JP6407966B2 - 改変立証閉鎖具 - Google Patents

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Description

本発明は、容器のための閉鎖具に係り、さらに詳しくは、閉鎖具が少なくとも一度開封されたかどうかを示す手段を備えた、改変立証閉鎖具に関するものである。
容器に本来とは異なる内容物が詰められておらず、かつ、容器が再封止されたものでないことを保証する開封防止システムに対する需要が増えてきている。
ある種の改変立証性を作り出すのは比較的容易であるが、それに比べ、改変立証システムを稼働させることもなく、また、稼働させた後に仮想的にかつ視覚的には稼働していない状態にあるように見せかけることもなく、しかも改変者が、打ち勝ち得ない改変立証システムを提供することは、極めて困難である。
改変立証性を提供する際に、特に有用なのは、次のようなシステムを使用することである。即ち、そのシステムでは、初期状態では閉鎖具が第1の位置にあるが、一旦移動すると、閉鎖具は、第1の位置から視覚的に異なる第2の位置にのみ戻りうるように構成される。
US5738231号公報は、次の閉鎖具を開示する。即ち、開封プロセス中、ある部分が動かされるが、次回開こうとすると、閉鎖具は、容器の仕上げ材上の突部を乗り越えて戻れなくなるものである。結果は、閉鎖具が元の位置に対し軸方向に離された位置に戻れるだけであり、元の位置に戻れないというものである。
WO02/096771号公報は、次の閉鎖具を開示する。初期状態では、二つの部分が互いに隣接する状態にあり、開封プロセス中、閉鎖具の構成が変化し、これらの2つの部分の間に隙間が形成され、その隙間が閉鎖具が少なくとも一度開封されたことを視覚的に示す目印となるというものである。
WO2005/049443号公報及びWO2006/117505号公報は、閉鎖具が少なくとも一度開封されたことを示す隙間を生成する技術を開示する。この場合、隙間は邪魔されない(unobstructed)。
言いかえると、邪魔部材が不要な状態で、閉鎖具の二つの部分は離れた状態に保持される。そのような改変立証システムは、それが逆向きに使用されない場合にのみ有効であるに過ぎない。
例えば、システムで、二つの部品を離して保持する邪魔部材が用いられると、邪魔部材を切断し、隙間を閉じてしまうことも可能となる。
WO2005/049443号公報及びWO2006/117505号公報では、ある部分が別の部分に対し相対的に回転するのに追従する、邪魔部材が介在しない隙間を生成する、閉鎖具が記述されている。
その改変立証閉鎖具には、ある内部機構が設けられ、その機構は、二つの部分が、初期の相対的位置関係に回転して戻らないようにする。例えば、その二つの部分の側壁にラチェット機構が存在し、その機構は、望まれない回転を防止するために使用できるというものである。
WO2005/49443号公報 WO2011/86407号公報 WO02/96771号公報
そのような「ラテラルの」ラチェット機構は、十分な逆向き回転トルクが付与されると、無効となることが分かっている。
閉鎖具にとって付加的に必要なのは、閉鎖具が連結される容器の内容物を保護する封止部(シール)を設けることである。
第1の発明に係る改変立証閉鎖具は、容器のための改変立証閉鎖具であって、内側部品と外側部品とを有する第1部分と、第2部分とを備え、第1部分と第2部分とが少なくとも部分的に互いに隣接する第1位置から第1部分と第2部分の間に隙間が形成される第2位置へ向けて、外側部品は、内側部品に対し相対的に回動可能であり、初回の開封時に、第2位置にある改変立証閉鎖具を不可逆的にロックし隙間を閉鎖できなくする、ロック手段を第1部分が有し、第1部分は、第2部分及び/又は容器をシールする加圧ストッパを備える。
隙間の生成部を備えた閉鎖具と、加圧ストッパとを結合することにより、改良された閉鎖具を提供することができる。
加圧ストッパは、例えば、コルクや合成コルク様の物質のように、天然の物質又は合成材料により形成されても良い。
内側部品は、外側部品が内側部品に対して相対的に逆に回転する場合破断する脆弱線を含んでも良い。
脆弱線は、複数の脆弱ブリッジから構成されても良い。脆弱線は、内側部品を横向きに分割しても良い。
内側部品及び/又は外側部品はトッププレートを含み、ロック手段の一部は、トッププレート上を/トッププレートにより、運ばれても良い。
ロック手段は、ラチェット機構を含んでも良い。第2部分は、注ぎ口を含んでも良い。改変立証閉鎖具は、外側シェルを含んでも良い。
加圧ストッパは、第2部分を通過し、容器首部のボアに延びても良い。加圧ストッパは、第1部分のトップ領域から垂下しても良い。
第1部分はトッププレート領域を有し、加圧ストッパは、トッププレート領域から垂下するか、又は、トッププレート領域を通過して延びても良い。
加圧ストッパは、第1部分の内側部品及び/又は第1部分の外側部品へ延びても良い。
一つの形態では、第1部分の内側部品及び外側部品の両方が、それぞれのトッププレートを有する。それぞれのトッププレートは、これらの部品の相対的な回転を阻止するために係合する、対応するラチェット部品を含む。
側壁上に配置されるラテラルの公知機構とは全く異なり、このタイプのラチェット機構は、縦型のラチェット機構と呼び得るものである。
第2部分は、容器に接続するに適し、第1部分は、キャップを含んでも良い。例えばアルコール産業のように、ある種の産業は、キャップを含む第1部分と、容器に接続するためのスリーブを含む第2部分とを備える閉鎖具を求めている。
改変立証閉鎖具は、さらに非復帰装備(例えば、ボールと浮き)を含んでも良い。あるいは、第1部分は、容器の装備と係合するのに適するように構成されても良い。
ある産業、特に、アルコール産業は、改変を防ぐ追加手段を求めている。非復帰装備のような、ボア内装備は、しばしば容器に嵌合され、それにより、他の改変立証手段とは関係なしに、再度の充填が防止される。
改変立証閉鎖具は、第2位置に到着するまで、内側部品が第2部分に対して相対的に移動しないようにする規定手段を備えても良い。
隙間には、邪魔部材が介在しなくても良い。このことは、改変立証閉鎖具がトラップ状態となる邪魔部材に依拠する必要がないということを意味する。邪魔部材が介在しない隙間を形成することにより、単純な切断操作により改変立証性を破ることは不可能となる。
隙間は、第1部分及び第2部分の、それぞれの隣接周辺箇所に設けられても良い。
内側部品は、外側部品を超えて第2位置にある第2部分へ延びる区域を含んでいても良く、その区域は、隙間を介して目視できるように配置されると良い。
第2部分は、容器上の所定位置に永久的に固定されていても良い。この構成は、第2部分が隙間の近くへ動かされないよう、妨害するために使用できる。
第1部分は、さらにラテラルのラチェット機構を含んでいても良く、その機構は、第2位置にある内側部品と外側部品とをロックするために使用される。この点は、再セッティングに対し、大きな抵抗となる。
第1部分は、係合構造を含んでも良く、その機構の上にラテラルラチェット機構が配置される。
第1部分は、ねじ山のような、容器又はボア内装備と係合する構造を含んでも良い。そのような場合では、ラチェット機構又は他のロック機構は、上記構造の上に配置され、それにより、ロック機構に接近したり、手出しをすることは、極めて困難になるものである。
本発明の異なる形態は、分離されても良いし、合体して使用されても良い。本発明の更なる特徴や好ましい形態は、添付された独立項及び従属項中で記述される。従属項の特徴は、請求項中で明示的に述べられたもの他、適切である限り、他の独立項の特徴と結合されても良い。
図1は、未開封の第1位置における本発明により形成された改変立証閉鎖具の断面図であり、容器首部に装着された状態が示されている。 図2は、容器首部への装着に先立つ、図1の改変立証閉鎖具の側面図である。 図3は、第1開封段階後の図1の改変立証閉鎖具を示す。 図4は、第1開封段階後の図2の改変立証閉鎖具を示す。 図5は、第2開封段階後の図4の改変立証閉鎖具を示す。 図6は、トップキャップが再度取り付けられた後の図5の改変立証閉鎖具を示す。 図7は、図1の改変立証閉鎖具が逆開封を試みられた後の状態を示す。 図8は、図7の改変立証閉鎖具の斜視図である。 図9は、本発明によって形成された改変立証閉鎖具の側面図である。 図10は、図9の改変立証閉鎖具の断面図である。 図11は、図9及び図10の改変立証閉鎖具が開封に接した後の状態を示す側面図である。 図12は、図9から図11の改変立証閉鎖具のトップキャップ要素を示す断面斜視図である。 図13は、再閉鎖された際の、図11の改変立証閉鎖具の側面図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照しながら、より詳細な実施の形態を例示として記述する。まず、図1から図8において、隙間生成原理が記述される。
加圧ストッパの特徴を組み入れることが、本発明の部分を構成するために必要とされるとはいえ、上記原理は本発明に適用可能である。
まず図1及び図2には、符号10を伴って改変立証閉鎖具が示されている。図1では、改変立証閉鎖具10は容器首部15の上に締め付けられた状態で示されている。構造体と配置は、WO2009/010722号公報に記述されたものと同様である。
改変立証閉鎖具10は、主注ぎ口本体20と、内側部品25及び外側部品30を含む。
金属シェル35は、改変立証閉鎖具への外側ケーシングを形成し、円筒状の下側部分36とカップ上をなす第2部分37に分割される。一旦、金属シェル35が改変立証閉鎖具の第1部分及び第2部分に適用されると、下側部分36と第2部分37とは、切断プロセスにより形成されるスリット線40において分離される。
本体20とシェル部36は、共に第2部分を構成し、内側部品、外側部品及びシェル部分37とは、キャップ状の第1部分を構成する。
本実施の形態では、上側シェル部分36及び下側シェル部分37とは、複数の脆弱ブリッジにより、スリット線40に沿って接続されている。しかし、もし
1)下方シェル部分36が初期の開封前に回転したとき、あるいは、
2)ねじを緩める動作なしに、改変立証閉鎖具のトップ部分が引かれようとしたとき、
のいずれかが発生したら、上側シェル部分36及び下側シェル部分37との接続は切断される。
改変立証閉鎖具の内側部品25は、スリット線40及び外側部品の自由端を超えて延び、主本体20上の肩部20aに接するドッグレッグ状のターミナル部90を形成する。それにより、ターミナル部の片側半分92は、下側シェル部分36の上端よりも下方に嵌合する。また、ターミナル部のもう片側半分94は、上側シェル部分36内に嵌合する。
シェルのスリット線40より上側において、図示しない脆弱ブリッジが内側部品25内に形成され、それにより、スリット線85が形成される。
内側部品25も、脆弱線26を有する。脆弱線26は、内側部品25の側面のすそ部に沿ってほぼ真ん中に設けられる。すそ部は、複数の脆弱ブリッジ27(図8参照。)により形成される。脆弱線26は、部品を、第1部分28と、第2部分29とに分割する。
主本体20は、クリップ45によって容器首部15上に固着される。クリップ45は、内側へ突き出て、肩部50の下部に係合する。
バルブハウジングは、主本体20に係止され、シーリング・リップ57を含む。シーリング・リップ57は、容器首部15の頂面16を密閉する。
フロート弁65は、ハウジング55に内に収容され、バルブシート60を密封し、容器の再充填を防止する。バルブ制御ボール70は、フロート弁65の頂点上に配置される。
通常操作では、シェル35の第2部分37が、反時計方向に回され、ねじを緩める動作により、スリット線40上のブリッジ群が破壊される。
内側部品は、主本体上に保持され続けるが、外側部品は第2部分37と共にねじが緩むことにより、抜く方向へ移動する。
ラチェットロック機構が外側部品を内側部品25に対してロックするまで、図3及び図4に示される位置まで、ねじを緩める動作が継続する。
外側部品と内側部品が共にロックされた状態に至ると、内側部品25は、主本体20から抜き去ることが可能となる。
終端部分92は、シェル部分36の下方に保持されるため、内側部品が回転すると、内側部品は分離線85に沿って破断する。その結果、内側部品の終端部分90は、本体に保持されたままとなり、半分94が、図5に示されるように視認でき直立する帯となってあらわれる。
キャップ(シェル部分37、外側部品30、内側部品25)が逆に主本体20にねじ込まれると、隙間Gが第1シェル部分36と第2シェル部分37の間に形成される。
これは、ロック機構のおかげで、外側部品30は、完全に内側部品25に接するまで、ねじ込んで下がることができないからである。
加えて、内側部品25の帯94は、シェル部分36よりも上方へ突出し、図6に示すように、隙間Gが視認できる状態となる。
シェル部品36、37間に形成される隙間Gは、シェル部品36、37の間に仕掛けられた邪魔部材が存在しないという意味で、邪魔されることはない。
図7及び図8には、逆方向に開くことにより、図1及び図2の改変立証閉鎖具の改変立証性を破ろうと試みられた後の状態が示されている。
シェル部分37が時計方向に回されると、内側部品第1部分28が第2部分29に対して相対的に回されることになり、その結果、ブリッジ群27が破断する。
内側部品25は、線26に沿って分離し、シェル部分は、外側部分及び内側部品第1部分と共に、取り外すことができる。言い換えれば、改変立証閉鎖具が、故意に(あるいは偶然に)通常の操作で求められるものとは反対の方向に回されると、その内部で隙間が形成され、内側部品が破断することとなり、その後、改変立証閉鎖具の通常の操作は不可能になる。
第1部分28上に雌ねじ山条は存在しない。したがって、トップキャップを主本体20にねじ込んで接触させることはできない。
故意であるか偶然であるかを問わず、また、隙間が生成される前であっても後であっても、逆方向に開く動作が試みられると、即ち、破断が発生するのである。なお、本発明のストッパの特徴点と共に動作する、他の隙間生成機構を設けても良い。
(実施の形態2)
図9及び図10は、本発明により形成された改変立証閉鎖具110を示す。
改変立証閉鎖具110は、図1から図8に示される改変立証閉鎖具10に似ている。つまり、外側シェル135は、注ぎ口本体120と、内側部品125及び外側部品130とを備える。
本形態では、注ぎ口120は、直接、容器首部115に至る貫通孔(流量調節機能を有する注ぎ口本体20とは全く異なる。)である。
さらに、略円筒状のストッパ105が、トップキャップ上に設けられ、本形態では、上側シェル部分137のトッププレート134から垂下する。
図10には、ストッパ105が示され、ストッパ105は、容器の注ぎ口120の孔を通過し、首部115の内へ至る。それにより、容器の内容物がシールされる。
図12では、ストッパ105が示され、ストッパ105は、キャップの部分を形成し、シェル・トッププレート134から延び、外側部品130のトッププレートを通過する。なお、内側部品125は、不明瞭にならないように、図示されていない。
外側部品130のトッププレートは、中央開口部132を伴って形成され、中央開口部132は、ストッパの頭部133を受け、ストッパの脚部138は、頭部から延出する。
形態によっては、外側部品は、例えば、リブかクリップのような、保持具を備え、それによりストッパを位置決めするようにしても良い。外側部品とストッパとは、シェル内に共に組み込まれ得るものであり、例えば、接着剤を用いて締結されても良い。
使用時には、ストッパ105を含む、トップキャップを把持して回すことになる。この操作により、図1から図8により既に述べた隙間形成機構が作動し、図11に示すようにキャップを取り外すことができる。
結果としてキャップが動かされると、隙間Gが生成され、内側部品125の帯194が突出し、図13に示すように、目視できる状態となる。この位置で、ストッパ105が首部115の口へ再係合する。
ストッパ105は、コルクのように圧縮可能な材料(加圧材料)から形成されるので、容器の内容物の有効なシールが提供されることになる。例えば、US5738231号公報、WO2005/049443号公報あるいはWO2006/117505号公報に記述される機構等、加圧ストッパ部と共に、他の隙間形成機構が使用されても良い。
図面を参照しながら、本発明の各実施の形態が開示されているが、本発明は、図示された実施の形態に限定されるものではなく、各種の請求項やそれと等価な技術によって定義される本発明の趣旨を離れることなく、当業者がなし得る各種の変更や修正が為されても、本発明の保護範囲に包含されることが理解されよう。

Claims (16)

  1. 容器のための改変立証閉鎖具であって、
    内側部品と外側部品とを有する第1部分と、
    第2部分とを備え、
    前記第1部分と前記第2部分とが少なくとも部分的に互いに隣接する第1位置から前記第1部分と前記第2部分の間に隙間が形成される第2位置へ向く第1方向について、前記外側部品は、前記内側部品に対し相対的に回動可能であり、
    初回の開封時に、前記第2位置にある前記改変立証閉鎖具を不可逆的にロックし前記隙間を閉鎖できなくする、ロック手段を前記第1部分が有し、
    前記内側部分及び前記外側部分を有する前記第1部分が取り外し可能であり、且つ、前記第1部分は、前記第2部分及び/又は前記容器をシールする加圧ストッパを備えることを特徴とする改変立証閉鎖具。
  2. 前記第2部分は、注ぎ口を含む請求項1記載の改変立証閉鎖具。
  3. 外側シェルをさらに含む請求項1又は2記載の改変立証閉鎖具。
  4. 前記加圧ストッパは、コルクにより形成される請求項1から3のいずれかに記載の改変立証閉鎖具。
  5. 前記加圧ストッパは、合成コルク様の物質により形成される請求項1から3のいずれかに記載の改変立証閉鎖具。
  6. 前記ロック手段は、ラチェットロック機構を含む請求項1から5のいずれかに記載の改変立証閉鎖具。
  7. 前記第2部分は、容器に接続するのに適するように形成され、前記第1部分はキャップを含む請求項1から6のいずれかに記載の改変立証閉鎖具。
  8. さらに非復帰装備を含む請求項1から7のいずれかに記載の改変立証閉鎖具。
  9. 前記隙間には邪魔部材が介在しない請求項1から8のいずれかに記載の改変立証閉鎖具。
  10. 前記第1部分は、前記第2位置において、前記内側部品及び前記外側部品をロックするラチェットロック機構を有する請求項1から9のいずれかに記載の改変立証閉鎖具。
  11. さらに金属シェルを有する請求項1から10のいずれかに記載の改変立証閉鎖具。
  12. 前記内側部品は、前記外側部品が前記内側部品に対して相対的に前記第1方向とは反対の第2方向に回されると、破断する脆弱線を有する請求項1から11のいずれかに記載の改変立証閉鎖具
  13. 前記加圧ストッパは、前記第2部分を通過し容器首部のボア内へ延びる請求項1から12のいずれかに記載の改変立証閉鎖具。
  14. 前記第1部分はトッププレートを有し、前記加圧ストッパは、前記トッププレートから垂下する請求項1から13のいずれかに記載の改変立証閉鎖具。
  15. 前記加圧ストッパは、前記第1部分の前記内側部品及び/又は前記第1部分の外側部品へ延びる請求項1から14のいずれかに記載の改変立証閉鎖具。
  16. 容器と結合する請求項1から15のいずれかに記載の改変立証閉鎖具。
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