JP2013115529A - クロック分周装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】グリッチ発生及びクロック出力停止を伴うことなく出力クロックを切り替える。
【解決手段】基準クロック(Base_CLK)を分周することで得た第1及び第2分周クロックをマルチプレクサMUXに入力する。一方で、マルチプレクサMUXSYNは、第1及び第2分周クロックの信号レベルが共にローレベルになる期間においてのみ、選択信号(Select_Sig)を出力し、フリップフロップFFSYNは、マルチプレクサMUXSYNから出力される選択信号を基準クロックに同期させることで、マルチプレクサMUXに対する切り替え信号を生成する。フリップフロップFFは、マルチプレクサMUXの出力信号を基準クロックに同期させることで出力クロック(CLK_OUT)を生成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、クロックの分周を行うクロック分周装置に関する。
基準クロックから複数の分周クロックを生成して複数の分周クロックの中から出力クロックを選択し、出力クロックを用いて各種動作を行うシステムが存在する。出力クロックの切り替えはマルチプレクサを用いて実現されるが、マルチプレクサにおける入力クロック間のスキューや入力クロック及び入力選択信号間の位相関係によっては、切り替え時において、マルチプレクサの出力クロックにグリッチが発生することがある。出力クロックにグリッチが発生すると、その出力クロックを使用する回路において致命的な誤動作が発生することがある。
このグリッチの対策として、クロックを一時的に停止させるクロックゲート回路をマルチプレクサの出力側又は入力側に挿入し、クロックを停止させている期間にクロックの切り替えを行うという制御が一般的に採用される。当該制御は、回路又はソフトウェアを用いて行われる。
この従来の制御を、図8及び図9を用いて説明する。図8は、従来のクロック分周装置の回路図であり、図9は、図8の各部の信号状態を表すタイミングチャートである。図8のクロック分周装置は分周回路810及び分周クロック選択出力回路820を備える。説明の便宜上、フリップフロップ812及び813の出力端子Qにおける点を点a及びbと呼び、マルチプレクサ821のデータ入力端子D0及びD1並びに出力端子OUTにおける点を点c、d及びeと呼ぶ。
図9において、波形851〜861は、夫々、クロック分周装置に入力される選択信号(Select_Sig)、クロック分周装置に入力される基準クロック(Base_CLK)、点aでの信号(FF812/Q)、点bでの信号(FF813/Q)、点cでの信号(MUX/D0)、点dでの信号(MUX/D1)、マルチプレクサ821の選択入力端子Sへの入力信号(MUX/S)、点eでの信号(MUX/OUT)、クロックゲート回路822への入力クロック(ClockGate/CKI)、クロックゲート回路822への入力ゲート信号(ClockGate/Gate)、選択出力回路820の出力クロック(CLK_OUT)であるクロックゲート回路822の出力クロックの信号波形を表している。
カウンタ811にて基準クロック(Base_CLK)が分周比2及び4にて分周され、これによって得た第1及び第2分周クロック(1/2分周クロック及び1/4分周クロック)がDフリップフロップ812及び813を介してマルチプレクサ821の入力端子D0及びD1に入力される。図9において、記号BC_1〜BC_16は、図9に示される期間中における、基準クロック(Base_CLK)の第1〜第16番目の立ち上がりエッジを表している。エッジBC_1〜BC_16に同期して、点aにおけるエッジa_1〜a_16が形成され、エッジBC_1、BC_3、BC_5、・・・に同期して、点bにおけるエッジb_1、b_3、b_5、・・・が形成される。点cにおけるエッジc_1〜c_16は、点aにおけるエッジa_1〜a_16に対応し、点dにおけるエッジd_1、d_3、d_5、・・・は、点bにおけるエッジb_1、b_3、b_5、・・・に対応している。図9において、時間Tacは点a及びc間におけるクロックの伝播遅延時間を表し、時間Tbdは点b及びd間におけるクロックの伝播遅延時間を表す。
マルチプレクサ821では、選択入力端子Sへの選択信号(Select_Sig)がローレベルからハイレベルに切り替わるエッジS_Jにおいて、出力信号が、入力端子D0における第1分周クロックから入力端子D1における第2分周クロックへと切り替わる。図9の点eの信号波形858において、エッジe_1〜e_7は第1分周クロックのエッジであるc_1〜c_7に対応し、エッジe_9、e_11、e_13及びe_15は第2分周クロックのエッジであるd_9、d_11、d_13及びd_15に対応している。しかし、マルチプレクサ821の出力信号におけるエッジe_Jは、入力選択信号のエッジS_Jに対応するものであって、第1及び第2分周クロックのエッジとは関係が無い。従って、エッジe_7及びe_Jで形成されるグリッチは出力クロック(CLK_OUT)に含めるべきではない。
そこで、図8のクロック分周装置では、上記グリッチが出力クロック(CLK_OUT)から除外されるよう、マルチプレクサ821の後段にクロックゲート回路822を挿入し、選択信号(Select_Sig)の切り替えタイミング周辺において、一時的にクロックの出力を停止させていた。図8及び図9の例では、選択信号の切り替えタイミング前にクロックゲート回路822への入力ゲート信号(Gate_Sig)をハイレベルからローレベルに切り替えて回路822からのクロック出力を停止させ、切り替えたクロックが安定してから、入力ゲート信号(Gate_Sig)をハイレベルに戻してクロック出力を再開させる。図9中、Tgateはクロック出力が停止している期間の時間長さを表している。図10に、クロックゲート回路822の一般的な内部構成例を示す。
特開2003−188719号公報 特開平5−257640号公報 特開2005−303820号公報 特開平1−290338号公報
図9に示す如く、クロック切り替え時にクロック出力が停止する期間が存在する場合、出力クロック(CLK_OUT)を用いて動作するシステム(例えば、CPU(Central Processing Unit)、バスコントローラ又は割り込みコントローラを含むシステム)において、クロック切り替え時にシステム動作を一時的に停止する必要があり、その停止を見込んだ制御方法を採用する必要が生じる。システム動作の一時停止は当然に存在しない方が良く、また、クロック出力停止の発生を前提とした制御方法よりも、その前提を必要としない制御方法の方が簡素である。故に、グリッチの発生及びクロックの出力停止を伴うことなく出力クロックの切り替え(複数の分周クロック間における出力クロックの切り替え)を行うことができれば有益である。尚、上記特許文献1〜4に記載の分周回路に関する技術では、このような有益性を享受することができない。
そこで本発明は、グリッチの発生及びクロックの出力停止を伴うことなく出力クロックの切り替えを行うことのできるクロック分周装置を提供することを目的とする。
本発明に係る基準クロックを互いに異なる複数の分周比にて分周することで複数の分周クロックを生成する分周回路と、入力された選択信号に従い、前記複数の分周クロックの何れかを出力クロックとして選択的に出力する分周クロック選択出力回路と、を備え、前記分周クロック選択出力回路は、前記出力クロックを前記複数の分周クロック間で切り替えるための切り替え回路を有し、前記切り替え回路における切り替えを前記選択信号及び前記複数の分周クロックに応じて制御することを特徴とする。
選択信号だけでなく各分周クロックをも考慮して切り替えの制御を行うことで、クロックの出力停止を行わなくても、グリッチ発生を抑制しつつ出力クロックを切り替えることが可能となる。
具体的には例えば、前記切り替え回路は、自身に入力された切り替え信号に基づき前記複数の分周クロックの何れかを切り替え出力し、前記分周クロック選択出力回路は、前記切り替え回路の出力信号を前記基準クロックに同期させることにより前記出力クロックを生成する出力用同期化回路と、前記選択信号及び前記複数の分周クロックに応じた信号を前記切り替え信号として生成する切り替え信号生成回路と、を更に有していてもよい。
切り替え信号生成回路にて生成した切り替え信号を切り替え回路に入力することで、切り替え回路における切り替えを選択信号及び複数の分周クロックに応じて制御することができる。
より具体的には例えば、前記切り替え信号生成回路は、前記複数の分周クロックの信号レベルが全て所定レベルになっている期間において前記選択信号を前記基準クロックに同期させることにより前記切り替え信号を生成してもよい。
更に具体的には例えば、前記期間を表すパルス信号を生成するパルス信号生成回路が前記分周クロック選択出力回路又は前記分周回路に設けられていてもよい。そして例えば 前記切り替え信号生成回路は、前記パルス信号及び前記選択信号を受け前記期間中に前記選択信号を出力する回路と、その回路の出力信号を前記基準クロックに同期させることにより前記切り替え信号を生成する切り替え信号用同期化回路と、を有していてもよい。
この際、例えば、前記分周回路に設けられた前記分周を実現するためのカウンタを用いて、前記パルス信号生成回路を形成してもよい。
本発明によれば、グリッチの発生及びクロックの出力停止を伴うことなく出力クロックの切り替えを行うことのできるクロック分周装置を提供することが可能である。
本発明の実施形態に係るクロック分周装置の概略構成ブロック図である。 第1構成例に係るクロック分周装置の回路図である。 図2のクロック分周装置についてのタイミングチャートである。 第2構成例に係るクロック分周装置の回路図である。 第3構成例に係るクロック分周装置の回路図である。 第4構成例に係るクロック分周装置の回路図である。 本発明の実施形態に係るクロック分周装置の変形概略構成ブロック図である。 従来のクロック分周装置の回路図である。 図8のクロック分周装置についてのタイミングチャートである。 クロックゲート回路の内部回路図である。
以下、本発明の実施形態の例を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。尚、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量、状態量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって該記号又は符号に対応する情報、信号、物理量、状態量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。
図1は、本発明の実施形態に係るクロック分周装置の概略構成ブロック図である。クロック分周装置は、分周回路10と、切り替え回路21を有する分周クロック選択出力回路20と、を備える。分周回路10及び分周クロック選択出力回路20には、所定の周波数を有する基準クロックが入力される。分周回路10は、基準クロックを互いに異なる複数の分周比にて分周することで、互いに異なる周波数を有する複数の分周クロックを生成する。分周クロック選択出力回路20には、複数の分周クロックの内の何れかを選択(指定)する選択信号が入力される。分周クロック選択出力回路20は、入力された選択信号に従い、切り替え回路21を用いて、複数の分周クロックの何れかを出力クロックとして選択的に出力する。出力クロックは何れかの分周クロックであるため、選択信号は、基準クロック及び出力クロック間の分周比を選択(指定)する信号であるとも言える。
基準クロックを、例えば、クロック分周装置に接続された図示されないPLL(Phase-locked loop)回路又は発振回路にて生成することができる。選択信号を、クロック分周装置に接続された図示されないマイクロコンピュータ又は任意の回路にて生成することができる。基準クロック、選択信号及び出力クロックを、夫々、記号Base_CLK、Select_Sig及びCLK_OUTにて参照する。
切り替え回路21は、出力クロックを複数の分周クロック間で切り替えるための回路である。特徴的な動作として、分周クロック選択出力回路20は、切り替え回路21における切り替えを、選択信号に応じてだけでなく、複数の分周クロックにも応じて制御する。
以下、クロック分周装置の具体的な構成例として複数の構成例を説明する。矛盾なき限り、或る構成例(特に例えば第1構成例)の説明で述べた事項を他の構成例(特に例えば第2、第3又は第4構成例)にも適用することができる。
<<第1構成例>>
クロック分周装置の第1構成例を説明する。図2は、第1構成例に係るクロック分周装置の回路図である。第1構成例に係るクロック分周装置は、図1の回路10及び20としての分周回路10A及び分周クロック選択出力回路20Aを備える。
分周回路10Aは、カウンタ11と、フリップフロップ12及び13と、を備える。選択出力回路20Aは、出力クロック(CLK_OUT)の生成及び出力するための回路と、マルチプレクサMUXに対する切り替え信号を生成するための回路とを備えており、前者の回路はマルチプレクサMUX及びフリップフロップFFを有し、後者の回路は、回路OR、マルチプレクサMUXSYN及びフリップフロップFFSYNを有する。
フリップフロップ12、13及びFFは、ポジティブエッジトリガ型のDフリップフロップである。ポジティブエッジトリガ型のDフリップフロップは、クロック入力端子、入力端子D及び出力端子Qを備え、クロック入力端子へ入力されるクロックの立ち上がりエッジにおいて入力端子Dに入力されているデジタル信号を保持し、保持したデジタル信号を出力端子Qから出力する。フリップフロップFFSYNは、ネガティブエッジトリガ型のDフリップフロップである。ネガティブエッジトリガ型のDフリップフロップは、クロック入力端子、入力端子D及び出力端子Qを備え、クロック入力端子へ入力されるクロックの立ち下がりエッジにおいて入力端子Dに入力されているデジタル信号を保持し、保持したデジタル信号を出力端子Qから出力する。
クロックを含む任意の信号の立ち上がりエッジとは、当該信号の信号レベルのローレベルからハイレベルへの切り替わり又は該切り替わりのタイミングを指す。クロックを含む任意の信号の立ち下がりエッジとは、当該信の信号レベルのハイレベルからローレベルへの切り替わり又は該切り替わりのタイミングを指す。また、立ち上がりエッジ及び/又は立ち下がりエッジを、単にエッジとも言う。クロックを含む任意の信号について、ローレベル及びハイレベルとは所定の信号レベル(電圧レベル)を指し、ハイレベルにおける信号レベル(即ち電位)はローレベルのそれよりも高い。
マルチプレクサMUX及びMUXSYNは、2入力のマルチプレクサである。2入力のマルチプレクサは、データ入力端子D0及びD1と選択入力端子Sと出力端子OUTを備え、選択入力端子Sへの入力信号に応じて、データ入力端子D0及びD1への入力信号の一方を選択的に出力端子OUTから出力する。具体的には、2入力のマルチプレクサは、選択入力端子Sへの入力信号がローレベルであるときにはデータ入力端子D0への入力信号を出力端子OUTから出力する一方、選択入力端子Sへの入力信号がハイレベルであるときにはデータ入力端子D1への入力信号を出力端子OUTから出力する。
回路ORは、2入力のオア回路(論理和回路)である。2入力のオア回路は、入力端子A及びBと出力端子Yを有し、入力端子A及びBへの入力信号の信号レベルが共にローレベルであるときにのみローレベルの信号を出力端子Yから出力し、入力端子A及びBへの入力信号の少なくとも一方の信号レベルがハイレベルであるときにはハイレベルの信号を出力端子Yから出力する。
基準クロック(Base_CLK)は、カウンタ11に入力されていると共に、フリップフロップ12、13、FF及びFFSYNの各クロック入力端子に入力されている。カウンタ11は、基準クロックのクロック数のカウントを行い、これによって、基準クロックを分周比2にて分周したクロックである第1分周クロック(1/2分周クロック)と、基準クロックを分周比4にて分周したクロックである第2分周クロック(1/4分周クロック)を生成する。尚、カウンタ11にデコーダの機能を持たせることもできる。フリップフロップ12及び13の入力端子Dに、夫々、第1及び第2分周クロックが入力される。
フリップフロップ12の出力端子Qからの出力信号は、回路ORの入力端子A及びマルチプレクサMUXの入力端子D0に入力される。フリップフロップ13の出力端子Qからの出力信号は、回路ORの入力端子B及びマルチプレクサMUXの入力端子D1に入力される。マルチプレクサMUXSYNにおいて、選択入力端子Sには回路ORの出力端子Yからの出力信号が入力され、入力端子DOには選択信号(Select_Sig)が入力され、入力端子D1にはフリップフロップFFSYNの出力端子Qからの出力信号が入力される。マルチプレクサMUXSYNの出力端子OUTからの出力信号はフリップフロップFFSYNの入力端子Dに入力される。フリップフロップFFSYNの出力端子Qからの出力信号は、マルチプレクサMUXに対する切り替え信号として、マルチプレクサMUXの選択入力端子Sに入力される。マルチプレクサMUXの出力端子OUTからの出力信号はフリップフロップFFの入力端子Dに入力される。フリップフロップFFは、自身の出力端子Qから出力クロック(CLK_OUT)を出力する。
図3は、クロック分周装置内の各部の信号状態を表すタイミングチャートである。以下では記述の簡略化上、回路ORの入力端子Aへの入力信号、回路ORの入力端子Bへの入力信号、及び、回路ORの出力端子Yからの出力信号を、夫々、入力信号A、入力信号B及び出力信号Yと呼ぶことがある。同様に、マルチプレクサMUX又はMUXSYNにおける、入力端子D0への入力信号、入力端子D1への入力信号、選択入力端子Sへの入力信号、及び、出力端子OUTからの出力信号を、夫々、入力信号D0、入力信号D1、選択入力信号S及び出力信号OUTと呼ぶことがある。同様に、フリップフロップFF又はFFSYNにおける、入力端子Dへの入力信号及び出力端子Qからの出力信号を、夫々、入力信号D及び出力信号Qと呼ぶことがある。
図3において、波形301〜311は、夫々、選択信号(Select_Sig)、基準クロック(Base_CLK)、回路ORの入力信号A、回路ORの入力信号B、回路ORの出力信号Y、フリップフロップFFSYNの出力信号Q、マルチプレクサMUXの入力信号D0、マルチプレクサMUXの入力信号D1、マルチプレクサMUXの選択入力信号S(切り替え信号)、マルチプレクサMUXの出力信号OUT、及び、フリップフロップFFの出力信号Q(即ちCLK_OUT)の信号波形である。
時刻t以前においてローレベルに保たれていた選択信号(Select_Sig)の信号レベルが時刻tにおいてハイレベルに切り替えられる。選択信号(Select_Sig)は、時刻t及びt間においてハイレベルに保持された後、時刻tにおいてローレベルに切り替えられ、以後ローレベルに保たれている。
回路ORの機能から明らかなように、出力信号Yの立ち下がりエッジは、入力信号A及びBが共にローレベルになる期間の始点である、入力信号A及びBの一方の立ち下がりエッジに相当し、出力信号Yの立ち上がりエッジは、入力信号A及びBが共にローレベルになった後で、少なくとも一方の入力信号(A、B)がハイレベルになる時の該入力信号(A、B)の立ち上がりエッジに相当する。
図3において、記号BC_1〜BC_16は、図3に示される期間中における、基準クロック(Base_CLK)の第1〜第16番目の立ち上がりエッジを表している。回路ORの入力信号AのエッジA_1〜A_16は、それぞれ基準クロックのエッジBC_1〜BC_16に対応(即ち同期)している。回路ORの入力信号BのエッジB_1、B_3、B_5、B_7、B_9、B_11、B_13及びB_15は、それぞれ基準クロックのエッジBC_1、BC_3、BC_5、BC_7、BC_9、BC_11、BC_13及びBC_15に対応(即ち同期)している。
回路ORの出力信号YのエッジY_1、Y_4及びY_5は、それぞれ入力端子AのエッジA_1、A_4及びA_5と対応している。これは、出力信号YのエッジY_1、Y_4及びY_5が、それぞれ基準クロックの立ち上がりエッジBC_1、BC_4及びBC_5に同期していることを表している。出力信号YのエッジY_8、Y_9、Y_12、Y_13及びY_16についても同様である。つまり例えば、出力信号Yの立ち下がりエッジY_4は、入力信号Aの立ち下がりエッジA_4に対応しているため、基準クロックのエッジBC_4に同期せしめられたエッジであり、出力信号Yの立ち下がりエッジY_12は、入力信号Aの立ち下がりエッジA_12に対応しているため、基準クロックのエッジBC_12に同期せしめられたエッジである。
分周回路10Aから出力される複数の分周クロックの信号レベルが全てローレベルになっている期間(第1構成例においては、回路ORの入力信号A及びBが共にローレベルになっている期間、即ち、回路ORの出力信号Yがローレベルになっている期間)を、便宜上、対象ロー期間と呼ぶ。マルチプレクサMUXSYNは、対象ロー期間においてのみ選択信号(Select_Sig)がフリップフロップFFSYNの入力端子Dに入力されるように、自身の出力信号OUTを制御する。フリップフロップFFSYNは、自身への入力信号Dを基準クロックの立ち下がりエッジ(図3のエッジBC_4n及びBC_12nを含む)で同期化し、出力端子Qから出力する。即ち、フリップフロップFFSYNは、対象ロー期間において選択信号を基準クロックに同期させ、この同期が成された選択信号を、マルチプレクサMUXに対する切り替え信号として且つ出力信号Qとして生成及び出力する。フリップフロップFFSYNの出力信号QにおけるエッジSYN_Q4及びSYN_Q12は、夫々、基準クロックの立ち下がりエッジBC_4n及びBC_12nに対応(即ち同期)するエッジである。
図3に示されるマルチプレクサMUXの入力信号D0(波形307)において、エッジD0_1及びD0_2は、それぞれ基準クロックのエッジBC_1及びBC_2に対応しており、図3に示されるマルチプレクサMUXの入力信号D1(波形308)において、エッジD1_1及びD1_3は、それぞれ基準クロックのエッジBC_1及びBC_3に対応している(波形307及び308における他のエッジも同様)。
フリップフロップFFSYNの出力端子QはマルチプレクサMUXの選択入力端子Sに接続されているため、フリップフロップFFSYNの出力信号QにおけるSYN_Q4及びSYN_Q12は、マルチプレクサMUXの選択入力信号SのエッジS_4及びS_12として現われる。エッジS_4において、マルチプレクサMUXの出力信号OUTは、マルチプレクサMUXの入力信号D0(即ち、第1分周クロックとしての1/2分周クロック)からマルチプレクサMUXの入力信号D1(即ち、第2分周クロックとしての1/4分周クロック)に切り替わり、その後、エッジS_12において、マルチプレクサMUXの出力信号OUTは、マルチプレクサMUXの入力信号D1からマルチプレクサMUXの入力信号D0に切り替わる。
マルチプレクサMUXの選択入力信号SにおけるエッジS_4及びS12は、夫々、基準クロックの立ち下がりエッジBC_4n及びBC_12nに対応(即ち同期)するエッジである。一方、マルチプレクサMUXの出力信号OUTは、フリップフロップFFにおいて、基準クロックの立ち上がりエッジで基準クロックに同期せしめされる。従って、エッジS_4は基準クロックのエッジBC_4n及びBC_5間の期間中にマルチプレクサMUXの選択入力端子Sに入力されることが要求され、エッジS_12は基準クロックのエッジBC_12n及びBC_13間の期間中にマルチプレクサMUXの選択入力端子Sに入力されることが要求される(このような要求を含むタイミング制約を、クロック分周装置の配線設計に課すと良い)。
マルチプレクサMUXにおいて、出力信号OUTのエッジO_1、O_2及びO_3は、エッジS_4前における入力信号D0のエッジに対応しており、出力信号OUTのエッジO_5、O_7、O_9及びO_11は、エッジS_4及びS_12間における入力信号D1のエッジに対応しており、出力信号OUTのエッジO_12、O_13、O_14、O_15及びO_16は、エッジS_12後における入力信号D0のエッジに対応している。但し、マルチプレクサMUXの選択入力信号Sの変化時にマルチプレクサMUXの出力信号OUTに生じるエッジO_4S及びO_12Sは、入力信号D0のエッジにも入力信号D1のエッジにも対応していないため、出力クロック(CLK_OUT)から除外されるべきである。
この除外を実現するべく、マルチプレクサMUXの後段にフリップフロップFFを設けている。フリップフロップFFは、マルチプレクサMUXの出力信号OUTを基準クロックに同期させることで、上記除外が実現された出力クロック(CLK_OUT)を生成する。
この点について説明を補足する。マルチプレクサMUXの選択入力信号Sのエッジを同期化させた基準クロックのエッジBC_4n及びBC_12nは、マルチプレクサMUXの入力信号D0及びD1が共にローレベルである期間中における基準クロックの立ち上がりエッジ(エッジBC_5又はBC_13)と、その1つ前の基準クロックの立ち上がりエッジ(エッジBC_4又はBC_12)と、の間にある。従って、エッジBC_4n又はBC_12nの次の立ち上がりエッジBC_5又はBC_13において、フリップフロップFFは、ローレベルの入力信号D0及びD1に基づくマルチプレクサMUXのローレベルの出力信号OUTを基準クロックと同期させて出力端子Qから出力する(即ち、エッジO_4S及びO_12SはフリップフロップFFの出力信号Qに影響を与えない)。これは、エッジS_4及びS_12に対応する、マルチプレクサMUXの出力信号OUT中のエッジO_4S及びO_12Sが、フリップフロップFFによる同期化で出力クロック(CLK_OUT)から消失したことを意味する。
上記のような構成を採用することにより、グリッチの発生及びクロックの出力停止を伴うことなく、出力クロックの切り替え(複数の分周クロック間における出力クロックの切り替え)を行うことが可能となる。結果、出力クロック(CLK_OUT)を用いて動作するシステム(例えば、CPU(Central Processing Unit)、バスコントローラ又は割り込みコントローラを含むシステム)において、クロック切り替え時にシステム動作を一時的に停止する必要がなくなり、その停止を見込んだ制御方法を採用する必要がなくなる。
<<第2構成例>>
分周クロック出力用のフリップフロップ12及び13からフリップフロップFFSYN及び/又はFFまでの配線長を、所望のタイミング制約が守れる程度に短くすることが困難な場合には、図2のクロック分周装置を、図4のように変形することもできる。これにより、タイミング制約を守り易くなる。
図4は第2構成例に係るクロック分周装置の回路図であり、図4のクロック分周装置は、図1の回路10及び20としての分周回路10B及び分周クロック選択出力回路20Bを備える。分周回路10Bは、図2の分周回路10Aと同じものである。選択出力回路20Bは、図2の選択出力回路20Aに対し、ポジティブエッジトリガ型のDフリップフロップであるフリップフロップ31及び32を追加した構成を有する。
以下、図2のクロック分周装置と図4のクロック分周装置との相違点のみを説明する。フリップフロップ31及び32の各クロック入力端子には基準クロック(Base_CLK)が入力される。フリップフロップ12及び13の出力端子Qからの出力信号は、夫々、フリップフロップ31及び32の入力端子Dに入力される。マルチプレクサMUXの入力端子D0及び回路ORの入力端子Aには、フリップフロップ31の出力端子Qからの出力信号が入力され、マルチプレクサMUXの入力端子D1及び回路ORの入力端子Bには、フリップフロップ32の出力端子Qからの出力信号が入力される。即ち、分周回路10Bから出力される複数の分周クロックが、フリップフロップ31及び32を介して、マルチプレクサMUXの入力端子D0及びD1と回路ORの入力端子A及びBに入力される。
<<第3構成例>>
分周クロック出力用のフリップフロップ12及び13からフリップフロップFFSYN及び/又はFFまでの配線長を、所望のタイミング制約が守れる程度に短くすることが困難な場合には、図2のクロック分周装置を、図5のように変形することもできる。これにより、タイミング制約を守り易くなる。
図5は第3構成例に係るクロック分周装置の回路図であり、図5のクロック分周装置は、図1の回路10及び20としての分周回路10C及び分周クロック選択出力回路20Cを備える。分周回路10Cは、図2の分周回路10Aと同じものである。選択出力回路20Cは、図2の選択出力回路20Aに対し、ポジティブエッジトリガ型のDフリップフロップであるフリップフロップ41、42及び43を追加した構成を有する。
以下、図2のクロック分周装置と図5のクロック分周装置との相違点のみを説明する。フリップフロップ41〜43の各クロック入力端子には基準クロック(Base_CLK)が入力される。フリップフロップ12の出力端子Qからの出力信号は、フリップフロップ41の入力端子D及び回路ORの入力端子Aに入力され、フリップフロップ13の出力端子Qからの出力信号は、フリップフロップ42の入力端子D及び回路ORの入力端子Bに入力される。回路ORの出力信号Yはフリップフロップ43の入力端子Dに入力される。フリップフロップ41〜43の出力端子Qからの出力信号は、夫々、マルチプレクサMUXの入力端子D0及びD1、マルチプレクサMUXSYNの選択入力端子Sに入力される。即ち、分周回路10Cから出力される複数の分周クロックが、フリップフロップ41及び42を介してマルチプレクサMUXの入力端子D0及びD1に入力されると共に、回路ORの出力信号Yがフリップフロップ43を介してマルチプレクサMUXSYNの選択入力端子Sに入力される。
<<第4構成例>>
また、図2、図4及び図5の構成例では、対象ロー期間(分周回路にて生成及び出力される複数の分周クロックの信号レベルが全てローレベルになっている期間)を表すパルス信号を生成するために回路ORを用いているが、回路ORを用いずに、当該パルス信号を生成するようにしても良い。具体的には例えば、図2のクロック分周装置を、図6のように変形することもできる。
図6は第4構成例に係るクロック分周装置の回路図であり、図6のクロック分周装置は、図1の回路10及び20としての分周回路10D及び分周クロック選択出力回路20Dを備える。分周回路10Dは、図2の分周回路10Aを基準として、分周回路10Aにおけるカウンタ11をカウンタ11Dに置換し且つ分周回路10Aにポジティブエッジトリガ型のDフリップフロップであるフリップフロップ14を追加することで形成される。選択出力回路20Dは、図2の選択出力回路20Aを基準として、選択出力回路20Aから回路ORを削除したものである。
以下、図2のクロック分周装置と図6のクロック分周装置との相違点のみを説明する。基準クロック(Base_CLK)は、カウンタ11Dに入力されていると共に、フリップフロップ12、13及び14の各クロック入力端子に入力されている。カウンタ11Dは、図2のカウンタ11と同様の機能を有する。従って、カウンタ11Dは、基準クロックから生成した第1及び第2分周クロックを夫々フリップフロップ12及び13の入力端子Dに入力する。更に、カウンタ11Dは、デコーダとしての機能を有し、カウンタ11Dにおけるカウント値をデコードすることで、対象ロー期間を表すパルス信号を生成する。このパルス信号は、図2の回路ORの出力端子Yから出力されるパルス信号と等価なものである。即ち、カウンタ11Dは、分周回路10Dにて生成される複数の分周クロック(カウンタ11Dから出力される複数の分周クロック)の信号レベルが全てローレベルになっている期間においてのみローレベルを持ち、それ以外の期間においてハイレベルを持つパルス信号を生成する。カウンタ11Dは、生成したパルス信号をフリップフロップ14の入力端子Dに入力する。フリップフロップ14の出力端子Qからの出力信号は、マルチプレクサMUXSYNの選択入力端子Sに入力される。
分周に利用されるカウンタを用いて上記パルス信号を生成するようにすることで、パルス信号生成用の回路を別途用意する必要がなくなる。
<<変形等>>
本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。以上の実施形態は、あくまでも、本発明の実施形態の例であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以上の実施形態に記載されたものに制限されるものではない。上述の説明文中に示した具体的な数値は、単なる例示であって、当然の如く、それらを様々な数値に変更することができる。上述の実施形態に適用可能な注釈事項として、以下に、注釈1〜注釈4を記す。各注釈に記載した内容は、矛盾なき限り、任意に組み合わせることが可能である。
[注釈1]
上述の各構成例では、分周回路にて生成される分周クロックの個数が2つであるが、その個数は3以上であっても良い。その個数が3以上であっても、本発明に係るクロック分周装置によれば、グリッチの発生及びクロックの出力停止を伴うことなく、出力クロックの切り替えを行うことが可能となる。
[注釈2]
図1を基準にして、本発明に係るクロック分周装置の一実施形態をより詳細に表すと、図7(a)又は(b)のようになる。分周回路10及び分周クロック選択出力回路20を備える図7(a)又は(b)のクロック分周装置において、選択出力回路20は、切り替え信号に基づき、出力クロック(CLK_OUT)を複数の分周クロック間で切り替えるための切り替え回路21と、切り替え回路21の出力信号を基準クロック(Base_CLK)に同期させることにより出力クロックを生成する出力用同期化回路22と、選択信号(Select_Sig)及び複数の分周クロックに応じた信号を上記切り替え信号として生成する切り替え信号生成回路23と、を有している。
切り替え信号生成回路23は、複数の分周クロックの信号レベルが全て所定レベルになっている期間(例えば上記対象ロー期間)を表すパルス信号を複数の分周クロックから生成し(図7(a)参照)又は当該パルス信号の入力を受け(図7(b)参照)、当該パルス信号が表す期間(例えば上記対象ロー期間)において選択信号(Select_Sig)を基準クロックに同期させることにより切り替え信号を生成する。
図2、図4、図5又は図6の構成例において、切り替え回路21はマルチプレクサMUXを含み、出力用同期化回路22はフリップフロップFFを含む。図2、図4、図5又は図6の構成例において、切り替え信号生成回路23は、マルチプレクサMUXSYN及びフリップフロップFFSYNを含み、更に回路ORを含みうる。切り替え信号生成回路23に、上記パルス信号及び選択信号(Select_Sig)を受け当該パルス信号が表す期間(例えば上記対象ロー期間)中にのみ選択信号を出力する回路(例えばMUXSYN)と、その回路(例えばMUXSYN)の出力信号を基準クロックに同期させることによって切り替え信号を生成する切り替え信号用同期化回路(例えばFFSYN)と、を設けておくことができる。
回路ORは、上記パルス信号を生成するパルス信号生成回路の一種となりうる。但し、図6の構成例においては、カウンタ11D(及びフリップフロップ14)を用いて当該パルス信号生成回路が形成されている(換言すれば、カウンタ11Dに当該パルス信号生成回路が内包されている)。
[注釈3]
上述の各構成例において、各信号(クロックを含む)におけるローレベルとハイレベルの関係を逆にしてもよい。従って例えば、上記パルス信号が表す期間は、複数の分周クロックの信号レベルが全てハイレベルになっている期間となりうる。
[注釈4]
本発明に係るクロック分周装置を、任意のデジタル回路に、又は、デジタル回路を含む任意の機器(例えば、デジタルカメラ等の撮像装置、パーソナルコンピュータ、携帯電話機などの携帯端末)に搭載することができる。
10、10A〜10D 分周回路
20、20A〜20D 分周クロック選択出力回路
21 切り替え回路
22 出力用同期化回路
23 切り替え信号生成回路

Claims (5)

  1. 基準クロックを互いに異なる複数の分周比にて分周することで複数の分周クロックを生成する分周回路と、
    入力された選択信号に従い、前記複数の分周クロックの何れかを出力クロックとして選択的に出力する分周クロック選択出力回路と、を備え、
    前記分周クロック選択出力回路は、前記出力クロックを前記複数の分周クロック間で切り替えるための切り替え回路を有し、前記切り替え回路における切り替えを前記選択信号及び前記複数の分周クロックに応じて制御する
    ことを特徴とするクロック分周装置。
  2. 前記切り替え回路は、自身に入力された切り替え信号に基づき前記複数の分周クロックの何れかを切り替え出力し、
    前記分周クロック選択出力回路は、前記切り替え回路の出力信号を前記基準クロックに同期させることにより前記出力クロックを生成する出力用同期化回路と、前記選択信号及び前記複数の分周クロックに応じた信号を前記切り替え信号として生成する切り替え信号生成回路と、を更に有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のクロック分周装置。
  3. 前記切り替え信号生成回路は、前記複数の分周クロックの信号レベルが全て所定レベルになっている期間において前記選択信号を前記基準クロックに同期させることにより前記切り替え信号を生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載のクロック分周装置。
  4. 前記期間を表すパルス信号を生成するパルス信号生成回路が前記分周クロック選択出力回路又は前記分周回路に設けられ、
    前記切り替え信号生成回路は、前記パルス信号及び前記選択信号を受け前記期間中に前記選択信号を出力する回路と、その回路の出力信号を前記基準クロックに同期させることにより前記切り替え信号を生成する切り替え信号用同期化回路と、を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載のクロック分周装置。
  5. 前記分周回路に設けられた前記分周を実現するためのカウンタを用いて、前記パルス信号生成回路を形成した
    ことを特徴とする請求項4に記載のクロック分周装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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