JP6388562B2 - 映像情報処理装置及び映像情報処理方法 - Google Patents
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Description
本発明の第2の態様に係る映像情報処理装置は、映像のコンテンツデータを記録する記録部と、表示装置の画素数、前記記録部に記録されているコンテンツデータの画素数、前記記録部に記録されているコンテンツデータのダビング履歴、及び、前記記録部に記録されているコンテンツデータのジャンルを含むコンテンツ管理設定情報を記憶する記憶部と、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、前記表示装置の画素数よりも大きい画素数を有するコンテンツデータの画素数を減らす第1の削減方法、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、ダビングが行われたコンテンツデータを圧縮する第2の削減方法、及び、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、特定のジャンルのコンテンツデータの画面サイズを小さくする第3の削減方法から、前記記録部の残容量を増やすために採用する少なくとも1つの削減方法の選択を受け付ける入力部と、前記記録部に記録予定のコンテンツデータのデータ量が、前記記録部の残容量以上であるか否かを判断し、当該データ量が当該残容量以上であると判断した場合に、前記入力部で選択された削減方法を実行することで、前記記録部に記録されているコンテンツデータのデータ量を削減し、前記記録部の残容量を増やす制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第3の態様に係る映像情報処理装置は、映像のコンテンツデータを記録する記録部と、表示装置の画素数、前記記録部に記録されているコンテンツデータの画素数、前記記録部に記録されているコンテンツデータのダビング履歴、及び、前記記録部に記録されているコンテンツデータのジャンルを含むコンテンツ管理設定情報を記憶する記憶部と、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、前記表示装置の画素数よりも大きい画素数を有するコンテンツデータの画素数を減らす第1の削減方法、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、ダビングが行われたコンテンツデータを圧縮する第2の削減方法、及び、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータ内、特定のジャンルのコンテンツデータの画面サイズを小さくする第3の削減方法から、前記記録部の残容量を増やすために採用する2つ以上の削減方法の選択と、当該採用された削減方法を実行する順番を示す優先順位の入力と、を受け付ける入力部と、前記記録部に記録予定のコンテンツデータのデータ量が、前記記録部の残容量以上であるか否かを判断し、当該データ量が当該残容量以上であると判断した場合に、前記記録部に記録予定のコンテンツのデータ量が前記記録部の残容量以下となるまで、前記入力部に入力された優先順位で示される順番で、前記入力部で選択された削減方法を実行することで、前記記録部に記録されているコンテンツデータのデータ量を削減し、前記記録部の残容量を増やす制御部と、を備えることを特徴とする。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る映像情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示されている映像情報処理装置100は、記録装置の残容量と取得予定の総データ量とを比較して、前者が後者よりも少ない場合に、記録装置に記録されているデータ量を削減することで、記録装置の残容量を増やす。これにより、取得予定のデータの品質を劣化させることなく取得することができる。
なお、実施の形態1に係る映像情報処理方法は、映像情報処理装置100により実行される方法である。
復調LSI102は、チューナ部101から与えられた受信信号の復調及び誤り訂正を行い、コンテンツデータとしてのトランスポートストリーム(以下、TSという)をデマルチプレクサ103及びHDD110の内少なくとも何れか一方に与える。
ここで、チューナ部101及び復調LSI102は、映像のコンテンツデータとしてのTSを受信する第1のコンテンツデータ受信部として機能する。
デコーダ104は、デマルチプレクサ103からの映像TSパケット及び音声TSパケットの内の少なくとも1種類のTSパケットのデコードを行い、得られたデコード信号(映像信号及び音声信号)をAV I/O113経由で表示装置140に出力する。
ここで、デマルチプレクサ103及びデコーダ104は、コンテンツデータからコンテンツ(映像)を再生するための再生部として機能する。
ネットワークI/F105は、ネットワーク150との間でデータを送受信する通信部である。ここで、ネットワーク150は、具体的には電気通信網又はコンピュータネットワークであり、ここではインターネットである。
Webブラウザ部106は、例えば、HTMLブラウザを用いて処理を行い、ネットワークI/F105を介して、ネットワーク150上の特定のコンテンツサーバ(図示せず)からのWebコンテンツのデータを取得し、このWebコンテンツを表示装置140に表示させる。
また、Webブラウザ部106は、コンテンツサーバから取得するコンテンツがストリーミングコンテンツである場合には、ストリーミング受信処理部107に指示して、そのデータを受信させる。
DRM処理部108は、ストリーミング受信処理部107で受信されたストリーミングコンテンツのデータを復号するための鍵を、ネットワークI/F105を介して、ネットワーク150上の特定のコンテンツサーバ(図示せず)から取得する。
デクリプタ109は、DRM処理部108で取得された鍵を用いて、ストリーミング受信処理部107で受信されたストリーミングコンテンツのデータをデクリプト(復号)して、コンテンツデータとしてのTSを生成する。生成されたTSは、デマルチプレクサ103、デコーダ104及びAV I/O113で処理されて、音声信号及び映像信号が表示装置140に与えられ、ストリーミングコンテンツが表示装置140に表示される。なお、コンテンツデータを記録する場合には、生成されたTSは、HDD110に送られ、コンテンツデータとしてHDD110に記録される。
ここで、ネットワークI/F105、Webブラウザ部106、ストリーミング受信処理部107、DRM処理部108及びデクリプタ109は、映像のコンテンツデータとしてのTSを受信する第2のコンテンツデータ受信部として機能する。
なお、以上に記載した第1のコンテンツデータ受信部及び第2のコンテンツデータ受信部の各々を特に区別する必要がないときは、コンテンツデータ受信部という。
図2は、メモリに格納された各種情報の一例を示す概略図である。
これらの情報は、通常、ROM111に格納され、RAM112に読み出されてCPU114により更新される。
例えば、メモリには、機器設定情報160、放送受信設定情報161、ネットワーク設定情報162、コンテンツ一覧情報163及びコンテンツ管理設定情報164が記憶される。なお、メモリには、これら以外の情報も記憶され、また、処理に必要なプログラム等も記憶される。
コンテンツ一覧情報163は、HDD110に記憶されているコンテンツデータを管理するための情報である。
本実施の形態におけるコンテンツ一覧情報163は、全てタブ163aと、編集なしタブ163bと、♪タブ163cとを有し、HDD110に記録されているコンテンツデータをこれらの3種類に分けて管理している。
全てのタブ163aは、HDD110に記録されている全てのコンテンツデータに関連する情報のリストを表示させるためのタブである。
編集なしタブ163bは、HDD110に記録されているコンテンツデータの内、ユーザが、例えば、自身の見たいシーンだけを編集して残している場合等の編集済みのコンテンツデータを除外したコンテンツデータに関連する情報のリストを表示させるためのタブである。
♪タブ163cは、HDD110に記録されているコンテンツデータの内、主にEIT(Event Information Table)情報から音楽番組だと思われる番組のコンテンツデータに関連する情報のリストを表示させるためのタブである。
なお、コンテンツ管理設定情報164は、この全てのタブ163aで表示される各コンテンツデータに関連する上記情報に加え、コンテンツデータ毎に更なる情報を付与したものである。
コンテンツ管理設定情報164は、HDD110に記録されているコンテンツデータのデータ量を管理するための情報であり、例えば、表示装置140の画素数(解像度)、HDD110に記録されているコンテンツデータの画素数(解像度)、及び、HDD110に記録されているコンテンツデータのダビング履歴等を含む。
図4に示されているコンテンツ管理設定情報164は、接続画素モード欄164aと、管理No列164bと、チャンネル列(以下、CH列という)164cと、タイトル列164dと、画素モード列164eと、取得日列164fと、ダビング履歴列164gと、減縮判断列164hとを有する。
管理No列164bは、HDD110に記録されたコンテンツデータを識別するためのコンテンツ識別情報である管理番号を格納する。
CH列164cは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータを取得したチャンネルを識別するためチャンネル識別番号であるチャンネル番号を格納する。
タイトル列164dは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータのタイトルを格納する。
画素モード列164eは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータの画素モードを格納する。
ダビング履歴列164gは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータがダビングされたか否かを示すダビング履歴を示す情報を格納する。例えば、ダビング履歴を示す情報が「なし」の場合は、ダビングされていないことを示し、ダビング履歴を示す情報が数字である場合は、ダビングされた回数を示す。
減縮判断列164hは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータの減縮を行うか否かを示す減縮判断情報を格納する。減縮判断情報が「○」の場合は、減縮を行うことを示し、減縮判断情報が「−」の場合は、減縮を行わないことを示す。
また、CPU114は、HDD110に記憶されているコンテンツデータを管理して、HDD110の残容量を制御するバックエンド部としても機能する。
バックエンド部120は、コンテンツ情報管理部121と、表示装置情報取得部122と、表示装置画素数取得部123と、コンテンツ減縮判断部124と、番組予約部125と、HDDコンテンツ管理部126と、HDDデータ減縮部127とを備える。
ここで、バックエンド部120は、HDD110に記録予定のコンテンツデータのデータ量がHDD110の残容量以上であるか否かを判断して、そのデータ量がその残容量以上であると判断した場合に、HDD110に記録されているコンテンツデータのデータ量を削減することで、HDD110の残容量を増やす制御部として機能する。
表示装置画素数取得部123は、表示装置情報取得部122が取得した表示装置情報の内、表示装置140の画素モード(2K、4K又は8K等)を取得する。ここで取得された画素モード情報は、表示装置画素数取得部123からHDDコンテンツ管理部126を介してコンテンツ情報管理部121に送られる。コンテンツ情報管理部121は、コンテンツ管理設定情報164の接続画素モード欄164aを更新する。
例えば、HDDコンテンツ管理部126は、HDD110に記録されているコンテンツデータ毎にダビングされた回数を示すダビング履歴情報をROM111に記憶しておく。そして、HDDコンテンツ管理部126は、HDD110に記録されているコンテンツデータがダビングされる毎(例えば、BD−Rに、ある番組のコンテンツデータが保存される毎)に、ダビング履歴情報を更新する。
また、HDDコンテンツ管理部126は、HDD110からその残容量を取得し、番組予約部125から翌日に取得予定の番組の総データ量を取得する。そして、HDDコンテンツ管理部126は、取得された残容量と総データ量とを比較する。その比較の結果、前者が後者よりも少ない場合、HDDコンテンツ管理部126は、HDDデータ減縮部127にHDD110のデータ量削減命令を通知する。
具体的には、HDDデータ減縮部127は、コンテンツ管理設定情報164を参照して、HDD110に記録されているコンテンツデータの内、表示装置140の画素数よりも大きい画素数を有するコンテンツデータの画素数を減らす。言い換えると、HDDデータ減縮部127は、コンテンツデータの解像度を下げる。
また、HDDデータ減縮部127は、コンテンツ管理設定情報164を参照して、HDD110に記録されているコンテンツデータの内、ダビングが行われたコンテンツデータを圧縮する。
表示装置140は、映像情報処理装置100から与えられた映像信号に基づいて映像を出力するディスプレイ及び映像情報処理装置100から与えられた音声信号に基づいて音声を出力するスピーカを備える。
ここで、映像情報処理装置100は、アンテナ130又は表示装置140を含み、物理的に一体に構成されていてもよい。
また、ネットワーク150上のコンテンツとしては、HTML(Hyper Text Markup Language)コンテンツ等のWebコンテンツ、又は、ユーチューブ(YouTube(登録商標))等のネットワークストリーミングコンテンツ等がある。
また、Webブラウザ部106、ストリーミング受信処理部107、DRM処理部108及びデクリプタ109の全部又は一部は、処理回路により実現することができる。処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又は、これらを組み合わせたものが該当する。
まず、バックエンド部120のコンテンツ情報管理部121は、HDDコンテンツ管理部126を介して、表示装置画素数取得部123から表示装置140の画素数を取得し、コンテンツ管理設定情報164の接続画素モード欄164aの情報を更新する(S10)。
まず、バックエンド部120のHDDコンテンツ管理部126は、HDD110の残容量と、翌日の取得予定のコンテンツ(放送波による予約録画及びWebからの予約ダウンロードを含む)の総データ量とを比較する(S20)。
HDD残容量≦取得予定総データ量の場合は、取得予定のコンテンツデータはそのままではHDD110に記録することができない。このため、HDDデータ減縮部127は、HDDコンテンツ管理部126を介して、減縮判断列164hの値が「○」となっているコンテンツデータの減縮を行う。ここでは、HDDデータ減縮部127は、減縮対象のコンテンツデータで、画素モードを接続画素モード欄164aに格納されている表示装置140の画素モードにまでダウンコンバートできるものの内、最も画素モードの値が高いものをダウンコンバートする(S22)。ここでは、最も高い画素モードのコンテンツデータを一段下の画素モードにコンバートする。例えば、最も高い画素モードが8Kであった場合には、8Kの画素モードを4Kの画素モードにダウンコンバートし、最も高い画素モードが4Kであった場合には、4Kの画素モードを2Kの画素モードにダウンコンバートする。
そして、処理はステップS20に戻るが、ステップS22で減縮対象の全てのコンテンツデータが表示装置140の画素モードにまでダウンコンバートされており、かつ、ステップS23で減縮対象の全てのコンテンツデータが最も圧縮率の高い圧縮方式で圧縮されている場合には、処理を終了するものとする。
図8(A)に示されているように、翌日の録画及びダウンロード番組である「録画番組1」、「ダウンロード(DL)番組1」及び「録画番組2」の総データ量が、HDD110の残容量R1よりも大きいため、全て録画し切れない。
図8(B)に示されているように、コンテンツ管理設定情報164の減縮判断列164hの値が「○」となっているコンテンツデータの減縮を行うことで、HDD110の残容量R2が増えるため、これらの総データ量がHDD110残容量R2以下となり、全て問題なく録画することができる。
(1)実施の形態1では、映像情報処理装置100は、接続されている表示装置140の画素モードを予め取得しておく。さらに、各コンテンツデータの画素モード及びダビング履歴をコンテンツ管理設定情報164で管理し、どのコンテンツデータを減縮するかを決定する。この状態で、映像情報処理装置100は、今後の取得予定のコンテンツの総データ量とHDD110の残容量とを比較し、前者が後者以上である場合は、コンテンツデータに対して減縮を行い、HDD110の残容量を増やす。このため、今後の取得予定のコンテンツのデータを劣化させる事なくHDD110に記録させることができる。
以下、実施の形態2を説明する。
図1に示されているように、実施の形態2に係る映像情報処理装置200は、チューナ部101と、復調LSI102と、デマルチプレクサ103と、デコーダ104と、ネットワークI/F105と、Webブラウザ部106と、ストリーミング受信処理部107と、DRM処理部108と、デクリプタ109と、HDD110と、ROM211と、RAM212と、AV I/O113と、CPU214と、ローカルバス115とを備える。実施の形態2に係る映像情報処理装置200は、ROM211及びRAM212に記憶される情報、並びに、CPU214での処理を除いて、実施の形態1と同様に構成されているため、以下では、ROM211、RAM212及びCPU214について主に説明する。
なお、実施の形態2に係る映像情報処理方法は、映像情報処理装置200により実行される方法である。
コンテンツ管理設定情報264は、接続画素モード欄164aと、管理No列164bと、CH列164cと、タイトル列164dと、画素モード列164eと、取得日列164fと、ダビング履歴列164gと、ジャンル列264iと、画面サイズ列264jとを有する。
ここで、コンテンツ管理設定情報264は、ROM211及びRAM212により構成されるメモリに記憶される。
ジャンル列264iは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータのジャンルを格納する。
画面サイズ列264jは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータに基づいて映像が表示された際の画面サイズを格納する。この画面サイズは、ユーザの指示に応じて、変更することができる。例えば、コンテンツの再生中に、リモコン等の入力部(図示せず)を介してユーザから画面サイズの変更が指示された場合には、変更後の画面サイズが画面サイズ列264jに格納される。
実施の形態2におけるバックエンド部220は、コンテンツ情報管理部221、コンテンツ減縮判断部224及びHDDデータ減縮部227を除いて、実施の形態1におけるバックエンド部120と同様に構成されているため、以下、主に、コンテンツ情報管理部221、コンテンツ減縮判断部224及びHDDデータ減縮部227について説明する。
コンテンツ情報管理部221は、HDD110に格納されたコンテンツデータの番組情報(例えば、EIT情報)から番組のジャンルを取得して、コンテンツ管理設定情報264のジャンル列264iに格納する。
また、コンテンツ情報管理部221は、HDD110に格納されているコンテンツデータの映像が表示された際の画面サイズをコンテンツ管理設定情報264の画面サイズ列264jに格納する。なお、画面サイズが特に決められていない場合には、コンテンツ情報管理部221は、予め定められたデフォルトの画面サイズを格納する。さらに、コンテンツ情報管理部221は、図示しない入力部を介して、ユーザが画面サイズを変更した場合には、変更後の画面サイズを対応する画面サイズ列264jに格納する。
コンテンツ減縮設定画面265は、図示しない入力部を介して、ユーザがメニューにおいて特定の操作を行うことで表示される。また、コンテンツ減縮設定画面265での操作についても、この入力部を介して行われるものとする。
「減縮する」のラジオボタン265bは、コンテンツデータの減縮を行う指示を入力するボタンである。ここで、「減縮する」のラジオボタン265bが選択された場合には、チェックボックス265c〜265h、要素移動ボックス265i及びボタン265j〜ボタン265lが使用できるようになる。
「画素モード減縮」、「画面サイズ減縮」及び「ダビング経験減縮」のうち、チェックボックス265c〜265eにチェックされたものが要素移動ボックス265i内に表示される。図10では、これらの全てにチェックが入れられている。そして、ユーザは、図示しない入力部を用いて、要素移動ボックス265i内に表示されている減縮方法の内、優先順位を変更するものを選択して、「↑」ボタン265j及び「↓」ボタン265kを用いて優先順位を変更する。ユーザは、要素移動ボックス265i内に表示されている優先順位でよい場合には、「決定」ボタン265lを押下する。
例えば、図10に示されているように、「画素モード減縮」、「ダビング経験減縮」及び「画面サイズ減縮」の順に減縮優先順位を決定する場合、ユーザがリモコン(図示せず)で「画素モード圧縮」を選択し、リモコンの決定ボタン(図示せず)を押下すると「画素モード圧縮」を上下に動かせる状態になる。この状態で、ユーザは、右にある「↑」ボタン265j又は「↓」ボタン265kをリモコンで押下し、「画素モード圧縮」を一番上に移動させる。ユーザは、他の減縮方法もリモコンの決定ボタン押下後、「↑」ボタン265j又は「↓」ボタン265kで移動して所望の順位になった場合にリモコンで減縮優先順位の「決定」ボタン265lを選択して押下する。これにより、図10に示されているように、「画素モード減縮」、「ダビング経験減縮」及び「画面サイズ減縮」の順に減縮優先順位を決定することができる。
まず、バックエンド部220のコンテンツ情報管理部221は、HDDコンテンツ管理部126を介して、表示装置画素数取得部123から表示装置140の画素数を取得し、コンテンツ管理設定情報264の接続画素モード欄164aの情報を更新する(S30)。
この初期値において、8桁目〜6桁目の「0」は、予約領域(Reserved)とする。5桁目には、「減縮後に詳細をユーザに知らせる」のチェックボックス265hにチェックが入った場合に、「1」の値が立てられる。4桁目には、「減縮時にCMもカットする」のチェックボックス265gにチェックが入った場合に、「1」の値が立てられる。
3桁目には、「ダビング経験があれば減縮する」のチェックボックス265eにチェックが入った場合に値が立てられる。例えば、「上記減縮時の優先順位を付ける」のチェックボックス265fにチェックが入っていない場合は、この3桁目には「1」の値が立てられ、そのチェックボックス265fにチェックが入っている場合は、その優先順位の値(図10の例では、ダビング経験圧縮は2番目なので「2」の値)が立てられる。
2桁目には、「画面サイズで減縮する」のチェックボックス265dにチェックが入った場合に値が立てられる。例えば、「上記減縮時の優先順位を付ける」のチェックボックス265fにチェックが入っていない場合は、この2桁目には「1」の値が立てられ、そのチェックボックス265fにチェックが入っている場合は、その優先順位の値(図10の例では、画面サイズ圧縮は3番目なので「3」の値)が立てられる。
1桁目には、「表示機器の画素モードと同等に減縮する」のチェックボックス265cにチェックが入った場合に値が立てられる。例えば、「上記減縮時の優先順位を付ける」のチェックボックス265fにチェックが入っていない場合は、この1桁目には「1」の値が立てられ、そのチェックボックス265fにチェックが入っている場合は、その優先順位の値(図10の例では、画素モード圧縮は1番目なので「1」の値)が立てられる。
まず、バックエンド部220のHDDコンテンツ管理部126は、HDD110の残容量と、翌日の取得予定のコンテンツ(放送波による予約録画及びWebからの予約ダウンロードを含む)の総データ量とを比較する(S50)。
ステップS52では、HDDデータ減縮部227は、コンテンツ減縮判断部224から得られる減縮フラグの詳細通知ビットが「1」の場合、削減コンテンツのタイトルリスト又は残り録画時間(例えば、画素モード4Kでの録画時間分等)の詳細画面を表示するための画面データを生成し、AV I/O113を介して、表示装置140に送り、この画面データに基づいて、詳細画面を表示装置140に表示させる。
(3)実施の形態2では、映像情報処理装置200は、各コンテンツデータのジャンル等を決定する番組情報とそのジャンルに対して、ユーザが視聴する際の画面サイズ情報をメモリ内のコンテンツ管理設定情報264で管理し、コンテンツデータを減縮する際に、どの様な減縮方法を行うか決定する。この状態で、今後の取得予定コンテンツの総データ量と、HDD残容量とを比較して、前者が後者以上である場合は、減縮方法が決定されたコンテンツデータの減縮を行い、HDD110の残容量を増やして、コンテンツデータを劣化させることなくHDD110に記録することができる。
以下、実施の形態3を説明する。
図1に示されているように、実施の形態3に係る映像情報処理装置300は、チューナ部101と、復調LSI102と、デマルチプレクサ103と、デコーダ104と、ネットワークI/F105と、Webブラウザ部106と、ストリーミング受信処理部107と、DRM処理部108と、デクリプタ109と、HDD110と、ROM311と、RAM312と、AV I/O113と、CPU314と、ローカルバス115とを備える。実施の形態3に係る映像情報処理装置300は、ROM311及びRAM312に記憶されている情報、並びに、CPU314での処理を除いて、実施の形態1と同様に構成されているため、以下では、ROM311、RAM312及びCPU314について主に説明する。
なお、実施の形態3に係る映像情報処理方法は、映像情報処理装置300により実行される方法である。
コンテンツ管理設定情報364は、管理No列164bと、CH列164cと、タイトル列164dと、画素モード列164eと、取得日列164fと、減縮判断列164hと、メタデータ列364iと、最新視聴日列364jと、視聴回数列364kと、減縮判断フラグ列364lとを有する。
ここで、コンテンツ管理設定情報364は、ROM311及びRAM312により構成されるメモリに記憶される。
最新視聴日列364jは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータを最後に視聴した日付を格納する。
視聴回数列364kは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータの視聴回数を格納する。
減縮判断フラグ列364lは、コンテンツ減縮判断部324で計算された減縮判断フラグηを格納する。減縮判断フラグηについては、後で詳細に説明する。
実施の形態3におけるバックエンド部320は、コンテンツ情報管理部321及びコンテンツ減縮判断部324を除いて、実施の形態1におけるバックエンド部120と同様に構成されているため、以下、主に、コンテンツ情報管理部321及びコンテンツ減縮判断部324について説明する。
コンテンツ情報管理部321は、HDDコンテンツ管理部126を介して、HDDに記録されるコンテンツデータのメタデータを取得して、コンテンツ管理設定情報364の対応する列に格納する。
コンテンツ情報管理部321は、HDDコンテンツ管理部126を介して、HDD110に記録されているコンテンツデータの最新視聴日及び視聴回数を特定して、コンテンツ管理設定情報364の対応する列に格納する。
コンテンツ情報管理部321は、コンテンツ減縮判断部324から、減縮判断フラグη及び減縮判断結果を取得して、コンテンツ管理設定情報364の対応する列に格納する。
さらに、コンテンツ情報管理部321は、コンテンツ管理設定情報364を参照して、コンテンツデータのメタデータを解析して、HDD110に記憶されている全てのコンテンツデータのメタデータにおける特定のキーワードを検索する。ここでは、コンテンツ情報管理部321は、例えば、全てのコンテンツデータのメタデータに含まれる最多キーワードを検索する。この最多キーワードの検索方法については、公知の技術を使用すればよい。
また、コンテンツ減縮判断部324は、特定されたコンテンツデータのデータ量を削減した後でも、記録予定のコンテンツデータのデータ量がHDD110の残容量以上である場合には、閾値を変えることで、好ましさの度合いが変化後の閾値に対応する度合いよりも低いと判断されるコンテンツデータの数を増やして、そのコンテンツデータのデータ量を削減して、HDD110の残容量をさらに増やす。
例えば、好ましさの度合いは、視聴回数が多いほど小さく、最後の視聴日からの日数が少ないほど小さく、かつ、特定のキーワードがメタデータに含まれている場合に、その特定のキーワードがメタデータ含まれていない場合よりも小さくなる値で示される。
まず、コンテンツ情報管理部321は、コンテンツ管理設定情報364を参照して、全コンテンツデータのメタデータ内で最も数多くあるキーワードを検索し、最多キーワードとして特定する(S70)。
以下、減縮判断フラグηの算出方法を説明する。
まず、メタデータ内の最多キーワードをAとする。
次に、コンテンツ減縮判断部324は、下記の(1)式により、減縮判定ベクトルvを算出する。
まず、バックエンド部320のHDDコンテンツ管理部126は、HDD110の残容量と、翌日の取得予定のコンテンツの総データ量とを比較する(S80)。
HDD残容量≦取得予定総データ量の場合は、取得予定のコンテンツデータはそのままではHDD110に記録することができない。このため、HDDデータ減縮部127は、HDDコンテンツ管理部126を介して、減縮判断列164hの値が「○」となっているコンテンツデータの減縮を行う。ここでは、実施の形態1と同様に減縮を行えばよい。
ステップS83で、閾値Fthを少し小さくすることにより、再度ステップS80でHDD残容量≦取得予定総データ量となった場合でも、データ削減対象のコンテンツデータが多くなるため、最終的にはHDD残容量>取得予定総データ量となって処理を終えることができる。
「音楽ステーション」 :η=sqrt(0+1)/2=0.5
「軍師勘太郎」 :η=sqrt(0+16)/1=4
「映:パリ―ポッター」 :η=sqrt(100+63×63)/3=21.2629
「映:ロードオブザキング」:η=sqrt(100+117×117)/5=23.4853
「ミュージック鳳凰」 :η=sqrt(0+16)/33=0.485
「笑っていいかな?」 :η=sqrt(100+920×920)/12=76.6712
(6)映像情報処理装置300は、コンテンツデータの減縮を行った後でも、今後の取得予定番組の総データ量がHDD110の残容量以上となる場合には、減縮対象となるコンテンツデータを増やすことで、HDD110の残容量を増やし、今後の取得予定のコンテンツデータを劣化させることなく、HDD110に記録することができる。
Claims (5)
- 映像のコンテンツデータを記録する記録部と、
前記記録部に記録されているコンテンツデータのジャンル、及び、前記記録部に記録されているコンテンツデータの映像が表示された際の画面サイズ、を含むコンテンツ管理設定情報を記憶する記憶部と、
前記記録部に記録予定のコンテンツデータのデータ量が、前記記録部の残容量以上であるか否かを判断し、当該データ量が当該残容量以上であると判断した場合に、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、特定のジャンルのコンテンツデータの画面サイズを小さくすることで、前記記録部に記録されているコンテンツデータのデータ量を削減し、前記記録部の残容量を増やす制御部と、を備え、
前記制御部は、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記ジャンル毎に、前記記録部に記録されているコンテンツデータの画面サイズよりも小さい画面サイズで視聴されている割合を算出し、当該算出された割合が予め定められた閾値よりも高いジャンルを前記特定のジャンルとすること
を特徴とする映像情報処理装置。 - 映像のコンテンツデータを記録する記録部と、
表示装置の画素数、前記記録部に記録されているコンテンツデータの画素数、前記記録部に記録されているコンテンツデータのダビング履歴、及び、前記記録部に記録されているコンテンツデータのジャンルを含むコンテンツ管理設定情報を記憶する記憶部と、
前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、前記表示装置の画素数よりも大きい画素数を有するコンテンツデータの画素数を減らす第1の削減方法、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、ダビングが行われたコンテンツデータを圧縮する第2の削減方法、及び、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、特定のジャンルのコンテンツデータの画面サイズを小さくする第3の削減方法から、前記記録部の残容量を増やすために採用する少なくとも1つの削減方法の選択を受け付ける入力部と、
前記記録部に記録予定のコンテンツデータのデータ量が、前記記録部の残容量以上であるか否かを判断し、当該データ量が当該残容量以上であると判断した場合に、前記入力部で選択された削減方法を実行することで、前記記録部に記録されているコンテンツデータのデータ量を削減し、前記記録部の残容量を増やす制御部と、を備えること
を特徴とする映像情報処理装置。 - 映像のコンテンツデータを記録する記録部と、
表示装置の画素数、前記記録部に記録されているコンテンツデータの画素数、前記記録部に記録されているコンテンツデータのダビング履歴、及び、前記記録部に記録されているコンテンツデータのジャンルを含むコンテンツ管理設定情報を記憶する記憶部と、
前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、前記表示装置の画素数よりも大きい画素数を有するコンテンツデータの画素数を減らす第1の削減方法、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、ダビングが行われたコンテンツデータを圧縮する第2の削減方法、及び、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータ内、特定のジャンルのコンテンツデータの画面サイズを小さくする第3の削減方法から、前記記録部の残容量を増やすために採用する2つ以上の削減方法の選択と、当該採用された削減方法を実行する順番を示す優先順位の入力と、を受け付ける入力部と、
前記記録部に記録予定のコンテンツデータのデータ量が、前記記録部の残容量以上であるか否かを判断し、当該データ量が当該残容量以上であると判断した場合に、前記記録部に記録予定のコンテンツのデータ量が前記記録部の残容量以下となるまで、前記入力部に入力された優先順位で示される順番で、前記入力部で選択された削減方法を実行することで、前記記録部に記録されているコンテンツデータのデータ量を削減し、前記記録部の残容量を増やす制御部と、を備えること
を特徴とする映像情報処理装置。 - 前記制御部は、前記記録部に翌日記録予定のコンテンツデータのデータ量が、前記記録部の残容量以上であるか否かを判断すること
を特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の映像情報処理装置。 - 記録予定の映像のコンテンツデータのデータ量が、当該コンテンツデータを記録する記録部の残容量以上であるか否かを判断し、
前記データ量が前記残容量以上であると判断した場合に、前記記録部に記録されているコンテンツデータのジャンル、及び、前記記録部に記録されているコンテンツデータの映像が表示された際の画面サイズ、を含むコンテンツ管理設定情報を参照して、前記ジャンル毎に、前記記録部に記録されているコンテンツデータの画面サイズよりも小さい画面サイズで視聴されている割合を算出し、当該算出された割合が予め定められた閾値よりも高いジャンルを特定のジャンルとし、
前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、前記特定のジャンルのコンテンツデータの画面サイズを小さくすることで、前記記録部に記録されているコンテンツデータのデータ量を削減し、前記記録部の残容量を増やすこと
を特徴とする映像情報処理方法。
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