JP6396302B2 - 時分割多重アクセス・ネットワークにおけるデバイス登録およびサウンディング - Google Patents

時分割多重アクセス・ネットワークにおけるデバイス登録およびサウンディング Download PDF

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Description

[0001]本実施形態は、一般に通信システムに関連し、特に時分割多重アクセス(TDMA)を使用するネットワークに関連する。
[0002]マスタ・デバイスが複数のスレーブ・デバイスに結合されたシステムは、デバイスを結合している媒体へのアクセスが、デバイス間で時分割多重されているような、TDMAプロトコルを使用して実装され得る。例えば、マスタ・デバイスは、スレーブ・デバイス間で帯域幅を割り振り、それぞれのスレーブ・デバイスが送信しうる、それぞれのスレーブ・デバイスへ、対応する特定用途のために取っておかれたタイム・スロットを割り当てる。TDMAプロトコルは、デバイスが送信帯域幅のために競争する、競争ベースのタイム・スロットを許しうる。しかしながら、競争ベースのタイム・スロットは、特定用途のために取っておかれたタイム・スロットのために利用可能な時間を減らし、したがって、システムにおける送信スループットおよび効率性を減らしうる。
[0003]本実施形態は、例示の方法によって例示され、添付の図面の図によって限定されることを意図されていない。
[0004]図1は、いくつかの実施形態に従う、同軸ケーブル・リンクを伴うシステムのブロック図である。 [0005]図2Aは、いくつかの実施形態に従う、ビーコン期間のシーケンスを例示する。 [0006]図2Bは、いくつかの実施形態に従う、ビーコン期間内のタイム・スロットを例示する。 [0007]図3は、いくつかの実施形態に従う、複数のスレーブ・デバイスに結合されたマスタ・デバイスのブロック図である。 [0008]図4は、いくつかの実施形態に従う、マスタ・デバイスに結合されたスレーブ・デバイスのための登録およびサウンディング・プロセスを例示するタイム・ラインである。 [0009]図5Aおよび5Bは、いくつかの実施形態に従う、ネットワーク・デバイスを登録する方法を例示するフローチャートである。 図5Aおよび5Bは、いくつかの実施形態に従う、ネットワーク・デバイスを登録する方法を例示するフローチャートである。 [0010]図6Aは、いくつかの実施形態に従う、マスタ・デバイスのブロック図である。 [0011]図6Bは、いくつかの実施形態に従う、スレーブ・デバイスのブロック図である。
詳細な説明
[0012]同様の参照番号は、図面および明細書を通して対応する部分を参照する。
[0013]デバイス登録プロセスの一部が、割り当てられたアップストリームおよび/またはダウンストリーム・タイム・スロットを使用して実行され、サウンディングが、登録プロセスの完了に応答して実行される、実施形態が開示される。
[0014]いくつかの実施形態において、ネットワーク・デバイスを登録する方法が、マスタ・デバイスに結合された複数のスレーブ・デバイスのそれぞれのスレーブ・デバイスにおいて実行される。方法において、ビーコン・メッセージは、マスタ・デバイスから受信される。ビーコン・メッセージは、アップストリーム・タイム・スロット、ダウンストリーム・タイム・スロット、および競争ベースのタイム・スロットを規定する。競争ベースのタイム・スロットの間、関連付け要求が、マスタ・デバイスへ送信される。第1のダウンストリーム・タイム・スロットの間、関連付け応答が、マスタ・デバイスから受信される。関連付け応答を受信することに応答して、認証要求が、アップストリーム・タイム・スロットの間、マスタ・デバイスへ送信される。認証応答が、第2のダウンストリーム・タイム・スロットの間、マスタ・デバイスから受信される。
[0015]いくつかの実施形態において、スレーブ・デバイスは、マスタ・デバイスに信号を送信するおよびマスタ・デバイスから信号を受信するための物理レイヤ・デバイス(PHY)を含む。受信された信号は、アップストリーム・タイム・スロット、ダウンストリーム・タイム・スロット、および競争ベースのタイム・スロットを規定するビーコン・メッセージを含む。スレーブ・デバイスはまた、1つまたは複数のプロセッサおよびメモリを含む。メモリは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、スレーブ・デバイスに、競争ベースのタイム・スロットの間、マスタ・デバイスへ関連付け要求を送信することと、第1のダウンストリーム・タイム・スロットの間、マスタ・デバイスから受信される関連付け応答を処理することと、関連付け応答を受信することに応答して、アップストリーム・タイム・スロットの間、マスタ・デバイスへ認証要求を送信することと、および第2のダウンストリーム・タイム・スロットの間、マスタ・デバイスから受信される認証応答を処理することとをさせる命令を記憶する。
[0016]いくつかの実施形態において、ネットワーク・デバイスを登録する方法は、複数のスレーブ・デバイスに結合されたマスタ・デバイスにおいて実行される。方法において、アップストリーム・タイム・スロット、ダウンストリーム・タイム・スロット、および競争ベースのタイム・スロットを規定する、ビーコン・メッセージは、送信される。競争ベースのタイム・スロットの間、関連付け要求は、それぞれのスレーブ・デバイスから受信される。関連付け要求に応答して、関連付け応答が、第1のダウンストリーム・タイム・スロットの間、それぞれのスレーブ・デバイスへ送信される。認証要求は、アップストリーム・タイム・スロットの間、それぞれのスレーブ・デバイスから受信される。認証要求に応答して、認証応答は、第2のダウンストリーム・タイム・スロットの間、それぞれのスレーブ・デバイスへ送信される。
[0017]いくつかの実施形態において、マスタ・デバイスは、複数のスレーブ・デバイスへ信号を送信する、および複数のスレーブ・デバイスから信号を受信するためのPHYを含む。マスタ・デバイスはまた、1つまたは複数のプロセッサおよびメモリを含む。メモリは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、マスタ・デバイスに、アップストリーム・タイム・スロット、ダウンストリーム・タイム・スロット、および競争ベースのタイム・スロットを規定するビーコン・メッセージを送信することと、競争ベースのタイム・スロットの間、それぞれのスレーブ・デバイスから受信される関連付け要求を処理することと、関連付け要求に応答して、第1のダウンストリーム・タイム・スロットの間、それぞれのスレーブ・デバイスへ関連付け応答を送信することと、アップストリーム・タイム・スロットの間、それぞれのスレーブ・デバイスから受信される認証要求を処理することと、および認証要求に応答して、第2のダウンストリーム・タイム・スロットの間、それぞれのスレーブ・デバイスへ認証応答を送信することとをさせる命令を記憶する。
[0018]いくつかの実施形態において、システムは、複数のスレーブ・デバイスに結合されたマスタ・デバイスを含む。マスタ・デバイスは、アップストリーム・タイム・スロット、ダウンストリーム・タイム・スロット、および競争ベースのタイム・スロットを規定するビーコン・メッセージを送信し、それぞれのスレーブ・デバイスからの関連付け要求に応答して、第1のダウンストリーム・タイム・スロットの間、それぞれのスレーブ・デバイスへ関連付け応答を送信し、およびそれぞれのスレーブ・デバイスからの認証要求に応答して、第2のダウンストリーム・タイム・スロットの間、それぞれのスレーブ・デバイスへ認証応答を送信するように構成される。それぞれのスレーブ・デバイスは、競争ベースのタイム・スロットの間、関連付け要求を送信し、アップストリーム・タイム・スロットの間、認証要求を送信するように構成される。
[0019]以下の説明では、本開示の完全な理解を提供するために、特定のコンポーネント、回路、および処理の例などの、多数の特定の詳細が説明される。また、以下の説明では、説明の目的で、本実施形態の完全な理解を提供するために、特定の専門用語が記載される。
しかしながら、これらの特定の詳細が本実施形態を実施するために必要とされない場合もあることは、当業者にとって明らかであろう。他の事例では、周知の回路およびデバイスが、本開示を不明確にすることを避けるために、ブロック図の形態で表される。本明細書で使用される場合「結合された」という語は、直接接続されること、または、1つ以上の介在するコンポーネントまたは回路を通って接続されることを意味する。本明細書で説明される多様なバスを通して提供される信号はいずれも、他の信号と時間多重され(time-multiplexed with)得、1つ以上の共通のバスを通って提供され得る。さらに、回路要素またはソフトウェアブロック間の相互接続は、バスまたは単一の信号線として表され得る。バスの各々は、代わりに単一の信号線であり得、単一の信号線の各々は、代わりにバスであり得、単一の線またはバスは、コンポーネント間の通信のための無数の物理的または論理的メカニズムのうちの任意の1つ以上を示してもよい。本実施形態は、本明細書で説明される特定の例に限定されるようには解釈されるべきではなく、むしろ添付の特許請求の範囲によって定義される全ての実施形態をそれらの範囲内に含むように解釈されるべきである。
[0020]図1は、いくつかの実施形態に従う、マスタ・デバイス110が、複数のスレーブ・デバイス120−1乃至120−Nへ結合されたシステム(例えば、アクセス・ネットワーク)100を例示し、ここで、Nは、1より大きい整数である。いくつかの実施形態において、マスタ・デバイス110は、ケーブル設備130を構成する同軸ケーブル(coaxial cable)(”coax”)リンクを使用する、スレーブ・デバイス120−1乃至120−Nへ結合される。例えば、システム100は、同軸ケーブル経由イーサネット(Ethernet over Coax)(EoC)アクセス・ネットワークでありうる。いくつかの実施形態において、システム100は、(例えば、同軸ケーブル媒体を伴う使用のために適応されるように)ホームプラグAV/IEEE1901標準(HomePlug AV/IEEE1901 standard)に従って実装され得る。マスタ・デバイス110からスレーブ・デバイス120−1乃至120−Nへの送信は、ダウンストリーム・トラフィックとして称され、それぞれのスレーブ・デバイス120−1乃至120−Nからマスタ・デバイス110への送信は、アップストリーム・トラフィックとして称される。
[0021]デバイス110および120−1乃至120−Nを結合する媒体(例えば、ケーブル設備130の同軸ケーブル・リンク)へのアクセスは、時分割多重アクセス(TDMA)プロトコルを使用して時間多重される。いくつかの実施形態において、マスタ・デバイス110は、全てのスレーブ・デバイス120−1乃至120−Nへ媒体アクセス・スケジュール(チャネル・アクセス・スケジュールとしても称される)を周期的にブロードキャストする。例えば、チャネル・アクセス・スケジュールは、ビーコン・メッセージもしくは単にビーコンと呼ばれるメッセージ内で周期的にブロードキャストされる。チャネル・アクセス・スケジュールは、それぞれのスレーブ・デバイス120が、それの特定用途のために取っておかれたタイム・スロットの間、および他のスレーブ・デバイス120へ割り当てられたタイム・スロットではない間、送信しうるように、それぞれのスレーブ・デバイス120へ、特定用途のためにとっておかれたタイム・スロットを割り当てる。マスタ・デバイス110内のスケジューラは、それぞれのスレーブ・デバイス120およびマスタ・デバイス110を制御するサービス・プロバイダ(例えば、ケーブル・オペレータ)に関連付けられたエンド・ユーザ間のサービス・レベル・アグリーメント(SLA)に、例えば、基づいて、各スレーブ・デバイス120のための媒体アクセスの量を判断する。スケジューラは、スレーブ・デバイス120のための媒体アクセスの判断された量に基づいてチャネル・アクセス・スケジュールを構成する。チャネル・アクセス・スケジュールはまた、複数のスレーブ・デバイス120が、キャリア検知多重アクセス(CSMA)プロトコルに従って送信するために競争しうる、競争ベースのタイム・スロットを含みうる。
[0022]連続的なチャネル・アクセス・スケジュールのブロードキャスト間の期間(例えば、ビーコン・メッセージの開始から次のビーコン・メッセージの開始への期間)は、ビーコン期間と呼ばれる。図2Aは、いくつかの実施形態に従ったビーコン期間のシーケンスを例示する。第1のビーコン期間202−1は、第3のビーコン期間202−3によって、順に続かれる、第2のビーコン期間202−2によって続かれる。各ビーコン期間202は、いくつかの実施形態にしたがって、図2Bに示されるように異なるタイム・スロットに分割される。第1のタイム・スロット204は、ビーコン・メッセージの送信のために割り振られ、したがって、チャネル・アクセス・スケジュールの送信のために割り振られる。第2のタイム・スロット206は、スレーブ・デバイス120−1乃至120−Nが、キャリア検知多重アクセス(CSMA)プロトコルにしたがって送信帯域幅のために競争しうる、競争ベースのタイム・スロットである。例えば、新たに活性化されたスレーブ・デバイス120は、マスタ・デバイス110に登録し始めるための競争ベースのタイム・スロット206を使用するために競争しうる。それぞれの新たに活性化されたスレーブ・デバイス120は、競争ベースのタイム・スロット206の間、チャネル(例えば、同軸ケーブル設備130、図1)を聴取し、チャネルがアイドルであると判断した場合、登録を開始するためにマスタ・デバイス110へメッセージ(例えば、関連付け要求)を送信する。それぞれの新たに活性化されたスレーブ・デバイス120が、チャネルがアイドルでない(例えば、別のデバイスが送信している)と検知する場合、メッセージを送信せず、代わりに、同じ競争ベースのタイム・スロット206の間、または、後続の競争ベースのタイム・スロット206の間、再び後で試みる。いくつかの実施形態において、競争ベースのタイム・スロット206は、全てのビーコン期間202に含まれず、しかし代わりに、ビーコン期間202の一部に含まれるのみである。いくつかの実施形態において、競争ベースのタイム・スロット206は、ミリセカンドのオーダー(例えば、1~5msの範囲内)での持続時間を有する。
[0023]各ビーコン期間202は、アップストリーム・タイム・スロット208およびダウンストリーム・タイム・スロット210をさらに含む。タイム・スロット208および210は、時分割多重アクセス(TDMA)プロトコルに従って割り振られる。それぞれのアップストリーム・タイム・スロット208は、マスタ・デバイス110へのアップストリーム送信のために、それぞれのスレーブ・デバイス120へ割り当てられる。これらの割り当ては、スレーブ・デバイス120内の送信キューの報告されたステータスに少なくとも部分的に基づく。例えば、スレーブ・デバイス120は、各々がアップストリーム・トラフィック(例えば、制御パケットおよびデータ・パケット)をバッファする、複数のキュー(例えば、制御パケット・キュー320および1つまたは複数のデータ・パケット・キュー322、図3)を有しうる。アップストリーム・タイム・スロット208が、特定のスレーブ・デバイス120に割り当てられたとき、そのスレーブ・デバイス120の1つまたは複数のキュー内にバッファされたトラフィックは、アップストリーム・タイム・スロット208の間、マスタ・デバイス110へ送信されるアップストリームでありうる。したがって、第1のアップストリーム・タイム・スロット208−1は、第1のスレーブ・デバイス120−1へ割り当てられ得、第2のアップストリーム・タイム・スロット208−2は、第2のスレーブ・デバイス120−2へ割り当てられうる、等々。スレーブ・デバイス120は、複数のキューからのトラフィックを送信するための割り当てられたアップストリーム・タイム・スロット208を使用しうる。例えば、各キューは、データ・ブロックを記憶しうる。複数のキューからのデータ・ブロックは、アップストリーム・タイム・スロット208の間、送信される単一のデータ・ユニットに組み合され得る。いくつかの実施形態において、データ・ブロックは、固定長ブロックである。例えば、データ・ブロックは、(例えば、ホームプラグAV/IEEE1901標準内で定義されるように)512バイトごとの固定長物理レイヤ・ブロック(PHYブロック、PBと称される)であり、データ・ユニットは、(例えば、ホームプラグAV/IEEE1901標準内で定義されるように)媒体アクセス制御器(MAC)プロトコル・データ・ユニット(MPDU)である。
[0024]M個のアップストリーム・タイム・スロット208の総数は、M個のスレーブ・デバイス120に割り当てられ、ここで、Mは、それぞれのビーコン期間202の間送信することを許可されたスレーブ・デバイス120の数である。数Mは、例えば、利用可能な帯域幅、および異なるビーコン期間202の間、帯域幅に対する要求に依存してビーコン期間202からビーコン期間202へ変化しうる。
[0025]ダウンストリーム・タイム・スロット210は、マスタ・デバイス110によりダウンストリーム送信に割り振られる。ダウンストリーム・タイム・スロット210は、特定のスレーブ・デバイス120へのユニキャスト送信のためのタイム・スロットおよびスレーブ・デバイス120−1乃至120−Nのすべてへのブロードキャストのためのタイム・スロットを含みうる。なぜなら、ダウンストリーム・タイム・スロット210は、マスタ・デバイス110に割り振られるので、スレーブ・デバイス120は、ダウンストリーム・タイム・スロット210の間送信しない。マスタ・デバイス110は、各々がダウンストリーム・トラフィック(例えば、制御パケットおよびデータ・パケット)をバッファする、複数のキュー(例えば、制御パケット・キュー308および1つまたは複数のデータ・パケット・キュー310、図3)を有しうる。マスタ・デバイス110は、スレーブ・デバイス120によるアップストリーム送信のために説明された同じ方式で、複数のキューからのトラフィックを送信するために、ダウンストリーム・タイム・スロット210を使用しうる。
[0026]いくつかの実施形態において、タイム・スロット204、206、208、および/または210の長さ(すなわち、持続時間)は、図2Bにおいてタイム・スロット208−1、208−2、および208−Mのために示されるように、変化する。例えば、マスタ・デバイス110内のスケジューラは、ダイナミック帯域幅割り振り(DBA)アルゴリズムに従って、異なるスレーブ・デバイス120へ、異なる長さのタイム・スロットを割り当てる。タイム・スロット204、206、208、および210は、各タイム・スロットが割り当てタイム・スロット(ATU)212の整数であるように、固定長ATU212に分割される。したがって、ATU212は、タイム・スロットの長さを規定するための時間単位である。(例えば、ホームプラグAV/IEEE1901標準に従う)いくつかの実施形態において、ATU212は、10.24usである。ビーコン・メッセージは、各タイム・スロットへ割り当てられたATU212の数を規定することによって、各タイム・スロットの長さを規定する。例えば、各スレーブ・デバイス120は、識別子(時々、端末機器識別子またはTEIとして称される)を割り当てられる。ビーコン・メッセージ内のそれぞれのフィールドは、それぞれの識別子と関連付けられ、それぞれの識別子に対応するスレーブ・デバイス120へ割り当てられたそれぞれのタイム・スロットのためのATU212の数を規定するビットを含む。それぞれのタイム・スロットのためのATUの数を規定するビットは、ビーコン・メッセージ内の1つより多いフィールドに広げられうる(例えば、2つのフィールドの間に分割され得る)。また、それぞれのフィールドは、第1のタイム・スロットのためのビットの第1のセットおよび第2のタイム・スロットのためのビットの第2のセットを含みうる。
[0027]各ビーコン期間202(例えば、それぞれのアップストリーム・タイム・スロット208)において、スレーブ・デバイス120−1乃至120−Nは、マスタ・デバイス110が後続の(例えば、次の)ビーコン期間202に対する適切なチャネル・アクセス・スケジュールを生成することができるので、マスタ・デバイス110へ、キューされたアップストリーム・トラフィックのそれらの量を報告する。それぞれのスレーブ・デバイス120のためのキューされたアップストリーム・トラフィックの量は、制御パケット・トラフィックおよびデータ・パケット・トラフィックの量を含みうる。後続の(例えば、次の)ビーコン期間202のためのチャネル・アクセス・スケジュールは、キューされたアップストリーム・トラフィックの報告された量に基づいてアップストリーム・タイム・スロット208を割り当てる。(チャネル・アクセス・スケジュールはまた、サービス・レベル・アグリーメント内で提供されるサービス・レベルを反映する。)同様に、チャネル・アクセス・スケジュールは、マスタ・デバイス110内のキューされたダウンストリーム・トラフィック(例えば、制御パケット・トラフィックおよびデータ・パケット・トラフィック)の量に基づいて、ダウンストリーム・タイム・スロット210を割り当てる。
[0028]図3は、いくつかの実施形態に従う、システム100(図1)の例であるシステム300を例示する。マスタ・デバイス302(例えば、マスタ・デバイス110、図1)は、同軸ケーブル・リンク328(例えば、ケーブル設備130内、図1)によって、スレーブ・デバイス316(例えば、スレーブ・デバイス120、図1)に結合される。マスタ・デバイス302は、同軸ケーブル328をわたって、信号(例えば、直交周波数分割多重(OFDM)信号)を送信および受信するための物理レイヤ・デバイス(PHY)314(例えば、ホームプラグAV PHY)を含む。マスタ・デバイス302はまた、PHY314に結合されたTDMA媒体アクセス制御器(MAC)306およびTDMA MAC 306に結合されたスケジューラ304を含む。いくつかの実施形態において、スケジューラ304は、DBAスケジューラである。代わりに、スケジューラ304は、静的帯域幅割り振り(SBA)を実行し、SBAスケジューラとして称される。スレーブ・デバイス316は、同軸ケーブル・リンク328をわたって信号(例えば、OFDM信号)を送信および受信するためのPHY326(例えば、ホームプラグAV PHY)を含む。スレーブ・デバイス316はまた、PHY326に結合されたTDMA MAC318を含む。
[0029]スレーブ・デバイス316のTDMA MAC318は、マスタ・デバイス302への後続のアップストリーム送信のための制御パケットを記憶するための制御パケット・キュー320およびマスタ・デバイス302への後続のアップストリーム送信のためのデータ・パケットを記憶するための1つまたは複数のデータ・パケット・キュー322を含む。いくつかの実施形態において、キュー320にバッファされた制御パケットは、(例えば、ホームプラグ AV/IEEE1901標準に従う)マネージメント・メッセージ・エントリー(MME)である。制御パケットは、マスタ・デバイス302にスレーブ・デバイス316を登録するために使用される関連付け要求および認証要求、サウンディング要求、および/またはキュー・ステータス・レポートを含みうる。いくつかの実施形態において、1つまたは複数のデータ・パケット・キュー322は、低優先度トラフィックをバッファするための低優先度キューおよび高優先度トラフィックをバッファするための高優先度キューを含み、マスタ・デバイス302によって適切に受信されなかった、およびそれゆえ再送信されるべきであるトラフィックをバッファするための再送信キューもまた含みうる。(本明細書で使用される、低優先度および高優先度という語は、互いに対して使用される。低優先度トラフィックは、高優先度トラフィックより低い優先度を有し、逆もまた同様である。)TDMA MAC 318は、キュー320および322のステータス(例えば、キューされたトラフィックの長さ、したがって量)を監視し、マスタ・デバイス302への送信のためのキュー・ステータス・レポートを準備する、レポート・モジュール324をさらに含む。スレーブ・デバイス316は、アップストリーム・タイム・スロット208(図2B)の間、マスタ・デバイス302へこれらレポートを送信する。
レポート・モジュール324はまた、マスタ・デバイス302からの送信が正しく受信されたかレポートする肯定応答を準備する。例えば、送信が正しく受信されているかどうかは、チェックサムに基づいて判断される。
[0030]マスタ・デバイス302のTDMA MAC 306は、スレーブ・デバイス316への後続のダウンストリーム送信のための制御パケットを記憶するための制御パケット・キュー308およびスレーブ・デバイス316への後続のダウンストリーム送信のためのデータ・パケットを記憶するための1つまたは複数のデータ・パケット・キュー310を含む。いくつかの実施形態において、キュー308内にバッファされた制御パケットは、(例えば、ホームプラグ AV/IEEE1901標準に従う)マネージメント・メッセージ・エントリー(MME)である。制御パケットは、マスタ・デバイス302に、それぞれのスレーブ・デバイス316(例えば、新たに活性化されたスレーブ・デバイス316)を登録するために使用される関連付け応答および認証応答を含む。いくつかの実施形態において、1つまたは複数のデータ・パケット・キュー310は、低優先度トラフィックをバッファするための低優先度キューおよび高優先度トラフィクをバッファするための高優先度キューを含み、スレーブ・デバイス316によって適切に受信されなかった、それゆえ再送信されるべきトラフィックをバッファするための再送信キューもまた含みうる。TDMA MAC 306はまた、それぞれのスレーブ・デバイス316からの送信が正しく受信されたかどうかをレポートする肯定応答を準備するためのレポート・モジュール312を含む。
[0031]図4は、いくつかの実施形態に従う、マスタ・デバイス302(図3)に結合されたスレーブ・デバイス316のための登録およびサウンディング・プロセスを例示するタイム・ラインである。スレーブ・デバイス316が活性化されるとき、それは、関連付けおよび認証を含むプロセス内でマスタ・デバイス302に登録する。一度、スレーブ・デバイス316が、マスタ・デバイス302に関連付けられており、認証されると、それは、マスタ・デバイス302とデータ・パケットを交換しうる。しかしながら、いくつかの実施形態において、サウンディングは、登録が完了次第、実行される。サウンディングは、チャネル特性を推定し、異なるキャリア周波数のための変調およびコード化スキームを規定するトーン・マップを判断するために、マスタ・デバイス302とスレーブ・デバイス316の間で既知のデータの交換を含む。
[0032]図4のタイム・ラインにおいて、新たに活性化されたスレーブ・デバイス316は、競争ベースのタイム・スロット206(図2B)の例である、競争ベースのタイム・スロット406の間、マスタ・デバイス302へ関連付け要求402を送信する。いくつかの実施形態において、マスタ・デバイス302は、タイム・スロット406の間、肯定応答(ACK)404で応答する。スレーブ・デバイス316は、関連付け要求402の送信の後、規定される時間期間(例えば、80us)内にACK404を受信することを予期する。スレーブ・デバイス316が、規定された時間期間内でACK404を受信しない場合、それは、関連付け要求402が正しく受信されたかったと想定し、関連付け要求402を再送信することを試みる。それは、競争ベースのタイム・スロット406(例えば、十分な時間が、タイム・スロット406の間、残っており、チャネルがアイドルである場合)の間、または後のビーコン期間202(図2B)内の後続の競争ベースのタイム・スロット206の間、関連付け要求402を再送信しうる。
[0033]マスタ・デバイス302が関連付け要求402を正しく受信すると想定すると、それは、ダウンストリーム・タイム・スロット412の間、スレーブ・デバイス316へ関連付け応答408を送る。関連付け応答408は、スレーブ・デバイス316へ識別子(例えば、TEI)を割り当てる。(関連付け応答408が、関連付け要求402内のソース・アドレス・フィールドに含まれているように、スレーブ・デバイス316のMACアドレスへアドレス指定される。MACアドレスは、スレーブ・デバイス316に組み込まれた唯一の識別子である;関連付け応答408内の識別子は、システム300内の如何なるスレーブ・デバイス316へ潜在的に割り当てられうる、分かれた識別子である、図3。)関連付け応答408によって割り当てられた識別子は、スレーブ・デバイス316へアップストリーム・タイム・スロット208(図2B)を割り当てるためのチャネル・アクセス・スケジュール内で使用されるであろう。スレーブ・デバイス316は、ダウンストリーム・タイム・スロット412の間、ACK410を伴う関連付け応答408を肯定応答する。スレーブ・デバイス316は、マスタ・デバイス302と直ちに関連付けられる。
[0034]スレーブ・デバイス316は、次に、アップストリーム・タイム・スロット418の間、マスタ・デバイス302へ認証要求414を送信する。マスタ・デバイス302は、アップストリーム・タイム・スロット418の間、ACK416を伴う認証要求414を肯定応答し、後続のダウンストリーム・タイム・スロット424の間、認証応答420で応答する。認証応答420は、後続の送信の間の使用のために、スレーブ・デバイス316へネットワーク・セキュリティ・キーを提供し、これによって、マスタ・デバイス302およびスレーブ・デバイス316の間でセキュアな送信を可能にする。スレーブ・デバイス316は、ダウンストリーム・タイム・スロット424の間、ACK422を伴う認証応答420を肯定応答する。スレーブ・デバイス316の認証は、直ちに完了する。
[0035]認証の完了に応答して、スレーブ・デバイス316は、サウンディングを実行するための帯域幅の割り振りを要求するマスタ・デバイス302へサウンディング要求426を送る。サウンディング要求426は、アップストリーム・タイム・スロット430の間、送られ、ACK428で肯定応答される。要求に基づいて、マスタ・デバイス302内のスケジューラ304(図3)は、アップストリーム・サウンディング432のためのアップストリーム・タイム・スロット436およびダウンストリーム・サウンディング438のためのダウンストリーム・タイム・スロット442を割り振る。(関連付け応答408内でスレーブ・デバイス316へ割り当てられた識別子は、スレーブ・デバイス316へアップストリーム・タイム・スロット436を割り当てるためのチャネル・アクセス・スケジュール内で使用される。)アップストリーム・サウンディング432が、図4中のダウンストリーム・サウンディング438の前に示される間、この順番(および、したがって、タイム・スロット436および442の順番)は、逆転され得る。
[0036]アップストリーム・サウンディング432関して、スレーブ・デバイス316は、アップストリーム・タイム・スロット436の間、マスタ・デバイス302へ既知のデータを送る。マスタ・デバイス302からのACK434は、送信を肯定応答する。マスタ・デバイス302は、予期される既知のデータと受信されたデータを比較し、したがって、チャネル特性を推定する。推定されたチャネル特性に基づいて、それぞれの変調およびコード化スキーム(MCS)は、それぞれのキャリア周波数について選択され、スレーブ・デバイス316からマスタ・デバイス302へのアップストリーム通信のためのトーン・マップ内で規定される。
[0037]ダウンストリーム・サウンディング438に関して、マスタ・デバイス302は、ダウンストリーム・タイム・スロット442の間、スレーブ・デバイス316へ既知のデータを送る。スレーブ・デバイス316からのACK440は、送信を肯定応答する。ダウンストリーム・サウンディング438は、アップストリーム・トーン・マップについて説明された方式で、マスタ・デバイス302からスレーブ・デバイス316へのダウンストリーム通信のためのトーン・マップを判断するために使用される。代わりに、単一のトーン・マップは、両方向における通信のために確立され、使用される。
[0038]ダウンストリーム・タイム・スロット412、424、および442は、ダウンストリーム・タイム・スロット210(図2B)の例である。アップストリーム・タイム・スロット418、430、および436は、アップストリーム・タイム・スロット208(図2B)の例である。ACK404、410,416、422、428、434、および440は、それらが肯定応答するメッセージとして、同じタイム・スロット内で送信されるように示され、ACK404、410、416、422、428、434、および440の1つまたは複数(例えば、全て)は、代わりに後続のタイム・スロットの間、送信され得る。例えば、ACK404、416、428、および/または434は、後続のダウンストリーム・タイム・スロット210(図2B)内で送信され得、ACK410、422、および/または440は、後続のアップストリーム・タイム・スロット208(図2B)内で送信され得る。
[0039]いくつかの実施形態において、タイムスロット406、412、418、424、430、436、および/または442は、連続的なビーコン期間202(図4)内に置かれ得る。いくつかの実施形態において、アップストリーム・タイム・スロット436および/またはダウンストリーム・タイム・スロット442は、サウンディング要求426が送られるアップストリーム・タイム・スロット430を含むビーコン期間202に続く次の利用可能なビーコン期間202内に置かれる。例えば、帯域幅が利用可能な場合、アップストリーム・サウンディング432および/またはダウンストリーム・サウンディング438は、サウンディング要求426に続く次のビーコン期間内で実行される。帯域幅が利用可能でない(例えば、デバイスが要求したサウンディングの数が、スケジューラ304が受け入れられる数を超えているので)、その後、アップストリーム・サウンディング432および/またはダウンストリーム・サウンディング438は、十分な帯域幅を伴う後のビーコン期間202内で実行される。
[0040]登録及びサウンディングの例が、最初にスレーブ・デバイス316の全体像から、及び、その後マスタ・デバイス302の全体像から説明されるフローチャートが、直ちに示される。
[0041]図5Aは、いくつかの実施形態に従った、ネットワーク・デバイスを登録する方法500を示すフローチャートである。方法500は、システム300(図3)内のマスタ・デバイス302および他のスレーブ・デバイス316に結合されるように、スレーブ・デバイス316によって実行される(502)。
[0042]方法500において、ビーコン・メッセージは、マスタ・デバイス302から受信される(504)。ビーコン・メッセージは、ビーコン・タイム・スロット204の間受信され、アップストリーム・タイム・スロット208、ダウンストリーム・タイム・スロット210および競争ベースのタイム・スロット206(図2B)を規定するチャネル・アクセス・スケジュールを含む。
[0043]競争ベースのタイム・スロット206(例えば、タイム・スロット406、図4)の間、関連付け要求(例えば、関連付け要求402、図4)が、マスタ・デバイス302へ送信される(506)。関連付け要求は、CSMAプロトコルに従って送信される。
[0044]いくつかの実施形態において、関連付け要求の肯定応答(例えば、ACK404、図4)は、競争ベースのタイム・スロット206の間、マスタ・デバイス302から受信される(508)。いくつかの実施形態において、関連付け要求の非肯定応答が、関連付け要求の送信(506)後、規定された時間期間の間、マスタ・デバイス302から受信される(510)。応答して、関連付け要求が、(例えば、同じ競争ベースのタイム・スロット206または後続の競争ベースのタイム・スロット206の間)再送信される。
[0045]関連付け応答(例えば、関連付け応答408、図4)が、第1のダウンストリーム・タイム・スロット210(例えば、タイム・スロット412、図4)の間、マスタ・デバイス302から受信される(512)。関連付け応答は、スレーブ・デバイス316に識別子(例えば、TEI)を割り当てる。スレーブ・デバイス316は、識別子を抽出しおよび記憶するために関連付け応答を処理する。
[0046]関連付け応答を受信することに応答して、認証要求(例えば、認証要求414、図4)は、アップストリーム・タイム・スロット208(例えば、タイム・スロット418、図4)の間、マスタ・デバイス302へ送信される(514)。
[0047]認証応答(例えば、認証応答420、図4)は、第2のダウンストリーム・タイム・スロット210(例えば、タイム・スロット424、図4)の間、マスタ・デバイス302から受信される(516)。認証応答は、スレーブ・デバイス316へセキュリティ・キーを提供する。スレーブ・デバイス316は、セキュリティ・キーを抽出しおよび記憶するために、認証応答を処理する。
[0048]認証応答を受信することに応答して、サウンディングのための帯域幅を要求するメッセージ(例えば、アップストリーム・タイム・スロット426の間送信されるとき、サウンディング要求426、図4)は、マスタ・デバイス302へ送信される(518)。1つまたは複数の後続のビーコン・メッセージは、要求に基づいて、サウンディングのために割り振られたタイム・スロットを含む。
[0049]サウンディングは、要求された帯域幅を使用して実行される(520)。サウンディングを実行することは、アップストリーム・タイム・スロット208(例えば、タイム・スロット436、図4)の間、マスタ・デバイス302へ、(例えば、アップストリーム・サウンディング・メッセージ432内で、図4)既知のデータを送信することを含みうる。サウンディングを実行することは、さらに(または代わりに)ダウンストリーム・タイム・スロット210(例えば、タイム・スロット442、図4)の間、マスタ・デバイス302から、(例えば、ダウンストリーム・サウンディング・メッセージ438内で、図4)既知のデータを受信することを含む。サウンディングを実行することは、スレーブ・デバイス316およびマスタ・デバイス302の間の後続の通信のために使用されるべき1つまたは複数のトーン・マップ(例えば、アップストリーム・トーン・マップおよびダウンストリーム・トーン・マップ)の生成をもたらす。
[0050]図5Bは、いくつかの実施形態に従う、ネットワーク・デバイスを登録する方法550を例示するフローチャートである。方法550は、システム300(図3)内の複数のスレーブ・デバイス316に結合されたマスタ・デバイス302によって実行される(552)。スレーブ・デバイス316が方法500を実行する間、マスタ・デバイス302が、方法550を実行するように、方法550は、方法500(図5A)に対応する。
[0051]アップストリーム・タイム・スロット208、ダウンストリーム・タイム・スロット210、および競争ベースのタイム・スロット206を規定するビーコン・メッセージは、送信される(例えば、ブロードキャストされる)(554)。動作554は、動作504(図5A)に対応する。
[0052]競争ベースのタイム・スロット206(例えば、タイム・スロット406、図4)の間、関連付け要求(例えば、関連付け要求402、図4)は、それぞれのスレーブ・デバイス316から受信される(556)。動作556は、動作506(図5A)に対応する。マスタ・デバイス302は、関連付け要求を処理し、それぞれのスレーブ・デバイス316のために、識別子(例えば、一連の次の利用可能な識別子)を選択する。
[0053]関連付け要求に応答して、関連付け応答(例えば、関連付け応答408、図4)は、第1のダウンストリーム・タイム・スロット210(例えば、タイム・スロット412、図4)の間、それぞれのスレーブ・デバイス316へ送信される(558)。
関連付け応答は、識別子を規定する。動作558は、動作512(図5A)に対応する。
[0054]認証要求(例えば、認証要求414、図4)は、アップストリーム・タイム・スロット208(例えば、タイム・スロット418、図4)の間、それぞれのスレーブ・デバイス316から受信される(560)。動作560は、動作514(図5A)に対応する。マスタ・デバイス302は、認証要求を処理し、それぞれのスレーブ・デバイス316のためにネットワーク・セキュリティ・キーを識別する。
[0055]認証要求に応答して、認証応答(例えば、認証応答420、図4)は、第2のダウンストリーム・タイム・スロット210(例えば、タイム・スロット424、図4)の間、それぞれのスレーブ・デバイス316へ送信される(562)。認証応答は、ネットワーク・セキュリティ・キーを含む。動作562は、動作516(図5A)に対応する。
[0056]認証応答を送信する後、およびそれぞれのスレーブ・デバイス316への送信のためのデータの到着の前に、帯域幅は、それぞれのスレーブ・デバイス316を伴うサウンディングを実行するために割り振られる(564)。例えば、動作518(図5A)において送信されるとき、それぞれのスレーブ・デバイス316からのサウンディング要求426(図4)に応答して、スケジューラ304(図3)は、この帯域幅を割り振る。
[0057]サウンディングは、それぞれのスレーブ・デバイス316およびマスタ・デバイス302の間の通信のために1つまたは複数のトーン・マップを生成するために、割り振られた帯域幅を使用して実行される(566)。サウンディングを実行することは、アップストリーム・タイム・スロット208(例えば、タイム・スロット436、図4)の間、それぞれのスレーブ・デバイス316から、(例えば、アップストリーム・サウンディング・メッセージ432内で、図4)既知のデータを受信することを含みうる。サウンディングを実行することは、さらに(または代わりに)、ダウンストリーム・タイム・スロット210(例えば、タイム・スロット442、図4)の間、それぞれのスレーブ・デバイス316へ、(例えば、ダウンストリーム・サウンディング・メッセージ438内で、図4)既知のデータを送信することを含みうる。動作566は、動作520(図5A)に対応する。
[0058]サウンディングは、予め定義された量の帯域幅を使用する。例えば、アップストリーム・サウンディング432および/またはダウンストリーム・サウンディング438(図4)は、(例えば、大体1.4msの)予め定義された持続時間を伴うMPDUの送信を各々含みうる。いくつかの実施形態において、この予め定義された量のサウンディング帯域幅を受け入れるために、マスタ・デバイス302(図3)内のスケジューラ304は、ビーコン期間202(図2A−2B)内のサウンディングを実行できるデバイスの最大数である、サウンディング・デバイスの最大数のための設定可能な設定値を含む。したがって、サウンディング・デバイスの最大数は、チャネル・アクセス・スケジュールがサウンディングのためにタイム・スロットを割り当てられるデバイスの最大数である。ビーコン期間202の間、サウンディング要求426(図4)を提示するデバイスの数が、サウンディング・デバイスの最大数以下である場合、サウンディングを要求するデバイスは、サウンディングのためのタイム・スロットを完全に割り当てられる。ビーコン期間202の間、サウンディング要求426(図4)を提示するデバイスの数が、サウンディング・デバイスの最大数を超える場合、最大に等しいデバイスの数は、サウンディングのためのタイム・スロットを割り当てられる。後続の(例えば、次の)ビーコン期間202の間、残りのデバイスが、(例えば、サウンディング要求426を再送信することによって、図4)サウンディングを再び要求しうる。このプロセスは、サウンディング帯域幅が、全ての要求するデバイスのために割り振られるまで、続く。サウンディング・デバイスの最大数のための設定値は、設定可能であるので、システム・オペレーターは、データ・スループットと充足するサウンディング要求のためのレイテンシーの間の所望のバランスを取り決めうる。
[0059]方法500および550は、特定の順序で起きるように思われる多くの動作を含むとはいえ、方法500および550は、連続的にまたは並行して実行されることができる、より多いまたはより少ない動作を含むことができることは、明らかだろう。2つ以上の動作の順番は、変えられ、2つ以上の動作は、単一の動作に組み合され得る。例えば、動作504(図5A)および554(図5B)は、複数のビーコン期間202(図2A−2B)の間、継続している方式で実行される。
[0060]方法500および550は、競争ベースのタイム・スロット206(図2B)の持続時間を、アップストリーム・タイム・スロット208および/またはダウンストリーム・タイム・スロット210(図2B)の間、関連付け応答408、認証要求414、認証応答420、および/またはサウンディング要求426(図4)を通信することによって、減らされるまたは最小化されることを可能にする。したがって、競争ベースのタイム・スロット206は、これらの要求および応答を受け入れることができない短い持続時間を有し得、従ってアップストリームおよびダウンストリーム・タイム・スロット208および210のために利用可能な時間を増加する。さらに、いくつかの実施形態において、競争ベースのタイム・スロット206は、設定可能な持続時間を有する。これらの持続時間を増加させることは、衝突および登録レイテンシーを減らす一方、これらの持続時間を減少させることは、帯域幅利用およびデータ・スループットを増加させる。システム・オペレーター(例えば、ケーブル・オペレーター)は、それに応じて持続時間を調整しうる。
[0061]方法500および550はまた、登録プロセスの反応性を改善し、登録レイテンシーを減らす、(例えば、図4に例証されるような)肯定応答メカニズムを含みうる。
[0062]さらに、登録の完了に応答して、およびマスタ・デバイス302および新たに登録されたスレーブ・デバイス316の間の送信のためのデータ・パケットの到着の前にサウンディングを実行することによって、方法500および550は、システム・オペレーター(例えば、ケーブル・オペレーター)に、チャネル状態を伴う問題を識別し、即座にデバッグを始めることを可能にする。
[0063]いくつかの実施形態において、マスタ・デバイス302(図3)内のTDMA MAC306および/またはスケジューラ304(図3)は、ソフトウェアで実装される。
図6Aは、いくつかの実施形態に従う、そのようなマスタ・デバイス302の例である、マスタ・デバイス600のブロック図である。マスタ・デバイス600において、PHY314は、メモリ604に結合される、1つまたは複数のプロセッサ・コア602に結合される。いくつかの実施形態において、メモリ604は、1つまたは複数のプロセッサ・コア602による実行のための命令を記憶する、非一時的なコンピュータ可読媒体(例えば、EPROM、EEPROM(登録商標)、フラッシュ・メモリ、ハード・ディスク・ドライブ、等々のような、1つまたは複数の不揮発性メモリ要素)を含む。命令は、(複数の)プロセッサ・コア602によって実行されるとき、マスタ・デバイス600に、方法550(図5B)のすべてまたは一部を実行させる命令を含む。メモリ604はまた、スレーブ・デバイス識別子(例えば、TEI)、ネットワーク・セキュリティ・キー、および/またはトーン・マップを記憶する。
[0064]いくつかの実施形態において、スレーブ・デバイス316(図3)内のTDMA MAC318(図3)は、ソフトウェアで実装される。図6Bは、いくつかの実施形態に従う、そのようなスレーブ・デバイス316(図3)の例である、スレーブ・デバイス610のブロック図である。スレーブ・デバイス610において、PHY326は、メモリ614へ結合された、1つまたは複数のプロセッサ・コア612へ結合される。いくつかの実施形態において、メモリ614は、1つまたは複数のプロセッサ・コア612による実行のための命令を記憶する、非一時的なコンピュータ可読媒体(例えば、EPROM、EEPROM、フラッシュ・メモリ、ハード・ディスク・ドライブ、等々のような、1つまたは複数の不揮発性メモリ要素)を含む。命令は、(複数の)プロセッサ・コア612によって実行されるとき、スレーブ・デバイス610に方法500(図5A)のすべてまたは一部を実行させる命令を含む。メモリ604はまた、スレーブ・デバイス610へ割り当てられた識別子(例えば、TEI)、スレーブ・デバイス610へ提供されたネットワーク・セキュリティ・キー、および/またはトーン・マップを記憶しうる。
[0065]メモリ604(図6A)および614(図6B)は、それぞれの(複数の)プロセッサ・コア602および612と別れて示される一方、メモリ604および/または614のすべてまたは一部は、それぞれのプロセッサ・コア602および612内に組み込まれ得る。いくつかの実施形態において、(複数の)プロセッサ・コア602および/または612は、それぞれのPHY314および326と同じ集積回路内に実装される。例えば、PHY314および/または326は、それぞれのメモリ604および614を含みもし得または得ない、単一のチップ内のそれぞれの(複数の)プロセッサ・コア602および612で統合され得る。
[0066]前述の明細書では、本実施形態は、その特定の例示的な実施形態に関して説明された。しかしながら、添付の特許請求の範囲において説明されるように、開示の範囲および広い趣旨から逸脱することなく、そのことに多様な修正および変更がなされ得ることは明白であろう。したがって、本明細書および図面は、限定的な意味ではなく、例示的な意味において考慮されるべきである。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ネットワーク・デバイスを登録する方法であって、
マスタ・デバイスへ結合された複数のスレーブ・デバイスのうちのそれぞれのスレーブ・デバイスにおいて、
前記マスタ・デバイスからビーコン・メッセージを受信することと、前記ビーコン・メッセージは、アップストリーム・タイム・スロット、ダウンストリーム・タイム・スロット、および競争ベースのタイム・スロットを規定する、
競争ベースのタイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスへ関連付け要求を送信することと、
第1のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスから関連付け応答を受信することと、
前記関連付け応答を受信することに応答して、アップストリーム・タイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスへ認証要求を送信することと、
第2のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスから認証応答を受信することと、を備える方法。
[C2]
前記関連付け応答は、前記それぞれのスレーブ・デバイスのための識別子を規定する、C1に記載の方法。
[C3]
前記ビーコン・メッセージを受信することは、
前記競争ベースのタイム・スロットを規定する第1のビーコン・メッセージを受信することと、
前記アップストリーム・タイム・スロットを前記それぞれのスレーブ・デバイスへ割り当てる第2のビーコン・メッセージを受信することと、ここにおいて、前記第2のビーコン・メッセージは、前記アップストリーム・タイム・スロットを前記それぞれのスレーブ・デバイスのための前記識別子と関連付ける、を備える、C2に記載の方法。
[C4]
前記認証応答は、前記それぞれのスレーブ・デバイスへセキュリティ・キーを提供する、C1に記載の方法。
[C5]
前記競争ベースのタイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスから前記関連付け要求の肯定応答を受信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C6]
前記関連付け要求を送信した後、規定された時間期間の間、前記マスタ・デバイスから前記関連付け要求の肯定応答を受信しないことと、
前記規定された時間期間の間、前記肯定応答を受信しないことに応答して、前記競争ベースのタイム・スロットの間、前記関連付け要求を再送信することと、をさらに備える、C1に記載の方法。
[C7]
前記関連付け要求、前記関連付け応答、前記認証要求、および前記認証応答は、各々マネージメント・メッセージ・エントリ(MME)を備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記ビーコン・メッセージは、それぞれのビーコン期間の間受信され、
前記関連付け要求を送信すること、前記関連付け応答を受信すること、前記認証要求を送信すること、前記認証応答を受信することは、連続するビーコン期間の間実行される、C1に記載の方法。
[C9]
前記認証応答を受信することに応答して、サウンディングのための帯域幅を要求するメッセージを前記マスタ・デバイスへ送信することと、
前記それぞれのスレーブ・デバイスおよび前記マスタ・デバイスの間の通信のためのトーン・マップを生成するために、前記要求された帯域幅を使用して、前記サウンディングを実行することと、をさらに備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記認証要求が送信される前記アップストリーム・タイム・スロットは、第1のアップストリーム・タイム・スロットであり、
前記サウンディングを実行することは、第2のアップストリーム・タイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスへ既知のデータを送信することを備える、C9に記載の方法。
[C11]
前記サウンディングを実行することは、第3のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスから既知のデータを受信することをさらに備える、C10に記載の方法。
[C12]
前記ビーコン・メッセージは、それぞれのビーコン期間の間、受信され、
前記サウンディングは、サウンディングのための帯域幅を要求する前記メッセージを前記マスタ・デバイスへ送信することの後に、次の利用可能なビーコン期間において実行される、C9に記載の方法。
[C13]
競争ベースのタイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスへ前記関連付け要求を送信することは、キャリア検知多重アクセス(CSMA)プロトコルに従って実行される、C1に記載の方法。
[C14]
スレーブ・デバイスであって、
マスタ・デバイスに信号を送信し、マスタ・デバイスから信号を受信するための物理レイヤ・デバイス(PHY)と、前記受信された信号は、アップストリーム・タイム・スロット、ダウンストリーム・タイム・スロット、および競争ベースのタイム・スロットを規定するビーコン・メッセージを含み、
1つまたは複数のプロセッサと、
前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、前記スレーブ・デバイスに、
競争ベースのタイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスへ関連付け要求を送信することと、
第1のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスから受信された関連付け応答を処理することと、
前記関連付け応答を受信することに応答して、アップストリーム・タイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスへ認証要求を送信することと、
第2のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスから受信された認証応答を処理することと、
をさせる命令を記憶するメモリと、を備える、スレーブ・デバイス。
[C15]
前記メモリは、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、前記スレーブ・デバイスに、
サウンディングのための帯域幅を要求するメッセージを前記マスタ・デバイスへ送信することと、
前記それぞれのスレーブ・デバイスおよび前記マスタ・デバイスの間の通信のためのトーン・マップを生成するために、前記要求された帯域幅を使用して、前記サウンディングを実行することと、をさせる命令をさらに記憶する、C14に記載のスレーブ・デバイス。
[C16]
複数のスレーブ・デバイスへ結合されたマスタ・デバイスにおいて、
アップストリーム・タイム・スロット、ダウンストリーム・タイム・スロット、および競争ベースのタイム・スロットを規定するビーコン・メッセージを送信することと、
競争ベースのタイム・スロットの間、それぞれのスレーブ・デバイスから関連付け要求を受信することと、
前記関連付け要求に応答して、第1のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記それぞれのスレーブ・デバイスへ関連付け応答を送信することと、
アップストリーム・タイム・スロットの間、前記それぞれのスレーブ・デバイスから認証要求を受信することと、
前記認証要求に応答して、第2のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記それぞれのスレーブ・デバイスへ認証応答を送信することと、を備える、ネットワーク・デバイスを登録する方法。
[C17]
前記認証応答を送信した後、および前記それぞれのスレーブ・デバイスへの送信のためのデータの到着前に、サウンディングを実行するための帯域幅を前記それぞれのスレーブ・デバイスへ割り振ることと、
前記それぞれのスレーブ・デバイスおよび前記マスタ・デバイスの間の通信のためのトーン・マップを生成するために、前記割り振られた帯域幅を使用して前記サウンディングを実行することと、をさらに備える、C16に記載の方法。
[C18]
マスタ・デバイスであって、
複数のスレーブ・デバイスへ信号を送信し、複数のスレーブ・デバイスから信号を受信するための物理レイヤ・デバイス(PHY)と、
1つまたは複数のプロセッサと、
前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、前記マスタ・デバイスに、
アップストリーム・タイム・スロット、ダウンストリーム・タイム・スロット、および競争ベースのタイム・スロットを規定するビーコン・メッセージを送信することと、
競争ベースのタイム・スロットの間、それぞれのスレーブ・デバイスから受信された関連付け要求を処理することと、
前記関連付け要求に応答して、第1のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記それぞれのスレーブ・デバイスへ関連付け応答を送信することと、
アップストリーム・タイム・スロットの間、前記それぞれのスレーブ・デバイスから受信された認証要求を処理することと、
前記認証要求に応答して、第2のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記それぞれのスレーブ・デバイスへ認証応答を送信することと、
をさせる命令を記憶するメモリと、を備える、マスタ・デバイス。
[C19]
前記メモリは、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、前記マスタ・デバイスに、
前記認証応答を送信した後、および前記それぞれのスレーブ・デバイスへの送信のためのデータの到着の前に、サウンディングを実行するための帯域幅を前記それぞれのスレーブ・デバイスに割り振ることと、
前記それぞれのスレーブ・デバイスおよび前記マスタ・デバイスの間の通信のためのトーン・マップを生成するために、前記割り振られた帯域幅を使用して、前記サウンディングを実行することと、をさせる命令をさらに記憶する、C18に記載のマスタ・デバイス。
[C20]
システムであって、
複数のスレーブ・デバイスへ結合されたマスタ・デバイスを備え、
前記マスタ・デバイスは、
アップストリーム・タイム・スロット、ダウンストリーム・タイム・スロット、および競争ベースのタイム・スロットを規定するビーコン・メッセージを送信し、
それぞれのスレーブ・デバイスからの関連付け要求に応答して、第1のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記それぞれのスレーブ・デバイスへ関連付け応答を送信し、
前記それぞれのスレーブ・デバイスからの認証要求に応答して、第2のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記それぞれのスレーブ・デバイスへ認証応答を送信するように構成され、
前記それぞれのスレーブ・デバイスは、
競争ベースのタイム・スロットの間、前記関連付け要求を送信し、
アップストリーム・タイム・スロットの間、前記認証要求を送信するように構成される、システム。
[C21]
前記それぞれのスレーブ・デバイスは、前記認証応答を受信することに応答して、サウンディングのための帯域幅を要求するメッセージを前記マスタ・デバイスへ送信するようにさらに構成され、
前記マスタ・デバイスは、前記サウンディングのための帯域幅を要求する前記メッセージに応答して、前記サウンディングのための帯域幅を割りふるようにさらに構成される、C20に記載のシステム。

Claims (21)

  1. ネットワーク・デバイスを登録する方法であって、
    マスタ・デバイスへ結合された複数のスレーブ・デバイスのうちのそれぞれのスレーブ・デバイスにおいて、
    前記マスタ・デバイスからビーコン・メッセージを受信することと、前記ビーコン・メッセージは、アップストリーム・タイム・スロット、ダウンストリーム・タイム・スロット、および競争ベースのタイム・スロットを規定する、
    競争ベースのタイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスへ関連付け要求を送信することと、
    第1のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスから関連付け応答を受信することと、ここにおいて、前記関連付け応答は、前記スレーブ・デバイスへ割り当てられる識別子を含む、
    前記関連付け応答を受信することに応答して、アップストリーム・タイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスへ認証要求を送信することと、ここにおいて、前記アップストリーム・タイム・スロットは、前記識別子を使用して割り当てられる、
    第2のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスから認証応答を受信することと、を備える方法。
  2. 前記関連付け応答は、前記それぞれのスレーブ・デバイスのための識別子を規定する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ビーコン・メッセージを受信することは、
    前記競争ベースのタイム・スロットを規定する第1のビーコン・メッセージを受信することと、
    前記アップストリーム・タイム・スロットを前記それぞれのスレーブ・デバイスへ割り当てる第2のビーコン・メッセージを受信することと、ここにおいて、前記第2のビーコン・メッセージは、前記アップストリーム・タイム・スロットを前記それぞれのスレーブ・デバイスのための前記識別子と関連付ける、を備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記認証応答は、前記それぞれのスレーブ・デバイスへセキュリティ・キーを提供する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記競争ベースのタイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスから前記関連付け要求の肯定応答を受信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記関連付け要求を送信した後、規定された時間期間の間、前記マスタ・デバイスから前記関連付け要求の肯定応答を受信しないことと、
    前記規定された時間期間の間、前記肯定応答を受信しないことに応答して、前記競争ベースのタイム・スロットの間、前記関連付け要求を再送信することと、をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記関連付け要求、前記関連付け応答、前記認証要求、および前記認証応答は、各々マネージメント・メッセージ・エントリ(MME)を備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ビーコン・メッセージは、それぞれのビーコン期間の間受信され、
    前記関連付け要求を送信すること、前記関連付け応答を受信すること、前記認証要求を送信すること、前記認証応答を受信することは、連続するビーコン期間の間実行される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記認証応答を受信することに応答して、サウンディングのための帯域幅を要求するメッセージを前記マスタ・デバイスへ送信することと、
    前記それぞれのスレーブ・デバイスおよび前記マスタ・デバイスの間の通信のためのトーン・マップを生成するために、前記要求された帯域幅を使用して、前記サウンディングを実行することと、をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記認証要求が送信される前記アップストリーム・タイム・スロットは、第1のアップストリーム・タイム・スロットであり、
    前記サウンディングを実行することは、第2のアップストリーム・タイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスへ既知のデータを送信することを備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記サウンディングを実行することは、第3のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスから既知のデータを受信することをさらに備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記ビーコン・メッセージは、それぞれのビーコン期間の間、受信され、
    前記サウンディングは、サウンディングのための帯域幅を要求する前記メッセージを前記マスタ・デバイスへ送信することの後に、次の利用可能なビーコン期間において実行される、請求項9に記載の方法。
  13. 前記競争ベースのタイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスへ前記関連付け要求を送信することは、キャリア検知多重アクセス(CSMA)プロトコルに従って実行される、請求項1に記載の方法。
  14. スレーブ・デバイスであって、
    マスタ・デバイスに信号を送信し、マスタ・デバイスから信号を受信するための物理レイヤ・デバイス(PHY)と、前記受信された信号は、アップストリーム・タイム・スロット、ダウンストリーム・タイム・スロット、および競争ベースのタイム・スロットを規定するビーコン・メッセージを含み、
    1つまたは複数のプロセッサと、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、前記スレーブ・デバイスに、
    競争ベースのタイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスへ関連付け要求を送信することと、
    第1のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスから受信された関連付け応答を処理することと、ここにおいて、前記関連付け応答は、前記スレーブ・デバイスへ割り当てられる識別子を含む、
    前記関連付け応答を受信することに応答して、アップストリーム・タイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスへ認証要求を送信することと、ここにおいて、前記アップストリーム・タイム・スロットは、前記識別子を使用して割り当てられる、
    第2のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記マスタ・デバイスから受信された認証応答を処理することと、
    をさせる命令を記憶するメモリと、を備える、スレーブ・デバイス。
  15. 前記メモリは、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、前記スレーブ・デバイスに、
    サウンディングのための帯域幅を要求するメッセージを前記マスタ・デバイスへ送信することと、
    前記それぞれのスレーブ・デバイスおよび前記マスタ・デバイスの間の通信のためのトーン・マップを生成するために、前記要求された帯域幅を使用して、前記サウンディングを実行することと、をさせる命令をさらに記憶する、請求項14に記載のスレーブ・デバイス。
  16. 複数のスレーブ・デバイスへ結合されたマスタ・デバイスにおいて、
    アップストリーム・タイム・スロット、ダウンストリーム・タイム・スロット、および競争ベースのタイム・スロットを規定するビーコン・メッセージを送信することと、
    競争ベースのタイム・スロットの間、それぞれのスレーブ・デバイスから関連付け要求を受信することと、
    前記関連付け要求に応答して、第1のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記それぞれのスレーブ・デバイスへ関連付け応答を送信することと、ここにおいて、前記関連付け応答は、前記スレーブ・デバイスへ割り当てられる識別子を含む、
    アップストリーム・タイム・スロットの間、前記それぞれのスレーブ・デバイスから認証要求を受信することと、ここにおいて、前記アップストリーム・タイム・スロットは、前記識別子を使用して割り当てられる、
    前記認証要求に応答して、第2のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記それぞれのスレーブ・デバイスへ認証応答を送信することと、を備える、ネットワーク・デバイスを登録する方法。
  17. 前記認証応答を送信した後、および前記それぞれのスレーブ・デバイスへの送信のためのデータの到着前に、サウンディングを実行するための帯域幅を前記それぞれのスレーブ・デバイスへ割り振ることと、
    前記それぞれのスレーブ・デバイスおよび前記マスタ・デバイスの間の通信のためのトーン・マップを生成するために、前記割り振られた帯域幅を使用して前記サウンディングを実行することと、をさらに備える、請求項16に記載の方法。
  18. マスタ・デバイスであって、
    複数のスレーブ・デバイスへ信号を送信し、複数のスレーブ・デバイスから信号を受信するための物理レイヤ・デバイス(PHY)と、
    1つまたは複数のプロセッサと、
    前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、前記マスタ・デバイスに、
    アップストリーム・タイム・スロット、ダウンストリーム・タイム・スロット、および競争ベースのタイム・スロットを規定するビーコン・メッセージを送信することと、
    競争ベースのタイム・スロットの間、それぞれのスレーブ・デバイスから受信された関連付け要求を処理することと、
    前記関連付け要求に応答して、第1のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記それぞれのスレーブ・デバイスへ関連付け応答を送信することと、ここにおいて、前記関連付け応答は、前記スレーブ・デバイスへ割り当てられる識別子を含む、
    アップストリーム・タイム・スロットの間、前記それぞれのスレーブ・デバイスから受信された認証要求を処理することと、ここにおいて、前記アップストリーム・タイム・スロットは、前記識別子を使用して割り当てられる、
    前記認証要求に応答して、第2のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記それぞれのスレーブ・デバイスへ認証応答を送信することと、
    をさせる命令を記憶するメモリと、を備える、マスタ・デバイス。
  19. 前記メモリは、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、前記マスタ・デバイスに、
    前記認証応答を送信した後、および前記それぞれのスレーブ・デバイスへの送信のためのデータの到着の前に、サウンディングを実行するための帯域幅を前記それぞれのスレーブ・デバイスに割り振ることと、
    前記それぞれのスレーブ・デバイスおよび前記マスタ・デバイスの間の通信のためのトーン・マップを生成するために、前記割り振られた帯域幅を使用して、前記サウンディングを実行することと、をさせる命令をさらに記憶する、請求項18に記載のマスタ・デバイス。
  20. システムであって、
    複数のスレーブ・デバイスへ結合されたマスタ・デバイスを備え、
    前記マスタ・デバイスは、
    アップストリーム・タイム・スロット、ダウンストリーム・タイム・スロット、および競争ベースのタイム・スロットを規定するビーコン・メッセージを送信し、
    それぞれのスレーブ・デバイスからの関連付け要求に応答して、第1のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記それぞれのスレーブ・デバイスへ関連付け応答を送信し、ここにおいて、前記関連付け応答は、前記スレーブ・デバイスへ割り当てられる識別子を含む、
    前記それぞれのスレーブ・デバイスからの認証要求に応答して、第2のダウンストリーム・タイム・スロットの間、前記それぞれのスレーブ・デバイスへ認証応答を送信するように構成され、
    前記それぞれのスレーブ・デバイスは、
    競争ベースのタイム・スロットの間、前記関連付け要求を送信し、
    アップストリーム・タイム・スロットの間、前記認証要求を送信するように構成される、ここにおいて、前記アップストリーム・タイム・スロットは、前記識別子を使用して割り当てられる、システム。
  21. 前記それぞれのスレーブ・デバイスは、前記認証応答を受信することに応答して、サウンディングのための帯域幅を要求するメッセージを前記マスタ・デバイスへ送信するようにさらに構成され、
    前記マスタ・デバイスは、前記サウンディングのための帯域幅を要求する前記メッセージに応答して、前記サウンディングのための帯域幅を割り振るようにさらに構成される、請求項20に記載のシステム。
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