JP6394313B2 - ストレージ管理装置、ストレージ管理方法及びストレージ管理プログラム - Google Patents

ストレージ管理装置、ストレージ管理方法及びストレージ管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ストレージ管理装置、ストレージ管理方法及びストレージ管理プログラムに関する。
近年、オープンシステムやサーバの仮想化が普及してきており、システムの管理が複雑化してきている。そこで、システムの管理の容易化や急速に増大するデータ容量への柔軟な対応などの観点から、ストレージシステムの導入が一般的になってきている。
ストレージシステムでは、例えば、ボリュームとアプリケーションを実行するサーバとの間のデータ転送路の帯域制限幅を調整することでストレージシステムの性能調整が行われている。従来は、この帯域制限幅の調整は、管理者の指示を受けたストレージシステムにより行われていた。
また、ストレージシステムにおける性能調整の技術として、ビジー率を用いて一方の領域へのIO制御により、他方の領域のIO性能が所定の性能を下回らないように制御する従来技術がある。また、個々のボリュームに対して割り当てる帯域を指定することで、帯域を分割して各ボリュームに割り当てる従来技術がある。また、サーバ側でコマンドの数により帯域を比例配分することで帯域を分割して各ボリュームに割り当てる従来技術がある。また、実負荷に応じてストレージ装置と業務サーバとの間の回線を選択して、ストレージ装置に帯域を割り当てる従来技術がある。
特開2012−221340号公報 特開2001−57571号公報 特開2009−294810号公報 特開2005−222539号公報
しかしながら、個々のボリュームに割り当てる帯域を指定する方法では、帯域を制限するためにボリューム毎に手動で目標性能を設定した場合、帯域制限のための設定が煩雑である。また、一つのボリュームの帯域幅を調整した場合、他のボリュームとデータ転送上の競合が発生し、他のボリュームの負荷が上昇し、性能低下を招くおそれがある。
また、ビジー率を用いて他の領域の性能調整を行う従来技術を用いた場合、最大性能を用いておらず、適切な帯域幅の設定を容易に行うことが困難である。また、サーバ側で帯域幅を制限する従来技術では、サーバに複雑な構成を導入することになり、性能調整を容易に実現することが困難である。さらに、回線を選択して帯域を割り当てる従来技術を用いた場合、回線を複数用意するため性能調整を容易に実現することは困難である。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、性能干渉を抑えた帯域制限幅の調整を容易に行うストレージ管理装置、ストレージ管理方法及びストレージ管理プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示するストレージ管理装置、ストレージ管理方法及びストレージ管理プログラムは、一つの態様において、負荷情報取得部は、複数の記憶領域を含む記憶領域群の負荷情報を取得する。算出部は、前記負荷情報取得部により取得された前記記憶領域群の負荷情報を基に、前記記憶領域群の全体帯域幅を算出する。割当部は、各前記記憶領域に割り当てる個別帯域幅を算出する式における比例配分の導入割合を決定する係数を、実行される処理毎に予め保持し、各前記記憶領域群を用いて実行される処理の通知を受け、通知された処理に対応する係数を取得し、取得した係数を用いて均等配分と比例配分とを混合させて各前記個別帯域幅を算出し各前記記憶領域に割り当てる。
本願の開示するストレージ管理装置、ストレージ管理方法及びストレージ管理プログラムの一つの態様によれば、性能干渉を抑えた帯域制限幅の調整を容易に行うことができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係るストレージシステムの概略構成図である。 図2は、ストレージシステムのハードウェア構成図である。 図3は、実施例1に係る運用管理サーバ及びストレージ装置のブロック図である。 図4は、QoS設定テーブルの一例の図である。 図5は、ボリューム性能情報ファイルの一例の図である。 図6は、Tier性能情報ファイルの一例の図である。 図7は、実施例1に係るストレージシステムにおける帯域幅制御のフローチャートである。 図8は、業務の種類を入力する画面の一例の図である。
以下に、本願の開示するストレージ管理装置、ストレージ管理方法及びストレージ管理プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示するストレージ管理装置、ストレージ管理方法及びストレージ管理プログラムが限定されるものではない。
図1は、実施例1に係るストレージシステムの概略構成図である。図1に示すように、本実施例に係るストレージシステムは、運用管理サーバ1、ストレージ装置2、操作端末3及び業務サーバ4を有している。ここで、図1では、1台のストレージ装置2を記載しているが、ストレージ装置2の数に制限は無い。また、業務サーバ4も1台のみ記載しているが、業務サーバ4の数にも制限は無い。
操作端末3は、ネットワークを介して運用管理サーバ1と接続している。操作端末3は、ストレージ装置2に対する処理の指示などを運用管理サーバ1へ送信する。また、操作端末3は、運用管理サーバ1から送信されたメッセージなどをモニタに表示して操作者への通知を行う。さらに、操作端末3は、後述する運用管理サーバ1の表示制御部105からの指示を受けて入力画面をモニタに表示する。
運用管理サーバ1は、ストレージ装置2の運用及び管理を行う。運用管理サーバ1は、Quality of Service(QoS)制御プログラムやストレージ管理プログラムを実行する。この運用管理サーバ1が、「ストレージ管理装置」の一例にあたる。
具体的には、運用管理サーバ1は、ストレージ装置2におけるQoSの制御等を行う。QoSは、ストレージ装置2が安定した性能を維持するための性能設定機能であり、後述するボリュームの帯域幅の調整等を行う。また、運用管理サーバ1は、操作端末3から入力された命令に従いストレージ装置2を制御する。例えば、運用管理サーバ1は、操作端末3から入力されたRAIDを構成するようにストレージ装置2に指示する。
ストレージ装置2は、業務サーバ4上で動作するアプリケーションからの指示を受けて、QoSを適用してデータの読み出しや書き込みを行う。また、ストレージ装置2は、ボリュームの帯域幅の調整などの指示を運用管理サーバ1から受けて、QoSの制御を行う。
業務サーバ4は、業務用のアプリケーションを実行する。アプリケーションを実行するにあたり、業務サーバ4は、ストレージ装置2に対してデータの読み出しや書き込みを行う。業務サーバ4が実行するアプリケーションは、ストレージ装置2とデータの送受信を行うアプリケーションであれば特に制限はない。
図2は、ストレージシステムのハードウェア構成図である。図2では、ストレージ装置2として、ストレージ装置21及び22が配置されている状態を示している。また、業務サーバ4として、業務サーバ41及び42が配置されている状態を示している。
業務サーバ4は、Fiber Channel-Host Bus Adapter(FC−HBA)411及び412、並びに、Internet Small Computer System Interface(iSCSI)413及び414を有している。ここで、本実施例では、FC−HBA411及び412の2つを記載しているが、FC−HBAは、業務サーバ4にいくつ搭載されてもよい。また、iSCSI413及び414の2つを記載しているが、iSCSIは、業務サーバ4にいくつ搭載されてもよい。
FC−HBA411及び412は、ファイバチャネルを用いたデータ通信の通信インタフェースである。FC−HBA411及び412は、FCスイッチ51及び52にそれぞれ接続されている。
iSCSI413及び414は、iSCSIの規格に準拠したデータ通信の通信インタフェースである。iSCSI413及び414は、ネットワークスイッチ61及び62にそれぞれ接続されている。
FCスイッチ51及び52は、ストレージ装置2と業務サーバ4との間のファイバチャネルを用いた通信の中継を行う。FCスイッチ51及び52は、FC−HBA411及び412とFC−CA(Channel Adapter)211とを接続する。
ネットワークスイッチ61及び62は、ストレージ装置2と業務サーバ4との間のiSCSIを用いた通信の中継を行う。ネットワークスイッチ61及び62は、iSCSI413及び414とiSCSI−CA212とを接続する。
ストレージ装置2は、Controller Module(CM)201及び202、並びに、ディスク(Disk)203を有している。
CM201及び202は、同様の機構を有している。そこで、ここでは、CM201を例に説明する。
CM201は、FC−CA211、iSCSI−CA212、Central Processing Unit(CPU)213、メモリ(memory)214、Network Interface Card(NIC)215及びSerial Attached SCSI(SAS)216を有している。
FA−CA211、iSCSI−CA212、メモリ214、NIC215及びSAS216は、CPU213に接続されている。
CPU213は、FC−CA211及びiSCSI−CA212を介して業務サーバ4との間でデータの送受信を行う。
また、CPU213は、SAS216を介してディスク203に対するデータの読み出し及び書き込みを行う。
また、CPU213は、NIC215を介して、操作端末3及び運用管理サーバ1との間で通信を行う。例えば、CPU213は、後述する帯域幅の調整の指示を運用管理サーバ1から受信すると、指示に従いディスク203の帯域幅を調整する。
ストレージ装置2には、ディスク203が複数台搭載されている。図2では、複数台のディスク203によりRAIDグループが形成されボリューム231として構築されている。ボリューム231は、論理ボリュームである。このボリューム231が、「記憶領域」の一例にあたる。ただし、本実施例に限定されず、ディスク203は、RAIDグループが構築されていなくてもよい。また、図2では、1つのRAIDグループを1つのボリューム231としたが、1つのRAIDグループの中に複数のボリューム231が形成されてもよい。さらに、複数のボリューム231を含むTierプール232が形成される。Tierプール232は、階層化されたストレージ装置2における階層を表す。Tierプール232は、高速の階層、中速の階層、低速の階層などに区別される。このTierプール232が、「記憶領域群」の一例にあたる。
ここで、CPU213によるデータの書き込み及び読み出しについて説明する。CPU213は、業務サーバ4上で動作する業務用アプリケーションからデータの読み出しの命令であるリードコマンドや書き込みの命令であるライトコマンドを受信する。このとき、リードコマンドやライトコマンドは、例えば、FCスイッチ51のポート及びFC−CA211のポートを経由してCPU213へ送信される。そして、CPU213は、受信したコマンドに従って、ディスク203のボリューム231に対するデータの読み出しや書き込みを行う。このとき、データは、RAIDグループの構成にしたがって、ボリューム231に対して書き込みや読み出しが行われる。また、ここでは、CM201のCPU213がデータの読み書きの処理を行う場合で説明したが、CM202のCPU213においても、同様の処理が行われる。
すなわち、データの書き込みや読み出しといったデータ転送において、FCスイッチ51のポート、FC−CA211やiSCSI−CA212のポート、データの処理を行う処理プロセッサとなるCPU213、及び、ボリューム231において競合が発生する。
データ転送において各リソースで競合が発生してしまうと、データ転送の性能が落ちる。そこで、競合が発生しているリソースを使用する伝送路において、その伝送路を使用するボリューム231の帯域幅を調整することで、リソースにおける競合を解消することができ、データ転送の性能を高い状態で維持することができる。そこで、次に、ボリューム231の帯域幅の調整について説明する。以下では、業務サーバ4とストレージ装置2とは、FCスイッチ51を介して接続されている場合で説明する。また、以下では、Tierプール232をボリューム231の帯域調整の単位として説明するが、帯域調整の単位はこれに限らず、例えば、RAIDグループやストレージ装置2の全体であってもよい。
図3は、実施例1に係る運用管理サーバ及びストレージ装置のブロック図である。運用管理サーバ1は、最大性能算出部101、帯域幅管理部102、監視部103及び記憶部104を有している。また、ストレージ装置2は、性能情報取得部251及び帯域幅制御部252を有している。また、ストレージ装置2は、ディスク203から生成されたボリューム231を複数含むTierプール232を有している。
記憶部104は、QoS設定テーブル141、ボリューム性能情報ファイル142及びTier性能情報ファイル143をそれぞれ記憶する所定の情報記憶領域を有している。なお、情報記憶領域は、各テーブルそのものを記憶している必要はなく、制御時にテーブル化するための情報を記憶しておいてもよい。記憶部104の機能は、例えば、図2のHDD14で実現される。
図4は、QoS設定テーブルの一例の図である。本実施例では、Qos設定テーブル141には、ボリューム識別情報、Tierプール番号及び帯域幅が対応付けられて登録されている。
ボリューム識別情報は、ボリューム231を一意に特定する情報である。本実施例では、ボリューム識別情報は、ストレージ装置の番号及びボリューム231の番号により表されている。例えば、図2のストレージ装置21を1番、ストレージ装置22を2番とすると、「Storage=1,VolNo=1」は、ストレージ装置21のボリューム番号が1番のボリューム231を表している。
また、Tierプール番号は、対応するボリューム識別情報を有するボリューム231の属するTierプール232の識別情報である。
また、帯域幅は、対応するボリューム識別情報を有するボリューム231に設定されている帯域幅である。図4では、帯域幅は、スループットを表す毎秒のデータ量(MB Per Second)、及び読み込み/書き込み回数(IOPS:Input Output Per Second)の2種類で表される。
図5は、ボリューム性能情報ファイルの一例の図である。ボリューム性能情報ファイル142は、各ボリューム231の実測の性能を表す情報が登録される。本実施例では、ボリューム性能情報ファイル142には、測定を行った性能測定日時と共に、ボリューム識別情報、実測レスポンスタイム、実測スループット、実測IOPS、実測キャッシュヒット率及び実測ディレイタイムが対応付けられて登録されている。以下では、ボリューム識別情報、実測レスポンスタイム、実測スループット、実測IOPS、実測キャッシュヒット率及び実測ディレイタイムをまとめて、「ボリュームの性能情報」という場合がある。
実測レスポンスタイムは、対応するボリューム識別情報を有するボリューム231にデータの読み書きを行った際に計測したレスポンスタイムである。実測スループットは、対応するボリューム識別情報を有するボリューム231にデータの読み書きを行った際に計測したスループットである。実測IOPSは、対応するボリューム識別情報を有するボリューム231にデータの読み書きを行った際に計測したIOPSである。実測キャッシュヒット率は、対応するボリューム識別情報を有するボリューム231にデータの読み書きを行った際に計測したキャッシュヒット率である。実測ディレイタイムは、対応するボリューム識別情報を有するボリューム231にデータの読み書きを行った際に計測したディレイタイムである。
図6は、Tier性能情報ファイルの一例の図である。Tier性能情報ファイル143は、各Tierプール232の実測の性能を表す情報が登録される。本実施例では、Tier性能情報ファイル143には、測定を行った性能測定日時と共に、Tierプール232であることを表すリソース種別、Tierプール232の識別情報、実測スループット、実測IOPS及びBusy率が対応付けられて登録される。以下では、Tier識別情報、実測スループット及び実測IOPSをまとめて、「Tireプールの性能情報」という場合がある。
Tierプール232の識別情報は、どのTierプール232であるかを一意に特定する情報である。実測スループットは、対応する識別情報を有するTierプール232にデータの読み書きを行った際に計測したスループットである。実測IOPSは、対応する識別情報を有するTierプール232にデータの読み書きを行った際に計測したIOPSである。Busy率は、対応する識別情報を有するTierプール232にデータの読み書きを行った際のBusy率である。
図3に戻って説明を続ける。監視部103は、操作者からの性能収集開始の指示を操作端末3から受ける。その後、監視部103は、ボリューム231及びTierプール232の性能情報の性能情報取得部251からの定期的な受信を開始する。ここで、監視部103は、Tierプール232のBusy率ではなく、Tierプール232に含まれるディスク203のBusy率を取得する。そして、監視部103は、Tierプール232に含まれる各ディスク203のBusy率を用いてTierプール232のBusy率を算出する。
本実施例では、監視部103は、あるTierプール232に含まれる全てのディスク203のBusy率の単純平均を求め、その算出結果をそのTierプール232のBusy率とする。ただし、Tierプール232のBusy率の算出方法はこれに限らない。
例えば、監視部103は、Busy率を次のような方法で求めてもよい。まず、監視部103は、Tierプール232に含まれるRAIDグループ毎に、そのRAIDグループに含まれる全てのディスク203のBusy率の単純平均を求める。そして、監視部103は、RAIDグループ毎に求めたBusy率に予め決められた係数を乗算した加重平均をTierプール232のBusy率とすることもできる。
そして、監視部103は、受信した各ボリューム231の性能情報をボリューム性能情報ファイル142に書き込む。また、監視部103は、受信したTierプール232の性能情報及び算出したBusy率をTier性能情報ファイル143に書き込む。この監視部103が、「負荷情報取得部」の一例にあたる。
ここで、本実施例では、図5及び図6に示すボリューム性能情報ファイル142及びTier性能情報ファイル143を用いて説明したが、これらのテーブルは他の形式を有していてもよい。例えば、Tierプール232の識別情報を表すテーブル、RAIDグループとTierプール232との関係を表すテーブル、ディスクとRAIDグループとの関係を表すテーブルを記憶部104に記憶させる。さらに、各ディスク203のBusy率を格納するテーブルを記憶部104に記憶させる。そして、監視部103は、各ディスク203のBusy率を書き込み、最大性能算出部101がTierプール232のBusy率を算出してもよい。
最大性能算出部101は、操作端末3を用いた操作者からの入力や設定ファイルなどにより、IOPS又はスループットのいずれかを帯域調整の指標とするかの指示を取得する。以下では、帯域調整の指標として、スループットが指定された場合で説明する。また、最大性能算出部101は、操作者からの入力などにより、帯域幅の調整を行うTierプール232を特定する。以下では、ボリューム231の帯域幅の調整の対象として指定されたTierプール232を、「調整対象のTierプール232」と呼ぶ。ここで、本実施例は、指定されたTierプール232に含まれるボリューム231の帯域幅の調整を行う場合で説明するが、例えば、1つずつTierプール232を選択していき、全てのTierプール232についてボリューム231の帯域幅の調整を行ってもよい。
最大性能算出部101は、調整対象のTierプール232の実測スループットの情報をTier性能情報ファイル143から取得する。また、最大性能算出部101は、調整対象のTierプール232のBusy率をTier性能情報ファイル143から取得する。
そして、最大性能算出部101は、次の数式1を用いて調整対象のTierプール232の最大転送能力、すなわち最大帯域幅を算出する。この最大転送能力が、「全体帯域幅」の一例にあたる。
Figure 0006394313
ここで、BMAXは、Tierプール232の最大転送能力である。また、Bは、Tierプール232の実測性能であり、本実施例では実測スループットである。また、Uは、Tierプール232のBusy率である。さらに、γは、0より大きく1以下の定数である。
ここで、係数γがなければ、数式1において実測性能とBusy率とは比例し、Busy率が100%になった場合に最大転送能力となる。しかし、実際にはBusy率が高くなると性能(スループット)は頭打ちとなる。そこで、Busy率は、Tierに係る負荷の負荷パターンによって異なるが、概ね80%で転送能力が最大となると考えられる。そこで、γ=0.8とされることが好ましい。
そして、最大性能算出部101は、算出した調整対象のTierプール232の最大転送能力の情報を、調整対象のTierプール232の識別情報とともに帯域幅管理部102に通知する。この最大性能算出部101が、「算出部」の一例にあたる。
帯域幅管理部102は、調整対象のTierプール232の最大転送能力の情報の通知を、調整対象のTierプール232の識別情報とともに最大性能算出部101から受信する。そして、帯域幅管理部102は、調整対象のTierプール232に含まれるボリューム231をQoSテーブル141から特定する。
そして、帯域幅管理部102は、次の数式2を用いて、帯域幅が均等配分されるように各ボリューム231に割り当てる個別帯域幅を算出する。
Figure 0006394313
Nは、調整対象のTierプール232に含まれるボリューム231の数である。また、B は、個別帯域幅である。iは、調整対象のTierプール232に含まれるボリューム231に割り当てられた番号であり、1以上N以下の整数である。
その後、帯域幅管理部102は、調整対象のTierプール232に含まれる各ボリューム231に、算出したそれぞれの個別帯域幅の設定を指示する設定コマンドを作成する。そして、帯域幅管理部102は、生成した設定コマンドを帯域幅制御部252へ送信する。この帯域幅管理部102が、「割当部」の一例にあたる。
最大性能算出部101、帯域幅管理部102及び監視部103の機能は、例えば、図2のCPU13及びメモリ12で実現される。例えば、HDD14に、最大性能算出部101、帯域幅管理部102及び監視部103の機能を実現するための各種プログラムが格納される。そして、CPU13は、HDD14から各種プログラムを読み出し、最大性能算出部101、帯域幅管理部102及び監視部103の機能を実現するプロセスをメモリ12上に展開して実行する。
性能情報取得部251は、性能収集開始の指示を監視部103から受ける。そして、性能情報取得部251は、各ボリューム231の性能情報、各Tierプール232の性能情報及び各ディスク203のBusy率を定期的に取得し、監視部103へ送信する。
帯域幅制御部252は、調整対象のTierプール232に含まれる各ボリューム231に対する帯域幅の設定を指示する設定コマンドを帯域幅管理部102から受信する。そして、帯域幅制御部252は、各設定コマンドで指定されたボリューム231の帯域幅を、設定コマンドの指定に合わせて設定する。
次に、図7を参照して、本実施例に係るストレージシステムにおける帯域幅制御の流れについて説明する。図7は、実施例1に係るストレージシステムにおける帯域幅制御のフローチャートである。図7の左端のフローは、操作端末3の処理を表している。また、中央のフローは、運用管理サーバ1の処理を表している。また、右端のフローは、ストレージ装置2の処理を表している。さらに、各フローを結ぶ矢印は、矢印の方向に命令やデータが送られることを示している。
操作端末3は、操作者からの指示を受けて、性能収集を運用管理サーバ1の監視部103へ指示する(ステップS11)。これにより、運用管理サーバ1及びストレージ装置2において、ストレージ装置2の性能収集が開始され、帯域幅の調整が実行される。
次に、運用管理サーバ1の処理について説明する。監視部103は、性能測定開始の指示を操作端末3から受信する。そして、監視部103は、性能測定開始をストレージ装置2の性能情報取得部251に指示する(ステップS21)。
監視部103は、ボリューム231及びTierプール232の性能情報、並びに、ディスク203のBusy率を取得する。次に、監視部103は、ディスク203のBusy率からTierプール232のBusy率を算出する。そして、監視部103は、ボリューム231の性能情報をボリューム性能情報ファイル142に登録し、Tierプール232の性能情報及びBusy率をTier性能情報ファイル143に登録する(ステップS22)。
最大性能算出部101は、調整対象のTierプール232の実測スループット及びBusy率をTier性能情報ファイル143から取得する(ステップS23)。
次に、最大性能算出部101は、取得した実測スループット及びBusy率を用いて、調整対象のTierプール232の最大転送能力を算出する(ステップS24)。その後、最大性能算出部101は、調整対象のTierプール232の最大転送能力の情報を帯域幅管理部102へ送信する。
帯域幅管理部102は、調整対象のTierプール232の最大転送能力の情報を最大性能算出部101から受信する。そして、帯域幅管理部102は、調整対象のTierプール232に含まれるボリューム231に対して最大転送能力を均等配分して個別帯域幅を算出する(ステップS25)。
次に、帯域幅管理部102は、調整対象のTierプール232に含まれる各ボリューム231に対する各個別帯域幅の設定を指示する設定コマンドを生成する(ステップS26)。
その後、帯域幅管理部102は、生成した設定コマンドを帯域幅制御部252へ送信する(ステップS26)。
次に、ストレージ装置2の処理について説明する。性能情報取得部251は、性能測定開始の指示を運用管理サーバ1の監視部103から受信する。そして、性能情報取得部251は、各ボリューム231及び各Tierプール232の性能情報、並びに、ディスクのBusy率の測定を開始する(ステップS31)。
その後、性能情報取得部251は、取得した各ボリューム231及び各Tierプール232の性能情報、並びに、ディスクのBusy率を運用管理サーバ1の帯域幅管理部102に送信する(ステップS32)。
その後、帯域幅制御部252は、運用管理サーバ1の帯域幅管理部102から設定コマンドを受けて、各ボリューム231に対して指定された帯域幅の設定を行う(ステップS33)。
以上に説明したように、本実施例に係る運用管理サーバは、調整対象のTierプールの最大転送能力を分割して調整対象のTierプールに含まれる全てのボリュームに帯域幅を割り当てる。これにより、Tierプールに含まれるボリューム同士での性能干渉を抑えて帯域幅の割り当てを行うことができる。また、各ボリュームに対する帯域幅の指定を行わずに済むため、管理者の手間を省くことができる。
また、本実施例に係る運用管理サーバによる帯域幅の調整は、調整対象のTierプールに含まれる各ボリュームを用いて行われる処理に同種の業務が割り当てられている環境において特に有効である。このような環境として、例えば、ユーザ毎に仮想マシンを貸与する運用で、各仮想マシンにボリュームを割り当てる構成や、ファイルサーバの運用で、ユーザ毎にボリュームを割り当てる構成などが考えられる。
(変形例1)
次に、変形例1について説明する。本変形例に係る運用管理サーバは、帯域幅管理部による最大転送能力の分割方法が実施例1と異なる。そこで、以下では、各ボリュームに対する帯域幅の割り当てについて主に説明する。
帯域幅管理部102は、調整対象のTierプール232の最大転送能力の情報の通知を、調整対象のTierプール232の識別情報とともに最大性能算出部101から受信する。そして、帯域幅管理部102は、調整対象のTierプール232に含まれるボリューム231をQoSテーブル141から特定する。
さらに、帯域幅管理部102は、調整対象のTierプール232に含まれるボリューム231のそれぞれの実測スループットをボリューム性能情報ファイル142から取得する。
そして、帯域幅管理部102は、次の数式3を用いて、実測の負荷に比例した帯域幅が各ボリューム231に割り当てられるように個別帯域幅を算出する。
Figure 0006394313
ここで、Bは、ボリューム231の実測スループットである。
そして、帯域幅管理部102は、算出した個別帯域幅の各ボリューム231への設定を指示するコマンドを生成し、帯域幅制御部252へ送信する。
(変形例2)
次に、変形例2について説明する。本変形例に係る運用管理サーバは、帯域幅管理部による最大転送能力の分割方法が実施例1及び変形例1と異なる。そこで、以下では、各ボリュームに対する帯域幅の割り当てについて主に説明する。
帯域幅管理部102は、調整対象のTierプール232の最大転送能力の情報の通知を、調整対象のTierプール232の識別情報とともに最大性能算出部101から受信する。そして、帯域幅管理部102は、調整対象のTierプール232に含まれるボリューム231をQoSテーブル141から特定する。
さらに、帯域幅管理部102は、調整対象のTierプール232に含まれるボリューム231のそれぞれの実測スループットをボリューム性能情報ファイル142から取得する。
そして、帯域幅管理部102は、次の数式4を用いて、実測の負荷に比例した帯域幅と均等分割した帯域幅とを考慮した中間の帯域幅が各ボリューム231に割り当てられるように個別帯域幅を算出する。
Figure 0006394313
ここで、数式4について説明する。変形例1で説明した比例配分方式では、個別帯域幅が実測負荷に比例している。つまり、B =αB+bとした場合、数式3は、αが0以外であり、bが0である。また、実施例1の均等分方式における数式2は、αが0であり、bが0以外である。数式4は、実施例1の方式と変形例1の方式の中間の方式であり、B =αB+bにおけるαが比例配分方式と均等配分方式との中間になるように設定されている。
すなわち、数式3と同様にαの範囲を決めた後、個別帯域幅の合計が最大転送能力であるBMAXとなるように、定数部分bが決定される。
すなわち、次の数式5と表される。
Figure 0006394313
この数式5をbについて説くと、次の数式6が求められる。
Figure 0006394313
この数式6で求められたbをB =αB+bに代入することで、数式4が算出される。
そして、数式2及び3と数式4とを比較すると、数式4のαBiの項は、数式3の右辺と傾きが異なる。αを数式3の右辺と等しくすると、数式4は、数式3に変形される。また、αを0とし、残りの定数項をB の合計がBMAXに等しくなるようにすると、数式4は、数式2に変形される。このことから、数式4は、数式2と数式3とのそれぞれの要素を含む中間の式であるといえる。さらに、αを次の数式7のようにおくと、数式4は、数式2及び3を含む包括的な式となる。
Figure 0006394313
そして、帯域幅管理部102は、算出した個別帯域幅の各ボリューム231への設定を指示するコマンドを生成し、帯域幅制御部252へ送信する。
変形例1及び2で説明したように、最大転送能力を分割する方法であれば、個別帯域幅の算出方法は様々な方法を取ることができる。すなわち、帯域幅管理部は、所定の規則に基づいて、調整対象のTierプールの最大転送能力を分割して各ボリュームに割り当てるのであれば、その規則に特に制限はない。そして、どのような規則を用いても、調整対象のTierプールの最大転送能力を分割して各ボリュームへの帯域幅の割り当てを行うことで、ボリューム同士の性能干渉を抑えて帯域幅の割り当てを行うことができる。また、各ボリュームに対する帯域幅の指定を行わずに済むため、管理者の手間を省くことができる。
また、以上の説明では、スループットを例に説明したが、上述したように実測性能としてIOPSを用いても個別帯域幅を算出することができる。ただし、IOPSの場合、基準となるデータ量を用いてスループットに変換して最大転送能力との比較を行うことが好ましい。
次に実施例2について説明する。本実施例に係る運用管理サーバは、実負荷(実際に使用する使用帯域幅)の合計と最大転送能力との関係により、割り当てる個別帯域幅を異ならせる。本実施例に係る運用管理サーバも図3のブロック図で表される。以下では、実施例1と同じ機能を有する各部については特に説明の無い限り同じ機能を有するものとする。
帯域幅管理部102は、調整対象のTierプール232の最大転送能力の情報の通知を、調整対象のTierプール232の識別情報とともに最大性能算出部101から受信する。そして、帯域幅管理部102は、調整対象のTierプール232に含まれるボリューム231をQoSテーブル141から特定する。
さらに、帯域幅管理部102は、調整対象のTierプール232に含まれるボリューム231のそれぞれの実測スループットをボリューム性能情報ファイル142から取得する。
そして、帯域幅管理部102は、調整対象のTierプール232に含まれるボリューム231のそれぞれの実測スループットの一定時間内の最大値の合計を算出する。この合計を、ここでは「実測スループットの合計」という。次に、帯域幅管理部102は、実測スループットの合計と最大転送性能とを比較する。ここで、実測スループットの合計は、他の手順で算出してもよく、例えば、一定期間内の平均値の合計としてもよい。
帯域幅管理部102は、実測スループットの合計が最大転送性能以下の場合、各ボリューム231の実測スループットを、それぞれのボリューム231の個別帯域幅とする。
これに対して、最大転送性能が実測スループットの合計未満の場合、帯域幅管理部102は、各ボリューム231の負荷、すなわち実測スループットに応じて最大転送性能を比例配分して個別帯域幅を求める。
すなわち、帯域幅管理部102は、次の数式8を用いて調整対象のTierプール232に含まれるボリューム231それぞれの個別帯域幅を算出する。
Figure 0006394313
以上に説明したように、本実施例に係る運用管理サーバは、実負荷の合計が最大転送能力以下の場合には、実負荷を個別帯域幅とし、実負荷の合計が最大転送能力より大きい場合、最大転送能力を負荷に応じて比例配分して個別帯域幅を求める。これにより、不要な帯域幅の割り当てを軽減することができ、ストレージシステムのリソースを有効利用することができる。
次に実施例3について説明する。本実施例に係る運用管理サーバは、操作者から指定された性能レベルに応じて割り当てる個別帯域幅を異ならせる。本実施例に係る運用管理サーバも図3のブロック図で表される。以下では、実施例1と同じ機能を有する各部については特に説明の無い限り同じ機能を有するものとする。
操作者は、操作端末3を用いて、個々のボリューム231に設定する性能レベルを入力する。ここで、性能レベルとは、ボリューム231の性能を向上させるか低下させるかを調整するための指標である。例えば、本実施例では、性能レベルは、高性能、中性能及び低性能の3段階で表されるものとする。
帯域幅管理部102は、各ボリューム231の性能のデフォルト値として中性能を記憶している。さらに、帯域幅管理部102は、各性能レベルの性能比を予め記憶している。例えば、本実施例では、帯域幅管理部102は、高性能:中性能:低性能=2:1:0.5として性能比を記憶している。
帯域幅管理部102は、各ボリューム231に対する性能レベルの入力を操作端末3から受ける。性能レベルの入力を受けて、帯域幅管理部102は、次の数式9を用いて個別帯域幅を算出する。
Figure 0006394313
ここで、Pは、i番目のボリューム231に割り当てられた性能レベルに対する性能比の値である。例えば、高性能:中性能:低性能=2:1:0.5の場合、i番目のボリューム231を低性能とした場合、P=0.5となる。
この数式9についても、係数αを決定した後、割り当て合計が最大性能となるようにB =αP+bにおける定数部分bを決定する。
すなわち、まず次の数式10とする。
Figure 0006394313
この数式10をbについて説くと、次の数式11が求められる。
Figure 0006394313
この数式11で求められたbをB =αP+bに代入することで、数式9が算出される。
そして、帯域幅管理部102は、算出した個別帯域幅の各ボリューム231への設定を指示するコマンドを生成し、帯域幅制御部252へ送信する。
以上に説明したように、本実施例に係る運用管理サーバは、指定された性能レベルに応じて調整された帯域幅を個別帯域幅として各ボリュームに割りあてる。これにより、より操作者の要望にしたがって帯域幅の割り当てを行うことができる。
次に実施例4について説明する。本実施例に係る運用管理サーバは、調整対象のTierプールに含まれる各ボリュームを用いる処理である業務の種類に応じて帯域幅の配分を異ならせる。本実施例に係る運用管理サーバも図3のブロック図で表される。以下では、実施例1と同じ機能を有する各部については特に説明の無い限り同じ機能を有するものとする。
最大転送性能を一定の規則にしたがって帯域幅の配分を行う機能は、負荷の発生パターンが類似している同種の業務に対して特に有効である。そして、業務が異なれば負荷の発生パターンが異なる。そこで、処理する業務により、判定基準とする実測性能をスループットにするかIOPSにするかを決定することが好ましく、さらに、帯域幅の配分方法も業務に合わせて選択することが好ましい。そこで、本実施例に係る帯域幅管理部102は、次のような機能を有する。
操作端末3は、自己が有するモニタなどにTierプール232に含まれるボリューム231を用いて処理する業務の種類を入力する画面を表示する。例えば、操作端末3は、運用管理サーバ1からの指示を受けて、画面の表示を行う。この画面は、例えば、図8に示すような画面301である。図8は、業務の種類を入力する画面の一例の図である。
操作者は、例えば、画面301において、Tierプール232の識別情報やQoSの自動調整を行うか否かの指示の入力を行う。さらに、操作者は、画面301おけるボタン302を選択して、プルダウンリストを表示させる。そして、リストの中から入力した識別情報に対応するTierプール232に含まれるボリューム231を用いて処理する業務の種類を入力する。業務としては、例えば、仮想マシンやファイルサーバなどがある。ここで、図8におけるVM(Virtual Machine)は、仮想マシンを表している。
最大性能算出部101は、業務の種類毎に、帯域調整に用いる実測性能の指標の種類を予め記憶する。また、最大性能算出部101は、業務の種類毎に、数式1におけるγの値を予め記憶する。たとえば、最大性能算出部101は、業務が仮想マシンの場合、性能の指標としてIOPSを用い、業務がファイルサーバの場合、性能の指標としてスループットを用いると記憶する。また、例えば、最大性能算出部101は、業務が仮想マシンの場合はγ=0.6であり、業務がファイルサーバの場合はγ=0.8であると記憶する。
最大性能算出部101は、Tierプール232の識別情報とともに、そのTierプール232に含まれるボリューム231を用いて処理する業務の種類の入力を操作端末3から受ける。そして、帯域幅管理部102は、各Tierプール232に対応する業務の種類を記憶する。
そして、最大性能算出部101は、調整対象のTierプール232に対応する業務を特定し、その業務に応じた指標の実測の性能及びビジー率を取得する。そして、帯域幅管理部102は、最大転送性能を算出する。
最大性能算出部101は、その業務に応じた指標の情報、調査対象のTierプール232の識別情報、最大転送性能の情報及び調整対象のTierプール232に対応する業務の情報を帯域幅管理部102へ送信する。
帯域幅管理部102は、業務の種類毎に数式2におけるαの値を予め記憶する。例えば、最大性能算出部101は、業務が仮想マシンの場合はα=1であり、業務がファイルサーバの場合はα=0.5あると記憶する。
帯域幅管理部102は、調整対象のTierプール232に対応する業務の種類に応じたαを特定する。
帯域幅管理部102は、各ボリューム231におけるその業務に応じた指標の実測の性能を取得する。そして、帯域幅管理部102は、取得した実測の性能、最大転送性能、取得したαの値を用いて個別帯域幅を算出する。
そして、帯域幅管理部102は、算出した個別帯域幅の各ボリューム231への設定を指示するコマンドを生成し、帯域幅制御部252へ送信する。
以上に説明したように、本実施例に係る運用管理サーバは、各ボリュームを用いて処理される業務の内容に応じて性能の指標やパラメータを異ならせて個別帯域幅を算出する。これにより、業務の内容に応じた適切な帯域幅の割り当てを行うことができる。
次に実施例5について説明する。本実施例に係る運用管理サーバは、実測性能を直前の性能だけではなく、過去の性能を用いて個別帯域幅を算出する。本実施例に係る運用管理サーバも図3のブロック図で表される。以下では、実施例1と同じ機能を有する各部については特に説明の無い限り同じ機能を有するものとする。また、以下では、帯域幅の分割を行うための性能の指標としてスループットを用いる場合で説明する。
記憶部104は、ボリューム性能情報ファイル142に1日以上ボリューム231の性能情報を蓄積しておく。
帯域幅管理部102は、ボリューム性能情報ファイル142から直前の実測スループット及び1日前の同時刻の実測スループットを取得する。そして、帯域幅管理部102は、直前の実測スループットと1日前の同時刻の実測スループットの平均を算出する。ここで、本実施例では、帯域幅管理部102は、1日前の同時刻の値を用いているが、これに限らず、1日以上前の同時刻の値であれば他の値を用いてもよい。
帯域幅管理部102は、算出した実測スループットを用いて各ボリューム231に割り当てる個別帯域幅を算出する。
以上に説明したように、本実施例に係る運用管理サーバは、直前の実測性能と1日以上前の同時刻の実測性能との平均を用いて個別帯域幅を算出する。これにより、実測性能計測直後に負荷が急激に増大することが予測できる場合に、十分な帯域を確保することができる。例えば、始業時間や夜間バッチ処理の開始時刻といった決まった時間に負荷が急速に上昇する場合がある。そのような場合に、本実施例に係る運用管理サーバは、過去の負荷から急速に負荷が上昇することを予測して帯域を割り当てることができる。また、直前負荷も加味することで、始業時間が変更された場合や、飛び入り業務に対応することができる。
また、以上では、記憶部104は、測定結果全てを1日以上保持しているが、測定結果の保持方法は、他の方法でもよい。例えば、記憶部104は、1時間毎の最大性能のみを1日以上保持し他の情報は廃棄してもよい。
この場合、記憶部104は、所定時間内に取得した性能情報が、既に取得済みの所定時間内の最大値と比較して、下回っている場合には廃棄してよく、上回っている場合には最大値として上書きする。
このように、所定時間内の最大値を保持する方法では、全ての測定結果を保持する場合に比べて記憶量を大幅に削減することができる。また、全ての測定結果を保持する場合に比べて細かい時間での帯域幅の割り当ての精度は落ちる。しかし、過去の細かい時間での測定性能にしたがった帯域割り当てを行わなくてもよい場合が多いと考えられる。この点、所定時間内の最大値を保持する方法であっても、始業時刻や夜間のバッチ処理での負荷上昇などには対応できると考えられ、負荷が急激に増大することが予測できる場合に、十分な帯域を確保するという効果は十分に得られる。
1 運用管理サーバ
2 ストレージ装置
3 操作端末
4 業務サーバ
11 NIC
12 メモリ
13 CPU
14 HDD
21,22 ストレージ装置
41,42 業務サーバ
51,52 FCスイッチ
61,62 ネットワークスイッチ
101 最大性能算出部
102 帯域幅管理部
103 監視部
104 記憶部
141 QoS設定テーブル
142 ボリューム性能情報ファイル
143 Tier性能情報ファイル
201,202 CM
203 ディスク
211 FC−CA
212 iSCSI−CA
213 CPU
214 メモリ
215 NIC
216 SAS
231 ボリューム
232 Tierプール
251 性能情報取得部
252 帯域幅制御部

Claims (8)

  1. 複数の記憶領域を含む記憶領域群の負荷情報を取得する負荷情報取得部と、
    前記負荷情報取得部により取得された前記記憶領域群の負荷情報を基に、前記記憶領域群の全体帯域幅を算出する算出部と、
    各前記記憶領域に割り当てる個別帯域幅を算出する式における比例配分の導入割合を決定する係数を、実行される処理毎に予め保持し、各前記記憶領域群を用いて実行される処理の通知を受け、通知された処理に対応する係数を取得し、取得した係数を用いて均等配分と比例配分とを混合させて各前記個別帯域幅を算出し各前記記憶領域に割り当てる割当部と
    を備えたことを特徴とするストレージ管理装置。
  2. 前記割当部は、前記全体帯域幅を記憶領域群に含まれる前記記憶領域の数で均等分割して前記個別帯域幅を算出することを特徴とする請求項1に記載のストレージ管理装置。
  3. 前記割当部は、各前記記憶領域の負荷情報を取得し、前記記憶領域の負荷情報に比例させて前記全体帯域幅を分割して各前記個別帯域幅を算出することを特徴とする請求項1に記載のストレージ管理装置。
  4. 前記割当部は、最新の各前記記憶領域の負荷情報と過去の同時刻における各前記記憶領域の負荷情報との平均を各前記記憶領域の負荷情報として前記個別帯域幅を算出することを特徴とする請求項3に記載のストレージ管理装置。
  5. 前記割当部は、各前記記憶領域のそれぞれの前記負荷情報から前記記憶領域が使用する使用帯域幅を算出し、算出した前記使用帯域幅の合計が前記全体帯域幅以下の場合、各前記使用帯域幅を各前記個別帯域幅とし、前記使用帯域幅の合計が前記全体帯域幅より大きい場合、前記負荷情報に比例させて前記全体帯域幅を分割して各前記記憶領域に割り当てた前記個別帯域幅の合計が前記全体帯域幅となるように各前記個別帯域幅を算出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のストレージ管理装置。
  6. 前記割当部は、各前記記憶領域に対する性能レベルの指定を受けて、前記性能レベル間の性能比に応じて前記全体帯域幅を分割して各前記記憶領域に割り当てた個別帯域幅の合計が前記全体帯域幅となるように各前記個別帯域幅を算出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のストレージ管理装置。
  7. 複数の記憶領域を含む記憶領域群の負荷情報を取得し、
    取得した前記記憶領域群の負荷情報を基に、前記記憶領域群の全体帯域幅を算出し、
    各前記記憶領域に割り当てる個別帯域幅を算出する式における比例配分の導入割合を決定する係数を、実行される処理毎に予め保持し、各前記記憶領域群を用いて実行される処理の通知を受け、通知された処理に対応する係数を取得し、取得した係数を用いて均等配分と比例配分とを混合させて各前記個別帯域幅を算出し各前記記憶領域に割り当てる
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするストレージ管理方法。
  8. 複数の記憶領域を含む記憶領域群の負荷情報を取得し、
    取得した前記記憶領域群の負荷情報を基に、前記記憶領域群の全体帯域幅を算出し、
    各前記記憶領域に割り当てる個別帯域幅を算出する式における比例配分の導入割合を決定する係数を、実行される処理毎に予め保持し、各前記記憶領域群を用いて実行される処理の通知を受け、通知された処理に対応する係数を取得し、取得した係数を用いて均等配分と比例配分とを混合させて各前記個別帯域幅を算出し各前記記憶領域に割り当てる
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするストレージ管理プログラム。
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