JP6384089B2 - 部品搬送装置、部品搬送方法、及びプログラム - Google Patents
部品搬送装置、部品搬送方法、及びプログラムInfo
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Description
前記第1視点の変形として、部品を保持する保持部と、前記部品に関する情報に基づいて、前記保持部が前記部品を保持する力、搬送時に前記部品が受ける空気抵抗及び慣性力に応じて、搬送時における前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する加速度・速度決定部と、前記加速度・速度決定部が決定した加速度及び速度のうちの少なくとも一方に応じて、前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を制御して、前記保持部で保持された前記部品を搬送する搬送部と、前記部品に関する情報に基づいて、搬送時に前記部品が受ける空気抵抗に応じて、搬送時における前記部品の姿勢を決定する姿勢決定部と、前記姿勢決定部が決定した姿勢に応じて、前記保持部で保持された前記部品の姿勢を制御する姿勢制御部と、を備え、前記加速度・速度決定部は、式1を満たすように前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定し、前記姿勢決定部は、式1を満たす加速度及び速度のうちの少なくとも一方が得られないことに応答して、前記投影面積がより小さくなるように前記部品の姿勢を決定する部品搬送装置が提供される。[式1]a<{μ(F−mg)−αv 2 S}/mここで、Sは前記部品の搬送方向に対する前記部品の投影面積であり、μは前記保持部と前記部品との間の摩擦係数であり、Fは前記保持部による前記部品の保持力であり、mは前記部品の質量であり、aは前記部品の搬送時の加速度であり、αは定数であり、vは前記部品の搬送時の速度である。
前記第2視点の変形として、部品を保持する工程と、前記部品に関する情報に基づいて、前記部品が保持される力、前記部品の搬送時に前記部品が受ける空気抵抗及び慣性力に応じて、搬送における少なくとも一部の前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程と、前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程において決定された前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方に従い、前記部品を搬送する工程と、前記部品の搬送時に前記部品が受ける空気抵抗がより小さくなるように、搬送における少なくとも一部の前記部品の姿勢を決定する工程と、前記部品の姿勢を決定する工程において決定された前記部品の姿勢に応答して、前記部品の姿勢を制御する工程と、を含み、前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程は、式2を満たすように前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定し、前記姿勢を決定する工程は、式2を満たす加速度及び速度のうちの少なくとも一方が得られないことに応答して、前記投影面積がより小さくなるように前記部品の姿勢を決定する、部品搬送方法が提供される。[式2]ma+αv 2 S<μ(F 1 −mg)ここで、Sは前記部品の搬送方向に対する前記部品の投影面積であり、μは前記部品の保持に関する摩擦係数であり、Fは前記部品の保持力であり、mは前記部品の質量であり、aは前記部品の搬送時の加速度であり、αは定数であり、vは前記部品の搬送時の速度である。
前記第3視点の変形として、部品搬送装置に、部品を保持する工程と、前記部品に関する情報に基づいて、前記部品が保持される力、前記部品の搬送時に前記部品が受ける空気抵抗及び慣性力に応じて、搬送における少なくとも一部の前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程と、前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程において決定された前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方に従い、前記部品を搬送する工程と、前記部品の搬送時に前記部品が受ける空気抵抗がより小さくなるように、搬送における少なくとも一部の前記部品の姿勢を決定する工程と、前記部品の姿勢を決定する工程において決定された前記部品の姿勢に応答して、前記部品の姿勢を制御する工程と、を実行させ、前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程は、式3を満たすように前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定し、前記姿勢を決定する工程は、式3を満たす加速度及び速度のうちの少なくとも一方が得られないことに応答して、前記投影面積がより小さくなるように前記部品の姿勢を決定する、プログラムが提供される。[式3]ma+αv 2 S<μ(F 1 −mg)ここで、Sは前記部品の搬送方向に対する前記部品の投影面積であり、μは前記部品の保持に関する摩擦係数であり、Fは前記部品の保持力であり、mは前記部品の質量であり、aは前記部品の搬送時の加速度であり、αは定数であり、vは前記部品の搬送時の速度である。
ma+αv2S<μ(F1−mg) (1)
6a+1.28v2<70.6 (2)
6a+0.64v2<70.6 (3)
v<2.88m/s (4)
v<4.07m/s (5)
ma+F2<F3 (6)
摩擦力F3は、摩擦係数μと、吸引力F1151と、重力により部品110に働く力mg152とにより決定されるため、式(7)を満たす必要がある。
ma+F2<μ(F1−mg) (7)
搬送時の空気抵抗により部品110に働く力は、搬送速度v及び部品110を搬送方向に投影することで得られる面積Sに比例すると考えられる。すなわち、上記式(1)を満たす必要がある。
S<0.66×10−6 (8)
部品を保持する保持部と、
前記保持部で保持された前記部品を搬送する搬送部と、を備え、
前記搬送部は、前記保持部が前記部品を保持する力、搬送時に前記部品が受ける空気抵抗及び慣性力に応じて、前記保持部で保持された前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を制御する、部品搬送装置。
[付記2]
前記部品に関する情報に基づいて、前記保持部が前記部品を保持する力、搬送時に前記部品が受ける空気抵抗及び慣性力に応じて、搬送時における前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する加速度・速度決定部をさらに備え、
前記搬送部は、前記加速度・速度決定部が決定した加速度及び速度のうちの少なくとも一方に応じて、前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を制御する、付記に記載の部品搬送装置。
[付記3]
前記部品に関する前記情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記加速度・速度決定部は、前記記憶部からの前記情報に基づいて、前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する、付記に記載の部品搬送装置。
[付記4]
前記加速度・速度決定部は、式1を満たすように前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する、付記に記載の部品搬送装置:
[式1]
ma+αv2S<μ(F1−mg)
ここで、Sは前記部品の搬送方向に対する前記部品の投影面積であり、μは前記保持部と前記部品との間の摩擦係数であり、Fは前記保持部による前記部品の保持力であり、mは前記部品の質量であり、aは前記部品の搬送時の加速度であり、αは定数であり、vは前記部品の搬送時の速度である。
[付記5]
加速度・速度決定部は、予め定められた設定加速度及び速度のうちの少なくとも一方が式1を満たすことに応答して、前記設定加速度及び速度のうちの少なくとも一方を搬送時の加速度及び速度のうちの少なくとも一方に決定し、
前記設定加速度及び速度のうちの少なくとも一方が式1を満たさないことに応答して、式1を満たすように前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を設定する、付記に記載の部品搬送装置。
[付記6]
前記加速度・速度決定部は、前記部品の搬送時間がより短くなるように加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する、付記に記載の部品搬送装置。
[付記7]
前記部品に関する情報に基づいて、搬送時に前記部品が受ける空気抵抗に応じて、搬送時における前記部品の姿勢を決定する姿勢決定部と、
前記姿勢決定部が決定した姿勢に応じて、前記保持部で保持された前記部品の姿勢を制御する姿勢制御部と、をさらに備える付記に記載の部品搬送装置。
[付記8]
前記姿勢決定部は、前記搬送方向に対する前記部品の投影面積がより小さくなるように前記部品の姿勢を決定する、付記に記載の部品搬送装置。
[付記9]
前記姿勢決定部は、式1を満たす加速度及び速度のうちの少なくとも一方が得られないことに応答して、前記投影面積がより小さくなるように前記部品の姿勢を決定する、付記に記載の部品搬送装置。
[付記10]
前記姿勢決定部は、前記部品の搬送時間がより短くなるように前記部品の姿勢を決定する、付記に記載の部品搬送装置。
[付記11]
前記部品の前記情報を取得する情報取得部をさらに備え、
前記姿勢決定部は、前記情報取得部からの前記情報に基づいて、前記部品の姿勢を決定する、付記に記載の部品搬送装置。
[付記12]
前記姿勢決定部は、前記記憶部からの前記情報に基づいて、前記部品の姿勢を決定する、付記に記載の部品搬送装置。
[付記13]
前記姿勢決定部は、前記搬送方向に面する前記部品の辺の長さに応じて前記部品の姿勢を決定する、付記に記載の部品搬送装置。
[付記14]
前記姿勢決定部は、前記姿勢制御部によって対応可能な前記部品の姿勢から、前記部品の辺のうちより短い辺が前記搬送方向に面するように前記部品の姿勢を決定する、付記に記載の部品搬送装置。
[付記15]
前記姿勢決定部は、前記搬送部及び前記保持部に関連する情報を基に、式1を満たす前記部品の姿勢を決定する、付記に記載の部品搬送装置:
[式1]
ma+αv2S<μ(F1−mg)
ここで、Sは前記部品の搬送方向に対する前記部品の投影面積であり、μは前記保持部と前記部品との間の摩擦係数であり、Fは前記保持部による前記部品の保持力であり、mは前記部品の質量であり、aは前記部品の搬送時の加速度であり、αは定数であり、vは前記部品の搬送時の速度である。
[付記16]
前記式1を満たすSが得られないことに応じて、前記搬送部は、前記加速度及び前記速度のうちの少なくとも1つを前記式1を満たすように変更する、付記に記載の部品搬送装置。
[付記17]
前記加速度・速度決定部は、式1を満たす投影面積が得られないことに応答して、式1を満たすように前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方のうちの少なくとも一方を決定する、付記に記載の部品搬送装置。
[付記18]
前記加速度・速度決定部及び前記姿勢決定部は、式1を満たすように前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方並びに姿勢を決定する、付記に記載の部品搬送装置。
[付記19]
前記部品の外形に関する情報及び前記部品の搬送軌道に関する情報を記憶する記憶部をさらに備える、付記に記載の部品搬送装置。
[付記20]
前記姿勢決定部は、前記搬送部又は前記保持部から前記部品の搬送時の前記加速度及び前記速度に関する情報を入手する、付記に記載の部品搬送装置。
[付記21]
前記姿勢制御部は、前記部品を回転させて前記部品の姿勢を制御する付記に記載の部品搬送装置。
[付記22]
前記情報取得部は前記部品を撮像するカメラである、付記に記載の部品搬送装置。
[付記23]
付記いずれか一に記載の部品搬送装置を備える、前記部品を備える電子装置を製造する装置。
[付記24]
部品を保持する工程と、
前記部品が保持される力、前記部品の搬送時に前記部品が受ける空気抵抗及び慣性力に応じて、搬送における少なくとも一部の前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を制御して、前記部品を搬送する工程と、
を含む部品搬送方法。
[付記25]
前記部品が保持される力、前記部品の搬送時に前記部品が受ける空気抵抗及び慣性力に応じて、搬送における少なくとも一部の前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程をさらに含み、
前記部品を搬送する工程は、前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程において決定された前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方に従い、前記部品を搬送する、付記に記載の部品搬送方法。
[付記26]
前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程は、式2を満たすように前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する、付記に記載の部品搬送方法:
[式2]
ma+αv2S<μ(F1−mg)
ここで、Sは前記部品の搬送方向に対する前記部品の投影面積であり、μは前記部品の保持に関する摩擦係数であり、Fは前記部品の保持力であり、mは前記部品の質量であり、aは前記部品の搬送時の加速度であり、αは定数であり、vは前記部品の搬送時の速度である。
[付記27]
前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程は、前記部品の搬送時間がより短くなるように加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する、付記に記載の部品搬送方法。
[付記28]
前記部品の搬送時に前記部品が受ける空気抵抗がより小さくなるように、搬送における少なくとも一部の前記部品の姿勢を決定する工程と、
前記部品の姿勢を決定する工程において決定された前記部品の姿勢に応答して、前記部品の姿勢を制御する工程と、をさらに含む、付記に記載の部品搬送方法。
[付記29]
前記部品の搬送方向に対する前記部品の投影面積がより小さくなるように前記部品の姿勢を決定する、付記に記載の部品搬送方法。
[付記30]
前記部品の搬送方向に対する前記部品の投影面積がより小さくなるように、搬送における少なくとも一部の前記部品の姿勢を決定する工程と、
前記部品の姿勢を決定する工程において決定された前記部品の姿勢に従い、前記部品の姿勢を制御する工程と、をさらに含む、付記に記載の部品搬送方法。
[付記31]
前記加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程は、予め定められた設定加速度及び速度のうちの少なくとも一方が式1を満たすことに応答して、前記設定加速度及び速度のうちの少なくとも一方を搬送時の加速度及び速度のうちの少なくとも一方に決定し、
前記設定加速度及び速度のうちの少なくとも一方が式1を満たさないことに応答して、式1を満たすように前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する、付記に記載の部品搬送方法。
[付記32]
前記姿勢を決定する工程は、式1を満たす加速度及び速度のうちの少なくとも一方が得られないことに応答して、前記投影面積がより小さくなるように前記部品の姿勢を決定する、付記に記載の部品搬送方法。
[付記33]
前記姿勢を決定する工程は、前記部品の搬送時間がより短くなるように前記部品の姿勢を決定する、付記に記載の部品搬送方法。
[付記34]
前記部品の姿勢に関する情報を取得する工程をさらに含み、
前記部品の姿勢を決定する工程は、前記情報に応じて前記部品の姿勢を制御する、付記に記載の部品搬送方法。
[付記35]
前記部品の姿勢を制御する工程は、前記部品の外形に関する情報、及び前記部品の搬送に関する情報に応じて前記部品の姿勢を決定する、付記に記載の部品搬送方法。
[付記36]
前記部品の姿勢を決定する工程は、式2を満たすように前記部品の姿勢を決定する、付記に記載の部品搬送方法:
[式2]
ma+αv2S<μ(F1−mg)
ここで、Sは前記部品の搬送方向に対する前記部品の投影面積であり、μは前記部品を保持に関する摩擦係数であり、Fは前記部品の保持力であり、mは前記部品の質量であり、aは前記部品の搬送時の加速度であり、αは定数であり、vは前記部品の搬送時の速度である。
[付記37]
前記式2を満たす前記投影面積が得られないことに応じて、前記加速度及び前記速度のうちの少なくとも1つを、前記式2を満たすように変更する、付記に記載の部品搬送方法。
[付記38]
部品搬送装置に、
部品を保持する工程と、
前記部品が保持される力、前記部品の搬送時に前記部品が受ける空気抵抗及び慣性力に応じて、搬送における少なくとも一部の前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を制御して、前記部品を搬送する工程と、
を実行させるためのプログラム。
[付記39]
部品搬送装置に、
前記部品が保持される力、前記部品の搬送時に前記部品が受ける空気抵抗及び慣性力に応じて、搬送における少なくとも一部の前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程をさらに実行させ、
前記部品を搬送する工程は、前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程において決定された前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方に従い、前記部品を搬送する、付記に記載のプログラム。
[付記40]
前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程は、式3を満たすように前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する、付記に記載のプログラム:
[式3]
ma+αv2S<μ(F1−mg)
ここで、Sは前記部品の搬送方向に対する前記部品の投影面積であり、μは前記部品の保持に関する摩擦係数であり、Fは前記部品の保持力であり、mは前記部品の質量であり、aは前記部品の搬送時の加速度であり、αは定数であり、vは前記部品の搬送時の速度である。
[付記41]
前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程は、前記部品の搬送時間がより短くなるように加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する、付記に記載のプログラム。
[付記42]
部品搬送装置に、
前記部品の搬送時に前記部品が受ける空気抵抗がより小さくなるように、搬送における少なくとも一部の前記部品の姿勢を決定する工程と、
前記部品の姿勢を決定する工程において決定された前記部品の姿勢に応答して、前記部品の姿勢を制御する工程と、をさらに実行させるための、付記に記載のプログラム。
[付記43]
前記部品の搬送方向に対する前記部品の投影面積がより小さくなるように前記部品の姿勢を決定する、付記に記載のプログラム。
[付記44]
部品搬送装置に、
前記部品の搬送方向に対する前記部品の投影面積がより小さくなるように、搬送における少なくとも一部の前記部品の姿勢を決定する工程と、
前記部品の姿勢を決定する工程において決定された前記部品の姿勢に従い、前記部品の姿勢を制御する工程と、をさらに実行させるための、付記に記載のプログラム。
[付記45]
前記加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程は、予め定められた設定加速度及び速度のうちの少なくとも一方が式1を満たすことに応答して、前記設定加速度及び速度のうちの少なくとも一方を搬送時の加速度及び速度のうちの少なくとも一方に決定し、
前記設定加速度及び速度のうちの少なくとも一方が式1を満たさないことに応答して、式1を満たすように前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する、付記に記載のプログラム。
[付記46]
前記姿勢を決定する工程は、式1を満たす加速度及び速度のうちの少なくとも一方が得られないことに応答して、前記投影面積がより小さくなるように前記部品の姿勢を決定する、付記に記載のプログラム。
[付記47]
前記姿勢を決定する工程は、前記部品の搬送時間がより短くなるように前記部品の姿勢を決定する、付記に記載のプログラム。
[付記48]
部品搬送装置に、
前記部品の姿勢に関する情報を取得する工程をさらに実行させ、
前記部品の姿勢を決定する工程は、前記情報に応じて前記部品の姿勢を制御する、付記に記載のプログラム。
[付記49]
前記部品の姿勢を制御する工程は、前記部品の外形に関する情報、及び前記部品の搬送に関する情報に応じて前記部品の姿勢を決定する、付記に記載のプログラム。
[付記50]
前記部品の姿勢を決定する工程は、式3を満たすように前記部品の姿勢を決定する、付記に記載のプログラム:
[式3]
ma+αv2S<μ(F1−mg)
ここで、Sは前記部品の搬送方向に対する前記部品の投影面積であり、μは前記部品の保持に関する摩擦係数であり、Fは前記部品の保持力であり、mは前記部品の質量であり、aは前記部品の搬送時の加速度であり、αは定数であり、vは前記部品の搬送時の速度である。
[付記51]
前記式3を満たす前記投影面積が得られないことに応じて、前記加速度及び速度のうちの少なくとも一方及び前記速度のうちの少なくとも1つを、前記式3を満たすように変更する、付記に記載のプログラム。
101 搬送部
102 保持部
110 部品
111 短辺
112 長辺
120 搬送方向
140 部品
141 辺
142 角部
151 保持力(例えば吸引力)
152 重力により作用する力
153 摩擦力
154 空気抵抗により作用する力
155 加速により作用する力(慣性力)
201 加速度・速度決定部
202 記憶部
301 姿勢決定部
302 姿勢制御部
401 情報取得部
Claims (5)
- 部品を保持する保持部と、
前記部品に関する情報に基づいて、前記保持部が前記部品を保持する力、搬送時に前記部品が受ける空気抵抗及び慣性力に応じて、搬送時における前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する加速度・速度決定部と、
前記加速度・速度決定部が決定した加速度及び速度のうちの少なくとも一方に応じて、前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を制御して、前記保持部で保持された前記部品を搬送する搬送部と、
前記部品に関する情報に基づいて、搬送時に前記部品が受ける空気抵抗に応じて、搬送時における前記部品の姿勢を決定する姿勢決定部と、
前記姿勢決定部が決定した姿勢に応じて、前記保持部で保持された前記部品の姿勢を制御する姿勢制御部と、
を備え、
前記加速度・速度決定部は、式1を満たすように前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定し、
前記姿勢決定部は、式1を満たす加速度及び速度のうちの少なくとも一方が得られないことに応答して、前記投影面積がより小さくなるように前記部品の姿勢を決定する部品搬送装置:
[式1]
a<{μ(F−mg)−αv 2 S}/m
ここで、Sは前記部品の搬送方向に対する前記部品の投影面積であり、μは前記保持部と前記部品との間の摩擦係数であり、Fは前記保持部による前記部品の保持力であり、mは前記部品の質量であり、aは前記部品の搬送時の加速度であり、αは定数であり、vは前記部品の搬送時の速度である。 - 前記部品に関する前記情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記加速度・速度決定部は、前記記憶部からの前記情報に基づいて、前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する、請求項1に記載の部品搬送装置。 - 前記姿勢決定部は、前記搬送方向に対する前記部品の投影面積がより小さくなるように前記部品の姿勢を決定する、請求項1又は2に記載の部品搬送装置。
- 部品を保持する工程と、
前記部品に関する情報に基づいて、前記部品が保持される力、前記部品の搬送時に前記部品が受ける空気抵抗及び慣性力に応じて、搬送における少なくとも一部の前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程と、
前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程において決定された前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方に従い、前記部品を搬送する工程と、
前記部品の搬送時に前記部品が受ける空気抵抗がより小さくなるように、搬送における少なくとも一部の前記部品の姿勢を決定する工程と、
前記部品の姿勢を決定する工程において決定された前記部品の姿勢に応答して、前記部品の姿勢を制御する工程と、
を含み、
前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程は、式2を満たすように前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定し、
前記姿勢を決定する工程は、式2を満たす加速度及び速度のうちの少なくとも一方が得られないことに応答して、前記投影面積がより小さくなるように前記部品の姿勢を決定する、
部品搬送方法:
[式2]
ma+αv 2 S<μ(F 1 −mg)
ここで、Sは前記部品の搬送方向に対する前記部品の投影面積であり、μは前記部品の保持に関する摩擦係数であり、Fは前記部品の保持力であり、mは前記部品の質量であり、aは前記部品の搬送時の加速度であり、αは定数であり、vは前記部品の搬送時の速度である。 - 部品搬送装置に、
部品を保持する工程と、
前記部品に関する情報に基づいて、前記部品が保持される力、前記部品の搬送時に前記部品が受ける空気抵抗及び慣性力に応じて、搬送における少なくとも一部の前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程と、
前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程において決定された前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方に従い、前記部品を搬送する工程と、
前記部品の搬送時に前記部品が受ける空気抵抗がより小さくなるように、搬送における少なくとも一部の前記部品の姿勢を決定する工程と、
前記部品の姿勢を決定する工程において決定された前記部品の姿勢に応答して、前記部品の姿勢を制御する工程と、
を実行させ、
前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定する工程は、式3を満たすように前記部品の加速度及び速度のうちの少なくとも一方を決定し、
前記姿勢を決定する工程は、式3を満たす加速度及び速度のうちの少なくとも一方が得られないことに応答して、前記投影面積がより小さくなるように前記部品の姿勢を決定する、
プログラム:
[式3]
ma+αv 2 S<μ(F 1 −mg)
ここで、Sは前記部品の搬送方向に対する前記部品の投影面積であり、μは前記部品の保持に関する摩擦係数であり、Fは前記部品の保持力であり、mは前記部品の質量であり、aは前記部品の搬送時の加速度であり、αは定数であり、vは前記部品の搬送時の速度である。
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