JP6406153B2 - エンジンの制御装置 - Google Patents

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Description

ここに開示する技術は、ターボ過給機を備えたエンジンの制御装置に関する。
この種の制御装置においては、所望の充填量を実現するために過給圧を調整する技術が知られている。例えば特許文献1に開示された制御装置は、過給前の吸気圧力と吸気温度とに基づいて、ウェイストゲートバルブの開度を制御するように構成されている。
特開2006−144671号公報
ところで、一般的に、要求された充填量を精度良く実現するために、過給前の吸気密度に応じて過給圧を調整することがある。例えば、大気密度が低いときには、充填量が増加するように過給圧を上昇させる場合がある。しかしながら、その場合、過給後の吸気温度が上昇し、それに伴って、過給後の吸気密度が減少してしまう。吸気密度が減少した分だけ過給圧をさらに上昇させることもできるが、過給圧を上昇させた分、吸気密度がさらに減少してしまう。これが繰り返されると、充填量を所望の値に収束させるのに時間を要するため、充填量を精度良く調整することができない虞がある。
ここに開示された技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、充填量を精度良く調整することにある。
ここに開示された技術は、吸気通路に設けられたコンプレッサを有するターボ過給機と、吸気バルブの開閉時期を変更するバルブタイミング可変機構とを備えたエンジンの制御装置に関する。この制御装置は、前記ターボ過給機及び前記バルブタイミング可変機構を制御する制御部を備え、前記制御部は、目標充填効率を取得する充填効率演算部と、前記コンプレッサを通過する前の上流側吸気密度を大気圧に基づき推定すると共に、前記充填効率演算部が取得した前記目標充填効率を前記上流側吸気密度により補正した、第1目標充填効率に基づいて過給圧を調整する第1制御部と、前記コンプレッサを通過した後の吸気温度に基づき下流側吸気密度を推定すると共に、前記充填効率演算部が取得した前記目標充填効率を前記下流側吸気密度により補正した、第2目標充填効率に基づいて、前記バルブタイミング可変機構を介して前記吸気バルブの開閉時期を調整する第2制御部と、を有し、前記第1制御部及び前記第2制御部によって、前記気筒内に吸入される吸気量を調整する。
ここで、「前記第1制御部及び前記第2制御部によって、前記気筒内に吸入される吸気量を調整する」とは、エンジンの全ての運転領域において前記第1制御部及び前記第2制御部の両方が制御を実行する場合も含むし、エンジンの一部の運転領域において前記第1制御部及び第2制御部の両方が制御を実行する場合も含む。
この構成によれば、過給前の吸気密度に関しては、過給圧の調整によって充填量を調整する一方、過給後の吸気密度に関しては、吸気バルブの開閉時期の調整によって充填量を調整する。よって、過給前の吸気密度に応じて過給圧を増減させた結果、過給後の吸気密度が変動してしまったとしても、その変動分に対しては、過給圧の調整ではなく、吸気バルブの開閉時期の調整を通じて充填量を調整することができる。そのことで、充填量を速やかに且つ精度良く調整することができる。
また、無過給域であったり、排気の総流量が不足していたりした場合には、コンプレッサが駆動されなかったり、駆動されたとしても十分に動作しなかったりするために、前記第1制御部の制御だけでは、充填量を十分に調整することができない虞がある。この構成によれば、第2制御部の制御と併用することで、そうした場合であっても、充填量を確実に調整することができるようになる。
前記エンジンの制御装置は、前記上流側吸気密度に応じて前記第1制御部が前記過給圧を調整することにより変動した前記下流側吸気密度の変動分を、前記第2制御部が前記バルブタイミング可変機構を介して前記吸気バルブの開閉時期を調整することにより、気筒内に吸入される吸気量を調整する。
また、前記下流側吸気密度は、前記コンプレッサを通過した後の吸気温度と、前記ターボ過給機の過給圧と、に基づいて推定されるようにしてもよい。
前述のように、前記下流側吸気密度は、過給圧に応じて増減することになる。この構成によれば、前記第1制御部の制御による過給圧の調整が前記下流側密度に及ぼす影響をより直接的に検出し、ひいては充填量を精度良く調整する上で有利になる。
また、前記下流側吸気密度は、前記吸気通路において前記コンプレッサの下流側に設けられたインタークーラを通過した後の吸気密度であってもよい。
この構成によれば、前記制御部は、インタークーラの冷却効率が下流側吸気密度に及ぼす影響も考慮して充填量を調整する。そのことで、充填量を精度良く調整する上で有利になる。つまり、コンプレッサ下流の吸気密度は、コンプレッサによる過給だけでなく、インタークーラによる冷却によっても影響を受ける。インタークーラを通過した後の吸気密度に基づいて、吸気バルブの開閉時期を調整することによって、コンプレッサの過給とインタークーラの冷却との両方の影響を受けた吸気密度の変動を考慮して充填量を調整することができる。
この構成は、特に、インタークーラの冷却性能にバラツキがある場合に有利である。つまり、インタークーラの冷却性能のバラツキによる下流側吸気密度の変動も考慮して吸気バルブの開閉時期が調整され、充填量が精度良く調整される。
前記上流側吸気密度は、大気圧と、前記吸気通路における前記コンプレッサの上流側の吸気温度と、に基づいて推定されてもよい。
また、前記第2制御部は、前記エンジンがアイドル運転状態から加速するときに、前記制御を実行してもよい。
一般的に、エンジンがアイドル運転から加速するときには、通常運転時と比較して、充填量が比較的急に増加したり、インタークーラの冷却性能が不足していたりするために、前記下流側吸気密度は、通常運転時よりも大きく変動するものと考えられる。よって、前記第2制御部の制御は、そうした状況において特に有効になり得る。
この構成によれば、前記第2制御部の制御が特に有効になり得る状況において、この制御を実行するようにしているから、吸気バルブの開閉時期を調整する頻度を低減し、ひいてはエンジンの燃費の悪化を抑制する上で有利になる。
前記エンジンの制御装置によれば、充填量を精度良く調整することができる。
図1は、エンジンの概略構成図である。 図2は、ECUの充填量制御部の機能構成図である。 図3は、過給圧の調整方法を示すブロック図である。 図4は、吸気バルブの開閉時期の調整方法を示すブロック図である。 図5は、吸気バルブのバルブリフト量を示す概略図である。 図6は、吸気バルブの開閉時期を図5に示す状態から進角させたときのバルブリフト量を示す概略図である。
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〈エンジンの構成〉
図1は、実施形態によるエンジンの制御装置が適用されたエンジンの概略構成図である。
図1に示すように、エンジン100(例えばガソリンエンジン)は、主に、外部から導入された吸気(空気)が通過する吸気通路10と、吸気通路10から供給された吸気と燃料噴射弁23から供給された燃料との混合気を、吸気通路10に接続された複数の気筒(1つのみ図示)21各々の内部で燃焼させて車両の動力を発生するエンジン本体20と、このエンジン本体20内の燃焼により発生した排気を排出する排気通路30と、エンジン100全体を制御するECU(Electronic Control Unit)50とを有する。
吸気通路10には、上流側から順に、外部から導入された吸気を浄化するエアクリーナ2と、通過する吸気を昇圧させる、ターボ過給機4のコンプレッサ4aと、通過する吸気を冷却するインタークーラ9と、通過する吸気の流量を調整するスロットルバルブ11と、エンジン本体20に供給する吸気を一次的に蓄えるサージタンク13aを有し、吸気ポート14に接続された吸気マニホールド13とが設けられている。
インタークーラ9は、車両のエンジンルームに導入される走行風との熱交換によって吸気を冷却する空冷式の熱交換器である。詳しい図示は省略するが、インタークーラ9の内部には、吸気が流通可能な多数のチューブが配設されており、そのチューブの周囲領域に走行風が導入されるようになっている。吸気通路10に流れ込んだ吸気は、ターボ過給機4のコンプレッサ4aを通過した後、インタークーラ9内を、前述の多数のチューブに分かれて流通し、その過程で、走行風との熱交換によって冷却される。これにより、コンプレッサ4aで昇圧された際に昇温した吸気は、インタークーラ9を経て、再び外気と同程度の温度まで冷却される。
また、吸気通路10には、コンプレッサ4aによって過給された吸気の一部を、コンプレッサ4aの上流側に還流するためのエアバイパス通路6が設けられている。エアバイパス通路6は、一端がコンプレッサ4aの下流側で且つスロットルバルブ11の上流側の吸気通路10に接続され、他端がコンプレッサ4aの上流側の吸気通路10に接続されている。また、このエアバイパス通路6には、エアバイパス通路6を流れる吸気の流量を制御するエアバイパスバルブ7が設けられている。
吸気通路10におけるエアクリーナ2の上流端部からコンプレッサ4aまでの部分を上流側通路10aと称する。また、吸気通路10におけるコンプレッサ4aから吸気マニホールド13の下流端部までの部分を下流側通路10bと称する。
エンジン本体20は、主に、吸気ポート14を開閉する吸気バルブ22と、気筒21内に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁23と、気筒21内に供給された吸気と燃料との混合気に点火する点火プラグ24と、気筒21内での混合気の燃焼により往復運動するピストン27と、ピストン27の往復運動により回転されるクランクシャフト28と、排気ポート31を開閉する排気バルブ29とを有する。
クランクシャフト28には、不図示の吸気カムシャフトと排気カムシャフトとが駆動連結されている。吸気カムシャフトは、クランクシャフト28に連動して回転することにより、吸気バルブ22を駆動する。この駆動によって、吸気バルブ22は、吸気ポート14を所定のタイミングで開閉するように往復運動する。同様に、排気カムシャフトは、クランクシャフト28に連動して回転することにより、排気バルブ29を駆動する。この駆動によって、排気バルブ29は、排気ポート31を所定のタイミングで開閉するように往復運動する。
エンジン本体20は、吸気カムシャフトの位相を進角又は遅角させるバルブタイミング可変機構(吸気VVT)25と、排気カムシャフトの位相を進角又は遅角させるバルブタイミング可変機構(排気VVT)26とを備えている。
吸気VVT25は、吸気カムシャフトの位相を進角又は遅角させることによって、吸気バルブ22の開時期及び閉時期を、所定の最進角時期と最遅角時期との間で連続的に変更する。この例では、吸気VVT25は、電磁バルブを用いて構成されている。同様に、排気VVT26は、排気カムシャフトの位相を進角又は遅角させることによって、排気バルブ29の開時期及び閉時期のうち少なくとも一方を、連続的に変更する。この例では、排気VVT26は、油圧式のソレノイドバルブを用いて構成されている。
排気通路30には、上流側から順に、通過する排気によって回転させられ、この回転によってコンプレッサ4aを回転駆動する、ターボ過給機4のタービン4bと、例えばNOx触媒や三元触媒や酸化触媒などの、排気の浄化機能を有する排気浄化触媒37、38とが設けられている。
また、排気通路30には、排気を吸気通路10に還流するEGR(Exhaust Gas Recirculation)通路32が接続されている。このEGR通路32は、一端がタービン4bの上流側の排気通路30に接続され、他端がスロットルバルブ11の下流側の吸気通路10に接続されている。加えて、EGR通路32には、還流させる排気を冷却するEGRクーラ33と、EGR通路32を流れる排気の流量を制御するEGRバルブ34とが設けられている。
さらに、排気通路30には、排気にターボ過給機4のタービン4bを迂回させるタービンバイパス通路35が設けられている。このタービンバイパス通路35には、タービンバイパス通路35を流れる排気の流量を制御するウェイストゲートバルブ(以下、「WGバルブ」と称する)36が設けられている。
また、図1に示すエンジン100には、各種のセンサが設けられている。具体的には、エンジン100の吸気系においては、エアクリーナ2の下流側の吸気通路10(詳しくは、上流側通路10a)に、吸入空気流量を検出するエアフロセンサ61と吸気温度を検出する第1温度センサ62とが設けられ、コンプレッサ4aとスロットルバルブ11との間の吸気通路10に、過給圧を検出する第1圧力センサ63とインタークーラ9により冷却された後の吸気温度を検出する第2温度センサ72とが設けられ、スロットルバルブ11の下流側の吸気通路10(詳しくは、サージタンク13a内)に、インマニ圧を検出する第2圧力センサ64が設けられている。
そして、エンジン本体20においては、クランクシャフト28のクランク角を検出するクランク角センサ69、吸気カムシャフトのカム角を検出する吸気側カム角センサ70、及び、排気カムシャフトのカム角を検出する排気側カム角センサ71が設けられている。
さらに、エンジン100の排気系においては、EGRバルブ34の開度であるEGR開度を検出するEGR開度センサ65、及び、WGバルブ36の開度であるWG開度を検出するWG開度センサ66が設けられ、タービン4bの下流側の排気通路30(詳しくは、タービン4bと排気浄化触媒37との間の排気通路30)に、排気中の酸素濃度を検出するOセンサ67と排気温度を検出する排気温度センサ68とが設けられている。
エアフロセンサ61は、検出した吸入空気流量に対応する検出信号S61をECU50に供給し、第1温度センサ62は、検出した吸気温度に対応する検出信号S62をECU50に供給し、第1圧力センサ63は、検出した過給圧に対応する検出信号S63をECU50に供給し、第2温度センサ72は、検出した吸気温度に対応する検出信号S72をECU50に供給し、第2圧力センサ64は、検出したインマニ圧に対応する検出信号S64をECU50に供給し、EGR開度センサ65は、検出したEGR開度に対応する検出信号S65をECU50に供給し、WG開度センサ66は、検出したWG開度に対応する検出信号S66をECU50に供給し、Oセンサ67は、検出した酸素濃度に対応する検出信号S67をECU50に供給し、排気温度センサ68は、検出した排気温度に対応する検出信号S68をECU50に供給する。クランク角センサ69は、検出したクランク角に対応する検出信号S69をECU50に供給する。吸気側カム角センサ70及び排気側カム角センサ71は、それぞれ、検出したカム角に対応する検出信号S70,S71をECU50に供給する。また、エンジン100には、大気圧を検出する大気圧センサ60が設けられており、この大気圧センサ60は、検出した大気圧に対応する検出信号S60をECU50に供給する。
ECU50は、CPUと、CPU上で実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)や各種のデータを格納するためのROMやRAMの如き内部メモリとを備えるコンピュータにより構成される。ECU50は、上述した各種センサから供給された検出信号に基づいて、種々の制御や処理を行う。ECU50は、「エンジンの制御装置」の一例である。
ECU50は、ターボ過給機4及び吸気VVT25を制御する充填量制御部59を備えている。以下で詳述するように、充填量制御部59は、上流側通路10aにおける吸気密度である上流側密度に基づいて過給圧を調整する上流側制御と、下流側通路10bにおける吸気密度である下流側密度に基づいて、吸気VVT25を介して吸気バルブ22の開閉時期を調整する下流側制御とを実行することによって、気筒21内に吸入される吸気量を調整する。なお、充填量制御部59は、「制御部」の一例である。また、上流側密度は、コンプレッサ4aを通過する前の吸気密度であり、下流側密度は、コンプレッサ4aを通過した後の吸気密度である。
図2は、ECU50の充填量制御部59の機能構成図を示す。この図に示すように、充填量制御部59は、目標充填効率η0を取得する充填効率演算部51と、大気密度ρを推定する大気密度推定部52と、目標充填効率η0及び大気密度ρに基づいて前記上流側制御を実行するターボ制御部53と、実吸気密度ρ1を推定する実吸気密度推定部54と、吸気密度基準値ρ2を取得する基準値取得部55と、目標充填効率η0、実吸気密度ρ1及び吸気密度基準値ρ2に基づいて、前記下流側制御を実行する吸気VVT制御部56とを備える。
図3は、目標過給圧の調整方法を示すブロック図である。
〈充填効率演算部〉
充填効率演算部51は、クランク角に基づいて算出されたエンジン本体20の回転速度(以下、「エンジン回転数」と称する)、アクセルペダルの開度、及び、変速比等に基づいて、エンジン100の運転状態を検知する。充填効率演算部51は、検知された運転状態に応じた目標加速度を設定すると共に、設定された目標加速度に基づいて、出力トルクの要求値である要求出力トルクを取得する。
充填効率演算部51は、取得された要求出力トルクを実現する際に必要となる目標充填効率η0を取得する。詳しくは、目標充填効率η0は、要求出力トルク、空燃比及び熱効率に基づいて求められる。空燃比は、Oセンサ67によって検出された酸素濃度に基づいて求められる。ECU50には、予め計測された実データに基づいて、エンジン回転数及び充填効率と、熱効率とが紐付けられた熱効率マップが記憶されている。熱効率は、エンジン回転数及び充填効率を熱効率マップに照らし合わせることによって求められる。充填効率は、エアフロセンサ61によって検出された実空気流量、又は、第2圧力センサ64によって検出されたインマニ圧に基づいて求められる。
〈大気密度推定部〉
大気密度推定部52は、大気圧センサ60によって検出された大気圧と、第1温度センサ62よって検出された、エアクリーナ2下流側の吸気温度とに基づいて現在の大気密度ρを推定する。
〈ターボ制御部〉
ターボ制御部53は、前記上流側密度として、大気密度推定部52により推定された大気密度ρを読み込む。続いて、ターボ制御部53は、以下で説明するように、ターボ過給機4の過給圧を大気密度ρに基づいて調整する。
詳しくは、ターボ制御部53は、図3に示すように、標準大気密度ρ0を大気密度ρで除算することによって上流密度比(標準体積密度ρ0/大気密度ρ)を算出する。標準大気密度ρ0は、標準状態における大気の密度(約1.2kg[kg/m])であって、予め、ECU50に記憶されている。
ターボ制御部53は、図3に示すように、充填効率演算部51により算出された目標充填効率η0に対して上流密度比を乗算することによって、目標充填効率η0を補正する。
ECU50には、エンジン回転数及び目標充填効率η0と、目標過給圧とが紐付けられた目標過給圧マップが予め記憶されている。ターボ制御部53は、エンジン回転数と、上流密度比で補正された目標充填効率η0とを目標過給圧マップに照らし合わせることによって、目標過給圧を取得する。これにより、目標過給圧を取得する上で、大気密度ρの標準体積密度ρ0からのバラツキが考慮されることになる。
ターボ制御部53は、図3に示すように、大気密度ρが考慮された目標過給圧、サージングを防止するためのサージングガード値、及び過過給を防止するための過過給ガード値のうちの最小値を最終的な目標過給圧に設定する。これにより、大気密度ρに基づいた調整により目標過給圧が大きく取られた結果、サージングを招いたり、過過給を招いたりする虞を抑止することができる。ターボ制御部53は、その最終的な目標過給圧に基づいて、タービン4bを通過する排気の流量の目標値である目標タービン流量を算出する。ターボ制御部53は、算出された目標タービン流量を実現するように、WGバルブ36のバルブ開度を所定の目標WG開度に変更する。詳しくは、目標WG開度は、WGバルブ36を通過する排気の流量の目標値である目標WG流量に基づいて求められる。目標WG流量は、排気の総流量と、目標タービン流量とに基づいて求められる。WGバルブ36のバルブ開度を介して、タービン4bを通過する排気の流量、ひいてはターボ過給機4の過給圧が制御される。
このように、ターボ制御部53は、目標過給圧を算出するときに、目標充填効率η0を上流密度比で補正するように構成されているから、大気密度ρを考慮してターボ過給機4の過給圧を調整することができる。なお、こうした制御は、「上流側制御」の一例であり、この上流側制御を通じて、所定の要求出力トルクを概ね実現するように、気筒21内に吸入される吸気量(充填量)が調整される。なお、ターボ制御部53は、上流側制御を所定の周期で繰り返し実行する。
図4は、吸気バルブ22の開閉時期の調整方法を示すブロック図である。
〈実吸気密度推定部〉
実吸気密度推定部54は、図4に示すように、実スロットル上流圧力と実スロットル上流温度とに基づいて、実吸気密度ρ1を推定する。実吸気密度ρ1は、下流側通路10bのうちインタークーラ9の下流端部からスロットルバルブ11の上流端部までの部分における現在の吸気密度であって、大気密度ρの標準大気密度ρ0からのバラツキの影響、過給による影響(上流側制御による影響も含む)、及びインタークーラ9の冷却による影響を反映している。実スロットル上流圧力は、下流側通路10bのうちインタークーラ9の下流端部からスロットルバルブ11の上流端部までの部分における現在の吸気圧力であって、第1圧力センサ63による検出結果に基づいて求められる。実スロットル上流圧力は、過給圧に相当する。他方、実スロットル上流温度は、下流側通路10bのうちインタークーラ9の下流端部からスロットルバルブ11の上流端部までの部分における現在の吸気温度であって、第2温度センサ72による検出結果に基づいて求められる。
〈基準値取得部〉
基準値取得部55は、図4に示すように、目標充填効率η0に対応する目標過給圧及び基準温度に基づいて、吸気密度基準値ρ2を推定する。吸気密度基準値ρ2は、エンジン100が目標充填効率η0を実現するときの、下流側通路10bのうちインタークーラ9の下流端部からスロットルバルブ11の上流端部までの部分における吸気密度に相当する。目標過給圧は、エンジン回転数と、大気密度ρにより補正する前の目標充填効率η0とを前述の目標過給圧マップに照らし合わせることによって求められる。基準温度は、エンジン100が目標充填効率η0を実現するときの、下流側通路10bのうちインタークーラ9の下流端部からスロットルバルブ11の上流端部までの部分における吸気温度に相当する。ECU50には、予め計測された実データに基づいて、エンジン回転数及び目標充填効率η0と基準温度とが紐付けられたスロットル上流温度マップが予め記憶されている。基準温度は、エンジン回転数及び目標充填効率η0を、このスロットル上流温度マップに照らし合わせることによって求められる。
〈吸気VVT制御部〉
吸気VVT制御部56は、前記下流側密度として、実吸気密度推定部54によって推定された実吸気密度ρ1を読み込む。続いて、吸気VVT制御部56は、以下で説明するように、実吸気密度ρ1に基づいて、吸気VVT25を介して吸気バルブ22の開閉時期を調整する。
詳しくは、吸気VVT制御部56は、図4に示すように、吸気密度基準値ρ2を実吸気密度ρ1で除算することによって下流密度比(吸気密度基準値ρ2/実吸気密度ρ1)を算出する。
吸気VVT制御部56は、図4に示すように、充填効率演算部51により算出された目標充填効率η0に対して下流密度比を乗算することによって、目標充填効率η0を補正する。
ECU50には、エンジン回転数及び目標充填効率η0と、吸気バルブ22の開閉時期を決定する吸気VVT制御値とが紐付けられた吸気VVTマップが予め記憶されている。吸気VVT制御部56は、エンジン回転数と、下流密度比で補正された目標充填効率η0とを吸気VVTマップに照らし合わせることによって、吸気VVT制御値を取得する。これにより、吸気VVT制御値を取得する上で、実吸気密度ρ1の吸気密度基準値ρ2からのバラツキが考慮されることになる。
吸気VVT制御部56は、決定された吸気VVT制御値に基づいて、吸気VVT25を作動させる。そして、吸気VVT25の作動を通じて、吸気バルブ22の開閉時期を調整する。一般的には、吸気バルブ22の開閉時期を調整することによって充填量を変化させることができる。図5は、吸気バルブ22のバルブリフト量を概略的に示している。図5に示す例では、吸気バルブ22はBDCを過ぎても開いており、吸気バルブ22の“遅閉じ”が実行されている。気筒21内に導入される吸気量は、TDCからBDCを過ぎた直後(ABDC)までの区間におけるバルブリフト量の積分量(図5における領域Aの面積に相当する。)に依存する。一方で、ABDCから次のTDCまでの区間において吸気バルブ22が開いている期間は、吸気の一部が吸気ポート14に排出されている。気筒21から吸気ポート14へ排出される吸気量は、ABDCから次のTDCまでの区間における吸気バルブ22のバルブリフト量の積分量(図5における領域Bの面積に相当する。)に依存するため、領域Aの面積と領域Bの面積との兼ね合いで充填量が決まる。吸気バルブ22の開閉時期が変化すれば、領域Aの面積と領域Bの面積とが変化するので、充填量が変化することになる。例えば、図6に示すように、吸気バルブ22の開時期及び閉時期を両方とも進角させることによって、領域Aの面積が増加する一方、領域Bの面積が減少することになって、充填量は、図5に示す例よりも増加することになる。
このように、吸気VVT制御部56は、吸気VVT制御値を決定するときに、目標充填効率η0を下流密度比で補正するように構成されているから、実吸気密度ρ1を考慮して吸気バルブ22の開閉時期を調整することができる。なお、こうした制御は、「下流側制御」の一例であり、この下流側制御を通じて、所定の要求出力トルクを概ね実現するように、気筒21内に吸入される吸気量(充填量)が調整される。なお、吸気VVT制御部56は、下流側制御を所定の周期で繰り返し実行する。
また、目標過給圧が大気圧よりも低い無過給域であったり、排気の流量が不足していたりした場合には、コンプレッサ4aが駆動されなかったり、駆動されたとしても十分に動作しなかったりするために、前述の上流側制御では、大気密度ρの標準大気密度ρ1からのバラツキを考慮して充填量を調整することができない虞がある。その場合、そうしたバラツキの影響は、実吸気密度ρ1の吸気密度基準値ρ2からのバラツキに反映されることになるため、大気密度ρのバラツキに関しては、上流側制御に代わって、下流側制御により調整されることになる。
〈ターボ過給機及び吸気VVTの制御例〉
以下、前記エンジン100によるターボ過給機4及び吸気VVT25の制御例について説明する。
例えば、エンジン100を備えた車両が、高地において、比較的長時間に亘るアイドル運転から加速する状況を考える。この状況では、標高が高い分だけ、大気密度ρは標準大気密度ρ0よりも低くなる。また、インタークーラ9は、走行風を利用した空冷式の熱交換器であるため、この状況では、車速が十分に高まるまで、十分な冷却性能を発揮することはできない。そのため、コンプレッサ4aによって昇圧された吸気は、比較的高温のまま流れることになって、その分だけ、実吸気密度ρ1は吸気密度基準値ρ2よりも低くなる。
そうした状況において、ターボ制御部53は、上流側制御を実行することによって、大気密度ρの低下量に応じて過給圧が増加するように目標過給圧を変更する。この制御によって、下流側通路10bを流れる吸気量、ひいては充填量が増加する。また、吸気VVT制御部56は、下流側制御を実行することによって、実吸気密度ρ1の低下量に応じて充填量が増加するように吸気バルブ22の開閉時期を調整する。このように、大気密度ρが標準大気密度ρ0よりも低かったり、実吸気密度ρ1が吸気密度基準値ρ2よりも低かったりしたときに、各々の低下量に応じて充填量が調整されることになる。そのことで、充填量を精度良く調整することができる。
以上説明したように、充填量制御部59は、過給前の上流側密度のバラツキに関しては、過給圧の調整によって充填量を調整する一方、過給後の下流側密度のバラツキに関しては、吸気バルブ22の開閉時期の調整によって充填量を調整する。よって、上流側密度に応じて過給圧を増減させた結果、下流側密度が変動してしまったとしても、その変動分に対しては、ターボ過給機4の制御ではなく、吸気VVT25の制御を通じて充填量を調整することができる。そのことで、充填量を速やかに且つ精度良く調整することができる。
また、無過給域であったり、排気の総流量が不足していたりした場合には、上流側制御だけでは、充填量を十分に調整することができない虞がある。しかしながら、前述の如く、下流側制御と併用することで、そうした場合であっても、充填量をより確実に調整することができるようになる。
また、一般的に、実吸気密度ρ1は、車両の走行状態やエンジン100の運転状態の変動に伴って、大気密度ρよりも比較的急峻に変動するものと考えられる。一方で、吸気VVT25は、ターボ過給機4よりも応答性に優れているものと考えられるから、この実施形態のように、実吸気密度ρ1に関しては、吸気VVT25の制御を通じて充填量を調整するように構成することによって、実吸気密度ρ1の変動に対して可及的速やかに対応し、ひいては充填量を速やかに調整する上で有利になる。
また、充填量制御部59は、現在の過給圧に相当する実スロットル上流圧力に基づいて推定された実吸気密度ρ1を使用して、下流側制御を実行するように構成されている。よって、上流側制御による過給圧の調整が実吸気密度ρ1に及ぼす影響をより直接的に検出し、ひいては、充填量を精度良く調整する上で有利になる。
また、実吸気密度ρ1は、吸気通路10においてインタークーラ9を通過した後の吸気密度であるから、インタークーラ9の冷却効率が実吸気密度ρ1に及ぼす影響を考慮して充填量を調整することになる。そのことで、充填量を精度良く調整する上で有利になる。つまり、実吸気密度ρ1は、コンプレッサ4aによる過給だけでなく、インタークーラ9による冷却によっても影響を受ける。インタークーラ9を通過した後の吸気密度に基づいて、吸気バルブ22の開閉時期を調整することによって、コンプレッサ4aの過給とインタークーラ9の冷却との両方の影響を受けた吸気密度の変動を考慮して充填量を調整することができる。
こうした構成は、特に、インタークーラ9の冷却性能にバラツキがある場合に有利である。つまり、インタークーラ9の冷却性能のバラツキによる吸気密度の変動も考慮して吸気バルブ22の開閉時期が調整され、充填量が精度良く調整される。
〈他の実施形態〉
前記実施形態では、排気によりタービン4bを駆動するターボ過給機4を備えた構成を例示したが、この構成に代えて、電動式のアシスト機構を有するターボ過給機を備えてもよい。
前記実施形態では、吸気VVT制御部56は、下流側制御を所定の周期で繰り返し実行するように構成されていたが、これに代えて、エンジン100がアイドル運転状態から加速するときに下流側制御を実行してもよい。
通常、エンジン100がアイドル運転状態から加速するときには、通常運転時と比較して、充填量が急増したり、インタークーラ9の冷却性能が不足していたりするために、実吸気密度ρ1は、通常運転時よりも比較的大きく変動するものと考えられる。そのため、下流側制御は、そうした状況において特に有効になり得る。
この構成によれば、下流側制御が特に有効になり得る状況において、この下流側制御を実行するようにしているから、吸気バルブ22の開閉時期を調整する頻度を低減し、ひいてはエンジン100の燃費の悪化を抑制する上で有利になる。
また、上流側制御及び下流側制御の詳細については、可能な範囲で変更することができる。例えば、前記実施形態では、ターボ制御部53は、大気密度ρと標準体積密度ρ0との比を用いて目標充填効率η0を補正するように構成されていたが、この構成に代えて、大気密度ρから標準体積密度ρ0を減算した差分を用いて目標充填効率η0を補正してもよい。吸気VVT制御部56による下流側制御についても同様である。
100 エンジン
10 吸気通路
10a 上流側通路
10b 下流側通路
11 スロットルバルブ
20 エンジン本体
21 気筒
22 吸気バルブ
25 吸気VVT(バルブタイミング可変機構)
30 排気通路
4 ターボ過給機
4a コンプレッサ
50 ECU(制御装置)
59 充填量制御部(制御部)
9 インタークーラ
ρ 大気密度(上流側密度)
ρ1 実吸気密度(下流側密度)

Claims (6)

  1. 吸気通路に設けられたコンプレッサを有するターボ過給機と、吸気バルブの開閉時期を変更するバルブタイミング可変機構とを備えたエンジンの制御装置であって、
    前記ターボ過給機及び前記バルブタイミング可変機構を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、
    目標充填効率を取得する充填効率演算部と、
    前記コンプレッサを通過する前の上流側吸気密度を大気圧に基づき推定すると共に、前記充填効率演算部が取得した前記目標充填効率を前記上流側吸気密度により補正した、第1目標充填効率に基づいて過給圧を調整する第1制御部と、
    前記コンプレッサを通過した後の吸気温度に基づき下流側吸気密度を推定すると共に、前記充填効率演算部が取得した前記目標充填効率を前記下流側吸気密度により補正した、第2目標充填効率に基づいて、前記バルブタイミング可変機構を介して前記吸気バルブの開閉時期を調整する第2制御部と、を有し、
    前記第1制御部及び前記第2制御部によって、気筒内に吸入される吸気量を調整することを特徴とするエンジンの制御装置。
  2. 請求項1に記載のエンジンの制御装置において、
    前記上流側吸気密度に応じて前記第1制御部が前記過給圧を調整することにより変動した前記下流側吸気密度の変動分を、前記第2制御部が前記バルブタイミング可変機構を介して前記吸気バルブの開閉時期を調整することにより、気筒内に吸入される吸気量を調整することを特徴とするエンジンの制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載のエンジンの制御装置において、
    前記下流側吸気密度は、前記コンプレッサを通過した後の吸気温度と、前記ターボ過給機の過給圧と、に基づいて推定されることを特徴とするエンジンの制御装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のエンジンの制御装置において、
    前記下流側吸気密度は、前記吸気通路において前記コンプレッサの下流側に設けられたインタークーラを通過した後の吸気密度であることを特徴とするエンジンの制御装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載のエンジンの制御装置において、
    前記上流側吸気密度は、大気圧と、前記吸気通路における前記コンプレッサの上流側の吸気温度と、に基づいて推定されることを特徴とするエンジンの制御装置。
  6. 請求項1から請求項のいずれか1つに記載のエンジンの制御装置において、
    前記第2制御部は、前記エンジンがアイドル運転状態から加速するときに、前記制御を実行することを特徴とするエンジンの制御装置。
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