JP6321817B2 - ベンダ特有のドッキング管理動作 - Google Patents

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Description

相互参照
本特許出願は、本明細書の譲受人に各々譲渡される、Huangらによる「Vendor-Specific Docking Management Operations」という名称の2015年1月28日出願の米国特許出願第14/607,327号、およびHuangらによる「Vendor-Specific Docking Management Operations」という名称の2014年3月24日出願の米国仮特許出願第61/969,699号の優先権を主張する。
本開示は、一般にはワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、ベンダ特有のドッキング管理動作に関する。
ドッキングステーション、ワイヤレスドッキングステーション、またはドックとも呼ばれるワイヤレスドッキングセンタ(WDC)は、モニタ、キーボード、マウス、プリンタ、スキャナ、カメラなどを含む様々な周辺デバイスに、コンピュータなどの電子デバイスをワイヤレスに接続するために使用され得る。WDCを通じて周辺デバイスに接続される電子デバイスは、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、ネットブック、タブレット、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、および他の類似の電子デバイスを含み得る。これらの電子デバイスは、WDCに「ドッキング」することができ、したがってワイヤレスドッキー(WD:wireless dockee)とも呼ばれる。
いくつかのケースでは、周辺デバイスがWDCに接続され得、したがって周辺デバイスの特徴を潜在的ワイヤレスドッキーに対して利用可能にすることができる。周辺デバイスは一般的特徴を含み得るが、ベンダ特有の特徴をも含み得る。ベンダ特有の特徴にアクセスするために、ワイヤレスドッキーとWDCの両方が、ベンダ特有のメッセージパラメータが必要とされる場合であっても、周辺デバイスにとって理解可能な方式で周辺デバイスと通信することができるべきである。
記載の特徴は、一般には、ワイヤレスドッキングセンタ(WDC)と通信している周辺デバイス上で利用可能なベンダ特有の特徴にワイヤレスドッキーがアクセスすることを可能にするための方法、システム、および/または装置に関する。ベンダ特有の特徴に関する情報は、事前関連付け発見(pre-association discovery)の間に、ならびにベンダ特有の特徴に対応するサービス記述を介して、WDCによってワイヤレスドッキーに通信され得る。ワイヤレスドッキーは、受信した情報を使用して、周辺デバイスに対するアクセス要求を生成し得る。
例示的実施形態の第1のセットによれば、ワイヤレス通信の方法は、ワイヤレスドッキーとWDCとの間の事前関連付け発見の間に、WDCと通信しており、ベンダ特有の特徴を含む周辺デバイスを検出することを含み得る。方法はまた、ベンダ特有の特徴に対応するサービス記述を受信すること、およびサービス記述に従ってベンダ特有の特徴にアクセスすることをも含み得る。いくつかの例では、方法はまた、事前関連付け発見の間に、ベンダ特有の特徴を識別する特徴識別子と、ベンダ特有の特徴に関連するベンダを識別するベンダ識別子とを受信することをも含み得る。ベンダ識別子はベンダの組織一意識別子(OUI:organization unique identifier)を含み得る。さらに、ベンダ識別子および特徴識別子は、拡張マークアップ言語(XML)フォーマットで受信され得る。
いくつかの例では、サービス記述はユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)サービス記述を含み得る。サービス記述はまた、ベンダ特有の特徴に関連する手順のうちの少なくとも1つをも含み得る。ベンダ特有の特徴に関連する手順のうちの少なくとも1つは、ベンダ特有のデータタイプに基づき得る。ベンダ特有の特徴に関連する手順のうちの少なくとも1つは、手順のうちの少なくとも1つに関連するベンダを識別する入力および/または出力パラメータを含み得る。ベンダはOUIによって識別され得る。
他の例では、方法は、サービス記述の部分として、ベンダ特有のデータタイプに基づくベンダ特有の特徴に関連する手順を受信することを含み得る。方法は、ベンダ特有のデータタイプを定義するスキーマにアクセスすることをさらに含み得る。ベンダ特有のデータタイプは、XMLを使用して定義され得、一般的要素およびベンダ特有の要素を含むように定義され得る。さらに、ベンダ特有のデータタイプは、ベンダ識別子を含むように定義され得、ベンダ識別子はベンダのOUIであり得る。いくつかの例では、方法は、スキーマに基づいてUPnPパケットを生成することをさらに含み得る。UPnPパケットは、ベンダ特有の特徴にアクセスするために使用され得る。
さらに他の例では、方法は、ワイヤレスドッキーによってサポートされるベンダ特有の特徴のセットを、WDCによってサポートされるベンダ特有の特徴のセットと比較して、ワイヤレスドッキーとWDCの両方によってサポートされるベンダ特有の周辺デバイス特徴のセットを決定することをさらに含み得る。
例示的実施形態の第2のセットによれば、ワイヤレス通信のための装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含み得る。装置はまた、ワイヤレスドッキーとWDCとの間の事前関連付け発見の間に、WDCと通信している周辺デバイスのベンダ特有の特徴を検出し、ベンダ特有の特徴に対応するサービス記述を受信し、メモリ内に記憶するための受信機をも含み得る。WDCを介して周辺デバイスにアクセス要求を送信し、サービス記述に従ってベンダ特有の特徴にアクセスするための送信機も含まれ得る。
いくつかの例では、受信機は、事前関連付け発見の間に、ベンダ特有の特徴を識別する特徴識別子と、ベンダ特有の特徴に関連するベンダを識別するベンダ識別子とを受信し得る。受信機は、ベンダ識別子をベンダのOUIとして受信し得、ベンダ識別子および特徴識別子をXMLフォーマットでも受信し得る。
他の例では、受信機は、サービス記述の部分として、ベンダ特有のデータタイプに基づくベンダ特有の特徴に関連する手順を受信し得る。装置は、ベンダ特有のデータタイプを定義するスキーマにアクセスするためのスキーマアクセサ(schema accessor)をさらに含み得る。さらに、送信機は、スキーマに基づいてアクセス要求を生成し得る。
例示的実施形態の別のセットによれば、ワイヤレス通信のための装置は、ワイヤレスドッキーとWDCとの間の事前関連付け発見の間に、WDCと通信しており、ベンダ特有の特徴を含む周辺デバイスを検出するための手段と、ベンダ特有の特徴に対応するサービス記述を受信するための手段と、サービス記述に従ってベンダ特有の特徴にアクセスするための手段とを含み得る。
例示的実施形態のさらに別のセットによれば、コンピュータプログラム製品は、その上に記録された非一時的プログラムコードを有する非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る。非一時的プログラムコードは、ワイヤレスドッキーとWDCとの間の事前関連付け発見の間に、WDCと通信しており、ベンダ特有の特徴を含む周辺デバイスを検出するためのプログラムコードを含み得る。非一時的プログラムコードはまた、ベンダ特有の特徴に対応するサービス記述を受信するためのプログラムコードと、サービス記述に従ってベンダ特有の特徴にアクセスするためのプログラムコードをも含み得る。
例示的実施形態の追加のセットによれば、ワイヤレス通信の方法は、ワイヤレスドッキーとWDCとの間の事前関連付け発見の間に、WDCと通信している周辺デバイスから入手可能なベンダ特有の特徴の識別情報(identification)を通信することを含み得る。方法はまた、ベンダ特有の特徴に対応するサービス記述を送信すること、およびサービス記述に従ってベンダ特有の特徴に対するアクセスを容易にすることをも含み得る。さらに、方法は、事前関連付け発見の間に、ベンダ特有の特徴を識別する特徴識別子と、ベンダ特有の特徴に関連するベンダを識別するベンダ識別子とを通信することを含み得る。ベンダ識別子は、ベンダのOUIを含み得る。ベンダ識別子および特徴識別子は、XMLフォーマットで受信され得る。
いくつかの例では、サービス記述はUPnPサービス記述を含み得る。サービス記述はまた、ベンダ特有の特徴に関連する手順のうちの少なくとも1つをも含み得る。ベンダ特有の特徴に関連する手順のうちの少なくとも1つは、ベンダ特有のデータタイプに基づき得る。ベンダ特有の特徴に関連する手順のうちの少なくとも1つは、手順のうちの少なくとも1つに関連するベンダを識別する入力および/または出力パラメータを含み得る。ベンダは、OUIによって識別され得る。
いくつかの例では、方法は、サービス記述の部分として、ベンダ特有のデータタイプに基づくベンダ特有の特徴に関連する手順を送信することをさらに含み得る。
例示的実施形態の別のセットによれば、ワイヤレス通信のための装置が、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含み得る。装置はまた、ワイヤレスドッキーとWDCとの間の事前関連付け発見の間に、WDCと通信している周辺デバイスのベンダ特有の特徴を通信し、ベンダ特有の特徴に対応するサービス記述を送信するための送信機をも含み得る。
いくつかの例では、送信機は、事前関連付け発見の間に、ベンダ特有の特徴を識別する特徴識別子と、ベンダ特有の特徴に関連するベンダを識別するベンダ識別子とを送信し得る。送信機は、ベンダ識別子をベンダのOUIとして送信し得る。さらに、送信機は、ベンダ識別子および特徴識別子をXMLフォーマットで送信し得る。他の例では、送信機は、サービス記述の部分として、ベンダ特有のデータタイプに基づくベンダ特有の特徴に関連する手順を送信し得る。
例示的実施形態のさらに別のセットによれば、ワイヤレス通信のための装置が、ワイヤレスドッキーとWDCとの間の事前関連付け発見の間に、WDCと通信している周辺デバイスから入手可能なベンダ特有の特徴の識別情報を通信するための手段と、ベンダ特有の特徴に対応するサービス記述を送信するための手段と、サービス記述に従ってベンダ特有の特徴に対するアクセスを容易にするための手段とを含み得る。
例示的実施形態のさらに別のセットによれば、コンピュータプログラム製品は、その上に記録された非一時的プログラムコードを有する非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る。非一時的プログラムコードは、ワイヤレスドッキーとWDCとの間の事前関連付け発見の間に、WDCと通信している周辺デバイスから入手可能なベンダ特有の特徴の識別情報を通信するためのプログラムコードを含み得る。非一時的プログラムコードはまた、ベンダ特有の特徴に対応するサービス記述を送信するためのプログラムコードと、サービス記述に従ってベンダ特有の特徴に対するアクセスを容易にするためのプログラムコードをも含み得る。
以下の詳細な説明、特許請求の範囲、および図面から、記載の方法および装置の適用可能性のさらなる範囲が明らかとなるであろう。説明の範囲内の様々な変更および修正が当業者に明らかとなるので、詳細な説明および特定の例は、例として与えられるにすぎない。
以下の図面を参照することによって、本開示の性質および利点の一層の理解が実現され得る。添付の図では、類似の構成要素または特徴が同一の参照符号を有し得る。さらに、同一のタイプの様々な構成要素が、参照符号の後に、類似の各構成要素を区別するダッシュおよび第2の符号を続けることによって区別され得る。第1の参照符号だけが本明細書で使用される場合、説明は、第2の参照符号にかかわらず、同一の第1の参照符号を有する類似の構成要素のうちのいずれか1つに適用可能である。
本開示の様々な態様によるワイヤレス通信システムのブロック図である。 本開示の様々な態様によるワイヤレス通信システムのブロック図である。 本開示の様々な態様によるワイヤレス通信システム内の通信を示すコールフロー図である。 本開示の様々な態様によるワイヤレス通信システム内の通信を示すコールフロー図である。 本開示の様々な態様によるワイヤレスネットワーク内の通信のための装置のブロック図である。 本開示の様々な態様によるワイヤレスネットワーク内の通信のためのワイヤレスデバイスのブロック図である。 本開示の様々な態様によるワイヤレスネットワーク内の通信のための装置のブロック図である。 本開示の様々な態様によるワイヤレス通信システムのブロック図である。 本開示の様々な態様によるワイヤレス通信のための例示的方法のフローチャート図である。 本開示の様々な態様によるワイヤレス通信のための例示的方法のフローチャート図である。 本開示の様々な態様によるワイヤレス通信のための例示的方法のフローチャート図である。 本開示の様々な態様によるワイヤレス通信のための例示的方法のフローチャート図である。
ワイヤレスドッキングセンタ(WDC)と通信している周辺デバイス上で利用可能なベンダ特有の特徴にワイヤレスドッキーがアクセスすることを可能にするための方法、システム、および装置について説明される。ベンダ特有の特徴に関する情報が、事前関連付け発見の間に、ならびにベンダ特有の特徴に対応するサービス記述を介して、WDCによってワイヤレスドッキーに通信され得る。ワイヤレスドッキーは、受信した情報を使用して、周辺デバイスに対するアクセス要求を生成し得る。
周辺デバイス上のベンダ特有の特徴に対するワイヤレスドッキーによるアクセスを可能にするための、本明細書で説明される様々な技法は一般に、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)またはワイヤレスフィデリティ(Wi-Fi)ネットワークに関して説明される。WLANまたはWi-Fiネットワークは、たとえば、様々なIEEE802.11規格(たとえば、IEEE802.11a/g、802.11n、802.11ac、802.11ad、802.11ahなど)で記述されるプロトコルに基づくネットワークを指すことがある。しかし、同一または類似の技法は、任意のワイヤレスネットワーク(たとえば、セルラーネットワーク)内でも使用され得る。たとえば、同一または類似の技法は、セルラーワイヤレスシステム、ピアツーピアワイヤレス通信、アドホックネットワーク、衛星通信システム、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。これらのワイヤレス通信システムは、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)、および/または他の無線技術などの様々な無線通信技術を利用し得る。一般に、ワイヤレス通信は、無線アクセス技術(RAT)と呼ばれる無線通信技術の標準化された実装に従って実施される。無線アクセス技術を実装するワイヤレス通信システムまたはネットワークは、無線アクセスネットワーク(RAN)と呼ばれることもある。
したがって、以下の説明は例を与えるものであり、特許請求の範囲で述べられる範囲、適用可能性、または構成の限定ではない。本明細書で開示される概念から逸脱することなく、論じられる要素の機能および構成の変更が行われ得る。様々な実施形態は、適宜、様々な手順または構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明される方法は、説明されるのとは異なる順序で実施され得、様々なステップが追加され、省略され、または組み合わされ得る。さらに、いくつかの実施形態に関して説明される特徴が、他の実施形態において組み合わされ得る。
図1をまず参照すると、ブロック図は、本開示の様々な態様によるワイヤレス通信システム100を示す。ワイヤレス通信システム100は、ワイヤレスドッキングセンタ105、周辺デバイス110、およびワイヤレスドッキー115を含む。周辺デバイス110は、少なくとも1つの周辺特徴をそれぞれ有する電子デバイスであり得る。たとえば、周辺デバイス110-aは、グラフィカルユーザインターフェース上のポインタを制御する周辺特徴を有するマウスであり得る。いくつかの実施形態では、周辺デバイス110-bは、ユーザ入力の周辺特徴を有するキーボードである。周辺デバイス110-cは、たとえば印刷およびスキャニングの周辺特徴を有する、多機能プリンタであり得る。追加または代替として、ワイヤレスドッキングセンタ105は、周辺デバイス110-dなどの組込み型周辺デバイスを含み得る。周辺デバイス110のうちのいくつかまたはすべては、ワイヤレスドッキングセンタ105に接続され、かつ/またはワイヤレスドッキングセンタ105と通信し得る。
ワイヤレスドッキー115は、たとえばWi-Fiを使用して、ワイヤレスドッキングセンタ105にワイヤレスに接続し得る。ワイヤレスドッキー115は、ワイヤレスドッキングセンタ105を介して利用可能である周辺特徴に基づいて、ワイヤレスドッキングセンタ105を捜し出し、またはワイヤレスドッキングセンタ105に接続し得る。したがって、ワイヤレスドッキングセンタ105は、ワイヤレスドッキー115にとって利用可能な周辺特徴、すなわち周辺デバイスを広告し得る。ワイヤレスドッキングセンタ105に接続される(たとえば、ドッキングされる)と、ワイヤレスドッキー115は、ワイヤレスドッキングセンタ105を通じて利用可能な周辺特徴を活用し得る。
ワイヤレスドッキングセンタ105は、様々な周知の、かつ/または一般的な周辺機能プロトコル(PFP)をサポートし得る。たとえば、ワイヤレスドッキングセンタ105は、Miracast、ユニバーサルシリアルバス(USB)、IEEE802.11ad(「WiGig」)、ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)、および/またはWi-Fiダイレクトサービスアプリケーションサービスプラットフォーム(WFDS ASP)をサポートし得る。周辺デバイス110のうちのいくつかは、そのような周知のPFPを利用し得、したがってワイヤレスドッキングセンタ105は、周辺デバイス110に関する発見情報をワイヤレスドッキー115に容易に送信し得る。周辺デバイス110からワイヤレスドッキングセンタ105に送信される情報は、周辺デバイス110を通じて利用可能な特徴の識別情報を含み得る。利用可能な特徴は、一般的特徴ならびにベンダ特有の特徴の両方を含み得る。
次に、図2を参照すると、ブロック図が、本開示の様々な態様によるワイヤレス通信システム200を示す。ワイヤレス通信システム200は、ワイヤレス通信システム100の例示的態様であり得る。ワイヤレス通信システム200は、ワイヤレスドッキングセンタ105-a、周辺デバイス110-e、およびワイヤレスドッキー115-aを含む。これらの各々は、ワイヤレス通信システム100の対応するデバイスの例であり得る。
いくつかの実施形態では、周辺デバイス110-eは、ベンダ特有の特徴を含む周辺デバイスである。周辺デバイス110-eは、ワイヤレスドッキングセンタ105-aの外部であり得、または周辺デバイス110-eは、ワイヤレスドッキングセンタ105-a内に組み込まれ得る。ワイヤレスドッキングセンタ105-aは、一般的特徴とベンダ特有の特徴の両方を含む、周辺デバイス110-e上で利用可能な特徴の識別情報を周辺デバイス110-eから受信し得る。ワイヤレスドッキー115-aは、ワイヤレスドッキー115-aとワイヤレスドッキングセンタ105-aとの間の事前関連付け発見の間に、利用可能な特徴をまず認識し得る。事前関連付け発見は、ワイヤレスドッキー115-aがワイヤレスドッキングセンタ105-aに接続し、またはワイヤレスドッキングセンタ105-aに関連付ける前に行われ、ワイヤレスドッキングセンタ105-aを通じて利用可能な特徴を識別するための期間をワイヤレスドッキー115-aに与える。ワイヤレスドッキングセンタ105-aによるブロードキャストされる発見情報の結果として、ワイヤレスドッキングセンタ105-aとの関連付けが有益であるとワイヤレスドッキー115-aが判定する場合、次いで、ワイヤレスドッキー115-aは、ワイヤレスドッキングセンタ105-aに関連付け、次いで、接続された周辺デバイス110-eとの通信を容易にする追加の情報を受信する。
一例として、図2に示されるように、ワイヤレスドッキー115-aはまず、ワイヤレスドッキングセンタ105-aとの間の事前関連付け発見に関与する。事前関連付け発見の間に、ワイヤレスドッキー115-aは、接続された周辺デバイス110-eを通じて利用可能な特徴を識別する情報をワイヤレスドッキングセンタ105-aから受信する。利用可能な特徴は、ベンダ特有の特徴を含み得る。ベンダ特有の特徴は、たとえば、スキャニング、印刷、マウス、トラックパッド、またはキーボード特徴、ならびに他の入力/出力特徴を含み得る。ワイヤレスドッキー115-aが、識別されたベンダと互換性がある場合、次いで、ワイヤレスドッキー115-aは、ワイヤレスドッキングセンタ105-aに関連付け、ベンダ特有の特徴に対するアクセスを取得し得る。
関連付けられた後、ワイヤレスドッキー115-aは、周辺デバイス110-eを通じて利用可能なベンダ特有の特徴のうちの少なくとも1つに関するサービス記述をフェッチまたは要求し得る。サービス記述は、ワイヤレスドッキングセンタ105-aから取り出され、または受信され得る。サービス記述は、ベンダ特有の特徴とともに利用可能な手順または動作の識別情報を含み得る。ベンダ特有の特徴は、多くの動作または手順を含み得る。例として、ベンダ特有のスキャニング特徴は、スキャニング、スキャニングおよび印刷、サイズ変更、クロッピングなどの複数の手順を含み得る。サービス記述は、これらの手順の各々を記述するために使用され得る。各手順について、サービス記述は、各手順を実施するのに必要なパラメータの識別情報、ならびに各パラメータについてのタイプまたはデータ構造の識別情報を含み得る。いくつかのパラメータは、ベンダ特有のデータ構造を含み得る。ワイヤレスドッキー115-aがベンダと互換性がある場合、ワイヤレスドッキー115-aは、異なるベンダ特有のタイプまたはデータ構造の定義にすでにアクセスでき得る。ベンダ特有のタイプまたはデータ構造は、ワイヤレスドッキー115-a上にすでに存在し得るベンダ特有のスキーマ内に定義され得る。あるいは、ワイヤレスドッキー115-aは、たとえばベンダまたは他のソースから、ベンダ特有のスキーマを取得し得る。
ワイヤレスドッキー115-aがベンダ特有の特徴について利用可能な様々な手順についてのサービス記述を得た後、ワイヤレスドッキー115-aは、ベンダ特有の特徴に関連する手順のうちの1つに対するアクセスを求めるアクセス要求を準備し、送信し得る。アクセス要求は、ワイヤレスドッキングセンタ105-aから受信されるサービス記述、ならびにベンダ特有のスキーマに従って生成され得る。
ワイヤレスドッキングセンタ105-a、周辺デバイス110-e、およびワイヤレスドッキー115-aは、発見情報を要求および交換するためのネットワーキングプロトコルを利用し得る。様々な実施形態では、デバイスは、UPnP、WFDS ASP、および/または拡張可能マークアップ言語(XML)を利用し得る。したがって、様々なパラメータおよび発見情報は、WFDS APSまたはXML文字列のサブエレメントの特定の要素を占有し得る。例として、以下でより詳細に説明するように、複合XMLタイプ「VendorSpecificFeatureType」が、サポートされるベンダ特有の特徴のリストを識別し得、サポートされるベンダ特有の特徴のそのリストを広告するために事前関連付け発見の間にワイヤレスドッキングセンタ105-aによって使用され得る。複合XMLタイプ「VendorSpecificDataType」は、ベンダ特有の特徴に関連する手順についてのベンダ特有の入力パラメータを搬送するためにワイヤレスドッキー115-aによって使用され得る。ワイヤレスドッキングセンタ105-aはまた、ベンダ特有の出力パラメータを搬送するために「VendorSpecificDataType」を使用し得る。複合XMLタイプ「VendorXyzInfoType」は、ベンダ「Xyz」についてのXMLスキーマを定義し得る。これらの例の追加の詳細が、図3および図4に関して以下で説明される。
図3は、本開示の様々な態様によるワイヤレス通信システム内の通信を示すコールフロー図300である。図300は、図1および図2を参照して説明したワイヤレス通信システム100および200の態様を示し得る。図300は、ワイヤレスドッキングセンタ105-b、周辺デバイス110-f、およびワイヤレスドッキー115-bを含む。これらの各々は、ワイヤレス通信システム100および200の対応するデバイスの例であり得る。
ワイヤレスドッキングセンタ105-bは、周辺デバイス110-fとの通信305を確立し得る。周辺デバイス110-fは、ワイヤレスドッキングセンタ105-bの外部であり得、またはワイヤレスドッキングセンタ105-b内に組み込まれ得る。通信305の確立時に、ワイヤレスドッキングセンタ105-bは、周辺デバイス110-fがベンダ特有の特徴を含むことを判定し得る。したがって、事前関連付け発見310の間に、ワイヤレスドッキングセンタ105-bは、周辺デバイス110-fを通じて利用可能なベンダ特有の特徴を広告する。ワイヤレスドッキー115-bは、周辺デバイス110-fを通じて利用可能なベンダ特有の特徴が、識別されたベンダと互換性があると判定し、したがって当該のベンダ特有の特徴についてのサービス記述を求める要求315を送信する。ワイヤレスドッキングセンタ105-bは要求315を受信し、サービス記述を含む応答320を送信する。ワイヤレスドッキー115-bは、サービス記述を使用して、ベンダ特有の特徴に関連する利用可能な手順、ならびに手順にアクセスするために使用される入力パラメータを識別する。サービス記述はまた、入力パラメータの各々のタイプを識別する。入力パラメータのうちの少なくとも1つがベンダ特有のタイプであるケースでは、ワイヤレスドッキー115-bは、ベンダ特有のタイプを定義するベンダ特有のスキーマにアクセスする(ボックス325)。したがって、サービス記述およびベンダ特有のスキーマを使用して、ワイヤレスドッキー115-bは、周辺デバイス110-fによって理解され得るアクセス要求330を生成することができる。ワイヤレスドッキー115-bは、周辺デバイス110-fにアクセス要求330を送信する。
図4は、本開示の様々な態様によるワイヤレス通信システム内の通信を示すコールフロー図400を示す。図400は、図1、図2、および図3を参照して説明したワイヤレス通信システム100および200の態様を示し得る。具体的には、図400は、図3に示されるメッセージ内で提供される詳細の一例を示し得る。図400は、ワイヤレスドッキングセンタ105-c、周辺デバイス110-g、およびワイヤレスドッキー115-cを含む。これらの各々は、ワイヤレス通信システム100および200の対応するデバイスの例であり得る。
ワイヤレスドッキングセンタ105-cは、周辺デバイス110-gと通信405を確立し得る。周辺デバイス110-gは、ワイヤレスドッキングセンタ105-cの外部であり得、またはワイヤレスドッキングセンタ105-b内に組み込まれ得る。通信405の確立時に、ワイヤレスドッキングセンタ105-cは、周辺デバイス110-gがベンダ特有の特徴を含むことを判定し得る。したがって、事前関連付け発見410の間に、ワイヤレスドッキングセンタ105-cは、周辺デバイス110-gを通じて利用可能なベンダ特有の特徴を広告する。一例として、ワイヤレスドッキングセンタ105-cは、複合XMLタイプを使用するXMLメッセージを介してベンダ特有の特徴を広告し得る。複合XMLタイプは「VendorSpecificFeatureType」と呼ばれることがある。複合XMLタイプは、サポートされるベンダ特有の特徴のリストを識別し得る。各ベンダ特有の特徴についての識別情報は、ベンダ特有の特徴に関連するベンダの特徴名(たとえば、文字列要素「FeatureName」)と識別情報の両方を含み得る。ベンダ識別情報は、たとえば、Wi-Fi Alliance(WFA)によって割り当てられるベンダの組織一意識別子(OUI)に対応する整数要素「OUI」であり得る。
ワイヤレスドッキー115-cは、ブロードキャスト発見情報を検出し得、(たとえば、ワイヤレスドッキー115-cに記憶されたサポートされるOUIのリストと、受信したOUIを比較することによって判定されるように)ワイヤレスドッキー115-cがベンダと互換性があること、および/またはワイヤレスドッキー115-cが広告された特徴を使用することから恩恵を受けることを判定し得る。ワイヤレスドッキー115-cが広告されたベンダ特有の特徴と互換性があり、かつ/またはそれから恩恵を受ける場合、ワイヤレスドッキー115-cは、広告されたベンダ特有の特徴に関するサービス記述415を(たとえば、UPnPを介して)ワイヤレスドッキングセンタ105-cに要求し、ワイヤレスドッキングセンタ105-cから受信する。サービス記述415は、ベンダ特有の特徴に関連する利用可能な手順を識別し得る。たとえば、サービス記述415は、「Xyz」が特定のベンダを表すとして、「VendorXyzAction」と呼ばれるベンダ特有の手順または動作のリストを含み得る複合XMLタイプ「VendorSpecificDataType」としてフォーマットされ得る。各々の識別された動作または手順は、関連するベンダの識別子(OUIなど)、ならびに(たとえば、XML要素「VendorSpecificInfo」の形の)動作に関するベンダ特有の情報の両方を含み得る。ベンダ特有の情報は、手順に関連するパラメータを表し得る共通名(たとえば、文字列「InfoName」)を含み得る。パラメータがベンダ特有のタイプであるとき、ベンダ特有のタイプは、XML拡張の形で含まれ得る(これは、たとえば「VendorXyzInfoType」と呼ばれることがある)。
ベンダ特有のタイプは、ベンダ特有のスキーマ内に定義され得る。ベンダ特有のスキーマはXMLスキーマであり得、ワイヤレスドッキー115-cによってアクセスされ得る(ボックス420において)。一般に、ワイヤレスドッキー115-cがベンダと互換性があるとすでに判定しているので、ワイヤレスドッキー115-cは、ベンダ特有のスキーマのコピーをすでに有し得る。あるいは、ワイヤレスドッキー115-cは、ベンダまたは何らか他のソースに連絡を取ることによってベンダ特有のスキーマに対するアクセスを取得し得る。
受信したサービス記述およびベンダ特有のスキーマを使用して、ワイヤレスドッキー115-cは、周辺デバイス110-gによって理解され得るアクセス要求425を生成することができる。アクセス要求425は、受信したサービス記述内で識別される、ベンダ特有の手順を求める要求を含むようにフォーマットされ得る。アクセス要求425はまた、受信したサービス記述内でやはり識別される、要求される手順についてのパラメータをも含み得る。パラメータは、サービス記述内で識別され、ベンダ特有のスキーマ内で定義されるベンダ特有のタイプに従ってフォーマットされ得る。
図5は、本開示の様々な態様によるワイヤレスネットワーク内の通信のための装置505(たとえば、ワイヤレスドッキー)のブロック図500を示す。いくつかの実施形態では、装置505は、図1、図2、図3、または図4を参照して説明したワイヤレスドッキー(WD)115の態様の一例であり得る。装置505はプロセッサでもあり得る。装置505は、WD受信機モジュール510、WDベンダ特有の特徴通信モジュール515、および/またはWD送信機モジュール520を含み得る。これらの構成要素の各々は、互いに通信し得る。
装置505の構成要素(ならびに本明細書で説明する他の関連する装置の構成要素)は、ハードウェアで適用可能な機能のうちの一部またはすべてを実施するように適合された少なくとも1つの特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して、個々にまたは集合的に実装され得る。あるいは、機能は、集積回路上で他の処理装置(またはコア)によって実施され得る。他の実施形態では、当技術分野で周知の任意の方式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路が使用され得る(たとえば、構造化/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ内で実施される命令とともに実装され得る。
いくつかの実施形態では、WD受信機モジュール510は、WD LAN受信機590などの無線周波数(RF)受信機であり、またはそれを含み得る。WD受信機モジュール510はまた、Wi-Fi受信機および/またはワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)受信機(たとえば、セルラー受信機)などの他の受信機をも含み得る。WD受信機モジュール510は、図1または図2を参照して説明したワイヤレス通信システム100、200などのワイヤレス通信システムの通信リンク(たとえば、物理チャネル)を介して、様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を受信するように使用され得る。たとえば、WD受信機モジュール510は、事前関連付け発見の間にベンダ特有の特徴発見情報を受信し、ベンダ特有の特徴に関するサービス記述を受信するために使用され得る。
いくつかの実施形態では、WD送信機モジュール520は、WD WLAN送信機595などのRF送信機であり、またはそれを含み得る。WD送信機モジュール520はまた、Wi-Fi送信機および/またはWWAN送信機(たとえば、セルラー送信機)などの他の送信機をも含み得る。WD送信機モジュール520は、図1または図2を参照して説明したワイヤレス通信システム100、200などのワイヤレス通信システムの通信リンク(たとえば、物理チャネル)を介して、様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。たとえば、WD送信機モジュール520は、受信したサービス記述およびベンダ特有のスキーマに従ってフォーマットされたアクセス要求を送信するために使用され得る。
いくつかの実施形態では、WDベンダ特有の特徴通信モジュール515は、図2、図3、または図4を参照して説明したベンダ特有の通信を管理する通信モジュールの一例であり得る。WDベンダ特有の特徴通信モジュール515は、WD事前関連付け発見モジュール525、WDサービス記述モジュール530、および/またはWDベンダ特有のスキーマモジュール535を含み得る。これらの構成要素の各々は、互いに通信し得る。
いくつかの例では、WD事前関連付け発見モジュール525は、ワイヤレスドッキングセンタ(図1、図2、図3、または図4を参照して説明したワイヤレスドッキングセンタ105のうちの1つなど)によって事前関連付け発見ブロードキャストを検出するために使用され得る。事前関連付け発見の間に、ワイヤレスドッキングセンタは、接続された周辺デバイスを通じて利用可能なベンダ特有の特徴を広告し得、WD事前関連付け発見モジュール525は、(たとえば、WD受信機モジュール510を介して)これらのブロードキャストを検出し得る。一例として、WD事前関連付け発見モジュール525は、XMLメッセージを介してベンダ特有の特徴を検出し得る。XMLメッセージは、サポートされるベンダ特有の特徴のリストを識別し得る。各ベンダ特有の特徴についての識別情報は、ベンダ特有の特徴に関連するベンダの特徴名と識別情報の両方を含み得る。ベンダ識別情報は、たとえばベンダのOUIであり得る。WD事前関連付け発見モジュール525は、事前関連付け発見の間に受信したベンダ識別情報を、装置505が互換性のあるベンダ識別子の、WD事前関連付け発見モジュール525自体のリストと比較し得る。
いくつかの例では、WDサービス記述モジュール530は、装置505がともに事前関連付け発見に関与したワイヤレスドッキングセンタからサービス記述を受信するために使用され得る。装置505が検出したベンダ特有の特徴に関連するベンダと互換性があるとWD事前関連付け発見モジュール525が判定する場合、WDサービス記述モジュール530は、ベンダ特有の特徴に関するサービス記述の要求および受信を調整し得る。サービス記述に関する通信は、UPnPパケットの形態であり得る。WDサービス記述モジュール530は、ベンダ特有の特徴に関連する利用可能な手順を識別し得るサービス記述を受信し得る。一例として、サービス記述はXMLを使用してフォーマットされ得、ベンダ特有の手順または動作のリストを含み得る。各識別された動作または手順は、関連するベンダの識別子(OUIなど)、ならびに動作に関するベンダ特有の情報の両方を含み得る。ベンダ特有の情報は、手順に関連するパラメータを含み得る。パラメータは、たとえばXML拡張を使用して識別される、ベンダ特有のタイプを含む、異なるタイプであり得る。WDサービス記述モジュール530は、サービス記述を介して、識別されたパラメータとともに手順を受信し、次いで、アクセス要求の最終的な生成のためにこの情報の使用を調整する。
いくつかの例では、WDベンダ特有のスキーマモジュール535は、WDサービス記述モジュール530によって受信されるサービス記述によって識別されるパラメータベンダ特有のタイプを合致させるために使用される。WDベンダ特有のスキーマモジュール535は、ベンダ特有のタイプの定義済みデータ構造にアクセスするためにベンダ特有のスキーマのアクセスを調整する。ベンダ特有のスキーマはXMLスキーマであり得、装置505上でアクセス可能であり得る。あるいは、ベンダ特有のスキーマが装置505上でアクセス可能ではない場合、WDベンダ特有のスキーマモジュール535は、ベンダまたは他の何らかのソースに連絡を取ることによってベンダ特有のスキーマに対するアクセスを調整し得る。
WDベンダ特有の特徴通信モジュール515は、WDサービス記述モジュール530によって受信されるサービス記述と、WDベンダ特有のスキーマモジュール535によってアクセスされるベンダ特有のスキーマとを使用して、ベンダ特有の特徴の所望の手順を求めるアクセス要求を生成する。アクセス要求は、たとえばWD送信機モジュール520を使用して送信され得る。
図6は、本開示の様々な態様によるワイヤレス通信のためのワイヤレスデバイス615(たとえば、モバイルデバイス)のブロック図600を示す。ワイヤレスデバイス615は様々な構成を有し得、コンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネットアプライアンス、ゲーミングコンソール、eリーダなど、またはその部分であり得る。いくつかのケースでは、ワイヤレスデバイス615は、モバイル動作を容易にするように、小型電池などの内部電源(図示せず)を有し得る。いくつかの実施形態では、ワイヤレスデバイス615は、図1、図2、図3、もしくは図4を参照して説明したワイヤレスドッキー115の態様、および/または図5を参照して説明した装置505の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス615は、図1、図2、図3、図4、または図5を参照して説明した特徴および機能の少なくとも一部を実装し得る。ワイヤレスデバイス615は、図1、図2、図3、または図4を参照して説明したワイヤレスドッキングセンタ105と通信し得る。
ワイヤレスデバイス615は、WDプロセッサモジュール620、WDメモリモジュール625(WDソフトウェア(SW)コード630を含む)、少なくとも1つのトランシーバ(WDトランシーバモジュール635によって表される)、少なくとも1つのアンテナ(WDアンテナ640によって表される)、および/またはWDベンダ特有の特徴通信モジュール515-aを含み得る。これらの構成要素の各々は、少なくとも1つのバス650を介して、直接的または間接的に互いに通信し得る。
WDトランシーバモジュール635は、WDアンテナ640とともに、ワイヤレスドッキングセンタおよび/または他の装置とのワイヤレス通信を容易にし得る。前述のように、ワイヤレスドッキングセンタとのワイヤレス通信は、WDベンダ特有の特徴通信モジュール515-aを使用して管理され得る。
WDプロセッサモジュール620は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば中央演算処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。WDプロセッサモジュール620は、WDトランシーバモジュール635を通じて受信した情報を処理し、かつ/またはWDアンテナ640を通じた送信のためにWDトランシーバモジュール635に送られる情報を処理し得る。WDプロセッサモジュール620は、単独で、またはWDベンダ特有の特徴通信モジュール515-aとともに、ワイヤレスおよび/またはワイヤライン通信システムを介して通信する様々な態様を扱い得る。
WDメモリモジュール625は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および/または読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。WDメモリモジュール625は、実行されるとき、ワイヤレス通信システムを介して通信するための本明細書に記載の様々な機能をWDプロセッサモジュール620に実施させ得る命令を含むコンピュータ可読なコンピュータ実行可能WDソフトウェア(SW)コード630を記憶し得る。あるいは、WD SWコード630は、WDプロセッサモジュール620によって直接的に実行可能ではないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ、実行されるときに)本明細書に記載の様々な機能をワイヤレスデバイス615に実施させ得る。
WDベンダ特有の特徴通信モジュール515-aは、図5を参照して説明したWDベンダ特有の特徴通信モジュール515の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス615のワイヤレス接続が、周辺デバイス上で利用可能であり、ワイヤレスドッキングセンタによってサポートされるベンダ特有の特徴に関係するとき、WDベンダ特有の特徴通信モジュール515-aは、ワイヤレスデバイス615のワイヤレス接続を管理するために使用され得る。いくつかの実施形態では、WDベンダ特有の特徴通信モジュール515-aは、WD事前関連付け発見モジュール525-a(これは、図5に関して説明したWD事前関連付け発見モジュール525の一例であり得る)、WDサービス記述モジュール530-a(これは、図5に関して説明したWDサービス記述モジュール530の一例であり得る)、および/またはWDベンダ特有のスキーマモジュール535-a(これは、図5に関して説明したWDベンダ特有のスキーマモジュール535の一例であり得る)を含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信し得、図5に関して上記で説明した機能を実施し得る。
いくつかの実施形態では、WDベンダ特有の特徴通信モジュール515-a、またはその部分は、プロセッサを含み得、かつ/またはWDベンダ特有の特徴通信モジュール515-aの機能の一部またはすべてが、WDプロセッサモジュール620によって、かつ/またはWDプロセッサモジュール620とともに実施され得る。
次に、図7は、本開示の様々な態様によるワイヤレスネットワーク内の通信のための装置705のブロック図を示す。装置705はワイヤレスドッキングセンタであり得、図1、図2、図3、または図4を参照して説明したワイヤレスドッキングセンタ105の一例であり得る。装置705は、WDC受信機モジュール710、WDCベンダ特有の特徴通信モジュール715、およびWDC送信機モジュール720を含み得る。モジュールの各々は互いに通信し得る。いくつかの実施形態では、装置705はプロセッサである。
いくつかの実施形態では、WDC受信機モジュール710は、WDC WLAN受信機790などのRF受信機であり得、またはそれを含み得る。WDC受信機モジュール710はまた、Wi-Fi受信機および/またはWWAN受信機(たとえば、セルラー受信機)などの他の受信機をも含み得る。WDC受信機モジュール710は、図1または図2を参照して説明したワイヤレス通信システム100、200などのワイヤレス通信システムの通信リンク(たとえば、物理チャネル)を介して、様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。たとえば、WDC受信機モジュール710は、周辺デバイスからベンダ特有の特徴発見情報を受信し、周辺デバイス上で利用可能なベンダ特有の特徴に関するサービス記述を求めるワイヤレスドッキーからの要求を受信するために使用され得る。
いくつかの実施形態では、WDC送信機モジュール720は、WDC WLAN送信機795などのRF送信機であり得、またはそれを含み得る。WDC送信機モジュール720はまた、Wi-Fi送信機および/またはWWAN送信機(たとえば、セルラー送信機)などの他の送信機をも含み得る。WDC送信機モジュール720は、図1または図2を参照して説明したワイヤレス通信システム100、200などのワイヤレス通信システムの通信リンク(たとえば、物理チャネル)を介して、様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。たとえば、WDC送信機モジュール720は、事前関連付け発見の間にベンダ特有の情報をブロードキャストし、ベンダ特有の情報に関するサービス記述を送信するために使用され得る。
いくつかの実施形態では、WDCベンダ特有の特徴通信モジュール715は、図2、図3、または図4を参照して説明したベンダ特有の通信を管理する通信モジュールの一例であり得る。WDCベンダ特有の特徴通信モジュール715は、WDC事前関連付け発見モジュール725および/またはWDCサービス記述モジュール730を含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信し得る。
いくつかの例では、WDC事前関連付け発見モジュール725は、事前関連付け発見をブロードキャストするために使用され得る。事前関連付け発見内でブロードキャストされる情報は、接続された周辺デバイス(図1、図2、図3、または図4を参照して説明した周辺デバイス110のうちの1つなど)から受信したベンダ特有の情報であり得る。WDC事前関連付け発見モジュール725は、たとえばワイヤレスドッキー(図1、図2、図3、または図4を参照して説明したワイヤレスドッキー115のうちの1つなど)によって検出される事前関連付け発見の形でベンダ特有の情報をブロードキャストし得る。一例として、WDC事前関連付け発見モジュール725は、XMLメッセージを介してベンダ特有の特徴をブロードキャストし得る。XMLメッセージは、サポートされるベンダ特有の特徴のリストを識別し得る。各ベンダ特有の特徴についての識別情報は、ベンダ特有の特徴に関連するベンダの特徴名と識別情報の両方を含み得る。ベンダ識別情報は、たとえばベンダのOUIであり得る。
いくつかの例では、WDCサービス記述モジュール730は、ワイヤレスドッキーからサービス記述を求める要求を受信し、要求されたサービス記述を送信するために使用され得る。ワイヤレスドッキーは、装置705に接続された周辺デバイス内のベンダ特有の特徴を検出した後、サービス記述を要求し得る。要求に応答して、WDCサービス記述モジュール730は、ワイヤレスドッキーにサービス記述を送信し得る。サービス記述に関する通信は、UPnPパケットの形態であり得る。送信されたサービス記述は、ベンダ特有の特徴に関連する利用可能な手順を識別し得る。一例として、サービス記述はXMLを使用してフォーマットされ、ベンダ特有の手順または動作のリストを含み得る。各識別された動作または手順は、関連するベンダの識別子(OUIなど)、ならびに動作に関するベンダ特有の情報の両方を含み得る。ベンダ特有の情報は、手順に関連するパラメータを含み得る。パラメータは、たとえばXML拡張を使用して識別される、ベンダ特有のタイプを含む、異なるタイプであり得る。
ここで図8を参照すると、図8は、本開示の様々な態様によるワイヤレス通信システム800を示す。ワイヤレス通信システム800は、ワイヤレスドッキングセンタ105-d、周辺デバイス110-h、およびワイヤレスドッキー115-dを含み得る。周辺デバイス110-hは、ワイヤレスドッキングセンタ105-dの外部であり得が、いくつかのケースでは、周辺デバイス110-hはワイヤレスドッキングセンタ105-d内に組み込まれる。ワイヤレスドッキングセンタ105-dは、先行する図1、図2、図3、または図4を参照して説明したワイヤレスドッキングセンタ105、および/または図7を参照して説明した装置705の一例であり得る。ワイヤレスドッキングセンタ105-dは、WDCプロセッサモジュール805、WDCメモリモジュール810(WDCソフトウェアモジュール815を含む)、WDCトランシーバモジュール820、WDCアンテナ825、WDC周辺デバイス通信モジュール830、WDCワイヤレスドッキー通信モジュール835、およびWDCベンダ特有の特徴通信モジュール715-aを含み得る。
WDCトランシーバモジュール820は、WDCアンテナ825とともに、ワイヤレスドッキー115-dおよび/または周辺デバイス110-hとのワイヤレス送信を容易にし得る。追加または代替として、WDC周辺デバイス通信モジュール830は、周辺デバイス110-hとのワイヤライン通信を容易にし得る。いくつかの実施形態では、WDCワイヤレスドッキー通信モジュール835は、ワイヤレスドッキー115-dとのワイヤライン通信を容易にする。たとえば、ワイヤレスドッキー115-dは、一定の同期操作のために、ワイヤラインを介してワイヤレスドッキングセンタ105-dに一時的に接続され得る。
いくつかの実施形態では、ワイヤレスドッキングステーション105-dはWDCベンダ特有の特徴通信モジュール715-aを含む。WDCベンダ特有の特徴通信モジュール715-aは、図7を参照して説明した対応するモジュールとほぼ同一の機能を実施し得る。例として、WDCベンダ特有の特徴通信モジュール715-aは、WDC事前関連付け発見モジュール725-aおよび/またはWDCサービス記述モジュール730-aを含み得る。WDC事前関連付け発見モジュール725-aは、接続された周辺デバイス110-h上で利用可能なベンダ特有の特徴を受信し、ブロードキャストし得る。WDCサービス記述モジュール730-aは、WDC事前関連付け発見モジュール725-aによって広告されるベンダ特有の特徴に対応するサービス記述を要求側ワイヤレスドッキー115-dに送信し得る。
WDCメモリモジュール810はRAMおよびROMを含み得る。WDCメモリモジュール810は、実行されるとき、本明細書に記載の様々な機能(たとえば、ベンダ特有の特徴情報を要求、受信、および送信することなど)をWDプロセッサモジュール805に実施させ得る命令を含むコンピュータ可読なコンピュータ実行可能WDCソフトウェア/ファームウェアコード815を記憶し得る。あるいは、WDCソフトウェア/ファームウェアコード815は、WDCプロセッサモジュール805によって直接的に実行可能ではないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ、実行されるときに)本明細書に記載の機能をコンピュータに実施させ得る。WDCプロセッサモジュール805は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、CPU、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。
ワイヤレスドッキングセンタ105-dのモジュールの各々は、たとえば少なくとも1つの通信バス880を介して、互いに通信し得る。
図9は、前述の原理のうちの少なくとも1つの態様によるワイヤレス通信のための例示的方法900のフローチャート図を示す。方法900は、図1、図2、図3、図4、図6、または図8を参照して上記で説明したワイヤレスドッキー115のうちの少なくとも1つ、および/または図5の装置505によって実装され得る。いくつかの例では、ワイヤレスドッキー115のうちの1つ、または装置505などの装置などのワイヤレスドッキーは、ワイヤレスドッキーまたは装置の機能要素を制御して、以下で説明する機能を実施するためのコードのセットを実行し得る。
ブロック905において、方法900は、ワイヤレスドッキーとワイヤレスドッキングセンタとの間の事前関連付け発見の間に、ワイヤレスドッキングセンタと通信しており、ベンダ特有の特徴を含む周辺デバイスを検出することを含み得る。検出されるベンダ特有の特徴は、図3または図4をそれぞれ参照して上記で説明したように、事前関連付け発見310、410の間に検出され得る。
ブロック910において、方法900は、ベンダ特有の特徴に対応するサービス記述を受信することを含み得る。たとえば、受信されるサービス記述は、図3または図4をそれぞれ参照して上記で説明したように、メッセージ320、415を介して受信され得る。
ブロック915において、方法900は、サービス記述に従ってベンダ特有の特徴にアクセスすることを含み得る。たとえば、ワイヤレスドッキーは、図3または図4をそれぞれ参照して上記で説明したように、アクセス要求330、425を送り得る。
いくつかの実施形態では、ブロック905、910、または915における動作は、図5または図6を参照して説明したWDベンダ特有の特徴通信モジュール515を使用して実施され得る。それでも、方法900は単なる一実装であること、および他の実装が可能となるように、方法900の動作が再構成され、あるいは修正され得ることに留意されたい。
図10は、前述の原理のうちの少なくとも1つの態様によるワイヤレス通信のための例示的方法1000のフローチャート図を示す。方法1000は、図1、図2、図3、図4、図6、または図8を参照して上記で説明したワイヤレスドッキー115のうちの少なくとも1つ、および/または図5の装置505によって実装され得る。いくつかの例では、ワイヤレスドッキー115のうちの1つなどのワイヤレスドッキー、または装置505などの装置は、ワイヤレスドッキーまたは装置の機能要素を制御して、以下で説明する機能を実施するためのコードのセットを実行し得る。
ブロック1005において、方法1000は、ベンダ特有の特徴を検出することを含み得る。ベンダ特有の特徴は、ワイヤレスドッキーとワイヤレスドッキングセンタとの間の事前関連付け発見の間に検出される。検出されるベンダ特有の特徴は、ワイヤレスドッキングセンタと通信している周辺デバイスに関係する。ベンダ特有の特徴は、図4を参照して上記で説明した事前関連付け発見410に関連して説明したように、特徴名とOUIなどのベンダ識別子の両方によって識別され得る。
ブロック1010において、方法1000は、サービス記述を受信することを含み得る。サービス記述はベンダ特有の特徴に対応し得る。たとえば、受信されるサービス記述415は、図4を参照して上記で説明したように、UPnPメッセージを介して受信され得る。サービス記述は、検出したベンダ特有の特徴に関する手順を含み得る。したがって、ブロック1015において、方法1000は、ベンダ特有の特徴手順を受信することを含み得る。サービス記述は、OUIなどの各手順についてのベンダ識別子、ならびにベンダ特有のパラメータを含み得る。したがって、ブロック1020において、方法1000は、ベンダ特有の手順についてのパラメータを識別することを含み得、パラメータはベンダ特有のタイプである。次いで、パラメータは、名前ならびにベンダ特有のタイプを含み得る。
ブロック1025において、方法1000は、たとえばベンダ特有のタイプのパラメータのタイプまたはデータ構造を理解するために、順にベンダ特有のスキーマにアクセスすることを含み得る。ベンダ特有のスキーマは、ワイヤレスドッキー自体の上でアクセス可能であり得、またはベンダまたは別の場所から得る必要があり得る。たとえば、ワイヤレスドッキーは、図4のボックス420に関する上記の説明に従って、ベンダ特有のスキーマにアクセスし得る。
ブロック1030において、方法1000は、ベンダ特有の特徴に関連する手順に対するアクセスを求める要求を送信することを含み得る。アクセス要求は、ベンダ特有のスキーマから得られたベンダ特有のタイプ情報に従って構築されたパラメータを含み得る。たとえば、ワイヤレスドッキーは、図4を参照して上記で説明したように、アクセス要求425を送り得る。
いくつかの実施形態では、ブロック1005、1010、1015、1020、1025、または1030での動作は、図5または図6を参照して説明したWDベンダ特有の特徴通信モジュール515を使用して実施され得る。それでも、方法1000は単なる一実装であること、および他の実装が可能となるように、方法1000の動作が再構成され、あるいは修正され得ることに留意されたい。
図11は、前述の原理のうちの少なくとも1つの態様によるワイヤレス通信のための例示的方法1100のフローチャート図を示す。方法1100は、図1、図2、図3、図4、または図8を参照して上記で説明したワイヤレスドッキングセンタ105のうちの少なくとも1つ、および/または図7の装置705によって実装され得る。いくつかの例では、ワイヤレスドッキングセンタ105のうちの1つなどのワイヤレスドッキングセンタ、または装置705などの装置は、ワイヤレスドッキングセンタまたは装置の機能要素を制御して、以下で説明する機能を実施するためのコードのセットを実行し得る。
ブロック1105において、方法1100は、ワイヤレスドッキーとワイヤレスドッキングセンタとの間の事前関連付け発見の間に、ワイヤレスドッキングセンタと通信している周辺デバイスから利用可能なベンダ特有の特徴の識別情報を通信することを含み得るベンダ特有の特徴の識別情報は、図3または図4をそれぞれ参照して上記で説明したように、事前関連付け発見310、410の間に通信され得る。
ブロック1110において、方法1100は、ベンダ特有の特徴に対応するサービス記述を送信することを含み得る。たとえば、送信されるサービス記述は、図3または図4をそれぞれ参照して上記で説明したように、メッセージ320、415を介して送信され得る。
ブロック1115において、方法1100は、サービス記述に従う、ワイヤレスドッキーによるベンダ特有の特徴のアクセスを容易にすることを含み得る。たとえば、ワイヤレスドッキーは、図3または図4をそれぞれ参照して上記で説明したように、ワイヤレスドッキングセンタを介してアクセス要求330、425を送り得る。
いくつかの実施形態では、ブロック1105、1110、または1115における動作は、図7または図8を参照して説明したWDCベンダ特有の特徴通信モジュール715を使用して実施され得る。それでも、方法1100は単なる一実装であること、および他の実装が可能となるように、方法1100の動作が再構成され、あるいは修正され得ることに留意されたい。
図12は、前述の原理のうちの少なくとも1つの態様によるワイヤレス通信のための例示的方法1200のフローチャート図を示す。方法1200は、図1、図2、図3、図4、または図8を参照して上記で説明したワイヤレスドッキングセンタ105のうちの少なくとも1つ、および/または図7の装置705によって実装され得る。いくつかの例では、ワイヤレスドッキングセンタ105のうちの1つなどのワイヤレスドッキングセンタ、または装置705などのデバイスは、ワイヤレスドッキングセンタまたはデバイスの機能要素を制御して、以下で説明する機能を実施するためのコードのセットを実行し得る。
ブロック1205において、方法1200は、ベンダ特有の特徴を通信することを含み得る。ベンダ特有の特徴は、ワイヤレスドッキングセンタとワイヤレスドッキーとの間の事前関連付け発見の間に通信され得る。通信されるベンダ特有の特徴は、ワイヤレスドッキングセンタと通信している周辺デバイスに関係する。ベンダ特有の特徴は、図4を参照して上記で説明した事前関連付け発見410に関連して説明したように、特徴名とOUIなどのベンダ識別子の両方によって識別され得る。
ブロック1210において、方法1200は、サービス記述を送ることを含み得る。サービス記述はベンダ特有の特徴に対応し得る。たとえば、送信されるサービス記述415は、図4を参照して説明したように、UPnPメッセージを介して送信され得る。サービス記述は、検出したベンダ特有の特徴に関する手順を含み得る。したがって、ブロック1215において、方法1200は、ベンダ特有の特徴手順を送信することを含み得る。サービス記述は、OUIなどの各手順についてのベンダ識別子、ならびにベンダ特有のパラメータを含み得る。したがって、ブロック1220において、方法1200は、ベンダ特有の手順についてのパラメータの識別情報を送信することを含み得、パラメータはベンダ特有のタイプである。次いで、パラメータは、名前ならびにベンダ特有のタイプを含み得る。
ブロック1225において、方法1200は、ワイヤレスドッキーによるベンダ特有の特徴に対するアクセスを容易にすることを含み得る。ワイヤレスドッキングセンタによって送信されるサービス記述に従って、ワイヤレスドッキーは、ベンダ特有の特徴を含む周辺デバイスに対するアクセス要求を送信し得る。アクセス要求はワイヤレスドッキングセンタを介して送信され得る。たとえば、ワイヤレスドッキーは、図4を参照して上記で説明したように、アクセス要求425を送り得る。
いくつかの実施形態では、ブロック1205、1210、1215、1220、または1225での動作は、図7または図8を参照して説明したWDCベンダ特有の特徴通信モジュール715を使用して実施され得る。それでも、方法1200は単なる一実装であること、および他の実装が可能となるように、方法1200の動作が再構成され、あるいは修正され得ることに留意されたい。
添付の図面とともに上記で述べた詳細な説明は、例示的実施形態を説明し、実装され得る、または特許請求の範囲内にある唯一の実施形態を表すわけではない。「例」または「例示的」という用語は、この説明全体を通じて使用されるとき、「一例、実例、または例示としての役割を果たす」ことを意味し、「好ましい」または「他の実施形態に勝って有利である」ことを意味するわけではない。詳細な説明は、説明される技法の理解を与える目的で、特定の詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの特定の詳細なしに実施され得る。いくつかの例では、説明される実施形態の概念を不明瞭にすることを避けるために、周知の構造およびデバイスがブロック図形式で示される。
情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表現され得る。たとえば、上記の説明全体を通じて参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁気粒子、光場または光粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表現され得る。
本明細書で本開示に関連して説明した様々な例示的ブロックおよびモジュールが、本明細書で説明した機能を実施するように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せで実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替実施形態では、プロセッサは、任意の従来型プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえばDSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した少なくとも1つのマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書で説明される機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上の命令あるいはコードとして記憶され得、またはそれを介して送信され得る。他の実施例および実装は、本開示および添付の特許請求の範囲内にある。たとえば、ソフトウェアの性質のために、前述の機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらの任意の組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の各部分が異なる物理的位置において実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。さらに、本明細書では、特許請求の範囲を含めて、「のうちの少なくとも1つ(at least one of)」で始まる項目の列挙で使用される「または」は、選言的な列挙を示し、したがってたとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」という列挙は、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味する。
コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の入手可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読記憶媒体は、RAM、ROM、電気消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、コンパクトディスク(CD)-ROM、または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備え得る。さらに、任意の接続がコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚線対、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、マイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚線対、DSL、または赤外線、無線、マイクロ波などのワイヤレス技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書では、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピィディスク(disk)、およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、一方、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
本明細書では、「装置」および「デバイス」という用語は相互交換可能である。
本開示の先の説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするために与えられる。本開示に対する様々な修正が当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義される一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。本開示全体を通じて、「実施例」または「例示的」という用語は、実施例または例を示し、記載の実施例に対する何らかの選好を示唆または要求するものではない。したがって、本開示は、本明細書で説明した実施例および設計に限定されるべきではなく、本明細書で開示される原理および新規な特徴に一致する最も広い範囲が与えられるべきである。
100 ワイヤレス通信システム
105 ワイヤレスドッキングセンタ
110 周辺デバイス
115 ワイヤレスドッキー
200 ワイヤレス通信システム
505 装置
510 WD受信機モジュール
515 WDベンダ特有の特徴通信モジュール
520 WD送信機モジュール
525 WD事前関連付け発見モジュール
530 WDサービス記述モジュール
535 WDベンダ特有のスキーマモジュール
595 WD WLAN送信機
615 ワイヤレスデバイス
620 WDプロセッサモジュール
625 WDメモリモジュール
630 WDソフトウェア(SW)コード
635 WDトランシーバモジュール
640 WDアンテナ
650 バス
705 装置
710 WDC受信機モジュール
715 WDCベンダ特有の特徴通信モジュール
720 WDC送信機モジュール
725 WDC事前関連付け発見モジュール
730 WDCサービス記述モジュール
795 WDC WLAN送信機
805 WDCプロセッサモジュール
810 WDCメモリモジュール
815 WDCソフトウェアモジュール
820 WDCトランシーバモジュール
825 WDCアンテナ
830 WDC周辺デバイス通信モジュール
835 WDCワイヤレスドッキー通信モジュール

Claims (26)

  1. ワイヤレスドッキーによって実行されるワイヤレス通信の方法であって、
    ワイヤレスドッキングセンタ(WDC)と接続する前の、前記ワイヤレスドッキーと前記WDCとの間の事前関連付け発見の間に、前記WDCと通信している周辺デバイスのベンダ特有の特徴を識別する特徴識別子を受信するステップであって、前記ベンダ特有の特徴が前記周辺デバイスの機能に対応し、かつ一般的特徴とは異なる、ステップと、
    前記ワイヤレスドッキーが前記ベンダ特有の特徴と互換性があることを判定するステップと、
    前記ワイヤレスドッキーが前記ベンダ特有の特徴と互換性があることを判定したことに少なくとも部分的に基づいて、前記WDCとの接続を確立するステップと、
    前記ベンダ特有の特徴に関連する少なくとも1つの手順を識別するサービス記述を受信するステップと、
    前記サービス記述に従って、前記ベンダ特有の特徴の使用を可能にするステップと
    を含む方法。
  2. 前記事前関連付け発見の間に、前記特徴識別子と、前記ベンダ特有の特徴に関連するベンダを識別するベンダ識別子とを受信するステップ
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記ベンダ識別子が前記ベンダの組織一意識別子(OUI)を含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記ベンダ識別子および前記特徴識別子が拡張マークアップ言語(XML)フォーマットで受信される請求項2に記載の方法。
  5. 前記サービス記述がユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)サービス記述を含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記ベンダ特有の特徴に関連する前記少なくとも1つの手順が、前記サービス記述において、ベンダ特有のデータタイプを用いて定義される請求項1に記載の方法。
  7. 前記ベンダ特有の特徴に関連する前記少なくとも1つの手順が、前記少なくとも1つの手順に関連するベンダを識別するパラメータを含む請求項1に記載の方法。
  8. 前記ベンダが組織一意識別子(OUI)によって識別される請求項7に記載の方法。
  9. 前記ベンダ特有のデータタイプを定義するスキーマにアクセスするステップをさらに含み、
    前記ベンダ特有の特徴の使用を可能にするステップが、前記サービス記述と、前記ベンダ特有のデータタイプを定義する前記スキーマとに従って、前記ベンダ特有の特徴の使用を可能にするステップを含む、請求項6に記載の方法。
  10. 前記ベンダ特有のデータタイプが、拡張マークアップ言語(XML)を使用して定義される請求項9に記載の方法。
  11. 前記ベンダ特有のデータタイプが、一般的要素およびベンダ特有の要素を含むように定義される請求項9に記載の方法。
  12. 前記ベンダ特有のデータタイプが、ベンダ識別子を含むように定義される請求項9に記載の方法。
  13. 前記ベンダ識別子がベンダの組織一意識別子(OUI)である請求項12に記載の方法。
  14. 前記スキーマに基づいてユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)パケットを生成するステップをさらに含む請求項9に記載の方法。
  15. 前記UPnPパケットが、前記ベンダ特有の特徴の使用に用いられる請求項14に記載の方法。
  16. 前記ワイヤレスドッキーによってサポートされるベンダ特有の特徴のセットを、前記WDCによってサポートされるベンダ特有の特徴のセットと比較して、前記ワイヤレスドッキーと前記WDCの両方によってサポートされるベンダ特有の周辺デバイス特徴のセットを決定するステップ
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  17. ワイヤレス通信のためのワイヤレスドッキーであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
    ワイヤレスドッキングセンタ(WDC)と接続する前の、前記ワイヤレスドッキーと前記WDCとの間の事前関連付け発見の間に、前記WDCと通信している周辺デバイスのベンダ特有の特徴を識別する特徴識別子を受信することであって、前記ベンダ特有の特徴が前記周辺デバイスの機能に対応し、かつ前記周辺デバイスの一般的特徴とは異なる、こと、および
    前記ベンダ特有の特徴に関連する少なくとも1つの手順を識別するサービス記述を受信し、前記メモリ内に記憶すること
    を行うための受信機と、
    前記ワイヤレスドッキーが前記ベンダ特有の特徴と互換性があることを判定する発見モジュールと、
    前記ワイヤレスドッキーが前記ベンダ特有の特徴と互換性があることを判定したことに少なくとも部分的に基づいて前記WDCとの接続を確立すること、および前記WDCを介して前記周辺デバイスにアクセス要求を送信し、前記サービス記述に従って前記ベンダ特有の特徴の使用を可能にするための送信機と
    を備えるワイヤレスドッキー。
  18. ワイヤレスドッキングセンタ(WDC)により実行されるワイヤレス通信の方法であって、
    ワイヤレスドッキーと接続する前の、前記ワイヤレスドッキーと前記WDCとの間の事前関連付け発見の間に、前記WDCと通信している周辺デバイスのベンダ特有の特徴を識別する特徴識別子を前記WDCから通信するステップであって、前記ベンダ特有の特徴が前記周辺デバイスの機能に対応し、かつ前記周辺デバイスの一般的特徴とは異なる、ステップと、
    前記ワイヤレスドッキーから要求を受信するステップであって、前記要求が、前記ワイヤレスドッキーが前記ベンダ特有の特徴と互換性があるとの前記ワイヤレスドッキーによる判定に少なくとも部分的に基づく、ステップと、
    前記要求に応答して、ベンダ特有のデータタイプと、前記ベンダ特有の特徴に関連する少なくとも1つの手順とを識別するサービス記述を送信するステップ
    含む方法。
  19. 前記事前関連付け発見の間に、前記特徴識別子と、前記ベンダ特有の特徴に関連するベンダを識別するベンダ識別子とを通信するステップ
    をさらに含む請求項18に記載の方法。
  20. 前記ベンダ識別子が前記ベンダの組織一意識別子(OUI)を含む請求項19に記載の方法。
  21. 前記ベンダ識別子および前記特徴識別子が拡張マークアップ言語(XML)フォーマットで受信される請求項19に記載の方法。
  22. 前記サービス記述がユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)サービス記述を含む請求項18に記載の方法。
  23. 前記ベンダ特有の特徴に関連する前記少なくとも1つの手順が、前記サービス記述において、前記ベンダ特有のデータタイプを用いて定義される請求項18に記載の方法。
  24. 前記ベンダ特有の特徴に関連する前記少なくとも1つの手順が、前記少なくとも1つの手順に関連するベンダを識別するパラメータを含む請求項18に記載の方法。
  25. 前記ベンダが組織一意識別子(OUI)によって識別される請求項24に記載の方法。
  26. ワイヤレス通信のためのワイヤレスドッキングセンタ(WDC)であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
    ワイヤレスドッキーと接続する前の、前記ワイヤレスドッキーと前記WDCとの間の事前関連付け発見の間に、前記WDCと通信している周辺デバイスのベンダ特有の特徴を識別する特徴識別子を前記WDCから通信することであって、前記ベンダ特有の特徴が前記周辺デバイスの機能に対応し、かつ前記周辺デバイスの一般的特徴とは異なることと、
    前記ワイヤレスドッキーから要求を受信することであって、前記要求が、前記ワイヤレスドッキーが前記ベンダ特有の特徴と互換性があるとの前記ワイヤレスドッキーによる判定に少なくとも部分的に基づく、こと
    前記要求に応答して、ベンダ特有のデータタイプと、前記ベンダ特有の特徴に関連する少なくとも1つの手順とを識別するサービス記述を送信することと
    を行うための送信機と
    を備えるワイヤレスドッキングセンタ。
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