JP6388597B2 - ミルク泡を生成するための装置 - Google Patents

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Description

本発明は、流体を泡立てるための、好ましくはミルク泡を生成するための装置に関する。特に装置は、流体流路のインラインで泡を生成するように配置することができるように設計される。本発明の装置は、泡を生成するための起泡エネルギーとして、装置内で流体が受ける高い剪断エネルギーを用いる。
従来技術において、ミルク泡を生成するための装置が知られており、この場合、ミルクの泡立ては典型的にはバッチプロセスで行われる。例えば、ミルクを中に充填することができるリザーバを有する装置が知られている。リザーバ内の回転部分、例えばリザーバの底面に設けられたウィスクがミルクを泡立たせる。しかし、このようなミルク泡を生成する装置は、同時に、すなわち1回のバッチプロセスで、所定量のミルク泡しか生成することができない。その後、次回のバッチプロセスを開始することができるようになる前に、装置を空にして、好ましくは清掃し、再びミルクを充填する必要がある。さらに、このような装置は、流体流路に、したがって例えばミルク又はその他の飲料を製造又は提供する装置にインラインで実装することができない。
さらに、従来技術は、泡立たせるために、リザーバに充填されたミルクに熱蒸気を注入する装置を含む。しかし、このような装置は、例えば飲料製造装置の流体流路にインラインで用いることができない。
上述の従来技術の装置の場合、ミルクの泡立ちに影響を与える因子は、例えば、ウィスクのような回転部分の幾何学的形状、又はミルクに注入される蒸気の温度及び/又は圧力である。これらの因子は、理解するのが難しく、より複雑な装置を構築しないと正確に制御するのは容易ではない。したがって、従来技術の多くの単純な泡立て装置のミルク泡は、生成の信頼性が低い場合が多く、すなわち、体積、泡立ちレベル、泡の安定性等の泡の特性がバッチプロセス1回毎に異なる。
本発明の目標は、上述の欠点を克服すること、及び従来技術を改善することである。特に、本発明は、流体流路のインラインに実装することができる、流体を泡立てるための、好ましくはミルク泡を生成するための装置を提供するという目的を有する。さらに、本発明は、より高い信頼性で、ばらつきなく泡を生成することができる装置を提供することを所望する。したがって、泡立て効果に影響を与える因子は、より良く理解すること可能で正確な制御が容易なものでなければならない。本発明の別の目的は、長い耐用年数を有する単純で堅牢な装置を提供することである。
以下、本発明の説明をミルクの泡立ての観点で提示する。しかし、本発明は、流体としてミルクに限定されず、その他の流体、例えばチョコレート又はコーヒーにも適用することができる。したがって、ミルク泡以外のその他の泡も、本発明によって同様に達成することができる。
ミルクの泡立てのためには、ミルク及び空気の両方が図1に示されるように何らかの方式で供給されなければならない。随意に、ミルク及び/又は空気は、加熱することができる。さらに、ミルク泡を生成するために、何らかの種類の起泡エネルギーがミルク及び空気に供給されなければならない。本発明は、空気及びミルクの供給が別々に制御される、並びに、起泡エネルギーが高剪断エネルギーとして与えられる、という着想に基づくものである。高剪断エネルギーは、ミルク−空気混合物が少なくとも部分的にクエット流によって装置を通過するように装置を設計することによって達成される。
クエット流は、2つの平行な板の間の空間内の粘性流体の層流のことを指す。クエット流の基本原理を図2に示す。図2において、可動二次元境界板が静止二次元境界板に対して特定の速度uで運動する。2つの境界板の間に流体が存在する。可動境界板の運動が流体を動かす。2つの境界条件が流体の運動を規定する。静止境界板に直接接するところでは、流体は静止境界板における摩擦力のため全く動かない。したがって速度uはゼロになる。可動境界板に直接接するところでは、摩擦が、流体を可動境界板の速度uで動かす。
単純モデルにおいて、流体の速度uは、静止境界から測定した方向yで線形に増大する。これにより流体中に剪断応力τが生じ、これは、2つの境界板間の距離、流体の粘度、及び可動境界板の絶対速度に依存する。流体の剪断応力は、起泡エネルギーとして用いることができる剪断エネルギーをもたらす。詳細は、本発明によって説明される。
本発明は、上述の原理を、添付の独立請求項による装置によって実現する。独立請求項は、上述の従来技術の課題を解決する。本発明の更なる利点は、添付の従属請求項において展開される。
既に述べたように、本発明の主要な特徴は、ミルクと空気が2つの別個の供給回路、すなわちミルク供給回路及び空気供給回路を介して提供されることである。
したがって供給される空気及びミルクの量を別々に制御することができ、それにより泡の特性を特に良好に制御することが可能になる。
本発明の好ましい実施形態によれば、ミルク供給回路は、流量計及び調整器を有するフィードバック制御ループを含む。好ましくは、空気供給回路も同様に、流量計及び調整器、例えばPID調整器を有するフィードバック制御ループを含む。
所望の泡特性(堅さ、粘稠度、比重等)に応じて、泡立てプロセスにおいて用いられるミルクと空気との様々な比率を選択することができ、その結果、この装置によって広範囲の異なる泡レシピを生成することができるようになる。典型的には、ミルク対空気の体積比は、3:1〜1:7の範囲とすることができる。異なるレシピに対応する異なるミルク及び空気の流量についての目標値を装置の制御ユニット内に格納し、これを用いて所望のレシピに応じて流れを調整することができる。
さらに、本発明の好ましい実施形態によれば、ミルク泡を生成するための装置は、外側円筒と、外側円筒内に同心に配置された内側円筒と、流体入口と、流体出口とを含み、外側円筒及び内側円筒は、互いに回転可能であり、外側円筒と内側円筒との間に間隙が形成され、間隙は、流体入口と流体出口とを接続する。
例えば、外側円筒は内壁を有し、内側円筒は外壁を有し、内壁及び外壁は2つの平行な境界板を実現し、外側円筒に対する内側円筒の相対運動が、2つの平行板間の空間内でクエット流を発生させる。
あるいは、装置は、内側円筒の代わりに回転可能ウィスク又はその他の任意の回転要素を含むことができる。
図2に示す2つの境界板は、それぞれ内側円筒の外壁及外側円筒の内壁によって実現される。図2における静止境界板に対する可動境界板の運動は、外側円筒に対する内側円筒の相対運動によって引き起こされる。これら円筒は共通の回転軸を有する。図2の境界板間の距離は、間隙の幅によって定められ、そこを通って流体、好ましくはミルク及び空気が流体入口から流体出口まで流れる。それは、ミルク及び空気が好ましくは装置の流体入口に供給されることを意味する。その結果、図2で関して説明した原理に従って、ミルク−空気混合物は、間隙内で高い剪断応力を受ける。
高い剪断応力は、空気及びミルクのエマルジョンをもたらす。エマルジョン化したミルク−空気混合物は、間隙を出るとすぐに膨張する。この膨張により、ミルク内の気泡のサイズが突然大きくなるので、泡立て効果が達成される。したがって、一般的に言えば、ミルク−空気混合物内に封じ込められた高剪断エネルギーを用いて、ミルク泡の生成に必要な起泡エネルギーが提供される。
この装置は、ミルクが流体入口に流入して間隙を通り、流体出口から流出することができるので、ミルクの流路にインラインで配置することができるように設計されている。したがって、この装置は、ミルクをリザーバから連続的に受け入れてミルク泡に変換するのに適している。
ミルク泡の特性に影響を与える因子は、例えば、間隙の幅、円筒の互いに対する接線速度、円筒表面、及びミルクが剪断応力を受ける時間、すなわち装置内に滞留する時間である。このようなパラメータは、理解するのが容易であり、精密に制御することができる。そのうえ、この装置は、どちらかといえば単純に設計することができるが、それでもなお非常に信頼性の高い結果をもたらすことができる。
間隙の幅は、例えば内側円筒及び外側円筒の半径方向に0.2〜1.0mmの範囲にあることが好ましく、0.3〜0.6mmの範囲であることがさらに好ましい。
上述の通り、装置内でミルク−空気混合物が受ける剪断応力は、2つの円筒の壁の間に形成される間隙の幅に大きく依存する。ここで間隙の直径は、ミルクの最適な泡立て効果を生じさせる剪断応力が達成されるように選択される。それは、例えば、その泡立て効果が最適な特性を有するミルク泡をもたらすことを意味する。泡の特性に言及する場合、本発明は、例えば、所望の体積、泡の良好な安定性、及び/又は十分な泡立ちレベルの意と解するものとする。安定性は、ミルク泡が安定である、すなわち実質的にその体積を保持する時間量により定義される。泡立ちレベルは、流体出口から注出されるミルク泡の体積に対する流体入口に供給されるミルクの体積の比によって定義される。
流体出口は空隙の幅より大きい直径を有することが好ましく、2〜10mmの範囲にあることが好ましい。
流体出口を間隙の幅に比べて広くすることで、2つの円筒の相対運動の結果として得られる高剪断応力によって生成されるミルク−空気エマルジョンの膨張がもたらされる。膨張は、ミルク−空気混合物内の気泡のサイズを増大させ、それにより泡立て効果を生じさせる。流体出口の好ましい直径は、最適な特性のミルク泡を達成する膨張を生じさせる。
回転円筒を用いる実施形態の場合、内側円筒は、より大きい直径を有する第1の部分と、より小さい直径を有する第2の部分とを含むことができ、間隙は、内側円筒の第1の部分と外側円筒との間に形成され、チャンバが、内側円筒の第2の部分と外側円筒との間に形成される。
2つの円筒間の片寄りは、ミルク−空気混合物が高剪断応力を受ける2つの円筒間の第1の区域(この場合は間隙)と、ミルク−空気混合物が低剪断応力を受ける2つの円筒間の第2の区域(この場合はチャンバ)とを作り出す。高剪断区域は、ミルク−空気混合物のエマルジョン化のために用いられ、他方、低剪断区域は、エマルジョンの膨張のために用いられる。これにより、2つの同心円筒間に泡立て効果を生じさせることができる。さらに、流体出口が2つの円筒間のチャンバよりもさらに直径が大きければ、さらなる膨張及び泡立て効果が生じ得る。装置は、そのように設計することもできるし、チャンバの直径を調節可能にするような手段を装置に設けることもできる。このように、泡立て効果及びミルク泡の特性を制御及び調節することができる。
好ましくは、ウィスク又はその他の回転要素ではなく回転円筒を用いる実施形態の場合、チャンバは、内側円筒及び外側円筒の半径方向に2〜10mmの範囲の幅を有する。
チャンバ幅の好ましい値により、最適な泡特性を装置内で達成することができる。
装置は、回転要素を外側円筒に対して回転させるためのモータをさらに含むことが好ましい。
モータは、内側円筒を外側円筒に対して4000〜8000rpmの範囲の回転速度で回転させるように構成されることが好ましい。
回転要素と周囲の壁との間の剪断応力は、運動速度、すなわち相対回転速度に依存する。回転速度の好ましい値が、最良の泡立て効果を生じさせることを見いだした。それは、生成されたミルク泡が最適特性を有することを意味する。
好ましくは、モータは、少なくとも1つの第1の磁石を含むヘッド部分が設けられたシャフトを含み、回転要素は、少なくとも1つの第2の磁石を含み、少なくとも1つの第1の磁石及び少なくとも1つの第2の磁石は、モータシャフトの回転を回転要素、例えば内側円筒又はウィスクに無接触で伝達するように構成される。
回転要素が磁気的に駆動されるという事実により、シャフトは、内側円筒に機械的に接続する必要もなく、内側円筒内に挿入する必要もない。したがって、装置を回転するに際して、シャフトと、回転要素への又は回転要素内への案内部材との間に摩擦が存在しないので、装置内で生じる摩擦は小さい。摩擦が小さいと、エネルギー消費が少なくなり、装置の耐用年数が長くなる。
装置は、モータと回転要素との間に配置された不透水性の隔離要素をさらに含むことが好ましい。
回転要素とモータとの不透水性の隔離は、シャフトの回転を回転要素に磁気的結合で伝達することにより可能になる。ミルクが間隙から装置のモータが収容された部分の中に入るリスクが、ある程度回避される。したがって、モータは、ミルクで汚染されないので清掃を必要とすることが少なくなり、これもまた、より長い予測耐用年数を有することになる。好ましくは、隔離要素は、金属又はプラスチックで作られる。隔離要素は、装置の筐体の一部とすることができる。
外側円筒又は筐体の直径は、25〜35mmの範囲にあることが好ましく、約30mmであることが好ましい。
内側回転円筒を用いる実施形態の場合、2つの円筒間に定められる間隙の全容積は、間隙の幅のみならず2つの円筒の絶対直径にも依存し、装置が動作しているときに時間当たり所望の量のミルク泡を生じさせる。同様に、回転要素としてウィスクが用いられる場合、ウィスクの上、下及び周りに形成される間隙の容積が重要である。
装置は、流体入口から流体出口に流れる流体を加熱するためのヒータをさらに含むことが好ましい。
流体入口を介して間隙の中に供給されるミルク及び/又は空気を加熱すると、利用可能なエネルギーの追加及び/又はタンパク質の変性により、泡立て効果を高めることができる。さらに、熱いミルク泡は、カプチーノ等のような飲料の調製のために通常所望される。ヒータは、筐体、すなわち外側円筒に組み込まれることが好ましい。
本発明はまた、上述のような装置においてミルク泡を生成するための方法に関する。この方法は、ミルク供給回路を介して流体入口にミルクを供給することと、ミルク供給回路と独立した空気供給回路を介して流体入口に空気を供給することとを含む。
本発明の別の態様は、上述のような装置により起泡されるミルクとしての、ミルクの使用に関する。
以下、本発明を添付の図面を参照してより詳細に説明する。
ミルク泡を生成するための基本原理を模式的に示す。 2a及び2bは、剪断応力を発生させるためのクエット流の基本原理を模式的に示す。 本発明の第1の実施形態によるミルク泡を生成するための装置の模式図を示す。 本発明の第1の実施形態によるミルク泡を生成するための装置の断面図を示す。 図4のミルク泡を生成するための装置の斜視図を示す。 本発明の第2の実施形態によるミルク泡を生成するための装置の模式図を示す。 本発明の第3の実施形態によるミルク泡を生成するための装置の断面図を示す。 ミルク及び空気供給回路を含む、本発明によるミルク泡を生成するための装置の模式図を示す。
ミルク及び空気供給回路は本発明による装置の一部であるが、図3〜7においては簡略化のために図示していない。
図3は、本発明の第1の実施形態によるミルク泡を生成するための装置1を模式的に示す。装置1は、外側円筒2を含み、これは少なくとも部分的に中空であり、中空部は、外側円筒2の内径oを定める。外側円筒2の内側、すなわち中空部の内側に、外側円筒2と同心に内側円筒3が配置される。内側円筒3は、外径iを有する。外側円筒2及び内側円筒3は、共通回転軸の周りで互いに対して回転可能である。この目的で、好ましくは内側円筒3が、図3において破線で示される回転軸の周りで回転可能であり、すなわち内側円筒3は回転子である。外側円筒2は、好ましくは固定され、すなわち外側円筒2は固定子である。外側円筒は、例えば、本発明のミルク泡を生成するための装置を含む飲料製造装置内に固定された状態で保持されることができる。あるいは、外側円筒2は、本発明の装置1の筐体とすることができ、これは、例えば表面上に立てて置いたときに、自重又は装置1の重量によって固定された状態で保持されることができる。しかし、その他の解決策、例えば固定された内側円筒3に対して外側円筒2を回転させること、又は円筒2及び3を両方とも互いに回転させることも可能である。
内側円筒3の外径iは外側円筒2の内径oよりも小さく、そのため円筒間に間隙6が形成され、これは、それぞれの円筒の直径の差として定められる幅wを有する(すなわち、w=(o−i)/2)。間隙6は、流体、例えば空気と共に供給されたミルクが装置1を通過することができるように、装置1の流体入口4を装置1の流体出口5に接続する。それは、装置1の使用時に、好ましくはミルク及び空気が流体入口4に入り、この混合物が次に2つの円筒2及び3の延長方向(すなわち円筒の高さ)に沿って間隙6を通り、最終的に流体出口5を通って装置1から出ることを意味する。
内側円筒3は外側円筒2に対して回転し、同時に、ミルク−空気混合物が間隙6を通って流れるので、該混合物は、上で説明したクエット流の原理により高剪断応力を受ける。高剪断応力は、ミルク及び空気のエマルジョンを生じさせる。エマルジョンが間隙6から流出して流体出口5を通って装置1から出た後、エマルジョンは、膨張し、それによりミルク内の気泡が突然膨張するので、泡立つ。好ましくは、間隙6の幅wは、内側円筒3及び外側円筒2の半径方向でそれぞれ測定して、0.1〜1mm、より好ましくは0.2〜0.6mm、最も好ましくは0.3〜0.5mmの範囲にある。このような間隙で、ミルク泡にとって最良の泡特性が達成される。
内側円筒3は、中実又は中空とすることができる。内側円筒3は、ヒータ15を含むことができ、これは間隙6を通って流れるミルク及び空気を加熱するように構成される。あるいは、ヒータを外側円筒内に配置して、それにより間隙6を通って流れるミルク及び空気を外側から加熱することができる。ヒータ15は、電気が供給されるものであってもよく、又は、回転円筒の回転によって運動してその運動を熱に変換するように設計された部品を含むものであってもよい。
図4は、図3の装置1を断面図で示す。内側円筒3は、外側円筒2内に配置され、間隙6が円筒2と3との間に形成され、ミルク−空気混合物はそこを通って流れて流体出口5で外に出ることができる。流体出口5は、間隙6の幅wより実質的に大きい内径dを有することが好ましい。好ましくは、直径dは、1〜20mm、より好ましくは2〜10mm、最も好ましくは5〜10mmの範囲にある。間隙6の幅の、流体出口の直径dに対する比は、好ましくは1:1と1:200との間、より好ましくは1:3と1:50との間、最も好ましくは1:5と1:30との間にある。間隙6から流出して流体出口5に流入するミルク−空気混合物の膨張により、ミルク内の気泡のサイズが大きくなり、それによりミルクの泡立ちが生じる。このように、装置1は、その流体出口5からミルクを供給することができる。
図4はまた、外側円筒2に対する内側円筒3の回転を生じさせるように構成されたモータ8を含む装置1を示す。モータ8は、2つの円筒2及び3とは隔てられて設けられることが好ましく、例えば、装置1の隔離されたチャンバ内にあるか、又は、少なくともモータ8と円筒2及び3との間に隔離部13、例えば板を伴う。隔離部13は、ミルクが装置1のモータ8が配置された部分に入ることができないように、不透水性であることが好ましい。モータ8は、回転するシャフト9を有することが好ましい。シャフト9には、ヘッド部分10が設けられることが好ましく、これはシャフト9より幅広であり、少なくとも1つの第1の磁石11を含む。モータ8と内側円筒3との間の隔離部13は、突出部分13aを含むことが好ましく、その中にモータ8のヘッド部分10を受け入れるための凹み13bが形成される。隔離部13の突出部分13aは、内側円筒3の上面上の凹みに受け入れられることが好ましい。内側円筒3には、その上面の近くに配置された少なくとも1つの第2の磁石12が設けられることが好ましく、これは、モータ8のヘッド部分10内に配置された少なくとも1つの第1の磁石11と磁気的に相互作用するように構成され、配置される。
シャフト9がモータ8によって回転すると、少なくとも1つの第1の磁石11もまた回転し、その回転を、磁気結合を通じて内側円筒3の少なくとも1つの第2の磁石12に伝達する。このように、外側円筒2に対する内側円筒3の回転が引き起こされる。
好ましくは、2つの円筒2、3の互いに対する相対回転速度は、1000〜15000rpm、より好ましくは2000〜10000rpm、最も好ましくは4000〜8000rpmの範囲にある。好ましい回転速度で、間隙6内で空気−ミルク混合物の最良のエマルジョン化が達成され、膨張後にミルク泡の最良の泡立ち特性が実現する。シャフト9の回転が好ましくは内側円筒3の回転に無接触で伝達されることにより、装置1のモータ8を含む部分を、装置1の2つの円筒2、3を含む部分から隔離することができる。この隔離は、ミルクがモータ8を含む装置1の部分に入ることを回避する。ミルクは、モータ8の電気又は機械部品を害することがある。それゆえ、装置1の2つの部分を切り離すことにより、より長い耐用年数が達成される。さらに、モータ8の部品はミルクによって汚染されないので、それほど頻繁に清掃を必要としない。
図5は、図3及び図4の装置1を斜視図で示す。装置1は、2つの部分、すなわちモータ8を含む上部分1a、並びに2つの円筒2及び3を含む下部分1bを含む。装置1の2つの部分1a及び1bは、好ましくはフランジ14a及び14bによって互いに連結され、図5に示すようにねじ15で固定される。上部フランジ14aは装置1のモータ8を保持するように設計することができ、下部フランジ14bは、装置1の円筒2及び3を保持するように設計することができる。上部フランジ14aは、モータ8の筐体と一体に製造することもでき、下部フランジ14bは、外側円筒2と一体に製造することができる。少なくとも下部フランジ14bは、図4から推論することができるように、モータ8と円筒との隔離部13として機能する。流体入口4は、外側円筒2の外側面上に配置されることが好ましく、外側円筒2と一体に製造することができる。同じことが流体出口5にも当てはまり、これは外側円筒2の外側底面上に配置されることが好ましく、外側円筒2と一体に製造されることが好ましい。
流体入口4及び流体出口5は両方とも、ミルク供給回路及び空気供給回路から来る2つの流体ライン、例えば管を取り付けるように設計されることが好ましい。そして装置1を、例えば、ミルク及び空気を流体入口4に供給するための例えばポンプを有する飲料製造装置に組み込むことができる。あるいは、装置1自体に、円筒2及び3の相対回転によりミルク及び空気を例えば外部リザーバに至る管を介して流体入口4の中に吸い込ませる機構を設けることができる。流体出口5を通じてミルク泡を直接提供することができ、又は管を介してディスペンサに提供することができる。したがって、本発明の装置1は、ミルクの流路のインラインでミルク泡を提供することができ、例えば、コーヒーマシン等の飲料製造装置の一部とすることができる。
図6は、本発明の装置1の代替的な実施形態の断面を示す。内側円筒3は、第1の部分3a及び第2の部分3bを含む。第1の部分3aは、第2の部分3bの直径sより大きい直径iを有する。特に、第1の部分3aの直径iは、第1の部分3aと外側円筒2との間に、0.1〜1mm、より好ましくは0.2〜0.6mm、最も好ましくは0.3〜0.5mmの範囲の幅wの間隙6が形成されるように選択されることが好ましい。第2の部分3bの直径sは、第2の部分3bと外側円筒2との間にチャンバ7が形成されるように設計されることが好ましく、ここでチャンバ7は、内側円筒3の半径方向に測定して、好ましくは間隙6の幅wよりも大きい、好ましくは1〜20mm、より好ましくは2〜10mmの範囲の幅を有する。外側円筒2の直径oは、本発明の第1の実施形態の場合と同様に、好ましくは20〜40mm、より好ましくは30mmである。したがって、第2の部分3bの直径sは、最も好ましくは20〜28mmであり、第1の部分3aの直径iは、第1の実施形態の場合と同様に、最も好ましくは27.5〜27.7mmの範囲内にある。
間隙6を通って流れるように流体入口4に供給されたミルク及び空気は、内側円筒3が外側円筒2に対して回転するときに内側円筒3と外側円筒2との間の狭い間隙6の中で受ける高剪断力によりエマルジョン化される。エマルジョン化したミルク−空気混合物は、間隙6を出てチャンバ7に流れ込むと膨張し、その結果、泡立つ。膨張により、泡が流体出口5から押し出される。流体出口5がチャンバ7よりさらに直径が大きければ、ミルクはさらにもっと泡立つ。
図7は、本発明による装置1’の別の実施形態の断面図を示す。
装置1’は、筐体を形成する、少なくとも部分的に中空の外側円筒2’を含む。外側円筒2’の上部分1a’内に中空の区画が形成され、その中に、回転可能なウィスク3’が外側円筒2’と同心に配置される。ウィスク3’は、外側円筒2'の内径よりも小さい外径を有する円板様の形状を有し、ウィスク3'の上方、下方及び周りに間隙6’が形成されるようになっている。本発明の前述の実施形態に関して既に説明したように、間隙6'は、流体、例えば空気と共に供給されるミルクが装置1’を通過するように、装置1'の流体入口4’を装置1'の流体出口5’に接続する。流体入口4'は、図7にはどちらも示されていない空気及びミルク供給回路に接続される。流体デバイダ40が入口4'の内側に置かれており、装置1'に入ったミルク及び空気がウィスク3'の周りで均等に分配されるようになっている。
内側ウィスク3'は、ウィスク3'の周りに狭い間隙6'のみが存在する状態で外側円筒2'に対して回転し、同時に、ミルク−空気混合物が間隙6'を通って流れるので、該混合物は、上で説明したクエット流の原理により高剪断応力を受ける。高剪断応力は、ミルク及び空気のエマルジョンを生じさせる。エマルジョンが間隙6'から流出して流体出口5'を通って装置1'から出た後、エマルジョンは、流体出口5'内で膨張する。流体出口5'はウィスク3'から半径方向外向きに配置され、間隙6'の幅よりも大きい内径を有するので、ミルク泡の中の気泡がその中で膨張することができる。好ましくは、間隙6'の幅wは、0.1〜1mm、より好ましくは0.2〜0.6mm、最も好ましくは0.3〜0.5mmの範囲にある。このような間隙で、ミルク泡にとって最良の泡特性が達成される。
前述の実施形態で説明したのと同様に、装置は、図7には示されていないヒータを含むことができる。
この実施形態でもまた、装置1'は、外側円筒2'に対するウィスク3'の回転を引き起こすように構成されたモータ8’を含む。ウィスク3'は、その回転軸を形成する案内ボールの周りで回転する。モータ8'は、装置1'の隔離されたチャンバ内に設けられ、モータ8'と、ウィスク3'並びにミルク及び空気がそこを通って流れる間隙6'を収容する区画との間に、隔離部13’、例えば板を伴う。隔離部13’は、ミルクが装置1’のモータ8’が配置された部分に入ることができないように、不透水性であることが好ましい。モータ8'は、回転するシャフト9’を有する。シャフト9'には、ヘッド部分10’が設けられ、これはシャフト9’より幅広であり、少なくとも1つの第1の磁石11’を含む。ウィスク3'にも同様に、その下面の近くに配置された少なくとも1つの第2の磁石12’が設けられ、これは、モータ8’のヘッド部分10’内に配置された少なくとも1つの第1の磁石11’と磁気的に相互作用するように構成され、配置される。
シャフト9’がモータ8’によって回転すると、少なくとも1つの第1の磁石11’もまた回転し、その回転を、磁気結合を通じてウィスク3’の少なくとも1つの第2の磁石12’に伝達し、それによりウィスク3’の回転を引き起こす。
好ましくは、本発明の全ての実施形態は、ニュートンの粘性法則を仮定したときに、間隙6内のミルクの剪断応力値が20〜80Pa、より好ましくは30〜60Pa、最も好ましくは40〜50Paの範囲内になるように設計される。ミルク泡の品質に関する結果は、瞬時の剪断応力に依存するのみならず、剪断応力が印加された時間にも依存する。典型的な値は、40〜50Paの剪断応力で0.2秒間であるが、より長い時間でも良好な結果が得られる。好ましい剪断応力値は、間隙の幅wが好ましくは0.1〜1mm、より好ましくは0.2〜0.6mm、最も好ましくは0.3〜0.5mm、回転速度が好ましくは1000〜15000rpm、より好ましくは2000〜10000rpm、最も好ましくは4000〜8000rpm、外側円筒2の内径oが好ましくは20〜40mm、より好ましくは30mmで、室温(20℃)のミルクを用いることにより、達成することができる。室温のミルクは、粘度μ=2mPa・sを有すると仮定され、ニュートン流体であると仮定される。
図8は、ミルク供給回路88及び空気供給回路89を有する前述の実施形態のいずれかによる装置1又は1’を模式的に示す。これらの回路88、89は装置全体の一部であるが、簡略化のために図3〜図7では省略した。
ミルク供給回路88は、ミルクタンク80を含み、ミルクはそこから空気ポンプ83を用いて装置1の入口4、4’に向かって送られる。空気ポンプ83は、単に空気をミルクタンク80に押し込むものであり、その結果、ミルクがタンク80から装置1の入口4に向かって押し出される。流量計81及び調整器82、例えばPID調整器が、フィードバックループを形成する。ミルク流量が目標値と比較され、測定値が目標値に対応しない場合には、典型的にはポンプに印加される電圧を調節することにより、ポンプが調節される。同じように、空気供給は、別の調整器85により、流量計84によって提供される値を用い、別の空気ポンプ86を調整して、制御される。
供給される空気及びミルクの量を制御し、これらを混合チャンバの入口のところでのみ接合する2つの異なる独立した管を通して供給することで、泡特性を特に良好に制御することができる。
所望の泡特性(堅さ、粘稠度、比重等)に応じて、ミルクと空気との様々な比率を選択することができ、その結果、この装置によって広範囲の異なる泡レシピを生成することができるようになる。典型的には、ミルク対空気の体積比は、3:1〜1:7の範囲とすることができる。異なるレシピに対応する異なるミルク及び空気の流量についての目標値を装置の制御ユニット内に格納し、これを用いて所望のレシピに応じて流れを調整することができる。

Claims (15)

  1. 外側円筒と
    前記外側円筒の中に配置された回転可能要素と
    流体入口及び流体出口と、を含む、ミルク泡を生成するための装置であって、
    前記回転可能要素は、前記外側円筒に対して回転可能であり、
    前記外側円筒と前記回転可能要素との間に間隙が形成されており、
    前記間隙は、前記流体入口を前記流体出口に接続しており、
    前記装置は、前記流体入口にミルクを供給するミルク供給回路及び前記流体入口に空気を供給する空気供給回路をさらに含み、両方の回路は、ループの閉じた別個の回路として互いに独立しており、供給されるミルク及び空気の量はそれぞれの空気ポンプを介して前記ミルク供給回路及び前記空気供給回路によって別個に制御可能であり、
    前記空気及び前記ミルクは前記流体入口を介して前記間隙に直接供給される、
    ミルク泡を生成するための装置。
  2. 前記ミルク供給回路が、流量計及び調整器を有するフィードバック制御ループを含む、請求項1に記載のミルク泡を生成するための装置。
  3. 前記空気供給回路が、流量計及び調整器を有するフィードバック制御ループを含む、請求項1又は2に記載のミルク泡を生成するための装置。
  4. 空気流量及びミルク流量が、前記装置のメモリに格納された、特定のレシピに関連付けられている目標値に対応するように制御される、請求項2又は3に記載のミルク泡を生成するための装置。
  5. 前記回転可能要素が、前記外側円筒内に同心に配置された内側円筒である、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のミルク泡を生成するための装置。
  6. 前記外側円筒は内壁を有し、前記内側円筒は外壁を有し、
    前記内壁及び前記外壁が2つの平行な境界板を実現しており、前記外側円筒に対する前記内側円筒の相対運動が、前記2つの平行な境界板の間の空間内に流体のクエット流を生じさせる、
    請求項5に記載の装置。
  7. 前記回転可能要素が、前記外側円筒内に配置されたウィスクである、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のミルク泡を生成するための装置。
  8. 前記回転可能要素と前記外側円筒との間の距離が2〜10mmの範囲内にある、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載のミルク泡を生成するための装置。
  9. 前記回転可能要素を前記外側円筒に対して回転させるためのモータをさらに含み、随意に、前記モータと前記回転可能要素との間に配置された不透水性隔離要素をさらに含む、
    請求項1〜8のいずれか一項に記載のミルク泡を生成するための装置。
  10. 前記モータが、前記回転可能要素を前記外側円筒に対して4000〜8000rpmの範囲の回転速度で回転させるように構成されている、
    請求項9に記載のミルク泡を生成するための装置。
  11. 前記モータが、少なくとも1つの第1の磁石を含むヘッド部分が設けられたシャフトを含み、
    前記回転可能要素が、少なくとも1つの第2の磁石を含み、
    前記少なくとも1つの第1の磁石及び前記少なくとも1つの第2の磁石は、前記モータのシャフトの回転を前記回転可能要素に無接触で伝達するように構成されている、
    請求項9又は10に記載のミルク泡を生成するための装置。
  12. 前記外側円筒の直径が、25〜35mmの範囲にあり、好ましくは約30mmである、
    請求項1〜11のいずれか一項に記載のミルク泡を生成するための装置。
  13. 前記流体入口から前記流体出口まで流れる液体を加熱するためのヒータをさらに含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載のミルク泡を生成するための装置。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の装置内でミルク泡を生成するための方法であって、前記ミルク供給回路を介して前記流体入口にミルクを供給することと、前記ミルク供給回路から独立した空気供給回路を介して前記流体入口に空気を供給することと、を含む、方法。
  15. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の装置により起泡されるミルクとしての、ミルクの使用。
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