をワイヤレスドッキー115−aに送ることによって応答し得る。プローブ応答215は、追加または代替として、ワイヤレスドッキングセンター105−aが微細タイミング測定プロシージャをサポートすることを示す情報を含み得る。
[0043]ワイヤレスドッキー115−aは、サービス発見要求220、たとえば、関連付け要求メッセージをワイヤレスドッキングセンター105−aに送り得る。サービス発見要求は、ワイヤレスドッキー115−aが自動ドッキングセッション(たとえば、ドッキングおよび/またはドッキング解除)をサポートするかどうかを示す情報を含み得る。サービス発見要求220はまた、他の情報、たとえば、ワイヤレスドッキー115−aが探している所望の周辺機器特徴を示す情報を含み得る。ワイヤレスドッキングセンター105−aは、サービス発見応答225、たとえば、関連付け応答メッセージを送ることによって応答し得る。サービス発見応答225は、ワイヤレスドッキングセンター105−aが自動ドッキングセッションをサポートするかどうかを示す情報を含み得る。サービス発見応答225はまた、ワイヤレスドッキングセンター105−aがワイヤレスドッキー115−aに与えることが可能である周辺機器特徴に関連付けられた情報を含み得る。概して、交換205〜225は、事前関連付けフェーズの構成要素と見なされ得る。ワイヤレスドッキングセンター105−aが、ワイヤレスドッキー115−aが所望する周辺機器特徴をサポートし、自動タイミングベースのドッキングセッションをサポートする場合、ワイヤレスドッキー115−aはドッキングセッションセットアップフェーズに進み得る。
[0044]ワイヤレスドッキー115−aは、微細タイミング測定(FTM:fine timing measurement)要求230、たとえば、微細タイミング測定要求フレームを送ることによって、微細タイミング測定プロシージャを開始し得る。ワイヤレスドッキングセンター105−aは肯定応答(ACK)235で応答し得る。ワイヤレスドッキー115−aおよびワイヤレスドッキングセンター105−aは、微細タイミング測定プロシージャ中に(1つまたは複数の)微細タイミング測定バースト240を交換し得る。たとえば、ワイヤレスドッキー115−aは、タイミング情報の特定のセットを含む(1つまたは複数の)微細タイミング測定フレームを送るようにワイヤレスドッキングセンター105−aに要求し得る。ワイヤレスドッキー115−aは、ワイヤレスドッキングセンター105−aからの受信されたタイミング情報とワイヤレスドッキー115−aにおけるローカルタイミング情報とに基づいて、微細タイミング測定プロシージャ中に交換された信号についてのラウンドトリップ時間(すなわち、伝搬時間)を測定し得る。測定されたラウンドトリップ時間(または伝搬時間)に基づいて、ワイヤレスドッキー115−aは、245において、ワイヤレスドッキングセンター105−aへのそれの近接度を計算し得る。ワイヤレスドッキー115−aは、それが十分に近接していると決定した場合、それは、ワイヤレスドッキングセンター105−aとのP2P接続を確立するために自動ドッキングセッション250を開始し得る。
[0045]場合によっては、伝搬時間に基づいて近接度を決定することは、信号強度ベースの近接度計算に関連する推定誤差よりも小さい推定誤差を可能にし得る。たとえば、伝搬ベースの近接度計算は、2メートル未満の推定誤差を有し得る。
[0046]図3は、様々な例による、ワイヤレス通信システムにおける通信を示すコールフロー図300である。図300は、図1を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100の態様を示し得る。図300は、ワイヤレスドッキー115−bと、ワイヤレスドッキングセンター105−bとを含む。これらのうちの各々は、ワイヤレス通信システム100の対応するデバイスの例であり得る。概して、図300は、微細タイミング測定プロシージャを使用した近接度決定に基づくワイヤレスドッキングセンター105−b開始型ドッキングセッションを示している。
[0047]概して、図300は、図2で概説されているように、同様だが反転された、事前関連付け発見フェーズプロシージャを示している。たとえば、ワイヤレスドッキー115−bは、ワイヤレスドッキー115−bがドッキングサービスをサポートすることを広告するために、ビーコン305をワイヤレスドッキングセンター105−bに送り得、ワイヤレスドッキー115−bが微細タイミング測定プロシージャをサポートすることを示す情報要素を含め得る。ワイヤレスドッキングセンター105−bは、それが微細タイミング測定プロシージャをサポートするという指示、たとえば、拡張能力情報要素を含み得る、プローブ要求310をワイヤレスドッキー115−bに送ることによって応答し得る。ワイヤレスドッキー115−bは、ワイヤレスドッキー115−bが微細タイミング測定プロシージャをサポートすることを、追加または代替として示す、プローブ応答315をワイヤレスドッキングセンター105−bに送ることによって応答し得る。
[0048]さらに、ワイヤレスドッキングセンター105−bは、ワイヤレスドッキングセンター105−bが自動ドッキングセッション(たとえば、ドッキングおよび/またはドッキング解除)をサポートするかどうかを示すサービス発見要求320をワイヤレスドッキー115−bに送り得る。ワイヤレスドッキー115−bは、ワイヤレスドッキー115−bが自動ドッキングセッションをサポートするかどうかを示すサービス発見応答325を送ることによって応答し得る。
[0049]したがって、ワイヤレスドッキングセンター105−bは、事前関連付け発見フェーズ中に、ワイヤレスドッキー115−bがタイミングベースの自動ドッキング/ドッキング解除をサポートすると決定し、それに応じて、微細タイミング測定(FTM)要求330を送ることによって微細タイミング測定プロシージャを開始し得る。ワイヤレスドッキー115−bは肯定応答335で応答し得る。ワイヤレスドッキングセンター105−bおよびワイヤレスドッキー115−bは、微細タイミング測定プロシージャ中に(1つまたは複数の)微細タイミング測定バースト340を交換し得る。測定されたラウンドトリップ時間(または伝搬時間)に基づいて、ワイヤレスドッキングセンター105−bは、345において、ワイヤレスドッキー115−bへのそれの近接度を計算し得る。ワイヤレスドッキングセンター105−bは、それが十分に近接していると決定した場合、それは、ワイヤレスドッキー115−bとのP2P接続を確立するために自動ドッキングセッション350を開始し得る。したがって、図300において、ワイヤレスドッキングセンター105−bは、微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキー115−bへのそれの近接度を計算し、適切な場合、ワイヤレスドッキー115−bと自動的にドッキングし得る。
[0050]図4は、様々な例による、ワイヤレス通信システムにおける通信を示すコールフロー図400である。図400は、図1を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100の態様を示し得る。図400は、ワイヤレスドッキー115−cと、ワイヤレスドッキングセンター105−cとを含む。これらのうちの各々は、ワイヤレス通信システム100の対応するデバイスの例であり得る。概して、図400は、ワイヤレスドッキー115−c開始型ドッキングセッション(たとえば、ドッキング)と、次いで、微細タイミング測定プロシージャを使用した近接度決定に基づくドッキング解除を生じるワイヤレスドッキングセンター105−c開始型ドッキングセッションとを示している。
[0051]ワイヤレスドッキングセンター105−cは、それが微細タイミング測定プロシージャをサポートすることを示すビーコン405をワイヤレスドッキー115−cに送り得る。ワイヤレスドッキー115−cは、ドッキングサービスならびに微細タイミング測定プロシージャをであるサポートすることを示す、プローブ要求410を送ることによって応答し得る。たとえば、プローブ要求410は、それのサポートを示すために拡張能力情報要素を含み得る。ワイヤレスドッキングセンター105−cは、それがドッキングサービスと、追加または代替として、微細タイミング測定プロシージャとをサポートすることを示す、プローブ応答415を送ることによって応答し得る。ワイヤレスドッキー115−cは、ワイヤレスドッキー115−cが所望する周辺機器特徴に関連付けられた情報を要求する、サービス発見要求420をワイヤレスドッキングセンター105−cに送り得る。ワイヤレスドッキングセンター105−cは、ワイヤレスドッキングセンター105−cがどんな周辺機器特徴を与え得るかを示す、サービス発見応答425を送ることによって応答し得る。図400の事前関連付け発見プロシージャでは、ワイヤレスドッキー115−cは、ワイヤレスドッキングセンター105−cが微細タイミング測定プロシージャをサポートするが、自動ドッキングセッションをサポートしないと決定し得る。したがって、ワイヤレスドッキー115−cは、P2Pリンクを確立するために、ワイヤレスドッキングセンター105−cとのドッキングセッション430を開始し得る。ドッキングセッション430は既存のドッキング技法を利用し得る。
[0052]接続されると、ワイヤレスドッキー115−cは、ワイヤレスドッキングセンター105−cがどんな随意の特徴をサポートするかを発見するために、ドッキング管理フェーズ中に、ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)ベースの事後関連付け発見メッセージ(たとえば、UPnP GetOptionalFeatureアクションメッセージ435)を送り得る。場合によっては、ワイヤレスドッキー115−cは、それが自動ドッキングセッションをサポートするという指示、たとえば引数フィールドを、たとえば情報要素として、事後関連付け発見メッセージに含め得る。ワイヤレスドッキングセンター105−cは、たとえば、ワイヤレスドッキングセンター105−cによってサポートされる随意の特徴のリストを含んでいる出力引数「OptionalFeatureList」をもたない、アクション応答440で応答し得る。場合によっては、ワイヤレスドッキングセンター105−cは、それが自動ドッキングセッションをサポートすることを示す情報要素を応答440に含め得る。
[0053]したがって、ワイヤレスドッキングセンター105−cは、事前関連付け発見フェーズ中に、ワイヤレスドッキー115−cが微細タイミング測定プロシージャをサポートし、事後関連付け発見フェーズ中に、ワイヤレスドッキー115−cがタイミングベースの自動ドッキング/ドッキング解除をサポートすると決定し、それに応じて、微細タイミング測定(FTM)要求445を送ることによって微細タイミング測定プロシージャを開始し得る。ワイヤレスドッキー115−cは肯定応答450で応答し得る。ワイヤレスドッキングセンター105−cおよびワイヤレスドッキー115−cは、微細タイミング測定プロシージャ中に(1つまたは複数の)微細タイミング測定バースト455を交換し得る。測定されたラウンドトリップ時間(または伝搬時間)に基づいて、ワイヤレスドッキングセンター105−cは、460において、ワイヤレスドッキー115−cへのそれの近接度を計算し得る。ワイヤレスドッキングセンター105−cが、それがもはや十分に近接していない(たとえば、ワイヤレスドッキー115−cが離れつつある)と決定した場合、ワイヤレスドッキングセンター105−cは、ワイヤレスドッキー115−cとのP2P接続をティアダウンするために(すなわち、ドッキング解除するために)自動ドッキング解除セッション465を開始し得る。したがって、図400において、ワイヤレスドッキングセンター105−cは、微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキー115−cへのそれの近接度を計算し、適切な場合、自動的にワイヤレスドッキー115−cとドッキング解除し得る。
[0054]図200〜図400において、ワイヤレスドッキー115および/またはワイヤレスドッキングセンター105が、後続のドッキングイベント(たとえば、ドッキングおよび/またはドッキング解除)のためにタイミングベースの自動ドッキングセッションを使用し得ることが諒解され得る。すなわち、デバイスは、他方のデバイスがタイミングベースの自動ドッキングセッションをサポートすることを発見すると、デバイスは、それらがドッキング決定目的のために十分に近いかどうかを決定するために、そのような技法にデフォルト設定され得る。
[0055]図5に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための装置505のブロック図500を示す。いくつかの例では、装置505は、図1、図2、図3、または図4を参照しながら説明したワイヤレスドッキー115の態様の一例であり得る。他の例では、装置505は、図1、図2、図3、または図4を参照しながら説明したワイヤレスドッキングセンター105の態様の一例であり得る。
[0056]装置505は、ワイヤレスデバイス(たとえば、ワイヤレスドッキングセンター105)がタイミングベースの自動ドッキングセッションをサポートするかどうかを決定し、サポートする場合、それに応じて微細タイミング測定プロシージャ/ドッキングセッションを開始するためのワイヤレスドッキー115の一例であり得る。他の例では、装置505は、ワイヤレスデバイス(たとえば、ワイヤレスドッキー115)がタイミングベースの自動ドッキングセッションをサポートするかどうかを決定し、サポートする場合、それに応じて微細タイミング測定プロシージャ/ドッキングセッションを開始するためのワイヤレスドッキングセンター105の一例であり得る。
[0057]装置505はまた、プロセッサであり得る。装置505は、受信機510、ドッキングマネージャ515、および/または送信機520を含み得る。これらの構成要素の各々は互いと通信していることがある。
[0058]装置505の構成要素は、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された少なくとも1つの特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、少なくとも1つの集積回路上で、他の処理ユニット(またはコア)によって実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0059]いくつかの例では、受信機510は、WLAN受信機590などの無線周波数(RF)受信機であるか、またはそれを含み得る。受信機510はまた、Wi−Fi受信機および/またはワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)受信機(たとえば、セルラー受信機)など、他の受信機を含み得る。受信機510は、図1を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100などのワイヤレス通信システムの通信リンク(たとえば、物理チャネル)を介して、様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。たとえば、受信機510は、微細タイミング測定プロシージャおよび/または微細タイミング測定プロシージャに基づく自動ドッキングセッション中に交換されたメッセージを受信するために使用され得る。
[0060]いくつかの例では、送信機520は、WLAN送信機595などのRF送信機であるか、またはそれを含み得る。送信機520はまた、Wi−Fi送信機および/またはWWAN送信機(たとえば、セルラー送信機)など、他の送信機を含み得る。送信機520は、図1を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100などのワイヤレス通信システムの通信リンク(たとえば、物理チャネル)を介して、様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。たとえば、送信機520は、タイミングベースの自動ドッキングセッションをサポートする装置505に関連付けられた情報を送信するために使用され得る。
[0061]いくつかの例では、ドッキングマネージャ515は、図1、図2、図3、または図4を参照しながら説明した機能を管理するモジュールの一例であり得る。いくつかの例では、ドッキングマネージャ515は、タイミングベースの自動ドッキングセッションを管理するために使用され得る。ドッキングマネージャ515は、ワイヤレスデバイス(たとえば、ワイヤレスドッキー115またはワイヤレスドッキングセンター105)を用いた微細タイミング測定プロシージャを実行し得る。微細タイミング測定プロシージャは、受信機510および/または送信機520を介してドッキングマネージャ515とワイヤレスデバイスとの間でタイミング情報を交換することを含み得る。タイミング情報は、ワイヤレスデバイスと交換された信号についての伝搬時間を決定するために、ドッキングマネージャ515によって使用され得る。伝搬時間に基づいて、ドッキングマネージャ515は、ワイヤレスデバイスへの近接度を決定または計算し得る。ドッキングマネージャ515は、伝搬時間を使用して決定された近接度に基づいて、ワイヤレスデバイスとのワイヤレスドッキングセッションを実行し得る。
[0062]図6に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための装置505−aのブロック図600を示す。いくつかの例では、装置505−aは、図1、図2、図3、または図4を参照しながら説明したワイヤレスドッキー115の態様の一例であり得る。さらなる例では、装置505−aは、図1、図2、図3、または図4を参照しながら説明したワイヤレスドッキングセンター105の態様の一例であり得る。
[0063]装置505−aは、ワイヤレスデバイス(たとえば、ワイヤレスドッキングセンター105)がタイミングベースの自動ドッキングセッションをサポートするかどうかを決定し、サポートする場合、それに応じて微細タイミング測定プロシージャ/ドッキングセッションを開始するためのワイヤレスドッキー115の一例であり得る。他の例では、装置505−aは、ワイヤレスデバイス(たとえば、ワイヤレスドッキー115)がタイミングベースの自動ドッキングセッションをサポートするかどうかを決定し、サポートする場合、それに応じて微細タイミング測定プロシージャ/ドッキングセッションを開始するためのワイヤレスドッキングセンター105の一例であり得る。
[0064]装置505−aはまた、プロセッサであり得る。装置505−aは、受信機510−a、ドッキングマネージャ515−a、および/または送信機520−aを含み得る。これらの構成要素の各々は互いと通信していることがある。
[0065]装置505−aの構成要素は、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された少なくとも1つのASICを使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、少なくとも1つの集積回路上で、他の処理ユニット(またはコア)によって実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0066]いくつかの例では、受信機510−aは、WLAN受信機590−aなどのRF受信機であるか、またはそれを含み得る。受信機510−aはまた、Wi−Fi受信機および/またはWWAN受信機(たとえば、セルラー受信機)など、他の受信機を含み得る。受信機510−aは、図1を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100などのワイヤレス通信システムの通信リンク(たとえば、物理チャネル)を介して、様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。たとえば、受信機510−aは、微細タイミング測定プロシージャおよび/または微細タイミング測定プロシージャに基づく自動ドッキングセッション中に交換されたメッセージを受信するために使用され得る。
[0067]いくつかの例では、送信機520−aは、WLAN送信機595−aなどのRF送信機であるか、またはそれを含み得る。送信機520−aはまた、Wi−Fi送信機および/またはWWAN送信機(たとえば、セルラー送信機)など、他の送信機を含み得る。送信機520−aは、図1を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100などのワイヤレス通信システムの通信リンク(たとえば、物理チャネル)を介して、様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。たとえば、送信機520−aは、タイミングベースの自動ドッキングセッションをサポートする装置505−aに関連付けられた情報を送信するために使用され得る。
[0068]いくつかの例では、ドッキングマネージャ515−aは、図1、図2、図3、または図4を参照しながら説明した機能を管理するモジュールの一例であり得る。ドッキングマネージャ515−aは、微細タイミング測定プロシージャモジュール605と、近接度決定モジュール610と、ドッキングセッションモジュール615とを含み得る。概して、ドッキングマネージャ515−aは、タイミングベースの自動ドッキングセッションを管理するために使用され得る。
[0069]いくつかの例では、微細タイミング測定プロシージャモジュール605は微細タイミング測定プロシージャを実行し得る。微細タイミング測定プロシージャは、装置505−aとワイヤレスデバイス(たとえば、ワイヤレスドッキー115および/またはワイヤレスドッキングセンター105)との間にあり得る。微細タイミング測定プロシージャは、タイミング情報を含むタイミングメッセージフレームの交換を含み得る。微細タイミング測定プロシージャモジュール605は、受信機510−aを介してワイヤレスデバイスからタイミングメッセージフレームを受信し、タイミングメッセージフレームが送信機520−aを介してワイヤレスデバイスに送信されることを引き起こし得る。微細タイミング測定プロシージャモジュール605は、微細タイミング測定プロシージャ中に交換された信号についての伝搬時間、たとえば、信号が装置505−aからワイヤレスデバイスに、および/またはその逆に、伝搬するために必要な時間を決定し得る。
[0070]いくつかの例では、近接度決定モジュール610は、ワイヤレスデバイスの近接度、すなわち、装置505−aがワイヤレスデバイスにどのくらい近いかを決定し得る。近接度決定モジュール610は、微細タイミング測定プロシージャ中に決定された伝搬時間に基づいて近接度を決定し得る。いくつかの態様では、近接度決定モジュール610は、ワイヤレス信号の知られている速度とともに伝搬時間を使用して近接度を決定し得る。
[0071]いくつかの例では、ドッキングセッションモジュール615は、ワイヤレスデバイスとのドッキングセッションを実行し得る。ドッキングセッションは、伝搬時間に基づいて決定された近接度に基づいて実行され得る。ドッキングセッションモジュール615は、ワイヤレスデバイスへの装置505−aの近接度に基づいて、デバイスがワイヤレスドック通信リンクを維持するのに十分に近い(たとえば、範囲内)かどうかを決定し得る。近接度が、デバイスが十分に近いことを示す場合、ドッキングセッションモジュール615は、ドッキングセッションセットアッププロシージャを開始することによってドッキングセッションを実行し得る。ドッキングセッションセットアッププロシージャは、メッセージ、たとえば、P2Pプロビジョン発見要求および応答、P2Pグループ形成/加入などを交換することによって、P2Pリンクを確立し得る。ドッキングセッションモジュール615はさらに、P2Pリンクを維持するためのドッキング管理動作、ならびにドッキングセッションを終了するためのドッキングセッションティアダウン動作を実行し得る。
[0072]図7に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のためのワイヤレスデバイス705(たとえば、ワイヤレスドッキー115および/またはワイヤレスドッキングセンター105)のブロック図700を示す。ワイヤレスデバイス705は、様々な構成を有し得、コンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネット機器、ゲームコンソール、電子リーダーなどであるか、またはその一部であり得る。ワイヤレスデバイス705は、場合によっては、モバイル動作を可能にするために、小型バッテリーなどの内部電源(図示せず)を有し得る。いくつかの例では、ワイヤレスデバイス705は、図1、図2、図3、または図4を参照しながら説明したワイヤレスドッキングセンター105またはワイヤレスドッキー115の態様、および/あるいは図5または図6を参照しながら説明した装置505または505−aの態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス705は、図1、図2、図3、図4、図5、または図6を参照しながら説明した特徴および機能のうちの少なくともいくつかを実装し得る。ワイヤレスデバイス705は、図1、図2、図3、または図4を参照しながら説明したワイヤレスドッキングセンター105および/またはワイヤレスドッキー115と通信し得る。
[0073]ワイヤレスデバイス705は、プロセッサ720、(ソフトウェアコード730を含む)メモリ725、((1つまたは複数の)トランシーバ735によって表される)少なくとも1つのトランシーバ、((1つまたは複数の)アンテナ740によって表される)少なくとも1つのアンテナ、および/またはタイミングベースの自動ドッキングコントローラ715を含み得る。これらの構成要素の各々は、少なくとも1つのバス750を介して、直接または間接的に互いと通信していることがある。
[0074](1つまたは複数の)トランシーバ735は、(1つまたは複数の)アンテナ740とともに、ワイヤレスドッキングセンター、ワイヤレスドッキー、および/または他の装置とのワイヤレス通信を可能にし得る。ワイヤレスドッキングセンターおよび/またはワイヤレスドッキーとのワイヤレス通信は、上記で説明したように、タイミングベースの自動ドッキングコントローラ715を使用して管理され得る。
[0075]プロセッサ720は、インテリジェントなハードウェアデバイス、たとえば、中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。プロセッサ720は、(1つまたは複数の)トランシーバ735を通して受信された情報を処理し、および/または(1つまたは複数の)アンテナ740を介した送信のために(1つまたは複数の)トランシーバ735に送られるべき情報を処理し得る。プロセッサ720は、単独でまたはタイミングベースの自動ドッキングコントローラ715とともに、ワイヤレスおよび/またはワイヤライン通信システムを介して通信する様々な態様を扱い得る。
[0076]メモリ725は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および/または読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ725は、実行されたとき、ワイヤレス通信システムを介して通信するための本明細書で説明する様々な機能をプロセッサ720に実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア(SW)コード730を記憶し得る。代替的に、ソフトウェアコード730は、プロセッサ720によって直接実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)ワイヤレスデバイス705に本明細書で説明する様々な機能を実行させるように構成され得る。
[0077]タイミングベースの自動ドッキングコントローラ715は、図5または図6を参照しながら説明したドッキングマネージャ515の態様の一例であり得る。タイミングベースの自動ドッキングコントローラ715は、それらが、ワイヤレスデバイス705と別のワイヤレスデバイスとの間で通信された信号についての伝搬時間を決定し、伝搬時間に基づいて他方のワイヤレスデバイスへの近接度を計算し、近接度に基づいて他方のワイヤレスデバイスとのワイヤレスドッキングセッションを実行するために微細タイミング測定プロシージャを実行することに関係するとき、ワイヤレスデバイス705の(1つまたは複数の)ワイヤレス接続を管理するために使用され得る。いくつかの例では、タイミングベースの自動ドッキングコントローラ715またはそれの部分は、プロセッサを含み得、ならびに/あるいはタイミングベースの自動ドッキングコントローラ715の機能の一部または全部は、プロセッサ720によっておよび/またはプロセッサ720に関連して実行され得る。
[0078]図8に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法800のフローチャートを示す。方法800は、図1、図2、図3、または図4を参照しながら上記で説明したワイヤレスドッキー115、ワイヤレスドッキングセンター105および/あるいは図5、図6、または図7の装置505または705のうちの少なくとも1つによって実装され得る。いくつかの例では、ワイヤレスドッキー115のうちの1つなどのワイヤレスドッキー、ワイヤレスドッキングセンター105、あるいは装置505または705などの装置が、以下で説明する機能を実行するようにワイヤレスドッキー、ワイヤレスドッキングセンター、または装置の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。
[0079]ブロック805において、方法800は、ワイヤレスデバイスと交換された信号についての伝搬時間を決定するために、ワイヤレスデバイスを用いた微細タイミング測定プロシージャを実行し、伝搬時間は、微細タイミング測定プロシージャ中に交換されたタイミング情報に少なくとも部分的に基づく。たとえば、微細タイミング測定プロシージャは、それぞれ、図2、図3、または図4を参照しながら上記で説明したように、230〜240、330〜340、445〜455において実行され得る。
[0080]ブロック810において、方法800は、伝搬時間に基づいてワイヤレスデバイスへの近接度を決定することを含み得る。たとえば、近接度は、それぞれ、図2、図3、または図4を参照しながら上記で説明したように、245、345、460において決定され得る。
[0081]ブロック815において、方法800は、微細タイミング測定プロシージャを使用して決定された近接度に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスデバイスとのワイヤレスドッキングセッションを実行することを含み得る。たとえば、ワイヤレスドッキングセッションは、それぞれ、図2、図3または図4を参照しながら上記で説明したように、250、350、465におけるものであり得る。
[0082]いくつかの例では、ブロック805、810または815における動作は、図5、図6または図7を参照しながら説明したドッキングマネージャ515またはタイミングベースの自動ドッキングコントローラ715を使用して実行され得る。とはいえ、方法800は一実装形態にすぎないこと、および方法800の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0083]図9に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法900のフローチャートを示す。方法900は、図1、図2、図3、または図4を参照しながら上記で説明したワイヤレスドッキー115またはワイヤレスドッキングセンター105および/あるいは図5、図6、または図7の装置505または705のうちの少なくとも1つによって実装され得る。いくつかの例では、ワイヤレスドッキー115のうちの1つなどのワイヤレスドッキー、ワイヤレスドッキングセンター105のうちの1つなどのワイヤレスドッキングセンター、あるいは装置505または705などの装置が、以下で説明する機能を実行するようにワイヤレスドッキー、ワイヤレスドッキングセンター、または装置の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。
[0084]ブロック905において、方法900は、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャをサポートすると決定する。微細タイミング測定プロシージャのサポートの決定は、事前関連付け発見フェーズおよび/または事後関連付け発見フェーズ中に行われ得る。たとえば、微細タイミング測定プロシージャのサポートの決定は、それぞれ、図2、図3、または図4を参照しながら上記で説明したように、205または215、305または315、405または415におけるものであり得る。
[0085]ブロック910において、方法900は、ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用してワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定する。微細タイミング測定プロシージャを使用したワイヤレスドッキングセッションのサポートの決定は、ワイヤレスデバイスが自動ドッキングセッションをサポートすると決定することを含み得る。たとえば、決定は、それぞれ、図2、図3、または図4を参照しながら上記で説明したように、225、325、440におけるものであり得る。
[0086]ブロック915において、方法900は、ワイヤレスデバイスと交換された信号についての伝搬時間を決定するために、ワイヤレスデバイスを用いた微細タイミング測定プロシージャを実行し、伝搬時間は、微細タイミング測定プロシージャ中に交換されたタイミング情報に少なくとも部分的に基づく。たとえば、微細タイミング測定プロシージャは、それぞれ、図2、図3、または図4を参照しながら上記で説明したように、230〜240、330〜340、445〜455において実行され得る。
[0087]ブロック920において、方法900は、伝搬時間に基づいてワイヤレスデバイスへの近接度を決定することを含み得る。たとえば、近接度は、それぞれ、図2、図3、または図4を参照しながら上記で説明したように、245、345、460において決定され得る。
[0088]ブロック925において、方法900は、微細タイミング測定プロシージャを使用して決定された近接度に少なくとも部分的に基づいて、ワイヤレスデバイスとのワイヤレスドッキングセッションを実行することを含み得る。たとえば、ワイヤレスドッキングセッションは、それぞれ、図2、図3または図4を参照しながら上記で説明したように、250、350、465におけるものであり得る。
[0089]いくつかの例では、ブロック905、910、915、920、または925における動作は、図5、図6または図7を参照しながら説明したドッキングマネージャ515またはタイミングベースの自動ドッキングコントローラ715を使用して実行され得る。とはいえ、方法900は一実装形態にすぎないこと、および方法900の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0090]添付の図面に関して上記に記載した詳細な説明は、例示的な実施形態について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る実施形態のみを表すものではない。この明細書全体にわたって使用される「例示的」という用語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の実施形態よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明する技法の理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。場合によっては、説明した実施形態の概念を不明瞭にしないために、よく知られている構造およびデバイスがブロック図の形態で示される。
[0091]情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0092]本明細書の開示に関して説明した様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械(state machine)であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成としても実装され得る。
[0093]本明細書で説明した機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示の範囲内および添付の特許請求の範囲内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明した機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、異なる物理ロケーションにおいて機能の部分が実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
[0094]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスクROM(CD−ROM)または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD(disc)、レーザディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0095]本開示についての以上の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように与えたものである。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。本開示全体にわたって、「例」または「例示的」という用語は、一例または一事例を示すものであり、言及した例についての選好を暗示せず、または必要としない。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレスデバイスと交換された信号についての伝搬時間を決定するために、前記ワイヤレスデバイスを用いた微細タイミング測定プロシージャを実行することと、前記伝搬時間が、前記微細タイミング測定プロシージャ中に交換されたタイミング情報に少なくとも部分的に基づく、
前記伝搬時間に基づいて前記ワイヤレスデバイスへの近接度を決定することと、
前記微細タイミング測定プロシージャを使用して決定された前記近接度に少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレスデバイスとのワイヤレスドッキングセッションを実行することとを備える、ワイヤレス通信のための方法。
[C2]
前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャをサポートすると決定することと、
前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
事前関連付け発見の後に、前記微細タイミング測定プロシージャを開始するために前記ワイヤレスデバイスに微細タイミング測定要求フレームを送ることをさらに備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記方法がワイヤレスドッキングセンターによって実行され、前記ワイヤレスデバイスがワイヤレスドッキーを備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記ワイヤレスドッキーが前記ワイヤレスドッキングセンターとワイヤレスにドッキングさせられた後に、前記微細タイミング測定プロシージャを開始するために前記ワイヤレスドッキーに微細タイミング測定要求フレームを送ることをさらに備える、C4に記載の方法。
[C6]
事前関連付け発見の後に、前記微細タイミング測定プロシージャを開始するために前記ワイヤレスドッキーに微細タイミング測定要求フレームを送ることをさらに備える、C4に記載の方法。
[C7]
前記方法がワイヤレスドッキーによって実行され、前記ワイヤレスデバイスがワイヤレスドッキングセンターを備える、C2に記載の方法。
[C8]
前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、
事前関連付け発見中に、前記ワイヤレスデバイスから、前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャをサポートすることを示す拡張能力情報要素を受信することと、
事前関連付け発見中に、前記ワイヤレスデバイスが前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートすることを示すサービス情報フィールドを受信することとを備える、C2に記載の方法。
[C9]
前記拡張能力情報要素が、少なくともビーコン、またはプローブ要求メッセージ、またはプローブ応答メッセージ、または関連付け要求メッセージ、または関連付け応答メッセージ、またはそれらの組合せ中で受信される、C8に記載の方法。
[C10]
前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、
事後発見中に、前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートすることを示すユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)引数フィールドを受信することを備える、C2に記載の方法。
[C11]
前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、
事後発見中に、前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートすることを示すユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)アクション応答を受信することを備える、C2に記載の方法。
[C12]
前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、
前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートするという指示を受信するために、近隣認識ネットワーキング(NAN)プロシージャに参加することを備える、C2に記載の方法。
[C13]
前記ワイヤレスドッキングセッションが、少なくとも、前記ワイヤレスデバイスとのドッキングまたは前記ワイヤレスデバイスとのドッキング解除を備える、C1に記載の方法。
[C14]
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
ワイヤレスデバイスと交換された信号についての伝搬時間を決定するために、前記ワイヤレスデバイスを用いた微細タイミング測定プロシージャを実行するためのドッキングマネージャと、前記伝搬時間が、前記微細タイミング測定プロシージャ中に交換されたタイミング情報に少なくとも部分的に基づく、
前記伝搬時間に基づいて前記ワイヤレスデバイスへの近接度を決定するための前記ドッキングマネージャと、
前記微細タイミング測定プロシージャを使用して決定された前記近接度に少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレスデバイスとのワイヤレスドッキングセッションを実行するための前記ドッキングマネージャとを備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C15]
前記ドッキングマネージャは、前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャをサポートすると決定し、前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定する、C14に記載の装置。
[C16]
前記ドッキングマネージャは、事前関連付け発見の後に、前記微細タイミング測定プロシージャを開始するために前記ワイヤレスデバイスに微細タイミング測定要求フレームを送る、C14に記載の装置。
[C17]
前記装置がワイヤレスドッキーであり、前記ワイヤレスデバイスがワイヤレスドッキングセンターである、C14に記載の装置。
[C18]
前記装置がワイヤレスドッキングセンターであり、前記ワイヤレスデバイスがワイヤレスドッキーである、C14に記載の装置。
[C19]
前記ドッキングマネージャは、前記ワイヤレスドッキーが前記ワイヤレスドッキングセンターとワイヤレスにドッキングさせられた後に、前記微細タイミング測定プロシージャを開始するために前記ワイヤレスドッキーに微細タイミング測定要求フレームを送る、C18に記載の装置。
[C20]
前記ドッキングマネージャは、事前関連付け発見の後に、前記微細タイミング測定プロシージャを開始するために前記ワイヤレスドッキーに微細タイミング測定要求フレームを送る、C18に記載の装置。
[C21]
前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、
事前関連付け発見中に、前記ワイヤレスデバイスから、前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャをサポートすることを示す拡張能力情報要素を受信することと、
事前関連付け発見中に、前記ワイヤレスデバイスが前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートすることを示すサービス情報フィールドを受信することとを備える、C15に記載の装置。
[C22]
前記拡張能力情報要素が、少なくともビーコン、またはプローブ要求メッセージ、またはプローブ応答メッセージ、または関連付け要求メッセージ、または関連付け応答メッセージ、またはそれらの組合せ中で受信される、C21に記載の装置。
[C23]
前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、
事後発見中に、前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートすることを示すユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)引数フィールドを受信することを備える、C15に記載の装置。
[C24]
前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、
事後発見中に、前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートすることを示すユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)アクション応答を受信することを備える、C15に記載の装置。
[C25]
前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、
前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートするという指示を受信するために、近隣認識ネットワーキング(NAN)プロシージャに参加することを備える、C15に記載の装置。
[C26]
ワイヤレスデバイスと交換された信号についての伝搬時間を決定するために、前記ワイヤレスデバイスを用いた微細タイミング測定プロシージャを実行するための手段と、前記伝搬時間が、微細タイミング測定プロシージャ中に交換されたタイミング情報に少なくとも部分的に基づく、
前記伝搬時間に基づいて前記ワイヤレスデバイスへの近接度を決定するための手段と、
前記微細タイミング測定プロシージャを使用して決定された前記近接度に少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレスデバイスとのワイヤレスドッキングセッションを実行するための手段とを備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C27]
前記ワイヤレスドッキングセッションを実行するための前記手段は、
前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャをサポートすると決定し、前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記ワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定するための手段をさらに備える、C26に記載の装置。
[C28]
前記微細タイミング測定プロシージャを実行するための前記手段は、
事前関連付け発見の後に、前記微細タイミング測定プロシージャを開始するために前記ワイヤレスデバイスに微細タイミング測定要求フレームを送るための手段をさらに備える、C26に記載の装置。
[C29]
前記微細タイミング測定プロシージャを実行するための前記手段は、
前記ワイヤレスデバイスが前記装置とワイヤレスにドッキングさせられた後に、前記微細タイミング測定プロシージャを開始するために前記ワイヤレスデバイスに微細タイミング測定要求フレームを送るための手段をさらに備える、C26に記載の装置。
[C30]
ワイヤレス通信装置によるワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードは、前記ワイヤレス通信装置に、
ワイヤレスデバイスと交換された信号についての伝搬時間を決定するために、前記ワイヤレスデバイスを用いた微細タイミング測定プロシージャを実行することと、前記伝搬時間が、前記微細タイミング測定プロシージャ中に交換されたタイミング情報に少なくとも部分的に基づく、
前記伝搬時間に基づいて前記ワイヤレスデバイスへの近接度を決定することと、
前記微細タイミング測定プロシージャを使用して決定された前記近接度に少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレスデバイスとのワイヤレスドッキングセッションを実行することとを行わせるためにプロセッサによって実行可能である、非一時的コンピュータ可読媒体。

Claims (15)

  1. ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用して自動ワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することと、
    前記ワイヤレスデバイスと交換された信号についての伝搬時間を決定するために、前記ワイヤレスデバイスを用いた前記微細タイミング測定プロシージャを肯定的な決定に基づいて実行することと、前記伝搬時間が、前記微細タイミング測定プロシージャ中に交換されたタイミング情報に少なくとも部分的に基づく、
    前記伝搬時間に基づいて前記ワイヤレスデバイスへの近接度を決定することと、
    前記微細タイミング測定プロシージャを使用して決定された前記近接度に少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレスデバイスとの前記自動ワイヤレスドッキングセッションを実行することと
    を備える、ワイヤレス通信のための方法。
  2. 事前関連付け発見の後に、前記微細タイミング測定プロシージャを開始するために前記ワイヤレスデバイスに微細タイミング測定要求フレームを送ることをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法がワイヤレスドッキングセンターによって実行され、前記ワイヤレスデバイスがワイヤレスドッキーを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ワイヤレスドッキーが前記ワイヤレスドッキングセンターとワイヤレスにドッキングさせられた後に、前記微細タイミング測定プロシージャを開始するために前記ワイヤレスドッキーに微細タイミング測定要求フレームを送ることをさらに備える、請求項3に記載の方法。
  5. 事前関連付け発見の後に、前記微細タイミング測定プロシージャを開始するために前記ワイヤレスドッキーに微細タイミング測定要求フレームを送ることをさらに備える、請求項3に記載の方法。
  6. 前記方法がワイヤレスドッキーによって実行され、前記ワイヤレスデバイスがワイヤレスドッキングセンターを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記自動ワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、
    事前関連付け発見中に、前記ワイヤレスデバイスから、前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャをサポートすることを示す拡張能力情報要素を受信することと、
    事前関連付け発見中に、前記ワイヤレスデバイスが前記自動ワイヤレスドッキングセッションをサポートすることを示すサービス情報フィールドを受信することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記拡張能力情報要素が、少なくともビーコン、またはプローブ要求メッセージ、またはプローブ応答メッセージ、または関連付け要求メッセージ、または関連付け応答メッセージ、またはそれらの組合せ中で受信される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記自動ワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、
    事後関連付け発見中に、前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記自動ワイヤレスドッキングセッションをサポートすることを示すユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)引数フィールドを受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記自動ワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、
    事後関連付け発見中に、前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記自動ワイヤレスドッキングセッションをサポートすることを示すユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)アクション応答を受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記自動ワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定することは、
    前記ワイヤレスデバイスが前記微細タイミング測定プロシージャを使用して前記自動ワイヤレスドッキングセッションをサポートするという指示を受信するために、近隣認識ネットワーキング(NAN)プロシージャに参加することを備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記自動ワイヤレスドッキングセッションが、少なくとも、前記ワイヤレスデバイスとのドッキングまたは前記ワイヤレスデバイスとのドッキング解除を備える、請求項1に記載の方法。
  13. ワイヤレスデバイスが微細タイミング測定プロシージャを使用して自動ワイヤレスドッキングセッションをサポートすると決定するための手段と、
    前記ワイヤレスデバイスと交換された信号についての伝搬時間を決定するために、前記ワイヤレスデバイスを用いた前記微細タイミング測定プロシージャを肯定的な決定に基づいて実行するための手段と、前記伝搬時間が、前記微細タイミング測定プロシージャ中に交換されたタイミング情報に少なくとも部分的に基づく、
    前記伝搬時間に基づいて前記ワイヤレスデバイスへの近接度を決定するための手段と、
    前記微細タイミング測定プロシージャを使用して決定された前記近接度に少なくとも部分的に基づいて、前記ワイヤレスデバイスとの前記自動ワイヤレスドッキングセッションを実行するための手段と
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  14. 前記微細タイミング測定プロシージャを実行するための前記手段は、
    事前関連付け発見の後に、前記微細タイミング測定プロシージャを開始するために前記ワイヤレスデバイスに微細タイミング測定要求フレームを送るための手段をさらに備える、請求項13に記載の装置。
  15. 実行されたとき、コンピュータに、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法を行わせる命令を備える、コンピュータプログラム。
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