JP6387767B2 - 電子情報記録媒体、icカード、チェック方法、及び処理プログラム - Google Patents

電子情報記録媒体、icカード、チェック方法、及び処理プログラム Download PDF

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本発明は、ICチップ等の電子情報記録媒体の異常処理方法等の技術分野に関する。
従来、ICチップに対する攻撃手法として、電源端子へのノイズ(電圧パルス)、電磁波やレーザー照射などの外部からの力により誤作動を誘発してICチップ内部の重要情報を取得する「故障利用攻撃」という攻撃手法が知られている。このような故障利用攻撃の対策として、再度同じ計算をする検査方法、及び逆算を行う検算方法が知られている。再度同じ計算をする検査方法では、例えば、暗号化演算を複数回行い、複数回の演算結果が一致したときその結果を返すようになっている。一方、逆算を行う検算方法では、例えば、暗号化演算の場合は復号演算を更に行い、復号演算の場合は暗号化演算を更に行い、逆算結果が一致したときその結果を返すようになっている。また、特許文献1では、逆算を行って検算を行う場合に、逆算において最終的に用いた暗号鍵が当初の演算で最初に用いた暗号鍵に一致するかの検証を追加する方法を提案している。
特許第5483838号公報
しかしながら、上述したような対策を実施しても、複数回の誤動作を誘発すれば故障利用攻撃は実施可能である。例えば、同一処理時にも同一の誤動作を誘発すれば、誤動作が検知できない。
故障利用攻撃の対策として、誤動作を検知した回数を記録し、記録した回数が一定の回数より大きくなった場合にICチップ内の重要処理を実施しない方法が考えられる。しかしながら、この方法では一定の回数に達したICチップは利用不可となってしまうことが課題となっていた。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ICチップ等の電子情報記録媒体のセキュリティレベルを維持しつつ利便性を向上させることが可能な電子情報記録媒体、ICカード、チェック方法、及び処理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、第1の値または第2の値を保持するラッチ回路であって、前記第1の値が保持された時点から所定時間が経過すると当該第1の値が前記第2の値に変化するラッチ回路と、異常を検知する異常検知手段と、前記異常検知手段により異常が検知されたとき、前記ラッチ回路に前記第1の値を保持させる設定手段と、外部端末から受信したコマンドに応じた特定の処理を行う前、または電子情報記録媒体の起動時に前記ラッチ回路に保持されている値をチェックし、当該チェックした値が前記第2の値である場合、前記特定の処理を行う制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子情報記録媒体において、前記制御手段は、前記チェックした値が前記第1の値である場合、前記特定の処理を行うことなく、エラー出力を行うことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の電子情報記録媒体において、前記所定時間は、前記ラッチ回路が有するキャパシタの静電容量により決まる時間であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、第1の値または第2の値を保持するラッチ回路であって、前記第1の値が保持された時点から所定時間が経過すると当該第1の値が前記第2の値に変化するラッチ回路と、異常を検知する異常検知手段と、前記異常検知手段により異常が検知されたとき、前記ラッチ回路に前記第1の値を保持させる設定手段と、外部端末から受信したコマンドに応じた特定の処理を行う前、またはICカードの起動時に前記ラッチ回路に保持されている値をチェックし、当該チェックした値が前記第2の値である場合、前記特定の処理を行う制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、第1の値または第2の値を保持するラッチ回路であって、前記第1の値が保持された時点から所定時間が経過すると当該第1の値が前記第2の値に変化するラッチ回路と、異常を検知する異常検知手段と、を備える電子情報記録媒体のチェック方法であって、前記異常検知手段により異常が検知されたとき、前記ラッチ回路に前記第1の値を保持させるステップと、外部端末から受信したコマンドに応じた特定の処理を行う前、または電子情報記録媒体の起動時に前記ラッチ回路に保持されている値をチェックし、当該チェックした値が前記第2の値である場合、前記特定の処理を行うステップと、を含むことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、第1の値または第2の値を保持するラッチ回路であって、前記第1の値が保持された時点から所定時間が経過すると当該第1の値が前記第2の値に変化するラッチ回路と、異常を検知する異常検知手段と、を備える電子情報記録媒体に含まれるコンピュータを、前記異常検知手段により異常が検知されたとき、前記ラッチ回路に前記第1の値を保持させる設定手段と、外部端末から受信したコマンドに応じた特定の処理を行う前、または電子情報記録媒体の起動時に前記ラッチ回路に保持されている値をチェックし、当該チェックした値が前記第2の値である場合、前記特定の処理を行う制御手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、ICチップ等の電子情報記録媒体のセキュリティレベルを維持しつつ利便性を向上させることができる。
(A)は、ICカード1の概要構成例を示す図であり、(B),(C)は、ラッチ回路16の概要構成例を示す図である。 (A)は、異常検知処理例を示すフローチャートであり、(B)は、重要処理を含むコマンド処理例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。以下に説明する実施形態は、ICチップに対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
先ず、図1を参照して、ICカード1の概要構成及び機能について説明する。図1(A)は、ICカード1の概要構成例を示す図である。なお、ICカード1は、キャッシュカード、クレジットカード、社員カード等として使用される。或いは、ICカード1は、スマートフォンや携帯電話機等の通信機器に組み込まれる。ICチップ1aは、本発明の電子情報記録媒体の一例である。なお、ICチップ1aは、通信機器の回路基板上に直接組み込んで構成するようにしてもよい。
ICカード1に搭載されるICチップ1aは、図1(A)に示すように、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、NVM(Nonvolatile Memory)14、I/O回路15、及びラッチ回路16を備えて構成され、これらの構成要素は、バス17に接続されている。ラッチ回路16は、詳細は後述するが、オンを示す値(第1の値の一例であり、例えば“1”)またはオフを示す値(第2の値の一例であり、例えば“0”)を保持するようにオン/オフ設定可能に構成されており、ラッチ回路16の設定がオンされた時点(つまり、オンを示す値が保持された時点)から所定時間が経過するとオフに変化する(つまり、オンを示す値がオフを示す値に変化する)ように構成されている。ここで、所定時間は、ラッチ回路16が有するキャパシタの静電容量により決まる時間であり、例えば、ラッチ回路16への電源供給断から30分〜1時間程度である。
CPU11は、外部端末2から受信したコマンドに応じたコマンド処理を実行する。また、CPU11は、例えばコマンド処理の実行中に、異常検知手段として、異常(例えば、ICチップ1aの誤動作)を検知するための異常検知処理を行う。例えば、CPU11は、CRC(Cyclic Redundancy Check)のチェック、NVM14におけるアクセス先のアドレスのチェック、暗号演算結果のチェック等を行うことで外部からの攻撃などによる異常を検知する。そして、異常が検知されたとき、CPU11は、本発明の設定手段として、ラッチ回路16にオンを示す値を保持させることでラッチ回路16の設定をオンにする。なお、異常検知処理については公知の様々な技術を適用できるので詳しい説明を省略する。また、異常検知処理は、CPU11以外のコプロセッサ(図示せず)により実行されてもよい。
そして、CPU11は、本発明の制御手段として、重要処理(特定の処理の一例)を行う前にラッチ回路16に保持されている値をチェックし(つまり、ラッチ回路16の設定がオンであるか否かをソフトウェアチェック(ラッチ回路16の設定チェック)し)、当該チェックした値がオフを示す値である場合(つまり、ラッチ回路16の設定がオフである場合)、上記重要処理を行う一方、当該チェックした値がオンを示す値である場合(つまり、ラッチ回路16の設定がオンである場合)、上記重要処理を行うことなく、外部端末2へエラー出力を行う。ここで、重要処理の例として、暗号化処理、復号処理、認証処理(照合処理)等が挙げられる。このようにラッチ回路16の設定がオンである場合、重要処理を実行しないことで、ICチップ1aを利用不可にしなくとも探索的な試行を阻害できる。なお、ラッチ回路16の設定チェックのタイミングは、ICチップ1aの起動時、またはコマンド処理中の上記重要処理の直前等である。
ROM12またはNVM14には、OS、CPU11に実行させるプログラム、及び各種データが記憶されている。NVM14としては、例えば、フラッシュメモリが適用される。或いは「Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory」が適用されてもよい。ROM12またはNVM14に記憶されるプログラムには、CPU10に実行させる異常検知処理を規定する異常検知処理プログラム、及びCPU10に実行させるコマンド処理を規定するコマンド処理プログラムが含まれる。なお、ラッチ回路16の設定チェックのプログラムは、例えば、コマンド処理プログラムにおいて重要処理を実行するプログラムの直前に規定されている。RAM13は、CPU11により処理中のデータなどを一時的に保持するための作業用メモリである。
I/O回路15は、外部端末2とのインターフェイスを担う。接触式のICチップ1aの場合、I/O回路15には、例えば、C1〜C8の8個の端子が備えられている。例えば、C1端子は電源端子(ICチップ1aへ電源供給する端子)、C2端子はリセット端子、C3端子はクロック端子、C5端子はグランド端子、C7端子は外部端末2との間で通信を行うための端子である。一方、非接触式のICチップ1aの場合、I/O回路15には、例えば、アンテナ、及び変復調回路が備えられている。非接触式のICチップ1aの場合の電源供給は、外部端末2から電磁誘導方式または電波方式で行われる。なお、外部端末2の例としては、ICカード発行機、ATM、改札機、認証用ゲート等が挙げられる。或いは、ICチップ1aが通信機器に組み込まれる場合、外部端末2には通信機器の機能を担う制御部が該当する。
図1(B),(C)は、ラッチ回路16の概要構成例を示す図である。図1(B)に示すラッチ回路16は、SFR(Special Function Register)161と、エッジ検出回路162,163、スイッチ164、キャパシタ165、及びFF(Flip-Flop)166等を備えて構成される。
SFR161のビット1(b1)は、ラッチ回路16の設定をオンにするためのビットであり、CPU11は、バス17を介して、このビットに“0”または“1”の値を書き込み可能になっている。例えば、SFR161のビット1(b1)に“0”の値が保持されている間、SFR161のビット1(b1)から、例えばローレベルの信号が出力される。一方、SFR161のビット1(b1)に“1”の値が保持されている間、SFR161のビット1(b1)から、例えばハイレベルの信号が出力される。エッジ検出回路162は、SFR161のビット1(b1)からの信号の立ち上がり(例えば、ローレベルからハイレベルへの切り替わり)を検出したときの一定時間だけ、ハイレベルの信号を出力する。スイッチ164は、例えばトランジスタやFET等により構成されており、エッジ検出回路162からのハイレベルの信号を受けているときだけ、オン状態となる。これにより、Vcc(例えば、電源端子からの電源供給、または外部端末2から電磁誘導方式または電波方式で行われる電源供給による)からのキャパシタ165に電荷が蓄積される。FF166は、揮発性であり、キャパシタ165からの電源供給があるときだけ(つまり、キャパシタに蓄えられた電荷が一定量放電され所定時間)、“1”の値を保持することが可能な論理回路である。これにより、ラッチ回路16の設定は、オンされた時点から所定時間が経過するとオフに変化する。FF166のS(セット)にハイレベルの信号が入力されると、“1”の値が保持され、その情報がFF166のQから出力される。つまり、“1”の値が保持されている間、FF166のQからハイレベルの信号が出力される。SFR161のビット3(b3)は、FF166のQからハイレベルの信号を受けている間、“1”の値を保持する。
一方、SFR161のビット2(b2)は、ラッチ回路16の設定をオフにするためのビットであり、CPU11は、バス17を介して、このビットに“0”または“1”の値を書き込み可能になっている。エッジ検出回路163は、SFR161のビット2(b2)からの信号の立ち上がりを検出したときの一定時間だけ、ハイレベルの信号を出力する。FF166のR(リセット)にハイレベルの信号が入力されると、“0”の値が保持され、その情報がFF166のQから出力される。つまり、“0”の値が保持されている間、FF166のQからローレベルの信号が出力される。SFR161のビット3(b3)は、FF166のQからローレベルの信号を受けている間、“0”の値を保持する。CPU11は、SFR161のビット3(b3)に保持されている値を、バス17を介して読み出すことで、ラッチ回路16の設定チェックを行うことができる。
一方、図1(C)に示すラッチ回路16は、SFR161と、立上り検出回路167と、立下り検出回路168、スイッチ164、キャパシタ165、及びFF166等を備えて構成される。
図1(C)に示すラッチ回路16では、図1(B)に示すラッチ回路16とは異なり、SFR161の1つのビット1(b1)で、ラッチ回路16の設定をオンまたはオフにするように構成されており、例えば、ビット1(b1)に“0”の値が保持されている場合、ローレベルの信号が出力され、ビット1(b1)に“1”の値が保持されている場合、ハイレベルの信号が出力される。そして、SFR161のビット1(b1)から出力された信号は、立上り検出回路167及び立下り検出回路168に入力されるように構成される。立上り検出回路167は、SFR161のビット1(b1)からの信号の立ち上がり(例えば、0→1)を検出したときの一定時間だけ、ハイレベルの信号を出力する。立上り検出回路168は、SFR161のビット1(b1)からの信号の立ち下がり(1→0)を検出したときの一定時間だけ、ハイレベルの信号を出力する。なお、その他の構成及び動作は、図1(B)に示すラッチ回路16と同様である。
次に、図2を参照して、ICチップ1aの動作例について説明する。図2(A)は、異常検知処理例を示すフローチャートであり、図2(B)は、重要処理を含むコマンド処理例を示すフローチャートである。図2(A)に示す異常検知処理は、例えば、コマンド処理中の重要処理において行われる。図2(A)に示すステップS1では、CPU11は、異常を検知したか否かを判定する(ステップS1)。そして、CPU11は、異常(例えば故障利用攻撃による誤動作)を検知した場合(ステップS1:YES)、バス17を介して、ラッチ回路16におけるSFR161のビット1(b1)に“1”の値を書き込むことで、ラッチ回路16の設定をオンにさせる(つまり、ラッチ回路16にオンを示す値を保持させる)(ステップS2)。次いで、CPU11は、ICチップ1aの動作を停止する(ステップS3)。一方、CPU11は、異常を検知しない場合(ステップS1:NO)、コマンド処理を継続する(ステップS4)。
次に、図2(B)に示すコマンド処理は、例えば外部端末2から照合コマンドを受信した場合に開始される。図2(B)に示すステップS1では、CPU11は、ラッチ回路16におけるSFR161のビット3(b3)に保持されている値をバス17を介して読み出す(ステップS11)。次いで、CPU11は、読み出した値をチェックし、当該チェックした値がオフを示す値であるか否かを判定する(ステップS12)。そして、CPU11は、チェックした値がオフを示す値であると判定した場合(ステップS12:YES)、重要処理を行う(ステップS13)。このように、ICチップ1aの重要処理を開始する前に、ラッチ回路16の設定チェックを行うことで、重要処理の実施を一定の時間保護することができる。一方、CPU11は、チェックした値がオフを示す値でないと判定した場合(ステップS12:NO)、外部端末2へエラー出力を行う(ステップS14)。これにより、外部端末2へエラーが発生したことが通知される。
以上説明したように、上記実施形態によれば、異常が検知されたとき、時間的に状態が変化するラッチ回路16にオンを示す値を保持させ、重要処理を行う前にラッチ回路16に保持されている値をチェックし、当該チェックした値がオフを示す値である場合、上記重要処理を行うように構成したので、ICチップ1aのセキュリティレベルを維持しつつ利便性を向上させることができる。すなわち、上述した方法によれば、一定時間経過すると再度ICカード1が利用可能となるため利便性が向上する。加えて、攻撃を検知した際に一定時間、ICチップ1aの動作を制限できるため、短い時間で連続した攻撃ができず、セキュリティレベルが下がらない。
なお、上記実施形態においては、電子情報記録媒体としてICチップ1aを例にとって説明したが、ICチップ1a以外の例えば組み込み型のマイクロコンピュータに対して本発明を適用してもよい。
1 ICカード
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 NVM
15 I/O回路
16 ラッチ回路

Claims (6)

  1. 第1の値または第2の値を保持するラッチ回路であって、前記第1の値が保持された時点から所定時間が経過すると当該第1の値が前記第2の値に変化するラッチ回路と、
    異常を検知する異常検知手段と、
    前記異常検知手段により異常が検知されたとき、前記ラッチ回路に前記第1の値を保持させる設定手段と、
    外部端末から受信したコマンドに応じた特定の処理を行う前、または電子情報記録媒体の起動時に前記ラッチ回路に保持されている値をチェックし、当該チェックした値が前記第2の値である場合、前記特定の処理を行う制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子情報記録媒体。
  2. 前記制御手段は、前記チェックした値が前記第1の値である場合、前記特定の処理を行うことなく、エラー出力を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子情報記録媒体。
  3. 前記所定時間は、前記ラッチ回路が有するキャパシタの静電容量により決まる時間であることを特徴とする請求項1または2に記載の電子情報記録媒体。
  4. 第1の値または第2の値を保持するラッチ回路であって、前記第1の値が保持された時点から所定時間が経過すると当該第1の値が前記第2の値に変化するラッチ回路と、
    異常を検知する異常検知手段と、
    前記異常検知手段により異常が検知されたとき、前記ラッチ回路に前記第1の値を保持させる設定手段と、
    外部端末から受信したコマンドに応じた特定の処理を行う前、またはICカードの起動時に前記ラッチ回路に保持されている値をチェックし、当該チェックした値が前記第2の値である場合、前記特定の処理を行う制御手段と、
    を備えることを特徴とするICカード。
  5. 第1の値または第2の値を保持するラッチ回路であって、前記第1の値が保持された時点から所定時間が経過すると当該第1の値が前記第2の値に変化するラッチ回路と、異常を検知する異常検知手段と、を備える電子情報記録媒体のチェック方法であって、
    前記異常検知手段により異常が検知されたとき、前記ラッチ回路に前記第1の値を保持させるステップと、
    外部端末から受信したコマンドに応じた特定の処理を行う前、または前記電子情報記録媒体の起動時に前記ラッチ回路に保持されている値をチェックし、当該チェックした値が前記第2の値である場合、前記特定の処理を行うステップと、
    を含むことを特徴とするチェック方法。
  6. 第1の値または第2の値を保持するラッチ回路であって、前記第1の値が保持された時点から所定時間が経過すると当該第1の値が前記第2の値に変化するラッチ回路と、異常を検知する異常検知手段と、を備える電子情報記録媒体に含まれるコンピュータを、
    前記異常検知手段により異常が検知されたとき、前記ラッチ回路に前記第1の値を保持させる設定手段と、
    外部端末から受信したコマンドに応じた特定の処理を行う前、または前記電子情報記録媒体の起動時に前記ラッチ回路に保持されている値をチェックし、当該チェックした値が前記第2の値である場合、前記特定の処理を行う制御手段として機能させることを特徴とする処理プログラム。
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