JP6400030B2 - ガス吹き回路及び取鍋 - Google Patents

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本発明は、取鍋へガスを供給するガス吹き回路及び取鍋に関する。
従来、金属溶湯が収容された取鍋に設けられたプラグへアルゴンや窒素などの不活性ガスを供給するガス吹き回路が知られている(例えば、特許文献1参照)。このガス吹き回路は、ガス導入口とガス吹出口とを連結する第1配管と、第1配管のガス導入口とガス吹出口との間に設けられた第1逆止弁と、ガス導入口と蓄圧ボンベとを連結する第2配管と、第2配管のガス導入口と蓄圧ボンベとの間に設けられた第2逆止弁と、蓄圧ボンベとガス吹出口とを連結する第3配管と、第3配管の蓄圧ボンベとガス吹出口との間に設けられた圧力調整弁と、を備えている。第1逆止弁は、ガス導入口からガス吹出口へのガスの流れのみを許容する弁である。第2逆止弁は、ガス導入口から蓄圧ボンベへのガスの流れのみを許容する弁である。また、圧力調整弁は、第3配管内において蓄圧ボンベからガス吹出口へ流れるガスの圧力を調整する弁である。
上記ガス吹き回路のガス導入口がガスを供給するガス源に接続され、かつ、そのガス吹出口が取鍋のプラグに接続されていると、ガス源から導入されたガスが、ガス吹き回路の第1配管を通じてプラグへ供給されると共に、第2配管及び第3配管を通じてプラグへ供給される。この場合は、ガス吹き回路を流通したガスをプラグを介して取鍋内の金属溶湯に吹き込むことができるので、その取鍋内の金属溶湯を攪拌することができる。
また、ガス吹き回路のガス導入口がガスを供給するガス源に接続され、かつ、そのガス吹出口が取鍋のプラグに接続されていると、ガス源から導入された残りのガスがガス吹き回路の第2配管を通じて蓄圧ボンベに供給される。この場合には、蓄圧ボンベに高圧のガスが充填される。この蓄圧ボンベのガス充填後は、取鍋のプラント内での移送等のためにガス吹き回路付きの取鍋がガス源から切り離されても、蓄圧ボンベからガス吹き回路の第3配管へのガス供給が可能となる。このため、蓄圧ボンベから第3配管を通じてプラグへ高圧ガスを供給することで、ガス源からの取鍋の切り離し後でも、取鍋内の金属溶湯がプラグの通路に浸入し難くなり、その浸入に起因するプラグの目詰まりを防止することが可能となる。
実用新案登録第3197498号
上記したガス吹き回路は、取鍋に取り付け固定されたままであり、取鍋のプラグに接続された状態で使用されるものである。一方、取鍋は、高温の金属溶湯が収容される容器である。このため、ガス吹き回路は、常に取鍋を介して溶湯の熱が伝達されることで高温に晒された加熱状態となる。
上記したガス吹き回路では、取鍋がガス源から切り離されているときは、一旦蓄圧ボンベに蓄圧されていたガスがその蓄圧ボンベからガス吹出口に向けて送られて圧力調整弁の内部を通るため、圧力調整弁はそのガス流通によって冷却される。しかし、取鍋がガス源に接続されているときは、圧力調整弁にガスが導かれない或いは導かれるガス量が少ないため、その圧力調整弁を十分に冷却することができず、圧力調整弁の加熱劣化が生じ易くなるという課題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、取鍋がガス源に接続されているときの圧力調整弁の加熱劣化を抑えることが可能なガス吹き回路及び取鍋を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するためになされた本発明のガス吹き回路は、ガスを導入するガス導入口と取鍋へガスを吹き出すガス吹出口とを連結する第1配管と、前記第1配管の前記ガス導入口と前記ガス吹出口との間に介在する、前記ガス導入口から前記ガス吹出口へのガスの流れのみを許容する第1逆止弁と、前記ガス導入口とガスを蓄圧する蓄圧ボンベとを連結する第2配管と、前記第2配管の前記ガス導入口と前記蓄圧ボンベとの間に介在する、前記ガス導入口から前記蓄圧ボンベへのガスの流れのみを許容する第2逆止弁と、前記蓄圧ボンベと前記ガス吹出口とを連結する第3配管と、前記第3配管の前記蓄圧ボンベと前記ガス吹出口との間に介在する、前記第3配管内のガスの圧力を調整する圧力調整弁と、を備えるガス吹き回路であって、前記圧力調整弁を収容する内部空間を有し、前記内部空間が前記第1配管の中途に設けられたケースを備え、記第1配管に流れるガスは、前記ケースの前記内部空間を通過することを特徴とするものである。
この構成によれば、ガス導入口とガス吹出口とを連結する第1配管が、第3配管上にある圧力調整弁を収容するケースの内部空間に連通するので、取鍋がガス吹き回路を介してガス源に接続されているとき、ガス源から導入されたガスをケースの内部空間に取り入れて流通させることができる。従って、取鍋がガス吹き回路を介してガス源に接続されているときに、ケースに収容されている圧力調整弁を外部から冷却することができ、取鍋内の溶湯の熱に起因する圧力調整弁の加熱劣化を抑えることができる。
また、本発明の取鍋は、上記のガス吹き回路と、前記ガス吹き回路の前記ガス吹出口に接続されるプラグと、を備えることを特徴とするものである。
この構成によれば、取鍋がガス源に接続されているときは、ガス吹き回路のガス吹出口からプラグへガスを吹き出すことで、取鍋内の金属溶湯を攪拌することができると共に、取鍋がガス源から切り離されているときは、蓄圧ボンベからプラグへガスを供給することで、取鍋内の金属溶湯の浸入に起因するプラグの目詰まりを防止することができる。
本発明の一実施形態に係るガス吹き回路及びそのガス吹き回路を備える取鍋の構成図である。 本実施形態に係るガス吹き回路が備えるケースの上面図である。 本実施形態に係るガス吹き回路が備えるケース内を正面側から見えるようにケースを切断した際の図である。
以下、本発明のガス吹き回路及び取鍋の具体的な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
本実施形態に係るガス吹き回路10は、取鍋12に取り付け固定されると共に、その取鍋12に取り付け固定された状態でガス源14に対して着脱可能である。取鍋12は、高温の金属溶湯が収容される容器である。ガス源14は、例えば工場内のステーションなどに設置されており、温度の比較的低いガスを高圧で出力する外部装置である。ガス源14が出力するガスは、アルゴンや窒素などの不活性ガスである。ガス吹き回路10は、取鍋12に設けられたプラグ16に接続されており、ガス源14から導入したガス又は蓄えていたガスをプラグ16を介して取鍋12に向けて吹き出す装置である。
ガス吹き回路10は、筐体20内に収容される各部品と、筐体20外に設けられる蓄圧ボンベ22と、からなる。ガス吹き回路10は、第1配管24と、第2配管26と、第3配管28と、を備えている。第1配管24と第2配管26とは互いに接続されている。第2配管26と第3配管28とは互いに接続されている。第3配管28と第1配管24とは互いに接続されている。
ガス吹き回路10は、ガス導入口30と、ガス吹出口32と、を備えている。ガス導入口30は、筐体20外のガス源14からガスを導入する入口である。また、ガス吹出口32は、筐体20外の取鍋12のプラグ16へガスを吹き出す出口である。第1配管24は、ガス導入口30とガス吹出口32とを連結する配管である。
第1配管24には、筐体20内に収容されるストレーナ34が設けられている。ストレーナ34は、導入ガス中の固形物を除去する機能を有している。第1配管24には、また、筐体20内に収容される第1逆止弁36が設けられている。第1逆止弁36は、第1配管24のガス導入口30とガス吹出口32との間(より詳細には、ストレーナ34に対する下流側)に介在している。第1逆止弁36は、ガス導入口30からガス吹出口32へのガスの流れのみを許容する弁であって、ガス吹出口32からガス導入口30へのガスの逆流を防止する機能を有している。
第1配管24と第2配管26との接続点は、筐体20内の、ガス導入口30に対する下流側、ストレーナ34に対する下流側、及び第1逆止弁36に対する上流側に設けられている。第2配管26は、ガス導入口30と蓄圧ボンベ22とを連結する配管である。蓄圧ボンベ22は、ガスを所定圧まで蓄圧することが可能な容器であり、移送容易な大きさを有している。蓄圧ボンベ22は、ガス吹き回路10が取り付け固定されている取鍋12からの熱が伝わり難い位置(例えば、その取鍋12に対して筐体20を挟んで反対側)に配置されている。
第2配管26には、筐体20内に収容される第2逆止弁40が設けられている。第2逆止弁40は、第2配管26のガス導入口30と蓄圧ボンベ22との間(より詳細には、第1配管24と第2配管26との接続点に対する下流側)に介在している。第2逆止弁40は、ガス導入口30から蓄圧ボンベ22へのガスの流れのみを許容する弁であって、蓄圧ボンベ22からガス導入口30へのガスの逆流を防止する機能を有している。
第2配管26と第3配管28との接続点は、筐体20内の、第2逆止弁40と蓄圧ボンベ22との間に設けられている。第3配管28は、蓄圧ボンベ22とガス吹出口32とを連結する配管である。第3配管28には、蓄圧ボンベ22側から順に、共に筐体20内に収容されるガスフィルタ42及び安全弁44が設けられている。ガスフィルタ42は、ガスに含まれる微粒子を除去する機能を有している。また、安全弁44は、ガスの圧力が過大になった場合にそのガスの一部をガス吹き回路10の外部へ逃がす機能を有している。
第3配管28には、また、蓄圧ボンベ22側から順に圧力調整弁46及び流量調整弁48が設けられている。圧力調整弁46及び流量調整弁48は共に、筐体20内に収容されており、安全弁44に対する下流側に設けられている。圧力調整弁46は、第3配管28の蓄圧ボンベ22とガス吹出口32との間に介在している。圧力調整弁46は、第3配管28内において流通するガスの圧力を調整する機能を有している。また、流量調整弁48は、第3配管28の蓄圧ボンベ22とガス吹出口32との間(より詳細には、圧力調整弁46に対する下流側)に介在している。流量調整弁48は、例えばニードル弁などであって、第3配管28内において流通するガスの流量を調整する機能を有している。尚、流量調整弁48は、複数設けられていてもよく、図1においては2つ設けられている。
第3配管28と第1配管24との接続点は、筐体20内の、流量調整弁48に対する下流側、第1逆止弁36に対する下流側、及びガス吹出口32に対する上流側に設けられている。尚、第3配管28の、この接続点と流量調整弁48との間に、蓄圧ボンベ22側からガス吹出口32へのガスの流れのみを許容して、ガス吹出口32から蓄圧ボンベ22側へのガスの逆流を防止する逆止弁を介在させることとしてもよい。
また、圧力調整弁46は、図2及び図3に示す如く、ケース50に収容されている。ケース50は、圧力調整弁46を収容するのに必要十分な内部容量を有しており、筐体20内に収容される。尚、上記した流量調整弁48は、ケース50の外側に配置されている。ケース50は、円筒状又は筒状に形成されており、耐熱性や断熱性を有する金属や樹脂などの部材により構成されている。尚、ケース50は、圧力調整弁46の組み付け時の容易性などを考慮して、蓋などを用いて圧力調整弁46が収容される内部空間52を開放し或いは閉塞可能な構造を有するものとしてもよい。
ケース50には、圧力調整弁46に対する上流側の第3配管28が貫通する貫通孔54、及び、圧力調整弁46に対する下流側の第3配管28が貫通する貫通孔56が設けられている。ケース50内の圧力調整弁46には、上流側の第3配管28からガスが導入されると共に、ケース50内の圧力調整弁46から、下流側の第3配管28へ圧力調整後のガスが排出される。
ケース50の内部空間52には、上記の第1配管24が連通している。ケース50には、ガス導入口30側の第1配管24が接続するガス取入口60、及び、ガス吹出口32側の第1配管24が接続するガス取出口62が設けられている。ケース50の内部空間52には、ガス導入口30側の第1配管24からガス取入口60を介してガスが取り入れられる。ガス取入口60を介してケース50の内部空間52に取り入れられたガスは、ガス取出口62を介してガス吹出口32側の第1配管24へ排出される。以下、ケース50に対してガス導入口30側にある第1配管24を上流側第1配管部24aと、ケース50に対してガス吹出口32側にある第1配管24を下流側第1配管部24bと、それぞれ称す。
次に、ガス吹き回路10の動作について説明する。
ガス吹き回路10が取鍋12に取り付け固定されていると共にその取鍋12がガス源14に接続されていると、ガス源14からガス吹き回路10のガス導入口30へのガス供給が可能となる。ガス源14からガス導入口30にガスが供給されると、そのガスはストレーナ34で浄化された後、そのガスの一部が第1配管24を通ってガス吹出口32に向けて流れると共に、残りのガスが第2配管26を通って第2逆止弁40側に流れる。第1配管24を通ってガス吹出口32に流れたガスは、取鍋12のプラグ16を介して取鍋12内の金属溶湯に吹き込まれる。
上記の如くストレーナ34で浄化されたガスのうち第2配管26に流れた残りのガスは第2配管26を通った後、そのうちの一部のガスが第3配管28を通ってガス吹出口32に向けて流れると共に、そのうちの残りのガスが蓄圧ボンベ22に供給されるものとなる。第2配管26及び第3配管28を通ってガス吹出口32に流れたガスは、圧力調整弁46及び流量調整弁48を通過した後、取鍋12のプラグ16を介して取鍋12内の金属溶湯に吹き込まれる。
従って、取鍋12がガス吹き回路10を介してガス源14に接続されているときは、ガス源14からのガスを取鍋12内に供給することで、その取鍋12内の金属溶湯を攪拌することができる。
また、上記の如く蓄圧ボンベ22にガスが供給されると、その蓄圧ボンベ22はそのガスを蓄える。従って、取鍋12がガス吹き回路10を介してガス源14に接続されており、ガス源14からのガスが取鍋12内に供給されているときは、ガス源14からのガスの一部を蓄圧ボンベ22に供給することで、その蓄圧ボンベ22に高圧のガスを充填することができる。
一方、工場内での取鍋12の移送等のためにガス吹き回路10が取鍋12に取り付け固定されたままその取鍋12がガス源14から切り離されると、以後、ガス源14からガス吹き回路10のガス導入口30へのガス供給は不可能となるが、その代わり、蓄圧ボンベ22が蓄えていたガスの放出が可能となる。蓄圧ボンベ22のガスが放出されると、その放出されたガスは、第2逆止弁40によりその上流側にあるガス導入口30に向けて逆流することなく、第3配管28を通ってガス吹出口32に向けて流れる。この第3配管28を通ったガスは、ガスフィルタ42により浄化された後、圧力調整弁46で圧力調整されかつ流量調整弁48で流量調整されて、ガス吹出口32から取鍋12のプラグ16に向けて吹き出される。尚、この第3配管28を通ったガスは、第1逆止弁36によりその上流側にあるガス導入口30に向けて逆流することはない。
従って、ガス吹き回路10が取り付け固定されている取鍋12がガス源14から切り離されているときは、蓄圧ボンベ22から取鍋12のプラグ16へのガス吹き込みが行われることで、取鍋12内の金属溶湯がプラグ16の通路に浸入し難くなり、その浸入に起因するプラグ16の目詰まりを防止することが可能となる。
また、ガス吹き回路10において、ガス吹き回路10が取り付け固定されている取鍋12がガス源14から切り離されているときは、上記の如く、蓄圧ボンベ22に蓄圧されていたガスがその蓄圧ボンベ22から第3配管28を通ってガス吹出口32に向けて流れる。この場合は、蓄圧ボンベ22からのガスが圧力調整弁46の内部を通るため、取鍋12内の溶湯の熱によって加熱され得る圧力調整弁46がそのガス流通によって内部から冷却される。
更に、ガス吹き回路10において、ガス吹き回路10が取り付け固定されている取鍋12がガス源14に接続されているときは、ガス源14から導入されかつ第2配管26に流れたガスは、そのうちの一部のガスが第3配管28を通って圧力調整弁46の内部を通過するが、そのうちの残りのガスが蓄圧ボンベ22に供給されるものとなる。このため、この一部のガスの圧力調整弁46の内部での流通だけでは、その圧力調整弁46の冷却が不十分となる可能性がある。
これに対して、ガス吹き回路10においては、ガス吹き回路10が取り付け固定されている取鍋12がガス源14に接続されているとき、ガス源14から導入されたガスは、上流側第1配管部24aを通った後、内部空間52に圧力調整弁46が収容されているケース50のガス取入口60からその内部空間52に取り入れられ、その後、ケース50のガス取出口62から下流側第1配管部24bに排出される。そして、このガス源14からのガスは、ガス吹出口32に向けて流れてそのガス吹出口32から取鍋12に向けて吹き出される。この場合は、ガス源14からのガスが圧力調整弁46が収容されているケース50の内部空間52を通過するため、その圧力調整弁46がそのガス流通によって外部から冷却される。
このように、本実施形態のガス吹き回路10によれば、取鍋12がガス源14から切り離されているときは、蓄圧ボンベ22から出力されたガスが圧力調整弁46の内部を通るため、その圧力調整弁46を内部から冷却することができると共に、取鍋12がガス源14に接続されているときは、ガス導入口30から導入されたガスが圧力調整弁46を収容しているケース50の内部空間52に流れるため、その圧力調整弁46を外部から冷却することができる。
従って、本実施例によれば、ガス吹き回路10が取り付け固定されている取鍋12がガス源14から切り離されているときだけでなく、その取鍋12がガス源14に接続されているときも、ガス吹き回路10が取鍋12内の溶湯の熱によって高温に晒されることに対して、ガス吹き回路10内の圧力調整弁46が加熱劣化するのを抑えることができる。
ところで、上記の実施形態においては、上流側第1配管部24aが特許請求の範囲に記載した「上流側配管部」に、下流側第1配管部24bが特許請求の範囲に記載した「下流側配管部」に、それぞれ相当している。
尚、本発明は、上述した実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。
10 ガス吹き回路
12 取鍋
14 ガス源
16 プラグ
20 筐体
22 蓄圧ボンベ
24 第1配管
24a 上流側第1配管部
24b 下流側第1配管部
26 第2配管
28 第3配管
30 ガス導入口
32 ガス吹出口
34 ストレーナ
36 第1逆止弁
40 第2逆止弁
42 ガスフィルタ
44 安全弁
46 圧力調整弁
48 流量調整弁
50 ケース
52 内部空間
54,56 貫通孔
60 ガス取入口
62 ガス取出口

Claims (4)

  1. ガスを導入するガス導入口と取鍋へガスを吹き出すガス吹出口とを連結する第1配管と、
    前記第1配管の前記ガス導入口と前記ガス吹出口との間に介在する、前記ガス導入口から前記ガス吹出口へのガスの流れのみを許容する第1逆止弁と、
    前記ガス導入口とガスを蓄圧する蓄圧ボンベとを連結する第2配管と、
    前記第2配管の前記ガス導入口と前記蓄圧ボンベとの間に介在する、前記ガス導入口から前記蓄圧ボンベへのガスの流れのみを許容する第2逆止弁と、
    前記蓄圧ボンベと前記ガス吹出口とを連結する第3配管と、
    前記第3配管の前記蓄圧ボンベと前記ガス吹出口との間に介在する、前記第3配管内のガスの圧力を調整する圧力調整弁と、
    を備えるガス吹き回路であって、
    前記圧力調整弁を収容する内部空間を有し、前記内部空間が前記第1配管の中途に設けられたケースを備え、
    記第1配管に流れるガスは、前記ケースの前記内部空間を通過することを特徴とするガス吹き回路。
  2. 前記第1配管は、前記ガス導入口と前記ケースに設けられたガス取入口とを連結する上流側配管部と、前記ケースに設けられたガス取出口と前記ガス吹出口とを連結する下流側配管部と、を含むことを特徴とする請求項1記載のガス吹き回路。
  3. 前記ケースの外側に配置されかつ前記第3配管の前記圧力調整弁に対する下流側に介在する、前記第3配管内において前記圧力調整弁を介して流れるガスの流量を調整する流量調整弁を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のガス吹き回路。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項記載のガス吹き回路と、
    前記ガス吹き回路の前記ガス吹出口に接続されるプラグと、
    を備えることを特徴とする取鍋。
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