JP6407675B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
遊技に関連する情報を表示可能な表示手段(17a)と、遊技者が操作可能な操作手段(45)とを備え、所定条件が成立した場合に遊技者に有利となる有利遊技が行われるよう構成された遊技機において、
前記有利遊技が生起される期待度、発展演出または有利遊技の種類を予告する予告表示絵柄(100)を徐々に表示する予告表示ボタン操作演出の実行を決定可能なボタン操作演出決定手段(65a)と、
前記操作手段(45)の操作を有効とする操作有効時間を設定する操作有効時間設定手段(65a)と、
前記ボタン操作演出決定手段(65a)が予告表示ボタン操作演出の実行を決定した場合に、表示する予告表示絵柄(100)を決定する予告表示絵柄決定手段(65a)とを備え、
前記有利遊技の生起を推測可能な予告表示絵柄(100)からなる第1予告表示絵柄群と、前記発展演出の展開が推測可能な予告表示絵柄(100)からなる第2予告表示絵柄群と、前記有利遊技の種類を推測可能な予告表示絵柄(100)からなる第3予告表示絵柄群とが設けられると共に、前記第1〜第3予告表示絵柄群に含まれる予告表示絵柄(100)は、表示開始部分から表示途中部分までが同じ群に含まれる別の予告表示絵柄(100)と同じ共通表示部(101)と、該同じ群に含まれる別の予告表示絵柄(100)と異なる個別表示部(102)とから構成されており、
前記予告表示絵柄決定手段(65a)は、前記予告表示ボタン操作演出の実行を決定した場合に、前記第1〜第3予告表示絵柄群から何れかの予告表示絵柄群を決定した後に、決定した予告表示絵柄群に含まれる予告表示絵柄(100)を決定するよう構成され、
前記予告表示ボタン操作演出において前記操作手段(45)が操作されずに前記操作有効時間が経過する場合に、前記予告表示絵柄決定手段(65a)が決定した前記予告表示絵柄(100)を、該操作有効時間の経過に伴って前記表示手段(17a)に前記共通表示部から徐々に表示し、当該共通表示部(101)を表示した後に個別表示部(102)を表示するよう構成されたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、操作有効時間報知手段により操作手段の操作を有効とする操作有効時間が設定されて、操作手段が操作されずに操作有効時間が経過する場合に、遊技者に有利となる有利遊技が生起される期待度または、発展演出を予告する予告表示絵柄が、操作有効時間の経過に伴って表示手段に徐々に表示されるので、遊技に対する遊技者の期待感が高められ、操作手段の操作が可能な操作有効時間における遊技に興趣を向上することができる。
遊技に関連する情報を表示可能な表示手段(17a)と、遊技者が操作可能な操作手段(45)とを備え、所定条件が成立した場合に遊技者に有利となる有利遊技が行われるよう構成された遊技機において、
前記有利遊技が生起される期待度または発展演出を予告する予告表示絵柄(100)を徐々に表示する予告表示ボタン操作演出の実行を決定可能なボタン操作演出決定手段(65a)と、
前記操作手段(45)の操作を有効とする操作有効時間を設定する操作有効時間設定手段(65a)と、
前記ボタン操作演出決定手段(65a)が予告表示ボタン操作演出の実行を決定した場合に、表示する予告表示絵柄(100)を決定する予告表示絵柄決定手段(65a)とを備え、
前記予告表示ボタン操作演出において、前記操作有効時間を表示する時間表示絵柄と重ならない位置に前記予告表示絵柄決定手段が決定した前記予告表示絵柄の表示位置を設けて、前記操作手段(45)が操作されずに前記操作有効時間が経過する場合に、当該予告表示絵柄(100)を、該操作有効時間の経過に伴って前記表示手段(17a)に徐々に表示するよう構成されたことを要旨とする。
この構成によれば、操作有効時間報知手段により操作手段の操作を有効とする操作有効時間が設定されて、操作手段が操作されずに操作有効時間が経過する場合に、遊技者に有利となる有利遊技が生起される期待度または、発展演出を予告する予告表示絵柄が、操作有効時間の経過に伴って表示手段に徐々に表示されるので、遊技に対する遊技者の期待感が高められ、操作手段の操作が可能な操作有効時間における遊技に興趣を向上することができる。
遊技に関連する情報を表示可能な表示手段(17a)と、遊技者が操作可能な操作手段(45)とを備え、所定条件が成立した場合に遊技者に有利となる有利遊技が行われるよう構成された遊技機において、
前記有利遊技が生起される期待度または発展演出を予告する予告表示絵柄(100)を徐々に表示する予告表示ボタン操作演出および当該予告表示絵柄(100)を表示しない予告非表示ボタン操作演出の何れを実行するかを決定可能なボタン操作演出決定手段(65a)と、
前記操作手段(45)の操作を有効とする操作有効時間を設定する操作有効時間設定手段(65a)と、
前記ボタン操作演出決定手段(65a)が予告表示ボタン操作演出の実行を決定した場合に、表示する予告表示絵柄(100)を決定する予告表示絵柄決定手段(65a)と、
前記操作有効時間設定手段(65a)が操作有効時間を設定した際に、該操作有効時間の開始時に、当該操作有効時間を示す時間表示絵柄(91)を前記表示手段(17a)に表示して報知する演出を行う操作有効時間報知手段(65a)とを備え、
前記予告表示ボタン操作演出を実行する場合と、前記予告非表示ボタン操作演出とで、前記時間表示絵柄(91)の表示態様が異なるよう構成されると共に、
前記予告表示ボタン操作演出において前記前記操作手段(45)が操作されずに前記操作有効時間が経過する場合に、前記操作有効時間報知手段(65a)が前記時間表示絵柄(91)をその表示面積が徐々に減少していくように前記表示手段(17a)に表示すると共に、前記時間表示絵柄(91)の表示領域(92)における該時間表示絵柄(91)が消去された部分に、前記予告表示絵柄(100)を徐々に表示するよう構成され、前記表示手段(17a)に前記予告表示絵柄(100)の全体が表示される前に前記操作手段(45)が操作された場合には、当該予告表示絵柄(100)が該表示手段(17a)から消去されるよう構成されたことを要旨とする。
この構成によれば、操作有効時間報知手段により操作手段の操作を有効とする操作有効時間が設定されて、操作手段が操作されずに操作有効時間が経過する場合に、遊技者に有利となる有利遊技が生起される期待度または、発展演出を予告する予告表示絵柄が、操作有効時間の経過に伴って表示手段に徐々に表示されるので、遊技に対する遊技者の期待感が高められ、操作手段の操作が可能な操作有効時間における遊技に興趣を向上することができる。
また、時間表示絵柄が徐々に消去された部分に予告表示絵柄が徐々に表示されるので、時間表示絵柄と予告表示絵柄とを一目で確認することができると共に、遊技者に注目させることができる。また、時間表示絵柄と予告表示絵柄とが同じ位置で表示されるので、表示手段における両表示絵柄の表示領域を1つとすることができる。
また、演出時間を短縮することができる。
前記操作有効時間報知手段(65a)が、前記時間表示絵柄(91)の表示領域(92)において、該時間表示絵柄(91)が最初に消去される部分側に偏って前記予告表示絵柄(100)を表示するよう構成されたことを要旨とする。
この構成によれば、時間表示絵柄が消去され始めると早いタイミングで予告表示絵柄が視認されるようになるので、遊技者が操作手段を操作するタイミングを早めることができる。
前記操作有効時間設定手段(65a)が設定する操作有効時間が、前記操作有効時間報知手段(65a)が前記表示手段(17a)に表示する時間表示絵柄(91)により示す操作有効時間よりも長く設定されることを要旨とする。
この構成によれば、表示手段に時間表示絵柄により表示される操作有効時間内に操作手段を操作することで当該操作が必ず有効となり、時間表示絵柄の表示が操作有効時間内であるにも拘わらず該操作手段の操作が無効となることを防止し得る。
実施例に係るパチンコ機10は、図1に示すように、矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に固定される固定枠としての外枠11の開口前面側に、後述する遊技盤20(図2参照)を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12が開閉および着脱可能に組付けられると共に、遊技盤20の後側に、図柄を変動表示可能な図柄表示装置17が着脱し得るよう配設されている。また、中枠12の前面側には、遊技盤20を透視可能に保護する透明板13aで前後に開口する窓口13bを覆うよう構成された装飾枠としての前枠13が開閉可能に組付けられると共に、該前枠13の下方にパチンコ球を貯留する下球受け皿15が開閉可能に組付けられる。なお、実施例では、前枠13の下部位置に、パチンコ球を貯留する上球受け皿14が一体的に組付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球受け皿14も一体的に開閉するよう構成される。
前記遊技盤20は、アクリルやポリカーボネート等の合成樹脂材等からなる透明な平板状の板部材であって、該遊技盤20の裏側に、前記表示装置17や各種の可動演出装置や発光演出装置等が配設される設置部材(図示せず)が配設されている。そして、設置部材において前記遊技盤20との間に画成される空間に、動作により演出を行う可動演出装置や発光により演出を行う発光演出装置等が設置されて、設置部材を基材とする1つのユニットとして扱い得るようになっている。また、設置部材の背面板には、後述する枠状装飾体26の窓口26aと前後に整列する位置に、略矩形状の開口部が前後に開口するよう開設されて、背面板の裏面に配設した前記図柄表示装置17の表示部17aが、前記開口部および窓口26aを介して遊技盤20の前側に臨むよう構成される。なお、遊技盤20は、木材板の表面に各種絵柄等が描かれた合成樹脂シート等を貼付けて装飾したものであってもよい。
前記遊技盤20に配設された始動入賞部29の第1始動入賞口29aは、遊技領域21内で常に上方へ開口する常時開放タイプの入賞口とされ、該第1始動入賞口29aは、前記遊技領域21を流下するパチンコ球が常時一定の確率で入賞可能に構成される。また始動入賞部29は、前記第1始動入賞口29aに入賞したパチンコ球を検出する入賞検出手段としての第1始動入賞検出センサ36を備えている。第1始動入賞検出センサ36は、パチンコ機10の裏側に配設されたメイン制御基板60(メイン制御CPU60a)に配線接続されており(図8参照)、該第1始動入賞検出センサ36によるパチンコ球の検出(すなわち第1始動入賞口29aへのパチンコ球の入賞)を契機として所定数の賞球が払い出されるようになっている。
前記始動入賞装置33の第2始動入賞口33aは、開閉部材33bによって開閉するよう構成されており、駆動手段としての始動入賞ソレノイド40(図8参照)の駆動に伴って開閉部材33bが第2始動入賞口33aを閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置に変位するよう構成されている。すなわち、第2始動入賞口33aは、始動入賞ソレノイド40を駆動することでパチンコ球の入賞確率を可変し得るよう構成される。なお、開閉部材33bを閉鎖位置から開放位置に変位して第2始動入賞口33aを開放する開放条件および開閉部材33bを開放位置から閉鎖位置に変位して第2始動入賞口33aを閉鎖する閉鎖条件としては、開閉部材33bが開放位置に変位している継続時間(第2始動入賞口33aの開放時間)が挙げられるが、その他の条件を設定してもよい。
前記特別入賞装置34の特別入賞口34aは、開閉体(開閉部材)34bによって開閉されるよう構成される。開閉体34bは、駆動手段としての特別入賞ソレノイド41(図8参照)に連係されて、該特別入賞ソレノイド41を駆動することで、開閉体34bが特別入賞口34aへのパチンコ球の入賞を阻止する閉位置と該特別入賞口34aへのパチンコ球の入賞を許容する開位置との間を進退移動するよう構成される。また特別入賞装置34には、前記特別入賞口34aに入賞したパチンコ球を検出する特別入賞検出手段としての特別入賞検出センサ38が配設されている。特別入賞検出センサ38は、前記メイン制御基板60(メイン制御CPU60a)に配線接続されており(図8参照)、特別入賞検出センサ38がパチンコ球を検出すると、検出信号をメイン制御基板60に出力し、該メイン制御基板60の制御下に予め設定された数の賞球が払い出されるようになっている。なお、特別入賞装置34は、開閉体34bにより特別入賞口34aを常には閉鎖(入賞不能状態と)するよう構成され、後述する大当り遊技(当り遊技)の発生に伴って特別入賞口34aを開放(入賞可能状態と)するよう構成されている。すなわち、特別入賞装置34は、大当り遊技状態(特定の遊技状態)で開放可能な入賞装置として機能する。
前記サイド飾り部材30には、図2に示す如く、2つの普通入賞口30aが設けられている。これに対し、前記普通入賞部材32には、前記球通過ゲート31の下方に1つの普通入賞口32aが設けられている。普通入賞口30a,32aは、前記遊技領域21内で常に上方へ開口する常時開放タイプの入賞口とされ、遊技領域21を流下するパチンコ球が常時一定の確率で入賞可能に構成されている。パチンコ機10は、普通入賞口30a,32aに入賞したパチンコ球を検出する普通入賞検出手段としての普通入賞検出センサ39を備えている。普通入賞検出センサ39は、前記メイン制御基板60(メイン制御CPU60a)に配線接続されており(図8参照)、普通入賞検出センサ39がパチンコ球を検出すると、検出信号をメイン制御基板60に出力し、該メイン制御基板60の制御下に予め設定された数の賞球が払い出されるようになっている。なお、普通入賞検出センサ39は、普通入賞口30aに入賞したパチンコ球を検出するものと、普通入賞口32aに入賞したパチンコ球を検出するものとの2つがパチンコ機10に設けられているが、図8では1つのみ図示している。
前記遊技盤20には、遊技領域21外の位置に、前記第1および第2始動入賞口29a,33aへの入賞を契機として作動する特図表示器61A,61Bが設けられている。ここで、特図表示器61A,61Bは、前記第1始動入賞口29aへの入賞(第1始動入賞検出センサ36の検出)を契機として変動表示を開始する第1特図表示器61Aと、第2始動入賞口33aへの入賞(第2始動入賞検出センサ37の検出)を契機として変動表示を開始する第2特図表示器61Bとからなる。そして、前記第1始動入賞口29aへのパチンコ球の入賞を契機として、第1特図表示器61Aの変動表示(以下特図変動表示という場合がある)が行われ、最終的に複数種類の特別図柄(以下、特図という)の内の1つを表示するようになっている。また、第2始動入賞口33aへのパチンコ球の入賞を契機として、第2特図表示器61Bの変動表示(以下特図変動表示という場合がある)が行われて、最終的に複数種類の特図の内の1つを表示するよう構成されている。
前記第1始動入賞口29aにパチンコ球が入賞した際に取得される入賞情報(各種乱数情報)が機内部の記憶手段(実施例では、メイン制御RAM60c)に第1特図始動保留情報(第1始動保留球)として記憶されるようになっている。同様に、前記第2始動入賞口33aにパチンコ球が入賞した際に取得される情報(各種乱数情報)は機内部の記憶手段(実施例では、メイン制御RAM60c)に第2特図始動保留情報(第2始動保留球)として記憶されるようになっている。そして、前記遊技盤20には、第1特図始動保留情報の保留数を表示する第1特図保留表示部62Aおよび第2特図始動保留情報の保留数を表示する第2特図保留表示部62Bが設けられている(図8参照)。すなわち、前記第1および第2特図保留表示部62A,62Bの表示内容によって、保留されている第1特図変動表示および第2特図変動表示の回数(図柄変動演出の回数)が報知される。
実施例のパチンコ機10では、大当り判定に当選した場合に、後述する複数種類の大当り遊技の中から1つの大当り遊技が決定される。そして、当選した大当り遊技の規定ラウンド数を報知するラウンド表示部63(図8参照)が、前記遊技盤20に設けられている。実施例では、全ての大当り遊技に設定される規定ラウンド数は同じ(16回)となっており、ラウンド表示部63では規定ラウンド数を識別可能に報知するよう構成される。なお、複数種類の規定ラウンド数が設定されている場合は、ラウンド表示部63で異なる規定ラウンド数を識別可能に報知する。
実施例のパチンコ機10では、後述するように、大当り遊技終了後に付与される遊技状態として、確変状態および変短状態が設けられており、これらの遊技状態を報知する状態表示部64(図8参照)が、前記遊技盤20に設けられている。なお、前記ラウンド表示部63および状態表示部64の表示領域は、前記図柄表示装置17で実行される演出等の表示領域に比較して極めて小さく設定されており、図柄表示装置17で実行されている各種演出に注目している遊技者にとっては、ラウンド表示部63および状態表示部64に表示される各情報を簡単には認識し難くなっている。
前記図柄表示装置17には、図2に示すように、前記飾図を変動表示可能な図柄列66a,66b,66cが複数列設定されており、前記第1始動入賞口29aまたは第2始動入賞口33aへの入賞を契機として、各図柄列66a,66b,66cの飾図が変動開始されるようになっている。実施例の図柄表示装置17には、図柄変動演出の結果として1つの飾図を停止表示可能な有効停止位置68が設定されており、図柄変動演出により、各図柄列66a,66b,66cの有効停止位置68を組み合わせた停止図柄有効ライン69に確定停止表示される飾図の図柄組み合わせを導出するようになっている。なお、実施例の図柄表示装置17には、3列の図柄列66a,66b,66cが左右横並び状に設定されると共に、各図柄列66a,66b,66c毎に飾図の有効停止位置68が1箇所ずつ定められており、3列の飾図からなる図柄変動演出が行われるようになっている。すなわち、実施例の図柄表示装置17には、1つの停止図柄有効ライン69が設定されている。以下の説明では、左側から順に左図柄列66a、中図柄列66b、右図柄列66cと指称する場合がある。
前記球通過ゲート31は、該ゲート31を通過するパチンコ球を検出する球通過検出センサ72が設けられている。この球通過検出センサ72は、前記メイン制御基板60(メイン制御CPU60a)に配線接続されており(図8参照)、該球通過検出センサ72からメイン制御基板60への球検出信号の入力(すなわち球通過検出センサ72のパチンコ球の検出)に伴って各種情報(後述する普図当り判定用乱数)が取得され、この取得した情報に基づいて後述する普図当り判定(普図当り抽選)が行われるよう構成されている。そして、この普図当り抽選の結果に応じて前記始動入賞装置33の始動入賞ソレノイド40が駆動制御されて開閉部材33bが開閉動作するようになっている。
前記遊技盤20には、前記球通過検出センサ72のパチンコ球の検出を契機として作動する普図表示器73が設けられている。この普図表示器73では、球通過検出センサ72のパチンコ球の検出(球通過ゲート31のパチンコ球の通過)を契機として、複数種類の普通図柄(以下、「普図」と示す場合がある)を変動させて1つの普図を導出する普図変動表示が行われる。そして、普図表示器73の最終的な表示結果から普図当りまたははずれを認識できるようになっている。
また、前記遊技盤20には、前記球通過ゲート31をパチンコ球が通過した際に取得される情報(後述する各種乱数情報)が機内部の記憶手段(メイン制御RAM60c)で始動保留情報として記憶された際に、該普図保留情報の保留数を表示する普図保留表示部74が配設されており、該普図保留表示部74の表示内容によって保留されている普図の変動回数が報知される。前記普図保留表示部74で表示される普図始動保留記憶数は、球通過ゲート31をパチンコ球が通過すると1加算され、普図変動表示が開始されることにより1減算される。なお、普図始動保留記憶数には所定の上限数(実施例では「4」)が設定されており、該上限数まで普図始動保留記憶数を加算し得るよう設定されている。
実施例のパチンコ機10は、大当り遊技終了後に遊技者に有利な遊技状態(有利遊技)として第1特典遊技状態を付与する機能を備えている。ここで、第1特典遊技状態としては、前記特別入賞口34aへのパチンコ球の入賞契機が、当該第1特典遊技状態が付与されていない状態に較べて増加する状態である。具体的には、第1特典遊技状態では、特図当り確率を低確率から高確率に変動することにより特別入賞口34aへのパチンコ球の入賞契機を増加することができる。以下の説明では、第1特典遊技状態を、便宜的に「確変状態」という場合もある。
また、実施例のパチンコ機10は、大当り遊技終了後に遊技者に有利な遊技状態(有利遊技)として第2特典遊技状態を付与する機能を備えている。ここで、第2特典遊技状態としては、前記第2始動入賞口33aへのパチンコ球の入賞契機が、当該第2特典遊技状態が付与されていない状態と較べて増加する入賞率向上状態である。具体的には、第2特典遊技状態では、(1)普図変動表示の変動時間の短縮、(2)普図当り確率を低確率から高確率に変動、(3)普図当り1回についての第2始動入賞口33aを開放する開閉部材33bの開放時間を増やすこと、により第2始動入賞口33aへのパチンコ球の入賞契機を増加することができる。なお、第2特典遊技状態では、上記(1)〜(3)を単独または複数を組み合わせることができる。なお,普図当り1回についての第2始動入賞口33aを開放する開閉部材33bの開放時間を増やすに際しては、開閉部材33bの開放時間を単純に延長することで実現してもよく、また開閉部材33bの開放回数を増やすことで実現することもでき、またこれらを複合させてもよい。なお、実施例では、第2特典遊技状態について、「変短状態」という場合もある。
次に、実施例のパチンコ機10で付与される大当り遊技について説明する。大当り遊技は、特図変動表示の結果として特図表示器61A,61Bに大当り図柄が停止表示された後に開始されるよう設定されており、大当り遊技の開始を示すオープニング演出OPと、オープニング演出終了後に行われる規定ラウンド数(実施例では16ラウンド)だけラウンド間インターバル時間を挟んで繰り返されるラウンド遊技と、大当り遊技の終了を示すエンディング演出EDとにより構成されている。前記ラウンド遊技では、発生した大当り遊技の種類に応じた開閉動作で特別入賞装置34の開閉体34bが開閉動作して、1回のラウンド遊技において特別入賞口34aに規定個数(例えば9個)のパチンコ球が入賞するか、あるいは各ラウンド遊技の開始から規定時間(ラウンド遊技時間)が経過することで1回のラウンド遊技が終了する。なお、大当り遊技における各ラウンド遊技の間は、所定時間だけ開閉体34bが閉鎖状態で保持されるラウンド間インターバル時間が設定されている。すなわち、大当り遊技では、前記開閉体34bが各大当り遊技の規定ラウンド数以上の開閉動作を行う。
実施例のパチンコ機10では、図3に示すように、大当り判定に当選した場合に、遊技者に与える価値が異なる複数種類(実施例では2種類)の大当り遊技の中から1つの大当り遊技が決定され、その決定された大当り遊技が付与される。ここで、2種類の大当り遊技の内で何れの大当り遊技が付与されるかは、大当り判定に当選した際に決定される大当り図柄(特図1および特図2)の種類に基づいて決定されるようになっている。実施例において第1特図表示器61Aに表示可能な大当り図柄としての特図1(実施例では100種類の特図1)は、図柄A、図柄Bの2つのグループに分類されており、第1特図表示器61Aに確定停止表示された特図1が大当り図柄の場合に、その大当り図柄の種類(図柄A〜B)に応じた大当り遊技が付与されるようになっている。同様に、実施例において第2特図表示器61Bに表示可能な大当り図柄としての特図2(実施例では100種類の特図2)は、図柄a、図柄bの2つのグループに分類されており、第2特図表示器61Bに確定停止表示された特図2が大当り図柄の場合に、その大当り図柄の種類(図柄a〜b)に応じた大当り遊技が付与されるようになっている。
次に、パチンコ機10の制御構成について説明する。実施例のパチンコ機10には、図8に示す如く、パチンコ機10を全体的に制御するメイン制御基板60と、該メイン制御基板60からの制御信号に基づいて各制御対象を制御する統括制御基板65とが設けられている。すなわち、メイン制御基板60では、パチンコ機10に備えられた各種検出センサ(検出手段)からの検出信号に基づいて各種処理が実行され、その処理結果に応じた各種の制御信号(制御コマンド)が統括制御基板65,70に出力されるようになっている。
前記メイン制御基板60は、図8に示す如く、制御処理を実行するメイン制御CPU(メイン制御手段)60a、該メイン制御CPU60aが実行する制御プログラムを記憶するメイン制御ROM60b、当該メイン制御CPU60aの処理に必要なデータの書込み・読出しが可能なメイン制御RAM60c等が備えられている。そして、前記始動入賞検出センサ36,37、特別入賞検出センサ38、球通過検出センサ72等の各種センサが前記メイン制御CPU60aに接続されている。また、メイン制御CPU60aには、第1および第2特図表示器61A,61B、第1および第2特図保留表示部62A,62B、普図表示器73、普図保留表示部74等の各表示器が接続されて、各検出センサ36,37の検出を契機としてメイン制御CPU60aで実行された制御処理に基づいて、各表示器61A,61Bの表示制御が実行されるようになっている。また、メイン制御CPU60aには、前記始動入賞装置33および特別入賞装置34に設けられたソレノイド40,41が接続されており、該メイン制御CPU60aでの制御処理結果に基づいて各ソレノイド40,41を駆動させることで、対応する開閉部材33bや開閉体34bが開閉するようになっている。そして、メイン制御CPU60aは、大当り遊技の種類に応じた開閉態様で開閉体34bが開閉するよう前記特別入賞ソレノイド41を駆動制御するよう構成される。
一方、メイン制御ROM60bには、図柄変動演出の結果、大当りを発生させることを示す大当り判定値が記憶されている。大当り判定値は、前記特図当り判定用乱数を用いて大当りか否かの判定(大当り判定)で用いる判定値であり、特図当り判定用乱数の取り得る整数の中から所定数の判定値が定められている。ここで、大当り判定値は、大当り判定を行う時点で前述した確変状態が付与されているか否かで判定値の設定数が異なっている。具体的には、確変状態のときに設定される大当り判定値の数は、非確変状態の場合に設定される大当り判定値の数よりも多く設定されている。すなわち、確変状態における大当り判定値の設定数を多くすることで、大当りが発生し易くなっている。
前記統括制御基板65には、統括制御CPU(統括制御手段)65aが備えられている。該統括制御CPU65aには、図8に示す如く、統括制御ROM65bおよび統括制御RAM65cが接続されている。また、統括制御CPU65aは、各種乱数の値を所定の周期毎に更新し、更新後の値を統括制御RAM65cの設定領域に記憶(設定)して更新前の値を書き換えている。
次に、図8に基づき表示制御基板70について説明する。表示制御基板70には、表示制御CPU(統括制御手段)70aが備えられている。該表示制御CPU70aには、表示制御ROM70bおよび表示制御RAM70cが接続されている。また、表示制御基板70(表示制御CPU70a)には、図柄表示装置17が接続されている。表示制御ROM70bには、図柄表示装置17の表示内容を制御するための表示制御プログラムが記憶されている。また、表示制御ROM70bには、各種の画像データ(図柄、各種背景画像、文字、キャラクタなどの画像データ)が記憶されている。更に、表示制御RAM70cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報が記憶(設定)されるようになっている。
特図入力処理では、図4に示すように、第1始動入賞口29aにパチンコ球が入賞したか否かをメイン制御CPU60aが判定する(ステップA11)。すなわち、ステップA11においてメイン制御CPU60aは、第1始動入賞口29aに対応する第1始動入賞検出センサ36がパチンコ球を検出した時に出力する検出信号が入力されたか否かを判定する。そしてステップA11の判定結果が否定の場合には、ステップA15に移行する。ステップA11の判定結果が肯定の場合には、メイン制御CPU60aは、メイン制御RAM60cに記憶されている第1特図始動保留情報の保留数が上限数の4未満であるか否かを判定する(ステップA12)。ステップA12の判定結果が否定(すなわち第1特図始動保留情報の保留数が4)の場合には、メイン制御CPU60aは、ステップA15に移行する。
次に、特図開始処理について図5に基づき説明する。メイン制御CPU60aは、特図開始処理を所定の周期(実施例では4ms)毎に実行している。特図開始処理では、メイン制御CPU60aは、特図表示器61A,61Bおよび図柄表示装置17において特図1または特図2が変動表示中であるか、または大当り遊技中であるか否かを判定する(ステップB11)。そして、ステップB11の判定結果が肯定の場合には、メイン制御CPU60aは、特図開始処理を終了する。一方、ステップB11の判定結果が否定の場合には、第2特図始動保留情報の保留数を読み出し(ステップB12)、第2特図始動保留情報の保留数が「0」よりも大きいか否かを判定する(ステップB13)。ステップB13の判定結果が否定の場合には(第2特図始動保留情報の保留数=0の場合には)、メイン制御CPU60aは、ステップB16の処理に移行する。またメイン制御CPU60aは、ステップB13の判定結果が肯定の場合には(第2特図始動保留情報の保留数>0)の場合には、メイン制御RAM60cの所定の記憶領域に記憶される特図変動処理フラグに第2特図変動演出を実行することを示す値「1」を設定する。次いで、メイン制御CPU60aが第2特図始動保留情報の保留数を1減算して(ステップB14)、保留数に対応付けられたメイン制御RAM60cの所定の記憶領域に記憶されている当該第2特図始動保留情報(特図当り判定用乱数の値、特図決定用乱数の値、演出実行判定用乱数の値および特図変動パターン振分用乱数の値等の各種乱数の値)をメイン制御CPU60aが取得する(ステップB15)。
次に、統括制御基板65で実行される処理について説明する。統括制御基板65の統括制御CPU65aは、前記メイン制御CPU60aから入力された特図変動パターン指定コマンドに基づいて、当該図柄変動演出において実行する前述した演出パターンを決定し、決定した演出パターンを指定する演出パターン指定コマンドを表示制御基板70やランプ制御基板75、音制御基板76等に出力する。すなわち、統括制御CPU65aは、決定された変動パターンに基づいた図柄変動演出を実行させる演出実行制御手段として機能する。
前記表示制御基板70では、統括制御基板65からコマンドが入力されると、該コマンドで特定される演出パターンに対応する演出内容で図柄変動演出を実行させるように図柄表示装置17を制御する。そして、表示制御CPU70aは、各図柄列66a,66b,66cの図柄停止コマンドが入力されると、対応する図柄列66a,66b,66cの有効停止位置68に飾図指定コマンドで指定された飾図を仮停止させ、全図柄停止コマンドが入力されると、各図柄列66a,66b,66cの有効停止位置68に飾図指定コマンドで指示された飾図を図柄表示装置17に確定停止表示させるように図柄表示装置17を制御し、図柄変動演出を終了させる。
実施例のパチンコ機10では、前述した示唆演出として、遊技者に有利な有利遊技である大当り遊技の発生前の図柄変動演出中、および大当り遊技終了後における確変状態および変短状態における図柄変動演出中において、前記第1操作ボタン45を用いたボタン操作演出が設定されている。このボタン操作演出は、第1操作ボタン45の操作を有効とすると共に、前記図柄表示装置17の表示部17aにおいて、当該第1操作ボタン45の操作が可能な期間(操作有効時間T)を表示して実行され、該第1操作ボタン45の操作が、発展演出の契機や大当り遊技の発生契機等となる演出である。ここで、ボタン操作演出として、(1)有利遊技(大当り遊技)の生起の示唆、発展演出(ノーマルリーチ、スーパーリーチ)の展開の示唆、当りの種類(確変か否か)の示唆が可能な予告表示絵柄100(図12参照)を、第1操作ボタン45の操作有効時間Tが経過する間に徐々に表示する予告表示ボタン操作演出と、(2)第1操作ボタン45の操作有効時間Tが経過する間に前記予告表示絵柄100を表示しない予告非表示ボタン操作演出とが設定されている。従って、統括制御CPU65aでは、ボタン操作演出を実行する演出パターンを決定した場合に、後述するように、予告表示ボタン操作演出および予告非表示ボタン操作演出の何れを実行するかを乱数抽選による判定結果に基づいて決定するようになっている。
図11は、第1実施形態に係るボタン操作演出を示す説明図である。第1実施形態では、ボタン操作演出に際して表示制御基板70が、図柄表示装置17の表示部17aに、第1操作ボタン45を模したボタンマーク85と、第1操作ボタン45の操作が有効な操作有効時間Tを示す時間表示インジケータ(時間表示絵柄)90とを表示するようになっている。ここで、ボタンマーク85は、第1操作ボタン45を前方斜め上方から見た立体的な形状で表示されると共にPUSHの文字が付されており、遊技者に対して第1操作ボタン45の操作を促すようになっている。また、時間表示インジケータ90は、ボタン操作開始コマンドを表示制御基板70(表示制御CPU70a)に出力した時点(ボタン操作演出の演出開始)から操作有効時間Tが経過するまでの残り時間を、不透明な所要の色で可変表示される横長矩形状のバーグラフ91を備えた表示態様であり、該バーグラフ91の表示長さにより残り時間を示すようにしたものである。すなわち、バーグラフ91は、ボタン操作演出の開始時(操作有効時間Tのカウント開始時)には横長矩形状の表示領域92の全体形状と一致する長さに表示される(図11参照)。そして、バーグラフ91は、ボタン操作演出の開始後に前記第1操作ボタン45が操作されない場合に、操作有効時間Tの経過に伴って表示領域92の所定部分から徐々に消去されて長さが徐々に短くなるように表示される(図16参照)。そして、バーグラフ91は、第1操作ボタン45が操作されずに操作有効時間Tが経過すると、これと同時に表示領域92から完全に消去されるようになっている。なお、第1実施形態では、当該パチンコ機10のモチーフとなるキャラクタ等を模した背景画像が、表示部17aに表示される場合もある。
図柄表示装置17の表示部17aに表示されるボタン操作演出は、前記予告表示ボタン操作演出および予告非表示ボタン操作演出では表示態様が異なっている。すなわち、予告非表示ボタン操作演出では、図11(a)に示すように、図柄表示装置17の表示部17aに、前記ボタンマーク85および時間表示インジケータ90を上下に表示させ、第1操作ボタン45が操作されない場合には、操作有効時間Tが経過するまでの間に、前記時間表示インジケータ90におけるバーグラフ91の表示面積(長さ)が徐々に減少するように(短くなるように)表示する。そして、表示領域92におけるバーグラフ91の消去された部分や表示部17aのその他の部分には、予告表示絵柄100等を表示しないようになっている。
前記予告表示ボタン操作演出において表示される予告表示絵柄100は、予告表示ボタン操作演出において、図柄表示装置17の表示部17aに表示可能な複数個が設定されている。予告表示絵柄100は、後述するように、有利遊技(大当り遊技)の生起を示唆するもの、発展演出(ノーマルリーチ、スーパーリーチ)の展開を示唆するもの、当りの種類(確変か否か)を示唆するもの、が夫々複数個ずつ設定されている。すなわち、予告表示ボタン操作演出時に図柄表示装置17の表示部17aに表示された予告表示絵柄100を確認した遊技者が、有利遊技(大当り遊技)の生起を推測可能な予告表示絵柄100からなる予告表示絵柄群(以降「第1予告表示絵柄群」という)と、発展演出(ノーマルリーチ、スーパーリーチ)の展開が推測可能な予告表示絵柄100からなる予告表示絵柄群(以降「第2予告表示絵柄群」という)と、当りの種類(確変か否か)を推測可能な予告表示絵柄100からなる予告表示絵柄群(以降「第3予告表示絵柄群」という)とが設定されている。
図13は、前記第1予告表示絵柄群に属する予告表示絵柄100の一例として「期待できるか?」、「期待度3%」、「期待度30%」、「期待度300%」の4つの予告表示絵柄100を例示している。これら「期待できるか?」、「期待度3%」、「期待度30%」、「期待度300%」の4つの予告表示絵柄100においては、「期待できるか?」は、「期待度3%」、「期待度30%」、「期待度300%」に対し、「期待」が共通表示部101であり、「できるか?」が個別表示部102である。また、「期待度3%」は、「期待度30%」および「期待度300%」に対し、「期待度3」が共通表示部101であり、「%」が個別表示部102である。ここで、「期待」が4つの予告表示絵柄100における共通表示部101であり、「度3」は、3つの予告表示絵柄100において共通な第1部分共通表示部101aとなっている。また、「期待度30%」は、「期待度300%」に対し、「期待度30」が共通表示部101であり、「%」が個別表示部102である。ここで、「期待」が共通表示部101であり、「度3」が第1部分共通表示部101aであり、「0」が第2部分共通表示部101bとなっている。従って、共通表示部101である「期待」は、表示部17aに表示されても、前記4つの予告表示絵柄(「期待できるか?」、「期待度3%」、「期待度30%」、「期待度300%」)100のどれかを判別不能な表示部分である。また、第1部分共通表示部101aである「度3」は、表示部17aに表示されても、前記3つの予告表示絵柄(「期待度3%」、「期待度30%」、「期待度300%」)100のどれかを判別不能な表示部分である。また、第2部分共通表示部101bである「0」は、表示部17aに表示されても、前記2つの予告表示絵柄(「期待度30%」、「期待度300%」)100のどれかを判別不能な表示部分である。
前記予告表示ボタン操作演出では、図11(b)および図16に示すように、時間表示インジケータ90の表示領域92内に予告表示絵柄100を表示する場合に、該バーグラフ91が最初に消去される側に偏らせて予告表示絵柄100を表示するよう構成されている。すなわち、第1実施形態における予告表示ボタン操作演出では、時間表示インジケータ90の表示領域92における左端からバーグラフ91が徐々に消去される演出を行うことから、表示領域92内の左側に偏らせて予告表示絵柄100を表示するようになっている。これにより、予告表示ボタン操作演出の開始により時間表示インジケータ90のバーグラフ91が消去され始めると、演出開始から早いタイミングで予告表示絵柄100が表示され始めるようになり、当該演出途中の早いタイミングで予告表示絵柄100が視認されるようになっている。従って、予告表示ボタン操作演出途中の早い段階に遊技者が予告表示絵柄100を推測し得るようにして、遊技者が第1操作ボタン45を操作するタイミングを早めることを可能としている。また、表示領域92内の左右中央に予告表示絵柄100を表示する場合には、該予告表示絵柄100の字数が多いほど表示し始めるタイミングが早くなって字数が多いか少ないかを把握可能であるが、表示領域92内の側に偏らせて予告表示絵柄100を表示することで、字数が異なる予告表示絵柄100であっても表示し始めるタイミングが同じになり該予告表示絵柄100の字数の違いを把握し難くしている。
統括制御CPU65aは、該統括制御CPU65aが設定する操作有効時間(ここでは「実操作有効時間T1」とする)が、図柄表示装置17の表示部17aにおいて時間表示インジケータ90により表示する操作有効時間(ここでは「表示操作有効時間」とする)Tよりも長く設定するようになっている。換言すると、図柄表示装置17の表示部17aにおいて時間表示インジケータ90により表示する表示操作有効時間Tは、実操作有効時間T1よりも短く表示されるように構成されている。すなわち、図柄表示装置17の表示部17aにおいて表示される時間表示インジケータ90のバーグラフ91が完全に消去された時点では、統括制御CPU65aにおいてはまだ実操作有効時間Tが経過していない。従って、時間表示インジケータ90により表示する表示操作有効時間Tが経過する前に遊技者が第1操作ボタン45の操作を行った場合は当該ボタン操作が必ず有効として判定され、時間表示インジケータ90において操作有効時間T内であるにも拘わらず第1操作ボタン45の操作が無効として判定される不都合が生じないよう構成されている。
統括制御CPU65aは、予告表示ボタン操作演出において、操作有効時間Tの経過前において前記第1操作ボタン45が操作された場合に、当該予告表示ボタン操作演出を終了する処理を行うようになっている。また、統括制御CPU65aは、予告表示ボタン操作演出において、表示部17aに徐々に表示される予告表示絵柄100の全体が表示される前に前記第1操作ボタン45が操作された場合に、表示部17aに徐々に表示されている予告表示絵柄100を該表示部17aから消去する処理が行われる。従って、予告表示ボタン操作演出の実行中に第1操作ボタン45が操作されると当該予告表示ボタン操作演出が終了するので、図柄表示装置17の表示部17aの全体を用いた次の演出に移行することが可能となり、遊技時間の短縮化も可能となる。なお、統括制御CPU65aは、予告表示ボタン操作演出において第1操作ボタン45が操作されると、第1操作ボタン45の操作を無効とするボタン操作無効コマンドを表示制御基板70(表示制御CPU70a)に出力するように構成されている。
前記統括制御CPU65aは、予告表示ボタン操作演出が決定された場合に、既に決定されている演出パターンに適した所定の予告表示絵柄100を決定する。すなわち、統括制御CPU65aは、先ず、第1〜第3の予告表示絵柄群を決定する予告表示絵柄群決定処理を行うようになっている。ここで、統括制御ROM65bには、第1〜第3の予告表示絵柄群毎に振分け判定値が設定されていると共に、乱数抽選を行うための予告表示絵柄群決定用の乱数が設定されており、該統括制御ROM65bは、乱数抽選により予告表示絵柄群決定用乱数を取得して、取得した予告表示絵柄群用乱数と振分け判定値とが一致する予告表示絵柄群を決定するようになっている。なお、実施例では、第1〜第3の予告表示絵柄群に振分け判定値が、演出パターンの種類に関係なく同数に設定されており、第1〜第3の予告表示絵柄群は決定される確率が同じに設定されている。但し、メイン制御基板60から統括制御CPU65aに送信される制御コマンドに含まれる当り情報に基づいて、当該遊技が当り遊技となる場合には、第1〜第3の各予告表示絵柄群における振分け判定値を異なるようにしてもよい。
次に、前述のように構成された実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
統括制御CPU65aは、乱数抽選により予告非表示ボタン操作演出を決定した場合に、予告非表示ボタン操作演出を開始するタイミングで、前記第1操作ボタン45による操作を操作有効時間Tに亘って有効とするボタン操作開始コマンドを表示制御基板70(表示制御CPU70a)に出力する。そして、表示制御基板70では、ボタン操作開始コマンドが入力されると、図11(a)に示す如く、前記図柄表示装置17の表示部17aに、ボタンマーク85および時間表示インジケータ90を表示すると共に、操作有効時間Tの経過に伴ってバーグラフ91を徐々に短くする表示演出を行う。
一方、統括制御CPU65aは、前述した乱数抽選により予告表示ボタン操作演出を決定した場合に、更に前述した予告表示絵柄群決定処理および予告表示絵柄決定処理を実行して、表示部17aに表示する予告表示絵柄100を乱数抽選により決定する。そして、統括制御CPU65aは、予告表示ボタン操作演出を開始するタイミングで、前記第1操作ボタン45による操作を操作有効時間Tに亘って有効とするボタン操作開始コマンドを表示制御基板70(表示制御CPU70a)に出力する。そして、表示制御基板70では、ボタン操作開始コマンドが入力されると、図11(b)に示す如く、前記図柄表示装置17の表示部17aに、ボタンマーク85および時間表示インジケータ90を表示すると共に、演出開始後に第1操作ボタン45が操作されない場合には、操作有効時間Tの経過に伴ってバーグラフ91を徐々に短くする表示演出を行う。また、表示制御基板70は、時間表示インジケータ90の表示領域92内において、徐々に消去されるバーグラフ91の消去された部分に、決定された予告表示絵柄100を徐々に表示する制御を行う。
図17は、第2実施形態に係るボタン操作演出を示す説明図である。第2実施形態のボタン操作演出では、ボタン操作演出に際して表示制御基板70が、図柄表示装置17の表示部17aにおいて、第1操作ボタン45の操作が有効な操作有効時間Tを示す時間表示インジケータ(時間表示絵柄)を表示せずに予告表示絵柄100を徐々に表示する点で第1実施形態のボタン操作演出と異なっている。すなわち、第2実施形態に係るボタン操作演出では、操作手段としての第1操作ボタン45の操作を有効とする操作有効時間Tが設定された際に、該第1操作ボタン45が操作されずに操作有効時間Tが経過する場合に、有利遊技が生起される期待度または発展演出を予告する予告表示絵柄100を、該操作有効時間Tの経過に伴って表示手段である表示部17aに徐々に表示するよう構成したものである。また、予告表示絵柄100として、顔の表情に似せたイラスト(顔の輪郭、左目、右目、口)を例示している。すなわち、図17(b)に示す顔の輪郭および左目(正面視において)が、図17(c)〜(e)に示す予告表示絵柄100の共通表示部101であり、図17(c)の予告表示絵柄100における右目(正面視において)が図17(d),(e)の予告表示絵柄100に対して個別表示部102である。また、図17(d)の予告表示絵柄100における右目が図17(e)の予告表示絵柄100に対して第1共通表示部101aであり、図17(d)の該予告表示絵柄100における口が図17(e)の予告表示絵柄100に対して個別表示部102であり、図17(e)の予告表示絵柄100における口が図17(d)の予告表示絵柄100に対して個別表示部102である。
統括制御CPU65aは、乱数抽選により予告表示ボタン操作演出を決定した場合に、予告非表示ボタン操作演出を開始するタイミングで、前記第1操作ボタン45による操作を操作有効時間Tに亘って有効とするボタン操作開始コマンドを表示制御基板70(表示制御CPU70a)に出力する。そして、表示制御基板70では、ボタン操作開始コマンドが入力されると、図17(a)に示す如く、前記図柄表示装置17の表示部17aに、ボタンマーク85を表示する。そして、演出開始後に第1操作ボタン45が操作されない場合には、操作有効時間Tの経過に伴って、決定された予告表示絵柄100を、所定の部分を徐々に表示部17aに表示する制御を行う(図17(b))。そして、第1操作ボタン45が操作されない場合には、操作有効時間Tとなる前に予告表示絵柄100の全体が表示部17aに表示されるようになる(図17(c)〜(e))。従って、第2実施形態の予告表示ボタン操作演出においても、共通表示部101および個別表示部102を備えた予告表示絵柄100が徐々に表示されることで、リーチ演出が行われる可能性やリーチ演出がスーパーリーチ演出に発展する可能性があること、大当り遊技が生起する可能性があること、または生起される当り遊技の種類について、第1実施形態と同様に第1操作ボタン45を操作する前に遊技者が推測することが可能である。
本願は前述した実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
(1)実施例では、操作手段が操作されずに操作有効時間が経過する場合に、予告表示絵柄を、その所定部分から徐々に表示する表示態様を例示したが、予告表示絵柄の全体を薄色から徐々に濃色へ変化させることで、該予告表示絵柄を徐々に表示するにようにしてもよい。
(2)予告表示絵柄は、時間表示絵柄と重ならない位置において表示部に徐々に表示させるようにしてもよい。このように表示手段に時間表示絵柄と予告表示絵柄とを別々に表示する場合には、予告表示絵柄が徐々に表示される速度やタイミングを、時間表示絵柄が徐々に消去される速度やタイミングと異ならせるようにしてもよい。
(3)予告表示絵柄は、実施例で例示した漢字、ひらがな、カタカナ、数字および記号を組み合わせた文字列に限らず、図形またはイラスト等により構成されたものであってもよい。
(4)実施例では、複数の文字からなる予告表示絵柄として、各文字の間隔が均等である場合を例示したが、該予告表示絵柄の文字間隔は不均等であってもいる。例えば、予告表示絵柄の最初に表示される側(共通表示部側)の文字間隔が、当該予告表示絵柄の最後に表示される側(個別表示部側)の文字間隔よりも大きく、かつ最初に表示される側から最後に表示される側にいくにつれて文字間隔が徐々に狭くなるようにしてもよい。この場合には、予告表示ボタン操作演出の開始直後では共通表示部の表示に時間がかかるようになり、遊技者に予告表示絵柄に向けた関心を持続させ得る効果が期待できる。
また、予告表示絵柄の最初に表示される側(共通表示部側)の文字間隔が、当該予告表示絵柄の最後に表示される側(個別表示部側)の文字間隔よりも狭く、かつ最初に表示される側から最後に表示される側にいくにつれて文字間隔が徐々に広くなるようにしてもよい。この場合には、共通表示部側では早く表示されるようになると共に、個別表示部側で表示に時間がかかるようになり、この場合でも遊技者に予告表示絵柄に向けた関心を持続させ得る効果が期待できる。
(5)実施例では、予告表示ボタン操作演出における時間表示絵柄と予告非表示ボタン操作演出における時間表示絵柄とを異なる形状としたが、両ボタン操作演出における時間表示絵柄を同じ形状としてもよい。時間表示絵柄を両ボタン操作演出において同じにすることで、ボタン操作演出の演出開始時には予告表示ボタン操作演出が開始されたのか予告非表示ボタン操作演出が開始されたのかが判別が困難となり、ボタン操作演出に対する遊技者の関心を高める効果が期待できる。
(6)予告表示絵柄を表示する表示手段は、図柄表示装置の表示部に限らず、専用の表示手段を備えてもよい。この場合、予告表示絵柄の表示手段は、遊技盤の遊技領域に設けてもよいし、前枠の前面に設けてもよいし、上球受け皿14の上面等に設けてもよい。
(7)時間表示絵柄は、実施例で例示した直線状のバーグラフを備えたものに限らず、様々な形態のものが実施可能である。例えば、円弧状に湾曲したバーグラフや円形状のグラフ等であってもよい。
(8)実施例においてメイン制御手段(メイン制御CPU)が備える機能の全部または一部を統括制御手段(統括制御CPU)が備えるようにしてもよく、反対に統括制御手段が備える機能の全部または一部をメイン制御手段が備えるようにしてもよい。そして実施例では、メイン制御基板と統括制御基板(統括制御基板)とを分けて設けるようにしたが、単一の制御基板とすることもできる。すなわち、実施例におけるメイン制御手段および統括制御手段の機能を、単一の制御基板に設けた制御手段(CPU)が備えるようにしてもよい。更に、別途制御基板を備えて、実施例のメイン制御手段や統括制御手段が備える機能の全部また一部を、別の制御手段に備えさせてもよい。
(9)また、実施例において統括制御手段(統括制御CPU)が備える機能の全部または一部を表示制御手段(表示制御CPU)が備えるようにしてもよく、反対に表示制御手段が備える機能の全部または一部を統括制御手段が備えるようにしてもよい。そして実施例では、統括制御基板(統括制御CPU)と表示制御基板(表示制御CPU)とを分けて設けるようにしたが、単一の制御基板とすることもできる。すなわち、実施例における統括制御手段および表示制御手段の機能を、単一の制御基板に設けた制御手段(CPU)が備えるようにしてもよい。
(10)遊技機としては、パチンコ機に限られるものではなく、表示手段を備えたアレンジボール機や表示手段を備えたスロットマシン等、その他各種の遊技機であってもよい。
ここで、スロットマシンのより具体的な構成を説明すると、外周部に識別情報としての複数の図柄が表示された複数のリール(回転体)を有する図柄表示装置において、複数のリールに表示されている図柄を有効ライン上に揃えることにより、所定数のパチンコ球やメダルを獲得する遊技が行われる。すなわちスロットマシンでは、スタートレバーの操作によってリールの回転が開始され、各リールに対応するストップボタンが操作されたタイミングに応じてリールの回転が停止され、全てのリールの回転(図柄の変動)が停止したときに導出された表示結果(有効ライン上に所定の図柄が揃うこと等)に従って、当該図柄変動に伴う演出の終了後に入賞が発生する。そして、スロットマシンでは入賞によって各種の有利遊技が付与されるようになっている。
このようなスロットマシンにおいて、リールを備えた図柄表示装置の上部に液晶表示装置等の別の表示装置(表示手段)を配設したものにおいて、遊技者が操作可能な操作手段を備えて、前記操作手段が操作されずに、該操作手段の操作を有効とする操作有効時間が経過する場合に、有利遊技が生起される期待度や発展演出を予告する予告表示絵柄を、該操作有効時間の経過に伴って前記表示手段に徐々に表示するようにしてもよい。
45 第1操作ボタン(操作手段)
65a 統括制御CPU(操作有効時間設定手段)
91 バーグラフ(時間表示絵柄)
92 表示領域
100 予告表示絵柄
Claims (1)
- 遊技に関連する情報を表示可能な表示手段と、遊技者が操作可能な操作手段とを備え、 所定条件が成立した場合に遊技者に有利となる有利遊技が行われるよう構成された遊技機において、
前記有利遊技が生起される期待度、発展演出または有利遊技の種類を予告する予告表示絵柄を徐々に表示する予告表示ボタン操作演出の実行を決定可能なボタン操作演出決定手段と、
前記操作手段の操作を有効とする操作有効時間を設定する操作有効時間設定手段と、
前記ボタン操作演出決定手段が予告表示ボタン操作演出の実行を決定した場合に、表示する予告表示絵柄を決定する予告表示絵柄決定手段とを備え、
前記有利遊技の生起を推測可能な予告表示絵柄からなる第1予告表示絵柄群と、前記発展演出の展開が推測可能な予告表示絵柄からなる第2予告表示絵柄群と、前記有利遊技の種類を推測可能な予告表示絵柄からなる第3予告表示絵柄群とが設けられると共に、前記第1〜第3予告表示絵柄群に含まれる予告表示絵柄は、表示開始部分から表示途中部分までが同じ群に含まれる別の予告表示絵柄と同じ共通表示部と、該同じ群に含まれる別の予告表示絵柄と異なる個別表示部とから構成されており、
前記予告表示絵柄決定手段は、前記予告表示ボタン操作演出の実行を決定した場合に、前記第1〜第3予告表示絵柄群から何れかの予告表示絵柄群を決定した後に、決定した予告表示絵柄群に含まれる予告表示絵柄を決定するよう構成され、
前記予告表示ボタン操作演出において前記操作手段が操作されずに前記操作有効時間が経過する場合に、前記予告表示絵柄決定手段が決定した前記予告表示絵柄を、該操作有効時間の経過に伴って前記表示手段に前記共通表示部から徐々に表示し、当該共通表示部を表示した後に個別表示部を表示するよう構成された
ことを特徴とする遊技機。
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