JP6387896B2 - 分周器 - Google Patents

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Description

本発明は、PLL回路等に用いられる分周器に関する。
デュアルモジュラスプリスケーラは、入力されるクロック信号を分周する回路であり、2つの分周比を切り替えることができる分周器である.デュアルモジュラスプリスケーラは、分周比として2つの値しか設定できない代わりに、動作速度が速いため、高速クロックの分周が必要な用途によく用いられる。
例えば、従来のデュアルモジュラスプリスケーラとして、非特許文献1には2分周と3分周とを切り替え可能な、2/3デュアルモジュラスプリスケーラが開示されている。ここで、2/3は2分周と3分周とを切り替えることを意味する。
図8は、従来のデュアルモジュラスプリスケーラの構成を示す図である。本デュアルモジュラスプリスケーラは、2分周回路1、選択回路2、制御回路3を備える。2分周回路1は、INから入力されるクロック信号を2分周し、位相の180°異なる2分周信号を出力する。選択回路2は、制御回路3からの制御信号cntによって、2分周回路1が出力する2分周信号の一方を選択する選択回路である。制御回路3は、分周動作を切り替える信号MODが入力され、2分周動作か3分周動作かを制御するcntを選択回路2に出力する制御回路である。
図9は、従来のデュアルモジュラスプリスケーラの動作タイミングチャートを示す図である。MODが制御回路3に入力されると、制御回路3は、2分周動作か3分周動作かを切り替えるために、選択回路2にcntを出力する。選択回路2を制御するcntが“L”から“H”、または“H”から“L”に変化すると、3分周の動作となり、cntが“L”または“H”のまま変化しないと2分周の動作となる。図9中、太線が選択回路2で選択される2分周信号である。本回路は、2分周信号の位相を制御することにより、分周比を切り替えることができ、高速動作が可能である。
B. Chi, B. Shi「New implementation of phase−switching technique and its applications to GHz dual−modulus prescalers」, IEE Proc.−Circuits Devices Syst., Vol. 150, No. 5, October 2003
しかしながら、従来のデュアルモジュラスプリスケーラはグリッチが生じる課題が存在する。このグリッチにより、分周器に接続される機器は、分周比を誤って認識し、誤動作する。制御回路3が出力するcntのタイミングが、わずかにずれた場合を説明する。このとき、選択回路2が選択するタイミングもずれるので、図9において、選択回路2の出力信号にグリッチが発生していることが分かる。一般的な回路では、信号の立ち上がりエッジにより、信号を認識し、そのエッジの数により分周比を判断する。したがって、グリッチが発生すると、本回路に接続される次段の回路は分周比を誤って認識してしまい、誤動作を起こす可能性がある。このため、グリッチの発生は必ず避けなければならない。従来のデュアルモジュラスプリスケーラでは、選択回路の制御に高精度なタイミングが要求されるため、半導体素子特性がばらつくことによるタイミングばらつきを考慮した場合,現実に回路を構成することが難しかった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、制御信号のタイミングがずれても、グリッチの発生を抑制できる分周器を提供することを目的とする。
本発明の分周器は、入力されたクロック信号を2分周し、位相の異なる4つの2分周信号を出力する2分周回路と、2分周回路が出力した4つの2分周信号から1つの2分周信号を選択し、第1の分周動作と第2の分周動作とを切り替える選択回路と、選択回路による選択前後の信号レベルが同一である2分周信号の期間に選択回路に2分周信号を選択させる制御信号を出力し、第1の分周動作と第2の分周動作とを制御する制御回路とを備え、制御回路は、2分周回路が出力する4つの2分周信号及び選択回路が選択する2分周信号を入力信号とし、2分周信号と選択回路に出力する制御信号とを同期させる論理回路で構成される。
本発明によれば、本分周器は、2分周動作をする場合、出力信号を切り替えず、3分周動作をする場合、選択回路による選択前後の信号レベルが同一である2分周信号の期間において、選択回路は出力信号を選択するので、選択回路に対して制御信号のタイミングがずれても、グリッチの発生を抑制できる効果が得られる。
実施の形態1に係る2/3デュアルモジュラスプリスケーラの一構成例を示す図である。 実施の形態1に係る2/3デュアルモジュラスプリスケーラの動作タイミングチャートである。 実施の形態1に係る3/4デュアルモジュラスプリスケーラの動作タイミングチャートである。 実施の形態1に係るデュアルモジュラスプリスケーラの他の構成例を示す図である。 実施の形態2に係る2/3デュアルモジュラスプリスケーラの一構成例を示す図である。 実施の形態2に係る2/3デュアルモジュラスプリスケーラの動作タイミングチャートである。 信号遅延回路を用いた実施の形態2に係るデュアルモジュラスプリスケーラの他の構成例である。 従来のデュアルモジュラスプリスケーラの構成を示す図である。 従来のデュアルモジュラスプリスケーラの動作タイミングチャートを示す図である。
実施の形態1
図1は、本発明の実施の形態1に係る2/3デュアルモジュラスプリスケーラの一構成例を示す図である。
本デュアルモジュラスプリスケーラは、2分周回路1(2分周回路の一例)と、選択回路6(選択回路の一例)、制御回路7(制御回路の一例)を備え、2分周動作(第1の分周動作の一例)と3分周動作(第2の分周動作の一例)とを切り替える。ここでは、High(以下、“H”とする)またはLow(以下、“L”とする)で表される2値の信号を取り扱うとする。所定の信号レベルより、信号のレベルが低い状態が“L”であり、所定の信号レベルより高い状態が“H”である。信号レベルが所定の信号レベルより低ければ“L”と判定されるので、以下、“L”が出力されるとは、所定の信号レベルより低い信号が出力されることを意味するだけでなく、信号が出力されない場合も含む。
2分周回路1は、クロック信号を2分周し、90度ずつ位相の異なる4つの2分周信号を出力する分周回路である。2分周回路1は、データラッチ回路4及び5を備える。図1では、データラッチ回路をDlatchと表す。データラッチ回路とは、クロック信号が“H”のときは入力データをそのまま出力し、“L”のときは直前の入力データを保持して出力する回路である。図1中のデータラッチ回路4及び5において、>はクロック信号が入力される端子(以下、クロック端子と言う)であり、Dはデータ信号が入力されるデータ端子(以下、D端子と言う)であり、Qはデータ信号の出力端子(以下、Q端子と言う)であり、Qバー(Qの上に線がある記号)はQの出力信号を反転した信号が出力される反転出力端子(以下、−Q端子と言う)である。例えば、クロック信号が“H”のときに、Dが“H”である場合、Qは“H”であり、−Qは“L”である。
図1中のデータラッチ回路5において、クロック端子の前の丸は、信号が反転することを意味する。通常、データラッチ回路は、クロック信号が“H”から“L”に立ち下がるときに、データを保持する。しかし、丸がある場合、信号が反転するので、クロック信号が“L”から“H”に立ち上がるときに、データを保持する。例えば、データラッチ回路5では、クロック信号が“L”から“H”に立ち上がるときに、Dが“H”である場合、Qは“H”で保持され、−Qは“L”で保持される。
2分周回路1において、データラッチ回路4のクロック端子とデータラッチ回路5のクロック端子とは接続されている。また、データラッチ回路5の−Q端子は、データラッチ回路4のD端子に接続される。2分周回路1の出力端子は、データラッチ回路4のQ端子、データラッチ回路5のQ端子、データラッチ回路の−Q端子、データラッチ回路5の−Q端子である。このように構成することで、2分周回路1は、90度ずつ位相の異なる4つの信号を出力できる。
選択回路6は、制御回路7が出力する制御信号cnt<0>及びcnt<1>によって、2分周回路1が出力する4つの信号の中から1つの信号を選択し、2分周動作と3分周動作とを切り替える選択回路である。図1において、選択回路6中の00、01、10、11は、制御回路7が出力する制御信号(cnt<1>、cnt<0>)の値を示す。ここで、“L”=0であり、“H”=1である。選択回路6は、(cnt<1>、cnt<0>)の値によって選択する信号を決定し、出力する。選択回路6は、(cnt<1>、cnt<0>)=(“L”、“L”)=(0、0)のとき、0°の信号を選択し、(cnt<1>、cnt<0>)=(“L”、“H”)=(0、1)のとき、90°の信号を選択し、(cnt<1>、cnt<0>)=(“H”、“H”)=(1、1)のとき、180°の信号を選択し、(cnt<1>、cnt<0>)=(“H”、“L”)=(1、0)のとき、270°の信号を選択する。選択回路6には、例えば、マルチプレクサやアナログスイッチが用いられる。
制御回路7は、選択回路6が選択する信号を示す制御信号cnt<0>及びcnt<1>を選択回路6に出力する制御回路である。制御回路7は、論理回路で構成され、選択回路6による選択前後の信号レベルが同一である2分周信号の期間に選択回路6に2分周信号を選択させる制御信号を出力し、2分周動作と前3分周動作とを制御する。
次に、実施の形態1に係るデュアルモジュラスプリスケーラの動作について説明する。
本回路は、2分周動作をする場合、選択回路6は、出力信号は切り替えず、0°もしくは180°の信号を出力する。
一方で、本回路は3分周動作をする場合、選択回路6は、出力信号を2回切り替える。例えば、0°の信号⇒90°の信号⇒180°の信号というように、選択回路6は、出力信号を切り替える。出力信号を切り替える周期は、7/4×T⇒1/2×T⇒3/4×Tである。上記の例では、7/4×Tの間、選択回路6は、0°の信号を出力し、その後1/2×Tの間、90°の信号を出力し、その後3/4×Tの間、180°の信号を出力する。後述するが、選択回路6は、7/4×T⇒1/2×T⇒3/4×Tの周期で信号を切り替えることにより、切り替えるタイミングが前後に1/4×Tずれても、切り替え前後の信号レベルが同一の期間内で選択回路6は信号を切り替えることができ、グリッチの発生を防ぐことができる。言い換えれば、7/4×T⇒1/2×T⇒3/4×Tの周期で信号を切り替えることにより、切り替えタイミングのずれに対する前後のマージン量を確保できる。
図2は、実施の形態1に係る2/3デュアルモジュラスプリスケーラの動作タイミングチャートである。
図2において、MODは、制御回路7に分周比の切り替えを指示する信号である。INは、2分周回路に入力されるクロック信号である。Tは、クロック信号の周期である。0°、90°、180°、270°は、2分周回路1から出力される信号である。0°、90°、180°、270°において、太線は、選択回路6が選択した信号である。cnt<0>及びcnt<1>は、選択回路6に対する制御信号である。OUTは、選択回路6の出力信号である。
ここでは、図2に示したように、制御回路7が、分周比を2分周⇒3分周⇒3分周⇒2分周の順に変化させた場合の動作について説明する。それぞれの分周動作を行う周期は、2T⇒3T⇒3T⇒2Tである。
図2において、時間がAからA−1の間に、制御回路7にMOD=“H”が入力されない場合、時間がAからBの間、制御回路7は2分周動作をすると決定する。その場合、制御回路7は、制御信号(cnt<1>、cnt<0>)=(“L”、“L”)を選択回路6に出力する。なお、制御回路7に入力されるMODは、2分周である場合、“L”であり、3分周である場合、“H”である。
選択回路6の初期状態は0°であるとする。選択回路6は、選択回路6に入力された制御信号(cnt<1>、cnt<0>)=(“L”、“L”)に従って、0°の信号を選択し、0°の信号を出力する。このように、2分周動作の場合、選択回路6は、選択する信号を変化させず、同じ信号を出力する。なお、2分周動作をする場合、選択回路6は、0°の信号ではなく、180°の信号を選択し、出力するようにしても良い。また、選択回路6の初期状態は0°でなく、他の位相の信号であっても良い。
次に、時間BからCにおける本回路の動作を説明する。時間がBからB−1の間に、MOD=“H”が制御回路7に入力されると、制御回路7は、時間がBからCの間、3分周動作をすると判断する。2分周動作から3分周動作に切り替える場合、時間がB−1のときに、制御回路7は、(cnt<1>、cnt<0>)=(“L”、“H”)を選択回路6に出力する。
選択回路6は、制御回路7が出力した(cnt<1>、cnt<0>)=(“L”、“H”)に従って、90°の信号を選択し、出力する。
その後、制御回路7は、B−2のときに、(cnt<1>、cnt<0>)=(“H”、“H”)を選択回路6に出力する。
選択回路6は、制御回路7が出力した(cnt<1>、cnt<0>)=(“H”、“H”)に従って、180°の信号を選択し、出力する。
このように、2分周動作から3分周動作に切り替えて、3分周動作を行う場合、選択回路6は、BからB−1までは、0°の信号を出力し、B−1からB−2の間、90°の信号を出力し、B−2からCの間、180°の信号を出力する。つまり、3分周動作をする場合、選択回路6は、出力信号を2回切り替える。
次に、時間がCからDにおける本回路の動作を説明する。この場合、本回路は、3分周動作から引き続き3分周動作をする。時間がCからC−1までの間に、MOD=“H”が制御回路7に入力されると、時間がCからDの間、制御回路7は3分周動作をすると判断する。時間がC−1のときに、制御回路7は、(cnt<1>、cnt<0>)=(“H”、“L”)を選択回路6に出力する。
選択回路6は、制御回路7が出力した(cnt<1>、cnt<0>)=(“H”、“
L”)に従って、270°の信号を選択し、出力する。
その後、制御回路7は、時間がC−2のときに、(cnt<1>、cnt<0>)=(“L”、“L”)を選択回路6に出力する。
選択回路6は、制御回路7が出力した(cnt<1>、cnt<0>)=(“L”、“L”)に従って、0°の信号を選択し、出力する。このように、3分周動作をする場合、選択回路6は、出力信号を2回切り替える。
次に、時間がDからEにおける本回路の動作を説明する。この場合、本回路は、3分周動作から2分周動作に切り替える。時間がDからD−1までの間に、MOD=“L”が制御回路7に入力されると、時間がDからEの間、制御回路7は2分周動作をすると判断する。
制御回路7は、時間がDからD−1の間、(cnt<1>、cnt<0>)=(“L”、“L”)を選択回路6に出力する。
選択回路6は、制御回路7が出力した(cnt<1>、cnt<0>)=(“L”、“L”)に従って、0°の信号を選択し、0°の信号を出力する。
選択回路6が上記のような動作をすることで、本回路は、2分周動作と3分周動作とを切り替えることができる。
さらに、本回路は、選択回路6が出力信号を選択するタイミングずれに対して前後1/4×Tのマージンがある。3分周動作の場合、上記のように、選択回路6による選択前後の信号レベルが同一である2分周信号の期間において、選択回路6は出力信号を選択するので、選択回路6は出力信号を選択するタイミングが前後に1/4×T時間ずれても、“L”か“H”かの信号レベルは変化せず、グリッチは発生しない。90°異なる信号間で信号を切り替えるので、切り替え前後1/4×Tの間、切り替える前の信号レベルと、切り替えた後の信号レベルとが同じである。例えば、時間がB−1のとき、切り替え前後1/4×Tの間、切り替える前の0°の信号は、“L”であり、切り替えた後の90°の信号は“L”である。さらに、時間がB−2のとき、切り替え前後1/4×Tの間、切り替える前の90°の信号は、“L”であり、切り替えた後の180°の信号は“L”である。このように、本回路では、選択回路6が信号を選択する前と選択した後とで一定期間、信号レベルが変化しないので、選択回路6の選択するタイミングがずれても、グリッチが発生しない。
なお、2分周動作か3分周動作かを制御回路7が決定するタイミングは、以下の通りである。分周動作の開始時点から7/4×T後までに入力されたMODの値によって、制御回路7は、2分周動作か3分周動作かを決定する。例えば、図2において、AからBの間の分周動作は、AからA−1の間に入力されるMODの値によって決定され、図2では、MOD=“L”であるので、制御回路7は、2分周動作をすると決定する。BからCの間の分周動作は、BからB−1の間に入力されるMODの値によって決定され、図2では、MOD=“H”であるので、制御回路7は、3分周動作をすると決定する。このように、分周動作の開始時点から7/4×T経過するまでに入力されるMODの値によって、制御回路7は、2分周動作か3分周動作かを決定する。制御回路7は、分周動作の開始時点から7/4×Tまでの間に、一度でもMOD=“H”が入力されれば、3分周動作すると決定し、MOD=“L”であれば、2分周動作すると決定する。
以上のように、本デュアルモジュラスプリスケーラは、2分周動作をする場合、出力信号を切り替えず、3分周動作をする場合、選択回路6による選択前後の信号レベルが同一である2分周信号の期間に選択回路6は出力信号を選択するので、選択回路6に対して制御信号のタイミングがずれても、グリッチの発生を抑制できる効果が得られる。また、1つの2分周回路を用いて、2状態を切り替えることができるので、高速に動作するという効果が得られる。
なお、ここでは、2分周動作と3分周動作を切り替えるデュアルモジュラスプリスケーラについて説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、3分周動作と4分周動作を切り替えるデュアルモジュラスプリスケーラ(以下、3/4デュアルモジュラスプリスケーラという)も実現可能である。
図3は、実施の形態1に係る3/4デュアルモジュラスプリスケーラの動作タイミングチャートである。図3中の表記は、図2と同じである。
以下、3/4デュアルモジュラスプリスケーラの動作を説明する。
図3において、AからBの間は3分周動作し、BからCの間は4分周動作する。
3分周動作をする場合、選択回路6は、出力信号を2回切り替える。図3において、選択回路6は、AからBの間では、A−1及びA−2で出力信号を切り替える。例えば、選択回路6は、A−1のとき、0°の信号⇒90°の信号、A−2のとき、90°の信号⇒180°の信号というように、出力信号を切り替える。出力信号を切り替える周期は、AからA−1において7/4×T、A−1からA−2において1/2×T、A−2からBにおいて3/4×Tである。
4分周動作をする場合、選択回路6は、出力信号を4回切り替える。図3において、選択回路6は、3分周動作するBからCの間では、B−1、B−2、B−3及びB−4において出力信号を切り替える。例えば、選択回路6は、B−1のとき、180°の信号⇒270°の信号、B−2のとき、270°の信号⇒0°の信号、B−3のとき、0°の信号⇒90°の信号、B−4のとき、90°の信号⇒180°の信号というように、出力信号を切り替える。出力信号を切り替える周期は、BからB−1において7/4×T、B−1からB−2において1/2×T、B−2からB−3において1/2×T、B−3からB−4において1/2×T、B−4からCにおいて3/4×Tである。
このように出力信号を切り替えることで、2/3デュアルモジュラスプリスケーラと同じ構成でも、3/4デュアルモジュラスプリスケーラを実現できる。
なお、3/4デュアルモジュラスプリスケーラの場合、3分周動作か4分周動作かを制御回路7が判断するタイミングは、以下の通りである。分周動作の開始時点から11/4×T後までに入力されたMODの値によって、制御回路7は、3分周動作か4分周動作かを決定する。例えば、図3において、AからBの間の分周動作は、AからA−3の間に入力されるMODの値によって決定され、図3では、MOD=“L”であるので、制御回路7は、3分周動作をすると決定する。BからCの間の分周動作は、BからB−3の間に入力されるMODの値によって決定され、図3では、MOD=“H”であるので、制御回路7は、4分周動作をすると決定する。制御回路7は、分周動作の開始時点から11/4×Tまでの間に、一度でもMOD=“H”が入力されれば、4分周動作すると決定し、MOD=“L”であれば、3分周動作すると決定する。
上記で3/4デュアルモジュラスプリスケーラについて説明したが、N/N+1デュアルモジュラスプリスケーラの場合、以下のようになる。ここで、Nは3以上の整数である。
N分周動作の場合、選択回路6は、出力信号をN−1回切り替える。切り替える周期は、7/4×T⇒1/2×T⇒・・・⇒1/2×T⇒3/4×Tである。ここで、1/2×Tは、2N−5回繰り返される。
上記のように、N/N+1デュアルモジュラスプリスケーラの場合でも、2/3デュアルモジュラスプリスケーラと同様に、最初の周期は7/4×Tであり、最後の周期は3/4×Tである。その間に1/2×T周期を何回繰り返されるかよって、分周比は変化する。
N+1分周動作の場合、選択回路6は、出力信号をN回切り替える。切り替える周期は、7/4×T⇒1/2×T⇒・・・⇒1/2×T⇒3/4×Tである。ここで、1/2×Tは、2N−3回繰り返される。
なお、N/N+1デュアルモジュラスプリスケーラの場合、N分周動作かN+1分周動作かを制御回路7が判断するタイミングは、以下の通りである。分周動作の開始時典から(N−1)/4×Tまでの間に入力されたMODの値によって、制御回路7は、N分周動作かN+1分周動作かを決定するする。制御回路7は、分周動作の開始時点から(N−1)/4×Tまでの間に、一度でもMOD=“H”が入力されれば、N+1分周動作すると決定し、MOD=“L”であれば、N分周動作すると決定する。
以上のように、本デュアルモジュラスプリスケーラは、N分周動作とN+1分周動作を切り替えることができる。
なお、実施の形態1に係るデュアルモジュラスプリスケーラは以下のように構成しても良い。
図4は、実施の形態1に係るデュアルモジュラスプリスケーラの他の構成例を示す図である。
図3と比較して、2分周回路1と選択回路6との間に信号遅延回路8が設けられており、2分周回路1と制御回路7とが接続されている点が異なる。
信号遅延回路8は、2分周回路1の出力信号を遅延させて、選択回路6に出力する信号遅延回路である。信号遅延回路8には、インバータまたはバッファが用いられる。インバータまたはバッファをが、複数直列接続されることで、所望の遅延時間が得られる。また、信号遅延回路8には、増幅器を用いても良い。
2/3デュアルモジュラスプリスケーラの説明で述べた通り,本発明によれば,選択回路6の制御タイミングに少し変動があったとしても分周動作には影響せず、グリッチも発生しない。なお、選択回路6の制御タイミングの中心値自体は、2分周回路1の出力信号のタイミングに同期していることが望ましい。同期していないと、選択回路6のタイミングずれに対するマージン量が減少するためである。したがって、本回路において、制御回路7は、2分周回路1の出力信号のタイミングに同期して、制御信号を選択回路6に出力する。
しかし、2分周回路1の出力信号のタイミングに制御回路7を同期させても、制御回路7の処理により制御信号(cnt<1>、cnt<0>)に遅延が生じると、制御タイミングのばらつきマージンが減少してしまい、場合によっては正常動作ができなくなってしまう。この問題点は、特に入力クロック周波数が高い場合に顕著となる。
その事態を避けるため、信号遅延回路8を追加した本回路では,信号遅延回路8で選択回路6への入力信号を、制御回路7の処理時間分遅延させ、2分周回路1から出力された信号が選択回路6に入力されるタイミングと、制御回路7から出力された制御信号が選択回路6に入力されるタイミングとを合わせている。これにより、周波数の高い入力クロックでも動作が可能となる。
実施の形態2
実施の形態2では、制御回路7の一構成例について説明する。
図5は、実施の形態2に係る2/3デュアルモジュラスプリスケーラの一構成例を示す図である。
なお、図5中、図1と同一符号は、同一または相当部分を示し、説明を省略する。
制御回路7は、論理回路で構成され、選択回路9(第1の選択回路の一例)及び選択回路10(第2の選択回路の一例)、ANDゲート11(第2のゲート回路の一例)、ANDゲート12(第3のゲート回路の一例)及びANDゲート15(第1のゲート回路)、DFF13(第3のフリップフロップの一例)、DFF14(第4のフリップフロップの一例)、DFF16(第1のフリップフロップの一例)及びDFF17(第2のフリップフロップの一例)を備える。
選択回路9は、DFF16の出力信号及びDFF17の出力信号に従って、2分周回路1が出力する4つの信号から1つの信号を選択し、出力する選択回路である。選択回路9は、選択回路6に対して並列に2分周回路1と接続される。2分周回路1の0°の信号線は、選択回路9の00端子に接続され、2分周回路1の90°の信号線は、選択回路9の01端子に接続され、2分周回路1の180°の信号線は、選択回路9の11端子に接続され、2分周回路1の270°の信号線は、選択回路9の10端子に接続される。
選択回路10は、DFF16の出力信号及びDFF17の出力信号に従って2分周回路1が出力する4つの信号から、1つの信号を選択し、出力する選択回路である。選択回路9と同様に、選択回路10は、選択回路6に対して並列に2分周回路1と接続される。しかし、2分周回路1の4つ出力端子と選択回路10の4つの端子との接続関係は、選択回路9の場合と異なる。2分周回路1の0°の信号線は、選択回路10の01端子に接続され、2分周回路1の90°の信号線は、選択回路10の11端子に接続され、2分周回路1の180°の信号線は、選択回路10の10端子に接続され、2分周回路1の270°の信号線は、選択回路9の00端子に接続される。
ANDゲート11は、選択回路9の出力信号及びANDゲート15の出力信号が入力され、入力された2つの信号の論理積を、DFF13に出力するANDゲートである。
ANDゲート12は、選択回路10の出力信号及びANDゲート15の出力信号が入力され、入力された2つの信号の論理積をDFF14に出力するANDゲートである。
ANDゲート15は、分周動作を指示する信号MODが入力されるとともに、選択回路6が出力した信号が反転されて入力され、入力された2つの信号の論理積を、ANDゲート11及び12に出力するANDゲートである。
DFF13は、1ビットのデータを保持し、クロック端子にANDゲート11の出力信号が入力され、−Q端子とD端子とが接続されたフリップフロップである。
DFF14は、1ビットのデータを保持し、クロック端子にANDゲート12の出力信号が入力され、−Q端子とD端子とが接続されたフリップフロップである。
DFF16は、1ビットのデータを保持し、クロック端子に選択回路6の出力信号が入力され、D端子にDFF13の出力信号が入力され、Q端子から信号を出力するフリップフロップである。
DFF17は、1ビットのデータを保持し、クロック端子に選択回路6の出力信号が入力され、D端子にDFF13の出力信号が入力され、Q端子から信号を出力するフリップフロップである。
次に、実施の形態2のデュアルモジュラスプリスケーラの動作について説明する。
デュアルモジュラスプリスケーラとしての動作は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
制御回路7の動作について説明する。
図6は、実施の形態2に係る2/3デュアルモジュラスプリスケーラの動作タイミングチャートである。
図6において、cnt2<0>は、DFF17のQ端子から出力される、選択回路9及び10への制御信号である。同様にcnt2<1>は、DFF16のQ端子から出力される、選択回路9及び10への制御信号である。sel2<0>は、選択回路10がANDゲート12に出力する信号である。sel2<1>は、選択回路9がANDゲート11に出力する信号である。tmaskは、ANDゲート15がANDゲート11及び12に出力する信号である。tclk<0>は、ANDゲート12がDFF14に出力する信号である。tclk<1>は、ANDゲート11がDFF13に出力する信号である。cnt<0>は、DFF14のD端子から出力される選択回路6への制御信号である。同様に、cnt<1>、DFF13のD端子から出力される選択回路6への制御信号である。
図6に示されているように、制御回路7が、分周比を2分周⇒3分周⇒3分周⇒2分周の順に変化させた場合の動作について説明する。それぞれの分周動作を行う周期は、2T⇒3T⇒3T⇒2Tである。
まず、時間がAからBにおいて、2分周動作する場合を説明する。2分周動作するとき、制御回路7には、MOD=“L”が入力されている。制御回路7は、(cnt<1>、cnt<0>)=(“L”、“L”)を選択回路6に出力する。選択回路6は、(cnt<1>、cnt<0>)=(“L”、“L”)に従って、2分周回路1が出力する信号のうち、0°の信号を選択し、その信号を出力する。
次に、時間がBからCにおいて、3分周動作をする場合を説明する。2分周動作から3分周動作に切り替える場合、MOD=“H”が制御回路7のANDゲート15に入力される。図6では、Bのとき、MOD=“H”が制御回路7のANDゲート15に入力されている。また、ANDゲート15には、選択回路6が出力した信号の反転信号が入力される。図6において、2分周動作が終了後、つまり、Bのとき選択回路6は、out=“H”を出力し、その後、B‐1のときout=“L”を出力する。
したがって、選択回路6がout=“L”を出力したとき、つまり、B−1のとき、ANDゲート15は、tmask=“H”をANDゲート11の一方の端子及びANDゲート12の一方の端子に出力する。ANDゲート11の他方の入力端子には、選択回路9からsel2<0>が入力される。
時間がB−2のときに、選択回路10は、270°の信号を選択しているので、sel2<0>は、“L”から“H”になる。そのタイミングで、ANDゲート12の入力は両方とも“H”になるので、ANDゲート12は、tclk<0>=“H”をDFF14に出力する。DFF14は、tclk<0>=“H”を受けて、cnt<0>=“H”を選択回路6に出力する。このとき、cnt<1>=“L”である。
cnt<0>=“H”、cnt<1>=“L”を受けて、選択回路6は、選択する信号を、0°の信号から90°の信号に変化させ、90°の信号を出力する。
時間がB−3のときに、選択回路9は、0°の信号を選択しているので、ANDゲート11の他方の入力端子には、選択回路9からsel2<1>=“H”が入力される。そのタイミングで、ANDゲート11の入力は両方とも“H”になるので、ANDゲート11は、tclk<1>=“H”をDFF13に出力する。DFF13は、tclk<1>=“H”を受けて、cnt<1>=“H”を選択回路6に出力する。
選択回路6にはcnt<0>=“H”、cnt<1>=“H”の信号が入力されることになるので、選択回路6は、選択する信号を、90°の信号から180°の信号に変化させ、出力する。選択回路6は、BからCの間に、出力信号を2回切り替えているので、選択回路6は3分周動作を行うことになる。
次に、時間がCからDにおいて、3分周動作をする場合を説明する。前回の3分周動作のときに、DFF16のD端子には、cnt<1>=“H”が入力されており、DFF17のD端子には、cnt<1>=“H”が入力されている。前回の3分周動作が終了した後、つまり、時間がCのときに、選択回路6の出力信号は“L”から“H”になり、その信号はDFF16のクロック端子及びDFF17のクロック端子に出力される。そうすると、DFF16は、選択回路9及び10に、cnt2<1>=“H”を出力する。同様に、DFF17は、選択回路9及び10に、cnt2<0>=“H”を出力する
DFF16からの制御信号cnt2<1>=“H”及びDFF17からの制御信号cnt2<0>=“H”を受けて、選択回路9は、0°の信号から180°の信号に、選択する信号を変化させ、ANDゲート11にその信号を出力する。
同様に、DFF16からの制御信号cnt2<1>=“H”及びDFF17からの制御信号cnt2<0>=“H”を受けて、選択回路10は、270°の信号から90°の信号に、選択する信号を変化させ、ANDゲート12にその信号を出力する。
時間がC−1のときに、out=“H”からout=“L”になるので、ANDゲート15は、tmask=“H”をANDゲート11の一方の端子及びANDゲート12の一方の端子に出力する。
時間がC−2のときに、sel2<0>=“H”及びtmask=“H”がANDゲート12に入力されるので、ANDゲート12は、tclk<0>=“H”をDFF14に出力する。
DFF14にtclk<0>=“H”が入力されると、DFF14の入力信号は“L”から“H”に切り替わるため、DFF14は、出力信号cnt<0>を“H”から“L”に変化させ、cnt<0>=“L”を選択回路6に出力する。
選択回路6に入力される信号はcnt<1>=“H”及びcnt<0>=“L”となるので、選択回路6は、180°の信号から270°の信号に選択する信号を切り替え、270°の信号を出力する。
時間がC−3のときに、sel2<1>=“H”及びtmask=“H”がANDゲート11に入力される。そのため、ANDゲート11は、tclk<1>=“H”をDFF13に出力する。
DFF13にtclk<1>=“H”が入力されると、DFF13の入力信号は“L”から“H”に切り替わるため、DFF13は、出力信号cnt<1>を“H”から“L”に変化させ、cnt<1>=“L”を選択回路6に出力する。
選択回路6に入力される信号はcnt<1>=“L”及びcnt<0>=“L”となるので、選択回路6は、270°の信号から0°の信号に選択する信号を切り替え、0°の信号を出力する。
以上のように、選択回路6は、時間がCからDの間に、出力信号を2回切り替えているので、選択回路6は3分周動作を行うことになる。
次に、時間がDからEにおいて、2分周動作する場合を説明する。時間がDのとき、ANDゲート14に、MOD=“L”が入力される。これにより、ANDゲート14は、ANDゲート11及び12にtmask=“L”を出力する。ANDゲート11及び12に入力される一方の信号は、“L”となるので、ANDゲート11の出力する信号tclk<1>及びANDゲート12の出力する信号tclk<0>は、ともに“L”になる。
前回の3分周動作が終了したとき、つまりDのときから、tclk<1>及びtclk<0>の値に変化がないため、DFF13は、選択回路6にcnt<1>=“L”を出力し続け、DFF14は、選択回路6にcnt<0>=“L”を出力し続ける。選択回路6は、cnt<0>=“L”及びcnt<1>=“L”に従って、0°の信号を出力し続ける。
このように、時間がDからEの間、選択回路6は出力信号を切り替えないので、選択回路6は2分周動作をする。
以上のように、実施の形態2によれば、選択回路6の出力信号及び2分周回路1の出力信号を制御回路7に入力し、両信号を用いて、制御回路7は、選択回路6に対する制御信号を生成しているので、2分周回路1が出力する2分周信号と選択回路6に対して選択回路7が出力する制御信号とを同期させることができる。これにより、制御信号に基づいて選択回路6が2分周信号を選択するタイミングがずれることを防ぐことができる。さらに、本実施の形態2の制御回路7は、2つの選択回路と、3つのANDゲートと、4つのDFFにより構成でき、簡単な構成で高速に2分周回路1の出力信号に同期した制御信号を生成できる。
なお、実施の形態2において、信号遅延回路8を用いても良い。
図7は、信号遅延回路を用いた実施の形態2に係るデュアルモジュラスプリスケーラの他の構成例である。図5と比較して、2分周回路と選択回路6の間に信号遅延回路8が設けられている点が異なる。このような構成とすることにより、制御回路7の処理による遅延時間を、信号遅延回路8で補償できるので、2分周回路1の出力信号が選択回路6に到達するタイミングと、制御回路7が制御信号を選択回路6に出力するタイミングとを合わせることができる。これにより、入力クロック信号の周波数が高くなっても、タイミングのずれによるグリッチの発生を防ぐことができる。ここで信号遅延回路8は、選択回路9および10と、ANDゲート11および12、DFF13および14の遅延を補償している。
1 2分周回路、2 6 9 10 選択回路、3 7 制御回路、8 信号遅延回路、11 12 15 ANDゲート、13 14 16 17 DFF。

Claims (2)

  1. 入力されたクロック信号を2分周し、位相の異なる4つの2分周信号を出力する2分周回路と、
    前記2分周回路が出力した4つの前記2分周信号から1つの前記2分周信号を選択し、第1の分周動作と第2の分周動作とを切り替える選択回路と、
    前記選択回路による選択前後の信号レベルが同一である前記2分周信号の期間に前記選択回路に前記2分周信号を選択させる制御信号を出力し、前記第1の分周動作と前記第2の分周動作とを制御する制御回路と
    を備え
    前記制御回路は、前記2分周回路が出力する4つの前記2分周信号及び前記選択回路が選択する前記2分周信号を入力信号とし、前記2分周信号と前記選択回路に出力する前記制御信号とを同期させる論理回路で構成される分周器。
  2. 前記制御回路は、第1から第2の選択回路、第1から第3のゲート回路、第1から第のフリップフロップを備え、
    前記第1のゲート回路は、前記第1の分周動作または前記第2の分周動作を指示する信号及び前記選択回路の出力信号の反転信号が入力され、両信号の論理積を出力し、
    前記第1のフリップフロップは、データ端子に前記選択回路への前記制御信号が入力され、クロック端子に前記選択回路の出力信号が入力され、出力端子から前記第1の選択回路への制御信号及び前記第2の選択回路への制御信号を出力し、
    前記第2のフリップフロップは、データ端子に前記選択回路への前記制御信号が入力され、クロック端子に前記選択回路の出力信号が入力され、出力端子から前記第1の選択回路への制御信号及び前記第2の選択回路への制御信号を出力し、
    前記第1の選択回路は、前記第1のフリップフロップが出力する制御信号及び前記第2のフリップフロップが出力する制御信号に従って、前記2分周回路が出力した4つの前記2分周信号から1つの前記2分周信号を選択し、
    前記第2の選択回路は、前記第1のフリップフロップが出力する制御信号及び前記第2のフリップフロップが出力する制御信号に従って、前記2分周回路が出力した4つの前記2分周信号から前記第1の選択回路が選択した前記2分周信号とは異なる1つの前記2分周信号を選択し、
    前記第2のゲート回路は、第1の選択回路が選択した前記2分周信号及び前記第1のゲート回路が出力した信号が入力され、両信号の論理積を出力し、
    前記第3のゲート回路は、第2の選択回路が選択した前記2分周信号及び前記第1のゲート回路が出力した信号が入力され、両信号の論理積を出力し、
    前記第3のフリップフロップは、クロック端子に第2のゲート回路が出力した信号が入力され、データ端子と反転出力端子が接続されており、出力端子から前記選択回路への制御信号を出力し、
    前記第4のフリップフロップは、クロック端子に第3のゲート回路が出力した信号が入力され、データ端子と反転出力端子が接続されており、出力端子から前記選択回路への制御信号を出力する請求項記載の分周器。
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