JP6378561B2 - 電動ステアリングロック装置、電動ステアリングロック装置の過熱防止方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明による電動ステアリングロック装置1の実施形態を示す分解斜視図である。
図2は、実施形態の電動ステアリングロック装置1のロック状態を示す縦断面図である。
図3は、実施形態の電動ステアリングロック装置1のアンロック状態を示す縦断面図である。
なお、図1から図3を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
さらに、以下の説明中において、特に説明しない限り、上下等の向きを示す記載は、図1から図3中における向きを指すものとする。
さらに、基板70には、コネクタ80が取り付けられている。このコネクタ80には、電動ステアリングロック装置1と外部の上位ECU(Electronic Control Unit)100とを接続する不図示の車両本体側の電気的接続線が接続されている。
電動ステアリングロック装置1は、制御部91と、通信回路92と、電力供給制御部93と、定電圧回路94と、モータ駆動制御部95とをさらに備えている。また、電動ステアリングロック装置1は、コネクタ80を介して、上位ECU100及び電源200と接続されており、上位ECU100も、電動ステアリングロック装置1の一部を構成している。
制御部91は、上位ECU100から駆動要求信号を受信した場合に、アンロック作動信号又はロック作動信号をオン出力する。
また、制御部91は、通電時間計測部91aを備えている。
通電時間計測部91aは、電動モータ61に通電している通電時間を計測し、計測した通電時間を上位ECU100に送信する。本実施形態の通電時間計測部91aは、アンロック駆動中又はロック駆動中に、計測した通電時間を制御データとともに上位ECU100に送信する。例えば、通電時間計測部91aは、電動ステアリングロック装置1の駆動状態とともに計測した通電時間を制御データに含めて、これをまとめて上位ECU100に送信する。なお、これらのデータは、まとめずに別々に送られてもよい。また、通電時間計測部91aは、所定の間隔で通電時間の計測とその送信を行う。
また、休止閾値決定部100aは、受信した通電時間の中で最も新しい通電時間を基に休止閾値を決定する。これにより、常に最新のデータに基づいた休止閾値を設定することができ、電動モータ61を必要以上に長い時間休止させる必要がなくなる。
異常判定部100cが通電時間計測部91a又は制御部91に異常があると判定した場合には、上位ECU100は、次回からアンロック駆動及びロック駆動を行わないようにし、また、警告表示を行う等の安全制御を行う。
図5は、電動ステアリングロック装置1の過熱防止に関する動作の流れを示すフローチャートである。
ここで、アンロック駆動又はロック駆動の条件は、以下のいずれかの条件を満たしたときにとき成立する。
条件1:ユーザがエンジンスタートスイッチを押下したとき。
条件2:アンロック駆動又はロック駆動が正常に完了しなかったために、再度同一方向の駆動が必要となったとき。この条件2の場合には、ユーザによるエンジンスタートスイッチの押下を必要としない。
アンロック駆動又はロック駆動のいずれかの条件が成立している場合には、S302へ進む。一方、アンロック駆動及びロック駆動のいずれの条件も成立していない場合には、S304へ進む。
ここで、駆動要求信号の出力条件としては、休止時間計測部100bからの出力許可がある。
駆動要求信号の出力条件が成立している場合には、S303へ進む。一方、駆動要求信号の出力条件が成立していない場合には、S304へ進む。
また、制御データとともに通電時間を制御部91から上位ECU100に送信することで、制御データを解読することを困難にし、盗難防止性を向上させることができる。
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
10 ケース
10a 凹部
10b コネクタ配設部
10c ピン孔
10d ロックボルト挿通孔
10e 係合溝
10f ロック部材収納部
10g 基板収納部
10h 連通部
11 ピン
20 リッド
21 ピン留め部
21a ピン挿通孔
22 ギヤ保持筒部
23 スプリング受け
30 ロックユニット
31 ロックボルト
31a 長孔
32 ドライバ
32a 雄ネジ部
32b ピン挿通孔
32c 回り止め部
32d アーム
32e 磁石収納部
32f 隔壁
33 磁石
34 ピン
40 ギヤ部材
40a ウォームホイール
40b 雌ネジ部
51 スプリング
52 スプリング
61 電動モータ
61a 出力軸
62 ウォームギヤ
70 基板
71 モータ給電端子
72 第1の磁気センサ
73 第2の磁気センサ
80 コネクタ
91 制御部
91a 通電時間計測部
92 通信回路
93 電力供給制御部
94 定電圧回路
95 モータ駆動制御部
100 上位ECU
100a 休止閾値決定部
100b 休止時間計測部
100c 異常判定部
200 電源
Claims (6)
- 車両のステアリングシャフトに係合するロック位置とその係合が解除されるアンロック位置との間を移動可能なロックボルトと、
前記ロックボルトを移動させる駆動機構を作動させる電動モータと、
前記電動モータを回転させる方向に応じて前記電動モータへの給電経路を選択的に形成するモータ駆動制御部と、
電源から電力が供給され、前記ロックボルトがアンロック位置方向に移動するように前記モータ駆動制御部を制御するアンロック作動信号と、前記ロックボルトがロック位置方向に移動するように前記モータ駆動制御部を制御するロック作動信号と、を選択的に前記モータ駆動制御部へ出力する制御部と、
通信を介して前記制御部との間で制御データの送受信を行う上位ECUと、
前記電動モータに通電している通電時間を計測し、計測した前記通電時間を前記上位ECUに送信する通電時間計測部と、
を備え、
前記上位ECUは、
前記通電時間を基に休止閾値の決定を行う休止閾値決定部と、
前記電動モータへの通電を休止している休止時間を計測する休止時間計測部と、
を備えること、
を備える電動ステアリングロック装置。 - 請求項1に記載の電動ステアリングロック装置において、
前記通電時間計測部は、前記制御部に設けられており、
前記通電時間計測部は、前記通電時間を前記制御データとともに前記上位ECUに送信すること、
を特徴とする電動ステアリングロック装置。 - 請求項1又は2に記載の電動ステアリングロック装置において、
前記通電時間計測部は、所定の間隔で前記通電時間を送信し、
前記休止閾値決定部は、受信した前記通電時間の中で最も新しい前記通電時間を基に前記休止閾値を決定すること、
を特徴とする電動ステアリングロック装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電動ステアリングロック装置において、
前記休止時間計測部は、前記電源から前記制御部への電力供給が遮断されたとき、又は、前記ロックボルトがロック位置からアンロック位置に移動するアンロック駆動が完了したとき、又は、前記ロックボルトがアンロック位置からロック位置に移動するロック駆動が完了したときに、前記休止時間の計測を開始し、
かつ、
前記休止時間計測部は、前記休止時間が前記休止閾値に達したと判定した場合に、前記制御部が前記アンロック作動信号又は前記ロック作動信号を前記モータ駆動制御部へ出力することを要求する駆動要求信号の送信を前記上位ECUに許可すること、
を特徴とする電動ステアリングロック装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の電動ステアリングロック装置において、
前記上位ECUは、前記通電時間計測部から受信した前記通電時間の中で最も新しい前記通電時間が前回受信した通電時間よりも大きくなっていない場合、前記通電時間計測部又は前記制御部に異常があると判定する異常判定部を備えること、
を特徴とする電動ステアリングロック装置。 - 車両のステアリングシャフトに係合するロック位置とその係合が解除されるアンロック位置との間を移動可能なロックボルトと、
前記ロックボルトを移動させる駆動機構を作動させる電動モータと、
前記電動モータを回転させる方向に応じて前記電動モータへの給電経路を選択的に形成するモータ駆動制御部と、
電源から電力が供給され、前記ロックボルトがアンロック位置方向に移動するように前記モータ駆動制御部を制御するアンロック作動信号と、前記ロックボルトがロック位置方向に移動するように前記モータ駆動制御部を制御するロック作動信号と、を選択的に前記モータ駆動制御部へ出力する制御部と、
上位ECUと、
通電時間計測部と、
を備え、
前記上位ECUは、
休止閾値決定部と、休止時間計測部と、
を備えた電動ステアリングロック装置の過熱防止方法であって、
前記上位ECUが、通信を介して前記制御部との間で制御データの送受信を行い、
通電時間計測部が、前記電動モータに通電している通電時間を計測し、計測した前記通電時間を前記上位ECUに送信するとともに、
前記上位ECUの休止閾値決定部は、前記通電時間を基に休止閾値の決定を行い、前記上位ECUの休止時間計測部は、前記電動モータへの通電を休止している休止時間を計測することを特徴とする電動ステアリングロック装置の過熱防止方法。
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JP2014140925A JP6378561B2 (ja) | 2014-07-08 | 2014-07-08 | 電動ステアリングロック装置、電動ステアリングロック装置の過熱防止方法 |
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