JP6383279B2 - 電子レンジの除菌方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子レンジ用除菌剤に関する。
電子レンジは、水分を含む食品などにマイクロ波を照射して加熱する調理器具であり、電子レンジのテーブル(ターンテーブルまたはフラットテーブル)や内壁面などの庫内は、照射されるマイクロ波によって微生物が死滅するため、微生物が生育しにくい環境であると考えられている。そのため、電子レンジの庫内は、飛散した食品汚れを水拭きや乾拭きしたり、あるいは特許文献1に記載のような洗浄剤を電子レンジの庫内に噴霧して拭き取ったりするだけであり、積極的に除菌や殺菌処理が行われることはほとんどない。
ところが、本発明者らは、電子レンジを600Wで3分間使用した後であっても、死滅しない微生物が存在することを発見し(後述の参考例および実施例を参照)、その微生物が一般的な除菌成分であるエタノール、塩化セチルピリジニウム、乳酸、塩化ベンゼトニウムなどでは除菌できないことを確認した。また、本発明者らは、マイクロ波の照射によって死滅しない微生物の同定を行い、セレウス菌や枯草菌などのバチルス属の菌であることを見出した。バチルス属の菌は、生育が困難である過酷な条件下においても芽胞を形成することが知られており、芽胞を形成した菌は、乾燥、高低温、薬剤などに対して強い抵抗性を有し、容易に除去できないとされている。特に、バチルス属の中でもセレウス菌は食中毒の原因菌であるため、調理器具である電子レンジも、積極的に除菌や殺菌処理を行うことが推奨される。
しかし、上記のように、微生物が生育しにくい環境と考えられていたため、電子レンジの除菌を目的とした商品は存在せず、さらに除菌が困難であるバチルス属の菌に有効な電子レンジの除菌処理を行う技術が存在しないのが現状である。
特開平8−60190号公報
本発明の課題は、電子レンジの庫内、特に食品を置くテーブルに生育するバチルス属の菌を除菌できる電子レンジ用除菌剤を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決するべく鋭意検討を行った結果、以下の構成からなる解決手段を見出し、本発明を完成するに至った。
(1)被膜形成剤と水とを含むことを特徴とする電子レンジ用除菌剤。
(2)前記被膜形成剤がデンプンまたはその加工物である上記(1)に記載の電子レンジ用除菌剤。
(3)抗菌剤をさらに含む上記(1)または(2)に記載の電子レンジ用除菌剤。
(4)被膜形成剤と水とを含む混合液を、電子レンジの少なくともテーブル上に塗布する工程と、電子レンジの使用により、塗布面に前記混合液の乾燥被膜を形成させる工程と、形成された乾燥被膜を塗布面から剥離する工程とを含むことを特徴とする電子レンジの除菌方法。
本発明の電子レンジ用除菌剤によれば、被膜形成剤と水とを用いて、電子レンジの庫内、特に食品を置くテーブルに生育するバチルス属の菌を除菌することができるという効果がある。
実施例2、比較例2およびコントロールにおいて、10倍に希釈した培養液を用いた試験におけるSCD寒天培地を示す写真である。
本発明の電子レンジ用除菌剤は、被膜形成剤と水とを含む。本明細書において、「被膜形成剤」とは、例えば、水に溶解あるいは分散させて加熱すると、糊化あるいはゲル化して固化(被膜化)する物質を意味する。
このような被膜形成剤としては、例えば、デンプンまたはその加工物(加工デンプン)、ペクチン、グアーガム、キサンタンガム、タマリンドガム、カラギーナン、ローカストビーンガムなどの多糖類が挙げられる。これらの中でも、加熱すると十分な粘性を有するため保温効果が高く、そのため殺菌性に優れ、しかも糊化による粘着力にも優れる点で、デンプンが好ましい。デンプンとしては、例えば、片栗粉、葛粉、コーンスターチ、馬鈴薯デンプン、タピオカデンプン、甘藷デンプン、わらびデンプン、ライススターチ、緑豆デンプン、サゴデンプンなどが挙げられる。
また、加工デンプンとしては、アセチル化アジピン酸架橋デンプン、アセチル化リン酸架橋デンプン、酢酸デンプン、酸化デンプン、ヒドロキシプロピルデンプンなどが挙げられる。被膜形成剤は1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。被膜形成剤は、電子レンジ用除菌剤中に、好ましくは10〜80質量%、より好ましくは25〜60質量%の割合で含まれる。
本発明の電子レンジ用除菌剤は、マイクロ波の照射による加熱が必要なため、水を含むことが必須である。水は、電子レンジ用除菌剤中に、好ましくは20〜90質量%、より好ましくは40〜75質量%の割合で含まれる。さらに、本発明の電子レンジ用除菌剤には、水以外に、エタノール、プロパノールなどのアルコール類;グリコールなどのポリオール類などの溶剤が含まれていてもよい。
本発明の電子レンジ用除菌剤は、さらに抗菌剤を含有していてもよい。抗菌剤を用いることによって、電子レンジ庫内の菌をより効率的に除菌することができる。抗菌剤は特に限定されず、例えば、エニルコナゾール、オルトフェニルフェノール、オルトフェニルフェノールナトリウム、チアベンダゾール、フルジオキソニルなどが挙げられる。これらの中でも、加熱によって揮散するものが好ましく、加熱によって揮散する抗菌剤を含むことにより、電子レンジの庫内の天面や内壁面も除菌される。抗菌剤は、1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。抗菌剤は、電子レンジ用除菌剤中に、好ましくは0.01〜10質量%、より好ましくは0.1〜5質量%の割合で用いられる。
さらに、本発明の電子レンジ用除菌剤には、本発明の効果を阻害しない範囲で、例えば、香料、消臭剤、分散剤、糊剤などの添加剤が含まれていてもよい。
次に、本発明の電子レンジ用除菌剤を用いた除菌方法を説明する。まず、被膜形成剤および水(必要に応じて抗菌剤や添加剤)を含む電子レンジ用除菌剤を準備し、被膜形成剤を水と混合して、溶解または分散させる。次に、電子レンジ床面のテーブル(例えばターンテーブル)、さらに必要に応じて庫内の壁面や天面に電子レンジ用除菌剤を塗布する。電子レンジ用除菌剤は、好ましくは0.05〜0.3g/cm、より好ましくは0.1〜0.2g/cmとなるように塗布すればよい。このような量を塗布することによって、乾燥後の厚みが0.5〜2mm程度となり、被膜を簡便に剥離することができる。塗布方法は、特に限定されず、例えば刷毛塗り、噴霧、流し込み等により行う。
電子レンジ用除菌剤を塗布した後、この状態で電子レンジを使用する。電子レンジが家庭用(500W〜1000W程度)の場合、出力にもよるが、例えば0.5〜4分程度、好ましくは1〜3分程度使用すればよく、適切な使用時間は出力に応じて適宜設定すればよい。使用後、電子レンジ用除菌剤は固化して被膜となり、火傷しない程度まで冷却してから、この被膜をテーブルから剥離する。
本発明の電子レンジ用除菌剤は、加熱によって液状から糊状(ゲル状)に変化し、液状よりも長い時間高温状態が維持されるため、微生物が死滅しやすくなる。さらに、糊状(ゲル状)に変化すると粘着力が得られるため、形成された膜を剥離すると、死滅した微生物と一緒に、生存している微生物も物理的に除去することができる。
このように、本発明の電子レンジ用除菌剤は、簡便な手順で、電子レンジの庫内を除菌することができる。さらに、本発明の電子レンジ用除菌剤は、家庭用や業務用などあらゆる電子レンジに適用することができ有用である。
以下、実施例および比較例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(参考例1)
電子レンジの庫内において、微生物の生育状況を調査した。まず、一般家庭で5年程度使用されていた電子レンジを3台用意した。この電子レンジは、購入後、拭き掃除は行っているものの、特別な除菌処理などは行っていない。電子レンジ内の床面(ターンテーブル)、天面および内壁面(扉の内面を含む)のそれぞれについて、スタンプ培地(SCD寒天培地、日水製薬(株)製、クリーンスタンプSCD寒天、培地面積25cm)1個を任意の位置5ヶ所にスタンプした。スタンプした培地を回収して、37℃で一晩好気培養し、微生物の生育の有無を確認した。結果を表1に示す。
床面、天面および側面のいずれにも微生物が生育しており、床面には3台全ての電子レンジから微生物が検出され、庫内の中で最も多い頻度で微生物が生育していた。また、庫内の天面や側面にも、床面ほどの頻度ではないが、微生物の生育が確認された。
次に、600Wで3分間電子レンジを使用し、使用直後に、床面、天面および壁面のそれぞれについて、スタンプ培地(SCD寒天培地)1個を任意の位置5ヶ所にスタンプした。スタンプした培地を回収して、37℃で一晩培養し、微生物の生育の有無を確認した。結果を表1に示す。
表1に示すように、電子レンジの使用直後においても、庫内の床面、天面および側面のいずれにも微生物が死滅せず、生育する微生物が存在することが確認された。電子レンジの使用直後(マイクロ波の照射後)に生育していた微生物は、バチルス属に属するセレウス菌および枯草菌であった。微生物の生育確認および同定は、日本薬局方参考情報「遺伝子解析による微生物の迅速同定法」に準拠して行った。
(試験例1)
スタンプ培地(SCD寒天培地)1個を、電子レンジ(EUPA UMB−1736、燦坤日本電器(株)製)のターンテーブル上の任意の1ヶ所に5回スタンプした。回収したスタンプ培地を、参考例1と同様の培養条件で培養して、微生物が生育していることを確認した。1台の電子レンジおいて試験を2回行い、2回目の試験においても微生物が生育していることを確認した。
(実施例1)
次に、馬鈴薯デンプン20gに水を40g加え、馬鈴薯デンプンが沈殿しないように十分に撹拌して電子レンジ用除菌剤を得た。得られた電子レンジ用除菌剤60gを電子レンジのターンテーブル全面(380cm)に流し込んだ。この状態で、電子レンジを600Wで2分間使用した。冷却後、ターンテーブル上に形成された膜を剥がし、電子レンジ使用前と同様の手順で、ターンテーブル上の微生物の有無を確認した。試験は2回行った。その結果、2回とも微生物は存在していなかった。また、電子レンジ用除菌剤の乾燥後の膜厚を測定したところ1mmであった。
(比較例1)
馬鈴薯デンプンを用いず、水のみを40g流し込んだ以外は、実施例1と同様の手順で2回試験を行い、微生物の有無を確認した。その結果、1回の試験から微生物が検出された。
(試験例2)
参考例1にて電子レンジを3分間使用した後、床面に生育していた微生物を採取し、SCD液体培地3mL中で30℃12時間、好気条件で振盪培養して菌液を調製した。菌液20μLを、エタノールおよび紫外線で予め除菌したペーパーディスクに含浸させて、試験例1で使用した電子レンジのターンテーブル上に置き、下記の実施例2、比較例2およびコントロールの試験を行った。
(実施例2)
実施例1で用いた電子レンジ用除菌剤60gを電子レンジのターンテーブル全面(380cm)に流し込んだ。この状態で、電子レンジを600Wで2分間使用した。冷却後、ターンテーブル上に形成された膜を剥がし、ペーパーディスクを回収した。ペーパーディスクをSCD液体培地3mLに浸漬し、30℃で2時間、好気条件で振盪培養して培養液を得た。10倍、10倍、10倍および10倍に希釈した培養液200μLを、SCD寒天培地に塗布して37℃で一晩好気培養し、コロニー数を計測した。コロニー数から生菌数(CFU/mL)を算出した。1台の電子レンジにおいて、同様の試験を3回行った。
(比較例2)
電子レンジ用除菌剤をターンテーブルに流し込まずに、電子レンジを600Wで2分間使用した以外は、実施例2と同様にして生菌数を算出した。
(コントロール)
電子レンジ用除菌剤をターンテーブルに流し込まず、電子レンジも使用しなかった以外、すなわち一切除菌処理を行わなかった以外は、実施例2と同様にして生菌数を算出した。
実施例2および比較例2において、下記の式を用いて除菌率を算出した。結果を表2に示す。また、10倍に希釈した培養液を用いた試験におけるSCD寒天培地の写真を図1に示す。
除菌率(%)=((A−B)/A)×100
A:コントロールにおける生菌数
B:実施例2または比較例2における生菌数
図1に示すように、本発明の除菌効果は明らかであり、表2に示すように、実施例2では除菌率が99.95%と除菌率が顕著に高いことがわかる。一方、比較例2では、除菌率が5.73%と低く、マイクロ波の照射のみでは、ほとんど除菌されていないことがわかる。

Claims (1)

  1. 被膜形成剤と水とを含む混合液を、電子レンジの少なくともテーブル上に塗布する工程と、
    電子レンジの使用により、塗布面に前記混合液の乾燥被膜を形成させる工程と、
    形成された乾燥被膜を塗布面から剥離する工程と、
    を含むことを特徴とする電子レンジの除菌方法。
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