JP6407533B2 - X線撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明の一態様としての本実施形態は、撮影及び透視を行なうX線撮影装置に関する。
従来、非破壊検査等の工業分野や、健康診断等の医療分野において、検査対象又は被検体に放射線(代表的には、X線)を照射して、検査対象又は被検体を透過した放射線の強度分布を検出し、検査対象又は被検体の画像を得るX線撮影装置が広く利用されている。
X線撮影装置を用いた透視が実行されると、透視画像データがX線撮影装置の記憶装置に記憶される。そして、透視から撮影に切り替えられると、透視画像データの記憶が一時停止され、撮影による撮影画像データがX線撮影装置の記憶装置に記憶される。再び撮影から透視に切り替えられると、透視が実行され、透視画像データがX線撮影装置の記憶装置に記憶される。このような場合、X線撮影装置は、1検査内の画像データ、すなわち、1検査内における撮影に係る撮影ID(identification)と、撮影前の前透視に係る前透視IDと、撮影後の後透視に係る後透視IDとを関連付けたID関連テーブルを、記憶装置に記憶させる。
X線撮影装置を用いて同一検査内の画像データを表示する場合、医師などの操作者によって選択された画像データが記憶装置から読み出される。そして、記憶装置に記憶されたID関連テーブルを用いて、選択された画像データの撮影IDに関連付けられた同一検査内の前透視ID及び後透視IDに対応する画像データがそれぞれ記憶装置から読み出される。そして、読み出された同一検査内の画像データがX線撮影装置で表示される。
また、X線撮影装置は、当該X線撮影装置の外部であって、ヘッダ部がDICOM(digital imaging and communication in medicine)規格に従うDICOM画像ファイルを開くための専用のアプリケーションを有するDICOMビューアで表示するために、画像データを含むDICOM画像ファイルを生成して、DICOM画像ファイルをリムーバブルドライブから分離可能な記録媒体(可搬記録媒体、可搬メディア)に記録する。
特開2002−41550号公報
従来技術によると、X線撮影装置は、可搬記録媒体にDICOM画像ファイルを記録する際、1検査内における複数のDICOM画像ファイル同士を関連付けていない。よって、DICOMビューアを用いて可搬記録媒体に記録されたDICOM画像ファイルに含まれる撮影画像データを表示する場合、選択された撮影画像データと同一検査内の透視画像データを自動的に得る術がなかった。
操作者は、選択された撮影画像データと同一検査内の透視画像データを手動的に得ることもできるが、その場合、操作者によって手間が多く、操作者の診断効率に問題があった。
さらに、X線撮影装置の外部であって、DICOM画像ファイルを開くための専用のアプリケーションを有しない汎用ビューアでは、可搬記録媒体に記録されたDICOM画像ファイルの画像データを表示することすらできなかった。
本実施形態のX線撮影装置は、上述した課題を解決するために、同一検査で行われる撮影と、撮影前及び撮影後の少なくとも一方の透視とにそれぞれ対応する、撮影画像データ及び透視画像データを取得する取得手段と、前記撮影画像データを含む撮影画像ファイルと前記透視画像データを含む透視画像ファイルとが同一検査に係ることを示すファイルであり、かつ、前記撮影画像ファイル及び前記透視画像ファイルのそれぞれについて、撮影、撮影前の透視及び撮影後の透視の何れのファイルであるかを示すファイル関連テーブルを生成するテーブル生成手段と、前記ファイル関連テーブルを可搬記録媒体に記録する記録制御手段と、を有する。前記記録制御手段は、前記ファイル関連テーブルを参照して前記画像ファイルを関連付けて表示するための外部の表示装置を前記可搬記録媒体に記録する。
本実施形態のX線撮影装置の構成を示す概略図。 (A)〜(C)は、検査ごとの検査内容の例と、検査内容に対応するID関連テーブルの例とを示す図。 本実施形態のX線撮影装置の機能を示すブロック図。 DICOM画像ファイルの構造の一例を示す図。 検査ごとのDICOM画像ファイルのファイル名を含むファイル関連テーブルの一例を示す図。
本実施形態のX線撮影装置について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のX線撮影装置の構成を示す概略図である。
図1は、本実施形態のX線撮影装置1を示す。X線撮影装置1は、大きくは、架台装置2、寝台装置3、コントローラ4、画像処理装置5から構成される。架台装置2、寝台装置3、及びコントローラ4は、一般的には、検査室に設置される一方、画像処理装置5は、検査室に隣接する操作室に設置される。
架台装置2は、X線照射装置21、X線検出装置22、及び高電圧供給装置23を設ける。ここで、架台装置2は、撮影及び透視を行なうことが可能な装置である。架台装置2は、撮影及び透視を行なうことが可能であればよく、アンギオ装置である場合や、X線TVシステムである場合などがある。なお、図1では、架台装置2がアンダーチューブタイプである場合を示すが、オーバーチューブタイプである場合であってもよい。
X線照射装置21は、コントローラ4による制御によって、前後動が可能なように設けられる。X線照射装置21は、図示しないが、X線管(X線源)及び可動絞り装置を設ける。X線管は、高電圧供給装置23から高電圧電力の供給を受けて、高電圧電力の条件に応じてX線を発生する。可動絞り装置は、X線管のX線照射口で、X線を遮蔽する物質から構成された絞り羽根を移動可能に支持する。なお、X線管の前面に、X線管によって発生されたX線の線質を調整する線質調整フィルタ(図示しない)を備えてもよい。
X線検出装置22は、X線照射装置21に対向するように設けられる。X線検出装置22は、コントローラ4による制御によって、前後動が可能なように設けられる。X線検出装置22は、FPD(平面検出器:flat panel detector)221及びA/D(analog to degital)変換回路222を備える。
FPD221は、二次元に配列された複数の検出素子を有する。FPD221の各検出素子間は、走査線と信号線とが直交するように配設される。なお、FPD221の前面に、グリッド(図示しない)が備えられてもよい。グリッドは、FPD221に入射する散乱線を吸収してX線画像のコントラストを改善するために、X線吸収の大きい鉛等によって形成されるグリッド板と透過しやすいアルミニウムや木材等とが交互に配置される。
A/D変換回路222は、FPD221から出力される時系列的なアナログ信号(ビデオ信号)の投影データをデジタル信号に変換し、画像処理装置5に出力する。
なお、X線検出装置22は、I.I.(image intensifier)−TV系であってもよい。I.I.−TV系では、被検体Sを透過したX線及び直接入射されるX線を可視光に変換し、さらに、光−電子−光変換の過程で輝度の倍増を行なって感度のよい投影データを形成させ、CCD(charge coupled device)撮像素子を用いて光学的な投影データを電気信号に変換し、時系列的なアナログ信号(ビデオ信号)の投影データをデジタル信号に変換する。
高電圧供給装置23は、コントローラ4の制御に従って、X線照射装置21のX線管に高電圧電力を供給可能である。
寝台装置3は、床面に支持され、天板31を支持する。寝台装置3は、コントローラ4による制御によって、天板31をスライド(X、Z軸方向)動、上下(Y軸方向)動及びローリングさせる。天板31は、被検体Sを載置可能である。
コントローラ4は、図示しないCPU(central processing unit)及びメモリを含んでいる。コントローラ4は、画像処理装置5の制御に従って、位置合せのために、架台装置2のX線照射装置21及びX線検出装置22の駆動と、寝台装置3の駆動とを制御する。また、コントローラ4は、画像処理装置5の制御に従って、検査用の撮影及び透視のために、X線照射装置21、X線検出装置22、及び高電圧供給装置23の動作を制御する。
画像処理装置5は、コンピュータをベースとして構成されており、X線撮影装置1全体の動作制御や、架台装置2によって取得された複数のX線画像(X線画像データ)に関する画像処理等を行なう装置である。画像処理装置5は、システム制御部51、X線画像生成部52、X線画像処理部53、X線画像記憶部54、表示部55、入力部56、IF(interface)57、及び記録媒体用ドライブ58を有する。
システム制御部51は、図示しないCPU及びメモリを含んでいる。システム制御部51は、コントローラ4や、各部52乃至58を制御する。
X線画像生成部52は、システム制御部51の制御によって、架台装置2のA/D変換回路222から出力された投影データに対して対数変換処理(LOG処理)を行なって必要に応じて加算処理して、画像データ(撮影画像データ及び透視画像データ)を生成する。
X線画像処理部53は、システム制御部51の制御によって、X線画像生成部52によって生成された画像データに対して画像処理を施す。画像処理としては、データに対する拡大/階調/空間フィルタ処理や、時系列に蓄積されたデータの最小値/最大値トレース処理、及びノイズを除去するための加算処理等が挙げられる。
X線画像記憶部54は、メモリや、記憶媒体及びドライブが一体化している固定ドライブによって構成される。X線画像記憶部54は、システム制御部51の制御によって、X線画像処理部53による画像処理後の画像データを記憶する。また、X線画像記憶部54は、1検査内における画像データを関連付けるために、1検査内における撮影に係る撮影IDと、撮影前の前透視に係る前透視IDと、撮影後の後透視に係る後透視IDとが関連付けられるID関連テーブルを記憶する。
図2(A)〜(C)は、検査ごとの検査内容の例と、検査内容に対応するID関連テーブルの例とを示す図である。
図2(A)に示す検査Aにおいては、まず、撮影R前の前透視F(ID「0001」)が実行されてその中断後、撮影R(ID「0002」)が実行される。その撮影Rの終了後、後透視F(ID「0003」)が実行される。その場合、検査Aに係るID関連テーブルは、前透視ID「0001」と、撮影ID「0002」と、後透視ID「0003」とを含む。
図2(B)に示す検査Bにおいては、まず、撮影R前の前透視F(ID「0004」)が実行されてその中断後、撮影R(ID「0005」)が実行される。その撮影Rの終了後、後透視F(ID「0006」)が実行される。その場合、検査Bに係るID関連テーブルは、前透視ID「0004」と、撮影ID「0005」と、後透視ID「0006」とを含む。
図2(C)に示す検査Cにおいては、まず、第1の撮影R前の前透視F(ID「0007」)が実行されてその中断後、第1の撮影R(ID「0008」)が実行される。その第1の撮影Rの終了後、第1の後透視F(第2の前透視F)(ID「0009」)が実行されてその中断後、第2の撮影R(ID「0010」)が実行される。その第2の撮影Rの終了後、第2の後透視F(ID「0011」)が実行される。その場合、検査Cに係るID関連テーブルは、前透視ID「0007」及び「0009」と、撮影ID「0008」及び「0010」と、後透視ID「0009」及び「0011」とを含む。
図1の説明に戻って、表示部55は、システム制御部51の制御によって、X線画像処理部53によって処理された画像データを種々のパラメータの文字情報や目盛等と共に合成して、画像として表示する。
入力部56は、術者等の操作者によって操作が可能なキーボード及びマウス等であり、操作に従った入力信号がシステム制御部51に送られる。
IF57は、パラレル接続仕様やシリアル接続仕様に合わせたコネクタによって構成される。IF57は、システム制御部51の制御によって、各規格に応じた通信制御を行ない、電話回線を通じてネットワークNに接続することができる機能を有しており、これにより、画像処理装置5をネットワークN網に接続させる。
記録媒体用ドライブ58は、CD−ROMドライブ、DVDドライブなどのリムーバブルドライブによって構成される。記録媒体用ドライブ58は、システム制御部51の制御によって、X線撮影装置1によって生成された画像データやID関連テーブル(図2(A)〜(C)に図示)等を、記録媒体用ドライブ58から分離可能な記録媒体(可搬記録媒体、可搬メディア)Mに記録する。可搬記録媒体M内のフォルダ構造や、DICOM画像ファイルの保管場所や、DICOMビューアなどのDICOM画像ファイル以外のデータを格納する場合の構造などは、PDI(portable data for imaging)に準拠している。
図3は、本実施形態のX線撮影装置1の機能を示すブロック図である。
図1に示すシステム制御部51がプログラムを実行することによって、図3に示すようにX線撮影装置1は、画像取得手段61、ファイル生成手段62、関連付け記録制御手段63、ファイル関連テーブル生成手段64、DICOMビューア記録制御手段65、及びファイル形式変換手段66として機能する。なお、各手段61乃至66は、プログラムを実行することによって機能するものとして説明したが、その場合に限定されるものではない。各手段61乃至66の全部又は一部は、X線撮影装置1にハードウェアとして備えられるものであってもよい。
画像取得手段61は、入力部56から所定の検査内の画像データの記録が指示されると、X線画像記憶部54に記憶されたID関連テーブル(図2(A)〜(C)に図示)を参照して、所定の検査に係る複数の画像データ(撮影画像データ及び透視画像データ)をX線画像記憶部54から取得する(読み出す)機能を有する。
ファイル生成手段62は、画像取得手段61によって取得された、所定の検査に係る複数の画像データに付帯情報(タグ)等をそれぞれ付与することで、DICOM規格に従ったDICOM画像ファイルを生成する機能を有する。ファイル生成手段62は、画像取得手段61によって取得された、所定の検査に係る撮影画像データに基づいて、撮影画像データを含むDICOM画像ファイルを生成する。また、ファイル生成手段62は、画像取得手段61によって取得された、所定の検査に係る透視画像データ(マルチフレーム)に基づいて、透視画像データを含むDICOM画像ファイルを生成する。
ファイル生成手段62は、画像取得手段61によって取得された各画像データをデータ本体としてそのヘッダ部に付帯情報を付加して医用ファイルの一態様であるDICOM画像ファイルを生成する。なお、DICOM画像ファイルは、ビットマップ画像・DICOMヘッダファイルや、JPEG(joint photographic experts group)画像・DICOMヘッダファイルに分類できる。ビットマップ画像・DICOMヘッダファイルは、ビットマップ形式のデータ本体としての画像データ(1フレームからなる撮影画像データやマルチフレームからなる透視画像データ)と、DICOM規格のセグメントに従うヘッダ部とによって構成される。JPEG画像・DICOMヘッダファイルは、JPEG形式のデータ本体としての画像データ(1フレームからなる撮影画像データやマルチフレームからなる透視画像データ)と、DICOM規格のセグメントに従うヘッダ部とによって構成される。
図4は、DICOM画像ファイルの構造の一例を示す図である。
図4に示すように、DICOM画像ファイルは、大きくは、画像データ領域と、ヘッダ部のブランク領域及び付帯情報領域とによって構成される。DICOM画像ファイルの付帯情報領域はデータエレメントの集合体から構成され、それぞれのデータエレメントには標準タグ(グループ番号及びエレメント番号)及びそのタグ情報(データ長及びデータ)が含まれている。タグ情報は、患者情報、撮影条件情報、画像情報及び表示情報等の画像データに関する各種の属性情報である。
患者情報は、患者氏名、患者ID及び生年月日等の患者を特定する個人情報を含み、撮影条件情報は、一次取得画像及び二次取得画像等の画像タイプ、撮像部位、撮影時のX線電流値及び電圧値等の撮影状況に関する情報を含む。また、画像情報は、検査ID及び医用診断装置の種類等を示す情報を含み、表示情報は、画像のコントラスト、画像の並び順や配列及びシリーズ番号(画像の属するグループID)等の情報を含み、その他の情報として、各DICOM画像ファイルのファイルコード等を含んでいる。
図3の説明に戻って、関連付け記録制御手段63は、ファイル生成手段62によって生成された、所定の検査に係る複数のDICOM画像ファイル同士を関連付けて可搬記録媒体Mに記録するように記録媒体用ドライブ58を制御する機能を有する。また、関連付け記録制御手段63は、後述するファイル形式変換手段66によって生成された、所定の検査に係る複数の汎用画像ファイル同士を関連付けて可搬記録媒体Mに記録するように記録媒体用ドライブ58を制御する機能を有する。
ファイル関連テーブル生成手段64は、関連付け記録制御手段63によって所定の検査に係る複数のDICOM画像ファイル同士を関連付けるために、X線画像記憶部54に記憶されたID関連テーブル(図2(A)〜(C)に図示)に基づいて、ファイル生成手段62によって生成された、所定の検査に係る複数のDICOM画像ファイルを関連付けたファイル関連テーブルを生成する機能を有する。
図5は、検査ごとのDICOM画像ファイルのファイル名を含むファイル関連テーブルの一例を示す図である。
図5に示す検査Aに係るファイル関連テーブルの要素は、図2(A)に示す検査Aに係るID関連テーブルに基づいて、前透視ID「0001」に基づくDICOM画像ファイルのファイル名「FILE0001」と、撮影ID「0002」に基づくDICOM画像ファイルのファイル名「FILE0002」と、後透視ID「0003」に基づくDICOM画像ファイルのファイル名「FILE0003」とを含む。
検査Bに係るファイル関連テーブルの要素は、図2(B)に示す検査Bに係るID関連テーブルに基づいて、前透視ID「0004」に基づくDICOM画像ファイルのファイル名「FILE0004」と、撮影ID「0005」に基づくDICOM画像ファイルのファイル名「FILE0005」と、後透視ID「0006」に基づくDICOM画像ファイルのファイル名「FILE0006」とを含む。
検査Cに係るファイル関連テーブルの要素は、図2(C)に示す検査Cに係るID関連テーブルに基づいて、前透視ID「0007」及び「0009」に基づくDICOM画像ファイルのファイル名「FILE0007」及び「FILE0009」と、撮影ID「0008」及び「0010」に基づくDICOM画像ファイルのファイル名「FILE0008」及び「FILE0010」と、後透視ID「0009」及び「0011」に基づくDICOM画像ファイルのファイル名「FILE0009」及び「FILE0011」とを含む。
図3の説明に戻って、関連付け記録制御手段63は、ファイル関連テーブル生成手段64が備えられる場合に、ファイル生成手段62によって生成された、所定の検査に係る複数のDICOM画像ファイルと共に、ファイル関連テーブル生成手段64によって生成されたファイル関連テーブルを可搬記録媒体Mに記録するように記録媒体用ドライブ58を制御する機能を有する。
DICOMビューア記録制御手段65は、X線撮影装置1の外部であって、ヘッダ部がDICOM規格に従うDICOM画像ファイルを開くための専用のアプリケーションを有する表示装置(DICOMビューア、図示しない)を可搬記録媒体Mに記録するように記録媒体用ドライブ58を制御する機能を有する。DICOMビューアの記録媒体用ドライブ(図示しない)に可搬記録媒体Mが挿入され、所要のDICOM画像ファイルが選択されると、図5に示すファイル関連テーブルから、選択されたDICOM画像ファイルに係るファイル名に関連する他のファイル名を認識する。そして、DICOMビューアは、可搬記録媒体Mから、選択されたDICOM画像ファイルと、認識されたファイル名に係るDICOM画像ファイルとを読み出す。さらに、DICOMビューアは、読み出されたDICOM画像ファイルをその生成順序で表示するか、同時表示する。
例えば、DICOMビューアは、図5に示すファイル名「FILE0002」に係るDICOM画像ファイルが選択されると、図5に示すファイル関連テーブルから、選択されたファイル名「FILE0002」に関連する2個のファイル名「FILE0001」及び「FILE0003」を認識する。そして、DICOMビューアは、可搬記録媒体Mから、ファイル名「FILE0002」に係るDICOM画像ファイルと、ファイル名「FILE0001」及び「FILE0003」に係る2個のDICOM画像ファイルとを読み出す。さらに、DICOMビューアは、読み出されたファイル名「FILE0001」、「FILE0002」及び「FILE0003」に係る3個のDICOM画像ファイルをその生成順序で表示するか、同時表示する。前者の場合、DICOMビューアは、ファイル名「FILE0001」に係る透視画像、ファイル名「FILE0002」に係る撮影画像、ファイル名「FILE0003」に係る透視画像の順に表示する。
また、例えば、DICOMビューアは、図5に示すファイル名「FILE0008」に係るDICOM画像ファイルが選択されると、図5に示すファイル関連テーブルから、選択されたファイル名「FILE0008」に関連する4個のファイル名「FILE0007」、「FILE0009」、「FILE0010」、及び「FILE0011」を認識する。
このように、DICOMビューアでは、DICOMビューアが記録された可搬記録媒体Mが、DICOMビューアの記録媒体用ドライブ(図示しない)に挿入されるだけで可搬記録媒体M内の画像データを容易に閲覧することができる。また、DICOMビューアでは、同一検査内の複数のDICOM画像ファイルが関連付けられて記録された可搬記録媒体Mを利用して撮影画像データが選択された場合でも、透視画像の表示を介して、選択された撮影画像上の注目部位の動態観察を容易に行なうことができる。
また、ファイル形式変換手段66は、ファイル生成手段62によって生成された、1検査内における複数のDICOM画像ファイルのフォーマットを汎用形式にそれぞれ変換して、汎用画像ファイルを生成する機能を有する。ファイル形式変換手段66は、1フレームからなる撮影画像データを含むDICOM画像ファイルを、例えば、JPEGファイルに変換する。ファイル形式変換手段66は、マルチフレームからなる透視画像データを含むDICOM画像ファイルを、例えば、MPEG(moving picture experts group)ファイルまたはAVI(audio video interleave)ファイルに変換する。
汎用画像ファイルは、X線撮影装置1の外部であって、ヘッダ部がDICOM規格に従うDICOM画像ファイルを開くための専用のアプリケーションを有しない表示装置(汎用ビューア)を用いても参照可能である。また、透視画像データを含むDICOM画像ファイルを汎用形式の圧縮度の高い記録形式で可搬記録媒体Mに記録するため、単位可搬記録媒体Mあたりに、より長時間のデータを記録することができる。
本実施形態のX線撮影装置1によると、DICOMビューアで選択された撮影画像データに関連する同一検査内の透視画像データを自動的に可搬記録媒体Mから抽出して併せて表示することができるので、可搬記録媒体M内のデータを利用する操作者によるデータ選択の手間が減り、操作者の診断効率が向上する。また、本実施形態のX線撮影装置1によると、汎用形式に変換された汎用ファイルを可搬記録媒体Mに記録するので、汎用ビューアでも、可搬記録媒体Mに記録された画像データを表示することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行なうことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 X線撮影装置
2 架台装置
21 X線照射装置
22 X線検出装置
4 コントローラ
5 画像処理装置
51 システム制御部
61 画像取得手段
62 ファイル生成手段
63 関連付け記録制御手段
64 ファイル関連テーブル生成手段
65 DICOMビューア記録制御手段
66 ファイル形式変換手段

Claims (4)

  1. 同一検査で行われる撮影と、撮影前及び撮影後の少なくとも一方の透視とにそれぞれ対応する、撮影画像データ及び透視画像データを取得する取得手段と、
    前記撮影画像データを含む撮影画像ファイルと前記透視画像データを含む透視画像ファイルとが同一検査に係ることを示すファイルであり、かつ、前記撮影画像ファイル及び前記透視画像ファイルのそれぞれについて、撮影、撮影前の透視及び撮影後の透視の何れのファイルであるかを示すファイル関連テーブルを生成するテーブル生成手段と、
    前記ファイル関連テーブルを可搬記録媒体に記録する記録制御手段と、
    を有し、
    前記記録制御手段は、前記ファイル関連テーブルを参照して前記画像ファイルを関連付けて表示するための外部の表示装置を前記可搬記録媒体に記録する、
    X線撮影装置。
  2. 前記撮影画像ファイル及び前記透視画像ファイルは、DICOM形式の画像ファイルである、
    請求項1に記載のX線撮影装置。
  3. 前記撮影画像ファイル及び前記透視画像ファイルのファイル形式を前記DICOM形式から汎用形式にそれぞれ変換することで汎用画像ファイルを生成するファイル形式変換手段をさらに有し、
    前記記録制御手段は、前記汎用画像ファイル同士を関連付けて前記可搬記録媒体に記録する、
    請求項2に記載のX線撮影装置。
  4. 同一検査内における撮影画像データ及び透視画像データを取得する取得手段と、
    前記撮影画像データを含む撮影画像ファイルと、前記透視画像データを含む透視画像ファイルとをそれぞれ生成するファイル生成手段と、
    前記撮影画像ファイル及び前記透視画像ファイルを関連付けるファイル関連テーブルを生成するテーブル生成手段と、
    前記撮影画像ファイル、前記透視画像ファイル、前記ファイル関連テーブル、及び、前記ファイル関連テーブルを参照して前記画像ファイルを関連付けて表示するための外部の表示装置を可搬記録媒体に記録する記録制御手段と、
    を有するX線撮影装置。
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