JP5985767B2 - 近接場通信を用いたピア・ツー・ピアWi−Fiレンジングのための方法および装置 - Google Patents

近接場通信を用いたピア・ツー・ピアWi−Fiレンジングのための方法および装置 Download PDF

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Description

[0001] ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wi−Fi(登録商標))は、局またはモバイルデバイス(STA)とアクセスポイントとの間の距離およびロケーションを測定するためにレンジング(ranging)を使用することが多い。典型的にこの発見プロセスは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク内のアクセスポイントが周期的なビーコンパケットを送信することから、極めて単純かつ直接的である。ネットワーク上で通信することを望む局またはモバイルデバイスは、所与のネットワークジオスペース内のアクセスポイントをすべて発見するためにすべての利用可能なチャネルをリスン(listen)する。しかしながら、ピア・ツー・ピア(P2P)レンジングでは、この発見プロセスは、STAがモバイルであり、周波数スペクトルにホップインすること、およびSTAがスリープモードである可能性があることから、より難しくなる。これらの特性のいずれかまたはすべてを改善する技法またはシステムを作り出すことが望まれうる。
[0002] これらの問題および他の問題は、本明細書で説明される様々な実施形態にしたがって解決されうる。近接場通信(NFC)を使用したピア・ツー・ピアWi−Fiレンジングのためのシステム、方法、装置、およびコンピュータ制御媒体が提供される。
[0003] いくつかの実施形態では、方法は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wi−Fi)オペレーションの選好モードおよび第1のデバイス状態情報を備える要求を、近接場通信(NFC)を使用して第1のデバイスから第2のデバイスに通信することを含む。方法は、第1のデバイスにおいて、第2のデバイスから、Wi−Fiオペレーションの選好モードの受諾を備える返答を受信することをさらに含みうる。方法は、Wi−Fi通信リンクを確立するために、第1のデバイスから第2のデバイスにワイヤレス情報を通信することをさらに含みうる。
[0004] いくつかの実施形態では、装置は、トランシーバに結合されたプロセッサを含む。トランシーバは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wi−Fi)オペレーションの選好モードおよび第1のデバイス状態情報を備える要求を、近接場通信(NFC)を使用して第1のデバイスから第2のデバイスに通信するように構成される。トランシーバは、第1のデバイスにおいて、第2のデバイスから、Wi−Fiオペレーションの選好モードの受諾を備える返答を受信するようにさらに構成される。トランシーバは、Wi−Fi通信リンクを確立するために、第1のデバイスから第2のデバイスにワイヤレス情報を通信するようにさらに構成される。
[0005] いくつかの実施形態では、装置は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wi−Fi)オペレーションの選好モードおよび第1のデバイス状態情報を備える要求を、近接場通信(NFC)を使用して第1のデバイスから第2のデバイスに通信するための手段を含む。装置は、第1のデバイスにおいて、第2のデバイスから、Wi−Fiオペレーションの選好モードの受諾を備える返答を受信するための手段をさらに含みうる。装置は、Wi−Fi通信リンクを確立するために、第1のデバイスから第2のデバイスにワイヤレス情報を通信するための手段をさらに含みうる。
[0006] いくつかの実施形態では、プロセッサ可読媒体上に存在し、かつ、プロセッサ可読命令を含むコンピュータプログラム製品は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wi−Fi)オペレーションの選好モードおよび第1のデバイス状態情報を備える要求を、近接場通信(NFC)を使用して第1のデバイスから第2のデバイスに通信するように構成される。命令はさらに、第1のデバイスにおいて、第2のデバイスから、Wi−Fiオペレーションの選好モードの受諾を備える返答を受信することをプロセッサに行わせうる。命令は、Wi−Fi通信リンクを確立するために、第1のデバイスから第2のデバイスにワイヤレス情報を通信することをプロセッサに行わせうる。
[0007] 前述の内容は、次に続く詳細な説明がより一層理解されうるように、実例の特徴および技術的利点をどちらかといえば幅広く概説している。追加の特徴および利点が以下に説明されるだろう。開示される概念および具体的な例は、本開示と同じ目的を実行するための他の構造を設計または改良することの基礎として容易に利用されうる。このような等価な構成は、添付の特許請求の範囲の精神および適用範囲(scope)から逸脱しない。本明細書に開示される概念の特性であると考えられる特徴は、関連する利点とともに、それらの編成およびオペレーションの方法の両方について、添付の図に関連して考慮された場合に、以下の説明からより一層理解されるであろう。図の各々は、特許請求の範囲の限定の定義としてではなく、例示および説明の目的でのみ提供される。
[0008] 様々な実施形態の性質および利点のさらなる理解は、次の図を参照することによって実現されうる。添付の図では、同様の構成要素または特徴は、同じ参照ラベルを有しうる。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に続く、ダッシュと、同様の構成要素を区別する第2のラベルとによって区別されうる。本明細書で第1の参照ラベルだけが使用される場合、その説明は、第2の参照ラベルに関係なく同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれに対しても適用可能である。
図1は、いくつかの実施形態に係る、モバイルデバイスを含む例となるワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wi−Fi)ジオスペースである。 図2は、いくつかの実施形態に係る、モバイルデバイスを含む例となるピア・ツー・ピアネットワークである。 図3は、いくつかの実施形態に係る、モバイルデバイスと近接場通信(NFC)接続を確立する例である。 図4は、いくつかの実施形態に係る、NFCを使用してピア・ツー・ピアWi−Fiレンジングを開始する際に交換される情報を示す例である。 図5は、いくつかの実施形態に係る、ピア・ツー・ピアWi−Fiレンジングを開始するためにNFCを使用するための方法の例示的なフローチャートである。 図6は、いくつかの実施形態に係る、NFCを使用してピア・ツー・ピアWi−Fi通信を確立するための方法の例示的なフローチャートである。 図7は、いくつかの実施形態に係る、ラウンドトリップ時間を使用してデバイス間の距離を算出するための方法の例示的なフローチャートである。 図8は、いくつかの実施形態に係る、例となるコンピュータシステムである。
[0017] 「例示的な」という用語は、本明細書では、「実例、事例、または例示としての役割を果たす」という意味で使用される。「例示的な」として本明細書で説明される任意の実施形態または設計は、必ずしも、他の実施形態または設計よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。
[0018] 「グローバル一意属性(globally unique attribute)」という用語は、このグローバル一意属性への参照が全世界でたった1つのエンテイテイを一義的に指すという意味で、グローバルに一意な属性、値、識別子、またはマーカを指しうる。グローバル一意属性の例には、インターネットにアクセスするように構成されたデバイスのためのIPアドレス、自動車のための車両登録番号(VIN)、国際電話番号、および地上基地局のためのセルアイデンティティ(CID)値が含まれうる。
[0019] 「ローカル一意属性(locally unique attribute)」という用語は、同じローカル一意属性が重複しうること、そしてそれにより、このローカル一意属性への参照はローカルエンティティしか曖昧さなしに識別しない可能性があるという意味で、ローカルに一意な属性、値、識別子、またはマーカを指しうる。ローカル一意属性の例には、ストリートアドレス、学生ID番号、都市の名称、セルパラメータID(CPID)、ミッドアンプル(midamble)インデックス、および地上基地局の一次周波数値が含まれうる。
[0020] 本明細書で説明される技法は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク、等の、様々なワイヤレス通信ネットワークに対して使用されうる。「ネットワーク」および「システム」という用語は交換して使用されることが多い。CDMAネットワークは、時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、CDMA2000、等の無線技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))および低チップレート(LCR)を含む。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現しうる。FDMAネットワークは、ユニバーサルモバイル電気通信システム一周波数分割複信(UMTS−FDD)等を含みうる。OFDMAネットワークは、次世代UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、フラッシュOFDM(登録商標)等の無線技術を実現しうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部である。ロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTAR、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)」という名称の団体からの文書で説明されている。CDMA2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)」という名称の団体からの文書で説明されている。これら様々な無線技術および規格は当技術分野で知られている。
[0021] 様々な実施形態がアクセスポイントに関連して本明細書で説明される。アクセスポイントは、システム、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイル、リモート局、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、ワイヤレス通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)とも呼ばれることができる。アクセスポイントは、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、Wi−Fiアクセスポイント、コンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスでありうる。
[0022] 多くの実施形態が、特定の要件にしたがってなされうる。例えば、カスタマイズされたハードウェアもまた使用され得、および/または、特定の要素は、ハードウェア、ソフトウェア(アプレット、等のポータブルソフトウェアを含む)、または両方で実現されうる。さらに、ネットワーク入力/出力デバイスのような他のコンピューティングデバイスへの接続が採用されうる。
[0023] 本明細書で説明される技法は、ピア・ツー・ピアWi−Fiレンジングを開始するために近接場通信(NFC)を使用するための方法を提供する。Wi−Fiレンジングは、ネットワークジオスペース内のデバイスについての距離およびロケーション情報を決定するために使用される。Wi−Fiレンジングは、また、1つ以上のデバイス間でWi−Fi通信リンクを確立する過程で使用される。
[0024] P2P Wi−Fiレンジングは、P2Pゲーミング、フレンドファインダ、資産管理、等にわたる複数のアプリケーションを有する。追加的に、P2P Wi−Fiレンジングは、使用されうる3つの異なるモードを有しうるが、それに限定されるわけではない:(1)Wi−Fiダイレクト、(2)アドホックP2Pネットワーク、および(3)デバイスのうちの1つが「ソフト」APとして機能し、他のSTAにアクセスポイント機能を提供するAP−STA通信。
[0025] P2P Wi−Fiレンジングを開始するためにNFCを使用することは、通信およびレンジングを容易にするための、2つのWi−Fi対応デバイス間での情報の交換によって、発見の複雑性を単純化しうる。NFCは、情報を交換するためにモバイルデバイス上のNFCポートに対して近接してデバイスが配置されている定着したプロセスによるWi−Fi通信の検出および開始のための単純な方法を確立しうる。
[0026] 最初に、デバイスのうちの一方または両方のアプリケーションが、Wi−Fiレンジングを要求する。第1のデバイスが、第2のデバイスとの近接場通信を開始する。次に、第2のデバイスが、NFCリンクを確立するために応答する。次に、第1のデバイスは、その状態情報を第2のデバイスに送り、Wi−Fiオペレーションの選好モードを要求する。次に、第2のデバイスは、Wi−Fiオペレーションについての要求を受諾するかまたは要求を拒否しうる。Wi−Fiオペレーションが拒否された場合、デバイスは、NFCを継続するだけでありうる。Wi−Fiオペレーションが第2のデバイスによって受諾された場合、第2のデバイスは、選好モードを、Wi−Fiオペレーションに必要な状態情報とともに第1のデバイスに通信する。次に、両方のデバイスが、同じワイヤレスチャネルへと移行し、通信のためのスケジュールを確立する。次に、Wi−Fi通信を要求したアプリケーションは、P2P Wi−Fi通信リンクが確立されたこと、および、このアプリケーションがこの通信リンクの使用に進みうることを知らされる。
[0027] P2P Wi−Fi通信リンクが確立された後、ラウンドトリップ時間(RTT)算出および受信信号強度インジケータ(RSSI)情報のようなWi−Fiレンジング方法および通信がデバイス間の距離を算出するために使用され得、この距離情報は、ゲーム情報を更新するため、警告を提供するため、そうでなければ他のモバイルデバイスとインタラクトするために、モバイルデバイス上のアプリケーションによって使用されうる。
[0028] P2P Wi−Fiレンジングを開始するためにNFCを使用するための方法は、それが、Wi−Fiオペレーションを確立するために必要な情報のより高速かつより安全な交換に帰着する低複雑性の発見メカニズムを可能にするために、ユーザにとって有利である。NFCは、相対的に近接して、通常数センチメートル以内で、機能するため、接続要求が本物であること、および、盗聴デバイスの数が限られ得ることを確実にする可能性がより高い。
[0029] 例として、第1のユーザおよび第2のユーザは、両方のユーザが同じロケーションで開始して、ゲームが開始した後に分散するマルチプレーヤモバイルゲームに従事することを望みうる。そのようなマルチプレーヤモバイルゲームの例は、1人のユーザが他のユーザ(1人以上)をタグ付けしようと試みる「モバイルタグ」でありうる。モバイルデバイス間の相対的なレンジングは、1人のユーザの他のユーザ(1人以上)に対する近接度を決定するために使用されうる。P2P Wi−Fiレンジングを確立する際のNFCの使用は、モバイルデバイスの共通の起点を提供し、各モバイルデバイスがそれのロケーションの決定を別々に担うときに生じうる初期のロケーション同期問題を回避する。
[0030] 図1は、いくつかの実施形態に係る、モバイルデバイスを含む例となるワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wi−Fi)ジオスペース100である。この特定の例では、2つのモバイルデバイス(モバイルデバイスA104(a)およびモバイルデバイスB104(b))は、Wi−Fiアクセスポイント102にワイヤレスに接続する。モバイルデバイスは、小型のハンドヘルドコンピューティングデバイスであり、典型的に、タッチ入力を有するディスプレイスクリーンおよび/またはキーボードを有する。モバイルデバイスは典型的に、ポータブルコンピュータ、スマートフォン、携帯情報端末、タブレットコンピュータ、計算機、ハンドヘルドゲーム機、ポータブルメディアプレーヤ、デジタルカメラ、ページャ、パーソナルナビゲーションデバイス、等を含みうるがそれらに限定されるわけではない。モバイルデバイスは、局(STA)とも呼ばれうる。
[0031] Wi−Fiアクセスポイント102は、このケースではモバイルデバイスA104(a)およびモバイルデバイスB104(b)であるワイヤレスデバイスが、ネットワークにワイヤレスに(電波を使用して)接続することを可能にする。いくつかの実施形態では、アクセスポイント102は、例えば、広域ネットワーク108(インターネットのような)へのアクセスのためのルータといったワイヤードネットワークにワイヤレスネットワークをブリッジしうる。
[0032] 時々、特に、Wi−Fiジオスペース100内のモバイルデバイスの場合、モバイルデバイスのロケーションと、アクセスポイント102からのその距離を決定するためにレンジングが使用される。大半のケースでは、この発見プロセスは、極めて単純かつ直接的である。アクセスポイント102は、ビーコンパケット110を周期的に生成する。Wi−Fiジオスペース100内の通信することを望むモバイルデバイスは、Wi−Fiジオスペース100内の任意の利用可能なアクセスポイントを発見するためにすべての利用可能なチャネルをリスンする。モバイルデバイスは、継続的に、利用可能なチャネルをリスンしうるか、またはそれらは、所定の時間期間のインターバルで利用可能なチャネルをリスンしうる。
[0033] しかしながら、ピア・ツー・ピア(P2P)ネットワーク内でのレンジングははるかに困難である。P2Pネットワークは、ネットワーク内の各デバイスがネットワーク内の他のデバイスのためにクライアントまたはサーバとして作動することができるものであり、これは、中央サーバを使用する必要なく、ファイル、周辺機器、センサ、およびアプリケーションのような様々なリソースへの共有アクセスを可能にする。P2Pネットワークは、オーディオ、ビデオ、データ、またはその他のデジタルフォーマットのようなコンテンツを共有するために使用されうる。P2Pネットワークに携わる発見プロセスは、モバイルデバイスが性質上移動性であり、頻繁にワイヤレス周波数スペクトルにホッピングインしたりそこからホッピングアウトしたりするため、より困難である。さらに、モバイルデバイスが、モバイルデバイスの特定のネットワーク機能がアクティブではない可能性がある「スリープモード」でありうる可能性がある。P2P Wi−Fiレンジングは複数のアプリケーションにとって重要である。これらのアプリケーションのいくつかの例は、P2Pゲーミング、フレンドファインダ、資産管理、等である。
[0034] 図2は、いくつかの実施形態に係る、モバイルデバイスを含む例となるP2Pネットワーク200である。この特定の例では、モバイルデバイスA104(a)、モバイルデバイスB104(b)、モバイルデバイスC104(c)、およびモバイルデバイスD104(d)という4つのモバイルデバイスが、P2Pネットワーク200内に参加する。すべてのモバイルデバイスが同じタイプである必要がないことは認識されうる。例えば、モバイルデバイスA104(a)は、スマートフォンデバイスであり得、モバイルデバイスB104(b)は、タブレットコンピュータでありうる。
[0035] 各モバイルデバイスがネットワーク内の1つ以上の他のモバイルデバイスに直接接続されるため、P2Pネットワーク200がアクセスポイント102(図1)を含まないことは認識されうる。P2Pネットワーク200は、同じまたは互換性のある接続プロトコルを使用して互いに接続し、他のデバイス上で見つかったファイルおよびリソースにアクセスするよう、ネットワークに参加することを望む各デバイスに求める。この特定の例では、モバイルデバイスは、Wi−Fi接続203を使用して互いに通信し、他のデバイス上で見つかったファイルおよびリソースにアクセスする。
[0036] この特定の例では、NFCは、各モバイルデバイスのロケーションおよび距離の決定に対して有用である。例えば、モバイルデバイスA104(a)およびモバイルデバイスB104(b)は、デバイスがP2P Wi−Fi接続を容易にするのに十分なほど互いに近接しているかどうかを決定するためにNFCを使用しうる。これらデバイスはまた、互いのデバイスの媒体アクセス制御(MAC)アドレス、それらの伝送電力、またはP2P Wi−Fi接続を容易にするためのその他の関連情報を決定するためにNFCを使用しうる。
[0037] 図3は、いくつかの実施形態に係る、モバイルデバイスとの近接場通信(NFC)接続300を確立する例である。NFCは、モバイルデバイスおよび同様のデバイスが、それらを同時にタッチするか、または、それらを近接に、通常数センチメートル以内に、運ぶことで、互いと無線通信を確立するための規格のセットである。いくつかの実施形態では、P2P Wi−Fiレンジング、複雑な発見プロセスは、NFCの使用により開始および援助されうる。この特定の例では、モバイルデバイスA104(a)およびモバイルデバイスB104(b)は両方、NFC接続を容易にするためのNFCポートを含む。多くの現代のモバイルデバイスは、NFCポートと対応ソフトウェアが備わっている。
[0038] モバイルデバイスA104(a)およびモバイルデバイスB104(b)が互いの近接に運ばれると、それらは、NFCレンジ312の範囲内となり、NFC接続が確立されうる。互いに近接になると、モバイルデバイスA104(a)はイニシエータとして作動し、無線周波数(RF)信号を介してNFC要求314をモバイルデバイスB104(b)、ターゲットデバイス、に送る。モバイルデバイスB104(b)が「スリープモード」である場合であっても、NFCイニシエータデバイスは、モバイルデバイスB104(b)に対して動力供給可能なRFフィールドをアクティブに生成し、それを「スリープモード」からウェイクアップさせることができる。
[0039] 上述したように、最初に単純なNFC接続を確立すると、通信およびレンジングを容易にするために2つのWi−Fi対応デバイス間で情報を交換することによって、P2P Wi−Fiレンジングのための複雑な発見プロセスが簡略化される。NFCの使用は、Wi−Fi通信の検出および開始のための単純な方法を確立しうる。
[0040] 図4は、いくつかの実施形態に係る、NFC400を使用してピア・ツー・ピアWi−Fiレンジングを開始する際に交換される情報を示す例である。この例示の目的として、モバイルデバイスA104(a)およびモバイルデバイスB104(b)は、互いに近接し、かつ、NFCレンジ312(図3)の範囲内にあり、これは、NFC接続300を可能にする。最初に、モバイルデバイスA104(a)またはモバイルデバイスB104(b)の一方(または両方)に存在するアプリケーションがWi−Fiレンジングについての要求を開始する。この例示のために、モバイルデバイスA104(a)は、Wi−Fiレンジングについての要求を開始する。モバイルデバイスA104(a)は、モバイルデバイスB104(b)とのNFC接続300を作り出すことを要求し、モバイルデバイスB104(b)は、NFC接続300を確立するために応答する。次に、モバイルデバイスA104(a)は、状態情報A418および選好Wi−Fiモード420についての要求をモバイルデバイスB104(b)に送りうる。いくつかの実施形態では、モバイルデバイスA104(a)は、状態情報A418および選好Wi−Fiモード420をモバイルデバイスB104(b)に送りうる。
[0041] 状態情報A418は、モバイルデバイスA104(a)のMACアドレス、その伝送電力、またはP2P Wi−Fi接続を容易にするためのその他の関連情報を含みうる。モバイルデバイスB104(b)への選好Wi−Fiモードについての要求は、P2P Wi−Fi接続を確立する際に以下のWi−Fiモードのうちのどれを使用するかを決定するために行われる:(1)Wi−Fiダイレクト、(2)アドホックP2Pネットワーク、および(3)デバイスのうちの1つが「ソフト」APとして機能し、他のSTAにアクセスポイント機能を提供するAP−STA通信。
[0042] モバイルデバイスB104(b)は、Wi−Fiレンジングについての要求を受諾または拒否しうる。要求を受諾または拒否することは、バッテリ寿命の残り、デバイスセキュリティ、等を含む多数の要因に基づきうる。モバイルデバイスB104(b)がWi−Fiレンジングについての要求を拒否する場合、NFC接続300がその後も継続しうることは認識されうる。モバイルデバイスB104(b)がWi−Fiレンジングについての要求を受諾する場合、モバイルデバイスB104(b)は、状態情報B422および選好Wi−Fiモード要求に対する応答424を用いて応答しうる。状態情報A418と同様に、状態情報B422は、モバイルデバイスB104(b)のMACアドレス、その伝送電力、またはP2P Wi−Fi接続を容易にするためのその他の関連情報を含みうる。いくつかの実施形態では、モバイルデバイスB104(b)は、選好Wi−Fiモード応答424を用いて返答することなく、モバイルデバイスA104(a)の選好Wi−Fiモード420を単に受諾しうる。
[0043] P2P Wi−Fiレンジング要求を容易にするための関連情報の交換の完了を受けて、モバイルデバイスA104(a)およびモバイルデバイスB104(b)は、同じワイヤレスチャネルへと移行し、通信のためのスケジュールを確立する。Wi−Fiレンジングを要求するモバイルデバイスA104(a)上のアプリケーションは、P2P Wi−Fi接続が確立されたこと、および、このアプリケーションがこの確立された接続の利用に進みうることが知らされる。
[0044] 上述されたプロセスは、上にリストされた3つの異なるWi−Fi通信方法については若干異なりうる。本開示で述べられたもの以外の他のWi−Fi通信方法が存在しうることは認識されうる。Wi−Fiダイレクトのケースでは、モバイルデバイスのうちの1つによってインスタンス化されるピア発見プロセスが存在する。NFCなしに、このメカニズムは、近くのWi−Fiダイレクト対応デバイスのローカルリストと連動し得、インスタンス化を行うデバイス(instantiating device)は、そこから選択する必要がある。しかしながら、この発見および選択プロセスは、NFCを使用して置き換えられうる。デバイスがNFCのために接触状態にされると、Wi−Fiの詳細が直接共有されうる。NFCプロセスは、一方のデバイスがサーバであり他方のデバイスがクライアントであるP2P Wi−Fi接続を可能にする。開始後、両方のデバイスは、自由に動き回り、Wi−Fi接続を使用して通信する。これらのデバイスは、NFCレンジ312(図3)の範囲内に留まる必要はない。
[0045] このプロセスは、アドホックP2P Wi−Fiネットワークのケースでは、ネットワーク内のデバイスが既存のインフラストラクチャに頼らない点を除いて類似している。
[0046] デバイスのうちの1つが「ソフト」APとして機能するAP−STA通信のケースでは、1つのデバイスは典型的に、APモードで開始し、ここでは、他のSTAは、特定のMACアドレスおよびサービスセット識別情報(SSID)を有するAPが存在することを発見するためにチャネルをスキャンし、その時点で、STAは、次に、ソフトAPに接続する。このプロセスは、プライベートキーのような認証情報(credential)の設定をさらに必要とする。しかしながら、NFC通信は、適切なソフトAPを単に識別するように機能し、認証情報の交換を可能にし、盗聴デバイスが認証情報を傍受する(intercept)可能性を制限することによってセキュリティを高めることができる。
[0047] P2P Wi−Fi接続リンクが確立された後、ラウンドトリップ時間(RTT)算出および受信信号強度インジケータ(RSSI)情報のようなWi−Fiレンジング方法および通信がデバイス間の距離を算出するために使用され得、この距離情報は、ゲーム情報を更新するため、警告を提供するため、そうでなければ他のモバイルデバイスとインタラクトするためにモバイルデバイス上のアプリケーションによって使用されうる。追加の実施形態では、デバイスのうちの1つ間のNFC接続は、次に、第3、第4、または任意の数のデバイスとNFCを使用して、NFCを介してWi−Fi接続情報を共有し、追加のデバイスがP2P Wi−Fiネットワークに加わることを可能にする。
[0048] 図5は、いくつかの実施形態に係る、ピア・ツー・ピアWi−Fiレンジングを開始するためにNFCを使用するための方法の例示的なフローチャート500である。ブロック502において、第1のモバイルデバイスから第2のモバイルデバイスに、Wi−Fiオペレーションの選好モードおよび第1のモバイルデバイス状態情報を含む要求が通信される。第1のモバイルデバイス状態情報は、モバイルデバイスのMACアドレス、その伝送電力、またはP2P Wi−Fi接続を容易にするためのその他の関連情報を含みうる。Wi−Fiオペレーションの選好モードは、(1)Wi−Fiダイレクト、(2)アドホックP2Pネットワーク、および(3)デバイスのうちの1つが「ソフト」APとして機能し、他のSTAにアクセスポイント機能を提供するAP−STA通信のいずれかでありうるがそれらに限定されるわけではない。例えば、図4では、モバイルデバイスAは、その状態情報および選好Wi−Fiモード要求をモバイルデバイスBに送る。
[0049] ブロック504において、Wi−Fiオペレーションの選好モードの受諾を含む返答が第1のモバイルデバイスにおいて受信される。いくつかの実施形態では、Wi−Fiオペレーションの選好モードおよび第2のモバイルデバイス状態情報を含む返答が第1のモバイルデバイスにおいて受信される。第1のモバイルデバイスと同様に、第2のモバイルデバイス状態情報は、モバイルデバイスのMACアドレス、その伝送電力、またはP2P Wi−Fi接続を容易にするためのその他の関連情報を含みうる。Wi−Fiオペレーションの選好モードは、上にリストされたWi−Fiオペレーションモードのうちの1つでありうるがそれらに限定されるわけではない。例えば、図4では、モバイルデバイスBは、その状態情報および選好Wi−Fiモード要求に対する応答をモバイルデバイスAに送る。
[0050] ブロック506において、ワイヤレス情報は、Wi−Fi通信リンクを確立するために、第1のモバイルデバイスから第2のモバイルデバイスに通信される。例えば、図4では、ワイヤレス情報は、Wi−Fi通信リンクを確立するために、モバイルデバイスBによって送られたステータス情報を使用してモバイルデバイスAからモバイルデバイスBに通信される。いくつかの実施形態では、ワイヤレス情報は、NFCを介して通信されうる。
[0051] ブロック508において、Wi−Fi通信リンクが、第1のモバイルデバイスと第2のモバイルデバイスとの間で確立される。例えば、図4では、Wi−Fi通信リンクは、モバイルデバイスAとモバイルデバイスBとの間で確立される。Wi−Fi通信リンクは、NFC接続を介して通信されるワイヤレス情報に基づいて確立される。
[0052] いくつかの実施形態では、Wi−Fiレンジングは、モバイルデバイスについての距離およびロケーション情報を決定するために使用されうる。方法は、第1のモバイルデバイスから第2のモバイルデバイスに、ラウンドトリップ時間(RTT)情報および受信信号強度インジケータ(RSSI)情報を通信すること、および、RTT情報およびRSSI情報に基づいて、第1のモバイルデバイスから第2のモバイルデバイスへの距離を算出することをさらに含みうる。
[0053] 図6は、いくつかの実施形態に係る、NFCを使用してP2P Wi−Fi通信を確立するための方法の例示的なフローチャート600である。ブロック602において、第1のモバイルデバイスおよび第2のモバイルデバイス上のアプリケーション(1つ以上)は、Wi−Fiレンジングについて要求する。各モバイルデバイス上のそれぞれのアプリケーションが別々に要求を開始しうるか、または、両方のアプリケーションが要求を同時に開始しうることは認識されうる。アプリケーション(1つ以上)は、ゲーミングアプリケーション、モバイル支払アプリケーション、データ交換アプリケーション、チャットアプリケーション、またはP2P Wi−Fi通信を活用することができるその他のアプリケーションでありうる。
[0054] ブロック604において、第1のモバイルデバイスは、第2のモバイルデバイスとのNFC接続を開始する。両方のデバイスが互いに近接している場合、NFCレンジは確立され得、これらデバイスは、NFCを使用して、Wi−Fiレンジングについての関連情報を通信することができる。ブロック606において、第2のモバイルデバイスは、要求を受諾することまたは拒否することのいずれかを行うことを選びうる。要求を受諾または拒否することは、バッテリ寿命の残り、デバイスセキュリティ、等を含む多数の要因に基づきうる。第2のモバイルデバイスがWi−Fiレンジングについての要求を拒否する場合、ブロック616、NFC接続がその後も継続しうることは認識されうる。しかしながら、Wi−Fiレンジングに関連する情報は交換されることはなく、Wi−Fi通信は確立されないであろう。例えば、図4では、モバイルデバイスBは、モバイルデバイスAからのNFC接続を受諾することまたは拒否することのいずれかを行いうる。
[0055] ブロック608において、第2のモバイルデバイスがWi−Fiレンジングについての要求を受諾した場合、第1のモバイルデバイスは、その状態情報を送り、Wi−Fiオペレーションの選好モードを要求しうる。第1のモバイルデバイス状態情報は、そのモバイルデバイスのMACアドレス、その伝送電力、またはP2P Wi−Fi接続を容易にするためのその他の関連情報を含みうる。Wi−Fiオペレーションの選好モードは、(1)Wi−Fiダイレクト、(2)アドホックP2Pネットワーク、および(3)デバイスのうちの1つが「ソフト」APとして機能し、他のSTAにアクセスポイント機能を提供するAP−STA通信のいずれかでありうるがそれらに限定されるわけではない。例えば、図4では、モバイルデバイスAは、その状態情報および選好Wi−Fiモード要求をモバイルデバイスBに送る。
[0056] ブロック610において、第2のモバイルデバイスは、Wi−Fiオペレーションの選好モードの受諾を用いて応答しうる。いくつかの実施形態では、第2のモバイルデバイスは、状態情報および選好Wi−Fiモード要求に対する応答を用いて応答しうる。第1のモバイルデバイスと同様に、第2のモバイルデバイス状態情報は、モバイルデバイスのMACアドレス、その伝送電力、またはP2P Wi−Fi接続を容易にするためのその他の関連情報を含みうる。Wi−Fiオペレーションの選好モードは、上にリストされたWi−Fiオペレーションモードのうちの1つでありうるがそれらに限定されるわけではない。例えば、図4では、モバイルデバイスBは、その状態情報および選好Wi−Fiモード要求に対する応答をモバイルデバイスAに送る。
[0057] ブロック612において、両方のデバイスが、同じワイヤレスチャネルへと移行し、スケジュールを確立する。例えば、図4では、P2P Wi−Fiレンジング要求を容易にするための関連情報の交換の完了に応じて、モバイルデバイスAおよびモバイルデバイスBは、同じワイヤレスチャネルへと移行し、通信のためのスケジュールを確立する。
[0058] いくつかの実施形態では、Wi−Fiレンジングは、モバイルデバイスについての距離およびロケーション情報を決定するために使用されうる。方法は、第1のモバイルデバイスから第2のモバイルデバイスに、ラウンドトリップ時間(RTT)情報および受信信号強度インジケータ(RSSI)情報を通信すること、および、このRTT情報およびRSSI情報に基づいて第1のモバイルデバイスから第2のモバイルデバイスへの距離を算出することをさらに含みうる。
[0059] ブロック614において、要求側のアプリケーション(1つ以上)は、確立されたWi−Fi接続について知らされる。例えば、図4では、Wi−Fiレンジングを要求するモバイルデバイスA上のアプリケーションは、P2P Wi−Fi接続が確立されたこと、および、このアプリケーションが、確立された接続の利用に進みうることが知らされる。いくつかの実施形態では、アプリケーションがゲーミングアプリケーションのとき、第1のアプリケーションの状態は、RTT情報よびRSSI情報に基づいて取得された、第1のモバイルデバイスから第2のモバイルデバイスへの距離を使用して更新される。
[0060] 図7は、いくつかの実施形態に係る、ラウンドトリップ時間(RTT)を使用して、デバイス間の距離を算出するための方法の例示的なフローチャート700である。RTTは、信号が送られるのにかかる時間長に、その信号の確認応答が受信されるのにかかる時間長を足したものである。したがって、この時間遅延は、信号の2つの点の間の伝送時間から構成される。RTTは、ピング時間としても知られうる。ブロック702において、データパケットが、第1のモバイルデバイスから第2のモバイルデバイスに送られる。データパケットは、RTTを決定する目的で生成された任意のデータパケットでありうる。例えば、図4では、モバイルデバイスAは、Wi−Fiレンジングの目的でRTT情報をモバイルデバイスBに通信する。
[0061] ブロック704において、確認応答が、データパケットに応答して、第1のモバイルデバイスにおいて、第2のモバイルデバイスから受信される。例えば、図4では、第2のモバイルデバイスは、RTTデータパケットに応答して確認応答を第1のモバイルデバイスに送る。
[0062] ブロック706において、データパケットを送ってから確認応答を受信するまでの時間に基づいて第1のモバイルデバイスから第2のモバイルデバイスへの距離が算出される。例えば、図4では、第1のモバイルデバイスと第2のモバイルデバイスとの間の距離がRTT情報時間に基づいて算出され、対応する結果がWi−Fiレンジングに対して使用される。いくつかの実施形態では、第1のモバイルデバイスから第2のモバイルデバイスへの距離は、受信信号強度インジケータ(RSSI)情報に基づいて算出されうる。いくつかの実施形態では、第1のモバイルデバイスから第2のモバイルデバイスへの距離は、RTT情報およびRSSI情報の組み合せに基づいて算出されうる。
[0063] NFCを使用することによってP2P Wi−Fiレンジングを改善する複数の態様が説明してきたが、ここからは、本開示の様々な態様が実現されうるコンピューティングシステムの例が、図8に関連して説明されるだろう。1つ以上の態様によると、図8に例示されるようなコンピュータシステムは、本明細書で説明された特徴、方法、および/または方法のステップのうちのいずれかおよび/またはすべてを実現、遂行、および/または実行しうるコンピューティングデバイスの一部として組み込まれうる。例えば、コンピュータシステム800は、ハンドヘルドデバイスの構成要素のうちのいくつかを表しうる。ハンドヘルドデバイスは、ワイヤレス受信機またはモデムのような、入力感覚ユニットを有する任意のコンピューティングデバイスでありうる。ハンドヘルドデバイスの例には、ビデオゲーム機、タブレット、スマートフォン、テレビ、モバイルデバイス、またはモバイル局が含まれるがそれらに限定されるわけではない。いくつかの実施形態では、システム800は、上述された方法のうちのいずれかを実現するように構成される。図8は、コンピュータシステム800の一実施形態の概略図を提供し、それは、本明細書で説明されるように、様々な他の実施形態によって提供される方法を行うことができ、および/または、ホストコンピュータシステム、リモートキオスク/端末、POS(point-of-sale)デバイス、モバイルデバイス、セットトップボックス、および/またはコンピュータデバイスとして機能することができる。図8は、様々な構成要素の一般の例示を提供することだけが意味されており、それらのうちのいずれかおよび/またはすべてが適宜利用されうる。したがって、図8は、比較的別々の方法、または、比較的統合された方法で個々のシステム要素がどのように実現されうるかを広く例示しうる。
[0064] バス805を介して電気的に結合されうる(または、適宜、他の方法で通信状態にある)ハードウェア要素を備えるコンピュータシステム800が示される。ハードウェア要素は、1つ以上の汎用プロセッサおよび/または1つ以上の専用プロセッサ(例えば、デジタルシグナル処理チップ、グラフィックス加速プロセッサ、および/または同様のもの)を含むがそれらに限定されない1つ以上のプロセッサ810と、カメラ、ワイヤレス受信機、ワイヤレスセンサ、マウス、キーボード、および/または同様のものを含みうるがそれらに限定されない1つ以上の入力デバイス815と、ディスプレイユニット、プリンタ、および/または同様のものを含みうるがそれらに限定されない1つ以上の出力デバイス820と、を含みうる。いくつかの実施形態では、1つ以上のプロセッサ810は、図5〜図7に関連して上述された機能のサブセットまたはすべてを行うように構成されうる。プロセッサ810は、例えば、汎用プロセッサおよび/またはアプリケーションプロセッサを備えうる。いくつかの実施形態では、プロセッサは、視覚追跡デバイス入力およびワイヤレスセンサ入力を処理する要素に統合されうる。
[0065] コンピュータシステム800は、ローカルおよび/またはネットワークアクセス可能記憶媒体を備えうるがそれらに限定されるわけではなく、および/またはディスクドライブ、ドライブアレイ、光学記憶デバイス、プログラマブルかつフラッシュ更新可能であるランダムアクセスメモリ(「RAM」)および/または読取専用メモリ(「ROM」)のようなソリッドステート記憶デバイスおよび/または同様のものを含みうるがそれらに限定されない1つ以上の非一時的記憶デバイス825をさらに含みうる(および/または、それらと通信状態にありうる)。そのような記憶デバイスは、様々なファイルシステム、データベース構造、および/または同様のものを含むがそれらに限定されない任意の適切なデータ記憶装置を実現するように構成されうる。
[0066] コンピュータシステム800はまた、モデム、ネットワークカード(ワイヤレスまたはワイヤード)、赤外線通信デバイス、ワイヤレス通信デバイスおよび/またはチップセット(例えば、Bluetooth(登録商標)デバイス、802.11デバイス、Wi−Fiデバイス、WiMax(登録商標)デバイス、セルラ通信機能、等)、および/または同様のものを含みうるがそれらに限定されない通信サブシステム860を含みうる。通信サブシステム830は、データが、ネットワーク(一例をあげれば以下で説明されるネットワークのような)、他のコンピュータシステム、および/または本明細書で説明されたその他のデバイスと交換されることを許可しうる。多くの実施形態では、コンピュータシステム800は、上述されたような、RAMまたはROMデバイスを含みうる非一時的ワーキングメモリ835をさらに備えるだろう。通信サブシステムはまた、データ伝送のために構成されたトランシーバ832を含みうる。
[0067] コンピュータシステム800はまた、ワーキングメモリ835内に現在位置しているものとして示されるソフトウェア要素を備えることができ、それは、オペレーティングシステム840、デバイスドライバ、実行可能なライブラリ、および/または、1つ以上のアプリケーションプログラム845のような他のコードを含み、それは、本明細書で説明されたように、様々な実施形態によって提供されるコンピュータプログラムを備え得、および/または、方法を実現するように設計され得、および/または、他の実施形態によって提供されるシステムを構成する。単なる例として、例えば、図5〜図7に関連して説明されたもののような、上で説明された方法(1つ以上)に関連して説明された1つ以上のプロシージャは、コンピュータ(および/または、コンピュータ内のプロセッサ)によって実行可能なコードおよび/または命令として実現されうる。次に、ある態様では、そのようなコードおよび/または命令は、説明された方法にしたがって1つ以上のオペレーションを行うように、汎用コンピュータ(または、他のデバイス)を構成するおよび/または適応させるために使用されうる。
[0068] これらの命令および/またはコードのセットは、上述された記憶デバイス(1つ以上)825のような、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されうる。いくつかのケースでは、記憶媒体は、コンピュータシステム800のようなコンピュータシステム内に組み込まれうる。他の実施形態では、記憶媒体は、コンピュータシステムとは別個(例えば、コンパクトディスクのような、取り外し可能な媒体)であり、および/または、記憶媒体が、格納されている命令/コードで汎用コンピュータをプログラミングする、構成する、および/または適応させるために使用されうるようにインストールパッケージ内に提供されうる。これらの命令は、コンピュータシステム800によって実行可能でありうる実行可能なコードの形式をとりうるか、および/または、ソースコードおよび/またはインストール可能なコードの形式をとり得、それらは、コンピュータシステム800上でのコンパイルおよび/またはインストール(例えば、様々な一般に利用可能なコンパライア(compilers)、インストールプログラム、圧縮/圧縮解除ユーティリティ、等のいずれかを使用した)を受けて、実行可能なコードの形式をとりうる。
[0069] 特定の要件にしたがって、相当な変化がなされうる。例えば、カスタマイズされたハードウェアもまた使用され得、および/または、特定の要素は、ハードウェア、ソフトウェア(アプレット、等のポータブルソフトウェアを含む)、または両方で実現されうる。さらに、ネットワーク入力/出力デバイスのような他のコンピューティングデバイスへの接続が採用されうる。
[0070] いくつかの実施形態は、本開示に係る方法を行うためにコンピュータシステム(コンピュータシステム800のような)を採用しうる。例えば、説明された方法のプロシージャのうちのいくつかまたはすべては、プロセッサ810が、ワーキングメモリ835中に含まれる1つ以上の命令の1つ以上のシーケンス(オペレーティングシステム840、および/またはアプリケーションプログラム845などの他のコードに組み込まれうる)を実行することに応答して、コンピュータシステム800によって行われうる。このような命令は、記憶デバイス(1つ以上)825のうちの1つ以上のといった別のコンピュータ可読媒体からワーキングメモリ835へと読み込まれうる。単なる例として、ワーキングメモリ835に含まれるこの命令のシーケンスの実行は、本明細書で説明された方法、例えば、図5〜図7に関連して説明された方法、の1つ以上のプロシージャを行うことをプロセッサ(1つ以上)810に行わせる。
[0071] 本明細書で使用される場合、「機械可読媒体」および「コンピュータ可読媒体」という用語は、機械を特定の方式で動作させるデータを提供することに関与している任意の媒体を指す。コンピュータシステム800を使用して実現される実施形態では、様々なコンピュータ可読媒体は、実行のためにプロセッサ(1つ以上)810に命令/コードを提供することに携わることができ、および/または、そのような命令/コードを(例えば、信号として)記憶および/または搬送するために使用されうる。多くの実現では、コンピュータ可読媒体は、物理的なおよび/または有形の記憶媒体である。このような媒体は、不揮発性媒体、揮発性媒体、および伝送媒体を含むがそれらに限定されるわけではない多くの形式をとりうる。不揮発性媒体は、例えば、記憶デバイス(1つ以上)825のような、光学ディスクおよび/または磁気ディスクを含む。揮発性媒体は、ワーキングメモリ835のような、動的メモリを含むがそれらに限定されるわけではない。伝送媒体は、同軸ケーブル、バス805を備えるワイヤを含む銅線および光ファイバ、ならびに、通信サブシステム830の様々な構成要素(および/または、通信サブシステム830が他のデバイスとの通信を提供する媒体)を含むがそれらに限定されるわけではない。したがって、伝送媒体はまた、波(電波通信中および赤外線データ通信中に生成されるもののような、電波、音波、および/または、光波を含むがそれに限定されるわけではない)の形式もとりうる。
[0072] 物理的なおよび/または有形のコンピュータ可読媒体の共通の形式には、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープまたはその他の磁気媒体、CD−ROM、その他の光学媒体、パンチカード、ペーパーテープ、ホールのパターンを有するその他の物理媒体、RAM、PROM、EPROM、FLASH−EPROM、その他のメモリチップまたはカートリッジ、以下で説明されるような搬送波、あるいは、コンピュータが命令および/またはコードを読み取ることができるその他の媒体が含まれる。
[0073] 様々な形式のコンピュータ可読媒体は、1つ以上の命令の1つ以上のシーケンスを、プロセッサ(1つ以上)810に実行のために搬送することに携わりうる。単なる例として、命令は、最初に、リモートコンピュータの磁気ディスクおよび/または光学ディスク上で搬送されうる。リモートコンピュータは、命令をその動的メモリへとローデイングし、伝送媒体を通して、コンピュータシステム800によって受信および/または実行されることになる命令を信号として送りうる。電磁信号、音響信号、光信号、および/または、同様のものの形式でありうるこれら信号は、すべてが搬送波の例であり、それ上で、命令が、本発明の様々な実施形態にしたがって符号化されうる。
[0074] 通信サブシステム830(および/またはそれの構成要素)は一般に信号を受信し、バス805は次に、これら信号を、プロセッサ(1つ以上)810が命令を取得および実行するワーキングメモリ835に搬送するだろう(および/または、信号によって搬送されるデータ、命令、等)。ワーキングメモリ835によって受信された命令は、オプションで、プロセッサ(1つ以上)810による実行の前または後のいずれかで、非一時的記憶デバイス825に記憶されうる。メモリ835は、本明細書で説明された方法およびデータベースのうちのいずれかに係る少なくとも1つのデータベースを含みうる。メモリ835は、ゆえに、図5〜図7および関連の説明を含む、本開示のいずれかにおいて説明された値のいずれかを記憶しうる。
[0075] 図5〜図7で説明された方法は、図8の様々なブロックによって実現されうる。例えば、プロセッサ810は、図500、600、および700におけるブロックの機能のいずれかを行うように構成されうる。記憶デバイス825は、本明細書で述べられたブロックのいずれかにおいて説明されたグローバル一意属性またはローカル一意属性として、中間結果を記憶するように構成されうる。記憶デバイス825はまた、本開示のいずれかと一致するデータベースを含みうる。メモリ835は、同様に、本明細書で述べられたブロックのいずれかにおいて説明された機能のいずれかを行うために必要な信号、信号の表示、またはデータベース値を記録するように構成されうる。RAMのような一時または揮発性メモリに記憶される必要のありうる結果もまた、メモリ835に含まれ得、記憶デバイス825に記憶されうるものに類似した任意の中間結果を含みうる。入力デバイス815は、本明細書で説明された本開示にしたがって、衛星および/または基地局からワイヤレス信号を受信するように構成されうる。出力デバイス820は、本開示のいずれかしたがって、画像を表示し、テキストをプリントし、信号を送信し、および/または、他のデータを出力するように構成されうる。
[0076] 上述された方法、システム、およびデバイスは、例である。様々な実施形態は、必要に応じて(as appropriate)、様々なプロシージャまたは構成要素を省略、代用、または追加しうる。例えば、代替的な構成では、説明された方法は、説明されたものとは異なる順序で行われ得、および/または、様々なステージが追加、省略、および/または組み合わせられうる。また、ある特定の実施形態に関して説明される特徴は、様々な他の実施形態において組み合わされうる。実施形態の異なる態様および要素は、同様の方法で組み合わせられうる。また、技術は進化するため、要素の多くは、本開示または特許請求の範囲の適用範囲を限定しない例である。
[0077] 特定の詳細は、実施形態の完全な理解を提供するために説明において提供されうる。しかしながら、実施形態は、これらの特定の詳細なしに実施されうる。例えば、周知の回路、プロセス、アルゴリズム、構造、および技法は、実施形態を曖昧にしないために、不必要な詳細なく示されている。この説明は、例となる実施形態のみを提供しており、実施形態の適用範囲、適用性、または構成を限定することは意図されない。むしろ、実施形態についての先の説明は、本発明の実施形態の実現を可能にする説明を当業者に提供するだろう。本開示の精神および適用範囲から逸脱することなく要素の機能および配列に様々な変更がなされうる。
[0078] また、いくつかの実施形態は、フロー図またはブロック図として描写されたプロセスとして説明されている。各々は、これらのオペレーションを一連のプロセスとして説明しうるが、これらのオペレーションの多くは、並列に、または、同時に行われうる。加えて、オペレーションの順序は再配列されうる。プロセスは、図には含まれていない追加のステップを有しうる。さらに、方法の実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、または、それらの任意の組み合せによって実現されうる。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、またはマイクロコードにおいて実現される場合、関連タスクを行うためのプログラムコードまたはコードセグメントは、記憶媒体のようなコンピュータ可読媒体に記憶されうる。プロセッサは関連タスクを行いうる。
[0079] いくつかの実施形態が説明されたが、本開示の精神から逸脱することなく、様々な改良、代替的な構成体、および等価物が使用されうる。例えば、上の要素は、より大きなシステムの構成要素にすぎず、ここでは、他の規則が、本発明の適用よりも優先されるか、そうでなければそれらを改良しうる。また、上記要素が考慮される前に、最中に、または、後に多数のステップが行われうる。したがって、上の説明は、特許請求の範囲の適用範囲を限定しない。
[0080] 様々な例が説明されている。これらの例および他の例は、以下の特許請求の範囲の適用範囲内にある。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
方法であって、
ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wi−Fi)オペレーションの選好モードおよび第1のデバイス状態情報を備える要求を、近接場通信(NFC)を使用して第1のデバイスから第2のデバイスに通信することと、
前記第1のデバイスにおいて、前記第2のデバイスから、前記Wi−Fiオペレーションの選好モードの受諾を備える返答を受信することと、
Wi−Fi通信リンクを確立するために、ワイヤレス情報を前記第1のデバイスから前記第2のデバイスに通信することと
を備える方法。
[C2]
ラウンドトリップ時間(RTT)情報および受信信号強度インジケータ(RSSI)情報のうちの少なくとも1つを、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスに通信することと、
前記RTT情報おより前記RSSI情報に基づいて、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスへの距離を算出することと
を備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記要求を、前記第1のデバイス上の第1のアプリケーションから開始することと、
前記第1のデバイスから前記第2のデバイスまでの前記距離を使用して前記第1のアプリケーションの状態を更新することと
をさらに備える、C2に記載の方法。
[C4]
前記返答は、第2のデバイス状態情報をさらに備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記Wi−Fi通信リンクは、Wi−Fiダイレクト通信リンクまたはアドホックWi−Fi通信リンクである、C1に記載の方法。
[C6]
前記Wi−Fi通信リンクは、前記第2のデバイスがアクセスポイントとして機能するソフトアクセスポイント通信リンクである、C1に記載の方法。
[C7]
前記第1のデバイス状態情報は、媒体アクセス制御(MAC)アドレスまたは伝送電力を備える、C1に記載の方法。
[C8]
装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたトランシーバと
を備え、前記トランシーバは、
ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wi−Fi)オペレーションの選好モードおよび第1のデバイス状態情報を備える要求を、近接場通信(NFC)を使用して第1のデバイスから第2のデバイスに通信することと、
前記第1のデバイスにおいて、前記第2のデバイスから、前記Wi−Fiオペレーションの選好モードの受諾を備える返答を受信することと、
Wi−Fi通信リンクを確立するために、ワイヤレス情報を前記第1のデバイスから前記第2のデバイスに通信することと
を行うように構成される、装置。
[C9]
前記トランシーバは、ラウンドトリップ時間(RTT)情報および受信信号強度インジケータ(RSSI)情報のうちの少なくとも1つを、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスに通信するようにさらに構成され、
前記プロセッサは、前記RTT情報および前記RSSI情報に基づいて、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスへの距離を算出するようにさらに構成される、
C8に記載の装置。
[C10]
前記プロセッサは、
前記要求を、前記第1のデバイス上の第1のアプリケーションから開始することと、
前記第1のデバイスから前記第2のデバイスまでの前記距離を使用して前記第1のアプリケーションの状態を更新することと
を行うようにさらに構成される、C9に記載の装置。
[C11]
前記返答は、第2のデバイス状態情報をさらに備える、C8に記載の装置。
[C12]
前記Wi−Fi通信リンクは、Wi−Fiダイレクト通信リンクまたはアドホックWi−Fi通信リンクである、C8に記載の装置。
[C13]
前記Wi−Fi通信リンクは、前記第2のデバイスがアクセスポイントとして機能するソフトアクセスポイント通信リンクである、C8に記載の装置。
[C14]
前記第1のデバイス状態情報は、媒体アクセス制御(MAC)アドレスまたは伝送電力を備える、C8に記載の装置。
[C15]
装置であって、
ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wi−Fi)オペレーションの選好モードおよび第1のデバイス状態情報を備える要求を、近接場通信(NFC)を使用して第1のデバイスから第2のデバイスに通信するための手段と、
前記第1のデバイスにおいて、前記第2のデバイスから、前記Wi−Fiオペレーションの選好モードの受諾を備える返答を受信するための手段と、
Wi−Fi通信リンクを確立するために、ワイヤレス情報を前記第1のデバイスから前記第2のデバイスに通信するための手段と
を備える装置。
[C16]
ラウンドトリップ時間(RTT)情報および受信信号強度インジケータ(RSSI)情報のうちの少なくとも1つを、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスに通信するための手段と、
前記RTT情報および前記RSSI情報に基づいて、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスへの距離を算出するための手段と
をさらに備える、C15に記載の装置。
[C17]
前記要求を、前記第1のデバイス上の第1のアプリケーションから開始するための手段と、
前記第1のデバイスから前記第2のデバイスまでの前記距離を使用して前記第1のアプリケーションの状態を更新するための手段と
をさらに備える、C16に記載の装置。
[C18]
前記返答は、第2のデバイス状態情報をさらに備える、C15に記載の装置。
[C19]
前記Wi−Fi通信リンクは、Wi−Fiダイレクト通信リンクまたはアドホックWi−Fi通信リンクである、C15に記載の装置。
[C20]
前記Wi−Fi通信リンクは、前記第2のデバイスがアクセスポイントとして機能するソフトアクセスポイント通信リンクである、C15に記載の装置。
[C21]
前記第1のデバイス状態情報は、媒体アクセス制御(MAC)アドレスまたは伝送電力を備える、C15に記載の装置。
[C22]
プロセッサ可読媒体上に存在し、かつ、プロセッサ可読命令を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記プロセッサ可読命令は、
ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wi−Fi)オペレーションの選好モードおよび第1のデバイス状態情報を備える要求を、近接場通信(NFC)を使用して第1のデバイスから第2のデバイスに通信することと、
前記第1のデバイスにおいて、前記第2のデバイスから、前記Wi−Fiオペレーションの選好モードの受諾を備える返答を受信することと、
Wi−Fi通信リンクを確立するために、ワイヤレス情報を前記第1のデバイスから前記第2のデバイスに通信することと
をプロセッサに行わせるように構成される、コンピュータプログラム製品。
[C23]
前記命令はさらに、
ラウンドトリップ時間(RTT)情報および受信信号強度インジケータ(RSSI)情報のうちの少なくとも1つを、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスに通信することと、
前記RTT情報および前記RSSI情報に基づいて、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスへの距離を算出することと
を前記プロセッサに行わせるように構成される、C22に記載のコンピュータプログラム製品。
[C24]
前記命令はさらに、
前記要求を、前記第1のデバイス上の第1のアプリケーションから開始することと、
前記第1のデバイスから前記第2のデバイスまでの前記距離を使用して前記第1のアプリケーションの状態を更新することと
を前記プロセッサに行わせるように構成される、C23に記載のコンピュータプログラム製品。
[C25]
前記返答は、第2のデバイス状態情報をさらに備える、C22に記載のコンピュータプログラム製品。
[C26]
前記Wi−Fi通信リンクは、Wi−Fiダイレクト通信リンクまたはアドホックWi−Fi通信リンクである、C22に記載のコンピュータプログラム製品。
[C27]
前記Wi−Fi通信リンクは、前記第2のデバイスがアクセスポイントとして機能するソフトアクセスポイント通信リンクである、C22に記載のコンピュータプログラム製品。
[C28]
前記第1のデバイス状態情報は、媒体アクセス制御(MAC)アドレスまたは伝送電力を備える、C22に記載のコンピュータプログラム製品。

Claims (28)

  1. 方法であって、
    ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wi−Fi)レンジングオペレーションおよび第1のデバイス状態情報を備える要求を、近接場通信(NFC)を使用して第1のデバイスから第2のデバイスに通信することと、
    前記第1のデバイスにおいて、前記第2のデバイスから、前記Wi−Fiレンジングオペレーションの受諾を備える返答を受信することと、
    前記第1のデバイスと前記第2のデバイスとの間で、前記Wi−Fiレンジングオペレーションを可能にするために、ワイヤレス情報を前記第1のデバイスから前記第2のデバイスに通信することと
    を備える方法。
  2. ラウンドトリップ時間(RTT)情報および受信信号強度インジケータ(RSSI)情報のうちの少なくとも1つを、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスに通信することと、
    前記RTT情報および前記RSSI情報に基づいて、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスへの距離を算出することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記要求を、前記第1のデバイス上の第1のアプリケーションから開始することと、
    前記第1のデバイスから前記第2のデバイスまでの前記距離を使用して前記第1のアプリケーションの状態を更新することと
    をさらに備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記返答は、第2のデバイス状態情報をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記Wi−Fi通信リンクは、Wi−Fiダイレクト通信リンクまたはアドホックWi−Fi通信リンクである、請求項1に記載の方法。
  6. 前記Wi−Fi通信リンクは、前記第2のデバイスがアクセスポイントとして機能するソフトアクセスポイント通信リンクである、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のデバイス状態情報は、媒体アクセス制御(MAC)アドレスまたは伝送電力を備える、請求項1に記載の方法。
  8. 装置であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに結合されたトランシーバと
    を備え、前記トランシーバは、
    ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wi−Fi)レンジングオペレーションおよび第1のデバイス状態情報を備える要求を、近接場通信(NFC)を使用して第1のデバイスから第2のデバイスに通信することと、
    前記第1のデバイスにおいて、前記第2のデバイスから、前記Wi−Fiレンジングオペレーションの受諾を備える返答を受信することと、
    前記第1のデバイスと前記第2のデバイスとの間で、前記Wi−Fiレンジングオペレーションを可能にするために、ワイヤレス情報を前記第1のデバイスから前記第2のデバイスに通信することと
    を行うように構成される、装置。
  9. 前記トランシーバは、ラウンドトリップ時間(RTT)情報および受信信号強度インジケータ(RSSI)情報のうちの少なくとも1つを、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスに通信するようにさらに構成され、
    前記プロセッサは、前記RTT情報および前記RSSI情報に基づいて、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスへの距離を算出するように構成される、
    請求項8に記載の装置。
  10. 前記プロセッサは、
    前記要求を、前記第1のデバイス上の第1のアプリケーションから開始することと、
    前記第1のデバイスから前記第2のデバイスまでの前記距離を使用して前記第1のアプリケーションの状態を更新することと
    を行うようにさらに構成される、請求項9に記載の装置。
  11. 前記返答は、第2のデバイス状態情報をさらに備える、請求項8に記載の装置。
  12. 前記Wi−Fi通信リンクは、Wi−Fiダイレクト通信リンクまたはアドホックWi−Fi通信リンクである、請求項8に記載の装置。
  13. 前記Wi−Fi通信リンクは、前記第2のデバイスがアクセスポイントとして機能するソフトアクセスポイント通信リンクである、請求項8に記載の装置。
  14. 前記第1のデバイス状態情報は、媒体アクセス制御(MAC)アドレスまたは伝送電力を備える、請求項8に記載の装置。
  15. 装置であって、
    ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wi−Fi)レンジングオペレーションおよび第1のデバイス状態情報を備える要求を、近接場通信(NFC)を使用して第1のデバイスから第2のデバイスに通信するための手段と、
    前記第1のデバイスにおいて、前記第2のデバイスから、前記Wi−Fiレンジングオペレーションの受諾を備える返答を受信するための手段と、
    前記第1のデバイスと前記第2のデバイスとの間で、前記Wi−Fiレンジングオペレーションを可能にするために、ワイヤレス情報を前記第1のデバイスから前記第2のデバイスに通信するための手段と
    を備える装置。
  16. ラウンドトリップ時間(RTT)情報および受信信号強度インジケータ(RSSI)情報のうちの少なくとも1つを、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスに通信するための手段と、
    前記RTT情報および前記RSSI情報に基づいて、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスへの距離を算出するための手段と
    をさらに備える、請求項15に記載の装置。
  17. 前記要求を、前記第1のデバイス上の第1のアプリケーションから開始するための手段と、
    前記第1のデバイスから前記第2のデバイスまでの前記距離を使用して前記第1のアプリケーションの状態を更新するための手段と
    をさらに備える、請求項16に記載の装置。
  18. 前記返答は、第2のデバイス状態情報をさらに備える、請求項15に記載の装置。
  19. 前記Wi−Fi通信リンクは、Wi−Fiダイレクト通信リンクまたはアドホックWi−Fi通信リンクである、請求項15に記載の装置。
  20. 前記Wi−Fi通信リンクは、前記第2のデバイスがアクセスポイントとして機能するソフトアクセスポイント通信リンクである、請求項15に記載の装置。
  21. 前記第1のデバイス状態情報は、媒体アクセス制御(MAC)アドレスまたは伝送電力を備える、請求項15に記載の装置。
  22. プロセッサ可読媒体上に存在し、かつ、プロセッサ可読命令を備える非一時的コンピュータプログラムであって、前記プロセッサ可読命令は、
    ワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wi−Fi)レンジングオペレーションおよび第1のデバイス状態情報を備える要求を、近接場通信(NFC)を使用して第1のデバイスから第2のデバイスに通信することと、
    前記第1のデバイスにおいて、前記第2のデバイスから、前記Wi−Fiレンジングオペレーションの受諾を備える返答を受信することと、
    前記第1のデバイスと前記第2のデバイスとの間で、前記Wi−Fiレンジングオペレーションを可能にするために、ワイヤレス情報を前記第1のデバイスから前記第2のデバイスに通信することと
    をプロセッサに行わせるように構成される、非一時的コンピュータプログラム。
  23. 前記命令はさらに、
    ラウンドトリップ時間(RTT)情報および受信信号強度インジケータ(RSSI)情報のうちの少なくとも1つを、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスに通信することと、
    前記RTT情報および前記RSSI情報に基づいて、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスへの距離を算出することと
    を前記プロセッサに行わせる、請求項22に記載の非一時的コンピュータプログラム。
  24. 前記命令はさらに、
    前記要求を、前記第1のデバイス上の第1のアプリケーションから開始することと、
    前記第1のデバイスから前記第2のデバイスまでの前記距離を使用して前記第1のアプリケーションの状態を更新することと
    を前記プロセッサに行わせる、請求項23に記載の非一時的コンピュータプログラム。
  25. 前記返答は、第2のデバイス状態情報をさらに備える、請求項22に記載の非一時的コンピュータプログラム。
  26. 前記Wi−Fi通信リンクは、Wi−Fiダイレクト通信リンクまたはアドホックWi−Fi通信リンクである、請求項22に記載の非一時的コンピュータプログラム。
  27. 前記Wi−Fi通信リンクは、前記第2のデバイスがアクセスポイントとして機能するソフトアクセスポイント通信リンクである、請求項22に記載の非一時的コンピュータプログラム。
  28. 前記第1のデバイス状態情報は、媒体アクセス制御(MAC)アドレスまたは伝送電力を備える、請求項22に記載の非一時的コンピュータプログラム。
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