JP6377963B2 - 多重gnss衛星システムから信号を同時に受信するための受信機 - Google Patents

多重gnss衛星システムから信号を同時に受信するための受信機 Download PDF

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Description

本発明は衛星航法システムからの信号受信に関し、さらに具体的には多重グローバル衛星航法システム(Global Navigational Satellite System;以下、“GNSS”)の衛星コンステレーション(constellation)からの信号受信に関する。
衛星航法システムは地上の受信機(earth−bound receiver)に位置及び時間情報を提供する。各衛星航法システムは地球の軌道に沿って回転する衛星コンステレーションを有している。そのようなコンステレーションの位置を計算するために、地球上の受信機は上述した航法システムから“見えるところにある”(即ち、上空に浮いている)衛星を利用する。このような衛星航法システムは、局地的及び補強(regional and augmented)システム(即ち、本当に“グローバル的”ではないシステム)を包含する。GNSSは時々このようなシステムの総称として使用される。ここに使用された用語“GNSS”は特別な言及をしない限り、グローバル的に又はグローバル的ではない任意の種類の衛星航法システムを包括する。
計画中であるGNSSシステムと現在使用中であるGNSSシステムとの数が増加されている。広く知られ、広く使用され、実際にグローバル的である米国の衛星位置確認システムGPSは、他のグローバル的なシステムであるロシアのGLONASS(GLObalnaya NAvigatsionnaya Sputnikovaya Sistema)と提携して来たし、現在はヨ−ロッパのGalileoシステムと中国のBeiDou(第2世代はCOMPASSとして知られている)システムとが提携している。GalileoシステムとBeiDouシステムとは各々地球を軌道に沿って回転する衛星コンステレーションを有しているか、或いは有する。局地的システム(グローバル的システムではない地球のいずれか局地のみをカバーしようとするシステム)は、日本のQZSS(Quasi−Zenith Satellite System)と、現在開発中であるインドのIRNSS(Indian Regional Navigational Satellite System)を含む。一般的に補強システムは局地的システムであり、例えば、地上局及び/又は付加的な航法施設からのメッセージを利用して既存GNSSシステムを“補強させる”。このような補強システムはWAAS(Wide Area Augmentation System)、EGNOS(European Geostationary Navigation Overlay Service)、MSAS(Multi−functional Satellite Augmentation System)、及びGAGAN(GPS Aided Geo Augmented Navigation)を含む。QZSSのような局地的GNSSシステムはまた補強システムとして動作することができる。
前記4つの動作する又は速く動作することができる真の“グローバル的(global)”GNSS、即ちGPS、GLONASS、Galileo、及びBeiDouはGNSS受信機が各GNSSシステムによって伝送された“開放形サービス”チャンネルを利用して、その位置を計算することができる上空の衛星を前例がない程度に提供しているか、又は提供する。GPSは開放形サービスL1信号を伝送し、2012年12月を基準にしたコンステレーション内に32基の実用衛星を有している。前記32基の実用衛星は6つの互に異なる軌道面内に4基の商用衛星、即ち総24基の商用衛星を構成して地球上のどこでも、いつでも少なくとも6基の衛星が上空に存在することを保障する。GLONASSは開放形サービスL1信号を伝送し、2013年7月を基準にコンステレーション内に29基の衛星を有し、この中で23基が商用衛星である。Galileoは開放形サービスE1信号を伝送し、3つの軌道面内に開いた計画された30基の衛星を有し、“大部分の位置”でいつでも6基乃至8基の衛星が上空に存在するように保障しようとする。COMPASSとしても公知されたBeiDouは開放形サービスB1信号を伝送し、コンステレーション内に35基の衛星を有する予定である。
したがって、近い未来には、GNSS受信機が4つのGNSSシステム全てから信号を受信することができる場合、最小30基から最大50基以上の上空上の衛星が前記GNSS受信機のために使用され得る。しかし、多様なGNSSシステムは互に異なる信号構造を使用し、これらの大部分は互に異なる周波数を利用するため、過度な電力消費及び/又は受信機装置の複雑さなしでは4つのすべてのGNSSコンステレーション内の衛星から信号を同時に受信するのが難しくなる。
したがって、過度な電力要求及び/又は過度な装置の複雑性無しでも4つのすべてのGNSSコンステレーションから衛星信号を同時に受信するためのGNSS受信機が要求される。
米国特許第7,358,896号公報 米国特許第7,764,226号公報 米国特許公開第2010/0141519号公報 米国特許公開第2012/0026039号公報
本発明が解決しようとする課題は多重GNSSコンステレーションから信号を同時に受信するように構成されたGNSS受信機を提供することである。
本発明が解決しようとする他の課題は多重GNSSコンステレーションから信号を同時に受信して処理するGNSS受信機に使用される1つのアナログ受信チェーンを提供することである。
本発明が解決しようとするその他の課題は多重GNSSコンステレーションからのすべての信号を含む受信信号がアナログ信号からデジタル信号に変換された後のみに互に分離される前記多重GNSSコンステレーションからの信号を提供することである。
前記技術的課題を達成するための本発明の一実施形態にしたがって、衛星航法システム内の受信機が複数個の衛星システムコンステレーションから多重衛星の信号を受信する方法を提供される。前記方法は、前記複数個の衛星システムコンステレーション内の多重衛星からの伝送を含む無線周波数信号を受信する段階と、前記無線周波数信号と局部発振器誘導信号LORFとを混合して前記複数個の衛星システムコンステレーション内の多重衛星からの伝送を含む無線周波数信号を、前記複数個の衛星システムコンステレーション内の多重衛星からの伝送を含む中間周波数信号に変換する段階と、fのサンプリングレートで中間周波数信号をサンプリングしてアナログ中間周波数信号をデジタル中間周波数信号に変換する段階と、前記デジタル中間周波数信号と数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSとを混合して各衛星システムが前記デジタル中間周波数信号から前記衛星システムの衛星の信号を分離する段階と、を含み、前記数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSは、前記中間周波数信号への変換の後、前記衛星システム内の前記衛星の伝送周波数の中心に対応する周波数を有する。
前記技術的な課題を達成するための本発明の他の実施形態にしたがって、衛星航法システム受信機内の受信チェーンを提供する。前記受信チェーンは、複数個の衛星システムコンステレーション内の多重衛星からの伝送を含む無線周波数信号を受信するように構成される受信機と、前記受信された中間周波数信号と局部発振器誘導信号LORFとを混合して前記複数個の衛星システムコンステレーション内の前記多重衛星からの前記伝送を含むアナログ中間周波数信号の出力を発生するように構成される局所混合機と、fのサンプリングレートで前記中間周波数信号をサンプリングして前記アナログ中間周波数信号をデジタル中間周波数信号に変換するように構成されるアナログ−デジタル変換機と、前記デジタル中間周波数信号と数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSとを混合するように構成される複素混合機と、を含み、前記数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSは、前記複数個の衛星システムの対象位相システム内の衛星の中間周波数で伝送周波数の中心に対応する周波数を有することによって前記デジタル中間周波数信号から前記対象位相システムの衛星の信号を分離する。
前記技術的な課題を達成するための本発明のその他の実施形態にしたがって、衛星航法システムGPSの受信機を提供する。前記受信機は、1つ又はそれ以上の処理器と、その上に記録されたプログラム命令(program instructions)を有する非一時的コンピューター読出し可能記録媒体(non−transitory computer−readable medium)と、を含み、前記1つ又はそれ以上の処理器を有するように構成された前記プログラム命令は、複数個の衛星システムコンステレーションの多重衛星からの伝送を含んだ無線周波数信号を受信する段階と、前記無線周波数信号と局部発振器誘導信号LORFとを混合して前記複数個の衛星システムコンステレーションの多重衛星からの伝送を含んだ前記無線周波数信号を前記複数個の衛星システムコンステレーションの多重衛星からの伝送を含んだアナログ中間周波数信号に変換する段階と、前記中間周波数信号をfのサンプリングレートでサンプリングして前記アナログ中間周波数信号をデジタル中間周波数信号に変換する段階と、前記デジタル中間周波数信号と数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSとを混合して各衛星システムが前記衛星システムの衛星の信号を前記デジタル中間周波数信号と分離し、数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSは、前記中間周波数信号の変換の後、前記衛星システム内の前記衛星の伝送周波数の中心に対応する周波数を有する段階の中で1つ又はそれ以上の段階と、を制御する。
前記技術的な課題を達成するための本発明のその他の実施形態にしたがって、複数個の航法衛星システムGNSS1−GNSSから多重衛星の信号を受信できるモバイル端末機を提供する。前記モバイル端末機は、前記複数個の航法衛星システムGNSS1−GNSSからの前記多重衛星の前記信号を含む無線周波数信号を受信するように構成される受信機と、前記受信された無線周波数信号と局部発振器誘導信号LORFとを混合して前記複数個の航法衛星システムGNSS1−GNSSからの前記多重衛星の前記信号を含むアナログ中間周波数信号の出力を発生するように構成される複素混合機と、前記中間周波数信号をfのサンプリング信号にサンプリングして前記アナログ中間周波数信号をデジタル中間周波数信号に変換するように構成されるアナログ−デジタル変換機と、各々が前記デジタル中間周波数信号と数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSiとを混合するように構成される複数個の複素混合機と、を含み、前記数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSiは、前記複数個の航法衛星システムGNSS1−GNSSの中で1つの航法衛星システムGNSSの衛星の中間周波数で送信周波数の中心に対応する周波数を有することによって前記複数個の複素混合機が前記各々の航法衛星システムGNSS1−GNSSの衛星の信号を前記デジタル中間周波数信号から分離する。
本発明の実施形態によれば、過度な電力消費及び/又は過度な装置の複雑性無しでも複数個の航法衛星システムコンステレーションからの多重衛星の信号を同時に受信し、処理することができる。
本発明の実施形態による4つのコンステレーションからの信号を受信して処理するGNSSシステム用受信機チェーンを示す図面である。 本発明の実施形態による4つのコンステレーションからの信号を受信して処理する方法を説明するための順序図である。 本発明の実施形態によるGNSSを計算するために使用されるGNSSコンステレーションを選択する方法を説明するための順序図である。 GPS、Galileo、GLONASS、及びBeiDouシステム(GPS/Gal/GLO/Bei)の衛星コンステレーションによって伝送され、前記衛星から受信される信号を示すグラフである。 GPS/Gal/GLO/Bei衛星によって伝送される信号と本発明の実施形態による局部発振器LOの周波数LORFとをグラフで示した図面である。 本発明の実施形態による周波数変換によって発生されたGPS/Gal/GLO/Bei中間周波数(IF)信号及び中心IF周波数(f)をグラフで示した図面である。 本発明の実施形態による周波数変換によって発生されたGPS/Gal/GLO/Bei中間周波数(IF)信号のオーバーラップをグラフで示した図面である。 本発明の実施形態による周波数変換によって発生されたGPS/Gal/GLO/Bei中間周波数(IF)信号のオーバーラップを示すグラフである。 本発明の実施形態によるGPS/Gal/GLO/Beiコンステレーションからの信号を受信して処理するGNSSシステム用受信機チェーンを示す図面である。 本発明の実施形態による図4Aの信号分離モジュール440の素子を示す図面である。 本発明の実施形態による図4Bの信号分離器440A/B−440Dによって使用される複素混合機(complex mixer)441を示す図面である。 本発明の実施形態による図4AのIFフィルター423の周波数反応を示す図面である。 本発明の実施形態による図4Aの選択的に追加された帯域通過フィルター(bandpass filter)を有するIFフィルター423の周波数反応を示す図面である。
以下、本発明の望ましい実施形態の詳細な説明が添付された図面を参照して説明される。しかし、本発明の実施形態は様々な他の形態に変形されてもよく、本発明の範囲が以下で説明する実施形態のみに限定されることではない。図面での要素の形状及び大きさ等はより明確な説明のために誇張され、図面の中で引用符号及び同一な構成要素に対しては、たとえ他の図面上に表示されても、できる限り、同一な引用符号で表示されることを留意しなければならない。参考に本発明を説明することにおいて、関連する公知の機能或いは構成に対する具体的な説明が、本発明の要旨を不必要に不明確にすると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
一般的に、本出願は多重GNSSコンステレーションの衛星からの信号を同時に受信して処理するGNSS受信機のみでなく、最小回路及び最大適応性を有する補強システムに関する。さらに具体的に、本発明の実施形態は次のような特徴の組み合わせを含む。
(1)サンプリング以前に中間周波数での帯域幅を最小値に減少させながら、多重GNSSコンステレーションの衛星からの信号を受信するための1つの無線周波数(RF)/中間周波数(IF)受信チェーン、
(2)自体の信号特性(Lバンド搬送波伝送周波数及び拡散コードを包含する)の面で各GNSSシステム信号が最適に分離されるようにすべての複合GNSS信号を処理することができるデジタル回路、
(3)GNSSシステム信号を受信するために選択されることに基づいて活性化され、非活性化されることができる素子を有するデジタル回路、及び
(4)GNSS受信機の感度を干渉信号までさらに減少させるために使用され得る選択的な帯域阻止フィルター(bandstop filter)。
図1Aは本発明の実施形態による4つのコンステレーションからの信号を受信して処理するGNSSシステム用受信機チェーンを示す図面である。具体的に、アンテナ11はGPS、Galileo、GLONASS、及びBeiDouシステム(以下“GPS/Gal/GLO/Bei”)内の衛星から信号を受信している。このような受信された信号、即ちRF信号115の特性が図2A及び図2Bを参照して説明される。図2AはGPS/Gal/GLO/Beiの衛星コンステレーションによって伝送され、前記衛星から受信される信号を示すグラフである。勿論、図2AはGPS/Gal/GLO/Bei信号を簡略に示すことであることは、この分野の通常的な知識を有する者(以下“当業者”)に理解される。例えば、すべての信号において、これらの信号は常に雑音と共に受信され、実際、GPS信号が受信されるとき、GPS信号は基底熱雑音(thermal noise floor)以下になる。GNSS信号及びシステムの上述した内容及びその他の広く公知された詳細な内容は本説明を必要以上に複雑にするため、本説明では除外される。
図2A及び図2Bに示したように、BeiDou開放形サービス信号B1 210は約4.092MHzの1dB帯域幅を有する1561.098MHzの公称中心周波数(nominal center frequency)を有する(前記帯域幅で1dBによって信号の電源がロール−オフされることを意味する)。これは図2Bのグラフ上の公称周波数を示す1つの線と1dBロール−オフ帯域幅とを示すボックスで図示される。直近のBEIDOU開放形サービス信号B1用インターフェイス統制文書(ICD:INTERFACE CONTROL DOCUMENT)は2012年12月の“BEIDOU NAVIGATION SATELLITE SYSTEM SIGNAL IN SPACE INTERFACE CONTROL DOCUMENT”であり、本明細書の参照として結合される。
GPS L1信号220とGalileo E1信号225とは1575.42MHzの同一な公称中心周波数を共有するので、図2A及び図2Bで互にオーバーラップされている。しかし、図2A上のさらに暗い領域はGalileo信号225がGPS信号220と互に異なることを示す。直近のGPS用インターフェイス統制文書ICDは2013年1月31日の“Global Positioning Systems Directorate Systems Engineering & Integration Interface Specification IS−GPS−200G”であり、本明細書の参照として結合される。直近のGalileo用インターフェイス統制文書ICDは2010年9月の“Galileo Open Service Signal In−Space Interface Control DOCUMENT Galileo OS SIS ICD Issue 1.1”であり、本明細書の参照として結合される。
GLONASS L1信号230Bは1602MHzの公称中心周波数を有するが、最近これを具現(incarnation)するにあたり、GLONASSは衛星の信号を区別するためにコード分割マルチプレクシングCDMよりは周波数分割マルチプレクシングFDMを使用する。さらに具体的には、GLONASSは1602MHzから+0.5625MHzの中心周波数で伝送中心周波数を有する14つのL1/L2衛星チャンネルを有する。図2Aに図示されたGLONASS 230A信号は1605.375MHzで中心周波数を有する+6衛星チャンネルを有するが、これはすべてのGLONASSFDMチャンネルの最も高い伝送周波数を指示するのに使用される。将来のGLONASS具現は衛星信号を区別するためにチャンネル分割マルチプレクシングCDMを使用することができる。その他のGNSS信号と同様に、本発明の原理は現在の具現のみでなく、当業者に明確な多様な変形を含む未来の具現にも適用され得る。図2Bに図示されたGLONASS 230B信号は大略1602MHzを中心にする14つのFDMチャンネルの全てによってカバーされる帯域幅をグラフで示したことである。チャンネルを区別するためにFDMを使用するので、すべてのGLONASSチャンネルGLONASS信号230Bはグラフで示したようにその他のGNSS信号より広い帯域幅(大略8MHz)を有する。直近に英語で公開的に使用することができるGLONASS L1及びL2信号用インターフェイス統制文書ICDは2008年の“Global Navigation Satellite System Interface Control DOCUMENT Edition 5.1”であり、本明細書の参照として結合される。
再び図1Aを参照すれば、アンテナ110によって受信されたGPS/Gal/GLO/Bei無線周波数RF信号115(図2Bには210、220、225、230Bで示される)を周波数変換モジュール120に入力する。周波数変換は無線受信分野では広く公知された工程であり、高い周波数の受信された信号(“無線周波数”信号又は“RF”信号と称する)を低い周波数の信号(“中間周波数”信号又は“IF”信号と称する)に変換することを含む。周波数変換を遂行する理由は多数あるが、主要な理由の1つは低い周波数で信号を調節し、処理することをさらに容易にするためである。このような周波数変換はRF信号と局部発振器LOによって発生された信号とを混合して遂行される。ここで、LORFは局部発振器LO信号の周波数を示す。周波数変換を遂行する時に可能な手段と変形は多数あり、周波数変換の以前、途中、そして以後にチェーンを受信することにおいて、発生できる段階(stages and steps)は当業者に広く公知されているので、それ以上の具体的説明はここで省略する。
図2Bに示したように、本発明の実施形態にしたがって選択されたLORFは要求された4つの信号(GPS/Gal/GLO/Bei)の大略中間程度の周波数である。より詳細には、LORFは名目の1547fに選択される。ここで、fは局部発振器の周波数として1.0230625MHzであり、これにしたがって図2Bに示したようにLORFは1582.6776875MHzである。
LORF信号は複素信号(complex signal)であるので、即ち同相(in−phase)及び直角位相(quadrature)要素を有するので、周波数変換モジュール120の出力もやはり複素出力となる。これは図1Aに図示されたIF信号125の二重線(double−lined)出力で示している。図1Aに図示されたすべての複素信号は二重線で表示される。
図3A、図3B、及び図3Cは周波数変換モジュール120によって出力されたGPS/Gal/GLO/Bei IF信号125をグラフで示した図面である。RF信号とLORF信号とが混合されて発生したIF信号125は大略IF中心周波数fより著しく低く中心になっており、これを図3Aに図示された中心基準線が示す。出力されたIF信号125を示す図3Aのスペクトルは正と負との周波数要素の全てを有している複素スペクトルである。しかし、実際の実行では前記正と負との周波数要素が互に重ねて図3Bに図示された重畳信号が示される。さらに具体的に、大略−22MHzに中心する図3AのBeiDou信号210は実際に図3Bでは+22MHzに中心する。したがって、BeiDou信号210は図3Bに図示された大略19.5MHzに中心するGLONASS信号230Bと重畳される。図3Cは振幅dBにおいて、GLONASS230A(+6GLONASS衛星チャンネル)とBeiDou210とが重畳されることを示す。
図1Aを再び参照すれば、周波数変換モジュール120によって出力されたIF信号125はアナログ−デジタル変換機ADC、130に入力される。アナログ−デジタル変換は当業者に広く公知された工程であり、アナログ信号をデジタル信号に変換することが明確であるので、信号が‘1’と‘0’とに示されることを意味する。アナログ−デジタル変換を遂行する理由は多数あるが、主な理由の1つはデジタルドメイン(digital domain)内の信号を調節し、処理するのをさらに容易にするためである。アナログ−デジタル変換を遂行する時に可能な手段と変形は多数あり、アナログ−デジタル変換の以前、途中、そして以後にチェーンを受信することにおいて、発生できる段階(stagesand steps)は当業者に広く公知されているので、それ以上の具体的説明はここで省略する。
一旦、デジタルドメインに変換されれば、IF信号125(図1Aの二重線で表示されたように相変わらず、複素信号)は信号分離モジュール140に入力される。前記信号分離モジュール140はGPS信号分離器140A、Galileo信号分離器140B、GLONASS信号分離器140C、及びBeiDou信号分離器140Dから構成される。前記信号分離器140A−140Dは各々のアナログ−デジタル変換機130から出力された信号を受信する。部分的にデジタル出力が複素出力であるので、即ちI及びQ要素を有するので、図3B及び図3Cに図示された信号が重畳されることがGPS信号分離器140A、Galileo信号分離器140B、GLONASS信号分離器140C、及びBeiDou信号分離器140D内部のデジタル回路によって明確になり得る。前記信号分離モジュール140は図4B及び図4Cに図示された信号分離モジュール440の具体的な実施形態を参照にしてさらに詳細に説明される。
GPS信号分離器140A、Galileo信号分離器140B、GLONASS信号分離器140C、及びBeiDou信号分離器140Dは各々のGPS、Galileo、GLONASS、及びBeiDou信号を分離し、この分離された信号が各GNSSシステムに適合である航法処理及び計算に使用されることができるように出力する。一般的に各信号分離器は衛星信号の自体対象GNSSシステムを分離させる。
先に指示したように、図1Aは本発明の実施形態によるシステムに含まれた構成要素の高水準抽象概念(high−level abstraction)を示す図面であり、当業者に広く公知されたように多数の構成要素と段階とがGNSS受信チェーンに必要とされる又は望ましいが、説明を明確にするために省略されている。例えば、当業者に広く公知されたように、周波数変換モジュール120とアナログ−デジタル変換機130との動作以前と以後とに増幅及びフィルタリング動作が必要であるが、図1Aには図示されなかった。増幅及びフィルタリング動作の一部は以下で図4A、図4B、及び図4Cに図示された特定実施形態を参照して説明する。一般的に、特別なGNSS受信機の受信チェーンで本発明の特定具現は図1Aに図示された受信チェーン要素以外にも広く公知された受信チェーン要素を必要とすることは当業者に容易に理解できる。
図1Bは本発明の実施形態による多重GNSSコンステレーションから信号を受信して処理する方法を説明する順序図である。段階150で、GNSS受信機はn個のGNSSシステムGNSS1−GNSSの衛星コンステレーションからのGNSS信号を受信する。段階155で、周波数変換モジュール120は(LORFを利用して)受信されたRF信号をIF信号に変換する。段階160で、アナログ−デジタル変換機130はすべてのGNSSシステムGNSS1−GNSSからの信号を含むIF信号125をアナログからデジタルに変換させる。段階180で、信号分離モジュール140は相変わらず、結合されたGNSS1−GNSSデジタル信号を各々の個別的なGNSSシステムGNSSiに対する信号に分離する。段階185で、前記信号分離モジュール140によって分離された個別的なGNSSシステムGNSSiに対する信号を各々のGNSS信号構造及びプロトコルにしたがってGNSS計算のために個別的に処理し、多重GNSS航法ソリューションを(すべてのGNSSシステムGNSS1−GNSSからの信号から発生したすべての情報を利用して)計算する。図1Bの段階185での点矢印が指示するように、次に何かが発生するかは関連された特定な具現とシステムとによって変わる。しかし、大部分のGNSSシステムと同様に、段階150−155−160−180−185は特に位置情報を更新するために持続的に及び/又は断続的に反復される可能性が最も高い。段階185の以後に上述した方法の“終了”は、紛らわしい単純化であるかもしれない。図1Cは段階180と段階185以後と以前とに特定な多重GNSSシステムで発生できる段階の一例を示す。
図1Cは本発明の実施形態にしたがってGNSS計算に使用されるGNSSコンステレーションを選択する方法を説明する順序図である。段階170で、信号が航法/位置計算に使用されるGNSSコンステレーションが選択される(即ち、実行することができるGNSS1−GNSSからサブセットGNSSsが選択される)。いずれのサブセットGNSSsが選択され、実行することができるすべてのシステムGNSS1−GNSSより少ない数のシステムを選択するように何時にシステムを選択するかは特定な実施形態にしたがって選択され、混合され、そして変わることができる多数の互に異なる測定基準(metrics)にしたがって異なり得ることは当業者によって容易に理解できる。例えば、GNSS受信機の電力消耗を最小化するために及び/又はGNSS信号条件を満たすのであれば、システムは信号処理を選択し、選択された信号処理を1つ又は2つのGNSSシステムに限定することができる。前記システムがすべての使用可能であるGNSSシステム又は1つのGNSSシステムを選択する時(又は自動化されて選択する時)の他の例は特定GNSSシステム又はシステム用他の対話チャンネルを通じて使用可能である補強情報(augmented information)がある時である。例えば、最近のGPS/GLONASS暦(ephemeris)のような補強GNSS情報を利用可能な移動通信ネットワーク(cell network)を通じて利用することができれば、GNSSシステムや利用可能な補強情報を有するシステムを選択することができる。前記システムは目に見える大部分の衛星を有するGNSSシステム(又は以前の例によれば、利用可能な補強情報を有するGNSSシステム)を選択パラメーターの一例として選択することができる。上述した例の変形形態は、このような要因を目に見える大部分の衛星を有するGNSSシステムの維持/補修として看做す実施形態を包含する。選択パラメーターの他の例は、局地別の委任(regional mandate)であり得る。例えば、中国はBeiDouを自国内の運送貨物を追跡するための第1順位の航法ソースになるように委任することができる。
段階173では、段階170で選択されないGNSSコンステレーションの信号分離要素をターンオフさせる(即ち、選択されたサブセットGNSSs外部の任意のGNSS1−GNSS)。例えば、段階170でGPS、Galileo、及びGLONASSを選択すれば、BeiDou信号分離器140Dの要素を段階173でターンオフさせる。段階180(図1Bの段階180と同一)では、図1A及び図1Bを参照して説明したように選択されたサブセットの信号を分離する(即ち、選択されたサブセットGNSSsの各個別的な信号を分離する)。以前の例に続いて、段階180では信号分離モジュール140が選択されたGPS、Galileo、及びGLONASS情報を分離し、出力する反面、BeiDou要素は非活性状態に維持される。段階185(図1Bの段階185と同一)で、前記信号分離モジュール140が出力した分離された信号をそれら各々の信号構造及びプロトコルにしたがってGNSS計算のために個別的に処理し、多重GNSS航法ソリューションを選択されたコンステレーションの信号から発生したすべての情報を利用して計算する。以前の例に続いて、前記信号分離モジュール140が分離し、出力したGPS、Galileo、及びGLONASS信号をそれら各々のGNSS信号構造及びプロトコルにしたがってGNSS計算のために個別的に処理し、多重GNSS航法ソリューションを(衛星のGPS、Galileo、及びGLONASSコンステレーションの信号から発生したすべての情報を利用して)計算する。
その次に、段階185で計算された多重GNSS航法ソリューションが図1Cの段階191と段階195で作用する。段階191で、前記多重GNSS航法ソリューションがいずれの最小閾値条件(minimum threshold condition)を満足するかが判断され、これは、例えばどんな水準の正確度を有するか否かを現わすことができる。段階191を遂行する目的はGNSS計算が選択されたサブセットGNSSsのみによって持続的に遂行されるか否かを判断するか、或いは1つ又はそれ以上の現在の非選択にされた/未使用にされたGNSSシステムがさらに高い正確度を得るためにGNSS計算に加えるか否かを判断することにある。このような分析は(独立的な基準を利用して)残るシステムとは独立的に遂行されるか、或いは最近GNSS航法ソリューションを使用し、特定水準の正確度を要求するアプリケーションによって提供され得る。当業者に広く公知されたように、多数の正確度の基準(metrics for accuracy)が存在し、これらの組み合わせはたまに特定GNSS受信機及び/又は航法/位置アプリケーションに対する推定位置誤差(estimated position error EPE)と称される。
段階191で最小閾値が満足されなければ、前記方法は段階175に戻って非選択にされてターンオフされた信号分離器140Xをターンオンさせる(即ち、段階170で既に非選択にされた1つ又はそれ以上のGNSSコンステレーションを選択して、それの/それらの信号分離器/信号分離器140をターンオフさせる)。すべての可能なGNSSコンステレーションが使用されていると(即ち、すべての信号分離器140A、…、140Zが既にターンオンされれば)、段階175はスキップされることは明確である。本発明の一実施形態で、段階175は単なる1回に1つのGNSSコンステレーションをターンオンさせる。例えば、単なるGPS信号のみが分離されて処理中であり(即ち、GPSが単なる最近に選択されたGNSSであり)、段階191で最小閾値が満足されなければ、段階175では追加的な処理及び計算のために単なる1つのGNSSコンステレーション、Galileoコンステレーション)をターンオンさせる。未来の何時に前記最小閾値がGPSコンステレーションとGalileoコンステレーションの全てを使用する段階191で再び満足されなければ、前記方法が段階175に戻る時、他のGNSSコンステレーション、GLONASSコンステレーション)をターンオンさせる。このような実施形態で、ターンオンされるGNSSコンステレーションの目録は、GNSS受信機(例えば、受信された信号を基づいて)によって定められるか、或いはGNSS受信機が位置するシステムによって定められる(例えば、地上局が最近の条件に基づいて望ましい順序を決定することができ、前記目録を並べて配列されたGNSS受信機に伝送することができる)ことにより、予め定められる。他の考慮された(contemplated)実施形態では、前記GNSS受信機及び/又はシステムは段階175を遂行する時、例えば、(前記GNSS受信機がモバイル端末機のように携帯が可能であり、バッテリーで動作する実施形態で)前記GNSS受信機の現在の電力事情を含む多数の要因を考慮することができる。一旦、1つ又はそれ以上のGNSSコンステレーションが段階175でターンオンされれば、現在動作中であるGNSS信号を分離し、処理して多重GNSSソリューションを計算するように前記方法は段階180と段階185とに戻る。
前記最小閾値が段階191で満足されれば、段階193では多重GNSS航法ソリューションがどんな最大閾値条件を満足するか、或いは超過するかを判断する。例えば、現在必要とする正確度を超える値を有しているかを判断することができる。段階191を遂行する目的はGNSS計算がすべての選択されたサブセットGNSSsのみによって持続的に遂行されるか否かを判断するか、或いは例えば、電力を節減するか、或いはコンピューティングリソース使用を減らすように1つ又はそれ以上の現在選択されたGNSS信号分離器がターンオフされたかを判断することにある。最大閾値条件は多重GNSS航法ソリューションの条件に限定されず、代わりにGNSS要素が現在に消費している全体電力の割合であってもよい。
最大閾値が段階193で満足されなければ、前記方法は段階180に戻って選択されたサブセットGNSSsのGNSS信号を分離し、新しい多重GNSS航法ソリューションを計算する。本実施形態は前記システムがGNSS航法ソリューションを持続的に計算するように設定されることと仮定するが、他の実施形態の場合はそうではない。他の実施形態では、例えば、全体GNSS受信チェーンは新しい多重GNSSソリューションが必要とする時まで電力を節減するようにターンオフされ得る。したがって、前記方法のこのような無限反復を効果的に終了させることができる。一部の実施形態では、このようなループは電力を節減するために所定の間隔(例えば、1分毎に)で遂行される。一部の実施形態では、何回か反復した後、本発明は(段階180よりは)段階170に戻ってサブセットGNSSsを再び選択する。モバイル端末機で具現される実施形態では、選択されたサブセットGNSSsの開始は工場で予め設定され(例えば、GPSのような1つのGNSSシステムの初期選択)、前記方法は大きく現場で要求するぐらいの他の多様なGNSS信号分離モジュール140A、…、140Zをターンオンすることとターンオフすることとで構成される。これは段階170への復帰はこのような実施形態にしたがってモバイル端末機によって前記方法を効果的に再設定することを意味する。
前記最大閾値が段階193で満足されなければ、前記方法は段階170で現在選択されてターンオンされた1つ又はそれ以上の信号分離器140Xをターンオフ、即ち“非選択”にするようにループバックされる(即ち、現在サブセットGNSSsで1つ又はそれ以上のGNSSコンステレーションを除去して(subtract)、これらGNSSコンステレーションの/コンステレーションの信号分離器/分離器140Xが段階173でターンオフされる)。単なる1つのGNSSコンステレーションが使用中であれば(即ち、単なる1つの信号分離器140Xが現在ターンオフ状態であれば)、段階176はスキップされることは明確である。例えば、GPS、Galileo、及びGLONASS信号が分離され、処理中であり(即ち、GNSSs=GPS、Galileo、GLONASS)、前記最大閾値が段階193で満足されなければ、単なる1つのGNSSコンステレーション(例えば、GLONASSコンステレーション)のみが段階177で非選択にされる。所定の未来の時点で前記最大閾値が段階193で満足されれば、前記方法が段階177に戻る時、他のGNSSコンステレーション(例えば、Galileoコンステレーション)はターンオフされる。このような実施形態で、非選択にされる(即ち、ターンオフされる)GNSSコンステレーションの目録は予め決定されことができ、(例えば、受信された信号を基づいて)GNSS受信機によって定められるか、或いはGNSS受信機が位置するシステムによって定められる(例えば、地上局が最近条件に基づいて望ましい順序を決定することができ、前記目録を並べて配列されたGNSS受信機に伝送することができる)。他の考慮された(contemplated)実施形態では、前記GNSS受信機及び/又はシステムは段階176を遂行する時、例えば、(前記GNSS受信機がモバイル端末機のように携帯が可能であり、バッテリーによって動作する実施形態で)前記GNSS受信機の現在の電力事情を含む多数の要因を考慮することができる。一旦、1つ又はそれ以上のGNSSコンステレーションが段階177で非選択にされれば、前記方法は非選択にされたGNSSの信号分離器をターンオフし、現在動作中であるGNSS信号を処理して再び多重GNSSソリューションを計算するように段階173に戻る。
段階191及び段階193と同時に及び/又は別に、段階185からの多重GNSS航法ソリューションを段階185で前記システムに出力する。大部分の実施形態で、これは多重GMSS航法ソリューションを最近にGNSS航法/位置情報を利用するアプリケーションに提供することを意味する。このソリューションは(例えば、不十分な正確度を有することによって)多重GNSS航法ソリューションを拒絶し、上述したようにこのような拒絶は段階191と段階193とでの分析の一部として使用され得る。段階195以後に、段階195からの点線が指示するように、(当業者に広く知られるか、又は当業者によって具現された多様な変化が可能である)特定実施形態にしたがってシステム内で多数のことが成されてもよい。
図1Aのように、図1Bと図1Cに図示された発明は本発明の説明とは関係ない細部事項を除外して概念体系(conceptual framework)として理解できる。一部の実施形態では(特に1つ又はそれ以上の段階が絶えずに反復されるループの一部になる実施形態では)、1つ又はそれ以上の段階が実質的に同時に遂行されることができる。図1Bと図1Cとに図示された前記方法の1つ又はそれ以上の段階が統合されるか、1つの段階がサブ段階(sub−steps)に細分化され得る。当業者に広く公知されたように、1つ又はそれ以上の段階がどのようにして統合され、分離されるか、或いはこれと異なり、どのようにして具現されるか(ハードウェア的に、ソフトウェア的に、又はハードウェアとソフトウェアとの結合によって具現されるか)に対する特性は多数の要素に依存する。これは図4A、図4B、及び図4Cを参照して以下で説明される特定実施形態を参照した例を通じて具体化される。
図4Aは本発明の実施形態によるGPS/Gal/GLO/Beiコンステレーションからの信号を受信して処理するGNSSシステム用受信機チェーンを示す図面である。アンテナ410はGPS、Galileo、GLONASS、及びBeiDouシステムの衛星から信号を受信し、これらの特性は図1A、図2A、及び図2Bを参照して先に説明した。受信されたGPS/Gal/GLO/Bei信号は前置増幅/フィルタリング部413内に入力される。前置増幅工程及び(初期)フィルタリング工程は無線分野において通常的な知識を有する者に広く知られ、GNSS信号の場合には大略20、000キロメートル離れた衛星から受信さされた信号を増幅する過程を含む。言い換えれば、これらの信号が聞こえる程度に十分に増幅させる。ラフなフィルタリング工程は望むGNSS信号を残るスペクトルと分離する結果として現れる可能性が最も大きい。前置増幅とフィルタリングとを遂行する時、多数の手段と変形とが可能であり、前置増幅とフィルタリングとを遂行する前後及び途中に受信チェーンで様々な段階が発生することができるのは当業者に広く公知されているので、それ以上の詳細な説明はここで省略する。
前置増幅と初期フィルタリングとを遂行した後に、受信されたGPS/Gal/GLO/BeiGNSS信号は複素混合機420内に入力される。図1A及び図3A乃至図3Cを参照して上述したように、前記複素混合機420は受信されたGPS/Gal/GLO/BeiGNSS信号を複素周波数LORFと混合して複素及び中間周波数信号IFを発生する。図4Aに示したように、複素周波数LORF信号はシステム用同期信号(timing signals)を発生する局部発振器LO、450から始まる。図4A及び図4Bのすべての同期信号は点線で表示される。前記局部発振器450は任意の周波数(f)基準信号を発生し、前記基準信号は他の同期信号の基準として使用される。当業者に広く公知されたように、前記局部発振器450の実際出力周波数はあまりにも高くて望む周波数(f)基準信号を得るためには分割器を通じる周波数の減少が要求される。また、一般的に局部発振器や基準周波数よりさらに大きいタイミングを有する複素周波数LORF信号を発生するために、実際に周波数(f)での同期信号が要求される周波数に増加する。このような技術は当業者に広く知られ、他の方法の中で、例えば、位相同期回路(phaselocked loop、PLL)を含む。また、当業者に広く公知されたように、普通“局部発振器”と称するが、実際遂行においての局部発振器OL信号の発生は一般的に複数個の要素によって成され、例えば追跡及びその他の目的のための外部同期信号の入力過程を含む。
図4Aの実施形態で、周波数(f)は1.0230625MHzであり、乗算器451によって1547を掛け算されて1547f(=1582.6776875MHz)となる。しかし、この信号は未だ複素信号ではなく、直角位相(quadrature、Q)要素を形成する必要がある。前記直角位相Q要素は前記信号にモジュール453が遂行する90°位相遷移(phase shift)を掛け算して形成される。これにしたがって、前記複素混合機420に入力されたモジュール453の出力はI及びQ要素と1547f(=1582.6776875MHz)の周波数を有する複素周波数LORF信号である。当業者に広く公知されたように、これは多数の方法の中で単なる1つの方法に過ぎなく、1547f複素信号は局部発振器LO信号から発生され得る。
前記複素混合機420の出力、即ち複素周波数LORF信号と受信され、増幅され、フィルタリングされたGPS/Gal/GLO/BeiGNSS信号の混合信号はIFフィルター423に入力される。帯域通過(bandpass)フィルターであるIFフィルター423は追加的な処理(特にアナログ−デジタル変換工程)のために流入される信号を狭くするために提供され、当業者に広く公知されたようにチェーンでは多重要素フィルターで構成される。図4Aの実施形態では、前記IFフィルター423は図5Aに図示された周波数応答を有する。図5Aの周波数応答は5.2MHzのコナー周波数を有する高域通過2−0バターワースフィルター(high pass two−zero Butterworth filter)の結果である。図5は帯域阻止フィルター、即ち23.7MHzの周波数と9MHz乃至19MHzの1dB阻止帯域を有する3順位チェビチェフフィルター(3rd order Chebyshev filter)を示す図面である。前記帯域阻止フィルターは周波数応答が図5Aに図示されたフィルターに追加される。図面から分かるように、図5Bに図示された周波数応答を有するフィルターは図3に示したようにGPS/Gal/GLO/Bei信号の出力を複素混合機420から効果的に分離するので、有用である。アナログ−デジタル変換以後には干渉(interference)を除去する方法が無いので、アナログ−デジタル変換以前に任意の大きい干渉を除去するためにはアナログ−デジタル変換工程の以前にGPS/Gal/GLO/BeiGNSS信号領域外のすべての信号を除去することが望ましい。結果的に、回復が不可能な搬送波対雑音スペクトル密度比(ratio of carrier to noise spectral density;C/NO)の損失が惹起される。
図4Aを再び参照すれば、アナログ−デジタル変換以前に追加的な増幅のために前記IFフィルター423によって出力された信号が可変利得増幅器VGA、425に入力される。前記可変利得増幅器425は、自動利得制御(automatic gain control、AGC)460によって少なくとも部分的に制御される。自動利得制御460は、システムにわたって一定レベルの振幅を維持するために、受信チェーンにしたがって信号を継続的にモニターリングする前記可変利得増幅器425の増幅出力はアナログ−デジタル変換機ADC、430に入力される。前記アナログ−デジタル変換機430の目的は図1Aを参照して先に説明した。
図4Aで、前記アナログ−デジタル変換機430のサンプリングレート(f)は48f(=49.107MHz)である。この時、複素周波数LORF信号と同様にサンプルリングのための同期信号は乗算器452によって48が掛けられた基準周波数(f)信号から発生される。サンプルリングはアナログ信号をデジタル信号に変換する基本的な工程であり、サンプリングされるアナログ信号の最も高い周波数要素の2倍であるナイキストサンプリングレート(Nyquist sampling rate)はアナログ−デジタル変換機430のような変換機に対する最小サンプリングレートである。したがって、49.107MHzのサンプリングレートに対して捕獲された信号の帯域幅は大略24.5MHzであり、図3Cに図示されたようなGPS/Gal/GLO/Bei帯域幅に合わせるのに充分な値以上である。当業者に広く公知されたように、少なくともこのような特別な場合には図5Bに図示された周波数応答を有する帯域阻止フィルターのような実際に具現可能であるロールオフフィルター(roll−off filter)のための充分な周波数空間を確保するためにアナログ−デジタル変換機サンプリングレートは最小レートより常に高くなければならない。
図4Aに図示された実施形態では、49.107MHzのサンプリングレートにサンプリングされて前記アナログ−デジタル変換機430が出力した複素デジタル信号は信号分離モジュール440に入力される。前記信号分離モジュール440はGPS/Galileo信号分離器440A/B、GLONASS信号分離器440C、及びBeiDou信号分離器440Dから構成される。各々の個別的なモジュールは前記アナログ−デジタル変換機430から同じ入力を受信する。上述したように、伝送されたGPS及びGalileo信号は同じ周波数帯域を共有するので、GPS及びGalileo信号分離器は部分的に前記GPS/Galileo信号分離器440A/Bに結合される。したがって、他の信号分離器と異なり、前記GPS/Galileo信号分離器440A/BはGPS用出力とGalileo用出力、即ち2個の出力を有する。図4AのGPS/Galileo信号分離器440A/Bの一部は点線によって分離されてGLONASS及びBeiDou信号分離器440C、440D内ではないGPS/Galileo信号分離器440A/B内の追加要素を指示することができる。図1Aと同様に、GPS/Galileo信号分離器440A/B、GLONASS信号分離器440C、及びBeiDou信号分離器440Dは各々GPS、Galileo、GLONASS、及びBeiDou信号を分離し、航法処理及び計算のために使用される信号を出力する。
図4Bは本発明の実施形態による図4Aに図示されたGPS/Galileo信号分離器440A/B、GLONASS信号分離器440C、及びBeiDou信号分離器440D内部の構成要素を詳細に示す図面である。一般的に、各信号分離器440は複素混合機441と低帯域通過フィルターLPF、447を含む。前記複素混合機441は(デジタル形態のすべてのGNSS信号を有する)アナログ−デジタル変換機430の出力を(最終的には元のGNSS衛星中心伝送周波数に基づいて)特定GNSS搬送波周波数にダウンミキシングする。前記低帯域通過フィルター447は特定GNSS拡散コード発生帯域幅(GNSS spreading code−generated bandwidth)をマッチングさせる。同期信号入力が最終的に局部発振器450から発生される数値制御発振器(numerically−controlled oscillator NCO)443は複素混合機441に適切な周波数混合信号を提供する。
より詳細に説明すれば、GPS/Galileo信号分離器440A/Bで数値制御発振器443A/Bは(最終的に局部発振器450で発生される)同期信号入力(48f)を受信し、7f周波数の複素デジタル信号を出力する(数値制御発振器は以下で表1を参照してさらに詳細に説明される)。IFドメインでGPS/Galileo信号の中心周波数は大略7fx(=7.1614375MHz)である。即ち、混合機420でGPS/Galileo無線周波数信号と複素LORFとを混合して形成された図3B及び図3CのGPS/Galileo無線周波数信号220/225の中心周波数である。前記数値制御発振器443A/Bによって出力された7fx周波数の同期信号は複素混合機441A/Bに提供されて(デジタル形態のすべてのGNSS信号を有する)アナログ−デジタル変換機430の出力と混合される。図3Aに示したように、GPS/Galileo IF搬送波周波数に効果的に“ダウンミキシングされた”複素混合機441A/Bの出力はスペクトル反転部(spectral inversion unit;445A/B)を通過する。前記スペクトル反転部445A/Bはスペクトルの“ネガティブ側(negative side)”からGPS/Galileo中間周波数信号220/225を“反転させる(reverse)”。実際にこのような反転は数値制御発振器443A/Bがデジタル信号出力のQ要素の符号を簡単に反転させることによって遂行されることができる。
複素デジタル信号は前記スペクトル反転部445A/Bによって、一旦反転されれば、4.092MHzのGalileo拡散コード発生帯域幅(サンプリング以後には0点対0点帯域幅(null−to−null frequency)スペクトル)をマッチングさせるGalileo低帯域通過フィルター447Bによってフィルタリングされる。したがって、Galileo低帯域通過フィルター447Bの出力は、複素デジタル形態のGalileo信号に、残る搬送波周波数オフセット(即ち、−96.25kHzとドップラー及び発振器オフセット項目(offset terms))とを加え、以後Galileo信号はGNSSシステム400によって追加的に処理される準備のために除去される。対応するGPS出力を発生するために、Galileo低帯域通過フィルター447Bの出力はGPS拡散コード発生帯域幅をマッチングさせるGPS低帯域通過フィルター447Aに入力される。前記GPS拡散コード発生帯域幅は2.046MHz(サンプリング以後には0点対0点帯域幅スペクトル)に過ぎない。したがって、前記Galileo低帯域通過フィルター447Bの出力が相変わらず、その範囲内のGPS信号を有するので、前記Galileo低帯域通過フィルター447Bは信号経路内で前記GPS低帯域通過フィルター447Aの前に位置する。前記GPS低帯域通過フィルター447Aの出力は複素デジタル形態のGPS信号に、残る搬送波周波数オフセットを加え(即ち、−96.25kHz=伝送周波数−LORF+NCO出力周波数=1575.42MHz−1582.6776875MHz+7×1.0230625MHz=−0.09625MHz)、以後、GPS信号がGNSSシステム400によって追加的に処理される準備のために除去される。当業者に広く公知されたように、実施形態にしたがって除去される必要があるドップラーオフセットと他の可能な周波数オフセットとのようなその他の周波数オフセットが存在する。しかし、広く公知されたGNSSシステムの共通的な特徴/問題点は、本発明が不明確になることを防止するために、不必要な詳細説明は省略する。
各信号分離器440において、数値制御発振器NCO、443は波形の離散値表現(discrete valued representation)である同期式(即ち、クロックされた)離散時間を発生するデジタル信号発生器である。一般的に、数値制御発振器443は2つの部分から構成される。その中で一部分は各クロックサンプルで周波数制御値を加算する位相累算器(phase accumulator)PAであり、残る一部分は累算器PA周波数制御値を利用して対応する振幅を発生する位相−振幅変換機(phase−to−amplitude converter)PACである。本実施形態で、位相−振幅変換機PACはルックアップテーブルLUTを利用して振幅値と前記位相累算器PAによって出力された位相値とをマッチングさせる。他の実施形態で、前記位相−振幅変換機PACはルックアップテーブルのみでなく、補間法(interpolation)を利用してより向上された正確度を提供し、位相エラー雑音を減少させ得る。その他の実施形態で、ルックアップテーブル以外にも冪級数(power series)のように数学的なアルゴリズムを特にソフトウェア数値制御発振器で利用することを含む他の方法が使用され得る。
図4Bに図示された本発明の実施形態によるGPS/Galileo信号分離器440A/Bで、数値制御発振器443A/Bは下の<表1>で表示された数値を有するルックアップテーブルを利用する。一般的に、数値制御発振器443のルックアップテーブルはクロックレート(clocking rate)を望む複素発振器周波数I及びQ要素を包含するので、‘複素’である)に変換しなければならない。言い換えれば、各クロックのチック(tick)で表は望む周波数を有する2つの波形I、Qの周期にポイント(point)を提供する。GPS/Galileo数値制御発振器441A/Bにおいて、ルックアップテーブルはI(コサイン)値とQ(サイン)値を7f周波数の複素デジタル信号に対応する48fクロックのすべてのチック(tick)として提供する。
上の<表1>のサインとコサイン値は数値制御発振器443A/Bの出力で複素混合機441A/B内でアナログ−デジタル変換機430の出力と混合される入力である。一般的に(即ち、すべての信号分離器で)、複素混合機41は図4Cに図示されたような要素、入力、及び出力を有する。すべてのGNSS信号を含む前記アナログ−デジタル変換機430のデジタル出力は同相(in−phase)要素IADC−IFと直角位相(quadrature)要素QADC−IFとを有する左辺上に入力される。同相要素(<表1>で、INCO−GNSS=cos)と直角位相要素(<表1>で、QNCO−GNSS=sin)とを有する数値制御発振器443の出力は図4Cの上端に入力される。一旦、これらの出力信号が(当業者に広く公知された)複素複合器素子によって処理されれば、前記出力信号は特定GNSSに対する基底帯域(baseband)で出力局所デジタル信号(即ち、図4Cの右側上の出力に図示されたような同相要素IGNSS−BB及び直角位相要素QGNSS−BBを有するデジタル信号)となる。
図4BのGLONASS信号分離器440Cに続いて、数値制御発振器443Cは(最終的に局部発振器450から引き出される)同期信号入力(48f)を受信し、中間周波数ドメイン(即ち、混合機420内でGLONASS無線周波数信号と複素LORFを混合して発生された図3BのGLONASS中間周波数信号の中心)でGLONASS信号の中心伝送周波数18.5f=18.92665625MHz)を有する局所デジタル信号を出力する。前記数値制御発振器443Cによって出力された18.5fの周波数を有する同期信号が(デジタル形態のすべてのGNSS信号を有する)複素混合機441Cに提供され、複素混合機441Cにおいて、アナログ−デジタル変換機430の出力と混合される。GLONASS(中間周波数)搬送波周波数に効果的に“ダウンミキシングされた”複素周波数441Cの出力は直ちにGLONASS低帯域通過フィルター447C内に入力される。この時、前記GLONASS低帯域通過フィルター447Cは1.022MHzのGLONAS拡散コード発生帯域幅(サンプリング以後には0点対0点帯域幅(null−to−null frequency)スペクトル)をマッチングさせる。図3Aに示したように、中間周波数スペクトルのポジティブ側(positive side)上にGLONAS中間周波数信号230Bが既に存在するので、前記数値制御発振器443CのGLONASSデジタル出力はGPS、Galileo及びBeiDou信号に要求されるスペクトル反転が必要とされない。前記GLONASS低帯域通過フィルター447Cの出力はGNSSシステム400によって追加的に処理される準備のための局所デジタル形態のGLONASS信号である。GPS及び/又はGalileo信号のように、局所デジタル形態のGLONASS信号もまた、残る搬送波周波数オフセット(伝送周波数−LORF+NCO出力周波数)を有する。しかし、前記オフセットの正確な量と計算とは、14つのGLONASSチャンネルの中でいずれのチャンネルが伝送されているかに依存する。いずれにしても、他のGNSS出力のように、GLONASSオフセットは、GLONASS信号がGNSSシステム400の更なる処理の準備のために除去される。
本発明の実施形態による図4Bに図示されたGLONASS信号分離器440Cにおいて、数値制御変換機443は下の<表2>に現れた値を有するルックアップテーブルを利用する。前記GLONSS数値制御変換機443のルックアップテーブルは48fのクロック率を18.5fの周波数を有する所望の複素デジタル信号に変換しなければならない。整数個のサイクルを発生するために、前記GLONASS数値制御変換機443のルックアップテーブルは2周期(period)にわたって発生されたI値とQ値を有する。したがって、前記GLONASS数値制御変換機443のルックアップテーブルは2倍の値(即ち、96(=2×48f)個の値)を有する。ここで、18.5f信号は96f周期にわたって37f信号となる。
図4BのBeiDou信号分離器440Dと続いて、前記BeiDou数値制御発振器443Dは(最終的に局部発振器450から引き出される)同期信号入力48f)を受信し、中間周波数ドメイン(即ち、混合機420内でBeiDou無線周波数信号と複素LORFとを混合して発生された図3Bと図3CのBeiDou中間周波数信号の中心)でBeiDou信号の大略中心伝送周波数21f=21.4843125MHz)を有する局所デジタル信号を出力する。前記数値制御発振器443Dによって出力された21fの周波数を有する同期信号が(デジタル形態のすべてのGNSS信号を有する)アナログ−デジタル変換機430の出力と混合される複素混合機441Dに提供される。BeiDou(中間周波数)搬送波周波数に効果的に“ダウンミキシングされた”複素周波数441Dの出力はスペクトルの“ネガティブ側(negative side)”からBeiDou中間周波数信号を“反転(reverse)”させるスペクトル反転部(spectral inversion unit)445Dを通過する。実際、このような反転は前記数値制御発振器443Dが出力したデジタル信号のQ要素の符号を簡単に反転させることによって遂行されることができる。一旦、複素デジタル信号が前記スペクトル反転部445Dによって反転されれば、前記複素デジタル信号は1.022MHzのBeiDou拡散コード発生帯域幅(サンプリング以後には0点対0点帯域幅(null−to−null frequency)スペクトル)をマッチングさせるBeiDou低帯域通過フィルター447Dによってフィルタリングされる。したがって、前記BeiDou低帯域通過フィルター447Dの出力は複素デジタル形態のBeiDou信号に残る搬送波周波数オフセット(即ち、−95.375kHz=伝送周波数−LORF+NCO出力周波数=1561.098MHz−1582.6776875MHz+21×1.0230625MHz=−0.095375MHz)をプラスしたこととしてGNSSシステムによって前記BeiDou信号が追加的に処理される準備のために除去される。
本発明の実施形態による図4Bに図示されたBeiDou信号分離器440Dで、数値制御発振器443Dは下の<表3>に示している値を有するルックアップテーブルを利用する。
本発明の他の実施形態で、後に例として処理レートやメモリ要請を減少させるためにデジタルフィルタリングをさらに遂行して多様なGNSS信号ストリームを除去する。
したがって、前から分かるように、本発明の実施形態は多重GNSSコンステレーションの衛星からの信号として1つのRF/IF受信チェーンを提供する。ここで、前記RF/IF受信チェーンはやはり最低レートに遂行される前記信号のアナログ−デジタルサンプリング前にIF信号帯域幅を最小値まで減少させる。本発明の実施形態は、また拡張性あり、さらに多数のGNSS信号分離器がシステム内に存在することができる。そして、このような個別的なモジュールは望む通りにターンオンされるか、或いはターンオフされ得る。一般的に、デジタル回路は自分の信号特性(Lバンド搬送波伝送周波数と拡散コードを包含する)という面でGNSSシステム信号各々が最適に分離されるようにすべての複素GNSS信号を含む入力を処理することができる。また、アナログ−デジタルサンプリング前に帯域通過/阻止フィルターが受信チェーンに加える時、前記帯域通過/阻止フィルターはデジタル信号から妨害信号(interfering signals)を除去してGNSS受信機の感度を前記妨害信号の水準まで低くすることができる。
以上、本発明の例示的な実施形態が説明されたが、多様な変形が本発明の範囲を逸脱することなく、実施できることが理解される。したがって、本発明は説明された前記実施形態に限定されることなく、添付された請求の範囲及びその同等範囲内のすべての実施形態は本発明の範疇内に包含されることは当業者に明確である。
110・・・アンテナ
115・・・RF信号
120・・・周波数変換モジュール
125・・・GPS/Gal/GLO/Bei IF信号
130・・・アナログ−デジタル変換機
140・・・信号分離モジュール
400・・・GNSSシステム
410・・・アンテナ
413・・・前置増幅/フィルタリング部
420・・・複素混合機
423・・・IFフィルター
425・・・可変利得増幅器
430・・・アナログ−デジタル変換機
443・・・数値制御変換機
445・・・スペクトル反転部
450・・・局部発振器

Claims (26)

  1. 衛星航法システム内の受信機が複数個の衛星システムコンステレーションから多重衛星の信号を受信する方法において、
    前記複数個の衛星システムコンステレーション内の多重衛星からの伝送を含む無線周波数信号を受信する段階と、
    前記無線周波数信号と局部発振器誘導信号LORFとを混合して前記複数個の衛星システムコンステレーション内の多重衛星からの伝送を含む無線周波数信号を、前記複数個の衛星システムコンステレーション内の多重衛星からの伝送を含む中間周波数信号に変換する段階と、
    のサンプリングレートで中間周波数信号をサンプリングしてアナログ中間周波数信号をデジタル中間周波数信号に変換する段階と、
    前記デジタル中間周波数信号と数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSとを混合して各衛星システムについて前記デジタル中間周波数信号から前記衛星システムの衛星の信号を分離する段階と、を含み、
    前記数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSは、前記アナログ中間周波数信号への変換の後前記衛星システム内の前記衛星の伝送周波数の中心に対応する周波数を有する多重衛星信号受信方法。
  2. 前記局部発振器誘導信号LORF、前記サンプリングレートf、及び前記出力信号fNCO−GNSSは、各々基準周波数fの倍数である請求項1に記載の多重衛星信号受信方法。
  3. 前記基準周波数fは、前記受信機内の局部発振器が発生した同期信号の除数である請求項2に記載の多重衛星信号受信方法。
  4. 前記局部発振器誘導信号LORFは、実質的に前記複数個の衛星システムコンステレーションが使用するすべての伝送周波数の中心にある請求項1に記載の多重衛星信号受信方法。
  5. 前記中間周波数信号をサンプリングする前に前記中間周波数信号に対して帯域通過フィルタリングを遂行する段階をさらに含み、
    前記帯域通過は、前記複数個の衛星システムコンステレーションの中間周波数では最も高い周波数伝送より高く設定され、前記複数個の衛星システムコンステレーションの中間周波数では最も低い周波数伝送より低く設定される請求項1に記載の多重衛星信号受信方法。
  6. 前記中間周波数信号をサンプリングする前に前記中間周波数信号に対して帯域阻止フィルタリングを遂行する段階をさらに含み、
    前記帯域阻止は、前記複数個の衛星システムコンステレーションの中間周波数では伝送の周波数の間に設定される請求項5に記載の多重衛星信号受信方法。
  7. 前記各衛星システムについて前記デジタル中間周波数信号から前記衛星システムの衛星の信号を分離する段階は、前記デジタル中間周波数信号と前記数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSとを混合した出力に対して低帯域通過フィルタリングを遂行する段階をさらに含み、
    前記低帯域の帯域幅は、前記衛星システムの前記衛星が伝送した信号の帯域幅である請求項1に記載の多重衛星信号受信方法。
  8. 前記複数個の衛星システムから1つ又はそれ以上の衛星システムを選択する段階と、
    前記選択する段階で非選択にされた任意の複数個の衛星システムに対しては前記信号を分離する段階を遂行しない段階と、をさらに含む請求項1に記載の多重衛星信号受信方法。
  9. 前記選択された衛星システムの分離された信号を処理して計算された航法ソリューションが正確度の閾値を満足させない時、前記信号を分離する段階が現在選択された、そして既に非選択にされた1つ又はそれ以上の衛星システムに対しても現在遂行されるように前記既に非選択にされた衛星システムを選択する段階をさらに含む請求項8に記載の多重衛星信号受信方法。
  10. 衛星航法システム受信機内の受信チェーンにおいて、
    複数個の衛星システムコンステレーション内の多重衛星からの伝送を含む無線周波数信号を受信するように構成される受信機と、
    前記受信された無線周波数信号と局部発振器誘導信号LORFとを混合して前記複数個の衛星システムコンステレーション内の前記多重衛星からの前記伝送を含むアナログ中間周波数信号の出力を発生するように構成される局所混合機と、
    のサンプリングレートで前記中間周波数信号をサンプリングして前記アナログ中間周波数信号をデジタル中間周波数信号に変換するように構成されるアナログ−デジタル変換機と、
    前記デジタル中間周波数信号と数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSとを混合するように構成される複素混合機と、を含み、
    前記数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSは、前記複数個の衛星システムの対象位相システム内の衛星の中間周波数で伝送周波数の中心に対応する周波数を有することによって前記デジタル中間周波数信号から前記対象位相システムの衛星の信号を分離する受信チェーン。
  11. 前記デジタル中間周波数信号と数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSとを混合するように構成される前記複素混合機は、複数個の複素混合機の中の1つであり、
    前記複数個の複素混合機は、各々前記デジタル中間周波数信号と数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSとを混合するように構成され、
    前記数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSが、複数個の衛星システムGNSS1−GNSSの中で1つの衛星システムGNSS内の衛星の中間周波数で伝送周波数に対応する周波数を有することによって、前記複数個の複素混合機が前記デジタル中間周波数信号から前記複数個の衛星システムGNSS1−GNSS各々の衛星の信号を分離する請求項10に記載の受信チェーン。
  12. 前記中間周波数信号が前記アナログ−デジタル変換機に入力される前に前記中間周波数信号をフィルタリングするように構成される帯域通過フィルターをさらに含み、
    前記帯域通過は、前記複数個の衛星システムコンステレーションの中間周波数では最も高い周波数伝送より高く設定され、前記複数個の衛星システムコンステレーションの中間周波数では最も低い周波数伝送より低く設定される請求項11に記載の受信チェーン。
  13. 前記中間周波数信号が前記アナログ−デジタル変換機に入力される前に前記中間周波数信号をフフィルタリングするように構成される帯域阻止フィルターをさらに含み、
    前記帯域阻止は、前記複数個の衛星システムコンステレーションの中間周波数では伝送の周波数の間に設定される請求項11に記載の受信チェーン。
  14. 前記デジタル中間周波数信号と前記数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSとを混合するように構成される前記複数個の複素混合機用少なくとも1つの低帯域通過フィルターから構成される複数個の低帯域通過フィルターをさらに含み、
    前記少なくとも1つの低帯域通過フィルターの帯域幅は、前記1つの衛星システムGNSSが伝送した信号の帯域幅である請求項11に記載の受信チェーン。
  15. 信号fNCO−GNSSを出力する受信制御発振器は、ルックアップテーブルを利用する請求項11に記載の受信チェーン。
  16. 基準周波数fは、前記受信機内の局部周波数が発生した同期信号の除数であり、前記局部発振器誘導信号LORF、前記サンプリングレートf、及び前記出力信号fNCO−GNSSは、各々基準周波数fの倍数である請求項15に記載の受信チェーン。
  17. 前記基準周波数f、前記局部発振器誘導信号LORF、及び前記サンプリングレートfは、各々以下の通りである請求項16に記載の受信チェーン、
    =1.0230625MHz、LORF=1547f=1582.6776875MHz、及びf=48f=49.107MHz。
  18. 前記衛星システムGNSSは、グローバル位置決定システムGPSとGalileoシステムとの中で少なくとも1つであり、
    NCOGPS/Galileoに対する入力クロック信号は、48f=49.107MHzであり、
    信号fNCO−GPS/Galileoを出力するためのルックアップテーブルは、以下の通りである請求項17に記載の受信チェーン。
  19. 前記衛星システムGNSSは、GLObalnaya NAvigatsionnaya Sputnikovaya Sistema(GLONASS)であり、
    NCOGLONASSに対する入力クロック信号は、48f=49.107MHzであり、
    信号fNCO−GLONASSを出力するためのルックアップテーブルは、以下の通りである請求項17に記載の受信チェーン。
  20. 前記衛星システムGNSSは、BeiDouシステムであり、
    NCOBeiDouに対する入力クロック信号は、48f=49.107MHzであり、
    信号fNCO−BeiDouを出力するためのルックアップテーブルは、以下の通りである請求項17に記載の受信チェーン。
  21. 衛星航法システムGPSの受信機において、
    1つ又はそれ以上の処理器と、
    その上に記録されたプログラム命令(program instructions)を有する、少なくとも1つの非一時的コンピューター読出し可能記録媒体(non−transitory computer−readable medium)を含み、
    前記プログラム命令は、前記1つ又はそれ以上の処理器が、
    複数個の衛星システムコンステレーションの多重衛星からの伝送を含んだ無線周波数信号を受信する段階と、
    前記無線周波数信号と局部発振器誘導信号LORFとを混合して、前記複数個の衛星システムコンステレーションの多重衛星からの伝送を含んだ前記無線周波数信号を前記複数個の衛星システムコンステレーションの多重衛星からの伝送を含んだアナログ中間周波数信号に変換する段階と、
    前記中間周波数信号をfのサンプリングレートでサンプリングして前記アナログ中間周波数信号をデジタル中間周波数信号に変換する段階と、
    前記デジタル中間周波数信号と数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSとを混合して、各衛星システムについて前記衛星システムの衛星の信号を前記デジタル中間周波数信号から分離する段階であって、数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSは、前記アナログ中間周波数信号の変換の後前記衛星システム内の前記衛星の伝送周波数の中心に対応する周波数を有する段階の実行を制御するように構成されている衛星航法システムの受信機。
  22. 複数個の航法衛星システムGNSS1−GNSSから多重衛星の信号を受信できるモバイル端末機において、
    前記複数個の航法衛星システムGNSS1−GNSSからの前記多重衛星の前記信号を含む無線周波数信号を受信するように構成される受信機と、
    前記受信された無線周波数信号と局部発振器誘導信号LORFとを混合して前記複数個の航法衛星システムGNSS1−GNSSからの前記多重衛星の前記信号を含むアナログ中間周波数信号の出力を発生するように構成される複素混合機と、
    前記中間周波数信号をfのサンプリング信号にサンプリングして前記アナログ中間周波数信号をデジタル中間周波数信号に変換するように構成されるアナログ−デジタル変換機と、
    各々が前記デジタル中間周波数信号と数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSiとを混合するように構成される複数個の複素混合機と、を含み、
    前記数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSiは、前記複数個の航法衛星システムGNSS1−GNSSの中で1つの航法衛星システムGNSSの衛星の中間周波数で送信周波数の中心に対応する周波数を有することによって、前記複数個の複素混合機が前記各々の航法衛星システムGNSS1−GNSSの衛星の信号を前記デジタル中間周波数信号から分離するモバイル端末機。
  23. 前記複数個の航法衛星システムGNSS1−GNSSからの1つ又はそれ以上の航法衛星システムのサブセットが選択され、
    前記選択された航法衛星システムのサブセット内に存在しない前記航法衛星システムの任意のシステムに対応する前記複素混合機が非活性される請求項22に記載のモバイル端末機。
  24. 受信機が複数個の衛星システムコンステレーションからの信号を受信する方法において、
    1セットの衛星システムコンステレーションGNSS1−GNSSから1つ又はそれ以上の衛星システムコンステレーションのサブセットGNSSsを選択する段階であって、前記受信機は、上記セットの衛星システムコンステレーションGNSS1−GNSS各々の衛星から信号を分離するように構成される回路を含む段階と、
    前記衛星システムコンステレーションのサブセットGNSSsからの信号を局部発振器誘導信号LO RF と混合してアナログ中間周波数信号に変換し、前記アナログ中間周波数信号から変換されたデジタル中間周波数信号と数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSとを混合して前記サブセットGNSSsの各衛星システムについて前記衛星システムの衛星の信号を前記デジタル中間周波数信号から分離する段階であって、数値制御発振器出力信号fNCO−GNSSは、前記アナログ中間周波数信号への変換前記衛星システム内の衛星の伝送周波数の中心に対応する周波数を有する段階と、
    前記分離された信号を利用して航法/位置ソリューションを計算する段階と、
    前記計算された航法/位置ソリューションが最小閾値を満足させない時、1つ又はそれ以上の以前に非選択にされたシステムコンステレーションを上記セットの衛星システムコンステレーションGNSS1−GNSSから前記サブセットGNSSsに追加する段階と、
    1つ又はそれ以上の条件が最大閾値を超過する時、1つ又はそれ以上の以前に非選択にされた衛星システムコンステレーションを前記サブセットGNSSsから除去する段階を含む受信機の信号受信方法。
  25. 前記最小閾値は、前記計算された航法/位置ソリューションのある程度の正確度である請求項24に記載の受信機の信号受信方法。
  26. 前記最大閾値は、前記信号を分離するための受信機回路が消費した電力のある程度の割合と前記受信機のシステムに残っている総電力のある程度の割合とのうちの少なくとも1つである請求項24に記載の受信機の信号受信方法。
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