JP6386797B2 - 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6386797B2
JP6386797B2 JP2014118129A JP2014118129A JP6386797B2 JP 6386797 B2 JP6386797 B2 JP 6386797B2 JP 2014118129 A JP2014118129 A JP 2014118129A JP 2014118129 A JP2014118129 A JP 2014118129A JP 6386797 B2 JP6386797 B2 JP 6386797B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
information
response
signal
server device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014118129A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015231222A (ja
JP2015231222A5 (ja
Inventor
健介 佐野
健介 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2014118129A priority Critical patent/JP6386797B2/ja
Publication of JP2015231222A publication Critical patent/JP2015231222A/ja
Publication of JP2015231222A5 publication Critical patent/JP2015231222A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6386797B2 publication Critical patent/JP6386797B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

本発明は、通信装置、通信装置の制御方法およびプログラムに関する。
近年、TCP/IP通信機能を要した通信装置が製品化されている。通信装置が通信するためには、ネットワーク上の通信装置を識別するために個別のIPアドレスを設定する必要がある。
しかし、通信について精通していない通信装置利用者が当該設定を個別に行うことは困難である。故に多くの通信装置では通信設定を動的に行うことを規定しているDynamic Host Configuration Protocol(以下、DHCP)が利用されている。
通信装置は、ネットワークに参加するとDHCPによりIPアドレスを取得する。この場合の処理は、最初に通信装置がDHCPDISCOVERを送信することによりDHCPサーバを探索する。それに応答する形でDHCPサーバは、DHCPOFFERを送信することにより通信装置が利用可能なIPアドレスの候補を応答する。続いてDHCPOFFERを受信した通信装置は、DHCPREQUESTを送信することによりIPアドレスの取得をDHCPサーバに対して要求する。次に、DHCPサーバはIPアドレスの取得要求に対してDHCPACKを返すことにより正常にIPアドレスが割り当てられたことを通知する。最後に、通信装置はDHCPACKの受信によりIPアドレスを取得し、一連の処理が完了する。
その後に通信装置がネットワークを離脱し再接続するときには、以前に割り当てられていたIPアドレスをDHCPサーバに要求することが可能である(非特許文献1参照)。
この場合、DHCPDISCOVERを省略して、以前割り当てられたIPアドレスの取得要求をするためのDHCPREQUESTを送信することにより、IPアドレスの変更の軽減、IPアドレス取得時間の短縮を実現している。
また、特許文献1では、DHCPとAutoIPを同時に実行することによりIPアドレスの獲得のための時間の短縮を図ることが開示されている。
特開2006−270863号公報
IEEE RFC 2131 Dynamic Host Configuration Protocol
しかしながら、非特許文献1に記載のように、以前に割り当てられていたIPアドレスを要求する方法の場合、DHCPサーバが、通信装置から要求されたIPアドレスを割り当てたことがない場合には、IPアドレスの提供を表すDHCPACKや、IPアドレスの提供拒否を表すDHCPNAKという応答を一切返さないことがある。そのためクライアント(通信装置)は、応答を受け取ることができずタイムアウトまで長時間待機しなければならないという課題がある。
また、特許文献1についても、DHCPサーバがDHCPREQUESTに応答を返さない場合については言及していない。 本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、待機時間を低減して通信用識別アドレス(例えばIPアドレス)の取得時間を短縮することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る通信装置は、
前記通信装置に割り当てられたアドレスの情報と、当該アドレスの割り当てを行ったサーバ装置の情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、
ネットワークに参加する際に、前記記憶手段に前記アドレスの情報が記憶されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記アドレスの情報が記憶されていると判定された場合に、当該アドレスを指定して、アドレスを要求する信号を前記サーバ装置へ送信する第1の送信手段と、
前記第1の送信手段が送信する当該信号に対する前記サーバ装置からの応答を待機する際の第1のタイムアウト時間を、アドレスを指定することなくアドレスを要求する信号の第2のタイムアウト時間よりも短く設定する設定手段と、
前記第1のタイムアウト時間が経過しても前記要求に対する前記サーバ装置からの応答がない場合、該第1のタイムアウト時間が経過したことに応じて、アドレスの割り当てを行うサーバ装置の探索を開始する探索手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、待機時間を低減して通信用識別アドレス(例えばIPアドレス)の取得時間を短縮することができる。
本発明の一実施形態に係る通信システムの構成例を示す図。 本発明の一実施形態に係る通信装置のハードウェア構成例を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係る通信装置のソフトウェア構成例を示す機能ブロック図。 本発明の一実施形態に係る通信装置がネットワークに参加する際のIPアドレス取得処理の手順を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係る通信装置が保持するDHCPサーバアドレス情報一覧表を示す図。 本発明の一実施形態に係るRFC2161で規定されているIPアドレス取得処理の手順を示すフローチャート。 第1実施形態に係る以前割り当てられていたIPアドレス取得処理の手順を示すフローチャート。 第2実施形態に係る以前割り当てられていたIPアドレス取得処理の手順を示すフローチャート。 第3実施形態に係る以前割り当てられていたIPアドレス取得処理の手順を示すフローチャート。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1実施形態;DHCPREQUESTのタイムアウトを短く設定)
第1実施形態では、2度目以降のネットワーク参加の際にDHCPREQUEST信号(要求)を送信する場合には、1度目のタイムアウト時間であるxよりも、短いタイムアウト時間y待機するように構成し、タイムアウト時間yが経過した場合にDHCPDISCOVER信号(探索信号)を送信する例を説明する。
まず図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。通信システムは、通信装置と、通信用識別アドレス(例えば、IPアドレス)を割り当てるサーバ装置(以下、DHCPサーバ)を含む。201は通信装置、211はDHCPサーバであり、これらの機器はローカルエリアネットワーク(以下、LAN)221に接続している。
次に、図2を参照して、本発明の一実施形態に係る通信装置201のハードウェア構成例を説明する。202は、記憶部203に記憶される制御プログラムを実行することにより通信装置201全体を制御する制御部である。203は、制御部202が実行する制御プログラムを記憶する記憶部である。後述する各種動作は、記憶部203に記憶された制御プログラムを制御部202が実行することにより行われる。204は通信接続部である。205は、各種表示を行う表示部であり、LCD(Liquid Crystal Display)やLED(Light Emitting Diode)のように視覚で認知可能な情報の出力、あるいはスピーカなどの音出力が可能な機能を有する。206は、後述するDHCPサーバ211への問い合わせ処理をユーザが指示するための入力部である。
図3は、図2の制御部202が実行するソフトウェア構成の一例を表す機能ブロック図である。301は、後述する302乃至303の各機能ブロックを含み、通信用識別アドレスであるInternet Protocol(以下、IP)の通信制御を行うIP制御部である。302は、通信で用いるパケットを受信するパケット受信部である。303は、通信で用いるパケットを送信するパケット送信部である。
304は、後述する305乃至306の各機能ブロックを含み、動的通信設定を制御する通信設定制御部である。305は、通信設定の応答を受信する応答受信部である。306は、通信設定を要求する要求処理部である。307は、後述する308乃至309の各機能ブロックを含み、通常のDHCPクライアントの仕様にはない通信用識別アドレス情報を制御する情報制御部である。308は、通信装置201に以前に割り当てられた通信用識別アドレス(IPアドレス)の情報と、当該割り当てを行ったサーバ装置の情報(サーバ装置の通信用識別アドレス(IPアドレス)の情報及び通信用識別固有アドレス(MACアドレス)の情報)とを関連付けて記憶する情報記憶部である。309は、以前に割り当てられた通信用識別アドレス情報が情報記憶部308に記憶されているか等の判定を行う情報判定処理部である。
310は、後述する311乃至312の各機能ブロックを含み、処理中断待機時間(タイムアウト時間)を制御する待機時間制御部である。311は、タイムアウト時間を設定する待機時間設定処理部である。312は、タイムアウト時間に達したかどうかを判定する待機時間判定処理部である。
次に、図4のフローチャートを参照して、ネットワークに参加する際の通信装置201の動作の一例を説明する。
S401において、情報判定処理部309は、情報記憶部308が保持しているDHCPサーバアドレス情報一覧(図5参照)に、以前割り当てられていたIPアドレスの情報が1つ以上存在するか否かを判定する。ここで図5は情報記憶部308が保持しているアドレス情報の一例であり、通信装置201に割り当てられたIPアドレス、DHCPサーバのIPアドレス、および通信用識別固有アドレス(MACアドレス)が記録されている。以前割り当てられていた情報が存在しないと判定された場合、S402へ進む。一方、以前割り当てられていた情報が存在すると判定された場合、S403へ進む。
S402において、通信設定制御部304は、RFC2161に規定されているIPアドレス取得処理を実施する。S402の処理の詳細は図6を参照して後述する。S403において、通信設定制御部304は、以前割り当てられていたIPアドレス取得処理を実施する。S403の処理の詳細は図7を参照して後述する。
最後に、S404において、情報記憶部308は、以前に割り当てられていたIPアドレスの情報の有無に関わらず、S403またはS404において取得したIPアドレス、DHCPサーバのIPアドレス、DHCPサーバのMACアドレスを、図5に示すDHCPサーバアドレス情報一覧のように記録する。以上で図4の各処理が終了する。
ここで図6のフローチャートを参照して、S402の処理の詳細であるRFC2161に規定されているIPアドレス取得処理について説明する。
S601において、通信設定制御部304は、DHCPサーバ211を探索するためにDHCPDISCOVERを送信し、DHCPOFFERの応答を待って所定時間(タイムアウト時間)待機する。DHCPOFERの応答がある場合には、S602へ進む。一方で、DHCPOFERの応答がなくタイムアウト時間が経過した場合には、IPアドレスの取得処理を終了する。
S602において、通信設定制御部304は、IPアドレスの取得を要求するためにDHCPREQUESTを送信し、DHCPACKの応答を待って所定時間(タイムアウト時間x)待機する。DHCPACKの応答がある場合には、S603へ進む。一方で、DHCPACKの応答がなくタイムアウト時間xが経過した場合には、IPアドレスの取得処理を終了する。
S603において、通信設定制御部304は、DHCPACKを受信すると、IPアドレスを設定する。以上で図6の各処理が終了する。
さらに、図7のフローチャートを参照して、S403の処理の詳細である以前割り当てられていたIPアドレス取得処理について説明する。
S701において、通信設定制御部304は、以前割り当てられていたIPアドレスをDHCPREQUESTのRequested IP Addressに指定して送信し、DHCPACKの応答を待って所定時間(タイムアウト時間y)待機する。ここで、待機時間設定処理部311によりタイムアウト時間yはタイムアウト時間xより短いタイムアウト時間に設定されているものとする。DHCPACKの応答がある場合には、S702へ進む。一方、DHCPACKの応答がなくタイムアウト時間yが経過した場合には、S703へ進む。
S702において、通信設定制御部304は、以前割り当てられたIPアドレスを設定する。S703において、通信設定制御部304は、DHCPDISCOVERを送信し、DHCPOFFERの応答を待って所定時間(タイムアウト時間)待機する。DHCPサーバからDHCPOFFERの応答があった場合には、S704へ進む。一方、DHCPサーバから所定時間(タイムアウト時間)応答がない場合はタイムアウトと判断し、S706へ進む。
S704において、通信設定制御部304は、新規のDHCPサーバに対してDHCPREQUESTを送信する。S705において、通信設定制御部304は、DHCPサーバからDHCPACKを受信すると新たなIPアドレスの設定をする。
S706において、通信設定制御部304は、DHCPサーバからIPアドレスを取得することを諦めてAutoIPを用いてリンクローカルアドレスを設定する。以上で図7の各処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態では、2度目以降のネットワーク参加の際にDHCPREQUESTを送信する場合には、1度目のタイムアウト時間であるxよりも、短いタイムアウト時間y待機し、タイムアウトした場合にはDHCPDISCOVERを送信する。
これにより、DHCPREQUESTを受信したDHCPサーバが通信装置に対して以前IPアドレスを割り振ったことがない場合に発生する長期間のタイムアウトの待機を回避することができる。ひいては、待機時間を低減してIPアドレスの取得時間を短縮することができる。
(第2実施形態;DHCPREQUESTより以前にDHCPサーバの存在確認を短いタイムアウトを設定した応答確認で行う)
第2実施形態では、2度目以降のネットワーク参加の際にDHCPREQUESTを送信する前に応答確認(例えば、Arp Request信号)を送信し、1度目のタイムアウト時間であるxよりも、短いタイムアウト時間z待機するように構成し、タイムアウト時間zが経過した場合にDHCPDISCOVERを送信する例を説明する。
第2実施形態に係る通信システムの構成例、通信装置の構成例、ネットワークに参加する際の通信装置の動作、DHCPサーバ割り当て一覧については、図1乃至図6を参照して説明した第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
以下、図8のフローチャートを参照して、S403の処理の詳細である、第2実施形態に係る以前割り当てられていたIPアドレス取得処理について説明する。
S801において、通信設定制御部304は、図5に示した通信装置201の情報記憶部308が保持するDHCPサーバアドレス情報一覧を参照し、存在するDHCPサーバを指定してArp Requestを1つもしくは複数送信する。なお、応答確認のためのArp Requestは一例であり、その他のパケットにより応答確認を実施してもよい。この際、図5中の番号0から4のように優先度順に送信してもよい。
そして、Arp Requestに対して応答があった場合、S802へ進む。一方、Arp Requestに対してタイムアウト時間xより短いタイムアウト時間z応答がない場合、S804へ進む。ここで、待機時間設定処理部311によりタイムアウト時間zはタイムアウト時間xより短いタイムアウト時間に設定されているものとする。
S802において、通信設定制御部304は、Arp Requestに対して応答があったDHCPサーバに対して、以前割り当てられていたIPアドレスをRequested IP Addressに指定してDHCPREQUESTを送信する。そして、DHCPACKに対する応答がある場合には、S803へ進む。一方、DHCPREQUESTに対する応答がなく、所定時間(タイムアウト時間)が経過した場合には、S804へ進む。
S803において、通信設定制御部304は、以前割り当てられたIPアドレスを取得する。S804において、通信設定制御部304は、DHCPDISCOVERを送信し、DHCPサーバからDHCPOFFERの応答があるまで所定時間(タイムアウト時間)待機する。
DHCPサーバからDHCPOFFERの応答があった場合には、S805へ進む。一方、DHCPサーバから所定時間(タイムアウト時間)応答がない場合はタイムアウトと判断し、S807へ進む。
S805において、通信設定制御部304は、新規のDHCPサーバに対してDHCPREQUESTを送信する。S806において、通信設定制御部304は、DHCPサーバからDHCPACKを受信すると新たなIPアドレスの設定をする。S807において、通信設定制御部304は、DHCPサーバからIPアドレスを取得することを諦めてAutoIPを用いてリンクローカルアドレスを設定する。以上で図8の各処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態では、2度目以降のネットワーク参加の際にDHCPREQUESTを送信する前に応答確認(例えば、Arp Request信号)を送信し、1度目のタイムアウト時間であるxよりも、短いタイムアウト時間z待機するように構成し、タイムアウト時間zが経過した場合にDHCPDISCOVERを送信する。一般に、応答確認で用いるarpは、通信装置レベルの応答であるためDHCPREQUESTと比較して早く応答が返ってくる。
これにより、DHCPREQUESTを受信したDHCPサーバが通信装置に対して、以前IPアドレスを割り振ったことがない場合に発生する長期間のタイムアウトの待機を回避することができる。ひいては、待機時間を低減してIPアドレスの取得時間を短縮することができる。
(第3実施形態;DHCPREQUESTとDHCPDISCOVERを略同時に実施し、DHCPREQUESTのタイムアウトを待たず、新たなIPアドレスの取得処理を実施)
第3実施形態では、2度目以降のネットワーク参加の際にDHCPREQUESTを送信すると同時にDHCPDISCOVERを送信する。そして、IPアドレスを割り振られたことがないDHCPサーバからDHCPOFFERの応答があった場合には、既に送ったDHCPREQUESTの応答を待たずに新しいDHCPサーバに対してDHCPREQUESTを送信する例を説明する。
第3実施形態に係る通信システムの構成例、通信装置の構成例、ネットワークに参加する際の通信装置の動作、DHCPサーバ割り当て一覧については、図1乃至図6を参照して説明した第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
以下、図8のフローチャートを参照して、S403の処理の詳細である、第3実施形態に係る以前割り当てられていたIPアドレス取得処理について説明する。
S901において、通信設定制御部304は、以前割り当てられていたIPアドレスをDHCPREQUESTのRequested IP Addressに指定してDHCPREQUESTを送信するとともに、DHCPDISCOVERも送信する。
DHCPACKを受信した場合には、S903へ進む。DHCPDISCOVERに対する応答としてDHCPOFFERを受信した場合には、S904へ進む。そして、DHCPサーバから一定期間応答がない場合はタイムアウトと判断し、S908へ進む。
S903において、通信設定制御部304は、以前割り当てられていたIPアドレスを設定する。またDHCPACKの受信以降のDHCPOFFERは無視する。S904において、通信設定制御部304は、DHCPサーバのIPアドレスが図5に示すDHCPサーバアドレス一覧に該当するか否かを判定する。該当する場合には、S905へ進む。一方、該当しない場合には、S906へ進む。
S905において、通信設定制御部304は、DHCPACKの応答を待機する。S906において、通信設定制御部304は、新規のDHCPに対してDHCPREQUESTを送信する。DHCPACKの応答があった場合、S907へ進む。一方、DHCPACKの応答が一定期間ない場合はタイムアウトと判断し、S908へ進む。
S907において、通信設定制御部304は、DHCPサーバからDHCPACKを受信すると新たなIPアドレスの設定をする。S908において、通信設定制御部304は、DHCPサーバからIPアドレスを取得することを諦めてAutoIPを用いてリンクローカルアドレスを設定する。以上で図9の各処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態では、2度目以降のネットワーク参加の際にDHCPREQUESTを送信すると同時にDHCPDISCOVERを送信する。そして、IPアドレスを割り振られたことがないDHCPサーバからDHCPOFFERの応答があった場合には、既に送ったDHCPREQUESTの応答を待たずに新しいDHCPサーバに対してDHCPREQUESTを送信する。
これにより、DHCPREQUESTを受信したDHCPサーバが、通信装置に対して以前IPアドレスを割り振ったことがない場合に発生する、長期間のタイムアウトの待機を回避することができる。ひいては、待機時間を低減してIPアドレスの取得時間を短縮することができる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
201:通信装置、211:DHCPサーバ、202:制御部、301:IP制御部、302:パケット受信部、303:パケット送信部、304:通信設定制御部、305:応答受信部、306:要求処理部、307:情報制御部、308:情報記憶部、309:情報判定処理部、310:待機時間制御部、311:待機時間設定処理部、312:待機時間判定処理部

Claims (14)

  1. 通信装置であって、
    前記通信装置に割り当てられたアドレスの情報と、当該アドレスの割り当てを行ったサーバ装置の情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、
    ネットワークに参加する際に、前記記憶手段に前記アドレスの情報が記憶されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記アドレスの情報が記憶されていると判定された場合に、当該アドレスを指定して、アドレスを要求する信号を前記サーバ装置へ送信する第1の送信手段と、
    前記第1の送信手段が送信する当該信号に対する前記サーバ装置からの応答を待機する際の第1のタイムアウト時間を、アドレスを指定することなくアドレスを要求する信号の第2のタイムアウト時間よりも短く設定する設定手段と、
    前記第1のタイムアウト時間が経過しても前記要求に対する前記サーバ装置からの応答がない場合、該第1のタイムアウト時間が経過したことに応じて、アドレスの割り当てを行うサーバ装置の探索を開始する探索手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記アドレスを要求する信号はDHCP REQUEST信号であり
    前記探索手段はDHCP DISCOVER信号を送信することで前記探索を行うことを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  3. 前記第1の送信手段が前記アドレスを要求する信号を送信する前に、前記記憶手段を参照して前記通信装置に前記アドレスの割り当てを行った前記サーバ装置を指定してArp Request信号を送信する第2の送信手段を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記サーバ装置の情報は、当該サーバ装置のIPアドレスとMACアドレスのうちの少なくともいずれか一方を含むことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記サーバ装置は、DHCPサーバであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記アドレスを指定して、アドレスを要求する信号とは、DHCP REQUEST信号のRequested IP Addressに、前記記憶手段に記憶された前記アドレスを指定した当該DHCP REQUEST信号であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 通信装置であって、
    前記通信装置に割り当てられたアドレスの情報と、当該アドレスの割り当てを行ったサーバ装置の情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、
    ネットワークに参加する際に、前記記憶手段に前記アドレスの情報が記憶されているか否かを判定する判定手段と、
    前記アドレスの情報が記憶されている場合に、当該アドレスの情報に基づく要求を前記サーバ装置へ送信するとともに、アドレスの割り当てを行うサーバ装置を探索する探索信号を送信する送信手段とを有し、
    前記送信手段は、前記記憶手段に記憶された前記サーバ装置の情報に含まれないサーバ装置から前記探索信号に対する応答があった場合には、既に送信した前記要求に対する応答を待たずに前記応答を行ったサーバ装置に対して前記要求を送信することを特徴とする通信装置。
  8. 前記送信手段が送信する前記要求はDHCP REQUEST信号であり、前記探索信号はDHCP DISCOVER信号であることを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  9. 前記サーバ装置の情報は、当該サーバ装置のIPアドレスとMACアドレスのうちの少なくともいずれか一方を含むことを特徴とする請求項7または8に記載の通信装置。
  10. 前記サーバ装置は、DHCPサーバであることを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 前記アドレスの情報に基づく要求とは、前記記憶手段に記憶された前記アドレスをDHCP REQUEST信号のRequested IP Addressに指定して、当該DHCP REQUEST信号を送信することであることを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 通信装置に割り当てられたアドレスの情報と、当該アドレスの割り当てを行ったサーバ装置の情報とを関連付けて記憶する記憶手段を備える前記通信装置の制御方法であって、
    ネットワークに参加する際に、前記記憶手段に前記アドレスの情報が記憶されているか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程により前記アドレスの情報が記憶されていると判定された場合に、当該アドレスを指定して、アドレスを要求する信号を前記サーバ装置へ送信する第1の送信工程と、
    前記第1の送信工程で送信する当該信号に対する前記サーバ装置からの応答を待機する際の第1のタイムアウト時間を、アドレスを指定することなくアドレスを要求する信号の第2のタイムアウト時間よりも短く設定する設定工程と、
    前記第1のタイムアウト時間が経過しても前記要求に対する前記サーバ装置からの応答がない場合、該第1のタイムアウト時間が経過したことに応じて、アドレスの割り当てを行うサーバ装置の探索を開始する探索工程と、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  13. 通信装置に割り当てられたアドレスの情報と、当該アドレスの割り当てを行ったサーバ装置の情報とを関連付けて記憶する記憶手段を備える前記通信装置の制御方法であって、
    ネットワークに参加する際に、前記記憶手段に前記アドレスの情報が記憶されているか否かを判定する工程と、
    前記アドレスの情報が記憶されている場合に、当該アドレスの情報に基づく要求を前記サーバ装置へ送信するとともに、アドレスの割り当てを行うサーバ装置を探索する探索信号を送信する工程とを有し、
    前記送信する工程では、前記記憶手段に記憶された前記サーバ装置の情報に含まれないサーバ装置から前記探索信号に対する応答があった場合には、既に送信した前記要求に対する応答を待たずに前記応答を行ったサーバ装置に対して前記要求を送信することを特徴とする通信装置の制御方法。
  14. コンピュータに請求項1から11のいずれか1項に記載の通信装置の各手段を実行させるためのプログラム。
JP2014118129A 2014-06-06 2014-06-06 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム Active JP6386797B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014118129A JP6386797B2 (ja) 2014-06-06 2014-06-06 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014118129A JP6386797B2 (ja) 2014-06-06 2014-06-06 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015231222A JP2015231222A (ja) 2015-12-21
JP2015231222A5 JP2015231222A5 (ja) 2017-06-15
JP6386797B2 true JP6386797B2 (ja) 2018-09-05

Family

ID=54887782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014118129A Active JP6386797B2 (ja) 2014-06-06 2014-06-06 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6386797B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006245895A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Dhcpユーザ装置及びdhcp認証システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015231222A (ja) 2015-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8032616B2 (en) Method of allocating IP address of image forming apparatus using DHCP, image forming apparatus and system of allocating IP address using DHCP
JP5636995B2 (ja) ネットワーク通信装置、方法、及びプログラム
US20070239860A1 (en) Information processing device, network connection method, and program recording medium
US9948823B2 (en) Device discovery using broadcast technology
JP2011124695A (ja) ネットワーク接続装置及びネットワーク接続方法
US9521109B2 (en) Systems, methods, and computer-readable media for allocation and renewal of IP addresses
US20160301737A1 (en) Communication apparatus, control method thereof, and storage medium
US10505890B2 (en) Network access method, system and terminal device, and computer storage medium
JP6037446B2 (ja) ネットワーク装置およびネットワーク装置の制御方法
JP6386797B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム
WO2016177185A1 (zh) 媒体访问控制mac地址的处理方法及装置
JP4745008B2 (ja) クライアント装置、サーバ装置及び通信システム
JP2008227663A (ja) Ip通信装置及びこれを備えたip通信システム並びにipアドレス設定方法
US10111051B2 (en) Communication apparatus, control method therefor, program, and storage medium
JP5777464B2 (ja) 通信装置、通信システム、通信方法、およびプログラム
JP2007235826A (ja) Ipアドレス割付システムおよびipアドレス割付方法
JP2020088712A (ja) 通信装置およびその制御方法
JP7218613B2 (ja) 通信装置および通信方法
JP6101124B2 (ja) 通信装置及びその制御方法、プログラム
TWI497967B (zh) Port DHCP server protocol address management method
JP2007251873A (ja) Ipアドレスの割り当て方法
WO2020095632A1 (ja) 通信装置
JP2015097383A (ja) 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム
JP6204800B2 (ja) 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム
JP2019066953A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170428

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180713

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180810

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6386797

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151