以下の詳細な説明において、数々の特定の細部は、複数の実施形態の完全な理解を促すために記載されている。しかしながら、いくつかの実施形態は、これらの特定の細部がなくても実用化されうるということが当業者には理解できるであろう。他の例においては、よく知られた方法、手順、構成要素、ユニット、及び/又は回路は、議論を不明瞭にしないように詳細には説明されない。
「処理する(processing)」、「計算する(computing)」、「算出する(calculating)」、「決定する(determining)」、「確立する(establishing)」、「分析する(analyzing)」、「チェックする(checking)」、又はその他同様のもの等の語を利用する本明細書中での議論は、コンピュータ、コンピューティングプラットフォーム、コンピューティングシステム、又は他の電子計算デバイスの1つ又は複数の演算及び/又は1つ又は複数のプロセスを指していてもよく、これらのコンピュータ、コンピューティングプラットフォーム、コンピューティングシステム、又は他の電子計算デバイスは、複数のコンピュータレジスタ及び/又は複数のメモリ内で(電子的な)物理量として表現されるデータを、複数の命令を格納して複数の演算及び/又はプロセスを実行することができる複数のコンピュータレジスタ及び/又は複数のメモリ又は他の情報記憶媒体内で同様に物理量として表現される他のデータに操作し及び/又は変換してもよい。
本明細書において使用される「多数(plurality)」及び「複数(a plurality)」は、例えば、「多数(multiple)」又は「2つ又はそれ以上(two or more)」を含んでもよい。例えば、「複数の品目(a plurality of items)」は、2つ又はそれ以上の品目を含む。
「1つの実施形態(one embodiment)」、「ある実施形態(an embodiment)」、「例証的な実施形態(demonstrative embodiment)」、及び「さまざまな実施形態(various embodiments)」等に対する参照は、そのように記載された1つ又は複数の実施形態が、ある特定の特徴、構造、又は特性を含んでいてもよいが、あらゆる実施形態が、必然的には、その特定の特徴、構造、又は特性を含むものではないということを示していてもよい。さらに、「1つの実施形態において(in one embodiment)」との記載を反復して用いる場合には、必ずしも同一の実施形態を指すものではないが、同一の実施形態を指すときもある。
本明細書において使用されるように、特に指定する場合を除き、序数的形容詞「第1の(first)」、「第2の(second)」、及び「第3の(third)」等を使用して共通の客体を説明する場合には、同様の客体の異なる例が参照されているということを示しているにすぎず、そのように説明される客体が、時間的に、空間的に、順位的に、又は他の方法でのいずれかで説明において与えられた順番の通りになっていなければならないということを示唆することを意図したものではない。
いくつかの実施形態は、例えば、ユーザ機器(UE)、モバイルデバイス(MD)、無線局(STA)、パーソナルコンピュータ(PC)、デスクトップコンピュータ、モバイルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートフォンデバイス、モノインターネット化(IoT)デバイス、センサデバイス、サーバコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、パーソナルディジタルアシスタント(PDA)デバイス、ハンドヘルドPDAデバイス、オンボードデバイス、オフボードデバイス、ハイブリッドデバイス、車載デバイス、非車載デバイス、モバイルデバイス又はポータブルデバイス、消費者家電機器、非モバイルデバイス又は非ポータブルデバイス、無線通信局、無線通信デバイス、無線アクセスポイント(AP)、無線ノード、基地局(BS)、有線ルータ又は無線ルータ、有線モデム又は無線モデム、ビデオデバイス、オーディオデバイス、オーディオ-ビデオ(A/V)デバイス、有線ネットワーク又は無線ネットワーク、無線エリアネットワーク、セルラネットワーク、セルラノード、セルラデバイス、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、多入力多出力(MIMO)トランシーバ又はMIMOデバイス、単一入力多出力(SIMO)トランシーバ又はSIMOデバイス、多入力単一出力(MISO)トランシーバ又はMISOデバイス、1つ又は複数の内部アンテナ及び/又は1つ又は複数の外部アンテナを有するデバイス、ディジタルビデオブロードキャスト(DVB)デバイス又はDVBシステム、多規格無線デバイス又は多規格無線システム、及び、スマートフォン、無線アプリケーションプロトコル(WAP)デバイス、自動販売機、販売端末等の有線ハンドヘルドデバイス又は無線ハンドヘルドデバイス、並びにその他同様のもの等のさまざまなデバイス及びさまざまなシステムと関連して使用されてもよい。
いくつかの実施形態は、(3GPP TS 36.300 (3GPP TS 36.300 V11.7.0 (2013-09); Technical Specification; 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description; Stage 2 (Release 11)); 3GPP 25.300 (3GPP TS 25.300 V0.1.0 (2014-02); Technical Specification; 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; UTRAN: General Description; Stage 2 (Release 12)); 3GPP TS 25.304 (3GPP TS 25.304 V12.1.0 (2014-03); Technical Specification; 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; User Equipment (UE) procedures in idle mode and procedures for cell reselection in connected mode (Release 12)); 3GPP TS 36.304 (3GPP TS 36.304 V12.0.0 (2014-03); Technical Specification; 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); User Equipment (UE) procedures in idle mode (Release 12)); 3GPP TS 25.331 (3GPP TS 25.331 V11.7.0 (2013-09); Technical Specification; 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 11)); 及び/又は、3GPP TS 36.331 (3GPP TS 36.331 V11.5.0 (2013-09); Technical Specification; 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 11)), 及び/又はこれらの将来版及び/又は派生物、(IEEE-Std 802.16, 2009 Edition, Air Interface for Fixed Broadband Wireless Access Systems; IEEE-Std 802.16e, 2005 Edition, Physical and Medium Access Control Layers for Combined Fixed and Mobile Operation in Licensed Bands; amendment to IEEE Std 802.16-2009, developed by Task Group m等の)既存のIEEE 802.16規格に従って動作するデバイス及び/又はネットワークを含む)既存のロングタームエボリューション(LTE)仕様書に従って動作するデバイス及び/又はネットワーク、及び/又はこれらの将来版及び/又はこれらの派生物、上記のネットワークの一部であるユニット及び/又はデバイス、及びその他同様のものと関連して使用されてもよい。
いくつかの実施形態は、例えば、無線周波数(RF)、周波数分割多重(FDM)、直交周波数分割多重(OFDM)、単一キャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)、時分割多重(TDM)、時分割多元接続(TDMA)、拡張時分割多元接続(E-TDMA)、汎用パケット無線サービス(GPRS)、拡張汎用パケット無線サービス(E-GPRS)、符号分割多元接続(CDMA)、ワイドバンド符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))、CDMA2000、単一キャリア符号分割多元接続、マルチキャリア符号分割多元接続、離散マルチトーン(DMT)、ブルートゥース(登録商標)、全地球的測位システム(GPS)、ワイヤレスフィディリティー(WiFi)、Wi-Max、ZigBee(登録商標)、ウルトラワイドバンド(UWB)、Global System for Mobile communication(GSM)、第2世代(2G)移動通信ネットワーク、2.5G移動通信ネットワーク、3G移動通信ネットワーク、3.5G移動通信ネットワーク、4G移動通信ネットワーク、4.5G移動通信ネットワーク、第5世代(5G)移動通信ネットワーク、3GPP、Long Term Evolution(LTE)セルラシステム、LTEアドバンスセルラシステム、LTE免許不要システム、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、高速パケットアクセス(HSPA)、HSPA+、単一キャリア無線伝送技術(1XRTT)、Evolution-Data Optimized(EV-DO)、Enhanced Data rates for GSM Evolution(EDGE)、及びその他同様のもの等の1つ又は複数のタイプの無線通信信号及び/又はシステムと関連して使用されてもよい。
本明細書において使用される「無線デバイス」の語は、例えば、無線通信が可能なデバイス、無線通信が可能な通信デバイス、無線通信が可能な通信局、無線通信が可能な携帯デバイス又は非携帯デバイス、又はその他同様のものを含んでもよい。いくつかの例証的な実施形態においては、無線デバイスは、コンピュータと一体化される周辺機器又はコンピュータに取り付けられる周辺機器であってもよく、又はこれらを含んでもよい。いくつかの例証的な実施形態においては、「無線デバイス」の語は、選択的に無線サービスを含んでもよい。
無線通信信号に関して本明細書で使用される「通信」の語は、無線通信信号を送信すること及び/又は無線通信信号を受信することを含んでもよい。例えば、無線通信信号を通信することができる無線通信ユニットは、少なくとも1つの他の無線通信ユニットに無線通信信号を送信する無線送信機及び/又は少なくとも1つの他の無線通信ユニットから無線通信信号を受信する無線通信受信機を含んでもよい。動詞「通信する」は、送信する動作又は受信する動作を指すのに使用されてもよい。一例において、「信号を通信する」との記載は、第1のデバイスによって信号を送信する動作を指してもよいが、第2のデバイスによって信号を受信する動作を必然的に含むことを要しない。他の例においては、「信号を通信する」との記載は、第1のデバイスによって信号を受信する動作を指してもよいが、第2のデバイスによって信号を受信する動作を必然的に含むことを要しない。
いくつかの例証的な実施形態は、LTEネットワークに関して本明細書において記載される。しかしながら、他の実施形態は、例えば、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)セルラシステム、GSMネットワーク、3Gセルラネットワーク、4Gセルラネットワーク、4.5Gネットワーク、5Gセルラネットワーク、WiMAXセルラネットワーク、及びその他同様のもの等のいずれかの他の適切なセルラネットワークの形態又はいずれかの他の適切なセルラシステムの形態で実装されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態は、WLANシステムに関して本明細書において記載される。しかしながら、他の実施形態は、いずれかの他の適切な非セルラネットワークの形態で実装されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態は、ヘテロジニアスネットワーク(HetNet)と関連して使用されてもよく、例えば、セルラ方式、ミリ波周波数、及び/又はその他同様のものを含む複数の技術、複数の周波数、複数のセルサイズ、及び/又は複数のネットワークアーキテクチャを混合した配置を利用してもよい。一例において、HetNetは、例えば、ピコセル及びフェムトセル等の大きなマクロセルからスモールセルまで分布する複数の異なるサイズのセルの複数の層を有する無線アクセスネットワークを含んでもよい。他の実施形態は、他の適切な無線通信ネットワークと関連して使用されてもよい。
本明細書において使用される「アンテナ」の語は、1つ又は複数のアンテナ素子、アンテナ構成要素、アンテナユニット、アンテナアセンブリ、及び/又はアンテナアレイのいずれかの適切な構成、構造、及び/又は配列を含んでもよい。いくつかの実施形態において、アンテナは、個別の送信及び受信アンテナ素子を使用して複数の送信及び受信機能を実装してもよい。いくつかの実施形態において、アンテナは、共通の及び/又は一体化された送信/受信素子を使用して複数の送信及び受信機能を実装してもよい。アンテナは、例えば、フェイズドアレイアンテナ、単一素子アンテナ、ダイポールアンテナ、1組のビーム切り替えアンテナ、及び/又はその他同様のものを含んでもよい。
本明細書中で使用される「セル」の語は、例えば、ダウンリンクリソース及び選択的にアップリンクリソース等のネットワークリソースの組み合わせを含んでもよい。リソースは、(「基地局」と称される)セルラノード又はその他同様のものにより、制御され及び/又は割り当てられてもよい。ダウンリンクリソースのキャリア周波数とアップリンクリソースのキャリア周波数との間のリンキングは、ダウンリンクリソース上で送信されるシステム情報の中で示されていてもよい。
図1を参照すると、図1は、いくつかの例証的な実施形態に従ったシステム100のブロック線図を概略的に図示している。
図1に示されているように、いくつかの例証的な実施形態において、システム100は、例えば、以下で説明されるように、無線チャネル、セルラチャネル、RFチャネル、ワイヤレスフィディリティー(WiFi)チャネル、IRチャネル及びその他同様のもの等の1つ又は複数の無線媒体を介してコンテンツ、データ、情報及び/又は信号を通信することができる1つ又は複数の無線通信デバイスを含んでもよい。システム100の1つ又は複数の要素は、選択的に、いずれかの適切な有線通信リンクを介して通信することが可能であってもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、システム100は、少なくとも1つのユーザ機器(UE)102を含んでいてもよく、そのUE102は、少なくとも1つの無線アクセスネットワーク(RAN)119を介して及び/又は少なくとも1つの非セルラネットワークを介して1つ又は複数の優先ネットワーク180と通信することが可能であってもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、UE102は、モバイルコンピュータ、モバイルデバイス(MD)、無線局(STA)、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、ウルトラブック(登録商標)コンピュータ、モバイルインターネットデバイス、ハンドヘルドコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、記憶デバイス、パーソナルディジタルアシスタント(PDA)デバイス、ハンドヘルドPDAデバイス、モノインターネット化(IoT)デバイス、センサデバイス、オンボードデバイス、オフボードデバイス、(セルラフォンの機能とPDAデバイスの機能とを組み合わせた)ハイブリッドデバイス、消費者家電機器、車載デバイス、非車載デバイス、モバイルデバイス又はポータブルデバイス、モバイルフォン、セルラフォン、PCSデバイス、モバイルGPSデバイス又はポータブルGPSデバイス、DVBデバイス、比較的小型のコンピューティングデバイス、非デスクトップコンピュータ、“Carry Small Live Large”(CSLL)デバイス、ウルトラモバイルデバイス(UMD)、ウルトラモバイルPC(UMPC)、モバイルインターネットデバイス(MID)、“折り紙”デバイス又は“折り紙”コンピューティングデバイス、ビデオデバイス、オーディオデバイス、オーディオ-ビデオ(A/V)デバイス、ゲーム機器、メディアプレイヤー、スマートフォン、又はこれらと同様のものを含んでもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、ネットワーク180は、1つ又は複数のパケットデータネットワーク(PDN)を含んでもよい。例えば、ネットワーク180は、インターネットネットワーク、IPマルチメディアコアネットワークサブシステム(IMS)ネットワーク、及び/又は他のいずれかのPDNを含んでもよい。他の実施形態において、ネットワーク180は、いずれかの他の適切な追加の及び/又は代替的なネットワークを含んでもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、RAN119は、1つ又は複数のセルラノード(ノード)によって制御される1つ又は複数のセルを含んでもよい。例えば、RAN119は、進化型NodeB(eNB)104、NodeB196、及び/又は基地局(BS)、無線基地局装置(BTS)、及びその他同様のもの等のいずれかの他のセルラノードを含んでもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、eNB104は、無線リソース管理(RRM)、無線ベアラ制御、無線アドミッション制御(アクセス制御)、接続モビリティ管理、アップリンク及びダウンリンクの双方におけるUEへのリソースの動的割り当て等のUEとeNBとの間の無線リソーススケジューリング、ヘッダ圧縮、ユーザデータストリームのリンク暗号化、他のeNB又は進化型パケットコア(EPC)等の宛先へのユーザデータのパケットルーティング、入来呼及び/又は接続要求、ブロードキャスト情報の調整、測定報告、及び/又はいずれかの他の動作等のページングメッセージのスケジューリング及び/又は送信を実行するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、システム100は、例えば、WLANアクセスポイント(AP)106によって管理される基本サービスセット(BSS)等のWLANといった非セルラネットワークを含んでもよい。いくつかの例証的な実施形態において、上記の非セルラネットワークは、少なくとも部分的に、RAN119のセルラネットワークのカバレッジエリアの中に存在してもよい。例えば、AP106は、eNB104のカバレッジエリアの中にあってもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、システム100は、以下で説明されるように、コアネットワーク(CN又はCNW)160を含んでいてもよく、コアネットワーク160は、UE102に1つ又は複数のサービスを提供し、及び/又はUE102とRAN119との間及び/又はUE102とネットワーク180との間の通信をセットアップし及び/又は管理するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、CN160は、UE102とネットワーク180のPDNとの間のPDN接続をサポートする1つ又は複数のPDNゲートウェイ(PGW)173を含んでもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、CN160は、以下で説明するように、アクセスネットワーク発見及び選択機能(ANDSF)サーバ162を含んでもよく、ANDSFサーバ162は、UE102が、例えば、RAN119及び/又はWLAN AP106等の複数の無線アクセス技術(RAT)ネットワークと通信するのを支援し、及び/又はUE102がこれらの複数の無線アクセス技術(RAT)ネットワークの間での1つ又は複数のステアリングトラフィックの間でステアリングを実行するのを支援するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、UE102、eNB104、WLAN AP106、及び/又はNodeB196は、以下で説明されるように、UE102、RAN119、及びWLAN AP106の間の無線通信、及び/又は1つ又は複数の他の無線通信デバイスとの通信を実行する1つ又は複数の無線通信ユニットを含んでもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、UE102は、RAN119のセルラネットワークと通信するセルラトランシーバ(TRx)及びWLAN AP106と通信するWLAN TRx147を含んでもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、セルラTRx146及びWLAN TRx147は、1つ又は複数のアンテナを含んでいる又はそれらのアンテナと関連していてもよい。一例において、UE102は、アンテナ112及びアンテナ114等の少なくとも2つのアンテナを含んでいてもよく、又は1つのアンテナ又は2つより多くのアンテナ等のいずれかの他の数のアンテナを含んでいてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、アンテナ112及び/又はアンテナ114は、無線通信信号、ブロック、フレーム、送信ストリーム、パケット、メッセージ、及び/又はデータを送信し及び/又は受信するのに適しているいずれかのタイプのアンテナを含んでいてもよい。例えば、アンテナ112及び/又はアンテナ114は、1つ又は複数のアンテナ素子、アンテナ構成要素、アンテナユニット、アンテナアセンブリ、及び/又はアンテナアレイのいずれかの適切な構成、構造、及び/又は配列を含んでいてもよい。例えば、アンテナ112及び/又はアンテナ114は、フェイズドアレイアンテナ、ダイポールアンテナ、単一素子アンテナ、ビーム切り替えアンテナのセット、及び/又はその他同様のものを含んでいてもよい。
いくつかの実施形態において、アンテナ112及び/又はアンテナ114は、個別の送信及び受信アンテナ素子を使用して送信及び受信機能を実装してもよい。いくつかの実施形態において、アンテナ112及び/又はアンテナ114は、共通の及び/又は一体化された送信/受信素子を使用して送信及び受信機能を実装してもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、セルラTRx146及び/又はWLAN TRx147は、1つ又は複数の無線送信機、無線受信機、及び/又はトランシーバを含んでもよく、それらの無線送信機、無線受信機、及びトランシーバは、無線通信信号、RF信号、フレーム、ブロック、送信ストリーム、パケット、メッセージ、データ項目、及び/又はデータを送信及び/又は受信することができる回路及び/又はロジックを含んでいてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、WLAN TRx147は、WLANリンクを介してWLAN AP106と通信するように構成されてもよく、セルラTRx146は、セルラーリンクを介してRAN119のセルラネットワークと通信するように構成されていてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、WLANリンクは、例えば、ワイヤレスフィディリティー(WiFi)リンク、ワイヤレスギガビット(WiGig)リンク、又はいずれかの他のリンクを含んでいてもよい。いくつかの例証的な実施形態において、WLANリンクは、例えば、WLANリンクは、2.4[GHz]帯域又は5[GHz]帯域、60[GHz]帯域、及び/又はいずれかの他の周波数帯域の上のリンクを含んでもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、セルラTRx146は、必要に応じて、(図示されていない)多入力多出力(MIMO)送信機受信機システムを含んでもよく、その多入力多出力(MIMO)送信機受信機システムは、アンテナビームフォーミング法を実行することができる回路及び/又はロジックを含んでいてもよい。他の実施形態においては、セルラTRx146は、いずれかの他の送信機及び/又は受信機を含んでいてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、セルラTRx146は、必要に応じて、(図示されていない)ターボデコーダ及び/又はターボエンコーダを含んでいてもよく、それらのターボデコーダ及びターボエンコーダは、データビットをデータシンボルに符号化し、及び/又はデータシンボルからデータビットを復号する回路及び/又はロジックを含んでいてもよい。他の実施形態においては、セルラTRx146は、いずれかの他のエンコーダ及び/又はデコーダを含んでいてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、セルラTRx146は、OFDM変調器及び/又はSC-OFDM変調器及び/又はOFDM復調器及び/又はSC-OFDM復調器を含んでもよく、これらの変調器及び復調器は、RAN119とUE102との間等のダウンリンクチャネルを介してOFDM信号を通信し、UE102とRAN119との間等のアップリンクチャネルを介してSC-OFDM信号を通信するように構成される回路及び/又はロジックを含んでいてもよい。他の実施形態においては、セルラTRx146は、いずれかの他の変調器及び/又は復調器を含んでいてもよい。
いくつかの例証的な実施形態においては、WLAN TRx147は、WLAN AP106とのリンクを確立してもよい。例えば、WLAN TRx147は、1つ又は複数のWiFi STA、WLAN STA、及び/又はミリ波(mm波)STA等の1つ又は複数のSTAの機能を実行してもよい。WLANリンクは、アップリンク及び/又はダウンリンクを含んでもよい。WLANダウンリンクは、例えば、WLAN AP106から1つ又は複数のSTAへの一方向性リンクを含んでもよい。WLANアップリンクは、例えば、1つのSTAからWLAN AP106への一方向性リンクを含んでもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、UE102は、Long Term Evolution(LTE)セルラ接続、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)接続、又はいずれかの他のセルラ接続等のセルラ接続を利用して、RAN119のセルラネットワークと通信するように構成されてもよく、及び/又はワイヤレスフィディリティー(WiFi)接続又はいずれかの他のWLAN接続等のWLAN接続を利用して、WLAN AP106と通信するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、セルラTRx146は、UE102とRAN119との間のセルラリンクを利用して、例えば、1つ又は複数のPGW173を介して1つ又は複数のPDN接続のトラフィックを通信してもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、UE102は、UE102と1つ又は複数のPGW173との間の1つ又は複数のPDN接続を介して1つ又は複数の進化型パケット交換システム(EPS)ベアラ等の1つ又は複数のベアラを確立してもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、システム100の1つ又は複数の要素は、HetNetの機能を実行してもよく、HetNetは、セルラ、WLAN、及び/又はその他同様のものを含むネットワークアーキテクチャ、及び/又は技術、周波数、セルサイズの混合したものの配置を利用してもよい。
例えば、HetNetは、セルラネットワーク等の第1の無線通信環境を通じてサービスを提供し、例えば、WLAN等の他の無線通信環境に切り替わる際にそのサービスを維持するように構成されてもよい。HetNetは、WLAN環境等の無線通信環境とセルラ環境とを混合したものを利用して、例えば、選択的に消費者の需要の急速な変化に対応し、電力消費を削減し、コストを削減し、効率を増加させ、及び/又はいずれかの他の利益を達成することを可能としてもよい。
一例において、システム100は、多階層複数無線アクセス技術(Multi-RAT)ヘテロジニアスネットワーク(HetNet)アーキテクチャを利用してもよく、その多階層Multi-RATHetNetアーキテクチャは、マクロセルの配置の上に重ねられてネットワーク容量を増大させる、ピコセル、フェムトセル、中継局、WiFi AP及びその他同様のもの等のスモールセルの階層を含んでいてもよい。
他の例においては、システム100は、単一のインフラストラクチャデバイスの中にWiFiエアインターフェイス及び3GPPエアインターフェイス等の複数無線インターフェイスを統合するMulti-RATスモールセルを利用してもよい。
他の実施形態において、システム100は、いずれかの他のアーキテクチャ及び/又は配列を実装してもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、UE102、eNB104、NodeB196、及び/又はWLAN AP106は、例えば、以下で詳述される1つ又は複数の基準及び/又はパラメータに基づいて、選択的なアクセスネットワークの選択、及び/又はUE102とWLANとの間又はUE102とセルラネットワークとの間でトラフィックのトラフィックステアリングを可能とするように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、UE102、eNB104、及び/又はWLAN AP106は、アクセスネットワークの(「UEによって制御される」と称される)UEセントリックの選択及び/又はトラフィックステアリングスキームを容易にするように構成されてもよく、それらのUEセントリックの選択及びトラフィックステアリングスキームにおいては、UE102は、UE102によって利用されるべき及び/又はWLANとセルラネットワークとの間でUE102のトラフィックをステアリングするべきアクセスネットワークを選択してもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、以下で詳述されるように、RAN119の1つ又は複数の要素及び/又はCN160は、(“アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングパラメータ”又は“トラフィックステアリングパラメータ”と称される“UEアシスタンスパラメータ”等の)1つ又は複数のパラメータの1つ又は複数の値をUE102に提供してもよく、UE102は、(“アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルール”又は“トラフィックステアリングルール”と称される“UEアシスタンスルール”等の)1つ又は複数のルールを提供されてもよく、これらのパラメータ及びルールは、トラフィックステアリングの決定の一部としてUE102によって使用されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、UE102は、以下で説明されるように、RAN119のセルラネットワークとWLAN AP106との間でUE102のトラフィックをルーティングするように構成されるオフローディングモジュール145を含んでもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、例えば、制御回路及び/又は制御ロジック、プロセッサ回路及び/又はプロセッサロジック、メモリ回路及び/又はメモリロジック、及び/又はいずれかの他の回路及び/又はいずれかの他のロジック等の適切な回路及び/又は適切なロジックを含む、又はこれらの適切な回路及び/又は適切なロジックを使用して実装されてもよく、これらの適切な回路及び適切なロジックは、オフローディングモジュール145の機能の少なくとも一部を実行するように構成されてもよい。さらに又は代替的に、オフローディングモジュール145の1つ又は複数の機能は、以下で説明されるように、マシン及び/又は1つ又は複数のプロセッサによって実行されるロジックによって実行されてもよい。一例において、オフローディングモジュール145は、本明細書で説明するように、UE102に1つ又は複数のトラフィックルーティング及び/又は1つ又は複数のトラフィックステアリングオペレーション、通信及び/又は機能を実行させる回路及び/又はロジックを有する1つ又は複数のプロセッサを含んでいてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、例えば、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルール及び/又は1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングパラメータに基づいて、RAN119とWLAN AP106との間で選択する等のアクセスネットワークの選択、及び/又は、RAN119及び/又はWLAN AP106の間でUE102のトラフィックをステアリングする及び/又はUE102のトラフィックをルーティングする等のトラフィックステアリングを制御するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、上記の1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルール及び/又は1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングパラメータは、例えば、3GPP TS 36.304及び/又は3GPP TS 25.304及び/又は他の仕様書及び/又は他のプロトコル等の3GPP仕様書に従ってWLANと3GPPネットワークとの間でUE102のトラフィックをステアリングするための複数のルール及び/又はパラメータを含んでもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールのうちの1つ又は複数は、UE102のモビリティ状態(UE mobility state)を考慮に入れてもよく、“UE mobility state”は、UE102の速度を表す及び/又は近似するように構成されてもよい。一例において、UE102のモビリティ状態は、例えば、通常のモビリティ状態、中程度のモビリティ状態、及び高モビリティ状態等の複数のあらかじめ規定されたモビリティ状態から選択されてもよい。他の実施形態においては、UEのモビリティ状態は、いずれかの他の追加の又は代替的なモビリティ状態から選択されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、上記のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールの1つ又は複数のパラメータは、UE102の“UE mobility state”に基づいて設定され及び/又は調整されてもよい。
一例において、複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールのうちの1つ又は複数は、UE102の“UE mobility state”に基づいて、例えば、TsteeringWLANタイマ等のタイムトゥトリガタイマをスケーリングすることにより、UE102の“UE mobility state”を考慮に入れてもよい。例えば、オペレータは、UE102が高モビリティ状態にある等の場合に、TsteeringWLANタイマをより長い期間に設定することにより、UE102がWLANネットワークへのトラフィックをステアリングする可能性が極めて低くする等、その可能性を減少させてもよい。例えば、UE102が高モビリティ状態にある場合に、3GPPネットワークを使用するようにUE102に指示するようにすることが都合がよく、その理由は、3GPPネットワークは、通常、WLANネットワークと比較してより一層良好なカバレッジを有しているからである。
いくつかの例証的な実施形態において、あるシナリオでは、例えば、UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合であっても、UE102のトラフィックをWLANへとステアリングするのが有利である場合がある。したがって、例えば、UE102のモビリティ状態が高い時はいつでも、UE102をRAN119へと向かわせるように構成されるメカニズムは、上記のシナリオには適していない。
いくつかの例証的な実施形態において、UE102が移動可能なWLAN APのカバレッジエリア内にある場合等、UE102のモビリティ状態が高い場合には、UE102をRAN119に向かわせるのは有利ではないことがある。
例えば、移動可能なWLAN APは、バス、列車、及びその他同様のもの等の運送車両に配置されていてもよい。この場合には、UE102が高モビリティ状態にあっても、UE102と同じ運送車両上に位置するWLAN AP106等の移動可能なWLAN APは、RAN119と比較して改善された接続性及び/又は改善されたサービスをUE102に提供することが可能であるからである。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、以下で説明されるように、WLAN AP106のモビリティ状態を決定し、そして、WLAN AP106のモビリティ状態及びUE102のモビリティ状態に少なくとも基づいて、RAN119のセルラネットワークとWLAN AP106との間でUE102のトラフィックをルーティングするように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、以下で説明されるように、WLAN AP106が移動可能であるか否かを判定し、そして、そのWLAN AP106が移動可能であるか否かに少なくとも基づいて、WLANへとトラフィックをステアリングするか否かを選択するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、UE102は、プロセッサ124、入力ユニット116、出力ユニット118、メモリユニット120、及び記憶ユニット122のうちの1つ又は複数を含んでもよい。UE102は、選択的に、他の適切なハードウェア構成要素及び/又はソフトウェア構成要素を含んでもよい。いくつかの例証的な実施形態において、UE102の構成要素のいくつか又はすべては、共通のハウジング又はパッケージに収容されていてもよく、1つ又は複数の有線のリンク又は無線のリンクを使用して相互接続され又は動作可能に関連させられていてもよい。
プロセッサ124は、例えば、中央処理ユニット(CPU)、ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)、1つ又は複数のプロセッサコア、シングルコアプロセッサ、デュアルコアプロセッサ、マルチコアプロセッサ、マイクロプロセッサ、ホストプロセッサ、コントローラ、複数のプロセッサ又はコントローラ、チップ、マイクロチップ、1つ又は複数の回路、回路、ロジックユニット、集積回路(IC)、特定用途向け集積回路(ASIC)、又はいずれかの他の適切な多用途又は特定用途のプロセッサ又はコントローラを含んでもよい。
入力ユニット116は、例えば、キーボード、キーパッド、マウス、タッチスクリーン、タッチパッド、トラックボール、スタイラス、マイクロフォン、又は他の適切なポインティングデバイス又は他の適切な入力デバイスを含んでもよい。出力ユニット118は、例えば、モニタ、スクリーン、タッチスクリーン、フラットパネルディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)ユニット、プラズマディスプレイユニット、1つ又は複数のオーディオスピーカ又はイヤホン、又は他の適切な出力デバイスを含んでもよい。
メモリユニット120は、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)リードオンリーメモリ(ROM)ダイナミックRAM(DRAM)同期DRAM(SD-RAM)、フラッシュメモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、キャッシュメモリ、バッファ、短期メモリユニット、長期メモリユニット、又は他の適切なメモリユニットを含んでもよい。記憶ユニット122は、例えば、ハードディスクドライブ、フロッピーディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)ドライブ、CD-ROMドライブ、DVDドライブ、又は他の適切な取り外し可能な又は取り外し不可能な記憶ユニットを含んでもよい。メモリユニット120及び/又は記憶ユニット122は、例えば、UE102によって処理されるデータを格納してもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、例えば、UE102のモビリティ状態に基づいてWLAN AP106のモビリティを決定するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、例えば、UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある等の、UE102が静的なモビリティ状態又は通常のモビリティ状態にない場合に、WLAN AP106のモビリティを決定するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合であって、WLAN AP106の識別子があらかじめ規定された期間の間にUE102によって検出されるときに、WLAN AP106が移動可能であると判定するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、WLAN AP106の識別子は、基本サービス設定識別子(BSSID)又はいずれかの他の識別子を含んでもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、WLAN AP106のモビリティを検出するのにUE102によって使用される時間は、固有の実装又はあらかじめ構成された実装であってもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、WLAN AP106のモビリティを検出するのにUE102によって使用される時間は、例えば、eNB104及び/又はNodeB196を介して3GPPネットワークによってシグナリングされてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、UE102は、例えば、RAN119を介してセルラネットワークからあらかじめ規定された期間の指標を受信してもよい。これらの実施形態によれば、セルラネットワークのオペレータは、移動可能なWLAN APの検出を有効化/無効化することが可能であってもよく、それによって、UE102を介してオペレータにより良い制御を提供してもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、例えば、BSSID等の複数のWLAN識別子に基づいてWLAN AP106のモビリティを判定する等の移動可能なWLAN APの検出を実行してもよく、複数のWLAN識別子は、WLAN AP106からUE102によって受信することが可能であってもよく、オフローディングモジュール145に利用可能であってもよい。
例えば、オフローディングモジュール145は、以下で説明されるように、受信信号強度インジケータ(RSSI)等のWLANメトリック及び/又はあらゆる他のメトリックが利用可能でない場合、或いは、1つ又は複数のWLANメトリックに加えて、WLAN識別子に基づいてWLAN AP106のモビリティを判定する等の移動可能なWLAN APの検出を実行してもよい。
上記の例によれば、UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあり、かつ、UE102が時間的なある期間の間に同一のWLAN BSSIDを検出する場合には、オフローディングモジュール145は、検出されたWLAN BSSIDが移動可能なWLAN APの所有する識別子であると判定してもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合等に、WLAN AP106に対応するWLAN信号強度メトリック等の1つ又は複数のWLANメトリックに基づいてWLAN AP106のモビリティを判定するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、例えば、あらかじめ規定された期間の間の1つ又は複数のWLANメトリックの変化があらかじめ規定された閾値よりも小さい場合に、WLAN AP106が移動可能であると判定するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、WLAN AP106に対応する1つ又は複数のWLANメトリックは、UE102に利用可能であってもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、WLANメトリックは、RSSI及び/又はいずれかの他のメトリック等の1つ又は複数のWLAN信号強度メトリックを含んでいてもよく、例えば、UE102とWLAN AP106との間の距離、及び/又は配置、場所、及び/又はWLAN AP106に対するUE102の移動と関連付けられてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、UE102は、BSSIDの検出とともに1つ又は複数のWLANメトリックを使用し、例えば、移動可能なWLAN APの検出の精度を改善してもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、例えば、UE102がセルラネットワークに対して移動可能である場合であっても、UE102がWLAN AP106に対して速く移動していない又はWLAN AP106に対して静止しているということを複数のWLAN測定値が示しているときに、WLAN AP106が移動可能であると検出するように構成されてもよい。
例えば、オフローディングモジュール145は、複数のWLAN信号強度測定値があらかじめ規定された範囲及び/又はあらかじめ規定された制限の範囲内で一定値である及び/又は変化する場合に、WLAN AP106が移動可能であると検出するように構成されてもよい。
一例において、オフローディングモジュール145は、例えば、UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあり、かつ、UE102によって測定されるWLAN AP106の同一のBSSIDと関連するRSSI等のWLAN信号強度が一定のある範囲内で不変である又は変化する場合に、WLAN AP106が移動可能であるということを検出するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態は、UEが中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあるときのWLAN AP106等の移動可能なWLAN APの検出と関連して本明細書で説明される。しかしながら、他の実施形態においては、移動可能なWLAN APは、UE102の他の追加の又は代替的なモビリティ状態及び/又はいずれかの他のパラメータ、UE102の運動及び/又は速度を示す状態又は情報と関連して検出されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、以下で説明されるように、WLAN AP106等の1つ又は複数の移動可能なWLAN APのBSSID又は他の識別子等の1つ又は複数の識別子は、UE102においてあらかじめ構成されてもよく、及び/又はUE102にシグナリングされてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、例えば、WLAN AP106の識別子と移動可能なWLAN APの識別子のリストとの比較に基づいて、WLAN AP106のモビリティを判定するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、移動可能なWLAN APの識別子のリストは、UE102の中に提供されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、UE102は、セルラネットワークのオペレータ、セルラネットワークのeNB104又はNodeB196及び/又はANDSFサーバ162等のセルラノードから移動可能なWLAN APの識別子のうちの1つ又は複数を受信するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、1つ又は複数の移動可能なWLAN APの識別子は、例えば、“移動可能なAPのリスト”の形態でUE102に提供されてもよい。これらの実施形態によれば、“移動可能なAPのリスト”に含まれる識別子を有するWLAN APがUE102によって検出されると、オフローディングモジュール145は、検出されたWLAN APが移動可能であると判定してもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、“移動可能なAPのリスト”のうちの1つ又は複数の識別子は、UE102の中にあらかじめ提供されていてもよく、“移動可能なAPのリスト”のうちの1つ又は複数の識別子は、オープンモバイルアライアンスデバイス管理(OMA-DM)メカニズムにより構成されてもよく、“移動可能なAPのリスト”のうちの1つ又は複数の識別子は、ANDSFサーバ162によって構成されてもよく、及び/又は“移動可能なAPのリスト”のうちの1つ又は複数の識別子は、例えば、無線リソース制御(RRC)シグナリングを使用してeNB104を介してセルラネットワークによりシグナリングされてもよい。
一例において、例えば、移動可能なAPのリストのうちの1つ又は複数の識別子は、“mobileWlan-Id-List-r12”要素の一部として等のシステム情報ブロック(SIB)17又はいずれかの他のSIB又はRRCメッセージの一部として通信されてもよい。システム情報ブロック(SIB)タイプ17情報要素を以下に示す。
いくつかの例証的な実施形態において、上記で説明したように、オフローディングモジュール145は、検出されたWLAN APのWLAN識別子及び/又は検出されたWLAN APのWLANメトリックに加えて又はこれらの代わりに、WLAN APのモビリティを検出するのに“移動可能なAPのリスト”を使用するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、以下で説明されるように、オフローディングモジュール145は、WLAN AP106等の検出されたWLAN APが移動可能であるか否かに少なくとも基づいて、RAN119とWLANとの間でアクセスを選択し、及び/又はWLANへとUE102のトラフィックをステアリングするべきか否かを選択するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、1つ又は複数の第1のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを使用して、移動可能でない検出されたWLAN APに関してアクセスネットワークの選択及び/又はトラフィックステアリングを実行してもよい。オフローディングモジュール145は、以下で説明されるように、1つ又は複数の第1のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールとは異なる1つ又は複数の第2のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを使用して、移動可能である検出されたWLAN APに関してアクセスネットワークの選択及び/又はトラフィックステアリングを実行してもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、移動可能なWLAN APが検出されると、UE102が、3GPPネットワークとWLANネットワークとの間の1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに従うようにするように構成されてもよく、3GPPネットワークとWLANネットワークとの間のその1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールは、検出されたWLAN APが移動可能でない場合(通常の場合)について規定される1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールとは異なっていてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、WLAN APが移動可能であり、かつ、UEが中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると、以下で説明されるように、オフローディングモジュール145が判定すると、オフローディングモジュール145は、WLANメトリックのみを使用して、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて、RAN119のセルラネットワークとWLAN AP106との間でトラフィックをルーティングすることを選択してもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、例えば、1つ又は複数のセルラパラメータに基づくトラフィックステアリングルールを除外しながら、1つ又は複数のWLANパラメータに対応するトラフィックステアリングルールのみを使用して、例えば、WLAN AP106が移動可能であると判定され、かつ、UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、トラフィックをRAN119にルーティングするべきか又はWLANにルーティングするべきかを決定するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、1つ又は複数のWLANパラメータは、例えば、BSS負荷閾値、WANメトリック閾値、及び/又はその他同様のものを含んでもよい。1つ又は複数のセルラパラメータは、例えば、1つ又は複数の参照信号受信電力(RSRP)閾値、1つ又は複数の参照信号受信品質(RSRQ)閾値、及び/又はその他同様のもの等の1つ又は複数の3GPPパラメータを含んでもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、移動可能なWLAN APを検出すると、オフローディングモジュール145は、3GPP RAN閾値及び/又はWLAN閾値の複数のセットを使用するように構成されてもよく、これらの3GPP RAN閾値及びWLAN閾値のセットは、移動可能でないWLAN APの場合等の“通常の”場合に使用される3GPP RAN閾値及び/又はWLAN閾値のセットとは異なっていてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、以下で説明されるように、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて、RAN119のセルラネットワークとWLAN AP106との間でトラフィックをルーティングするように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、例えば、オフローディングモジュール145が、WLAN AP106が移動可能であり、かつ、UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定した場合には、オフローディングモジュール145は、1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応する1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値を使用してアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、例えば、オフローディングモジュール145が、WLAN AP106が移動可能でないと判定した場合には、オフローディングモジュール145は、例えば、第1のアシスタンス閾値とは異なるアシスタンス閾値を含む、1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応する1つ又は複数の第2のアシスタンス閾値を使用してアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、1つ又は複数のアシスタンスパラメータは、少なくとも1つのWLAN閾値及び/又は少なくとも1つのセルラ閾値を含んでもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、1つ又は複数のアシスタンスパラメータのうちのある1つのアシスタンスパラメータに対応する、1つ又は複数の第2のアシスタンス閾値のうちのある1つのアシスタンス閾値は、アシスタンスパラメータに対応する、1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値のうちのある1つの第1のアシスタンス閾値よりも大きくてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、UE102は、セルラネットワークから上記の1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値及び/又は1つ又は複数の第2のアシスタンス閾値を受信してもよい。例えば、セルラTRx146は、RAN119のセルラネットワークから1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値及び/又は1つ又は複数の第2のアシスタンス閾値の受信を処理してもよい。
一例において、第1のアシスタンス閾値及び/又は第2のアシスタンス閾値の1つ又は複数は、例えば、“wlan-OffloadConfigCommonMobile-r12”要素の一部として等のシステム情報ブロック(SIB)17又はいずれかの他のSIB又はRRCメッセージの一部として通信されてもよい。システム情報ブロック(SIB)タイプ17情報要素を以下に示す。
いくつかの例証的な実施形態において、以下で説明されるように、WLAN APが移動可能であることが検出されると、UE102は、少なくとも1つのタイマ設定を使用するように構成されてもよく、そのタイマ設定は、WLAN APが移動可能でないときのタイマ設定とは異なっていてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、UE102は、第1のタイマ設定TsteeringWLANを使用し、及び/又は、例えば、移動可能でないWLAN APに関する“通常の”場合に、上記のタイマ設定TsteeringWLANを第1のスケーリングファクタでスケーリングするように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、UE102は、第1のタイマ設定TsteeringWLANとは異なる第2のタイマ設定TsteeringWLANを使用し、及び/又は、例えば、移動可能なWLAN APに関して、第1のスケーリングファクタとは異なる第2のスケーリングファクタで上記のタイマ設定TstteringWLANをスケーリングするように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、タイマ設定TsteeringWLANに従って、ステアリングタイマ期間の間に、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールの成果に基づいて、RAN119のセルラネットワークとWLAN AP106との間でトラフィックをルーティングするように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、例えば、オフローディングモジュール145が、WLAN AP106が移動可能であり、かつ、UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定した場合には、オフローディングモジュール145は、ステアリングタイマ期間を第1の期間に設定するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、例えば、オフローディングモジュール145が、WLAN AP106が移動可能でなく、かつ、UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定した場合には、オフローディングモジュール145は、ステアリングタイマ期間を、第1のステアリングタイマ期間とは異なる第2の期間に設定するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、例えば、第2の期間は、第1の期間よりも短くてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、例えば、オフローディングモジュール145は、以下のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールのうちの1つ又は複数を使用して、LTEセルラネットワーク又はUMTSネットワーク等のRAN119のセルラネットワークとWLANとの間でトラフィックステアリングを制御するように構成されてもよく、アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールは、以下のように示される。
アクセス階層は、E-UTRANからWLANへのトラフィックをステアリングするための以下の条件1及び2が、(セクション5.x.3のRANパラメータのリストからの)WLAN識別子のうちのいずれについて、そして、時間期間Tsteering
WLANの間でいつ満たされるかを、複数の上位層に示すものとし:
UEは、閾値がまだ提供されていない測定値の評価を除外するものとする。
Note:E-UTRANによって提供される1つ以上のWLANが上記の条件を満たす場合には、これらのWLANのうちの1つを選択することは、UEの実装と整合する。E-UTRANがWLAN識別子に優先順位を提供するか否かは、今後の研究課題とする。
アクセス階層は、WLANからE-UTRANへのトラフィックをステアリングするための以下の条件1及び2が時間期間Tsteering
WLANの間でいつ満たされるかを上位層に示すものとし:
UEは、閾値がまだ提供されていない測定値の評価を除外するものとする。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、例えば、いずれかの他の追加の又は代替的なルールを使用して、WLANとセルラネットワークとの間でトラフィックステアリングを制御するように構成されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、第1のトラフィックステアリングスキームによれば、UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあるということが検出され、かつ、検出されたWALNがWLAN AP106等の移動可能なAPに属する場合には、オフローディングモジュール145は、上記のルールに記載されている複数のLTEメトリックRSRP及びRSRQ等のセルラメトリックに基づいて、アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールの評価を実行してもよい。
これらの実施形態によれば、オフローディングモジュール145は、例えば、WLANメトリックのみに基づいてWLANへのトラフィックステアリングの決定及び/又はWLANからのトラフィックステアリングの決定をしてもよい。例えば、WLAN AP106等の検出されたWLANのWLANの基本サービスセット(BSS)負荷が閾値よりも小さい場合には、オフローディングモジュール145は、WLAN AP106等の検出されたWLANにトラフィックをステアリングすることを決定してもよい。例えば、WLANのBSS負荷が上記の閾値よりも高い場合には、オフローディングモジュール145は、UE102のトラフィックをLTEセルラネットワーク等のRAN119のセルラネットワークへとステアリングすることを決定してもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、第2のトラフィックステアリングスキームによれば、UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあるということが検出されるとともに、検出されたWLANネットワークがWLAN AP106等の移動可能なAPに属している場合には、オフローディングモジュール145は、ThreshServingOffloadWLAN,LowP及びその他同様のもの等の複数の閾値(移動可能なAPの閾値)の1つ又は複数のセットを適用することを選択してもよく、これらの閾値は、WLANが制止したAPに属しているときの“通常の”場合に使用される閾値とは異なっていてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、移動可能なAPの閾値は、例えば、セルラネットワークのオペレータによってUE102に提供されてもよい。例えば、WLAN APが移動可能でない場合にUE102のトラフィックをWLANにステアリングする確率と比較して、WLAN APが移動可能である場合にUE102のトラフィックをWLANにステアリングする確率がより高くなるように、移動可能なAPの閾値を設定してもよい。
一例において、複数のRSRP/RSRQ閾値のうちの1つ又は複数が、移動可能なWLAN APのために使用されてもよく、UEは、上記の複数のRSRP/RSRQ閾値のうちの1つ又は複数よりも小さい数値に対して、トラフィックをWLANにステアリングする必要があり、上記の複数のRSRP/RSRQ閾値のうちの1つ又は複数は、移動可能でないWLAN APのために使用されるRSRP/RSRQ閾値と比較して増加されてもよい。
他の例において、WLAN APが移動可能な場合にトラフィックをWLANにステアリングするのに使用される複数のWLAN利用閾値のうちの1つ又は複数は、WLAN APが移動可能でない場合のWLAN利用閾値よりも大きくてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、複数の移動可能なAPの閾値のうちの1つ又は複数は、例えば、RAN119を介してセルラネットワークによってUE102にシグナリングされてもよい。他の実施形態においては、複数の移動可能なAPの閾値のうちの1つ又は複数は、移動可能でないAPについて使用される“通常の”閾値に関して一定値のオフセットを使用してあらかじめ設定されていてもよい。
一例において、移動可能なAPの閾値のうちの1つ又は複数は、上記で説明されたように、“wlan-OffloadConfigCommonMobile-r12”要素の一部等のシステム情報ブロック(SIB)17の一部として、又はいずれかの他のSIB若しくはいずれかの他のRRCメッセージの一部として通信されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、第3のトラフィックステアリングスキームによれば、UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあるということが検出されるとともに、検出されたWLANネットワークがWLAN AP106等の移動可能なAPに属している場合には、オフローディングモジュール145は、移動可能でないWLAN APのために使用されるタイマと異なるように、TsteeringWLANタイマ等のタイマを設定してもよい。
例えば、UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあるということが検出されるとともに、検出されたWLANネットワークが移動可能なAPに属している場合には、オフローディングモジュール145は、TsteeringWLANタイマを全くスケーリングしなくてもよく、或いは、移動可能でないWLAN APが検出された場合のタイマのスケーリングと異なるように、TsteeringWLANタイマをスケーリングしてもよい。
一例において、UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあり、WLAN APが移動可能でない場合に、オフローディングモジュール145は、第1のTsteeringWLANタイマを使用するように構成されてもよい。UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあり、WLAN APが移動可能である場合に、オフローディングモジュール145は、第1のTsteeringWLANタイマよりも短い第2のTsteeringWLANタイマを使用するように構成されてもよい。上記の第2のTsteeringWLANタイマの設定は、例えば、UE102が高モビリティ状態にあるとき等は、より長い“通常の”TsteeringWLANタイマとは対照的となりうる。
いくつかの例証的な実施形態において、オフローディングモジュール145は、第3のトラフィックステアリングスキームを単独で実行するように構成されてもよく、又は第1のトラフィックステアリングスキーム及び第2のトラフィックステアリングスキームと組み合わせて事項するように構成されてもよい。
図2は、いくつかの例証的な実施形態にしたがってUEでのトラフィックをオフロードする方法の概略的なフローチャートである。いくつかの実施形態において、図2の方法の動作のうちの1つ又は複数が、システム100等の無線通信システム、UE102等のUE、及び/又はオフローディングモジュール145等のオフローディングモジュールによって実行されてもよい。
ブロック204に示されているように、上記の方法は、セルラネットワークと通信するステップを含んでもよい。例えば、上記で説明されたように、(図1の)UE102は、(図1の)RAN119のセルラネットワークと通信してもよい。
ブロック202に示されているように、上記の方法は、WLAN APを検出するステップを含んでもよい。例えば、(図1の)UE102は、上記で説明されたように、(図1の)WLAN AP106を検出してもよい。
ブロック206に示されているように、上記の方法は、WLAN APのモビリティを決定するステップを含んでもよい。例えば、上記で説明されたように、(図1の)オフローディングモジュール145は、(図1の)WLAN AP106のモビリティを決定してもよい。
ブロック220に示されているように、上記の方法は、例えば、UEのモビリティ状態に基づいてWLAN APのモビリティを決定するステップを含んでもよい。例えば、(図1の)オフローディングモジュール145は、(図1の)UE102のモビリティ状態に基づいて(図1の)WLAN AP106のモビリティを決定してもよい。一例において、(図1の)オフローディングモジュール145は、上記で説明されたように、(図1の)UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、(図1の)WLAN AP106のモビリティを決定してもよい。
ブロック222に示されているように、上記の方法は、例えば、続けて、WLAN APが検出される時間的な期間に基づいてWLAN APのモビリティを決定するステップを含んでもよい。例えば、上記で説明されたように、(図1の)UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあるときに、(図1の)WLAN AP106の識別子があらかじめ規定された期間の間に(図1の)UE102によって検出された場合には、(図1の)オフローディングモジュール145は、(図1の)WLAN AP106が移動可能であると判定してもよい。
ブロック224に示されているように、上記の方法は、少なくとも1つのWLAN信号強度メトリックに基づいてWLAN APのモビリティを決定するステップを含んでもよい。例えば、上記で説明されたように、(図1の)UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、(図1の)オフローディングモジュール145は、(図1の)WLAN AP106に対応する1つ又は複数のWLAN信号強度メトリックに基づいて(図1の)WLAN AP106のモビリティを決定してもよい。
ブロック226に示されているように、上記の方法は、移動可能なAPの識別子のリストに基づいてWLAN APのモビリティを決定するステップを含んでもよい。例えば、上記で説明されたように、(図1の)オフローディングモジュール145は、(図1の)WLAN AP106の識別子と移動可能なAPの識別子のリストとの間の比較に基づいて(図1の)WLAN AP106のモビリティを決定してもよい。
ブロック208に示されているように、上記の方法は、WLAN APのモビリティに基づいて、トラフィックをそのWLAN APへとステアリングするか否かを選択するステップを含んでもよい。例えば、上記で説明されたように、(図1の)オフローディングモジュール145は、少なくとも(図1の)WLAN AP106のモビリティ及び(図1の)UE102のモビリティ状態に基づいて、セルラネットワークと(図1の)WLAN AP106との間でトラフィックをルーティングしてもよい。
ブロック228に示されているように、上記の方法は、トラフィックステアリングルールのためにWLANメトリックのみを使用するステップを含んでもよい。例えば、上記で説明されたように、(図1の)オフローディングモジュール145が、(図1の)WLAN AP106が移動可能であると判定するとともに、(図1の)UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、(図1の)オフローディングモジュール145は、WLANメトリックのみを使用する1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて、セルラネットワークと(図1の)WLAN AP106との間でトラフィックをルーティングしてもよい。
ブロック230に示されているように、上記の方法は、移動可能でないAPのための閾値とは異なる1つ又は複数の閾値を、1つ又は複数のトラフィックステアリングルールのために使用するステップを含んでもよい。例えば、上記で説明されたように、(図1の)オフローディングモジュール145が、(図1の)WLAN AP106が移動可能であると判定するとともに、(図1の)UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合には、(図1の)オフローディングモジュール145は、1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応する1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値を使用して1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価してもよい。一方、オフローディングモジュール145が、(図1の)WLAN AP106が移動可能でないと判定する場合には、(図1の)オフローディングモジュール145は、1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応し第1のアシスタンス閾値とは異なる1つ又は複数の第2のアシスタンス閾値を使用して1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価してもよい。
ブロック232に示されているように、上記の方法は、移動可能でないAPのためのステアリングタイマとは異なるステアリングタイマを、1つ又は複数のトラフィックステアリングルールのために使用するステップを含んでもよい。例えば、上記で説明されたように、(図1の)オフローディングモジュール145が、(図1の)WLAN AP106が移動可能であると判定するとともに、(図1の)UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合には、(図1の)オフローディングモジュール145は、ステアリングタイマ期間を第1の期間に設定してもよい。一方、上記で説明されたように、(図1の)オフローディングモジュール145が、(図1の)WLAN AP106が移動可能ではないと判定するとともに、(図1の)UE102が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合には、(図1の)オフローディングモジュール145は、ステアリングタイマ期間を第1のステアリングタイマ期間とは異なる第2の期間に設定してもよい。
図3を参照すると、図3は、いくつかの例証的な実施形態に従った製品300を概略的に図示している。製品300は、ロジック304を格納する非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体302を含んでもよく、ロジック304は、例えば、(図1の)UE102、(図1の)オフローディングモジュール145、(図1の)eNB104、(図1の)NodeB196、及び/又は(図1の)ANDSFサーバ162の機能の少なくとも一部を実行するのに使用されてもよく、及び/又は図2の方法の1つ又は複数の動作を実行するのに使用されてもよい。「非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体」との記載は、すべてのコンピュータ読み取り可能な媒体を含むことを意図しており、唯一の例外は、一時的な伝搬信号である。
いくつかの例証的な実施形態において、製品300及び/又はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体302は、データを格納することができる1つ又は複数のタイプのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含んでもよく、上記の1つ又は複数のタイプのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、取り外し可能なメモリ又は取り外し不可能なメモリ、消去可能なメモリまたは消去可能でないメモリ、書き込み可能なメモリ又は書き換え可能なメモリ、及びその他同様のものを含んでもよい。例えば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体302は、RAM、DRAM、ダブルデータレートDRAM(DDR-DRAM)、SDRAM、スタティックRAM(SRAM)、ROM、プログラマブルROM(PROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブルROM(EEPROM)、コンパクトディスクROM(CD-ROM)、記録可能コンパクトディスク(CD-R)、書き換え可能コンパクトディスク(CD-RW)、(NOR又はNANDフラッシュメモリ等の)フラッシュメモリ、コンテンツ取扱い可能なメモリ(CAM)、ポリマーメモリ、位相変化メモリ、強誘電性メモリ、Silicon/Oxide/Nitride/Oxide/Silicon構造(SONOS)メモリ、ディスク、フロッピーディスク、ハードドライブ、光ディスク、磁気ディスク、カード、磁気カード、光カード、テープ、カセット、及びその他同様のものを含んでもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、いずれかの適切な媒体を含んでもよく、それらの媒体は、リモートコンピュータから要求コンピュータにコンピュータプログラムをダウンロードし又はtンそうすることに関連してもよく、そのコンピュータプログラムは、モデム、無線接続、又はネットワーク接続等の通信リンクを介して搬送波又は他の伝搬媒体によって実装されたデータ信号によって搬送されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、ロジック304は、複数の命令、データ、及び/又はコードを含んでもよく、それらの命令、データ、及び/又はコードは、コンピュータによって実行されると、コンピュータに、本明細書中で説明される方法、プロセス、及び/又は動作を実行させてもよい。コンピュータは、例えば、いずれかの適切なプロセシングプラットフォーム、コンピューティングプラットフォーム、コンピューティングデバイス、プロセシングデバイス、コンピューティングシステム、プロセシングシステム、コンピュータ、プロセッサ、又はその他同様のものを含んでもよく、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、及びその他同様のもののいずれかの適切な組み合わせを使用して実装されてもよい。
いくつかの例証的な実施形態において、ロジック304は、ソフトウェア、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、プログラム、サブルーティン、命令、命令セット、コンピューティングコード、ワード、値、シンボル、及びその他同様のものを含んでもよく、又はこれらのうちの少なくとも1つとして実装されてもよい。命令は、ソースコード、コンパイルされたコード、解釈されたコード、実行可能コード、スタティックコード、ダイナミックコード、及びその他同様のもの等のいずれかの適切なタイプのコードを含んでもよい。命令は、ある機能を実行するようにプロセッサに指示するために、あらかじめ規定されたコンピュータ言語、様式又は構文に従って実装されてもよい。命令は、C、C++、Java(登録商標)、ベーシック、Matlab、パスカル、ビジュアルベーシック、アセンブリ語、機械コード、及びその他同様のもの等のいずれかの適切なハイレベル又はローレベル・オブジェクト指向・ビジュアル・コンパイルされた及び/又は解釈されたプログラミング言語を使用して実装されてもよい。
例
以下の複数の例はさらなる実施形態に関している。
例1は、ユーザ機器(UE)であって、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)と通信する無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)トランシーバと、セルラネットワークと通信するセルラトランシーバと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)のモビリティを決定し、少なくとも前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記モビリティ及び前記ユーザ機器(UE)のモビリティ状態に基づいて、前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするオフローディングモジュールとを含む、ユーザ機器(UE)である。
例2は、例1の主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、前記オフローディングモジュールは、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)のモビリティを決定するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例3は、例1又は例2の主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあるときに、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の識別子があらかじめ規定された期間の間に前記ユーザ機器(UE)によって検出される場合に、前記オフローディングモジュールは、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例4は、例3の主題を含み、選択的に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記識別子が基本サービスセット識別子(BSSID)を含む、ユーザ機器(UE)である。
例5は、例3又は例4の主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)は、前記セルラネットワークから前記あらかじめ規定された期間の指標を受信するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例6は、例1乃至5のいずれか1つの主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、前記オフローディングモジュールは、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)に対応する1つ又は複数のWLAN信号強度メトリックに基づいて、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記モビリティを決定するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例7は、例6の主題を含み、選択的に、あらかじめ規定された期間の間の前記1つ又は複数のWLAN信号強度メトリックの変化があらかじめ規定された閾値よりも小さい場合に、前記オフローディングモジュールは、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例8は、例1乃至7のいずれか1つの主題を含み、選択的に、前記オフローディングモジュールは、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の識別子と移動可能なAPの識別子のリストとの比較に基づいて前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記モビリティを決定するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例9は、例8の主題を含み、選択的に、移動可能なAPの識別子のリストは前記ユーザ機器(UE)の中にあらかじめ提供される、ユーザ機器(UE)である。
例10は、例8の主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)は、前記セルラネットワークのオペレータ、前記セルラネットワークのセルラノード並びにアクセスネットワーク発見及び選択機能(ANDSF)サーバを含むグループから選択される少なくとも1つのエンティティから前記移動可能なAPの識別子のうちの1つ又は複数の識別子を受信するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例11は、例1乃至10のいずれか1つの主題を含み、選択的に、前記オフローディングモジュールが、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記オフローディングモジュールは、WLANメトリックのみを使用する1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例12は、例1乃至10のいずれか1つの主題を含み、選択的に、前記オフローディングモジュールは、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするように構成され、前記オフローディングモジュールが、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記オフローディングモジュールは、1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応する1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値を使用して前記アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価するように構成され、前記オフローディングモジュールが、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能でないと判定する場合に、前記オフローディングモジュールは、前記1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応し前記第1のアシスタンス閾値とは異なる1つ又は複数の第2のアシスタンス閾値を使用して前記アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例13は、例12の主題を含み、選択的に、ある1つのアシスタンスパラメータに対応するある1つの第2のアシスタンス閾値は、前記アシスタンスパラメータに対応するある1つの第1のアシスタンス閾値よりも大きい、ユーザ機器(UE)である。
例14は、例12又は例13の主題を含み、選択的に、前記1つ又は複数のアシスタンスパラメータは、WLAN閾値及びセルラ閾値を含むグループから選択される少なくとも1つのパラメータを含む、ユーザ機器(UE)である。
例15は、例12乃至14のいずれか1つの主題を含み、選択的に、前記セルラトランシーバは、前記セルラネットワークから前記1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値を受信するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例16は、例1乃至15のいずれか1つの主題を含み、選択的に、前記オフローディングモジュールは、ステアリングタイマ期間の間に、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールの成果に基づいて、前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするように構成され、前記オフローディングモジュールが、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記オフローディングモジュールは、前記ステアリングタイマ期間を第1の期間に設定するように構成され、前記オフローディングモジュールが、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能でないと判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記オフローディングモジュールは、前記ステアリングタイマ期間を、前記第1のステアリングタイマ期間とは異なる第2の期間に設定するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例17は、例16の主題を含み、選択的に、第2の期間は前記第1の期間よりも短い、ユーザ機器(UE)である。
例18は、例1乃至17のいずれか1つの主題を含み、1つ又は複数のアンテナ、メモリ及びプロセッサをさらに含む、ユーザ機器(UE)である。
例19は、ユーザ機器(UE)であって、セルラネットワークと通信するセルラトランシーバと、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)を検出する無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)トランシーバと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能か否かを判定し、少なくとも前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能か否かの判定に基づいて前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)へとトラフィックをステアリングするべきか否かを選択するオフローディングモジュールとを含む、ユーザ機器(UE)である。
例20は、例19の主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあるときに、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の識別子があらかじめ規定された期間の間に前記ユーザ機器(UE)によって検出される場合に、前記オフローディングモジュールは、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例21は、例20の主題を含み、選択的に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記識別子が基本サービスセット識別子(BSSID)を含む、ユーザ機器(UE)である。
例22は、例20又は例21の主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)は、前記セルラネットワークから前記あらかじめ規定された期間の指標を受信するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例23は、例19乃至22のいずれかの主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、前記オフローディングモジュールは、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)に対応する1つ又は複数のWLAN信号強度メトリックに基づいて、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であるか否かを判定するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例24は、例23の主題を含み、選択的に、あらかじめ規定された期間の間の前記1つ又は複数のWLAN信号強度メトリックの変化があらかじめ規定された閾値よりも小さい場合に、前記オフローディングモジュールは、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例25は、例19乃至24のいずれかの主題を含み、選択的に、前記オフローディングモジュールは、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の識別子と移動可能なAPの識別子のリストとの比較に基づいて前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であるか否かを判定するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例26は、例25の主題を含み、選択的に、移動可能なAPの識別子のリストは前記ユーザ機器(UE)の中にあらかじめ提供される、ユーザ機器(UE)である。
例27は、例25の主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)は、前記セルラネットワークのオペレータ、前記セルラネットワークのセルラノード並びにアクセスネットワーク発見及び選択機能(ANDSF)サーバを含むグループから選択される少なくとも1つのエンティティから前記移動可能なAPの識別子のうちの1つ又は複数の識別子を受信するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例28は、例19乃至27のいずれかの主題を含み、選択的に、前記オフローディングモジュールが、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記オフローディングモジュールは、WLANメトリックのみを使用する1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例29は、例19乃至27のいずれかの主題を含み、選択的に、前記オフローディングモジュールは、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするように構成され、前記オフローディングモジュールが、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記オフローディングモジュールは、1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応する1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値を使用して前記アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価するように構成され、前記オフローディングモジュールが、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能でないと判定する場合に、前記オフローディングモジュールは、前記1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応し前記第1のアシスタンス閾値とは異なる1つ又は複数の第2のアシスタンス閾値を使用して前記アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例30は、例29の主題を含み、選択的に、ある1つのアシスタンスパラメータに対応するある1つの第2のアシスタンス閾値は、前記アシスタンスパラメータに対応するある1つの第1のアシスタンス閾値よりも大きい、ユーザ機器(UE)である。
例31は、例29又は例30の主題を含み、選択的に、前記1つ又は複数のアシスタンスパラメータは、WLAN閾値及びセルラ閾値を含むグループから選択される少なくとも1つのパラメータを含む、ユーザ機器(UE)である。
例32は、例29乃至31のいずれかの主題を含み、選択的に、前記セルラトランシーバは、前記セルラネットワークから前記1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値を受信するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例33は、例19乃至32のいずれかの主題を含み、選択的に、前記オフローディングモジュールは、ステアリングタイマ期間の間に、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールの成果に基づいて、前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするように構成され、前記オフローディングモジュールが、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記オフローディングモジュールは、前記ステアリングタイマ期間を第1の期間に設定するように構成され、前記オフローディングモジュールが、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能でないと判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記オフローディングモジュールは、前記ステアリングタイマ期間を、前記第1のステアリングタイマ期間とは異なる第2の期間に設定するように構成される、ユーザ機器(UE)である。
例34は、例33の主題を含み、選択的に、第2の期間は前記第1の期間よりも短い、ユーザ機器(UE)である。
例35は、例19乃至34のいずれかの主題を含み、1つ又は複数のアンテナ、メモリ及びプロセッサをさらに含む、ユーザ機器(UE)である。
例36は、ユーザ機器(UE)によって実行される方法であって、セルラネットワークと通信するステップと、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)のモビリティを決定するステップと、少なくとも前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記モビリティ及び前記ユーザ機器(UE)のモビリティ状態に基づいて、前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするステップとを含む、方法である。
例37は、例36の主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)のモビリティを決定するステップを含む、方法である。
例38は、例36又は例37の主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあるときに、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の識別子があらかじめ規定された期間の間に前記ユーザ機器(UE)によって検出される場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するステップを含む、方法である。
例39は、例38の主題を含み、選択的に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記識別子が基本サービスセット識別子(BSSID)を含む、方法である。
例40は、例38又は例39の主題を含み、選択的に、前記セルラネットワークから前記あらかじめ規定された期間の指標を受信するステップを含む、方法である。
例41は、例36乃至40のいずれかの主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)に対応する1つ又は複数のWLAN信号強度メトリックに基づいて、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記モビリティを決定するステップを含む、方法である。
例42は、例41の主題を含み、選択的に、あらかじめ規定された期間の間の前記1つ又は複数のWLAN信号強度メトリックの変化があらかじめ規定された閾値よりも小さい場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するステップを含む、方法である。
例43は、例36乃至42のいずれかの主題を含み、選択的に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の識別子と移動可能なAPの識別子のリストとの比較に基づいて前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記モビリティを決定するステップを含む、方法である。
例44は、例43の主題を含み、選択的に、移動可能なAPの識別子のリストは前記ユーザ機器(UE)の中にあらかじめ提供される、方法である。
例45は、例43の主題を含み、選択的に、前記セルラネットワークのオペレータ、前記セルラネットワークのセルラノード並びにアクセスネットワーク発見及び選択機能(ANDSF)サーバを含むグループから選択される少なくとも1つのエンティティから前記移動可能なAPの識別子のうちの1つ又は複数の識別子を受信するステップを含む、方法である。
例46は、例36乃至45のいずれかの主題を含み、選択的に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、WLANメトリックのみを使用する1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするステップを含む、方法である。
例47は、例36乃至45のいずれかの主題を含み、選択的に、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックフローをルーティングするステップと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応する1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値を使用して前記アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価するステップと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能でないと判定する場合に、前記1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応し前記第1のアシスタンス閾値とは異なる1つ又は複数の第2のアシスタンス閾値を使用して前記アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価するステップとを含む、方法である。
例48は、例47の主題を含み、選択的に、ある1つのアシスタンスパラメータに対応するある1つの第2のアシスタンス閾値は、前記アシスタンスパラメータに対応するある1つの第1のアシスタンス閾値よりも大きい、方法である。
例49は、例47又は例48の主題を含み、選択的に、前記1つ又は複数のアシスタンスパラメータは、WLAN閾値及びセルラ閾値を含むグループから選択される少なくとも1つのパラメータを含む、方法である。
例50は、例47乃至49のいずれかの主題を含み、選択的に、前記セルラネットワークから前記1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値を受信するステップを含む、方法である。
例51は、例36乃至50のいずれかの主題を含み、選択的に、ステアリングタイマ期間の間に、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールの成果に基づいて、前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするステップと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記ステアリングタイマ期間を第1の期間に設定するステップと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能でないと判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記ステアリングタイマ期間を、前記第1のステアリングタイマ期間とは異なる第2の期間に設定するステップを含む、方法である。
例52は、例51の主題を含み、選択的に、第2の期間は前記第1の期間よりも短い、方法である。
例53は、ユーザ機器(UE)によって実行される方法であって、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)を検出するステップと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であるか否かを判定するステップと、少なくとも前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であるか否かの判定に基づいて、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)へとトラフィックをステアリングするべきかを選択するステップとを含む、方法である。
例54は、例53の主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあるときに、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の識別子があらかじめ規定された期間の間に前記ユーザ機器(UE)によって検出される場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するステップを含む、方法である。
例55は、例54の主題を含み、選択的に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記識別子が基本サービスセット識別子(BSSID)を含む、方法である。
例56は、例54又は例55の主題を含み、選択的に、前記セルラネットワークから前記あらかじめ規定された期間の指標を受信するステップを含む、方法である。
例57は、例53乃至56のいずれかの主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)に対応する1つ又は複数のWLAN信号強度メトリックに基づいて、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であるか否かを判定するステップを含む、方法である。
例58は、例57の主題を含み、選択的に、あらかじめ規定された期間の間の前記1つ又は複数のWLAN信号強度メトリックの変化があらかじめ規定された閾値よりも小さい場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するステップを含む、方法である。
例59は、例53乃至58のいずれかの主題を含み、選択的に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の識別子と移動可能なAPの識別子のリストとの比較に基づいて前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であるか否かを判定するステップを含む、方法である。
例60は、例59の主題を含み、選択的に、移動可能なAPの識別子のリストは前記ユーザ機器(UE)の中にあらかじめ提供される、方法である。
例61は、例59の主題を含み、選択的に、前記セルラネットワークのオペレータ、前記セルラネットワークのセルラノード並びにアクセスネットワーク発見及び選択機能(ANDSF)サーバを含むグループから選択される少なくとも1つのエンティティから前記移動可能なAPの識別子のうちの1つ又は複数の識別子を受信するステップを含む、方法である。
例62は、例53乃至61のいずれかの主題を含み、選択的に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、WLANメトリックのみを使用する1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするステップを含む、方法である。
例63は、例53乃至61のいずれかの主題を含み、選択的に、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするステップと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応する1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値を使用して前記アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価するステップと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能でないと判定する場合に、前記1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応し前記第1のアシスタンス閾値とは異なる1つ又は複数の第2のアシスタンス閾値を使用して前記アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価するステップとを含む、方法である。
例64は、例63の主題を含み、選択的に、ある1つのアシスタンスパラメータに対応するある1つの第2のアシスタンス閾値は、前記アシスタンスパラメータに対応するある1つの第1のアシスタンス閾値よりも大きい、方法である。
例65は、例63又は例64の主題を含み、選択的に、前記1つ又は複数のアシスタンスパラメータは、WLAN閾値及びセルラ閾値を含むグループから選択される少なくとも1つのパラメータを含む、方法である。
例66は、例63乃至65のいずれかの主題を含み、選択的に、前記セルラネットワークから前記1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値を受信するステップを含む、方法である。
例67は、例53乃至66のいずれかの主題を含み、選択的に、ステアリングタイマ期間の間に、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールの成果に基づいて、前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするステップと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記ステアリングタイマ期間を第1の期間に設定するステップと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能でないと判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記ステアリングタイマ期間を、前記第1のステアリングタイマ期間とは異なる第2の期間に設定するステップとを含む、方法である。
例68は、例67の主題を含み、選択的に、第2の期間は前記第1の期間よりも短い、方法である。
例69は、コンピュータにより実行可能な命令を含む1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品であって、前記コンピュータにより実行可能な命令は、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって実行されると、該少なくとも1つのコンピュータプロセッサがユーザ機器(UE)で方法を実行するようにさせ、該方法は、セルラネットワークと通信するステップと、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)のモビリティを決定するステップと、少なくとも前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記モビリティ及び前記ユーザ機器(UE)のモビリティ状態に基づいて、前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするステップとを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例70は、例69の主題を含み、選択的に、前記方法が、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)のモビリティを決定するステップを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例71は、例69又は例70の主題を含み、選択的に、前記方法が、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあるときに、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の識別子があらかじめ規定された期間の間に前記ユーザ機器(UE)によって検出される場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するステップを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例72は、例71の主題を含み、選択的に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記識別子が基本サービスセット識別子(BSSID)を含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例73は、例71又は例72の主題を含み、選択的に、前記方法が、前記セルラネットワークから前記あらかじめ規定された期間の指標を受信するステップを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例74は、例69乃至73のいずれかの主題を含み、選択的に、前記方法が、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)に対応する1つ又は複数のWLAN信号強度メトリックに基づいて、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記モビリティを決定するステップを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例75は、例74の主題を含み、選択的に、前記方法が、あらかじめ規定された期間の間の前記1つ又は複数のWLAN信号強度メトリックの変化があらかじめ規定された閾値よりも小さい場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するステップを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例76は、例69乃至75の主題を含み、選択的に、前記方法が、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の識別子と移動可能なAPの識別子のリストとの比較に基づいて前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記モビリティを決定するステップを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例77は、例76の主題を含み、選択的に、移動可能なAPの識別子のリストは前記ユーザ機器(UE)の中にあらかじめ提供される、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例78は、例77の主題を含み、選択的に、前記方法が、前記セルラネットワークのオペレータ、前記セルラネットワークのセルラノード並びにアクセスネットワーク発見及び選択機能(ANDSF)サーバを含むグループから選択される少なくとも1つのエンティティから前記移動可能なAPの識別子のうちの1つ又は複数の識別子を受信するステップを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例79は、例69乃至78のいずれかの主題を含み、選択的に、前記方法が、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、WLANメトリックのみを使用する1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするステップを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例80は、例79乃至78のいずれかの主題を含み、選択的に、前記方法が、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックフローをルーティングするステップと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応する1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値を使用して前記アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価するステップと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能でないと判定する場合に、前記1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応し前記第1のアシスタンス閾値とは異なる1つ又は複数の第2のアシスタンス閾値を使用して前記アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価するステップとを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例81は、例80の主題を含み、選択的に、ある1つのアシスタンスパラメータに対応するある1つの第2のアシスタンス閾値は、前記アシスタンスパラメータに対応するある1つの第1のアシスタンス閾値よりも大きい、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例82は、例80又は例81の主題を含み、選択的に、前記1つ又は複数のアシスタンスパラメータは、WLAN閾値及びセルラ閾値を含むグループから選択される少なくとも1つのパラメータを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例83は、例80乃至82のいずれかの主題を含み、選択的に、前記方法が、前記セルラネットワークから前記1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値を受信するステップを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例84は、例69乃至83のいずれかの主題を含み、選択的に、前記方法が、ステアリングタイマ期間の間に、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールの成果に基づいて、前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするステップと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記ステアリングタイマ期間を第1の期間に設定するステップと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能でないと判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記ステアリングタイマ期間を、前記第1のステアリングタイマ期間とは異なる第2の期間に設定するステップを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例85は、例84の主題を含み、選択的に、第2の期間は前記第1の期間よりも短い、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例86は、コンピュータにより実行可能な命令を含む1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品であって、前記コンピュータにより実行可能な命令は、少なくとも1つのコンピュータプロセッサによって実行されると、該少なくとも1つのコンピュータプロセッサがユーザ機器(UE)で方法を実行するようにさせ、該方法は、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)を検出するステップと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であるか否かを判定するステップと、少なくとも前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であるか否かの判定に基づいて、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)へとトラフィックをステアリングするべきかを選択するステップとを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例87は、例86の主題を含み、選択的に、前記方法が、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあるときに、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の識別子があらかじめ規定された期間の間に前記ユーザ機器(UE)によって検出される場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するステップを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例88は、例87の主題を含み、選択的に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記識別子が基本サービスセット識別子(BSSID)を含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例89は、例87又は例88のいずれかの主題を含み、選択的に、前記方法が、前記セルラネットワークから前記あらかじめ規定された期間の指標を受信するステップを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例90は、例86乃至89のいずれかの主題を含み、選択的に、前記方法が、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)に対応する1つ又は複数のWLAN信号強度メトリックに基づいて、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であるか否かを判定するステップを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例91は、例90の主題を含み、選択的に、前記方法が、あらかじめ規定された期間の間の前記1つ又は複数のWLAN信号強度メトリックの変化があらかじめ規定された閾値よりも小さい場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するステップを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例92は、例86乃至91のいずれかの主題を含み、選択的に、前記方法が、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の識別子と移動可能なAPの識別子のリストとの比較に基づいて前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であるか否かを判定するステップを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例93は、例92の主題を含み、選択的に、移動可能なAPの識別子のリストは前記ユーザ機器(UE)の中にあらかじめ提供される、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例94は、例92の主題を含み、選択的に、前記方法が、前記セルラネットワークのオペレータ、前記セルラネットワークのセルラノード並びにアクセスネットワーク発見及び選択機能(ANDSF)サーバを含むグループから選択される少なくとも1つのエンティティから前記移動可能なAPの識別子のうちの1つ又は複数の識別子を受信するステップを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例95は、例86乃至94のいずれかの主題を含み、選択的に、前記方法が、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、WLANメトリックのみを使用する1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするステップを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例96は、例86乃至94のいずれかの主題を含み、選択的に、前記方法が、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするステップと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応する1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値を使用して前記アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価するステップと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能でないと判定する場合に、前記1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応し前記第1のアシスタンス閾値とは異なる1つ又は複数の第2のアシスタンス閾値を使用して前記アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価するステップとを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例97は、例96の主題を含み、選択的に、ある1つのアシスタンスパラメータに対応するある1つの第2のアシスタンス閾値は、前記アシスタンスパラメータに対応するある1つの第1のアシスタンス閾値よりも大きい、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例98は、例96又は例97の主題を含み、選択的に、前記1つ又は複数のアシスタンスパラメータは、WLAN閾値及びセルラ閾値を含むグループから選択される少なくとも1つのパラメータを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例99は、例96乃至98のいずれかの主題を含み、選択的に、前記方法が、前記セルラネットワークから前記1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値を受信するステップを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例100は、例86乃至99のいずれかの主題を含み、選択的に、前記方法が、ステアリングタイマ期間の間に、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールの成果に基づいて、前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングするステップと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記ステアリングタイマ期間を第1の期間に設定するステップと、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能でないと判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記ステアリングタイマ期間を、前記第1のステアリングタイマ期間とは異なる第2の期間に設定するステップとを含む、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例101は、例100の主題を含み、選択的に、第2の期間は前記第1の期間よりも短い、1つ又は複数の有体のコンピュータ読み取り可能な非一時的記憶媒体を含む製品である。
例102は、ユーザ機器(UE)による無線通信のための装置であって、セルラネットワークと通信する手段と、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)のモビリティを決定する手段と、少なくとも前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記モビリティ及び前記ユーザ機器(UE)のモビリティ状態に基づいて、前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングする手段とを含む、装置である。
例103は、例102の主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)のモビリティを決定する手段を含む、装置である。
例104は、例102又は例103の主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあるときに、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の識別子があらかじめ規定された期間の間に前記ユーザ機器(UE)によって検出される場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定する手段を含む、装置である。
例105は、例104の主題を含み、選択的に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記識別子が基本サービスセット識別子(BSSID)を含む、装置である。
例106は、例104又は例105の主題を含み、選択的に、前記セルラネットワークから前記あらかじめ規定された期間の指標を受信する手段を含む、装置である。
例107は、例102乃至106のいずれかの主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)に対応する1つ又は複数のWLAN信号強度メトリックに基づいて、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記モビリティを決定する手段を含む、装置である。
例108は、例107の主題を含み、選択的に、あらかじめ規定された期間の間の前記1つ又は複数のWLAN信号強度メトリックの変化があらかじめ規定された閾値よりも小さい場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定する手段を含む、装置である。
例109は、例102乃至108のいずれかの主題を含み、選択的に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の識別子と移動可能なAPの識別子のリストとの比較に基づいて前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記モビリティを決定する手段を含む、装置である。
例110は、例109の主題を含み、選択的に、移動可能なAPの識別子のリストは前記ユーザ機器(UE)の中にあらかじめ提供される、装置である。
例111は、例109の主題を含み、選択的に、前記セルラネットワークのオペレータ、前記セルラネットワークのセルラノード並びにアクセスネットワーク発見及び選択機能(ANDSF)サーバを含むグループから選択される少なくとも1つのエンティティから前記移動可能なAPの識別子のうちの1つ又は複数の識別子を受信する手段を含む、装置である。
例112は、例102乃至111のいずれかの主題を含み、選択的に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、WLANメトリックのみを使用する1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングする手段を含む、装置である。
例113は、例102乃至111の主題を含み、選択的に、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングし、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応する1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値を使用して前記アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価し、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能でないと判定する場合に、前記1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応し前記第1のアシスタンス閾値とは異なる1つ又は複数の第2のアシスタンス閾値を使用して前記アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価する手段を含む、装置である。
例114は、例113の主題を含み、選択的に、ある1つのアシスタンスパラメータに対応するある1つの第2のアシスタンス閾値は、前記アシスタンスパラメータに対応するある1つの第1のアシスタンス閾値よりも大きい、装置である。
例115は、例113又は例114の主題を含み、選択的に、前記1つ又は複数のアシスタンスパラメータは、WLAN閾値及びセルラ閾値を含むグループから選択される少なくとも1つのパラメータを含む、装置である。
例116は、例113乃至115のいずれかの主題を含み、選択的に、前記セルラネットワークから前記1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値を受信する手段を含む、装置である。
例117は、例102乃至116のいずれかの主題を含み、選択的に、ステアリングタイマ期間の間に、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールの成果に基づいて、前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングし、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記ステアリングタイマ期間を第1の期間に設定し、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能でないと判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記ステアリングタイマ期間を、前記第1のステアリングタイマ期間とは異なる第2の期間に設定する手段を含む、装置である。
例118は、例117の主題を含み、選択的に、第2の期間は前記第1の期間よりも短い、装置である。
例119は、ユーザ機器(UE)による無線通信のための装置であって、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)を検出する手段と、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能か否かを判定する手段と、少なくとも前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能か否かの判定に基づいて前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)へとトラフィックをステアリングするべきか否かを選択する手段とを含む、装置である。
例120は、例119の主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあるときに、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の識別子があらかじめ規定された期間の間に前記ユーザ機器(UE)によって検出される場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定する手段を含む、装置である。
例121は、例120の主題を含み、選択的に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の前記識別子が基本サービスセット識別子(BSSID)を含む、装置である。
例122は、例120又は例121の主題を含み、選択的に、前記セルラネットワークから前記あらかじめ規定された期間の指標を受信する手段を含む、装置である。
例123は、例119乃至例122のいずれかの主題を含み、選択的に、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にある場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)に対応する1つ又は複数のWLAN信号強度メトリックに基づいて、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であるか否かを判定する手段を含む、装置である。
例124は、例123の主題を含み、選択的に、あらかじめ規定された期間の間の前記1つ又は複数のWLAN信号強度メトリックの変化があらかじめ規定された閾値よりも小さい場合に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定する手段を含む、装置である。
例125は、例119乃至124のいずれかの主題を含み、選択的に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の識別子と移動可能なAPの識別子のリストとの比較に基づいて前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であるか否かを判定する手段を含む、装置である。
例126は、例125の主題を含み、選択的に、移動可能なAPの識別子のリストは前記ユーザ機器(UE)の中にあらかじめ提供される、装置である。
例127は、例125の主題を含み、選択的に、前記セルラネットワークのオペレータ、前記セルラネットワークのセルラノード並びにアクセスネットワーク発見及び選択機能(ANDSF)サーバを含むグループから選択される少なくとも1つのエンティティから前記移動可能なAPの識別子のうちの1つ又は複数の識別子を受信する手段を含む、装置である。
例128は、例119乃至127のいずれかの主題を含み、選択的に、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、WLANメトリックのみを使用する1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングする手段を含む、装置である。
例129は、例119乃至127のいずれかの主題を含み、選択的に、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールに基づいて前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングし、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応する1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値を使用して前記アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価し、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能でないと判定する場合に、前記1つ又は複数のアシスタンスパラメータに対応し前記第1のアシスタンス閾値とは異なる1つ又は複数の第2のアシスタンス閾値を使用して前記アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールを評価する手段を含む、装置である。
例130は、例129の主題を含み、選択的に、ある1つのアシスタンスパラメータに対応するある1つの第2のアシスタンス閾値は、前記アシスタンスパラメータに対応するある1つの第1のアシスタンス閾値よりも大きい、装置である。
例131は、例129又は例130の主題を含み、選択的に、前記1つ又は複数のアシスタンスパラメータは、WLAN閾値及びセルラ閾値を含むグループから選択される少なくとも1つのパラメータを含む、装置である。
例132は、例129乃至131の主題を含み、選択的に、前記セルラネットワークから前記1つ又は複数の第1のアシスタンス閾値を受信する手段を含む、装置である。
例133は、例119乃至132のいずれかの主題を含み、選択的に、ステアリングタイマ期間の間に、1つ又は複数のアクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールの成果に基づいて、前記セルラネットワークと前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)との間でトラフィックをルーティングし、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能であると判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記ステアリングタイマ期間を第1の期間に設定し、前記無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)が移動可能でないと判定するとともに、前記ユーザ機器(UE)が中程度のモビリティ状態又は高モビリティ状態にあると判定する場合に、前記ステアリングタイマ期間を、前記第1のステアリングタイマ期間とは異なる第2の期間に設定する手段を含む、装置である。
例134は、例133の主題を含み、選択的に、第2の期間は前記第1の期間よりも短い、装置である。
1つ又は複数の実施形態を参照して本明細書において説明された機能、動作、及び/又は特徴は、1つ又は複数の他の実施形態を参照して本明細書で説明された1つ又は複数の他の機能、他の動作、他の構成要素、及び/又は特徴と組み合わせられ、又はそれらと組み合わせて利用されてもよい。
ある複数の特徴が図示され、また、本明細書において説明されてきたが、当業者であれば、多くの修正、置換、変更、及び同様のものが可能である。したがって、添付の特許請求の範囲は、本願発明の原理の範囲内にあるそれらの修正及び変更をすべて包含するように意図されているということを理解すべきである。