JP6384548B2 - 通信方法、通信プログラムおよび通信システム - Google Patents

通信方法、通信プログラムおよび通信システム Download PDF

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Description

本発明は、通信方法等に関する。
センサを備える多数のノードを配置し、各ノードが無線通信でデータをやり取りすることで、各種の計測情報を各ノードから収集するWSN(Wireless Sensor Network)がある。例えば、WSNで採用されるネットワーク構造には、ツリー型およびメッシュ型がある。
図22は、ツリー型のネットワーク構造の一例を説明するための図(1)である。ツリー型のネットワーク構造は、親子関係の管理や動機制御が比較的簡単であるため、非力な処理能力しか持たないノードに向いている。また、ツリー型のネットワーク構造は、子ノードを持つノードが各階層に1つだけのもの、又は、複数のものがある。以下の説明において、子ノードを持つノードを、適宜、シンクノードと表記する。
図22に示す例では、ネットワーク10のネットワーク構造は、各階層に1つのシンクノードを有する。ネットワーク10に含まれるノード11〜23のうち、子ノードを持つシンクノードは、ノード11,13,18,22となる。ネットワーク10のように、シンクノードが各階層に1つのものは、複数のシンクノードがあるネットワークと比較して、ネットワークの管理が容易となる。
ここで、ツリー型のネットワーク構造では、シンクノードが故障すると、故障したシンクノードの配下のノード全てと通信できなくなる。図23は、ツリー型のネットワーク構造の問題を説明するための図である。例えば、図23において、シンクノードであるノード13に故障が発生すると、ノード11,12,14,15は、ノード16〜18および図示しないノード22の配下のノードと通信できなくなる。このため、ツリー型のネットワーク構造は、堅牢性が低い。
これに対して、メッシュ型のネットワーク構造では、各ノードが編み目のように接続され、宛先のノードに至るまでの経路が複数種類存在する。このため、あるノードが故障した場合でも、故障したノードを迂回する経路を選択することで、データ通信を継続することができ、堅牢性を高めることができる。
また、ツリー型のネットワーク構造であっても、各ノードの電波出力を強めに設定しておくことで、堅牢性を高めることができる。図24は、ツリー型のネットワーク構造の一例を説明するための図(2)である。図24のネットワーク構成は、図22のものと同様である。図24に示す例では、ノード11の電波出力が強めに設定されているものとする。この場合には、シンクノードとなるノード13が故障した場合でも、ノード11の電波がノード18に届くため、ノード11,12,14,15は、下位の階層のノードと通信を継続することができる。
特開2011−223419号公報 特開2011−205556号公報
しかしながら、上述した従来技術では、運用中のコストを増やすことなくネットワークの堅牢性を高めることができないという問題がある。
上記メッシュ型のネットワーク構造では、堅牢性を高めることができるものの、定期的に経路を更新するためにパケットを送受信するため、運用中のコストが高くなる。また、各ノードの電波出力を高める手法であっても、消費電力の増加により、運用中のコストが高くなる。
1つの側面では、運用中のコストを増やすことなくネットワークの堅牢性を高めることができる通信方法、通信プログラムおよび通信システムを提供することを目的とする。
第1の案では、コンピュータが下記の処理を実行する。コンピュータは、第1階層に含まれる第1ノードが、第1階層の下位の階層となる第2階層に含まれるシンクノードに故障が発生したか否かを判定する。コンピュータは、第1ノードが、シンクノードに故障が発生したと判定した場合に、第2階層の下位の階層となる第3階層に含まれる第3ノードの情報の収集依頼を第2階層に含まれる第2ノードに対して行う。コンピュータは、第1ノードが、第2ノードによって収集された第3ノードの情報を基にして、第2階層に含まれる故障したシンクノードの代わりとなる第4ノードを判定する。
本発明の1実施態様によれば、運用中のコストを増やすことなくネットワークの堅牢性を高めることができる。
図1は、本実施例に係るネットワークの構成を示す図である。 図2は、本実施例に係るネットワークの処理を説明するための図(1)である。 図3は、本実施例に係るネットワークの処理を説明するための図(2)である。 図4は、本実施例に係るネットワークの処理を説明するための図(3)である。 図5は、本実施例に係るネットワークの処理を説明するための図(4)である。 図6は、本実施例に係るネットワークの処理を説明するための図(5)である。 図7は、本実施例に係るネットワークの処理を説明するための図(6)である。 図8は、本実施例に係るネットワークの処理を説明するための図(7)である。 図9は、本実施例に係るネットワークの処理を説明するための図(8)である。 図10は、本実施例に係るネットワークの処理を説明するための図(9)である。 図11は、本実施例に係るネットワークの処理を説明するための図(10)である。 図12は、本実施例に係るネットワークの処理を説明するための図(11)である。 図13は、本実施例に係るネットワークの処理を説明するための図(12)である。 図14は、本実施例に係るノードの構成を示す機能ブロック図である。 図15は、近傍探査報告情報のデータ構造の一例を示す図である。 図16は、管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図17は、本実施例に係るノードの処理手順を示すフローチャート(1)である。 図18は、本実施例に係るノードの処理手順を示すフローチャート(2)である。 図19は、本実施例に係るノードの処理手順を示すフローチャート(3)である。 図20は、本実施例に係るネットワークにおいて故障を検出した場合の処理を示すシーケンス図である。 図21は、通信プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。 図22は、ツリー型のネットワーク構造の一例を説明するための図(1)である。 図23は、ツリー型のネットワーク構造の問題を説明するための図である。 図24は、ツリー型のネットワーク構造の一例を説明するための図(2)である。
以下に、本発明にかかる通信方法、通信プログラムおよび通信システムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例に係るネットワークの構成を示す図である。図1に示すように、このネットワークは、ツリー型のネットワーク構造であり、通信システムの一例である。図1に示すネットワークは、ノード100A,100B,100C,100D,100E,100F,100G,100H,100I,100J,100K,100L,100Mを有する。ここでは図示を省略するが、このネットワークは、ノード100A〜100M以外のノードを有していてもよい。以下の説明において、ノード100A〜ノード100Mをまとめて、適宜、ノード100と表記する。
このノード100A〜100Mのうち、ノード100A,100C,100H,100Lは、シンクノードである。ノード100Aは、ノード100B,100C,100D,100Eとの間で無線通信を行う。ノード100Cは、ノード100A,100F,100G,100H,100Iとの間で無線通信を行う。ノード100Hは、ノード100C,100J,100K,100L,100Mとの間で無線通信を行う。
どのノード100がどのノード100と無線通信を行うのかは、予め管理者に設定されているものとする。また、どのノード100がシンクノードとなるのかは、予め管理者に設定されているものとする。シンクノードは、子ノードから計測情報を受信し、受信した計測情報を、配下のシンクノードに計測情報を送信する。例えば、ノード100Aは、ノード100B,100D,100Eから計測情報を受信し、受信した計測情報を、ノード100Cに送信する。
以下に説明するように、本実施例に係るネットワークは、あるシンクノードに故障が発生した場合に、故障したシンクノードの代わりとなるノードを判定し、ネットワークを再構築する。
続いて、本実施例に係るネットワークの処理の一例について説明する。図2〜図13は、本実施例に係るネットワークの処理を説明するための図である。図2に示すように、ノード100Aは、子ノードとなるノード100B〜100Eと無線通信を実行し、一定回数以上、無線通信に失敗した場合に、該当する子ノードが故障したと判定する。ノード100Aは、故障した子ノードがシンクノードである場合には、ネットワークの再構築を開始する。例えば、ノード100Cが故障した場合には、ノード100Aは、ネットワークの再構築を開始する。
図3の説明に移行する。ノード100Aは、シンクノードの故障を検出した場合には、子ノードに対して「近傍探査依頼情報」を送信する。例えば、ノード100Aは、近傍探査依頼情報50aを、ノード100B,100D,100Eに送信する。この近傍探査依頼情報50aは、子ノードに近傍探査を依頼する情報である。近傍探査依頼情報50aは、送信元ノードを一意に識別する識別情報が含まれる。この識別情報は、送信元ノードのMAC(Media Access Control address)アドレス等に対応する。
図4の説明に移行する。近傍探査依頼を受信したノードは、「近傍探査信号」をブロードキャストする。例えば、ノード100Dは、ノード100Aから近傍探査依頼情報を受信した場合に、近傍探査信号50bをブロードキャストする。この近傍探査信号50bは、送信元ノードを一意に識別する識別情報が含まれる。この識別情報は、送信元ノードのMACアドレス等に対応する。
図5の説明に移行する。近傍探査信号を受信したノードは「近傍探査応答情報」を、近傍探査信号の送信元ノードに送信する。例えば、ノード100Hは、ノード100Dから近傍探査信号を受信した場合には、近傍探査応答情報を、ノード100Dに送信する。この近傍探査応答情報は、送信元ノードを一意に識別する識別情報と、近傍探査応答情報の送信元ノードがシンクノードであるか否かの情報と、近傍探査応答情報の送信元ノードの親ノードを一意に識別する情報を含む。
例えば、ノード100Hがノード100Dに送信する近傍探査応答情報において、送信元ノードの識別情報は、ノード100HのMACアドレスとなる。ノード100Hは、シンクノードであるため、近傍探査応答情報には、ノード100Hがシンクノードである旨の情報が含まれる。また、ノード100Hの親ノードは、ノード100Cであるため、近傍探査応答情報に設定される親ノードの識別情報は、ノード100CのMACアドレスとなる。
近傍探査信号を受信した他のノード100F,100G,100Iも同様にして、近傍探査応答情報50cを、ノード100Dに送信する。ノード100F,100G,100Iは、シンクノードではないため、ノード100F,100G,100Iの送信する近傍探査応答情報50cには、シンクノードでない旨の情報が含まれる。
図6の説明に移行する。近傍探査信号をブロードキャストしたノードは、ブロードキャストしてから一定時間、近傍探査応答情報を受信する。ノードは、受信した近傍探査応答情報を基にして、「近傍探査報告情報」を生成し、生成した近傍探査報告情報を、親ノードに送信する。近傍探査報告情報は、送信元ノードを一意に識別する識別情報と、近傍探査応答情報を送信したノードのリストが含まれる。このリストには、例えば、ノードの識別情報と、該当ノードがシンクノードであるか否かの情報とが対応付けられる。
例えば、ノード100Dは、ノード100F〜100Iから近傍探査応答情報を受信した後に、近傍探査報告情報50dを生成し、ノード100Aに送信する。近傍探査報告情報50dには、送信元ノードの識別情報として、ノード100DのMACアドレスが設定される。また、近傍探査報告情報50dのリストには、ノード100F,100G,100H,100IのMACアドレスが含まれる。リストには、ノード100Hがシンクノードで、ノード100F,100G,100Iがシンクノードではない旨の情報が含まれる。
なお、近傍探査報告情報を親ノードに送信するノードは、自ノードと子ノードとの通信品質の情報を、親ノードに送信する。通信品質は、電波の受信電力(dBm)に対応する。例えば、ノード100Dは、ノード100Dと各子ノード100F〜100Iとの通信品質の情報を、ノード100Aに送信する。ノードは、対象ノードとの間の通信品質をどのような従来技術を用いて計測してもよい。
ノード100Aは、近傍探査報告情報を受信し、近傍探査報告情報を基にして、故障したシンクノードの代わりとなるノードを判定する。例えば、ノード100Aは、下記の第1条件を満たす子ノードを、故障したシンクノードの代わりとなるノードとして判定する。ノード100Aは、第1条件を満たす子ノードが存在しない場合には、第2条件を満たす子ノードを、故障したシンクノードの代わりとなるノードとして判定する。
第1条件は、未接続シンクノードと通信可能で、かつ、未接続シンクノードとの間の通信品質が閾値以上となるノードを、故障したシンクノードの代わりとなるノードとする条件である。ここで、未接続シンクノードは、故障したシンクノードの配下に位置するシンクノードである。例えば、図2に示す例では、故障したシンクノードをノード100Cとすると、ノード100Hが未接続シンクノードとなる。
第2条件は、より多くの未接続ノードと通信可能で、かつ、未接続ノードとの間の通信品質が閾値以上となるノードを、故障したシンクノードの代わりとなるノードとする条件である。ここで、未接続ノードは、故障したシンクノードの配下に位置するノードのうち、シンクノード以外のノードに対応する。図2に示す例では、故障したシンクノードをノード100Cとすると、ノード100F,100G,100Iが未接続ノードとなる。
図7以降の説明では、第1条件を満たすノードが存在する場合の処理と、第1条件を満たすノードが存在しない場合の処理とに分けて説明する。図7〜図9は、ノード100Aが、第1条件を満たすノードが存在すると判定した場合の処理を説明する。図10〜図13は、ノード100Aが、第1条件を満たすノードが存在しないと判定した場合の処理を説明する。
図7の説明に移行する。図7に示す例では、第1条件を満たすノードが存在し、この第1条件を満たすノードをノード100Dとする。ノード100Aは、シンクノード化指示情報50eを、ノード100Dに送信する。このシンクノード化指示情報には、未接続シンクノードの識別情報が含まれる。例えば、未接続シンクノードの識別情報は、未接続シンクノードのMACアドレスに対応する。ノード100Aは、シンクノード化指示情報の未接続シンクノードの識別情報に、ノード100HのMACアドレスを設定する。
図8の説明に移行する。シンクノード化指示情報50eを受信したノードは、自ノードの役割をシンクノードに変更する。ノード100Dは、シンクノード化指示情報50eを受信した場合に、ノード100Dの機能をシンクノードの機能に変更する。ノード100Dは、各通信方式の所定の手続に従って、ノード100F〜100Iと接続することで、ネットワークを構築する。
ここでは一例として、シンクノードとなったノード100Dが、ZigBee(登録商標、以下同等)の手続に従って、ネットワークを構築する場合について説明する。ノード100Dは、ノード100F〜100Iからブロードキャストされるビーコン信号を受信する。ノード100Dは、ネットワーク構築時にこのビーコン信号を受信すると、応答情報をノード100F〜100Iに送信する。ノード100F〜ノード100Iは、応答情報を受信すると、加入要求をノード100Dに送信し、ノード100Dがかかる加入要求を受け付ける。
図9の説明に移行する。図9に示すように、ノード100Dがノード100F〜100Iから加入要求を受け付け、この加入要求を許容することで、ノード100Dと、ノード100F〜100Iとが接続させ、ネットワークが構築させる。
図10の説明に移行する。図10に示す例では、第1条件を満たすノードが存在せず、第2条件を満たすノードのうち、より多くの未接続ノードと通信可能なノードを、ノード100Dとする。ノード100Aは、シンクノード化指示情報50fを、ノード100Dに送信する。第1条件を満たすノードが存在しない場合には、このシンクノード化指示情報には、未接続シンクノードの識別情報が含まれない。
図11の説明に移行する。シンクノード化指示情報50fを受信したノードは、自ノードの役割をシンクノードに変更する。ノード100Dは、シンクノード化指示情報50fを受信した場合に、ノード100Dの機能をシンクノードの機能に変更する。ノード100Dは、各通信方式の所定の手順に従って、ノード100F,100G,100Iと接続することで、ネットワークを構築する。ネットワークを構築する手順は、図8に示したZigBeeと同様である。
図12の説明に移行する。ノード100Dは、図3に示したノード100Aと同様にして、子ノードに対して近傍探査依頼情報50fを送信する。例えば、ノード100Dは、近傍探査依頼情報50fを、ノード100F,100G,100Iに送信する。ノード100Dは、ノード100F,100G,100Iから、近傍探査報告情報を受信する。ノード100Dが、近傍探査依頼情報50fを送信してから、近傍探査報告情報を受信するまでの処理は、図3〜図6で説明した処理に対応する。
ノード100Dは、近傍探査報告情報を受信し、近傍探査報告情報を基にして、シンクノードに設定するノードを判定する。ノード100Dは、上記の第1条件を満たす子ノードを、故障したシンクノードの代わりとなるノードとして判定する。ノード100Aは、第1条件を満たす子ノードが存在しない場合には、第2条件を満たす子ノードを、故障したシンクノードの代わりとなるノードとして判定する。
例えば、第1条件を満たす子ノードが存在し、子ノードをノード100Gとする。この場合には、ノード100Dは、シンクノード化指示情報を、ノード100Gに送信する。
図13の説明に移行する。シンクノード化指示情報を受信したノード100Gは、ノード100Gの役割をシンクノードに変更し、各通信方式の所定の手順に従って、ノード100Hと接続することで、ネットワークを構築する。ノード100Gがネットワークを構築する処理は、図8および図9に示したノード100Dの処理と同様である。
ところで、ノード100は、第1条件を満たすノードが存在しない場合には、第1条件を満たすノードが存在するまで、図10、図11、図12に示した処理を繰り返し実行することで、ネットワークを再構築する。
本実施例に係るノード100は、シンクノードに故障が発生した場合には、図2〜図13に示す処理を実行することで、ネットワークを再構築する。このネットワークを再構築する処理は、ツリー型のネットワーク構造のまま、電波出力を高めることなく実行される処理であるため、運用中のコストを増やすことなくネットワークの堅牢性を高めることができる。
次に、図1〜図13に示した処理を実行するノード100の構成の一例について説明する。図14は、本実施例に係るノードの構成を示す機能ブロック図である。図14に示すように、このノード100は、ハーベスタ101と、バッテリ102と、CU(Communication Unit)103と、センサ104と、入力部110と、表示部120と、記憶部130と、制御部140とを有する。
ハーベスタ101は、外部の物体が発生する熱や振動、RF(Radio Frequency)波等のエネルギーを取得し、取得したエネルギーを電力に変換する装置である。例えば、ハーベスタ101はソーラーパネルに対応する。ハーベスタ101は、電力をバッテリ102に出力する。
バッテリ102は、ハーベスタ101から取得した電力を蓄積する装置である。バッテリ102に蓄積された電力は、図示しないPMU(Power Management Unit)により、ノード100の各処理部に供給される。
CU103は、他のノードと無線通信を行う装置である。CU103は、通信装置に対応する。後述する制御部140は、CU103を介して、他のノードとデータをやり取りする。
センサ104は、ノード100周辺の計測情報を取得するセンサである。例えば、センサ104が計測する計測情報には、ノード100周辺の気温、湿度、土壌の水分含有率等の情報が含まれる。センサ104は、計測情報を制御部140に出力する。
入力部110は、各種の情報をノード100に入力するための入力装置である。例えば、入力部110は、タッチパネルや入力ボタン等に対応する。
表示部120は、制御部140から出力される情報を表示する表示装置である。例えば、表示部120は、タッチパネルや液晶ディスプレイ等に対応する。
記憶部130は、経路情報131と、シンクノード情報132、近傍探査報告情報133、管理テーブル134を有する。記憶部130は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子などの記憶装置に対応する。
経路情報131は、計測情報を送信する先のノードを識別する識別情報を有する。経路情報131は、予め管理者に設定される。また、経路情報131には、自ノード100の配下に接続される子ノードを識別する情報や、自ノード100に接続される親ノードを識別する情報が含まれていてもよい。
シンクノード情報132は、自ノードがシンクノードであるか否かを示す情報を有する。例えば、シンクノード情報132のフラグが「ON」であれば、自ノードはシンクノードとなる。シンクノード情報132のフラグが「OFF」であれば、自ノードはシンクノードではない。
近傍探査報告情報133は、図4、図5で説明したように、自ノード100が近傍探査信号を送信した結果、他のノードから得られる近傍探査応答情報を基に生成される情報である。
図15は、近傍探査報告情報のデータ構造の一例を示す図である。図15に示すように、この近傍探査報告情報は、送信元ノード識別情報と、リスト情報と、受信電力とを有する。送信元ノード識別情報には、自ノード100の識別情報が設定される。リスト情報は、ノード識別情報とシンクノードフラグとを対応付ける。ノード識別情報は、近傍探査応答情報の送信元ノードの識別情報が設定される。シンクノードフラグは、ノード識別情報に対応するノードがシンクノードであるか否かを示す情報である。シンクノードフラグが「ON」であれば、ノード識別情報に対応するノードがシンクノードであることを示す。シンクノードフラグが「OFF」であれば、ノード識別情報に対応するノードがシンクノードでないことを示す。受信電力は、ノード識別情報に対応するノードから送信される信号の受信電力を示す。
管理テーブル134は、図3〜図6で説明したように、自ノード100が近傍探査依頼情報を送信した結果、子ノードから得られる各近傍探査報告情報を保持するテーブルである。図16は、管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図16に示すように、例えば、管理テーブル134には、各近傍探査報告情報134a,134b,134cが含まれる。各近傍探査報告情報に関する説明は、図15において説明した内容と同様である。
制御部140は、計測情報処理部141、故障検出部142、第1再構築処理部143、第2再構築処理部144、第3再構築処理部145、第4再構築処理部146、第5再構築処理部147を有する。制御部140は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積装置に対応する。また、制御部140は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等の電子回路に対応する。
計測情報処理部141は、センサ104から計測情報を取得し、取得した計測情報を送信先のノードに送信する処理部である。送信先のノードは、経路情報131に設定されている。
故障検出部142は、シンクノードに対応する配下の子ノードの故障を検出する処理部である。故障検出部142は、シンクノード情報132を基にして、自ノード100がシンクノードである場合に動作する。故障検出部142の処理は、図2の処理に対応する。
故障検出部142は、シンクノードに対応する配下の子ノードに信号を送信し、ACK信号を得られない場合に、無線通信に失敗したと判定する。故障検出部142は、一定回数以上、無線通信に失敗した場合に、配下のシンクノードの故障を検出する。故障検出部142は、シンクノードの故障を検出した場合には、ネットワーク再構築指示を、第1再構築処理部143に出力する。
第1再構築処理部143は、故障検知部142からネットワーク再構築指示を取得した場合に、近傍探査依頼情報を子ノードに送信する処理部である。第1再構築処理部143の処理は、図3の処理に対応する。
第1再構築処理部143は、近傍探査依頼情報の送信元ノードの識別情報として、自ノード100の識別情報を設定し、子ノードに近傍探査依頼情報を送信する。
第2再構築処理部144は、他のノードから近傍探査依頼情報を受信した場合に、近傍探査信号をブロードキャストする。この近傍探査信号には、送信元ノードを識別する情報が含まれる。第2再構築処理部144は、近傍探査信号をブロードキャストした後に、各ノードから近傍探査応答情報を受信し、受信した近傍探査応答情報を基にして、近傍探査報告情報133を生成する。第2再構築処理部144は、生成した近傍探査報告情報133を、近傍探査依頼情報の送信元ノードに送信する。第2再構築処理部144の処理は、図4、図6に示した処理に対応する。
第3再構築処理部145は、他のノードによりブロードキャストされた近傍探査信号を受信した場合に、近傍探査応答情報を、近傍探査信号の送信元ノードに送信する処理部である。第3再構築処理部145の処理は、図5に示した処理に対応する。
第3再構築処理部145は、近傍探査信号を受信した場合に、自ノード100がシンクノードであるか否かの情報を、近傍探査応答情報に設定する。第3再構築処理部145は、シンクノード情報132を参照し、自ノード100がシンクノードであるか否かを判定する。また、第3再構築処理部145は、近傍探査応答情報に、近傍探査応答情報の送信元ノードを識別する情報と、この送信元ノードの親ノードを識別する情報を設定する。
第4再構築処理部146は、各子ノードから近傍探査報告情報を受信し、受信した近傍探査報告情報を管理テーブル134に登録する。第4再構築処理部146は、管理テーブル134に登録された各近傍探査報告情報を基にして、故障したシンクノードの代わりとなるノードを判定する。
第4再構築処理部146は、管理テーブル134を基にして、第1条件を満たす子ノードが存在するか否かを判定する。以下において、第1条件を満たす子ノードが存在する場合と、存在しない場合に分けて、第4再構築処理部146の処理について説明する。
第1条件を満たす子ノードが存在する場合の処理について説明する。第1条件を満たす子ノードが存在する場合の第4再構築処理部146の処理は、図7の処理に対応する。第4再構築処理部146は、シンクノード化指示情報に、未接続シンクノードの識別情報を設定する。例えば、第1条件を満たす子ノードがノード100Dである場合には、図16に示すように、未接続シンクノードはノード100Hとなる。このため、第4再構築処理部146は、ノード100Dに送信するシンクノード化指示情報に設定する未接続シンクノードの識別情報として、ノード100HのMACアドレスを設定する。第4再構築処理部146は、第1条件を満たす子ノードに、シンクノード化指示情報を送信する。
第4再構築処理部146は、第1条件を満たす子ノードが複数存在する場合には、管理テーブル134を参照し、未接続シンクノードからの受信電力が最も大きい子ノードに対して、シンクノード化指示情報を送信する。
第1条件を満たす子ノードが存在しない場合の処理について説明する。第1条件を満たす子ノードが存在しない場合の第4再構築処理部146の処理は、図10の処理に対応する。第4再構築処理部146は、管理テーブル134を基にして、第2条件を満たすノードのうち、より多くの未接続ノードと通信可能なノードを、特定する。第4再構築処理部146は、特定したノードに対して、シンクノード化指示情報を送信する。第2条件を満たすノードに送信するシンクノード化指示情報には、未接続シンクノードの識別情報が含まれない。
第5再構築処理部147は、他のノードからシンクノード化指示情報を受信した場合に、配下の子ノードとネットワークを構築する処理部である。シンクノード化指示情報に、未接続シンクノードの識別情報が含まれている場合と、含まれていない場合とに分けて、第5再構築処理部147の処理を説明する。
シンクノード化指示情報に、未接続シンクノードの識別情報が含まれている場合について説明する。シンクノード化指示情報に、未接続シンクノードの識別情報が含まれている場合の第5再構築処理部147の処理は、図8、図9の処理に対応する。第5再構築処理部147は、シンクノード化指示情報を取得すると、シンクノード情報132にアクセスし、シンクノード情報のフラグを「ON」に設定することで、自ノード100の機能をシンクノードに変更する。また、第5再構築処理部147は、各通信方式の所定の手続に従って、子ノードと接続することで、ネットワークを構築する。第5再構築処理部147は、構築したネットワークを基にして、経路情報131を更新する。
シンクノード化指示情報に、未接続シンクノードの識別情報が含まれていない場合について説明する。シンクノード化指示情報に、未接続シンクノードの識別情報が含まれていない場合の第5再構築処理部147の処理は、図11、図12の処理に対応する。第5再構築処理部147は、シンクノード情報132にアクセスし、シンクノード情報のフラグを「ON」に設定することで、自ノードの機能をシンクノードに変更する。また、第5再構築処理部147は、各通信方式の所定の手続に従って、子ノードと接続することで、ネットワークを構築する。第5再構築処理部147は、構築したネットワークを基にして、経路情報131を更新する。
続いて、第5再構築処理部147は、近傍探索依頼情報の送信依頼を、第1再構築処理部143に対して行う。近傍探査依頼情報の送信依頼を受け付けた第1再構築処理部143は、近傍探査依頼情報を子ノードに送信する。
次に、本実施例にかかるノード100の処理手順について説明する。図17〜図19は、本実施例に係るノードの処理手順を示すフローチャートである。
図17について説明する。図17に示す処理は、ノード100がシンクノードであり、配下のシンクノードの故障を検出した場合の処理手順である。ノード100の故障検出部142は、配下のシンクノードの故障を検出したか否かを判定する(ステップS101)。
ノード100の故障検出部142は、配下のシンクノードの故障を検出していない場合には(ステップS101,No)、処理を終了する。一方、ノード100の故障検出部142が、配下のシンクノードの故障を検出した場合には(ステップS101,Yes)、ノード100は、ネットワーク再構築処理を実行する。以下において、ネットワーク再構築処理について説明する。
ノード100の第1再構築処理部143は、子ノードに「近傍探査依頼情報」を送信する(ステップS102)。ノード100の第4再構築処理部146は、子ノードから「近傍探査報告情報」を受信する(ステップS103)。第4再構築処理部146は、第1条件を満たす子ノードが存在するか否かを判定する(ステップS104)。
第4再構築処理部146は、第1条件を満たす子ノードが存在する場合には(ステップS104,Yes)、第1条件を満たす子ノードに「シンクノード化指示情報」を送信する(ステップS105)。一方、第4再構築処理部146は、第1条件を満たす子ノードが存在しない場合には(ステップS104,No)、第2条件を満たす子ノードに「シンクノード化指示情報」を送信する(ステップS106)。
図18について説明する。図18に示す処理は、ノード100がシンクノードではなく、他のノードから近傍探査依頼情報を受信した場合の処理手順である。ノード100の第2再構築処理部144は、他のノードから近傍探査依頼情報を受信する(ステップS201)。
第2再構築処理部144は、近傍探査信号をブロードキャストし(ステップS202)、一定時間、近傍探査応答情報を他のノードから受け付ける(ステップS203)。第2再構築処理部144は、近傍探査報告情報を、近傍探査依頼情報の依頼元に送信する(ステップS204)。
図19について説明する。図19に示す処理は、ノード100が、シンクノード化指示情報を受信した場合の処理手順である。ノード100の第5再構築処理部147は、他のノードからシンクノード化指示情報を受信した場合に、自ノード100の役割をシンクノードに変更する(ステップS301)。
第5再構築処理部147は、ネットワーク構築処理を行う(ステップS302)。第5再構築処理部147は、未接続シンクノードと接続したか否かを判定する(ステップS303)。第5再構築処理部147は、未接続シンクノードと接続した場合には(ステップS303,Yes)、処理を終了する。
一方、未接続シンクノードと接続していない場合には(ステップS303,No)、ノード100は、ネットワーク再構築処理を実行する(ステップS304)。ステップS304のネットワーク再構築処理は、図17のステップS110に示したネットワーク再構築処理に対応する。
図20は、本実施例に係るネットワークにおいて故障を検出した場合の処理を示すシーケンス図である。図20では一例として、シンクノードのノード100Cに故障が発生したものとする。また、図20の処理では、説明の便宜上、ノード100A,100B,100D,100Hを用いて説明するが、他のノードも含まれる。
図20に示すように、ノード100Aは、シンクノードの故障を検出する(ステップS401)。ノード100Aは、近傍探査依頼情報をブロードキャストする(ステップS402)。
ノード100Bは、ノード100Aから近傍探査依頼情報を受信する(ステップS403)。ノード100Bは、近傍探査信号をブロードキャストし(ステップS404)、他のノードから近傍探査応答情報を受信する(ステップS405)。ノード100Bは、近傍探査報告情報をノード100Aに通知する(ステップS406)。
ノード100Cは、ノード100Aから近傍探査依頼情報を受信する(ステップS407)。ノード100Cは、近傍探査信号をブロードキャストする(ステップS408)。ノード100Hは、近傍探査信号を受信する(ステップS409)。ノード100Hは、近傍探査応答情報を送信する(ステップS410)。
ノード100Dは、近傍探査応答を受信する(ステップS411)。ノード100Dは、近傍探査報告情報をノード100Aに通知する(ステップS412)。
ノード100Aは、子ノードから近傍探査報告情報を受信する(ステップS413)。ノード100Aは、シンクノード化させる子ノードを判定する(ステップS414)。ノード100Aは、シンクノード化指示情報を、ノード100Dに送信する(ステップS415)。
ノード100Dは、シンクノード化指示情報をノード100Aから受信する(ステップS416)。ノード100Dは、ノード100Hと他の子ノードとの間でネット構築を行う(ステップS417)。
図20に示したS401〜417の処理が実行されることで、シンクノードの故障を検出した場合でも、ネットワークを再構築することができる。
次に、本実施例に係るネットワークの効果について説明する。ノード100は、配下のシンクノードの故障を検出した場合に、近傍探査依頼情報を各子ノードに送信することで、各子ノードから近傍探査報告情報を受信する。ノード100は、係る近傍探査報告情報を基にして、故障したシンクノードの代わりとなる最適な子ノードを特定して、特定した子ノードにシンクノード化指示情報を送信して、シンクノード化させ、ネットワークを再構築する。このように、本実施例では、ツリー型のネットワーク構造のまま、各ノードの電波出力を高めなくても、ネットワークを構築できるため、運用コストを増やすことなくネットワークの堅牢性を高めることができる。
また、本実施例に係るノード100は、各子ノードから近傍探査報告情報を受信し、未接続シンクノードと通信可能で、かつ、未接続シンクノードとの間の通信品質が閾値以上となる子ノードを、故障したシンクノードの代わりとなるノードと判定する。このため、シンクノードに指定したノードと、未接続シンクノードとを優先して接続することで、ネットワークの再構築処理を効率的に実行することができる。
また、本実施例に係るノード100は、未接続シンクノードと通信する子ノードが存在しない場合には、より多くの未接続ノードと通信可能で、かつ、未接続ノードとの間の通信品質が閾値以上となる子ノードを、故障したシンクノードの代わりとなるノードとする。このため、ある一定以上の通信品質の保てる最適な子ノードをシンクノードに設定することができる。
次に、上記実施例に示したノード100と同様の機能を実現する通信プログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。図21は、通信プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図21に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU201と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置202とを有する。コンピュータ200は、各種の計測情報を計測するセンサ203、他のノードと通信を行うCU204を有する。コンピュータ200は、バッテリ206およびハーベスタ207を制御するPMU205を有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するRAM208と、記憶装置209とを有する。そして、各装置201〜209は、バス210に接続される。
記憶装置209は、通信プログラム209aを有する。CPU201は、通信プログラム209aを読み出してRAM206に展開する。通信プログラム209aは、通信プロセス208aとして機能する。
例えば、通信プロセス208aの処理は、計測情報処理部141、故障検出部142、第1再構築処理部143、第2再構築処理部144、第3再構築処理部145、第4再構築処理部146、第5再構築処理部147に対応する。
なお、通信プログラム209aは、必ずしも最初から記憶装置209に記憶させておかなくても良い。例えば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に通信プログラム209aを記憶させておく。そして、コンピュータ200が通信プログラム209aを読み出して実行するようにしてもよい。
100A,100B,100C,100D,100E,100F,100G,100H,100I,100J,100K,100L,100M ノード

Claims (4)

  1. 第1階層に含まれる第1ノードが、前記第1階層の下位の階層となる第2階層に含まれるシンクノードに故障が発生したか否かを判定し、
    前記第1ノードが、前記シンクノードに故障が発生したと判定した場合に、前記第2階層の下位の階層となる第3階層に含まれる第3ノードの情報の収集依頼を前記第2階層に含まれる第2ノードに対して行い、
    前記第1ノードが、前記第2ノードによって収集された前記第3ノードの情報を基にして、前記第3階層のシンクノードと通信可能な第2ノードが存在しない場合に、通信可能な第3ノードの数に応じて、前記故障したシンクノードの代わりとなる第4ノードを判定する
    処理を実行することを特徴とする通信方法。
  2. 前記第4ノードを判定する処理は、前記第3ノードの情報を基にして、前記第3階層のシンクノードと通信可能で、前記シンクノードとの間の通信品質が閾値以上となる第2ノードを、前記故障したシンクノードの代わりとなる第4ノードとして判定することを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  3. コンピュータに、
    前記コンピュータの属する第1階層の下位の階層となる第2階層に含まれるシンクノードに故障が発生したか否かを判定し、
    前記シンクノードに故障が発生したと判定した場合に、前記第2階層の下位の階層となる第3階層に含まれる第3ノードの情報の収集依頼を前記第2階層に含まれる第2ノードに対して行い、
    前記第2ノードによって収集された前記第3ノードの情報を基にして、前記第3階層のシンクノードと通信可能な第2ノードが存在しない場合に、通信可能な第3ノードの数に応じて、前記故障したシンクノードの代わりとなる第4ノードを判定する
    処理を実行させることを特徴とする通信プログラム。
  4. 第1階層に含まれる第1ノードが、前記第1階層の下位の階層となる第2階層に含まれるシンクノードに故障が発生したか否かを判定し、
    前記第1ノードが、前記シンクノードに故障が発生したと判定した場合に、前記第2階層の下位の階層となる第3階層に含まれる第3ノードの情報の収集依頼を前記第2階層に含まれる第2ノードに対して行い、
    前記第1ノードが、前記第2ノードによって収集された前記第3ノードの情報を基にして、前記第3階層のシンクノードと通信可能な第2ノードが存在しない場合に、通信可能な第3ノードの数に応じて、前記故障したシンクノードの代わりとなる第4ノードを判定する
    ことを特徴とする通信システム。
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