JP6381715B1 - 提供装置、提供方法、提供プログラム、決定装置、決定方法、及び決定プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの満足度の低下を抑制しつつ、課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートをユーザに提供可能にすること。【解決手段】本願に係る提供装置は、提供部を有する。提供部は、所定の出発点と所定の到着点との間の移動区間に対応する複数の移動手段を所定の方向に並べた一覧を表示する端末装置に、移動区間に関して課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートであって、一覧において複数の移動手段とともに表示されるスポンサードルートを提供する。【選択図】図3

Description

本発明は、提供装置、提供方法、提供プログラム、決定装置、決定方法、及び決定プログラムに関する。
近年、例えば地図等のロケーションに関する情報とともに広告を表示する技術が提供されている。例えば、電車やバスなどの移動体を利用するユーザの携帯端末に対し、移動体の路線情報に基づき、行き先や停車位置に関連する広告情報を提供する技術が提供されている。
特開2005−250081号公報
しかしながら、上記の従来技術ではユーザの満足度の低下を抑制しつつ、課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートをユーザに提供することが難しい。例えば、単に行き先や停車位置に関連する広告情報をユーザに提供するだけでは、ユーザが移動に関連しない情報を閲覧している際などユーザにとって適切ではない提供態様となる場合がある。このような場合、ユーザの満足度の低下を抑制しつつ、課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートをユーザに提供することが難しい。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの満足度の低下を抑制しつつ、課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートをユーザに提供可能にする提供装置、提供方法、提供プログラム、決定装置、決定方法、決定プログラム、端末装置、表示方法、及び表示プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る提供装置は、所定の出発点と所定の到着点との間の移動区間に対応する複数の移動手段を所定の方向に並べた一覧を表示する端末装置に、前記移動区間に関して課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートであって、前記一覧において前記複数の移動手段とともに表示されるスポンサードルートを提供する提供部、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザの満足度の低下を抑制しつつ、課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートをユーザに提供可能にすることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る提供処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る提供システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る提供装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るスポンサードルート情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る提供処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図8は、実施形態に係る表示処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、入札移動手段の表示の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る提供処理の一例を示す図である。 図11は、提供装置及び端末装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る提供装置、提供方法、提供プログラム、決定装置、決定方法、決定プログラム、端末装置、表示方法、及び表示プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る提供装置、提供方法、提供プログラム、決定装置、決定方法、決定プログラム、端末装置、表示方法、及び表示プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.提供処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る提供処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る提供処理の一例を示す図である。図1の例では、提供装置100は、乗換案内サービスを提供する場合を示し、所定の出発点として出発駅の指定を取得し、所定の到着点として到着駅の指定を取得する。そして、図1の例では、提供装置100がユーザにより入力された出発駅と到着駅との間の移動区間に対応する複数の移動手段を所定の方向に並べた一覧を端末装置10に提供する場合を示す。なお、ここでいう移動手段とは、その移動手段を提供する事業者及びその移動経路を含む概念であってもよい。例えば、以下では、同じ事業者及び同じ移動区間であっても、移動経路ごとに個別の移動手段とされるものとする。
〔提供システムの構成〕
図1の説明に先立って、図2を用いて提供システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る提供システムの構成例を示す図である。図2に示すように、提供システム1は、端末装置10と、事業者装置20と、移動経路サービス装置50と、提供装置100とが含まれる。端末装置10と、事業者装置20と、移動経路サービス装置50と、提供装置100とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図2に示した提供システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の事業者装置20や、複数台の移動経路サービス装置50や、複数台の提供装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、ユーザによる操作を取得する。図1の例では端末装置10は、ユーザの操作により所定のアプリケーション(以下、単に「アプリ」とする場合がある)を起動する。図1の例では、アプリが、ユーザが指定した2地点間(出発駅と到着駅との間)の移動手段に関する情報を提供する乗換案内アプリであってもよい。また、端末装置10は、ユーザの操作によりアプリに表示する情報を提供装置100へ要求する。なお、端末装置10は、提供装置100が提供する情報を表示可能であれば、どのようなアプリにより情報を表示してもよい。例えば、端末装置10は、乗換案内アプリ等の専用のアプリケーションにより提供装置100が提供する情報を表示してもよいし、ブラウザアプリ(以下、単に「ブラウザ」とする場合がある)により提供装置100が提供する情報を表示してもよい。また、端末装置10は、乗換案内アプリ等に表示する情報を予め提供装置100から取得済みである場合、提供装置100と通信することなく、ユーザの操作に応じて提供装置100から提供済みの各種情報を表示してもよい。
また、以下では、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。なお、端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1の例では、端末装置10がタッチパネル機能を有するスマートフォンである場合を示す。
また、図1の例では、端末装置10における表示内容の変更に応じて、端末装置10を端末装置10−1、10−2として説明する。なお、端末装置10−1、10−2は同一の端末装置10である。また、以下では、端末装置10−1、10−2について、特に区別なく説明する場合には、端末装置10と記載する。
事業者装置20は、各事業者(入札者)よって利用される情報処理装置である。例えば、なお、ここでいう事業者とは、公共交通機関等の法人を含む概念であるものとする。例えば、事業者装置20は、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等により実現される。なお、図1の例では、事業者装置20がノート型PCである場合を一例として示す。図1の例では、事業者装置20は、事業者である公共交通機関「X電鉄」の管理者M1によって利用される情報処理装置である場合を示す。X電鉄の管理者M1は、事業者装置20を用いて、提供装置100との間で情報の送受信を行う。例えば、X電鉄の管理者M1は、事業者装置20を用いて、所望の2地点間の移動手段に関する入札情報を送信する。例えば、X電鉄の管理者M1は、事業者装置20を用いて、提供装置100に移動手段に関する各種情報の入稿や入札額を示す情報の送信を行ったりする。また、事業者装置20は、提供装置100から情報提供を受けてもよい。
移動経路サービス装置50は、提供装置100が提供する乗換案内サービスにおいて提供する移動手段に関する情報や、指定された2地点間の移動手段に関する情報を所定の基準に基づいて抽出する抽出ロジック(抽出プログラム)を提供する情報処理装置である。なお、移動経路サービス装置50が提供する抽出ロジックは、種々の公知の経路探索ロジックであってもよい。例えば、移動経路サービス装置50が提供する抽出ロジックは、各地点(各駅)をノードとし、各ノード間が時間や料金が対応付けられたエッジで接続されたグラフ情報を用いるロジックであってもよい。例えば、移動経路サービス装置50が提供する抽出ロジックは、指定された時間に対応して、指定された出発点を遅く出発し、到着点に早く着くような所定数の移動手段を抽出するロジックであってもよい。なお、抽出ロジックは、乗換えが楽か否か、料金が安いか等の種々の基準に基づいて指定された時間や出発点や到着点に対応する移動手段を抽出したり、抽出した移動手段の順位付けを行なったりしてもよい。なお、以下では、ユーザにより指定された時間(出発時間や到着時間)や出発点や到着点等に関する情報を指定情報と総称する場合がある。
提供装置100は、端末装置10にユーザが指定した指定情報に対応する移動手段に関する情報を提供する情報処理装置である。図1の例では、提供装置100は、端末装置10から情報要求を取得し、端末装置10において起動されたアプリ中に表示される移動手段に関する情報(以下、単に「移動手段」ともいう)を提供する。また、提供装置100は、課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートであって、端末装置10にユーザが指定した指定情報に対応するスポンサードルートを提供する。例えば、スポンサードルートとは、事業者がユーザへの情報の提供を希望し、所定の登録を行った移動手段であって、情報の表示の提供に応じて事業者に課金等が発生する移動手段を意味する。図1の例では、提供装置100は、入札された移動手段に関する情報であって、端末装置10にユーザが指定した指定情報に対応する入札された移動手段に関する情報(以下、単に「入札移動手段」ともいう)を、スポンサードルートとして提供する。例えば、ここでいう入札移動手段とは、所定の事業を行う事業者(入札者)により入札された移動手段を意味する。なお、スポンサードルートは、入札移動手段に限らず種々の形態であってもよいが、詳細は後述する。また、提供装置100は、移動区間に関して課金の対象となる移動手段であるスポンサードルート群のうち、ユーザからの情報要求に対応するスポンサードルートを決定する決定装置である。例えば、提供装置100は、課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートのうち、ユーザの路線検索リクエストに対応するスポンサードルートを、ユーザが利用する端末装置10に提供する。
ここから、図1を用いて、実施形態に係る提供処理の一例について説明する。図1に示す提供装置100は、ユーザが入力した2地点間に対応する移動手段に関する情報を提供する乗換案内サービスを提供する。図1の例では、ユーザがユーザU1である場合を示す。また、図1の例では、ユーザU1は、アプリとして乗換案内アプリを利用するものとする。
以下、図1を用いて、提供処理の一例を説明する。まず、図1に示すマップ情報MP1について、簡単に説明する。図1に示すマップ情報MP1は、各地点(各駅)の位置及びその移動手段による接続関係の一部を模式的に示す図である。例えば、マップ情報MP1には、A駅とB駅との間を乗り換えなしで運行する移動手段PT1が存在することを示す。以下では、移動手段PT1の移動経路を「経路PT1」とする場合がある。このように、以下では、「経路PT*(*は任意の数値)」と記載した場合、その移動経路は「移動手段PT*」に対応する移動経路であることを示す。例えば、「経路PT2」と記載した場合、その移動経路は「移動手段PT2」に対応する移動経路である。例えば、経路PT1は、A駅とB駅との間を所定の交通機関(例えば、AB電鉄等)により運行される移動手段PT1の移動経路である。
また、例えば、マップ情報MP1には、経路PT2に示すように、V駅を乗換駅としてA駅とB駅との間を運行する移動手段PT2が存在することを示す。また、例えば、マップ情報MP1には、経路PT11に示すように、C駅を乗換駅としてA駅とB駅との間を運行する移動手段PT11が存在することを示す。なお、図1の例では、移動手段PT11は、マップ情報MP1に示すように、A駅を出発して、B駅から離れる方向にあるC駅へ向かい、C駅で乗り換えてB駅の方向へ近づく方向へ移動するため、上述した抽出ロジックでは、A駅からB駅への移動手段として、抽出されない、または、提供対象となる所定の順位よりも下位の移動手段であるものとする。
まず、提供装置100は、事業者装置20から入札を取得する(ステップS10)。例えば、提供装置100は、X電鉄の管理者M1が利用する事業者装置20から入札に関する情報(以下、「入札情報」ともいう)を取得する。図1の例では、提供装置100は、事業者装置20から、出発駅を「A駅」とし、到着駅を「B駅」とし、移動経路がX電鉄により運行される経路PT11である移動手段PT11に関する入札情報を取得する。図1の例では、提供装置100は、事業者装置20から、出発駅を「A駅」とし、到着駅を「B駅」とする移動手段PT11の入札額「100(円)」を含む入札情報をスポンサードルート情報として取得する。
そして、提供装置100は、事業者装置20から取得したスポンサードルート情報(入札情報)をスポンサードルート情報記憶部122に格納する。
図1中のスポンサードルート情報記憶部122に示す「移動区間ID」は、移動区間を識別するための識別情報を示す。図1中のスポンサードルート情報記憶部122に示す「出発点」は、対応する移動区間IDにより識別される移動区間の出発点を示す。また、図1中のスポンサードルート情報記憶部122に示す「到着点」は、対応する移動区間IDにより識別される移動区間の到着点を示す。
図1中のスポンサードルート情報記憶部122に示す「入札者ID」は、入札者を識別するための識別情報を示す。図1中のスポンサードルート情報記憶部122に示す「事業種別」は、対応する移動区間IDにより識別される入札者が提供する移動手段の事業種別を示す。
図1中のスポンサードルート情報記憶部122に示す「入札額(円)」は、入札者が経路等の移動手段に関する情報を入稿する際に指定する金額を示す。図1中のスポンサードルート情報記憶部122に示す「移動手段」は、入札した移動手段に関する各種情報を示す。例えば、図1中のスポンサードルート情報記憶部122に示す「PT11」は、マップ情報MP1中の移動手段PT11に対応する。
図1の例では、移動区間ID「IV12」により識別される移動区間(移動区間IV12)は、出発点が「A駅」であり、到着点が「B駅」であることを示す。また、図1の例では、出発点「A駅」から到着点「B駅」までの移動区間IV12には、入札者ID「BD11」により識別される入札者(入札者BD11)や入札者ID「BD12」により識別される入札者(入札者BD12)や入札者ID「BD13」により識別される入札者(入札者BD13)が、移動手段に関する入札を行っていることを示す。
図1の例では、移動区間IV12に入札した入札者BD11の事業種別は、交通機関の事業種別(以下、単に「種別」ともいう)「電車」の「X電鉄」であることを示す。すなわち、入札者BD11は、ステップS10において入札を行ったX電鉄に対応する。また、入札者BD11の入札額は、「100(円)」であることを示す。
また、図1の例では、移動区間IV12に入札した入札者BD12の事業種別は、種別「電車」の「Y電鉄」であることを示す。また、入札者BD12の入札額は、「80(円)」であることを示す。また、図1の例では、移動区間IV12に入札した入札者BD13の事業種別は、交通機関「タクシー」であることを示す。また、入札者BD13の入札額は、「50(円)」であることを示す。このように、図1の例では、入札者BD11(X電鉄)が行った入札の入札額「100(円)」が、出発点「A駅」から到着点「B駅」までの移動区間IV12に対応する入札のうち、最大の入札額であるものとする。
また、ユーザU1は、端末装置10で乗換案内アプリを起動し、所望の2地点を入力する(ステップS11)。例えば、ユーザU1は、所望の出発点と到着点との2地点を入力する。図1の例では、ユーザU1は乗換案内アプリの入力画面P11(入力ページP11)中に含まれる出発駅を指定する入力欄BX11に「A駅」と入力する。また、図1の例では、ユーザU1は乗換案内アプリの入力画面P11に含まれる到着駅を指定する入力欄BX12に「B駅」と入力する。
その後、ユーザU1は、入力画面P11に含まれるボタンBT11を押下することにより(ステップS12)、提供装置100に情報要求を送信する(ステップS13)。例えば、ユーザU1は、端末装置10のボタンBT11が表示された部分を指F1によりタッチすることにより、提供装置100にA駅からB駅を移動経路とする検索クエリを情報要求として送信する。図1の例では、端末装置10は、出発駅を「A駅」、到着駅を「B駅」とし、出発時間(時刻)を現在時間(例えば、2017年2月18日8時)とする移動手段に関する情報を要求する。
端末装置10から情報要求を取得した提供装置100は、移動手段を決定する(ステップS14)。図1の例では、提供装置100は、出発駅を「A駅」、到着駅を「B駅」とする移動手段を、端末装置10に提供する移動手段として決定する。例えば、提供装置100は、移動経路サービス装置50から提供された抽出ロジックや移動手段に関する情報に基づいて、出発駅を「A駅」、到着駅を「B駅」とする移動手段を、端末装置10に提供する移動手段として決定する。なお、提供装置100は、移動経路サービス装置50に端末装置10から取得した情報を送信することにより、移動経路サービス装置50から出発駅を「A駅」、到着駅を「B駅」とする移動手段を取得してもよい。図1の例では、提供装置100は、出発駅を「A駅」、到着駅を「B駅」とする移動手段PT1や移動手段PT2等を、端末装置10に提供する移動手段として決定する。
そして、提供装置100は、入札移動手段を決定する(ステップS15)。例えば、提供装置100は、スポンサードルート情報記憶部122に記憶された入札移動手段群のうち、ユーザの情報要求に対応する入札移動手段を決定する。例えば、提供装置100は、出発点「A駅」から到着点「B駅」までの移動区間IV12に対応する入札の中から、入札移動手段を決定する。図1の例では、提供装置100は、出発点「A駅」から到着点「B駅」までの移動区間IV12に対応する入札のうち、入札額が最大である入札に対応する移動手段を入札移動手段として決定する。具体的には、提供装置100は、出発点「A駅」から到着点「B駅」までの移動区間IV12に対応する入札のうち、最大の入札額「100(円)」を入札した入札者BD11(X電鉄)の移動手段PT11を、端末装置10に提供する入札移動手段として決定する。
そして、提供装置100は、入札移動手段が移動手段とともに並べて表示される一覧を提供する(ステップS16)。例えば、提供装置100は、移動手段PT1、PT2や入札移動手段PT11を端末装置10に提供する。図1の例では、提供装置100は、移動手段PT1、PT2や入札移動手段PT11を一覧表示する一覧情報P12を端末装置10に提供する。
一覧情報P12を受信した端末装置10は、表示を遷移させる(ステップS17)。図1の例では、表示遷移後の端末装置10中の一覧情報P12には、移動手段PT1、移動手段PT2、入札移動手段PT11、移動手段PT3の順に上下方向に並んで一覧表示される。この場合、端末装置10において、入札移動手段は移動手段とともに所定の方向に並べて一覧表示される。図1の例では、端末装置10において、入札移動手段PT11が、移動手段PT2と移動手段PT3との間に差し込まれて一覧表示される。
また、図1の例では、移動手段PT1には、最も到着時間が早いことを示すアイコンIC1が経路に関する情報とともに表示される。また、図1の例では、入札移動手段PT11には、最も料金が安いことを示すアイコンIC11が経路に関する情報とともに表示される。これにより、入札移動手段PT11がユーザU1に視認される可能性を高めることができる。また、例えば、端末装置10は、ユーザU1が入札移動手段PT11を選択した場合、入札移動手段PT11に関する詳細情報を表示してもよい。
また、図1の例では、端末装置10は、入札移動手段PT11を移動手段PT1〜PT3等とは異なる態様で一覧表示する。例えば、端末装置10は、入札移動手段PT11を移動手段PT1〜PT3等とは異なる色で一覧表示する。図1の例では、入札移動手段PT11の色をハッチングで図示するが、移動手段PT1〜PT3等の背景色を白とし、入札移動手段PT11の背景色を黄色とすることにより、端末装置10は、入札移動手段PT11を移動手段PT1〜PT3等とは異なる態様で一覧表示してもよい。これにより、入札移動手段PT11が移動手段PT1〜PT3等の他の移動手段とは異なる基準で表示されている移動手段であることを、ユーザU1が直感的に把握することができる。
上述した例では、提供装置100は、ユーザの検索クエリ(指定情報)に対応する移動手段を提供する際に、入札された入札移動手段を移動手段と一覧表示されるように提供する。図1の例では、端末装置10は、移動手段PT1〜PT3とともに、入札移動手段PT11を上下方向に並べて一覧表示する。つまり、提供装置100は、入札移動手段PT11をユーザの検索クエリに対応する移動手段PT1〜PT3とともに表示されるように提供することができるため、入札移動手段PT11をユーザに視認可能性が高い態様で、提供することができる。また、提供装置100は、移動手段PT1〜PT3に重畳させることなく、移動手段PT1〜PT3と調和した態様で入札移動手段PT11が表示されるように提供することができるため、ユーザの満足度を低下させることなく、入札移動手段PT11をユーザに適切に提供することができる。すなわち、提供装置100は、ユーザの満足度の低下を抑制しつつ、入札された移動手段に関する情報をユーザに提供することができる。
〔1−1.提供する入札移動手段〕
なお、上記の例では、説明を簡単にするために、入札額が最大の入札移動手段を端末装置10に提供する場合を示したが、提供装置100は、種々の条件や目的に応じて端末装置10に提供する入札移動手段を決定してもよい。例えば、提供装置100は、複数の入札移動手段を端末装置10に提供してもよい。
例えば、提供装置100は、所定のスコアに基づいて、端末装置10に提供する入札移動手段を決定してもよい。例えば、事業者への課金が端末装置10に表示された入札移動手段をユーザが選択した場合に発生する場合、入札移動手段の選択率(いわゆるクリック率:Click Through Rate)と入札額とに基づいて算出されるスコアに基づいて、端末装置10に提供する入札移動手段を決定してもよい。入札移動手段の選択率と入札額とに基づいて算出されるスコア(指標値)、いわゆるeCPM(effective Cost Per Mille)と同様にスコアに基づいて、端末装置10に提供する入札移動手段を決定してもよい。
例えば、提供装置100は、入札者BD12の入札移動手段PT12が端末装置10に表示された際の選択率が、入札者BD11の入札移動手段PT11が端末装置10に表示された際の選択率の2倍である場合、入札移動手段PT12を端末装置10に提供する入札移動手段と決定してもよい。例えば、提供装置100は、入札者BD11の入札移動手段PT11が端末装置10に表示された際の選択率が「0.05(5%)」である場合、入札移動手段PT11のスコアを「5(=100×0.05)」と算出する。また、例えば、提供装置100は、入札者BD12の入札移動手段PT12が端末装置10に表示された際の選択率が「0.1(10%)」である場合、入札移動手段PT12のスコアを「8(=80×0.1)」と算出する。この場合、入札移動手段PT12のスコア「8」の方が、入札移動手段PT11のスコア「5」よりも大きいため、提供装置100は、入札移動手段PT12を端末装置10に提供する入札移動手段と決定してもよい。なお、上記は一例であり、提供装置100は、例えば、CVR(Conversion Rate)、CPC(Cost Per Click)等の種々の指標に基づいて、端末装置10に提供する入札移動手段を決定してもよい。
なお、提供システム1における課金形態は上記限らず、種々の課金形態であってよい。例えば、提供システム1における課金形態は、いわゆるインプレッション課金であってもよい。例えば、提供装置100は、スポンサードルートが表示された場合、そのスポンサードルートに対応する事業者に課金してもよい。また、例えば、提供システム1における課金形態は、ユーザがスポンサードルートの事業者の利益に至る行動を行ったら課金、いわゆるコンバージョン課金であってもよい。例えば、提供装置100は、スポンサードルートが提供されたユーザがそのスポンサードルートで予約等の所定の行動を行った場合、そのスポンサードルートに対応する事業者に課金してもよい。
また、例えば、提供装置100は、スポンサードルートが提供されたユーザの行動を所定のセンサにより捕捉し、ユーザがそのスポンサードルートを利用した場合、そのスポンサードルートに対応する事業者に課金してもよい。例えば、提供装置100は、ユーザが利用する端末装置10のGPS(Global Positioning System)等により検知されるユーザの位置情報を取得し、ユーザがそのスポンサードルートを利用した場合、そのスポンサードルートに対応する事業者に課金してもよい。
また、図1の例では、事業者が入札額を指定して入札する場合を示したが、提供システム1においては、種々の形態によりスポンサードルートを受付けてもよい。例えば、提供装置100は、所定の期間中にスポンサードルートがユーザの端末装置10に表示される回数を保証するインプレッション保証タイプにより、スポンサードルートの登録(入稿)を受け付けてもよい。この場合、事業者(広告主)が予めスポンサードルートが表示される回数(インプレッション数)を購入し、提供装置100は、そのインプレッション数を保証するように、そのスポンサードルートを表示してもよい。例えば、提供装置100は、事業者のスポンサードルートについて保証するインプレッション数に応じてその事業者に前課金し、そのスポンサードルートを保証したインプレッション数を満たすように表示してもよい。なお、上記は一例であり、提供装置100は、スポンサードルートのユーザへの提供に応じて、課金する形態であれば、どのような課金形態で課金を行ってもよい。
〔1−2.入札移動手段の種別〕
また、図1の例では、電車を移動手段の一例として説明したが、移動手段は、電車に限らず、種々の移動手段であってもよい。例えば、移動手段は、図1に示すように、タクシーや飛行機等であってもよい。すなわち、移動手段は、2地点間におけるユーザの移動に利用可能な手段であれば、どのような移動手段を対象としてもよい。例えば、移動手段は、公共の交通機関に限らず、例えば、A駅からB駅まで移動する個人の自動車であってもよい。
〔1−3.入札態様〕
また、図1の例では、提供装置100がX電鉄の管理者M1が利用する事業者装置20から、出発駅を「A駅」とし、到着駅を「B駅」とする入札情報を取得する場合を示したが、提供装置100は、種々の態様により入札を取得してもよい。例えば、提供装置100は、事業者に出発点や到着点として、所定のエリアを選択可能とすることにより、複数の駅を対象とした入札情報を取得してもよい。また、提供装置100は、事業者が指定したエリアに対応する駅の一覧リストを事業者装置20に提供してもよい。また、提供装置100は、各移動区間に関する入札状況に関する情報を事業者装置20に提供してもよい。例えば、提供装置100は、各移動区間に関する入札について、その時点における最高入札額や最高スコア等に関する情報を事業者装置20に提供してもよい。また、例えば、提供装置100は、各移動区間に関する入札について、その時点で入札額をいくらで入札すれば、対応する移動区間の移動手段の表示において、入札移動手段としてユーザに提供されるかを示す情報を事業者装置20に提供してもよい。
〔2.提供装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る提供装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る提供装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、提供装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、提供装置100は、提供装置100の管理者等から各種操作を取得する入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図3に示すように、ユーザ情報記憶部121と、スポンサードルート情報記憶部122とを有する。また、図3では図示を省略するが、記憶部120は、乗換案内サービスに関する各種情報を記憶する。例えば、記憶部120は、駅やバス停や空港等の所定の交通機関の乗降地点に関する情報や各乗降地点間の移動時間や料金に関する情報を記憶する。
(ユーザ情報記憶部121)
実施形態に係るユーザ情報記憶部121は、ユーザに関する各種情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部121は、ユーザ属性に関する各種情報を記憶する。図4は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。図4に示すユーザ情報記憶部121は、「ユーザID」、「年齢」、「性別」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、図1の例に示したユーザU1に対応する。また、「年齢」は、ユーザIDにより識別されるユーザの年齢を示す。なお、「年齢」は、例えば35歳など、ユーザIDにより識別されるユーザの具体的な年齢であってもよい。また、「性別」は、ユーザIDにより識別されるユーザの性別を示す。
例えば、図4の例では、ユーザID「U1」により識別されるユーザ(ユーザU1)の年齢は、「20代」であり、性別は、「男性」であることを示す。また、例えば、図4の例では、ユーザID「U2」により識別されるユーザの年齢は、「20代」であり、性別は、「女性」であることを示す。
なお、ユーザ情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121は、年齢や性別に加えて他のデモグラフィック属性情報やサイコグラフィック属性情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部121は、氏名、自宅、勤務地、興味、家族構成、収入、ライフスタイル等の情報を記憶してもよい。
(スポンサードルート情報記憶部122)
実施形態に係るスポンサードルート情報記憶部122は、入札に関する各種情報を記憶する。例えば、スポンサードルート情報記憶部122は、移動区間に対する入札情報を記憶する。図5に、実施形態に係るスポンサードルート情報記憶部122の一例を示す。図5に示すスポンサードルート情報記憶部122は、「移動区間ID」、「出発点」、「到着点」、「入札情報」といった項目が含まれる。「入札情報」には、「入札者ID」、「事業種別」、「入札額(円)」、「移動手段」といった項目が含まれる。
「移動区間ID」は、移動区間を識別するための識別情報を示す。「出発点」は、対応する移動区間IDにより識別される移動区間の出発点を示す。また、「到着点」は、対応する移動区間IDにより識別される移動区間の到着点を示す。
「入札者ID」は、入札者を識別するための識別情報を示す。なお、「入札者」といった表記は、入札する移動手段を提供する事業者だけでなくその事業者から依頼された代理店を含む概念であるものとする。「事業種別」は、対応する移動区間IDにより識別される入札者が提供する移動手段の事業種別を示す。
「入札額(円)」は、入札者が経路等の移動手段に関する情報を入稿する際に指定する金額を示す。例えば、「入札額(円)」は、入札した移動手段が入札移動手段として端末装置10に表示された場合に入札者から提供装置100の管理者等に支払われる単価を示す。なお、本実施形態においては、「入札額(円)」は、説明を簡単にするために、入札した移動手段が入札移動手段として端末装置10に1回表示された際に入札者から提供装置100の管理者等に支払われる単価であるものとする。なお、「入札額(円)」の単位は、「円」に限らず、「ドル」など種々の通貨単位であってもよい。
また、「移動手段」は、入札された移動手段を示す。例えば、「移動手段」は、入札した移動手段の乗換の有無を示す情報や、乗換地点に関する情報等の各種情報が含まれてもよい。なお、図5では「移動手段」に「PT11」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、テキストデータやURL、または、対応する移動手段に関する情報を取得するために、移動経路サービス装置50に問い合わせる際に用いる検索クエリなどが格納されてもよい。
図5の例では、移動区間ID「IV11」により識別される移動区間は、出発点が「○○町」であり、到着点が「××町」であることを示す。このように、スポンサードルート情報記憶部122には、駅やバス停や空港等の所定の交通機関の乗降地点に限らず、種々の出発点や到着点を示す情報が記憶されてもよい。
また、図5の例では、移動区間ID「IV12」により識別される移動区間(移動区間IV12)は、出発点が「A駅」であり、到着点が「B駅」であることを示す。また、図5の例では、出発点「A駅」から到着点「B駅」までの移動区間IV12には、入札者ID「BD11」により識別される入札者(入札者BD11)や入札者ID「BD12」により識別される入札者や入札者ID「BD13」により識別される入札者が、移動手段に関する入札を行っていることを示す。
図5の例では、移動区間IV12に入札した入札者BD11の事業種別は、交通機関「電車」の「X電鉄」であることを示す。また、入札者BD11の入札額は、「100(円)」であることを示す。また、入札者BD11の移動手段は、「PT11(移動手段PT11)」であることを示す。移動手段PT11は、A駅を出発点とし、C駅を乗換駅として、B駅を到着点とする経路でX電鉄が運行する移動手段であることを示す。
なお、スポンサードルート情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。また、例えば、スポンサードルート情報記憶部122は、各入札が行われた日時に関する情報を記憶してもよい。また、例えば、スポンサードルート情報記憶部122は、各入札に対応する移動手段の表示に使用可能な限度額に関する情報を記憶してもよい。
(制御部130)
図3の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、提供装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(提供プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、取得部131と、決定部132と、提供部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部131)
取得部131は、種々の情報を取得する。例えば、取得部131は、外部の情報処理装置から情報要求を取得する。例えば、取得部131は、端末装置10等の外部装置から各種情報を取得する。また、取得部131は、記憶部120から各種情報を取得する。また、取得部131は、ユーザ情報記憶部121や、スポンサードルート情報記憶部122等から各種情報を取得する。例えば、取得部131は、移動経路サービス装置50から各種情報を取得してもよい。例えば、取得部131は、各種公共交通機関に関する乗換案内サービスを提供するサーバ等の種々の外部の情報処理装置から各種情報を取得してもよい。例えば、取得部131は、事業者装置20から各種情報を取得してもよい。例えば、取得部131は、事業者装置20から移動区間及び入札額に関する情報を取得してもよい。
例えば、取得部131は、端末装置10から情報要求を取得する。図1の例では、取得部131は、端末装置10において動作するアプリによる情報要求を取得する。例えば、取得部131は、ユーザが利用する端末装置10から移動手段に関する情報要求を取得する。
例えば、取得部131は、検索要求を取得する。例えば、取得部131は、端末装置10から移動区間の検索クエリを取得する。図1の例では、取得部131は、端末装置10から出発駅を「A駅」、到着駅を「B駅」と指定する情報を取得する。
図1の例では、取得部131は、事業者装置20から入札を取得する。図1の例では、取得部131は、X電鉄の管理者M1が利用する事業者装置20から入札情報を取得する。図1の例では、取得部131は、事業者装置20から、出発駅を「A駅」とし、到着駅を「B駅」としてX電鉄により運行される移動手段PT11に関する入札情報を取得する。図1の例では、取得部131は、事業者装置20から、出発駅を「A駅」とし、到着駅を「B駅」とする移動手段PT11の入札額「100(円)」を含む入札情報を取得する。
図1の例では、取得部131は、端末装置10から入力画面P11にユーザU1が入力した情報(検索クエリ)を指定情報として取得する。図1の例では、取得部131は、端末装置10からA駅からB駅を移動経路とする検索クエリを情報要求として取得する。図1の例では、取得部131は、端末装置10から出発駅を「A駅」、到着駅を「B駅」とし、出発時間を現在時間(例えば、2017年2月18日8時)とする移動手段に関する情報の要求を取得する。
(決定部132)
決定部132は、種々の情報を決定する。例えば、決定部132は、移動区間に関して課金の対象となる移動手段であるスポンサードルート群のうち、取得部131により取得された情報要求に対応するスポンサードルートを決定する。例えば、決定部132は、移動区間に関して入札された複数の入札移動手段のうち、各入札移動手段の入札額に基づいて、端末装置10に提供する入札移動手段を決定する。例えば、決定部132は、各入札移動手段の入札額に基づいて算出されるスコアを用いて、端末装置10に提供する入札移動手段を決定する。
例えば、決定部132は、移動手段を決定する。図1の例では、決定部132は、出発駅を「A駅」、到着駅を「B駅」とする移動手段を、端末装置10に提供する移動手段として決定する。図1の例では、決定部132は、移動経路サービス装置50から提供された抽出ロジックや移動手段に関する情報に基づいて、出発駅を「A駅」、到着駅を「B駅」とする移動手段を、端末装置10に提供する移動手段として決定する。図1の例では、決定部132は、出発駅を「A駅」、到着駅を「B駅」とする移動手段PT1や移動手段PT2等を、端末装置10に提供する移動手段として決定する。
例えば、決定部132は、入札移動手段を決定する。図1の例では、決定部132は、出発点「A駅」から到着点「B駅」までの移動区間IV12に対応する入札の中から、入札移動手段を決定する。図1の例では、決定部132は、出発点「A駅」から到着点「B駅」までの移動区間IV12に対応する入札のうち、入札額が最大である入札に対応する移動手段を入札移動手段として決定する。図1の例では、決定部132は、出発点「A駅」から到着点「B駅」までの移動区間IV12に対応する入札のうち、最大の入札額「100(円)」を入札した入札者BD11(X電鉄)の移動手段PT11を、端末装置10に提供する入札移動手段として決定する。
(提供部133)
提供部133は、種々の情報を提供する。例えば、提供部133は、端末装置10等の外部装置に各種情報を提供する。例えば、提供部133は、決定部132により決定された各種情報を外部装置に提供してもよい。
例えば、提供部133は、所定の出発点と所定の到着点との間の移動区間に対応する複数の移動手段を所定の方向に並べた一覧を表示する端末装置10に、移動区間に関して入札された入札移動手段であって、一覧において複数の移動手段とともに表示されるスポンサードルートを提供する。例えば、提供部133は、所定の出発点と所定の到着点との間の移動区間に対応する複数の移動手段を所定の方向に並べた一覧を表示する端末装置10に、移動区間に関して入札された入札移動手段であって、一覧において複数の移動手段とともに並べて一覧表示される入札移動手段に関する情報を提供する。例えば、提供部133は、一覧において複数の移動手段とは異なる表示態様により表示される入札移動手段に関する情報を、端末装置10に提供する。
例えば、提供部133は、決定部132により決定された入札移動手段を端末装置10に提供する。例えば、提供部133は、検索クエリに対応する移動区間の入札移動手段に関する情報を端末装置10に提供する。例えば、提供部133は、入札移動手段が検索クエリにより抽出される移動手段群に関する所定の条件を満たす場合、入札移動手段に関する情報を端末装置10に提供する。
例えば、提供部133は、検索クエリにより抽出される移動手段群に入札移動手段が含まれる場合、入札移動手段に関する情報を端末装置10に提供する。例えば、提供部133は、検索クエリにより抽出される移動手段群のうち、所定の順位以内の移動手段を含む部分移動手段群に入札移動手段が含まれる場合、入札移動手段に関する情報を端末装置10に提供する。なお、この点についての詳細は後述する。
図1の例では、提供部133は、入札移動手段が移動手段とともに並べて表示される一覧を提供する。図1の例では、提供部133は、移動手段PT1、PT2や入札移動手段PT11を端末装置10に提供する。図1の例では、提供部133は、移動手段PT1、PT2や入札移動手段PT11を一覧表示する一覧情報P12を端末装置10に提供する。
〔3.提供処理のフロー〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る提供システム1による提供処理の手順について説明する。まず、図6を用いて提供装置100における一覧情報の提供までの処理の流れを示す。図6は、実施形態に係る提供処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、提供装置100は、移動区間の検索クエリを取得する(ステップS101)。例えば、図1の例では、提供装置100は、ユーザU1が利用する端末装置10から出発駅を「A駅」、到着駅を「B駅」と指定する検索クエリを取得する。その後、提供装置100は、所定のロジックに基づいて検索クエリに対応する移動手段を決定する(ステップS102)。例えば、提供装置100は、移動経路サービス装置50が提供する検索ロジックに基づいて、検索クエリに対応する移動手段を決定する。例えば、提供装置100は、記憶部120に記憶された駅やバス停や空港等の所定の交通機関の乗降地点に関する情報や各乗降地点間の移動時間や料金に関する情報に基づいて、検索クエリに対応する移動手段を決定する。
また、提供装置100は、検索クエリに対応する入札移動手段のうち、入札額に基づいて、ユーザへ提供する入札移動手段を決定する(ステップS103)。そして、提供装置100は、検索クエリに対応する移動手段及び決定した入札移動手段を提供する(ステップS104)。
〔4.端末装置の構成〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図7は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図7に示すように、端末装置10は、通信部11と、記憶部12と、入力部13と、出力部14と、制御部15とを有する。
(通信部11)
通信部11は、例えば、通信回路等によって実現される。そして、通信部11は、図示しない所定の通信網と有線または無線で接続され、提供装置100との間で情報の送受信を行う。
(記憶部12)
記憶部12は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部12は、例えば、端末装置10にインストールされているアプリケーション(例えば乗換案内アプリ等)に関する情報、例えばプログラム等を記憶する。
(入力部13)
入力部13は、ユーザからの各種操作を取得する。例えば、入力部13は、タッチパネル機能により表示面(例えば表示部153)を介してユーザからの各種操作を取得してもよい。また、入力部13は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を取得してもよい。
(出力部14)
出力部14は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。
(制御部15)
制御部15は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置10内部の記憶部12などの記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、インストールされているアプリケーション(例えば乗換案内アプリ等)のプログラムが含まれる。また、制御部15は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図7に示すように、制御部15は、要求部151と、受信部152と、表示部153とを有し、以下に説明する提供処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部15の内部構成は、図7に示した構成に限られず、後述する提供処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
要求部151は、入力部13により取得したユーザ操作に従って、提供装置100へ情報要求を送信する。例えば、要求部151は、起動したアプリからの情報要求を提供装置100へ送信する。また、要求部151は、検索要求を送信する。図1の例では、要求部151は、提供装置100に出発駅を「A駅」、到着駅を「B駅」と指定する情報を送信することにより、検索要求を行う。
図1の例では、要求部151は、ユーザU1が入力画面P11に含まれるボタンBT11を押下することにより、提供装置100に情報要求を送信する。図1の例では、要求部151は、提供装置100にA駅からB駅を移動経路とする検索クエリを情報要求として送信する。図1の例では、要求部151は、出発駅を「A駅」、到着駅を「B駅」とし、出発時間を現在時間(例えば、2017年2月18日8時)とする移動手段に関する情報を要求する。なお、要求部151は、移動経路サービス装置50へ検索要求を行ってもよい。
受信部152は、提供装置100から提供された移動手段に関する情報を受信する。また、受信部152は、端末装置10を利用するユーザが入力した検索クエリに対応する移動手段に関する情報を受信する。また、受信部152は、受信した移動手段に関する情報を記憶部12に格納してもよい。例えば、受信部152は、端末装置10を利用するユーザが入力した検索クエリに対応する複数の移動手段及び入札移動手段を含む一覧情報P12を受信する。図1の例では、受信部152は、提供装置100から一覧情報P12を受信する。なお、受信部152は、移動経路サービス装置50から移動手段に関する情報を受信してもよい。図1の例では、受信部152は、一覧情報P12を受信する。
表示部153は、受信部152により受信された一覧情報を表示する。例えば、表示部153は、所定の出発点と所定の到着点との間の移動区間に対応する複数の移動手段を所定の方向に並べた一覧において、移動区間に関して課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートを複数の移動手段とともに表示する。例えば、表示部153は、所定の出発点と所定の到着点との間の移動区間に対応する複数の移動手段を所定の方向に並べた一覧において、移動区間に関して入札された入札移動手段を、複数の移動手段とともに表示する。例えば、表示部153は、所定の出発点と所定の到着点との間の移動区間に対応する複数の移動手段を所定の方向に並べた一覧において、移動区間に関して入札された入札移動手段を、複数の移動手段とともに並べて一覧表示する。表示部153は、一覧において複数の移動手段とは異なる表示態様により入札移動手段を表示する。
図1の例では、表示部153は、入力画面P11や一覧情報P12を表示する。図1の例では、表示部153は、複数の移動手段PT1〜PT3や入札移動手段PT11を含む一覧情報P12を表示する。図1の例では、表示部153は、移動手段PT1、PT2や入札移動手段PT11を一覧表示する一覧情報P12を表示する。図1の例では、表示部153は、移動手段PT1、移動手段PT2、入札移動手段PT11、移動手段PT3の順番で並んだ一覧情報P12を表示する。
図1の例では、表示部153は、移動手段PT1、移動手段PT2、入札移動手段PT11、移動手段PT3の順に上下方向に並んで一覧表示される一覧情報P12を表示する。表示部153は、入札移動手段は移動手段とともに所定の方向に並べて一覧表示する。図1の例では、表示部153は、入札移動手段PT11を、移動手段PT2と移動手段PT3との間に差し込んで一覧表示する。
なお、上述した制御部15による表示処理等の処理は、例えば、JavaScript(登録商標)などにより実現されてもよい。また、上述した表示処理が所定のアプリケーション(例えば乗換案内アプリ等)により行われる場合や表示処理が専用アプリにより行われる場合、制御部15は、例えば、所定のアプリや専用アプリを制御するアプリ制御部を有してもよい。
〔5.表示処理のフロー〕
次に、図8を用いて、実施形態に係る提供システム1による表示処理の手順について説明する。次に、図8を用いて端末装置10における一覧情報の表示までの処理の流れを示す。図8は、実施形態に係る表示処理の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、端末装置10は、移動区間の検索クエリの入力を受け付ける(ステップS201)。例えば、図1の例では、端末装置10は、ユーザU1による入力を受け付ける。そして、端末装置10は、移動区間の検索クエリを提供装置100へ送信することにより、提供装置100から移動手段に関する一覧を受信する。その後、端末装置10は、検索クエリに対応する入札移動手段のうち、入札額に基づいて決定された入札移動手段を、検索クエリに対応する複数の移動手段とともに並べて一覧表示する(ステップS202)。
〔6.異なる種別の入札移動手段の表示〕
なお、図1の例では、抽出ロジックにより抽出された種別「電車」に対応する移動手段とともに、種別「電車」に対応する入札移動手段が一覧表示される場合を説明したが、抽出ロジックにより抽出される移動手段の種別と、入札移動手段の種別が異なっていてもよい。この点について、図9を用いて説明する。図9は、入札移動手段の表示の一例を示す図である。図9の例では、ユーザが2つの都道府県間の移動手段を検索する場合を示す。具体的には、図9の例では、出発地を「T都」とし、到着地を「O府」とし、出発日時を「2017年2月18日9時」とする場合を示す。
図9の例では、端末装置10中の一覧情報P21には、移動手段PT21、PT22、PT23、PT25、及び入札移動手段PT100が上下方向に並んで一覧表示される場合を示す。具体的には、端末装置10中の一覧情報P21には、移動手段PT21、移動手段PT22、移動手段PT23、入札移動手段PT100、移動手段PT25の順番で上下方向に並んで一覧表示される場合を示す。
ここで、図9の例では、移動手段PT21、PT22、PT23、PT25は、種別「新幹線」に対応する移動手段である場合を示す。一方、入札移動手段PT100は、種別「新幹線」とは異なる種別「飛行機」に対応する移動手段である場合を示す。このように、提供装置100は、ユーザが移動手段に関する情報を要求した種別とは異なる種別の入札移動手段を端末装置10に提供してもよい。また、端末装置10は、ユーザが移動手段に関する情報を要求した種別とは異なる種別の入札移動手段をユーザが要求した種別の移動手段とともに一覧表示してもよい。
また、端末装置10は、一覧表示する移動手段PT21、PT22、PT23の種別「新幹線」を識別するアイコンIC20を移動手段PT21、PT22、PT23の移動手段情報として表示してもよい。また、端末装置10は、一覧表示する入札移動手段PT100の種別「飛行機」を識別するアイコンIC100を移動手段PT100の移動手段情報として表示してもよい。これにより、ユーザは、異なる種別の移動手段が表示されていることが、直感的に把握できるため、ユーザビリティを向上させることができる。したがって、提供装置100は、ユーザの満足度の低下を抑制しつつ、入札された移動手段に関する情報をユーザに提供することができる。
〔7.検索結果に応じた提供処理〕
また、入札移動手段をユーザに提供するかどうかを入札移動手段が、抽出ロジックにより抽出される移動手段に含まれるかどうかに応じて決定してもよい。この点について、図10を用いて説明する。図10は、実施形態に係る提供処理の一例を示す図である。なお、図1と同様の点については、適宜説明を省略する。また、図10の例では、図1に示すステップS10における入札後における提供処理について説明する。
図10の例では、提供装置100は、検索クエリにより抽出される移動手段群のうち、50位以内の移動手段からなる部分移動手段群に入札移動手段が含まれる場合、入札移動手段に関する情報を端末装置10に提供するものとする。なお、提供装置100は、検索クエリにより抽出される移動手段群に入札移動手段が含まれれば、順位に関わらず入札移動手段に関する情報を端末装置10に提供してもよい。
また、ユーザU1は、端末装置10で乗換案内アプリを起動し、所望の2地点を入力する(ステップS31)。例えば、ユーザU1は、所望の出発点と到着点との2地点を入力する。図10の例では、ユーザU1は乗換案内アプリの入力画面P11中に含まれる出発駅を指定する入力欄BX11に「A駅」と入力する。また、図10の例では、ユーザU1は乗換案内アプリの入力画面P11に含まれる到着駅を指定する入力欄BX12に「B駅」と入力する。
その後、ユーザU1は、入力画面P11に含まれるボタンBT11を押下することにより(ステップS32)、提供装置100に情報要求を送信する(ステップS33)。例えば、ユーザU1は、端末装置10のボタンBT11が表示された部分を指F1によりタッチすることにより、提供装置100にA駅からB駅を移動経路とする検索クエリを情報要求として送信する。図10の例では、端末装置10は、出発駅を「A駅」、到着駅を「B駅」とし、出発時間を現在時間(例えば、2017年2月18日8時)とする移動手段に関する情報を要求する。
端末装置10から情報要求を取得した提供装置100は、移動手段を決定する(ステップS34)。図10の例では、提供装置100は、出発駅を「A駅」、到着駅を「B駅」とする移動手段を、端末装置10に提供する移動手段として決定する。
ここで、提供装置100は、抽出ロジックに基づいて、出発駅を「A駅」、到着駅を「B駅」とする移動手段を抽出する。図10の例では、提供装置100は、対象移動手段リストMLに示すように、抽出ロジックに基づいて、出発駅を「A駅」、到着駅を「B駅」とする移動手段を抽出する。具体的には、提供装置100は、対象移動手段リストMLに示すように、移動手段PT1〜PT3、PT100等を抽出する。
例えば、提供装置100が抽出する移動手段PT1〜PT3、PT100等には抽出ロジックにおける基準に基づいて、順位が付されるものとする。例えば、移動手段PT1〜PT3、PT100等には抽出ロジックにおける移動時間の短さや到着時間の早さ等の時間に関する基準に基づいて、順位が付されるものとする。例えば、提供装置100は移動時間が短い移動手段PT1〜PT3を順位1位〜3位と決定する。また、図10中の対象移動手段リストMLに示すように、移動手段PT11は、移動時間が他の移動手段PT1〜PT3等よりも要する等の理由により、順位が100位であるものとする。なお、図10の例では50位を閾値とするため、対象移動手段リストMLに含まれる移動手段のうち、上記50位以内の移動手段が、移動手段群に含まれるものとする。
図10の例では、提供装置100は、抽出ロジックに基づいて、出発駅を「A駅」、到着駅を「B駅」とする移動手段PT1や移動手段PT2等を、端末装置10に提供する移動手段として決定する。
そして、提供装置100は、入札移動手段を提供するかどうかを判定(決定)する(ステップS35)。まず、提供装置100は、出発点「A駅」から到着点「B駅」までの移動区間IV12に対応する入札の中から、入札移動手段を決定する。図10の例では、提供装置100は、出発点「A駅」から到着点「B駅」までの移動区間IV12に対応する入札のうち、入札額が最大である入札に対応する移動手段を入札移動手段として決定する。具体的には、提供装置100は、出発点「A駅」から到着点「B駅」までの移動区間IV12に対応する入札のうち、最大の入札額「100(円)」を入札した入札者BD11(X電鉄)の移動手段PT11を、端末装置10に提供する入札移動手段として決定する。
そして、提供装置100は、入札移動手段PT11が、移動手段群に含まれるかどうかを判定する。図10の例では、提供装置100は、入札移動手段PT11が、順位50位以内に含まれるかどうかを判定する。上述したように、入札移動手段PT11は、対象移動手段リストMLにおける順位が100位であるため、順位50位以内(移動手段群)には含まれない。そのため、提供装置100は、入札移動手段を提供しないと決定する。
そして、提供装置100は、入札移動手段を含まない移動手段情報を提供する(ステップS36)。例えば、提供装置100は、移動手段PT1、PT2、PT3等を端末装置10に提供する。例えば、提供装置100は、移動手段PT1、PT2、PT3等を一覧表示する一覧情報を端末装置10に提供する。そして、移動手段PT1、PT2、PT3等を受信した端末装置10は、移動手段PT1、PT2、PT3等を表示する。
このように、提供装置100は、入札額等の収益性に応じて決定された入札移動手段であっても、その入札移動手段が抽出ロジックで抽出される移動手段に関する所定の基準を満たさない場合、入札移動手段を端末装置10へ提供しない。これにより、提供装置100は、例えばユーザの検索クエリに全く関係のない情報等が表示されることを抑制することができるため、ユーザの満足度の低下を抑制しつつ、入札された移動手段に関する情報をユーザに提供することができる。また、上述した例では、入札移動手段PT11を提供しないと判定した後に、抽出ロジックにより抽出された移動手段PT1〜PT3等のみを提供する場合を示したが、提供装置100は、入札移動手段PT12や入札移動手段PT13が条件を満たすかを判定してもよい。この場合、提供装置100は、入札移動手段PT12が順位50位以内(移動手段群)に含まれる場合、入札移動手段PT12を端末装置10へ提供してもよい。
〔8.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る提供装置100は、提供部133を有する。提供部133は、所定の出発点と所定の到着点との間の移動区間に対応する複数の移動手段を所定の方向に並べた一覧を表示する端末装置10に、移動区間に関して課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートであって、一覧において複数の移動手段とともに表示されるスポンサードルートを提供する。
これにより、実施形態に係る提供装置100は、所定の出発点と所定の到着点との間の移動区間に対応する複数の移動手段を所定の方向に並べた一覧を表示する端末装置10に、移動区間に関して課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートであって、一覧において複数の移動手段とともに表示されるスポンサードルートを提供することにより、ユーザの満足度の低下を抑制しつつ、課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートをユーザに提供することができる。
また、実施形態に係る提供装置100において、提供部133は、一覧において複数の移動手段とは異なる表示態様により表示されるスポンサードルートを、端末装置10に提供する。
これにより、実施形態に係る提供装置100は、一覧において複数の移動手段とは異なる表示態様により表示されるスポンサードルートを、端末装置10に提供することにより、ユーザの満足度の低下を抑制しつつ、課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートをユーザに提供することができる。
また、実施形態に係る提供装置100は、取得部131を有する。取得部131は、端末装置10から移動区間の検索クエリを取得する。提供部133は、検索クエリに対応する移動区間のスポンサードルートを端末装置10に提供する。
これにより、実施形態に係る提供装置100は、検索クエリに対応する移動区間のスポンサードルートを端末装置10に提供することにより、ユーザの満足度の低下を抑制しつつ、課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートをユーザに提供することができる。
また、実施形態に係る提供装置100において、提供部133は、スポンサードルートが検索クエリにより抽出される移動手段群に関する所定の条件を満たす場合、スポンサードルートを端末装置10に提供する。
これにより、実施形態に係る提供装置100は、スポンサードルートが検索クエリにより抽出される移動手段群に関する所定の条件を満たす場合、スポンサードルートを端末装置10に提供することにより、ユーザの満足度の低下を抑制しつつ、課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートをユーザに提供することができる。
また、実施形態に係る提供装置100において、提供部133は、検索クエリにより抽出される移動手段群にスポンサードルートが含まれる場合、スポンサードルートを端末装置10に提供する。
これにより、実施形態に係る提供装置100は、検索クエリにより抽出される移動手段群にスポンサードルートが含まれる場合、スポンサードルートを端末装置10に提供することにより、ユーザの満足度の低下を抑制しつつ、課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートをユーザに提供することができる。
また、実施形態に係る提供装置100において、提供部133は、検索クエリにより抽出される移動手段群のうち、所定の順位以内の移動手段を含む部分移動手段群にスポンサードルートが含まれる場合、スポンサードルートを端末装置10に提供する。
これにより、実施形態に係る提供装置100は、検索クエリにより抽出される移動手段群のうち、所定の順位以内の移動手段を含む部分移動手段群にスポンサードルートが含まれる場合、スポンサードルートを端末装置10に提供することにより、ユーザの満足度の低下を抑制しつつ、課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートをユーザに提供することができる。
また、実施形態に係る提供装置100において、提供部133は、移動区間に関して入札された入札移動手段をスポンサードルートとして提供する。
これにより、実施形態に係る提供装置100は、移動区間に関して入札された入札移動手段をスポンサードルートとして提供することにより、ユーザの満足度の低下を抑制しつつ、入札された移動手段に関する情報をユーザに提供することができる。
また、実施形態に係る提供装置100は、決定部132を有する。決定部132は、移動区間に関して入札された複数の入札移動手段のうち、各入札移動手段の入札額に基づいて、端末装置10に提供する入札移動手段を決定する。提供部133は、決定部132により決定された入札移動手段を端末装置10に提供する。
これにより、実施形態に係る提供装置100は、一覧において複数の移動手段とは異なる表示態様により表示される入札移動手段に関する情報を、端末装置10に提供することにより、ユーザの満足度の低下を抑制しつつ、入札された移動手段に関する情報をユーザに提供することができる。
また、実施形態に係る提供装置100において、決定部132は、各入札移動手段の入札額に基づいて算出されるスコアを用いて、端末装置10に提供する入札移動手段を決定する。
これにより、実施形態に係る提供装置100は、各入札移動手段の入札額に基づいて算出されるスコアを用いて、端末装置10に提供する入札移動手段を決定することにより、ユーザの満足度の低下を抑制しつつ、入札された移動手段に関する情報をユーザに提供することができる。
また、実施形態に係る提供装置100は、決定部132を有する。取得部131は、ユーザが利用する端末装置10から移動手段に関する情報要求を取得する。決定部132は、移動区間に関して入札されたスポンサードルート群のうち、取得部131により取得された情報要求に対応するスポンサードルートを決定する。
これにより、実施形態に係る提供装置100は、移動区間に関して入札されたスポンサードルート群のうち、ユーザからの情報要求に対応するスポンサードルートを決定することにより、ユーザの満足度の低下を抑制しつつ、課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートをユーザに提供可能にすることができる。
また、実施形態に係る端末装置10は、表示部153を有する。表示部153は、所定の出発点と所定の到着点との間の移動区間に対応する複数の移動手段を所定の方向に並べた一覧において、移動区間に関して課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートを、複数の移動手段とともに表示する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、所定の出発点と所定の到着点との間の移動区間に対応する複数の移動手段を所定の方向に並べた一覧において、移動区間に関して課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートを、複数の移動手段とともに表示することにより、ユーザの満足度を低下させることなく、課金の対象となる移動手段であるスポンサードルートをユーザに提供することができる。
〔9.プログラム〕
上述してきた端末装置10による処理は、本願に係る表示プログラムにより実現される。端末装置10に係る他の処理部も同様に、表示プログラムによる各手順が実行されることにより実現される。例えば、端末装置10に係る表示部153は、端末装置10が有するCPUやMPU等によって、例えば表示プログラムがRAMを作業領域として、表示プログラムに係る表示手順が実行されることにより実現される。端末装置10に係る他の処理部も同様に、表示プログラムによる各手順が実行されることにより実現される。
なお、本願に係る端末装置10が実行する処理は、必ずしも全てが表示プログラムによって実現されるものでなくてもよい。例えば、端末装置10外の情報等は、端末装置10が有するOS(Operating System)によって取得されてもよい。すなわち、表示プログラム自体が、上述してきたような端末装置10で実行される処理を実行するのではなく、OSによって取得されたデータ(例えば、スポンサードルート等の移動手段等を表示するために用いるデータ)を受け取ったりすることにより、上述してきた端末装置10の処理を実現するようにしてもよい。
〔10.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る提供装置100及び端末装置10は、例えば図11に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図11は、提供装置及び端末装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る提供装置100及び端末装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130、15の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態及び変形例のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔11.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 提供システム
100 提供装置(決定装置)
121 ユーザ情報記憶部
122 スポンサードルート情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 決定部
133 提供部
10 端末装置
151 要求部
152 受信部
153 表示部
20 事業者装置
50 移動経路サービス装置
N ネットワーク

Claims (16)

  1. 所定の出発点と所定の到着点との間の移動区間を運行する事業者が所定の登録を行った移動手段であって、ユーザへの当該移動手段に関する情報提供に応じて、当該事業者に課金が発生する移動手段であるスポンサードルートに関するスポンサードルート情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得されたスポンサードルート情報に基づいて、前記移動区間に対応する複数の移動手段であって、前記スポンサードルートとは異なる複数の移動手段とともに前記スポンサードルートを所定の方向に並べた一覧情報を、前記ユーザが利用する端末装置に提供する提供部と、
    を備えたことを特徴とする提供装置。
  2. 前記取得部は、
    前記ユーザが利用する端末装置により検知されるセンサ情報により捕捉される前記ユーザの当該移動手段の利用に応じて、当該事業者に課金が発生する前記スポンサードルートに関する前記スポンサードルート情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の提供装置。
  3. 前記提供部は、
    前記複数の移動手段とは異なる表示態様により表示される前記スポンサードルート含む前記一覧情報を、前記端末装置に提供する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の提供装置。
  4. 前記取得部は、
    前記端末装置から移動区間の検索クエリを取得し、
    前記提供部は、
    前記検索クエリに対応する前記移動区間の前記スポンサードルート含む前記一覧情報を前記端末装置に提供する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の提供装置。
  5. 前記提供部は、
    前記スポンサードルートが前記検索クエリにより前記スポンサードルート情報以外の情報から抽出される移動手段群に関する所定の条件を満たす場合、前記スポンサードルート含む前記一覧情報を前記端末装置に提供する
    ことを特徴とする請求項4に記載の提供装置。
  6. 前記提供部は、
    前記検索クエリにより抽出される移動手段群に前記スポンサードルートが含まれる場合、前記スポンサードルート含む前記一覧情報を前記端末装置に提供する
    ことを特徴とする請求項5に記載の提供装置。
  7. 前記提供部は、
    前記検索クエリにより前記スポンサードルート情報以外の情報から抽出される移動手段群のうち、所定の順位以内の移動手段を含む部分移動手段群に前記スポンサードルートが含まれる場合、前記スポンサードルート含む前記一覧情報を前記端末装置に提供する
    ことを特徴とする請求項6に記載の提供装置。
  8. 前記提供部は、
    前記移動区間に関して前記事業者により入札された入札移動手段である前記スポンサードルート含む前記一覧情報を提供する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の提供装置。
  9. 前記移動区間に関して入札された複数のスポンサードルートのうち、各スポンサードルートの入札額に基づいて、前記端末装置に情報提供するスポンサードルートを決定する決定部、
    をさらに備え、
    前記提供部は、
    前記決定部により決定されたスポンサードルート含む前記一覧情報を前記端末装置に提供する
    ことを特徴とする請求項8に記載の提供装置。
  10. 前記決定部は、
    前記各スポンサードルートの入札額に基づいて算出されるスコアを用いて、前記端末装置に情報提供するスポンサードルートを決定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の提供装置。
  11. コンピュータが実行する提供方法であって、
    所定の出発点と所定の到着点との間の移動区間を運行する事業者が所定の登録を行った移動手段であって、ユーザへの当該移動手段に関する情報提供に応じて、当該事業者に課金が発生する移動手段であるスポンサードルートに関するスポンサードルート情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得されたスポンサードルート情報に基づいて、前記移動区間に対応する複数の移動手段であって、前記スポンサードルートとは異なる複数の移動手段とともに前記スポンサードルートを所定の方向に並べた一覧情報を、前記ユーザが利用する端末装置に提供する提供工程と、
    を含むことを特徴とする提供方法。
  12. 所定の出発点と所定の到着点との間の移動区間を運行する事業者が所定の登録を行った移動手段であって、ユーザへの当該移動手段に関する情報提供に応じて、当該事業者に課金が発生する移動手段であるスポンサードルートに関するスポンサードルート情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得されたスポンサードルート情報に基づいて、前記移動区間に対応する複数の移動手段であって、前記スポンサードルートとは異なる複数の移動手段とともに前記スポンサードルートを所定の方向に並べた一覧情報を、前記ユーザが利用する端末装置に提供する提供手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする提供プログラム。
  13. 所定の出発点と所定の到着点との間の移動区間を運行する事業者が所定の登録を行った移動手段であって、ユーザへの当該移動手段に関する情報提供に応じて、当該事業者に課金が発生する移動手段であるスポンサードルートに関するスポンサードルート情報を取得し、前記ユーザが利用する端末装置から移動手段に関する情報要求を取得する取得部と、
    前記取得部により取得されたスポンサードルート情報と、前記取得部により取得された情報要求とに基づいて、当該情報要求に対応するスポンサードルートを決定する決定部、
    を備えたことを特徴とする決定装置。
  14. 前記取得部は、
    前記ユーザが利用する端末装置により検知されるセンサ情報により捕捉される前記ユーザの当該移動手段の利用に応じて、当該事業者に課金が発生する前記スポンサードルートに関する前記スポンサードルート情報を取得する
    ことを特徴とする請求項13に記載の決定装置。
  15. コンピュータが実行する決定方法であって、
    所定の出発点と所定の到着点との間の移動区間を運行する事業者が所定の登録を行った移動手段であって、ユーザへの当該移動手段に関する情報提供に応じて、当該事業者に課金が発生する移動手段であるスポンサードルートに関するスポンサードルート情報を取得し、前記ユーザが利用する端末装置から移動手段に関する情報要求を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得されたスポンサードルート情報と、前記取得部により取得された情報要求とに基づいて、当該情報要求に対応するスポンサードルートを決定する決定工程、
    を含むことを特徴とする決定方法。
  16. 所定の出発点と所定の到着点との間の移動区間を運行する事業者が所定の登録を行った移動手段であって、ユーザへの当該移動手段に関する情報提供に応じて、当該事業者に課金が発生する移動手段であるスポンサードルートに関するスポンサードルート情報を取得し、前記ユーザが利用する端末装置から移動手段に関する情報要求を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得されたスポンサードルート情報と、前記取得部により取得された情報要求とに基づいて、当該情報要求に対応するスポンサードルートを決定する決定手順、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする決定プログラム。
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