JP6397655B2 - 球面投影表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、球面投影表示装置に係り、特に透過型の球状スクリーンに画像を投影する球面投影表示装置に関する。
点光源からの光を複数のレンズからなる光学系を介して液晶表示素子に入射し、さらに液晶表示素子からの投影光を球状スクリーンに映し出す表示装置が知られている(特許文献1)。
この表示装置は、球状スクリーンの正面から観察者が画像を見るように構成されている。また、球状スクリーンの正面側の半球或いはそれより少し多い領域に光を放射するように設計される。このように構成された表示装置は、表示画像が小さくなり、また、この表示装置をアミューズメント装置で使用する場合、観察者にとってよりインパクトのある表示を実現しにくい。
特開2012−78730 特開2012−79243
本発明は、スクリーンより大きな画像を表示できるとともに、観察者にとってよりインパクトのある表示を実現することが可能な球面投影表示装置を提供する。
本発明の一態様に係る球面投影表示装置は、光源と、前記光源からの光を変調する液晶表示素子と、前記光源及び前記液晶表示素子を収容するケースと、前記ケースにはめ込まれ、前記液晶表示素子からの投影光を拡散する球状スクリーンと、前記ケースに接続され、前記球状スクリーンの背面から放射される光を前記球状スクリーンの正面側に反射する反射鏡とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、スクリーンより大きな画像を表示できるとともに、観察者にとってよりインパクトのある表示を実現することが可能な球面投影表示装置を提供することができる。
第1実施形態に係る球面投影表示装置の断面構造を模式的に示す図。 液晶表示素子の一例を示す断面図。 球面投影表示装置の斜視図。 図3の球面投影表示装置を観察者が見た場合の表示を説明する図。 球面投影表示装置の電気的構成の概略を示すブロック図。 球面投影表示装置の表示例を示す図。 球面投影表示装置の表示例を示す図。 球面投影表示装置の表示例を示す図。 球面投影表示装置の光学系を説明する図。 球面投影表示装置の光学系を説明する図。 球状スクリーンの他の構成例を示す斜視図。 第2実施形態に係る球面投影表示装置の断面構造を模式的に示す図。 反射鏡の他の構成例を示す断面図。 反射鏡のさらに他の構成例を示す断面図。 第3実施形態に係る球面投影表示装置の電気的構成の概略を示すブロック図。 正面から見た球面投影表示装置の平面図。 球面投影表示装置の断面構造を模式的に示す図。 複数の反射鏡が開いた状態を説明する図。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。ただし、図面は模式的または概念的なものであり、各図面の寸法および比率等は必ずしも現実のものと同一とは限らないことに留意すべきである。また、図面の相互間で同じ部分を表す場合においても、互いの寸法の関係や比率が異なって表される場合もある。特に、以下に示す幾つかの実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための装置および方法を例示したものであって、構成部品の形状、構造、配置等によって、本発明の技術思想が特定されるものではない。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する要素については同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
[第1実施形態]
[1.球面投影表示装置の構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係る球面投影表示装置1の断面構造を模式的に示す図である。球面投影表示装置1は、球状スクリーン2と、球状スクリーン2に固定されたプロジェクタ部3と、プロジェクタ部3に固定された反射鏡(反射部材)7とを備える。
球状スクリーン2は、中空球体であり、球体の一部を構成する内面2aを投影面とする透過型のスクリーンである。球状スクリーン2には、例えば透光性を有する部材の内面と外面との一方または双方に、光を拡散させるための材料が塗布されたり、光を拡散させるための処理が施されたりすることによって、光拡散性が確保されている。なお、球状スクリーン2は、光を拡散させる任意の材料を用いて形成されたものであっても構わない。
図1に示すように、球状スクリーン2には、中空球体の一部(図で右側の一部)に開口部2bが設けられる。球状スクリーン2は、例えば、中空球体を構成する一組の半球状の部材の一方側に開口部2bを設けるとともに、双方の半球状の部材を透明な接着剤等を用いて繋ぎ目が極力見えないように接合することにより形成される。
プロジェクタ部3は、光源部4と、透過型の液晶表示素子5と、放射部6とを備える。光源部4は、基板10に設けられた光源11と、光源光学系を構成しかつ光源11に対向する第1レンズL1及び第2レンズL2と、光源11、第1レンズL1、及び第2レンズL2を収容する円筒形のケース12とを備える。光源11は、例えば点光源から構成される。第1レンズL1及び第2レンズL2からなる光源光学系は、点光源11が放射する光を平行光、若しくは平行光に近い状態で液晶表示素子5に入射させる。
なお、点光源11には任意の光源を使用することができるが、球面投影表示装置1の小型化、省電力化、耐久性の点を考えると高輝度のLED(Light Emitting Diode)を使用することが好ましく、例えば高輝度の白色LEDまたは高輝度のRGB−LEDを使用することが好ましい。
液晶表示素子5は、画像データ(RGBデータ等)に応じて駆動され、画像データにより表現される画像を表示する。また、液晶表示素子5は、第2レンズL2から入射した光を変調し、それにより上記画像データを投影光に変換する光変調素子として機能する。なお、後述するように、液晶表示素子5は、画像データに基づいて、プロジェクタ部3に一体的に、または分離して設けられた制御部によって駆動される。
放射部6は、球状スクリーン2に設けられた開口部2bにはめ込まれた円筒形のケース13と、ケース13に収容されかつ液晶表示素子5に対向する第3レンズL3、第4レンズL4、及び第5レンズL5とを備える。第3レンズL3乃至第5レンズL5によって投影光学系が構成されており、この投影光学系は、液晶表示素子5を透過した光、つまり画像データに基づく投影光を、球状スクリーン2に向けて放射し、画像データにより表される画像を球状スクリーン2の内面2aに投影する。また、第3レンズL3乃至第5レンズL5から構成される投影光学系は、焦点距離が短く設定されており、球状スクリーン2の内面2aにおける半球を超える領域に上記画像を投影する。
第1レンズL1乃至第5レンズL5の構成例としては、例えば、第1レンズL1は平凸レンズであり、第2レンズL2はフレネルレンズであり、第3レンズL3は非対称両凸レンズであり、第4レンズL4は対称両凸レンズであり、第5レンズL5は第4レンズL4に接する凸面を有するメニスカスレンズである。
第1レンズL1乃至第5レンズL5の光軸Lは、球状スクリーン2の中心Oを通るように配置される。球状スクリーン2の内面2aは、その内面2aを含む球体を投影光学系の光軸Lに垂直かつ球状スクリーン2の中心Oを通る垂直面Mで分割したときの一方側の半球領域A(図1で左側)と、他方側の半球領域(図1で右側)の一部でありかつ一方側の半球領域Aに連続する環状領域Bとから構成される。そして、半球領域Aとこれに連続する環状領域Bの一部とからなる領域C(図1に斜線で示した領域)が、球状スクリーン2の内面2aにおいて画像が投影される投影領域となっている。
ここで、プロジェクタ部3が光を放射する放射面3a(図1の構成例では、第5レンズL5の球状スクリーン2側の表面に対応する)は、球状スクリーン2の中心Oからより離れる(球状スクリーン2の開口部2bにより近くなる)ように配置される。例えば、放射面3aは、放射面3aと中心Oとの距離は、内面2aの半径の半分より長く設定される。また、放射面3aは、最大で、開口部2bのうち内面2a側の端となる。このように放射面3aを配置することで、領域B(垂直面Mより背面側の領域)にも光が放射される。換言すると、投影光学系に含まれる第5レンズL5は、光軸Lに沿って、球状スクリーン2の内面2aの正面側の端を起点にして球状スクリーン2の内面2aの直径の3/4以上を含む領域に投影光を放射するように配置される。
[1−1.液晶表示素子5の構成]
次に、液晶表示素子5の構成例について説明する。図2は、液晶表示素子5の一例を示す断面図である。
液晶表示素子5は、スイッチングトランジスタ及び画素電極等が形成されるTFT基板20と、カラーフィルター及び共通電極等が形成されかつTFT基板20に対向配置されるカラーフィルター基板(CF基板)21と、TFT基板20及びCF基板21間に挟持された液晶層22とを備える。TFT基板20及びCF基板21はそれぞれ、透明基板(例えば、ガラス基板)から構成される。TFT基板20は、例えば、点光源11側に配置され、点光源11からの光は、TFT基板20側から液晶表示素子5に入射する。
液晶層22は、TFT基板20及びCF基板21間を貼り合わせるシール材29によって封入された液晶材料により構成される。液晶材料は、TFT基板20及びCF基板21間に印加された電界に応じて液晶分子の配向が操作されて光学特性が変化する。液晶モードとしては、例えばTN(Twisted Nematic)モードが用いられるが、勿論、VA(Vertical Alignment)モードやホモジニアスモードなど他の液晶モードであってもよい。
液晶層22側のTFT基板20上には、複数のスイッチングトランジスタ23が設けられる。スイッチングトランジスタ23としては、例えば薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)が用いられる。スイッチングトランジスタ23は、走査線(図示せず)に電気的に接続されるゲート電極と、ゲート電極上に設けられたゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜上に設けられた半導体層(例えばアモルファスシリコン)と、半導体層上に離間して設けられたソース電極及びドレイン電極とを備える。ソース電極は、信号線(図示せず)に電気的に接続される。
スイッチングトランジスタ23上には、絶縁層24が設けられる。絶縁層24上には、複数の画素電極25が設けられる。絶縁層24内かつスイッチングトランジスタ23のドレイン電極上には、画素電極25に電気的に接続されたコンタクトプラグ26が設けられる。
液晶層22側のCF基板21上には、カラーフィルター27が設けられる。カラーフィルター27は、複数の着色フィルター(着色部材)を備え、具体的には、複数の赤フィルター27−R、複数の緑フィルター27−G、及び複数の青フィルター27−Bを備える。一般的なカラーフィルターは光の三原色である赤(R)、緑(G)、青(B)で構成される。隣接したR、G、Bの三色のセットが表示の単位(ピクセル、又は画素と呼ぶ)となっており、1つの画素中のR、G、Bのいずれか単色の部分はサブピクセル(サブ画素)と呼ばれる最小駆動単位である。スイッチングトランジスタ23及び画素電極25は、サブピクセルごとに設けられる。
赤フィルター27−R、緑フィルター27−G、及び青フィルター27−Bの境界部分には、遮光用のブラックマトリクス(遮光膜)BMが設けられる。すなわち、ブラックマトリクスBMは、網目状に形成される。ブラックマトリクスBMは、着色部材間の不要な光を遮蔽し、コントラストを向上させる機能を有する。
カラーフィルター27及びブラックマトリクスBM上には、共通電極28が設けられる。共通電極28は、液晶表示素子5の表示領域全体に平面状に形成される。
画素電極25、コンタクトプラグ26、及び共通電極28は、透明電極から構成され、例えばITO(インジウム錫酸化物)が用いられる。絶縁層24としては、透明な絶縁材料が用いられ、例えば、シリコン窒化物(SiN)が用いられる。
図1に示すように、TFT基板20及びCF基板21を挟むように、入射側偏光板30及び放射側偏光板31が設けられる。すなわち、偏光板30は、TFT基板20の入射側に接して設けられ、偏光板31は、CF基板21の放射側に接して設けられる。偏光板30、31は、光の進行方向に直交する平面内において、互いに直交する透過軸及び吸収軸を有している。偏光板30、31は、ランダムな方向の振動面を有する光のうち、透過軸に平行な振動面を有する直線偏光を透過し、吸収軸に平行な振動面を有する直線偏光を吸収する。偏光板30、31は、互いの透過軸が直交するように、すなわち直交ニコル状態で配置される。
さらに、偏光板30の入射側には、偏光板30から離間するようにして、反射型偏光板32が設けられる。反射型偏光板32は、光の進行方向に直交する平面内において、互いに直交する透過軸及び反射軸を有する。反射型偏光板32は、ランダムな方向の振動面を有する光のうち、透過軸に平行な振動面を有する直線偏光を透過し、反射軸に平行な振動面を有する直線偏光を反射する。反射型偏光板32の透過軸は、偏光板30の透過軸と平行に設定される。反射型偏光板32としては、例えば、3M社のDBEF(Dual Brightness Enhancement Film)、又は旭化成のワイヤグリッド偏光板などがある。
反射偏光板が無い場合、入射側偏光板の吸収軸方向の光成分を入射側偏光板が吸収する。これにより、入射側偏光板が発熱し、その熱が液晶層に伝わり、液晶層の特性(コントラストなど)が劣化してしまう。
これに対して、本実施形態では、入射側偏光板30の点光源11側には、反射型偏光板32が設けられており、さらに、反射型偏光板32の反射軸は、入射側偏光板30の吸収軸と平行に設定される。反射型偏光板32は、入射側偏光板30の吸収軸方向の光成分を反射するので、反射型偏光板32を透過した光には、入射側偏光板30の吸収軸方向の光成分がほとんど含まれない。これにより、入射側偏光板30が吸収する光成分が低減されるため、入射側偏光板30が発熱するのを抑制できる。
[1−2.反射鏡7の構成]
次に、反射鏡7の構成について説明する。反射鏡7は、固定部材8によってプロジェクタ部3に取り付けられる。具体的には、反射鏡7は、その中央に円形の開口部7aを有し、この開口部7aにプロジェクタ部3がはめ込まれ、固定部材8によって固定される。固定部材8の構成例としては、プロジェクタ部3の全周に円筒状の固定部材を設けてもよいし、プロジェクタ部3の全周に対して部分的に複数の固定部材を設けてもよい。
反射鏡7は、放物面鏡から構成され、放物面の焦点から入射する光を放物面の軸に平行な平行光に変換する。反射鏡7は、例えば、放物面構造を有する基材(例えばポリカーボネート樹脂)の内側(凹面側)に、光を反射する材料(銀やアルミニウムなど)がコーティングされて形成される。或いは、反射鏡7は、光を反射する金属(例えばアルミニウム)自体を放物面に成型して形成される。
図3は、球面投影表示装置1の斜視図である。図3(a)は、反射鏡7を除いた球面投影表示装置1の斜視図である。図3(b)は、反射鏡7を含む球面投影表示装置1の斜視図である。
図3には、球状スクリーン2が表示する画像の一例を示している。本実施形態では、プロジェクタ部3の光軸Lの先から観察者33が球状スクリーン2を視認することを想定している。よって、観察者33を基準にして、球状スクリーン2のうち、図1の領域Aに対応する半球を正面側、図1の領域Bに対応する半球を背面側と呼ぶ。
図3(a)に示すように、球状スクリーン2の正面及びこれに続く背面の一部には、観察者33が直接視認する画像(表示)D1が表示される。また、球状スクリーン2の背面には、反射鏡7側に放射され、反射鏡7によって反射された後に、観察者33に届く画像(表示)D2が表示される。
図4は、図3(b)の球面投影表示装置1を観察者33が見た場合の表示を説明する図である。観察者33は、球状スクリーン2から直接届く表示D1と、表示D1の周囲に表示されかつ反射鏡7から届く表示D2とを視認する。図4は、惑星とその周囲に設けられた環を表している。このように、球状スクリーン2の正面側の画像と、球状スクリーン2の背面側の画像が反射鏡7によって反射された画像とが重なって観察者33に視認されるため、よりインパクトがありかつ球状スクリーン2よりサイズの大きい表示を実現できる。
図5は、球面投影表示装置1の電気的構成の概略を示すブロック図である。球面投影表示装置1は、プロジェクタ部3、制御部34、及び画像メモリ35を備える。なお、プロジェクタ部3、制御部34、及び画像メモリ35には、図示せぬ電源回路から各種電源が供給される。
画像メモリ35は、例えば不揮発性メモリから構成され、種々の画像を表す画像データを格納する。画像メモリ35に格納される画像データは、球状スクリーン2の正面に表示される画像と、球状スクリーン2の背面に表示される画像とを同時に表示可能なデータから構成される。
制御部34は、画像メモリ35に格納される画像データを用いて、プロジェクタ部3(具体的には、液晶表示素子5)の動作を制御する。すなわち、制御部34は、画像メモリ35に格納される画像データ又はそれを修正した画像データを用いて、液晶表示素子5に制御信号及び動作電圧を供給する。また、制御部34は、表示用の画像データの生成に際して、元の画像データに対し、2次元の画像を球状スクリーン2の内面(球面)に投影した際に生ずる見た目の歪みを補正するための所定の画像処理を施す。
図6乃至図8は、球面投影表示装置1の表示例を示す図である。図6乃至図8は、観察者によって視認される表示を示している。図6は、太陽とフレアを表しており、図7は、地球と月を表しており、図8は中央の管状花とその周囲の舌状花とからなるひまわりを表している。表示D1が球状スクリーン2から観察者に直接届く表示であり、表示D2が反射鏡7から観察者に届く表示である。このように、本実施形態では、球状スクリーン2の背面に表示された画像を反射鏡7によって観察者に視認させることができるため、よりインパクトのある表示が実現できる。
図9及び図10は、球面投影表示装置1の光学系を説明する図である。図9のx軸、y軸、z軸の単位は任意である。前述したように、反射鏡7は、放物面を有する。放物面の焦点距離fとする。放物面は、以下の式(1)で表される。
球状スクリーン2の中心Oは、放物面からなる反射鏡7の焦点に配置することが望ましい。このような条件を満たす反射鏡7は、球状スクリーン2から放射される光を反射するとともに、球状スクリーン2から放射される光を観測者側(z軸方向)に向かう平行光に変換することができる。
[2.球状スクリーン2の他の構成例]
図11は、球状スクリーン2の他の構成例を示す斜視図である。図11では、反射鏡7の図示を省略している。
球状スクリーン2は、正面側の半球スクリーン2−1と背面側の半球スクリーン2−2とに分けて構成される。背面側の半球スクリーン2−2の透過率は、正面側の半球スクリーン2−1の透過率より高くなるように設定される。球状スクリーン2の材料としては、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂などが用いられる。半球スクリーン2−1の透過率と半球スクリーン2−2の透過率とに差を設ける手法としては、異なる材料を使用すること、光拡散性の高低に差を設ける(例えば、光拡散材料の量を変える)ことなどにより実現できる。
本実施形態では、球状スクリーン2の正面と背面とで個別の画像を表示する。プロジェクタ部3から球状スクリーン2の背面に放射される光強度は、プロジェクタ部3から球状スクリーン2の正面に放射される光強度より小さい。よって、背面側の半球スクリーン2−2の透過率を正面側の半球スクリーン2−1の透過率より高くすることで、反射鏡7を利用した表示をより明るくできる。また、球状スクリーン2の正面側の表示と背面側の表示との輝度差を低減できる。なお、球状スクリーン2が分割されたスクリーン2−1、2−2は、半球に限定されず、曲面スクリーン2−1の面積と曲面スクリーン2−2の面積とが異なっていてもよい。
[3.効果]
以上詳述したように第1実施形態では、球面投影表示装置1は、球状スクリーン2と、球状スクリーン2にはめ込まれたプロジェクタ部3と、プロジェクタ部3にはめ込まれた反射鏡7とを備える。プロジェクタ部3は、光源11と、光源光学系(第1レンズL1及び第2レンズL2)と、光源光学系からの光を変調する液晶表示素子5と、投影光学系(第3レンズL3、第4レンズL4、及び第5レンズL5)と、これらを収容するケース12、13とを備える。反射鏡7は、放物面鏡から構成され、球状スクリーン2の背面から放射された光を正面側(観察者側)に反射する。
従って第1実施形態によれば、球状スクリーン2の正面の画像に背面の画像を重ねて表示することが可能である。これにより、消費電力を増加させずに、球状スクリーン2よりサイズの大きい画像を表示することが可能となる。また、球状スクリーン2のサイズ、及びプロジェクタ部3のサイズを大きくすることなく、より大きい画像を表示することが可能である。また、球状スクリーン2に表示される画像を有効に利用することができる。また、よりインパクトのある表示が求められるアミューズメント装置の用途に適した球面投影表示装置1を実現できる。
なお、上記実施形態では、反射鏡7として放物面鏡を例に挙げて説明しているが、これに限定されず、完全な放物面を有さない曲面鏡であってもよい。
[第2実施形態]
第1実施形態では、反射鏡7として放物面鏡を用いているが、反射鏡7の形状は、放物面以外であってもよい。第2実施形態は、反射鏡7の他の構成例について示している。
図12は、本発明の第2実施形態に係る球面投影表示装置1の断面構造を模式的に示す図である。なお、反射鏡7以外の構成は、第1実施形態と同じである。
反射鏡7は、円錐形状を有する。反射鏡7は、球状スクリーン2の背面から放射された光を観察者側に反射する。反射鏡7は、その頂部に円形の開口部7aを有し、この開口部7aにプロジェクタ部3がはめ込まれる。反射鏡7は、固定部材8によってプロジェクタ部3に固定される。
円錐の反射鏡7は、開き角θを有する。円錐の開き角とは、円錐をその中心軸(円錐の頂点と底面の円の中心とを通る軸)を含む平面で切断して得られる二等辺三角形の頂角である。
図13は、反射鏡7の他の構成例を示す断面図である。反射鏡7は、円錐形状を有する。また、図13の反射鏡の開き角θは、図12の反射鏡の開き角θより大きい。
図14は、反射鏡7のさらに他の構成例を示す断面図である。反射鏡7は、平面状に形成される(平面形状を有する)。換言すると、図13の円錐の開き角θを180度まで大きくすることで、図14の平面形状を有する反射鏡が得られる。
このように、円錐の反射鏡7の開き角θは、プロジェクタ部3のサイズ(円周)、及び球状スクリーン2のサイズに応じて、最適な角度に設定可能である。具体的には、円錐の反射鏡7の開き角θは、10度以上180度以下であることが望ましい。また、円錐の中心角で表現すると、円錐の反射鏡7の中心角αは、0.2πラジアン以上2πラジアン以下であることが望ましい。なお、円錐の中心角とは、円錐を展開した場合の扇形の中心角に対応する。
以上詳述したように第2実施形態によれば、円錐形状を有する反射鏡7を用いて球面投影表示装置1を実現することができる。第2実施形態においても、球状スクリーン2の背面から放射する光を観察者側に反射することができる。これにより、球状スクリーン2の正面の画像に背面の画像を重ねて表示することが可能である。また、前述したように、反射鏡7を平面形状で構成することも可能である。
[第3実施形態]
第3実施形態では、球面投影表示装置1が備える反射鏡7を駆動可能なように構成するようにしている。
図15は、本発明の第3実施形態に係る球面投影表示装置1の電気的構成の概略を示すブロック図である。駆動部36は、反射鏡7を駆動し、具体的には、反射鏡7を駆動するための開閉機構、及び反射鏡7を回転するための回転機構を備える。制御部34は、反射鏡7の動作に必要な制御信号及び動作電圧を駆動部36に供給する。
図16は、正面から見た球面投影表示装置1の平面図である。反射鏡7は、例えば4個の反射鏡7−1〜7−4から構成される。反射鏡7−1〜7−4は、開閉可能なように構成され、また、回転可能なように構成される。図16(a)は、反射鏡7−1〜7−4が閉じた状態を示しており、図16(b)は、反射鏡7−1〜7−4が開いた状態を示しており、図16(c)は、反射鏡7−1〜7−4が回転している状態を示している。
図17は、球面投影表示装置1の断面構造を模式的に示す図である。図17において、円柱のプロジェクタ部3は、簡略化して図示している。
プロジェクタ部3の周囲には、プロジェクタ部3から距離を空けて、円筒状の回転構造40が設けられる。プロジェクタ部3には、円筒状の保護部材41、42が取り付けられる。回転構造40と保護部材41、42との間には、ベアリング43が設けられる。ベアリング43は、回転構造40の内側に設けられた窪みに収容される。
回転構造40の外側の窪みには、ローラー45−1、45−2が配置される。ローラー45−1、45−2には、モーター44−1、44−2が接続される。モーター44−1、44−2によってローラー45−1、45−2が回転し、ローラー45−1、45−2の動力が回転構造40に伝わることで、回転構造40が回転する。回転構造40、保護部材41、42、ベアリング43、ローラー45−1、45−2、及びモーター44−1、44−2は、回転機構を構成し、この回転機構は、図15の駆動部36に含まれる。なお、本実施形態の回転機構は、一例であり、他の回転機構を適用してもよい。
回転構造40の先端には、円筒状の接続部材46が取り付けられる。反射鏡7−1の端部は、回転軸47−1及びバネ48−1を介して接続部材46に接続される。また、反射鏡7−1の端部には、鉄片(強磁性材料)49−1が設けられる。
回転構造40の外面かつ鉄片49−1の近傍には、電磁石50−1が設けられる。電磁石50−1には、この電磁石50−1に電流を供給するための端子51−1、52−1が接続される。定電流源53の第1端は、端子51−1に電気的に接続される。定電流源53の第2端は、スイッチ素子54を介して端子52−1に電気的に接続される。接続部材46、回転軸47−1、バネ48−1、鉄片49−1、電磁石50−1、定電流源53、及びスイッチ素子54は、開閉機構を構成し、この開閉機構は、図15の駆動部36に含まれる。
反射鏡7−2〜7−4には、反射鏡7−1と同様に、開閉機構が接続される。なお、本実施形態の開閉機構は、一例であり、他の開閉機構を適用してもよい。
反射鏡7−1〜7−4は、球状スクリーン2の曲率半径と概略同じ曲率半径を有する曲面部分から構成される。また、反射鏡7−1〜7−4は、それぞれ同じ形状を有し、かつ、球状スクリーン2を覆うことが可能なサイズを有するように構成される。すなわち、反射鏡7−1〜7−4は、球体を4つに分割して構成される。反射鏡7−1〜7−4は、球状スクリーン2の背面から放射された光を観察者側に反射する。反射鏡7−1〜7−4は、例えば、その凹面側に、光を反射する材料がコーティングされて形成される。
次に、反射鏡7−1〜7−4が開く動作について説明する。図18は、反射鏡7−1〜7−4が開いた状態を説明する図である。
制御部34は、スイッチ素子54をオンする。これにより、定電流源53から電磁石50(具体的には電磁石のコイル)に電流が流れ、電磁石50が磁化する。すると、鉄片49が電磁石50に引き寄せられると共に、最終的に、鉄片49が電磁石50に接触する。この時、鉄片49に固定された反射鏡7−1〜7−4が開く。このようにして、反射鏡7−1〜7−4の開動作が実現される。
続いて、制御部34は、モーター44−1、44−2に電圧を印加し、モーター44−1、44−2は、ローラー45−1、45−2を回転させる。これにより、回転構造40が回転するとともに、回転構造40に物理的に接続された反射鏡7−1〜7−4が回転する。このようにして、反射鏡7−1〜7−4の回転動作が実現される。
また、反射鏡7−1〜7−4を閉じる場合、制御部34は、スイッチ素子54をオフする。これにより、電磁石50への電流の供給が停止し、鉄片49が電磁石50から離れる。その後、バネ48によって反射鏡7−1〜7−4が閉じる。
以上詳述したように第3実施形態によれば、開閉動作及び回転動作が可能な反射鏡7−1〜7−4を備えた球面投影表示装置1を実現できる。これにより、よりインパクトのある表示が求められるアミューズメント装置の用途に適した球面投影表示装置1を実現できる。また、球状スクリーン2の背面から放射された光(画像)を反射鏡7−1〜7−4で反射させることで、球状スクリーン2の背面の画像を観察者に届けることができる。
なお、球面投影表示装置1は、開閉機構のみを備えるように構成してもよい。また、反射鏡7−1〜7−4の開き角は、任意に変更可能である。図17の開閉機構の構成例では、例えば、電磁石50と鉄片49との距離を調整することで、反射鏡7−1〜7−4の開き角を変更可能である。また、反射鏡7の数は4個に限らず、球面の反射鏡を4個以外の数に分割して開閉可能な反射鏡7を構成してもよい。
第1乃至第3実施形態で説明した球面投影表示装置1を表示デバイスとして組み込む機器については、特に限定されないが、球面投影表示装置1は、例えばパチンコ遊技機等のアミューズメント装置に組み込めば、アミューズメント装置における娯楽性を高めることができる。また、球面投影表示装置1は、球状スクリーン2に球状の図形(例えば地球儀)を表示するのに適している。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で、構成要素を変形して具体化することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、1つの実施形態に開示される複数の構成要素の適宜な組み合わせ、若しくは異なる実施形態に開示される構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を構成することができる。例えば、実施形態に開示される全構成要素から幾つかの構成要素が削除されても、発明が解決しようとする課題が解決でき、発明の効果が得られる場合には、これらの構成要素が削除された実施形態が発明として抽出されうる。
1…球面投影表示装置、2…球状スクリーン、3…プロジェクタ部、4…光源部、5…液晶表示素子、6…放射部、7…反射鏡、8…固定部材、10…基板、11…光源、12,13…ケース、20…TFT基板、21…CF基板、22…液晶層、23…スイッチングトランジスタ、24…絶縁層、25…画素電極、26…コンタクトプラグ、27…カラーフィルター、28…共通電極、29…シール材、30…入射側偏光板、31…放射側偏光板、32…反射型偏光板、33…観察者、34…制御部、35…画像メモリ、36…駆動部、40…回転構造、41,42…保護部材、43…ベアリング、44…モーター、45…ローラー、46…接続部材、47…回転軸、48…バネ、49…鉄片、50…電磁石、51,52…端子、53…定電流源、54…スイッチ素子。

Claims (7)

  1. 光源と、
    前記光源からの光を変調する液晶表示素子と、
    前記光源及び前記液晶表示素子を収容するケースと、
    前記ケースにはめ込まれ、前記液晶表示素子からの投影光を拡散する球状スクリーンと、
    前記ケースに接続され、前記球状スクリーンの背面から放射される光を前記球状スクリーンの正面側に反射する反射鏡と、
    前記液晶表示素子に画像を表示させる制御部と、
    を具備し、
    前記制御部は、前記反射鏡を介さずに観察者に視認される第1画像と、前記反射鏡に反射されて観察者に視認される第2画像とを生成することを特徴とする球面投影表示装置。
  2. 光源と、
    前記光源からの光を変調する液晶表示素子と、
    前記光源及び前記液晶表示素子を収容するケースと、
    前記ケースにはめ込まれ、前記液晶表示素子からの投影光を拡散する球状スクリーンと、
    前記ケースに接続され、前記球状スクリーンの背面から放射される光を前記球状スクリーンの正面側に反射する反射鏡と、
    を具備し、
    前記球状スクリーンは、前記正面の第1スクリーンと、前記背面の第2スクリーンとに分けて構成され、
    前記第2スクリーンの透過率は、前記第1スクリーンの透過率より高いことを特徴とする球面投影表示装置。
  3. 前記反射鏡は、放物面鏡から構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の球面投影表示装置。
  4. 前記反射鏡は、円錐形状又は平面形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の球面投影表示装置。
  5. 光源と、
    前記光源からの光を変調する液晶表示素子と、
    前記光源及び前記液晶表示素子を収容するケースと、
    前記ケースにはめ込まれ、前記液晶表示素子からの投影光を拡散する球状スクリーンと、
    前記ケースに接続され、前記球状スクリーンの背面から放射される光を前記球状スクリーンの正面側に反射する反射鏡と、
    前記反射鏡を開閉する第1機構と、
    を具備し、
    前記反射鏡は、閉状態において、前記球状スクリーンを覆う複数の反射部材から構成され、
    前記第1機構は、開状態において、前記複数の反射部材を開くようにして前記球状スクリーンを露出させることを特徴とする球面投影表示装置。
  6. 前記複数の反射部材を前記球状スクリーンの周囲で回転させる第2機構をさらに具備することを特徴とする請求項5に記載の球面投影表示装置。
  7. 前記ケースに収容され、前記液晶表示素子からの投影光を前記球状スクリーンに放射する投影光学系をさらに具備し、
    前記投影光学系は、光軸に沿った前記球状スクリーンの直径の3/4以上を含む領域に前記投影光を放射することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の球面投影表示装置。
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