JP6388562B2 - 映像情報処理装置及び映像情報処理方法 - Google Patents

映像情報処理装置及び映像情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6388562B2
JP6388562B2 JP2015134011A JP2015134011A JP6388562B2 JP 6388562 B2 JP6388562 B2 JP 6388562B2 JP 2015134011 A JP2015134011 A JP 2015134011A JP 2015134011 A JP2015134011 A JP 2015134011A JP 6388562 B2 JP6388562 B2 JP 6388562B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
content data
unit
recording unit
reduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015134011A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017017600A5 (ja
JP2017017600A (ja
Inventor
天龍 三沢
天龍 三沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2015134011A priority Critical patent/JP6388562B2/ja
Publication of JP2017017600A publication Critical patent/JP2017017600A/ja
Publication of JP2017017600A5 publication Critical patent/JP2017017600A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6388562B2 publication Critical patent/JP6388562B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、映像情報処理装置及び映像情報処理方法に関し、特に、コンテンツデータを記録する映像情報処理装置及び映像情報処理方法に関する。
特許文献1には、録画に使用可能な記録装置(ハードディスクを含む)の容量を取得する第1取得部と、録画に必要な記録容量を取得する第2取得部と、録画対象の映像データの一部を切り出すことで画素数の少ない映像データを生成する為の切出し部と、この切出し部で生成される映像データを記録装置に録画する録画部とを備え、切出し部は、録画対象の映像データから切り出す領域を、映像データを録画する為に記録装置に必要な容量が、記録装置の使用可能な容量以下になるように決定する録画装置が記載されている。
特開2011−142450号公報
従来の録画装置は、これから録画される映像データのデータ量が記録装置の残容量よりも大きい場合、画質を劣化させて残容量に収まるように記録していた。この場合、映像データは、記録装置に記録されるが、指定された録画画質モードよりも劣った画質状態となってしまう。
さらに、従来の録画装置は、装置が出力できる画素モード(8K、4K等)のコンテンツを記録装置に記録することができる。しかしながら、接続されている表示装置の画素モードが記録されているデータの画素モードよりも低かったり、既にダビングされてオリジナルのデータが他のメディアに保存されていたり、普段あまり再生されていないコンテンツやユーザの嗜好性がそこ迄高くないコンテンツであったりする場合がある。このような場合、ユーザにとってあまり重要でないコンテンツが記録装置の記録容量を圧迫してしまう。
そこで、本発明は、これから録画される映像のコンテンツデータのデータ量が記録部の残容量を上回っていても、その残容量を動的に変化させることで、これから録画されるコンテンツデータの品質を劣化させずに録画できるようにすることを目的とする。
本発明の第1の態様に係る映像情報処理装置は、映像のコンテンツデータを記録する記録部と、前記記録部に記録されているコンテンツデータのジャンル、及び、前記記録部に記録されているコンテンツデータの映像が表示された際の画面サイズ、を含むコンテンツ管理設定情報を記憶する記憶部と、前記記録部に記録予定のコンテンツデータのデータ量が、前記記録部の残容量以上であるか否かを判断し、当該データ量が当該残容量以上であると判断した場合に、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、特定のジャンルのコンテンツデータの画面サイズを小さくすることで、前記記録部に記録されているコンテンツデータのデータ量を削減、前記記録部の残容量を増やす制御部と、を備え、前記制御部は、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記ジャンル毎に、前記記録部に記録されているコンテンツデータの画面サイズよりも小さい画面サイズで視聴されている割合を算出し、当該算出された割合が予め定められた閾値よりも高いジャンルを前記特定のジャンルとすることを特徴とする。
本発明の第2の態様に係る映像情報処理装置は、映像のコンテンツデータを記録する記録部と、表示装置の画素数、前記記録部に記録されているコンテンツデータの画素数、前記記録部に記録されているコンテンツデータのダビング履歴、及び、前記記録部に記録されているコンテンツデータのジャンルを含むコンテンツ管理設定情報を記憶する記憶部と、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、前記表示装置の画素数よりも大きい画素数を有するコンテンツデータの画素数を減らす第1の削減方法、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、ダビングが行われたコンテンツデータを圧縮する第2の削減方法、及び、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、特定のジャンルのコンテンツデータの画面サイズを小さくする第3の削減方法から、前記記録部の残容量を増やすために採用する少なくとも1つの削減方法の選択を受け付ける入力部と、前記記録部に記録予定のコンテンツデータのデータ量が、前記記録部の残容量以上であるか否かを判断し、当該データ量が当該残容量以上であると判断した場合に、前記入力部で選択された削減方法を実行することで、前記記録部に記録されているコンテンツデータのデータ量を削減し、前記記録部の残容量を増やす制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第3の態様に係る映像情報処理装置は、映像のコンテンツデータを記録する記録部と、表示装置の画素数、前記記録部に記録されているコンテンツデータの画素数、前記記録部に記録されているコンテンツデータのダビング履歴、及び、前記記録部に記録されているコンテンツデータのジャンルを含むコンテンツ管理設定情報を記憶する記憶部と、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、前記表示装置の画素数よりも大きい画素数を有するコンテンツデータの画素数を減らす第1の削減方法、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、ダビングが行われたコンテンツデータを圧縮する第2の削減方法、及び、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータ内、特定のジャンルのコンテンツデータの画面サイズを小さくする第3の削減方法から、前記記録部の残容量を増やすために採用する2つ以上の削減方法の選択と、当該採用された削減方法を実行する順番を示す優先順位の入力と、を受け付ける入力部と、前記記録部に記録予定のコンテンツデータのデータ量が、前記記録部の残容量以上であるか否かを判断し、当該データ量が当該残容量以上であると判断した場合に、前記記録部に記録予定のコンテンツのデータ量が前記記録部の残容量以下となるまで、前記入力部に入力された優先順位で示される順番で、前記入力部で選択された削減方法を実行することで、前記記録部に記録されているコンテンツデータのデータ量を削減し、前記記録部の残容量を増やす制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る映像情報処理方法は、記録予定の映像のコンテンツデータのデータ量が、当該コンテンツデータを記録する記録部の残容量以上であるか否かを判断し、前記データ量が前記残容量以上であると判断した場合に、前記記録部に記録されているコンテンツデータのジャンル、及び、前記記録部に記録されているコンテンツデータの映像が表示された際の画面サイズ、を含むコンテンツ管理設定情報を参照して、前記ジャンル毎に、前記記録部に記録されているコンテンツデータの画面サイズよりも小さい画面サイズで視聴されている割合を算出し、当該算出された割合が予め定められた閾値よりも高いジャンルを特定のジャンルとし、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、前記特定のジャンルのコンテンツデータの画面サイズを小さくすることで、前記記録部に記録されているコンテンツデータのデータ量を削減、前記記録部の残容量を増やすことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、これから録画される映像のコンテンツデータのデータ量が記録部の残容量を上回っていても、これから録画されるコンテンツデータの品質を劣化させずに録画することができる。
実施の形態1〜3に係る映像情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1におけるメモリに格納された各種情報の一例を示す概略図である。 実施の形態1におけるコンテンツ一覧情報の表示例を示す概略図である。 実施の形態1におけるコンテンツ管理設定情報の一例を示す概略図である。 実施の形態1〜3におけるバックエンド部の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1におけるコンテンツデータの減縮を行うか否かを判断する処理の一例を示すステートチャート図である。 実施の形態1においてコンテンツデータの減縮を行う際の処理の一例を示すステートチャート図である。 (A)及び(B)は、実施の形態1におけるコンテンツデータの減縮の効果を説明するための概略図である。 実施の形態2におけるコンテンツ管理設定情報の一例を示す概略図である。 実施の形態2におけるコンテンツ減縮設定画面の一例を示す概略図である。 実施の形態2におけるコンテンツ減縮フラグを生成する際の処理の一例を示すステートチャート図である。 実施の形態2においてコンテンツデータの減縮を行う際の処理の一例を示すステートチャート図である。 実施の形態3におけるコンテンツ管理設定情報の一例を示す概略図である。 実施の形態3において、コンテンツデータの減縮を行うか否かを判断する処理の一例を示すステートチャート図である。 実施の形態3においてコンテンツデータの減縮を行う際の処理の一例を示すステートチャート図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る映像情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示されている映像情報処理装置100は、記録装置の残容量と取得予定の総データ量とを比較して、前者が後者よりも少ない場合に、記録装置に記録されているデータ量を削減することで、記録装置の残容量を増やす。これにより、取得予定のデータの品質を劣化させることなく取得することができる。
なお、実施の形態1に係る映像情報処理方法は、映像情報処理装置100により実行される方法である。
映像情報処理装置100は、チューナ部101と、復調LSI(Large Scale Integration)102と、デマルチプレクサ103と、デコーダ104と、ネットワークインタフェース(以下、ネットワークI/Fという)105と、Webブラウザ部106と、ストリーミング受信処理部107と、DRM(Digital Rights Management)処理部108と、デクリプタ109と、HDD(Hard Disk Drive)110と、ROM(Read Only Memory)111と、RAM(Random Access Memory)112と、AV(Audio Visual)出力インタフェース(以下、AV I/Oという)113と、CPU(Central Processing Unit)114と、ローカルバス115とを備える。
チューナ部101、復調LSI102、デマルチプレクサ103及びデコーダ104は、主としてデジタル放送受信機能を実現するデジタル放送受信処理部である。具体的には、チューナ部101、復調LSI102、デマルチプレクサ103及びデコーダ104は、アンテナ130A、130B(以下、各々を特に区別する必要がない場合には、アンテナ130という)で受信された電波から、映像信号及び音声信号を生成する。生成された映像信号及び音声信号は、AV I/O113から表示装置140に出力され、表示装置140で表示等が行われる。
チューナ部101は、アンテナ130で受信された電波に含まれる複数チャンネルの信号のうち、何れかのチャンネルの周波数の受信信号を抽出して、抽出された受信信号を復調LSI102に与える。
復調LSI102は、チューナ部101から与えられた受信信号の復調及び誤り訂正を行い、コンテンツデータとしてのトランスポートストリーム(以下、TSという)をデマルチプレクサ103及びHDD110の内少なくとも何れか一方に与える。
ここで、チューナ部101及び復調LSI102は、映像のコンテンツデータとしてのTSを受信する第1のコンテンツデータ受信部として機能する。
デマルチプレクサ103は、復調LSI102から与えられたTSから必要なデータを分離する。例えば、デマルチプレクサ103は、復調LSI102から与えられたTSからサービス情報(SI)及び番組特定情報(PSI)を取得し、これらの情報からTS中の映像TSパケット及び音声TSパケットの中から特定のTSパケットを分離するためのTSパケット識別子の値を検出する。そして、デマルチプレクサ103は、特定のTSパケット識別子に対応するTSパケットを分離して、分離されたTSパケットをデコーダ104に与える。
デコーダ104は、デマルチプレクサ103からの映像TSパケット及び音声TSパケットの内の少なくとも1種類のTSパケットのデコードを行い、得られたデコード信号(映像信号及び音声信号)をAV I/O113経由で表示装置140に出力する。
ここで、デマルチプレクサ103及びデコーダ104は、コンテンツデータからコンテンツ(映像)を再生するための再生部として機能する。
また、番組を録画する際には、HDD110は、復調LSI102から与えられたTSを記録する。記録された番組(コンテンツ)を再生する際には、HDD110に記録されたTSがデマルチプレクサ103に与えられて再生される。
なお、詳細には記述しないがチューナ部101で受信された信号及びHDD110に格納されたデータがデコーダ104でデコードされ表示装置140に表示されるこれらの過程は、今後、4K、8K、更には異なる画素モードの映像情報に対しても対応しうるものとする。
ネットワークI/F105、ストリーミング受信処理部107、DRM処理部108、デクリプタ109及びWebブラウザ部106は、主としてネットワークテレビ機能を実現するためのデータ受信処理部である。
ネットワークI/F105は、ネットワーク150との間でデータを送受信する通信部である。ここで、ネットワーク150は、具体的には電気通信網又はコンピュータネットワークであり、ここではインターネットである。
Webブラウザ部106は、例えば、HTMLブラウザを用いて処理を行い、ネットワークI/F105を介して、ネットワーク150上の特定のコンテンツサーバ(図示せず)からのWebコンテンツのデータを取得し、このWebコンテンツを表示装置140に表示させる。
また、Webブラウザ部106は、コンテンツサーバから取得するコンテンツがストリーミングコンテンツである場合には、ストリーミング受信処理部107に指示して、そのデータを受信させる。
ストリーミング受信処理部107は、ネットワーク150上のストリーミングコンテンツのデータを、ネットワークI/F105を介して受信し、受信されたデータをデクリプタ109に与える。
DRM処理部108は、ストリーミング受信処理部107で受信されたストリーミングコンテンツのデータを復号するための鍵を、ネットワークI/F105を介して、ネットワーク150上の特定のコンテンツサーバ(図示せず)から取得する。
デクリプタ109は、DRM処理部108で取得された鍵を用いて、ストリーミング受信処理部107で受信されたストリーミングコンテンツのデータをデクリプト(復号)して、コンテンツデータとしてのTSを生成する。生成されたTSは、デマルチプレクサ103、デコーダ104及びAV I/O113で処理されて、音声信号及び映像信号が表示装置140に与えられ、ストリーミングコンテンツが表示装置140に表示される。なお、コンテンツデータを記録する場合には、生成されたTSは、HDD110に送られ、コンテンツデータとしてHDD110に記録される。
ここで、ネットワークI/F105、Webブラウザ部106、ストリーミング受信処理部107、DRM処理部108及びデクリプタ109は、映像のコンテンツデータとしてのTSを受信する第2のコンテンツデータ受信部として機能する。
なお、以上に記載した第1のコンテンツデータ受信部及び第2のコンテンツデータ受信部の各々を特に区別する必要がないときは、コンテンツデータ受信部という。
HDD110は、復調LSI102又はデクリプタ109から送られてきたTSをコンテンツデータとして記録する。言い換えると、HDD110は、映像のコンテンツデータを記録する記録部である。
ROM111及びRAM112は、映像情報処理装置100での処理に必要な情報を記憶するメモリ(記憶部)として機能する。
図2は、メモリに格納された各種情報の一例を示す概略図である。
これらの情報は、通常、ROM111に格納され、RAM112に読み出されてCPU114により更新される。
例えば、メモリには、機器設定情報160、放送受信設定情報161、ネットワーク設定情報162、コンテンツ一覧情報163及びコンテンツ管理設定情報164が記憶される。なお、メモリには、これら以外の情報も記憶され、また、処理に必要なプログラム等も記憶される。
図3は、コンテンツ一覧情報の表示例を示す概略図である。
コンテンツ一覧情報163は、HDD110に記憶されているコンテンツデータを管理するための情報である。
本実施の形態におけるコンテンツ一覧情報163は、全てタブ163aと、編集なしタブ163bと、♪タブ163cとを有し、HDD110に記録されているコンテンツデータをこれらの3種類に分けて管理している。
全てのタブ163aは、HDD110に記録されている全てのコンテンツデータに関連する情報のリストを表示させるためのタブである。
編集なしタブ163bは、HDD110に記録されているコンテンツデータの内、ユーザが、例えば、自身の見たいシーンだけを編集して残している場合等の編集済みのコンテンツデータを除外したコンテンツデータに関連する情報のリストを表示させるためのタブである。
♪タブ163cは、HDD110に記録されているコンテンツデータの内、主にEIT(Event Information Table)情報から音楽番組だと思われる番組のコンテンツデータに関連する情報のリストを表示させるためのタブである。
ここで、全てのタブにおいて、コンテンツデータが取得されたチャンネル(CH)と、コンテンツデータのタイトルと、コンテンツデータの画素モードと、コンテンツデータの録画日とが表示される。
なお、コンテンツ管理設定情報164は、この全てのタブ163aで表示される各コンテンツデータに関連する上記情報に加え、コンテンツデータ毎に更なる情報を付与したものである。
図4は、コンテンツ管理設定情報の一例を示す概略図である。
コンテンツ管理設定情報164は、HDD110に記録されているコンテンツデータのデータ量を管理するための情報であり、例えば、表示装置140の画素数(解像度)、HDD110に記録されているコンテンツデータの画素数(解像度)、及び、HDD110に記録されているコンテンツデータのダビング履歴等を含む。
図4に示されているコンテンツ管理設定情報164は、接続画素モード欄164aと、管理No列164bと、チャンネル列(以下、CH列という)164cと、タイトル列164dと、画素モード列164eと、取得日列164fと、ダビング履歴列164gと、減縮判断列164hとを有する。
接続画素モード欄164aは、映像情報処理装置100が映像信号を出力する表示装置の画素モードを格納する。ここでは、表示装置140の画素モードが格納されている。なお、画素モードは、画素数(解像度)に応じた情報である。
管理No列164bは、HDD110に記録されたコンテンツデータを識別するためのコンテンツ識別情報である管理番号を格納する。
CH列164cは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータを取得したチャンネルを識別するためチャンネル識別番号であるチャンネル番号を格納する。
タイトル列164dは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータのタイトルを格納する。
画素モード列164eは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータの画素モードを格納する。
取得日列164fは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータが記録された日付を格納する。
ダビング履歴列164gは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータがダビングされたか否かを示すダビング履歴を示す情報を格納する。例えば、ダビング履歴を示す情報が「なし」の場合は、ダビングされていないことを示し、ダビング履歴を示す情報が数字である場合は、ダビングされた回数を示す。
減縮判断列164hは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータの減縮を行うか否かを示す減縮判断情報を格納する。減縮判断情報が「○」の場合は、減縮を行うことを示し、減縮判断情報が「−」の場合は、減縮を行わないことを示す。
図1に戻り、CPU114は、映像情報処理装置100における処理を制御する。例えば、CPU114は、ローカルバス115を介して、ROM111、RAM112、復調LSI102、デマルチプレクサ103、デコーダ104、デクリプタ109等に対して指令を出したり応答結果を受信したりして、これらの統括を行っている。ROM111は、CPU114に用いられるプログラムやデータ等が記録された読み出し専用の不揮発性メモリである。RAM112は、CPU114に用いられるプログラムやデータ等を一時的に蓄えるための読み書き可能な揮発性メモリである。
また、CPU114は、HDD110に記憶されているコンテンツデータを管理して、HDD110の残容量を制御するバックエンド部としても機能する。
図5は、バックエンド部120の構成を概略的に示すブロック図である。
バックエンド部120は、コンテンツ情報管理部121と、表示装置情報取得部122と、表示装置画素数取得部123と、コンテンツ減縮判断部124と、番組予約部125と、HDDコンテンツ管理部126と、HDDデータ減縮部127とを備える。
ここで、バックエンド部120は、HDD110に記録予定のコンテンツデータのデータ量がHDD110の残容量以上であるか否かを判断して、そのデータ量がその残容量以上であると判断した場合に、HDD110に記録されているコンテンツデータのデータ量を削減することで、HDD110の残容量を増やす制御部として機能する。
コンテンツ情報管理部121は、ユーザによる録画又は視聴を管理して、コンテンツ管理設定情報164を更新する。例えば、コンテンツ情報管理部121は、ユーザによる録画又は視聴に基づいて、HDD110に格納されたコンテンツデータを管理するためのコンテンツ管理設定情報164を更新する。HDD110に格納されたコンテンツデータは、例えば、アンテナ130で受信され、HDD110に記録された後に再生されて表示装置140に表示されるテレビ放送番組のデータ、又は、ネットワーク150上の特定のコンテンツサーバからHDD110にダウンロードされた後表示装置140に表示されるストリーミングコンテンツのデータである。例えば、コンテンツ情報管理部121は、ユーザが録画を行った場合には、録画されたコンテンツデータに関連する情報(ここでは、タイトル、画素モード及び取得日)を取得して、コンテンツ管理設定情報164に格納する。また、コンテンツ情報管理部121は、HDDコンテンツ管理部126からダビング履歴情報を取得し、そのダビング履歴情報に基づいて、コンテンツ管理設定情報164に格納されているダビング履歴を更新する。さらに、コンテンツ情報管理部121は、表示装置画素数取得部123で取得された画素モード情報をコンテンツ管理設定情報164に格納する。
表示装置情報取得部122は、AV I/O113を介して、表示装置140から表示装置の性能を示す表示装置情報(例えば、表示装置140の画素モード、使用電力量及び待機電力量等)を取得する。例えば、表示装置情報取得部122は、表示装置140に直接結線され、表示装置140から表示装置情報を取得する。
表示装置画素数取得部123は、表示装置情報取得部122が取得した表示装置情報の内、表示装置140の画素モード(2K、4K又は8K等)を取得する。ここで取得された画素モード情報は、表示装置画素数取得部123からHDDコンテンツ管理部126を介してコンテンツ情報管理部121に送られる。コンテンツ情報管理部121は、コンテンツ管理設定情報164の接続画素モード欄164aを更新する。
コンテンツ減縮判断部124は、コンテンツ管理設定情報164を参照して、コンテンツデータ毎に減縮を行うか否かを判断する。コンテンツ減縮判断部124での判断結果は、コンテンツ情報管理部121に送られる。コンテンツ情報管理部121は、その判断結果に応じて、コンテンツ管理設定情報164の減縮判断列164hを更新する。
番組予約部125は、映像情報処理装置100におけるコンテンツの予約を管理する。例えば、番組予約部125は、アンテナ130で受信される放送波の番組を予約録画するため、又は、ネットワーク150上の特定のコンテンツサーバからストリーミングコンテンツの番組を予約ダウンロードするために、ユーザがメニューの番組予約画面(図示せず)で設定した内容に基づいて、ROM111に格納されている番組予約情報(図示せず)を更新する。番組予約情報は、例えば、録画する日時及びチャンネル等を含む情報である。
HDDコンテンツ管理部126は、HDD110を管理する。
例えば、HDDコンテンツ管理部126は、HDD110に記録されているコンテンツデータ毎にダビングされた回数を示すダビング履歴情報をROM111に記憶しておく。そして、HDDコンテンツ管理部126は、HDD110に記録されているコンテンツデータがダビングされる毎(例えば、BD−Rに、ある番組のコンテンツデータが保存される毎)に、ダビング履歴情報を更新する。
また、HDDコンテンツ管理部126は、HDD110からその残容量を取得し、番組予約部125から翌日に取得予定の番組の総データ量を取得する。そして、HDDコンテンツ管理部126は、取得された残容量と総データ量とを比較する。その比較の結果、前者が後者よりも少ない場合、HDDコンテンツ管理部126は、HDDデータ減縮部127にHDD110のデータ量削減命令を通知する。
HDDデータ減縮部127は、HDDコンテンツ管理部126からの通知に応じて、コンテンツ管理設定情報164を参照して、コンテンツ減縮判断部124が減縮すると判断したコンテンツデータのデータ量を削減する。例えば、HDDデータ減縮部127は、対象となるコンテンツデータのダウンサイジング及び圧縮の少なくとも何れか一方を行うことで、HDD110のデータ量を減らして、HDD110の残容量を増やす。
具体的には、HDDデータ減縮部127は、コンテンツ管理設定情報164を参照して、HDD110に記録されているコンテンツデータの内、表示装置140の画素数よりも大きい画素数を有するコンテンツデータの画素数を減らす。言い換えると、HDDデータ減縮部127は、コンテンツデータの解像度を下げる。
また、HDDデータ減縮部127は、コンテンツ管理設定情報164を参照して、HDD110に記録されているコンテンツデータの内、ダビングが行われたコンテンツデータを圧縮する。
図1に戻り、ローカルバス115は、データの伝送路である。
表示装置140は、映像情報処理装置100から与えられた映像信号に基づいて映像を出力するディスプレイ及び映像情報処理装置100から与えられた音声信号に基づいて音声を出力するスピーカを備える。
ここで、映像情報処理装置100は、アンテナ130又は表示装置140を含み、物理的に一体に構成されていてもよい。
また、ネットワーク150上のコンテンツとしては、HTML(Hyper Text Markup Language)コンテンツ等のWebコンテンツ、又は、ユーチューブ(YouTube(登録商標))等のネットワークストリーミングコンテンツ等がある。
以上に記載されたWebブラウザ部106、ストリーミング受信処理部107、DRM処理部108及びデクリプタ109は、CPU114が、予め定められたプログラムを実行することにより実現することができる。
また、Webブラウザ部106、ストリーミング受信処理部107、DRM処理部108及びデクリプタ109の全部又は一部は、処理回路により実現することができる。処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又は、これらを組み合わせたものが該当する。
図6は、コンテンツデータの減縮を行うか否かを判断する処理の一例を示すステートチャート図である。
まず、バックエンド部120のコンテンツ情報管理部121は、HDDコンテンツ管理部126を介して、表示装置画素数取得部123から表示装置140の画素数を取得し、コンテンツ管理設定情報164の接続画素モード欄164aの情報を更新する(S10)。
次に、コンテンツ情報管理部121は、コンテンツ一覧情報163からコンテンツデータ毎に画素モードを取得するとともに、HDDコンテンツ管理部126からダビング履歴情報を取得し、コンテンツ管理設定情報164の対応する列の値を更新する(S11)。
次に、コンテンツ減縮判断部124は、接続画素モードと、コンテンツデータ毎の画素モードとを比較し、前者が小さければ後者を前者に一致させることでコンテンツデータのデータ量を削減すると判断する。この判断に応じて、コンテンツ情報管理部121は、そのコンテンツデータの減縮判断列164hの値を「○」にする(S12)。
そして、コンテンツ減縮判断部124は、コンテンツデータ毎にダビング履歴があるか否かを確認し、ダビング履歴があるコンテンツデータのデータ量を削減すると判断する。この判断に応じて、コンテンツ情報管理部121は、そのコンテンツデータの減縮判断列164hの値を「○」にする(S13)。
図7は、実施の形態1においてコンテンツデータの減縮を行う際の処理の一例を示すステートチャート図である。
まず、バックエンド部120のHDDコンテンツ管理部126は、HDD110の残容量と、翌日の取得予定のコンテンツ(放送波による予約録画及びWebからの予約ダウンロードを含む)の総データ量とを比較する(S20)。
次に、HDDコンテンツ管理部126は、ステップS20での比較の結果、HDD残容量>取得予定総データ量の場合と、HDD残容量≦取得予定総データ量の場合とで、場合分けを行う(S21)。
HDD残容量>取得予定総データ量の場合は、取得予定のコンテンツデータを問題なくHDD110に記録することができるため、何もしないで処理は終了する。
HDD残容量≦取得予定総データ量の場合は、取得予定のコンテンツデータはそのままではHDD110に記録することができない。このため、HDDデータ減縮部127は、HDDコンテンツ管理部126を介して、減縮判断列164hの値が「○」となっているコンテンツデータの減縮を行う。ここでは、HDDデータ減縮部127は、減縮対象のコンテンツデータで、画素モードを接続画素モード欄164aに格納されている表示装置140の画素モードにまでダウンコンバートできるものの内、最も画素モードの値が高いものをダウンコンバートする(S22)。ここでは、最も高い画素モードのコンテンツデータを一段下の画素モードにコンバートする。例えば、最も高い画素モードが8Kであった場合には、8Kの画素モードを4Kの画素モードにダウンコンバートし、最も高い画素モードが4Kであった場合には、4Kの画素モードを2Kの画素モードにダウンコンバートする。
次に、HDDデータ減縮部127は、減縮判断列164hの値が「○」となっているコンテンツデータの圧縮を行う(S23)。ここでは、HDDデータ減縮部127は、複数の圧縮方式に対応しているものとし、現在のコンテンツデータの圧縮方式よりも一段データ量が少なくなる圧縮方式にて、コンテンツデータを圧縮するものとする。
そして、処理はステップS20に戻るが、ステップS22で減縮対象の全てのコンテンツデータが表示装置140の画素モードにまでダウンコンバートされており、かつ、ステップS23で減縮対象の全てのコンテンツデータが最も圧縮率の高い圧縮方式で圧縮されている場合には、処理を終了するものとする。
例えば、図4に示されているコンテンツ管理設定情報164では、接続画素モード欄164aの値が2Kであるため、画素モード8Kの「音楽ステーション」及び画素モード4Kの「軍師勘太郎」のコンテンツデータが、ダウンコンバート及び圧縮の対象となる。さらに、ダビング履歴において「ミュージック鳳凰」のコンテンツデータは、1回ダビングされているため、圧縮の対象となる。
なお、図7に示す例では、ステップS22で、HDDデータ減縮部127は、最も画素モードの高いコンテンツデータを一段下の画素モードに変更するようにしているが、例えば、ダウンコンバート可能なコンテンツデータの画素モードを表示装置140の画素モードにまでダウンコンバートしてもよい。また、ステップS23で、減縮判断列164hは、一つの圧縮方式にのみ対応していてもよい。このような場合には、ステップS23の後に、処理は終了すればよい。
図8(A)及び(B)は、コンテンツデータの減縮の効果を説明するための概略図である。
図8(A)に示されているように、翌日の録画及びダウンロード番組である「録画番組1」、「ダウンロード(DL)番組1」及び「録画番組2」の総データ量が、HDD110の残容量R1よりも大きいため、全て録画し切れない。
図8(B)に示されているように、コンテンツ管理設定情報164の減縮判断列164hの値が「○」となっているコンテンツデータの減縮を行うことで、HDD110の残容量R2が増えるため、これらの総データ量がHDD110残容量R2以下となり、全て問題なく録画することができる。
以上説明した実施の形態1によれば、下記(1)及び(2)の効果が得られる。
(1)実施の形態1では、映像情報処理装置100は、接続されている表示装置140の画素モードを予め取得しておく。さらに、各コンテンツデータの画素モード及びダビング履歴をコンテンツ管理設定情報164で管理し、どのコンテンツデータを減縮するかを決定する。この状態で、映像情報処理装置100は、今後の取得予定のコンテンツの総データ量とHDD110の残容量とを比較し、前者が後者以上である場合は、コンテンツデータに対して減縮を行い、HDD110の残容量を増やす。このため、今後の取得予定のコンテンツのデータを劣化させる事なくHDD110に記録させることができる。
例えば、特許文献1に記載されたシステムではHDD等の記録装置にこれから録画される映像データの総データ量がHDD残容量に対して不足する際、画質を劣化させてHDD残容量に収まる様に記録している。この場合、映像データは指定された録画画質モードよりも劣った画質状態となってしまう。これに対し、実施の形態1では、減縮することが決定されたコンテンツデータを減縮することで、HDD残容量を動的に増やし、取得予定コンテンツのデータを劣化させずにHDD110に記録させることができる。
(2)映像情報処理装置100は、コンテンツ管理設定情報164にて各コンテンツデータの画素モードとダビング履歴とから、コンテンツデータを減縮する対象を決定する。これによりどのコンテンツデータを減縮するかを決定する事ができるため、HDD110の動的圧縮に柔軟性を持たせることができる。
以上に記載された実施の形態1においては、画素モードが表示装置140の画素モードよりも大きいコンテンツデータ及びダビングされたコンテンツデータの減縮を行っているが、このような例に限定されない。例えば、コンテンツ管理設定情報164に、コンテンツデータのジャンルを含めておき、HDDデータ減縮部127は、HDD110に記録されているコンテンツデータの内、特定のジャンルのコンテンツデータの画面サイズを小さくすることで、HDD110の残容量を増やしてもよい。即ち、画面サイズに合わせて、コンテンツデータに含まれている画像データの一部を切り出すことで、データ量を削減することができる。なお、コンテンツ情報管理部121は、コンテンツ管理設定情報164にコンテンツデータの映像が表示された際の画面サイズを含めておき、コンテンツ減縮判断部124は、コンテンツ管理設定情報164を参照して、ジャンル毎に、コンテンツデータの画面サイズよりも小さい画面サイズで視聴されている割合を算出する。そして、コンテンツ減縮判断部124は、算出された割合が予め定められた閾値よりも高いジャンルを、減縮の対象となるジャンルとすればよい。
実施の形態2.
以下、実施の形態2を説明する。
図1に示されているように、実施の形態2に係る映像情報処理装置200は、チューナ部101と、復調LSI102と、デマルチプレクサ103と、デコーダ104と、ネットワークI/F105と、Webブラウザ部106と、ストリーミング受信処理部107と、DRM処理部108と、デクリプタ109と、HDD110と、ROM211と、RAM212と、AV I/O113と、CPU214と、ローカルバス115とを備える。実施の形態2に係る映像情報処理装置200は、ROM211及びRAM212に記憶される情報、並びに、CPU214での処理を除いて、実施の形態1と同様に構成されているため、以下では、ROM211、RAM212及びCPU214について主に説明する。
なお、実施の形態2に係る映像情報処理方法は、映像情報処理装置200により実行される方法である。
図9は、実施の形態2におけるコンテンツ管理設定情報の一例を示す概略図である。
コンテンツ管理設定情報264は、接続画素モード欄164aと、管理No列164bと、CH列164cと、タイトル列164dと、画素モード列164eと、取得日列164fと、ダビング履歴列164gと、ジャンル列264iと、画面サイズ列264jとを有する。
ここで、コンテンツ管理設定情報264は、ROM211及びRAM212により構成されるメモリに記憶される。
実施の形態2におけるコンテンツ管理設定情報264は、ジャンル列264i及び画面サイズ列264jが追加されている点、並びに、減縮判断列164hが設けられていない点を除いて、実施の形態1におけるコンテンツ管理設定情報164と同様に構成されている。このため、以下では、主に、ジャンル列264i及び画面サイズ列264jについて説明する。
ジャンル列264iは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータのジャンルを格納する。
画面サイズ列264jは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータに基づいて映像が表示された際の画面サイズを格納する。この画面サイズは、ユーザの指示に応じて、変更することができる。例えば、コンテンツの再生中に、リモコン等の入力部(図示せず)を介してユーザから画面サイズの変更が指示された場合には、変更後の画面サイズが画面サイズ列264jに格納される。
図5に示されているように、実施の形態2におけるCPU214により実現されるバックエンド部220は、コンテンツ情報管理部221と、表示装置情報取得部122と、表示装置画素数取得部123と、コンテンツ減縮判断部224と、番組予約部125と、HDDコンテンツ管理部126と、HDDデータ減縮部227とを備える。
実施の形態2におけるバックエンド部220は、コンテンツ情報管理部221、コンテンツ減縮判断部224及びHDDデータ減縮部227を除いて、実施の形態1におけるバックエンド部120と同様に構成されているため、以下、主に、コンテンツ情報管理部221、コンテンツ減縮判断部224及びHDDデータ減縮部227について説明する。
コンテンツ情報管理部221は、ユーザによる録画又は視聴を管理して、コンテンツ管理設定情報264を更新する。実施の形態2におけるコンテンツ情報管理部221は、実施の形態1におけるコンテンツ情報管理部121と同様の処理を行うほか、以下の処理を行う。
コンテンツ情報管理部221は、HDD110に格納されたコンテンツデータの番組情報(例えば、EIT情報)から番組のジャンルを取得して、コンテンツ管理設定情報264のジャンル列264iに格納する。
また、コンテンツ情報管理部221は、HDD110に格納されているコンテンツデータの映像が表示された際の画面サイズをコンテンツ管理設定情報264の画面サイズ列264jに格納する。なお、画面サイズが特に決められていない場合には、コンテンツ情報管理部221は、予め定められたデフォルトの画面サイズを格納する。さらに、コンテンツ情報管理部221は、図示しない入力部を介して、ユーザが画面サイズを変更した場合には、変更後の画面サイズを対応する画面サイズ列264jに格納する。
コンテンツ減縮判断部224は、ユーザからのコンテンツ減縮設定の入力を受けて、ユーザの入力に応じた減縮処理を示すユーザ減縮フラグを生成する。
図10は、コンテンツ減縮判断部224がユーザからのコンテンツ減縮設定の入力を受ける際に表示装置140に表示するコンテンツ減縮設定画面の一例を示す概略図である。
コンテンツ減縮設定画面265は、図示しない入力部を介して、ユーザがメニューにおいて特定の操作を行うことで表示される。また、コンテンツ減縮設定画面265での操作についても、この入力部を介して行われるものとする。
コンテンツ減縮設定画面265は、「減縮しない」のラジオボタン265aと、「減縮する」のラジオボタン265bと、「表示機器の画素モードと同等に減縮する」のチェックボックス265cと、「画面サイズで減縮する」のチェックボックス265dと、「ダビング経験があれば減縮する」のチェックボックス265eと、「上記減縮時の優先順位を付ける」のチェックボックス265fと、「減縮時にCMもカットする」のチェックボックス265gと、「減縮後に詳細をユーザに知らせる」のチェックボックス265hと、減縮優先順位を決定する要素移動ボックス265iと、「↑」ボタン265jと、「↓」ボタン265kと、「決定」ボタン265lとを有する。
「減縮しない」のラジオボタン265aは、コンテンツデータの減縮を行わない指示を入力するボタンである。ここで、「減縮しない」のラジオボタン265aが選択された場合には、チェックボックス265c〜265h、要素移動ボックス265i及びボタン265j〜ボタン265lは、使用できなくなる。
「減縮する」のラジオボタン265bは、コンテンツデータの減縮を行う指示を入力するボタンである。ここで、「減縮する」のラジオボタン265bが選択された場合には、チェックボックス265c〜265h、要素移動ボックス265i及びボタン265j〜ボタン265lが使用できるようになる。
「表示機器の画素モードと同等に減縮する」のチェックボックス265cは、コンテンツ管理設定情報264の接続画素モード欄164aに格納されている画素モードよりもコンテンツデータの画素モードが高い場合(例えば、接続画素モード欄164aの画素モードが2Kで、記録されているコンテンツデータの画素モードが8Kの場合等)に、そのコンテンツデータの画素モードをダウンコンバートする指示を入力するためのチェックボックスである。
「画面サイズで減縮する」のチェックボックス265dは、ユーザが普段特定のジャンルの番組を視聴する際に、特定の画面サイズで視聴している場合、この特定の画面サイズ以外の領域を切り落とす指示を入力するためのチェックボックスである。例えば、あるユーザがジャンル「映画」のコンテンツを視聴する際には、ほぼ必ず画面サイズを「字幕イン」にしている場合は、「字幕イン」以外の周囲の領域は切り落としても良いこととなる。
「ダビング経験があれば減縮する」のチェックボックス265eは、ユーザがあるコンテンツデータをBD−R等の他のメディアにダビングしたことがある場合(オリジナルデータは該他のメディアに保存してあるため)に、そのコンテンツデータの画質データを削減したり、(一旦伸長しなければ再生できない形式に)圧縮したりする指示を入力するためのチェックボックスである。
「上記減縮時の優先順位を付ける」のチェックボックス265fは、「画素モード減縮」、「画面サイズ減縮」及び「ダビング経験減縮」の各減縮方法(削減方法)に優先順位をつける指示を入力するチェックボックスである。「画素モード減縮」は、「表示機器の画素モードと同等に減縮する」のチェックボックス265cにチェックが入れられた場合に行われる減縮である。「画面サイズ減縮」は、「画面サイズで減縮する」のチェックボックス265dにチェックが入れられた場合に行われる減縮である。「ダビング経験減縮」は、「ダビング経験があれば減縮する」のチェックボックス265eにチェックが入れられた場合に行われる減縮である。
「上記減縮時の優先順位を付ける」のチェックボックス265fがチェックされた場合には、その右に位置する減縮優先順位を決定する要素移動ボックス265i、「↑」ボタン265j、「↓」ボタン265k及び「決定」ボタン265lが使用可能になり、優先順位の決定は、これらを用いて行われる。
「画素モード減縮」、「画面サイズ減縮」及び「ダビング経験減縮」のうち、チェックボックス265c〜265eにチェックされたものが要素移動ボックス265i内に表示される。図10では、これらの全てにチェックが入れられている。そして、ユーザは、図示しない入力部を用いて、要素移動ボックス265i内に表示されている減縮方法の内、優先順位を変更するものを選択して、「↑」ボタン265j及び「↓」ボタン265kを用いて優先順位を変更する。ユーザは、要素移動ボックス265i内に表示されている優先順位でよい場合には、「決定」ボタン265lを押下する。
例えば、図10に示されているように、「画素モード減縮」、「ダビング経験減縮」及び「画面サイズ減縮」の順に減縮優先順位を決定する場合、ユーザがリモコン(図示せず)で「画素モード圧縮」を選択し、リモコンの決定ボタン(図示せず)を押下すると「画素モード圧縮」を上下に動かせる状態になる。この状態で、ユーザは、右にある「↑」ボタン265j又は「↓」ボタン265kをリモコンで押下し、「画素モード圧縮」を一番上に移動させる。ユーザは、他の減縮方法もリモコンの決定ボタン押下後、「↑」ボタン265j又は「↓」ボタン265kで移動して所望の順位になった場合にリモコンで減縮優先順位の「決定」ボタン265lを選択して押下する。これにより、図10に示されているように、「画素モード減縮」、「ダビング経験減縮」及び「画面サイズ減縮」の順に減縮優先順位を決定することができる。
「減縮時にCMもカットする」のチェックボックス265gは、コンテンツデータを減縮する際に、そのコンテンツデータに挿入されている広告放送をカットする指示を入力するためのチェックボックスである。
「減縮後に詳細をユーザに知らせる」のチェックボックス265hは、コンテンツデータの減縮が行われた後に、そのコンテンツデータの一覧又はHDD残容量がどの位になったか(例えば、画素モード4Kで録画時間分)等、詳細ページを表示する指示を入力するためのチェックボックスである。
図5に戻り、HDDデータ減縮部227は、HDDコンテンツ管理部126からの通知に応じて、コンテンツ管理設定情報264を参照して、コンテンツ減縮判断部224から与えられるユーザ減縮フラグに基づいて、コンテンツデータを減縮する。例えば、HDDデータ減縮部227は、コンテンツ減縮判断部224から与えられるユーザ減縮フラグで選択されている減縮方法を実行して、コンテンツデータのデータ量を削減する。また、ユーザ減縮フラグで優先順位が示されている場合には、HDDデータ減縮部227は、記録予定の総データ量がHDD110の残容量以下となるまで、優先順位に従って、順番に選択された減縮方法を実行する。
図11は、実施の形態2におけるコンテンツ減縮フラグを生成する際の処理の一例を示すステートチャート図である。
まず、バックエンド部220のコンテンツ情報管理部221は、HDDコンテンツ管理部126を介して、表示装置画素数取得部123から表示装置140の画素数を取得し、コンテンツ管理設定情報264の接続画素モード欄164aの情報を更新する(S30)。
次に、コンテンツ減縮判断部224は、コンテンツ減縮設定画面265にて「圧縮しない」のラジオボタン265a及び「圧縮する」のラジオボタン265bの何れが押下されているか判断する(S31)。「圧縮しない」のラジオボタン265aが選択されている場合は、HDD110内の各コンテンツデータは一切圧縮されないので、処理は終了する。「圧縮する」のラジオボタン265bが選択されている場合は、HDD110内のコンテンツデータを圧縮するため、処理はステップS32に移行する。
ステップS32では、コンテンツ減縮判断部224は、減縮フラグを生成する。例えば、コンテンツ減縮判断部224は、初期値として「CF=0x00011101」なる16進数で8桁の減縮フラグを生成する。
この初期値において、8桁目〜6桁目の「0」は、予約領域(Reserved)とする。5桁目には、「減縮後に詳細をユーザに知らせる」のチェックボックス265hにチェックが入った場合に、「1」の値が立てられる。4桁目には、「減縮時にCMもカットする」のチェックボックス265gにチェックが入った場合に、「1」の値が立てられる。
3桁目には、「ダビング経験があれば減縮する」のチェックボックス265eにチェックが入った場合に値が立てられる。例えば、「上記減縮時の優先順位を付ける」のチェックボックス265fにチェックが入っていない場合は、この3桁目には「1」の値が立てられ、そのチェックボックス265fにチェックが入っている場合は、その優先順位の値(図10の例では、ダビング経験圧縮は2番目なので「2」の値)が立てられる。
2桁目には、「画面サイズで減縮する」のチェックボックス265dにチェックが入った場合に値が立てられる。例えば、「上記減縮時の優先順位を付ける」のチェックボックス265fにチェックが入っていない場合は、この2桁目には「1」の値が立てられ、そのチェックボックス265fにチェックが入っている場合は、その優先順位の値(図10の例では、画面サイズ圧縮は3番目なので「3」の値)が立てられる。
1桁目には、「表示機器の画素モードと同等に減縮する」のチェックボックス265cにチェックが入った場合に値が立てられる。例えば、「上記減縮時の優先順位を付ける」のチェックボックス265fにチェックが入っていない場合は、この1桁目には「1」の値が立てられ、そのチェックボックス265fにチェックが入っている場合は、その優先順位の値(図10の例では、画素モード圧縮は1番目なので「1」の値)が立てられる。
次に、コンテンツ減縮判断部224は、コンテンツ減縮設定画面265にて「表示機器の画素モードと同等に減縮する」のチェックボックス265cが選択されているか判断する(S33)。このチェックボックス265cが選択されていない場合は、処理はステップS35に移行する。このチェックボックス265cが選択されている場合は、減縮フラグの画素モードビットを立てるため、処理はステップS34に移行する。
ステップS34では、コンテンツ減縮判断部224は、減縮フラグの画素モードビットに値を立てる。例えば、コンテンツ減縮判断部224は、「上記減縮時の優先順位を付ける」のチェックボックス265fが選択されている場合は、減縮フラグの画素モードビットに優先順位No(図10の場合は、画素モードビットの値は「1」)を立て、そのチェックボックス265fが選択されていない場合は、減縮フラグの画素モードビットに「1」を立てる。
次に、コンテンツ減縮判断部224は、コンテンツ減縮設定画面265にて「画面サイズで減縮する」のチェックボックス265dが選択されているか判断する(S35)。そのチェックボックス265dが選択されていない場合は、処理はステップS37に移行する。そのチェックボックス265dが選択されている場合は、減縮フラグの画面サイズビットを立てるため、処理はステップS36に移行する。
ステップS36では、コンテンツ減縮判断部224は、減縮フラグの画面サイズビットに値を立てる。例えば、コンテンツ減縮判断部224は、「上記減縮時の優先順位を付ける」のチェックボックス265fが選択されている場合は、減縮フラグの画面サイズビットに優先順位No(図10の場合は、画面サイズビットの値は「3」)を、チェックボックス265fが選択されていない場合は、減縮フラグの画面サイズビットに「1」を立てる。
次に、コンテンツ減縮判断部224は、コンテンツ減縮設定画面265にて「ダビング経験があれば減縮する」のチェックボックス265eが選択されているか判断する(S37)。そのチェックボックス265eが選択されていない場合は、処理はステップS39に移行する。チェックボックス265eが選択されている場合は、減縮フラグのダビング経験ビットを立てるため、処理はステップS38に移行する。
ステップS38では、コンテンツ減縮判断部224は、減縮フラグのダビング経験ビットに値を立てる。例えば、コンテンツ減縮判断部224は、「上記減縮時の優先順位を付ける」のチェックボックス265fが選択されている場合は、減縮フラグのダビング経験ビットに優先順位No(図10の場合は、ダビング経験ビットの値は「2」)を、そのチェックボックス265fが選択されていない場合は、減縮フラグのダビング経験ビットに「1」を立てる。
次に、コンテンツ減縮判断部224は、コンテンツ減縮設定画面265にて「減縮時にCMもカットする」のチェックボックス265gが選択されているか判断する(S39)。そのチェックボックス265gが選択されていない場合は、処理はステップS41に移行する。チェックボックス265gが選択されている場合は、減縮フラグのCMカットビットを立てるため、処理はステップS40に移行する。
ステップS40では、コンテンツ減縮判断部224は、減縮フラグのCMカットビットに「1」を立てる。
次に、コンテンツ減縮判断部224は、コンテンツ減縮設定画面265にて「減縮後に詳細をユーザに知らせる」のチェックボックス265hが選択されているか判断する。そのチェックボックス265hが選択されていない場合は、処理は終了する。そのチェックボックス265hが選択されている場合は、減縮フラグの詳細通知ビットを立てるため、処理はステップS42に移行する。
ステップS42では、コンテンツ減縮判断部224は、減縮フラグの詳細通知ビットに「1」を立てる。
図12は、実施の形態2においてコンテンツデータの減縮を行う際の処理の一例を示すステートチャート図である。
まず、バックエンド部220のHDDコンテンツ管理部126は、HDD110の残容量と、翌日の取得予定のコンテンツ(放送波による予約録画及びWebからの予約ダウンロードを含む)の総データ量とを比較する(S50)。
次に、HDDコンテンツ管理部126は、S50での比較の結果、HDD残容量>取得予定総データ量の場合と、HDD残容量≦取得予定総データ量の場合とで、場合分けを行う(S21)。
HDD残容量>取得予定総データ量の場合は、取得予定のコンテンツデータを問題なくHDD110に記録することができるため、処理はステップS52に進む。
ステップS52では、HDDデータ減縮部227は、コンテンツ減縮判断部224から得られる減縮フラグの詳細通知ビットが「1」の場合、削減コンテンツのタイトルリスト又は残り録画時間(例えば、画素モード4Kでの録画時間分等)の詳細画面を表示するための画面データを生成し、AV I/O113を介して、表示装置140に送り、この画面データに基づいて、詳細画面を表示装置140に表示させる。
HDD残容量≦取得予定総データ量の場合は、取得予定のコンテンツデータはそのままではHDD110に記録することができない。このため、HDDデータ減縮部227は、コンテンツ減縮判断部224から与えられた減縮フラグの各ビット値を取得する。
まず、HDDデータ減縮部227は、減縮フラグの画素モードビットを取得する(S53)。例えば、図11に示されている処理が行われた場合には、HDDデータ減縮部227は、減縮フラグCf & 0x0000000Fで取得できる。
次に、HDDデータ減縮部227は、減縮フラグの画面サイズビットを取得する(S54)。例えば、図11に示されている処理が行われた場合には、HDDデータ減縮部227は、減縮フラグCf & 0x000000F0 >> 4で取得できる。
次に、HDDデータ減縮部227は、減縮フラグのダビング経験ビットを取得する(S55)。例えば、図11に示されている処理が行われた場合には、HDDデータ減縮部227は、減縮フラグCf & 0x00000F00 >> 8で取得できる。
次に、HDDデータ減縮部227は、減縮フラグのCMカットビットを取得する(S56)。例えば、図11に示されている処理が行われた場合には、HDDデータ減縮部227は、減縮フラグCf & 0x0000F000 >> 12で取得できる。
次に、HDDデータ減縮部227は、減縮フラグの詳細通知ビットを取得する(S57)。例えば、図11に示されている処理が行われた場合には、HDDデータ減縮部227は、減縮フラグCf & 0x000F0000 >> 16で取得できる。
次に、HDDデータ減縮部227は、取得された画素モードビット、画面サイズビット及びダビング経験ビットを確認する(S58)。
ステップS58で確認された3つのビット値が全て「0」又は「1」である場合は、処理はステップS60に移行し、これらの3つのビット値に「0」及び「1」以外の値がある場合は、処理はステップS63に移行する(S59)。
ステップS60では、HDDデータ減縮部227は、減縮フラグの画素モードビットが「1」の場合には、コンテンツ管理設定情報264を参照して、接続画素モード欄164aに格納されている画素モードよりも大きな画素モードを有するコンテンツデータの内、最も値の大きな画素モードを有するコンテンツデータを一段下の画素モードにダウンコンバートする。例えば、図9の例では、接続画素モード欄164aが2Kであるので、画素モードが8Kのコンテンツデータを4Kにダウンコンバートする。
続いて、HDDデータ減縮部227は、減縮フラグのダビング経験ビットが「1」の場合には、コンテンツ管理設定情報264を参照して、ダビング経験があるコンテンツデータの減縮を行う(S61)。ここでは、HDDデータ減縮部227は、このようなコンテンツデータの画質を一段下の画質に変更するか、又は、現在のコンテンツデータの圧縮方式よりも一段データ量が少なくなる圧縮方式にて、コンテンツデータを圧縮する。
続いて、HDDデータ減縮部227は、減縮フラグの画面サイズビットが「1」の場合には、コンテンツ管理設定情報264を参照して、ユーザが普段特定のジャンルのコンテンツを視聴する際に、特定の画面サイズで視聴している場合に、そのジャンルのコンテンツのコンテンツデータにおいて、この特定の画面サイズのデータを残し、それ以外の領域のデータを切り落とす。例えば、あるユーザがジャンル「映画」を視聴する際には、ほぼ必ず画面サイズを「字幕イン」にしている場合は、「映画」のコンテンツデータから「字幕イン」以外の周囲の領域は切り落とす。ここで、例えば、HDDデータ減縮部227は、ジャンル毎に画面サイズの集計を行い、このジャンルのコンテンツデータの総数に対する特定の画面サイズを使用しているコンテンツデータの割合が予め定められた閾値よりも大きい場合には、ユーザが普段特定のジャンルのコンテンツを視聴する際に、特定の画面サイズで視聴していると判断する。そして、処理はステップS67に進む。
ステップS59で、3つのビット値に「0」及び「1」以外の値が含まれている場合には、処理はステップS63に進む。ステップS63では、HDDデータ減縮部227は、選択された各々の減縮方法に優先順位を付ける。例えば、図10に示されているように、減縮方法として、画素モード減縮、ダビング経験減縮及び画面サイズ減縮が選択されている場合には、HDDデータ減縮部227は、これらの減縮方法に対して、各ビットの大小順に優先順位を付ける。
続いて、HDDデータ減縮部227は、第1優先順位の減縮方法を実行する(S64)。ステップS64の処理が行われた後は、処理はステップS50に戻る。既にステップS64の処理が行われていれば、ステップS64はスルーして、処理はステップS65に移行する。例えば、図10の例では、ここでは、画素モード減縮が行われる。具体的には、HDDデータ減縮部227は、接続画素モード欄164aに格納されている画素モードよりも大きな画素モードを有する全てのコンテンツデータの画素モードを接続画素モード欄164aに格納されている画素モードにダウンコンバートする。
続いて、ステップS65では、HDDデータ減縮部227は、第2優先順位の減縮方法を実行する。ステップS65の処理が行われた後は、処理はステップS67に進む。既にステップS65の処理が行われていれば、ステップS65はスルーして、処理はステップS66に移行する。例えば、図10の例では、ダビング経験減縮が行われる。具体的には、HDDデータ減縮部227は、ダビングが既に行われたコンテンツデータを予め定められた圧縮方式で圧縮する。
続いて、ステップS66では、HDDデータ減縮部227は、第3優先順位の減縮方法を実行する。ステップS66の処理が行われた後は、処理はステップS67に進む。既にステップS66が行われている場合には、ステップS66をスルーして、処理はステップS67に進む。例えば、図10の例では、画面サイズ減縮が行われ、HDDデータ減縮部227は、コンテンツ管理設定情報264を参照して、ユーザが普段特定のジャンルのコンテンツを視聴する際に、特定の画面サイズで視聴している場合に、そのジャンルのコンテンツのコンテンツデータにおいて、この特定の画面サイズのデータを残し、それ以外の領域のデータを切り落とす。
ステップS67では、減縮フラグのCMカットビットが「1」の場合、HDDデータ減縮部227は、ステップS64、ステップS65又はステップS66で処理されたコンテンツデータからCMをカットする。そして、処理はステップS50に戻る。
例えば、図10に示されているコンテンツ減縮設定画面265では、「圧縮する」のラジオボタン265bが選択され、且つ、全てのチェックボックス265c〜265hが選択されている。そして、要素移動ボックス265iにおける優先順位は、第1位が「画素モード圧縮、第2位が「ダビング経験圧縮」、第3位が「画面サイズ減縮」である。このため、図9に示されているコンテンツ管理設定情報264の例では、第1優先順位の減縮(図13のステップS64)において、接続画素モード欄164aが2Kであるため、画素モード8Kの「音楽ステーション」、画素モード4Kの「軍師勘太郎」がダウンコンバートの対象となる。なお、画素モード2Kの「映:パリ―ポッター」、1Kの「映:ロードオブザキング」、「ミュージック鳳凰」及び「笑っていいかな?」は、ダウンコンバートの対象とはならない。また、第2優先順位の減縮(図13のステップS65)において、ダビング経験が1回ある「ミュージック鳳凰」が圧縮の対象となる。さらに、第3優先順位の減縮(図13のステップS66)において、このユーザは映画を視聴する際は画面サイズを「字幕イン」で視聴する傾向が非常に強いため、ジャンルが「映画」のコンテンツデータ(「映:パリ−ポッター」及び「映:ロードオブザキング」)が画面サイズの削減対象とされる。
以上説明した実施の形態2によれば、上記(1)〜(2)の効果の他に、下記(3)〜(5)の効果が得られる。
(3)実施の形態2では、映像情報処理装置200は、各コンテンツデータのジャンル等を決定する番組情報とそのジャンルに対して、ユーザが視聴する際の画面サイズ情報をメモリ内のコンテンツ管理設定情報264で管理し、コンテンツデータを減縮する際に、どの様な減縮方法を行うか決定する。この状態で、今後の取得予定コンテンツの総データ量と、HDD残容量とを比較して、前者が後者以上である場合は、減縮方法が決定されたコンテンツデータの減縮を行い、HDD110の残容量を増やして、コンテンツデータを劣化させることなくHDD110に記録することができる。
(4)映像情報処理装置200は、メモリ内のコンテンツ管理設定情報264にてコンテンツデータのジャンルと、そのジャンルに対してユーザが視聴する際の画面サイズ情報とを管理し、これらを参照して、コンテンツデータを減縮する際の減縮対象及び減縮順位を決定する。これにより、HDD110の動的圧縮に新たな減縮方法を追加することができる。
(5)映像情報処理装置200は、HDD110の残容量を増やすため、HDD110内のコンテンツデータを動的に減縮する際に、ユーザがどの減縮方法を採用するか又はどの減縮方法を優先的に実行するかを決めることができる。これにより、HDD110の動的減縮に柔軟性を持たせることができる。
実施の形態3.
以下、実施の形態3を説明する。
図1に示されているように、実施の形態3に係る映像情報処理装置300は、チューナ部101と、復調LSI102と、デマルチプレクサ103と、デコーダ104と、ネットワークI/F105と、Webブラウザ部106と、ストリーミング受信処理部107と、DRM処理部108と、デクリプタ109と、HDD110と、ROM311と、RAM312と、AV I/O113と、CPU314と、ローカルバス115とを備える。実施の形態3に係る映像情報処理装置300は、ROM311及びRAM312に記憶されている情報、並びに、CPU314での処理を除いて、実施の形態1と同様に構成されているため、以下では、ROM311、RAM312及びCPU314について主に説明する。
なお、実施の形態3に係る映像情報処理方法は、映像情報処理装置300により実行される方法である。
図13は、実施の形態3におけるコンテンツ管理設定情報の一例を示す概略図である。
コンテンツ管理設定情報364は、管理No列164bと、CH列164cと、タイトル列164dと、画素モード列164eと、取得日列164fと、減縮判断列164hと、メタデータ列364iと、最新視聴日列364jと、視聴回数列364kと、減縮判断フラグ列364lとを有する。
ここで、コンテンツ管理設定情報364は、ROM311及びRAM312により構成されるメモリに記憶される。
実施の形態3におけるコンテンツ管理設定情報364は、接続画素モード欄164a及びダビング履歴列164gが備えられていない点、並びに、メタデータ列364i、最新視聴日列364j、視聴回数列364k及び減縮判断フラグ列364lが追加されている点を除いて、実施の形態1におけるコンテンツ管理設定情報164と同様に構成されているため、以下では、主に、メタデータ列364i、最新視聴日列364j、視聴回数列364k及び減縮判断フラグ列364lについて説明する。
メタデータ列364iは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータのメタデータを格納する。メタデータには、番組名、番組サブタイトル、キャスト(出演者情報)又は番組内容等のコンテンツに関連する情報が含まれている。例えば、メタデータは、EIT情報から取得される。
最新視聴日列364jは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータを最後に視聴した日付を格納する。
視聴回数列364kは、管理No列164bで識別されるコンテンツデータの視聴回数を格納する。
減縮判断フラグ列364lは、コンテンツ減縮判断部324で計算された減縮判断フラグηを格納する。減縮判断フラグηについては、後で詳細に説明する。
図5に示されているように、実施の形態3におけるCPU314により実現されるバックエンド部320は、コンテンツ情報管理部321と、表示装置情報取得部122と、表示装置画素数取得部123と、コンテンツ減縮判断部324と、番組予約部125と、HDDコンテンツ管理部126と、HDDデータ減縮部127とを備える。
実施の形態3におけるバックエンド部320は、コンテンツ情報管理部321及びコンテンツ減縮判断部324を除いて、実施の形態1におけるバックエンド部120と同様に構成されているため、以下、主に、コンテンツ情報管理部321及びコンテンツ減縮判断部324について説明する。
コンテンツ情報管理部321は、実施の形態1と同様の処理を行うほか、以下の処理を行う。
コンテンツ情報管理部321は、HDDコンテンツ管理部126を介して、HDDに記録されるコンテンツデータのメタデータを取得して、コンテンツ管理設定情報364の対応する列に格納する。
コンテンツ情報管理部321は、HDDコンテンツ管理部126を介して、HDD110に記録されているコンテンツデータの最新視聴日及び視聴回数を特定して、コンテンツ管理設定情報364の対応する列に格納する。
コンテンツ情報管理部321は、コンテンツ減縮判断部324から、減縮判断フラグη及び減縮判断結果を取得して、コンテンツ管理設定情報364の対応する列に格納する。
さらに、コンテンツ情報管理部321は、コンテンツ管理設定情報364を参照して、コンテンツデータのメタデータを解析して、HDD110に記憶されている全てのコンテンツデータのメタデータにおける特定のキーワードを検索する。ここでは、コンテンツ情報管理部321は、例えば、全てのコンテンツデータのメタデータに含まれる最多キーワードを検索する。この最多キーワードの検索方法については、公知の技術を使用すればよい。
コンテンツ減縮判断部324は、HDD110に記録されているコンテンツデータ毎に好ましさの度合いを算出し、その好ましさの度合いが閾値に対応する度合いよりも低いコンテンツデータを特定し、特定されたコンテンツデータのデータ量を削減することで、HDD110の残容量を増やす。
また、コンテンツ減縮判断部324は、特定されたコンテンツデータのデータ量を削減した後でも、記録予定のコンテンツデータのデータ量がHDD110の残容量以上である場合には、閾値を変えることで、好ましさの度合いが変化後の閾値に対応する度合いよりも低いと判断されるコンテンツデータの数を増やして、そのコンテンツデータのデータ量を削減して、HDD110の残容量をさらに増やす。
例えば、好ましさの度合いは、視聴回数が多いほど小さく、最後の視聴日からの日数が少ないほど小さく、かつ、特定のキーワードがメタデータに含まれている場合に、その特定のキーワードがメタデータ含まれていない場合よりも小さくなる値で示される。
具体的には、コンテンツ減縮判断部324は、コンテンツ管理設定情報364を参照して、コンテンツ情報管理部321で特定された最多キーワード、並びに、コンテンツデータ毎の最新視聴日及び視聴回数を用いて、コンテンツデータ毎に好ましさの度合いを示す減縮判断フラグηを算出する。そしてコンテンツ減縮判断部324は、算出された減縮判断フラグηに基づいて、コンテンツデータ毎に減縮を行うか否かを判断する。コンテンツ減縮判断部224が算出した減縮判断フラグη及び減縮の判断結果は、コンテンツ情報管理部221に送られる。コンテンツ情報管理部221は、減縮判断フラグη及び減縮の判断結果を、コンテンツ管理設定情報364の対応する列に格納する。
図14は、コンテンツデータの減縮を行うか否かを判断する処理の一例を示すステートチャート図である。
まず、コンテンツ情報管理部321は、コンテンツ管理設定情報364を参照して、全コンテンツデータのメタデータ内で最も数多くあるキーワードを検索し、最多キーワードとして特定する(S70)。
次に、コンテンツ減縮判断部324は、コンテンツ管理設定情報364を参照して、ステップS70で特定された最多キーワード、並びに、コンテンツデータ毎の最新視聴日及び視聴回数から減縮判断フラグηを計算する(S71)。
以下、減縮判断フラグηの算出方法を説明する。
まず、メタデータ内の最多キーワードをAとする。
次に、コンテンツ減縮判断部324は、下記の(1)式により、減縮判定ベクトルvを算出する。
Figure 0006388562
ここで、ξは、メタデータ指数であり、下記の(2)式により求められる。
Figure 0006388562
また、δは、最新視聴間隔であり、下記の(3)式により求められる。
Figure 0006388562
そして、コンテンツ減縮判断部324は、下記の(4)式により、減縮判断フラグηを算出する。
Figure 0006388562
ここで、sqrtは、平方根を示し、powは累乗を示す。
そして、コンテンツ減縮判断部324は、算出された減縮判断フラグηが予め定められた閾値Fthよりも小さい場合には、そのコンテンツデータを減縮しないと判断し、それが予め定められた閾値Fth以上である場合には、そのコンテンツデータを減縮すると判断する。そして、コンテンツ減縮判断部324は、減縮判断フラグη及び減縮の判断結果を、コンテンツ情報管理部321に通知する。コンテンツ情報管理部321は、減縮判断フラグη及び減縮の判断結果を、コンテンツ管理設定情報364の対応する列に格納する(S72)。
図15は、実施の形態3においてコンテンツデータの減縮を行う際の処理の一例を示すステートチャート図である。
まず、バックエンド部320のHDDコンテンツ管理部126は、HDD110の残容量と、翌日の取得予定のコンテンツの総データ量とを比較する(S80)。
次に、HDDコンテンツ管理部126は、ステップS80での比較の結果、HDD残容量>取得予定総データ量の場合と、HDD残容量≦取得予定総データ量の場合とで、場合分けを行う(S81)。
HDD残容量>取得予定総データ量の場合は、取得予定のコンテンツデータを問題なくHDD110に記録することができるため、何もしないで処理は終了する。
HDD残容量≦取得予定総データ量の場合は、取得予定のコンテンツデータはそのままではHDD110に記録することができない。このため、HDDデータ減縮部127は、HDDコンテンツ管理部126を介して、減縮判断列164hの値が「○」となっているコンテンツデータの減縮を行う。ここでは、実施の形態1と同様に減縮を行えばよい。
次に、コンテンツ減縮判断部324は、減縮判断フラグηの閾値Fthの値を以前の値より少し小さくする(S83)。例えば、コンテンツ減縮判断部324は、予め定められた値を閾値Fthから減算してもよく、また、予め定められた値を閾値Fthに乗算してもよい。なお、閾値Fthの初期値は、予め定められているものとする。そして、処理はステップS80に戻る。
ステップS83で、閾値Fthを少し小さくすることにより、再度ステップS80でHDD残容量≦取得予定総データ量となった場合でも、データ削減対象のコンテンツデータが多くなるため、最終的にはHDD残容量>取得予定総データ量となって処理を終えることができる。
例えば、図13に示されているコンテンツ管理設定情報364によれば、各コンテンツデータの減縮判断フラグηの値は、次のようになる(現在の日付を2014/12/07とする)。
「音楽ステーション」 :η=sqrt(0+1)/2=0.5
「軍師勘太郎」 :η=sqrt(0+16)/1=4
「映:パリ―ポッター」 :η=sqrt(100+63×63)/3=21.2629
「映:ロードオブザキング」:η=sqrt(100+117×117)/5=23.4853
「ミュージック鳳凰」 :η=sqrt(0+16)/33=0.485
「笑っていいかな?」 :η=sqrt(100+920×920)/12=76.6712
ここで、図14のステップS72における閾値Fthを「4.5」として、減縮判断フラグηとの比較を行う。この場合、「笑っていいかな?」が減縮の対象となる。「笑っていいかな?」のコンテンツデータを減縮した後、取得予定のコンテンツの総データ量がHDD110の残容量以上となる場合は、例えば、閾値Fthを3.5とすることで、「軍師勘太郎」も減縮の対象となる。このため、HDD110の残容量は動的に増え、取得予定番組の総データ量<HDD残容量となり、取得予定のコンテンツデータを、劣化させることなくHDD110に記録することができる。
実施の形態3によれば、上記(1)〜(5)の効果の他に、下記(6)及び(7)の効果が得られる。
(6)映像情報処理装置300は、コンテンツデータの減縮を行った後でも、今後の取得予定番組の総データ量がHDD110の残容量以上となる場合には、減縮対象となるコンテンツデータを増やすことで、HDD110の残容量を増やし、今後の取得予定のコンテンツデータを劣化させることなく、HDD110に記録することができる。
(7)映像情報処理装置300は、コンテンツ管理設定情報364にて、各コンテンツデータのメタデータ内で多数登場するキーワードと、ユーザが視聴した最新視聴日と、視聴回数とからコンテンツ容量を減縮する際の削減判断又は削減順位を決定する。これによりどのコンテンツデータを減縮対象とするか決定したり、減縮するコンテンツデータの順位を決定したりすることができ、HDD110の残容量を動的に増やすことができる。
なお、本発明は、上記実施の形態1〜3に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の態様で実施することができる。
100,200,300 映像情報処理装置、 101 チューナ部、 102 復調LSI、 103 デマルチプレクサ、 104 デコーダ、 105 ネットワークI/F、 106 Webブラウザ部、 107 ストリーミング受信処理部、 108 DRM処理部、 109 デクリプタ、 110 HDD、 111,211,311 ROM、 112,212,312 RAM、 113 AV I/O、 114,214,314 CPU、 115 ローカルバス、 120,220,320 バックエンド部、 121,221,321 コンテンツ情報管理部、 122 表示装置情報取得部、 123 表示装置画素数取得部、 124,224,324 コンテンツ減縮判断部、 125 番組予約部、 126 HDDコンテンツ管理部、 127,227 HDDデータ減縮部。

Claims (5)

  1. 映像のコンテンツデータを記録する記録部と、
    前記記録部に記録されているコンテンツデータのジャンル、及び、前記記録部に記録されているコンテンツデータの映像が表示された際の画面サイズ、を含むコンテンツ管理設定情報を記憶する記憶部と、
    前記記録部に記録予定のコンテンツデータのデータ量が、前記記録部の残容量以上であるか否かを判断し、当該データ量が当該残容量以上であると判断した場合に、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、特定のジャンルのコンテンツデータの画面サイズを小さくすることで、前記記録部に記録されているコンテンツデータのデータ量を削減、前記記録部の残容量を増やす制御部と、を備え
    前記制御部は、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記ジャンル毎に、前記記録部に記録されているコンテンツデータの画面サイズよりも小さい画面サイズで視聴されている割合を算出し、当該算出された割合が予め定められた閾値よりも高いジャンルを前記特定のジャンルとすること
    を特徴とする映像情報処理装置。
  2. 映像のコンテンツデータを記録する記録部と、
    表示装置の画素数、前記記録部に記録されているコンテンツデータの画素数、前記記録部に記録されているコンテンツデータのダビング履歴、及び、前記記録部に記録されているコンテンツデータのジャンルを含むコンテンツ管理設定情報を記憶する記憶部と、
    前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、前記表示装置の画素数よりも大きい画素数を有するコンテンツデータの画素数を減らす第1の削減方法、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、ダビングが行われたコンテンツデータを圧縮する第2の削減方法、及び、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、特定のジャンルのコンテンツデータの画面サイズを小さくする第3の削減方法から、前記記録部の残容量を増やすために採用する少なくとも1つの削減方法の選択を受け付ける入力部と、
    前記記録部に記録予定のコンテンツデータのデータ量が、前記記録部の残容量以上であるか否かを判断し、当該データ量が当該残容量以上であると判断した場合に、前記入力部で選択された削減方法を実行することで、前記記録部に記録されているコンテンツデータのデータ量を削減、前記記録部の残容量を増やす制御部と、を備えること
    を特徴とする映像情報処理装置。
  3. 映像のコンテンツデータを記録する記録部と、
    表示装置の画素数、前記記録部に記録されているコンテンツデータの画素数、前記記録部に記録されているコンテンツデータのダビング履歴、及び、前記記録部に記録されているコンテンツデータのジャンルを含むコンテンツ管理設定情報を記憶する記憶部と、
    前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、前記表示装置の画素数よりも大きい画素数を有するコンテンツデータの画素数を減らす第1の削減方法、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、ダビングが行われたコンテンツデータを圧縮する第2の削減方法、及び、前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータ内、特定のジャンルのコンテンツデータの画面サイズを小さくする第3の削減方法から、前記記録部の残容量を増やすために採用する2つ以上の削減方法の選択と、当該採用された削減方法を実行する順番を示す優先順位の入力と、を受け付ける入力部と、
    前記記録部に記録予定のコンテンツデータのデータ量が、前記記録部の残容量以上であるか否かを判断し、当該データ量が当該残容量以上であると判断した場合に、前記記録部に記録予定のコンテンツのデータ量が前記記録部の残容量以下となるまで、前記入力部に入力された優先順位で示される順番で、前記入力部で選択された削減方法を実行することで、前記記録部に記録されているコンテンツデータのデータ量を削減、前記記録部の残容量を増やす制御部と、を備えること
    を特徴とする映像情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記記録部に翌日記録予定のコンテンツデータのデータ量が、前記記録部の残容量以上であるか否かを判断すること
    を特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の映像情報処理装置。
  5. 記録予定の映像のコンテンツデータのデータ量が、当該コンテンツデータを記録する記録部の残容量以上であるか否かを判断し、
    前記データ量が前記残容量以上であると判断した場合に、前記記録部に記録されているコンテンツデータのジャンル、及び、前記記録部に記録されているコンテンツデータの映像が表示された際の画面サイズ、を含むコンテンツ管理設定情報を参照して、前記ジャンル毎に、前記記録部に記録されているコンテンツデータの画面サイズよりも小さい画面サイズで視聴されている割合を算出し、当該算出された割合が予め定められた閾値よりも高いジャンルを特定のジャンルとし、
    前記コンテンツ管理設定情報を参照して、前記記録部に記録されているコンテンツデータの内、前記特定のジャンルのコンテンツデータの画面サイズを小さくすることで、前記記録部に記録されているコンテンツデータのデータ量を削減、前記記録部の残容量を増やすこと
    を特徴とする映像情報処理方法。
JP2015134011A 2015-07-03 2015-07-03 映像情報処理装置及び映像情報処理方法 Expired - Fee Related JP6388562B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015134011A JP6388562B2 (ja) 2015-07-03 2015-07-03 映像情報処理装置及び映像情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015134011A JP6388562B2 (ja) 2015-07-03 2015-07-03 映像情報処理装置及び映像情報処理方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017017600A JP2017017600A (ja) 2017-01-19
JP2017017600A5 JP2017017600A5 (ja) 2017-11-24
JP6388562B2 true JP6388562B2 (ja) 2018-09-12

Family

ID=57829410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015134011A Expired - Fee Related JP6388562B2 (ja) 2015-07-03 2015-07-03 映像情報処理装置及び映像情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6388562B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002010209A (ja) * 2000-04-18 2002-01-11 Sanyo Electric Co Ltd デジタルカメラ
JP2004220696A (ja) * 2003-01-15 2004-08-05 Sony Corp 記録装置、記録方法、プログラム
JP4975264B2 (ja) * 2005-04-05 2012-07-11 カシオ計算機株式会社 動画撮像装置及びそのプログラム
JP2007243865A (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンテンツ管理装置
JP2009284063A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Victor Co Of Japan Ltd 録画装置
JP2013132030A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Sharp Corp 録画装置、テレビジョン受像機、録画装置の制御方法、プログラムおよび記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017017600A (ja) 2017-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101769802B1 (ko) 매체 컨텐츠 보기를 위한 스마트 캐치-업
US8046817B2 (en) Content reproducing apparatus, method, and medium
JP2008178037A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP2005522112A (ja) 映像番組用の補足情報を提供するための方法及びシステム
JP4780733B2 (ja) デジタル放送受信装置及び関連情報提示プログラム
JP4504643B2 (ja) デジタル放送受信装置及びコンテンツ再生方法
JP6266271B2 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法及びコンピュータプログラム
JP6388562B2 (ja) 映像情報処理装置及び映像情報処理方法
JP2016213709A (ja) 動画再生システム、クライアント装置、サーバ装置及びプログラム
JP2013026700A (ja) 映像コンテンツ選択装置及び映像コンテンツ選択方法
JP6775454B2 (ja) 録画予約装置、録画再生装置および録画予約方法
JP5266981B2 (ja) 電子機器、情報処理方法及びプログラム
KR100960896B1 (ko) 콘텐츠 데이터를 업컨버트하는 장치 및 방법
WO2022100273A1 (zh) 接收设备以及生成方法
JP7321986B2 (ja) 受信装置および制御方法
JP6966380B2 (ja) 電子機器および方法
JP2006270793A (ja) ダイジェスト録画システム
JP5067887B2 (ja) ダビング装置、その制御方法及びプログラム
US7890977B2 (en) Signal processing apparatus and signal processing method for upconverting a plurality of stored content data
JP6698415B2 (ja) サービス選択装置、サービス選択方法及びサービス選択プログラム
JP2007288391A (ja) ハードディスク装置
KR100617160B1 (ko) 데이터 저장기기의 제어방법
KR100616167B1 (ko) Pvr 시스템의 데이터 관리 방법
KR101436635B1 (ko) 디브이알 기능을 갖는 영상표시기기의 저장정보 편집장치및 방법
KR100958524B1 (ko) Iptv 서비스에 있어서 콘텐츠의 재생 지점을 선택할 수있도록 하는 방법 및 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171011

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180717

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180814

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6388562

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees