JP6352946B2 - 不正開封明示閉封体 - Google Patents

不正開封明示閉封体 Download PDF

Info

Publication number
JP6352946B2
JP6352946B2 JP2015556520A JP2015556520A JP6352946B2 JP 6352946 B2 JP6352946 B2 JP 6352946B2 JP 2015556520 A JP2015556520 A JP 2015556520A JP 2015556520 A JP2015556520 A JP 2015556520A JP 6352946 B2 JP6352946 B2 JP 6352946B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer part
tamper
inner part
closure
annular member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015556520A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016506898A (ja
Inventor
ジョバンニーニ マルコ
ジョバンニーニ マルコ
ミッティーノ マウリツィオ
ミッティーノ マウリツィオ
ジョンソン スチュアート
ジョンソン スチュアート
Original Assignee
グアラ クロスレス ソチエタ ペル アツィオニ
グアラ クロスレス ソチエタ ペル アツィオニ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=47913359&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP6352946(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by グアラ クロスレス ソチエタ ペル アツィオニ, グアラ クロスレス ソチエタ ペル アツィオニ filed Critical グアラ クロスレス ソチエタ ペル アツィオニ
Publication of JP2016506898A publication Critical patent/JP2016506898A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6352946B2 publication Critical patent/JP6352946B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D55/00Accessories for container closures not otherwise provided for
    • B65D55/02Locking devices; Means for discouraging or indicating unauthorised opening or removal of closure
    • B65D55/026Locking devices; Means for discouraging or indicating unauthorised opening or removal of closure initial opening or unauthorised access being indicated by a visual change using indicators other than tearable means, e.g. change of colour, pattern or opacity

Description

本発明は、不正開封明示閉封体(tamper evident closure)即ち、最初の開封(第1開封)の証拠を与えることができる装置を備える閉封体に関する。
内側部品と外側部品とを持つ不正開封明示閉封体がある特許文献で開示されている(例えば、特許文献1参照。)。外側部品は、第1開封時に内側部品に対して移動する。内側部品は、コルク、(おそらく)合成質で又はボトルのネックに応用されたネジ式注入装置に締め付けられるスクリュー式に作ることができる。外側部品は、閉封体を開封するために使用者が握って、内側部品に対して外側部品を第1開封前の第1位置から第1開封後の第2位置へ移動するように作られる。外側部品が第2位置に移動した後は、外側部品が第1開封以前の位置へ戻るのを防止するために、非可逆的取付け手段が設置される。非可逆的取付け手段の様々な実施形態が提案される。
いくつかの実施形態において、取付け手段は、内側部品と一体で作られる。これは、取付け手段の設計が内側部品によって拘束されると言う欠点を有する。
他の実施形態において、取付け手段は、内側手段と別個であるが、その構造は、第2位置において外側部品と内側部品の信頼できるロックを保証しない。さらに、その配列は、閉封体の組立を困難にする。
国際公開第2011/086407号
上記の先行技術を考慮して、本発明の目的は、外側部品と内側部品との間に強力なロックを有し、単純に製造できかつ取付け手段を設計するために幅広い選択肢が得られるようにする不正開封明示閉封体を提供することである。
本発明によれば、上記目的は、請求項1に記載の不正開封明示閉封体によって達成される。
本発明の特徴及び利点は、添付図面を参照して非限定的実施例として示す1つの実用的実施形態の下記の詳細な説明から明らかであろう。
ボトルネックに応用された本発明の第1実施形態に従った、第1開封前の閉封体を示す。 図1の閉封体の断面図である。 第1開封時の図1の閉封体を示し、閉封体は再び閉封されたときと同じ形態を持つ。 図2の閉封体の断面図である。 図1の閉封体の分解図である。 図1の閉封体の分解図である。 ボトルネックに応用された本発明の第2実施形態に従った、第1開封前の閉封体を示す。 図7の閉封体の断面図である。 第1開封時の図7の閉封体を示し、閉封体は、再び閉封されたときと同じ形態を持つ。 図9の閉封体の断面図である。 ボトルネックに応用された本発明の第3実施形態に従った、第1開封前の閉封体の断面図である。 第1開封時の図11の閉封体を示し、閉封体は、再び閉封されたときと同じ形態を持つ。 ボトルネックに応用された本発明の第4実施形態に従った、第1開封前の閉封体を示す。 図13の閉封体の断面図である。 切取りバンドが取り除かれた状態の、図13の閉封体の断面図である。 ボトルネックに応用された本発明の第5実施形態に従った、第1開封前の閉封体の断面図である。 ボトルネックに応用された本発明の第6実施形態に従った、第1開封前の閉封体の断面図である。 第1開封時の図17の閉封体を示し、閉封体は、再び閉封されたときと同じ形態を持つ。 ボトルネックに応用された本発明の第7実施形態に従った、第1開封前の閉封体の断面図である。 第1開封時の図19の閉封体を示す。 再び閉封されたときの図20の閉封体を示す。 ボトルネックに応用された本発明の第8実施形態に従った、第1開封前の閉封体の断面図である。 第1開封時の図22の閉封体を示し、閉封体は、再び閉封されたときと同じ形態を持つ。 ボトルネックに応用された本発明の第9実施形態に従った、第1開封前の閉封体の断面図である。 第1開封時の図24の閉封体を示し、閉封体は、再び閉封されたときと同じ形態を持つ。
図1〜6を参照すると、本発明の第1実施形態に従った不正開封明示閉封体1が示される。
閉封体1は、容器10例えば酒(spirit)用のガラス瓶などのボトルの口11を閉封するためのものである。
容器10は、口11で終端するネック12を備える。
閉封体1は、長手方向X−Xへ延び、内側部品20と外側部品とを備える。
閉封体1自体は、本開示の目的のために任意の方向を向くことができるが、従来、下側面は容器10に対面するように設計された閉封体1の側であり、上側面は反対側である。
外側部品30は、閉封体1の開閉のために握ることができ、内側部品20に対して第1位置(第1開封前の位置に対応する)から第2位置へ移動できる。
外側部品30は、下側部分32から上側部分33へ長手方向に延びる管状スリーブ31を備える。管状スリーブ31は、閉封体1を開閉するために握ることができる外側面34と内側部品20に対面する内側面35とを有する。
外側部品30は、長手方向X−Xに沿って内側部品20に対して移動可能である。
閉封体1は、容器10の開閉のために内側部品20を容器10に取り付けることができる可逆的な第1取付け手段40と、内側部品30に対して外側部品30を長手方向に第2位置にロックできる非可逆的な第2取付け手段50を備える。
第1開封前に、外側部品1は、内側部品20に対して自由に回転できる第1形態にあるので、使用者は、閉封体1の第1開封を実施するためには長手方向上向きに外側部品30を移動しなければならない。
但し、別の実施形態に関連して説明するように、第3取付け手段が解除されるまで内側部品20に対する外側部品30の長手方向及び/又は回転方向の移動を防止するために、第3取付け手段70を設置できる。
図1〜16は、本発明の様々な実施形態に従った非ネジ式閉封体を示す。これらの実施形態によれば、第1取付け手段40は、容器10のネック12内部にシール可能に係合するように構成されたストッパ41を備える。ストッパは、コルク、合成コルク又はその他の材料で製造できる。
又は、第1取付け手段40は、容器10に結合されるネジ部と係合するためのネジ部を備えることができる。容器は、それ自体にネジきりするか、又はネジ式注入装置を容器10のネック12に固定できる。
内側部品20は、第1取付け手段40に長手方向及び回転方向に堅固に取り付けられた管状部材21を備える。管状部材21は、下側部分22から上側部分23まで長手方向に延びる。上側部分23において、管状部材21は、実質的に長手方向X−Xに直交して延在する横断壁24を備える。
下側部分22は、口11を形成するネック12の上縁と直接係合する。
カバー24aは、横断壁24の上方に位置付けられ、かつ超音波溶接、接着剤又は堅固な接着を可能にするその他の手段によって横断壁24に堅固に取り付けられる。
図1〜6において、上側部分33は、カバー24aを収容するための上側開口33aを形成する。
ストッパ41は、容器10のネック12内部に係合できる下側部分42と、環状部材21特に横断壁24に取り付けられた上側部分43とを有する。ストッパ41を横断壁24に取り付けるために、超音波溶接を使用できる。又は、接着剤又は堅固な接着を生じるその他の手段を使用できる。
第1開封時に、内側部品20は、容器10に対して長手方向に静止したままであり、外側部品30は、内側部品20及び容器10に対して第1位置から第2位置へ移動する。第2位置において、第2取付け手段50は、外側部品30が第1位置へ戻れないように、内側部品20に対して外側部品30を長手方向にロックする。
第2部品30が第2位置に到達した時、可逆的な第1取付け手段40を解除して、閉封体1を容器10から取り外すことができる。
言い換えると、第2取付け手段12は、外側部品30が内側部品20に対して第1位置から第2位置へ移動できるようにし、かつ外側部品が第2位置へ到達したら、内側部品20に対して外側部品を第2位置において非可逆的にロックできるようにする。
容器を再閉封し、閉封体1をネック12に再び付けたとき、外側部品30は、第1位置へ戻ることができない。
図1〜18及び22〜25の実施形態によれば、管状部材21の下側部分22などの内側部品20の一部は、第2位置においては目に見え、それによって容器がすでに開封されたことの証拠を与える。内側部品20のこの可視部分は、閉封体1の第1の不正開封明示特徴を表す。この実施形態において、この第1の不正開封明示特徴を実現するために、下側部分22−第2位置において見える−は、第1位置においては見えないようにしなければならない。更に、内側部品20は、第1位置において口11に当接するように構成された少なくとも1つのストッパ部27を有する。閉封体1を再閉封すると、ストッパ部27は口11に当接して、管状部材21の下側部分22など可視部分が容器10のネック12内部に長手方向下向きに移動するのを防止するので、可視部分は可視のままであり、容器10がすでに開封されたことの証拠を与える。
図1〜6の実施形態によれば、閉封体1は、内側部品20のある部分と外側部品30のある部分によって形成された上面を有する。図において、内側部品20のこの部分はカバー24aであり、外側部品30のこの部分は、管状スリーブ31の上側部分33である。特に、第1開封前、カバー24aは、実質的に上側部分33と同一平面にある。外側部品30が第2位置にあるとき、カバー24aは、上側部分33より低くなるので、外側部品の内側面35の上側部分35aは、上側開口33aを介して見える。これは、閉封体1の第2の不正開封明示特徴を表す。
第2取付け手段50は、閉封体1に収容されて内側部品20及び外側部品30と協働して内側部品20に対して外側部品30を第2位置にロックする変形可能な環状部材51を備える。環状部材51は、内側部品20及び外側部品30と別個のものである。
環状部材51は、内側部品20及び外側部品30とは別個の要素なので、任意の材料で、たとえ内側部品及び外側部品の材料とは異なる材料からでも製造できる。更に、環状部材51は、内側部品20及び外側部品30から独立して弾性変形を受けることができる。このことは、更に、2つの部品の間のロックの信頼性及び強度を向上する。
有利なことに、環状部材51が利用できるようにするロック面は、実質的に円周全体に展開されるので、ロック強度を改良する。
1つの実施形態によれば、第1開封時に、環状部材51は、内側部品20及び容器10に対して長手方向に静止したままであり、外側部品30は、環状部材51に対して第1位置から第2位置へ移動する。第2位置において、環状部材51は、外側部品30のロック面36に係合する。このために、環状部材51は、第2位置において外側部材30のロック面36に係合するためのロック面52を備える。
ロック面36は、外側部品30の内側面35に形成された環状突起部37の下側面によって形成される。
環状部材51は、内側部品20と外側部品30との間に形成された環状着座部25に位置付けられる。従って、内側部品20及び外側部品30は、半径方向において環状着座部25の境界を定める。環状着座部25は、下側38において環状突起部37の上側部分38によって閉封され、上側においてカバー24aによって閉封される。実施例において、環状部材51は、環状突起部37の上側部分38に乗る下側部分55と、カバー24aの下側面24bが上に乗る上側部分56とを有する。このようにして、環状部材51は、製造工程において環状着座部25内に容易に位置付けできる。その後、環状着座部25は、カバー24aを配置することによって、上側において閉封できる。
第1開封時に、外側部品30従って環状突起部37は、内側部品20及び環状部材51に対して移動する。環状突起部37の最小直径D1は、環状部材51の最大直径D2より小さい。環状部材51は変形可能なので、環状突起部37を長手方向に通過させるために内向きに変形する。環状突起部37が環状部材51を通過すると直ちに、環状部材51のロック面52は、外側部品30のロック面36の下方に係合する。ロック面52、36の係合は、非可逆的なので、外側部品30を下向きに押すなどによる第1開封前の外側部品30の位置を回復しようとする偽造の試み後に、これらのロック面52、36の係合解除は防止される。
第1開封後の環状部材51の下向きの移動を回避するために、外側部品30が第2位置にあるとき、下側部分55は、外側部品30の内側面35に形成された管状溝56に係合する。
好ましい実施形態によれば、環状部材51は、少なくとも半径方向に変形可能である。
図に示す実施例において、環状部材51は、2つの別個の端部53、54を有するスプリットリングである。
有利なことには、環状突起部37は、実質的にスプリットリング51の長さ全体の円周に展開する連続的ロック面36を示す。
又は、環状部材51は、閉鎖リングでもよい。この場合、外側部品30に複数の突起部及び複数の凹部を与えると有利である。第1開封時に、環状部材51の一部は、外側部品30の対応する凹部を通過して、環状部材51の残り部分が外側部品30の対応する突起部の上を通過できるようにする。
有利なことには、第2位置において、外側部品30は、内側部品20に対して回転方向にもロックされる。このために、内側部品20は、外側部品30の内側面35に形成された長手溝39に係合するように作られた長手隆起(ridge)26を備える。
次に、図7〜10の第2実施形態について、第1実施形態との相違についてのみ記述することを前提として説明する。従って、相違として明確に説明されないもの全ては、同様に又は同一的に提供されることを意図する。
この実施形態においては、第1開封前、カバー24aの一部25は、上側部分33に対してオフセットする。外側部品30が第2位置にあるとき、カバー24aのこの部分25は上側部分33と同一平面に在る。
図11、12の第3実施形態によれば、外側カプセル60が、外側部品30の周りに配列される。外側カプセル60は、下側部分62と上側部分63との間に長手方向に延びかつ上側部分63において横断壁64によって上側が閉封される管状要素61を備える。管状要素61は、管状スリーブ31に回転方向及び長手方向に取り付けられるのに対して、横断壁64はカバー24a上方に位置付けられ、外側部品30と一緒にカバー24aに対して長手方向に移動可能である。言い換えると、カバー24aと横断壁64は拘束されない。
この実施形態において、閉封体1の上面は、外側カプセル60の上面によって、即ち横断壁64によって形成される。外側部品30が第2位置にあるとき、カバー24aは、上側部分33に対して及び横断壁64に対して低下する。横断壁24が部分的に透明である場合、外側部品30の内側面35の上側部分35aは、第1実施形態と同様に、上側開口33aを介して見える。
図13〜15の第4実施形態によれば、第3取付け手段70は、第3取付け手段が解除されるまで、内側部品20に対する外側部品30の長手方向及び/又は回転方向の移動を防止するために与えられる。
図において、第3取付け手段70は、脆弱部分72(実施例においては複数のブリッジ)によって外側部品30と接続された切取りバンド(tear off band)71を備える。切取りバンド71が切り取られたとき、脆弱部分72は破損して、外側部品30は、内側部品20から離れて長手方向に移動して、閉封体1を開封できる。
図16の第5実施形態によれば、切取りバンド71は、切取りバンド71が切り取られたとき破損する脆弱部分72によって内側部品20と接続される。
図17〜18の第6実施形態によれば、第1開封前の閉封位置において、管状スリーブ31の下側部分32は、環状部材21の下側部分22の長手方向下方に位置付けられる。
有利なことは、口11は、管状部材21の下側部分22のための当接部を形成するように設計された内側部分11aと、内側部分11aに対して低くかつ管状スリーブ31の下側部分32のための当接部を形成するように設計された外側部分11bとを有する。
管状スリーブ31のこの形態は、第1位置において下側部分22を隠し、それによって外側部品30が第1位置から第2位置へ移動するように起動されない限り、閉封体1の内側部品20へのアクセスを防止する。これによって、閉封体1の不正開封が防止される。特に、下側部分32と外側部分11bとの間に道具で作用することによって、第2取付け手段50を起動することなく開封体1を取り除くために内側部品20にアクセスしようとする偽造が試みられる場合、管状スリーブ31は、第2取付け手段50が、内側部品20に対して外側部品30を長手方向にロックするまで、上向きに移動する。
図19〜21の第7実施形態によれば、内側部品20の一部特にストッパ41の側面部41aは、第2位置において見える。但し、再閉封すると、この側面部41aは再び隠される。従って、この実施形態において、閉封体1は、例えば図1〜6に関連して説明するような第1不正開封明示特徴を備える。
更に、外側部品30は、内向きに延びる安全ステップ80を備えることができる。有利なことに、この安全ステップ80は、管状スリーブ31の下側部分32に形成される。第2位置において、安全ステップ80は、内側部品20の当接面27aに係合して、閉封体1の分離を防止する。特に、安全ステップ80は、第2位置において当接面27aに係合して、外側部品30が内側部品20に対してこの第2位置から長手方向上向きにそれ以上移動するのを防止する。安全ステップが第2位置において当接面27aと当接することによって、偽造による閉封体1の分離を防止する。
図22〜23の第8実施形態によれば、内側部品20の可視部、即ち実施例においてストッパ部27は、環状色付バンド28を備える。この色付バンド28は、第2位置において及び容器10の再閉封時に目に見え、閉封体1の第3の不正開封明示特徴を表す。
図24〜25の第9実施形態によれば、外側部品30は、内向きに延びる安全ステップ80を備える。有利なことには、この安全ステップ80は、管状スリーブ31の下側部分32に形成される。第2位置において、安全ステップ80は、この例においてストッパ部分27に形成された内側部品20の当接面27aに係合して、閉封体1の分離を防止する。特に、安全ステップ80は、第2位置において当接面27aに係合して、外側部品30が第2位置から内側部品20に対して長手方向上向きにそれ以上移動するのを防止する。安全ステップ80が第2位置において当接面27aに当接することによって、偽造による閉封体1の分離を防止する。
本発明の説明は、その作用及び実施に何らかの限定を加えることを意図しない。
本発明の閉封体は、意図する目的を満たすことが分かるだろう。又、本発明の閉封体は、単純な製造工程と強度及び使用及び扱いの単純さの利点を併せ持つ。
当業者には、上述の配列に多数の変更及び変化を加えて、付随的及び具体的ニーズに合わせられることが明白であろう。
例えば、明白な技術的限定が課せられない限り、好ましい実施形態において説明した任意の特徴に適切な適合化を加えて、別の実施形態において使用できることが明白である。
同様に、閉封体構成要素の連続性は、関連構成要素への機能的変更を生じないことを条件として、任意に破断できる。また、環状円筒形を有するものとして上に説明した部分に、技術上の要件に応じて僅かなテーパーを与えることができる。
全ての変更は、以下の請求項において規定される本発明の範囲に属する。

Claims (11)

  1. 口(11)を有する容器(10)の前記口(11)を閉封するための不正開封明示閉封体(1)であって、該不正開封明示閉封体(1)が、長手方向(X−X)に沿って延び、かつ、
    内側部品(20)と、
    前記不正開封明示閉封体(1)の開閉のために握れる外側部品(30)であって、該外側部品(30)が、前記内側部品(20)に対して、第1開封以前の位置に対応する第1位置から第2位置へ移動可能である、外側部品(30)と、
    前記容器の開閉のために前記内側部品(20)を前記容器(10)に取り付けることができる可逆的な第1取付け手段(40)と、
    前記内側部品(20)に対して前記外側部品(30)を長手方向に前記第2位置にロックできる非可逆的な第2取付け手段(50)と、を備え、
    第1開封時に、前記内側部品(20)が、前記容器(10)に対して軸方向に静止したままであり、かつ前記外側部品(30)が前記内側部品(20)及び前記容器に対して前記第1位置から前記第2位置へ移動し、
    前記外側部品(30)が前記第2位置にあるとき、前記可逆的な第1取付け手段(40)を解除して前記不正開封明示閉封体(1)を前記容器から取り外せ、
    前記第2取付け手段(50)が、前記不正開封明示閉封体(1)に収容されかつ前記内側部品(20)及び前記外側部品(30)と協働して前記外側部品(30)を前記内側部品(20)に対して前記第2位置にロックする変形可能な環状部材(51)を備え
    第1開封時に、前記環状部材(51)が前記内側部品(20)及び前記容器(10)に対して長手方向に静止したままであり、かつ前記外側部品(30)が前記環状部材(51)に対して前記第1位置から前記第2位置へ移動することを特徴とする、不正開封明示閉封体。
  2. 前記変形可能な環状部材(51)が少なくとも半径方向に変形可能であることを特徴とする、請求項1に記載の不正開封明示閉封体(1)。
  3. 前記変形可能な環状部材(51)が2つの別個の端部(53、54)を有するスプリットリングであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の不正開封明示閉封体(1)。
  4. 前記環状部材(51)が、前記第2位置において前記外側部品(30)のロック面(36)に係合するためのロック面(52)を備えることを特徴とする、請求項に記載の不正開封明示閉封体(1)。
  5. 前記外側部品(35)が内側面(35)と前記内側面(35)に形成された環状突起部(35)とを有し、前記外側部品(30)の前記ロック面(35)が前記環状突起部(37)の下側面によって形成されることを特徴とする、請求項に記載の不正開封明示閉封体(1)。
  6. 前記環状突起部(37)が最小直径(D1)を有し、前記環状部材(51)が最高直径(D2)を有し、D1<D2であり、
    第1開封時に、前記外側部品(30)の前記環状突起部(37)が前記内側部品(20)及び前記環状部材(51)に対して移動して、前記環状部材(51)が、前記環状突起部(37)を長手方向に通過させるように内向きに変形する、ことを特徴とする、請求項に記載の不正開封明示閉封体(1)。
  7. 前記第2位置において、前記環状部材(51)の前記ロック面(52)が前記外側部品(30)の前記ロック面(36)の下方において係合することを特徴とする、請求項に記載の不正開封明示閉封体(1)。
  8. 前記環状部材(51)が前記内側部品(20)と前記外側部品(30)との間に形成された環状着座部(25)に位置付けられることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の不正開封明示閉封体(1)。
  9. 前記第2位置において、前記外側部品(30)が前記内側部品(20)に対して回転方向にロックされることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の不正開封明示閉封体(1)。
  10. 前記内側部品(20)の一部(22)が前記第2位置において目に見え、前記内側部品(20)が、前記不正開封明示閉封体(1)を再閉封するとき前記容器(10)の前記口(11)に当接して、前記内側部品(20)の可視部分(22)が前記容器(10)の内部へ長手方向下向きに移動するのを防止するように構成された少なくとも1つのストッパ部(27)を有することを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の不正開封明示閉封体(1)
  11. 前記外側部品(30)が安全ステップ(80)を備え、かつ前記内側部品(20)が当接面(27a)を備え、前記第2位置において、前記安全ステップ(80)が前記当接面(27a)に係合して、前記外側部品(30)が前記内側部品(20)に対して長手方向上向きに前記第2位置から更に移動するのを防止することを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の不正開封明示閉封体(1)。
JP2015556520A 2013-02-08 2014-02-10 不正開封明示閉封体 Active JP6352946B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP13425024.0A EP2765090B1 (en) 2013-02-08 2013-02-08 Tamper evident closure
EP13425024.0 2013-02-08
PCT/EP2014/052522 WO2014122300A1 (en) 2013-02-08 2014-02-10 Tamper evident closure

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016506898A JP2016506898A (ja) 2016-03-07
JP6352946B2 true JP6352946B2 (ja) 2018-07-04

Family

ID=47913359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015556520A Active JP6352946B2 (ja) 2013-02-08 2014-02-10 不正開封明示閉封体

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP2765090B1 (ja)
JP (1) JP6352946B2 (ja)
EA (1) EA030550B1 (ja)
UA (1) UA118662C2 (ja)
WO (1) WO2014122300A1 (ja)
ZA (1) ZA201505603B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PT108721A (pt) * 2015-07-23 2017-01-23 Amorim & Irmãos S A Cápsula de deteção de violação de recipiente, sua utilização e processo de funcionamento
CN105059708B (zh) * 2015-08-04 2017-10-03 泉州华硕实业有限公司 一种防盗瓶盖
EP3837182B1 (en) * 2019-11-07 2022-01-19 Aptar Freyung GmbH Tamper-evident flip-top closure
IT201900023058A1 (it) * 2019-12-05 2021-06-05 Guala Closures Spa Tappo modulare.

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB280917A (en) 1927-11-15 1928-05-31 Emilio Giampietro Improvements in closures for bottles
FR2688761A1 (fr) 1992-03-03 1993-09-24 Malonga Franck Dispositif de bouchon, de multi doseur et selection de dosage.
FR2688762B1 (fr) * 1992-03-20 1994-06-17 Chauveau Joel Dispositif d'obturation d'un recipient a temoin d'inviolabilite.
TW467850B (en) * 2000-10-04 2001-12-11 Sunlot Bottle Stopper Co Ltd Bottle stopper
EP1334040A4 (en) * 2000-10-31 2006-09-13 Sunlot Bottle Stopper Co Ltd DILATABLE BOTTLE CAP
GB0112726D0 (en) 2001-05-25 2001-07-18 Montgomery Daniel & Son Ltd Tamper-evident device
GB2390086A (en) 2002-06-10 2003-12-31 Montgomery Daniel & Son Ltd Tamper evident anti-refill closure
MY137973A (en) 2003-10-31 2009-04-30 Obrist Closures Switzerland A tamper-evident closure
ITMI20061920A1 (it) 2006-10-06 2008-04-07 Nicola Fabiano Dispositivo di chiusura anti effrazione per bottiglie e,in paticolare,per bottiglie di alcolici o superalcolici
TWI320020B (en) * 2006-11-16 2010-02-01 Expandable bottle stopper
NL2000838C2 (nl) 2007-08-29 2009-03-03 4Sight Innovation Bv Afsluiter voor een fles en samenstel van een dergelijke afsluiter en een fles.
KR101786138B1 (ko) * 2010-01-15 2017-10-17 구알라 클로져스 에스.피.에이. 개봉 표시 폐쇄부

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014122300A1 (en) 2014-08-14
UA118662C2 (uk) 2019-02-25
JP2016506898A (ja) 2016-03-07
EP2765090B1 (en) 2016-04-20
EA030550B1 (ru) 2018-08-31
EA201500827A1 (ru) 2015-12-30
ZA201505603B (en) 2016-12-21
BR112015018709A2 (pt) 2017-07-18
EP2765090A1 (en) 2014-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6407966B2 (ja) 改変立証閉鎖具
KR20070122515A (ko) 개봉 확인용 클로저
JP6352946B2 (ja) 不正開封明示閉封体
JP6067751B2 (ja) 開栓明示機能を有するクロージャ
US9114912B2 (en) Tamper evident closure
KR102404904B1 (ko) 개봉 확인 가능한 클로저
ITMO20130242A1 (it) Capsula di sicurezza per contenitori.
CN109689518A (zh) 显窃启封闭件
KR101277818B1 (ko) 고가의 음료를 보관하는 병을 위한 개봉 증명 마개
US9038841B2 (en) Tamper-evident closure
CN104507821A (zh) 显窃启封闭件
KR102079172B1 (ko) 개봉 확인용 폐쇄부
JP4730701B2 (ja) 容器キャップ
JP7247528B2 (ja) キャップ
JP4608951B2 (ja) 不正開封防止機能付きプラスチック口栓
ITMI20112208A1 (it) Chiusura tamper evident.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6352946

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250