JP6398844B2 - 液体吐出装置 - Google Patents
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Description
第11の発明に係る液体吐出装置は、第1〜第10のいずれかの発明に係る前記液体吐出ヘッドと、前記重なり領域に接合された配線部材と、を備え、前記非重なり領域に配置された前記端子が、前記配線部材から露出している。
図1に示すように、本実施の形態に係るプリンタ1(本発明の「液体吐出装置」)は、キャリッジ2、インクジェットヘッド3(本発明の「液体吐出ヘッド」)、用紙搬送ローラ4などを備えている。キャリッジ2は、2本のガイドレール5に支持され、ガイドレール5に沿って走査方向(本発明の「列間方向」)に往復移動する。インクジェットヘッド3は、キャリッジ2に搭載され、その下面には複数のノズル15a、15bが形成されている。用紙搬送ローラ4は、搬送方向(本発明の「配列方向」)におけるキャリッジ2の両側に配置され、記録用紙Pを搬送方向に搬送する。なお、搬送方向は、走査方向と直交する方向である。また、以下では、図1に示すように、走査方向の右側及び左側を定義して説明を行う。
次に、インクジェットヘッド3について説明する。図2〜図4に示すように、インクジェットヘッド3は、流路形成部材、圧電素子および接続部材の積層体である。本実施の形態では、流路形成部材として、振動膜31、圧力室プレート21、マニホールドプレート22、ノズルプレート23およびカバープレート24が相当し、部材内部に液体流路を有する。圧電素子は、振動膜31および圧電アクチュエータ32a、32bが相当し、ユニモルフ型の変形を起こす。また、接続部材として、支持基板34が相当し、流路形成部材および圧電素子を補強する。なお、図3では、後述の支持基板34について、走査方向の端の位置のみを二点鎖線で図示している。また、振動膜31の上面の電極、配線、端子には、ハッチングを付している。
次に、駆動素子(圧電アクチュエータと振動膜31からなる素子)を駆動してノズルからインクを吐出させる方法について説明する。インクジェットヘッド3では、駆動前の状態(スタンバイ状態)において、全ての個別電極がグランド電位に保持されている。
次に、圧電アクチュエータ32a、32bの検査について説明する。インクジェットヘッド3の製造時などには、インクジェットヘッド3の異常の検出などの目的で検査を行う。例えば、圧電素子の検査として、共振周波数の測定がある。この測定では、共通端子と個別端子間に交流電圧を印加する。電圧は、1V程度である。交流電圧の周波数をスイープして電流―周波数特性を求め、電流がピークを持つ周波数を共振周波数とする。圧電素子間で共振周波数を比較すれば、インクジェットヘッド内での吐出特性の均一性を推測できる。インクジェットヘッド間でこれを比較すれば、インクジェットヘッドを吐出特性でランク分けができる。
3 インクジェットヘッド
10a 10b 圧力室
15a、15b ノズル
32a、32b 圧電アクチュエータ
52a、52b、552a、552b 個別引出配線
54a、54b、154a、154b、254a、254b、354a、354b、454a、454b、554a、554b、654a、654b 個別端子
Claims (12)
- ノズルに連通し、配列方向に沿って配列された複数の第1圧力室と、ノズルに連通し、前記配列方向に沿って配列され、前記配列方向と直交する列間方向において、前記複数の第1圧力室と間隔をあけて並んだ複数の第2圧力室と、前記複数の第1圧力室及び前記複数の第2圧力室を覆う振動膜と、を有する流路形成部材と、
前記複数の第1圧力室に対して個別に設けられ、前記振動膜上に配置された複数の第1圧電素子と、
前記複数の第2圧力室に対して個別に設けられ、前記振動膜上に配置された複数の第2圧電素子と、
前記複数の第1圧電素子から、前記複数の第2圧電素子に向かって引き出された複数の第1引出配線と、
前記複数の第2圧電素子から、前記複数の第1圧電素子に向かって引き出された複数の第2引出配線と、
前記複数の第1引出配線及び前記複数の第2引出配線のうち、少なくと1つの引出配線と接続した少なくとも1つの端子と、を備え、
前記複数の第1引出配線及び前記複数の第2引出配線は、これらが配設される引出領域において、前記配列方向に交互に並んで重なる重なり領域を構成し、
前記端子が、前記引出領域のうち、前記重なり領域以外の非重なり領域に配置されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 少なくとも1つの前記第1引出配線と導通する、少なくとも1つの第1端子を備え、
前記第1端子が、前記引出領域のうち、前記列間方向における前記重なり領域よりも前記複数の第1圧電素子側の前記非重なり領域に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記配列方向に隣接する2つの前記第1引出配線に対して設けられた2つの前記第1端子を備え、これら2つの前記第1端子が、前記列間方向に互いにずれて配置され、対応する前記第1引出配線の前記配列方向における両側にまたがって延びていることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
- 少なくとも1つの前記第2引出配線と導通する、少なくとも1つの第2端子を備え、
前記第2端子が、前記引出領域のうち、前記列間方向における前記重なり領域よりも前記複数の第2圧電素子側の前記非重なり領域に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。 - 前記配列方向に隣接する2つの前記第2引出配線に対して設けられた2つの前記第2端子を備え、これら2つの前記第2端子が、前記列間方向に互いにずれて配置され、対応する前記第2引出配線の前記配列方向における両側にまたがって延びていることを特徴とする請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
- 少なくとも1つの前記第1引出配線と導通する、少なくとも1つの第1端子と、
少なくとも1つの前記第2引出配線と導通する、少なくとも1つの第2端子と、を備え、
前記第1端子及び前記第2端子の両方が、前記引出領域のうち、前記列間方向における前記重なり領域よりも前記複数の第1圧電素子側の前記非重なり領域、及び、前記列間方向における前記重なり領域よりも前記複数の第2圧電素子側の前記非重なり領域のうち、いずれか片方の前記非重なり領域にのみ配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。 - ある第1引出配線に前記第1端子が設けられ、
この第1引出配線と、前記重なり領域において前記配列方向に隣接する第2引出配線に前記第2端子が設けられ、
前記第1端子と前記第2端子とが、前記列間方向に互いにずれて配置されていることを特徴とする請求項6に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記複数の第1引出配線は、前記列間方向において前記複数の第2圧電素子に近づくほど、間隔が小さくなるように延び、
前記複数の第2引出配線は、前記列間方向において前記複数の第1圧電素子に近づくほど、間隔が大きくなるように延び、
前記端子は、前記引出領域のうち、前記列間方向において、前記重なり領域よりも前記第1圧電素子側の前記非重なり領域に配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。 - 前記複数の第1圧電素子を覆うように前記流路形成部材上に配置された第1カバー部と、
前記複数の第2圧電素子を覆うように前記流路形成部材上に配置され、前記第1カバー部と前記列間方向に間隔をあけて並んだ第2カバー部と、をさらに備え、
前記端子は、前記引出領域のうち、前記列間方向において前記第1カバー部と前記第2カバー部との間に位置し、且つ、前記非重なり領域に配置されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。 - 前記圧電素子は、
前記複数の圧電素子に跨る共通電極と、
前記圧力室毎に設けられた個別電極と、
前記共通電極及び前記個別電極に挟まれた圧電層と、を含み、
前記引出配線は、
前記共通電極から引き出された共通引出配線と、
前記個別電極から引き出された個別引出配線と、を含み、
前記共通引出配線に接続する前記端子は、前記個別引出配線に接続する前記端子よりも大きいことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の液体吐出ヘッドと、
前記重なり領域に接合された配線部材と、を備え、
前記非重なり領域に配置された前記端子が、前記配線部材から露出していることを特徴とする液体吐出装置。 - 前記配線部材は、平型の柔軟部材であって、前記重なり領域において、端部が、露出された前記端子に向くように前記重なり領域に接合されていることを特徴とする請求項11に記載の液体吐出装置。
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