JP6396727B2 - ユーザ装置、及びタイマ値決定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザ装置が複数の基地局と通信を行うように構成される移動通信システムに関連するものである。
LTEシステムでは、所定の帯域幅(最大20MHz)を基本単位として、複数のキャリアを同時に用いて通信を行うキャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)が採用されている。キャリアアグリゲーションにおいて基本単位となるキャリアはコンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)と呼ばれる。
CAが行われる際には、ユーザ装置UEに対して、接続性を担保する信頼性の高いセルであるPCell(Primary cell)及び付随的なセルであるSCell(Secondary cell)が設定される。ユーザ装置UEは、第1に、PCellに接続し、必要に応じて、SCellを追加することができる。PCellは、RLM(Radio Link Monitoring)及びSPS(Semi-Persistent Scheduling)等をサポートする単独のセルと同様のセルである。
SCellは、PCellに追加されてユーザ装置UEに対して設定されるセルである。SCellの追加及び削除は、RRC(Radio Resource Control)シグナリングによって行われる。SCellは、ユーザ装置UEに対して設定された直後は、非アクティブ状態(deactivate状態)であるため、アクティブ化することで初めて通信可能(スケジューリング可能)となるセルである。
図1に示すように、LTEのRel−10までのCAでは、同一基地局eNB配下の複数のCCを用いている。
一方、Rel−12ではこれを拡張し、異なる基地局eNB配下のCCを用いて同時通信を行い、高スループットを実現するDual connectivity(二重接続)が提案されている(非特許文献1)。つまり、Dual connectivityでは、UEは、2つの物理的に異なる基地局eNBの無線リソースを同時に使用して通信を行う。
Dual connectivityは、CAの一種であり、Inter eNB CA(基地局間キャリアアグリゲーション)とも呼ばれ、Master−eNB(MeNB)と、Secondary−eNB(SeNB)が導入される。図2に、Dual connectivityの例を示す。図2の例では、MeNBがCC#1でユーザ装置UEと通信を行い、SeNBがCC#2でユーザ装置UEと通信を行うことでDual connectivity(以下、DC)を実現している。
DCにおいて、MeNB配下のセル(1つ又は複数)で構成されるセルグループをMCG(Master Cell Group、マスターセルグループ)、SeNB配下のセル(1つ又は複数)で構成されるセルグループをSCG(Secondary Cell Group、セカンダリセルグループ)と呼ぶ。SCGのうちの少なくとも1つのSCellにはULのCCが設定され、そのうちの1つにPUCCHが設定される。このSCellをPSCell(primary SCell)と呼ぶ。
このようなDCにおける通信形態の1つとして、1つのベアラを複数eNBに分配するスプリットベアラ(Split Bearer)がある。基地局MeNBがベアラを分配するアンカーノードとして利用される場合、図3に示されるように、基地局MeNBは、S−GW(Serving Gateway)から受信したダウンリンクデータを、MCGを介しユーザ装置UEに送信するデータと、SCG(基地局SeNB)を経由してユーザ装置UEに送信するデータとに分配する。基地局MeNBをアンカーノードとしたスプリットベアラが設定される場合、図4に示されるように、ユーザ装置UEは、基地局MeNBのための物理レイヤ(PHY)、MAC(Medium Access Control)レイヤ(m−MAC)及びRLC(Radio Link Control)レイヤ(m−RLC)と、基地局SeNBのためのPHYレイヤ、s−MACレイヤ及びs−RLCレイヤと、m−RLCレイヤ及びs−RLCレイヤに接続されるPDCPレイヤとを有する。
3GPP TR 36.842 V12.0.0 (2013−12)
基地局MeNBから受信したデータ(RLC SDU(=PDCP PDU))と基地局SeNBから受信したデータは、PDCPレイヤ(PDCPエンティティ)においてリオーダリングされ、上位レイヤに送出される。リオーダリングにおいて、ユーザ装置UE(PDCPエンティティ)は、あるSN(シーケンス番号)のPDCP PDUの抜けを検知した場合に、後続のPDCP PDUの処理を中断(suspend)して当該PDCP PDUの受信を待ち、当該PDCP PDUを受信したら、正しい順番でPDCP PDUを上位レイヤに渡す処理を行う。
上記のリオーダリングを実施する時には、PDCPエンティティはリオーダリングタイマを用いる。ベアラスプリット実施時において、リオーダリングタイマを用いる処理の例を図5に示す。図5の例では、ユーザ装置UE(PDCPエンティティ)は、SN=0のPDCP PDUを受信する前に、SN=1のPDCP PDUを基地局MeNBから受信することで、SN=0のPDCP PDUの抜けを検知する。
ユーザ装置UEは、抜けを検知した時点で、リオーダリングタイマを起動し、当該タイマ起動中は後続のPDCP PDUの処理を中断(suspend)する。図5の例では、タイマ満了までSN=0の受信ができず、SN=0の受信を諦めることが示されている。SN=0の受信を諦めた後は、例えば、SN=0が抜けた状態で、PDCP PDUの処理を再開する(PDCP PDUを上位レイヤに渡す等)。
また、図5の例では、SN=0は、MeNBからSeNBを経由してユーザ装置UEに送信されることとされており、SeNBから、RLC SDUを組み立てるために必要なRLC PDUを送信・再送するRLC送信と、その下位のMAC送信(送信・再送)を行うことが示される。図5の例では、1RLC送信あたりMAC送信が4回行われ、1PDCP PDUあたりRLC送信が5回行われることが示されている。リオーダリングタイマに設定されるタイマ値としては、再送データをできるだけ救うとした場合、X2インタフェース(基地局間通信)遅延及び、RLC/MAC再送分を見込んだ値を設定する。
このように、スプリットベアラのリオーダリング処理に用いるリオーダリングタイマのタイマ値には、PDCPレイヤ以下の再送分(MAC再送+RLC再送分)を見込む必要があるが、ユーザ装置UEが複数eNBと通信するDCを行う場合、eNB毎にこれらの再送回数等が異なるため、eNB毎に設定すべきリオーダリングタイマの値が異なることになる。
一例として、図6に示す状況を例にとって説明する。図6に示す例では、ユーザ装置UEに対して、基地局MeNB、SeNB#1、SeNB#2の3つのeNBを用いるDCが設定されている。そして、図6の場合、ユーザ装置UEは、SN=0、1のPDCP PDUを受信する前に、MeNBからSN=2のPDCP PDUを受信したことで、抜けを検知する。抜けたデータSN=0、1は、それぞれMeNB、SeNB#1、SeNB#2のいずれかから受信するが、各eNBに対して設定すべきリオーダリングタイマの値は異なるので、ユーザ装置UEはどの値をリオーダリングタイマの値として使用すべきか不明である。
図6の例では、データSN=0、1が、それぞれSeNB#2とSeNB#1から送信されることとしており、SeNB#2はRLC再送を3回行い、SeNB#1は再送を行わないことを示している。この場合、SeNB#2に対するリオーダリングタイマ値は、SeNB#1に対するリオーダリングタイマ値よりも長い値が設定されることが想定されるが、このような状況において、ユーザ装置UEが、リオーダリングタイマ値をどのように設定すべきであるかが明確でなく、ユーザ装置UEは正常に動作できない可能性があるという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、1つのベアラのデータが複数の基地局間で分配され、当該分配されたベアラのデータが当該複数の基地局からユーザ装置に送信される移動通信システムにおいて、ユーザ装置が、データの抜けを検知した場合における当該データの受信を待つためのタイマ値を適切に決定することを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態によれば、 1つのベアラのデータが複数の基地局間で分配され、当該分配されたベアラのデータが当該複数の基地局からユーザ装置に送信される移動通信システムにおける前記ユーザ装置であって、
前記複数の基地局から順次受信する前記ベアラのデータに抜けがあることを検出した場合に、タイマを起動し、当該タイマが満了するまでの間、前記抜けのデータを受信するまで、後続のデータの処理を中断して前記抜けのデータの受信を待つ制御を行う受信部と、
前記複数の基地局における複数のタイマ値に基づいて、前記タイマに設定する1つのタイマ値を決定するタイマ値決定部とを備え、
前記タイマ値決定部は、前記複数のタイマ値のうち、対応する基地局又はセルグループのインデックスが最大又は最小のタイマ値を前記1つのタイマ値として決定する
ことを特徴とするユーザ装置が提供される。
また、本発明の実施の形態によれば、 1つのベアラのデータが複数の基地局間で分配され、当該分配されたベアラのデータが当該複数の基地局からユーザ装置に送信される移動通信システムにおける前記ユーザ装置が実行するタイマ値決定方法であって、
所定のタイマに設定されるタイマ値を決定するタイマ値決定ステップと、
前記複数の基地局から順次受信する前記ベアラのデータに抜けがあることを検出した場合に、前記所定のタイマを起動し、当該所定のタイマが満了するまでの間、前記抜けのデータを受信するまで、後続のデータの処理を中断して前記抜けのデータの受信を待つ制御を行う受信ステップと、を有し、
前記タイマ値決定ステップにおいて、前記ユーザ装置は、前記複数の基地局における複数のタイマ値のうち、対応する基地局又はセルグループのインデックスが最大又は最小のタイマ値を、前記所定のタイマに設定する1つのタイマ値として決定する
ことを特徴とするタイマ値決定方法が提供される。
本発明の実施の形態によれば、1つのベアラのデータが複数の基地局間で分配され、当該分配されたベアラのデータが当該複数の基地局からユーザ装置に送信される移動通信システムにおいて、ユーザ装置が、データの抜けを検知した場合における当該データの受信を待つためのタイマ値を適切に決定することを可能とする技術が提供される。
Rel−10までのCAを示す図である。 Dual connectivityの例を示す図である。 基地局MeNBをアンカーノードとするスプリットベアラを説明するための図である。 スプリットベアラにおけるプロトコル構成を示す図である。 リオーダリングタイマの動作を説明するための図である。 課題を説明するための図である。 本発明の実施の形態における通信システムの構成図である。 本実施の形態における処理シーケンス例を示す図である。 リオーダリングタイマ値を静的に決定する方法を説明するための図である。 リオーダリングタイマ値を動的に決定する方法を説明するための図である。 ユーザ装置UEの構成図である。 ユーザ装置UEの動作例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、本実施の形態では、図4で説明したPDCPエンティティにおけるリオーダリングを対象としているが、本発明は、PDCPレイヤに限らず適用が可能である。
また、本実施の形態では、LTEの移動通信システムを対象とするが、本発明はLTEに限らず他の移動通信システムにも適用可能である。また、本明細書及び特許請求の範囲では、特に断らない限り、「LTE」の用語は3GPPのRel−12、もしくは、Rel−12以降の方式の意味で使用する。
(システム構成)
図7は、本発明の実施の形態における通信システムの構成例を示す図である。図7に示すように、当該通信システムは、それぞれコアネットワーク10に接続される基地局MeNB、基地局SeNB#1、及び基地局SeNB#2を備え、ユーザ装置UEとの間でDCを設定することを可能としている。また、基地局MeNBと、基地局SeNB#1、#2との間は、X2インターフェースにより通信可能であり、基地局MeNBにおいてベアラのデータが、基地局SeNB#1、#2に分配されることで、スプリットベアラが行われる。以下、記述を簡潔にするために、基地局MeNB、基地局SeNB#1、基地局SeNB#2はそれぞれ、MeNB、SeNB#1、SeNB#2と記述することにする。
図7に示す通信システムにおいて、例えば、MCGをマクロセルとし、SCG(#1、#2のそれぞれ)をスモールセルとして、PCell、SCell(PSCellを含む)の設定を行うことができる。ユーザ装置UEにおけるSeNB等の追加、削除、設定変更等は、MeNBからのRRCシグナリングで行うこととするが、これに限られるわけではない。
図7の例は、MeNB、SeNB#1、#2の3eNBのDC構成であるが、MeNBと1つのSeNBのDC構成でも本発明を適用できるし、SeNBの数が3以上のDC構成であっても本発明を適用できる。
(処理シーケンス例)
図8を参照して、本実施の形態における通信システムの処理シーケンスの一例を説明する。
ステップ101において、例えば、MeNBは、ユーザ装置UEから受信した品質測定結果に基づいて、SeNB#1(SCG#1)とSeNB#2(SCG#2)を追加することにより、ユーザ装置UEに対してDCを設定することを決定する。
MeNBは、SeNB#1、#2のそれぞれに対して、SeNB追加要求(SeNB addition request)を送信し、SeNB#1、#2のそれぞれから確認応答(SeNB addition request ack)を受信する(ステップ102〜105)。
MeNBは、ユーザ装置UEに対してSeNB追加指示(RRC connection reconfiguration)を送信する(ステップ106)。SeNB追加指示を受信したMeNBは、SeNB(SCG)追加の設定を実施し、完了応答(RRC connection reconfiguration complete)をMeNBに返す(ステップ107)。
本実施の形態では、ステップ103、105で、MeNBは、各SeNBのリオーダリングタイマ値(以下、タイマ値)を受信し、ステップ106で、MeNB、SeNB#1、#2の3つのタイマ値をユーザ装置UEに通知する。各タイマ値は、各eNBにおいて予め設定されているものとする。なお、本例では、このように、RRCシグナリングでeNBのタイマ値をユーザ装置UEに通知することとしているが、例えば、各eNBからユーザ装置UEに対してMAC信号やその他の信号でタイマ値を通知することとしてもよい。
ステップ107の後、ユーザ装置UEは、MeNB、SeNB#1、SeNB2との間dでのDC通信を実施する(ステップ108〜110)。図8に示す点線は、スプリットベアラが実行されていることを示す。
スプリットベアラによるDC通信が行われているときに、ユーザ装置UEが、データ(PDCP PDU)の抜けを検知したとする(ステップ111)。例えば、SN=0のデータを受信せずに、SN=1のデータを受信したような場合である。なお、ユーザ装置UEが、あるSN番号のデータを受信しないことを検知した場合、例えば、再送を要求する信号がユーザ装置UEから各eNBに送信される。
ステップ112において、ユーザ装置UEは、SN=0のデータの受信待ちを行うためのタイマへの設定に使用する使用タイマ値(リオーダリングタイマ値)を決定する。なお、ここでは、使用タイマ値を、データの抜けを検知した時点で決定することとしているが、使用タイマ値決定のタイミングはこれに限られず、例えば、ステップ106のDC設定時に決定し、保持しておくこととしてもよい。
ステップ113では、ステップ112で決定したタイマ値を設定したタイマを起動し、後続のデータの処理を中断するとともに、タイマ満了までに、抜けのデータを受信しなければ、当該データの受信を諦めて、受信したデータの処理を再開する。もしも、タイマ満了までに、抜けのデータを受信した場合は、その時点でタイマを停止して、受信したデータの処理を再開する。
(使用タイマ値の決定方法)
上記ステップ112における使用タイマ値の決定方法として、静的に決定する方法(決定方法例1)と、動的に決定する方法(決定方法例2)を説明する。
なお、静的に決定する方法は、処理が簡易であり、実装が容易であるという利点がある。一方、動的に決定する方法は、その時々の通信状況に応じて適切なタイマ値を決定できるという利点がある。
<決定方法例1:静的に使用タイマ値を決定>
静的に使用タイマ値を決定する場合、例えば、図9(a)に示すように、ユーザ装置UEは、MeNBから通知された各eNBのタイマ値のうちの最長のタイマ値を、リオーダリングに使用するタイマ値として決定する。これにより、再送データを受信する機会が増えるという利点がある。また、逆に、MeNBから通知された各eNBのタイマ値のうちの最短のタイマ値を、リオーダリングに使用するタイマ値として決定することとしてもよい。この場合、抜けデータを待つ時間を短くして、迅速に受信を行うことができるという利点がある(抜けデータについては上位レイヤで解決)。
また、図9(b)に示すように、ユーザ装置UEが、MeNBから通知された各eNBのタイマ値のうち、CGインデックス値(又はeNBインデックス値)が最小のeNBのタイマ値を使用タイマ値として決定してもよいし、MeNBから通知された各eNBのタイマ値のうち、CGインデックス値(又はeNBインデックス値)が最大のeNBのタイマ値を使用タイマ値として決定してもよい。また、図9(c)に示すように、各eNBのタイマ値の平均値を使用タイマ値として決定してもよい。
また、どのタイマ値を、使用タイマ値とするかが、MeNBから通知され、ユーザ装置UEは、その通知内容に基づいて使用タイマ値を決定してもよい。この通知は、例えば、DC設定時(図8のステップ106)に行ってもよいし、他のタイミングで行ってもよい。通知内容は、例えば、「最長/最短の値を選択」、「CGインデックスが最小/最大のものを選択」、「平均」のように、上記の決定方法の具体的内容を指示するものであってもよいし、MeNBにおいて選択したタイマ値そのものであってもよい。
なお、上記の例においては、図7に示したように、3つのeNBを使用することを前提としたために、3つのタイマ値に基づいて使用タイマ値を決定しているが、抜けのデータを送信するeNBの数が限られる場合には、当該限られた数のeNBのタイマ値に基づいて使用タイマ値を決定してもよい。例えば、SN=0とSN=1のデータを受信する前に、MeNBからSN=2のデータを受信した場合において、MeNBからはSN=2より前のデータを受信しないことがわかっている場合には、SeNB#1のタイマ値とSeNB#2のタイマ値とに基づいて、上記の方法(最短/最長、インデックス最大/最少、平均等)で使用タイマ値を決定することとしてもよい。この点は、下記の決定方法例2についても同様である。
<決定方法例2:動的に使用タイマ値を決定>
次に、動的に使用タイマ値を決定する決定方法例2について図10を参照して説明する。図10に示すように、ユーザ装置UEは、MeNB、SeNB#1、及びSeNB#2と通信を行い、データを受信する中で、eNB毎に、データの到来数又はデータの到来頻度を測定する(ステップ201)。データの到来数とは、例えば、所定期間(例:所定周期の期間)に受信したデータ(例:PDCP PDU)の総数である。また、データの到来頻度とは、例えば、所定期間(例:所定周期の期間)における、単位時間当たりの受信データの数である。
ステップ202において、ユーザ装置UEは、ステップ201で得られたeNB毎の測定値に基づいて、各eNBのタイマ値の重みを決定する。ステップ202は、周期的に実行してもよいし、イベントトリガ(例:新規SeNB追加、既存SeNB削除、抜けデータを検知したとき)で実行してもよい。なお、新規SeNB追加を重み算出のイベントトリガとする場合、追加されたSeNBについての測定値が得られた後に重みを算出することとしてよい。
ステップ202の重みの計算方法は特定の方法に限定されないが、例えば、ステップ201における測定結果kが、MeNB=k1、SeNB#1=k2、SeNB#2=k3である場合において、MeNBに対する重みをk1/(k1+k2+k3)とし、SeNB#1に対する重みをk2/(k1+k2+k3)とし、SeNB#2に対する重みをk3/(k1+k2+k3)とすることができる。
ステップ203で、ユーザ装置UEがデータの抜けを検知すると、ユーザ装置UEは、例えば、ステップ202で決定した重みを用いて使用タイマ値を算出する(ステップ204)。なお、使用タイマ値の算出は、データの抜けの検知にかかわらず、ステップ202で重みを算出することと同時に行うこととしてもよい。
上記の例のようにして重みを算出する場合において、MeNB、SeNB#1、SeNB#2のタイマ値をそれぞれT1、T2、T3とすると、例えば、使用タイマ値=T1×(k1/(k1+k2+k3))+T2×(k2/(k1+k2+k3))+T3×(k3/(k1+k2+k3))として算出できる。
ステップ205では、ステップ204で算出した使用タイマ値を用いてタイマ処理(抜けデータの待ち処理)が実行される。
決定方法例2における重みは、各eNBとの間の通信状況に応じた値として算出されるので、決定方法例2により、各eNBとの間の通信状況に応じたタイマ値を動的に決定することができる。例えば、あるeNBとの間の通信状況が悪く、ほとんどデータを受信できない場合、当該eNBのタイマ値をほとんど加味することなく、リオーダリングの使用タイマ値を決定することができる。
なお、ユーザ装置UEは、決定方法例1を実施する機能と決定方法例2を実施する機能の両方を備え、どちらの方法でタイマ値を決定するかを、MeNBからの指示により選択することとしてもよい。
(ユーザ装置UEの構成、動作例)
図11に、本実施の形態に係るユーザ装置UEの機能構成図を示す。図11に示すように、ユーザ装置UEは、DL信号受信部101、UL信号送信部102、DC管理部103、タイマ値算出部104、タイマ管理部105を含む。なお、図11は、ユーザ装置UEにおいて本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTEに準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図11に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分や機能部の名称はどのようなものでもよい。
DL信号受信部101は、各eNBから各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する機能を含む。UL信号送信部102は、ユーザ装置UEから送信されるべき上位のレイヤの信号から、物理レイヤの各種信号を生成し、無線送信する機能を含む。
DC管理部103は、DCの設定/変更/管理等の処理を行う。タイマ値算出部104は、これまでに説明した方法により、静的又は動的に使用タイマ値の算出を行う。つまり、静的に使用タイマ値の算出を行う場合、タイマ値算出部104は、DL信号受信部101により受信した各eNBのタイマ値から使用タイマ値を算出する。また、動的に使用タイマ値を算出する場合、タイマ値算出部104は、データ到来数等の測定を行うとともに、測定値に基づき重みを算出し、各eNBのタイマ値と重みとから使用タイマ値を算出する。
タイマ管理部105は、タイマ値算出部104により算出したタイマ値をタイマに設定し、当該タイマの起動、満了を管理する。図11の例では、DL信号受信部101が、PDCPエンティティの機能を含み、データのリオーダリング処理を行うこととしている。DL信号受信部101は、データの抜けを検知すると、タイマ管理部105にタイマ起動を指示し、タイマ満了前にデータを受信した時点でタイマ管理部105にタイマ停止を指示する。タイマ管理部105は、タイマ起動後、抜けデータ受信の通知(タイマ停止の指示)を受けずにタイマが満了したら、タイマが満了したことをDL信号受信部101に通知する。
図12に、ユーザ装置UEの動作の例を示す。ステップ301において、ユーザ装置UEは、MeNBからの設定情報(SeNB追加指示等)によりDCの設定を行う。ステップ301で受信する設定情報には、スプリットベアラ設定有無の情報も含まれており、スプリットベアラ設定有の場合(ステップ302のYes)、ステップ303において、ユーザ装置UEは、これまでに説明して方法で、静的又は動的にリオーダリングで使用するタイマ値を決定する(ステップ303)。
以上、説明したように、本実施の形態では、1つのベアラのデータが複数の基地局間で分配され、当該分配されたベアラのデータが当該複数の基地局からユーザ装置に送信される移動通信システムにおける前記ユーザ装置であって、前記複数の基地局から順次受信する前記ベアラのデータに抜けがあることを検出した場合に、タイマを起動し、当該タイマが満了するまでの間、前記抜けのデータを受信するまで、後続のデータの処理を中断して前記抜けのデータの受信を待つ制御を行う受信部と、前記複数の基地局における複数のタイマ値に基づいて、前記タイマに設定する1つのタイマ値を決定するタイマ値決定部とを備えるユーザ装置が提供される。
上記構成により、1つのベアラのデータが複数の基地局間で分配され、当該分配されたベアラのデータが当該複数の基地局からユーザ装置に送信される移動通信システムにおいて、ユーザ装置が、データの抜けを検知した場合における当該データの受信を待つためのタイマ値を適切に決定することを可能とする技術が提供される。
前記タイマ値決定部は、例えば、前記複数のタイマ値のうちの最大又は最小のタイマ値を前記1つのタイマ値として決定したり、前記複数のタイマ値のうち、対応する基地局又はセルグループのインデックスが最大又は最小のタイマ値を前記1つのタイマ値として決定することができる。これらの構成のように、静的にタイマ値を決定することにより、簡易な実装で1つのタイマ値を明確に決定することが可能となる。
また、前記タイマ値決定部は、前記複数のタイマ値の平均を前記1つのタイマ値として決定することとしてもよい。この構成では、簡易にかつ、各基地局のタイマ値を加味した1つのタイマ値を決定できる。
前記タイマ値決定部は、前記複数の基地局のうちの所定の基地局からの指示に基づいて前記1つのタイマ値を決定することとしてもよい。この構成により、基地局からの制御を加味して、1つのタイマ値を決定できる。
また、前記タイマ値決定部は、前記複数の基地局における各基地局から受信するデータの到来数又は到来頻度を測定し、当該測定結果と前記複数のタイマ値とに基づいて前記1つのタイマ値を決定することとしてもよい。この構成により、動的に変化する通信状況に応じたタイマ値を決定することができ、通信状況に適した動作を実行することが可能となる。
前記タイマ値決定部は、前記到来数又は到来頻度に基づいて、前記複数のタイマ値における各タイマ値に対する重みを算出し、当該重みを各タイマ値に加味することにより前記1つのタイマ値を決定することとしてもよい。この構成により、前記到来数又は到来頻度を適切にタイマ値算出に反映できる。
本実施の形態で説明したユーザ装置UEの機能構成は、CPUとメモリを備えるユーザ装置UEにおいて、プログラムがCPU(プロセッサ)により実行されることで実現される構成であってもよいし、本実施の形態で説明する処理のロジックを備えたハードウェア回路等のハードウェアで実現される構成であってもよいし、プログラムとハードウェアが混在していてもよい。
本実施の形態で説明した各基地局についても、CPUとメモリを備える基地局において、プログラムがCPU(プロセッサ)により実行されることで実現される構成であってもよいし、本実施の形態で説明する処理のロジックを備えたハードウェア回路等のハードウェアで実現される構成であってもよいし、プログラムとハードウェアが混在していてもよい。
(第1項)
1つのベアラのデータが複数の基地局間で分配され、当該分配されたベアラのデータが当該複数の基地局からユーザ装置に送信される移動通信システムにおける前記ユーザ装置であって、
前記複数の基地局から順次受信する前記ベアラのデータに抜けがあることを検出した場合に、タイマを起動し、当該タイマが満了するまでの間、前記抜けのデータを受信するまで、後続のデータの処理を中断して前記抜けのデータの受信を待つ制御を行う受信部と、
前記複数の基地局における複数のタイマ値に基づいて、前記タイマに設定する1つのタイマ値を決定するタイマ値決定部と
を備えることを特徴とするユーザ装置。
(第2項)
前記タイマ値決定部は、前記複数のタイマ値のうちの最大又は最小のタイマ値を前記1つのタイマ値として決定する
ことを特徴とする第1項に記載のユーザ装置。
(第3項)
前記タイマ値決定部は、前記複数のタイマ値のうち、対応する基地局又はセルグループのインデックスが最大又は最小のタイマ値を前記1つのタイマ値として決定する
ことを特徴とする第1項に記載のユーザ装置。
(第4項)
前記タイマ値決定部は、前記複数のタイマ値の平均を前記1つのタイマ値として決定する
ことを特徴とする第1項に記載のユーザ装置。
(第5項)
前記タイマ値決定部は、前記複数の基地局のうちの所定の基地局からの指示に基づいて前記1つのタイマ値を決定する
ことを特徴とする第1項ないし第4項のうちいずれか1項に記載のユーザ装置。
(第6項)
前記タイマ値決定部は、前記複数の基地局における各基地局から受信するデータの到来数又は到来頻度を測定し、当該測定結果と前記複数のタイマ値とに基づいて前記1つのタイマ値を決定する
ことを特徴とする第1項ないし第5項のうちいずか1項に記載のユーザ装置。
(第7項)
前記タイマ値決定部は、前記到来数又は到来頻度に基づいて、前記複数のタイマ値における各タイマ値に対する重みを算出し、当該重みを各タイマ値に加味することにより前記1つのタイマ値を決定する
ことを特徴とする第6項に記載のユーザ装置。
(第8項)
1つのベアラのデータが複数の基地局間で分配され、当該分配されたベアラのデータが当該複数の基地局からユーザ装置に送信される移動通信システムにおける前記ユーザ装置が実行するタイマ値決定方法であって、
所定のタイマに設定されるタイマ値を決定するタイマ値決定ステップと、
前記複数の基地局から順次受信する前記ベアラのデータに抜けがあることを検出した場合に、前記所定のタイマを起動し、当該所定のタイマが満了するまでの間、前記抜けのデータを受信するまで、後続のデータの処理を中断して前記抜けのデータの受信を待つ制御を行う受信ステップと、を有し、
前記タイマ値決定ステップにおいて、前記ユーザ装置は、前記複数の基地局における複数のタイマ値に基づいて、前記所定のタイマに設定する1つのタイマ値を決定する
ことを特徴とするタイマ値決定方法。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。説明の便宜上、ユーザ装置UEと基地局は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従ってユーザ装置UEが有するプロセッサにより動作するソフトウェア、及び、基地局が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
MeNB、SeNB 基地局
UE ユーザ装置
101 DL信号受信部
102 UL信号送信部
103 DC管理部
104 タイマ値算出部
105 タイマ管理部

Claims (5)

  1. 1つのベアラのデータが複数の基地局間で分配され、当該分配されたベアラのデータが当該複数の基地局からユーザ装置に送信される移動通信システムにおける前記ユーザ装置であって、
    前記複数の基地局から順次受信する前記ベアラのデータに抜けがあることを検出した場合に、タイマを起動し、当該タイマが満了するまでの間、前記抜けのデータを受信するまで、後続のデータの処理を中断して前記抜けのデータの受信を待つ制御を行う受信部と、
    前記複数の基地局における複数のタイマ値に基づいて、前記タイマに設定する1つのタイマ値を決定するタイマ値決定部とを備え、
    前記タイマ値決定部は、前記複数のタイマ値のうち、対応する基地局又はセルグループのインデックスが最大又は最小のタイマ値を前記1つのタイマ値として決定する
    ことを特徴とするユーザ装置。
  2. 1つのベアラのデータが複数の基地局間で分配され、当該分配されたベアラのデータが当該複数の基地局からユーザ装置に送信される移動通信システムにおける前記ユーザ装置であって、
    前記複数の基地局から順次受信する前記ベアラのデータに抜けがあることを検出した場合に、タイマを起動し、当該タイマが満了するまでの間、前記抜けのデータを受信するまで、後続のデータの処理を中断して前記抜けのデータの受信を待つ制御を行う受信部と、
    前記複数の基地局における複数のタイマ値に基づいて、前記タイマに設定する1つのタイマ値を決定するタイマ値決定部とを備え、
    前記タイマ値決定部は、前記複数の基地局における各基地局から受信するデータの到来数又は到来頻度を測定し、当該測定結果と前記複数のタイマ値とに基づいて前記1つのタイマ値を決定する
    ことを特徴とするユーザ装置。
  3. 前記タイマ値決定部は、前記到来数又は到来頻度に基づいて、前記複数のタイマ値における各タイマ値に対する重みを算出し、当該重みを各タイマ値に加味することにより前記1つのタイマ値を決定する
    ことを特徴とする請求項に記載のユーザ装置。
  4. 1つのベアラのデータが複数の基地局間で分配され、当該分配されたベアラのデータが当該複数の基地局からユーザ装置に送信される移動通信システムにおける前記ユーザ装置が実行するタイマ値決定方法であって、
    所定のタイマに設定されるタイマ値を決定するタイマ値決定ステップと、
    前記複数の基地局から順次受信する前記ベアラのデータに抜けがあることを検出した場合に、前記所定のタイマを起動し、当該所定のタイマが満了するまでの間、前記抜けのデータを受信するまで、後続のデータの処理を中断して前記抜けのデータの受信を待つ制御を行う受信ステップと、を有し、
    前記タイマ値決定ステップにおいて、前記ユーザ装置は、前記複数の基地局における複数のタイマ値のうち、対応する基地局又はセルグループのインデックスが最大又は最小のタイマ値を、前記所定のタイマに設定する1つのタイマ値として決定する
    ことを特徴とするタイマ値決定方法。
  5. 1つのベアラのデータが複数の基地局間で分配され、当該分配されたベアラのデータが当該複数の基地局からユーザ装置に送信される移動通信システムにおける前記ユーザ装置が実行するタイマ値決定方法であって、
    所定のタイマに設定されるタイマ値を決定するタイマ値決定ステップと、
    前記複数の基地局から順次受信する前記ベアラのデータに抜けがあることを検出した場合に、前記所定のタイマを起動し、当該所定のタイマが満了するまでの間、前記抜けのデータを受信するまで、後続のデータの処理を中断して前記抜けのデータの受信を待つ制御を行う受信ステップと、を有し、
    前記タイマ値決定ステップにおいて、前記ユーザ装置は、前記複数の基地局における各基地局から受信するデータの到来数又は到来頻度を測定し、当該測定結果と前記複数の基地局における複数のタイマ値に基づいて、前記所定のタイマに設定する1つのタイマ値を決定する
    ことを特徴とするタイマ値決定方法。
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